JP2012002083A - 排気混合装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気中での還元剤の拡散効果を促進するコンパクトな構成の排気混合装置を提供する。
【解決手段】筒状ケーシング31と、筒状ケーシング31内に、筒状ケーシング31の周壁と離隔すると共に両端壁とそれぞれ離隔して配置され、両端部が開口した内筒32と、筒状ケーシング31と内筒32との間に形成される環状空間を軸方向に区画して、内筒32の一端開口32aを通じて内筒32内部と連通する第1環状空間38と、内筒32の他端開口32bを通じて内筒32内部と連通する第2環状空間39とを形成する隔壁33と、第1環状空間38内に周方向に向かって排気が流入する排気入口34と、第2環状空間39内から周方向に向かって排気が流出する排気出口36と、排気入口34から第1環状空間38及び内筒32内部へ流入する排気に、還元剤を供給する還元剤供給装置15と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の排気浄化装置に関し、特に排気通路を流通する排気中に還元剤を噴射して下流側の排気浄化装置に送給する際に、還元剤を効率的に拡散させる排気混合装置に関する。
内燃機関(以下、エンジンという)、中でもディーゼルエンジンの排気中には、大気汚染物質である煤等の粒子状物質(Particulate Matter、以下、PMと略称する)やNOx等が含まれている。そこで、エンジンの排気通路に、PMを捕集するためのパティキュレートフィルタ(Diesel Particulate Filter、以下、DPFと略称する)を設置し、大気中にPMが放出されないようにした技術が知られている。さらに、エンジンの排気通路に、NOxを除去するための選択還元型触媒(以下、SCR触媒という)を設置し、還元剤としてのアンモニアをSCR触媒に供給することにより、排気中のNOxを還元して排気を浄化するようにした技術も知られており、これらをエンジンの排気通路に配設した排気浄化装置が用いられている。
このSCR触媒を用いた排気浄化装置では、SCR触媒の上流側でDPFの下流側に、排気中に尿素水を供給するノズルが設けられ、このノズルから尿素水が噴射されると、排気熱によって尿素水から分解して生じたアンモニアがSCR触媒に供給される。SCR触媒は、軸方向に互いに平行な微小な穴が複数連通したハニカム構造の担体に、触媒金属が担持されている。SCR触媒に供給されたアンモニアは、一旦SCR触媒に吸着し、このアンモニアと排気中のNOxとの間の脱硝反応がSCR触媒によって促進されることによりNOxの還元が行われる。
尿素水の噴射は、DPFとSCR触媒との間で行われるが、排気中に噴射された尿素水はSCR触媒へ到達するまでにアンモニアと炭酸ガスに熱分解される必要がある。この熱分解は排気中に尿素水が拡散するほど促進されるので、一般的には尿素水の噴射位置からSCR触媒までの排気の流通距離をある程度長くし、尿素水を含んだ排気がSCR触媒に到達するまでの時間を確保して、排気中に尿素水を十分に拡散させる必要がある。
そのため、例えば下記の特許文献1に記載の排気後処理装置は、図5に示すように、ケース70内部に、排気流入部76から順に第1の通路71、第1の折り返し部77、第2の通路72、第2の折り返し部78、第3の通路73、排気流出部79と、排気が流れる、いわば迷路構造の排気経路が形成されている。この排気後処理装置は、第1の通路71に内装されたDPF82を通過して第1の折り返し部77で向きを変えて第2の通路72を直進する排気中に、第1の折り返し部77に設けられた還元剤供給装置80により還元剤としての尿素水を添加し、第2の通路72及び第2の折り返し部78を流通する間に尿素水が拡散され、第3の通路73に内装されたSCR触媒83に送給される。
また、下記の特許文献2に記載の排気浄化装置は、図6に示すように、DPF94を通過した排気をガス集合室90内へ導入してからミキシングパイプ98内へ案内するものであり、ガス集合室90には3枚の仕切板91,92,93が配設され、ミキシングパイプ98の入口端部には、直径方向に対峙した2つの開口部96,97が形成されている。これにより、DPF94を通過してガス集合室90内へ導入された排気は、3枚の仕切板91,92,93によって旋回流を生じて、2つの開口部96,97からミキシングパイプ98内へ流入し、還元剤供給装置95から還元剤としての尿素水が噴射されると、尿素水はミキシングパイプ98内で旋回する排気と混合され、拡散が促進されるため、尿素水の噴射位置からSCR触媒までの排気の流通距離をそれほど長くしなくても、SCR触媒到達までに、尿素水のアンモニア,炭酸ガスへの熱分解を実現できる。
