JP2012002538A - 電力系統における対地静電容量の測定装置 - Google Patents

電力系統における対地静電容量の測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 地絡継電器の動作点を決定するための対地静電容量を高精度に算出する。
【解決手段】 非接地系電路12に接続された接地変圧器13の三次側に制限抵抗R1を常時接続すると共に、接地変圧器13の三次側にケーブル15を介して接続され、非接地系電路12の対地静電容量を測定するためのスイッチSWおよび測定抵抗R2を具備した電力系統における対地静電容量の測定装置11であって、スイッチSWの投入前における三相一括の対地アドミタンスY00と、スイッチSWの投入後における三相一括の対地アドミタンスY02とに基づく位相角の演算処理により、接地変圧器13の三次側回路インピーダンスによる誤差分を加味して対地静電容量を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力系統における非接地系電路に発生した地絡事故を検出するためにその非接地系電路に設けられた地絡継電器の動作点を決定するのに必要とする対地静電容量を算出する電力系統における対地静電容量の測定装置に関する。
電力系統における非接地系電路の地絡事故は、その地絡事故により発生した零相電圧が、非接地系電路に設けられた地絡継電器の所定の動作点を超えることにより検出される。この零相電圧は、非接地系電路の対地静電容量によって大きく変化し、その対地静電容量は、非接地系電路の切り換えや増設などによって変化するので、その都度、地絡継電器の動作点を再設定する必要がある。
この地絡継電器の動作点設定は、人工地絡試験を実施することにより行っていた。この人工地絡試験では、所定の地絡抵抗で一線地絡を起こさせ、この時の地絡継電器用の接地変圧器の三次側零相電圧を測定し、これを地絡継電器の動作点として設定するようにしている。
この人工地絡試験は、地絡継電器をロックし、地絡事故の検出信号が出力されないようにしているため、試験中に本当の地絡事故が発生しても、これを検出することができず系統が保護されないことから、頻繁に行うことが好ましくない。また、人工地絡試験は、活線状態の高圧線に試験装置を直接に接続するため危険を伴い、地絡電流発生用の高圧トランスを持ち運び数人で行う大掛かりな作業である。このような事情から、地絡継電器の動作点の再設定は、定期的(長期間ごと)に行うのが通常であった。
しかしながら、非接地系電路の対地静電容量は、例えば負荷機器の接続状態などによって日々刻々と変動するものであることから、地絡事故を適切に検出するためには、地絡継電器の動作点の再設定は、短期間ごとあるいは一定時間ごとに行うことが好ましい。
そこで、本出願人は、危険で大掛かりな作業となり定期的(長期間ごと)に行わざるを得ない人工地絡試験を実施することなく、地絡継電器の動作点を決定するのに必要とする対地静電容量を簡単に算出することができる対地静電容量の測定装置を先に提案している(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示された対地静電容量の測定装置1は、図5に示すように、スイッチSWおよび測定抵抗R2で構成され、非接地系電路2に接続された接地変圧器3の三次側に接続される。この測定装置1では、スイッチSWの投入前後で接地変圧器3の三次側零相電圧を測定し、そのスイッチSWの投入前後での三次側零相電圧の位相角の差を演算処理することにより、非接地系電路2における三相一括の対地静電容量Cを算出するようにしている。なお、図中の符号4は、非接地系電路2における電源側変圧器の二次回路、CA,CB,CCは各相の対地静電容量、R1は共振防止・高調波抑制のために接地変圧器3の三次側に常時接続された制限抵抗である。
特許第1972732号公報
ところで、非接地系電路2に接続された接地変圧器3は、変電所内の電気室に設置されるものである。この接地変圧器3の三次側に測定装置1を接続するに際しては、スペースの制約を受ける場合によっては、その測定装置1を接地変圧器3から遠方に離隔した場所に設置しなければならず、そのため、接地変圧器3に測定装置1を接続するためのケーブル5が20〜50m程度と長くなってしまうというのが現状であった。
このように、接地変圧器3に測定装置1を接続するためのケーブル5が20〜50m程度と長くなると、そのケーブル5の線路インピーダンス、スイッチSWの接点での接触抵抗などからなる接地変圧器3の三次側回路インピーダンスが、対地静電容量Cの測定に大きく影響することになる。しかしながら、前述した特許文献1に開示された測定装置1では、接地変圧器3の三次側回路インピーダンスを考慮していなかったことから、その三次側回路インピーダンスにより、地絡継電器の動作点を決定するための対地静電容量Cを算出する上で誤差が生じる可能性があった。
