JP2011526916A5 - - Google Patents
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Description
該方法の他の態様では、液体は、血清または血漿である。
本発明の好ましい実施形態では、例えば以下が提供される:
(項目1)
細胞内可染体マクロファージの蓄積を減少させる方法であって、可染体マクロファージの蓄積を有する細胞を、可染体マクロファージの蓄積を減少させるのに有効な量のリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)酵素活性を有する作用物質と接触させるステップを含む方法。
(項目2)
前記LPLA2酵素活性を有する作用物質が、配列番号1〜288からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むタンパク質である、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記作用物質が哺乳類LPLA2酵素である、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記作用物質がヒトLPLA2酵素である、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記作用物質が1つまたは複数のマンノース残基を含むLPLA2酵素である、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1に示されているアミノ酸配列、またはその断片、LPLA2酵素活性を有する配列番号1の誘導体もしくは変異体を含む、項目4に記載の方法。
(項目7)
前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1のアミノ酸196〜200(A−X−S−X−G)に対応する触媒部位を含む、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1の65位におけるCysとCys89の間のシステイン結合に対応するシステイン結合をさらに含む、項目7に記載の方法。
(項目9)
前記ヒトLPLA2酵素が、長さが少なくとも75残基であり、配列番号1のアミノ酸196〜200を含む配列番号1の断片のアミノ酸配列と少なくとも80%の同一性を有するアミノ酸配列を含む、項目7に記載の方法。
(項目10)
前記哺乳類LPLA2酵素が、配列番号1〜288ならびに配列番号1〜288の断片、誘導体および変異体からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むタンパク質である、項目3に記載の方法。
(項目11)
前記LPLA2酵素が触媒コンセンサス配列−A−X−S−X−G−を含む、項目10に記載の方法。
(項目12)
可染体マクロファージの細胞内蓄積によって特徴付けられる障害を有すると診断された患者を処置する方法であって、該患者にLPLA2酵素活性を有する有効量の作用物質を投与することを含む方法。
(項目13)
前記障害が全身性紅斑性狼瘡である、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記障害が薬物誘発性狼瘡である、項目12に記載の方法。
(項目15)
前記LPLA2酵素活性を有する作用物質が、配列番号1〜288からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むタンパク質である、項目12から14のいずれかに記載の方法。
(項目16)
前記作用物質が哺乳類LPLA2酵素である、項目12から14のいずれかに記載の方法。
(項目17)
前記作用物質がヒトLPLA2酵素である、項目12から14のいずれかに記載の方法。
(項目18)
前記作用物質が1つまたは複数のマンノース残基を含むLPLA2酵素である、項目12から14のいずれかに記載の方法。
(項目19)
前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1に示されているアミノ酸配列、またはその断片、LPLA2酵素活性を有する配列番号1の誘導体もしくは変異体を含む、項目18に記載の方法。
(項目20)
前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1のアミノ酸196〜200(A−X−S−X−G)に対応する触媒部位を含む、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1の65位におけるCysとCys89の間のシステイン結合に対応するシステイン結合をさらに含む、項目20に記載の方法。
(項目22)
前記ヒトLPLA2酵素が、長さが少なくとも75残基であり、配列番号1のアミノ酸196〜200を含む配列番号1の断片のアミノ酸配列と少なくとも80%の同一性を有するアミノ酸配列を含む、項目20に記載の方法。
(項目23)
前記哺乳類LPLA2酵素が、配列番号1〜288ならびに配列番号1〜288の断片、誘導体および変異体からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むタンパク質である、項目16に記載の方法。
(項目24)
前記LPLA2酵素が触媒コンセンサス配列−A−X−S−X−G−を含む、項目23に記載の方法。
