JP2011527927A - 姿勢校正用椅子 - Google Patents

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Abstract

本発明は、底面に位置される支持フレーム;該支持フレームの上側に位置されて、使用者の尻部位を支持して安定的な着席状態ができるようにするシート(Seat);該シートの一側からシート前方上側部に延長されて、使用者の胸部位を支えて使用者の背中筋肉及び脊椎が前方を向けるように弛緩させるチェストレスト(Chest Rest);及び前記シートの後端部に位置されて、使用者の尻部位の後ろ部分と骨盤部位が前方を向けるように押しながら支えて、使用者の腰部位が正常な腰曲線を維持できるようにするバトックレスト(Buttock Rest)を含む姿勢校正用椅子が提供される。

Description

本発明は、椅子に関するものであり、より詳細には、背中支えを無くして椅子に着席した使用者の胸部位を支えて使用者の背中筋肉及び脊椎が前方を向けるように弛緩させて使用者の尻部位が前方を向けるように支えて、正常な腰曲線を維持して使用者のヒジ部位が机と対等な高さを有するように支持して、机での作業時に肩と首の疲れを減少させることができる姿勢校正用椅子に関するものである。
一般に椅子は、着席状態で使用者の尻を支えてくれる座板部と該座板部の背面に立てられて使用者の背中部位を支持する背中支え及び前記座板部と背中支えが地面から一定な高さ程度に離隔された状態に支持されるようにする支持フレームの構成部でなされる。
前記のような椅子は、使用者荷重の大部分が尻及び太もも部と接触する座板部によって支持されて、使用者が背中支えに上体を支えて座ったときには上体大部分の荷重が背中支えによって支持されたりする。勿論、一部アームチェアや背中支えの角度調節が可能な椅子の場合において背中支えを通じてより多い量の荷重が支持されることはあるが、事務用椅子や学生用椅子を含めたほとんどすべての椅子で使用者の体重が座板部によって支持される形態を採っている。
したがって、前記のように椅子に着席中、使用者の体重、特に、上体の荷重が座板部によって支持される場合には、着席状態の時間が経過することによって脊椎に加えられる荷重が増加するようになって、これによって腰が凝るか、または脊椎に障害が発生するようになる問題点がある。
これに、前記のような問題点を解決するための色々な形態の姿勢校正用椅子が開発されているが、そのうちで相当部分が使用者の上体荷重が背中支えを通じて効果的に支持されるようにする背中支え構造の改善に偏っている。
しかし、使用者が椅子に座って仕事をする場合、使用者は、背中支えに自分の上体を完全に寄り掛けた状態を持続的に維持したうちに座っているよりは通常的に上体を背中支えから離した状態で上体を前方へある程度曲げた状態の着席姿勢を取ることが一般的である。
特に、人体の正しい姿勢すなわち、均衡の取れた脊椎は推体の全体的な形状(図3参照、座っている人の脊椎形状のカーブ)が横で見たときS字模様をなさなければならないし、このためには椅子に座るとき、尻は後で深く入れて腰を真っ直ぐに伸ばして背中支えに寄り掛けると良いが、基本的に座板部の背面から背中支えが延長されるために尻を座板部に深く入れることができないし、これによって使用者の腰部位の下端部すなわち、尻部位の骨盤骨に位置された仙椎と腰推が後方を向ける脊柱側弯症が発生するようになる問題点がある。
また、前記のように背中支えに上体を支持した状態で、机などで作業をするためには使用者の腰部位が机を向けて傾くようになって使用者の腰部位と首部位が曲がっていられるようになって、また、机の上の本やコンピューターなどを使用するために腕部位が机に上げられるようになるとき、使用者の肩が正常位置より上がるようになるなどのかめの甲とスッポンの首症状が発生するようになる問題点がある。
また、従来の椅子は通常的に移動の容易さのために支持フレームに移動式輪などが具備されているが、前記輪などは少しの中心移動にも椅子が移動されるために、使用者の姿勢が搖れるようになって正しい姿勢を持続的に維持することができないようにする問題点がある。
