JP2012000243A - 遊技台 - Google Patents

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Yasuyuki Iino
靖幸 飯野
Masaya Tsurumaki
昌哉 弦巻
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Abstract

【課題】メダル誘導シュートを通過した不正器具がセンサ等の不正行為の対象となる箇所に到達することを困難にする遊技台を提供する。
【解決手段】メダル誘導シュート266の上部開口部からリセットセンサ334に向かって侵入する侵入部材が、リセットセンサ334が物体を検知する検知領域に到達するのを阻止するリセットセンサカバー282を備えた。
【選択図】図12

Description

本発明は、回胴遊技機(スロットマシン)や弾球遊技機(パチンコ機)に代表される遊技台に関する。
従来、スロットマシン等の遊技台では、メダル払出口からメダル誘導シュート内を通して遊技台内部に不正器具を進入させる行為が深刻化している。このような不正行為への対策として、メダル誘導シュートを複数のクランク部を備える形状に構成したスロットマシンがある(例えば、特許文献1参照)。
このように、メダル誘導シュートに複数のクランク部を備えるようにすれば、不正器具をメダル誘導シュート内を通過させることが困難となるため、不正行為が行われる可能性を低くすることができる。
特開2008−237637号公報
しかしながら、メダル誘導シュートはメダルを受皿に落下させることを本来の目的としていることから、メダルをスムーズに落下させるのに十分な空間をシュート内に形成する必要がある。このため、シュート内に不正器具の進入対策を施した場合であっても、メダル通過のための空間を利用すれば、不正器具を遊技台内部に進入させることが可能になるという問題があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、メダル誘導シュートを通過した不正器具がセンサ等の不正行為の対象となる箇所に到達することを困難にする遊技台を提供しようとするものである。
本発明は、遊技装置を収容する開口部を有する箱型の収容体と、前記開口部を覆う扉体と、前記扉体に設けられたメダル投入口より投入された投入メダルについて、適正メダルを選別するメダルセレクタと、前記メダルセレクタにより適正メダルをカウントして所定量の適正メダルを貯留し、払出条件の成立によりメダルを払い出す払出装置と、前記メダルセレクタの近傍に配置され、前記メダル投入口より投入された投入メダルおよび前記払出装置から払い出される払出メダルを前記扉体に設けられたメダル払出口に誘導するためのメダル誘導シュートと、前記メダル誘導シュートの上部開口部近傍に配置されるとともに、少なくとも前記メダルセレクタにおける前記適正メダルのカウントに関する不正エラーを含むエラー状態を解除するためのリセットセンサと、を備える遊技台であって、前記リセットセンサの少なくとも一部を覆うカバー部材をさらに備え、前記カバー部材は、前記リセットセンサが物体を検知する検知領域に、前記メダル誘導シュートの上部開口部から前記リセットセンサに向かって侵入する侵入部材が到達するのを阻止する部材であることを特徴とする遊技台である。ことを特徴とする、遊技台である。
本発明に係る遊技台によれば、メダル誘導シュートを通過した不正器具がセンサ等の不正行為の対象となる箇所に到達することを困難にすることができるという優れた効果を奏し得る。
スロットマシンの外観斜視図を示したものである。 前面扉を開けた状態のスロットマシンを示す正面図である。 施錠装置の要部を拡大して示す要部拡大図である。 (a)施錠装置全体を背面左方向から見た外観斜視図である。(b)施錠装置の要部を背面左方向から見た要部拡大図である。 (a)施錠装置全体を背面右方向から見た外観斜視図である。(b)施錠装置の要部を背面右方向から見た要部拡大図である。 施錠装置からリセットセンサカバー、扉センサ、およびリセットセンサを取り外した状態を示す分解斜視図である。 リセットセンサカバーを異なる四方向から見た外観斜視図である。 ドアキー孔に鍵を差し込んで右周りに回動したときのカム部材及び鉤部材の動作を説明するための要部拡大図である。 (a)ドアキー孔に鍵を差し込んで右周りに回動したときのカム部材及び鉤部材の動作を説明するための全体斜視図である。(b)(a)の要部拡大図である。 ドアキー孔に鍵を差し込んで左周りに回動したときのカム部材の動作を説明する説明するための要部拡大図である。 (a)従来のスロットマシンから、施錠装置、セレクタおよびキャンセルシュートだけを抜き出して示した図である。(b)従来の施錠装置の要部拡大図である。 実施形態に係るスロットマシンから、施錠装置、セレクタおよびキャンセルシュートだけを抜き出して示した図である。(b)本実施形態に係る施錠装置の要部拡大図である。 (a)リセットセンサカバーの周囲を拡大して示す部分拡大図である。(b)(a)におけるA−A線に沿う断面図である。 主制御部300の回路ブロック図を示したものである。 副制御部400の回路ブロック図を示したものである。 遊技実行処理の流れを示すフローチャートである。 主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。 デバイス監視処理の流れを示すフローチャートである。 異常リセット処理の流れを示すフローチャートである。 メダル投入異常リセット処理の流れを示すフローチャートである。 メダル払出異常リセット処理の流れを示すフローチャートである。 扉開放監視処理の流れを示すフローチャートである。 (a)副制御部のCPUが実行するメイン処理のフローチャートである。(b)副制御部のコマンド受信割込処理のフローチャートである。(c)副制御部のタイマ割込処理のフローチャートである。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に係る遊技台(例えば、スロットマシン100等の回胴遊技機やパチンコ機等の弾球遊技機)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1乃至図2を用いて、本発明の一実施形態に係るスロットマシン100の全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係るスロットマシン100の外観斜視図を示したものである。図2は、図1のスロットマシン100における前面扉102を開放した状態を示す正面図である。
図1に示すスロットマシン100は、本体101と、本体101の正面に取付けられ、本体101に対して開閉可能な扉部である前面扉102と、を備える。本体101の中央内部には、(図示省略)外周面に複数種類の図柄が配置されたリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、スロットマシン100の内部で回転できるように構成されている。これらのリール110〜112はステッピングモータ等の駆動装置により回転駆動される。
本実施形態において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形筒状の枠材に貼り付けられて各リール110〜112が構成されている。リール110〜112上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓113から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール110〜112を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。つまり、各リール110〜112は複数種類の図柄の組合せを変動可能に表示する表示装置として機能する。なお、このような表示装置としてはリール以外にも液晶表示装置等の電子画像表示装置も採用できる。また、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各々のリール110〜112の背面には、図柄表示窓113に表示される個々の図柄を照明するためのバックライト(図示省略)が配置されている。バックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン100内部において各々のリール110〜112の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間をリールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン上に表示されるようにリール110〜112を停止させる。
入賞ライン表示ランプ120は、有効となる入賞ライン114を示すランプである。有効となる入賞ラインは、遊技媒体としてベットされたメダルの数によって予め定まっている。入賞ライン114は5ラインあり、例えば、メダルが1枚ベットされた場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚ベットされた場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚ベットされた場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5ラインが入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン114の数については5ラインに限定されるものではなく、また、例えば、メダルが1枚ベットされた場合に、中段の水平入賞ライン、上段水平入賞ライン、下段水平入賞ライン、右下り入賞ラインおよび右上り入賞ラインの5ラインを入賞ラインとして有効としてもよい。
告知ランプ123は、例えば、後述する内部抽選において特定の入賞役(具体的には、ボーナス)に内部当選していること、または、ボーナス遊技中であることを遊技者に知らせるランプである。遊技メダル投入可能ランプ124は、遊技者が遊技メダルを投入可能であることを知らせるためのランプである。再遊技ランプ122は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。リールパネルランプ128は演出用のランプである。
