JP2020074874A - 椅子 - Google Patents

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祐介 井関
Yusuke Izeki
祐介 井関
榊原 学
Manabu Sakakibara
学 榊原
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Abstract

【課題】骨盤を立てて背筋を伸ばした正しい姿勢で座れるとともに、すねが痛くならないような椅子を提供する。【解決手段】本発明に係る椅子100は、尻が接触する着座部10と、すねが接触するすね当て部20と、前記着座部10と前記すね当て部20とを支持する椅子本体部50と、足の裏を載置する足載せ部30とから構成されている。着座部10の上面10aは、水平方向92に対して傾斜している。足載せ部0は、椅子本体部50によって支持されている。着座部10は、椅子本体部50を基準にして高さを変更可能な構成をしている。そして、すね当て部20は、椅子本体部50を基準にして位置を変更可能な構成をしている。【選択図】図4

Description

本発明は、椅子に関する。特に、背筋の伸びた正しい姿勢で座れる椅子に関する。
一般に、伝統的な椅子の概念によれば、着座姿勢は、両足を床面に着地させ、両脚をほぼ90°に曲げた状態で要部を椅子の着座部に載置させ、上半身をほぼ垂直に保つ姿勢である。しかしながら、このような着座姿勢では、例えば、机に向かって諸作業をする際、自ずと上半身が机の方へ曲がり、従って脊髄が曲げられ、結果として内臓が圧迫され、疲労しやすいという傾向がある。そこで、着座して諸作業する際に、上半身が前屈みにならないように工夫された所謂バランスチェアが提案されている(例えば、特許文献1、2など参照)。
特開平10−52333号公報 特開2014−124503号公報
本願発明者は、伝統的な椅子および所謂バランスチェアについて再度検討を行った。図1は、伝統的な椅子1000に使用者500が座っている様子を示す図である。また、図2は、典型的なバランスチェア2000に使用者500が座っている様子を示す図である。
まず、図1に示すような伝統的な椅子1000は、使用者500の尻(または、尻を含む腰部)を支持する着座部1100と、使用者500の背中を支持する背もたれ部1200と、着座部1100から下に延びた脚部1400と、脚部1400を支える土台部1500とから構成されている。着座部1100と背もたれ部1200とはパイプ部材1300で接続されている。また、土台部1500は、接地部(例えば、ローラ)1550を介して床に接触している。
図1に示した伝統的な椅子1000の場合、使用者500が机1900の方に前屈みになると、体幹が前傾するために姿勢が悪くなり、それゆえに、腰へ負担がかかりやすい。具体的には、立っている時の腰椎への負担を100%としたとき、膝と腰の角度が90°の場合は140%の負担がかかり、そして、前のめりになっている場合(80°の角度の場合)は190%の負担がかかっている。
次に、図2に示すようなバランスチェア2000は、使用者500の尻(または、尻を含む腰部)を支持する着座部(座面)2100と、着座部2100の前方に配置された膝当部2200と、着座部2100と膝当部2200とをそれぞれ所定の高さに保持する支持部2300とから構成されている。支持部2300の一部は、床に接触する接地部2500となっている。また、着座部(座面)2100は前傾している。
図2に示したバランスチェア2000の場合、着座部(座面)2100が前傾しているので、腰椎と大腿骨の角度を大きくとれるので、立位に近い角度で座れ、姿勢を正しく出来、腰への負担を減らすのに有効である。しかしながら、着座部(座面)2100が前傾していると、体重が斜め下方に移動するために(矢印2700の荷重方向)、この荷重を支える力(矢印2800)が必要となる。そして、図2に示したバランスチェア2000では膝当部2200が荷重(矢印2700)を支えているが、長時間の使用により、荷重のかかる膝が痛くなる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、骨盤を立てて背筋を伸ばした正しい姿勢で座れるとともに、すねが痛くならないような椅子を提供することにある。
本発明に係る椅子は、尻が接触する着座部と、すねが接触するすね当て部と、前記着座部と前記すね当て部とを支持する椅子本体部と、足の裏を載置する足載せ部とを備えている。前記着座部の上面は、水平方向に対して傾斜している。前記足載せ部は、前記椅子本体部によって支持されている。前記着座部は、前記椅子本体部を基準にして高さを変更可能な構成をしている。前記すね当て部は、前記椅子本体部を基準にして位置を変更可能な構成をしている。
