JP2011528025A6 - 新規化学化合物 - Google Patents

新規化学化合物 Download PDF

Info

Publication number
JP2011528025A6
JP2011528025A6 JP2011517922A JP2011517922A JP2011528025A6 JP 2011528025 A6 JP2011528025 A6 JP 2011528025A6 JP 2011517922 A JP2011517922 A JP 2011517922A JP 2011517922 A JP2011517922 A JP 2011517922A JP 2011528025 A6 JP2011528025 A6 JP 2011528025A6
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxo
carboxamide
difluorobenzyl
prop
amino
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011517922A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011528025A5 (ja
JP2011528025A (ja
Inventor
ハラルト エンゲルハルト
グイド ベーメルト
クリスティアン コフィンク
ダニエル クーン
ダリル マコンネル
ハインツ シュタットミューラー
Original Assignee
ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング filed Critical ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Priority claimed from PCT/EP2009/059112 external-priority patent/WO2010007114A2/en
Publication of JP2011528025A publication Critical patent/JP2011528025A/ja
Publication of JP2011528025A5 publication Critical patent/JP2011528025A5/ja
Publication of JP2011528025A6 publication Critical patent/JP2011528025A6/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

本発明は一般式(1)
Figure 2011528025

(式中、単位W、A、L、Q及びQは請求項1に定義されたとおりである)
の化合物(これらは過度又は異常な細胞増殖を特徴とする疾患の治療に適している)及び上記性質を有する薬物としてのそれらの使用を含む。

