JP2011528064A - エネルギーと二酸化炭素排出とが最適化された製鉄のための方法及び設備 - Google Patents

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ヘルベルト・シュミット
ヨハン・ヴルム
アンドレアス・ツォバーニッヒ
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シーメンス・ファオアーイー・メタルズ・テクノロジーズ・ゲーエムベーハー
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Abstract

本発明は、エネルギーと排出とが最適化された製鉄のための方法及び当該方法を実施するための設備に関する。その際、溶融ガス化装置内で生産されたジェネレーターガスの第1部分量は、第1還元領域において第1還元ガスとして用いられ、第2部分量は、少なくとも一つのさらなる還元領域に第2還元ガスとして供給される。加えて、第1還元領域から取り出された炉頂ガスの部分量は二酸化炭素が洗除された後、溶融ガス化装置からジェネレーターガスが出された後に、当該ジェネレーターガスに混合され、ジェネレーターガスの冷却が行われる。

Description

本発明は、エネルギーと排出とが最適化された製鉄のための方法及び当該方法を実施するための設備に関する。
製銑のための溶融還元法においては、溶融ガス化装置内で炭素担体と酸素含有ガスとから、還元成分として一酸化炭素と水素とを含む、いわゆるジェネレーターガスが生成される。ジェネレーターガスは、配設された還元炉において還元ガスとして用いられる。還元炉で製造された海綿鉄は、液状銑鉄を製造するための溶融ガス化装置に装入される。ジェネレーターガスは、還元炉内で行われるプロセスにとっては高すぎる温度になっているので、冷却ガスを導入することによって、還元炉内における必要な温度にまで冷却される。特許文献1は、ガス・ダストスクラバー内でジェネレーターガスの一部を冷却することによって冷却ガスを調達する直接還元設備を示している。その際不利なのは、大きなエネルギー量が、製鉄に利用されることなく、ジェネレーターガスからガス・ダストスクラバーの水に排出されるということである。
還元炉では、還元ガスの還元成分の全含有量が、海綿鉄への還元に消費されるわけではなく、その結果還元炉から取り出された炉頂ガスは、なお還元力を有している。特許文献1から、炉頂ガスに残った還元成分を、さらなる還元シャフト内での製鉄に利用することが知られている。そのために、還元炉とさらなる還元シャフトの洗浄された炉頂ガスから成る混合物は、非還元構成要素である二酸化炭素が取り除かれ、熱交換器と還元ガス炉内での後燃焼とによって加熱され、場合によってはダストを洗い落とされたジェネレーターガスの部分量と一緒にされた後に、さらなる還元シャフトに導かれる。還元炉とさらなる還元シャフトとの洗浄された炉頂ガスから成る混合物は、二酸化炭素に富んでいる。なぜなら両還元アセンブリ内で還元作業が行われるからである。この方法を実施する際に不利なのは、炉頂ガスの洗浄の結果冷却された混合物を、手間をかけてさらなる還元シャフト内で必要な温度にまで加熱する必要性である。さらに、大きなエネルギー量が、製鉄に利用されずに、ガス・ダストスクラバーの水に排出されることも不利である。さらに、熱交換と後燃焼のための設備の一部が、さらなる還元シャフトに供給される還元ガス需要の大部分を賄わなくてはならないガス量を処理できるほど大きく設けられなくてはならない。対応して大きな設備の一部を駆動するにはより手間がかかり、かつそれを機能させるために、たとえば還元ガス炉内での燃焼ガス消費としてエネルギーを必要とし、このエネルギーは、生産される鉄の単位数量ごとに設備全体のエネルギー消費を引き上げる。エネルギー需要は化石エネルギー源によって賄われているので、エネルギー消費の上昇は自動的に、二酸化炭素排出量の上昇を意味する。
国際公開第9733006号パンフレット
本発明の課題は、単位数量の鉄を製造するのに必要なエネルギー及びそれと結び付く二酸化炭素排出量を削減する方法を提供することである。同様に、そのような方法を実施するための設備が提供される。
