JP2011525456A - 積み荷ネット - Google Patents

積み荷ネット Download PDF

Info

Publication number
JP2011525456A
JP2011525456A JP2011514061A JP2011514061A JP2011525456A JP 2011525456 A JP2011525456 A JP 2011525456A JP 2011514061 A JP2011514061 A JP 2011514061A JP 2011514061 A JP2011514061 A JP 2011514061A JP 2011525456 A JP2011525456 A JP 2011525456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
thickness
load
attachment means
rope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011514061A
Other languages
English (en)
Inventor
ディートリッヒ ヴィンケ,
ローロフ マリセン,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DSM IP Assets BV
Original Assignee
DSM IP Assets BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DSM IP Assets BV filed Critical DSM IP Assets BV
Publication of JP2011525456A publication Critical patent/JP2011525456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/06Safety nets, transparent sheets, curtains, or the like, e.g. between occupants and glass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D63/00Flexible elongated elements, e.g. straps, for bundling or supporting articles
    • B65D63/10Non-metallic straps, tapes, or bands; Filamentary elements, e.g. strings, threads or wires; Joints between ends thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60PVEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
    • B60P7/00Securing or covering of load on vehicles
    • B60P7/06Securing of load
    • B60P7/08Securing to the vehicle floor or sides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60PVEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
    • B60P7/00Securing or covering of load on vehicles
    • B60P7/06Securing of load
    • B60P7/08Securing to the vehicle floor or sides
    • B60P7/0823Straps; Tighteners
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60PVEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
    • B60P7/00Securing or covering of load on vehicles
    • B60P7/06Securing of load
    • B60P7/08Securing to the vehicle floor or sides
    • B60P7/0876Securing to the vehicle floor or sides using restraining net or tarpaulin in contact with the load
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENTS OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D9/00Equipment for handling freight; Equipment for facilitating passenger embarkation or the like