Description

本発明は一般式(1)の新規化合物だけでなく、これらの互変異性体、ラセミ体、鏡像体、ジアステレオマー、混合物及び全てのこれらの形態の塩、並びに坑増殖性活性を有する薬物としてのそれらの使用に関する。
Figure 2011528025
式中、単位W、A、L、Q及びQは特許請求の範囲及び明細書に示された意味を有する。
置換ピリジノンカルボン酸アミドがPDK1のインヒビターとしてWO2008/005457に記載されている。
本発明の目的は過度又は異常な細胞増殖を特徴とする疾患の予防及び/又は治療に使用し得る新規活性物質を発見することである。
今、驚くことに、一般式(1)の化合物(式中、単位W、A、L、Q及びQは以下に示される意味を有する)が細胞増殖を制御することに関係する特別なシグナル酵素のインヒビターとして作用することがわかった。こうして、本発明の化合物は、例えば、これらのシグナル酵素の活性と関連し、かつ過度又は異常な細胞増殖を特徴とする疾患の治療に使用し得る。
それ故、本発明は一般式(1)の化合物に関する。
Figure 2011528025
式中、
はC3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい環系であり、
Wは−CR−、−NR−、−O−及び−S−の中から選ばれ、
及びRは互いに独立にR及びRの中から選ばれ、
はRを表し、
Aは下記の部分構造(i)を有し、
Figure 2011528025
X、Y及び炭素原子Zはその他の炭素原子及び/又はヘテロ原子と一緒に単環式又は二環式環系Qを形成し、
Xは>CH−、>C=及び>N−の中から選ばれ、
Yは−C(O)−、−N=及び−O−の中から選ばれ、
Zは>CH−及び>C=の中から選ばれ、
二重結合がX及び/又はZから始まる場合には、これらは隣接環原子のみに向けられてもよく、
全環系Qは飽和又は不飽和C5−10−脂環式環、飽和又は不飽和非芳香族5−10員複素環或いは5−10員ヘテロ芳香族環であり、
前記環系Q中で、必要により1個以上の水素原子が夫々互いに独立にR及び/又はRにより置換されていてもよく、
は水素又はC1−6アルキルを表し、
Lは基−L−L−L−を表し、この場合、Lは単位Aに結合し、かつLは環系Qに結合し、
、L及びLは互いに独立にC1−6アルキレン、2−6員ヘテロアルキレン、C1−6ハロアルキレン、C3−10シクロアルキレン、C6−10アリーレン、5−12員ヘテロアリーレン、3−14員ヘテロシクロアルキレンの中から選ばれ、
全ての上記2価の単位は夫々必要により互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はR、−O−、−S−、NR−、−N(OR)−、−C(O)−、−C(O)O−、−C(O)NR−、−OS(O)−、−OS(O)NR−、−OC(O)−、−OC(O)O−、−OC(O)NR−、−S(O)−、−S(O)O−、−S(O)NR−、−NRC(O)−、−NRC(O)O−、−NRC(O)NR−、−NRS(O)−、−NRS(O)O−及び−NRS(O)NR−により置換されていてもよく、かつ/又は
、L及びLは夫々互いに独立に結合を表し、
但し、単位L、L又はLの少なくとも一つは結合以外である必要があり、
環系Qは下記の環系の中から選ばれ、
Figure 2011528025
Figure 2011528025
上記環系Qは夫々必要により互いに独立に1個以上の水素を有する環原子の位置でR及び/又はRにより置換されていてもよく、
はRを表し、
Bは=CR10又は=NR11を表し、
は基Ra1を表し、かつR10は基Ra2を表し、又は
=CR10は必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい、5−12員ヘテロアリールもしくは5−14員ヘテロシクロアルキルを表し、
11は基Ra3を表し、
a1はC1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、2−6員ヘテロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより、或いは
−OR、−SR、−NR、−ONR、−N(OR)R、−NRNR、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−NRC(O)NRNR、−NRC(NR)R、−NRC(NR)OR、−NRC(NR)NR、−NRC(NOR)R,−NRS(O)、−NRNRC(O)R、−NRNRC(O)NR及び−NRNRC(NR)Rの中から選ばれた好適な置換基により置換されていてもよい基を表し、
a2は水素又はC1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、2−6員ヘテロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより、或いは
−CN、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR、−C(O)SR、−C(O)NRNR及び−C(O)NRORの中から選ばれた好適な置換基により置換されていてもよい基を表し、
a3はC1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、2−6員ヘテロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより、或いは
−OR及び−NRの中から選ばれた好適な置換基により置換されていてもよい基を表し、
夫々のRは互いに独立に水素又はC1−6アルキル、2−6員ヘテロアルキル、C1−6ハロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基を表し、
夫々のRは好適な置換基を表し、夫々が互いに独立に−OR、−NR、ハロゲン、−CN、−NO、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR、−OC(O)R、−OC(O)OR、−OC(O)NR、−S(O)、−S(O)OR、−S(O)NR、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−NRS(O)、−NRS(O)OR及び−NRS(O)NR並びに2価の置換基=Oの中から選ばれ、後者は非芳香族環系中でのみ置換基であってもよく、
夫々のRは互いに独立に水素又はC1−6アルキル、2−6員ヘテロアルキル、C1−6ハロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基であり、
夫々のRは好適な置換基であり、夫々が互いに独立に−OR、−NR、ハロゲン、−CN、−NO、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR、−OC(O)R、−OC(O)OR、−OC(O)NR、−S(O)、−S(O)OR、−S(O)NR、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−NRS(O)、−NRS(O)OR及び−NRS(O)NR、並びに2価の置換基=Oの中から選ばれ、後者は非芳香族環系中でのみ置換基であってもよく、
夫々のRは互いに独立に水素又はC1−6アルキル、2−6員ヘテロアルキル、C1−6ハロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基であり、
夫々のRは好適な置換基であり、夫々が互いに独立に−OR、−NR、ハロゲン、−CN、−NO、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR、−OC(O)R、−OC(O)OR、−OC(O)NR、−S(O) Rg、−S(O)OR、−S(O)NR、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−NRS(O)、−NRS(O)OR及び−NRS(O)NR、並びに2価の置換基=Oの中から選ばれ、後者は非芳香族環系中でのみ置換基であってもよく、
夫々のRは互いに独立に水素又はC1−6アルキル、2−6員ヘテロアルキル、C1−6ハロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるRにより置換されていてもよい基であり、
夫々のRは互いに独立に水素、C1−6アルキル、2−6員ヘテロアルキル、C1−6ハロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれ、
但し、部分構造(i)中の環Qが下記の置換又は未置換ピリジノン(ii)のいずれでもないことを条件とする。
Figure 2011528025
一局面(A1)において、本発明は
がC6−10アリール及び5−12員ヘテロアリールの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい環系であり、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(A2)において、本発明は
がフェニル、ナフチル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、フリル、チエニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジル、ピリミジル、ピリダジニル、ピラジニル、トリアジニル、インドリル、イソインドリル、ベンゾフリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾイミダゾリル、インダゾリル、イソキノリニル及びキノリニルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい環系であり、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(A3)において、本発明は
がフェニル、フリル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピリミジル及びピリジルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい環系であり、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(A4)において、本発明は
がフェニル及びピリジルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい環系であり、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(B1)において、本発明は
環系QがC1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、−ORh1、−NRh1h1、ハロゲン、−CN、−C(O)Rh1、−C(O)ORh1、−C(O)NRh1h1、−S(O)NRh1h1、−NRh1C(O)Rh1、−NRh1C(O)ORh1、−NRh1C(O)NRh1h1、−NRh1S(O)h1及び=Oの中から選ばれた、1個以上の同じ又は異なる置換基により置換されていてもよく、後者は非芳香族環系中でのみ置換基であってもよく、かつ
h1が夫々の場合に互いに独立に水素、C1−6アルキル、2−6員ヘテロアルキル及びC1− ハロアルキルの中から選ばれる、化合物(1)に関する。
別の局面(B2)において、本発明は
環系Qがメチル、トリフルオロメチル、−OCH、−NH、−NH(CH)、−N(CH、フッ素、塩素及び臭素の中から選ばれた、3個までの同じ又は異なる置換基により置換されていてもよい、化合物(1)に関する。
別の局面(C1)において、本発明は
Wが−NH−、−N(C1−6アルキル)−、−CH−、−CH(C1−6アルキル)−、−C(C1−6アルキル)−及び−O−の中から選ばれる、化合物(1)に関する。
別の局面(C2)において、本発明は
Wが−CH−、−CH(CH)−、−NH−及び−N(CH)−の中から選ばれる、化合物(1)に関する。
別の局面(C3)において、本発明は
Wが−CH−及び−CH(CH)−の中から選ばれる、化合物(1)に関する。
上記構造の局面A1〜A4、B1、B2及びC1〜C3は本発明の化合物(1)の部分範囲Q−Wを特徴づける24の異なる組み合わせABC(=D)を形成するのに所望されるとおりに互いと並び換えられてもよい。全てのこれらの実施態様(D1〜D24)が明らかに含まれる。
別の局面(D25)において、本発明は
がフェニル、フリル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、インオキサゾリル、イソチアゾリル、ピリミジル及びピリジルの中から選ばれ、
その環系QがC1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、−ORh1、−NRh1h1、ハロゲン、−CN、−C(O)Rh1、−C(O)ORh1、−C(O)NRh1h1、−S(O)NRh1h1、−NRh1C(O)Rh1、−NRh1C(O)ORh1、−NRh1C(O)NRh1h1及び−NRh1S(O)h1の中から選ばれた、1個以上の同じ又は異なる置換基により置換されていてもよく、
h1が夫々の場合に互いに独立に水素、C1−6アルキル、2−6員ヘテロアルキル及びC1−6ハロアルキルの中から選ばれ、かつ
Wが−NH−、−N(C1−6アルキル)−、−CH−、−CH(C1−6アルキル)−、−C(C1−6アルキル)−及び−O−の中から選ばれる、化合物(1)に関する。
別の局面(D26)において、本発明は
がフェニル、フリル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピリミジル及びピリジルの中から選ばれ、
環系Qが互いに独立にメチル、トリフルオロメチル、−OCH、−NH、−NH(CH)、−N(CH、フッ素、塩素及び臭素の中から選ばれた、3個までの同じ又は異なる置換基により置換されていてもよく、かつ
Wが−NH−、−N(C1−6アルキル)−、−CH−、−CH(C1−6アルキル)−、−C(C1−6アルキル)−及び−O−の中から選ばれる、化合物(1)に関する。
別の局面(D27)において、本発明は
がフェニル、フリル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピリミジル及びピリジルの中から選ばれ、
その環系Qが互いに独立にメチル、トリフルオロメチル、−OCH、−NH、−NH(CH)、−N(CH、フッ素、塩素及び臭素の中から選ばれた、3個までの同じ又は異なる置換基により置換されていてもよく、かつ
Wが−CH−、−CH(CH)−、−NH−及び−N(CH)−の中から選ばれる、化合物(1)に関する。
別の局面(D28)において、本発明は
がフェニル、フリル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピリミジル及びピリジルの中から選ばれ、
その環系Qが互いに独立にメチル、トリフルオロメチル、−OCH、−NH、−NH(CH)、−N(CH、フッ素、塩素及び臭素の中から選ばれた、3個までの同じ又は異なる置換基により置換されていてもよく、かつ
Wが−CH−及び−CH(CH)−の中から選ばれる、化合物(1)に関する。
別の局面(D29)において、本発明は
がフェニル及びピリジルの中から選ばれ、
その環系Qが互いに独立にメチル、トリフルオロメチル、−OCH、−NH、−NH(CH)、−N(CH、フッ素、塩素及び臭素の中から選ばれた、3個までの同じ又は異なる置換基により置換されていてもよく、かつ
Wが−CH−及び−CH(CH)−の中から選ばれる、化合物(1)に関する。
別の局面(E1)において、本発明は
が水素を表す、化合物(1)に関する。
別の局面(F1)において、本発明は
環系Qが下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
上記環系Q中で、1個以上の水素原子が夫々互いに独立にR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(F2)において、本発明は
環系Qが下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
かつ上記環系Q中で、必要により1個以上の水素原子が夫々互いに独立にハロゲン、C1−6アルキル及び=Oの中から選ばれた置換基により置換されていてもよい、化合物(1)に関する。
別の局面(F3)において、本発明は
環系Qが下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
かつ上記環系Q中で、必要により1個以上の水素原子が夫々互いに独立にハロゲン、C1−6アルキル及び=Oの中から選ばれた置換基により置換されていてもよい、化合物(1)に関する。
別の局面(F4)において、本発明は
環系Qが下記の基に相当し、
Figure 2011528025
かつ上記環系Q中で、必要により1個又は2個の水素原子が夫々互いに独立にハロゲン及びC1−6アルキルの中から選ばれた置換基により置換されていてもよい、化合物(1)に関する。
別の局面(F5)において、本発明は
環系Qが下記の基に相当する、化合物(1)に関する。
Figure 2011528025
別の局面(G1)において、本発明は
Lが下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
Figure 2011528025
示された2価の単位Lが右側で環系Qに結合し、かつ左側で式(1)のアミド窒素−NR−に結合し、必要により夫々互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(G2)において、本発明は
LがL−1〜L−47及びL−53〜L−56の中から選ばれ、
2価の単位Lが右側で環系Qに結合し、かつ左側で式(1)のアミド窒素−NR−に結合し、必要により夫々互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(G3)において、本発明は
Lが下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
示された2価の単位Lが右側で環系Qに結合し、かつ左側で式(1)のアミド窒素−NR−に結合し、
pが0又は1を表し、
12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、R25、R26、R27、R28、R29、R30、R31、R32、R33、R34、R35、R36、R37、R38及びR39が夫々の場合に互いに独立にR及びRの中から選ばれ、かつ
40がRを表し、又は
15及びR17が夫々互いに独立にR及びRの中から選ばれ、
14及びR16はそれらが結合されている炭素原子と一緒にC3−7シクロアルキレン又は3−7員ヘテロシクロアルキレンを形成し、上記環系が必要により夫々互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、又は
19及びR21が夫々互いに独立にR及びRの中から選ばれ、
18及びR20はそれらが結合されている炭素原子と一緒にC3−7シクロアルキレン又は3−7員ヘテロシクロアルキレンを形成し、上記環系が必要により夫々互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、又は
23及びR24が夫々互いに独立にR及びRの中から選ばれ、
22及びR25はそれらが結合されている炭素原子と一緒に不飽和C4−7シクロアルキレン又は不飽和4−7員ヘテロシクロアルキレンを形成し、上記環系が必要により夫々互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、又は
30、R31、R33及びR35が夫々互いに独立にR及びRの中から選ばれ、
32及びR35はそれらが結合されている炭素原子と一緒にC3−7シクロアルキレン又は3−7員ヘテロシクロアルキレンを形成し、上記環系が必要により夫々互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、又は
37、R38及びR39が夫々互いに独立にR及びRの中から選ばれ、
36及びR40はそれらが結合されている原子と一緒に3−7員ヘテロシクロアルキレンを形成し、このヘテロシクロアルキレンが必要により夫々の場合に互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、又は
36、R37及びR39が夫々互いに独立にR及びRの中から選ばれ、
38及びR40はそれらが結合されている原子と一緒に3−7員ヘテロシクロアルキレンを形成し、このヘテロシクロアルキレンが必要により夫々の場合に互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(G4)において、本発明は
Lが下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
示された2価の単位Lが右側で環系Qに結合し、かつ左側で式(1)のアミド窒素−NR−に結合し、
pが0又は1を表し、
12、R13、R14、R15、R16、R17、R22、R23、R24、R25、R36、R37、R38及びR39が夫々互いに独立にR及びRの中から選ばれ、かつ
40がRを表し、又は
37、R38及びR39が夫々互いに独立にR及びRの中から選ばれ、
36及びR40はそれらが結合されている原子と一緒に3−7員ヘテロシクロアルキレンを形成し、このヘテロシクロアルキレンが必要により夫々の場合に互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、又は
36、R37及びR39が夫々互いに独立にR及びRの中から選ばれ、
38及びR40はそれらが結合されている原子と一緒に3−7員ヘテロシクロアルキレンを形成し、このヘテロシクロアルキレンが必要により夫々の場合に互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(G5)において、本発明は
Lが下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
かつ示された2価の単位Lが右側で環系Qに結合し、かつ左側で式(1)のアミド窒素−NR−に結合する、化合物(1)に関する。
別の局面(G6)において、本発明は
Lが下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
かつ示された2価の単位Lが右側で環系Qに結合し、かつ左側で式(1)のアミド窒素−NR−に結合する、化合物(1)に関する。
別の局面(G7)において、本発明は
Lが下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
かつ示された2価の単位Lが右側で環系Q結合し、かつ左側で式(1)のアミド窒素−NR−に結合する、化合物(1)に関する。
別の局面(H1)において、本発明は
が下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
示された環系Qが夫々必要により互いに独立に1個以上の水素を有する炭素原子の位置でR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
B、R及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(H2)において、本発明は
Bが=CRa1a2を表し、
a1がC6−10アリール及び5−12員ヘテロアリールの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基であり、
a2が水素、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれ、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、構造の局面H1を有する化合物(1)に関する。
別の局面(H3)において、本発明は
a1がフェニル、ナフチル、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、チエニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、フリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,2,3,4−オキサトリアゾリル、1,2,3,5−オキサトリアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,3,4−チアトリアゾリル、1,2,3,5−チアトリアゾリル、テトラゾリル、インドリル、イソインドリル、アザインドリル、ベンゾチエニル、ベンゾフリル、4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インドリル、1,4,5,6−テトラヒドロ−シクロペンタ[b]ピロリル及び1−ベンゾピラン−4−オン−イルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基であり、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、構造の局面H2を有する化合物(1)に関する。
別の局面(H4)において、本発明は
a1がピロリル、ピラゾリル及びイミダゾリルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基であり、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、構造の局面H3を有する化合物(1)に関する。
別の局面(H5)において、本発明は
a2が水素、メチル又はエチルである、構造の局面H1〜H4の一つを有する化合物(1)に関する。
別の局面(H6)において、本発明は
a1が1個以上の同じ又は異なるRb1及び/又はRc1により置換されており、
夫々のRb1が好適な置換基であり、夫々の場合に互いに独立に−OR、−SR、−NR、ハロゲン、−CN、−NO、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR、−OC(O)R、−OC(O)OR、−OC(O)NR、−S(O)、−S(O)OR、−S(O)NR、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−NRS(O)、−NRS(O)OR及び−NRS(O)NR並びに2価の置換基=Oの中から選ばれ、後者が非芳香族環系中でのみ置換基であってもよく、
夫々のRc1が独立にC1−6アルキル、2−6員ヘテロアルキル、C1−6ハロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基を表し、かつ
、R、R及びRが先に定義されたとおりである、構造の局面H1〜H5の一つを有する化合物(1)に関する。
別の局面(H7)において、本発明は
Bが=CRa1a2又は=NRa3を表し、
a1及びRa3が互いに独立に−NHRc2又は−N(C1−6アルキル)Rc2の中から選ばれ、
a2が水素、メチル及びエチルの中から選ばれ、
c2がフェニル、ピリジル、ピリミジル、ピペリジル、シクロヘキシル及びベンジルの中から選ばれ、全ての上記基が必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(H8)において、本発明は
が下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
示された環系Qが夫々必要により互いに独立に水素を有する環原子の位置でR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
、R及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(H9)において、本発明は
が下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
示された環系Qが夫々必要により互いに独立に1個以上の水素を有する環原子の位置でR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
、R及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(H10)において、本発明は
が下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
示された環系Qが夫々必要により互いに独立に1個以上の水素を有する環原子の位置でR及び/又はRにより置換されていてもよく、
がRを表し、かつ
、R及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(H11)において、本発明は
が下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
41が水素、ハロゲン、メチル、エチル、トリフルオロメチル及びメトキシの中から選ばれ、
42が水素、R及びRの中から選ばれ、
43が水素又はRを表し、
がRを表し、かつ
、R及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(H12)において、本発明は
が下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
41が水素、ハロゲン、メチル、エチル、トリフルオロメチル及びメトキシの中から選ばれ、
42が水素、R及びRの中から選ばれ、
43が水素又はRを表し、
44がR及びRの中から選ばれ、
qが0、1、2又は3を表し、かつ
、R、R及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(H13)において、本発明は
が下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
が必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい、フェニルを表し、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(H14)において、本発明は
が下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
示された環系Qが夫々必要により互いに独立に1個以上の水素原子を有する環原子の位置でR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(H15)において、本発明は
が下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
45が互いに独立に水素又はC3−7シクロアルキル、フェニル、5−10員ヘテロアリール、特に1H−ベンゾイミダゾリル、1H−インドリル、ピロリル、イミダゾリルもしくはピラゾリル、及び3−10員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基を表し、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(H16)において、本発明は
が下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
示された環系Qが夫々必要により互いに独立に1個以上の水素を有する環原子の位置でR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(H17)において、本発明は
が下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
46及びR47が夫々の場合に互いに独立に水素又はC3−7シクロアルキル、フェニル、5−10員ヘテロアリール、特にピリジル、及び3−10員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基を表し、
48がRを表し、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(H18)において、本発明は
が下記の基を表し、
Figure 2011528025
49がR及びRの中から選ばれ、
rが0、1、2又は3を表し、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(H19)において、本発明は
が下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
上記環系Qが夫々必要により互いに独立に1個以上の水素を有する炭素原子の位置でR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
別の局面(H20)において、本発明は
が夫々必要により互いに独立に1個以上の水素原子を有する環原子の位置で−NH、−NH(C1−6アルキル)、−N(C1−6アルキル)、−C1−6アルキレン−OH、ハロゲン、−C(O)OH、−C(O)NH、−C(O)NH(C1−6アルキル)、−C(O)N(C1−6アルキル)、−C1−6アルキレン−NH、ヘテロアリール、フェニル、−C(O)NH−C1−6アルキレン−O−C1−6アルキル、−C1−6アルキレン−NH(C1−6アルキル)、−CN、−OC1−6アルキル、−C(O)モルホリニル、−C1−6アルキレン−N(C1−6アルキル)、−C(O)ピペラジニル、C1−6アルキル、−CF、−C(O)NH(C3−10シクロアルキル)及び−OHの中から選ばれた置換基により置換されていてもよい、構造の局面H19を有する化合物(1)に関する。
別の局面(H21)において、本発明は
が下記の中から選ばれ、
Figure 2011528025
50がR及びRの中から選ばれ、かつ
及びRが先に定義されたとおりである、化合物(1)に関する。
本発明の化合物(1)の異なる分子部分に関する全ての先にリストされた構造の局面D、E、F、G及びHはあらゆる所望の順列で互いと組み合わされて組み合わせDEFGHを形成して、好ましい化合物(1)を生じてもよい。夫々の組み合わせDEFGHは本発明の化合物の個々の実施態様又は一般の部分の量を表し、特定する。この組み合わせにより固定された個々の実施態様又は部分の量が明らかに含まれ、本発明の主題の一部を形成する。
別の局面において、本発明は下記の中から選ばれた一般式(1)の化合物に関する。
I−1 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ(prop)−2−エン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−2 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−3 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{(3Z)−3−[(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]カルバモイル}−3,5−ジメチル−1H−ピロール−2−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−4 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{(3Z)−3−[(5−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−5 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−3−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
I−6 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
I−7 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−3−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
I−8 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
I−9 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−オキソピペリジン−3−カルボキサミド;
I−10 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−2−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}ピペリジン−3−カルボキサミド;
I−11 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−オキソピロリジン−3−カルボキサミド;
I−12 3−(3,4−ジフルオロベンジル)−2,4−ジオキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−13 3−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−14 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−({4−[6−(モルホリン−4−イル)ピリジン−3−イル]−1H−ピロール−2−イル}メチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−15 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]−1H−ピロール−2−イル}メチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−16 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
I−17 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
I−18 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−[(2E)−3−{(3Z)−3−[(4−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
I−19 6−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}ピリジン−2−カルボキサミド;
I−20 6−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}ピリジン−2−カルボキサミド;
I−21 N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−(フェニルアミノ)ピリジン−2−カルボキサミド;
I−22 2−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}ピリミジン−4−カルボキサミド;
I−23 6−クロロ−2−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}ピリミジン−4−カルボキサミド;
I−24 6−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}ピラジン−2−カルボキサミド;
I−25 4−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}ピリミジン−2−カルボキサミド;
I−26 4−クロロ−6−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}ピリミジン−2−カルボキサミド;
I−27 1−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−28 1−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−6−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−29 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−{6−[(ジメチルアミノ)メチル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−2(1H)−イリデン}−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−30 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{(3Z)−3−[({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)(フェニル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−31 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}ヒドラジニリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−32 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(キノリン−2(1H)−イリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−33 6−クロロ−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
I−34 6−クロロ−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−3−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
I−35 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{(3Z)−3−[(2−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−36 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−{[2−(ピリジン−3−イル)−1H−イミダゾール−4−イル]メチリデン}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−37 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−2−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−38 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{(3Z)−3−[(4−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−39 2−ベンジル−1,5−ジメチル−N−[(2E)−3−{(3Z)−3−[(4−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
I−41 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−2−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
I−42 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−[(2E)−3−{(3Z)−3−[(4−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
I−44 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−45 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−2−メチルプロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−46 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−4−フルオロ−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−47 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{(3Z)−4−フルオロ−3−[(4−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−48 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{(3Z)−4−フルオロ−3−[(4−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−49 N−{(2E)−3−[(3Z)−3−{[5−(アミノメチル)−1H−イミダゾール−4−イル]メチリデン}−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
I−50 N−{(2E)−3−[(3Z)−3−{[5−(アミノメチル)−1H−イミダゾール−4−イル]メチリデン}−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
I−51 1−ベンジル−N−(3−{(3Z)−3−[(4−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロピル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド;
I−52 1−ベンジル−N−(3−{(3E)−3−[(4−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロピル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド;
I−53 1−ベンジル−N−{3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−4−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロピル}−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド;
I−54 1−ベンジル−N−{3−[(3E)−3−(1H−イミダゾール−4−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロピル}−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド;
II−1 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{3−[3−(1H−ピロール−2−イル)−1H−インダゾール−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
II−2 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[3−(1H−インダゾール−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
II−3 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[3−(1H−インダゾール−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
II−4 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−[3−(3−フェニル−1H−インダゾール−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
II−5 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−(フラン−2−イル)−1H−インダゾール−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
II−6 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2Z)−3−[3−(フラン−2−イル)−1H−インダゾール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
II−7 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2Z)−3−(1H−インダゾール−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
II−8 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[3−(3−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−インダゾール−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