特開2009−133228号公報 特開2008−215286号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載の排気後処理装置では、第1の折り返し部77及び第2の折り返し部78で排気流の方向を変化させるいわゆる迷路構造を用いて流路長を確保しているが、DPF82,尿素水拡散流路及びSCR触媒83を一体化しているので車長方向に大柄な装置となり占有スペースが大きいので搭載自由度が少ない。
また、上記の特許文献2に記載の排気浄化装置では、旋回流を生じてミキシングパイプ98内へ流入した排気中に尿素水が噴射されるので、ミキシングパイプ98内では排気旋回流により尿素水の排気への拡散が促進される。しかし、尿素水の排気への拡散をミキシングパイプ98内の空間のみに頼ると、ミキシングパイプ98はある程度の長さを必要とする。特許文献2には、選択還元型触媒の入口端部にガス分散室を設け、ミキシングパイプ98の排気出口端部をこのガス分散室に接続された構成も記載されており、ガス分散室内での尿素水の排気への拡散も期待できるが、装置全体が大型化してしまう。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、排気中での還元剤の拡散効果を促進するコンパクトな構成の排気混合装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の排気混合装置は、流入する排気に還元剤を混合させ選択還元型触媒に送給する排気混合装置であって、筒状ケーシングと、前記筒状ケーシング内に、前記筒状ケーシングの周壁と離隔すると共に前記筒状ケーシングの両端壁とそれぞれ離隔して配置され、両端部が開口した内筒と、前記筒状ケーシングと前記内筒との間に形成される環状空間を軸方向に区画して、前記内筒の一端開口を通じて前記内筒内部と連通する第1環状空間と、前記内筒の他端開口を通じて前記内筒内部と連通する第2環状空間とを形成する隔壁と、前記筒状ケーシングの周壁に設けられ、前記第1環状空間内に周方向に向かって排気が流入する排気入口と、前記筒状ケーシングの周壁に設けられ、前記第2環状空間内から周方向に向かって排気が流出する排気出口と、前記排気入口から前記第1環状空間及び前記内筒内部へ流入する排気に、還元剤を供給する還元剤供給装置と、を備えていることを特徴としている。
このとき、前記還元剤供給装置は、前記筒状ケーシングの一端に配設され、前記一端開口から前記内筒内部に還元剤を噴射する噴射ノズルを備えていることが好ましい。
また、前記内筒は前記筒状ケーシングと同心状に配置され、前記排気入口には、前記環状空間の軸心を通らない流心を有するように排気入口管が接続され、前記排気出口には、前記環状空間の軸心を通らない流心を有するように排気出口管が接続されていることが好ましい。
このとき、前記排気入口は、前記筒状ケーシングの軸心線を含み且つ排気の流入方向に沿った平面で仕切られる一方の空間内に形成され、前記排気出口は、前記筒状ケーシングの軸心線を含み且つ排気の流出方向に沿った平面で仕切られる一方の空間内に形成されていることが好ましい。
また、前記隔壁は、前記環状空間の軸方向中心位置よりも前記内筒の一端開口側に偏移して配置され、前記排気出口は、前記環状空間の軸方向中心位置に配置されていることが好ましい。
本発明の排気混合装置によれば、排気は第1環状空間内に周方向に向かって流入し、内筒内部で旋回流を生じ、第1環状空間及び内筒内部へ流入する旋回流となった排気に還元剤を供給するため、還元剤は旋回流により均一に拡散され、排気熱によって効率よく蒸発・分解される。また、第2環状空間内から周方向に向かって排気が流出するため、旋回成分の動圧が排気出口方向の動圧に無駄なく変換され、圧力損失を抑制することができる。また、筒状ケーシング内に内筒を配置して二重管の構造とすることにより、空間を効率よく利用でき、コンパクトな構成でありながら、還元剤が排気と混合するための距離を十分に確保することができる。
さらに、還元剤供給装置が筒状ケーシングの一端に配設された噴射ノズルを備えている場合、内筒内部の旋回流となった排気中へ勢いよく還元剤を噴射させることができ、より拡散が促進される。
