JP2011524970A - 暖房、換気及び空調システム - Google Patents

暖房、換気及び空調システム Download PDF

Info

Publication number
JP2011524970A
JP2011524970A JP2011514051A JP2011514051A JP2011524970A JP 2011524970 A JP2011524970 A JP 2011524970A JP 2011514051 A JP2011514051 A JP 2011514051A JP 2011514051 A JP2011514051 A JP 2011514051A JP 2011524970 A JP2011524970 A JP 2011524970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
ventilation
air conditioning
energy
conditioning system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011514051A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011524970A5 (ja
Inventor
フランク シュミット,
ホルガー アルフォンス エッゲルト,
マルクス ブレーラー,
ユージーン ユー,
ジム オキャラハン,
Original Assignee
エノーシャン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エノーシャン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング filed Critical エノーシャン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Publication of JP2011524970A publication Critical patent/JP2011524970A/ja
Publication of JP2011524970A5 publication Critical patent/JP2011524970A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F5/00Air-conditioning systems or apparatus not covered by F24F1/00 or F24F3/00, e.g. using solar heat or combined with household units such as an oven or water heater
    • F24F5/0046Air-conditioning systems or apparatus not covered by F24F1/00 or F24F3/00, e.g. using solar heat or combined with household units such as an oven or water heater using natural energy, e.g. solar energy, energy from the ground
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/0001Control or safety arrangements for ventilation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/30Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/30Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
    • F24F11/46Improving electric energy efficiency or saving
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/70Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
    • F24F11/72Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure
    • F24F11/74Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure for controlling air flow rate or air velocity
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F5/00Air-conditioning systems or apparatus not covered by F24F1/00 or F24F3/00, e.g. using solar heat or combined with household units such as an oven or water heater
    • F24F5/0042Air-conditioning systems or apparatus not covered by F24F1/00 or F24F3/00, e.g. using solar heat or combined with household units such as an oven or water heater characterised by the application of thermo-electric units or the Peltier effect
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2110/00Control inputs relating to air properties
    • F24F2110/50Air quality properties
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)