ベットボタン130〜132は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダル(クレジットという)を所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施形態においては、ベットボタン130が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、ベットボタン131が押下されると2枚投入され、ベットボタン132が押下されると3枚投入されるようになっている。以下、ベットボタン132はMAXベットボタンとも言う。なお、遊技メダル投入ランプ129は、投入されたメダル数に応じた数のランプを点灯させ、規定枚数のメダルの投入があった場合、遊技の開始操作が可能な状態であることを知らせる遊技開始ランプ121が点灯する。
メダル投入口141は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、ベットボタン130〜132により電子的に投入することもできるし、メダル投入口141から実際のメダルを投入(投入操作)することもでき、投入とは両者を含む意味である。貯留枚数表示器125は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技情報表示器126は、各種の内部情報(例えば、ボーナス遊技中のメダル払出枚数)を数値で表示するための表示器である。払出枚数表示器127は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。貯留枚数表示器125、遊技情報表示器126、および、払出枚数表示器127は、7セグメント(SEG)表示器とした。
スタートレバー135は、リール110〜112の回転を開始させるためのレバー型のスイッチである。すなわち、メダル投入口141に所望するメダル枚数を投入するか、ベットボタン130〜132を操作して、スタートレバー135を操作すると、リール110〜112が回転を開始することとなる。スタートレバー135に対する操作を遊技の開始操作と言う。
ストップボタンユニット136には、ストップボタン137〜139が設けられている。ストップボタン137〜139は、スタートレバー135の操作によって回転を開始したリール110〜112を個別に停止させるためのボタン型のスイッチであり、各リール110〜112に対応づけられている。以下、ストップボタン137〜139に対する操作を停止操作と言い、最初の停止操作を第1停止操作、次の停止操作を第2停止操作、最後の停止操作を第3停止操作という。なお、各ストップボタン137〜139の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン137〜139の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
メダル返却ボタン133は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。精算ボタン134は、スロットマシン100に電子的に貯留されたメダル、ベットされたメダルを精算し、メダル払出口155から排出するためのボタンである。ドアキー孔140は、スロットマシン100の前面扉102のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。
ストップボタンユニット136の下部には、機種名の表示と各種証紙の貼付とを行うタイトルパネル162が設けられている。タイトルパネル162の下部には、メダル払出口155、メダルの受け皿161が設けられている。
音孔159はスロットマシン100内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。前面扉102の左右各部に設けられたサイドランプ144は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。前面扉102の上部には演出装置160が配設されており、演出装置160の上部には音孔143が設けられている。この演出装置160は、水平方向に開閉自在な2枚の右シャッタ163a、左シャッタ163bからなるシャッタ(遮蔽装置)163と、このシャッタ163の奥側に配設された液晶表示装置157(図示省略、演出画像表示装置)を備えており、右シャッタ163a、左シャッタ163bが液晶表示装置157の手前で水平方向外側に開くと液晶表示装置157(図示省略)の表示画面がスロットマシン100正面(遊技者側)に出現する構造となっている。
なお、液晶表示装置でなくとも、種々の演出画像や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、複数セグメントディスプレイ(7セグディスプレイ)、ドットマトリクスディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、リール(ドラム)、或いは、プロジェクタとスクリーンとからなる表示装置等でもよい。また、表示画面は、方形をなし、その全体を遊技者が視認可能に構成している。本実施形態の場合、表示画面は長方形であるが、正方形でもよい。また、表示画面の周縁に不図示の装飾物を設けて、表示画面の周縁の一部が該装飾物に隠れる結果、表示画面が異形に見えるようにすることもできる。表示画面は本実施形態の場合、平坦面であるが、曲面をなしていてもよい。
図2において本体101は、上面板261、左側の側面板260、右側の側面板260、下面板264および背面板242で囲われ、前面に開口する箱体である。本体101の内部には、背面板242の上部に設けた通風口249と重ならない位置に、内部に主制御基板(後述する主制御部300)を収納した主制御基板収納ケース210が配置され、この主制御基板収納ケース210の下方に、3つのリール110〜112が配置されている。主制御基板収納ケース210およびリール110〜112の側方、すなわち向って左側の側面板260には、内部に副制御基板(後述する第1副制御部400)を収納した副制御基板収納ケース220が配設してある。また、向かって右側の側面板260には、主制御基板に接続されて、スロットマシン100の情報を外部装置に出力する外部集中端子板248が取り付けられている。
さらに、この外部集中端子板248近傍にはスロットマシン100における遊技に関する制御等の設定を変更するための設定キースイッチ230が設けられている。設定キースイッチ230は、所定の設定キー(図示省略)を差し込んで回転することにより電気的にON/OFFするキースイッチである。具体的には、設定キースイッチ230に所定の設定キーを差し込んで右回転すると、設定キースイッチ230に設けられている設定キーセンサ335がON状態を検出し、左回転すると、設定キーセンサ335がOFF状態を検出する。
そして、下面板264には、メダル払出装置180(バケット20に溜まったメダルを払出す装置としてのホッパー)が配設され、このメダル払出装置180の上方、すなわちリール110〜112の下方には、電源基板を有する電源装置252が配設され、電源装置252正面には電源スイッチ244を配設している。電源スイッチ244は、電源装置252と電気的に接続されたトグルスイッチである。この電源スイッチ244によりスロットマシン100の電源投入(電源ON)又は電源遮断(電源OFFまたは電断)を行うことができる。電源装置252は、スロットマシン100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部、各装置に供給する。さらには、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えばコンデンサ)を備えている。
メダル払出装置180の右側には、メダル補助収納庫240が配設してあり、この背後にはオーバフロー端子が配設されている(図示省略)。電源装置252には、電源コード254を接続する電源コード接続部が設けられ、ここに接続された電源コード254が、本体101の背面板242に開設した電源コード用穴262を通して外部に延出している。
前面扉102は、本体101の左側の側面板260にヒンジ装置276を介して開閉自在に蝶着され、図柄表示窓113の上部には、演出装置160、および、この演出装置160を制御する演出制御基板(後述する第2副制御部、図示省略)、上部スピーカ272、を設けている。図柄表示窓113の下部には、投入されたメダルを選別するためのメダルセレクタ170、このメダルセレクタ170が不正なメダル等をメダル受皿161に落下させる際にメダルが通過するキャンセルシュート266、および、投入されたメダルをメダル払出装置180のバケット20に案内する通路171や、スロットマシン100に対する不正行為(例えば、メダルの投入または払出しに関する不正行為)による異常を検知することによって遊技の進行を不能動化された状態を解除するための解除操作手段である扉中継基板290等を設けている。かかるメダルセレクタ170は、前面扉102の背面におけるメダル投入口141の下方に固定されている。さらに、音孔159に対応する位置には低音スピーカ277を設けている。また、メダルセレクタ170のヒンジ装置276の反対側の側方(図の左側)には、閉じた前面扉102をロック(施錠)するための施錠装置230(詳細は後述)を設けている。
<施錠装置>
次に、図3を用いて、スロットマシン100における施錠装置230について詳細に説明する。なお、同図は、施錠装置230の要部を拡大して示す要部拡大図である。
施錠装置230は、スロットマシン100を背面側から見た場合に、メダルセレクタ170およびセレクタカバー173と、該メダルセレクタ170下方のキャンセルシュート266等のヒンジ装置276(図2参照)の反対側(図の左側)に配置されている。詳細は後述するが、この施錠装置230は、ドアキー孔140(図1参照)に挿入された鍵(図示省略する)の操作によって、前面扉102を施錠または開錠したり、スロットマシン100をリセット(初期化)したりすることが可能に構成されている。