また、内筒が筒状ケーシングと同心状に配置されている場合、第1及び第2環状空間が一定幅で形成されるため、排気流の乱れの発生を抑制し、スムーズに排気を流通させることができる。このとき、排気入口に環状空間の軸心を通らない流心を有する排気入口管が接続されている場合、配管内を流れてきた排気を、排気入口を介して第1環状空間内に周方向に向かって流入させ、旋回流を発生させることができる。さらに、排気出口に環状空間の軸心を通らない流心を有する排気出口管が接続されている場合、第2環状空間内から周方向へ向かって排気を流出させることができるため、旋回成分の動圧が排気出口方向の動圧に変換され、圧力損失を抑制することができる。
このとき、排気入口が筒状ケーシングの軸心線を含み且つ排気の流入方向に沿った平面で仕切られる一方の空間内に形成されている場合、第1環状空間内に周方向へ向かって流入する排気の逆流を抑制し、一方向にのみ流れ込ませることができるため、旋回流を容易に発生させることができる。さらに、排気出口が筒状ケーシングの軸心線を含み且つ排気の流出方向に沿った平面で仕切られる一方の空間内に形成されている場合、第2環状空間内から周方向へ向かってスムーズに排気を流出させることができるため、旋回成分の動圧が排気出口方向の動圧に無駄なく変換され、圧力損失を抑制することができる。
また、隔壁が環状空間の軸方向中心位置よりも内筒の一端開口側に偏移して配置され、排気出口が環状空間の軸方向中心位置に配置されている場合、第1環状空間よりも第2環状空間のほうが軸方向に長くなり、還元剤が供給されてから排気と混合される距離も長くなるため、還元剤を排気中により均一に拡散させることができる。
本発明の一実施形態にかかる排気混合装置を説明する模式図であり、図1(a)は図1(b)のZ−Z矢視断面図、図1(b)は図1(a)の上面図、図1(c)は図1(a)のX−X矢視断面図、図1(d)は図1(a)のY−Y矢視断面図である。 本発明の一実施形態にかかる排気混合装置を適用した模式図であり、図2(a)は図2(b)のA−A矢視断面図、図2(b)は図2(a)及び図2(c)のB−B矢視断面図、図2(c)は図2(b)のC−C矢視断面図である。 本発明の一実施形態にかかる排気混合装置の模式的な斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる排気混合装置が適用された排気浄化装置を示す全体構成図である。 従来の課題を説明する模式的な断面図である。 従来の他の課題を説明する模式的な断面図である。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の排気混合装置は、流入する排気に還元剤としての尿素水を混合させ、エンジンの排気通路に設けられる選択還元型触媒(以下、SCR触媒という)に送給するものである。そのため、まず、本実施形態にかかる排気混合装置が適用される排気浄化装置を示す全体構成図である図4を用いて説明する。
本実施形態の排気浄化装置はトラックに搭載されており、図4ではトラックへの搭載状態での内燃機関1及び排気浄化装置2の配置を示しており、トラックの床下要部を二点鎖線で示している。なお、以下の説明では、車両を主体として前後方向及び左右方向を規定する。
図4に示すように、トラックにはラダーフレームのシャーシ構造が採用されている。ラダーフレーム40は、車体の前後方向全体に延設した左右一対のサイドレール40aを複数のクロスメンバ40b(1つのみ図示)により連結して構成され、このラダーフレーム40上に内燃機関1等のパワープラント及び車体のキャビンや荷台40c等が搭載されている。図4では、ラダーフレーム40の左右一対のサイドレール40aの一部、及び、ラダーフレーム40上に設置された荷台40cの一部を二点鎖線で示し、この荷台40cの床下に排気浄化装置2が設置されている。
内燃機関1は、ラダーフレーム40の左右のサイドレール40a間に位置し、ここでは直列6気筒機関として構成されている。内燃機関1の各気筒には燃料噴射弁41が設けられ、各燃料噴射弁41はコモンレール42から加圧燃料を供給され、開弁に伴って対応する気筒の筒内に燃料を噴射する。
内燃機関1の吸気側には吸気マニホールド43が装着され、吸気マニホールド43に接続された吸気通路44には、上流側よりエアクリーナ45,ターボチャージャ46のコンプレッサ46a及びインタークーラ47が設けられている。また、内燃機関1の排気側には排気マニホールド48が装着され、排気マニホールド48には、コンプレッサ46aと同軸上に連結されたターボチャージャ46のタービン46bが接続されている。タービン46bには排気通路49が接続され、排気通路49の途中に排気浄化装置2が設けられている。