Abstract

【解決手段】暖房、換気及び空調システムは、通過する気流の流量を調整する可変通気口と、前記可変通気口を制御するアクチュエータと、前記アクチュエータにエネルギを供給し、前記アクチュエータの作動に必要なエネルギを周囲の環境から得る環境エネルギ収集機構とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は暖房、換気及び空調(HVAC)システムに関する。
代表的な住宅の場合、主たる居住区域に配設されるのが一般的な唯一の自動調温装置を有しており、この自動調温装置により住宅全体について温度の調整が行われるようになっている。太陽に対する向き、階上と階下、キッチンでの料理、断熱性の違い、窓の数などといった様々な理由から、住宅内の至る所の温度が、自動調温装置における温度から著しく(華氏10度)異なっていることがある。このため、住宅のあちこちで不快な温度となることが多々ある。
居住者は、通気口を手動で調整することにより、特定の部屋への気流を変更することができるが、以下の理由により、これでは快適性をわずかに向上させることしかできない。
・通気口は、家具の背後に位置していたり、天井に取り付けられていたりすることが多く、手の届かないところにあるので、変更することができない。
・暖房や空調は自動調温装置が指令したときしか作動せず、空気の流れがなければ、別の部屋で通気口を開閉しても変化が生じることはない。
・季節的な変化によって、例えば冬期には上昇しようとする熱を下方の階に向けて移動させ、夏期には下降しようとする冷気を上方の階に向けて移動させるような大幅な調整が必要となる。また、その間の移行期間においては、1日のうちにHVACシステムを暖房から冷房に切り換える必要があり、何度も通気口を調整しなければならなくなる。
・住宅では、暖房が必要な部屋と、冷房が必要な部屋とがあるような場合もあり得る。従来のHVACシステムでは、このようなことを実現することはできない。
・住宅の多くの部分に人がいない場合、これらの部屋を空調するためにエネルギが浪費されることになる。
HVACシステムの旧式の自動調温装置は、上限温度と下限温度との間の固定温度に手動で設定が行われる。新式のプログラム可能な自動調温装置は、時刻や、平日用の設定と週末用の設定とのいずれかなどに基づき、様々な設定が可能となっている。但し、このような自動調温装置も、依然として部屋毎の調整が不可能である。
商用オフィス空間では、可変風量通気口(VAV)を用いて空調を行うのが一般的である。最も簡単なVAVシステムには、華氏55°程度の温度の冷房モードの空気を配送する給気ダクトが組み込まれている。供給する空気の温度が一定であることから、対象となる温度調整ゾーンにおける熱取得または熱損失の増減に合わせて空気流量を調整する必要がある。複数の部屋の空調を行う必要がある場合、各部屋毎にVAVを調整して気流を調節しなければならない。多くのVAVは、例えばノブをひねって通気口を開閉するなどといった手動操作に依存したものとなっている。但し、これらの通気口は天井にあるのが一般的であり、容易に手が届くようにはなっていない。
自動化されたVAVは、自動調温装置或いはビル自動化システムからの入力に基づき、開口を調整するモータを有している。このようなシステムは、モータと、いつどれだけ動かすかを指示するためのデータとが必要となり、電力供給及びデータ信号のための配線が必要となる。このような自動化されたVAVを設置するために要するコスト及び時間は過大なものとなる可能性がある。
本発明が提供する暖房、換気及び空調システムは、通過する気流を調整する可変通気口と、前記可変通気口を制御するアクチュエータと、前記アクチュエータにエネルギを供給し、前記アクチュエータの作動に必要なエネルギを周囲の環境から得る環境エネルギ収集機構とを備えることを特徴とする。
アクチュエータは、気流の運動エネルギ、温度差、或いは環境光エネルギといった環境エネルギを電気エネルギに変換する1つ以上のエネルギ収集機構により電力を自己供給するので、アクチュエータに電力を供給するための配線が不要となる。
本システムは、蓄電器、充電式蓄電池、スプリングのような機械的蓄積手段などといったエネルギ蓄積ユニットを1つ以上有するようにしてもよく、これにより、周囲の環境から収集したエネルギを、アクチュエータの駆動が可能な程度に凝集した状態に蓄積することが可能となる。
1つ以上のセンサ、並びに他のコントロールユニットまたは中央コントロールユニットと通信する無線通信システムを設けることにより、データ通信に必要な配線を不要にすることもできる。これにより、通気口及びアクチュエータを、新たなダクトに容易に設置したり、既存の通気カートリッジの置き換えとして設置したりすることが可能となる。
また、本発明は、上述したシステムの運転方法を提供する。この方法により、少なくともアクチュエータをスリープモードとすることで、エネルギ消費を低減することが可能となる。また、1つのゾーンから別のゾーンに供給空気を再分配することにより、システムの効率を改善することが可能となる。
エネルギ収集機構の一実施形態を示す図である。 エネルギ収集機構の別の実施形態を示す図である。 アクチュエータの一実施形態を示す図である。 通信手順の一実施形態を示す図である。 エネルギを収集して供給する回路の一実施形態を示す図である。 エネルギを収集して供給する回路の別の実施形態を示す図である。 無線による間欠的なデータ交換の一実施形態を示す図である。
以下、好ましい実施形態を用い、図面を参照して更に詳細に本発明を説明する。
以下は、周囲の環境からエネルギを収集するエネルギ収集機構の実施形態である。いくつかの種類の異なるエネルギ収集機構を組み合わせて用いることが可能である。
図1は、気流が近くを通過する際に回転するブレードを備えたエネルギ収集機構を示している。ブレードに装着されたマグネットが、外周部に装着されたコイルのそばを通過して回転するようになっている。マグネットがコイルのそばを通過すると、コイルの磁束が変化し、コイルに電流が発生する。
図2は、回転するプロペラの軸に直接的に連結された交流または直流発電機を備えるエネルギ収集機構を示している。整流子及びブラシを必要とせず、従って耐久性があって低騒音であることから、交流発電機を用いるのが好ましい。これらの図のいずれの場合においても、電圧が整流され、蓄電器や充電式蓄電池といったエネルギ蓄積装置の充電に利用されるようになっている。
別の構成においては、プロペラの軸がスプリングを巻くことにより機械的な位置エネルギを蓄える。このスプリングは通気口を開閉するためのエネルギ源として用いられる。
気流の運動エネルギのほかに、別の形態のエネルギを以下のようにして周囲の環境から収集することが可能である。