(項目25)
可染体マクロファージの細胞内レベルを低下させる治療薬候補をスクリーニングする方法であって、該方法は、試験化合物の存在下および非存在下での狼瘡マウスモデルにおける細胞内可染体マクロファージの数または食作用指数を測定するステップを含み、該試験化合物の存在下での細胞内可染体マクロファージレベルが、該試験化合物の非存在下での細胞内可染体マクロファージレベルと比較して低いことにより、該試験化合物が治療薬候補として特定され、該試験化合物が配列番号1〜288の断片、変異体または誘導体である方法。
(項目26)
可染体マクロファージの細胞内レベルを低下させる治療薬候補をスクリーニングする方法であって、該方法は、試験化合物の存在下および非存在下でのLPLA2酵素活性を測定するステップを含み、該試験化合物の存在下でのLPLA2酵素活性のレベルが、該試験化合物の非存在下と比較して高いことにより、該試験化合物が治療薬候補として特定される方法。
(項目27)
個体における全身性紅斑性狼瘡を診断する方法であって、該方法は、個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)酵素活性を決定するステップ、または個体からの試料におけるLPLA2発現を決定するステップを含み、該個体におけるLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルが、正常個体におけるLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルと比較して低いことが、全身性紅斑性狼瘡という診断を示唆し、該正常個体が全身性紅斑性狼瘡に罹患していないことが分かっている方法。
(項目28)
前記個体におけるLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルが、同じ個体における以前のLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルと比較して低いことが、全身性紅斑性狼瘡という診断を示唆する、項目27に記載の方法。
(項目29)
個体における全身性紅斑性狼瘡に対する感受性を決定するための方法であって、該方法は、個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)酵素活性を決定するステップ、または個体からの試料におけるLPLA2発現を決定するステップを含み、該個体におけるLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルが、正常個体におけるLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルと比較して低いことが、全身性紅斑性狼瘡に対する感受性を示す方法。
(項目30)
LPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルが、同じ個体における以前のLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルと比較して低いことが、全身性紅斑性狼瘡に対する感受性を示す、項目29に記載の方法。
(項目31)
全身性紅斑性狼瘡を診断するための方法であって、該方法は、個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)自己抗体を検出するステップを含み、該個体におけるLPLA2自己抗体のレベルが、正常個体におけるLPLA2自己抗体のレベルと比較して高いことを検出することが、全身性紅斑性狼瘡という診断を示唆し、該正常個体が全身性紅斑性狼瘡に罹患していないことが分かっている方法。
(項目32)
個体からの試料におけるLPLA2自己抗体のレベルが、同じ個体におけるLPLA2自己抗体の以前のレベルと比較して高いことを検出することが、全身性紅斑性狼瘡という診断を示唆する、項目31に記載の方法。
(項目33)
個体における全身性紅斑性狼瘡に対する感受性を決定するための方法であって、該方法は、個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)自己抗体を検出するステップを含み、該個体におけるLPLA2自己抗体のレベルが、正常個体におけるLPLA2自己抗体のレベルと比較して高いことを検出することが、全身性紅斑性狼瘡感受性を示唆し、該正常個体が全身性紅斑性狼瘡に罹患していないことが分かっている方法。
(項目34)
個体からの試料におけるLPLA2自己抗体のレベルが、同じ個体におけるLPLA2自己抗体の以前のレベルと比較して高いことを検出することが、全身性紅斑性狼瘡に対する感受性を示唆する、項目33に記載の方法。
(項目35)
個体における全身性紅斑性狼瘡の進行を決定するための方法であって、該方法は、経時的に採取した該個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)酵素活性を決定するステップを含み、該個体における経時的に採取した該試料におけるLPLA2酵素活性の低下が全身性紅斑性狼瘡の進行を示唆する方法。
(項目36)
個体における全身性紅斑性狼瘡の進行を決定するための方法であって、該方法は、経時的に採取した該個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)自己抗体を検出するステップを含み、該個体における経時的に採取した該試料におけるLPLA2自己抗体の増加が全身性紅斑性狼瘡の進行を示唆する方法。