本発明の目的は、背中支えを無くして椅子に着席した使用者の胸部位を支えて使用者の背中筋肉及び脊椎が前方を向けるように弛緩させて楽な着席状態を維持するようにできる姿勢校正用椅子を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、使用者の尻部位後方を前に押してくれるように支えて、正常な腰曲線を維持するようにできる姿勢校正用椅子を提供することにある。
また、本発明のまた他の目的は、使用者のヒジ部位が机と対等な高さを有するように支持して、机での作業時に肩と首の疲れを減少させることができる姿勢校正用椅子を提供することにある。
また、本発明のまた他の目的は、支持フレームに移動用輪を具備しなくて、中心移動発生時に椅子の移動による使用者が姿勢変化を防止することができる姿勢校正用椅子を提供することにある。
一方、本発明の目的は、以上で言及した目的に制限されないし、言及されなかった他の目的らは、下の記載から当業者に明確に理解されることができるであろう。
これのために、本発明によれば、底面に位置される支持フレーム;該支持フレームの上側に位置されて、使用者の尻部位を支持して安定的な着席状態ができるようにするシート(Seat);該シートの一側からシートの前方上側部に延長されて使用者の胸部位を支えて使用者の背中筋肉及び脊椎が前方を向けるように弛緩させるチェストレスト(Chest Rest);及び前記シートの後端部に位置されて使用者の尻部位の後ろ部分と骨盤部位が前方を向けるように押しながら支えて、使用者の腰部位が正常な腰曲線を維持するようにするバトックレスト(Buttock Rest)を含む姿勢校正用椅子が提供される。
ここで、前記姿勢校正用椅子は、前記シートの一側からシートの前方上側部に延長されて、使用者のヒジ部位を支えて前記ヒジ部位が机と対等な高さを有するようにするひじ掛け(Elbow Rest)をさらに含むことが望ましい。
また、前記姿勢校正用椅子は、前記シートの一側からシートの前方下側部に延長されて、使用者の足部位を支えて使用者の膝部位が前記シートより高い位置を有するようにして、使用者の腰部位に加えられる荷重の分散と共に腰部位が正常な腰曲線を維持できるようにするフットレスト(Foot Rest) をさらに含むことが望ましい。
本発明によれば、背中支えを無くしてシートの前方に位置されたチェストレストが椅子に着席した使用者の胸部位を支えることで、使用者の背中筋肉及び脊椎が前方を向けるように弛緩させて楽な着席状態を維持するようにできる。
また、シートに着席した使用者の尻部位の後方をバトックレストが前記チェストレストに向けて押してくれるように支えることで、前記チェストレストに向けて上体が傾いた使用者の腰曲線が正常状態を維持するようにできる。
また、ひじ掛けを通じて使用者のヒジ部位が机と対等な高さを有するように支持することで、机での作業時に肩と首の疲れを減少させることができる。
また、支持フレームに移動用輪を具備しないことで、シートに着席した使用者の中心移動発生時、椅子の移動による使用者の姿勢変化を防止することができる。
図1は本発明の望ましい実施例による姿勢校正用椅子を示した斜視図である。 図2は図1の姿勢校正用椅子を示した側面図である。 図3は図1の姿勢校正用椅子に使用者が着席した状態を示した側面図である。 図4は図1の姿勢校正用椅子において使用者の着席によるシートとバトックレストの空気移動を示した図面である。 図5は図1の姿勢校正用椅子使用による使用者の脊椎弛緩状態を従来と比べた図面である。
以下、添付された図面を参照しながら本発明の望ましい実施例に対して詳しく説明する。
図1は、本発明の望ましい実施例による姿勢校正用椅子を示した斜視図であり、図2は、図1の姿勢校正用椅子を示した側面図であり、図3は図1の姿勢校正用椅子に使用者が着席した状態を示した側面図であり、図4は図1の姿勢校正用椅子において使用者の着席によるシートとバトックレストの空気移動を示した図面であり、図5は、図1の姿勢校正用椅子使用による使用者の脊椎弛緩状態を従来と比べた図面である。