例えば、熱電式発電装置では、気流が流れるダクト内にペルティエ接合体の一方のプレートを配設して周囲の室温より暖かいまたは冷たい空気に晒し、他方のプレートをダクトの外に配設して周囲の室温中に晒すようにして、このペルティエ接合体を設置することにより、温度差からエネルギが収集される。約30Kの温度差により、アクチュエータ、センサ、コントロールユニット及び無線通信システムを作動させるのに十分なエネルギが発生する。
光エネルギ収集機構は、屋内光や太陽光からエネルギを収集し、これを電気エネルギに変換する。太陽電池を通気口の外側に装着し、光エネルギを電気エネルギに変換してシステムに電力を供給するようにしてもよい。
以下は、空気流量の調整に使用可能なアクチュエータの実施形態である。環境エネルギ収集機構によってアクチュエータへの電力供給を行うことができれば、アクチュエータは自ら電力を供給することが可能となり、アクチュエータの位置に関する情報を提供して通気口がどの程度開口しているかを示すようなセンサを設けることができる。
アクチュエータの実施形態には、調整可能なダンパと、ルーバ付きの通気口カートリッジとが含まれる。このダンパまたはルーバは、ギヤボックス付きの直流モータによって、或いはエネルギ蓄積用スプリングに直接的に連結されたギヤボックスによって駆動することができる。動力源としてスプリングを使用する場合、一方向のみの回転で通気口を開閉することができるようにダンパまたはルーバが構成されているのが好ましい。
図3は、アクチュエータの別の実施形態を示している。気流は、S字状ブレードに対して一定の方向にトルクを発生させる。ブレードがどのような回転角度においても拘束されなければ、ブレードは一方向に回転し続ける。この場合、ブレードを所望の位置に駆動するためのモータは必要ない。ブレードを所望の角度に停止させて気流を調整するには、例えばラッチソレノイドを用いるようなブレーキ機構のみが必要となる。角度の検出には、適度に低分解能のエンコーダ或いはその他の装置を用いることが可能である。このような機構は、軸線方向でエネルギを収集するのに用いることも可能である。
空気の流量を調整する代わりに、このアクチュエータまたは更なるアクチュエータが、気流の生成に使用するモータの速度調整、或いは空気の冷却または加熱の度合いを設定するために用いるバルブの調整を行うようにしてもよい。また、アクチュエータは、気流の方向を調整するのに用いることも可能である。重要なのは、HVACシステムのあらゆる部材の調整にアクチュエータを用いることが可能なことである。少なくとも1つのセンサからの状態情報を用いることにより、このようなシステムの閉ループ制御を実現するようにしてもよい。
以下は、上記HVACシステムに用いることが可能な制御体系の実施形態である。
温度調整ゾーンの分散型制御においては、無線温度センサが様々な温度調整ゾーンまたは部屋に設置され、温度調整ゾーンまたは部屋にあるHVACシステム用アクチュエータと通信を行う。これらセンサ及びアクチュエータは、温度に関して閉じた制御ループを形成する。無線湿度センサを用いて湿度を同様に制御することも可能である。このシステムには存在検知センサを容易に追加することも可能である。
以下は、実行可能な制御手順の一例である。
・アクチュエータは、周期的に起動して自身の存在を示す無線信号を自動調温装置に送信する。
・自動調温装置は、更新された指示をアクチュエータに返信する。
・アクチュエータは、指示を履行しスリープ状態に戻る。
アクチュエータと自動調温装置との間で同期状態を維持するため、同期情報が制御に含まれている必要がある。例えば通気口の開口割合などの指令をコーディネータが直接アクチュエータに送り、アクチュエータが演算に時間を浪費しなくてすむようにして電力を節約できるように、アクチュエータ及びコーディネータのいずれでも制御アルゴリズムを実行可能とすることができる。
温度調整ゾーンまたは部屋の分散型制御についての主な短所は、需要と(冷気または暖気の)供給との間で協調性が不足することにある。また、全体の通気割合が極めて低いにも拘わらず、コンプレッサ、ヒータ、或いはファンが最大能力で運転し続けるような場合においても、HVACシステムに問題を生じさせることになる。
温度調整ゾーンの集中制御または統合制御の場合、個々の温度調整ゾーンまたは部屋にあるアクチュエータは、閉じた制御ループとしてそのゾーンにある自身用の温度センサを用いて機能するだけではなく、中央コントローラからの指令も管理指令または優先指令として受け入れるようになっている。住宅内の装備及びセンサはいずれも基本的に無線ネットワークを構成している。これにより、HVACシステムの別のサブシステムとの間で高いレベルの協調を得ることが可能となり、温度調整ゾーンまたは部屋の分散型制御では取り扱いが困難な、スケジューリングや優先順位割り当てなどといった他の事柄も取り扱えるようになる。
統合制御システムはシステムのエネルギ効率及び快適性を大幅に改善するものであり、以下のような利点がある。
・個々の温度調整ゾーン制御または室内制御は依然として実行可能である。存在検知センサのような他のセンサを個々の調整ゾーンまたは部屋に組み込むことも依然として可能である。
・計画的な温度調整制御が可能である。
・需要と供給との間で協調させることが可能である。通気口から放出される全体の空気流量が低減されるので、コンプレッサ、ヒータ及びファンの出力を低減できる。通気口の全体の開口率は、アクチュエータが通信を確認したときに、コーディネータまたは中央コントローラから収集された全アクチュエータの実際の位置を用いて演算することが可能である。このためには、ガス弁のアクチュエータ、並びにコンプレッサ及びファン用の可変周波数駆動機構(VFD)が必要であって、これらアクチュエータ及び可変周波数駆動機構も、HVACシステムの無線ネットワークの一部を構成するように、無線通信装置を装備することが可能である。
・調整ゾーンまたは部屋の優先順位割り当てを適用することが可能である。HVACシステムの能力が限界に達した場合、中央コントローラまたはコーディネータにより、冷気または暖気の供給を割り振ることができるため、その時点で優先順位の高い調整ゾーンまたは部屋を優先的に取り扱うことが可能である。中央コントローラは、優先順位に応じて空調資源を調整ゾーンまたは部屋に割り振ることができるので、優先順位の高いゾーンまたは部屋において設定状態に到達するまでの遅延時間の短縮が期待される。
・外気温度及び平均室温を計測及び演算し、無線センサを用いてメインダクト及び流体移送管の温度を監視することが可能であり、中央コントローラがHVACシステムの作動を最適化すると共に装備の損傷を防止する上で、これらの情報を利用することができる。