II−9 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[3−(3−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−インダゾール−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−1 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−[3−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ベンジル]−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−2 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−3 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−2−オキソ−N−[3−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ベンジル]ピペリジン−3−カルボキサミド;
III−4 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−[3−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ベンジル]−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−5 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−[3−(5−フェニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ベンジル]−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−6 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{3−[5−(ピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ベンジル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−7 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{3−[5−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ベンジル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−8 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{5−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル}ベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−9 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{3−[2−(フェニルアミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル]ベンジル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−10 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[3−(2−{[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)ベンジル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−11 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル]ベンジル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−12 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−3−オキソ−N−{3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
III−13 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−3−オキソ−N−{3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
III−14 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[3−(2−{[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−15 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−16 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−17 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
III−18 2−ベンジル−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−19 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(フェニルアミノ)−8−(ピペリジン−4−イルオキシ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−20 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−21 3−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロビリミジン−5−カルボキサミド;
III−22 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[8−メチル−7−オキソ−2−(フェニルアミノ)−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−23 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[8−メチル−7−オキソ−2−(フェニルアミノ)−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−24 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−5−フルオロキナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−25 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−5−フルオロキナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−26 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[5−フルオロ−2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−27 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[5−フルオロ−2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−28 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[5−メチル−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−7−オキソ−8−(プロパン−2−イル)−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−29 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[5−メチル−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−7−オキソ−8−(プロパン−2−イル)−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−30 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−31 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2{3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−32 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−33 3−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−34 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
III−35 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
III−36 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
III−37 6−クロロ−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
III−38 6−クロロ−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
III−39 エチル−4−({6−[3−({[1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−イン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)ベンゾエート;
III−40 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−41 6−クロロ−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
III−42 N−[3−(2−アミノキナゾリン−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−43 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−(メチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−44 N−(3−{2−[(4−シアノフェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−45 N−(3−{2−[(4−シアノフェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−46 メチル−4−({6−[3−({[2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−イン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)ベンゾエート;
III−48 4−({6−[3−({[2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−イン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)安息香酸
III−49 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({2−メトキシ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−50 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
III−51 N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2−(ピリジン−3−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−52 2−[1−(3,4−ジフルオロフェニル)エチル]−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−53 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1−エチル−5−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−54 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−5−エチル−1−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−55 1−[1−(3,4−ジフルオロフェニル)エチル]−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−56 N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1−(チオフェン−2−イルメチル)−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−57 N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1−(1,3−オキサゾール−4−イルメチル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−58 N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2−(チオフェン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−59 N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−2−(1,3−オキサゾール−5−イルメチル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−60 N−{(2E)−3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−(メチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−61 N−{3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−(メチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−62 N−{3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−63 N−{3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−64 N−{(2E)−3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−65 N−{(2E)−3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−66 N−{(2E)−3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−67 N−{3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−68 N−{3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−69 N−{(2E)−3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−70 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−8−(ピペリジン−4−イルオキシ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−71 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{(2E)−3−[2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−8−(ピペリジン−4−イルオキシ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−72 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−8−(ピペリジン−4−イルオキシ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−73 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−8−(ピペリジン−4−イルオキシ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−74 N−{(2E)−3−[8−(3−アミノプロポキシ)−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−75 N−{3−[8−(3−アミノプロポキシ)−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−76 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{(2E)−3−[2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−8−(ピロリジン−3−イルオキシ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−77 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−8−(ピロリジン−3−イルオキシ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−78 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−[3−(2−{[3−(メチルカルバモイル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−79 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−80 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−(3−{2−[(3−メチルフェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−81 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(2−フルオロフェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−82 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{3−[2−(プロパン−2−イルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−83 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{3−[2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−84 N−{3−[2−(シクロブチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−85 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−(エチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−86 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[2−(メチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−87 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[2−({4−[(4−メチルシクロヘキシル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−88 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−89 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−{[3−(ジメチルアミノ)プロピル]カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−90 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル](メチル)カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−91 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−{[3−(ジメチルアミノ)プロピル](メチル)カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−92 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(2−ヒドロキシエチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−93 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(2−ヒドロキシエチル)(メチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−94 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(3−メトキシプロピル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−95 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(3−ヒドロキシプロピル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−96 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(3−メトキシプロピル)(メチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−97 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(3−ヒドロキシプロピル)(メチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−98 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(4−メチルシクロヘキシル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−99 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−100 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−{[3−(ジメチルアミノ)プロピル]カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−101 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル](メチル)カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−102 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−{[3−(ジメチルアミノ)プロピル](メチル)カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−103 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(2−メトキシエチル)(メチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−104 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(3−メトキシプロピル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−105 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(3−メトキシプロピル)(メチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−106 N−{3−[2−({3−クロロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−107 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[2−({4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−108 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[3−(2−{[4−(ジメチルアミノ)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−109 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−メトキシフェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−110 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−111 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({3−メトキシ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−112 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−113 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(1−エチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−114 N−{3−[2−({4−[(1−シクロプロピルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−115 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(3−ヒドロキシプロピル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−116 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(2−ヒドロキシエチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
III−117 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(2−メトキシエチル)(メチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−118 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(2−メトキシエチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
III−119 1−ベンジル−2−オキソ−N−{3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド;
III−120 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[5−メチル−2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−1 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−3−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
IV−2 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−3−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
IV−3 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−4 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−(2−{[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−5 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−6 N−{(2E)−3−[3−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−1H−インダゾール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−7 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[3−(1H−インドール−2−イル)−1H−インダゾール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−8 N−[(2E)−3−{4−[5−アミノ−3−(フェニルアミノ)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−5−メトキシピリミジン−2−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−9 N−{(2E)−3−[4−(5−アミノ−3−{[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−5−メトキシピリミジン−2−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−10 N−[(2E)−3−{4−[5−アミノ−3−(フェニルアミノ)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−5−メトキシ−6−(ピペリジン−3−イルアミノ)ピリミジン−2−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−11 N−({5−[5−アミノ−3−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−1H−ピロロ[3.2−b]ピリジン−2−イル}メチル)−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−12 N−({5−[5−アミノ−3−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−1−メチル−1H−ピロロ[3.2−b]ピリジン−2−イル}メチル)−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−13 N−(2−{6−[5−アミノ−3−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]ピリジン−2−イル}エチル)−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−14 N−{2−[6−(5−アミノ−3−{[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−2−イル]エチル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−15 N−(2−{4−[5−アミノ−3−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]ピリミジン−2−イル}エチル)−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−16 N−{2−[4−(5−アミノ−3−{[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリミジン−2−イル]エチル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−17 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
IV−18 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−8−メトキシキナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−19 2−ベンジル−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−20 N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2−(3,4,5−トリフルオロベンジル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−21 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−22 3−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−23 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロピル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−24 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{4−[(6−フェニル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ]ベンジル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−25 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{4−[(6−フェニル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ]ベンジル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−26 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{4−[(6−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ]ベンジル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−27 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−[4−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ベンジル]−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−28 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]−2−メチルプロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−29 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(3R)−1−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]ピロリジン−3−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−30 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2Z)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]−2−フルオロプロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−31 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{1−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]アゼチジン−3−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−32 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(3E)−4−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]ブト(but)−3−エン−2−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−33 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−5−フルオロキナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−34 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−5−フルオロキナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−35 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[5−フルオロ−2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−36 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[5−フルオロ−2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−37 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{(2E)−3−[5−メチル−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−7−オキソ−8−(プロパン−2−イル)−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−38 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[5−メチル−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−7−オキソ−8−(プロパン−2−イル)−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−39 6−クロロ−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
IV−40 6−クロロ−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
IV−41 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{[5−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)チオフェン−2−イル]メチル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−42 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{[5−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)チオフェン−2−イル]メチル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−43 3−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−44 3−(3,4−ジフルオロベンジル)−1−メチル−N−{(2E)−3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−45 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−46 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−47 N−[(2E)−3−(2−{[4−(アセチルアミノ)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−48 N−[(2E)−3−(2−アミノキナゾリン−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−49 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
IV−50 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
IV−51 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
IV−52 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
IV−53 エチル−4−({6−[(1E)−3−({[1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−エン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)ベンゾエート;
IV−54 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{(2E)−3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−55 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−56 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−[(2E)−3−(キナゾリン−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−57 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−[(2E)−3−(キナゾリン−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−58 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−7−オキソ−8−(プロパン−2−イル)−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−59 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−7−オキソ−8−(プロパン−2−イル)−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−60 N−{3−[8−(2−アミノエチル)−5−メチル−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−7−オキソ−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−61 6−クロロ−4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
IV−63 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−64 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−(エチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−65 N−{(2E)−3−[2−(シクロプロピルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−66 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{2−[(4−メトキシフェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−67 メチル−2−クロロ−4−({6−[(1E)−3−({[1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−エン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)ベンゾエート;
IV−68 N−[(2E)−3−(2−アミノキナゾリン−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−69 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−(メチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−70 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{2−[(4−{[3−(ジメチルアミノ)プロピル]カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−71 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−2−メチル−N−{(2E)−3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−72 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−73 メチル−4−({6−[(1E)−3−({[2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−エン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)ベンゾエート;
IV−74 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−フルオロ−4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−75 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−76 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−メトキシ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−77 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−メトキシ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−78 N−{(2E)−3−[2−({3−クロロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−79 N−{(2E)−3−[2−({3−クロロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−80 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−81 N−[(2E)−3−(2−{[3−クロロ−4−(メチルカルバモイル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−82 N−[(2E)−3−(2−{[3−クロロ−4−(メチルカルバモイル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−83 N−{(2E)−3−[2−({3−クロロ−4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−84 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N{(2E)−3−[2−(メチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−85 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(ピリジン−2−イルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−86 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(ピリジン−2−イルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