一方、内燃機関1の後部には変速機50が結合され、変速機50の出力軸にはプロペラシャフト51の前端が連結されている。プロペラシャフト51は車体の床下で左右のサイドレール40a間を後方に向けて延設され、その後端は図示しないディファレンシャルギアを介して左右の後輪に接続されている。
排気通路49は、右側のサイドレール40aの下側において後方に向けて延設されている。一般的なトラックでは、そのまま排気通路49が車体後部まで延設されて、この排気通路49の途中に排気浄化装置2の各構成部材が直列配置されるが、本実施形態のトラックでは荷台の長さの関係で床下の前後スペースに制限があるため、排気通路49を右側に取り回して側方排気している。この排気通路49の取り回しの関係により、排気通路49の途中に設置された排気浄化装置2は右側のサイドレールの外側に配置されている。以下、詳述する。
排気通路49の中流部には、排気の流れが車両の長手方向(車長方向)を向くように配置され、前後方向に沿った円筒状のケーシング11を有する上流側排気浄化装置10が、右側のサイドレール40aの下側に接続されている。ケーシング11内の上流側には前段酸化触媒12が配置され、下流側には排気中に含まれる煤等の粒子状物質(Particulate Matter、以下、PMと略称する)を捕集するためのパティキュレートフィルタ(Diesel Particulate Filter、以下、DPFと略称する)13が配置され、さらにDPF13の下流側には混合室と称される排気流出空間14が形成されている。
排気流出空間14内でケーシング11の側面には排気流出口16が形成され、排気流出口16には、上流側排気浄化装置10から排気を下流側へ送給する中間パイプ19の上流端が接続されている。中間パイプ19は排気通路49の一部を構成するものであり、最も一般的な円筒状パイプであって、その内径も排気通路49と略等しく設定されている。
また、上流側排気浄化装置10の下流側には、図示しない排気混合装置を介して下流側排気浄化装置20が設けられている。排気混合装置及び下流側排気浄化装置20は、ともにケーシング3内に収納されており、下流側排気浄化装置20の下方に排気混合装置が配設されている。この排気混合装置には、下流側排気浄化装置20内に配設された触媒に還元剤を供給する還元剤供給装置15が装備されており、上記の内燃機関1の各気筒の燃料噴射弁41や還元剤供給装置15等のデバイス類及び図示しないセンサ類はECU(電子コントロールユニット)42に接続されており、燃料噴射弁41や還元剤供給装置15等のデバイス類は、センサ類からの検出情報に基づいてECU42により駆動制御される。
下流側排気浄化装置20は、右側のサイドレール40aの外側で、車長方向に対して上流側排気浄化装置10の側方に、排気の流れが車幅方向を向くように配置されている。なお、下流側排気浄化装置20の配置はこれに限られるものではなく、右側のサイドレール40aの外側で、車長方向に対して上流側排気浄化装置10のケーシング11の後端部11aよりも後方に配置されていてもよい。
下流側排気浄化装置20は、車幅方向に沿った筒状のケーシング21の内部に、アンモニアの供給により排気中に含まれるNOxを還元して排気を浄化する選択還元型触媒(SCR触媒)22と、余剰アンモニアを除去する後段酸化触媒23とを備えて構成されている。さらに、下流側排気浄化装置20には、排気通路49の一部である出口パイプ29が設けられ、出口パイプ29は右側に湾曲形成されて車体側方に開口している。なお、出口パイプ29は排気通路49の一部を構成するものであり、最も一般的な円筒状パイプであって、その内径も排気通路49と略等しく設定されている。
排気通路49は上記のように構成されているため、上流側排気浄化装置10内の前段酸化触媒12及びDPF13を通過した排気は、排気流出空間14から排気流出口16を介して中間パイプ19へ流入し、排気混合装置内を流通し、下流側排気浄化装置20に送給される。
ここで、本実施形態にかかる排気混合装置の模式図である図1を用いて、本実施形態にかかる排気混合装置30を説明する。なお、図1において、(a)は(b)のZ−Z矢視断面図、(b)は(a)の上面図、(c)は(a)のX−X矢視断面図、(d)は(a)のY−Y矢視断面図である。
図1(a)〜(d)に示すように、本実施形態にかかる排気混合装置30は、円筒状の筒状ケーシング31と、筒状ケーシング31の内部に配置された円筒状で両端部が開口した内筒32と、内筒32を筒状ケーシング31内に保持する隔壁33と、中間パイプ19から排気混合装置30内へ排気を流入する排気入口34と、排気混合装置30から下流側排気浄化装置20へ排気を流出する排気出口36とを備えて構成されている。