施錠装置230は、前面扉102における図の左端部からやや内側に設けられたシリンダ錠232と、前面扉102における図の左端部側に設けられた連結杵234と、前面扉102における図の左端部の下側に設けられた扉センサ333と、前面扉102における図の左端部側において連結杵234に重ねて設けられた作動杵241と、前面扉102における図の左端部の上側に設けられたリセットセンサ334と、扉センサ333の下方に設けられた前面扉102と本体101とを係合するための鉤部材235と、を有して構成されている。
シリンダ錠232は、ドアキー孔140(図1参照)に挿入された鍵と共にカム部材233を回動(回転)させるように構成されている。カム部材233は、平面視が略V字形状に構成されており、2つの先端部であるカム係合部233aおよび233bを当接させて連結杵234および作動杵241を上下動させる(施錠装置230の動作については後述する)。
扉センサ333は、投光部と受光部からなるフォトインタラプタであり、前面扉102の開錠を検出するためのものである。連結杵234の扉センサ333の近傍には遮光片239(図9参照)が設けられており、扉センサ333は、下方にスライドした連結杵234の遮光片239によって光を遮られた場合に、前面扉102の開錠を検出する。
リセットセンサ334は、扉センサ333と同様のフォトインタラプタであり、上方にスライドした作動杵241の遮光片241a(図10参照)によって光を遮られた場合に、ドアキー孔140に挿入した鍵によりリセット操作が行われたことを検出する。
本実施形態では、メダルセレクタ170および施錠装置230を、ヒンジ装置276の反対側の前面扉102背面において互いに近接して配置している。このようにすることで、スロットマシン100内のスペースを効率的に利用することができる。また、施錠装置230にリセット機能を持たせることにより、前面扉102を開かなくてもスロットマシン100をリセットすることを可能としている。
ただし、メダルセレクタ170に繋がるキャンセルシュート266は、メダル払出口155を介してスロットマシン100外部と連通しているため、本実施形態のように、キャンセルシュート266の近傍、特にキャンセルシュート266の上部開口部266aの近傍にリセットセンサ334を配置した場合、メダル払出口155から針金等の長尺の不正器具をキャンセルシュート266内に挿入して上部開口部266aから突出させて、リセットセンサ334にアクセスされる可能性がある。
すなわち、不正行為者がメダル払出口155からキャンセルシュート266内に挿入した長尺の不正器具をリセットセンサ334に検出させようとした場合、スロットマシン100がリセットされることとなるため、遊技店の店員が気付く前に不正行為により生じたエラー状態を解除されてしまう可能性がある。すなわち、不正行為を隠蔽することが可能となる場合がある。
このため、本実施形態では、扉センサ333およびリセットセンサ334を覆うように透明(または半透明)の材料からなるリセットセンサカバー282を設けることにより、メダル払出口155からキャンセルシュート266内を介して挿入された不正器具による扉センサ333およびリセットセンサ334へのアクセスを制限し、不正行為の隠蔽を未然に防止し得るようにしている(詳細は後述する)。
<施錠装置>
次に、図4及び図5を用いて、施錠装置230の構成について説明する。なお、図4(a)は、施錠装置230全体を背面左方向から見た外観斜視図であり、同図(b)は、施錠装置230の要部を背面左方向から見た要部拡大図である。また、図5(a)は、施錠装置230全体を背面右方向から見た外観斜視図であり、同図(b)は、施錠装置230の要部を背面右方向から見た要部拡大図である。
施錠装置230は、概略、断面を略コ字状にして縦長(上下方向)に形成され、前面扉102に固定される取付フレーム231と、取付フレーム231の幅広部に取り付けられ、固定されているシリンダ錠232と、シリンダ錠232の錠軸に固定され、シリンダ錠232(ドアキー孔140)に差し込まれた鍵の回動に対応して回動するカム部材233と、取付フレーム231の内側に沿って配設され、カム部材233の回動に連動して、取付フレーム231内を上下に摺動する連結杆234と、取付フレーム231の上部及び下部において連結杆234に連結された鉤部材235と、を備えている。
ここで、カム部材233は、図5に示すように、ネジ236によりシリンダ錠232にネジ止めされ固定されている。また、鉤部材235は、図4(b)に拡大して示すように、取付フレーム231に枢支ピン237により枢支されているとともに、連結杆234の末端部と連結ピン238により連結されている。このため、鉤部材235は、連結杆234が上下に摺動することにより、枢支ピン237を中心に上下に回動し、本体101に配設された受け金具に係止したり(前面扉102を施錠状態にしたり)、受け金具との係止を解除したり(前面扉102を開錠状態にしたり)する。
また、取付フレーム231の幅広部には、図4に示すように、前面扉102の開放を検知する扉センサ333、及び副制御部400で実行されるエラー報知演出(例えば、扉開放状態、メダル不足状態、ホッパー払出異常等の報知演出)を解除し、エラー前の遊技状態における演出内容に復旧させるリセット操作を検知するリセットセンサ334が配設されている。扉センサ333は、連結杆234の下部に形成された検知片239の遮光に基づいて前面扉102の開放状態を検知し、また、リセットセンサ334は、取付フレーム231と連結杆234の間に摺動可能に配設された作動杆241に形成された検知片241a(図10参照)の遮光に基づいて、リセット操作を検知するようになっている。
また、連結杆234には、ロック部材243(図6参照)が取り付けられており、シリンダ錠232に鍵が差し込まれていない状態においては、連結杆234をロックさせて、連結杆234を上下に摺動させないようにしている。すなわち、シリンダ錠232に鍵が差し込まれていない状態においては、シリンダ錠232の内部機構により錠軸は回転不可に構成されているため、シリンダ錠232の錠軸に固定されたカム部材233は回動不可となっており、カム部材233を介さずに受け金具との係止を解除しようとして鉤部材235を上方に回動させ連結杆234を下方に摺動させようとしても、ロック部材237がカム部材233に触突して、連結杆234は下方に摺動できないようになっている。
したがって、本実施形態の施錠装置230は、施錠されている状態において、前面扉102と本体101の間の隙間から針金等の器具を差し込んで、鉤部材235の回動、または連結杆234の摺動をさせようとしても、連結杆234を動かすことはできないので、不正解錠を防止することができる機構を備えている。
<リセットセンサカバー>
次に、図6および図7を用いて、リセットセンサカバー282について詳細に説明する。なお、図6は、施錠装置230からリセットセンサカバー282、扉センサ333、およびリセットセンサ334を取り外した状態を示す分解斜視図であり、図7は、リセットセンサカバー282を異なる四方向から見た外観斜視図である。
リセットセンサカバー282を施錠装置230に取り付ける際には、最初に、扉センサ333およびリセットセンサ334の係止部333a、334aを、フレーム231の所定位置に形成された取付開口部231a(図6では、扉センサ333の係止部333aを嵌め込む取付開口部231aは1つのみ図示)に嵌め込んだ後に、各々のセンサ333、334の側面に設けられた接続部333b、334bにハーネス335を取り付ける(図13(b)参照)。
続いて、リセットセンサカバー282の下側端部に形成された板状の第1係合部282aを、フレーム231に形成された溝状のフレーム側第1係合部231bに差し込むように係合し、リセットセンサカバー282の下部の位置決めを行う。続いて、リセットセンサカバー282の上側端部に形成された凸形状の第2係合部282bを、フレーム231の裏側に形成された凹形状のフレーム側第2係合部231cに係合し、リセットセンサカバー282の上部の位置決めを行う。
最後に、取付ネジ282c(シリンダ錠232をフレーム231に取り付けるための取付ネジを兼ねる)を、リセットセンサカバー282の貫通孔282dを通して、フレーム231に形成されたネジ穴231d(シリンダ錠232をフレーム231に取り付けるためのネジ穴を兼ねる)に螺合し、リセットセンサカバー282およびシリンダ錠232をフレーム231に固定する。
このようにして、リセットセンサカバー282が施錠装置230に固定される結果、リセットセンサ334の一部は、図7(b)に示す3つの面282e、282f、282gで規定される空間に収容されるとともに、自身の斜め下方向に配設されるキャンセルシュート266に対向する3方向が少なくとも3つの面282e、282f、282gによって覆われることになるため、不正器具によってリセットセンサ334を不正に作動させることを極めて困難にすることができる。同様に、扉センサ333の一部は、図7(b)に示す3つの面282h、282i、282jで規定される空間に収容されるとともに、自身の斜め下方向に配設されるキャンセルシュート266に対向する3方向が少なくとも3つの面282h、282i、282jによって覆われることになるため、不正器具によって扉センサ333を不正に作動させることを極めて困難にすることができる。
また、リセットセンサカバー282には、同図(a)に示されるように、リセットセンサ334の一部が収容される箱状のリセットセンサ収容部282kと、扉センサ333の一部が収容される箱状の扉センサ収容部282lとの間に段差を形成しているため、仮に不正器具がリセットセンサカバー282に到達した場合でも、2つの収容部282k、282lの間に形成された段差によって不正器具の自由な移動を規制することが可能となっている。このため、不正器具による不正行為の抑止力を高めることができる場合がある。
<施錠装置230の動作>
次に、図8〜図10を用いて、施錠装置230の動作について説明する。なお、図8は、ドアキー孔140に鍵を差し込んで右周りに回動したときのカム部材233及び鉤部材235の動作を説明するための要部拡大図である。また、図9(a)は、ドアキー孔140に鍵を差し込んで右周りに回動したときのカム部材233及び鉤部材235の動作を説明するための全体斜視図であり、同図(b)は、同図(a)の要部拡大図である。