(項目37)
LPLA2の発現または活性を減少させる多型を有する患者を処置することをさらに含む、項目1または項目12に記載の方法。
(項目38)
前記多型が配列番号1のアミノ酸196〜200に対応する位置にある、項目37に記載の方法。
本発明の好ましい実施形態では、例えば以下が提供される:
(項目1)
細胞内可染体マクロファージの蓄積を減少させる方法であって、可染体マクロファージの蓄積を有する細胞を、可染体マクロファージの蓄積を減少させるのに有効な量のリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)酵素活性を有する作用物質と接触させるステップを含む方法。
(項目2)
前記LPLA2酵素活性を有する作用物質が、配列番号1〜288からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むタンパク質である、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記作用物質が哺乳類LPLA2酵素である、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記作用物質がヒトLPLA2酵素である、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記作用物質が1つまたは複数のマンノース残基を含むLPLA2酵素である、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1に示されているアミノ酸配列、またはその断片、LPLA2酵素活性を有する配列番号1の誘導体もしくは変異体を含む、項目4に記載の方法。
(項目7)
前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1のアミノ酸196〜200(A−X−S−X−G)に対応する触媒部位を含む、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1の65位におけるCysとCys89の間のシステイン結合に対応するシステイン結合をさらに含む、項目7に記載の方法。
(項目9)
前記ヒトLPLA2酵素が、長さが少なくとも75残基であり、配列番号1のアミノ酸196〜200を含む配列番号1の断片のアミノ酸配列と少なくとも80%の同一性を有するアミノ酸配列を含む、項目7に記載の方法。
(項目10)
前記哺乳類LPLA2酵素が、配列番号1〜288ならびに配列番号1〜288の断片、誘導体および変異体からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むタンパク質である、項目3に記載の方法。
(項目11)
前記LPLA2酵素が触媒コンセンサス配列−A−X−S−X−G−を含む、項目10に記載の方法。
(項目12)
可染体マクロファージの細胞内蓄積によって特徴付けられる障害を有すると診断された患者を処置する方法であって、該患者にLPLA2酵素活性を有する有効量の作用物質を投与することを含む方法。
(項目13)
前記障害が全身性紅斑性狼瘡である、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記障害が薬物誘発性狼瘡である、項目12に記載の方法。
(項目15)
前記LPLA2酵素活性を有する作用物質が、配列番号1〜288からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むタンパク質である、項目12から14のいずれかに記載の方法。
(項目16)
前記作用物質が哺乳類LPLA2酵素である、項目12から14のいずれかに記載の方法。
(項目17)
前記作用物質がヒトLPLA2酵素である、項目12から14のいずれかに記載の方法。
(項目18)
前記作用物質が1つまたは複数のマンノース残基を含むLPLA2酵素である、項目12から14のいずれかに記載の方法。
(項目19)
前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1に示されているアミノ酸配列、またはその断片、LPLA2酵素活性を有する配列番号1の誘導体もしくは変異体を含む、項目18に記載の方法。
(項目20)
前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1のアミノ酸196〜200(A−X−S−X−G)に対応する触媒部位を含む、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1の65位におけるCysとCys89の間のシステイン結合に対応するシステイン結合をさらに含む、項目20に記載の方法。
(項目22)
前記ヒトLPLA2酵素が、長さが少なくとも75残基であり、配列番号1のアミノ酸196〜200を含む配列番号1の断片のアミノ酸配列と少なくとも80%の同一性を有するアミノ酸配列を含む、項目20に記載の方法。
(項目23)
前記哺乳類LPLA2酵素が、配列番号1〜288ならびに配列番号1〜288の断片、誘導体および変異体からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むタンパク質である、項目16に記載の方法。