好適には塊状の鉄鉱石と、場合によっては融剤とによって形成される供給材料から液状銑鉄あるいは液状鋼半製品と海綿鉄とを製造するための方法であって、供給材料は第1還元領域で海綿鉄に直接還元され、当該海綿鉄は炭素担体と酸素含有ガスとを供給された状態で溶融ガス化装置内で溶融され、一酸化炭素と水素とを含有するジェネレーターガスが生成され、当該ジェネレーターガスは、溶融ガス化装置から出された後に初めて冷却され、それからダストが除却され、このダスト除却の際に得られた還元ガスの第1部分量は、第1還元ガスとして第1還元領域に導入され、そこで転換され、炉頂ガスとして取り去られ、当該炉頂ガスは引き続いてダスト洗除に付され、ダスト洗除が行われた後、部分的にあるいは全体的に圧縮と二酸化炭素の洗除とに付される方法において、二酸化炭素の洗除の後、二酸化炭素が洗除されたガスの少なくとも部分量Aは、溶融ガス化装置からジェネレーターガスが出された後に、当該ジェネレーターガスに混合され、ジェネレーターガスの冷却が行われ、ダスト除却の際に得られた還元ガスの第2部分量は、場合によっては二酸化炭素が洗除されたガスの部分量Bが加熱の後に混合された上で、さらなる鉄鉱石を直接還元するための少なくとも一つのさらなる還元領域に、第2還元ガスとして供給されることを特徴とする方法によって、この課題は解決される。
この方法を実施する際には、洗浄と二酸化炭素除去とによっていずれにせよすでに冷却されている、二酸化炭素が洗除されたガスの部分量Aが、冷却ガスとして使用される。この方法を実施する際には、特許文献1に記載されているような冷却ガス循環はなく、それゆえ、そのような冷却ガス循環のガス・ダストスクラバーの水へのエネルギー損失は回避される。第1還元領域から出てくる炉頂ガスはジェネレーターガスよりも温度が低いため、ガス・ダストスクラバー内で炉頂ガスを冷却する際に、より少ない温度差が克服され、その結果炉頂ガス用のガス・ダストスクラバーの水へのエネルギー損失は、ジェネレーターガス用のガス・ダストスクラバーと比較してさらに減少する。ガス・ダストスクラバーの水へのエネルギー損失が減少することによって、ひいては単位数量の鉄を製造するための、特有のエネルギー消費と、それに応じて、生産される鉄の単位数量ごとの二酸化炭素排出量が減少する。さらに、冷却ガスとして使用される、二酸化炭素が洗除されたガスの部分量Aは、還元プロセスに再循環され、かつ当該ガスに含まれる還元成分が、新たに第1還元炉を通過できるという利点がもたらされる。それによって、溶融ガス化装置内で生成された還元成分の還元力が、より良く活用される。それに応じて、一定量の鉄鋼石を還元するために、より少量のジェネレーターガスを生成すればよく、それによって再び、エネルギー消費とひいては製品の単位数量ごとの二酸化炭素排出量が減少する。
ダスト除却の際に得られた還元ガスの第2部分量、あるいは場合によってはこの第2部分量と、ダスト除去と二酸化炭素除去によって浄化されかつ加熱された炉頂ガスとから成る混合物が、第2還元ガスとしてさらなる還元領域に供給される。還元ガスの第2部分量は、さらなる還元領域への途中で冷却されず、還元力も失われないので、当該部分量の熱的、化学的エネルギー内容は、さらなる還元領域での還元のためにひいては製鉄のために最適に使用される。さらに、混合され、浄化されかつ加熱された炉頂ガスの還元力をさらなる還元領域において利用することによって、溶融ガス化装置で生成された還元成分の製鉄への活用が改善される。
塊状の鉄鉱石とは、塊状鉱石及びペレットの両者を意味している。
第2還元ガスは、さらなる還元領域において転換され、かつ第2炉頂ガスとして取り去られる。本発明に係る方法の有利な実施形態に従えば、第2炉頂ガスはダスト洗除の後、第1還元領域からの、ダストが洗除された炉頂ガスと一緒にされ、得られたガス混合物は部分的あるいは全体的に圧縮と二酸化炭素の洗除とに付され、請求項1に記載の、二酸化炭素が洗除されたガスの部分量Aと部分量Bと同様に、二酸化炭素の洗除の後にさらに使用される。このようにして、第2炉頂ガスの熱的、化学的エネルギー量も製鉄のために使用され、それによって再び、エネルギー消費とひいては製品の単位数量ごとの二酸化炭素排出量が減少する。
好ましい実施形態に従えば、ダスト除却の際に得られた還元ガスの第2部分量は通常稼働時に、第2還元ガスに対して20Vol%から100Vol%、好ましくは20から50Vol%、さらに好ましくは25から35Vol%の貢献をする。