内筒32は、筒状ケーシング31の内周壁と離隔するとともに、筒状ケーシング31の両端の内壁ともそれぞれ離隔して配置されている。なお、ここでは内筒32は筒状ケーシング31と同心状に配置されているが、これに限られるものではなく、内筒32の軸心が筒状ケーシング31の軸心に対して偏心して配置されていてもよい。さらに、ここでは、内筒32は筒状ケーシング31の両端壁からほぼ等距離ずつ離隔して配置されているが、筒状ケーシング31の両端壁からの距離は異なっていてもよい。
筒状ケーシング31と筒状ケーシング31内に配置された内筒32とにより、筒状ケーシング31の内周壁と内筒32の外周壁との間には環状の空間(環状空間)が形成される。この環状空間は、隔壁33によって軸方向に第1の環状空間38と第2の環状空間39とに区画されている。第1環状空間38は、内筒32の一端開口32aを通じて内筒32の内部と連通し、第2環状空間39は、内筒32の他端開口32bを通じて内筒32の内部と連通している。なお、隔壁33は、環状空間38,39の軸方向中心位置よりも内筒32の一端開口32a側に偏移して配置されているが、これに限られるものではない。隔壁33の位置により、排気入口34及び排気出口36の位置が決まるため、本排気混合装置30と組み合わせる下流側排気浄化装置に合わせて適宜設定することができる。
排気混合装置30内へ排気を流入する排気入口34には、排気入口管35が接続されており、排気入口管35の上流側には中間パイプ19(図4参照)が接続され、中間パイプ19を介して上流側排気浄化装置10と連通している。なお、排気入口管35は中間パイプ19と接続されるため、中間パイプ19と同様、最も一般的な円筒状パイプであって、その内径も中間パイプ19と略等しく設定されている。
排気混合装置30内へ排気を流入する排気入口34は、第1環状空間38内に周方向に向かって排気が流入するように、筒状ケーシング31の第1環状空間38側の周壁に設けられ、筒状ケーシング31の軸心線を含み且つ排気の流入方向に沿った(排気の流入方向と平行な)仮想平面(図1では水平方向の一面)で仕切られる二つの空間のうちの一方の空間内(図1では下方空間)に形成されている。
これにより、排気入口34から流入する排気は、第1環状空間38内で一方向[図1(c)中に白矢印で示す時計回り方向]が促進され、これと逆流する方向[図1(c)中の反時計回り方向]は抑制されるので、流入した排気の流れは旋回流となる。
ただし、排気入口管35及びこれに関連して規定される排気入口34の設定は、これに限らない。つまり、排気入口管35は、その流心35Cが環状空間38,39の軸心(ここでは筒状ケーシング31及び内筒32の軸心と同一)を通らないように、図1(c)中に一点鎖線矢印Aで示すように、環状空間38,39の断面中心線からずれて設けられていれば、第1環状空間38内で一方向[図1(c)中に白矢印で示す時計回り方向]の旋回成分が、これと逆流する方向[図1(c)中の反時計回り方向]への旋回成分より強くなるので、第1環状空間38内で一方向[図1(c)中に白矢印で示す時計回り方向]の旋回流が形成される。
排気混合装置30内から排気を流出する排気出口36には、排気出口管37が接続されており、排気出口管37の下流側には下流側排気浄化装置20の排気流入口(図2参照)が接続され、排気出口管37を介して下流側排気浄化装置20と連通している。なお、排気出口管37は、最も一般的な円筒状パイプであって、その内径は排気入口管35と略等しく設定されている。
排気混合装置30から下流側排気浄化装置20へ排気を流出する排気出口36は、第2環状空間39内から周方向に向かって排気が流出するように、筒状ケーシング31の第2環状空間39側の周壁に設けられ、筒状ケーシング31の軸心線を含み且つ排気の流出方向に沿った(排気の流出方向と平行な)仮想平面(図1では鉛直方向の一面)で仕切られる二つの空間のうちの一方の空間内(図1では排気入口34と逆側の空間)に形成されている。
これにより、排気出口36から流出する排気は、第2環状空間39内で一方向[図1(d)中に白矢印で示す反時計回り方向]のみの旋回成分を有し、これと逆流する方向[図1(d)中の時計回り方向]への旋回成分は有さないことになり、排気がスムーズに流出され、圧力損失が抑制される。
この場合、排気出口管37は、その全ての排気流が、第2環状空間39内における、上記仮想平面(図1では鉛直方向の一面)で仕切られる一方の空間内(図1では排気入口34と逆側の空間)に流出するように配置される。