ある好適な実施形態において、前記椅子本体部には、前記着座部を収納する座面溝が形成されている。前記椅子本体部には、前記すね当て部を収納するすね当て溝が形成されている。前記座面溝は、前記椅子本体部において前記高さが異なる箇所に複数形成されている。前記すね当て溝は、前記椅子本体部において前記位置が異なる箇所に複数形成されている。
ある好適な実施形態において、前記足載せ部は、前記椅子本体部を基準にして高さを変更可能な構成をしている。
ある好適な実施形態において、前記椅子本体部には、前記足載せ部を収納する足載せ溝が形成されている。前記足載せ溝は、前記椅子本体部において前記高さが異なる箇所に複数形成されている
ある好適な実施形態において、前記椅子本体部は、前記着座部および前記すね当て部を挟むような一対の板状部材から構成されている。前記一対の板状部材は、連結棒状部材によって接続されている。
ある好適な実施形態において、前記着座部には、前記高さを調整する第1ガスシリンダーが接続されている。前記すね当て部には、前記位置を調整する第2ガスシリンダーが接続されている。
ある好適な実施形態において、前記足載せ部は、棒状部材から構成されている。
ある好適な実施形態において、前記足載せ部は、前記足載せ部を固定する足載せ固定部材によって支持されている。前記足載せ固定部材には、前記足載せ部を構成する前記棒状部材を収納する足載せ開口部が複数形成されている。
ある好適な実施形態において、前記椅子本体部は、前記第1ガスシリンダーおよび前記第2ガスシリンダーを固定する固定部材である。
ある好適な実施形態において、前記椅子には、前記人の背中を支える背もたれ部は形成されていない。前記着座部は、前記すね当て部の方に向かって下方するように傾斜している。
本発明の椅子によれば、着座部とすね当て部と足載せ部とを備えているので、着座部の上面が傾斜している構成において、座った時にかかる荷重を、すね当て部と足載せ部の複数箇所に分散することができる。その結果、骨盤を立てて背筋を伸ばした正しい姿勢で座れるとともに、すねが痛くならないような椅子を実現することができる。すなわち、長時間の使用でのすねの痛みを緩和するができることから、長く座っても正しい姿勢を保つことができ、すねが痛くならず、疲れない椅子を実現することができる。
伝統的な椅子1000に使用者500が座っている様子を示す図である。 典型的なバランスチェア2000に使用者500が座っている様子を示す図である。 本願発明者が検討した椅子90の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る椅子100の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る椅子100の構成を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る椅子100の構成を示す断面図である。 椅子100に使用者200が座っている様子を示す図である。 椅子100の座面10の高さ(位置)を調整する様子を示す図である。 椅子100のすね当て部20の位置を調整する様子を示す図である。 椅子100の足載せ部30の高さ(位置)を調整する様子を示す図である。 (a)および(b)は、それぞれ、椅子100に使用者200が座っている様子を示す図(断面模式図)である。 本発明の実施形態に係る椅子100の改変例を示す側面図である。 典型的なバランスチェアに使用者が座った時の試験結果(圧力)を示すグラフである。 椅子100に使用者が座った時の試験結果(圧力)を示すグラフである。 椅子100の改変例に使用者200が座っている様子を示す斜視図である。 椅子100の改変例の構成を示す斜視図である。 椅子100の改変例の構成を示す斜視図である。
本発明の実施形態の詳細を説明する前に、本発明に係る椅子が生まれた経緯およびコンセプトについて図3を参照しながら説明する。図3は、着座部(座面)110およびすね当て部120とを含む椅子90の構成を模式的に説明する図であり、そして、使用者(ユーザ)500が椅子90に座った様子を示している。
椅子90の構成の場合、着座部(座面)110が前傾していることから、座った時に荷重(矢印170)が加わる。そして、本願発明者は、その荷重(矢印170)により、すね当て部120ですねが痛くなることを防止するために、座面110の角度を調整することで、すね当て部120を取り外せないかを検討した。座面に傾斜角度を設けたところ、時間の経過とともに滑り落ちていき、座り直す必要が生じた。座面の傾斜角度の更なる最適化も検討したが、使用者(ユーザ)500の個人差(体格など)もあるため、すね当て部120を取り除くことは中止した。そして、座った時に荷重(矢印170)に対する耐荷重を、すね当て部120での反力(矢印180の耐荷重)だけでなく、足の裏に位置する面(130)の反力(矢印190の耐荷重)も利用して、複数(2箇所)に分散することで、すね当て部120のすねに加わる圧力を軽減するコンセプトを打ち出した。すなわち、荷重(矢印170)に対する耐荷重を2箇所に分散して(矢印180、190)、それにより、長時間の使用での痛みを緩和することにした。具体的には、すね当て部120の角度はなるべく立てるようにして(垂直(鉛直)に近い角度にして)、すねに加わる圧力をなるべく軽減するようにした。また、すね当て部(すねパッド)120の形状は、なるべく、足(足の裏)を乗せにくいものにすることで、すね板に足を載せて座るという誤った使用を防止することができる。