本願の技術的範囲内では、ガスに関するパーセンテージの記載はすべて、容量パーセントである。第2還元ガスでの、ダスト除却の際に得られた還元ガスの第2部分量の割合が高ければ高いほど、二酸化炭素が洗除されたガスの、場合によっては混合された部分量Bはより少なく加熱されればよく、それゆえ当該部分量Bを加熱するための特有のエネルギー浪費が減る。還元ガスの第2部分量と二酸化炭素が洗除されたガスの部分量Bとの比率は本質的に、ジェネレーターガス温度と第1還元領域のために必要な還元ガス温度と、第2還元ガスの必要な温度と、二酸化炭素が洗除されたガスの加熱前後の当該ガスの温度とによって決定される。範囲の形でパーセンテージが記載された場合には、本願の技術的範囲内には限界値が含まれる。通常稼働とはこの場合、本発明に係る方法を実施するための設備の始動段階の後と停止段階の前の稼働と理解され得る。還元ガスの第2部分量が第2還元ガスに対してより多くの貢献をすればするほど、混合されたガスを加熱する必要はますます少なくなる。還元ガスの第2部分量の高温によって、さらなる還元領域で行われるプロセスにとって充分な、第2還元ガスの高温が保証される。混合されたガスを加熱する必要が少なくなれば、より大きな設備よりも少ないエネルギーを稼働に必要とする、より小さなガス加熱装置を使用することが可能となる。このようにして、特有のエネルギー消費とそれに応じて製品の単位数量ごとの二酸化炭素排出量がさらに減少する。
好ましい実施形態に従えば、第2部分量は通常稼働時に、ダスト除却の際に得られた還元ガスの全量の5〜50Vol%、好ましくは25〜40Vol%、特に好ましくは30Vol%になる。さらなる還元シャフトを稼働するために、第2還元ガスが一定量必要である。ダスト除却の後に得られた還元ガスの多くの部分量が、第1還元領域での還元目的に必要とされる場合には、さらなる還元領域にはわずかな部分量のみが利用可能である。さらなる還元領域の稼働に必要な、第2還元ガスの量に対する、この部分量の量的な差は、二酸化炭素が洗除されたガスの多くの部分量Bが、その加熱の後に混合されることによって相殺されなくてはならない。しかしながら燃焼による加熱では二酸化炭素が発生するので、二酸化炭素が洗除されたガスのほとんどの部分量Bをその加熱後に混合すれば、第2還元ガス内の二酸化炭素含有量を上げることになる。ダスト除却の際に得られた還元ガス全量における第2部分量の割合が5Vol%以下であれば、さらなる還元領域に必要な量の第2還元ガスを調達するために、二酸化炭素が洗除されたガスの多くの部分量Bが、その加熱の後に混合されなくてはならない。その際不利なのは、部分量Bの一部を燃焼することによって部分量Bを加熱する場合、部分量B中の大量の還元成分が酸化され、ひいてはさらなる還元領域での還元目的のためにもはや利用できなくなるということである。第1還元領域に充分還元ガスが供給されるのを保証するために、ダスト除却の際に得られた還元ガス全量における第2部分量の割合は、50Vol%を超えてはいけない。
好ましい実施形態に従えば、二酸化炭素が洗除されたガスの部分量Aは、通常稼働時に、二酸化炭素が洗除されたガスの15Vol%〜100Vol%になる。15%より少ない場合には、熱いジェネレーターガスの冷却と正確な温度制御とは、スクラバーと圧縮機とによる付加的な冷却ガス循環無しにはもはや不可能である。二酸化炭素が洗除されたガスが冷却ガスとして多く使われれば使われるほど、炉頂ガスのより多くの還元成分が還元プロセスに再循環され、かつ溶融ガス化装置内で生成された還元成分がより良く活用され、かつより少ないジェネレーターガスを生成させるだけでよい。好適には、二酸化炭素が洗除されたガスの部分量Aの、ジェネレーターガスへの混合は、還元ガスの温度基準値に応じて制御される。
さらなる還元領域は、固定床還元領域、あるいは連続して設けられた1つあるいは複数の流動床還元領域から成っていてよい。さらなる還元領域が固定床還元領域であるのが好ましい。なぜなら、この種の還元領域は、一酸化炭素に富んだ還元ガスによる高度なメタライゼーションと、容易な稼働という利点を有するからである。そうすれば、さらなる還元領域において塊の鉄鉱石も処理できる。