Abstract

本発明は、複数のネット部材(100)を含むネットに関し、前記ネット部材は格子構造で配置され、厚さ(D1)を有する。ネットは前記部材に連結された取付手段をさらに含み、取付手段の厚さ(D2)が、少なくとも、前記部材と前記手段との間で負荷が伝達される1つまたは複数の連結位置で厚さ(D1)よりも大きく、前記部材の厚さと前記取付手段の厚さとの比(D1/D2)が少なくとも1.15であることを特徴とする。本発明はさらに、立入禁止領域を保全するバリアネットとしてのネットの使用と、ペレットのプラットフォーム上の積み荷の動きを固定して抑制する積み荷ネットとしての使用とに関する。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、複数のネット部材を含むネットに関し、前記部材は格子構造に配置され、厚さDを有し、ネットは、厚さDを有して前記部材に連結された取付手段をさらに含む。本発明はまた、立入禁止領域を保全するバリアネットとしての、および、例えば、プラットフォームまたはペレット上の積み荷の動きを固定して抑制する積み荷ネットとしてのネットの使用に関する。
積み荷を固定するのに使用されるそのようなネットの例として、例えば、積み荷を支持するプラットフォームまたはパレットにネットを固定するために、ネットの底縁部に固定装置を設けたものが国際公開第02/062619号パンフレットに開示されている。
ネット、特に、積み荷およびバリアネットに関する他の多くの例が公知であり、そのようなネットは、例えば、長方形、または蜘蛛の巣状パターンのようなパターンを形成するように、垂直方向および水平方向に並べられ、互いに継ぎ合わされたネット部材網を従来から含む。これらのネットには、ネットを支持体、プラットフォーム、またはパレットに取り付ける、あるいはネットを張りのある状態に維持する取付手段も設けられる。
一方、現状のネットは、負荷を取付手段上に均一に分布させる能力が低く、したがって、特定のネット部材が、ネット部材と取付手段との間の連結位置で過剰な高負荷を受けることが確認された。これらの連結位置は、ネット部材が最初に破損し、最終的にはネット全体を破損させるネットの最も弱い部分に相当する。
したがって、公知のネットの効率、すなわち、ネットの強度とネット部材の強度との間の比が低いことが確認された。
上記の欠点を軽減し、ネット効率を上げる問題解決策として、例えば、欧州特許第1,470,044号明細書に開示された新規のネット構造のような、様々なネット構造が提案された。しかし、ネット部材にかかる不均一な負荷分布の問題は依然存在し、ネット効率に悪影響を及ぼす。前記問題は、ネット構造に関係なく、すべてのネットに大抵は顕著に影響を及ぼし、その問題の大部分は不完全なネットの取り付けに起因する。
また、ネット構造を調整する場合、使用意図を考慮して、異なる用途ごとにネットを再設計しなければならないので、ネットの汎用性が低くなる。このため、ネットは複雑かつ高価になる。
ネットの最も弱い部分、すなわち、ネット部材を増強するのに、当技術分野で一般的に使用される別の手法は、ネット部材を構築する際に、より多くの材料を使用する、したがって、前記部材をより厚くすることである。このため、公知のネットは、前記手段よりも厚いネット部材を使用し、それにより、ネット部材は重くなり、ネットの重量が大幅に増える。このネットのさらなる欠点は、ネットの取り扱いが難しくなり、汎用性がなくなることである。
本発明の目的は、上記の欠点を呈さないか、または上記の欠点の程度が軽減されたネットを提供することである。特に、本発明の目的は、公知のネットと比較した場合に、効率が改善されたネットを提供することである。ネットが適切に取り付けられない場合でも、効率が改善されるネットを提供することも目的とする。
本発明の目的はまた、各用途ごとに再設計する必要なく、かつその効率を損なうことなく、幅広い用途に使用できるという点でより汎用性のあるネットを提供することである。
本発明の目的はまた、より高い安全率を有する、すなわち、高負荷がかかった場合に、破損または破断しづらい積み荷ネットを提供することである。
したがって、本発明は、取付手段の厚さDが、少なくとも、前記部材と前記手段との間で負荷が伝達される1つまたは複数の連結位置で厚さDよりも大きく、その比D/Dは少なくとも1.15であることを特徴とするネットを提供する。
本発明のネットは、様々な用途、例えば、積み荷を動かないようにするために使用する場合に、または立入禁止領域を保全するバリアネットとして使用する場合に、一般的に使用されるネットと比較して効率が高いことが確認された。たとえ適切に取り付けられなかったとしても、例えば、取り付けたネットにたるみがあった場合でも、本発明のネットは、公知のネットと比較して改善された効率を示し、したがって、ネット破損の危険性を最小限にすることも確認された。
本発明のネットは、衝撃負荷を公知のネットよりも良好に、損傷することなく受けることができることも確認された。衝撃負荷は、例えば、積み荷を輸送する車両または航空機の制御不能な動きのために、積み荷が急にずれて発生することがある。したがって、本発明のネットは、公知のネットに対して(下記で定義する)安全率が改善される。
本発明により提案された問題解決策の利点は、当技術分野での一般的な認識に反しているため、むしろ意外なものである。上記のように、ネット部材と取付手段との間の連結部でネット部材を補強するために、公知のネットは、取付手段よりも厚くされ、ネットの性能を改善するのにさらにより厚く作製されたネット部材を使用する。一方、本発明は、取付手段よりも薄いネット部材を使用し、下記に実験項で示すように、性能を改善し、さらに効率および安全性を改善したネットが得られる。
比D/Dは、少なくとも1.2であるのが好ましく、少なくとも1.5であるのがより好ましく、少なくとも3.0であるのがさらにより好ましく、少なくとも4.5であるのがさらにより好ましく、少なくとも6.0であるのがそれ以上にさらにより好ましく、少なくとも8.0であるのが最も好ましい。前記比を大きくするとともに本発明の利点がより顕著になり、より良好な結果が得られ、特に、ネットの効率が高くなる。上限を課す必要はないが、実用的な理由から、比D/Dは、最大限で50であるのが好ましく、最大限で40であるのがより好ましく、最大限で30であるのが最も好ましい。比D/Dは、ネット部材および/または取付手段の厚さを変えることで容易に調整できる。
ネット部材は、特定の長さのロープ、ストラップ、金属繊維ケーブル、天然および/または合成繊維、織布、あるいはそれらの組み合わせから適切に構築することができる。したがって、ネット部材は、特定の長さのロープ、ストラップ、金属繊維ケーブル、天然および/または合成繊維、織布、あるいはそれらの組み合わせを含むことができる。ネット部材は、合成フィラメントを含む糸を有するのが好ましい。これには、ネットが軽量になり、高い強度および良好な耐食性を有するという利点がある。