加えて、使用者(ユーザ)500が子供の場合、成長によって、椅子90の構成が変化していく。それゆえに、使用者(ユーザ)500の体格が変化しても(または、体格が違う使用者が座っても)、それに対応できる椅子を構築できることが好ましい。
本願発明者は、上述した考察・知見・コンセプトなどに基づいて、本発明に係る椅子を創出した。以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態を説明する。以下の図面においては、説明の簡潔化のために、同じ作用を奏する部材、部位には同じ符号を付し、重複する説明は省略または簡略化することがある。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚さ等)は、必ずしも実際の寸法関係を正確に反映していない場合がある。また、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の実施に必要な事項は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本発明は、本明細書及び図面によって開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。加えて、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図4は、本発明の実施形態に係る椅子100の構成を示す斜視図である。また、図5は、本実施形態の椅子100の側面構成を示している。そして、図6は、図5に示した椅子100の構成を模式的に示す断面図である。図4等における矢印91は鉛直方向(上下方向)を示しており、矢印92は、鉛直方向91に直角である水平方向92を示している。また、矢印93および矢印94は、それぞれ、椅子100の前方方向および後方方向を示している。
図4に示すように、本実施形態に係る椅子100は、人が座る椅子であり、人の背中を支える背もたれ部は形成されていないものである。本実施形態の椅子100は、尻が接触する着座部(座面)10と、すねが接触するすね当て部(すねパッド)20と、着座部10とすね当て部20とを支持する椅子本体部(ボディ)50と、足の裏を載置する足載せ部30とから構成されている。本実施形態の構成において、着座部10の上面10aは、水平方向92に対して傾斜している。足載せ部30は、椅子本体部50によって支持されている。本実施形態の足載せ部30は、板状形状を有している。
本実施形態の構成において、着座部10は、椅子本体部50を基準にして高さを変更可能な構成をしている。そして、すね当て部20は、椅子本体部50を基準にして位置を変更可能な構成をしている。また、椅子本体部50は、一対の板状部材から構成されており、そして、一対の板状部材(50)は、着座部10およびすね当て部20を挟むようにして、連結棒状部材53によって接続されている。加えて、足載せ部30も、一対の板状部材(50)によって挟むように配置されている。
本実施形態の構成では、椅子本体部50には、着座部10を収納する座面溝61が形成されている。図示した例では、椅子本体部50の内面において、複数の座面溝61が、高さが異なる箇所に平行して形成されている。そして、着座部10の高さは、差し込む座面溝61の位置(高さ位置)を変更することで、調整することができる。
また、椅子本体部50には、すね当て部20を収納するすね当て溝62が形成されている。図示した例では、椅子本体部50の内面において、複数のすね当て溝62が、位置が異なる箇所に平行して形成されている。そして、すね当て部20の位置は、差し込むすね当て溝62の位置を変更することで、調整することができる。言い換えると、着座部10とすね当て部20との距離を変更(調節)することができる。
さらに、足載せ部30は、椅子本体部50を基準にして高さを変更可能な構成をしている。図示した例では、椅子本体部50において、足載せ部30を収納する足載せ溝63が形成されている。そして、複数の足載せ溝63は、椅子本体部50の内面において高さが異なる箇所に平行して形成されている。本実施形態の構成例では、足載せ部30の高さ(位置)は、差し込む足載せ溝63の高さ(位置)を変更することで、調整することができる。なお、人が座った時。足載せ部30の上面(接触表面)30aには、人(ユーザ)の足の裏が置かれることになる。