そこで、本発明は前述の改善点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、地絡継電器の動作点を決定するための対地静電容量を高精度に算出し得る電力系統における対地静電容量の測定装置を提供することにある。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明は、非接地系電路に接続された接地変圧器の三次側に制限抵抗を常時接続すると共に、接地変圧器の三次側にケーブルを介して接続され、非接地系電路の対地静電容量を測定するためのスイッチおよび測定抵抗を具備した電力系統における対地静電容量の測定装置であって、スイッチ投入前における三相一括の対地アドミタンスY00と、スイッチ投入後における三相一括の対地アドミタンスY02とに基づく位相角の演算処理により、接地変圧器の三次側回路インピーダンスによる誤差分を加味して対地静電容量を算出することを特徴とする。
本発明において、スイッチ投入前における三相一括の対地アドミタンスY00は、三相一括の対地静電容量C、接地変圧器の内部インピーダンスのリアクタンスLおよび抵抗R0、制限抵抗R1を用い、かつ、スイッチ投入後における三相一括の対地アドミタンスY02は、三相一括の対地静電容量C、接地変圧器の内部インピーダンスのリアクタンスLおよび抵抗R0、制限抵抗R1、測定抵抗R2、接地変圧器の三次側回路インピーダンスのリアクタンスL3および抵抗R3を用いて、
Figure 2012002538
と表される。
本発明では、スイッチ投入前における三相一括の対地アドミタンスY00と、スイッチ投入後における三相一括の対地アドミタンスY02とに基づく位相角の演算処理により、接地変圧器の三次側回路インピーダンスによる誤差分を加味して対地静電容量を算出することにより、ケーブルが20〜50m程度と長くなっても、その接地変圧器の三次側回路インピーダンスを考慮することで、地絡継電器の動作点を決定するための対地静電容量を高精度に算出することができる。
なお、本発明におけるスイッチは、電気的および機械的寿命がない半導体リレーであることが望ましい。このように半導体リレーを使用すれば、一般的な電磁リレーと比較して、金属接触部での摩耗がなくて耐久性の向上が図れ、安定した動作を確保することができ、短期間ごとあるいは一定時間ごとに地絡継電器の動作点を再設定する上で有効である。
本発明によれば、スイッチ投入前における三相一括の対地アドミタンスY00と、スイッチ投入後における三相一括の対地アドミタンスY02とに基づく位相角の演算処理により、接地変圧器の三次側回路インピーダンスによる誤差分を加味して対地静電容量を算出することにより、ケーブルが20〜50m程度と長くなっても、その接地変圧器の三次側回路インピーダンスを考慮することで、地絡継電器の動作点を決定するための対地静電容量を高精度に算出することができる。その結果、高精度で信頼性の高い対地静電容量の測定装置を提供できる。
本発明の実施形態で、電力系統の非接地系電路に接続された接地変圧器、およびその接地変圧器の三次側に接続された測定装置を示す概略構成図である。 本発明の実施形態で、接地変圧器の内部インピーダンスと三次側回路インピーダンスを説明するための零相等価回路を示す回路図である。 本発明の実施形態で、対地アドミタンスY00,Y02に基づく位相角の計算を説明するための零相等価回路を示す回路図である。 スイッチ投入前における対地アドミタンスY00およびスイッチ投入後における対地アドミタンスY02のベクトル図である。 従来において、電力系統の非接地系電路に接続された接地変圧器、およびその接地変圧器の三次側に接続された測定装置を示す概略構成図である。
本発明に係る電力系統における対地静電容量の測定装置の実施形態を以下に詳述する。
図1は、対地静電容量の測定対象となる電力系統を示す。この電力系統では、電源側変圧器の二次回路14から延びる非接地系電路12に接地変圧器13(GPT)を接続している。この非接地系電路12は、接地変圧器13の一次側に非接地系電路12の各相の対地静電容量CA,CB,CCを持つ。一方、接地変圧器13の三次側には、共振防止・高調波抑制のための制限抵抗R1が常時接続されている。また、対地静電容量の測定時、この接地変圧器13の三次側には、地絡継電器の動作点を決定するのに必要とする対地静電容量を算出するための測定装置11が接続される。この測定装置11は、スイッチSWおよび測定抵抗R2で構成されている。このスイッチSWとしては、例えば、MOSリレー等の半導体リレーを使用する。