IV−87 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(ピリジン−4−イルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
IV−88 メチル−4−({6−[(1E)−3−({[1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−エン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)−2−メトキシベンゾエート;
IV−89 メチル−4−({6−[(1E)−3−({[2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−エン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)−2−メトキシベンゾエート;
IV−90 4−({6−[(1E)−3−({[2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−エン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)安息香酸
IV−91 6−クロロ−4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
IV−92 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−2−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(プロパン−2−イルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド;
IV−93 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(プロパン−2−イルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
V−1 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−(1H−インドール−2−イル)−4.6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]−3−オキソプロピル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
V−2 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−(1H−インドール−2−イル)−4.6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]−3−オキソプロピル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
V−3 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−(1H−インドール−2−イル)−4.6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]−3−オキソプロピル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
V−4 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−(1H−インドール−2−イル)−4.6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]−3−オキソプロピル}−,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
V−5 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−(1H−インドール−2−イル)−4.6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]−3−オキソプロピル}−2−オキソピペリジン−3−カルボキサミド;
V−6 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−({[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]カルボニル}アミノ)−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]−3−オキソプロピル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
V−7 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−({[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]カルボニル}アミノ)−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]3−オキソプロピル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
V−8 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−({[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]カルボニル}アミノ)−4,6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]−3−オキソプロピル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド。
別の局面において、本発明は医薬組成物としての一般式(1)の化合物又はこれらの薬理学上許される塩に関する。
別の局面において、本発明は癌、感染症、炎症及び自己免疫疾患の治療及び/又は予防のための一般式(1)の化合物又はこれらの薬理学上許される塩に関する。
別の局面において、本発明は癌の治療及び/又は予防のための一般式(1)の化合物又はこれらの薬理学上許される塩に関する。
別の局面において、本発明は必要により通常の賦形剤及び/又は担体と組み合わせて、一般式(1)の一種以上の化合物又はこれらの薬理学上許される塩を活性物質として含む、医薬製剤に関する。
別の局面において、本発明は一般式(1)の化合物(化合物(1)はまた必要によりこれらの互変異性体、ラセミ体、鏡像体、ジアステレオマー、混合物の形態、又は全ての上記形態の夫々の薬理学上許される塩としてであってもよい)、及び式(1)とは異なる少なくとも一種のその他の細胞増殖抑制性活性物質又は細胞傷害性活性物質を含むことを特徴とする医薬製剤に関する。
定義
本明細書に使用されるように、特にことわらない限り、下記の定義が適用される。
接頭辞Cx−y(x及びyは夫々の場合に自然数(x<y)を表す)の使用は、直接関連して表示され、述べられる鎖もしくは環構造又は鎖と環構造の組み合わせが合計で最大yかつ最小xの炭素原子からなってもよいことを示す。
1個以上のヘテロ原子を含む基(ヘテロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル)中の員の数についての情報は全ての環員の合計の原子の数又は全ての環員及び鎖員の合計を表す。
アルキルはサブグループ飽和炭化水素鎖及び不飽和炭化水素鎖から構成されるが、後者は二重結合を有する炭化水素鎖(アルケニル)及び三重結合を有する炭化水素鎖(アルキニル)に更に細分されてもよい。アルケニルは少なくとも一つの二重結合を含み、アルキニルは少なくとも一つの三重結合を含む。炭化水素鎖が少なくとも一つの二重結合及び少なくとも一つの三重結合の両方を有するべきである場合、定義によればそれはアルキニルサブグループに属する。全ての上記サブグループは直鎖(非分岐)及び分岐に更に細分されてもよい。アルキルが置換されている場合、それは全ての水素を有する炭素原子の位置で互いに独立に一置換又は多置換されていてもよい。
個々のサブグループの例が以下にリストされる。
直鎖(非分岐)又は分岐、飽和炭化水素鎖:
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル(1−メチルエチル)、n−ブチル、1−メチルプロピル、イソブチル(2−メチルプロピル)、sec.−ブチル(1−メチルプロピル)、tert.−ブチル(1,1−ジメチルエチル)、n−ペンチル、1−メチルブチル、1−エチルプロピル、イソペンチル(3−メチルブチル)、ネオペンチル(2,2−ジメチル−プロピル)、n−ヘキシル、2,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、2−メチル−ペンチル、3−メチルペンチル、n−ヘプチル、2−メチルヘキシル、3−メチルヘキシル、2,2−ジメチルペンチル、2,3−ジメチルペンチル、2,4−ジメチルペンチル、3,3−ジメチルペンチル、2,2,3−トリメチルブチル、3−エチルペンチル、n−オクチル、n−ノニル、n−デシル等。
直鎖(非分岐)又は分岐アルケニル
ビニル(エテニル)、プロプ−1−エンイル(prop−1−enyl)、アリル(プロプ−2−エンイル)、イソプロペニル、ブト−1−エンイル(but−1−enyl)、ブト−2−エンイル、ブト−3−エンイル、2−メチル−プロプ−2−エンイル、2−メチル−プロプ−1−エンイル、1−メチル−プロプ−2−エンイル、1−メチル−プロプ−1−エンイル、1−メチリデンプロピル、ペント−1−エンイル(pent−1−enyl)、ペント−2−エンイル、ペント−3−エンイル、ペント−4−エンイル、3−メチル−ブト−3−エンイル、3−メチル−ブト−2−エンイル、3−メチル−ブト−1−エンイル、ヘキサ−1−エンイル(hex−1−enyl)、ヘキサ−2−エンイル、ヘキサ−3−エンイル、ヘキサ−4−エンイル、ヘキサ−5−エンイル、2,3−ジメチル−ブト−3−エンイル、2,3−ジメチル−ブト−2−エンイル、2−メチリデン−3−メチルブチル、2,3−ジメチル−ブト−1−エンイル、ヘキサ−1,3−ジエンイル、ヘキサ−1,4−ジエンイル、ペンタ−1,4−ジエンイル、ペンタ−1,3−ジエンイル、ブタ−1,3−ジエンイル(buta−1,3−dienyl)、2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエン等。
直鎖(非分岐)又は分岐アルキニル
エチニル、プロプ−1−インイル(prop−1−ynyl)、プロプ−2−インイル、ブト−1−インイル(but−1−ynyl)、ブト−2−インイル、ブト−3−インイル、1−メチル−プロプ−2−インイル等。
用語プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル等は、特にことわらない限り、相当する数の炭素原子を有する飽和炭化水素基(全ての異性体形態を含む)を意味する。
用語プロペニル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル等は、特にことわらない限り、相当する数の炭素原子及び二重結合を有する不飽和炭化水素基(全ての異性体形態、また適用可能な場合には、(Z)/(E)−異性体を含む)を意味する。
用語ブタジエニル、ペンタジエニル、ヘキサジエニル、ヘプタジエニル、オクタジエニル、ノナジエニル、デカジエニル等は、特にことわらない限り、相当する数の炭素原子及び二つの二重結合を有する不飽和炭化水素基(全ての異性体形態、また適用可能な場合には、(Z)/(E)−異性体を含む)を意味する。
用語プロピニル、ブチニル、ペンチニル、ヘキシニル、ヘプチニル、オクチニル、ノニニル、デシニル等は、特にことわらない限り、相当する数の炭素原子及び三重結合を有する不飽和炭化水素基(全ての異性体形態を含む)を意味する。
先に定義されたアルキル及びそのサブグループから、アルキレンという用語がまた誘導し得る。アルキレンはアルキルと違って2価であり、二つの結合パートナーを必要とする。形式上、第二の原子価は水素原子をアルキルから除去することにより生じられる。相当する基は、例えば、−CH及び−CH、−CHCH並びに−CHCH又は>CHCH等である。
アルキルの全てのサブグループについて、アルキレンに相当するものがある。
ヘテロ原子は酸素原子、窒素原子及び硫黄原子を意味する。
ヘテロアルキルという用語はその最も広い意味で先に定義されたアルキルから、炭化水素鎖中で、1個以上の基−CHを互いに独立に基−OH、−SH又は−NHにより置換し、1個以上の基−CH−を互いに独立に基−O−、−S−又は−NH−により置換し、1個以上の基>CH−を基>Nにより置換し、1個以上の基=CH−を基=Nにより置換し、1個以上の基=CHを基=NHにより置換し、又は1個以上の基≡CHを基≡Nにより置換することにより誘導される基を意味し、合計で3個以下のヘテロ原子が1個のヘテロアルキル中に存在してもよいが、2個の酸素原子の間また2個の硫黄原子の間又は1個の酸素原子と1個の硫黄原子の間に少なくとも1個の炭素原子がある必要があり、全体としての基が化学安定性を有する必要がある。
アルキルからの間接的な定義/誘導体化の直接の結果はヘテロアルキルがサブグループ1個以上のヘテロ原子を有する飽和炭化水素鎖、ヘテロアルケニル及びヘテロアルキニルから構成されることであり、それは直鎖(非分岐)及び分岐に更に細分されてもよい。ヘテロアルキルが置換されている場合、それは全ての水素を有する酸素原子、硫黄原子、窒素原子及び/又は炭素原子の位置で互いに独立に一置換又は多置換されていてもよい。置換基としてのヘテロアルキルそれ自体は炭素原子及びヘテロ原子の両方を介して分子に結合されてもよい。
下記の基が例としてリストされる:
ジメチルアミノメチル、ジメチルアミノエチル(1−ジメチルアミノエチル、2−ジメチルアミノエチル)、ジメチルアミノプロピル(1−ジメチルアミノプロピル、2−ジメチルアミノプロピル、3−ジメチルアミノプロピル)、ジエチルアミノメチル、ジエチルアミノエチル(1−ジエチルアミノエチル、2−ジエチルアミノエチル)、ジエチルアミノプロピル(1−ジエチルアミノプロピル、2−ジエチルアミノプロピル、3−ジエチルアミノプロピル)、ジイソプロピルアミノエチル(1−ジイソプロピルアミノエチル、2−ジイソプロピルアミノエチル)、ビス−2−メトキシエチルアミノ、[2−(ジメチルアミノ−エチル)−エチル−アミノ]−メチル、3−[2−(ジメチルアミノ−エチル)−エチル−アミノ]−プロピル、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、メトキシメチル、2−メトキシエチル等。
先に定義されたヘテロアルキル及びそのサブグループから、ヘテロアルキレンという用語がまた誘導し得る。ヘテロアルキレンはヘテロアルキルと違って2価であり、二つの結合パートナーを必要とする。形式上、第二の原子価は水素原子をヘテロアルキルから除去することにより生じられる。相当する基は、例えば、−CHNH及び−CHNH又は>CHNH、−NHCH及び>NCH又は−NHCH、−CHOCH並びに−CHOCH又は>CHOCH等である。ヘテロアルキルの全てのサブグループについて、ヘテロアルキレンに相当するものがある。
ハロアルキルはその最も広い意味で先に定義されたアルキルから、炭化水素鎖の1個以上の水素原子を互いに独立にハロゲン原子(これらは同じであってもよく、また異なっていてもよい)により置換することにより誘導される。アルキルからの間接的な定義/誘導体化の直接の結果はハロアルキルがサブグループ飽和水素ハロゲン鎖、ハロアルケニル及びハロアルキニルから構成されることであり、それは直鎖(非分岐)及び分岐に更に細分されてもよい。ハロアルキルが置換されている場合、それは全ての水素を有する炭素原子の位置で互いに独立に一置換又は多置換されていてもよい。
典型的な基が以下にリストされる:
−CF、−CHF、−CHF、−CFCF、−CHFCF、−CHCF、−CFCH、−CHFCH、−CFCFCF、−CFCHCH、−CF=CF、−CCl=CH、−CBr=CH、−CI=CH、−C≡C−CF、−CHFCHCH、−CHFCHCF等。
先に定義されたハロアルキル及びそのサブグループから、ハロアルキレンという用語がまた誘導し得る。ハロアルキレンはハロアルキルと違って2価であり、二つの結合パートナーを必要とする。形式上、第二の原子価は水素原子をハロアルキルから除去することにより生じられる。相当する基は、例えば、−CHF及び−CHF、−CHFCHF及び−CHFCHF又は>CFCHF等である。ハロアルキルの全てのサブグループについて、ハロアルキレンに相当するものがある。
ハロゲンはフッ素原子、塩素原子、臭素原子及び/又はヨウ素原子を含む。
シクロアルキルはサブグループ単環式炭化水素環、二環式炭化水素環及びスピロ炭化水素環から構成され、夫々のサブグループは飽和及び不飽和(シクロアルケニル)に更に細分されてもよい。不飽和は環系中に少なくとも一つの二重結合があることを意味するが、芳香族系が形成されない。二環式炭化水素環中で、二つの環はそれらが少なくとも二つの炭素原子を共有するように結合される。スピロ炭化水素環中で、1個の炭素原子(スピロ原子)が二つの環により共有される。シクロアルキルが置換されている場合、それは全ての水素を有する炭素原子の位置で互いに独立に一置換又は多置換されていてもよい。置換基としてのシクロアルキルそれ自体は環系のあらゆる好適な位置を介して分子に結合されてもよい。
下記の個々のサブグループが例としてリストされる。
飽和、単環式炭化水素環:
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル等。
不飽和、単環式炭化水素環:
シクロプロプ−1−エンイル、シクロプロプ−2−エンイル、シクロブト−1−エンイル、シクロブト−2−エンイル、シクロペント−1−エンイル、シクロペント−2−エンイル、シクロペント−3−エンイル、シクロヘキサ−1−エンイル、シクロヘキサ−2−エンイル、シクロヘキサ−3−エンイル、シクロヘプト−1−エンイル、シクロヘプト−2−エンイル、シクロヘプト−3−エンイル、シクロヘプト−4−エンイル、シクロブタ−1,3−ジエンイル、シクロペンタ−1,4−ジエンイル、シクロペンタ−1,3−ジエンイル、シクロペンタ−2,4−ジエンイル、シクロヘキサ−1,3−ジエンイル、シクロヘキサ−1,5−ジエンイル、シクロヘキサ−2,4−ジエンイル、シクロヘキサ−1,4−ジエンイル、シクロヘキサ−2,5−ジエンイル等。
二環式炭化水素環(飽和及び不飽和):
ビシクロ[2.2.0]ヘキシル、ビシクロ[3.2.0]ヘプチル、ビシクロ[3.2.1]オクチル、ビシクロ[2.2.2]オクチル、ビシクロ[4.3.0]ノニル(オクタヒドロインデニル)、ビシクロ[4.4.0]デシル(デカヒドロナフタレン)、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル(ノルボルニル)、ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2,5−ジエンイル(ノルボルナ−2,5−ジエンイル)、ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エンイル(ノルボルネニル)、ビシクロ[4.1.0]ヘプチル(ノルカラニル)、ビシクロ[3.1.1]ヘプチル(ピナニル)等。
スピロ炭化水素環(飽和及び不飽和):
スピロ[2.5]オクチル、スピロ[3.3]ヘプチル、スピロ[4.5]デカ−2−エン等。
シクロアルキルの自由原子価が飽和されていない場合、脂環式環が得られる。
先に定義されたシクロアルキル及びそのサブグループから、シクロアルキレンという用語がまた誘導し得る。シクロアルキレンはシクロアルキルと違って2価であり、二つの結合パートナーを必要とする。形式上、第二の原子価は水素原子をシクロアルキルから除去することにより生じられる。相当する基は、例えば、シクロヘキシル及び
Figure 2011528025
、シクロペンテニル並びに下記の基等である。
Figure 2011528025
シクロアルキルの全てのサブグループについて、シクロアルキレンに相当するものがある。
シクロアルキルアルキルは先に定義された当該アルキル及びシクロアルキルの組み合わせ(両方ともそれらの最も広い意味で)を表す。また、シクロアルキルアルキルはシクロアルキルとアルキレンの組み合わせと見なされるかもしれない。形式上、シクロアルキルアルキルは最初に置換基としてのアルキルを分子と直接結合し、次いでシクロアルキルで置換することにより得られる。アルキル及びシクロアルキルの結合はこの目的に適している炭素原子を使用して両方の基中で行なわれてもよい。アルキル(アルキレン)及びシクロアルキルの夫々のサブグループがまたその二つの基の組み合わせ中に含まれる。
アリールは少なくとも一つの芳香族環を含む単環式炭素環、二環式炭素環又は三環式炭素環を表す。アリールが置換されている場合、その置換は夫々の場合に、全ての水素を有する炭素原子の位置で、互いに独立に一置換又は多置換であってもよい。アリールそれ自体は環系のあらゆる好適な位置を介して置換基として分子に結合されてもよい。
典型例が以下にリストされる。
フェニル、ナフチル、インダニル(2,3−ジヒドロインデニル)、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、フルオレニル等。
アリールの自由原子価が飽和されていない場合、芳香族基が得られる。
先に定義されたアリールから、アリーレンという用語がまた誘導し得る。アリーレンはアリールと違って2価であり、二つの結合パートナーを必要とする。形式上、第二の原子価は水素原子をアリールから除去することにより生じられる。相当する基は、例えば、フェニル及び
Figure 2011528025
、ナフチル並びに下記の基等である。
Figure 2011528025
アリールの全てのサブグループについて、アリーレンに相当するものがある。
アリールアルキルは、夫々の場合にそれらの最も広い意味で、先に定義されたアルキル基及びアリール基の組み合わせを表す。また、アリールアルキルはアリールとアルキレンの組み合わせと見なされてもよい。形式上、アリールアルキルは最初に置換基としてのアルキルを分子に直接結合し、それをアリール基で置換することにより得られる。アルキル及びアリールは両方の基中でこの目的に適したあらゆる炭素原子を介して結合されてもよい。アルキル(アルキレン)及びアリールの夫々のサブグループがまたその二つの基の組み合わせ中に含まれる。
典型例が以下にリストされる:
ベンジル、1−フェニルエチル、2−フェニルエチル、フェニルビニル、フェニルアリル等。
ヘテロアリールは単環式芳香族環又は少なくとも一つの芳香族環を含む多環式環を表し、これらは、相当するアリール又はシクロアルキルと比較して、1個以上の炭素原子に代えて互いに独立に窒素、硫黄及び酸素の中から選ばれた、1個以上の同じ又は異なるヘテロ原子を含むが、得られる基は化学的に安定である必要がある。ヘテロアリールの存在についての前提条件はヘテロ原子及び芳香族系であるが、それは必ずしもヘテロ芳香族系である必要はない。こうして、下記の式の2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イルはその定義によればヘテロアリールであり得る。
Figure 2011528025
ヘテロアリールが置換されている場合、その置換は夫々の場合に、全ての水素を有する炭素原子及び/又は窒素原子の位置で、互いに独立に一置換又は多置換であってもよい。置換基としてのヘテロアリールそれ自体は環系のあらゆる好適な位置(炭素及び窒素の両方)を介して分子に結合されてもよい。
典型例が以下にリストされる。
単環式ヘテロアリール:
フリル、チエニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジル、ピリミジル、ピリダジニル、ピラジニル、トリアジニル、ピリジル−N−オキサイド、ピロリル−N−オキサイド、ピリミジニル−N−オキサイド、ピリダジニル−N−オキサイド、ピラジニル−N−オキサイド、イミダゾリル−N−オキサイド、イソオキサゾリル−N−オキサイド、オキサゾリル−N−オキサイド、チアゾリル−N−オキサイド、オキサジアゾリル−N−オキサイド、チアジアゾリル−N−オキサイド、トリアゾリル−N−オキサイド、テトラゾリル−N−オキサイド等。
多環式ヘテロアリール:
インドリル、イソインドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ジヒドロインドリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾイミダゾリル、インダゾリル、イソキノリニル、キノリニル、キノキサリニル、シノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、ベンゾトリアジニル、インドリジニル、オキサゾロピリジル、イミダゾピリジル、ナフチリジニル、インドリニル、イソクロマニル、クロマニル、テトラヒドロイソキノリニル、イソインドリニル、イソベンゾテトラヒドロフリル、イソベンゾテトラヒドロチエニル、イソベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、ピリドピリジル、ベンゾテトラヒドロフリル、ベンゾテトラヒドロ−チエニル、プリニル、ベンゾジオキソリル、フェノキサジニル、フェノチアジニル、プテリジニル、ベンゾチアゾリル、イミダゾピリジル、イミダゾチアゾリル、ジヒドロベンゾイソオキサジニル、ベンゾイソオキサジニル、ベンゾオキサジニル、ジヒドロベンゾイソチアジニル、ベンゾピラニル、ベンゾチオピラニル、クマリニル、イソクマリニル、クロモニル、クロマノニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロキノリニル、ジヒドロキノリノニル、ジヒドロイソキノリノニル、ジヒドロクマリニル、ジヒドロイソクマリニル、イソインドリノニル、ベンゾジオキサニル、ベンゾオキサゾリノニル、キノリニル−N−オキサイド、インドリル−N−オキサイド、インドリニル−N−オキサイド、イソキノリル−N−オキサイド、キナゾリニル−N−オキサイド、キノキサリニル−N−オキサイド、フタラジニル−N−オキサイド、インドリジニル−N−オキサイド、インダゾリル−N−オキサイド、ベンゾチアゾリル−N−オキサイド、ベンゾイミダゾリル−N−オキサイド、ベンゾチオピラニル−S−オキサイド及びベンゾチオピラニル−S,S−ジオキサイド等。
ヘテロアリールの自由原子価が飽和されていない場合、ヘテロ芳香族基が得られる。
先に定義されたヘテロアリールから、ヘテロアリーレンという用語がまた誘導し得る。ヘテロアリーレンはヘテロアリールと違って2価であり、二つの結合パートナーを必要とする。形式上、第二の原子価が水素原子をヘテロアリールから除去することにより生じられる。相当する基は、例えば、ピロリル及び
Figure 2011528025
、2,3−ジヒドロ−1H−インドリル並びに下記の基等である。
Figure 2011528025
ヘテロアリールの全てのサブグループについて、ヘテロアリーレンについての相当するものがある。
ヘテロアリールアルキルは、先に定義された当該アルキルとヘテロアリール(両方ともそれらの最も広い意味で)の組み合わせを表す。また、ヘテロアリールアルキルはヘテロアリールとアルキレンの組み合わせと見なされるかもしれない。形式上、ヘテロアリールアルキルは最初に置換基としてのアルキルを分子に直接結合し、次いでそれをヘテロアリールで置換することにより得られる。アルキル及びヘテロアリールの結合はこの目的に適したあらゆる炭素原子を介してアルキル側で、またこの目的に適したあらゆる炭素原子又は窒素原子によりヘテロアリール側で達成されてもよい。アルキル(アルキレン)及びヘテロアリールの夫々のサブグループがまたその二つの基の組み合わせ中に含まれる。
ヘテロシクロアルキルという用語は炭化水素環中で1個以上の基−CH−が互いに独立に基−O−、−S−もしくは−NH−により置換され、又は1個以上の基=CH−が基=N−により置換される場合に先に定義されたシクロアルキルから誘導される基を意味し、合計で5個以下のヘテロ原子が存在してもよく、2個の酸素原子の間また2個の硫黄原子の間又は1個の酸素原子と1個の硫黄原子の間に少なくとも1個の炭素原子がある必要があり、また全体としての基が化学的に安定である必要がある。ヘテロ原子は全ての可能な酸化段階で同時に存在してもよい(硫黄→スルホキシド−SO−、スルホン−SO−;窒素→N−オキサイド)。
ヘテロシクロアルキルはサブグループ単環式ヘテロ環、二環式ヘテロ環及びスピロヘテロ環から構成されることがシクロアルキルからの間接的定義/誘導体化から直ちに明らかであり、夫々のサブグループはまた飽和及び不飽和(ヘテロシクロアルケニル)に更に細分し得る。不飽和という用語は当該環系中に少なくとも一つの二重結合があることを意味するが、芳香族系は形成されない。二環式ヘテロ環では、二つの環はそれらが共有して少なくとも2個の原子を有するように結合される。スピロヘテロ環では、1個の炭素原子(スピロ原子)が二つの環により共有される。ヘテロシクロアルキルが置換されている場合、置換は全ての水素を有する炭素原子及び/窒素原子の位置で、互いに独立に、夫々の場合に一置換又は多置換であってもよい。置換基としてのヘテロシクロアルキルそれ自体は環系のあらゆる好適な位置を介して分子に結合されてもよい。
個々のサブグループの典型例が以下にリストされる。
単環式ヘテロ環(飽和及び不飽和):
テトラヒドロフリル、ピロリジニル、ピロリニル、イミダゾリジニル、チアゾリジニル、イミダゾリニル、ピラゾリジニル、ピラゾリニル、ピペリジニル、ピペラジニル、オキシラニル、アジリジニル、アゼチジニル、1,4−ジオキサニル、アゼパニル、ジアゼパニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ホモモルホリニル、ホモピペリジニル、ホモピペラジニル、ホモチオモルホリニル、チオモルホリニル−S−オキサイド、チオモルホリニル−S,S−ジオキサイド、1,3−ジオキソラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル、[1,4]−オキサゼパニル、テトラヒドロチエニル、ホモチオモルホリニル−S,S−ジオキサイド、オキサゾリジノニル、ジヒドロピラゾリル、ジヒドロピロリル、ジヒドロピラジニル、ジヒドロピリジル、ジヒドロ−ピリミジニル、ジヒドロフリル、ジヒドロピラニル、テトラヒドロチエニル−S−オキサイド、テトラヒドロチエニル−S,S−ジオキサイド、ホモチオモルホリニル−S−オキサイド、2,3−ジヒドロアゼト、2H−ピロリル、4H−ピラニル、1,4−ジヒドロピリジニル等。
二環式ヘテロ環(飽和及び不飽和):
8−アザビシクロ[3.2.1]オクチル、8−アザビシクロ[5.1.0]オクチル、2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチル、8−オキサ−3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクチル、3.8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクチル、2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクチル、3.8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクチル、3.9−ジアザ−ビシクロ[4.2.1]ノニル、2.6−ジアザ−ビシクロ[3.2.2]ノニル等。
スピロヘテロ環(飽和及び不飽和):
1,4−ジオキサ−スピロ[4.5]デシル、1−オキサ−3,8−ジアザ−スピロ[4.5]デシル、及び2,6−ジアザ−スピロ[3.3]ヘプチル、2,7−ジアザ−スピロ[4.4]ノニル、2,6−ジアザ−スピロ[3.4]オクチル、3,9−ジアザ−スピロ[5.5]ウンデシル、2,8−ジアザ−スピロ[4,5]デシル等。
ヘテロシクロアルキルの自由原子価が飽和されていない場合、複素環が得られる。
先に定義されたヘテロシクロアルキルから、ヘテロシクロアルキレンという用語がまた誘導し得る。ヘテロシクロアルキレンはヘテロシクロアルキルと違って2価であり、二つの結合パートナーを必要とする。形式上、第二の原子価が水素原子をヘテロシクロアルキルから除去することにより生じられる。相当する基は、例えば、ピペリジニル及び
Figure 2011528025
、2,3−ジヒドロ−1H−ピロリル並びに下記の基等である。
Figure 2011528025
ヘテロシクロアルキルの全てのサブグループについて、ヘテロシクロアルキレンに相当するものがある。
ヘテロシクロアルキルアルキルは、両方ともそれらの最も広い意味で、先に定義された当該アルキルとヘテロシクロアルキルの組み合わせを表す。また、ヘテロシクロアルキルアルキルはヘテロシクロアルキルとアルキレンの組み合わせと見なされるかもしれない。形式上、ヘテロシクロアルキルは最初に置換基としてのアルキルを分子に直接結合し、次いでそれをヘテロシクロアルキルで置換することにより得られる。アルキル及びヘテロシクロアルキルの結合はこの目的に適したあらゆる炭素原子を介してアルキル側で、またこの目的に適したあらゆる炭素原子又は窒素原子によりヘテロシクロアルキル側で達成されてもよい。アルキル及びヘテロシクロアルキルの夫々のサブグループがまたその二つの基の組み合わせ中に含まれる。
“置換されている”という用語は考慮下の原子に直接結合されている水素原子が別の原子又は原子の別の基(置換基)により置換されることを意味する。出発条件(水素原子の数)に応じて、一置換又は多置換が原子の位置で起こってもよい。
2価の置換基、例えば、=S、=NR、=NOR、=NNRR、=NN(R)C(O)NRR、=N等のみが炭素原子の位置にある置換基であってもよく、−方、2価の置換基=Oがまた硫黄の置換基であってもよい。一般に言えば、2価の置換基による置換が環系でのみ起こってもよく、二つのジェミナル水素原子、即ち、置換前に飽和された同じ炭素原子に結合されている水素原子の交換を必要とする。それ故、2価の置換基による置換は環系の基−CH−又は硫黄原子の位置でのみ可能である。
これに加えて、“好適な置換基”という用語は、一方でその原子価のために好適であり、他方で化学安定性を有する系をもたらす置換基を表す。
以下が幾つかの略された表記法及びそれらの構造の相当物である。
Figure 2011528025
例えば、配列A−B−C中で、員Bが構造の細部−N=に相当すべきであった場合、これはA=N−C及びA−N=Cの両方と理解されるべきである。
例えば、下記の配列
Figure 2011528025
中で、員Aが構造の細部>C=に相当すべきであった場合、これは下記のとおりであると理解されるべきである。
Figure 2011528025
例えば、下記のようなダイヤグラム
Figure 2011528025
中で、破線はその環系が炭素1又は2を介してその分子に結合されてもよく、即ち、下記のダイヤグラムに等しいことを示す。
Figure 2011528025
基又は置換基は相当する基の表示(例えば、R,R等)による別の基/置換基の中から頻繁に選ばれる。この種の基が本発明の化合物をその分子の異なる部分で特定するのに繰り返して使用される場合、夫々の使用が互いに完全に独立であると見なされるべきであることが常に留意されるべきである。
略号のリスト
Figure 2011528025
Figure 2011528025
本発明の特徴及び利点が下記の詳細な実施例から明らかになり、これらが本発明の基礎を例として説明するが、その範囲を限定しない。
本発明の化合物の調製
一般
特にことわらない限り、全ての反応を商業上得られる装置中で化学研究室で普通に使用される方法を使用して行なう。空気及び/又は水分に敏感である出発物質を保護ガスの下で貯蔵し、相当する反応及びその操作を保護ガス(窒素又はアルゴン)の下で行なう。
マイクロウェーブ反応を、好ましくは撹拌しながら、シールされた容器(好ましくは2、5又は20mL)中でバイオテージ製開始剤中又はCEM製エクスプローラー中で行なう。
クロマトグラフィー
薄層クロマトグラフィーをメルク製のガラス上の既製TLCシリカゲル60プレート(蛍光指示薬F−254を含む)上で行なう。
分取高圧クロマトグラフィー(HPLC)をウォーターズ製カラム(名称:サンファイアーC18,5μm,30x100mm部品番号186002572;X−Bridge C18,5μm,30x100mm部品番号186002982)を使用して行ない、分析HPLC(反応制御)をアギレント製カラム(名称:ゾルバックスExtend C18,3.5μm,2.1x50mm,部品番号735700−902;ゾルバックスSB−C8,3.5μm,2.1x50mm,部品番号871700−906)及びPhenomenex(名称:Mercury Gemini C18,3μm,2x20mm,部品番号.00M−4439−B0−CE)を使用して行なう。
HPLC質量分析法/UV分析法
実施例を特性決定するための保持時間/MS−ESIをアギレント製HPLC−MS装置(質量検出器を備えた高性能液体クロマトグラフィー)を使用して得る。注入ピークで溶離する化合物は保持時間tRet.=0.00を有する。
HPLC−方法
分取
分取HPLC1:
HPLC:333及び334ポンプ
カラム:ウォーターズX−Bridge C18,5μm,30x100mm部品番号.186002982
溶離剤:A:10mM NHHCO、HO中;B:アセトニトリル(HPLC等級)
検出:UV/Vis−155
流量:50mL/分
勾配:0.00分:5%B
3.00−15.00分:可変(個々の方法を参照のこと)
15.00−17.00分:100%B
分取HPLC2:
HPLC:333及び334ポンプ
カラム:ウォーターズ サンファイアーC18,5μm,30x100mm部品番号.186002572
溶離剤:A:HO+0.2%HCOOH;B:アセトニトリル(HPLC等級)+0.2%HCOOH
検出:UV/Vis−155
流量:50mL/分
勾配:0.00分:5%B
3.00−15.00分:可変(個々の方法を参照のこと)
15.00−17.00分:100%B
分析
LCMSBAS1:
HPLC:アギレント1100シリーズ
MS:アギレントLC/MSD SL
カラム:Phenomenex Mercury Gemini C18,3μm,2x20mm,部品番号00M−4439−B0−CE
溶離剤:A:5mM NHHCO/20mM NH、HO中;B:アセトニトリル(HPLC等級)
検出:MS:ポジチブ方式及びネガチブ方式
質量範囲:120−700m/z
流量:1.00mL/分
カラム温度:40°C
勾配:0.00分:5%B
0.00−2.50分:5%→95%B
2.50−2.80分:95%B
2.81−3.10分:95%→5%B
FECB3:
HPLC:アギレント1100シリーズ
MS:アギレントLC/MSD SL
カラム:ウォーターズXBridgeC182.1x50mm,3.5μ
溶離剤:A:5mM NHHCO/20mM NH、HO中;B:アセトニトリル(HPLC等級)
検出:MS:ポジチブ方式及びネガチブ方式
質量範囲:105−1200m/z
流量:1.20mL/分
カラム温度:35°C
勾配:0.01分:5%B
0.01−1.25分:5%→95%B
1.25−2.00分:95%B
2.00−2.01分:95%→5%B
FECB4/FECBM2:
HPLC:アギレント1100シリーズ
MS:アギレントLC/MSD SL
カラム:アギレント ゾルバックスExtend C18,3.5μm,2.1x50mm,部品番号735700−902
溶離剤:A:5mM NHHCO/20mM NH、HO中;B:アセトニトリル(HPLC等級)
検出:MS:ポジチブ方式及びネガチブ方式
質量範囲:105−1200m/z
流量:1.20mL/分
カラム温度:35°C
勾配:0.01分:5%B
0.01−1.25分:5%→95%B
1.25−2.00分:95%B
2.00−2.01分:95%→5%B
FECS:
HPLC:アギレント1100シリーズ
MS:アギレントLC/MSD SL
カラム:アギレント ゾルバックス ゾルバックスSB−C8,3.5μm,2.1x50mm,部品番号871700−906
溶離剤:A:HO+0.2%HCOOH;B:アセトニトリル(HPLC等級)+0.2%HCOOH
検出:MS:ポジチブ方式及びネガチブ方式
質量範囲:105−1200m/z
流量:1.20mL/分
カラム温度:35°C
勾配:0.01分:5%B
0.01−1.25分:5%→95%B
1.25−2.00分:95%B
2.00−2.01分:95%→5%B
FSUN,FECサンファイアー,FECS1:
HPLC:アギレント1100シリーズ
MS:アギレントLC/MSD SL
カラム:ウォーターズ サンファイアー,2.1x50mm.3.5μm
溶離剤:A:HO+0.2%HCOOH;B:アセトニトリル(HPLC等級)+0.2%HCOOH
検出:MS:ポジチブ方式及びネガチブ方式
質量範囲:105−1200m/z
流量:1.20mL/分
カラム温度:35°C
勾配:0.01分:5%B
0.01−1.50分:5%→100%B
1.50−2.00分:100%B
2.00−2.01分:100%→5%B
FECB5:
HPLC:アギレント1100シリーズ
MS:アギレントLC/MSD SL
カラム:ウォーターズXBridge C18 2.1x50mm,5.0μm
溶離剤:A:5mM NHHCO/20mM NH、HO中;B:アセトニトリル(HPLC等級)
検出:MS:ポジチブ方式及びネガチブ方式
質量範囲:105−1200m/z
流量:1.20mL/分
カラム温度:35°C
勾配:0.01分:5%B
0.01−1.25分:5%→95%B
1.25−2.00分:95%B
2.00−2.01分:95%→5%B
AFEC:
HPLC:アギレント1100シリーズ
MS:アギレントLC/MSD
カラム:ウォーターズ サンファイアー,21x50mm,3.5μm
溶離剤:A:HO+1%HCOOH;B:アセトニトリル(HPLC等級)
検出:MS:ポジチブ方式及びネガチブ方式;UV:254並びに210nm
質量範囲:100−750m/z
流量:1.00mL/分(0.9mL HO/MeCN,0.1mLギ酸緩衝液)
カラム温度:35°C
勾配:0.1分:5%B
0.1−1.50分:5%→100%B
1.50−2.10分:100%B
2.10−2.20分:100%→5%B
2.20−2.70分:5%B
FEC3:
HPLC:アギレント1100シリーズ
MS:アギレントLC/MSD SL
カラム:アギレント ゾルバックスSBC8,2.1x50mm,3.5μm
溶離剤:A:HO+0.2%HCOOH;B:アセトニトリル(HPLC等級)+0.2%HCOOH
検出:MS:ポジチブ方式及びネガチブ方式
質量範囲:105−1200m/z
流量:1.20mL/分
カラム温度:35°C
勾配:0.01分:5%B
0.01−1.50分:5%→100%B
1.50−2.00分:100%B
2.00−2.01分:100%→5%B
本発明の化合物を以下に記載される合成の方法(この場合、一般式の置換基は先に示された意味を有する)により調製する。これらの方法は本発明の例示と意図され、その主題及び特許請求された化合物の範囲をこれらの実施例に限定するものではない。出発化合物の調製が記載されていない場合、それらは商業上得られ、又は既知の方法もしくは本明細書に記載された方法と同様にして調製されてもよい。文献に記載された物質は公表された合成の方法に従って調製される。
反応スキームA−1
Figure 2011528025
本発明の化合物(1)の合成における主要な中間体は環状カルボン酸A.1である。化合物A.1から出発して、化合物(1)をアミンA.2とのアミドカップリングにより直接得、その間A.1をカップリング試薬、例えば、DCC、DIC、TBTU、HATU、EDC等により活性化する。この反応を行なうことはリンカー単位L及び基Qの両方を含むアミン合成成分A.2を必要とする。
また同じカップリング条件下で、合成成分A.2をまたカップリングしてもよく、これにより最初に最終基Qの前駆体QH*を導入する。次いで得られた中間体C.1を最後の工程で反応させて化合物(1)を得る(反応スキームCを参照のこと)。
反応スキームA−1及び以下のスキームにおいて、QH(*)という用語をこれらの二つの別型、Q及びQH*についての略号として使用する。
反応スキームA−2
Figure 2011528025
成分A.2/A.2の合成は保護基を備えたアミンA.3又はA.5への環系QH(*)のとり込みにより進行し、その間にQH(*)を活性化された種A.4/A.4又はA.6/A.6の形態で導入する(反応スキームA−2)。これらは電子吸引基及び電子供与基により活性化された求核試薬又は求電子試薬の間の簡単な置換の反応、又は遷移金属触媒クロスカップリング反応、例えば、BUCHWALD−HARTWIG反応、SUZUKI反応、KUMADA反応、STILLE反応、NEGISHI反応、HECK反応もしくはSONOGASHIRA反応である。これらの反応に適した活性化基EWG及びEDGは一般に当業界で知られている。電子吸引基EWGは特にハロゲン、トリフレート、メシレートだけでなく、−OH又は(活性化された)カルボキシル基−C(O)OH/−C(O)X中の脱離基−X[例えば、L=−C(O)−における]である。電子供与基EDGは特にホウ酸及びホウ酸エステル誘導体−B(OH)/−B(OR´)、−MgHal、−ZnHal及び−SnR´であるが、この用語はまた水素を含んでもよい。好適な基R´は当業者に知られている。活性化基は全ての型の上記反応において脱離基として作用する。A.3とA.4/A.4又はA.5とA.6/A.6の反応後に、得られた生成物は依然として保護基PG(中間体生成物A.2−PG又はA.2−PG)を含み、A.2/A.2を得るためにこれを開裂する。有機合成で普通のアミノ保護基のいずれもが保護基PGとして使用されてもよい。
必要により、成分A.2をまた成分A.2,に変換してもよく、最終の基Qが基QH*から形成される。
反応スキームA−3
Figure 2011528025
また、本発明の化合物(1)をまた段階的に合成してもよい(反応スキームA−3)。これを行なうために、最初にアミンA.7又はA.8,(これは夫々の場合にリンカー単位Lのみを含む)をカルボン酸A.1にカップリングし(→A.9又はA.10)、次いで基Qのみを成分A.4又はA.6により導入する。リンカー単位Lと基Qの結合を反応スキームA−2に記載された化学方法と同様の化学方法の観点から行なう。最初の反応工程におけるアミドカップリングをカップリング試薬、例えば、DCC、DIC、TBTU、HATU、EDC等により補助する。
ここではまた、反応スキームA−1及びA−2のように、A.4及びA.6ひいてはA.2に代えて、匹敵する成分A.4及びA.6を使用してもよく、これが最終の基Qの唯一の前駆体QH*を導入する(中間段階C.1、反応スキームCを参照のこと)。
以上の反応スキームで使用すべき合成成分は使用される場合に必要により通例の保護基を備えていてもよい。それ故、追加の中間工程がこれらの保護基を除去するために必要とされるかもしれない。
化合物(1)(これらは以上の反応スキームに従って直接に、又は段階的に得られてもよい)は必要により関連合成工程(例えば、置換、アシル化等)により変性されて本発明の更なる化合物(1)を得てもよい。
以上の反応スキームに記載され、説明された反応方法の実施可能性に関して、WO2008/005457が参考にされる。引用された明細書において、ピリジノンカルボン酸2s(これらはそれらの反応性が環状カルボン酸A.1に似ている)が種々の方法でアミド化される。実施例化合物1−196を合成するためにそこで使用された方法及び別法は反応スキームA−1、A−2及びA−3に示されたものに実質的に相当し、成分A.2〜A.10に匹敵する中間体の合成が特に開示されている。
反応スキームA−4
Figure 2011528025
反応スキームA−1〜A−3に示された場合から逸脱して、基Q又は相当する前駆体QH*のとり込みはまたアミドカップリング、エステル化、カルバメート又は尿素生成(反応スキームA−4)により行なわれてもよい。これは目標化合物(1)中のリンカーフラグメントLが−C(O)O−、−C(O)NR−、−OS(O)−、−OS(O)NR−、−OC(O)−、−OC(O)O−、−OC(O)NR−、−S(O)O−、−S(O)NR−、−NRC(O)−、−NRC(O)O−、−NRC(O)NR−、−NRS(O)−、−NRS(O)O−及び−NRS(O)NR−の中から選ばれる場合に可能である。これらの場合において、成分A.11、A.12/A.12又はA.13の基R又はR**の一つは必要により活性化されていてもよい炭素、スルホン、硫黄又は炭酸官能基であり、アルコール又はアミンが夫々の場合にその他の基として存在する。Lについての尿素又はカルバメート単位がまたイソシアネートA.11/A.14又はA.12/A.12(R又はR**=−N=C=O)をアルコール/アミンA.12/A.12又はA.11/A.14と反応させることにより合成されてもよい。