図5に示すように、着座部10は、前方方向93に向かって(または、すね当て部20の方に向かって)下方するように傾斜している。着座部10の上面10a(座面表面)と水平線92との間の角度θは、例えば、20°(±15°)であるが、当該角度θは、要求される椅子の特性(例えば、座り心地、負荷の分散の条件など)にあわせて適宜好適なものを採用することができる。
本実施形態の着座部10は、椅子として座り心地のよいシート材料(布、クッション材料など)から構成されている。着座部10は、座面接続部材(ここでは、板状部材)12に接合されている。そして、図6に示すように、着座部10は、結合部材(ネジ、ビスなど)13によって座面接続部材12に接続されている。そして、着座部10は、座面接続部材(板状部材)12を、複数ある座面溝61の一つに挿入されることによって、椅子本体部50に固定されている。
本実施形態のすね当て部20は、クッションとして適切なシート材料(布、弾性体、スポンジ、または、クッション材料など)から構成されている。すね当て部20は、すね当て接続部材(ここでは、板状部材)22に接合されている。そして、すね当て部20は、結合部材(ネジ、ビスなど)23によって、すね当て接続部材(板状部材)22に接続されている。そして、すね当て部20は、すね当て接続部材(板状部材)22を、複数あるすね当て溝62の一つに挿入されることによって、椅子本体部50に固定されている。
すね当て部20は、鉛直方向(91)に沿ったものよりかは、負荷を適切に受けやすいように、鉛直方向(91)を基準に前方(93)に傾斜していることが好ましい。図示した例では、すね当て接続部材(板状部材)22の平面を基準にして、鉛直方向91から20°(±10°)の角度傾斜されるようにしている。言い換えると、すね当て接続部材(板状部材)22の平面は、水平方向(水平線)92から、90°ではなく、70°(±10°)立つように配置されている。ただし、当該角度は、要求される椅子の特性(例えば、座り心地、負荷の分散の条件など)にあわせて適宜好適なものを採用することができる。また、図示したすね当て部20の表面(すね接触面)20aは、曲面のものを採用しているが、平面のものを採用してもよい。さらに、着座部10の上面10a(座面表面)は、平面のものを採用しているが、座り心地のよい曲面のものを採用することも可能である。
また、本実施形態の構成例では、足載せ部(板状部材)30は、水平方向92に延ばすよりかは、上方に傾斜するように延ばしている。図示した例では、足載せ部30の上面30aと水平方向92との間の角度は、例えば、20°(±15°)であるが、当該角度は、要求される椅子の特性(例えば、座り心地、負荷の分散の条件など)にあわせて適宜好適なものを採用することができる。例えば、足載せ部30の上面30aと水平方向92との間の角度は、5°(±3°)のような水平に近い角度にすることができる。5°のような水平に近い傾斜にすると、足載せ部30で立ったときでも、足が滑りにくくなるという利点がある。また、本構成例では、着座部10と水平方向92との傾斜角度θ(例えば、30°)よりも、足載せ部30と水平方向92との傾斜角度は、小さい角度(例えば、20°、または、5°)になるようにしている。このような角度の関係にすると、長時間の座り心地の良さを持続しやすいが、要求される椅子の特性にあわせて適宜好適なものを採用することができる。また、足の長い人の場合、足載せ部30を取り外して使用してもよい。
本実施形態の構成では、椅子本体部50を含む大半の部材は、木材から構成されている。具体的には、本実施形態の椅子100は、着座部10およびすね当て部20に含まれるクッション材料(または、シート部材)、ビス・ネジなどの金属接合部材を除いて、木材から構築されている。木材で構築することにより、軽くて、安価なものを作ることができる。また、木材を使用することにより、自然のぬくもりのある椅子にすることができ、特に、子供用(幼児・児童用)椅子にとって好ましい。もちろん、木材以外の材料(例えば、金属、プラスチックなどの材料)で椅子100を構築することも可能であるし、木材、金属、及び/又は、プラスチック(または、ガラス)の複合の材料から椅子100を構築することも可能である。
図4に示した例では、椅子本体部50の底面が、地面(床)に接するような構成にしているが、図5に示すように、椅子本体部50の底面に接地部材(ストッパなど)70を設けてもよい。さらには、接地部材70をローラにすることで、椅子100を移動(ローラの回転移動)させるようにすることも可能である。