二酸化炭素が洗除されたガスの部分量Bの加熱は、たとえば熱交換器によって、あるいは酸素燃焼装置による部分的酸化作用によって行われ得る。加熱は、酸素燃焼装置によって行われるのが有利である。なぜならそのような加熱は、効率がよくかつ装置の出費が少なく、外部から供給されるべき燃料を必要とせず、熱交換器に対して、生産される二酸化炭素排出量がより少ないからである。
好ましい実施形態によれば、二酸化炭素が洗除されたガスの部分量Bは、まず熱交換器によって最大500℃にまで加熱され、その後酸素燃焼装置によって650℃以上にまで加熱される。その際、熱交換は、好適には第1および/あるいは第2炉頂ガスによって、ガス・ダストスクラバー内で当該ガスが冷却される前に行われる。500℃を超えると、メタルダスティングによる熱交換器の腐食によって熱交換器が損傷するであろう。当該方法においていずれにせよ発生する炉頂ガスの熱量をさらなる還元領域での還元に用いれば、酸素燃焼装置によって行われるべき温度上昇を最小限に抑え、それによってこの酸素燃焼装置は、エネルギーと供給材料の浪費をより少なくして駆動され得る。それによってエネルギー消費とひいては製品の単位数量ごとの二酸化炭素排出量も減少する。
さらに有利なのは、請求項1の前段に記載のプロセスにおける作業のために、二酸化炭素が洗除されたガスのわずかな部分量を、これまで用いられてきた、外部の、すなわちその方法においては生み出されなかったガスの代わりとして、好ましくは粉炭噴射のための噴射ガスとして、および/あるいは供給材料を装入する際の冷却ガスとして用いることである。供給材料とはこの場合、第1あるいはさらなる還元領域に、あるいは溶融ガス化装置に装入されるすべての物質と理解され得る。これらの2つの使用において、ガスは直接、第1あるいはさらなる還元領域に達するか、あるいは溶融ガス化装置に達してそこから第1あるいはさらなる還元領域に達する。それによって、含まれている還元構成要素が、還元プロセスに加わることができる。これによって、溶融ガス化装置内で生成された還元成分のより良い活用がもたらされ、その結果より少ないジェネレーターガスを生成すればよい。粉炭噴出のために、もしくは供給材料を装入する際の冷却ガスとして、これまで主要であった窒素が用いられ、それによって、対応して還元ガス内に窒素が含まれることになる。この窒素は、還元プロセスに加わらず、還元ガス内の還元構成要素の濃度を薄める。その結果、一定の物質量の還元構成要素を循環させるために、循環する還元ガスの量は、窒素によって薄められていない還元ガスと比較して多くなくてはならず、それが可能なように設備の一部が設計されていなくてはならない。窒素を代えることによって、この効果は回避される。二酸化炭素が洗除されたガスの別の使用目的に充分なガス量を利用できるようにするため、粉炭噴射のための噴射ガスとして当該ガスの最大10Vol%、供給材料を装入する際の冷却ガスとして最大5Vol%が用いられる。
有利には、さらなる還元領域から得られた製品、たとえば部分還元された鉄鉱石(LRI)が、ブラスト炉での製鉄のための出発原料として用いられ、焼結物、ペレット、塊状鉱石といった出発原料を代替する。この使用においては、ブラスト炉に加えられる出発原料は少なくともすでに部分的に還元されているので、ブラスト炉には還元剤特にコークスをより少なく加えればよい。全体として、ブラスト炉においてLRIを用いることによって、プロセスの所与の量の鉄製品にとっては、エネルギー消費と二酸化炭素生成とに関して製鉄の全体的なバランスが改善される。この改善はとりわけ、酸化鉄の還元を部分的にブラスト炉からさらなる還元領域へと移すことに基づいている。なぜなら、還元化合物はそこでは、ブラスト炉においてよりも還元のためにより効率的に用いられるからである。しかも、焼結物および/あるいは塊状鉱石に交換した結果ブラスト炉の透過性がアップするため、ブラスト炉の生産性が同時にアップする。