複数のネット部材には、十分なネット部材を使用して、ネット部材がメッシュとしても公知の格子構造を形成することが意図される。前記部材は、互いに対して自由にスライドしてもよいし、または縫合もしくは他の固定手段、例えば、金属リング、結び、接着などによって結合されてもよい。格子構造は、例えば、長方形、ダイヤモンド形、円形などの当技術分野で公知の任意の構造とすることができる。好ましい格子構造は長方形である。その理由は、ネット部材をそのような態様で配置したネットが、ネットにかかる負荷を一様に分布させる改善された能力を示すことが確認されたからである。
本発明の好ましい実施形態では、ネットは、特定の長さのロープを含むネット部材を有する。ロープは、当技術分野で公知の任意の構造、例えば、撚りもしくは編みロープ、または、例えば、撚り糸を次に編んでロープを形成するなどそれらの組み合わせとすることができる。
本発明のさらに好ましい実施形態では、ネットは、特定の長さのストラップを含むネット部材を有する。本明細書では、ストラップには、可撓性で、厚さ(t)が幅(w)よりもはるかに短い細長い本体が意図される。ストラップは、例えば、糸を当技術分野で公知の構造、例えば、平織りおよび/またはあや織り構造に織る、組む、または編むことによって容易に作製される。ストラップは、n層に織ったウェビング(webbing)構造を有するのが好ましく、nは、少なくとも4であるのが好ましく、3であるのがより好ましく、2であるのが最も好ましい。そのようなウェビング構造は、ネット部材を増強するという利点を有する。
特定の長さのロープ、ストラップ、または天然もしくは合成繊維材料をネット部材として使用する場合、前記特定の長さのものは、天然および/または合成フィラメントを含む糸で製造されるのが好ましい。糸のフィラメントを製造するのに使用できる天然素材の例としては、綿、麻、羊毛、絹、ジュート、およびリネンがある。合成糸は、当技術分野で公知の任意の技術により、好ましくは、溶融紡糸、溶液紡糸、またはゲル紡糸によって製造することができる。前記糸のフィラメントを製造するのに適した、ポリマーとしても知られる合成材料の例には、例えば、ポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)(別名ケブラー(Kevlar)(登録商標))、ポリ(テトラフルオロエチレン)(PTFE)、ポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾビスオキサゾール)(PBO)(別名ザイロン(Zylon)(登録商標))、例えば、パラヒドロキシ安息香酸およびパラヒドロキシナフタル酸291900の共重合体などの液晶ポリマー(例えば、ベクトラン(Vectran)(登録商標))、ポリ{(2,6−ジイミダゾ−[4,5b−4’,5’e]ピリジニレン−1,4(2,5−ジヒドロキシ)フェニレン)}(別名M5)、ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)(別名ナイロン6,6)、ポリ(4−アミノ絡酸)(別名ナイロン6)などのポリアミド類およびポリアラミド類と、例えば、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ(ブチレンテレフタレート)、およびポリ(1,4シクロヘキシリデンジメチレンテレフタレート)などのポリエステル類と、例えば、ポリエチレンおよびポリプロピレンのホモポリマーおよびコポリマーなどのポリオレフィン類と、さらに、ポリビニルアルコール類およびポリアクリロニトリル類とがある。上記のポリマー材料で製造された糸を組み合わせて、結合体を製造することもできる。
好ましい実施形態では、前記糸を製造するのに最適なポリマー材料は、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)であり、このUHMWPEは、UHMWPE用の溶剤としてデカリンを使用して、135℃でASTM D4020に準じて測定したときに、3〜40dl/gの極限粘度(IV)を有するのが好ましい。そのような材料により、糸の機械特性が増強される場合に、UHMWPEは、100炭素原子当たり側鎖が1未満であるのが好ましく、300炭素原子当たり側鎖が1未満であるのがより好ましい。UHMWPEから製造された糸を含むネット部材を有するネットの利点は、前記ネットにおいて、効率が高くなるのに加えて、さらに、耐摩耗性、強度が改善され、非常に重要な強度/重量比が大きくなることである。したがって、前記ネットの汎用性が高まる。
UHMWPE糸は、欧州特許出願公開第0205960A号明細書、欧州特許出願公開第0213208A1号明細書、米国特許第4413110号明細書、英国特許出願公開第2042414号明細書、英国特許出願公開第A2051667号明細書、欧州特許第0200547B1号明細書、欧州特許第0472114B1号明細書、国際公開第01/73173A1号パンフレット、欧州特許出願公開第1,699,954号明細書を含む多数の公報、および「先進繊維紡糸技術(Advanced Fibre Spinning Technology)」Ed.T.ナカジマ(Nakajima)著、ウッドヘッドバブリッシング社(Woodhead Publ.Ltd)(1994年)、ISBN 185573 182 7に記載されたようなゲル紡糸製法によって製造されるのが好ましい。その利点とは、ゲル紡糸されたUHMWPE糸がネットのネット部材に使用されたネットは、効率がさらにいっそう高くなることである。
本発明のネットは、プラットフォームまたはパレット上の相補的装置と係合するように構成された、例えば、フックおよび/または床取付具のような取付手段を含む。前記手段の他の例には、それらに限定するものではないが、隣接するネットパネル同士を解放可能に固定するのに使用される縛りひも(lashing line)またはコーナ結束具と、例えば、ネットの縁部から延びる突起と、その突起に対応し、合わせ縁部同士が解放可能に保持されるように、その合わせ縁部に配置された小穴とを含む固定装置と、ネットに張りをもたせ、ネットのたるみをとるために使用できる、例えば、リーフフック(reefing hook)のような張力装置とがある。
取付手段は、例えば、上記のような合成および/または天然糸、金属、ならびに/あるいは、参照により本明細書に援用される国際公開第91/12136A1号パンフレット(15〜21ページ)で開示されたような熱可塑性および/または熱硬化性樹脂組成物などの様々な材料から製造することができる。前記手段は、少なくとも、ネット部材と前記手段との間で負荷が伝達される1つまたは複数の連結位置で長円形断面を有するのが好ましく、円形断面がより好ましい。
本発明の好ましい実施形態では、取付手段は、充填材を含有する熱硬化性樹脂から製造される。前記樹脂はエポキシ樹脂であり、充填材はカーボンナノチューブであるのが好ましい。その利点は、そのような手段が、軽量でありながら改良された機械特性を有することである。
本発明のより好ましい実施形態では、取付手段は、例えば、アルミニウム、チタン、スカンジウム、マグネシウム、亜鉛、および/またはそれらの合金などの軽金属から製造される。その利点は、ネットの重量がさらに軽くなることである。特に対象となるのは、標準的な鍛造用、鋳造用、または他のアルミニウム合金、例えば、アルミニウム協会(AA)の品目名、6061、2024、7075、7079、およびA 356として入手可能な合金である。前記手段は、マグネシウムまたはマグネシウム合金、例えば、Al−Sc−Mg合金で鋳造されるのがより好ましい。その利点は、マグネシウムを基本とした手段は、強度/重量比が大きいことである。これは、マグネシウムを基本とした取付手段を含むかかるネットが、ネットの効率を維持しながら、輸送される全重量をあまり増やさないので、重い積み荷を輸送する必要がある用途で有益である。