まず、図8および図9を参照して、施錠状態においてドアキー孔140に鍵を差し込んで右周りに回動したときの施錠装置230の動作について説明する。
ドアキー孔140に鍵を差し込んで右周りに回動すると、鍵の回動に対応してカム部材233も右周りに回動する(図8(b)参照)。そして、カム部材233が右周りに回動すると、カム部材233の上部先端に形成されたカム係合部233aが、連結杆234から突出して形成された係合片244(図8(a)参照)に係合するので、連結杆234が下方に摺動され、連結杆234の下方への摺動に伴って、連結杆234に連結されている鉤部材235が枢支ピン237を中心に上方に回動する(図9参照)。この結果、受け金具に係止していた鉤部材235は係止状態が解除されて解錠状態となる。なお、解錠状態においては、検知片239が扉センサ333の投光部から出射された光を遮光するので、スロットマシン100は解錠状態(前面扉102の開放状態)を検知することができる。
次に、図10を用いて、施錠状態においてドアキー孔140に鍵を差し込んで左周りに回動したときの施錠装置230の動作について説明する。なお、同図は、ドアキー孔140に鍵を差し込んで左周りに回動したときのカム部材233の動作を説明する説明するための要部拡大図である。
ドアキー孔140に鍵を差し込んで左周りに回動すると、鍵の回動に対応してカム部材233も左周りに回動する。そして、カム部材233が左周りに回動すると、カム部材233の下部先端に形成されたカム係合部233bが、作動杆241から突出して形成された係合片241bに係合するので、作動杆241が上方に摺動され、作動杆241の上方への摺動に伴って、作動杆241下部に形成された検知片241aがリセットセンサ334の位置まで上方に移動する。この結果、検知片241aがリセットセンサ334の投光部から出射された光を遮光するので、スロットマシン100はリセット操作を検知することができる。
<従来の施錠装置との違い>
次に、図11〜図13を用いて、実施形態に係る施錠装置230と従来の施錠装置の違いについて詳細に説明する。
図11(a)は、従来のスロットマシンから、施錠装置700、セレクタ702およびキャンセルシュート704だけを抜き出して示した図であり、同図(b)は、従来の施錠装置700の要部拡大図である。一方、図12は、実施形態に係るスロットマシン100から、施錠装置230、セレクタ173およびキャンセルシュート266だけを抜き出して示した図であり、同図(b)は、本実施形態に係る施錠装置230の要部拡大図である。
従来のスロットマシンでは、図11(a)に示すように、不正器具(例えば、ピアノ線などを加工したもの)を、キャンセルシュート704の払出口704aなどから、スロットマシン内部の施錠装置700に向けて挿入し、同図(b)に示すように、施錠装置700のリセットセンサ334や扉センサ333に不正器具を到達させ、リセットセンサ334や扉センサ333を不正に作動させることが可能な構成となっていた。このため、例えば、不正器具によってリセットセンサ334を検知状態にし、スロットマシンを強制的に初期状態にするような不正行為が行われてしまうおそれがあった。
一方、本実施形態に係るスロットマシン100では、上述の通り、リセットセンサ334や扉センサ333の一部(キャンセルシュート266側)を覆うようにリセットセンサカバー282を設けたため、図12に示すように、不正器具によってキャンセルシュート266側からリセットセンサ334や扉センサ333を不正に作動させる行為を確実に防止することができる。
図13(a)は、リセットセンサカバー282の周囲を拡大して示す部分拡大図であり、同図(b)は、同図(a)におけるA−A線に沿う断面図である。
同図(b)の断面図に示すように、リセットセンサ334には、主制御部300に接続されるハーネス335が抜き差し可能に構成され、このハーネス335が、リセットセンサ334が搭載される基板336の表面(センサが搭載された面)から裏面にかけて基板336の形状に沿うように、基板336の側面から見てU字形状に配線されている。このような構成により、本実施形態に係るリセットセンサーカバー282は、ハーネス335のU字形状の屈曲部335aを基板336側に押圧してハーネス335がリセットセンサ334から抜け落ちるのを防止する抜け止め部材として機能し、不正器具によってコネクタ335がリセットセンサ334から不正に抜かれるのを防止する不正防止部材としても機能し、ハーネス335の破損や劣化を防止する保護部材としても機能している。
<制御部>
次に、図14および図15を用いて、このスロットマシン100の制御部の回路構成について詳細に説明する。
スロットマシン100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分の制御、すなわち、スロットマシン100の遊技進行に関する処理を実行する主制御部300と、主制御部300より送信された信号(制御コマンド)に応じて各種機器を制御、すなわち、演出に関する処理を実行する副制御部400と、によって構成されている。
<主制御部>
まず、図14を用いて、スロットマシン100の主制御部300について説明する。なお、同図は主制御部300の回路ブロック図を示したものである。
主制御部300は、主制御部300の全体を制御するための演算処理装置であるCPU310や、CPU310が各ICや各回路と信号の送受信を行うためのデータバスおよびアドレスバスを備え、その他、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路314は、水晶発振器311から発振されたクロックを分周してCPU310に供給する回路である。例えば、水晶発振器311の周波数が12MHzの場合に、分周後のクロックは6MHzとなる。CPU310は、クロック補正回路314により分周されたクロックをシステムクロックとして受け入れて動作する。
また、CPU310には、センサやスイッチの状態を常時監視するためのタイマ割り込み処理の周期やモータの駆動パルスの送信周期を設定するためのタイマ回路315がバスを介して接続されている。CPU310は、電源が投入されると、データバスを介してROM312の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路315に送信する。タイマ回路315は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU310に送信する。CPU310は、この割込み要求を契機に、各センサ等の監視や駆動パルスの送信を実行する。例えば、CPU310のシステムクロックを8MHz、タイマ回路315の分周値を1/256、ROM312の分周用のデータを47に設定した場合、この割り込みの基準時間は、256×47÷8MHz=1.504msとなる。
さらに、CPU310には、各ICを制御するためのプログラム、入賞役の内部抽選時に用いる抽選データ、リールの停止位置等の各種データを記憶しているROM312や、一時的なデータを保存するためのRAM313が接続されている。これらのROM312やRAM313については他の記憶手段を用いてもよく、この点は後述する副制御部400においても同様である。なお、本実施形態の場合、RAM313にコンデンサ318を設け、RAM313に保存する一時的なデータのバックアップを取るようにしてもよい。
また、CPU310には、外部の信号を受信するための入力インタフェース360が接続され、割込み時間ごとに入力インタフェース360を介して、メダル投入センサ320、スタートレバーセンサ321、ストップボタンセンサ322、メダル投入ボタンセンサ323、精算スイッチセンサ324、メダル払出しセンサ326a、326b、電源判定回路327、リセットボタンセンサ328、設定変更ボタンセンサ329、扉センサ333、リセットセンサ334、および、設定キーセンサ335の状態を検出し、各センサを監視している。
メダル投入センサ320は、メダル投入口141の内部の通路に設置されており、メダル投入口141に投入されたメダルを検出するためのセンサである。スタートレバーセンサ321はスタートレバー135の操作を検出するためのセンサである。ストップボタンセンサ322はストップボタン137〜139のいずれかが押された場合、どのストップボタンが押されたかを検出するためのセンサである。メダル投入ボタンセンサ323はメダル投入のためのベットボタン130〜132のそれぞれに設置されており、RAM313に電子的に貯留されているメダルを遊技への投入メダルとして投入する場合の投入操作、換言すれば、いずれかのベットボタン130〜132が押下された場合、どのベットボタンが押されたかを検出するためのセンサである。精算スイッチセンサ324は、精算ボタン134に設けられており、精算ボタン134が一回押されると、電子的に貯留されているメダルおよびベットされているメダルを精算する。メダル払出しセンサ326a、326bは、メダル払出装置180に設けられており、メダル払出装置180が払い出すメダルを検出するためのセンサである。電源判定回路327は、スロットマシン100に供給される電源の遮断を検出するための回路である。リセットボタンセンサ328は、扉中継基板290に設けられており、扉中継基板290のリセットボタン291が押下されたか否かを検出するためのセンサである。設定変更ボタンセンサ329は、扉中継基板290の設定変更ボタン292が押下されたか否かを検出するためのセンサである。扉センサ333は、前面扉102の開状態(すなわち、開放状態)を検知するためのセンサである。リセットセンサ334は、ドアキー孔140に鍵が差し込まれて、左回りに回動することにより、エラー状態を解除(リセット)するための検知片を検知するためのセンサである。設定変更キーセンサ335は、設定キースイッチ230による設定変更操作が行われたか否かを検知するためのセンサである。なお、以上の各センサは、非接触式のセンサであっても接点式のセンサであってもよい。また、ドアオープンセンサ333およびリセットセンサ334の詳細については後述する。
