JP2011528420A - 継手装置用の多目的雄流体継手及びこれを組み込んだ継手装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、死容積のない、流体を移送することができる流体継手装置を形成するために、雌継手に押し込まれる雄流体継手、及びそのような流体継手装置に関する。雌継手102は、雄継手を通過する第2の導管C2と連通する第1の導管C1に連結され、この雌継手は、第1の導管が出る雌端104で終わる内側圧入面103を有し、雄継手は、雌継手内にあることが意図される雄端107で終わる外側圧入面106を備える。この第2の導管は、雄端を越えて雄継手に押し込まれ、復帰手段111によって流体密封的に雌端に押し付けられる自由端110を有し、復帰手段111は、圧入動作時に、雌端にこの自由端を当てたまま第2の導管が雄継手を通して摺動するときにこれを案内するように設計される案内保持手段114と協働し、それにより第1の導管と雄継手との間の死容積を一切なくすことで、この雄継手を全種類の対応する雌継手に適合可能にする。
【選択図】図2

Description

本発明は、死容積のない、流体を移送することができる流体継手装置を形成するために、第2の導管を通過させて、第2の導管と連通することが意図される第1の導管に連結される雌継手に圧入される雄流体継手、及びそのような流体継手装置に関する。本発明は、限定はされないが、より詳細には、採取又は注入すべき液体マイクロサンプルの移送に関する。
一方ではカテーテル等に関連して、他方では可撓性のマイクロチューブに関連して、医学及び生物学で使用される流体継手装置は、通常は1986年のISO59461規格によって規定されている「ルアー」タイプ又は1998年のISO594−2規格によって規定されている「ルアーロック」タイプの標準化された継手である。本明細書に添付の図1を参照すると、通常の継手装置1は、基本的には、
カテーテルが押し込まれることが意図されると共に、カテーテルが出る雌端4に向かって狭まる円錐状の内側嵌合面3を備える雌継手2と、
雌継手2の内側面3と同じ円錐性を有すると共に最大限の挿入状態で雌端4から軸方向距離dlを残しつつ雄端7に向かって狭まる円錐状の外面6を介して、雌継手に圧入される雄継手5と、
を備える。例として、図1は、雄端7が取り得る最大挿入位置7’を示す。したがって、雄端7は、軸方向深さがdlである自由空間(死容積)を残し、この自由空間は、表面7が位置7’を占めるときに最小である。
以下の表1は、上述の規格に従い、使用材料に応じた「ルアー」タイプ(6%円錐角)の継手装置の主要寸法特徴を列挙している。
Figure 2011528420
上述の規格によって規定されている継手装置の主な欠点は、雄継手及び雌継手それぞれの端間の距離dl(通常は、使用される雌継手のタイプに応じて約3mm〜6mm)が、さまざまな状況において不利となる本質的な死容積を形成する空洞を発生させることである。最も頻繁に生じるのは、継手がこの死容積に匹敵するか又はそれよりも小さい程度の極めて少量の液体サンプルを循環させるために使用される場合である。例として、哺乳類の血液のマイクロサンプルを注入又は採取する場合、直径約4mmの継手が設けられた可撓性の導管を使用することが一般的慣行であり、こうして画定される空間は、35μl(長さ3mmの空洞の場合)〜70μl(長さ6mmの空洞の場合)の程度の死容積を決定し、この死容積は、これらの比較的大きな寸法に起因して使用時に以下の問題を引き起こし得る。
いくつかの連続したマイクロサンプルがこの死容積を満たすように働くため、これが最初のマイクロサンプルの通過を遅延させ、より大きな容積の流体が採取されて失われることを意味する。
流体導管の断面が、この死容積に起因してかなり広がるため、さまざまなマイクロサンプルがそこで互いに混ざり合い、これは、流体が液体である場合及びこれらのマイクロサンプルが、例えば分析目的でその後使用される場合に不利である。これは、マイクロサンプルのトレーサビリティを損なわせ、プロセスを通して各マイクロサンプルがその初期特性を保持可能であることが基本的に重要である経時的に発達するそのプロセス、例えば急激な生物学的現象を監視する場合に特に不利である。