図1ないし図5に示されたところのように、本発明の望ましい実施例による姿勢校正用椅子は、底面に椅子が支持されるようにする支持フレーム110、該支持フレーム110の上側に位置されて、使用者の尻部位を支持して安定的な着席状態ができるようにするシート(Seat)120、前記シート120の一側から前方上側部に延長されて、使用者のヒジ部位を支えて前記ヒジ部位が机と対等な高さを有するようにするひじ掛け(Elbow Rest)130、前記ひじ掛け130の上側に位置されて使用者の胸部位を支えて使用者の背中筋肉及び脊椎が前方を向けて弛緩されるようにするチェストレスト(Chest Rest)140、前記シート120の後端部に位置されて、使用者の尻部位と骨盤部位が前方を向けるように押しながら支えて使用者の腰部位が正常な腰曲線を維持できるようにするバトックレスト(Buttock Rest)150及び前記シート120の一側から前方下側部に延長されて、使用者の足部位を支えて使用者の膝部位が前記シート120より高い位置を有するようにして使用者の腰部位に加えられる荷重の分散と共に腰部位が正常な腰曲線を維持できるようにするフットレスト(Foot Rest) 160を含む。
前記支持フレーム110は、前記シート120下側の垂直支柱111を中心に、その上端部がシート120に結合されて、下端部が放射状または屈曲形成された支持間112に連結される。
したがって、前記支持フレーム110によれば、通常の移動用キャスターが具備されないことで、使用者の中心移動によって椅子の位置が可変されて、これによる使用者の姿勢変化を防止することができる。
また、前記支持フレーム110には前記シート120の高さを調節することができる公知の高さ調節手段113が具備されて、前記高さ調節手段113は、前記垂直支柱111をシリンダーとピストンロッドを利用して油圧調節を通じて高さを可変させるか、または前記垂直支柱111内部に公知のギアなどを設置して、前記ギアの回転を通じて高さを可変させて、前記シート120の高さが机よりおおよそ10cm程度の差を維持するようにして、膝の血液循環を円滑にさせるなど使用者の身体に適当な高さで使用可能にできる。
前記シート120は、使用者の尻部位を支持することで、前記支持フレーム110の上側に連結されたベースフレーム121の上端に具備されるエアマット122を含む。
ここで、前記エアマット122は、使用者の尻部位と後膝部位からおおよそ10cm程度離れた太もも部位のみを支持して尻部位が水平面でおおよそ5゜ないし15゜程度下に傾くようにして、使用者の尻が深く位置されるようにして、後述されたチェストレスト140に向けて使用者の上体が傾く場合、使用者の腰部位が前方を向けるようにすることが望ましい。
また、前記エアマット122は、使用者の骨盤部位の回転中心である湾曲半径で弓形の案内溝が内設されて、使用者の安定的な着席が可能にすることができる。
したがって、前記シート120によれば、使用者の安定的な着席ができるようにして、使用者の腰部位が前方を向けるようにして、正常な腰曲線を維持するようにできる。
前記ひじ掛け130は、使用者のヒジ部位を支えて前記ヒジ部位が机と対等な高さを有するようにするためのものであり、前記シート120に使用者の着席動作が邪魔にならないように前記シート120の一側から使用者の腹部位にまで延長される垂直連結棒131と該垂直連結棒131に水平するように連結される水平連結棒132及び前記水平連結棒132に一定間隔に具備された一対のクッション133を含む。
ここで、前記クッション133は、後述されたチェストレスト140に向けて使用者の上体が傾いた状態でヒジ部位に対応される高さに対応される水平連結棒132に使用者の肩広さに具備されて、使用者のヒジ部位が支持されるようにする。
また、前記垂直連結棒131には前記クッション133の高さを調節することができる公知の高さ調節手段134が具備されて、前記高さ調節手段134は、前記垂直連結棒131をシリンダーとピストンロッドを利用して油圧調節を通じて高さを可変させるか、または前記垂直連結棒131内部に公知のギアなどを設置して、前記ギアの回転を通じて高さを可変させて、前記クッション133の高さが使用者のヒジ部位に対応されるようにできる。
また、前記水平連結棒132には、前記クッション133の間隔を調節することができる公知の間隔調節手段135が具備されて、前記間隔調節手段135は、複数個の水平連結棒132が連結部材などによって間隔調節が可能に連結されるようにするか、または前記クッション133の下部を支持した状態で前記水平連結棒132に沿って移動が可能な移動部材などを含む。