CPU310には、更に、入力インタフェース361、出力インタフェース370、371がアドレスデコード回路350を介してアドレスバスに接続されている。CPU310は、これらのインタフェースを介して外部のデバイスと信号の送受信を行っている。
入力インタフェース361には、インデックスセンサ325が接続されている。インデックスセンサ325は、各リール110〜112の取付台の所定位置に設置されており、リール110〜112に設けた遮光片がこのインデックスセンサ325を通過するたびにハイレベルになる。CPU310は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判断し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。
出力インタフェース370には、リールを駆動させるためのモータを制御するリールモータ駆動部330と、メダル払出装置180のモータを駆動するためのホッパーモータ駆動部331と、遊技ランプ340(具体的には、入賞ライン表示ランプ120、遊技開始ランプ121、再遊技ランプ122、告知ランプ123、遊技メダル投入可能ランプ124、リールパネルランプ128、遊技メダル投入ランプ129等)と、7セグメント(SEG)表示器341(貯留枚数表示器125、遊技情報表示器126、払出枚数表示器127等)、および後述する外部集中端子板248が接続されている。
また、CPU310には、乱数発生回路317がデータバスを介して接続されている。乱数発生回路317は、水晶発振器311および水晶発振器316から発振されるクロックに基づいて、一定の範囲内で値をインクリメントし、そのカウント値をCPU310に出力することのできるインクリメントカウンタであり、後述する入賞役の内部抽選をはじめ各種抽選処理に使用される。
さらに、CPU310には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力するリセット信号出力回路としての起動信号出力回路338がデータバスを介して接続されている。
CPU310のデータバスには、副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェース371が接続されている。主制御部300と副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は副制御部400へコマンドを送信するが、副制御部400から主制御部300へ何らかのコマンド等を送信することはできない。
<副制御部>
次に、図15を用いて、スロットマシン100の副制御部400について説明する。なお、同図は副制御部400の回路ブロック図を示したものである。
副制御部400は、主制御部300より送信された主制御コマンド等に基づいて副制御部400の全体を制御する演算処理装置であるCPU410や、CPU410が各IC、各回路と信号の送受信を行うためのデータバスおよびアドレスバスを備え、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路414は、水晶発振器411から発振されたクロックを補正し、補正後のクロックをシステムクロックとしてCPU410に供給する回路である。
また、CPU410にはタイマ回路415がバスを介して接続されている。CPU410は、所定のタイミングでデータバスを介してROM412の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路415に送信する。タイマ回路415は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU410に送信する。CPU410は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
また、CPU410には、副制御部400の全体を制御するための命令およびデータ、ライン表示LEDの点灯パターンや各種表示器を制御するためのデータが記憶されたROM412や、データ等を一時的に保存するためのRAM413が各バスを介して接続されている。
さらに、CPU410には、外部の信号を送受信するための入出力インタフェース460が接続されており、入出力インタフェース460には、図柄表示窓113の外枠に配設され、点滅や点灯などの点灯制御によって有効ラインや入賞ラインを報知するためのライン表示LED420、RAM413に記憶されている情報を初期化するリセットスイッチ422が接続されている。
CPU410には、データバスを介して主制御部300から主制御コマンドを受信するための入力インタフェース461が接続されており、入力インタフェース461を介して受信したコマンドに基づいて、遊技全体を盛り上げる演出処理等が実行される。また、CPU410のデータバスとアドレスバスには、音源IC480が接続されている。音源IC480は、CPU410からの命令に応じて音声の制御を行う。また、音源IC480には、音声データが記憶されたROM481が接続されており、音源IC480は、ROM481から取得した音声データをアンプ482で増幅させてスピーカ483から出力する。CPU410には、主制御部300と同様に、外部ICを選択するためのアドレスデコード回路450が接続されており、アドレスデコード回路450には、主制御部300からのコマンドを受信するための入力インタフェース461、時計IC423、7セグメント表示器440への信号を出力するための出力インタフェース472等が接続されている。
時計IC423が接続されていることで、CPU410は、現在時刻を取得することが可能である。7セグメント表示器440は、スロットマシン100の内部に設けられており、たとえば副制御部400に設定された所定の情報を遊技店の係員等が確認できるようになっている。更に、出力インタフェース470には、デマルチプレクサ419が接続されている。デマルチプレクサ419は、出力インタフェース470から送信された信号を各表示部等に分配する。すなわち、デマルチプレクサ419は、CPU410から受信されたデータに応じて上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、リールパネルランプ128、タイトルパネルランプ164、払出口ストロボ156を制御する。タイトルパネルランプ164は、タイトルパネル162を照明するランプであり、払出口ストロボ156は、メダル払い出し口155の内側に設置されたストロボタイプのランプである。なお、CPU410は、扉・液晶画面制御部490への信号送信は、デマルチプレクサ419を介して実施する。扉・液晶画面制御部490は、液晶表示装置157および扉装置163を制御する制御部である。
<遊技実行処理>
次に、図16を用いて、主制御部300のCPU310が実行する遊技の基本的制御である遊技実行処理について説明する。なお、同図は遊技実行処理の流れを示すフローチャートである。
遊技の基本的制御は、主制御部300のCPU310が中心になって行い、電断等を検知しないかぎり、ステップS103〜ステップS121の処理を繰り返し実行する。
上述したように、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)338が設けられている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU310は、リセット割込によりリセットスタートしてROM312に予め記憶している制御プログラムに従って主制御部300のメイン処理である遊技実行処理を実行する。
まず、ステップS103ではメダル投入・スタート操作受付処理を実行する。ここではメダルの投入の有無をチェックし、メダルの投入に応じて入賞ライン表示ランプ120を点灯させる。なお、前回の遊技で再遊技に入賞した場合は、前回の遊技で投入されたメダル枚数と同じ数のメダルを投入する処理を行うので、遊技者によるメダルの投入が不要となる。また、スタートレバー135が操作されたか否かのチェックを行い、スタートレバー135の操作があればステップS105へ進む。
ステップS105では投入されたメダル枚数を確定し、有効な入賞ラインを確定する。ステップS107では乱数発生回路317で発生させた乱数を取得する。ステップS109では、現在の遊技状態に応じてROM312に格納されている入賞役抽選テーブルを読み出し、これとステップS107で取得した乱数値とを用いて内部抽選を行う。内部抽選の結果、いずれかの入賞役(作動役を含む)に内部当選した場合、その入賞役のフラグがONになる。ステップS111では内部抽選結果に基づき、リール停止データを選択する。
ステップS113では全リール110〜112の回転を開始させる。ステップS115では、ストップボタン137〜139の受け付けが可能になり、いずれかのストップボタンが押されると、押されたストップボタンに対応するリール110〜112のいずれかをステップS111で選択したリール停止制御データに基づいて停止させる。全リール110〜112が停止するとステップS117へ進む。ステップS117では、入賞判定を行う。ここでは、有効化された入賞ライン114上に、何らかの入賞役に対応する図柄組合せが表示された場合にその入賞役に入賞したと判定する。例えば、有効化された入賞ライン114上に「ベル−ベル−ベル」が揃っていたならばベル入賞と判定する。ステップS119では払い出しのある何らかの入賞役に入賞していれば、その入賞役に対応する枚数のメダルを入賞ライン数に応じて払い出す。ステップS121では遊技状態制御処理を行う。遊技状態制御処理では、通常遊技、BB遊技、RB遊技、内部当選遊技、の各遊技状態の移行に関する処理を行い、それらの開始条件、終了条件の成立により、遊技状態を移行する。以上により1ゲームが終了する。以降ステップS103へ戻って上述した処理を繰り返すことにより遊技が進行することになる。
<主制御部300タイマ割込処理>
次に、図17用いて、主制御部300のCPU310が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約2msに1回)でタイマ割込信号を発生するカウンタタイマとしてのタイマ回路315を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
ステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU310の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。
ステップS203では、WDTのカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDTを定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、入力インタフェース360の入力ポートを介して、各種センサ(メダル投入センサ320、スタートレバーセンサ321、ストップボタンセンサ322、メダル投入ボタンセンサ323、精算スイッチセンサ324、メダル払出しセンサ326a、326b、電源判定回路327、リセットボタンセンサ328、設定変更ボタンセンサ329、扉センサ333、リセットセンサ334、および、設定キーセンサ335)の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM313に各種センサごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。
ステップS207では、各種遊技処理を行う。具体的には、割込みステータスを取得(各種センサからの信号に基づいて各種割込みステータスを取得)し、このステータスに従った処理を行う(例えば、取得した各ストップボタン137〜139の割込みステータスに基づいて、停止ボタン受付処理を行う)。
ステップS209では、タイマ更新処理を行う。各種タイマをそれぞれの時間単位により更新する。
ステップS211では、デバイス監視処理を行う。詳細は後述するが、このデバイス監視処理では、ステップS205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、メダル投入異常およびメダル払出異常等に関するエラーの有無を監視し、エラーを検出した場合にはエラー処理を実行させる。さらに、現在の遊技状態に応じて、メダルセレクタ170(メダルセレクタ170内に設けたソレノイドが動作するメダルブロッカ)、各種ランプ(例えば、遊技ランプ340)、7セグメント(SEG)表示器341の設定を行う。
ステップS213では、コマンド設定送信処理を行い、各種のコマンドが副制御部400に送信される。なお、副制御部400に送信する出力予定情報は本実施形態では16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本実施形態では、基本コマンド、スタートレバー受付コマンド、演出抽選処理に伴う演出コマンド、リール110〜112の回転を開始に伴う回転開始コマンド、ストップボタン137〜139の操作の受け付けに伴う停止ボタン受付コマンド、リール110〜112の停止処理に伴う停止位置情報コマンド、メダル払出処理に伴う払出枚数コマンドおよび払出終了コマンド、遊技状態を示すコマンド、電源投入コマンド、設定変更コマンド、設定変更終了コマンド、リセットコマンド、扉開放コマンド、異常識別情報(エラー情報)に基づく異常コマンド1〜13等)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成されている。
副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になると共に、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。また、副制御部400は当該コマンドデータの情報に基づいて、各種報知(例えば、エラー報知など)を実行することができる。
さらに、コマンド設定送信処理では、各種リセット処理や電源投入によって異常識別情報がクリアされた場合(例えば、扉閉鎖となった場合や、エラー状態がリセットされる異常リセット処理が施行された場合)は、各処理において準備された送信準備情報に基づき、リセットされたことを示すリセットコマンドを副制御部400へ送信するようになっている。なお、上述した各処理においては、それぞれ副制御部400に対して送信する情報に関し、送信前段階の送信準備情報を生成していることについて、便宜上、説明を割愛している。
ステップS215では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM313に記憶している遊技情報を、モータ駆動基板300bおよび副制御部400の外部集中端子板248を介してスロットマシン100とは別体の情報収集装置における情報受信端子板等に出力する。
ステップS217では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS221に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS219に進む。
ステップS219では、タイマ割込終了処理を終了する各種処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定等行う。その後、遊技実行処理に復帰する。
一方、ステップS221では、電源の供給が復旧する復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM313の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、遊技実行処理に復帰する。
<デバイス監視処理>
次に、図18を用いて、上述した主制御部タイマ割込処理におけるデバイス監視処理(ステップS211)について説明する。なお、同図は、デバイス監視処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS50では、後述する異常リセット処理を行い、ステップS52へ移行する。ステップS52では、後述する扉開放監視処理を行う。ステップS53では、後述するメダル投入監視処理を行い、ステップS54へ移行してメダル払出し監視処理を行う。
ステップS55では、その他のデバイス(例えば、演出に必要な演出デバイスとしての遊技ランプ343、上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、スピーカ483、液晶表示装置157等)を監視するその他のデバイス監視処理を実行する。その他のデバイス監視処理では、主制御部タイマ割込処理におけるデバイス監視処理(ステップS211)と同様に、まずは主制御部タイマ割込処理におけるステップS205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、メダル投入異常およびメダル払出異常等に関するエラーの有無を監視し、エラーを検出した場合にはエラー処理を実行させる。さらに、現在の遊技状態に応じて、メダルセレクタ170(メダルセレクタ170内に設けたソレノイドが動作するメダルブロッカ)、各種ランプ(例えば、遊技ランプ340)、7セグメント(SEG)表示器341の設定を行う。
<異常リセット処理>
次に、図19を用いて、上述したデバイス監視処理における異常リセット処理(ステップS50)について説明する。なお、同図は、異常リセット処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS60では、扉開放センサとしての扉センサ333の検出結果に基づいて、前面扉102が開放中(すなわち、扉開放中)の状態であるか否かを判断する。このとき、扉センサ333が開放状態を示すH(ON)であれば、ステップS61へ進む。一方、扉センサ333が閉扉状態を示すL(OFF)であれば、ステップS63へ進む。
ステップS61では、扉センサ333の検出において「OFF」の状態から「ON」の状態への切替えがあるか否かを判断する。そして、扉センサ333の検出において「OFF」の状態から「ON」の状態への切替えがある場合、ステップS62に進む。一方、扉センサ333の検出において「OFF」の状態から「ON」の状態への切替えがなければ、ステップS63へ進む。
ステップS62では、扉センサ333の検出結果に基づき、エラー情報としての異常識別情報における情報扉開放に関する(すなわち、「扉開放あり」を示す)エラー(異常)をクリアする。
ステップS63では、後述するメダル投入異常リセット処理を行い、ステップS64では、後述するメダル払出異常リセット処理を行う。
ステップS66では、その他(例えば、メダル払出異常1、オーバフロー異常、表示異常、打止めによる異常等の不正によるエラーではない異常状態)のリセット処理を行う。これら、メダル払出異常1、オーバフロー異常、表示異常、打止めによる異常は、扉リセットキー操作、リセットボタン291による操作、設定変更ボタン292による操作により、それぞれ対応するリセットセンサ334、リセットボタンセンサ328、設定変更ボタンセンサ329の「OFF」から「ON」への切替えによって、エラー状態がリセット(解除)される。
<メダル投入異常リセット処理>
次に、図20を用いて、上述した異常リセット処理におけるメダル投入異常リセット処理(ステップS63)について説明する。なお、同図は、メダル投入異常リセット処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS70では、エラー情報としての異常識別信号に基づいて、メダル投入異常中であるか否かを判断する。すなわち、異常識別信号にメダル投入異常1〜4の発生を示すコマンドが存在するか否かを確認する。このとき、メダル投入異常が検出された場合、ステップS71へ進む。一方、メダル投入異常が検出されなければ、メダル投入異常リセット処理を終了する。
ステップS71では、タイマ回路315における異常リセット無効タイマが「0」より大きい値であるか否かを判断する。このとき、異常リセット無効タイマの値が「0」よりも大きい値である場合、このメダル投入異常リセット処理を終了する。一方、異常リセット無効タイマの値が「0」よりも小さい値である場合、ステップS72に進む。