本発明のさらなる対象は、本発明に係る方法を実施するための装置であって、好適には塊状の鉄鉱石のための第1還元炉と、溶融ガス化装置と、当該溶融ガス化装置を第1還元炉と接続する、当該第1還元炉内にて形成される反応生成物用の少なくとも一つの搬送管と、溶融ガス化装置に合流する炭素担体用供給管と、溶融ガス化装置に合流する酸素含有ガス用供給管と、溶融ガス化装置に備えられた銑鉄用タップと、溶融ガス化装置に備えられたスラグタップと、さらなる鉄鉱石を直接還元するための少なくとも一つのさらなる還元炉と、溶融ガス化装置及びダスト除却装置を接続するジェネレーターガス用排出管と、ダスト除却装置からの還元ガス用排出管と、ダスト除却装置からの当該還元ガス用排出管を第1還元炉に接続する管と、ガス・ダストスクラバーに合流する第1還元炉から出ている炉頂ガス管と、ガス・ダストスクラバーから出ている排出管と、搬出管とを備え、この搬出管は、ガス・ダストスクラバーから出ている排出管に接続されており、この搬出管内には、ガス圧縮装置からはじまって前後に連接された二酸化炭素洗除設備とガス加熱装置とが設けられている装置において、二酸化炭素洗除設備とガス加熱装置との間で、ジェネレーターガス用排出管に合流する戻り管が搬出管から分岐し、当該搬出管は、還元ガス用排出管から出ている接続管に合流し、当該接続管は、さらなる還元炉に合流していることを特徴とする装置である。
好ましい実施形態によれば、さらなる還元炉は固定床還元炉である。これにより、さらなる還元炉において塊状の鉄鉱石もまた処理できる。
1つの実施形態によれば、さらなる還元炉から炉頂ガス排出管が出ており、当該炉頂ガス排出管にはガス・ダストスクラバーが設けられ、かつ当該炉頂ガス排出管はガス圧縮装置の上流で搬出管に合流する。この炉頂ガス排出管には、さらなる還元炉から取り去られた第2炉頂ガスが、第1還元領域からの、ダスト洗除がされた炉頂ガスに引き渡される。
ガス加熱装置は酸素燃焼装置であることが好ましい。
さらなる実施形態に従えば、ガス加熱装置の上流の搬出管および/あるいは炉頂ガス排出管に、二酸化炭素が洗除されたガスの部分量Bを炉頂ガスおよび/あるいは第2炉頂ガスによって加熱するための熱交換器が設けられている。その場合、エネルギーバランスの理由から、熱交換器の設置は、搬出管から戻り管が分岐する点の上流にあることが好ましい。
別の実施形態に従えば、粉炭噴射設備が溶融ガス化装置に設けられ、当該粉炭噴射設備は、二酸化炭素洗除設備の下流で搬出管から分岐する噴射ガス管と接続されている。
さらなる実施形態に従えば、たとえば塊状炭、練炭、コークスのような炭素担体を溶融ガス化装置に装入するための装入装置、場合によっては、たとえば融剤のようなさらなる供給材料を溶融ガス化装置に装入するための装入装置、鉄鉱石と場合によっては融剤とを第1および/あるいはさらなる還元炉に装入するための装入装置が設けられており、当該装入装置は、二酸化炭素洗除設備の下流で搬出管から分岐する冷却管と接続されている。
本発明は、3つの図に基づいて、以下に概略的に表される。
本発明に係る設備の概略図である。 二酸化炭素が洗除されたガスを炉頂ガスによって加熱するための熱交換器が付加的に設けられている、図1に示された設備の図である。 溶融ガス化装置と、第1還元炉及びさらなる還元炉とに装入するための装入装置が付加的に設けられている図1に示された設備の図である。
図1においては、鉄鉱石用の第1還元炉1に、図示されていない装入システムを介して、塊鉄鉱石と場合によっては融剤とが充填される。管6を介して還元炉1内に取り入れられる還元ガスによって、鉄鉱石は海綿鉄に還元される。その下に設けられた溶融ガス化装置2において、供給管18を介して装入される炭素担体と、供給管19を介して溶融ガス化装置2に取り入れられる酸素含有ガスとから、一酸化炭素と水素とを含有するジェネレーターガスが生成される。搬送管17を介して溶融ガス化装置に取り入れられる海綿鉄は、その際溶融される。溶融ガス化装置2内で生産される液状銑鉄と液状スラグとは、銑鉄用タップ11とスラグタップ12とを介して溶融ガス化装置から取り出される。ジェネレーターガスは排出管4を介して溶融ガス化装置2から排出され、ここではサイクロンとされているダスト除却装置3においてダスト除却され、かつその際得られた還元ガスは排出管5を介してサイクロンから排出される。還元ガスの第1部分量は、管6を介して第1還元ガスとして第1還元炉1に導入される。第1還元炉1内で還元ガスの第1部分量が転換された後、炉頂ガスが炉頂ガス管7を介して第1還元炉から取り出され、ガス・ダストスクラバー8に送られる。ダスト洗除が行われた後、炉頂ガスは排出管9を介してガス・ダストスクラバー8から排出される。排出管9を介して排出された、ダスト洗除された炉頂ガスの一部は、送出ガス(Exportgas)として送出ガス管24を介して取り去られる。