・グラフィックディスプレイを有した無線ハンドセットを用いて、住宅内の温度分布を監視し、温度制御特性を設定したり変更したりすることが可能である。
集中制御は以下のようにして行うことができる。
・太陽光駆動の自動調温装置を含め、自動調温装置が、建物の特定エリアに関する環境状態の現状と目標について、最新情報を周期的に中央コントローラに供給する。
・中央コントローラは待ち受けモードを維持し、アクチュエータから通知が送られて来るのを待つ。
・アクチュエータは、設定可能なスリープ周期のもとで周期的に起動し、通気口の開口位置、即ち開口状態を計測する。そして、このアクチュエータは、無線により、この開口状態を中央コントローラに通知する。
・中央コントローラは、実際の開口状態と目標開口状態とを比較し、通気口の設定状態の変更を要求する無線メッセージを送信する。
・通気口が新たな設定状態に変更される。必要に応じ、更新された開口状態に関して通気口が確認応答を行うようにすることも可能であり、或いはエネルギ節約のため、スリープモードに戻るようにすることもできる。
以下は、HVACシステムが使用する通信プロトコルの実施形態である。
無線ノードにおけるエネルギ消費を低減するためには、センサへの電力供給形態に応じて、センサとアクチュエータとの間の通信プロトコルを慎重に定める必要がある。HVACアクチュエータを用いたシステムの代表的な構成は、自己給電式温度センサ、自己給電式HVACアクチュエータ、並びに商用電源から電力供給を受ける1以上のコーディネータまたは中央コントローラである。必要に応じ、商用電源から電力供給が可能なコンプレッサ用VFD、ファン用VFD、及びバーナ燃料弁コントローラがこのシステムに含まれる。
センサ及びアクチュエータがいずれも自己給電を行い、大部分の時間にわたりパワーセーブモードとなって電力を節約するようにしているので、これらが互いに通信可能となるように起動時期を同期させることは困難である。このような場合、商用電源から電力供給を受けるコーディネータは、これら2つの自己給電式装置の仲立ちとして使用される。通信手順の一実施形態を図4に例示する。
センサのデータは周期的にアクチュエータに送信される必要がある。センサは、パワーセーブモードから起動するたびに、温度などの状態情報を検出し、その通信能力の範囲内にあるコーディネータにデータを送信する。コーディネータは、一定期間にわたりデータまたは通信内容をバッファに保持する。アクチュエータは、周期的に起動し、通気口の開口率を示すアクチュエータ位置が含まれた通信を、データペイロードとして、確認を行うコーディネータに送信する。そして、アクチュエータは、このような確認用通信を行った後、所定の期間にわたり待ち受け状態を維持する。アクチュエータからメッセージ確認用の通信を受け取ると、コーディネータはアクチュエータに対して待機中のメッセージがあるか否かを確認する。バッファに保持したメッセージがある場合、当該メッセージは直ちにアクチュエータに転送されなければならない。
使用される無線プロトコルに応じ、以下のように様々な方法でデータバインディングを行うことが可能である。
・送信者のアドレスのみが通信に含まれていて、送り先のアドレスが含まれていない場合がある。このような場合には、アクチュエータとセンサとの間で関連付けを行う必要がある。コーディネータは、メッセージ確認用の通信を受け取るたびに、バッファに保持されている通信を繰り返すだけでよい。メッセージ確認用の通信を受け取ったときに、異なるセンサからの複数の通信がバッファに保持されている場合、どの通信を繰り返せばよいかが判るように、コーディネータもバインディングテーブルを有するのが有利である。これにより、アクチュエータに必要とされる待ち受け時間を短縮し、エネルギ消費を抑制することができる。この場合、ルーティングを行うことはできない。
・別のケースとして、発信元及び送り先の両方のアドレスが通信に含まれている場合がある。この場合、上述したようにセンサとアクチュエータとの間で関連付けを行うことも可能であり、或いはコーディネータにおいて関連付けを行うことが可能である。コーディネータは、上述したように単に通信を繰り返すか、或いはHVACシステムが初期設定された際に定められたバインディングテーブルに従い、通信をバッファに保持して送信してもよい。
・通信に送り先のアドレスのみを含めることも可能である。この場合も、上述したように、容易に取り扱いが可能である。
以下は、HVACシステムにエネルギを供給するために用いられる方法及び回路に関する実施形態である。
多くの環境エネルギ収集機構は高インピーダンス電源として作動する。一方、負荷は低インピーダンスを有してエネルギを受け取ることが多い。これが、負荷を駆動するのに十分な状態となるまで収集エネルギを蓄積しなければならない理由である。
エネルギ収集の方法は以下のような手順で行われる。
・熱電変換器が可変通気口の内側と外側との温度差により蓄電器を充電する。
・蓄電器の電圧が所定の閾値に達すると、収集されたエネルギが電圧変換器に供給される状態に直ちに切り替わる。
・無線トランシーバにエネルギが供給されるようになり、実際の温度、或いは存在を示す信号を送信し、送信後の数msの間は、引き続き受信部への電力供給が行われる。
・商用電源から電力供給を受けるコントロールステーションは、送信された温度を受信し、制御指令を送信する。
・無線トランシーバは、この制御指令を受信し、指令された方向にアクチュエータを駆動する。
・作動が求められない場合、無線トランシーバはスリープモードに移行し、余剰エネルギは更なる電力蓄積に用いられる。
・エネルギ蓄積用の蓄電器の電圧が降圧レギュレータによる調整電圧まで低下すると、直ちに無線トランシーバ及びモータへの電力供給が遮断される。
・エネルギ貯蔵用の蓄電器のエネルギが再び十分蓄えられると、無線トランシーバは最後に受け取った指令に従い、依然として実行する必要のある処理の数を確認する。
・実行すべき処理が残っている場合、コントローラはアクチュエータに対する処理を開始する。
・指令された全ての処理が完了している場合、無線トランシーバは処理完了信号を送信し、次の指令の受信に備え、受信部を再び作動状態とする。
・何も実行する必要がない間は、迅速な制御のためにエネルギを収集することが可能となる。
HVACシステムは、無線による制御を用いずに、分散して作動させることも可能である。この場合、入力制御として、ポテンショメータまたはスイッチにより目標温度を設定する。そして、独自の調整により温度が一定に保持される。このとき、無線トランシーバ用のエネルギはモータに供給することが可能となる。このような制御は以下のようにして行われる。