さらに、上記の表1に示されるように、「ルアー」継手に関する規格は、特に雌継手に関しては単一のタイプの継手を定めるのではなく、互いに適合性がありこの表で一部規定されている寸法を有するいくつかのタイプを定めている(これらの規格は、例えば、雄継手と雌継手との間の空洞の寸法は指定していない)。結果として、この死容積を最小化する「ルアー」又は「ルアーロック」タイプのいかなる継手装置も、ユーザーによる継手の入手の手配を困難にしすぎないように、これらの異なるタイプのさまざまな寸法のすべてと適合性があることを目指さなければならない。
特許文献1から、治療用の液体物質を注入するために、
肩部が設けられたそれぞれの円筒状の嵌合面を介して雌継手に圧入される雄継手であって、この雌継手が注入先端を形成するカニューレを受け入れることが意図される、雄継手と、
雄継手と雌継手との間に位置決めされたシールワッシャーを穿刺することによって2つの継手を通過してカニューレも通過するように挿入され、処置対象の身体に植え込まれることが意図される、剛性注射針と、
を基本的に備える流体継手装置を使用することも知られている。
継手及びカニューレを真っ直ぐに通過する剛性注射針を有するこの継手装置は、確かに死容積の最小化は可能にするが、以下の欠点を有する。
針の直径が雄継手の開口の直径及び流体導管の直径と比べて小さく、これが流量を大幅に減らすと共に流体の速度上昇に反映される(流体の粘度がこのとき問題を引き起こし得る)。
後続の継手が針をシールワッシャーの同じオリフィスに通過させることを示唆できない(各注入後の針の除去後にシールワッシャーが不用意に変位する可能性がある)、又はこのワッシャーが続いて同じ密封性を有することを示唆できないため、この装置が1回の連結手順でしか有効でない可能性がある。
この装置は、上述の「ルアー」又は「ルアーロック」タイプに適合しない。
針がシールワッシャーを越えて或る長さだけ必然的に延びており、これがこの針の上流又は下流での特定の用途で問題を引き起こし得る(例えば、カニューレが可撓性のカテーテルによって形成される場合、針がカテーテルの端を越えて延び得ることで、その可撓性を失わせることにより、周囲の生物組織への損傷の危険性がある)。
現在の生物医学技法の発展は、液体マイクロサンプル(すなわち、小動物から採取された血液サンプル等、100μl未満、好ましくは30μl以下の容積をそれぞれが有するサンプル)の使用が一般的になりつつあることを意味する。しかしながら、「ルアー」又は「ルアーロック」タイプの少なくとも1つの継手装置を備えるサンプリングラインは、これらのマイクロサンプルのトレーサビリティを維持することで、マイクロサンプルが入力端にあるうちにそれらを出力端で取り出すことを可能にすることができなければならない。これらの継手は、雄継手と雌継手との間の締め付け力によって大きな影響を受けることも、一連の複数の組み立て及び分解手順によって損傷を受けることもない、密封性をさらに有していなければならない。
特許文献2は、死容積を最小化するために変更されるのが雌継手(図3を参照)である、複数のチューブと雄継手及び雌継手との複雑な組立体を開示しており、特に雄継手がこの雌継手に単に圧入されるのではなくこの場合は螺入されることが分かる。
特許文献3は、その図19において、雌コネクタ部品に圧入されるが特に可撓性のチューブも導管も通過させていない雄コネクタ部品内で終端する、シリンジを開示している。
米国特許第4966588号 独国特許出願公開第4403630号 米国特許第5964737号
上述の欠点のすべてを克服すると共に、単一の雄流体継手を「ルアー」及び「ルアーロック」継手の上述の規格によって規定される全タイプの雌流体継手に等しく適合させることも可能にする、流体を移送することができる流体継手装置を形成するために、第2の導管を通過させて、該第2の導管と連通することが意図される第1の導管に連結される雌流体継手に圧入されることが意図される雄流体継手であって、前記雌継手は、前記第1の導管が出る雌ラジアル端で終端する半径方向内側圧入面を備え、雄継手は、雌継手内に位置付けられることが意図される第1の雄ラジアル端で終端するラジアル圧入面を備える、雄流体継手を利用可能にすることが、本発明の目的である。
この目的のために、本発明による装置は、前記第2の導管が、前記第1の雄端を軸方向に越えて該雄継手に押し込まれると共に、該雄流体継手に一体化される復帰手段によって密封様式で前記雌ラジアル端に押し付けられることができる自由端で終端する可撓性のチューブによって形成され、前記復帰手段は、前記自由端を前記雌端に当てたまま前記自由端を前記第1の雄端に近付けることによって該雄継手を通した前記チューブの軸方向摺動移動を案内するために、圧入時に、該雄継手に設けられている案内保持手段と協働し、それにより前記第1の導管と該雄継手との間の死容積を一切なくすものである。