反応スキームB
Figure 2011528025
EWG=電子吸引基、例えば、ハロゲン、トリフレート、メシレート
EDG=電子供与基、例えば、−B(OH)/−B(OR´)、−MgHal、−ZnHal、−SnR´又は水素
LG=脱離基
環状カルボン酸A.1を合成する方法は存在し、又は構築されるべきである環系Q及び環系Q及びQを一緒に結合する橋かけ単位Wに依存する。
エステルB.1−1(X=>N−)又はB.1−2(X=>CH−)から出発して、基Q−CR−が成分B.2(これは電子吸引性脱離基LG、例えば、ハロゲン、トリフレート又はメシレートにより活性化される)における求核置換によりとり込まれてもよい。B.1−1及びB.1−2は塩基の添加によりこの目的のために必要により脱プロトン化されてもよい。
内部環状アミド結合を有する環系Q(″ラクタム″)の合成はマロン酸ジエステル誘導体B.3から出発して行なわれる。使用される誘導体はジ求核試薬又はトリ求核試薬であり、これらはアミン、ヒドロキシルアミン又はヒドラジンB.4との反応中に環化する。脱離基LGが化合物B.3中に存在することは絶対に必須ではない。脱離基により活性化される求電子性炭素に代えて、球電子性カルボニル炭素がまた可能である。
環系Qがピリジン、ピラジン又はピリミジンである場合、脱離基LG(例えば、ハロゲン、−SCN又はメトキシ)により活性化されたピリジル、ピラジル又はピリミジルカルボン酸エステルB.5が相当するアルコール、チオール又はアミンB.6により求核置換されてもよい。
最後に、或る環系Q中の基Q−W−はまたsp−置換炭素原子(X=>CH−)の位置における簡単な求核置換又は遷移金属触媒置換により導入されてもよい。後者の前提条件は結合の位置におけるsp−混成炭素原子(X=>C=)の存在である。その反応は環状カルボン酸エステルB.7[これらは電子吸引性置換基EWG(これらは同時に良好な脱離基(例えば、ハロゲン、トリフレート、メシレート)である)により活性化される]を必要とする。これらはアミン、アルコール、ホウ酸又はホウ酸エステル誘導体、マグネシウムもしくは亜鉛有機化合物或いはスタナンB.8と反応させられる(BUCHWALD−HARTWIG反応、SUZUKI反応、KUMADA反応、NEGISHI反応又はSTILLE反応)。これらの反応に適した活性化基EWG及びEDGは当業界で公知であり、好適な基R´が当業者に知られている。
上記された合成方法を使用して、環状カルボン酸エステル又はそれらの前駆体B.1−1、B.1−2、B.3、B.5及びB.7から出発して、B.2、B.4、B.6及びB.8との反応後に、カルボン酸エステルA.1を最初に得る。これらを夫々の場合にケン化して遊離酸A.1を生成する。
基−COOR”中で、このケン化が容易かつ穏やかに起こることを可能にする基R”を有することが可能である。これらとして、特にメチルエステル、エチルエステル、tert−ブチルエステル及びベンジルエステルが挙げられるが、その他が当業者に彼の一般の当業界の知識から知られている。
反応スキームBに従って相当する付加物B.1−1、B.1−2、B.3、B.5及びB.7を使用して、環状カルボン酸A.1を得、それにより環系Qを本発明の化合物(1)に導入することができる。
本発明の化合物(1)中の環系Qの幾つかの好ましい実施態様が以下にリストされる(表B−I)。表B−I中の構造の細部は夫々の場合に単位Wへの結合が上部に示され、アミド結合−C(O)NR−のカルボニル炭素への結合が下部又は下部の右に示されるように描かれる。
構造の細部中の矢印は結合(これは単結合又は二重結合であってもよい)を示し、隣接する結合を指摘する構造の細部中に二つの矢印がある場合には、せいぜい唯一の二重結合が夫々の場合に存在してもよい。それらを指摘する矢印を有しない結合は示される結合配置を有する。
記号″*″でマークされた環員は単位−CH、=CH、−NH、=N、−O又は−Sであってもよく、一方、記号″#″でマークされた環員は単位=CH−及び=N−であってもよい。
環員″*″及び″#″だけでなく、矢印によりマークされた結合の結合配置は互いに相互に依存する。それらはただ安定な化学系を形成するように総合的に選ばれてもよい。例えば、二つの隣接する環員″*″は両方同時に単位−O−を表すことができない。この種の化学系の安定性を判断することは当業者の能力内にある。
上記情報の結果として得られる環系Q中で、1個以上の水素原子が必要により互いに独立に以下に定義されるR及び/又はRにより置換されていてもよい。
表B−I
Figure 2011528025
表B−Iの環系Qが特に好ましく、この場合、Qが表B−I中に明示された置換基のみそして必要によりまた1個又は2個の置換基(夫々独立にハロゲン、C1−6アルキル及び=Oの中から選ばれる)を有する。
表B−II
Figure 2011528025
Figure 2011528025
また、表B−IIの環系Q−1〜Q−43が好ましく、この場合、1個以上の水素原子が夫々互いに独立に先に定義されたR及び/又はRにより置換されていてもよい。
表B−II中の構造の細部は夫々の場合に単位Wへの結合が上部に示され、アミド結合−C(O)NR−のカルボニル炭素への結合が下部又は下部の右に示されるように描かれる。
また、表B−IIに示された環系Q−1〜Q−43(即ち、それ以外は未置換)が好ましい。
必要とされる付加物B.1−1、B.1−2、B.3、B.5及びB.7(これらは環系Qをとり込み/構築するのに使用される)は商業上得られ、既に文献に記載されており、又は公表された方法と同様にして調製されてもよい。
下記の付加物エステル(表B−III)が本発明の好ましい化合物(1)を合成するのに使用し得る。基R”は簡単なケン化(普通のカルボキシ保護基)を可能にするあらゆる基、好ましくはC1−6アルキル、特に好ましくはメチル、エチル及びtert−ブチルであってもよい。
必要により、付加物エステルは更に保護基を備えていてもよく、又はこのようなものを備える必要がある。
表B−III
Figure 2011528025
Figure 2011528025
表B−IIIのエステル(これらは商業上得られない)は下記の刊行物中の方法に従って、又はこれらの方法と同様にして調製されてもよい。
J.Chem.Soc.Perkin 1,1989,721−731;
J.Am.Chem.Soc.,1997,4285−4291;
Figure 2011528025
Liebigs Ann.,1927,278−307;
EP 0 180 787;
Heterocycles,2005,77−94;
Synth.Commun.,1989,2087−2093.
反応スキームC
Figure 2011528025
以下に記載される中間体C.1を経由する合成(この場合、本発明の化合物(1)が一つ以上の工程でQH*をQに変換することにより(例えば、化合物C.2との反応;反応スキームCにより)最終的に得られる)が、Qの下記の実施態様のために主として使用される。
Figure 2011528025
式中、Bは=CR10又は=NR11を表し、かつ破線は環系Qがリンカー基Lに結合し得る1個以上の環原子を示す。示される環系Q−1a〜Q−1kは夫々必要により互いに独立に1個以上の水素を有する炭素原子の位置でR及び/又はRにより置換されていてもよい。
本発明の化合物(1)中のBの典型的な実施態様がQ−1aに基づいて以下に示される。
Figure 2011528025
加えて、=CR10又は=NR11についての定義の範囲内で、更に多くの実施態様が可能であり、特に基B中のQ−1a.1〜Q−1a.6と違って、その他の環系が生じてもよく、又はこれらの環系がまた定義の範囲内で一置換又は多置換されていてもよい。また、相当する実施態様がQ−1b〜Q−1kから開始して可能である(Q−1b.1〜Q−1b.6、Q−1c.1〜Q−1c.6等)。例えば、実施態様Q−1a〜Q−1k又は更に特別にはQ−1a.1〜Q−1a.6が下記の主要な中間体QH*−1a.1〜QH*−1a.3(Q−1aに基づいて、またQ−1b〜Q−1kと同様にして調製される)を経由して合成し得る。
Figure 2011528025
実施態様Q−1a.1〜Q−1a.6を合成するため、又はQ−1a.1〜Q−1a.6と同様の多数の実施態様を合成するためのこれらの中間体の使用、反応体C.2の合成及び中間体それら自体の調製が文献に詳しく記載されている。
■Q−1a.1又は同様の実施態様:
WO96/40116,WO98/07695,WO98/50356,WO00/35908,US2005/0090541,WO2008/005457
■Q−1a.2、Q−1a.3又は同様の実施態様:
WO99/15500,WO00/56710
■Q−1a.4又は同様の実施態様:
WO02/094809,WO03/053330,WO03/082853,WO2005/061519
■Q−1a.5又は同様の実施態様:
WO2005/087726,WO2008/152013
■Q−1a.6又は同様の実施態様:
WO2008/152014
環系Q又はQH*(これらは上記Q−1a〜Q−1kから誘導される)を反応スキームA−1〜A−4及び反応スキームC,の目標構造中にとり込むことができるために、相当する反応体
A.2(R−NH−L−Q)又はA.2(R−NH−L−QH*)、
A.4(EWG−Q)又はA.4(EWG−QH*)、
A.6(EDG−Q)又はA.6(EDG−QH*)及び
A.12(R**−Q)又はA.12(R**−QH*
が使用されてもよく、活性化置換基EWG及びEDG又はリンカーフラグメントR**はそれらの位置がリンカー単位Lへのその後の結合位置に相当するようにQ/QH*に配置される。このような成分の合成の多くの例がまた前記文献そして更にEP 0 436 333に見られる。この種のその他の成分はまた商業上直接得られる。
実施態様Q−1a〜Q−1kに加えて、また本発明の化合物(1)中の反応体A.2/A.2、A.4/A.4、A.6/A.6又はA.12/A.12を介しての更なる環系Qのとり込みの可能性がある。
これらは特に下記の系Qを含む。
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
上記環系Qは夫々必要により互いに独立に1個以上の水素を有する環原子の位置でR及び/又はRにより置換されていてもよく、R、B、R及びRは先に定義されたとおりである。
このようなとり込みに適している相当する反応体の合成は文献に記載されており、又は公表された方法と同様にして行なわれてもよい。
■Q−2a、Q−2b、Q−2c、Q−2d:WO2007/117607,WO2008/079988
■Q−2e、Q−2f:J.Med.Chem.2000,4606;J.Med.Chem.2005,2371
■Q−3a、Q−3b、Q−3c、Q−3d、Q−3e:WO01/53268,WO03/035065,WO03/024969,WO2008/005457
■Q−4a、Q−4b、Q−4c、Q−4d、Q−4e:WO2008/005457
■Q−5a、Q−5b:WO2008/005457
■Q−6a、Q−6b、Q−6c、Q−6d:WO2008/005457
■Q−7a、Q−7b、Q−7c、Q−7d:WO2008/107444
■Q−9a、Q−9b、Q−9c、Q−9d:WO03/057695
■Q−10a、Q−10b:WO2006/134318,WO2007/077435
■Q−10c、Q−10d、Q−10e:WO2007/099171,WO2006/108488,WO2007/068619,WO2004/013144;J.Med.Chem.2006,7247
■Q−11a、Q−11b:WO2008/005457
■Q−12a、Q−12b:WO2008/003766
■Q−13:WO2004/087707
■Q−14:WO2006/106326
■Q−15:WO2004/046120,WO2006/050249
反応スキームA−1〜A−4及び反応スキームCに記載された方法に従ってとり込まれ、又は合成されてもよいリンカー単位Lの典型的な実施態様は以下のとおりである(夫々の場合の表記法は基Aへの結合が左に示され、また環系Qへの結合が右に示されるようなものである)。
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
本発明の化合物(1)中のその他の典型的なリンカーLはL−1,L−2,L−2a,L−2b,L−2c,L−2d,L−2e,L−2f,L−2g,L−2h,L−2i,L−2j,L−2k,L−3,L−3a,L−3b,L−3c,L−3d,L−3e,L−3f,L−3g,L−3h,L−3i,L−3j,L−3k,L−3l,L−3m,L−3n,L−3o,L−3p,L−3q,L−3r,L−3s,L−3t,L−4,L−5,L−5a,L−5b,L−5c,L−6,L−7,L−8,L−9,L−10,L−11,L−12,L−13,L−14,L−15,L−16,L−16a,L−16b,L−16c,L−16d,L−16e;L−16f,L−16g,L−16h,L−16i,L−17,L−18,L−19,L−20,L−21,L−22,L−22a,L−22b,L−22c,L−22d,L−22e,L−22f,L−22g,L−22h,L−22i,L−22j,L−23,L−24,L−25,L−26,L−27,L−28,L−28a,L−28b,L−28c,L−28d,L−29,L−29a,L−29b,L−29c,L−29d,L−29e,L−29f,L−29g,L−29h,L−29i,L−29j,L−29k,L−29l,L−29m,L−29n,L−29o,L−29p,L−29q,L−29r,L−29s,L−29t,L−29u,L−30,L−31,L−31a,L−32,L−33,L−34,L−35,L−35a,L−36,L−36a,L−37,L−37a,L−37b,L−37c,L−37d,L−37e,L−37f,L−37g,L−38,L−39,L−40,L−41,L−42,L−42a,L−43,L−44,L−45,L−46,L−47,L−47a,l−53,L−54,L−55及びL−56の中から選ばれる。
a)遊離環状カルボン酸A.1の合成
A.1aの合成方法
Figure 2011528025
水素化ナトリウム(60%;28.6mg,0.714ミリモル)をDMF1.5mL中で懸濁させ、カルボン酸エステルB.1−1a(100mg,0.649ミリモル)と合わせ、20℃で45分間撹拌する。臭化ベンジルB.2a(134mg,0.649ミリモル)をその懸濁液に計り取り、それを20℃で更に3時間撹拌する。その反応混合物を1N塩酸及びDCMと合わせ、有機相を分離し、1N塩酸で2回抽出する。次いで有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除き、カルボン酸エステルA.1a(HPLC−MS:tRet.=1.50分;MS(M+H)=281;方法FECB3)を得る。
中間体生成物A.1aをメタノールに溶解し、1N水酸化ナトリウム溶液と合わせる。20℃で16時間後に、その混合物を水で希釈し、DCMで抽出する。有機相を捨て、水相を酸性にし、DCMで抽出する。有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除き、遊離カルボン酸A.1a(HPLC−MS:tRet.=0.44分;MS(M+H)=267;方法FECB3)を得る。
A.1bの合成方法
Figure 2011528025
カルボン酸エステルB.1−1b(150mg,0.594ミリモル)及び炭酸セシウム(213mg,0.653ミリモル)をジオキサン1.5mL中で懸濁させ、15分間撹拌する。次いで臭化ベンジルB.2a(185mg,0.894ミリモル)を添加し、その混合物を20℃で更に48時間撹拌する。その反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出する。次いで有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除く。残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC2;10分で35%アセトニトリル〜80%)により精製し、カルボン酸エステルA.1b(HPLC−MS:tRet.=1.68分;MS(M+H)=311;方法FECS)を得る。
中間体化合物A.1b(38mg,0.122ミリモル)をTHF0.5mLに吸収させ、1M水酸化リチウム溶液0.5mLと合わせ、50℃で24時間撹拌する。次いでその混合物を1N塩酸で酸性にし、DCMで抽出する。有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除き、遊離カルボン酸A.1b(HPLC−MS:tRet.=1.65分;MS(M+H)=283;方法FECS)を得る。
A.1cの合成方法
Figure 2011528025
カルボン酸エステルB.5a(200mg,0.635ミリモル)及びアニリンB.6a(119mg,0.925ミリモル)をジオキサン1mLに吸収させ、ジオキサン性HCl(476μL,4ミリモル/mL)と合わせる。その反応混合物を100℃で16時間撹拌し、次いで溶媒を真空で除く。残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLCl;10分で5%アセトニトリル〜50%)により精製し、遊離酸A.1c(HPLC−MS:tRet.=1.27分;MS(M+H)=251;方法FECB4)を得る。
A.1dの合成方法
Figure 2011528025
炭酸セシウム(1.77g,5.43ミリモル)をDMSO10mL中で懸濁させ、カルボン酸エステルB.1−1c(1.00g,5.43ミリモル)と合わせ、20℃で10分間撹拌する。次いでヨウ化メチル(0.338μL,5.43ミリモル)を添加し、その混合物を20℃で16時間撹拌する。粗生成物をRPクロマトグラフィーにより精製し、カルボン酸エステルB.1−1d(HPLC−MS:tRet.=0.64分;MS(M+H)=199;方法FEC3)を得る。
水素化ナトリウム(60%;158mg,3.32ミリモル)をDMF8mL中で懸濁させ、カルボン酸エステルB.1−1d(565mg,2.85ミリモル)と合わせ、20℃で20分間撹拌する。臭化ベンジルB.2a(0.384μL,3.00ミリモル)をその懸濁液に計り取り、その混合物を20℃で更に3時間撹拌する。その反応混合物を1N塩酸と合わせる。生成された沈殿を濾過し、乾燥させ、カルボン酸エステルA.1d(HPLC−MS:tRet.=1.65分;MS(M+H)=325;方法FECB4)を得る。
中間体生成物A.1dをメタノールに溶解し、1N水酸化ナトリウム溶液と合わせる。20℃で16時間後に、その混合物を水で希釈し、DCMで抽出する。有機相を捨て、水相を酸性にし、DCMで抽出する。有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除き、遊離カルボン酸A.1d(HPLC−MS:tRet.=1.75分;MS(M+H)=297;方法FECサンファイアー)を得る。
A.1eの合成方法
Figure 2011528025
3−アミノ−ピラジン−2−カルボン酸(3.1g,22.3ミリモル)を氷で冷却し、撹拌しながらHSO(18mL)に吸収させる。ニトロスルホン酸をNaNO(2.0g,28.8ミリモル)及びHSO(22mL)から硫酸を0℃にし、亜硝酸ナトリウムを徐々に添加することにより調製する。この溶液を上記溶液に0℃で徐々に滴下して添加し、2時間撹拌する。次いで得られた溶液を氷水混合物に徐々に滴下して添加し、3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−カルボン酸(HPLC−MS:tRet.=0.08分;MS(M−H)=139;方法LCMSBAS1)を得る。
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−カルボン酸(2.5g,18.0ミリモル)をMeOH(120mL)に吸収させ、HCl(12.5mL,50.2ミリモル;ジオキサン中4M)と合わせる。その反応混合物を室温で24時間撹拌する。次いで溶媒を除去し、メチルカルボキシレートB.1−1e(HPLC−MS:tRet.=0分;MS(M−H)=153;方法LCMSBAS1)を得る。
メチルカルボキシレートB.1−1e(2.7g,17.4ミリモル)をジオキサン(30mL)に吸収させ、NaH(1.4g,34.9ミリモル)と合わせ、室温で15分間撹拌する。次いで3,4−ジフルオロベンジルブロミドB.2a(2.26mL,17.4ミリモル)を添加し、その反応混合物を5時間にわたって50℃に加熱する。その反応をNaHCOで停止し、HCl(2M)で酸性にし、メチルカルボキシレートA.1e(HPLC−MS:tRet.=0分;MS(M+H)=281;方法LCMSBAS1)を得る。
メチルカルボキシレートA.1e(166mg,0.592ミリモル)をメタノール4mLに吸収させ、1N水酸化ナトリウム溶液0.7mLと合わせる。20℃で5時間撹拌した後、その反応混合物を1N HClで酸性にし、DCMで抽出する。有機相を乾燥させ、溶媒を除去し、遊離カルボン酸A.1e(HPLC−MS:tRet.=0分;MS(M−H)=265;方法LCMSBAS1)を得る。
A.1f及びA.1gの合成方法
Figure 2011528025
3,6−ジクロロ−ピリダジン−4−カルボン酸(4.0g,20.7ミリモル)をジオキサンに吸収させ、HCl(20.7mL,HO中1M)と合わせ、90℃で4時間撹拌する。生成された沈殿を濾過し、乾燥させ、6−クロロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−ピリダジン−4−カルボン酸を得る。
6−クロロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−ピリダジン−4−カルボン酸(2.0g,11.2ミリモル)をMeOH(20mL)に吸収させ、濃HSO(2mL)と合わせ、3時間にわたって加熱して沸騰させる。その反応溶液をHOと合わせ、DCMで抽出し、NaCl溶液で洗浄し、MgSOで乾燥させ、溶媒を除去し、メチルカルボキシレートB.1−1f(HPLC−MS:tRet.=1.47分;MS(M+H)=189;方法AFEC)を得る。
メチルカルボキシレートB.1−1f(1.0g,5.56ミリモル)をMeOH(30mL)に吸収させ、Pd/C(100mg,5%)と合わせ、2時間にわたって2バールで水素化する。その反応混合物を濾過し、溶媒を除去し、メチルカルボキシレートB.1−1g(HPLC−MS:tRet.=0.37分;MS(M+H)=157;方法AFEC)を得る。
NaH(325mg,8.14ミリモル,60%)をDMF(30mL)中で懸濁させ、メチルカルボキシレートB.1−1g(1.14g,7.40ミリモル)と合わせ、室温で20分間撹拌する。次いで3,4−ジフルオロベンジルブロミド(0.95mL,7.40ミリモル)を添加し、その反応混合物を室温で24時間撹拌する。その反応混合物をHOに吸収させ、DCMで抽出し、NaCl溶液で洗浄し、MgSOで乾燥させ、溶媒を除去する。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(CHCN/HO,10%〜90%)により精製し、メチルカルボキシレートA.1gを得る。
B.1−1gからA.1gへの上記反応と同様にして、B.1−1fをまたA.1fへと反応させてもよい。
メチルカルボキシレートA.1gを水性及びメタノール性のNaOHの混合物(5.6mL,2M,1:1)と合わせ、室温で12時間撹拌する。その反応混合物をHCl(5mL,2M)で酸性にし、生成された沈殿を濾過し、乾燥させ、遊離カルボン酸A.1g(HPLC−MS:tRet.=2.14分;MS(M+H)=267;方法AFEC)を得る。
A.1gからA.1gへの上記反応と同様にして、A.1fをまたA.1fへと反応させてもよい。
A.1hの合成方法
Figure 2011528025
カルボン酸エステルB.1−1b(30mg,0.114ミリモル)、炭酸セシウム(41mg,0.125ミリモル)及びヨウ化ナトリウム(51mg,0.342ミリモル)を水0.3mL及びTHF0.3mL中で懸濁させ、15分間撹拌する。臭化ベンジルB.2b(26mg,0.114ミリモル)を添加し、その混合物を20℃で更に24時間撹拌する。その反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出し、有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除く。残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC2;10分で15%アセトニトリル〜90%)により精製し、エチルカルボキシレートA.1h(HPLC−MS:tRet.=1.57分;MS(M+H)=329;方法FECB5)を得る。
中間体化合物A.1h(27mg,0.082ミリモル)をTHF0.5mLに吸収させ、1M水酸化リチウム溶液0.5mLと合わせ、50℃で24時間撹拌する。次いでその混合物を1N塩酸で酸性にし、DCMで抽出し、有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除き、遊離カルボン酸A.1h(HPLC−MS:tRet.=1.77分;MS(M+H)=301;方法FSUN)を得る。
A.1i及びA.1jの合成方法
Figure 2011528025
ジエチルマロネート誘導体B.3a(100mg,0.495ミリモル)及びヒドラジンB.4a(97mg,0.495ミリモル)を酢酸0.5mL中で懸濁させ、95℃で3時間撹拌する。溶媒を真空で除き、粗生成物をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC2;10分で20%アセトニトリル〜75%)により精製し、エチルカルボキシレートA.1i(HPLC−MS:tRet.=1.77分;MS(M+H)=261;方法FSUN)を得る。
エチルカルボキシレートA.1i(22mg,0.085ミリモル)及び炭酸セシウム(30mg,0.093ミリモル)をTHF0.3mL中で懸濁させ、15分間撹拌する。ヨウ化メチル(5μL,0.085ミリモル)を添加し、その混合物を20℃で更に24時間撹拌する。その反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出し、有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除く。残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC2;10分で20%アセトニトリル〜90%)により精製し、エチルカルボキシレートA.1j(HPLC−MS:tRet.=1.60分;MS(M+H)=275;方法FSUN)を得る。
中間体化合物A.1j(35mg,0.128ミリモル)をTHF0.5mLに吸収させ、1M水酸化リチウム溶液0.5mLと合わせ、50℃で24時間撹拌する。次いでその混合物を1N塩酸で酸性にし、DCMで抽出し、有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除き、遊離カルボン酸A.1j(HPLC−MS:tRet.=1.60分;MS(M+H)=247;方法FSUN)を得る。
A.1jからA.1jへの上記反応と同様にして、A.1iをまたA.1iにケン化してもよい。
b)活性化成分EWG−Q A.4又はEWG−QH* A.4の合成
A.4bの合成方法
Figure 2011528025
2,6−ジブロモキナゾリンA.4a(200mg,0.697ミリモル)及びアニリン(97mg,1.045ミリモル)をジオキサン1mLに吸収させ、ジオキサン性HCl(174μL,4ミリモル/mL)と合わせる。その反応混合物を100℃で16時間撹拌し、溶媒を真空で除き、残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC1;10分で10%アセトニトリル〜60%)により精製し、A.4b(MS(M+H)=300/302;方法FECB3)を得る。
A.4bと同様にして、A.4cをまたA.4a及び4−ジメチルアミノメチル−フェニルアミンから調製してもよい。一般に言えば、構造上多様なアニリンをこの方法でA.4aと反応させてもよい。
Figure 2011528025
A.4d−PG及びA.4f−PGの合成方法
Figure 2011528025
4−クロロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジンA.4d(5.00g,32.56ミリモル)をTHF150mLに吸収させ、5分以内にカリウム−tert−ブトキシド(4.60g,41.07ミリモル)と合わせる。この混合物を10℃に冷却し、10分以内にベンゼンスルホニルクロリド(5.40mL,42.31ミリモル)をそれに添加する。冷却を除き、その混合物を20℃で撹拌する。3時間後に、水10mLを添加し、その混合物を更に10分間撹拌する。次いで溶媒を真空で除き、残渣を酢酸エチル及び塩化ナトリウム水溶液に吸収させ、抽出する。有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除き、A.4d−PG(MS(M+H)=294/296;方法FECB3)を得る。
A.4d−PG(2.50g,8.51ミリモル)をTHF80mLに吸収させ、アルゴン雰囲気下で−78℃に冷却する。シクロヘキサンに溶解されたLDA(8.5mL,12.75ミリモル)を15分以内にこの混合物に添加する。−78℃で1時間撹拌した後、その混合物をヨウ素(2.38g,9.36ミリモル)(これはTHF20mLに溶解されている)と合わせ、−78℃で更に1時間撹拌する。その反応混合物を1N塩酸溶液10mLと合わせ、20℃で1時間撹拌する。次いで溶媒を除去し、残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC2;12分で20%アセトニトリル〜95%)により精製し、A.4e−PG(HPLC−MS:tRet.=2.07分,MS(M+H)=420/422;方法FECサンファイアー)を得る。
A.4e−PG(300mg,0.715ミリモル)、フェニルホウ酸(90mg,0.738ミリモル)、炭酸セシウム(348μL,1.72ミリモル;70%水溶液)及びPd−DPPF(60mg,0.074ミリモル)をTHF1.2mLに吸収させ、20℃で16時間撹拌する。溶媒を除去し、残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC2;12分で30%アセトニトリル〜95%)により精製し、A.4f−PG(HPLC−MS:tRet.=2.04分,MS(M+H)=370/372;方法FEC3)を得る。
A.4g−PG及びA.4hの合成方法
Figure 2011528025
A.4g−PG又はA.4hをWO2007/117607に従って調製する:
2−アミノ−3−メトキシ安息香酸(20.0g,119.64ミリモル)をクロロホルム中で懸濁させ、0℃に冷却し、臭素(6.48mL,126.56ミリモル)(これはクロロホルム100mLに溶解されている)と合わせる。添加後、その反応混合物を20℃に加熱し、この温度で16時間撹拌する。沈殿を濾過し、乾燥させ、2−アミノ−5−ブロモ−3−メトキシ安息香酸(HPLC−MS:tRet.=1.76分,MS(M+H)=246/248;方法FECS)を得る。
2−アミノ−5−ブロモ−3−メトキシ安息香酸(20.0g,81.30ミリモル)をTHF250mL中で懸濁させ、0℃に冷却し、ボラン−THF錯体(315mL,0.315モル)と合わせる。その反応混合物を20℃で5時間撹拌し、次いでEtOH10mLと合わせ、15分間撹拌し、次いで水250mL中で撹拌する。その混合物をDCMで3回抽出し、合わせた有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除く。粗生成物をDCM中で懸濁させ、1N塩酸400mLで2回抽出する。合わせた水相を炭酸カリウムでpH5−6に調節し、生成された沈殿を濾過し、(2−アミノ−5−ブロモ−3−メトキシ−フェニル)−メタノール(HPLC−MS:tRet.=1.41分,MS(M+H)=232/234;方法FEC3)を得る。
(2−アミノ−5−ブロモ−3−メトキシ−フェニル)−メタノール(10.1g,43.53ミリモル)をクロロホルム70mLに吸収させ、二酸化マンガン(5.99g,68.94ミリモル)と合わせ、20℃で16時間撹拌する。固体を濾過し、溶媒を真空で除き、2−アミノ−5−ブロモ−3−メトキシベンズアルデヒド((HPLC−MS:tRet.=1.91分MS(M+H)=230/232;方法FSUN)を得る。
2−アミノ−5−ブロモ−3−メトキシベンズアルデヒド(2.5g,10.87ミリモル)を尿素と均一に混合し、その混合物を180℃に加熱する。生成された融解物をこの温度に1時間維持する。次いでその反応混合物を水と混合し、生成された沈殿を濾過し、乾燥させ、6−ブロモ−8−メトキシ−1H−キナゾリン−2−オン(HPLC−MS:tRet.=1.53分MS(M+H)=255/257;方法FSUN)を得る。
6−ブロモ−8−メトキシ−1H−キナゾリン−2−オン(2.62g,10.27ミリモル)をPOCl 30mL中で懸濁させ、30分間還流する。その反応混合物を水中で撹拌し、その間に温度が15℃を決して超えない。水相をDCMで抽出し、有機相を乾燥させ、6−ブロモ−2−クロロ−8−メトキシ−キナゾリン(HPLC−MS:tRet.=1.88分,MS(M+H)=273/275/277;方法FSUN)を得る。
6−ブロモ−2−クロロ−8−メトキシ−キナゾリン(1.24g,4.52ミリモル)をDCM7mLに吸収させ、三臭化ホウ素(12.95mL,12.95ミリモル)と合わせ、20℃で2日間撹拌する。次いでその混合物を氷水で希釈し、生成された沈殿を濾過し、乾燥させ、6−ブロモ−2−クロロ−キナゾリン−8−オール(HPLC−MS:tRet.=1.77分;方法FSUN)を得る。
トリフェニルホスフィン(577mg,2.20ミリモル)、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(506mg,2.20ミリモル)及びtert−ブチル4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボキシレート(1.32g,6.62ミリモル)をTHF6mLに吸収させ、20℃で15分間撹拌し、次いで6−ブロモ−2−クロロ−キナゾリン−8−オール(1.16g,4.45ミリモル)と合わせる。20℃で24時間撹拌した後、その混合物をMeOHで希釈し、溶媒を真空で除き、粗生成物をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC1;6分で20%アセトニトリル〜90%)により精製し、tert−ブチル4−(6−ブロモ−2−クロロ−キナゾリン−8−イルオキシ)−ピペリジン−1−カルボキシレート(HPLC−MS:tRet.=1.99分;方法FECB5)を得る。
アニリン(2.00mL,21.48ミリモル)、ヒューニッヒ塩基(142μL,0.88ミリモル)及びtert−ブチル4−(6−ブロモ−2−クロロ−キナゾリン−8−イルオキシ)−ピペリジン−1−カルボキシレート(195mg,0.44ミリモル)を80℃で4日間撹拌する。次いでその混合物を1N塩酸と合わせ、DCMで抽出する。有機相を乾燥させ、A.4g−PG(HPLC−MS:tRet.=2.13分MS(M+H)=499/501;方法FECB5)を得る。
A.4iの合成方法
Figure 2011528025
6−ブロモ−2−クロロ−5−フルオロ−キナゾリンをWO2007/117607又は2−アミノ−5−ブロモ−6−フルオロ−ベンゾニトリルから出発する6−ブロモ−2−クロロ−8−メトキシ−キナゾリンの上記合成と同様にして調製する。
4−ジメチルアミノメチル−フェニルアミン二塩酸塩(435mg,1.95ミリモル)、及び6−ブロモ−2−クロロ−5−フルオロ−キナゾリン(400mg,1.53ミリモル)をNMP2.5mLに吸収させ、4Nジオキサン性塩酸(1mL,4ミリモル)と合わせ、100℃で24時間撹拌する。溶媒を真空で除き、粗生成物をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC2;6分で10%アセトニトリル〜80%)により精製し、A.4i(HPLC−MS:tRet.=1.44分;MS(M+H)=375/377;方法FECS1)を得る。
A.4jの合成方法
Figure 2011528025
A.4j(HPLC−MS:tRet.=1.92分;MS(M+H)=331/333;方法FECS1)をJ.Med.Chem.2000,43,4606又はJ.Med.Chem.2005,2371と同様にして調製する。
A.4kの合成方法
Figure 2011528025
1−(2,4−ジクロロ−ピリミジン−5−イル)−エタノン(10g,0.052モル)、炭酸水素ナトリウム(19.35g,0.058モル)及びイソプロピルアミン(5mL,0.058モル)をTHF35mL及びシクロヘキサン200mLに吸収させ、20℃で2時間撹拌する。その反応溶液をシリカゲルにより濾過し、溶媒を真空で除き、1−(2−クロロ−4−イソプロピルアミノ−ピリミジン−5−イル)−エタノン(HPLC−MS:tRet.=1.73分,MS(M+H)=214/216;方法FECB3)を得る。
1−(2−クロロ−4−イソプロピルアミノ−ピリミジン−5−イル)−エタノン(11.1g,0.052モル)及びナトリウムチオメトキシド(5.75g,0.078モル)をジオキサン100mLに吸収させ、20℃で16時間撹拌する。溶媒を真空で除き、残渣を酢酸エチルに吸収させ、水で2回抽出する。有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除き、1−(4−イソプロピルアミノ−2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−エタノン(HPLC−MS:tRet.=1.82分,MS(M+H)=226;方法FECB3)を得る。
水素化ナトリウム(16.75g,0.042モル)をジオキサン200mLに入れ、温度が5℃を超えないようにトリエチルホスホノアセテート(83.8mL,0.419ミリモル)と合わせる。添加が完結した後、その混合物を20℃に加熱し、ジオキサン100mLに溶解された1−(4−イソプロピルアミノ−2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−エタノン(11.1g,0.049モル)をそれに添加する。その混合物を90℃で16時間撹拌し、次いで10%塩化ナトリウム溶液と合わせ、酢酸エチルで抽出する。有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除き、粗生成物を順相クロマトグラフィー(45分でシクロヘキサン/酢酸エチル90:10→50:50;流量200mL/分)により精製し、8−イソプロピル−5−メチル−2−メチルスルファニル−8H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−オン(HPLC−MS:tRet.=1.74分;MS(M+H)=250;方法FECS1)を得る。
8−イソプロピル−5−メチル−2−メチルスルファニル−8H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−オン(4.88g,0.02モル)、NBS(6.97g,0.039モル)及びAIBN(250mg,1.524ミリモル)をDMF30mLに吸収させ、20℃で3時間撹拌する。次いで溶媒を真空で除き、残渣を酢酸エチルに吸収させ、チオ硫酸ナトリウム溶液及び水で抽出する。有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除き、残渣をDCM300mLに吸収させ、メタ−クロロ過安息香酸(7.68g,0.045モル)と合わせる。その混合物を20℃で2時間撹拌した後、それをチオ硫酸ナトリウム溶液及び炭酸水素ナトリウム溶液で抽出し、乾燥させ、溶媒を真空で除き、6−ブロモ−8−イソプロピル−2−メタンスルホニル−5−メチル−8H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−オン(HPLC−MS:tRet.=1.62分,MS(M+H)=362;方法FECB3)を得る。
6−ブロモ−8−イソプロピル−2−メタンスルホニル−5−メチル−8H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−オンをA.4iの合成に既に記載されたのと同じ反応条件下で4−モルホリン−4−イル−フェニルアミンと反応させてA.4k(HPLC−MS:tRet.=2.15分;MS(M+H)=459;方法LCMSBAS1)を得る。
A.4lの合成方法
Figure 2011528025
A.4lをWO2008/008821に記載されたように調製する。
A.4mの合成方法
Figure 2011528025
2,6−ジクロロ−3−ニトロ−ピリジン(2.5g,12.9ミリモル)をTHFとNMPの溶媒混合物(5:1,13mL)に吸収させ、炭化ケイ素の2回分のスパチュラ先端部分及びCuCN(2.3g,26.0ミリモル)と合わせ、マイクロウェーブ反応器中で45分間にわたって180℃に加熱する。次いで得られた固体をHO中で懸濁させ、酢酸エチルで抽出し、NaCl溶液で洗浄し、有機相をMgSOで乾燥させ、溶媒を真空で除き、6−クロロ−3−ニトロ−ピリジン−2−カルボニトリル(HPLC−MS:tRet.=1.01分,MS(M+H)=182,方法LCMSBAS1)を得る。
6−クロロ−3−ニトロ−ピリジン−2−カルボニトリル(100mg,0.54ミリモル)をEtOH(1mL)に吸収させ、SnCl(413mg,2.18ミリモル)と合わせ、3時間にわたって90℃に加熱する。次いで溶媒を除去し、残渣を酢酸エチルに吸収させ、最初にNaHCOでpH7まで洗浄し、次いでNaOH(2M)でpH8−9まで洗浄する。次いで残渣をセライト(登録商標)により濾過し、濾液を再度酢酸エチルで抽出し、合わせた有機相をNaSOで乾燥させる。溶媒を真空で除き、3−アミノ−6−クロロ−ピリジン−2−カルボン酸アミドを得る(HPLC−MS:tRet.=0.78分,MS(M+H)=172,方法LCMSBAS1)。
3−アミノ−6−クロロ−ピリジン−2−カルボン酸アミド(94mg,0.55ミリモル)を濃HCl(0.5mL)に吸収させ、5時間にわたって110℃に加熱する。次いで溶媒を除去し、3−アミノ−6−クロロ−ピリジン−2−カルボン酸を得る。
3−アミノ−6−クロロ−ピリジン−2−カルボン酸(95mg,0.55ミリモル)をTHF(1mL)に吸収させ、BH−THF錯体(2.2mL,2.2ミリモル,THF中1M)と合わせる。その反応混合物を20℃で2日間撹拌する。その反応を希塩酸及びHOで終了させ、次いでNaHCOで中和し、EtOAcで抽出し、有機相をMgSOで乾燥させ、溶媒を真空で除き、(3−アミノ−6−クロロ−ピリジン−2−イル)−メタノールを得る(HPLC−MS:tRet.=0.79分,MS(M+H)=159;方法AFEC)。
(3−アミノ−6−クロロ−ピリジン−2−イル)−メタノール(998mg,4.0ミリモル)をDCMに吸収させ、MnO(697mg,8.0ミリモル)と合わせる。24時間後、MnO 2当量を添加し、その混合物を室温で更に24時間撹拌する。次いでその反応混合物をセライト(登録商標)により濾過し、溶媒を除去し、3−アミノ−6−クロロ−ピリジン−2−カルボアルデヒド(HPLC−MS:tRet.=1.88分,MS(M+H)=157;方法AFEC)を得る。
3−アミノ−6−クロロ−ピリジン−2−カルボアルデヒド(3.2g,13.0ミリモル)を尿素(7.8g,130ミリモル)と充分に混合し、予熱された油浴中で3時間にわたって180℃に加熱する。次いでその反応混合物をHO中で懸濁させ、沈殿を濾過し、6−クロロ−3H−ピリド[3,2−d]ピリミジン−2−オンを得る。
6−クロロ−3H−ピリド[3,2−d]ピリミジン−2−オン(3.4g,5.2ミリモル)をPOCl(55mL)に吸収させ、その混合物を3時間にわたって105℃に加熱する。次いでその反応混合物を氷水に滴下して添加し、DCMで抽出し、有機相をMgSOで乾燥させ、溶媒を真空で除き、2,6−ジクロロ−ピリド[3,2−d]ピリミジン(HPLC−MS:MS(M+H)=200;方法AFEC)を得る。
2,6−ジクロロ−ピリド[3,2−d]ピリミジンをA.4iの合成について前記されたのと同じ反応条件下でアニリンと反応させてA.4m(MS(M+H)=257/259;方法LCMSBAS1)を得る。
化合物A.4n、A.4o及びA.4pを相当するカルボン酸から出発してA.4mと同様にして調製してもよい。2−アミノ−5−クロロ−ニコチン酸をA.4nにつき使用し、一方、3−アミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボン酸をA.4oにつき使用する。
Figure 2011528025
c)成分HRN−L−QH*A.2又はHRN−L−QA.2の合成
A.2 aの合成方法
Figure 2011528025
ブロモインドリノンA.4p(3.433g,16.19ミリモル)、A.3a(5.0g,19.43ミリモル)、酢酸パラジウム(II)(363mg,1.619ミリモル)、トリ−o−トリルホスフィン(986mg,3.24ミリモル)及びヒューニッヒ塩基(5.771mL,34.0ミリモル)をアセトニトリル15mL中で懸濁させ、90℃で2時間撹拌する。その反応混合物を0.1N塩酸中で撹拌し、DCMで抽出し、有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除く。残渣をDCM100mLに吸収させ、トリフルオロ酢酸100mLと合わせ、20℃で45分間撹拌し、溶媒を真空で除く。残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC1;12分で5%アセトニトリル〜50%)により精製し、アミンA.2a(HPLC−MS:tRet.=1.25分;MS(M+H)=189;方法FECB3)を得る。
また、A.3aを同様の反応条件下でA.4cとカップリングさせてA.2bを生成してもよい。
Figure 2011528025
A.2c及びA.2 dの合成方法
Figure 2011528025
ブロモインダゾールA.4q(1.50g,7.61ミリモル)、KCO(2.60g,19.0ミリモル)、CuI(304mg,1.60ミリモル)及びPd(PPh(1.76g,1.60ミリモル)をDME/HO(30mL,1:1)に吸収させ、アルキンA.3b(1.18g,7.61ミリモル)と合わせ、60℃で1時間撹拌する。溶媒を除去し、反応混合物をカラムクロマトグラフィー(シクロヘキサン/EtOAc,10%〜70%)により精製し、A.2c−PG(HPLC−MS:tRet.=1.78分;MS(M+H)=272;方法LCMSBAS1)を得る。
A.2c−PG(800mg,2.85ミリモル)をDMFに吸収させ、KOH(578mg,10.3ミリモル)と合わせ、40℃で2時間加熱する。次いでヨウ素を添加し(1.50g,5.89ミリモル)、その反応混合物を20℃で更に30分間撹拌する。その反応をNa溶液で終了させ、EtOで抽出し、NaClで洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を除去し、A.2d−PG(HPLC−MS:tRet.=1.96分;MS(M−H)=396;方法LCMSBAS1)を得る。
A.2c−PG及びA.2d−PGのBoc保護基をTFA/DCM(1h,RT)中で除いてもよく、次いでA.2c又はA.2dを得る。
同様のSONOGASHIRA条件下で、A.3bをまたA.4pと反応させてA.2e−PGを生成してもよく、Boc保護基を開裂した後にA.2eを得る。
Figure 2011528025
A.2fの合成方法
Figure 2011528025
A.2d−PG(100mg,0.21ミリモル)をMeOH/ジオキサン(1mL,1:1)に吸収させ、Boc−ピロール−2−ホウ酸(50mg,0.24ミリモル)、KCO(0.32mL,0.63ミリモル,HO中2M)及びPd(PPh(12mg,10モル%)と合わせ、マイクロウェーブ反応器中で20分間にわたって80℃に加熱する。その反応混合物を濾過し、カラムクロマトグラフィー(CHCN/HO,15%〜98%)により精製し、二つのBoc保護基を備えたA.2eを得る。これをDCM(2mL)に吸収させ、TFA(0.1mL)と徐々に合わせる。その反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いで溶媒を除去し、A.2f(HPLC−MS:tRet.=1.41分;MS(M+H)=237;方法LCMSBAS1)を得る。
A.2gの合成方法
Figure 2011528025
A.4f−PG(30mg,0.081ミリモル)及び4−アミノメチル−フェニルアミンA.3c(20mg,0.164ミリモル)をNMP0.3mLに吸収させ、ジオキサン性HCl(81μL,4ミリモル/mL)と合わせる。その反応混合物を100℃で16時間撹拌し、溶媒を真空で除き、残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC2;12分で3%アセトニトリル〜60%)により精製し、A.2g(HPLC−MS:tRet.=1.32分,MS(M+H)=316;方法FEC3)を得る。
A.2hの合成方法
Figure 2011528025