(項目24)
前記LPLA2酵素が触媒コンセンサス配列−A−X−S−X−G−を含む、項目23に記載の方法。
(項目25)
可染体マクロファージの細胞内レベルを低下させる治療薬候補をスクリーニングする方法であって、該方法は、試験化合物の存在下および非存在下での狼瘡マウスモデルにおける細胞内可染体マクロファージの数または食作用指数を測定するステップを含み、該試験化合物の存在下での細胞内可染体マクロファージレベルが、該試験化合物の非存在下での細胞内可染体マクロファージレベルと比較して低いことにより、該試験化合物が治療薬候補として特定され、該試験化合物が配列番号1〜288の断片、変異体または誘導体である方法。
(項目26)
可染体マクロファージの細胞内レベルを低下させる治療薬候補をスクリーニングする方法であって、該方法は、試験化合物の存在下および非存在下でのLPLA2酵素活性を測定するステップを含み、該試験化合物の存在下でのLPLA2酵素活性のレベルが、該試験化合物の非存在下と比較して高いことにより、該試験化合物が治療薬候補として特定される方法。
(項目27)
個体における全身性紅斑性狼瘡を診断する方法であって、該方法は、個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)酵素活性を決定するステップ、または個体からの試料におけるLPLA2発現を決定するステップを含み、該個体におけるLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルが、正常個体におけるLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルと比較して低いことが、全身性紅斑性狼瘡という診断を示唆し、該正常個体が全身性紅斑性狼瘡に罹患していないことが分かっている方法。
(項目28)
前記個体におけるLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルが、同じ個体における以前のLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルと比較して低いことが、全身性紅斑性狼瘡という診断を示唆する、項目27に記載の方法。
(項目29)
個体における全身性紅斑性狼瘡に対する感受性を決定するための方法であって、該方法は、個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)酵素活性を決定するステップ、または個体からの試料におけるLPLA2発現を決定するステップを含み、該個体におけるLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルが、正常個体におけるLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルと比較して低いことが、全身性紅斑性狼瘡に対する感受性を示す方法。
(項目30)
LPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルが、同じ個体における以前のLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルと比較して低いことが、全身性紅斑性狼瘡に対する感受性を示す、項目29に記載の方法。
(項目31)
全身性紅斑性狼瘡を診断するための方法であって、該方法は、個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)自己抗体を検出するステップを含み、該個体におけるLPLA2自己抗体のレベルが、正常個体におけるLPLA2自己抗体のレベルと比較して高いことを検出することが、全身性紅斑性狼瘡という診断を示唆し、該正常個体が全身性紅斑性狼瘡に罹患していないことが分かっている方法。
(項目32)
個体からの試料におけるLPLA2自己抗体のレベルが、同じ個体におけるLPLA2自己抗体の以前のレベルと比較して高いことを検出することが、全身性紅斑性狼瘡という診断を示唆する、項目31に記載の方法。
(項目33)
個体における全身性紅斑性狼瘡に対する感受性を決定するための方法であって、該方法は、個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)自己抗体を検出するステップを含み、該個体におけるLPLA2自己抗体のレベルが、正常個体におけるLPLA2自己抗体のレベルと比較して高いことを検出することが、全身性紅斑性狼瘡感受性を示唆し、該正常個体が全身性紅斑性狼瘡に罹患していないことが分かっている方法。
(項目34)
個体からの試料におけるLPLA2自己抗体のレベルが、同じ個体におけるLPLA2自己抗体の以前のレベルと比較して高いことを検出することが、全身性紅斑性狼瘡に対する感受性を示唆する、項目33に記載の方法。
(項目35)
個体における全身性紅斑性狼瘡の進行を決定するための方法であって、該方法は、経時的に採取した該個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)酵素活性を決定するステップを含み、該個体における経時的に採取した該試料におけるLPLA2酵素活性の低下が全身性紅斑性狼瘡の進行を示唆する方法。
(項目36)