したがって、前記ひじ掛け130によれば、従来の椅子でのように前記シート120の上側にアームレスト(Arm Rest)が具備されて、使用者の下腕部位を支持するようにすることに比べて、使用者が机などでの作業時にヒジ部位が机の高さと対応されるように支持された状態で使用者の下腕部位が机に上げられるようになることで、机の上の本やコンピューターなどを使用するために腕部位が机に上げられるとき、使用者の肩が正常位置より上がるようになって、かめの甲とスッポンの首症状などが発生することを防止することができる。
前記チェストレスト140は、使用者の胸部位を支えてシート120に着席した使用者の背中筋肉及び脊椎が前方を向けて弛緩されるようにすることで、前記ひじ掛け130の水平連結棒132の一側から使用者の胸部位に対応される高さで垂直するように延長される連結台141の端部に具備されたエアクッション142を含む。
ここで、前記エアクッション142は、使用者の胸中央部位を支えて前方を向ける使用者の上体を支持する役割を遂行して、手の平程度の大きさを有した方が良いが、長期間使用時に使用者が胸部位に圧迫によって息苦しさを感じるようになることを防止するために多様な大きさとボリューム感を有することができる。
また、前記連結台141には、前記エアクッション142の高さを調節することができる高さ調節手段143が具備されて、前記高さ調節手段143は、前記複数個の連結台141が連結部材などによって高さ調節が可能に連結されるようにするか、または前記エアクッション142を支持した状態で前記連結台141に沿って移動が可能な移動部材などを含む。
したがって、前記チェストレスト140によれば、背中支えが具備されない状態でシート120に着席した使用者の上体が前方を向けるときに使用者の胸部位を支えて、使用者の腰部位、すなわち、背中筋肉と脊椎が前方を向けて弛緩されるようにして、持続的に正常姿勢を維持しながら着席されるようにできる。
前記バトックレスト150は、使用者の尻部位の後ろ部分と骨盤部位が前方を向けるように押しながら支えて、使用者の腰部位が正常な腰曲線を維持できるようにすることで、前記シート120の後端部から使用者の骨盤高さに設置されるエアクッションバック151を含む。
ここで、前記エアクッションバック151は、前記シート120の底面から20cm程度高さで設置されて、骨盤部位の下側部が腰部位の上側部より広い面積を有して、より望ましくは、使用者がシート120に着席時に前記シート120のエアマット122から移動される空気によって突き出される。このために、前記シート120のエアマット122と前記エアクッションバック151は一体に形成されて、内部に使用者の着席時にエアマット122の空気がエアクッションバック151に移動されるようにして、使用者の着席解除時にエアクッションバック151の空気がエアマット122に移動されるようにするエア流路(図示せず)が具備された方が良い。
したがって、前記バトックレスト150によれば、前記チェストレスト140に向けて使用者の上体が傾く場合、使用者の尻の後ろ部分が前方を向けるようにして、使用者が正常な腰曲線を維持するようにして、使用者の脊柱後弯症(Kyphotic Lumbar Spine) を予防することができる。
前記フットレスト160は、使用者の足部位を支えて使用者の膝部位が前記シート120より高い位置を有するようにするためのものであり、前記シート120の一側から前方下側部に延長される支持棒161の一端部に具備された足場162を含む。
ここで、前記足場162は、使用者の足部位を支持して使用者の腰部位に加えられる荷重を分散させる。
また、前記支持棒161には前記足場162の高さを調節することができる高さ調節手段163が具備されて、前記高さ調節手段163は前記複数個の支持棒161が連結部材などによって高さ調節が可能に連結されるようにするか、または前記足場162を支持した状態で前記支持棒161に沿って移動が可能な移動部材などを含む。より望ましくは、前記高さ調節手段163による足場162の高さ調節時に前記足場162の位置が前後方に移動されるようにした方が良くて、このために前記支持棒161は、前記シート120のベースフレーム121から前方を向けてラウンドになるか、または屈曲を有した方が良い。