2−メチル−アリルアミン(1.04g,0.015モル)及び無水フタル酸(2.00g,0.014モル)を酢酸50mLに吸収させ、還流条件下で16時間撹拌する。次いで溶媒を真空で除き、残渣をDCMに吸収させ、炭酸水素ナトリウム溶液で抽出する。有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除き、A.3d(HPLC−MS:tRet.=1.85分,MS(M+H)=202;方法FECサンファイアー)を得る。
A.4c(200mg,0.56ミリモル)、A.3d(115mg,0.572ミリモル)、酢酸パラジウム(II)(14mg,0.063ミリモル)、トリ−o−トリルホスフィン(37mg,0.122ミリモル)及びヒューニッヒ塩基(0.2mL,1.214ミリモル)をTHF/NMP(5:1)1.5mL中で懸濁させ、その混合物を70℃で7時間撹拌する。その反応混合物を0.1N塩酸中で撹拌し、DCMで抽出し、有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除く。残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC2:12分で5%アセトニトリル〜65%)により精製する。こうして得られたフタルイミド保護中間体生成物をEtOH3mLに吸収させ、ヒドラジン水和物(70μL,1.41ミリモル)と合わせ、50℃で3時間撹拌する。溶媒を真空で除き、残渣を順相クロマトグラフィー(30分でDCM/メタノール中10%アンモニア:95:5→85:15)により精製し、A.2h(HPLC−MS:tRet.=1.80分;MS(M+H)=348;方法FECBM2)を得る。
A.2iの合成方法
Figure 2011528025
3−クロロ−2−フルオロ−プロペン(0.52g,5.50ミリモル)及びフタルイミド(1.00g,5.40モル)をDMF6mLに吸収させ、20℃で16時間撹拌する。その反応混合物を水中で撹拌し、A.3e(HPLC−MS:tRet.=1.77分,MS(M+H)=206;方法FECサンファイアー)を沈殿として得る。
次いでA.3eをA.4cとカップリングしてA.2iを生成し、その反応条件はA.3d及びA.4cからのA.2hの合成(上を参照のこと)に使用されたものである(HPLC−MS:tRet.=1.63分;MS(M+H)=352;方法FECB5)。
A.2jの合成方法
Figure 2011528025
A.4c(50mg,0.14ミリモル)、A.3f(78mg,0.419ミリモル)、Pddba(13mg,0.014ミリモル)、X−Phos(20mg,0.042ミリモル)及び炭酸セシウム(182mg,0.559ミリモル)をトルエン700μL及びNMP36μL中で懸濁させ、115℃で2時間撹拌する。その反応混合物を0.1N塩酸中で撹拌し、DCMで抽出し、有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除く。残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC2;12分で10%アセトニトリル〜60%)により精製し、A.2jのBoc保護前駆体を得る。これを4Nジオキサン性塩酸溶液8mLに吸収させ、20℃で16時間撹拌する。溶媒を真空で除き、遊離A.2j(HPLC−MS:tRet.=1.62分;MS(M+H)=363;方法FECB5)を得る。
A.2k−PGの合成方法
Figure 2011528025
A.4r−PG(1.0g,2.8ミリモル)、5−シアノ−2−ホウ酸チオフェン(479mg,3.1ミリモル)及びPd(dppf)Cl(232mg,10モル%)をTHF/NMP(7mL,1:1)に吸収させる。次いでCsCO溶液(1.9g,HO 2.5mL中5.7ミリモル)を添加し、その反応混合物をマイクロウェーブ反応器中で1時間にわたって100℃に加熱する。残渣をHOに吸収させ、DCMで抽出し、NaCl溶液で洗浄し、有機相をMgSOで乾燥させ、溶媒を真空で除く。残渣をカラムクロマトグラフィー(MeOH/DCM,5%〜20%)により精製し、5−[1(トルエン−4−スルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル]−チオフェン−2−カルボニトリル(HPLC−MS:tRet.=2.48分;MS(M+H)=380;方法AFEC)を得る。
5−[1−(トルエン−4−スルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル]−チオフェン−2−カルボニトリル(155mg,0.41ミリモル)をMeOH/NH(15mL)に吸収させ、2回分のスパチュラ先端のラネーニッケルと合わせ、2時間にわたって5バールで水素化する。次いでその反応混合物を濾過し、溶媒を除去し、A.2k−PG(HPLC−MS:tRet.=1.84分;MS(M+H)=384,方法LCMSBAS1)を得る。
A.2l−PGの合成方法
Figure 2011528025
2,4−ジクロロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(500mg,2.66ミリモル)、酢酸パラジウム(II)(70mg,0.31ミリモル)及びBINAP(240mg,0.39ミリモル)をTHF6mLに溶解し、20℃で20分間撹拌する。次いでTMEDA(300μL;2.0ミリモル)を添加し、その混合物を20分間撹拌し、次いでダイグライム10mLに溶解されたホウ水素化ナトリウム(189mg;5.11ミリモル)を添加する。20℃で1時間後に、その混合物を1NHClと合わせ、溶媒を真空で除く。残渣をカラムクロマトグラフィー(方法 分取HPLC2;12分で3%アセトニトリル〜55%)により精製し、2−クロロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(HPLC−MS:tRet.=1.25分;MS(M+H)=154;方法FEC3)を得る。
2−クロロ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(330mg;2.15ミリモル)及びN−ヨードスクシンイミド(580mg;2.58ミリモル)をDMF3.3mLに吸収させ、20℃で1時間撹拌する。
その反応混合物をチオ硫酸ナトリウム溶液及び酢酸エチルで抽出する。合わせた有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除き、A.2l(HPLC−MS:tRet.=1.60分;MS(M+H)=280;方法FEC3)を得る。
A.2l(400mg,1.43ミリモル)、ベンゼンスルホニルクロリド(272μL,2.13ミリモル)、DMAP(18mg,0.15ミリモル)及びヒューニッヒ塩基(350μL,2.17ミリモル)をDCM10mLに吸収させ、20℃で16時間撹拌する。溶媒を真空で除き、残渣をカラムクロマトグラフィー(方法 分取HPLC2;12分で10%アセトニトリル〜95%)により精製し、A.2l−PG(HPLC−MS:tRet.=1.98分;MS(M+H)=420;方法FEC3)を得る。
A.2mの合成方法
Figure 2011528025
カルボン酸A.5a(71mg,0.376ミリモル)、HATU(214mg,0.564ミリモル)及びトリエチルアミン(364μL,2.256ミリモル)をDMF0.5mL中で懸濁させ、20℃で5分間撹拌する。次いでA.6a(101mg,0.451ミリモル)を添加し、その混合物を20℃で60分間撹拌する。それを半飽和炭酸水素ナトリウム溶液及びDCMと合わせ、有機相を分離し、溶媒を真空で除く。残渣をDCM5mLに吸収させ、トリフルオロ酢酸5mLと合わせ、20℃で4時間撹拌する。次いで溶媒を真空で除く。残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC1;10分で20%アセトニトリル〜70%)により精製し、A.2m(MS(M+H)=296;方法FECB3)を得る。
d)アミドA.9の合成
A.9aの合成方法
Figure 2011528025
カルボン酸A.1a(100mg,0.376ミリモル)、HATU(214mg,0.564ミリモル)及びトリエチルアミン(364μL,2.256ミリモル)をDMF0.5mL中で懸濁させ、20℃で5分間撹拌する。次いでベンジルアミンA.7aを塩酸塩(84mg,0.451ミリモル)として添加し、その混合物を20℃で60分間撹拌する。溶媒を真空で除き、残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC1;10分で15%アセトニトリル〜65%)により精製し、A.9a(MS(M+H)=400;方法FECB3)を得る。
A.9bの合成方法
Figure 2011528025
カルボン酸A.1a(100mg,0.376ミリモル)、HATU(214mg,0.564ミリモル)及びトリエチルアミン(364μL,2.256ミリモル)をDMF0.5mL中で懸濁させ、20℃で5分間撹拌する。次いでアミンA.7b(25mg,0.451ミリモル)を添加し、その混合物を20℃で60分間撹拌する。溶媒を真空で除き、残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC1;10分で5%アセトニトリル〜50%)により精製し、A.9b(MS(M+H)=304;方法FECB3)を得る。
また、A.9cをA.9bと同様にしてA.1a及びアリルアミンから調製してもよい。
Figure 2011528025
e)アミドC.1の合成
C.1aの合成方法
Figure 2011528025
カルボン酸A.1a(70mg,0.263ミリモル)、HATU(100mg,0.263ミリモル)及びトリエチルアミン(73μL,0.578ミリモル)をDMF1mL中で懸濁させ、20℃で5分間撹拌する。次いでアミンA.2a(54mg,0.289ミリモル)を添加し、その混合物を20℃で60分間撹拌する。その反応混合物を酢酸エチルで希釈し、希薄な炭酸水素ナトリウム溶液で抽出する。有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除き、C.1a(HPLC−MS:tRet.=1.65分;MS(M+H)=437;方法FECB3)を得る。
この方法と同様にして、アミドC.1b(A.1b及びA.2aから;MS(M+H)=453;方法LCMSBAS1)及びC.1c(A.1c及びA.2aから;MS(M+H)=421;方法FECB3)を調製する。
Figure 2011528025
f)型Iの実施例化合物の合成
I−1の合成方法
Figure 2011528025
アミドC.1a(50mg,0.115ミリモル)及びピロールカルボアルデヒドC.2a(25mg,0.264ミリモル)を2−プロパノールとDCMからなる溶媒混合物(3:1)0.5mLに吸収させ、ピペリジン(10μL,0.092ミリモル)と合わせる。その反応混合物を80℃で16時間撹拌し、次いで溶媒を真空で除き、残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC1;10分で25%アセトニトリル〜95%)により精製し、I−1(HPLC−MS:tRet.=2.25分;MS(M+H)=514;方法LCMSBAS1)を得る。
下記の実施例化合物I−2〜I−50(表1)をI−1と同様にして、最初に相当するカルボン酸A.1を成分A.2aもしくはA.2e又はこれらから誘導されたその他の成分A.2と反応させ、次いでピロール−又はイミダゾール−カルボアルデヒドC.2と反応させることにより調製する。
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
g)型IIの実施例化合物の合成
II−1の合成方法
Figure 2011528025
カルボン酸A.1b(18mg,0.038ミリモル)をDCM(0.5mL)に吸収させ、NEt(0.26mL,0.19ミリモル)及びTBTU(15mg,0.045ミリモル)と合わせ、室温で10分間撹拌する。次いでA.2f(11mg,0.038ミリモル)を添加し、その反応混合物を室温で24時間撹拌する。溶媒を除去し、その反応混合物をカラムクロマトグラフィーにより精製し、II−1(HPLC−MS:tRet.=1.82分;MS(M+H)=501;方法LCMSBAS1)を得る。
下記の実施例化合物II−2〜II−9(表2)をII−1と同様にして、相当するカルボン酸A.1をA.2c又はA.2d.から誘導されたその他の成分A.2と反応させることにより調製する。
Figure 2011528025
Figure 2011528025
h)型IIIの実施例化合物の合成
III−1の合成方法
Figure 2011528025
アミドA.9a(71mg,0.178ミリモル)、アザインドールA.4s−PG(50mg,0.148ミリモル)、パラジウム−DPPF(16mg,0.020ミリモル)及び炭酸セシウム溶液(72μL,5ミリモル/mL)をTHF/NMP(2:1)からなる混合物720μL中で懸濁させ、100℃で1時間撹拌する。その反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出し、有機相を乾燥させ、溶媒を真空で除く。残渣をメタノール4mL及び水1mL中で懸濁させ、炭酸カリウム(93mg,0.676ミリモル)と合わせる。その反応混合物を還流条件下で1時間撹拌し、次いで真空で溶媒を除く。残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC1;8分で30%アセトニトリル〜80%)により精製して、実施例化合物III−1(MS(M+H)=472;方法FECB3)を得る。
III−2の合成方法
Figure 2011528025
アミドA.9b(100mg,0.33ミリモル)、ブロモキナゾリンA.4b(66mg,0.22ミリモル)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(15mg,0.022ミリモル)、ヨウ化銅(I)(4.2mg,0.022ミリモル)、トリフェニルホスフィン(12mg,0.046ミリモル)及びジエチルアミン(225mg,3.082ミリモル)をアルゴン雰囲気下でDMF250μL中で懸濁させ、80℃で1時間撹拌する。溶媒を真空で除き、残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC1;10分で25%アセトニトリル〜90%)により精製し、実施例化合物III−2(MS(M+H)=523;方法FECB3)を得る。
下記の実施例化合物III−3〜III−118(表3)をIII−1又はIII−2と同様にしてSUZUKI、SONOGASHIRA又はHECKクロスカップリングにより段階的に合成する。このために、成分A.9a、A.9b、A.9c又はこれらの類似体を成分A.4と反応させる。必要により全ての実施例化合物を相当するアミノ成分A.2を合成し、カルボン酸A.1とカップリングすることにより合成してもよい。
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
i)型IVの実施例化合物の合成
IV−3の合成方法
Figure 2011528025
実施例化合物IV−3をC.1aと同様にしてDMF中でHATU/TEAによりA.2bとA.1aのアミドカップリングにより得る(HPLC−MS:tRet.=1.94分;MS(M+H)+=582;方法LCMSBAS1)。
IV−24の合成方法
Figure 2011528025
実施例化合物IV−24をC.1aと同様にしてDMF中でHATU/TEAによりA.2gとA.1aのアミドカップリングにより得る(HPLC−MS:tRet.=1.93分,MS(M+H)=564;方法LCMSBAS1)。
IV−28の合成方法
Figure 2011528025
実施例化合物IV−28をC.1aと同様にしてDMF中でHATU/TEAによりA.2hとA.1aのアミドカップリングにより得る(HPLC−MS:tRet.=2.08分;MS(M+H)+=596;方法LCMSBAS1)。
IV−29の合成方法
Figure 2011528025
実施例化合物IV−29をC.1aと同様にしてDMF中でHATU/TEAによりA.2jとA.1aのアミドカップリングにより得る(HPLC−MS:tRet.=2.12分;MS(M+H)+=611;方法LCMSBAS1)。
IV−30の合成方法
Figure 2011528025
実施例化合物IV−30をC.1aと同様にしてDMF中でHATU/TEAによりA.2iとA.1aのアミドカップリングにより得る(HPLC−MS:tRet.=2.13分;MS(M+H)+=600;方法LCMSBAS1)。
IV−41の合成方法
Figure 2011528025
A.2k−PG(75mg,0.19ミリモル)をNMP中で懸濁させ、NEt(0.8mL)、TBTU(126mg,0.39ミリモル)及びA.1a(104mg,0.39ミリモル)と合わせる。その反応混合物を室温で2時間撹拌する。次いでその反応混合物をHOで洗浄し、DCMで抽出する。合わせた有機相をNaCl溶液で洗浄し、有機相をMgSOで乾燥させ、溶媒を除去する。得られた固体をTHF/MeOH(2mL,1:1)に吸収させ、KCO(78mg,0.57ミリモル)と合わせ、45℃で2時間撹拌する。次いでその反応混合物をカラムクロマトグラフィー(CHCN/HO、15%〜98%)により精製し、IV−41(HPLC−MS:tRet.=1.80分;MS(M+H)=478,方法LCMS−BAS1)を得る。
下記の実施例化合物IV−1〜IV−98(表4)を前記IV−3、IV−24、IV−28、IV−29、IV−30及びIV−41の合成と同様にして相当するアミノ成分A.2を合成し、それらをカルボン酸A.1とカップリングすることにより合成する。
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
j)型Vの実施例化合物の合成
V−1の合成方法
Figure 2011528025
カルボン酸A.1a(50mg,0.188ミリモル)、HATU(107mg,0.282ミリモル)及びトリエチルアミン(182μL,1.128ミリモル)をDMF0.5mL中で懸濁させ、20℃で5分間撹拌する。次いでアミンA.2m(67mg,0.226ミリモル)を添加し、その混合物を20℃で60分間撹拌する。溶媒を真空で除き、残渣をRPクロマトグラフィー(方法 分取HPLC1;10分で5%アセトニトリル〜50%)により精製し、実施例化合物V−1(MS(M+H)=544;方法FECB3)を得る。
化合物V−1と同様にして、下記の実施例化合物V−2〜V−8を調製してもよい(表5)。
Figure 2011528025
Figure 2011528025
下記の実施例は本発明の化合物の生物学的活性を記載するが、本発明をこれらの実施例に限定しない。
一般式(1)の化合物は医療分野におけるそれらの多くの可能な適用を特徴とする。特定のシグナル酵素の抑制、特に培養されたヒト腫瘍細胞の増殖だけでなく、その他の細胞、例えば、内皮細胞の増殖についての抑制効果が関係している、これらの適用が特に挙げられるべきである。
シグナル伝達経路を抑制するキナーゼPDK1についての本発明の化合物の活性を組換え調製されたタンパク質によるin vitroキナーゼアッセイで測定する。
PDK1 キナーゼアッセイI
N末端でHisに結合された組換えヒトPDK1酵素(aa52−556)をバキュロウイルス感染昆虫細胞から分離する。精製酵素を、例えば、スコットランドにあるDundee大学から得てもよい。下記の成分を96ウェル丸底皿(Greiner bio−one社,No.650101)のウェル中で合わせる:
−3.33%DMSO(最終濃度1%DMSO)/アッセイ緩衝液(50mM Tris pH7.5、0.05% β−メルカプトエタノール、10mM酢酸Mg)中の種々の濃度(例えば、10μMで始まって、1:5の段階希釈された)の試験すべき化合物7.5μL
−7.5μLのPDK1(10ng/ウェル)及び英国ノッチンガムにあるPepceuticals Limitedにより合成されたPDKtide(KTFCGTPEYLAPEVRREPRILSEEEQEM−FRDFDYIADWC);(最終濃度25μM);PDK1及びPDKtideはアッセイ緩衝液中で一緒に希釈される;PDKtideはこの混合物中で83.3μM溶液として存在する。
−10μL ATP溶液(0.5μCi/ウェルのガンマ−P33−ATPを含む25μM ATP)
その反応をATP溶液の添加により開始し、その混合物を周囲温度で30分間インキュベートする;その反応の開始時に、皿を穏やかに振とうする。その反応を50μL/ウェルの125mMリン酸(HPO)の添加により停止し、周囲温度で約20分間インキュベートする。
沈殿を回収によりフィルタープレート(96−ウェル・ミクロタイター・フィルタープレート:UniFilter GF/C;Perkin Elmer社;No.6005174)に移し、次いで50mM HPOで6回洗浄し、60℃で乾燥させる。次いでプレートをシールテープとくっつけ、25μL/ウェルのシンチレーション溶液(Microscint 0;Perkin Elmer社;No.6013611)を添加し、ワラック・ベータカウンターを使用して沈殿したP33の量を測定する。Graphpad Prismソフトウェアーを使用して測定データを評価する。
PDK1 キナーゼアッセイII
別のアッセイを開発し、この場合、精製中に開裂されるHis標識をN末端位置に有する短くされたPDK1酵素(aa51−359;Q66A突然変異)(ΔPH−PDK1)が使用される。
下記の成分を96ウェル丸底皿(Greiner bio−one社,No.650101)のウェル中で合わせる:
−3.33%DMSO(最終濃度1%DMSO)/アッセイ緩衝液(50mM Tris pH7.5、0.05%β−メルカプトエタノール、10mM酢酸Mg)中の種々の濃度(例えば、10μMで始まって、1:5の段階希釈された)の試験すべき化合物15μL
−15μLの(ΔPH−PDK1;12ng/ウェル)及び英国ノッチンガムにあるPepceuticals Limitedにより合成されたPDKtide(KTFCGTPEYLAPEVRREPRILSEEE−QEMFRDFDYIADWC)(最終濃度25μM);ΔPH−PDK1及びPDKtideはアッセイ緩衝液中で一緒に希釈される;PDKtideはこの混合物中で83.3μM溶液として存在する。これらの30μLが室温で24時間インキュベートされ、その後にATP溶液が添加される。
−20μL ATP溶液(1.0μCi/ウェルのガンマ−P33−ATPを含む25μM ATP)
その反応をATP溶液の添加により開始し、その混合物を周囲温度で120分間インキュベートする;その反応の開始時に、皿を穏やかに振とうする。その反応を50μL/ウェルの500mMリン酸(HPO)の添加により停止し、周囲温度で約20分間インキュベートする。
沈殿を回収によりフィルタープレート(96−ウェル・ミクロタイター・フィルタープレート:UniFilter GF/C;Perkin Elmer社;No.6005174)に移し、次いで50mM HPOで6回洗浄し、60℃で乾燥させる。次いでプレートをシールテープとくっつけ、25μL/ウェルのシンチレーション溶液(Microscint 0;Perkin Elmer社;No.6013611)を添加し、ワラック・ベータカウンターを使用して沈殿したP33の量を測定する。Graphpad Prismソフトウェアーを使用して測定データを評価する。
PDK1 キナーゼアッセイIII
別のPDK1アッセイを開発し、これはPDK1アッセイ1と比較するとトゥイーン20を更に含む。
下記の成分を96ウェル丸底皿(Greiner bio−one社,No.650101)のウェル中で合わせる:
−APTアッセイ緩衝液(50mM Tris pH7.5、0.05%β−メルカプトエタノール、10mM酢酸Mg、0.0166%トゥイーン20、3.33%DMSO)中の種々の濃度(例えば、10μMで始まって、1:5の段階希釈された)の試験すべき化合物15μL
−15μL His−PDK1(aa52−556)3.33ng/ウェル)及び英国ノッチンガムにあるPepceuticals Limitedにより合成されたPDKtide(KTFCGTPEYLAPEVRRE PRILSEEEQEMFRDFDYIADWC)(最終濃度25μM);His−PDK1及びPDKtideはアッセイ緩衝液(50mM Tris pH7.5、0.05%β−メルカプトエタノール、10mM酢酸Mg)中で一緒に希釈される;PDKtideはこの混合物中で83.3μM溶液として存在する。これらの30μLが室温で30分間にわたってルーチンで24時間インキュベートされる。
−20μL ATP溶液(1.0μCi/ウェルのガンマ−P33−ATPを含む25μM ATP)トゥイーン20の最終濃度は0.005%である。
その反応をATP溶液の添加により開始し、その混合物を周囲温度で90分間インキュベートする;その反応の開始時に、皿を穏やかに振とうする。その反応を50μL/ウェルの500mMリン酸(HPO)の添加により停止し、周囲温度で約20分間インキュベートする。
沈殿を回収によりフィルタープレート(96−ウェル・ミクロタイター・フィルタープレート:UniFilter GF/C;Perkin Elmer社;No.6005174)に移し、次いで50mM HPOで6回洗浄し、60℃で乾燥させる。次いでプレートをシールテープとくっつけ、25μL/ウェルのシンチレーション溶液(Microscint 0;Perkin Elmer社;No.6013611)を添加し、ワラック・ベータカウンターを使用して沈殿したP33の量を測定する。Graphpad Prismソフトウェアーを使用して測定データを評価する。
本発明の化合物(1)は一般に前記PDK1アッセイの少なくとも一つで良好〜非常に良好な抑制、即ち、例えば、1μモル/L未満、非常にしばしば0.25μモル/L未満のIC50値を示す。
異なる構造要素を有する本発明の化合物が抑制活性を有することを実証するために、表6は10μMの濃度における化合物実施例の%CTL値を示す。100%の値は0%の値で全く抑制がないことを示す。%CTL値は化合物を添加しない溶媒DMSO中の酵素活性(対照)に対して溶媒DMSO中の抑制化合物の添加後の酵素の残留活性を示す。前記PDK1キナーゼアッセイIIIを使用して値の大半を測定した。前記PDK1キナーゼアッセイIIを使用してアステリスク(又は**)でマークした値を測定した(一つのアセテリスク→24時間のインキュベーション;二つのアステリスク→5分のインキュベーション)。
表6
Figure 2011528025
Figure 2011528025
Figure 2011528025
本発明の化合物の抗増殖活性を培養されたヒト腫瘍細胞についての増殖試験及び/又は例えば、HCT116又はPC−3腫瘍細胞についての細胞サイクル分析で測定する。
培養ヒト腫瘍細胞(HCT116)についての増殖の抑制
培養ヒト腫瘍細胞についての増殖を測定するために、結腸癌系HCT116の細胞(アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(ATCC)から得られた)をMcCoy培地(ギブコ)及び10%ウシ胎児血清(ギブコ)中で培養し、対数増殖期中に回収する。次いでHCT116細胞をMcCoy培地中のウェル当り1000の細胞の密度で96ウェル平底プレート(ファルコン)に入れ、インキュベーター中で一夜インキュベートする(37℃かつ5%のCOで)。
活性物質を種々の濃度(DMSOに溶解;DMSO最終濃度:0.1%)で細胞に加える。72時間のインキュベーション後に、アラマーブルー試薬(AccuMed International)20μlを夫々のウェルに添加し、細胞を更に5−7時間インキュベートする。インキュベーション後に、アラマーブルー試薬の色の変化をワラック・ミクロベータ蛍光スペクトロフォトメーター中で測定する。EC50値を標準レーベンブルグ・マーカードアルゴリズム(グラフパッドプリズム)により計算する。
培養ヒト腫瘍細胞(PC−3)についての増殖の抑制
前立腺癌腫瘍細胞系PC−3(アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(ATCC)から得られた)についての増殖を測定するために、細胞をHam’s F12K(ギブコ)及び10%ウシ胎児血清(ギブコ)中で培養し、対数増殖期中に回収する。次いでPC−3細胞をウェル当り2000の細胞の密度で96ウェルプレート(コスター)に入れ、インキュベーター中で一夜インキュベートし(37℃かつ5%のCOで)、夫々のプレートで16ウェルを対照として使用する[DMSO溶液のみを添加した細胞を含む8ウェル(還元されたアラマーブルーの30−50%の最大値を生じるべきである)、培地のみを含む4個のウェル(培地対照、酸化されたアラマーブルー試薬の添加後に、バックグラウンドシグナルが得られる)及び4個のウェル(この場合、再度培地のみが添加される(還元されたアラマーブルー試薬の添加後に、それが最大値として作用する))]。活性物質を種々の濃度(DMSOに溶解;DMSO最終濃度:0.2%)で細胞に加える(夫々の場合に2回反復又は3回反復測定として)。5日間のインキュベーション後に、アラマーブルー試薬(Serotec)20μlを夫々のウェルに添加し、細胞を更に5−7時間インキュベートする。対照として、20μlのアラマーブルー試薬を4ウェルの夫々に添加する(30分間オートクレーブ処理されるアラマーブルー試薬)。
インキュベーション後に、個々のウェル中のアラマーブルー試薬の色の変化をSpectraMax Photometer(Molecular Devices)(励起530nm、発光590nm、5秒の測定時間)中で測定する。反応したアラマーブルー試薬の量が細胞の代謝活性に相当する。相対的細胞活性を対照(インヒビターを含まないPC−3細胞)に対して計算し、細胞活性を50%抑制する活性物質濃度(EC50)を誘導する。これらの値を2回又は3回の個々の測定の平均から計算する。
本発明の化合物の多くは細胞内のシグナル伝達経路(これらはそれらの発達中のこれらのシグナル経路に依存するようになった細胞中で、主として、専らではなく、細胞生存に重要である)と干渉することにより増殖の抑制を生じる。これらの経路の抑制が細胞サイクルのG1期及び/又はアポトーシス、即ち、セロミックス・アレイ・スキャン又はFACS分析(以下を参照のこと)を使用して分析し得る細胞応答において相当する細胞の静止を誘発する。
また、本発明の化合物はその他の腫瘍細胞について試験される。例えば、これらの化合物は全ての種類の組織の癌[例えば、グリオーム(U87MG;U373MG)、肉腫(例えば、MES−SA;SK−UT−1B)、乳癌(MDA−MB468)、結腸癌(HCT116)、肺癌(NCIH460,NCI−H520)、メラノーマ(MALME−3M;C32)、前立腺癌(DU−145)、卵巣癌(SKOV−3)]に有効であり、この種の指示、特にPI3K−AKT−PDK1シグナル経路に活性化する変化を有する指示に使用し得る。これは全ての種類の腫瘍型の治療のための本発明の化合物についての広範囲の適用を実証する。
それ故、細胞系、例えば、U87MG、MALME−3M、NCI−H520、DU−145、NCI−H460、SKOV−3等がウェル当り接種される細胞の数そして必要により物質の添加後の測定時間の好適な調節により、増殖の抑制について分析される。
本発明の化合物(1)は一般にこの種の細胞アッセイで良好な活性、即ち、例えば、10μモル/L未満、非常にしばしば2μモル/L未満のPC−3又はHCT116増殖試験におけるEC50値を示す。
FACS分析
ヨウ化プロピジウム(PI)は二本鎖DNAに化学量論的に結合し、こうして細胞サイクルのG1期、S期、及びG2/M期の細胞の比率を細胞のDNA含量に基づいて測定するのに適している。G0期及びG1期の細胞は二倍体DNA含量(2N)を有し、一方、G2期又は有糸分裂期の細胞は4N DNA含量を有する。
PI染色について、例えば、1.0x10PC−3又はHCT116細胞を75cmの細胞培養フラスコに接種し、24時間後に0.1%DMSOを対照として添加し、又は物質を種々の濃度(0.1%DMSO中)で添加する。細胞を物質又はDMSOとともに42時間インキュベートする。次いで細胞をトリプシンで分離し、遠心分離する。細胞ペレットを食塩加リン酸溶液(PBS)で洗浄し、次いで細胞を少なくとも2時間にわたって−20℃で80%エタノールで固定する。
PBSによる別の洗浄工程後に、細胞を5分間にわたって氷の上でトリトンX−100(シグマ;PBS中0.25%)で透過性にし、次いでPBSで洗浄し、室温で30分間にわたってPBSと坑サイクリンB1(FITC接合)抗体の混合物とともにインキュベートする。この工程は任意であるが、これらがサイクリンB1を特異的に発現する際にG2/M期の細胞の同定を改良することを助ける。次いでその懸濁液をPBSで洗浄し、ペレットを少なくとも20分間にわたって暗所で9:1の比のPI(シグマ;10μg/ml)及びRNAse(セルバ;1mg/mLl)の溶液中でインキュベートする。DNA測定をベクトン・ディキンソンFACScalibur中で、アルゴンレーザー(500mW,放出488nm)を用いて行ない、データを得、DNA細胞クエスト・プログラム(BD)を使用して評価する。
セロミクス・アレイ・スキャン
PC−3細胞をHam’s F12K(ギブコ)及び10%ウシ胎児血清(ギブコ)中で培養し、対数増殖期に回収する。次いでPC−3細胞をウェル当り3000の細胞の密度で96ウェルプレート[ファルコン黒色/透明の底(#353948)]に入れ、インキュベーター中で一夜インキュベートする(37℃かつ5%のCOで)。活性物質を種々の濃度(DMSOに溶解;DMSO最終濃度:0.1%)で細胞に加える。42時間のインキュベーション後に、培地を吸引濾過し、細胞を周囲温度で10分間にわたって4%ホルムアルデヒド溶液及びトリトンX−100(PBS中1:200)で固定し、同時に透過性にし、次いで0.3%BSA溶液(カルビオケム)で2回洗浄する。次いでDNAを1時間にわたって周囲温度で暗所で300nMの最終濃度の50μL/ウェルの4’,6−ジアミジノ−2−フェニルインドール(DAPI;モレキュラー・プローブズ)の添加により染色する。また、PBS中の50μL/ウェルのヘキスト33342(インビトロゲン)をDNA染色に使用してもよい(室温で1時間、最終濃度:5μg/mL)。次いで製剤をPBSで慎重に2回洗浄し、プレートを黒色の接着剤フィルムでくっつけ、セルサイクル・バイオアプリケーションプログラムを使用してセロミクス・アレイスキャン中で分析し、スポットファイアーを使用して視覚化し、評価する。
本発明の化合物(1)は一般に、例えば、30μモル/L未満、しばしば5μモル/L未満の濃度で、PC−3細胞のG1静止を誘発する。HCT116細胞又はMALME−3M細胞中で、それらは一般に同様の濃度又は一層低い濃度でアポトーシスを誘発する。
バイオマーカー抑制
本発明の物質はPDK1−基質の細胞の抑制をもたらす。後者の例はホスホ−Thr308/AKT、ホスホ−Ser221,227/RSK、又はp70S6キナーゼのリン酸化部位(Thr229)である。抑制効果を測定するために、細胞を、例えば、2時間にわたって物質で処理し、溶解し、ウェスタンブロット及び/又はこの種のリンタンパク質のためのBioPlex分析により分析する。上記リン酸化部位に対する商業上得られるリン特異性抗体を使用する。
PC−3又はその他のシグナル経路突然変異細胞系(上記を参照のこと)中で、一般に5μモル/L未満、しばしば0.5μモル/L未満のEC50値が、担体対照と較べて、相当する全タンパク質への標準化後にこれらのリン酸化部位で本発明の化合物で得られる。
本発明の一般式(1)の化合物、それらの互変異性体、ラセミ体、鏡像体、ジアステレオマー、これらの混合物及び全ての上記形態の塩は、それらの生物学的性質に基づいて、過度又は異常な細胞増殖或いはホスファチジルイノシトール−3−キナーゼ(PI3K)−PDK1−AKTシグナル経路の異常な活性化を特徴とする疾患を治療するのに適している。
このような疾患の例として、例えば、ウイルス感染症(例えば、HIV及びカポージ肉腫);炎症性疾患及び自己免疫疾患(例えば、大腸炎、関節炎、アルツハイマー病、腎炎及び創傷治癒);細菌、菌類及び/又は寄生虫感染症;白血病、リンパ腫及び充実性腫瘍(例えば、癌腫及び肉腫);皮膚疾患(例えば、乾癬);細胞(例えば、繊維芽細胞、肝細胞、骨及び骨髄細胞、軟骨細胞もしくは平滑筋細胞又は上皮細胞(例えば、子宮内膜過形成))の数の増大を特徴とする過形成に基づく疾患;骨疾患及び心血管疾患(例えば、再狭窄及び肥大)が挙げられる。それらはまた増殖している細胞(例えば、毛髪細胞、腸細胞、血液細胞及び始原細胞)を放射線、UV措置及び/又は細胞増殖抑制措置により生じられるDNA損傷から保護するのに適している。
例えば、下記の癌が本発明の化合物で治療し得るが、これらに限定されない:脳腫瘍、例えば、聴神経鞘腫、星状細胞腫、例えば、毛様細胞性星状細胞腫、原線維性星状細胞腫、原形質性星状細胞腫、大円形細胞性星状膠腫、未分化星状細胞腫及びグリア芽細胞腫、脳リンパ腫、脳転移、下垂体腫瘍、例えば、プロラクチノーマ(prolactinoma)、HGH(ヒト成長ホルモン)産生腫瘍及びACTH産生腫瘍(副腎皮質刺激ホルモン)、頭蓋咽頭腫、髄芽細胞腫、髄膜腫及び乏突起膠腫;神経腫瘍、例えば、栄養神経系の腫瘍、例えば、交感神経芽細胞腫、神経節神経腫、パラガングリオーマ(クロム親和性細胞腫、クロム親和性腫瘍)及び頚動脈小体腫瘍、末梢神経系の腫瘍、例えば、切断神経腫、神経繊維腫、ノイリノーマ(神経鞘腫、シュワン鞘腫)及び悪性シュワン鞘腫だけでなく、中枢神経系の腫瘍、例えば、脳の腫瘍及び骨髄腫瘍;腸癌、例えば、直腸、結腸、肛門、小腸及び十二指腸の癌腫;眼瞼腫瘍、例えば、基底細胞腫又は基底細胞癌;膵臓癌又は膵臓の癌腫;膀胱癌又は膀胱の癌腫;肺癌(気管支癌)、例えば、小細胞気管支癌(燕麦細胞癌)及び非小細胞気管支癌、例えば、扁平上皮癌、腺癌及び大細胞気管支癌;胸部の癌、例えば、乳癌、例えば、浸潤性腺管癌、膠様癌、小葉侵食癌、管状癌、腺のう癌及び乳頭状癌;非ホジキンリンパ腫(NHL)、例えば、バーキットリンパ腫、低悪性非ホジキンリンパ腫(NHL)及び菌状息肉症;子宮癌もしくは子宮内膜癌又は子宮体癌;CUP症候群(未知の原発性の癌);卵巣癌又は卵巣癌腫、例えば、粘液性、子宮内膜の、又はしょう液性の癌;胆嚢癌;胆管癌、例えば、クラトスキン(Klatskin)腫瘍;精巣癌、例えば、精上皮腫及び非精上皮腫;リンパ腫(リンパ肉腫)、例えば、悪性リンパ腫、ホジキン病、非ホジキンリンパ腫(NHL)、例えば、慢性リンパ性白血病、白血性細網内症、免疫細胞腫、プラスマ細胞腫(多発性ミエローマ)、免疫芽細胞腫、バーキットリンパ腫、T−ゾーン菌状息肉腫、大細胞退生リンパ芽細胞腫及びリンパ芽細胞腫;喉頭癌、例えば、声帯の腫瘍、声門上、声門及び声門下の咽頭腫瘍;骨の癌、例えば、骨軟骨腫、軟骨腫、軟骨芽細胞腫、軟骨粘液繊維腫、骨腫、類骨骨腫、骨芽細胞腫、好酸球性肉芽腫、巨細胞腫、軟骨肉腫、骨肉腫、ユーイング肉腫、細網肉腫、形質細胞腫、巨細胞腫瘍、線維性形成異常、若年性骨のう胞及び動脈瘤の骨のう胞;頭部及び首の腫瘍、例えば、唇、舌、口の床、口腔、歯肉、口蓋、唾液腺、喉、鼻腔、副鼻腔、喉頭及び中耳の腫瘍;肝臓癌、例えば、肝細胞癌(HCC);白血病、例えば、急性白血病、例えば、急性リンパ性/リンパ芽球性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML);慢性白血病、例えば、慢性リンパ性白血病(CLL)、慢性骨髄性白血病(CML);胃癌、例えば、乳頭状腺癌、管状腺癌及び粘液性腺癌、印環細胞癌腫、扁平腺癌、小細胞癌及び未分化癌腫;メラノーマ、例えば、表在性、結節性、悪性のほくろ性の、また末端性ほくろ性のメラノーマ;腎臓癌、例えば、腎臓細胞癌もしくは副腎腫又はグラービッツ腫瘍;食道癌又は食道の癌腫;陰茎癌;前立腺癌;咽頭癌又は咽頭の癌腫、例えば、鼻咽頭癌、中咽頭癌及び下咽頭癌;網膜芽細胞腫、例えば、膣癌又は膣癌腫;扁平上皮癌、腺癌、in situ癌腫、悪性メラノーマ及び肉腫;甲状腺癌、例えば、乳頭状、のう胞状また延髄の甲状腺癌だけでなく、退生癌腫;棘細胞癌、類表皮癌及び皮膚の扁平上皮癌;胸腺腫、尿道の癌及び外陰部の癌。
新規化合物は、必要によりまた放射線治療又はその他の“技術水準”の化合物、例えば、細胞増殖抑制性物質もしくは細胞傷害性物質、細胞増殖インヒビター、坑脈管形成物質、ステロイド又は抗体と組み合わせて、上記疾患の予防、短期治療又は長期治療に使用し得る。
一般式(1)の化合物は、それら自体で、又は本発明のその他の活性物質と組み合わせて、必要によりまたその他の薬理学的活性物質と組み合わせて使用し得る。
本発明の化合物と組み合わせて投与し得る化学治療薬として、ホルモン、ホルモン類似体及び坑ホルモン(例えば、タモキシフェン、トレミフェン、ラロキシフェン、フルベストラント、メゲストロールアセテート、フルタミド、ニルタミド、ビカルタミド、アミノグルテチミド、シプロテロンアセテート、フィナステリド、ブセレリンアセテート、フルドロコルチンゾン、フルオキシメステロン、メドロキシプロゲステロン、オクトレオチド)、アロマターゼインヒビター(例えば、アナストロゾール、レトロゾール、リアロゾール、ボロゾール、エキセメスタン、アタメスタン)、LHRHアゴニスト及びアンタゴニスト(例えば、ゴセレリンアセテート、ルプロリド)、成長因子(成長因子、例えば、“血小板由来成長因子”及び“肝細胞成長因子”)のインヒビター(インヒビターは、例えば、“成長因子”抗体、“成長因子受容体”抗体及びチロシンキナーゼインヒビター、例えば、セッキシマブ、ゲフィチニブ、イマチニブ、ラパチニブ及びトラスツズマブである);坑代謝産物(例えば、坑葉酸塩、例えば、メトトレキセート、ラルチトレキセド、ピリミジン類似体、例えば、5−フルオロウラシル、カペシタビン及びゲムシタビン、プリン及びアデノシン類似体、例えば、メルカプトプリン、チオグアニン、クラドリビン及びペントスタチン、シタラビン、フルダラビン);坑腫瘍抗生物質(例えば、アントラサイクリン、例えば、ドキソルビシン、ダウノルビシン、エピルビシン及びイダルビシン、マイトマイシンC、ブレオマイシン、ダクチノマイシン、プリカマイシン、ストレプトゾシン);白金誘導体(例えば、シスプラチン、オキサリプラチン、カルボプラチン);アルキル化剤(例えば、エストラムスチン、メクロレタミン、メルファラン、クロラムブシル、ブスルファン、ダカルバジン、シクロホスファミド、イフォスファミド、テモゾロミド、ニトロソ尿素、例えば、カルムスチン及びロムスチン、チオテパ)、坑有糸分裂剤(例えば、ビンカアルカロイド、例えば、ビンブラスチン、ビンデシン、ビノレルビン及びビンクリスチン;並びにタキサン、例えば、パクリタキセル、ドセタキセル);トポイソメラーゼインヒビター(例えば、エピポドフィロトキシン、例えば、エトポシド及びエトポフォス、テニポシド、アムサクリン、トポテカン、イリノテカン、ミトキサントロン)及び種々の化学治療薬、例えば、アミフォスチン、アナグレリド、クロドロナト、フィルグラスチン、インターフェロンアルファ、ロイコボリン、リッキシマブ、プロカルバジン、レバミソール、メスナ、ミトタン、パミドロネート及びポルフィマーが挙げられるが、これらに限定されない。
好適な製剤として、例えば、錠剤、カプセル、座薬、溶液、特に注射用の溶液(s.c.、i.v.、i.m.)及び注入用の溶液、エリキシル剤、エマルション又は分散可能な粉末が挙げられる。一種以上の医薬上活性な化合物の含量は全体としての組成物の0.1〜90質量%、好ましくは0.5〜50質量%の範囲、即ち、以下に明記される用量範囲を得るのに充分である量であるべきである。明記された用量は、必要により、1日に数回与えられてもよい。
好適な錠剤は、例えば、一種以上の活性物質を既知の賦形剤、例えば、不活性希釈剤、例えば、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム又はラクトース、崩壊剤、例えば、トウモロコシ澱粉又はアルギン酸、バインダー、例えば、澱粉又はゼラチン、滑剤、例えば、ステアリン酸マグネシウム又はタルク及び/又は放出を遅延するための薬剤、例えば、カルボキシメテルセルロース、セルロースアセテートフタレート、又はポリ酢酸ビニルと混合することにより得られてもよい。錠剤はまた幾つかの層を含んでもよい。
従って、被覆錠剤は錠剤と同様にして製造されたコアーを錠剤被覆に通常使用される物質、例えば、コリドン又はセラック、アラビアゴム、タルク、二酸化チタン又は糖で被覆することにより調製されてもよい。遅延放出を得、又は不適合性を防止するために、コアーはまた幾つかの層からなってもよい。同様に、錠剤被覆物はおそらく錠剤について上記された賦形剤を使用して、遅延放出を得るために幾つかの層からなってもよい。
本発明の活性物質又はこれらの組み合わせを含むシロップ又はエリキシル剤は更に甘味料、例えば、サッカリン、シクラメート、グリセロール又は糖及び風味増強剤、例えば、風味料、例えば、バニリン又はオレンジエキスを含んでもよい。それらはまた懸濁アジュバント又は増粘剤、例えば、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、湿潤剤、例えば、脂肪アルコールとエチレンオキサイドの縮合生成物、又は防腐剤、例えば、p−ヒドロキシベンゾエートを含んでもよい。
注射溶液及び注入溶液は必要により乳化剤及び/又は分散剤を使用して、通例の方法で、例えば、等張剤、防腐剤、例えば、p−ヒドロキシベンゾエート、又は安定剤、例えば、エチレンジアミンテトラ酢酸のアルカリ金属塩を添加して調製され、例えば、水を希釈剤として使用する場合、有機溶媒が必要により可溶化剤又は溶解助剤として使用され、注射バイアルもしくはアンプル又は注入びんに移されてもよい。
一種以上の活性物質又は活性物質の組み合わせを含むカプセルは、例えば、活性物質を不活性担体、例えば、ラクトース又はソルビトールと混合し、それらをゼラチンカプセルに詰めることにより調製し得る。
好適な座薬は、例えば、この目的に用意された担体、例えば、中性脂肪もしくはポリエチレングリコール又はそれらの誘導体と混合することにより製造し得る。
使用し得る賦形剤として、例えば、水、医薬上許される有機溶媒、例えば、パラフィン(例えば、石油留分)、植物油(例えば、落花生油又はゴマ油)、一官能性又は多官能性アルコール(例えば、エタノール又はグリセロール)、担体、例えば、天然鉱物粉末(例えば、カオリン、クレー、タルク、チョーク)、合成鉱物粉末(例えば、高度に分散されたケイ酸及びケイ酸塩)、糖(例えば、蔗糖、ラクトース及びグルコース)、乳化剤(例えば、リグニン、使用済み亜硫酸塩液、メチルセルロース、澱粉及びポリビニルピロリドン)及び滑剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム、タルク、ステアリン酸及びラウリル硫酸ナトリウム)が挙げられる。
製剤は通常の方法により、好ましくは経口経路もしくは経皮経路、特に好ましくは経口経路により投与される。経口投与について、錠剤は、勿論、上記担体とは別に、種々の添加剤、例えば、澱粉、好ましくはジャガイモ澱粉、ゼラチン等と一緒に添加剤、例えば、クエン酸ナトリウム、炭酸カルシウム及びリン酸二カルシウムを含んでもよい。更に、滑剤、例えば、ステアリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリウム及びタルクが錠剤形成プロセスに同時に使用されてもよい。水性懸濁液の場合、活性物質が上記賦形剤に加えて種々の風味増強剤又は着色剤と合わされてもよい。
非経口使用のために、好適な液体担体とともに活性物質の溶液が使用されてもよい。
静脈内使用のための用量は時間当り1−1000mg、好ましくは時間当り5−500mgである。
しかしながら、体重、投与の経路、薬物に対する個体の応答、その製剤の性質及び薬物が投与される時間又は間隔に応じて、明記された量から逸脱することが時々必要であるかもしれない。こうして、或る場合には、先に示された最小用量より少ない量を使用することが充分であるかもしれず、一方、その他の場合には上限が超えられる必要があるかもしれない。多量を投与する場合、それらをその日にわたって引き延ばされる幾つかの一層少ない用量に分けることが推奨されるかもしれない。
下記の製剤実施例は本発明を説明するが、その範囲を限定しない。
医薬製剤の実施例
A) 錠剤 錠剤当り
式(1)の活性物質 100mg
ラクトース 140mg
トウモロコシ澱粉 240mg
ポリビニルピロリドン 15mg
ステアリン酸マグネシウム 5mg
500mg
微粉砕された活性物質、ラクトース及びトウモロコシ澱粉の一部を一緒に混合する。その混合物を篩分け、次いで水中ポリビニルピロリドンの溶液で湿らせ、混錬し、湿式造粒し、乾燥させる。顆粒、残りのトウモロコシ澱粉及びステアリン酸マグネシウムを篩分け、一緒に混合する。その混合物を圧縮して好適な形状及びサイズの錠剤を製造する。
B) 錠剤 錠剤当り
式(1)の活性物質 80mg
ラクトース 55mg
トウモロコシ澱粉 190mg
微結晶性セルロース 35mg
ポリビニルピロリドン 15mg
ナトリウムカルボキシメチル澱粉 23mg
ステアリン酸マグネシウム 2mg
400mg
微粉砕された活性化合物、トウモロコシ澱粉の一部、ラクトース、微結晶性セルロース及びポリビニルピロリドンを一緒に混合し、その混合物を篩分け、残りのトウモロコシ澱粉及び水で処理して顆粒を生成し、これを乾燥させ、篩分ける。ナトリウムカルボキシメチル澱粉及びステアリン酸マグネシウムを添加し、混合し、その混合物を圧縮して好適なサイズの錠剤を形成する。
C) アンプル溶液
式(1)の活性物質 50mg
塩化ナトリウム 50mg
注射用の水 5ml
活性物質を水にそれ自体のpH又は必要によりpH5.5〜6.5で溶解し、塩化ナトリウムを添加してそれを等張性にする。得られた溶液を濾過して発熱物質を除き、濾液を無菌条件下でアンプルに移し、次いでこれらを滅菌し、溶融によりシールする。アンプルは活性物質5mg、25mg及び50mgを含む。