個体における全身性紅斑性狼瘡の進行を決定するための方法であって、該方法は、経時的に採取した該個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)自己抗体を検出するステップを含み、該個体における経時的に採取した該試料におけるLPLA2自己抗体の増加が全身性紅斑性狼瘡の進行を示唆する方法。
(項目37)
LPLA2の発現または活性を減少させる多型を有する患者を処置することをさらに含む、項目1または項目12に記載の方法。
(項目38)
前記多型が配列番号1のアミノ酸196〜200に対応する位置にある、項目37に記載の方法。
Claims (38)
- 細胞内可染体マクロファージの蓄積を減少させるための組成物であって、可染体マクロファージの蓄積を減少させるのに有効な量のリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)酵素活性を有する作用物質を含み、該組成物は、可染体マクロファージの蓄積を有する細胞と接触させられるものであることを特徴とする、組成物。
- 前記LPLA2酵素活性を有する作用物質が、配列番号1〜288からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むタンパク質である、請求項1に記載の組成物。
- 前記作用物質が哺乳類LPLA2酵素である、請求項1に記載の組成物。
- 前記作用物質がヒトLPLA2酵素である、請求項1に記載の組成物。
- 前記作用物質が1つまたは複数のマンノース残基を含むLPLA2酵素である、請求項1に記載の組成物。
- 前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1に示されているアミノ酸配列、またはその断片、LPLA2酵素活性を有する配列番号1の誘導体もしくは変異体を含む、請求項4に記載の組成物。
- 前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1のアミノ酸196〜200(A−X−S−X−G)に対応する触媒部位を含む、請求項6に記載の組成物。
- 前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1の65位におけるCysとCys89の間のシステイン結合に対応するシステイン結合をさらに含む、請求項7に記載の組成物。
- 前記ヒトLPLA2酵素が、長さが少なくとも75残基であって配列番号1のアミノ酸196〜200を含む配列番号1の断片のアミノ酸配列と少なくとも80%の同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項7に記載の組成物。
- 前記哺乳類LPLA2酵素が、配列番号1〜288ならびに配列番号1〜288の断片、誘導体および変異体からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むタンパク質である、請求項3に記載の組成物。
- 前記LPLA2酵素が触媒コンセンサス配列−A−X−S−X−G−を含む、請求項10に記載の組成物。
- 可染体マクロファージの細胞内蓄積によって特徴付けられる障害を有すると診断された患者を処置するための組成物であって、LPLA2酵素活性を有する有効量の作用物質を含む組成物。
- 前記障害が全身性紅斑性狼瘡である、請求項12に記載の組成物。
- 前記障害が薬物誘発性狼瘡である、請求項12に記載の組成物。
- 前記LPLA2酵素活性を有する作用物質が、配列番号1〜288からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むタンパク質である、請求項12から14のいずれかに記載の組成物。
- 前記作用物質が哺乳類LPLA2酵素である、請求項12から14のいずれかに記載の組成物。
- 前記作用物質がヒトLPLA2酵素である、請求項12から14のいずれかに記載の組成物。
- 前記作用物質が1つまたは複数のマンノース残基を含むLPLA2酵素である、請求項12から14のいずれかに記載の組成物。
- 前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1に示されているアミノ酸配列、またはその断片、LPLA2酵素活性を有する配列番号1の誘導体もしくは変異体を含む、請求項18に記載の組成物。
- 前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1のアミノ酸196〜200(A−X−S−X−G)に対応する触媒部位を含む、請求項19に記載の組成物。
- 前記ヒトLPLA2酵素が、配列番号1の65位におけるCysとCys89の間のシステイン結合に対応するシステイン結合をさらに含む、請求項20に記載の組成物。
- 前記ヒトLPLA2酵素が、長さが少なくとも75残基であって配列番号1のアミノ酸196〜200を含む配列番号1の断片のアミノ酸配列と少なくとも80%の同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項20に記載の組成物。
- 前記哺乳類LPLA2酵素が、配列番号1〜288ならびに配列番号1〜288の断片、誘導体および変異体からなる群から選択されるアミノ酸配列を含むタンパク質である、請求項16に記載の組成物。
- 前記LPLA2酵素が触媒コンセンサス配列−A−X−S−X−G−を含む、請求項23に記載の組成物。