したがって、前記フットレスト160によれば、前記チェストレスト140に向けて使用者の上体が傾く場合、使用者の足部位を支えて使用者の膝部位が前記シート120より高い位置を有するようにして、使用者の腰部位に加えられる荷重の分散と共に腰部位が正常な腰曲線を維持するようにできる。
一方、本発明の望ましい実施例は、前記チェストレスト140の連結台141がひじ掛け130の水平連結棒132に垂直するように連結されるようにしているが、前記連結台141はシート120のベースフレーム121から直接使用者の胸部位にエアクッション142が対応される位置を有するように連結されても構わなくて、反対に前記連結台141に前記水平連結棒132が水平するように連結されるようにしても良い。すなわち、前記チェストレスト140とひじ掛け130の位置は、使用者の着席と腕の動きを邪魔しない範囲内で多様に構成されることが望ましい。
また、前記支持フレーム110、ひじ掛け130、チェストレスト140及びフットレスト160に具備される高さ(間隔)調節手段113、134、135、143、163らは、棒形状のバーの長さを可変させるすべての公知の構成なら、いずれでも選択的に取ることができることが望ましい。
以下、本発明の望ましい実施例による姿勢校正用椅子の作用と効果に対して説明する。
先ず、支持フレーム110、ひじ掛け130、チェストレスト140及びフットレスト160に具備される高さ(間隔)調節手段113、134、135、143、163らを通じてシート120を含めたすべての構成部らが使用者の身体に合うように調節される。
以後、前記シート120のエアマット122に使用者が着席するようになれば、前記エアマット122の空気が前記エアマット122に延長されたバトックレスト150のエアクッションバック151に移動するようになって、エアクッションバック151が使用者の尻部位と骨盤部位に対応されるように突き出されるようになる。
以後、前記チェストレスト140のエアクッション142に使用者の胸部位が接触されるように使用者が上体を傾けるようになれば、使用者の腰部位、すなわち、背中筋肉と脊椎が前方を向けて弛緩されるようになって、このとき、前記エアクッションバック151によって使用者の尻後ろ部分が前方を向けるようになって、使用者の正常な腰曲線が維持されるようになる。
以後、前記ひじ掛け130のクッション133に使用者のヒジ部位が机の高さと対応されるように支持されるようになって、前記フットレスト160の足場162に使用者の足部位が支持されるようになる。
したがって本発明によれば、背中支えを無くしてチェストレスト140が椅子に着席した使用者の胸部位を支えることで、使用者の背中筋肉及び脊椎が前方を向けるように弛緩させて、楽な着席状態を維持するようにできる。
また、前記シート120に着席した使用者の尻部位の後方をバトックレスト150が前に押してくれるように支えることで、前記チェストレスト140に向けて上体が傾いた使用者の腰曲線が正常状態を維持するようにできる。
また、前記ひじ掛け130を通じて使用者のヒジ部位が机と対等な高さを有するように支持することで、机での作業時に肩と首の疲れを減少させることができる。
また、前記支持フレーム110に移動用輪を具備しないことで、シート120に着席した使用者の中心移動発生時に椅子の移動による使用者が姿勢変化を防止することができる。
以上添付された図面を参照して本発明の望ましい実施例を説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者は、本発明の技術的思想や必須な特徴を脱しない範囲内でいろいろに置き換え、変形及び変更が可能であるので、他の具体的な形態で実施されることができるということを理解することができるであろう。だから、以上で記述した実施例らは、すべての面で例示的なもので限定的ではないものとして理解しなければならない。
本発明によれば、背中支えを無くしてシートの前方に位置されたチェストレストが椅子に着席した使用者の胸部位を支えることで、使用者の背中筋肉及び脊椎が前方を向けるように弛緩させて楽な着席状態を維持するようにできる。