本実施形態の構成において、椅子本体部50を構成する一対の板状部材は、それぞれ、一枚板(木製の板)である。椅子本体部50は、着座部10を支持する着座支持部位(後方部位)51aと、すね当て部20を支持するすね当て支持部位(前方部位)51cと、両者(51a、51c)を連結する連結部位51bとを含んでいる。図示した構成例では、着座支持部位(後方部位)51aの内面(対向する面)において、座面溝61が複数本(ここでは、3本以上、例えば5本)形成されている。また、すね当て支持部位(前方部位)51cの内面(対向する面)において、すね当て溝62が複数本(ここでは、3本以上、例えば4本)形成されている。加えて、図示した例では、すね当て支持部位(前方部位)51cの内面(対向する面)において、足載せ溝63が複数本(ここでは、3本以上、例えば5本)形成されている。この溝(61、62、63)の数に応じて、多段階に高さ(または位置)を調整することが可能である。
椅子本体部50を構成する一対の板状部材を連結する連結棒状部材53は、例えば、ロッド部材(ここでは、円柱部材)である。図示した例では、連結棒状部材53の端部52は、椅子本体部50の外側に位置しているが、連結棒状部材53の端部が、椅子本体部50の内側(または内部)に位置するような構成にしてもよい。図示した例では、着座支持部位(後方部位)51aに対応して連結棒状部材53a(端部52a)が配置されている。また、すね当て支持部位(前方部位)51cに対応して連結棒状部材53c(端部52c)が配置されている。そして、連結部位51b(または、その近傍)に対応して連結棒状部材53b(端部52b)が配置されている。なお、連結棒状部材53(53a〜53c)の配置は、この構成例に限らず、他の構成を採用しても構わない。連結棒状部材53はロッド部材に限らず、他の部材(板状部材など)を使用してもよい。
椅子100(または椅子本体部50)には、人(ユーザ)の足を配置する開口領域(空間)55が設けられている。図示した例では、椅子本体部50に切り欠き部56が形成されており、この切り欠き部56から開口領域(空間)55に入ることができる。本実施形態では、切り欠き部56は、U字形状をしているが、他の形状であっても構わない。
本実施形態の構成において、椅子100の寸法を例示的に示す。椅子本体部50の上部までの高さ(着座部10までの高さ)は、約400mm〜約600mm(例えば、530mm)である。すね当て部20の上部までの高さは、約430mm〜約500mm(例えば、約450mm)である。着座部10の前方端部とすね当て部20の接触面との間の距離(隙間)は、約120mm〜約210mm(例えば、160mm)である。これらの寸法は例示であり、実際の椅子100の各部位の寸法は、要求される椅子の特性にあわせて適宜好適なものを採用することができる。
図7は、本実施形態の椅子100に人(使用者)200が座った様子を示している。本実施形態の椅子100に座ると、使用者200の尻(尻を含む腰部)210が着座部10に接触し、すね220がすね当て部20に接触する。本実施形態の構成例では、膝は、すね当て部20に当たらないようにしているが、膝をすね当て部20に当てて座ってもよいし、膝にすね当て部20が当たるような構成にしてもよい。使用者200の足(足の裏)230は、足載せ部30(30a)に接触する。このように三点で支持されるようにすると、使用者200の胴部250および頭部260は上の方に真っ直ぐのびて姿勢が良くなる。それとともに、座った時の負荷が分散して、すねの痛みを緩和でき、その結果、長く座っても疲れないようにすることができる。さらに説明すると、図3で説明したように、負荷170を、二つの方向(180、190)の力で分散して支えることができるので、すね当てにかかる荷重が軽減されて、長く座っても疲れないようにすることができる。
図8は、本実施形態における椅子100の着座部10の高さを変える様子を示している。図8に示すように、所定の高さになるように着座部10を座面溝61の一つに挿入すると(矢印71)、着座部10の高さ調整および取付(固定)が完了する。このように簡便に(そして短時間で)、着座部10の高さ調整および取付(固定)を行うことができるので便利である。また、簡単な構造で着座部10の高さ調整(及び固定)を行うことができるので、製造コストも安くすることができるとともに、故障などが起きにくいという技術的な利点がある。
図9は、本実施形態における椅子100のすね当て部20の位置を変える様子を示している。図9に示すように、所定の位置になるようにすね当て部20をすね当て溝62の一つに挿入すると(矢印72)、すね当て部20の位置の調整および取付(固定)が完了する。着座部10のときと同様に、この構成によれば、簡便に(そして短時間で)、すね当て部20の位置調整および取付(固定)を行うことができるので便利である。また、簡単な構造で、すね当て部20の位置調整(及び固定)を行うことができるので、製造コストも安くすることができるとともに、故障などが起きにくいという技術的な利点がある。