排出管9を介して排出された、ダスト洗除された炉頂ガスの他の部分は、搬出管10を介してまずはガス圧縮装置20に、その後二酸化炭素洗除設備21に供給される。搬出管10を介して二酸化炭素洗除設備21から取り出された、二酸化炭素が洗除されたガスの部分量Aは、搬出管10から分岐しかつダスト除却装置3の上流で排出管4に合流する戻り管14を介して、溶融ガス化装置2から排出されるジェネレーターガスに混合される。ガス・ダストスクラバー8と二酸化炭素洗除設備21とを通過することによって部分量Aはジェネレーターガスよりも冷却されているので、ジェネレーターガスは混合されることによって冷却される。搬出管10を介して二酸化炭素洗除設備21から取り出された、二酸化炭素が洗除されたガスの、部分量Aの分岐後に残った部分量Bは、ここでは酸素燃焼装置であるガス加熱装置13に送られ、そこで加熱され、搬出管10の延長部を介して酸素燃焼装置から接続管15に導かれる。さらなる還元炉16を排出管5と接続する接続管15において、還元ガスの第2部分量が送られる。接続管15がさらなる還元炉16に合流する上流で搬出管10が接続管15に合流するので、二酸化炭素が洗除されたガスの、酸素燃焼装置内で加熱された部分量Bは、還元ガスの第2部分量に混合される。この混合によって得られた第2還元ガスは、接続管15を介してさらなる還元炉16に導入される。この還元炉内で、図示されていない装入装置を介して取り入れられるさらなる鉄鉱石が還元される。二酸化炭素洗除装置21とガス加熱装置13との間で、噴射ガス管22が搬出管10から分岐しており、当該噴射ガス管を通って、二酸化炭素が洗除されたガスが、溶融ガス化装置2の粉炭噴射設備23に供給される。還元炉1とさらなる還元炉16とにおいて必要とされる以上の還元ガスが生成された場合には、ガス・ダストスクラバー35が設けられている余剰ガス管31を介して、還元ガスは排出管5から直接送出ガス管24に送られる。ガス・ダストスクラバー36が設けられている、さらなる還元炉16から出ている炉頂ガス排出管32は、ガス圧縮装置20の上流で搬出管10に合流する。さらなる還元炉16から取り去られた第2炉頂ガスは、この炉頂ガス排出管を通って、第1還元炉からのダスト洗除された炉頂ガスに導かれ得る。さらなる還元炉の製品34は、ブラスト炉での製鉄のための出発原料として、図示されていないブラスト炉に供給される。
図2は、図1と同様な設備であって、炉頂ガス管7には、二酸化炭素が洗除されたガスを炉頂ガスによって加熱するための熱交換器25が設けられ、炉頂ガス排出管32には熱交換器33が設けられている設備を示している。熱交換器33内で加熱されたガスは、ガス加熱装置13の上流で搬出管10に供給され得るか、あるいは戻り管14に供給され得る。より良好に概観できるように、図2においては、同様に設けられかつ図1のように導かれる余剰ガス管31は図示されていない。
図3は、図1と同様な設備であって、溶融ガス化装置に炭素担体を装入するための装入装置27と、溶融ガス化装置にさらなる供給材料を装入するための装入装置28と、第1還元炉に鉄鉱石と融剤とを装入するための装入装置29と、さらなる還元炉に鉄鉱石と融剤とを装入するための装入装置30とが付加的に設けられている設備を示している。これらの装入装置はすべて、冷却管26と接続されている。冷却管26は、二酸化炭素洗除設備21の下流で搬出管10から分岐する。二酸化炭素が洗除されたガスが、冷却管26を通って、冷却の目的で装入装置に送られる。
1 第1還元炉
2 溶融ガス化装置
3 ダスト除却装置
4 ジェネレーターガス用排出管
5 還元ガス用排出管(ダスト除却装置から)
6 管(ダスト除却装置からの還元ガス用排出管を第1還元炉に接続する)
7 炉頂ガス管
8/35/36 ガス・ダストスクラバー
9 排出管(ガス・ダストスクラバーから)
10 搬出管
11 銑鉄用タップ
12 スラグタップ
13 ガス加熱装置
14 戻り管
15 接続管
16 さらなる還元炉
17 搬送管(第1還元炉内で形成された還元製品用)
18 炭素担体用供給管
19 酸素含有ガス用供給管
20 ガス圧縮装置
21 二酸化炭素洗除設備
22 噴射ガス管
23 粉炭噴射設備
24 送出ガス管
25 熱交換器
26 冷却管
27 装入装置(溶融ガス化装置に炭素担体を装入するため)
28 装入装置(溶融ガス化装置にさらなる供給材料を装入するため