なお、測定装置11のスイッチSWに一般的な電磁リレーを使用した場合、長期的な使用で摩耗などにより大きくなる接触抵抗が無視できなくなるために使用可能な期間が短くなるが、この実施形態のように、測定装置11のスイッチSWに、電気的および機械的寿命がないMOSリレー等の半導体リレーを使用すれば、一般的な電磁リレーと比較して、金属接触部での摩耗がなくて耐久性の向上が図れ、安定した動作を確保することができ、短期間ごとあるいは一定時間ごとに地絡継電器の動作点を再設定する上で有効である。
ここで、変電所内の電気室に設置された接地変圧器13に対して、測定装置11を接続するに際しては、スペースの制約を受ける場合によっては、その測定装置11を接地変圧器13から遠方に離隔した場所に設置しなければならず、そのため、接地変圧器13に測定装置11を接続するためのケーブル15が20〜50m程度と長くなってしまう。このように、ケーブル15が20〜50m程度と長くなると、そのケーブル15の線路インピーダンス、スイッチSWの接点での接触抵抗などからなる接地変圧器13の三次側回路インピーダンスが、対地静電容量の測定に大きく影響することから、この実施形態の測定装置11では、接地変圧器13の三次側回路インピーダンスを考慮することにより、地絡継電器の動作点を決定するための対地静電容量を高精度に算出する。
図2および図3は、図1の零相等価回路を示す。図2に示す零相等価回路において、Cは三相一括の対地静電容量、LおよびR0は接地変圧器13の内部インピーダンス、R1は接地変圧器13の三次側に常時接続された前述の制限抵抗、L3およびR3は接地変圧器13の三次側に測定装置11をケーブル15を介して接続した時の接地変圧器13の三次側回路インピーダンスを示す。また、図3に示す零相等価回路において、Y00はスイッチSWの投入前における三相一括の対地アドミタンス、Y02はスイッチSWの投入後における三相一括の対地アドミタンスを示す。
図3に示すように、前述の測定装置11におけるスイッチSWの投入前後で接地変圧器13の三次側に現出する零相電圧V00,V01の位相角φ00,φ01が変動する。そこで、この測定装置11では、スイッチSWの投入前において制限抵抗R1の両端に現出する接地変圧器13の三次側零相電圧V00の位相角φ00と、スイッチSWの投入後において制限抵抗R1の両端に現出する接地変圧器13の三次側零相電圧V01の位相角φ01とを実測する。
一方、この測定装置では、スイッチSWの投入前後での接地変圧器13の三次側零相電圧V00,V01の位相角φ00,φ01の実測値に基づいて、そのスイッチSWの投入前後での対地アドミタンスY00,Y02の位相角φn0,φn1の差を演算処理することにより、非接地系電路2における三相一括の対地静電容量Cを算出する。
ここで、スイッチSWの投入前後での対地アドミタンスY00,Y02の位相角φn0,φn1に基づく演算処理は、接地変圧器13の内部インピーダンスのリアクタンスLを含めた回路全体について行うため、接地変圧器13の内部インピーダンスのリアクタンスLによる位相ずれを補正する必要がある。
このことから、所定の演算式を用いることにより、接地変圧器13の三次側零相電圧V00,V01の位相角φ00,φ01を接地変圧器13の一次側零相電圧Vn0,Vn1の位相角φn0,φn1に換算した上で、スイッチSWの投入前後での対地アドミタンスY00,Y02の位相角φn0,φn1の差を演算処理することにより、対地静電容量Cを算出することができる。
スイッチSWの投入前における対地アドミタンスY00は、三相一括の対地静電容量C、接地変圧器13の内部インピーダンスのリアクタンスLおよび抵抗R0、制限抵抗R1を用い、また、スイッチSWの投入後における対地アドミタンスY02は、三相一括の対地静電容量C、接地変圧器13の内部インピーダンスのリアクタンスLおよび抵抗R0、制限抵抗R1、測定装置11の測定抵抗R2、接地変圧器13の三次側回路インピーダンスのリアクタンスL3および抵抗R3を用いると、以下の(1)(2)式のように表される。このように、スイッチSWの投入後における対地アドミタンスY02に、接地変圧器13の三次側回路インピーダンスのリアクタンスL3および抵抗R3による誤差分を加味することで対地静電容量Cを高精度に算出することができる。
Figure 2012002538
この(1)(2)式の分母を有理化し、実数と虚数に分けて整理すると、以下の(3)(4)式のようになる。
Figure 2012002538
ここで、式の簡略化のため、前述の(3)(4)式において置換したα、β、γ、δは、以下の(5)〜(8)式のようになる。