ステップS72では、リセットセンサ334の検出において「OFF」の状態から「ON」の状態への切替えがあるか否かを判断する。そして、リセットセンサ334の検出において「OFF」の状態から「ON」の状態への切替えがある場合、ステップS73に進む。一方、リセットセンサ334の検出において「OFF」の状態から「ON」の状態への切替えがなければ、このメダル投入異常リセット処理を終了する。
ステップS73では、異常識別情報に含まれるエラーが発生しているか否かを示す異常有無情報を、エラーが発生していないことを示す「異常なし」として設定する。
ステップS74では、メダル投入異常1〜4における異常識別情報の設定をクリアする。すなわち、ステップS70にて確認した異常識別情報におけるメダル投入異常1〜4の設定を解除(クリア)する。
ステップS75では、メダルセレクタ170内に設けたソレノイドが動作するメダルブロッカを非返却状態に設定する。
ステップS76では、メダル払出装置180を駆動状態に設定し、このメダル投入異常リセット処理を終了する。
<メダル払出異常リセット処理>
次に、図21を用いて、上述した異常リセット処理におけるメダル払出異常リセット処理(ステップS64)について説明する。なお、同図は、メダル払出異常リセット処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS80では、エラー情報としての異常識別信号に基づいて、メダル払出異常中であるか否かを判断する。すなわち、異常識別信号にメダル払出異常1〜3の発生を示すコマンドが存在するか否かを確認する。このとき、メダル払出異常が検出された場合、ステップS81へ進む。一方、メダル払出異常が検出されなければ、メダル払出異常リセット処理を終了する。
ステップS81では、タイマ回路315における異常リセット無効タイマが「0」より大きい値であるか否かを判断する。このとき、異常リセット無効タイマの値が「0」よりも大きい値である場合、このメダル払出異常リセット処理を終了する。一方、異常リセット無効タイマの値が「0」よりも小さい値である場合、ステップS82に進む。
ステップS82では、リセットセンサ334の検出において「OFF」の状態から「ON」の状態への切替えがあるか否かを判断する。そして、リセットセンサ334の検出において「OFF」の状態から「ON」の状態への切替えがある場合、ステップS83に進む。一方、リセットセンサ334の検出において「OFF」の状態から「ON」の状態への切替えがなければ、ステップS84へ進む。
ステップS83では、異常識別情報に含まれるエラーが発生しているか否かを示す異常有無情報を、エラーが発生していないことを示す「異常なし」として設定する。
ステップS85では、メダル払出異常1〜3における異常識別情報の設定をクリアする。すなわち、ステップS80にて確認した異常識別情報におけるメダル払出異常1〜3の設定を解除(クリア)する。
ステップS86では、メダルセレクタ170内に設けたソレノイドが動作するメダルブロッカを非返却状態に設定する。
ステップS87では、メダル払出装置180を駆動状態に設定し、このメダル払出異常リセット処理を終了する。
他方、ステップS84では、異常識別信号に基づいて、メダル払出異常1中であるか否かを判断する。すなわち、異常識別信号にメダル払出異常1〜3のうちメダル払出異常1の発生を示すコマンドが存在するか否かを確認する。このとき、メダル払出異常1が検出された場合、ステップS88へ進む。一方、メダル払出異常1が検出されなければ、メダル払出異常リセット処理を終了する。
ステップS88では、リセットセンサ334の検出において「OFF」の状態から「ON」の状態への切替えがあるか否かを判断する。そして、リセットセンサ334の検出において「OFF」の状態から「ON」の状態への切替えがある場合、ステップS83に進む。一方、リセットセンサ334の検出において「OFF」の状態から「ON」の状態への切替えがなければ、メダル払出異常リセット処理を終了する。
<扉開放監視処理>
次に、図22を用いて、上述したデバイス監視処理における扉開放監視処理(ステップS52)について説明する。なお、同図は、扉開放監視処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS700では、扉開放センサとしての扉センサ333の検出において「OFF」の状態から「ON」の状態への切替えがあるか否かを判断する。そして、扉センサ333の検出において「OFF」の状態から「ON」の状態への切替えがなければ、この扉開放監視処理を終了する。一方、扉センサ333の検出において「OFF」の状態から「ON」の状態への切替えがある場合、ステップS701に進む。なお、前面扉102を開放する扉開放行為では、遊技の進行を不能動化させるエラーとして検出されることはないため、この扉開放監視処理において、異常有無情報の設定は割愛している。
ステップS701では、扉センサ333の検出結果に基づく扉開放コマンドに、不正によるエラーを示す検出結果、故障等の異常の発生を示す検出結果、または設定変更を示す検出結果のいずれかのエラー情報が含まれているのか否かを判断する。そして、かかる扉開放コマンドに、当該エラー情報が含まれている場合、この扉開放監視処理を終了する。一方、当該エラー情報が含まれていない場合、ステップS702へ進む。なお、扉開放よりも優先度の高い不正異常、異常、設定変更がすでに発生している場合、扉開放の状態は無視され当該監視の対象とはならない。これは、扉開放状態とすることで、不正異常、異常、設定異常の監視が邪魔されることを考慮しているためである。ただし、発生していた不正異常、異常、が終了した際に、扉が開放されている場合については、扉センサ333の検出において、「OFF」の状態から「ON」の状態への切替えがあったことが保持されるため、扉開放を知らせる扉開放報知が始まるようになっている(なお、設定変更には、RAM313のクリア処理が伴うので、扉開放を知らせる扉開放報知が始まることはない)。
ステップS702では、ステップS701の判定結果(すなわち、ステップS701にて確認した扉開放コマンド)に基づいて、異常識別情報に「扉開放あり」を示す情報を設定する。
<副制御部400メイン処理>
図23を用いて、副制御部400の処理について説明する。なお、図23(a)は、副制御部400のCPU410が実行するメイン処理のフローチャートである。図23(b)は、副制御部400のコマンド受信割込処理のフローチャートである。図23(c)は、副制御部400のタイマ割込処理のフローチャートである。
まず、図23(a)のステップS301では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS301で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM413内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS303では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS305の処理に移行する。
ステップS305では、タイマ変数に0を代入する。ステップS307では、コマンド処理を行う。コマンド処理において副制御部400のCPU410は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS309では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS307で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する処理を行う。この処理には、例えば、演出データをROM412から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う、すなわち、主制御部300からのコマンドに基づき、演出データが上書きされることが含まれる。通常演出において、CPU410は、設定変更、異常、不正異常(リセット操作異常を含む)の各コマンドを主制御部300から受信すると、通常演出を各コマンドに対応する報知演出に切り替えて実行する。これは、主制御部300側で、設定変更、不正異常、異常、通常演出の各演出が、順に階層を下げる設定となっており、上位に設定される演出の実行中は、下位に設定される演出が発生してもコマンドが送信されず、この新たに発生した下位の演出に切り替わることなく無視されるため、上位の演出は下位の演出によって上書きされることはない。ただし、リセット報知演出だけは例外である。
ステップS311では、ステップS309の処理結果に基づいて音制御処理を行う。例えば、ステップS309で読み出した演出データの中に音源IC480への命令がある場合には、この命令を音源IC480に出力する。
ステップS313では、ステップS309の処理結果に基づいてランプ制御処理を行う。例えば、ステップS309で読み出した演出データの中に各種ランプ(上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、リールパネルランプ128、タイトルランプ164、払出口ランプ156等)への命令がある場合には、この命令を出力インタフェース470、デマルチプレクサ419を介して出力する。
ステップS315では、ステップS309の処理結果に基づいて、スロットマシン100に接続される外部装置としての情報収集装置や、扉・液晶画面制御部490等に制御コマンドを送信する設定を行う情報出力処理を行う。例えば、ステップS309で読み出した演出データの中に情報収集装置に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行い、ステップS303へ戻る。また、ステップS309で読み出した演出データの中に扉・液晶画面制御部490に送信する制御コマンド(例えば、エラー状態を報知するためのエラー報知コマンド)がある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行い、ステップS303へ戻る。
<副制御部400コマンド受信割込処理>