図10は、本実施形態における椅子100の足載せ部30の高さ(位置)を変える様子を示している。図10に示すように、所定の高さ(位置)になるように足載せ部30を足載せ溝63の一つに挿入すると(矢印73)、足載せ部30の高さ(位置)の調整および取付(固定)が完了する。着座部10等のときと同様に、この構成によれば、簡便に(そして短時間で)、足載せ部30の高さ(位置)の調整および取付(固定)を行うことができるので便利である。また、簡単な構造で、足載せ部30の高さ調整(及び固定)を行うことができるので、製造コストも安くすることができるとともに、故障などが起きにくいという技術的な利点がある。
図11(a)および(b)は、本実施形態の椅子100に使用者200が座った様子を示している。使用者200は、天板191と支持部192とを備えた机190の前に座っている。図11(a)は、椅子100における着座部10を一番上にセットし、すね当て部20を一番後ろ側にセットし、足載せ部30を一番上にセットして、その椅子100に座っている様子を示している。図11(b)は、図11(a)のセットした位置から変更した様子を示している。
図11(a)および(b)に示すように、着座部10、すね当て部20、足載せ部30の高さ・位置を(簡便に)調整することができるので、いろいろな体格の使用者200でも、同様に骨盤を立て、背筋を伸ばした正しい姿勢で座ることができ、すね当ても痛くならず、長時間疲れずに座ることができる。また、子供の使用者200が成長して、その子供が大きくなったとしても、椅子を買い換えることなく、本実施形態の椅子100の高さ・位置を調整することで、ずっと使い続けることができて便利である。
図12は、図5に示した椅子100の構造の改変例を示している。図12に示した椅子100は、図5に示した構造における連結棒状部材53bの端部52bの位置が異なる。具体的には、図5に示した構造のものよりも、図12に示した構造では、連結棒状部材53bの端部52bは後方に位置している。また、図12に示した構造では、図6に示した足載せ溝63の形状を変更している。図6に示した足載せ溝63は同じ深さ(高さ)の溝(単純なスリット構造)を有していたが、図12に示した足載せ溝63は、略三角形(二等辺三角形のような形状)の部位63aと、入り口部63bとから構成されている。この足載せ溝63の構造では、足載せ部30を差し込んでから落とし込む仕様になっており、この構造により、足載せ部30の抜け落ちを防止することができる。また、このセットされた状態の足載せ部30の傾斜角度は、水平方向から約5°である。他にも、足載せ溝63の形状(構造)は、適宜好適なものに変更することは可能である。
以上説明したように、本実施形態の椅子100によれば、着座部10とすね当て部20と足載せ部30とを備えているので、着座部10の上面10aが傾斜(角度θ)している構成において、座った時にかかる荷重(図3の矢印170)を、すね当て部20と足載せ部30の複数箇所に分散することができる(図3の矢印180、矢印190の反力を参照)。その結果、長時間の使用でのすねの痛みを緩和するができることから、長く座っても疲れない椅子を実現することができる。
また、本実施形態の構成によれば、着座部10、すね当て部20、足載せ部30の高さ・位置を調整することができるので、使用者200にあわせた最適な組み合わせの椅子(長時間疲れない椅子)を構築することができる。この高さ・位置の調整は、上述した溝(61、62、63)を用いることで簡便に行うことができる。
<実施例>
次に、典型的なバランスチェアの座り心地、および、本実施形態の椅子100の座り心地について試験した結果を、それぞれ、図13および図14に示す。図13および図14は、椅子に座った状態の圧力を測定して、その結果をグラフにしたものである。被験者は、女性(身長161cm、体重51kg)である。
図13(比較例)におけるグラフ101およびグラフ102は、それぞれ、座面2100、膝当部2200の圧力結果を示している。圧力結果は、加圧部分における圧力範囲(単位:kPa)ごとの枠数、割合(%)であり、それを以下に示す。なお、0kPaの枠のものは含まない。
(1)0.6未満(単位:kPa)・・・8(枠数)、0.6(%)
(2)0.6以上1.0未満・・・・・47(枠数)、3.3(%)
(3)1.0以上3.5未満・・・・375(枠数)、26.2(%)
(4)3.5以上6.0未満・・・・620(枠数)、43.2(%)
(5)6.0以上8.5未満・・・・258(枠数)、18.0(%)
(6)8.5以上11.0未満・・・・70(枠数)、4.9(%)
(7)11.0以上13.5未満・・・34(枠数)、2.4(%)
(8)13.5以上16.0未満・・・16(枠数)、1.1(%)
(9)16.0以上18.5未満・・・・6(枠数)、0.4(%)
(10)18.5以上・・・・・・・・・0(枠数)、0.0(%)
次に、図14(実施例)におけるグラフ101、グラフ102、グラフ103は、それぞれ、着座部(座面)10、すね当て部20、足載せ部(足裏)30の圧力結果を示している。圧力結果は、図13に示したものと同じであり、すなわち、加圧部分における圧力範囲(単位:kPa)ごとの枠数、割合(%)である。それを以下に示す。