・熱電変換器が鎧戸式カバーの内側と外側との温度差により蓄電器を充電する。
・マイクロコントローラへの電力供給に十分な充電がなされると、マイクロコントローラは直ちに、例えばポテンショメータの抵抗値或いはデジタルスイッチによって目標温度を読み取る。可能な限り最善の調整方法として、スイッチのみを用いて増減するようにしてもよい。
・次に、マイクロコントローラは、モータを作動させるべきか否か、及びモータの作動方向を決定する。このような決定は、鎧戸カバー外側の実際の温度と実際の調整値との比較結果に応じて行われる。
・「増」や「減」の操作方向を有したスイッチの場合、スイッチが中立位置になく、且つエネルギが十分ある限り、モータがゆっくりと作動する。
・数個の操作位置を有したスイッチの場合、或いはポテンショメータの場合、目標温度に達しない限り、モータがゆっくりと作動する。
・マイクロコントローラは、次に処理を行うべきか否か、及びどちらの方向に向けて処理を行うべきかについての判定を行う。
・目標温度に達すると、必要に応じて制御方向に向けての処理を行うためのエネルギを得ることにより、マイクロコントローラが温度を一定に保持する。
・マイクロコントローラは、目標温度に関する入力を読み取り、これを実際の温度と比較し、調整処理の実行要否を判定する。
・マイクロコントローラは、エネルギ収集のループに入り、入力を読み取って実際の値と比較し、処理を開始するか或いはスリープ状態となる。
図5は、エネルギ収集を行いモータに電力供給を行うための回路の一実施形態を示している。この回路には100kΩのインピーダンスを有した5Vの電圧レギュレータが設けられており、この電圧レギュレータは、太陽電池或いは熱電変換器であってもよい。そして、エネルギ収集用蓄電器C1が充電されるようになっている。収集されたエネルギが、例えば3Vの調整可能な閾値に達すると、直ちに出力が行われ、例えば2Vの調整可能な閾値に低下すると、出力が停止されるようになっている。再充電の時間間隔は、約156秒となっている。低インピーダンスの出力によって、短時間に高エネルギを供給することが可能である。放電時間、及びこれに伴うエネルギ収集用蓄電器の残存電圧は、C2の大きさに依存する。100mH且つ10Ωのモータは、3.16Vで電力供給が開始され、15msの期間にわたり電力供給が行われて、2.12Vで電力供給が終了するようになっている。
アクチュエータは、ブラシ付きの非鉄製電機子を有し、以下のような特性を有した電動モータとすることが可能である。
・直流3Vの電源
・30mA未満の開回路電流
・85%を上回る効率
・10ms未満の加速時間
或いは、一例として、ファウルハーベル(Faulhaber)社製で、0.15Wの容量を有した直流3V/13.5Ωのギヤ付き直流モータを用いるようにしてもよい。このモータは、6:1から324:1までの変速比のギヤを適用することが可能である。上述したエネルギ収集供給装置、及びこのようなモータを有したバッテリなしのシステムにより、自己給電式の空調用制御装置を作動させることが可能である。
熱電変換器は、数分で2200μFの蓄電器を例えば4.5Vまで充電することが可能である。蓄積されるエネルギWは、W=C・U/2=2200μF・(4.5V)/2によって22mW秒となる。このエネルギは、3Vの定電圧に変換することが可能であり、この場合、W=C・U/2=1100μF・(3V)によって10mW秒が失われることになり、3Vでほぼ12mW秒のエネルギが残存する。これにより、モータには50msにわたって1/4Wの電力が供給されたことになる。もう1つの可能性として、3Vのモータに、例えば残存電圧が2Vになるまで4.5Vを直接供給することにより蓄電器の放電を行うものがある。この場合、W=C・U/2=2200μF・(2V)/2によって4.4mW秒のエネルギのみが使用されずに残留することになる。この残留充電量は、再充電時間を減らすことになるので、損失とはならない。この場合、利用可能なエネルギはほぼ18mW秒となる。これは、50msの期間にわたって0.36Wの電力を供給することとなる。
使用しうるエネルギは、例えば50msの期間でのみ供給可能なので、モータは低質量で迅速に始動できるようにすべきである。このことは、非鉄製電機子を使用しないモータによって実現することも可能である。
突入電流は、過大なエネルギが失われない限り、電流制限器によって抑制することが可能である。
図6は、無線トランシーバに対し、データ送受信のために3V、30mAの電力供給を行うようなエネルギ収集供給装置の一実施形態を示している。蓄電器は少なくとも、開始期間の1.5msと、3つの処理単位の通信を送信するための3×1.2msと、応答を受信するための6msとの合計11msにわたり、3V/30mAのエネルギを供給しなければならない。残存エネルギは、全てアクチュエータへの電力供給に用いることができるようになっている。
可変閾値におけるエネルギ投入はIC1によって規定される。本実施形態では、この閾値が4.6Vとなっている。エネルギ投入期間はC2により調整可能であり、本実施形態では130msとなっている。高効率降圧コンバータによって一定化される出力電圧は、R3によってモータ及び無線トランシーバ用に調整することができる。無線トランシーバは100Ωの抵抗を有しているものと仮定する。
このような条件の下で、2200μFの蓄電器が4.5Vまで充電され、降圧コンバータにより出力電圧が3Vとされて放電が行われる。無線トランシーバ及びアクチュエータの作動間隔は84秒とすることが可能であり、このとき3Vの出力の放電が133msにわたって行われる。133msという放電可能時間は、無線トランシーバの電力供給に必要な11msよりもはるかに長い時間となっている。モータは残存する120msの電力供給時間を使用することができるので、アクチュエータの駆動には多くのエネルギが残存していることになる。エネルギ収集用蓄電器の容量を増大させることにより、アクチュエータに対する電力供給時間を線形的に増大させることができるが、必要な充電時間も線形的に増大することになる。
図7は、上述した無線による間欠的なデータ交換の一実施形態を示している。
エネルギ収集機構を有したHVACアクチュエータは、住宅や商用ビルディング用の極めて先進的な制御を可能とする。エネルギ収集機構は、新築住宅への設置が容易であると共に、年数を経た住宅に対しても取り付けが容易である。このような装置を用いることによって、HVACシステムのエネルギ効率及び快適性を大幅に向上させることができる。
本願は、2008年6月18日に出願された米国仮出願第61/132,351号に基づき優先権を主張するものであり、その全てが参照によりここに編入されるものである。