前記復帰手段が、チューブの有効行程全体にわたって密封性を確保するのに十分な力を加えることに留意されたい。
本発明による前記雄継手を組み込んだ継手装置が、移送すべき流体を一方又は他方の方向に(すなわち注入又はサンプリングのために)等しく流すことができるようなものであることにも留意されたい。
移送流体が液体である場合、本発明による前記雄継手を組み込んだ前記継手装置が、前記雄継手と前記雌継手との間に発生する死容積に関連する上述の欠点を克服することにより、特にマイクロサンプル同士が混ざり合うことを回避することにさらに留意されたい。
本発明の別の特徴によれば、前記復帰手段は、前記自由端が、前記チューブの摺動時に該チューブのクリアランスによる該復帰手段の圧縮から少なくとも或る程度得られる力で前記雌端に押し付けられるように、該雄継手の内部に向かう前記チューブの摺動時に軸方向に圧縮されることができ、前記クリアランスは、前記雌端から測定した前記雌継手の軸方向深さよりも大きい。
前記雄継手内部でのチューブの行程の開始から密封性が有効であることを確実にするために、またクリアランスがさまざまなタイプの雌継手での有効行程を大幅に超えないことを確実にするために、前記復帰手段がプレストレスをかけられ得ることが有利である。換言すると、前記押圧力は、前記チューブの前記クリアランス中の前記復帰手段の圧縮からだけでなく、前記雌継手への該雄継手の取り付け前に前記復帰手段に加えられるプレストレスからも得られ、該プレストレスは、前記チューブが摺動し始めると、該チューブの前記自由端が実質的に前記雌継手に対する密封性を確保することができ(すなわち、前記雌継手に逆接する状態に置かれて密封性を確保する)、前記摺動時の前記復帰手段のわずかな圧縮が、密封性を確保するのに十分な強度を前記押圧力に与えることを可能にするようなものである。
前記プレストレスが、前記雄継手内でのチューブの有効行程全体にわたってこの力を最小限にしか変化させないことに留意されたい。しかしながら、この力の変化が小さいほど、本発明による前記雄継手と特に上述の規格で述べた全タイプの雌継手との適合性が高い。
前記プレストレスの有無を問わず、前記雌継手の前記内側ラジアル端に対する前記チューブの前記自由端の当接が、前記復帰手段によってこの当接部の密封性を保証するのに十分な圧力で行われるため、これらの規格の機能仕様が満たされ、密封性は2つの継手間の締め付け力及び複数回の嵌合/分解から生じる摩耗とは半ば無関係になる。この圧力は、前記継手内で摺動する前記チューブの前記クリアランスから及び該当する場合は前記初期プレストレスから得られる、復帰手段の圧縮によって生まれる力から得られる。
上述したように、前記チューブが嵌合前に前記第1の雄端に対して十分な長さだけ突出し、この突出が嵌合時に該チューブを逆方向に戻し、これを反映して前記復帰手段が該チューブを前記雌端に押し付けることによって与えられる推力が得られることによって、軸方向深さが異なるさまざまな雌継手との本発明による雄継手のこの多目的態様が可能になることに留意されたい。
本発明の別の特徴によれば、前記復帰手段は、一方では該雄継手の前記第1の雄端の反対側のラジアル端壁に当接して、他方では前記チューブと一体である少なくとも1つのラジアル支持面に当接して取り付けられ得る。前記復帰手段は有利には、前記チューブと該雄継手との間に半径方向に取り付けられる圧縮コイルばねを含み得る。
本発明の別の有利な特徴によれば、前記案内保持手段は、該雄継手内に軸方向に延びて前記第1の雄端を越えて前記自由端から離れて終端する前記チューブの補強部分に沿って前記チューブを補強するように設計することができ、該チューブは、前記補強部分よりも低い剛性を有すると共に、前記雌端に対して前記復帰手段が発生させる復帰力を支持することによって前記自由端と前記雌端との間の接続部の密封性を確保することができる可撓性の端部分を有するようになる。
前記復帰手段による応力を受ける前記チューブの部分に対応する前記補強部分が、チューブの弾性変形の頂点領域での前記チューブの座屈を防止して前記雌端との前記自由端の密封性を確保することが意図される寸法を有するこの可撓性の端部分に関連して、前記雄継手内での前記チューブの座屈を防止することを可能にすることに留意されたい。