本明細書では、取付手段とネット部材との間で負荷が伝達される連結位置は、前記手段と前記ネット部材とが互いに連結している位置であり、前記ネット部材に作用する負荷が前記手段に伝達されるか、またはその逆である位置と解釈される。それをよく表した例は、ネット部材に取り付けられたフックの例であり、フックは、少なくとも、ネットに張力がかかっている場合に、部材がフックに対して部材自体を連結する、または位置決めする位置で所定の厚さを有する。特に、フックがネットのたるみを取るために使用される場合、ネットの他の部分を形成するネット部材にフックが留められる位置においても、ひだを作り、それによって、例えば、積み荷を覆うネットに張りをもたせるために、フックが所定の厚さを有するのが好ましい。
取付手段は、公知の固定手段、例えば、縫合、継ぎ、結びなどによって、または接着によっても、ネット部材に連結されるのが好ましい。例えば、ネット部材としてストラップを使用する場合、良好に制御した態様で所望の位置に容易に施され得るのは縫合であるので、固定手段は縫合であるのが好ましい。前記部材としてロープを使用する場合、好ましい固定手段は継ぎであり、その理由は、固定により効率が改善されるからである。
本発明のネットは、例えば、欧州特許出願公開第1,440,882号明細書、欧州特許出願公開第1,464,914号明細書、国際公開第2007/147594号パンフレット、国際公開第02/062,619号パンフレット、米国特許第7,204,457号明細書、国際公開第03/045,779号パンフレット、国際公開第04/011,331号パンフレットなどからのような、当技術分野で公知の任意の構成とすることができ、これら特許の開示は、参照により本明細書に援用するものとする。本発明のネットが積み荷ネットとして使用される場合、前記ネットは、中心部または中心パネル部を有し、複数のウイング部または側部フラップが中心部から外側に延びる十字形状の一体構造を有するのが好ましい。そのようなネットの例は、国際公開第02/062,619号パンフレットに開示されている。
本発明のネットはまた、難燃剤、摩耗を低減するコーティング、着色剤、つや消し剤などを被覆されるか、または含有することができる。
下記に図について説明するが、本発明はそれに限定されるものではない。
a)はネット部材と取付手段との間の連結部を示し、b)は連結部の垂直断面を示し、c)は連結部の平行断面を示している。 ロープでできたネット部材の断面を示し、そのロープは凹凸のある断面を有する。 4つのネット部材で構築されたネットを概略的に示し、各ネット部材は、その各端部に連結された取付部材を有する。
ネット部材(100)の厚さDは、ネット部材が取付手段(500)と相互連結し、前記部材に作用する負荷が前記手段に伝達される、またはその逆である位置(300)での前記部材の厚さとして、図1のa)〜c)に例示したように定義される。厚さDは、ネットに負荷がかかっていないときに、測定されるネット部材と、適切な場合はさらに手段とを張りをもたせた状態に維持して測定される。ネット部材の厚さDは、部材が手段と相互連結する部分(300)に対して垂直な、前記部材の断面(201)によって測定可能である。本明細書では、部材を張った状態に維持することとは、ネット部材がたるむのを防止するのに十分であるが、ネット部材の変形を引き起こすほど強力ではない負荷を前記部材が受けることと解釈される。特に、部材が円形断面を有する場合、厚さDは部材の直径である。取付手段の厚さDは、相互連結位置(300)でのその断面(202)から同様に測定される。図1のa)において、部材(100)は、特定の長さ部分(101)を取付手段の開口(501)に通し、固定手段(400)、例えば、縫合によって、前記特定の長さ部分を前記部材の本体(102)に固定して、取付手段(500)に連結されている。
部材または取付手段は、凹凸のある断面を有することが可能である。これは、部材がロープ(600)で構築された図2の場合であり、断面の不規則性は、ロープのストランド(700)の外を向いた凸部に起因する。この場合に、凹凸のある部材の厚さを定義するのに、その部材の断面を楕円(800)で近似し、ロープが取付部材と連結した部分に対して垂直な楕円の軸(例えば、801)を使用するのが的確である。長円形の断面(図示せず)も、楕円で近似することができ、上記の方法を使用して、それらの厚さを測定することができる。凹凸のある断面の取付手段の場合、同じ方法を使用して、前記手段の厚さを定義することができる。
ストラップを使用してネット部材を製造する場合、本明細書では、ネット部材の厚さDは、ストラップの厚さ(t)と解釈される。特定の長さのストラップを重ねて前記部材を構築する場合、厚さDは、ストラップの厚さ(t)に、連結位置での特定の長さ部分の重ねた数量を乗じたものか、または厚さが異なる特定の長さのストラップを使用する場合、厚さDは、連結位置で重なったすべてのストラップの厚さの合計である。
本発明の好ましい実施形態では、取付手段は、ネットに張力をかけるために使用される張力装置であり、ネットの他の部分を形成するネット部材を連結して、またはフックで留めてひだを作り、それによってネットに張力をかけることでネットのたるみをとる。張力装置はフックであることが好ましく、マグネシウムまたはマグネシウム合金から製造されるのが好ましい。その利点は、この実施形態によるネットが積み荷ネットとして使用され、積み荷を所定の位置に固定するために、積み荷を覆って張力をかけられた場合に、そのネットがより高い安全率をもたらすことである。特に、張力装置、例えば、フックがネット部材に取り付けられた位置で、積み荷からの高い圧力を受けた場合に、ネットには、損傷がほとんどないか、または全くないことを確認した。この実施形態のネットはまた、ネットをプラットフォームまたはパレットに取り付けるために、好ましくはネットの周縁に取り付けられた取付手段を含むのが好ましい。その利点は、そのようなネットでは効率がさらに高くなることである。
本発明はまた、ネット内での取付手段の使用に関し、前記手段は、少なくとも、ネット部材と前記手段との間で負荷が伝達される1つまたは複数の連結位置で、ネット部材の厚さの少なくとも1.2倍の厚さを有する。取付手段は張力装置であるのが好ましく、前記手段はフックであるのがより好ましい。取付手段は、軽金属で作製されるが好ましい。
本発明はまた、本発明のネットを積み荷ネットまたはバリアネットとして使用することに関する。
本発明が、下記の実験および比較例を用いてさらに説明されるが、それらに限定されるものではない。取付手段とネット部材との間の連結部は、ネットの最弱部分であるので、前記連結部の効率が上がると、ネットの効率が改善されると考えた。
[方法]
・ネットの効率(%)は、ネット部材の引張り強度(TSmember)とネットの引張り強度(TSnet)を測定し、式1を使用して求められる。
Figure 2011525456