Claims (21)

  1. 通過する気流を調整する可変通気口と、
    前記可変通気口を制御するアクチュエータと、
    前記アクチュエータにエネルギを供給し、前記アクチュエータの作動に必要なエネルギを周囲の環境から得る環境エネルギ収集機構と
    を備えることを特徴とする暖房、換気及び空調システム。
  2. 前記環境エネルギ収集機構は、温度差または温度変化を利用する熱電発電装置であることを特徴とする請求項1に記載の暖房、換気及び空調システム。
  3. 前記温度差は、前記可変通気口の内側と外側との温度差であることを特徴とする請求項2に記載の暖房、換気及び空調システム。
  4. 前記エネルギ収集機構は、
    気流の運動エネルギと、
    環境光と、
    前記暖房、換気及び空調システム自身によって供給されるエネルギと
    の1つに基づくエネルギを変換することを特徴とする請求項1に記載の暖房、換気及び空調システム。
  5. 前記エネルギ収集機構によって変換されたエネルギを蓄えるエネルギ蓄積手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の暖房、換気及び空調システム。
  6. 前記エネルギ蓄積手段は、蓄電器、充電式蓄電池、または機械的蓄積手段であることを特徴とする請求項5に記載の暖房、換気及び空調システム。
  7. 状態情報を検出して通信するように構成された少なくとも1つのセンサを更に備え、
    前記状態情報は、
    屋内空気の非汚染度と、
    一酸化炭素、二酸化炭素、及びまたは煙の濃度と、
    窓、ドア、及びその他の設備の状態と、
    室温と、
    湿度と、
    人間及びまたは動物の存在情報と、
    前記通気口から放出される空気の温度と、
    露点と、
    温度、気流速度、及びモータ速度といった暖気及び冷気発生システムのパラメータと、
    空気流量と相関する前記可変通気口の位置と
    のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項2に記載の暖房、換気及び空調システム。
  8. 前記センサは、自己給電式であって、状態情報を無線で通信することを特徴とする請求項7に記載の暖房、換気及び空調システム。
  9. コントロールユニットを更に備え、
    前記コントロールユニットは、
    少なくとも1つのセンサにより検出されて及び通信された状態情報に基づき、少なくとも1つのアクチュエータを制御することを特徴とする請求項7に記載の暖房、換気及び空調システム。
  10. 前記コントロールユニットは、
    供給する空気の温度、
    供給する空気の気流速度、及びまたは
    前記気流の方向
    を制御することを特徴とする請求項9に記載の暖房、換気及び空調システム。
  11. 中央コントロールユニットが、複数のコントロールユニットに情報を供給するように構成され、前記複数のコントロールユニットのそれぞれは、各自の少なくとも1つのセンサによって検出されて通信された少なくとも1つの状態情報に基づき、少なくとも1つのアクチュエータを制御するように構成され、
    前記中央コントロールユニットは、プログラムに従い、及びまたは前記センサによって供給された前記状態情報に応じ、前記アクチュエータを個別に制御することを特徴とする請求項7に記載の暖房、換気及び空調システム。
  12. 前記アクチュエータは、電動モータ、機械的スプリング、または気流の力によって駆動されることを特徴とする請求項1に記載の暖房、換気及び空調システム。
  13. 前記電動モータはステップモータであることを特徴とする請求項12に記載の暖房、換気及び空調システム。
  14. 前記通気口は、より古い通気口と交換可能な大きさを有していることを特徴とする請求項1に記載の暖房、換気及び空調システム。
  15. 請求項1〜14のいずれか1つに記載の暖房、換気及び空調システムを運転する方法であって、
    少なくとも1つのセンサにより、周期的に状態情報を検出して前記コントロールユニットに通信する工程と、
    前記アクチュエータにより、周期的に実際の通気口位置を前記コントロールユニットに通信する工程と、
    前記実際の通気口位置を、前記状態情報及び少なくとも1つの予め設定された値とから前記コントロールユニットによって演算された目標通気口位置と比較する工程と、
    前記比較の結果に応じ、前記アクチュエータを用いて前記通気口を最新の位置とする工程と
    を備えることを特徴とする暖房、換気及び空調システムの運転方法。
  16. 前記アクチュエータは、確認メッセージを送出し、所定期間にわたり、自身の位置を最新の位置に更新するべく前記コントロールユニットによりバッファに保持されて送信されるメッセージを受信するための待ち受け状態となることを特徴とする請求項15に記載の暖房、換気及び空調システムの運転方法。
  17. 前記アクチュエータは、
    前記コントロールユニットに前記確認メッセージを送り、
    前記コントロールユニットからバッファに保持された前記メッセージを受信し、且つ
    前記通気口を最新の位置とする
    ために十分な長さの期間にわたり起動状態となることを特徴とする請求項16に記載の暖房、換気及び空調システムの運転方法。
  18. 前記アクチュエータは段階的に位置が変更されることを特徴とする請求項17に記載の暖房、換気及び空調システムの運転方法。
  19. 周囲の環境からエネルギを収集し、当該エネルギを前記エネルギ蓄積手段に蓄える工程と、
    前記センサからの前記状態情報を受信して前記実際の通気口位置を前記目標通気口位置と比較するために前記コントロールユニットを起動する工程と、
    前記比較の結果に応じて前記通気口を最新の位置とする工程と、
    前記コントロールユニットを、少なくとも部分的に非作動状態とする工程と
    を更に備えることを特徴とする請求項17に記載の暖房、換気及び空調システムの運転方法。
  20. 対象温度調整ゾーン内の空気よりも、屋外または他の温度調整ゾーンからの空気が冷たい場合には、前記屋外または他の温度調整ゾーンからの空気を当該対象温度調整ゾーンの冷房に使用し、
    前記対象温度調整ゾーン内の空気よりも、前記屋外または他の温度調整ゾーンからの空気が暖かい場合には、前記屋外または他の温度調整ゾーンからの空気を当該対象温度調整ゾーンの暖房に使用する
    ことを特徴とする請求項17に記載の暖房、換気及び空調システムの運転方法。
  21. 前記可変通気口は、夜間及び早朝において前記対象温度調整ゾーンを冷房する場合に、自動的に開動されることを特徴とする請求項20に記載の暖房、換気及び空調システムの運転方法。
JP2011514051A 2008-06-18 2009-06-18 暖房、換気及び空調システム Pending JP2011524970A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13235108P 2008-06-18 2008-06-18
US61/132,351 2008-06-18
PCT/EP2009/057641 WO2009153331A1 (en) 2008-06-18 2009-06-18 Heating ventilating air condition system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011524970A true JP2011524970A (ja) 2011-09-08
JP2011524970A5 JP2011524970A5 (ja) 2012-08-02