ただし、排気出口管37及びこれに関連して規定される排気出口36の設定は、これに限らない。つまり、排気出口管37は、その流心37Cが環状空間38,39の軸心(ここでは筒状ケーシング31及び内筒32の軸心と同一)を通らないように、図1(d)中に一点鎖線矢印Bで示すように、環状空間38,39の断面中心線からずれて設けられていれば、第2環状空間39内で一方向[図1(d)中に白矢印で示す反時計回り方向]の旋回成分が、これと逆流する方向[図1(d)中の時計回り方向]への旋回成分より強くなるので、第2環状空間39内で一方向[図1(d)中に白矢印で示す反時計回り方向]の旋回流が形成される。
なお、ここでは排気出口36は、環状空間38,39の軸方向中心位置に配置されているが、排気混合装置30と組み合わされる下流側排気浄化装置20に合わせて適宜設定されるため、軸方向中心位置から内筒32の他端開口32b側に偏移して配置されていてもよい。
また、筒状ケーシング31の一端には、排気入口34から第1環状空間38及び内筒32内部へ流入する排気に還元剤を供給する還元剤供給装置15が設けられている。この還元剤供給装置15には、内筒32の一端開口32aから内筒32内部に、図示しないタンクから圧送される還元剤としての尿素水を噴射する噴射ノズル15aが備えられている。
本実施形態にかかる排気混合装置30は上述のように構成されているため、排気混合装置30内へ流入する排気と還元剤としての尿素水は、以下のようにして混合される。
排気入口管35から排気入口34を介して流入する排気は、図1(a)及び図1(c)に示すように、第1環状空間38内に周方向に向かって流れ込み、第1環状空間38の形状に沿って環状空間の軸心を中心に旋回して流れる。第1環状空間38は、内筒32の一端開口32aを通じて内筒32の内部と連通しているため、第1環状空間38内を旋回しながら流れてきた排気は、内筒32の一端開口32aから内筒32内部へ流れ込み、内筒32内部で旋回流を発生させる。
このとき、還元剤供給装置15の噴射ノズル15aから、還元剤としての尿素水が内筒32内部へ噴射され、旋回流となった排気中へ供給される。噴射された尿素水は、内筒32内部において、旋回流によって均一に拡散される。内筒32内部で旋回流となった排気は、旋回しながら尿素水と混合され内筒32内を流通し、内筒32の他端開口32bまで到達する。
内筒32の内部は、内筒32の他端開口32bを通じて第2環状空間39と連通しているため、他端開口32bまで到達した尿素水と混合させた排気は、旋回流のまま第2環状空間39内へ流れ込む。そして、第2環状空間39においても旋回し続け、さらに尿素水の拡散が促進される。そして、第2環状空間39内から周方向に向かって排気が流出するように設けられた排気出口36を介して排気出口管37へ流出する。
したがって、本実施形態にかかる排気混合装置30によれば、内筒32内部で旋回流を発生させ、旋回流となった排気中に還元剤を供給するため、還元剤は旋回流によって均一に拡散され、排気熱によって効率よく蒸発・分解される。また、第2環状空間39内から周方向に向かって排気が流出するため、旋回成分の動圧が排気出口36方向の動圧に無駄なく変換され、圧力損失を抑制することができる。さらに、噴射ノズル15aにより、内筒32内部の旋回流となった排気中へ勢いよく還元剤を噴射させることができるため、より拡散が促進される。
また、筒状ケーシング31内に内筒32を配置して二重管の構造とすることにより、空間を効率良く利用でき、コンパクトな構成でありながら、還元剤が排気と混合するための距離を十分に確保することができる。さらに、内筒32の軸心と筒状ケーシング31の軸心とが同心状に配置されているため、環状空間38,39を一定幅とすることができるため、排気流の乱れの発生を抑制し、スムーズに排気を流通させることができる。
また、排気入口管35の流心35Cが環状空間38,39の軸心を通らないように排気入口管35を設けることにより、第1環状空間38内に周方向へ向かって排気が流入するため、内筒32内部に旋回流を発生させることができる。さらに、本実施形態の場合、排気入口34が筒状ケーシング31の軸心線を含み且つ排気の流入方向に沿った一平面で仕切られた場合の一方の空間内に形成されているため、第1環状空間38内に周方向へ向かって流入する排気の逆流を抑制し、一方向にのみ流れ込ませることができ、容易に旋回流を発生させることができる。