・ネット部材のTSmemberは、標準規格ISO 2307に準じた試験によって求められる。ネット部材が、高強度ポリエチレン繊維、特に、UHMWPE繊維を含む場合、試験を若干修正して試験速度を1/5に落とした。高強度ポリエチレン繊維の剛性は高いので、前記ポリエチレン繊維は、通常のクランプ変位速度を適用した場合に、比較的小さい歪みで、したがって、かなり短い時間で破断する。落とした試験速度は、様々な測定および観測を行うのに、十分に長い試験時間が得られるように選択される。
・図3に基づいて構築したネットに関するTSnetを求めた。そのネットは、同一の4つのネット部材(100)を有した。ロープの自由端を2つのフック(500)の開口(501)に通し、その自由端を継ぎ(図示せず)により他方の自由端に連結して、2つの特定長さ部分(101)、(102)を有するループを形成することにより、ロープからネット部材を作製した。各ネット部材の相当する長さ部分(101)、(102)は、固定手段(400)を用いて交差部で互いに連結されている。フック(500)は、ネット部材を張った状態に維持するが、前記部材に負荷がかからないように、固定した支持体(900)に取り付けられている。ネット部材上の不均一な負荷分布を模擬的に再現するために、利用可能な8つのフックからランダムに選択されたフックが、引張り試験機(図3には示さず)に連結され、負荷(901)をかけられている。TSnetは、ネットが破損する負荷、すなわち、負荷がかかったネット部材が破断する負荷である。ネット部材の特定長さ部分(101)、(102)の両方が負荷を担持するのに寄与することから、式1で係数2を使用した。
・ネットの安全率は、上記の方法に従って測定したネットの引張り強度(TSnet)と、使用されるネットに意図された最大引張り強度との間の比として定義される。
[実施例および比較実験]
[実施例1]
厚さDが約5.5mmのロープでできたネット部材から図3によるネットを作製した。ロープは、(オランダ国DSMダイニーマ社(DSM Dyneema)からダイニーマ(Dyneema)(登録商標)SK75として販売されている)ゲル紡糸されたUHMWPE糸からロープを製造した。このロープは、3×12×5280dtex構成である、すなわち、3ストランドレイドロープであり、各ストランドは12本の糸を配置して作られ、各糸は5280dtexである。修正したISO 2307に基づいて測定したロープの強度は、約4.5kNであった。ネット部材を縫合して4つのネット部材を互いに連結した。
フライス加工により、アルミニウム2024T3合金板から、取付手段として使用されるフックを作製した。すべてのフックは、ロープとの連結位置で円形断面を有し、厚さDは15mmとした。それらフックの重量は56gであった。この実施形態の場合、
Figure 2011525456