Family

ID=40888435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011514051A Pending JP2011524970A (ja) 2008-06-18 2009-06-18 暖房、換気及び空調システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20110172828A1 (ja)
EP (1) EP2313695B1 (ja)
JP (1) JP2011524970A (ja)
CN (1) CN102177400B (ja)
WO (1) WO2009153331A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7448500B2 (ja) 2021-03-16 2024-03-12 トヨタ自動車株式会社 空調システム、および取付具

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8219249B2 (en) * 2008-09-15 2012-07-10 Johnson Controls Technology Company Indoor air quality controllers and user interfaces
US8442694B2 (en) * 2010-07-23 2013-05-14 Lg Electronics Inc. Distribution of airflow in an HVAC system to optimize energy efficiency and temperature differentials
EP2434187B1 (fr) 2010-09-22 2013-06-19 HAGER CONTROLS (Société par Actions Simplifiée) Procédé de pilotage de vanne thermostatique
US9804611B2 (en) * 2012-02-14 2017-10-31 Honeywell International Inc. HVAC controller with ventilation boost control
WO2013181762A1 (en) * 2012-06-07 2013-12-12 Intellinox Inc. Methods for operating heating, ventilation and air conditioning systems
WO2014123531A1 (en) * 2013-02-07 2014-08-14 Honeywell International Inc. Building control system with distributed control
US10094584B2 (en) * 2013-02-07 2018-10-09 Honeywell International Inc. Building management system with programmable IR codes
US10088186B2 (en) * 2013-02-07 2018-10-02 Honeywell International Inc. Building management system with power efficient discrete controllers
US10330335B2 (en) * 2013-02-07 2019-06-25 Honeywell International Inc. Method and system for detecting an operational mode of a building control component
US10359791B2 (en) * 2013-02-07 2019-07-23 Honeywell International Inc. Controller for controlling a building component of a building management system
DE102013014097A1 (de) 2013-08-23 2015-02-26 Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh Einwegartikel für die Dialysebehandlung, Dialysegerät und eine Wasseraufbereitungsanlage für Dialysat
US10126009B2 (en) 2014-06-20 2018-11-13 Honeywell International Inc. HVAC zoning devices, systems, and methods
WO2016022091A1 (en) * 2014-08-04 2016-02-11 Nabih Ahmed Kamal Interior temperature control
NL2013598B1 (nl) * 2014-10-08 2016-09-05 Vero Duco Nv Eenheid voor het regelen van een luchtstroming, ventilatiesysteem met een dergelijke eenheid, alsmede gebouw met een dergelijk systeem.
US20160146489A1 (en) * 2014-11-24 2016-05-26 Intelisense, Inc. Vent apparatus and method
US9680324B2 (en) * 2015-03-06 2017-06-13 Ruskin Company Energy harvesting damper control and method of operation
US10317099B2 (en) * 2015-04-16 2019-06-11 Air Distribution Technologies Ip, Llc Variable air volume diffuser and method of operation
US10132553B2 (en) 2016-07-05 2018-11-20 Johnson Controls Technology Company Drain pan removable without the use of tools
US10704800B2 (en) 2016-09-28 2020-07-07 Air Distribution Technologies Ip, Llc Tethered control for direct drive motor integrated into damper blade
FR3057352B1 (fr) 2016-10-12 2018-10-12 Enerbee Dispositif autonome de mesure des caracteristiques d'un fluide circulant dans un conduit et systeme de commande de la ventilation, de la climatisation et/ou du chauffage utilisant un tel dispositif
US20180222284A1 (en) * 2017-02-09 2018-08-09 Ford Global Technologies, Llc Method of mitigating temperature buildup in a passenger compartment
WO2019010603A1 (en) 2017-07-10 2019-01-17 Carrier Corporation ENERGY SAVING AIR CIRCULATION SYSTEM BASED ON STATE
FR3091327B1 (fr) * 2018-12-31 2021-04-02 Enerbee Dispositif autonome de mesure d’au moins une caractéristique d’un fluide circulant dans un conduit
CN112556097B (zh) * 2020-12-08 2021-11-16 珠海格力电器股份有限公司 空调控制装置的控制方法及空调
IT202100029873A1 (it) * 2021-11-25 2023-05-25 Nuovo Pignone Tecnologie Srl Sistema valvolare con sensore integrato per compressore alternativo

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6186527A (ja) * 1984-10-03 1986-05-02 Sanyo Electric Co Ltd 送風装置
JPS622388U (ja) * 1985-06-07 1987-01-08
JPH10253128A (ja) * 1997-03-18 1998-09-25 Taikisha Ltd 空調システム
JPH11237099A (ja) * 1998-02-19 1999-08-31 Shinko Kogyo Co Ltd 空気調和装置
JP2001317800A (ja) * 2000-04-28 2001-11-16 Kyoritsu Air Tech Inc 空調設備の吹出口構造
JP2003202132A (ja) * 2002-01-09 2003-07-18 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2005249238A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Toyo Netsu Kogyo Kk 無線式空調制御システム
WO2006041599A2 (en) * 2004-10-06 2006-04-20 Lawrence Kates System and method for zone heating and cooling
JP2006296304A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Taiyo Kogyo Co Ltd 園芸用ハウスの換気装置および換気制御方法
JP2007132577A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Yamatake Corp 無線空調制御システム、空調コントローラおよび無線センサ