29 装入装置(第1還元炉に鉄鉱石と融剤とを装入するため)
30 装入装置(さらなる還元炉に鉄鉱石と融剤とを装入するため)
31 余剰ガス管
32 炉頂ガス排出管
33 熱交換器
34 さらなる還元炉の製品

Claims (19)

  1. 好適には塊状の、鉄鉱石と、場合によっては融剤とによって形成される供給材料から液状銑鉄あるいは液状鋼半製品と海綿鉄とを製造するための方法であって、
    前記供給材料は第1還元領域において海綿鉄に直接還元され、該海綿鉄は炭素担体と酸素含有ガスとを供給された状態で溶融ガス化装置内において溶融され、一酸化炭素と水素とを含有するジェネレーターガスが生成され、該ジェネレーターガスは、前記溶融ガス化装置から出された後に初めて冷却され、次いでダストが除却され、このダスト除却の際に得られた還元ガスの第1部分量は、第1還元ガスとして前記第1還元領域に導入され、そこで転換されて、炉頂ガスとして取り去られ、該炉頂ガスは引き続いてダスト洗除に付され、ダスト洗除が行われた後、部分的にあるいは全体的に圧縮と二酸化炭素の洗除とに付される方法において、
    前記二酸化炭素の洗除の後、二酸化炭素が洗除されたガスの少なくとも部分量Aは、前記溶融ガス化装置から前記ジェネレーターガスが出された後に、該ジェネレーターガスに混合され、該ジェネレーターガスの冷却が行われ、
    前記ダスト除却の際に得られた前記還元ガスの第2部分量は、場合によっては二酸化炭素が洗除されたガスの部分量Bが加熱の後に混合された上で、さらなる鉄鉱石を直接還元するための少なくとも一つのさらなる還元領域に、第2還元ガスとして供給されることを特徴とする方法。
  2. 直接還元するための前記さらなる還元領域が、固定床還元領域であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記さらなる還元領域から取り去られた第2炉頂ガスはダスト洗除の後、前記第1還元領域からの、ダストが洗除された前記炉頂ガスと一緒にされ、得られたガス混合物は部分的あるいは全体的に圧縮と二酸化炭素の洗除とに付され、請求項1に記載の、二酸化炭素が洗除されたガスの前記部分量Aと前記部分量Bと同様に、二酸化炭素の洗除の後にさらに使用されることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の方法。
  4. 前記二酸化炭素が洗除されたガスの前記部分量Bは、酸素燃焼装置によって加熱されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記二酸化炭素が洗除されたガスの前記部分量Bは、まず熱交換器によって、引き続いて酸素燃焼装置によって650℃以上にまで加熱されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記還元ガスの前記第2部分量は通常稼働時に、前記第2還元ガスに対して、20Vol%か〜100Vol%、好ましくは20〜50Vol%、さらに好ましくは25〜35Vol%の貢献をすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記還元ガスの前記第2部分量は通常稼働時に、全還元ガス量の5〜50Vol%、好ましくは20〜40Vol%、特に好ましくは30Vol%であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記二酸化炭素が洗除されたガスの前記部分量Aは、通常稼働時に、前記二酸化炭素が洗除されたガスの15Vol%〜100Vol%であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記二酸化炭素が洗除されたガスの前記部分量Aの、前記ジェネレーターガスへの混合は、前記還元ガスの温度基準値に応じて制御されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記二酸化炭素が洗除されたガスの10Vol%までの部分量が、粉炭噴射のための噴射ガスとして用いられることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記二酸化炭素が洗除されたガスの5Vol%までのわずかな部分量が、供給材料を装入する際の冷却ガスとして用いられることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記さらなる還元領域から得られた製品が、ブラスト炉での製鉄のための出発原料として用いられることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 本発明に係る方法を実施するための装置であって、