また、同様に、排気出口管37の流心37Cが環状空間38,39の軸心を通らないように排気出口管35を設けることにより、第2環状空間39内から周方向へ向かって排気を流出させることができるため、旋回成分の動圧が排気出口方向の動圧に変換され、圧力損失を抑制することができる。さらに、本実施形態の場合、排気出口36が筒状ケーシング31の軸心線を含み且つ排気の流出方向に沿った一平面で仕切られた場合の一方の空間内に形成されているため、第2環状空間39内から周方向へ向かってスムーズに排気を流出させることができるため、旋回成分の動圧が排気出口36方向の動圧に無駄なく変換され、圧力損失を抑制することができる。
また、隔壁33が環状空間38,39の軸方向中心位置よりも内筒32の一端開口32a側に偏移して配置され、排気出口36が環状空間38,39の軸方向中心位置に配置されているため、第1環状空間38よりも第2環状空間39のほうが軸方向に長くなり、還元剤が供給されてから排気と混合される距離も長くなるため、還元剤を排気中により均一に拡散させることができる。
次に、上記の排気混合装置30を下流側排気浄化装置20に適用した一実施形態について、図2及び図3を用いて説明する。なお、図2において、(a)は(b)のA−A矢視断面図、(b)は(a)及び(c)のB−B矢視断面図、(c)は(b)のC−C矢視断面図である。
図2及び図3に示すように、本実施形態にかかる排気混合装置30及び下流側排気浄化装置20は、1つのケーシング3内に配設されており、排気混合装置30が下流側排気浄化装置20の斜め下方に設けられている。なお、上記の排気混合装置30には、本発明者が創案した下流側排気浄化装置20を適用するのが最適であるため、本実施形態ではこの下流側排気浄化装置20に上記排気混合装置30を適用した例を説明するが、これに限られるものではなく、種々の下流側排気浄化装置に適用可能である。
本発明者が創案した下流側排気浄化装置20は、排気入口部24及び排気出口部26が円筒状のケーシング21の軸方向中心位置にそれぞれ設けられている。ケーシング21の内部には、アンモニアの供給により排気中に含まれるNOxを還元して排気を浄化する選択還元型触媒(SCR触媒)22と、余剰アンモニアを除去する後段酸化触媒23とが、それぞれ2つずつ配設されている。これらSCR触媒22及び後段酸化触媒23は、ケーシング21の軸方向に直列に配置されている。
2つのSCR触媒22は間隔をあけて配設されており、これらSCR触媒22の相互間の空間(第1空間)S1に、排気入口部24が設けられている。2つのSCR触媒22は、排気入口部24を挟んで向かい合わせになるように配設されており、SCR触媒22の下流側には後段酸化触媒23がそれぞれ配設されている。後段酸化触媒23は、それぞれの下流側からケーシング21の端面まで間隔があくように設定されており、ケーシング21の両端にはそれぞれ空間(第2空間)S2が設けられている。この第2空間S2は、それぞれ排気流出空間(第3空間)S3に連通しており、第3空間S3には排気出口部26が設けられ、第3空間S3で集合した排気は排気出口部26から流出し、出口パイプ29(図4参照)を通って大気中へ排出される。
上記の下流側排気浄化装置20は、排気入口部24がケーシング21の軸方向中心位置に設けられているため、図2(a)に示すように、排気混合装置30の排気出口36も筒状ケーシング31の軸方向中心位置に設けられている。また、上記の下流側排気浄化装置20は、図2(b)に示すように、リヤ側に排気を集合させる第3空間S3を有しているため、排気混合装置30は、下流側排気浄化装置20の下方でフロント側にシフトして配置されている。そのため、下流側排気浄化装置20の排気入口部24に接続される排気混合装置30の排気出口管37は、鉛直方向からややリヤ側へ向けて斜めに設けられている。
このように、本実施形態にかかる排気混合装置30は、適用される下流側排気浄化装置の構造に合わせて、隔壁33,排気入口34及び排気出口36の位置や、排気入口管35及び排気出口管37の設け方等は適宜変更可能である。
本実施形態にかかる排気混合装置30は、上流側排気浄化装置10と一体化させたり、又は隣接させたりする必要がないため、下流側排気浄化装置20と1つのケーシング3内に上下に配置して、車長方向にコンパクトにまとめて占有スペースを小さくできるので搭載自由度が大きい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
例えば、上記実施形態では、図1に示すように、内筒32の内径2r1,排気入口34の内径2r2及び排気出口36の内径2r3のそれぞれ大きさは、還元剤の拡散を考慮し、内筒32の内径2r1が排気入口34の内径2r2及び排気出口36の内径2r3よりも大きく設定されているが、これに限らない。流路抵抗や排気の流れを第1に考慮すれば、最もシンプルにはr1≒r2≒r3と略等しい大きさに設定することができる。