- 可染体マクロファージの細胞内レベルを低下させる治療薬候補をスクリーニングする方法であって、該方法は、試験化合物の存在下および非存在下での狼瘡マウスモデルにおける細胞内可染体マクロファージの数または食作用指数を測定するステップを含み、該試験化合物の存在下での細胞内可染体マクロファージレベルが、該試験化合物の非存在下での細胞内可染体マクロファージレベルと比較して低いことにより、該試験化合物が治療薬候補として特定され、該試験化合物が配列番号1〜288の断片、変異体または誘導体である方法。
- 可染体マクロファージの細胞内レベルを低下させる治療薬候補をスクリーニングする方法であって、該方法は、試験化合物の存在下および非存在下でのLPLA2酵素活性を測定するステップを含み、該試験化合物の存在下でのLPLA2酵素活性のレベルが、該試験化合物の非存在下と比較して高いことにより、該試験化合物が治療薬候補として特定される方法。
- 個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)酵素活性またはLPLA2発現レベルを、個体における全身性紅斑性狼瘡の指標とするための方法であって、ここで、該個体におけるLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルが、正常個体におけるLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルと比較して低いことが、全身性紅斑性狼瘡を示し、該正常個体が全身性紅斑性狼瘡に罹患していないことが分かっている、方法。
- 前記個体におけるLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルが、同じ個体における以前のLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルと比較して低いことが、全身性紅斑性狼瘡を示す、請求項27に記載の方法。
- 個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)酵素活性またはLPLA2発現レベルを、個体における全身性紅斑性狼瘡に対する感受性の指標とするための方法であって、ここで、該個体におけるLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルが、正常個体におけるLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルと比較して低いことが、全身性紅斑性狼瘡に対する感受性を示す方法。
- LPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルが、同じ個体における以前のLPLA2酵素活性またはLPLA2発現レベルと比較して低いことが、全身性紅斑性狼瘡に対する感受性を示す、請求項29に記載の方法。
- 個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)自己抗体のレベルを、全身性紅斑性狼瘡の指標とするための方法であって、ここで、該個体におけるLPLA2自己抗体のレベルが、正常個体におけるLPLA2自己抗体のレベルと比較して高いことを検出することが、全身性紅斑性狼瘡を示唆し、該正常個体が全身性紅斑性狼瘡に罹患していないことが分かっている方法。
- 個体からの試料におけるLPLA2自己抗体のレベルが、同じ個体におけるLPLA2自己抗体の以前のレベルと比較して高いことを検出することが、全身性紅斑性狼瘡を示す、請求項31に記載の方法。
- 個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)自己抗体のレベルを、個体における全身性紅斑性狼瘡に対する感受性の指標とするための方法であって、ここで、該個体におけるLPLA2自己抗体のレベルが、正常個体におけるLPLA2自己抗体のレベルと比較して高いことを検出することが、全身性紅斑性狼瘡感受性を示唆し、該正常個体が全身性紅斑性狼瘡に罹患していないことが分かっている方法。
- 個体からの試料におけるLPLA2自己抗体のレベルが、同じ個体におけるLPLA2自己抗体の以前のレベルと比較して高いことが、全身性紅斑性狼瘡に対する感受性を示唆する、請求項33に記載の方法。
- 経時的に採取した個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)酵素活性を、個体における全身性紅斑性狼瘡の進行の指標とするための方法であって、ここで、該個体における経時的に採取した該試料におけるLPLA2酵素活性の低下が全身性紅斑性狼瘡の進行を示唆する方法。
- 経時的に採取した個体からの試料におけるリソソームホスホリパーゼA2(LPLA2)自己抗体のレベルを、個体における全身性紅斑性狼瘡の進行の指標とするための方法であって、ここで、該個体における経時的に採取した該試料におけるLPLA2自己抗体の増加が全身性紅斑性狼瘡の進行を示唆する方法。
- LPLA2の発現または活性を減少させる多型を有する患者を処置するための、請求項1または請求項12に記載の組成物。
- 前記多型が配列番号1のアミノ酸196〜200に対応する位置にある、請求項37に記載の組成物。
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