本発明の好ましい実施の形態によれば、前記案内保持手段は、前記補強部分に沿って前記チューブを密閉することによって前記チューブに一体的に取り付けられる剛性の管状スリーブ、例えば金属又はプラスチックスリーブを含み、前記チューブの前記可撓性の端部分には、前記雄継手の前記第1の雄端及び反対側の第2の雄端を通過することによって前記雄継手内で軸方向に摺動するように取り付けられる前記スリーブがない。前記復帰手段のための前記ラジアル支持面は、この場合、前記スリーブの円周方向フランジによって形成される。
本発明の代替的な実施の形態によれば、前記補強部分は、前記チューブの前記可撓性の端部分の剛性よりも高い剛性を有する前記チューブの一体部分であることができ、該補強部分は、前記チューブの局部焼き入れを伴う処理によって得られる。
前記好ましい実施の形態と代替的なこの実施の形態とに共通の本発明の別の特徴によれば、前記案内保持手段は、該雄継手内での前記チューブの自由回転をさらに許し得る。
好ましくは、該雄継手の前記外側圧入面は、前記雌継手の前記内側圧入面の円錐性と同一の円錐性で前記第1の雄端に向かって狭まる円錐面である。
さらにより好ましくは、雄継手は、1986年のISO59461規格によって規定されている「ルアー」タイプ又は1998年のISO594−2規格によって規定されている「ルアーロック」タイプである。
流体、例えば採取又は注入すべきマイクロサンプルを移送することができ、その第1の開口を介して第1の導管に連結されることが意図され、前記流体を移送するために前記第1の導管と連通することが意図される第2の導管を通す第2の開口を有する、本発明による流体継手装置が、
前記第1の開口を画定し、前記第1の導管が出る雌ラジアル端で終端する半径方向の内側圧入面を備える雌流体継手と、
半径方向の外側圧入面を介して前記雌継手に圧入されることによって前記第2の開口を画定し、前記雌継手内の雄ラジアル端で終端する雄流体継手と、
を備える。
本発明によれば、この雄継手は上記で規定されたものである。
好ましくは、前記雄継手及び前記雌継手は、両方が1986年のISO59461規格によって規定されている「ルアー」タイプ、又は両方が1998年のISO594−2規格によって規定されている「ルアーロック」タイプである。
さらにより好ましくは、前記雄継手及び前記雌継手は、両方が1998年のISO594−2規格によって規定されている「ルアーロック」タイプであり、前記雄継手は、半径方向内方に曲がって前記外側圧入面を囲む円周方向突出部を有することができ、前記雌継手の半径方向外方に突出する端肩部が、前記雄継手と前記雌継手が互いに離れるのを防止するために、前記突出部と前記外側圧入面との間に係止する。
本発明の別の特徴によれば、圧入前に、前記チューブは、前記雌ラジアル端から測定した場合に、前記規格のいずれかに従った前記雌継手の最大軸方向深さよりも大きな初期軸方向距離だけ前記第1の雄端を越えて延びるのが有利である。上述のように、前記チューブは、選択される前記雌継手の軸方向深さに関係なく該チューブが前記雌端に対して十分な圧力で戻されるように、圧入時に、摺動端において8mm以上の軸方向クリアランスで前記雄継手内で摺動することができる。
前記雄継手及び前記雌継手のそれぞれの円錐状嵌合面の嵌合によって密封性が達成される「ルアー」又は「ルアーロック」タイプの標準継手装置とは対照的に、本発明の装置が、入口/出口付近で前記チューブの前記自由端を直接介して密封性を提供するように設計されることに留意されたい。
前記雌継手を通過する前記第1の導管は、血液のマイクロサンプルを採取する目的で小動物の尾静脈に植え込まれる可撓性のカテーテル等、動物から前記液体を採取するか又は動物に該液体を注入するのに適した可撓性のマイクロチューブであるのが有利である。
本発明の上述の特徴及び他の特徴は、非限定的な例として添付図面を参照して行われる本発明のいくつかの実施形態の以下の説明を読めばより明確に理解されるであろう。
「ルアー」タイプの雄継手及び雌継手を有し、一方ではカテーテルに、他方ではマイクロサンプル採取用の可撓性のマイクロチューブに接続されることが意図される、既知の継手装置のラジアル断面の部分図である。 流体の移送用のマイクロチューブを通すことによって密封様式で互いに接続される、「ルアーロック」タイプの本発明による雄継手及び雌継手を有する継手装置のラジアル断面の概略図である。