また、シートに着席した使用者の尻部位の後方をバトックレストが前記チェストレストに向けて押してくれるように支えることで、前記チェストレストに向けて上体が傾いた使用者の腰曲線が正常状態を維持するようにできる。
また、ひじ掛けを通じて使用者のヒジ部位が机と対等な高さを有するように支持することで、机での作業時に肩と首の疲れを減少させることができる。
また、支持フレームに移動用輪を具備しないことで、シートに着席した使用者の中心移動発生時に椅子の移動による使用者の姿勢変化を防止することができる。

Claims (9)

  1. 底面に位置される支持フレーム110;
    前記支持フレーム110の上側に位置されて使用者の尻部位を支持するシート(Seat)120;
    前記シート120の一側からシート120の前方上側部に延長されて、使用者の胸部位を支えて使用者の背中筋肉及び脊椎が前方を向けて弛緩されるようにするチェストレスト(Chest Rest)140;及び
    前記シート120の後端部に位置されて、使用者の尻部位の後ろ部分と骨盤部位が前方を向けるように押しながら支えて、使用者の腰部位が正常な腰曲線を維持できるようにするバトックレスト(Buttock Rest)150を含むことを特徴とする姿勢校正用椅子。
  2. 前記シート120の一側からシート120の前方上側部に延長されて、使用者のヒジ部位を支えて前記ヒジ部位が机と対等な高さを有するようにするひじ掛け(Elbow Rest)130をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の姿勢校正用椅子。
  3. 前記シート120の一側からシート120の前方下側部に延長されて、使用者の足部位を支えて使用者の膝部位が前記シート120より高い位置を有するようにして、使用者の腰部位に加えられる荷重の分散と共に腰部位が正常な腰曲線を維持できるようにするフットレスト(Foot Rest) 160をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の姿勢校正用椅子。
  4. 前記シート120は、
    前記支持フレーム110の上側に連結されたベースフレーム121の上端に具備されるエアマット122を含んで、
    前記エアマット122は、使用者の尻部位と後膝部位からおおよそ10cm程度離れた太もも部位のみを支持して、尻部位が水平面でおおよそ5゜ないし15゜程度下に傾くようにすることを特徴とする請求項1に記載の姿勢校正用椅子。
  5. 前記チェストレスト140は、
    前記支持フレーム110のベースフレーム111の一側から使用者の胸部位に対応される高さに垂直するように延長される連結台141の端部に具備されたエアクッション142を含むことを特徴とする請求項4に記載の姿勢校正用椅子。
  6. 前記バトックレスト150は、前記シート120の後端部から使用者の骨盤高さに設置されるエアクッションバック151を含んで、
    前記エアクッションバック151は、前記シート120の底面から20cm程度高さで設置されて、骨盤部位の下側部が腰部位の上側部より広い面積を有することを特徴とする請求項4に記載の姿勢校正用椅子。
  7. 前記エアクッションバック151は、前記シート120に使用者の着席時に前記シート120のエアマット122から移動される空気によって突き出されることを特徴とする請求項6に記載の姿勢校正用椅子。
  8. 前記ひじ掛け130は、前記シート120に使用者の着席動作が邪魔にならないように前記シート120の一側から使用者の腹部位にまで延長される垂直連結棒131と該垂直連結棒131に水平するように連結される水平連結棒132及び前記水平連結棒132に一定間隔に具備された一対のクッション133を含むことを特徴とする請求項2に記載の姿勢校正用椅子。
  9. 前記フットレスト160は、
    前記シート120の一側から前方下側部に延長される支持棒151の一端部に具備された足場162を含むことを特徴とする請求項3に記載の姿勢校正用椅子。
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