であった。
「方法」項で上記に説明した技術に基づいて測定したネットの効率は、71%であった。
[比較実験1(CE1)]
実施例1を繰り返したが、アルミニウム製のフックではなくて、一般構造用鋼からフライス加工した鋼製フックを使用した。鋼製フックの厚さは5.5mmとした。フックの重量は60gであった。この実施形態の場合、
Figure 2011525456


であった。
ネットの効率は48%であった。
[実施例2]
実施例1を繰り返したが、円形断面であり、アルミニウム製フックではなくて、マグネシウムでできたフックを使用した。マグネシウム製フックの厚さ(直径)Dは16mmとした。マグネシウム製フックの重量は40gであった。この実施例の場合、
Figure 2011525456


であった。
連結効率は72%であった。
[実施例3]
実施例1を繰り返したが、ロープではなくて、織物ストラップを使用してネット部材を構築し、取付手段として厚さ7mmのフックを使用した。
実施例1のダイニーマ(登録商標)SK75マルチフィラメント糸から織物ストラップ(2層ウェビング)を作製した。ストラップの厚さ(t)は1.5mm、その幅は8.5mmとした。織布の縦糸方向の線密度は11900texであった。その破断強度は21kNであった。
この実施形態の場合、
Figure 2011525456

であった。
ネットの効率は86%であった。
[比較実験2(CE2)]
実施例3を繰り返したが、厚さ1.5mmの高強度鋼製フックを使用した。この実施形態の場合、
Figure 2011525456

であった。
ネットの効率は47%であった。
上記に示した実施例および比較実験から、ネットの効率は、比D/Dを大きくすることで高くなることが分かる。軽量の取付手段を使用することにより、公知のネットと比較して効率が高く、それと同時に重量が軽いネットが作られたことも分かる。
したがって、本発明のネットは、負荷が増大した条件下で、破損や破断を起こすことなく利用することができる。したがって、本発明のネットは、軽量でありながら、安全率が改善される。

Claims (6)