図2に示されているように、本発明による継手装置101は、この例では「ルアーロック」タイプ(1998年のISO594−2規格を参照)であり、基本的に、
可撓性のカテーテル等の第1の導管C1が押し込まれる雌継手102であって、第1の導管C1が出る雌ラジアル端104(この端104は、平坦又はわずかに円錐状であり得る)に向かって狭まる円錐状の半径方向内側圧入面103を有する、雌流体継手102と、
内側面103と同じ円錐性を有すると共に雄ラジアル端107に向かって狭まる円錐状の半径方向外側圧入面106を介して、雌流体継手102に圧入される雄流体継手105であって、マイクロチューブ等の第2の可撓性の導管C2が該雄流体継手105に押し込まれて、該雄流体継手105の2つの端107及び108を通過して密封様式で雌端104に当接する、雄流体継手105と、
を備える。
本発明の重要な特徴によれば、可撓性の導管C2の自由端110は、圧縮コイルばね111によって密封様式で雌端104に押し付けられることができる。圧縮コイルばね111は、金属製であり、導管C2と雄継手105との間に半径方向に取り付けられる。また、圧縮コイルばね111は、雄継手105の雄端107の反対側のラジアル内側端壁112に対して軸方向に当接するとともに、案内保持手段114を介して導管C2と一体的に移動するラジアル支持面113に対して軸方向に当接する。雄継手105を通した導管C2の軸方向摺動移動を案内するため、また、雌端104に対する導管C2の自由端110の密封当接を保つために、案内保持手段114は導管C2に設けられる。
図2に示されている実施形態では、この案内保持手段114は、剛性の管状スリーブ(金属スリーブ、又はプラスチック製、例えば高分子樹脂製のスリーブ等)によって形成される。この案内保持手段114は、雄継手105を通して可撓性の導管C2と共に軸方向に摺動するように可撓性の導管C2の長さの大部分に沿って可撓性の導管C2に一体的に取り付けられる。このため、案内保持手段114は、このスリーブ114によって囲まれる部分全体に沿って可撓性の導管C2を補強する(この補強部分は、雄継手105の端107及び108を軸方向に貫通してこれらから突出するが、導管C2の自由端110から離れて終端する)。また、案内保持手段114は、ばね111のための円周方向フランジの形態の支持面113を有する。このフランジ113は、金属スリーブ114の場合は拡幅圧延によって、又はプラスチックスリーブ114の場合は成形若しくは押し出しによって得ることができる。
スリーブ114と導管C2の自由端110との間のこの軸方向のずれは、導管C2の自由端110が、ばね111が発生させる復帰力Fを支持することによって導管C2と雌端104との間の圧力下で接続部の密封性を確保することができる可撓性の端部分を有することを意味する。導管C2のこの可撓性の端部分は、例えば、弾性変形によってこの密封性を確保するように、約1mmの軸方向長さを有し得る。
後述されるように、導管C2を囲むスリーブ114のこの摺動嵌合は、導管C2の自由端110がばね111の軸方向圧縮によって雌端104に対して十分な圧力で戻りながら雄端107に近付くことを確実にするように設計されることにより、第1の導管C1と雄継手105との間の死容積を一切なくす。
図2に示されているように、スリーブ114の外径は、雌継手102が「ルアー」タイプであるか「ルアーロック」タイプであるかに関係なく、雌継手102の最小内径よりも小さいように選択される。導管C2の座屈を防止することが意図されるこのスリーブ114は、この導管C2の材料の剛性と少なくとも同じ剛性を有する材料から形成される。これは、薄肉金属チューブによって、又は十分な剛性を有する材料、例えば高分子樹脂又は別のプラスチック材料製のチューブによって形成されることが好ましい。これは、「ルアー」又は「ルアーロック」装置の円錐性により、特に導管C2と継手102の円錐の直径が最小である雌端104との間の密封接合部付近でスリーブ114の直径を小さくする必要があるためである。その結果、薄肉の、したがって高剛性のスリーブ114が選択される。密封接続位置では、スリーブ114が、雌端104に対して可撓性の導管C2の自由端110を維持する圧力下で屈曲又は座屈する部位でないことが重要である。この自由端110の断面が、好ましくは導管C2の対称軸に対して垂直な平面によって定められる回転対称性を必然的に有することに留意されたい。しかしながら、他の実施形態によれば、この自由端110の断面は、截頭面を有していてもよく、又は代替的に、この回転対称性の条件に合う限り、1つ又は複数の面取り部を有していてもよい。