次に、図23(b)を用いて、副制御部400のコマンド受信割込処理について説明する。このコマンド受信割込処理は、副制御部400が、主制御部300が出力するストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS401では、主制御部300が出力したコマンドを未処理コマンドとしてRAM413に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
<副制御部400タイマ割込処理>
次に、図23(c)を用いて、副制御部400のCPU410によって実行する副制御部タイマ割込処理について説明する。副制御部400は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。
ステップS501では、図23(a)に示す副制御部メイン処理におけるステップS303において説明したRAM413のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。従って、ステップS303において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。
ステップS503では、ステップS315で設定された情報収集装置550(図6参照)等への制御コマンドの送信や、演出用乱数値の更新処理等を行う。
以上説明したように、本実施形態に係るスロットマシン100は、遊技装置を収容する開口部を有する箱型の収容体(例えば、本体101)と、前記開口部を覆う扉体(例えば、前面扉102)と、前記扉体に設けられたメダル投入口より投入された投入メダルについて、適正メダルを選別するメダルセレクタ(例えば、メダルセレクタ170)と、前記メダルセレクタにより適正メダルをカウントして所定量の適正メダルを貯留し、払出条件の成立によりメダルを払い出す払出装置(例えば、メダル払出装置180)と、前記メダルセレクタの近傍に配置され、前記メダル投入口より投入された投入メダルおよび前記払出装置から払い出される払出メダルを前記扉体に設けられたメダル払出口に誘導するためのメダル誘導シュート(例えば、キャンセルシュート266)と、前記メダル誘導シュートの上部開口部近傍に配置されるとともに、少なくとも前記メダルセレクタにおける前記適正メダルのカウントに関する不正エラーを含むエラー状態を解除するためのリセットセンサ(例えば、リセットセンサ334)と、を備える遊技台であって、前記リセットセンサの少なくとも一部を覆うカバー部材(例えば、リセットセンサカバー282)をさらに備え、前記カバー部材は、前記リセットセンサが物体を検知する検知領域に、前記メダル誘導シュートの上部開口部から前記リセットセンサに向かって侵入する侵入部材(例えば、ピアノ線)が到達するのを阻止する部材であることを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係るスロットマシン100によれば、メダル誘導シュートを通過した不正器具がセンサ等の不正行為の対象となる箇所に到達することを困難にすることができ、リセットセンサを不正に作動させるような不正行為を未然に防止することができる場合がある。
また、前記リセットセンサによる検知が可能な検知領域、および前記リセットセンサによる検知が不可能な非検知領域との間を移動可能な可動検出片(例えば、作動杆241下部に形成された検知片241a)を備え、前記カバー部材は、前記侵入部材が前記可動検出片に到達するのを阻止する部材であってもよい。
このような構成とすれば、リセットセンサを作動させる可動検出片を不正に移動させるような不正行為を未然に防止することができる場合がある。
また、前記カバー部材における前記メダル誘導シュートに対向する面には、前記侵入部材の移動を規制するための段差(例えば、図7(a)に示す、リセットセンサ収容部282kと扉センサ収容部282lとの間の段差)が形成されていてもよい。
このような構成とすれば、不正器具の自由な移動を規制することが可能で、不正器具による不正行為の抑止力を高めることができる場合がある。
また、前記リセットセンサは、板状の基板(例えば、基板336)に搭載されるとともに、前記リセットセンサには、前記基板の一方の面から他方の面に折り返されてハーネス(例えば、ハーネス335)が接続され、前記カバー部材は、前記ハーネスの折り返し部分(例えば、屈曲部335a)を覆うように配設されていてもよい。
このような構成とすれば、リセットセンサの動作に影響を及ぼすハーネスに対する不正行為を未然に防止できる場合がある。
また、前記扉体が前記収容体に対して開いている開放状態(例えば、鉤部材235が本体101に配設された受け金具に係止していない状態)、および前記扉体が前記収容体に対して閉まっている閉鎖状態を(例えば、鉤部材235が本体101に配設された受け金具に係止した状態)検知することが可能な扉センサ(例えば、扉センサ333)を備え、前記カバー部材は、前記扉センサが物体を検知する検知領域に前記侵入部材が到達するのを阻止する部材であってもよい。
このような構成とすれば、扉センサを不正に作動させるような不正行為を未然に防止することができる場合がある。
また、前記カバー部材は、透明または半透明の材料からなっていれば、前記カバー部材によって不正行為を防止しつつ、カバー部材によって覆われる各種部品を容易に確認することができ、メンテナンス性を高めることができる場合がある。
なお、本発明に係る遊技台は、上記実施例に係るスロットマシン100の構成に限定されるものではなく、例えば、カバー部材の形状、配置場所、向きなどは、リセットセンサカバー282のの形状、配置場所、向きなどに限定されない。また、カバー部材の材料は、透明または半透明の材料以外でもよい。
また、上記実施形態では、メダル(コイン)を遊技媒体としたスロットマシンの例を示
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、遊技球(例えば、パチンコ玉
)を遊技媒体としたスロットマシンやパチンコ機などにも、本発明は適用可能である。
具体的には、本発明に係る遊技台は、「所定の遊技領域に遊技球を発射する発射装置と、発射装置から発射された遊技球を入球可能に構成された入賞口と、入賞口に入球した遊技球を検知する検知手段と、検知手段が遊技球を検知した場合に遊技球(賞球)を払出す払出手段と、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置を備え、入賞口に遊技球が入って入賞することを契機として、可変表示装置が図柄を変動させた後に停止表示させて、遊技状態の推移を告知するようなパチンコ機」にも好適である。
さらに、本発明をアレンジボール遊技機、じゃん球遊技機、スマートボール、およびカ
ジノマシン等に適用しても、同様の効果を得ることができる。
また、本発明の実施形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の遊技台は、回胴遊技機(スロットマシン)や弾球遊技機(パチンコ等)に代表される遊技台の分野で特に利用することができる。
100 スロットマシン
101 本体
102 前面扉
155 メダル払出口
170 メダルセレクタ
180 払出装置
230 施錠装置
232 シリンダ錠
234 連結杵
235 鉤部材
241 作動杵
266 キャンセルシュート
282 リセットセンサカバー
333 扉センサ
334 リセットセンサ

Claims (6)

  1. 遊技装置を収容する開口部を有する箱型の収容体と、
    前記開口部を覆う扉体と、
    前記扉体に設けられたメダル投入口より投入された投入メダルについて、適正メダルを選別するメダルセレクタと、
    前記メダルセレクタにより適正メダルをカウントして所定量の適正メダルを貯留し、払出条件の成立によりメダルを払い出す払出装置と、
    前記メダルセレクタの近傍に配置され、前記メダル投入口より投入された投入メダルおよび前記払出装置から払い出される払出メダルを前記扉体に設けられたメダル払出口に誘導するためのメダル誘導シュートと、
    前記メダル誘導シュートの上部開口部近傍に配置されるとともに、少なくとも前記メダルセレクタにおける前記適正メダルのカウントに関する不正エラーを含むエラー状態を解除するためのリセットセンサと、を備える遊技台であって、
    前記リセットセンサの少なくとも一部を覆うカバー部材をさらに備え、
    前記カバー部材は、前記リセットセンサが物体を検知する検知領域に、前記メダル誘導シュートの上部開口部から前記リセットセンサに向かって侵入する侵入部材が到達するのを阻止する部材であることを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1において、
    前記リセットセンサによる検知が可能な検知領域、および前記リセットセンサによる検知が不可能な非検知領域との間を移動可能な可動検出片を備え、
    前記カバー部材は、前記侵入部材が前記可動検出片に到達するのを阻止する部材であることを特徴とする遊技台。
  3. 請求項1または2において、
    前記カバー部材における前記メダル誘導シュートに対向する面には、
    前記侵入部材の移動を規制するための段差が形成されていることを特徴とする遊技台。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記リセットセンサは、板状の基板に搭載されるとともに、前記リセットセンサには、前記基板の一方の面から他方の面に折り返されてハーネスが接続され、
    前記カバー部材は、前記ハーネスの折り返し部分を覆うように配設されていることを特徴とする遊技台。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記扉体が前記収容体に対して開いている開放状態、および前記扉体が前記収容体に対して閉まっている閉鎖状態を検知することが可能な扉センサを備え、
    前記カバー部材は、前記扉センサが物体を検知する検知領域に前記侵入部材が到達するのを阻止する部材であることを特徴とする遊技台。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    前記カバー部材は、透明または半透明の材料からなることを特徴とする遊技台。
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