  1. 格子構造で配置され、厚さDを有する複数のネット部材を含むネットであって、前記部材に連結された取付手段をさらに含む前記ネットにおいて、前記取付手段の厚さDが、少なくとも、前記部材と前記手段との間で負荷が伝達される1つまたは複数の連結位置で前記厚さDよりも大きく、比D/Dが少なくとも1.15であることを特徴とするネット。
  2. は、前記厚さDの少なくとも1.2倍である、請求項1に記載のネット。
  3. 前記ネット部材には、特定の長さのロープおよび/またはストラップが含まれる、請求項1または請求項2に記載のネット。
  4. 前記取付手段は、MgまたはMg合金でできたフックである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のネット。
  5. ペレットに積み荷を固定するための積み荷ネットとしての請求項1〜4のいずれか一項に記載のネットの使用。
  6. バリアネットとしての請求項1〜4のいずれか一項に記載のネットの使用。
JP2011514061A 2008-06-23 2009-06-23 積み荷ネット Pending JP2011525456A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP08011340.0 2008-06-23
EP08011340 2008-06-23
PCT/EP2009/057770 WO2009156377A1 (en) 2008-06-23 2009-06-23 Cargo net

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011525456A true JP2011525456A (ja) 2011-09-22

Family

ID=40051421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011514061A Pending JP2011525456A (ja) 2008-06-23 2009-06-23 積み荷ネット

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8870504B2 (ja)
EP (1) EP2288517B1 (ja)
JP (1) JP2011525456A (ja)
KR (1) KR20110041485A (ja)
CN (1) CN102066154A (ja)
BR (1) BRPI0914237A2 (ja)
EA (1) EA201100074A1 (ja)
WO (1) WO2009156377A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1038844C2 (nl) * 2011-05-27 2012-11-28 Don Bosco Holding B V Inrichting voor het haken van een luchtvrachtnet, dat over de luchtvracht getrokken wordt, aan een luchtvrachtpallet terwijl de inrichting licht van gewicht is en toch dezelfde sterkte heeft als een te doen gebruikelijke veel zwaardere stalen haak.
US20150152593A1 (en) * 2011-12-19 2015-06-04 Dsm Ip Assets B.V. Rope comprising at least one fibrillated film tape
US20150345053A1 (en) * 2012-06-27 2015-12-03 Niles Mittet SKARBÖVIG Composite rope and mesh net made therefrom
KR101985762B1 (ko) 2012-08-13 2019-06-04 삼성에스디아이 주식회사 단자의 연결 구조가 개선된 이차 전지 및 이를 포함하는 전지 모듈
FR3016008B1 (fr) * 2013-12-27 2016-05-06 Ack Forankra Crochet pour filet de fret pour le transport aerien.
US9758084B1 (en) * 2017-02-13 2017-09-12 Randy Clark Adjustable cargo securing strap
DE202018103592U1 (de) * 2018-06-25 2018-07-09 Westdeutscher Drahtseil-Verkauf Dolezych Gmbh & Co. Kg Flächiges Sicherungsmittel
US11401742B1 (en) * 2019-11-26 2022-08-02 Amazon Technologies, Inc. Load restraining apparatus for performing a controlled fall of unsecured freight
US11001190B1 (en) * 2020-09-22 2021-05-11 Michael Thomas Dahl Expandable net

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4912735Y1 (ja) * 1970-07-27 1974-03-28
JPS63128347U (ja) * 1987-02-16 1988-08-22
JPH01111082U (ja) * 1988-01-22 1989-07-26
JPH041168U (ja) * 1990-04-13 1992-01-07
JPH0544381A (ja) * 1991-08-12 1993-02-23 Nhk Spring Co Ltd シート状物の引出しロツク装置
JPH0616257U (ja) * 1992-08-07 1994-03-01 株式会社伊原工業 荷締ベルトに使用される着脱式端末金具
JP2004092869A (ja) * 2002-09-03 2004-03-25 Osaka Coat Rope Kk ワイヤ類の端末部によるループの形成方法及びこの方法に用いられる固定金具更にこの固定金具を用いた吊下げ具
JP2005029018A (ja) * 2003-07-14 2005-02-03 Yamaha Motor Co Ltd 荷締め具の角部保護部材
WO2006066970A1 (en) * 2004-12-23 2006-06-29 Dsm Ip Assets B.V. Air cargo net