図2の雄継手105は、標準「ルアーロック」雄継手から得られたものであり、可撓性の導管C2及び剛性スリーブ114から成る可動組立体をこの継手105に導入するために、この継手105の全長に沿ってこの継手105に中央軸方向穴が形成されている。
図2に示されていない代替形態によれば、導管C2のためのこの案内保持手段は、雌端104に対する当接によって密封性を確保するのに十分な可撓性をこの導管C2に与えつつ、この導管C2の自由端110の近くの局部焼き入れを伴う特殊処理によって得られてもよい。
より正確には、ばね111は、軸方向に最大の深さを有する雌継手102が使用される場合(すなわち、ばね111の最短行程の場合)であっても、その予圧でこの当接による十分な密封性が確保されるようなものである。導管C2が雄端107を越えて延びている圧入前の初期長さに関しては、雌端104とのこの密封性を確保するのに十分であるように選択され、密封接合部における当接圧力は、ばね111の推力に応じて変わる。
図2に示されている「ルアーロック」タイプの装置101は、雄継手105が、半径方向内方に曲がって継手105の外側圧入面106を囲む円周方向突出部115を有し、雌継手102が、半径方向外方に突出してこの突出部115とこの外側圧入面106との間に係止する端肩部116を有するようなものであることに留意されたい。この係止は、2つの継手102及び105が互いに離れないようにする。
しかしながら、本発明による継手装置は、係止要素を有していない「ルアー」タイプの継手を伴うこともできるが、この場合、継手同士が互いに十分に強く連結されていなければ、すなわち、ばね111の圧力及び流体の圧力から得られる復帰力が円錐状の雄継手及び雌継手の圧入力よりも大きくなれば、偶発的な分離の危険性があることに留意されたい。
図2に示されているもの等の本発明による継手装置101は、以下の方法で密封接続位置にされる。
雄継手105の圧入前、案内保持手段(図2の例のスリーブ114等)が設けられた導管C2は、使用可能な雌継手102のすべての最大内部深さよりも大きな長さだけ雄端107を越えて延びる。
選択された雌継手102に雄継手105が圧入されると、導管C2の可撓性の自由端110がばね111を介して雌端104と密封接触保持され、ばね111は、この端110を密封様式でそこに押しやるのに十分な推力(矢印F)を確保する。
この目的で、装置101を組み立てる際、ばね111は、最も深い雌継手102においてさえもこの十分な推力を確保するようにプレストレスを受け、この推力は、どの雌継手102が選択されるかに関係なく、1998年のISO594−2「ルアーロック」規格に従った330kPaの接合部の最低圧力保持を保証するように計算される。したがって、比較的深い雌継手102の場合、この圧力は例えば400kPaとなるが、あまり深くない「ルアーロック」雌継手102に同じ雄継手105が取り付けられると、そのばね111がより強く圧縮され、当接部における接合部の最大許容圧力が比例して増加し、例えば600kPaになる(接合部の保持圧力を計算するには、ばね111の圧縮の関数であるばね111が加える復帰力を、可撓性の導管C2の自由端110における断面の表面積によって定められる接合部の表面積で割る)。
長寸のばね111を使用することによって、同じタイプだがより深い雌継手と比較して、より浅い深さの「ルアー」又は「ルアーロック」雌継手の接続部に関して、この接合部における圧力差が減ることが分かるであろう。
雄継手105内での摺動移動に従うスリーブ114のクリアランスに関して、このクリアランスは、「ルアー」又は「ルアーロック」範囲内の異なるタイプの雌継手間の内部深さの最大差である約6mmよりも大きく、したがって8mmよりも大きい。
本発明による継手装置の好適な用途は、液体流体のマイクロサンプル用のカテーテルラインに関連する。この装置により、標準「ルアー」又は「ルアーロック」雌継手を使用するいかなるカテーテルラインも、それらのマイクロサンプルを混合の危険なく移送させることができ、これが完璧なトレーサビリティを可能にする(ラインの出力におけるマイクロサンプルがラインの入力におけるマイクロサンプルと一致する)。さらに、測定又は分析の開始前に多数のマイクロサンプルが採取されるのを待つ必要がなく、これが従来技術の死容積に対応する液体容積の無駄をなくす。例として、内径1mmのカテーテルC1に連結する場合、1mmに等しい内径の可撓性のチューブC2を使用することが好ましい。しかしながら、本発明による継手装置を、大容量サンプルを使用するか又は時間及び空間的なトレーサビリティを必要としない特定の用途で使用してもよく、このような他の使用の利点は、特定の監視を必要とする液体(例えば、汚染血液、放射性液体等)の処理の場合に、汚れた部品の数及び操作後の流体の残量が低減されることであることに留意されたい。