Figure 2012002538
さらに、式の簡略化のため、この(5)〜(8)式において置換したRA,RB,RC,RD,REは、以下の(9)〜(13)式のようになる。
Figure 2012002538
次に、スイッチSWの投入前における対地アドミタンスY00の位相角をφn0、スイッチSWの投入後における対地アドミタンスY02の位相角をφn1とすると、それら対地アドミタンスY00,Y02のベクトル図は、図4のようになる。この対地アドミタンスY00の位相角φn0と対地アドミタンスY02の位相角φn1の差となる位相角をφn2とすると、以下の(14)式で表される。
Figure 2012002538
対地アドミタンスY00の位相角φn0および対地アドミタンスY02の位相角φn1のtan値は、前記の(3)(4)式から、以下の(15)(16)式のようになる(図4参照)。
Figure 2012002538
また、対地アドミタンスY00の位相角φn0と対地アドミタンスY02の位相角φn1の差となる位相角φn2のtan値は、前記の(14)式から、以下の(17)(18)式のようになる。
Figure 2012002538
さらに、この(18)式に前記の(15)(16)式を代入して整理すると、以下の(19)式のようになる。
Figure 2012002538
次に、前記の(19)式に基づいて対地静電容量C(アドミタンスωC)を算出する。この(19)式をアドミタンスωCの二次関数(二次方程式)として表すと、以下の(20)式のようになる。
Figure 2012002538
ここで、各係数a,b,cは、以下の(21)〜(23)式のようになる。
Figure 2012002538
前記の(20)式の二次方程式の根(正の値)として、対地静電容量C(アドミタンスωC)が、以下の(24)式に基づいて求められる。この(24)式における各係数a,b,cは、(21)〜(23)式のように置換されており、これら(21)〜(23)式におけるα、β、γ、δは、(5)〜(8)式のように置換され、さらに(5)〜(8)式におけるRA,RB,RC,RD,REは、(9)〜(13)式のように置換されていることから、R0,R1,R2,R3,ωL,ωL3からなる既知の値と、実測した位相角φ00,φ01より求めたtanφn2とから、対地静電容量C(アドミタンスωC)を求めることができる。
Figure 2012002538
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
11 測定装置
12 非接地系電路
13 接地変圧器
15 ケーブル
SW スイッチ
C 三相一括の対地静電容量
L 接地変圧器の内部インピーダンスのリアクタンス
3 接地変圧器の三次側回路インピーダンスのリアクタンス
0 接地変圧器の内部インピーダンスの抵抗
1 制限抵抗
2 測定抵抗
3 接地変圧器の三次側回路インピーダンスの抵抗
00 スイッチ投入前における三相一括の対地アドミタンス
02 スイッチ投入後における三相一括の対地アドミタンス

Claims (3)

  1. 非接地系電路に接続された接地変圧器の三次側に制限抵抗を常時接続すると共に、前記接地変圧器の三次側にケーブルを介して接続され、前記非接地系電路の対地静電容量を測定するためのスイッチおよび測定抵抗を具備した電力系統における対地静電容量の測定装置であって、
    前記スイッチ投入前における三相一括の対地アドミタンスY00と、前記スイッチ投入後における三相一括の対地アドミタンスY02とに基づく位相角の演算処理により、接地変圧器の三次側回路インピーダンスによる誤差分を加味して対地静電容量を算出することを特徴とする電力系統における対地静電容量の測定装置。
  2. 前記スイッチ投入前における三相一括の対地アドミタンスY00は、三相一括の対地静電容量C、前記接地変圧器の内部インピーダンスのリアクタンスLおよび抵抗R0、前記制限抵抗R1を用い、かつ、前記スイッチ投入後における三相一括の対地アドミタンスY02は、三相一括の対地静電容量C、前記接地変圧器の内部インピーダンスのリアクタンスLおよび抵抗R0、前記制限抵抗R1、前記測定抵抗R2、前記接地変圧器の三次側回路インピーダンスのリアクタンスL3および抵抗R3を用いて、
    Figure 2012002538
    とした請求項1に記載の電力系統における対地静電容量の測定装置。
  3. 前記スイッチは、半導体リレーである請求項1又は2に記載の電力系統における対地静電容量の測定装置。
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