(1)0.6未満(単位:kPa)・・10(枠数)、0.7(%)
(2)0.6以上1.0未満・・・・・37(枠数)、2.5(%)
(3)1.0以上3.5未満・・・・460(枠数)、30.7(%)
(4)3.5以上6.0未満・・・・628(枠数)、42.0(%)
(5)6.0以上8.5未満・・・・265(枠数)、17.7(%)
(6)8.5以上11.0未満・・・・62(枠数)、4.1(%)
(7)11.0以上13.5未満・・・16(枠数)、1.1(%)
(8)13.5以上16.0未満・・・・7(枠数)、0.5(%)
(9)16.0以上18.5未満・・・・9(枠数)、0.6(%)
(10)18.5以上・・・・・・・・・2(枠数)、0.1(%)
図13(比較例)および図14(実施例)のグラフを比較すると、図14(実施例)では、圧力が3箇所に分散されていることがわかる。そして、図13および図14についての実験結果は、圧力範囲別のカラー表示であるので、白黒のグラフではわかりにくいが、図13のグラフ102(膝当部2200)に表れていた高い圧力(13.5以上で、18.5未満のもの)は、図14のグラフ102(すね当て部20)では消えており、また、すね当て部20における圧力の面積も小さくなっていることがわかる。また、図14のグラフ103に示すように、比較的圧力のもの(13.5以上で18.5未満のもの、および、18.5以上のもの)は、足の裏(足載せ部30)にかかっており、この箇所の圧力が高くてもすねの疲れは非常に少ない。すなわち、 図13(比較例)および図14(実施例)のグラフを比べると、座った時にかかる荷重が分散された結果、使用者200のすねに加わる圧力は大幅に低減され、それゆえに、すねが痛まず長く座っても疲れない効果が得られる。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、勿論、種々の改変が可能である。さらなる改変例について、図15から図17を参照しながら説明する。図15は、本実施形態の改変例の椅子100に使用者200が座った様子を示しており、図16及び図17は、それぞれ、後方および前方からみた改変例の椅子100の斜視図である。
図15等に示した椅子100においては、着座部10およびすね当て部20の高さ調整(位置調整)は、溝(61、62)ではなく、高さ調整装置(位置調整装置)11、12を使用している。
図示した高さ調整装置11、12は、それぞれ、ガスシリンダー(または、ガススプリング)である。第1ガスシリンダー11は、ロッド11aおよびシリンダ11bから構成されており、取付部材13を介して着座部10に接続されている。また、高さ調整レバー15によって、着座部10の高さを調整可能である。そして、第2ガスシリンダー21は、ロッド21aおよびシリンダ21bから構成されており、取付部材23を介してすね当て部20に接続されている。また、高さ調整レバー25によって、すね当て部20の高さを調整可能である。
図示した例の椅子本体部50は、上部部材57および下部部材59から構成されている。椅子本体部50は、第1ガスシリンダー11および第2ガスシリンダー21を固定している。また、図示した例の足載せ部30は、板状部材ではなく、ロッド部材(ここでは、円柱部材または円管部材)であり、足載せ部30を支持する固定部材33で固定されている。固定部材33には、足載せ部30(ロッド部材)を通す開口部(貫通孔)31が形成されている。この例では、開口部(貫通孔)31は高さ方向に沿って複数個形成されており、開口部(貫通孔)31を変えることにより、足載せ部30の高さ(位置)を変更することが可能である。固定部材33は、椅子本体部50に取り付けられている。また、ストッパ(接地部)70は、支持棒75に取り付けられている。支持棒75は、椅子本体部50に取り付けられている。なお、ストッパ(接地部)70は、ローラに変更することができ、そのときは、椅子100を移動させることが容易になる。
図15から図17に示した改変例の椅子100でも、着座部10とすね当て部20と足載せ部30とを備えているので、着座部10が傾斜している構成において、座った時にかかる荷重を、すね当て部20と足載せ部30の複数箇所に分散することができる。したがって、長時間の使用でのすねの痛みを緩和するができることから、長く座っても疲れない椅子を実現することができる。
なお、上述の実施形態の椅子100において、着座部10、すね当て部20、足載せ部30のすべての高さ調整(位置調整)をできる構成を示したが、例えば、足載せ部30は固定式にして、着座部10およびすね当て部20の両者の高さ調整(位置調整)をできるような構成にすることも可能である。着座部10およびすね当て部20は、最適な圧力の分散を実現する上で、その高さ・位置の調整は重要であるが、それは足載せ部30を固定式にしたときでも実現可能であるからである。しかしながら、足載せ部30の高さ調整(位置調整)もできるようにした方が、最適な圧力の分散を実現する上ではさらに好ましい。また、足の長い人によっては、足載せ部30を外して、地面に足をついて圧力を分散させることも可能である。