Claims (25)

  1. 一般式(1)の化合物。
    Figure 2011528025
    [式中、
    はC3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい環系であり、
    Wは−CR−、−NR、−O−及び−S−の中から選ばれ、
    及びRは互いに独立にR及びRの中から選ばれ、
    はRを表し、
    Aは下記の部分構造(i)を有し、
    Figure 2011528025
    X、Y及び炭素原子Zはその他の炭素原子及び/又はヘテロ原子と一緒に単環式又は二環式環系Qを形成し、
    Xは>CH−、>C=及び>N−の中から選ばれ、
    Yは−C(O)−、−N=及び−O−の中から選ばれ、
    Zは>CH−及び>C=の中から選ばれ、
    二重結合がX及び/又はZから始まる場合には、これらは隣接環原子のみに向けられてもよく、
    全環系Qは飽和又は不飽和C5−10−脂環式環、飽和又は不飽和非芳香族5−10員複素環或いは5−10員ヘテロ芳香族環であり、
    前記環系Q中で、必要により1個以上の水素原子が夫々互いに独立にR及び/又はRにより置換されていてもよく、
    は水素又はC1−6アルキルを表し、
    Lは基−L−L−L−を表し、この場合、Lは単位Aに結合し、かつLは環系Qに結合し、
    、L及びLは互いに独立にC1−6アルキレン、2−6員ヘテロアルキレン、C1−6ハロアルキレン、C3−10シクロアルキレン、C6−10アリーレン、5−12員ヘテロアリーレン、3−14員ヘテロシクロアルキレンの中から選ばれ、
    全ての上記2価の単位は夫々必要により互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はR、−O−、−S−、−NR−、−N(OR)−、−C(O)−、−C(O)O−、−C(O)NR−、−OS(O)−、−OS(O)NR−、−OC(O)−、−OC(O)O−、−OC(O)NR−、−S(O)−、−S(O)O−、−S(O)NR−、−NRC(O)−、−NRC(O)O−、−NRC(O)NR−、−NRS(O)−、−NRS(O)O−及び−NRS(O)NR−により置換されていてもよく、かつ/又は
    、L及びLは夫々互いに独立に結合を表し、
    但し、単位L、L又はLの少なくとも一つは結合以外である必要があり、
    環系Qは下記の環系の中から選ばれ、
    Figure 2011528025
    Figure 2011528025
    上記環系Qは夫々必要により互いに独立に1個以上の水素を有する環原子の位置でR及び/又はRにより置換されていてもよく、
    はRを表し、
    Bは=CR10又は=NR11を表し、
    は基Ra1を表し、かつR10は基Ra2を表し、又は
    =CR10は必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい、5−12員ヘテロアリールもしくは5−14員ヘテロシクロアルキルを表し、
    11は基Ra3を表し、
    a1はC1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、2−6員ヘテロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより、或いは
    −OR、−SR、−NR、−ONR、−N(OR)R、−NRNR、−NRC(O)R−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−NRC(O)NRNR、−NRC(NR)R、−NRC(NR)OR、−NRC(NR)NR、−NRC(NOR)R,−NRS(O)、−NRNRC(O)R、−NRNRC(O)NR及び−NRNRC(NR)Rの中から選ばれた好適な置換基により置換されていてもよい基を表し、
    a2は水素又はC1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、2−6員ヘテロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより、或いは
    −CN、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR、−C(O)SR、−C(O)NRNR及び−C(O)NRORの中から選ばれた好適な置換基により置換されていてもよい基を表し、
    a3はC1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、2−6員ヘテロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより、或いは
    −OR及び−NRの中から選ばれた好適な置換基により置換されていてもよい基を表し、
    夫々のRは互いに独立に水素又はC1−6アルキル、2−6員ヘテロアルキル、C1−6ハロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基を表し、
    夫々のRは好適な置換基を表し、夫々が互いに独立に−OR、−NR、ハロゲン、−CN、−NO、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR、−OC(O)R、−OC(O)OR、−OC(O)NR、−S(O)、−S(O)OR、−S(O)NR、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−NRS(O)、−NRS(O)OR及び−NRS(O)NR、並びに2価の置換基=Oの中から選ばれ、後者は非芳香族環系中でのみ置換基であってもよく、
    夫々のRは互いに独立に水素又はC1−6アルキル、2−6員ヘテロアルキル、C1−6ハロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基であり、
    夫々のRは好適な置換基であり、夫々が互いに独立に−OR、−NR、ハロゲン、−CN、−NO、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR、−OC(O)R、−OC(O)OR、−OC(O)NR、−S(O)、−S(O)OR、−S(O)NR、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−NRS(O)、−NRS(O)OR及び−NRS(O)NR、並びに2価の置換基=Oの中から選ばれ、後者は非芳香族環系中でのみ置換基であってもよく、
    夫々のRは互いに独立に水素又はC1−6アルキル、2−6員ヘテロアルキル、C1−6ハロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基であり、
    夫々のRは好適な置換基であり、夫々が互いに独立に−OR、−NR、ハロゲン、−CN、−NO、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR、−OC(O)R、−OC(O)OR、−OC(O)NR、−S(O)、−S(O)OR、−S(O)NR、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−NRS(O)、−NRS(O)OR及び−NRS(O)NR、並びに2価の置換基=Oの中から選ばれ、後者は非芳香族環系中でのみ置換基であってもよく、
    夫々のRは互いに独立に水素又はC1−6アルキル、2−6員ヘテロアルキル、C1−6ハロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるRにより置換されていてもよい基であり、
    夫々のRは互いに独立に水素、C1−6アルキル、2−6員ヘテロアルキル、C1−6ハロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれ、
    但し、部分構造(i)中の環Qが下記の置換又は未置換ピリジノン(ii)のいずれでもないことを条件とする
    Figure 2011528025
  2. がC6−10アリール及び5−12員ヘテロアリールの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい環系であり、かつ
    及びRが請求項1に定義されたとおりである、請求項1記載の化合物。
  3. がフェニル、フリル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピリミジル及びピリジルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい環系であり、かつ
    及びRが請求項1に定義されたとおりである、請求項2記載の化合物。
  4. 環系QがC1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、−ORh1、−NRh1h1、ハロゲン、−CN、−C(O)Rh1、−C(O)ORh1、−C(O)NRh1h1、−S(O)NRh1h1、−NRh1C(O)Rh1、−NRh1C(O)ORh1、−NRh1C(O)NRh1h1、−NRh1S(O)h1及び=Oの中から選ばれた、1個以上の同じ又は異なる置換基により置換されていてもよく、後者は非芳香族環系中でのみ置換基であってもよく、かつ
    h1が夫々の場合に互いに独立に水素、C1−6アルキル、2−6員ヘテロアルキル及びC1−6ハロアルキルの中から選ばれる、請求項1から3のいずれか1項記載の化合物。
  5. Wが−NH−、−N(C1−6アルキル)−、−CH−、−CH(C1−6アルキル)−、−C(C1−6アルキル)−及び−O−の中から選ばれる、請求項1から4のいずれか1項記載の化合物。
  6. が水素を表す、請求項1から5のいずれか1項記載の化合物。
  7. 環系Qが下記の中から選ばれ、
    Figure 2011528025
    上記環系Q中で、1個以上の水素原子が夫々互いに独立にR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
    及びRが請求項1に定義されたとおりである、請求項1から6のいずれか1項記載の化合物。
  8. 環系Qが下記の中から選ばれ、
    Figure 2011528025
    かつ上記環系Q中で、必要により1個以上の水素原子が夫々互いに独立にハロゲン、C1−6アルキル及び=Oの中から選ばれた置換基により置換されていてもよい、請求項7記載の化合物。
  9. 環系Qが下記の中から選ばれ、
    Figure 2011528025
    かつ上記環系Q中で、必要により1個以上の水素原子が夫々互いに独立にハロゲン、C1−6アルキル及び=Oの中から選ばれた置換基により置換されていてもよい、請求項8記載の化合物。
  10. Lが下記の中から選ばれ、
    Figure 2011528025
    Figure 2011528025
    示された2価の単位Lが右側で環系Qに結合し、かつ左側で式(1)のアミド窒素−NR−に結合し、必要により夫々互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
    及びRが請求項1に定義されたとおりである、請求項1から9のいずれか1項記載の化合物。
  11. Lが下記の中から選ばれ、
    Figure 2011528025
    示された2価の単位Lが右側で環系Qに結合し、かつ左側で式(1)のアミド窒素−NR−に結合し、
    pが0又は1を表し、
    12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、R25、R26、R27、R28、R29、R30、R31、R32、R33、R34、R35、R36、R37、R38及びR39が夫々の場合に互いに独立にR及びRの中から選ばれ、かつ
    40がRを表し、又は
    15及びR17が夫々の場合に互いに独立にR及びRの中から選ばれ、
    14及びR16はそれらが結合されている炭素原子と一緒にC3−7シクロアルキレン又は3−7員ヘテロシクロアルキレンを形成し、上記環系が必要により夫々互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、又は
    19及びR21が夫々の場合に互いに独立にR及びRの中から選ばれ、
    18及びR20はそれらが結合されている炭素原子と一緒にC3−7シクロアルキレン又は3−7員ヘテロシクロアルキレンを形成し、上記環系が必要により夫々互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、又は
    23及びR24が夫々の場合に互いに独立にR及びRの中から選ばれ、
    22及びR25はそれらが結合されている炭素原子と一緒に不飽和C4−7シクロアルキレン又は不飽和4−7員ヘテロシクロアルキレンを形成し、上記環系が必要により夫々互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、又は
    30、R31、R33及びR35が夫々の場合に互いに独立にR及びRの中から選ばれ、
    32及びR35はそれらが結合されている炭素原子と一緒にC3−7シクロアルキレン又は3−7員ヘテロシクロアルキレンを形成し、上記環系が必要により夫々互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、又は
    37、R38及びR39が夫々互いに独立にR及びRの中から選ばれ、
    36及びR40はそれらが結合されている原子と一緒に3−7員ヘテロシクロアルキレンを形成し、このヘテロシクロアルキレンが必要により夫々の場合に互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、又は
    36、R37及びR39が夫々互いに独立にR及びRの中から選ばれ、
    38及びR40はそれらが結合されている原子と一緒に3−7員ヘテロシクロアルキレンを形成し、このヘテロシクロアルキレンが必要により夫々の場合に互いに独立に1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
    及びRが請求項1に定義されたとおりである、請求項1から9のいずれか1項記載の化合物。
  12. Lが下記の中から選ばれ、
    Figure 2011528025
    かつ示された2価の単位Lが右側で環系Qに結合し、かつ左側で式(1)のアミド窒素−NR−に結合する、請求項11記載の化合物。
  13. が下記の中から選ばれ、
    Figure 2011528025
    示された環系Qが夫々必要により互いに独立に1個以上の水素を有する炭素原子の位置でR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
    B、R及びRが請求項1に定義されたとおりである、請求項1から12のいずれか1項記載の化合物。
  14. Bが=CRa1a2を表し、
    a1がC6−10アリール及び5−12員ヘテロアリールの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基を表し、
    a2が水素、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれ、かつ
    及びRが請求項1に定義されたとおりである、請求項13記載の化合物。
  15. a1がピロリル、ピラゾリル及びイミダゾリルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基であり、かつ
    及びRが請求項1に定義されたとおりである、請求項14記載の化合物。
  16. a2が水素、メチル又はエチルである、請求項14又は15記載の化合物。
  17. a1が1個以上の同じ又は異なるRb1及び/又はRc1により置換されており、
    夫々のRb1が好適な置換基であり、夫々の場合に互いに独立に−OR、−SR、−NR、ハロゲン、−CN、−NO、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR、−OC(O)R、−OC(O)OR、−OC(O)NR、−S(O)、−S(O)OR、−S(O)NR、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−NRS(O)、−NRS(O)OR及び−NRS(O)NR並びに2価の置換基=Oの中から選ばれ、後者が非芳香族環系中でのみ置換基であってもよく、
    夫々のRc1が夫々の場合に互いに独立にC1−6アルキル、2−6員ヘテロアルキル、C1−6ハロアルキル、C3−10シクロアルキル、C6−10アリール、5−12員ヘテロアリール及び3−14員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基であり、かつ
    、R、R及びRが請求項1に定義されたとおりである、請求項14から16のいずれか1項記載の化合物。
  18. が下記の中から選ばれ、
    Figure 2011528025
    示された環系Qが夫々必要により互いに独立に1個以上の水素を有する環原子の位置でR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
    、R及びRが請求項1に定義されたとおりである、請求項1から12のいずれか1項記載の化合物。
  19. が下記の中から選ばれ、
    Figure 2011528025
    示された環系Qが夫々必要により互いに独立に1個以上の水素を有する環原子の位置でR及び/又はRにより置換されていてもよく、
    がRを表し、かつ
    、R及びRが請求項1に定義されたとおりである、請求項18記載の化合物。
  20. が下記の中から選ばれ、
    Figure 2011528025
    示された環系Qが夫々必要により互いに独立に1個以上の水素原子を有する環原子の位置でR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
    及びRが請求項1に定義されたとおりである、請求項1から12のいずれか1項記載の化合物。
  21. が下記の中から選ばれ、
    Figure 2011528025
    45が互いに独立に水素又はC3−7シクロアルキル、フェニル、5−10員ヘテロアリール、特に1H−ベンゾイミダゾリル、1H−インドリル、ピロリル、イミダゾリルもしくはピラゾリル、及び3−10員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基を表し、かつ
    及びRが請求項1に定義されたとおりである、請求項20記載の化合物。
  22. が下記の中から選ばれ、
    Figure 2011528025
    示された環系Qが夫々必要により互いに独立に1個以上の水素を有する環原子の位置でR及び/又はRにより置換されていてもよく、かつ
    及びRが請求項1に定義されたとおりである、請求項1から12のいずれか1項記載の化合物。
  23. が下記の中から選ばれ、
    Figure 2011528025
    46及びR47が夫々の場合に互いに独立に水素又はC3−7シクロアルキル、フェニル、5−10員ヘテロアリール、特にピリジル、及び3−10員ヘテロシクロアルキルの中から選ばれた、必要により1個以上の同じ又は異なるR及び/又はRにより置換されていてもよい基を表し、
    48がRを表し、かつ
    及びRが請求項1に定義されたとおりである、請求項22記載の化合物。
  24. が下記の基を表し、
    Figure 2011528025
    49がR及びRの中から選ばれ、
    rが0、1、2又は3を表し、かつ
    及びRが請求項1に定義されたとおりである、請求項23記載の化合物。
  25. I−1 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−2 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−3 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{(3Z)−3−[(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]カルバモイル}−3,5−ジメチル−1H−ピロール−2−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−4 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{(3Z)−3−[(5−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−5 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−3−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    I−6 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    I−7 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−3−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
    I−8 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
    I−9 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−オキソピペリジン−3−カルボキサミド;
    I−10 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−2−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}ピペリジン−3−カルボキサミド;
    I−11 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−オキソピロリジン−3−カルボキサミド;
    I−12 3−(3,4−ジフルオロベンジル)−2,4−ジオキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−13 3−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−14 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−({4−[6−(モルホリン−4−イル)ピリジン−3−イル]−1H−ピロール−2−イル}メチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−15 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]−1H−ピロール−2−イル}メチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−16 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    I−17 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    I−18 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−[(2E)−3−{(3Z)−3−[(4−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    I−19 6−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}ピリジン−2−カルボキサミド;
    I−20 6−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}ピリジン−2−カルボキサミド;
    I−21 N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−(フェニルアミノ)ピリジン−2−カルボキサミド;
    I−22 2−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}ピリミジン−4−カルボキサミド;
    I−23 6−クロロ−2−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}ピリミジン−4−カルボキサミド;
    I−24 6−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}ピラジン−2−カルボキサミド;
    I−25 4−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}ピリミジン−2−カルボキサミド;
    I−26 4−クロロ−6−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}ピリミジン−2−カルボキサミド;
    I−27 1−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−28 1−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−6−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−29 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−{6−[(ジメチルアミノ)メチル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−2(1H)−イリデン}−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−30 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{(3Z)−3−[({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)(フェニル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−31 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(2−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}ヒドラジニリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−32 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(キノリン−2(1H)−イリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−33 6−クロロ−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    I−34 6−クロロ−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−3−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−(1H−ピロール−2−イルメチリデン)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    I−35 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{(3Z)−3−[(2−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−36 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{(2E)−3−[(3Z)−2−オキソ−3−{[2−(ピリジン−3−イル)−1H−イミダゾール−4−イル]メチリデン}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−37 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−2−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−38 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{(3Z)−3−[(4−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−39 2−ベンジル−1,5−ジメチル−N−[(2E)−3−{(3Z)−3−[(4−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    I−41 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−2−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    I−42 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−[(2E)−3−{(3Z)−3−[(4−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    I−44 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−45 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−2−メチルプロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−46 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[(3Z)−4−フルオロ−3−(1H−イミダゾール−5−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−47 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{(3Z)−4−フルオロ−3−[(4−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−48 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{(3Z)−4−フルオロ−3−[(4−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−49 N−{(2E)−3−[(3Z)−3−{[5−(アミノメチル)−1H−イミダゾール−4−イル]メチリデン}−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    I−50 N−{(2E)−3−[(3Z)−3−{[5−(アミノメチル)−1H−イミダゾール−4−イル]メチリデン}−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    I−51 1−ベンジル−N−(3−{(3Z)−3−[(4−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロピル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド;
    I−52 1−ベンジル−N−(3−{(3E)−3−[(4−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチリデン]−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}プロピル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド;
    I−53 1−ベンジル−N−{3−[(3Z)−3−(1H−イミダゾール−4−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロピル}−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド;
    I−54 1−ベンジル−N−{3−[(3E)−3−(1H−イミダゾール−4−イルメチリデン)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]プロピル}−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド;
    II−1 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{3−[3−(1H−ピロール−2−イル)−1H−インダゾール−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    II−2 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[3−(1H−インダゾール−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    II−3 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[3−(1H−インダゾール−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    II−4 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−[3−(3−フェニル−1H−インダゾール−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    II−5 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−(フラン−2−イル)−1H−インダゾール−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    II−6 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2Z)−3−[3−(フラン−2−イル)−1H−インダゾール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    II−7 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2Z)−3−(1H−インダゾール−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    II−8 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[3−(3−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−インダゾール−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    II−9 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[3−(3−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−1H−インダゾール−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−1 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−[3−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ベンジル]−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−2 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−3 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−2−オキソ−N−[3−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ベンジル]ピペリジン−3−カルボキサミド;
    III−4 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−[3−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ベンジル]−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−5 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−[3−(5−フェニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ベンジル]−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−6 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{3−[5−(ピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ベンジル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−7 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{3−[5−(ピリジン−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ベンジル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−8 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{5−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル}ベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−9 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{3−[2−(フェニルアミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル]ベンジル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−10 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[3−(2−{[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)ベンジル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−11 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル]ベンジル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−12 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−3−オキソ−N−{3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
    III−13 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−3−オキソ−N−{3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    III−14 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[3−(2−{[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−15 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−16 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−17 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
    III−18 2−ベンジル−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−19 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(フェニルアミノ)−8−(ピペリジン−4−イルオキシ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−20 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−21 3−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−22 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[8−メチル−7−オキソ−2−(フェニルアミノ)−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−23 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[8−メチル−7−オキソ−2−(フェニルアミノ)−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−24 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−5−フルオロキナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−25 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−5−フルオロキナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−26 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[5−フルオロ−2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−27 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[5−フルオロ−2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−28 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[5−メチル−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−7−オキソ−8−(プロパン−2−イル)−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−29 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[5−メチル−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−7−オキソ−8−(プロパン−2−イル)−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−30 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−31 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−32 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−33 3−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−34 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
    III−35 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
    III−36 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    III−37 6−クロロ−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    III−38 6−クロロ−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    III−39 エチル−4−({6−[3−({[1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−イン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)ベンゾエート;
    III−40 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−41 6−クロロ−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    III−42 N−[3−(2−アミノキナゾリン−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−43 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−(メチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−44 N−(3−{2−[(4−シアノフェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−45 N−(3−{2−[(4−シアノフェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−46 メチル−4−({6−[3−({[2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−イン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)ベンゾエート;
    III−48 4−({6−[3−({[2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−イン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)安息香酸
    III−49 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({2−メトキシ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−50 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    III−51 N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2−(ピリジン−3−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−52 2−[1−(3,4−ジフルオロフェニル)エチル]−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−53 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1−エチル−5−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−54 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−5−エチル−1−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−55 1−[1−(3,4−ジフルオロフェニル)エチル]−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−56 N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1−(チオフェン−2−イルメチル)−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−57 N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1−(1,3−オキサゾール−4−イルメチル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−58 N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2−(チオフェン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−59 N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−2−(1,3−オキサゾール−5−イルメチル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−60 N−{(2E)−3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−(メチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−61 N−{3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−(メチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−62 N−{3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−63 N−{3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−64 N−{(2E)−3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−65 N−{(2E)−3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−66 N−{(2E)−3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−67 N−{3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−68 N−{3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−69 N−{(2E)−3−[8−(2−アミノエトキシ)−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−70 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−8−(ピペリジン−4−イルオキシ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−71 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{(2E)−3−[2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−8−(ピペリジン−4−イルオキシ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−72 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−8−(ピペリジン−4−イルオキシ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−73 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−8−(ピペリジン−4−イルオキシ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−74 N−{(2E)−3−[8−(3−アミノプロポキシ)−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−75 N−{3−[8−(3−アミノプロポキシ)−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−76 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{(2E)−3−[2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−8−(ピロリジン−3−イルオキシ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−77 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−8−(ピロリジン−3−イルオキシ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−78 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−[3−(2−{[3−(メチルカルバモイル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−79 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({3−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−80 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−(3−{2−[(3−メチルフェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−81 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(2−フルオロフェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−82 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{3−[2−(プロパン−2−イルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−83 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{3−[2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−84 N−{3−[2−(シクロブチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−85 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−(エチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−86 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[2−(メチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−87 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[2−({4−[(4−メチルシクロヘキシル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−88 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−89 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−{[3−(ジメチルアミノ)プロピル]カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−90 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル](メチル)カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−91 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−{[3−(ジメチルアミノ)プロピル](メチル)カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−92 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(2−ヒドロキシエチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−93 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(2−ヒドロキシエチル)(メチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−94 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(3−メトキシプロピル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−95 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(3−ヒドロキシプロピル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−96 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(3−メトキシプロピル)(メチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−97 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(3−ヒドロキシプロピル)(メチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−98 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(4−メチルシクロヘキシル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−99 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−100 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−{[3−(ジメチルアミノ)プロピル]カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−101 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル](メチル)カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−102 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−{[3−(ジメチルアミノ)プロピル](メチル)カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−103 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(2−メトキシエチル)(メチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−104 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(3−メトキシプロピル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−105 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(3−メトキシプロピル)(メチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−106 N−{3−[2−({3−クロロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−107 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[2−({4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−108 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[3−(2−{[4−(ジメチルアミノ)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル)プロプ−2−イン−1−イル]−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−109 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−(3−{2−[(4−メトキシフェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−イン−1−イル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−110 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[2−({4−「メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−111 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({3−メトキシ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−112 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−113 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(1−エチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−114 N−{3−[2−({4−[(1−シクロプロピルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−115 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(3−ヒドロキシプロピル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−116 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(2−ヒドロキシエチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    III−117 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(2−メトキシエチル)(メチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−118 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(2−メトキシエチル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    III−119 1−ベンジル−2−オキソ−N−{3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド;
    III−120 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[5−メチル−2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−1 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−3−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
    IV−2 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−3−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    IV−3 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−4 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−(2−{[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−5 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−6 N−{(2E)−3−[3−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−1H−インダゾール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−7 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[3−(1H−インドール−2−イル)−1H−インダゾール−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−8 N−[(2E)−3−{4−[5−アミノ−3−(フェニルアミノ)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−5−メトキシピリミジン−2−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−9 N−{(2E)−3−[4−(5−アミノ−3−{[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−5−メトキシピリミジン−2−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−10 N−[(2E)−3−{4−[5−アミノ−3−(フェニルアミノ)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−5−メトキシ−6−(ピペリジン−3−イルアミノ)ピリミジン−2−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−11 N−({5−[5−アミノ−3−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−1H−ピロロ[3.2−b]ピリジン−2−イル}メチル)−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−12 N−({5−[5−アミノ−3−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−1−メチル−1H−ピロロ[3.2−b]ピリジン−2−イル}メチル)−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−13 N−(2−{6−[5−アミノ−3−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]ピリジン−2−イル}エチル)−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−14 N−{2−[6−(5−アミノ−3−{[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン−2−イル]エチル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−15 N−(2−{4−[5−アミノ−3−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]ピリミジン−2−イル}エチル)−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−16 N−{2−[4−(5−アミノ−3−{[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリミジン−2−イル]エチル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−17 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
    IV−18 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−8−メトキシキナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−19 2−ベンジル−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−20 N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2−(3,4,5−トリフルオロベンジル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−21 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−22 3−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−23 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロピル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−24 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{4−[(6−フェニル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ]ベンジル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−25 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{4−[(6−フェニル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ]ベンジル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−26 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{4−[(6−{4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)アミノ]ベンジル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−27 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−[4−(7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)ベンジル]−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−28 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]−2−メチルプロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−29 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(3R)−1−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]ピロリジン−3−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−30 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2Z)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]−2−フルオロプロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−31 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{1−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]アゼチジン−3−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−32 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(3E)−4−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]ブト−3−エン−2−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−33 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−5−フルオロキナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−34 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)−5−フルオロキナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−35 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[5−フルオロ−2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−36 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[5−フルオロ−2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−37 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{(2E)−3−[5−メチル−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−7−オキソ−8−(プロパン−2−イル)−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−38 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[5−メチル−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−7−オキソ−8−(プロパン−2−イル)−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−39 6−クロロ−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    IV−40 6−クロロ−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    IV−41 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{[5−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)チオフェン−2−イル]メチル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−42 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{[5−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)チオフェン−2−イル]メチル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−43 3−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−44 3−(3,4−ジフルオロベンジル)−1−メチル−N−{(2E)−3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−45 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−46 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−47 N−[(2E)−3−(2−{[4−(アセチルアミノ)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−48 N−[(2E)−3−(2−アミノキナゾリン−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−49 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
    IV−50 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
    IV−51 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    IV−52 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    IV−53 エチル−4−({6−[(1E)−3−({[1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−エン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)ベンゾエート;
    IV−54 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{(2E)−3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−55 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−56 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−[(2E)−3−(キナゾリン−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−57 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−[(2E)−3−(キナゾリン−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−58 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{3−[2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−7−オキソ−8−(プロパン−2−イル)−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−59 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−7−オキソ−8−(プロパン−2−イル)−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−60 N−{3−[8−(2−アミノエチル)−5−メチル−2−{[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−7−オキソ−7.8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−イル]プロプ−2−イン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−61 6−クロロ−4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
    IV−63 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(フェニルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−64 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−(エチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−65 N−{(2E)−3−[2−(シクロプロピルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−66 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{2−[(4−メトキシフェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−67 メチル−2−クロロ−4−({6−[(1E)−3−({[1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−エン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)ベンゾエート;
    IV−68 N−[(2E)−3−(2−アミノキナゾリン−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−69 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−(メチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−70 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(2E)−3−{2−[(4−{[3−(ジメチルアミノ)プロピル]カルバモイル}フェニル)アミノ]キナゾリン−6−イル}プロプ−2−エン−1−イル]−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−71 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−2−メチル−N−{(2E)−3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−72 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[(ジメチルアミノ)メチル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−73 メチル−4−({6−[(1E)−3−({[2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−エン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)ベンゾエート;
    IV−74 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−フルオロ−4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−75 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−76 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−メトキシ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−77 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−メトキシ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−78 N−{(2E)−3−[2−({3−クロロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−79 N−{(2E)−3−[2−({3−クロロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−80 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({3−フルオロ−4−[(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−81 N−[(2E)−3−(2−{[3−クロロ−4−(メチルカルバモイル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−82 N−[(2E)−3−(2−{[3−クロロ−4−(メチルカルバモイル)フェニル]アミノ}キナゾリン−6−イル)プロプ−2−エン−1−イル]−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−83 N−{(2E)−3−[2−({3−クロロ−4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−84 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−N−{(2E)−3−[2−(メチルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−85 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(ピリジン−2−イルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−86 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(ピリジン−2−イルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    IV−87 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(ピリジン−4−イルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    IV−88 メチル−4−({6−[(1E)−3−({[1−(3,4−ジフルオロベンジル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−エン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)−2−メトキシベンゾエート;
    IV−89 メチル−4−({6−[(1E)−3−({[2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−エン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)−2−メトキシベンゾエート;
    IV−90 4−({6−[(1E)−3−({[2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)プロプ−1−エン−1−イル]キナゾリン−2−イル}アミノ)安息香酸
    IV−91 6−クロロ−4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{(2E)−3−[2−({4−[メチル(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]フェニル}アミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
    IV−92 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−2−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(プロパン−2−イルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド;
    IV−93 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−1,5−ジメチル−3−オキソ−N−{(2E)−3−[2−(プロパン−2−イルアミノ)キナゾリン−6−イル]プロプ−2−エン−1−イル}−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    V−1 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−(1H−インドール−2−イル)−4.6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]−3−オキソプロピル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド;
    V−2 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−(1H−インドール−2−イル)−4.6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]−3−オキソプロピル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    V−3 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−(1H−インドール−2−イル)−4.6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]−3−オキソプロピル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド;
    V−4 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−(1H−インドール−2−イル)−4.6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]−3−オキソプロピル}−1,5−ジメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;
    V−5 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−(1H−インドール−2−イル)−4.6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]−3−オキソプロピル}−2−オキソピペリジン−3−カルボキサミド;
    V−6 2−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−({[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]カルボニル}アミノ)−4.6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]−3−オキソプロピル}−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボキサミド;
    V−7 1−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−({[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]カルボニル}アミノ)−4.6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]−3−オキソプロピル}−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−5−カルボキサミド及び
    V−8 4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−{3−[3−({[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]カルボニル}アミノ)−4.6−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピラゾール−5(1H)−イル]−3−オキソプロピル}−3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボキサミド
    の中から選ばれた請求項1記載の化合物。
JP2011517922A 2008-07-16 2009-07-15 新規化学化合物 Pending JP2011528025A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP08160564.4 2008-07-16
EP08160564 2008-07-16
EP09160839.8 2009-05-20
EP09160839 2009-05-20
PCT/EP2009/059112 WO2010007114A2 (en) 2008-07-16 2009-07-15 New chemical compounds