また、筒状ケーシング31の端部内壁から内筒32の一端開口32aまでの間隔dについては、還元剤の噴霧供給や圧力損失等を考慮して、内筒32の断面積S1(S1=πr1 2)と間隔dの側面積S2(S2=2πr1d)とすると、S1≒S2と設定されることが好ましい。
また、筒状ケーシング31の内径2R1と内筒32の内径2r1は、前記のように、r1≒r2≒r3としてr1〜r3を可能な限り大きくするという思想によれば、2r1≒R1とすることができるが、むしろ、本実施形態のように2R1<4r1と設定されていれば、環状空間38,39内で旋回流を発生しやすくなり、且つ、内筒32内部での還元剤の拡散を促進することができる。
1 内燃機関(エンジン)
2 排気浄化装置
10 上流側排気浄化装置
13 DPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)
15 還元剤供給装置
15a 噴射ノズル
20 下流側排気浄化装置
22 選択還元型触媒(SCR触媒)
30 排気混合装置
31 筒状ケーシング
32 内筒
33 隔壁
34 排気入口
35 排気入口管
36 排気出口
37 排気出口管
38 第1環状空間
39 第2環状空間

Claims (5)

  1. 流入する排気に還元剤を混合させ選択還元型触媒に送給する排気混合装置であって、
    筒状ケーシングと、
    前記筒状ケーシング内に、前記筒状ケーシングの周壁と離隔すると共に前記筒状ケーシングの両端壁とそれぞれ離隔して配置され、両端部が開口した内筒と、
    前記筒状ケーシングと前記内筒との間に形成される環状空間を軸方向に区画して、前記内筒の一端開口を通じて前記内筒内部と連通する第1環状空間と、前記内筒の他端開口を通じて前記内筒内部と連通する第2環状空間とを形成する隔壁と、
    前記筒状ケーシングの周壁に設けられ、前記第1環状空間内に周方向に向かって排気が流入する排気入口と、
    前記筒状ケーシングの周壁に設けられ、前記第2環状空間内から周方向に向かって排気が流出する排気出口と、
    前記排気入口から前記第1環状空間及び前記内筒内部へ流入する排気に、還元剤を供給する還元剤供給装置と、を備えている
    ことを特徴とする、排気混合装置。
  2. 前記還元剤供給装置は、前記筒状ケーシングの一端に配設され、前記一端開口から前記内筒内部に還元剤を噴射する噴射ノズルを備えている
    ことを特徴とする、請求項1記載の排気混合装置。
  3. 前記内筒は前記筒状ケーシングと同心状に配置され、
    前記排気入口には、前記環状空間の軸心を通らない流心を有するように排気入口管が接続され、
    前記排気出口には、前記環状空間の軸心を通らない流心を有するように排気出口管が接続されている
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の排気混合装置。
  4. 前記排気入口は、前記筒状ケーシングの軸心線を含み且つ排気の流入方向に沿った平面で仕切られる一方の空間内に形成され、
    前記排気出口は、前記筒状ケーシングの軸心線を含み且つ排気の流出方向に沿った平面で仕切られる一方の空間内に形成されている
    ことを特徴とする、請求項3記載の排気混合装置。
  5. 前記隔壁は、前記環状空間の軸方向中心位置よりも前記内筒の一端開口側に偏移して配置され、
    前記排気出口は、前記環状空間の軸方向中心位置に配置されている
    ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の排気混合装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013160224A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Man Diesel & Turbo Filial Af Man Diesel & Turbo Se Tyskland 排気ガス浄化機能を有するターボ過給式大型2ストロークディーゼルエンジン
KR20150064111A (ko) * 2012-10-08 2015-06-10 아베엘 리스트 게엠베하 배기 가스 정화 장치

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