また、図15から図17に示した改変例の椅子100では、高さ調整装置11、12として、ガスシリンダー(または、ガススプリング)を使用したが、それ以外のものを採用することもできる。例えば、上下方向に延びるロッドに穴をあけてピン止め(ビス止め)するような高さ調整装置にしたり、ネジ穴式に回転して高さを調整できるような高さ調整装置にしてもよい。また、図15に示した椅子100では、足載せ部30をロッド部材で構築したが、他の部材(例えば、板状部材のようなもの)で構築してもよい。また、図5に示した椅子100では、足載せ部30を板状部材で構築したが、他の部材(例えば、ロッド部材のようなもの)で構築してもよい。さらに、図5に示した一対の板状部材(50)のそれぞれは一枚板から構成しているが、複数の部材を接続したものを使用しても構わない。加えて、上述した実施形態では、人の背中を支える背もたれ部は形成されていない椅子を例示したが、椅子の設計・構成によっては、背もたれ部を設けた構成にすることが可能である。また、上述した実施形態の各要素は、互いに矛盾するものでない限り、適宜組み合わせることができ、限定的解釈されるべきものではない点を付言しておく。
本発明によれば、骨盤を立てて背筋を伸ばした正しい姿勢で座れるとともに、すねが痛くならないような椅子を提供することができる。
10 着座部(座面)
11 高さ調整装置(位置調整装置)
12 座面接続部材
20 すね当て部
21 高さ調整装置(位置調整装置)
22 すね当て接続部材
30 足載せ部
31 開口部(貫通孔)
33 固定部材
50 椅子本体部
51a 着座支持部位(後方部位)
51b 連結部位
51c 支持部位(前方部位)
52 連結棒状部材の端部
53 連結棒状部材
55 開口領域(空間)
56 切り欠き部
61 座面溝
62 すね当て溝
70 接地部材
90 椅子
100 椅子
190 机
200 人(使用者)
1000 椅子
2000 バランスチェア

Claims (10)

  1. 人が座る椅子であって、
    尻が接触する着座部と、
    すねが接触するすね当て部と、
    前記着座部と前記すね当て部とを支持する椅子本体部と、
    足の裏を載置する足載せ部と
    を備え、
    前記着座部の上面は、水平方向に対して傾斜しており、
    前記足載せ部は、前記椅子本体部によって支持され、
    前記着座部は、前記椅子本体部を基準にして高さを変更可能な構成をしており、
    前記すね当て部は、前記椅子本体部を基準にして位置を変更可能な構成をしている、椅子。
  2. 前記椅子本体部には、前記着座部を収納する座面溝が形成されており、
    前記椅子本体部には、前記すね当て部を収納するすね当て溝が形成されており、
    前記座面溝は、前記椅子本体部において前記高さが異なる箇所に複数形成されており、
    前記すね当て溝は、前記椅子本体部において前記位置が異なる箇所に複数形成されている、請求項1に記載の椅子。
  3. 前記足載せ部は、前記椅子本体部を基準にして高さを変更可能な構成をしている、請求項1または2に記載の椅子。
  4. 前記椅子本体部には、前記足載せ部を収納する足載せ溝が形成されており、
    前記足載せ溝は、前記椅子本体部において前記高さが異なる箇所に複数形成されている、請求項3に記載の椅子。
  5. 前記椅子本体部は、前記着座部および前記すね当て部を挟むような一対の板状部材から構成されており、
    前記一対の板状部材は、連結棒状部材によって接続されている、請求項1から3の何れか一つに記載の椅子。
  6. 前記着座部には、前記高さを調整する第1ガスシリンダーが接続されており、
    前記すね当て部には、前記位置を調整する第2ガスシリンダーが接続されている、請求項1に記載の椅子。
  7. 前記足載せ部は、棒状部材から構成されている、請求項6に記載の椅子。
  8. 前記足載せ部は、前記足載せ部を固定する足載せ固定部材によって支持されており、
    前記足載せ固定部材には、前記足載せ部を構成する前記棒状部材を収納する足載せ開口部が複数形成されている、請求項7に記載の椅子。
  9. 前記椅子本体部は、前記第1ガスシリンダーおよび前記第2ガスシリンダーを固定する固定部材である、請求項6から8の何れか一つに記載の椅子。
  10. 前記椅子には、前記人の背中を支える背もたれ部は形成されておらず、
    前記着座部は、前記すね当て部の方に向かって下方するように傾斜している、請求項1から9の何れか一つに記載の椅子。
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