Claims (18)

  1. 採取又は注入すべきマイクロサンプル等の流体を移送することができる流体継手装置(101)を形成するために、雌流体継手(102)に圧入されることが意図される雄流体継手(105)であって、
    前記雌流体継手は、前記雄継手を貫通する第2の導管(C2)と連通することが意図される第1の導管(C1)に連結され、
    前記雌継手は、前記第1の導管が出る雌ラジアル端(104)で終端する内側圧入面(103)を備え、
    前記雄継手は、前記雌継手内に配置されることが意図される第1の雄ラジアル端(107)で終端する外側圧入面(106)を備え、
    前記第2の導管は、可撓性のチューブ(C2)によって形成され、前記チューブは、前記第1の雄端を軸方向に越えて前記雄継手に押し込まれると共に、自由端(110)で終端しており、
    前記自由端は、円筒対称に従って切断され、前記雄継手に一体化される復帰手段(111)によって密封様式で前記雌端に押し付けられることができ、
    前記復帰手段は、前記第1の導管と前記雄継手との間の死容積を一切なくすよう、前記自由端を前記雌端に当てたまま前記自由端を前記第1の雄端に近付けることによる前記雄継手を通した前記チューブの軸方向摺動移動を案内するために前記雄継手に設けられている案内保持手段(114)と圧入時に協働することを特徴とする、雄流体継手。
  2. 前記復帰手段(111)は、前記チューブ(C2)の摺動時に前記チューブのクリアランスによる前記復帰手段(111)の圧縮から少なくとも或る程度得られる力で前記自由端(110)が前記雌端(104)に押し付けられるように、前記雄継手の内部に向かう前記チューブの摺動時に軸方向に圧縮可能であり、
    前記クリアランスは、前記雌端から測定した前記雌継手(102)の軸方向深さよりも大きいことを特徴とする、請求項1に記載の雄流体継手。
  3. 前記押圧力は、前記チューブ(C2)の前記クリアランス中の前記復帰手段(111)の圧縮からだけでなく、前記雌継手への前記雄継手の取り付け前に前記復帰手段に加えられるプレストレスからも得られ、
    前記プレストレスは、前記チューブが摺動し始めると、前記チューブの前記自由端(110)が実質的に前記雌継手(102)に対する密封性を確保することができ、前記摺動時の前記復帰手段のわずかな圧縮が、前記密封性を確保するのに十分な強度を前記押圧力に与えることを可能にするものであることを特徴とする、請求項2に記載の雄流体継手。
  4. 前記復帰手段(111)は、一方では前記雄継手の前記第1の雄端(107)の反対側のラジアル端壁(112)に当接して、他方では前記チューブ(C2)と一体である少なくとも1つのラジアル支持面(113)に当接して取り付けられることを特徴とする、請求項2又は3に記載の雄流体継手。
  5. 前記復帰手段(111)は、前記チューブ(C2)と雄継手との間に半径方向に取り付けられる圧縮コイルばねを含むことを特徴とする、請求項4に記載の雄流体継手。
  6. 前記案内保持手段(114)は、前記雄継手内を軸方向に延びて前記第1の雄端(107)を越えて前記自由端(110)から離れて終端する前記チューブ(C2)の補強部分に沿って該チューブを補強するように設計され、
    前記チューブは、前記補強部分よりも低い剛性を有すると共に、前記雌端(104)に対して前記復帰手段(111)が発生させる復帰力(F)を支持することによって前記自由端と前記雌端との間の接続部の密封性を確保することができる可撓性の端部分を有するようになり、
    前記補強部分及び前記可撓性の部分はそれぞれ、前記雄継手内での前記自由端に対する前記チューブの座屈を防止するように設計されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の雄流体継手。