    好適には塊状の、鉄鉱石のための第1還元炉(1)と、溶融ガス化装置(2)と、該溶融ガス化装置(2)を前記第1還元炉(1)と接続する、前記第1還元炉内で形成される反応生成物用の少なくとも一つの搬送管(17)と、前記溶融ガス化装置に合流する炭素担体用供給管(18)と、前記溶融ガス化装置に合流する酸素含有ガス用供給管(19)と、前記溶融ガス化装置に備えられた銑鉄用タップ(11)と、前記溶融ガス化装置に備えられたスラグタップ(12)と、さらなる鉄鉱石を直接還元するための少なくとも一つのさらなる還元炉(16)と、前記溶融ガス化装置とダスト除却装置(3)とを接続するジェネレーターガス用排出管(4)と、前記ダスト除却装置からの還元ガス用排出管(5)と、前記ダスト除却装置からの前記還元ガス用排出管(5)を前記第1還元炉と接続する管(6)と、ガス・ダストスクラバー(8)に合流する、前記第1還元炉から出ている炉頂ガス管(7)と、前記ガス・ダストスクラバー(8)から出ている排出管(9)と、まずはガス圧縮装置(20)と二酸化炭素洗除設備(21)とガス加熱装置(13)とが連続して設けられている、前記ガス・ダストスクラバーから出ている前記排出管と接続された搬出管(10)と、を有する装置において、
    前記二酸化炭素洗除設備(21)と前記ガス加熱装置(13)との間において、前記ジェネレーターガス用排出管(4)に合流する戻り管(14)が前記搬出管(10)から分岐し、
    前記搬出管(10)は、前記還元ガス用排出管(5)から出ている接続管(15)に合流し、該接続管(15)は、前記さらなる還元炉に合流していることを特徴とする装置。
  14. 前記さらなる還元炉(16)は固定床還元炉であることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記さらなる還元炉(16)から炉頂ガス排出管(32)が出ており、該炉頂ガス排出管にはガス・ダストスクラバーが設けられ、かつ前記炉頂ガス排出管は前記ガス圧縮装置(20)の上流で前記搬出管(10)に合流することを特徴とする請求項13あるいは14に記載の装置。
  16. 前記ガス加熱装置(13)は酸素燃焼装置であることを特徴とする請求項13〜15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記ガス加熱装置(13)の上流の前記搬出管(10)および/あるいは前記炉頂ガス排出管(32)に、二酸化炭素が洗除されたガスの部分量Bを炉頂ガスおよび/あるいは第2炉頂ガスによって加熱するための熱交換器(25)が設けられていることを特徴とする請求項13から16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 粉炭噴射設備(23)が前記溶融ガス化装置に設けられ、該粉炭噴射設備は、前記二酸化炭素洗除設備(21)の下流で前記搬出管(10)から分岐する噴射ガス管(22)に接続されていることを特徴とする請求項13〜17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 炭素担体を前記溶融ガス化装置(2)に装入するための装入装置(27)と、
    場合によっては、さらなる供給材料を前記溶融ガス化装置(2)に装入するための装入装置(28)と、
    鉄鉱石と場合によっては融剤とを前記第1および/あるいは前記さらなる還元炉(1,16)に装入するための装入装置(29,30)と、
    が設けられており、
    前記装入装置(27,28,29,30)は、前記二酸化炭素洗除設備(21)の下流で前記搬出管(10)から分岐する冷却管(26)に接続されていることを特徴とする請求項13〜18のいずれか一項に記載の装置。
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