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5251815A (en) * 1992-12-18 1993-10-12 American Standard Inc. Self powered and balancing air damper
US5435779A (en) * 1993-07-02 1995-07-25 Phoenix Controls Corporation Precision gas flow control by use of coarse and fine control elements
US6840052B2 (en) * 2003-04-17 2005-01-11 Wade W. Smith Air conditioning system
US7036559B2 (en) * 2003-07-08 2006-05-02 Daniel Stanimirovic Fully articulated and comprehensive air and fluid distribution, metering, and control method and apparatus for primary movers, heat exchangers, and terminal flow devices
US6844692B1 (en) * 2003-08-22 2005-01-18 Hella Electronics Corp. Climate control system and motor actuator therefor
US20050270151A1 (en) * 2003-08-22 2005-12-08 Honeywell International, Inc. RF interconnected HVAC system and security system
US20050087616A1 (en) * 2003-10-17 2005-04-28 Attridge Russell G. Thermal balance temperature control system
US7222494B2 (en) * 2004-01-07 2007-05-29 Honeywell International Inc. Adaptive intelligent circulation control methods and systems
US7010392B2 (en) * 2004-05-26 2006-03-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Energy efficient CRAC unit operation using heat transfer levels
US7320362B2 (en) * 2004-06-28 2008-01-22 Honeywell International Inc. Dynamic fluid delivery system with compensation
US7726582B2 (en) * 2005-01-18 2010-06-01 Federspiel Corporation Method and apparatus for converting constant-volume supply fans to variable flow operation
US9184364B2 (en) * 2005-03-02 2015-11-10 Rosemount Inc. Pipeline thermoelectric generator assembly
NL1030160C2 (nl) * 2005-10-11 2007-04-12 Beleggingsmij Its Holland B V Inrichting voor het laten afnemen of toenemen van de temperatuur in een afsluitbare ruimte.
GB0523367D0 (en) * 2005-11-16 2005-12-28 Rbr Associates Ltd Adsorption cooling system
US7537172B2 (en) * 2005-12-13 2009-05-26 Comverge, Inc. HVAC communication system
JP4732979B2 (ja) * 2006-08-04 2011-07-27 株式会社山武 無線制御システム
JP5098260B2 (ja) * 2006-09-12 2012-12-12 パナソニック株式会社 発熱体収納函冷却装置
US8483883B1 (en) * 2009-06-16 2013-07-09 David Stanley Watson System and method for controlling supply fan speed within a variable air volume system

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6186527A (ja) * 1984-10-03 1986-05-02 Sanyo Electric Co Ltd 送風装置
JPS622388U (ja) * 1985-06-07 1987-01-08
JPH10253128A (ja) * 1997-03-18 1998-09-25 Taikisha Ltd 空調システム
JPH11237099A (ja) * 1998-02-19 1999-08-31 Shinko Kogyo Co Ltd 空気調和装置
JP2001317800A (ja) * 2000-04-28 2001-11-16 Kyoritsu Air Tech Inc 空調設備の吹出口構造
JP2003202132A (ja) * 2002-01-09 2003-07-18 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2005249238A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Toyo Netsu Kogyo Kk 無線式空調制御システム
WO2006041599A2 (en) * 2004-10-06 2006-04-20 Lawrence Kates System and method for zone heating and cooling
JP2006296304A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Taiyo Kogyo Co Ltd 園芸用ハウスの換気装置および換気制御方法
JP2007132577A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Yamatake Corp 無線空調制御システム、空調コントローラおよび無線センサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7448500B2 (ja) 2021-03-16 2024-03-12 トヨタ自動車株式会社 空調システム、および取付具

Also Published As

Publication number Publication date
CN102177400A (zh) 2011-09-07
WO2009153331A1 (en) 2009-12-23
EP2313695A1 (en) 2011-04-27
EP2313695B1 (en) 2017-09-20
US20110172828A1 (en) 2011-07-14
CN102177400B (zh) 2014-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011524970A (ja) 暖房、換気及び空調システム
US8348732B2 (en) Airflow control system
JP2008516179A (ja) 区画暖房冷房システムおよび方法
RU2375540C2 (ru) Система моторизованной оконной шторы
US9618223B2 (en) Multi-nodal thermostat control system
JP5330940B2 (ja) 空調制御システム
JP6054945B2 (ja) ダクトなし分離型システム用のはん用需要応答型リモコン
US7156316B2 (en) Zone thermostat for zone heating and cooling
US7347774B2 (en) Remote autonomous intelligent air flow control system and network
US20110253796A1 (en) Zone-based hvac system
US20070119961A1 (en) Electromagnetic frequency-controlled zoning and dampering system
US20090013703A1 (en) Natural air enery saving temperature assist system for central air conditioning / heating system
US11906181B2 (en) System and method for wireless environmental zone control with positioning feedback
CN102252408A (zh) 用于环境控制系统中电动排气口盖的系统和方法
JP2017530324A (ja) 遮光制御機能を備えた、熱的に快適な環境を作り出す一体型制御システム
US10948215B2 (en) System and method for wireless environmental zone control
US10190794B1 (en) System and apparatus for wireless environmental zone control
US11976833B2 (en) Air conditioning system controller
AU2015201010A1 (en) Load control system
US20050082053A1 (en) System for controlling a ventilation system
US11274840B2 (en) Vent for use in an HVAC system
KR102199139B1 (ko) 공기 조화기 제어 장치, 공기 조화 시스템 및 공기 조화기 제어 방법
US20120248206A1 (en) Automated Self-Sealing Diffuser and Related Method of Use
CN205191840U (zh) 新型高效hepa组合式过滤通风器系统
CN117006623A (zh) 一种集团大规模空调集中远程节能控制系统及方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120614

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120614

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20120618

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130717

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20131016

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20131023

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140205