  7. 前記案内保持手段(114)は、前記補強部分に沿って前記チューブ(C2)を密閉することによって前記チューブに一体的に取り付けられる剛性の管状スリーブ(114)、例えば金属又はプラスチックのスリーブを含み、前記チューブの前記可撓性の端部分には、前記雄継手の前記第1の雄端(107)及び反対側の第2の雄端(108)を通過することによって前記雄継手内で軸方向に摺動するように取り付けられる前記スリーブがないことを特徴とする、請求項6に記載の雄流体継手。
  8. 前記復帰手段(111)のための前記ラジアル支持面(113)は、前記スリーブ(114)の円周方向フランジによって形成されることを特徴とする、請求項4又は5及び請求項7に記載の雄流体継手。
  9. 前記補強部分は、前記チューブ(C2)の前記可撓性の端部分の剛性よりも高い剛性を有する前記チューブの一体部分であり、前記補強部分は、前記チューブの局部焼き入れを伴う処理によって得られることを特徴とする、請求項6に記載の雄流体継手。
  10. 前記案内保持手段(114)は、前記雄継手内での前記チューブ(C2)の自由回転をさらに許すことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の雄流体継手。
  11. 前記雄継手(105)の前記外側圧入面(106)は、前記雌継手(102)の前記内側圧入面(103)の円錐性と同一の円錐性で前記第1の雄端(107)に向かって狭まる円錐面であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の雄流体継手。
  12. 1986年のISO59461規格によって規定されている「ルアー」タイプ又は1998年のISO594−2規格によって規定されている「ルアーロック」タイプであることを特徴とする、請求項11に記載の雄流体継手。
  13. 流体、例えば採取又は注入すべきマイクロサンプルを移送することができ、第1の開口を介して第1の導管(C1)に連結されることが意図され、前記流体を移送するために前記第1の導管と連通することが意図される第2の導管(C2)を通す第2の開口を有する流体継手装置(101)であって、
    前記第1の開口を画定し、前記第1の導管が出る雌ラジアル端(104)で終端する内側圧入面(103)を有する雌流体継手(102)と、
    外側圧入面(106)を介して前記雌継手に圧入されることによって前記第2の開口を画定し、前記雌継手内の第1の雄ラジアル端(107)で終端する雄流体継手(105)と、を備え
    前記雄継手は、請求項1〜12のいずれかに記載のものであることを特徴とする、流体継手装置。
  14. 前記雄継手(105)及び前記雌継手(102)は、両方が1986年のISO59461規格によって規定されている「ルアー」タイプ、又は両方が1998年のISO594−2規格によって規定されている「ルアーロック」タイプであることを特徴とする、請求項13に記載の流体継手装置。
  15. 前記雄継手(105)及び前記雌継手(102)は、両方が1998年のISO594−2規格によって規定されている「ルアーロック」タイプであり、
    前記雄継手は、半径方向内方に曲がって前記外側圧入面(106)を囲む円周方向突出部(115)を有し、前記雌継手の半径方向外方に突出する端肩部(116)が、前記突出部と前記外側圧入面との間に係止することを特徴とする、請求項14に記載の流体継手装置。
  16. 圧入前に、前記チューブ(C2)は、前記規格のいずれかに従った前記雌継手(102)の最大軸方向深さよりも大きな初期軸方向距離だけ前記第1の雄端(107)を越えて延びることを特徴とする、請求項14又は15に記載の流体継手装置。
  17. 前記チューブ(C2)は、選択される前記雌継手(102)の軸方向深さに関係なく前記チューブが前記雌端(104)に対して十分な圧力で戻されるように、圧入時に、摺動端において8mm以上の軸方向クリアランスで前記雄継手(105)内で摺動することができることを特徴とする、請求項16に記載の流体継手装置。
  18. 前記第1の導管(C1)は、血液のマイクロサンプルを採取する目的で小動物の尾静脈に植え込まれる可撓性のカテーテル等、動物から前記液体を採取するか又は動物に該液体を注入するのに適した可撓性のマイクロチューブであることを特徴とする、請求項13〜17のいずれかに記載の流体継手装置。
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