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3312181A (en) * 1964-03-02 1967-04-04 American Mach & Foundry Cargo restraining methods and devices
NL177759B (nl) 1979-06-27 1985-06-17 Stamicarbon Werkwijze ter vervaardiging van een polyetheendraad, en de aldus verkregen polyetheendraad.
NL177840C (nl) 1979-02-08 1989-10-16 Stamicarbon Werkwijze voor het vervaardigen van een polyetheendraad.
US4413110A (en) 1981-04-30 1983-11-01 Allied Corporation High tenacity, high modulus polyethylene and polypropylene fibers and intermediates therefore
US4663101A (en) 1985-01-11 1987-05-05 Allied Corporation Shaped polyethylene articles of intermediate molecular weight and high modulus
DE3682241D1 (de) 1985-02-15 1991-12-05 Toray Industries Polyaethylen-multifilament-garn.
JPH06102846B2 (ja) 1985-05-01 1994-12-14 三井石油化学工業株式会社 超高分子量ポリエチレン延伸物の製造方法
EP0205960B1 (en) 1985-06-17 1990-10-24 AlliedSignal Inc. Very low creep, ultra high moduls, low shrink, high tenacity polyolefin fiber having good strength retention at high temperatures and method to produce such fiber
US4992015A (en) * 1989-01-11 1991-02-12 Florence Glen A Cargo tie-down anchor
US4900204A (en) 1989-04-14 1990-02-13 Spidy Gear International, Inc. Elastic spider web cargo restraint devices
JPH05503475A (ja) 1990-02-16 1993-06-10 アライド―シグナル・インコーポレーテッド 成形された急断抵抗性布地のロールおよびその製法
US5328310A (en) * 1993-01-04 1994-07-12 Lockney William R Cargo restraining tonneau net
US5848864A (en) * 1997-10-29 1998-12-15 Keeper Corporation Color coded load restraint
DE19835230B4 (de) * 1998-08-04 2004-02-19 Baumeister & Ostler Gmbh & Co Einfaches Rückhaltenetz mit unnachgiebigen Haltebändern
US6448359B1 (en) 2000-03-27 2002-09-10 Honeywell International Inc. High tenacity, high modulus filament
GB0102823D0 (en) * 2001-02-05 2001-03-21 Bridport Aviat Products Ltd Cargo Net
GB0128163D0 (en) 2001-11-23 2002-01-16 Bridport Aviat Products Ltd Nets
GB0201752D0 (en) * 2002-01-25 2002-03-13 Bridport Aviat Products Ltd Barrier net
GB0217423D0 (en) 2002-07-26 2002-09-04 Bridport Aviat Products Ltd Barrier net
GB0301632D0 (en) 2003-01-24 2003-02-26 Amsafe Bridport Ltd A flexible screen
DE602004000383D1 (de) 2003-03-29 2006-04-20 Amsafe Bridport Ltd Tarnnetz
ATE535633T1 (de) 2004-01-01 2011-12-15 Dsm Ip Assets Bv Verfahren zur herstellung von hochleistungsfähigem polyethylen- multifilamentgarn
EP1870281A1 (en) 2006-06-23 2007-12-26 DSMIP Assets B.V. Cargo net

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4912735Y1 (ja) * 1970-07-27 1974-03-28
JPS63128347U (ja) * 1987-02-16 1988-08-22
JPH01111082U (ja) * 1988-01-22 1989-07-26
JPH041168U (ja) * 1990-04-13 1992-01-07
JPH0544381A (ja) * 1991-08-12 1993-02-23 Nhk Spring Co Ltd シート状物の引出しロツク装置
JPH0616257U (ja) * 1992-08-07 1994-03-01 株式会社伊原工業 荷締ベルトに使用される着脱式端末金具
JP2004092869A (ja) * 2002-09-03 2004-03-25 Osaka Coat Rope Kk ワイヤ類の端末部によるループの形成方法及びこの方法に用いられる固定金具更にこの固定金具を用いた吊下げ具
JP2005029018A (ja) * 2003-07-14 2005-02-03 Yamaha Motor Co Ltd 荷締め具の角部保護部材
WO2006066970A1 (en) * 2004-12-23 2006-06-29 Dsm Ip Assets B.V. Air cargo net

Also Published As

Publication number Publication date
US8870504B2 (en) 2014-10-28
WO2009156377A1 (en) 2009-12-30
EA201100074A1 (ru) 2011-08-30
EP2288517A1 (en) 2011-03-02
US20110176883A1 (en) 2011-07-21
BRPI0914237A2 (pt) 2015-11-03
CN102066154A (zh) 2011-05-18
KR20110041485A (ko) 2011-04-21
EP2288517B1 (en) 2013-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011525456A (ja) 積み荷ネット
JP5339641B2 (ja) リンクを備えるチェーン
US8215094B2 (en) Chain comprising a plurality of interconnected links
US9879757B2 (en) Chain comprising polymeric links and a spacer
US11773517B2 (en) Hybrid chain link
JP4960885B2 (ja) カーゴネット
JP2008525258A5 (ja)
US10870930B2 (en) Hybrid chain link
US20180119776A1 (en) Polymeric chain link

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131105