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011528025A JP2011528025A (ja) 2011-11-10
JP2011528025A5 JP2011528025A5 (ja) 2012-09-20
JP2011528025A6 true JP2011528025A6 (ja) 2012-09-27

Family

ID=41401833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011517922A Pending JP2011528025A (ja) 2008-07-16 2009-07-15 新規化学化合物

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20110313156A1 (ja)
EP (1) EP2323986A2 (ja)
JP (1) JP2011528025A (ja)
AR (1) AR072751A1 (ja)
CA (1) CA2729986A1 (ja)
TW (1) TW201006838A (ja)
UY (1) UY31984A (ja)
WO (1) WO2010007114A2 (ja)

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW201011002A (en) * 2008-07-29 2010-03-16 Boehringer Ingelheim Int New compounds
WO2010065384A1 (en) * 2008-12-05 2010-06-10 Merck Sharp & Dohme Corp. Inhibitors of phosphoinositide dependent kinase 1 (pdk1)
US8575203B2 (en) 2010-04-21 2013-11-05 Boehringer Ingelheim International Gmbh Chemical compounds
US8293738B2 (en) 2010-05-12 2012-10-23 Abbott Laboratories Indazole inhibitors of kinase
WO2011144622A1 (en) 2010-05-17 2011-11-24 Boehringer Ingelheim International Gmbh 1h - imidazo [4, 5 - c] quinolines
WO2011156786A2 (en) * 2010-06-10 2011-12-15 Afraxis, Inc. 6-(ethynyl)pyrido[2,3-d]pyrimidin-7(8h)-ones for the treatment of cns disorders
WO2012045195A1 (en) * 2010-10-09 2012-04-12 Abbott Laboratories Pyrrolopyrimidines as fak and alk inhibiters for treatment of cancers and other diseases
DE102010048374A1 (de) * 2010-10-13 2012-04-19 Merck Patent Gmbh Pyrrolidinone als MetAP-2 Inhibitoren
US8940742B2 (en) 2012-04-10 2015-01-27 Infinity Pharmaceuticals, Inc. Heterocyclic compounds and uses thereof
EP2838898B1 (en) 2012-04-20 2017-01-18 Advinus Therapeutics Limited Substituted hetero-bicyclic compounds, compositions and medicinal applications thereof
BR112015010412A2 (pt) 2012-11-08 2017-07-11 Pfizer compostos heteroaromáticos e seu uso como ligantes de dopamina d1
CN103058934A (zh) * 2013-01-07 2013-04-24 盛世泰科生物医药技术(苏州)有限公司 一种5-乙酰基-2,4-二氯嘧啶的合成方法
WO2014175370A1 (ja) * 2013-04-25 2014-10-30 塩野義製薬株式会社 ピロリジン誘導体およびそれらを含有する医薬組成物
WO2015051241A1 (en) 2013-10-04 2015-04-09 Infinity Pharmaceuticals, Inc. Heterocyclic compounds and uses thereof
JP6466924B2 (ja) 2013-10-04 2019-02-06 インフィニティー ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド 複素環式化合物及びその使用
US9775844B2 (en) 2014-03-19 2017-10-03 Infinity Pharmaceuticals, Inc. Heterocyclic compounds and uses thereof
US9708348B2 (en) 2014-10-03 2017-07-18 Infinity Pharmaceuticals, Inc. Trisubstituted bicyclic heterocyclic compounds with kinase activities and uses thereof
WO2017015152A1 (en) 2015-07-17 2017-01-26 Memorial Sloan-Kettering Cancer Center Combination therapy using pdk1 and pi3k inhibitors
CA2998469A1 (en) 2015-09-14 2017-03-23 Infinity Pharmaceuticals, Inc. Solid forms of isoquinolinones, and process of making, composition comprising, and methods of using the same
WO2017161116A1 (en) 2016-03-17 2017-09-21 Infinity Pharmaceuticals, Inc. Isotopologues of isoquinolinone and quinazolinone compounds and uses thereof as pi3k kinase inhibitors
CN107226814A (zh) * 2016-03-23 2017-10-03 罗欣生物科技(上海)有限公司 一种巴瑞克替尼中间体的制备方法
CN105949196B (zh) * 2016-05-18 2018-06-29 南京富润凯德生物医药有限公司 一种mer/flt3双重抑制剂中间体的制备方法
US10919914B2 (en) 2016-06-08 2021-02-16 Infinity Pharmaceuticals, Inc. Heterocyclic compounds and uses thereof
CN113874015B (zh) 2018-12-21 2024-05-24 细胞基因公司 Ripk2的噻吩并吡啶抑制剂
CA3130693A1 (en) 2019-02-19 2020-08-27 Ultima Genomics, Inc. Linkers and methods for optical detection and sequencing
US11807851B1 (en) 2020-02-18 2023-11-07 Ultima Genomics, Inc. Modified polynucleotides and uses thereof
EP4247795A1 (en) 2020-11-18 2023-09-27 Deciphera Pharmaceuticals, LLC Gcn2 and perk kinase inhibitors and methods of use thereof
WO2022243651A1 (fr) * 2021-05-21 2022-11-24 Centre National De La Recherche Scientifique (Cnrs) Nouveaux derives azaindole en tant qu'agents anticancereux
EP4340833A1 (fr) * 2021-05-21 2024-03-27 Centre National de la Recherche Scientifique (CNRS) Nouveaux derives azaindole en tant qu'agents antiviraux
AU2022295990A1 (en) 2021-06-18 2024-01-04 Aligos Therapeutics, Inc. Methods and compositions for targeting pd-l1
TW202345806A (zh) 2022-03-31 2023-12-01 美商艾伯維有限公司 噻唑并〔5,4-b〕吡啶malt-1抑制劑

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
OA11599A (en) * 1998-08-20 2004-08-23 Agouron Pharma Non-peptide GnRH agents, methods and intermediatesfor their preparation.
US7101878B1 (en) * 1998-08-20 2006-09-05 Agouron Pharmaceuticals, Inc. Non-peptide GNRH agents, methods and intermediates for their preparation
JP2005538064A (ja) * 2002-06-13 2005-12-15 ファイザー・インク 非ペプチドGnRH剤、医薬組成物、およびそれらの使用方法
US20050288290A1 (en) * 2004-06-28 2005-12-29 Borzilleri Robert M Fused heterocyclic kinase inhibitors
CN101541783B (zh) * 2006-06-30 2014-10-01 苏尼西斯制药有限公司 吡啶酮基pdk1抑制剂
EP2041132A2 (en) * 2006-07-06 2009-04-01 Boehringer Ingelheim International GmbH New compounds
EP2051966A2 (en) * 2006-08-09 2009-04-29 Pfizer Products Inc. Heterocycles useful as inhibitors of carbonic anhydrase
US8207179B2 (en) * 2007-06-12 2012-06-26 Boehringer Ingelheim International Gmbh Substituted indolines as tyrosine kinase inhibitors
WO2008156726A1 (en) * 2007-06-20 2008-12-24 Merck & Co., Inc. Inhibitors of janus kinases
MX2010009462A (es) * 2008-02-29 2010-09-24 Pfizer Derivados de indazol.
US8163743B2 (en) * 2008-06-05 2012-04-24 GlaxoGroupLimited 4-carboxamide indazole derivatives useful as inhibitors of PI3-kinases
US8658635B2 (en) * 2008-06-05 2014-02-25 Glaxosmithkline Intellectual Property Development Limited Benzpyrazol derivatives as inhibitors of PI3 kinases
US8765743B2 (en) * 2008-06-05 2014-07-01 Glaxosmithkline Intellectual Property Development Limited Compounds

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5612573B2 (ja) 新規化学化合物
JP2011528025A6 (ja) 新規化学化合物
JP2011528025A (ja) 新規化学化合物
JP2011528026A6 (ja) 新規化学化合物
US8653087B2 (en) Pyrido [5, 4-D] pyrimidines as cell proliferation inhibitors
EP2398797B1 (en) Pyrimido[5,4-d]pyrimidine derivatives for the inhibition of tyrosine kinases
US8198308B2 (en) Chemical compounds
EP2350052B1 (en) Antiproliferative compounds
JP5551066B2 (ja) 新規化合物
JP5619762B2 (ja) 異常な細胞増殖の治療のためのptk2−インヒビターとしての2,4−ジアミノピリミジン誘導体
JP2009542604A (ja) 4−ヘテロシクロアルキルピリミジン、それらの調製方法及び医薬としての使用
JP5651110B2 (ja) 新規化合物
AU2010224881A1 (en) Substituted pyrimidines for the treatment of cancer
JP2010529161A (ja) インドリノン誘導体及び癌等の症状を治療する際のそれらの使用