JP2003202132A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2003202132A
JP2003202132A JP2002002239A JP2002002239A JP2003202132A JP 2003202132 A JP2003202132 A JP 2003202132A JP 2002002239 A JP2002002239 A JP 2002002239A JP 2002002239 A JP2002002239 A JP 2002002239A JP 2003202132 A JP2003202132 A JP 2003202132A
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air
power generation
thermoelectric element
outdoor unit
heat exchanger
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JP2002002239A
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Akihiro Matsushita
章弘 松下
Takaaki Takishita
隆明 滝下
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室外機送風機の排熱を発電へ利用すること
で、熱電素子の強度的な対策が不要で、屋外に放出され
る熱エネルギーの低減および空気調和機に使用される消
費電力を低減させること。 【解決手段】 この発明に係る空気調和機は、外郭部品
内に、熱交換器と、送風機とを有する室外機と、外郭部
品に設置され、異種の熱電半導体を組み合わせた発電用
熱電素子と、を備え、発電用熱電素子の一方の接合部が
熱交換器を通過した風に接し、他方の接合部が室外機周
囲空気に接するように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和機に関
するもので、特に熱電素子のゼーベック効果を利用して
冷房や暖房を行う空気調和機の消費電力を削減する技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球温暖化とエネルギー資源枯喝
抑制のために、各種電気機器の消費電力量の低減が望ま
れ、冷蔵庫や空気調和機などでは様々な手段で対応が成
されている。中でも、従来動力源や熱源に転換されずに
無駄に放出していた熱エネルギーを活用する手段とし
て、熱電素子を使用して省電力に寄与させる技術が提案
されている。
【0003】従来の熱と電気の間の変換作用を利用した
ものとしては、電気を熱に変換するペルチェ効果を利用
して、冷蔵庫やワインセラー等の冷却用として使用され
ている。しかし、逆にゼーベック効果を利用した熱を電
気に変換する熱電素子の研究は燃焼機器や宇宙(人工衛
星)関連の高温(200〜1000℃)領域で行われて
いる。熱電素子は温度への依存度が高いので、発電の出
力を得やすい分野から発展して、今後は100℃以下の
低温領域へ拡大されるが、まだ殆ど実績がない。
【0004】図7は、例えば特開昭62−169981
号公報に開示された従来の熱電素子を使用して節電を行
う冷凍冷蔵庫の構成図である。図において、101は外
部電源からの電力を調整器114で調整した後供給して
駆動する電動圧縮機、102は凝縮器、106は二方弁
103、減圧器104、蒸発器105を循環し余剰とな
る冷媒を貯留するアキュムレータ、110は熱電素子、
113は熱電素子110の発生した電力を電池111で
貯え制御部112で制御して供給される直交流変換器で
ある。
【0005】図8は、例えば特開昭62−182562
号公報に開示された従来の熱電発電素子を使用して節電
を行う空気調和機の構成図である。図において、204
は電動圧縮機202から四方弁203を通して冷媒が供
給される室外放熱器、205、206は減圧器、207
はファン208により送風される室内放熱器、210は
ヒートパイプである熱交換器、211は熱を熱電素子1
10に伝える伝熱接続器である。尚、図8では熱電素子
110に接触させる伝熱を室外熱交換器の蒸発器から低
温部に切り替え空気中の高温部との温度差により発電す
るという構造も示している。
【0006】図7、8において冷凍サイクルの中で冷媒
が高温となる凝縮器や室外放熱器に熱電素子110を直
接または伝熱させて接触させ、相対する素子の反対側は
空気中に露出させ、この両者の間の温度差で発電させる
構成を示すとともに、この発電した出力を蓄電し、交流
電流として電動圧縮機に捕捉充電したりその他へ供給し
ている。
【0007】この様に冷凍サイクルの無駄にしていた熱
放出を有効に生かして電力を発生させ補助電力として活
用することによって機器の省電力化に寄与するものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】従来の熱電素子を
使用した冷凍冷蔵庫や空気調和機は以上のように構成さ
れているので、熱電素子が接する高温部または低温部の
部位として冷凍サイクル系の熱源を選択しているので、
電動圧縮機駆動時や圧力変動時の振動により熱電発電素
子が故障することがあり、強度的な対策が必要であっ
た。また、空気調和機では、屋外に設置される室外機送
風機から排出される熱が都市部の環境問題となっている
ヒートアイランド現象の要因の一つに上げられていた。
【0009】この発明は、室外機送風機の排熱を発電へ
利用することで、熱電素子の強度的な対策が不要で、屋
外に放出される熱エネルギーの低減および空気調和機に
使用される消費電力を低減させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機は、外郭部品内に、熱交換器と、送風機とを有する室
外機と、外郭部品に設置され、異種の熱電半導体を組み
合わせた発電用熱電素子と、を備え、発電用熱電素子の
一方の接合部が熱交換器を通過した風に接し、他方の接
合部が室外機周囲空気に接するように構成したことを特
徴とする。
【0011】また、この発明に係る空気調和機は、室外
機の背面に空気吸込口に対向して熱交換器を設け、熱交
換器の風下側に送風機を設け、室外機の前面に空気吹出
口となるベルマウスを設け、発電用熱電素子を送風機に
よる風の流れが生じる風路となる室外機の側面に設置し
たことを特徴とする。
【0012】また、この発明に係る空気調和機は、室外
機の背面に空気吸込口に対向して熱交換器を設け、熱交
換器の風下側に送風機を設け、室外機の前面に空気吹出
口となるベルマウスを設け、発電用熱電素子を室外機前
面の風路形状の一部を構成するようにしたことを特徴と
する。
【0013】また、この発明に係る空気調和機は、室外
機の背面に空気吸込口に対向して熱交換器を設け、熱交
換器の風下側に送風機を設け、室外機の前面に空気吹出
口となるベルマウスを設け、ベルマウスを発電用熱電素
子で構成したことを特徴とする。
【0014】また、この発明に係る空気調和機は、冷房
運転時、凝縮器となる熱交換器にて空気吸込口から吸い
込まれた空気は暖められて高温となり、発電用熱電素子
の一方の接合部は加熱されて高温となり、発電用熱電素
子の他方の接合部は室外機周囲空気に接して低温とな
り、その温度差により発電用熱電素子の発電が行われる
ことを特徴とする。
【0015】また、この発明に係る空気調和機は、冷房
運転時、発電用熱電素子には、熱交換器及び送風機のフ
ァンモータを通過した高温の空気が当たることを特徴と
する。
【0016】また、この発明に係る空気調和機は、暖房
運転時、蒸発器となる熱交換器にて空気吸込口から吸い
込まれた空気は冷やされて低温となり、発電用熱電素子
の一方の接合部は冷却されて低温となり、発電用熱電素
子の他方の接合部は室外機周囲空気に接して高温とな
り、その温度差により発電用熱電素子の発電が行われる
ことを特徴とする。
【0017】また、この発明に係る空気調和機は、発電
用熱電素子は、P形半導体及びN形半導体を交互に並べ
て配置し、両端部において金属電極により直列接続し、
これらを絶縁板で上部と下部から保持する構成としたこ
とを特徴とする。
【0018】また、この発明に係る空気調和機は、発電
用熱電素子の電力を、送風機や冷媒を圧縮する圧縮機等
の補助電力して使用することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1、2は実施の形態1を示す図で、図
1は空気調和機の室外機の上面断面図、図2は熱電素子
モジュールの構造図である。図1において、1は室外
機、2は冷媒を圧縮する圧縮機、3は圧縮機2により循
環する冷媒と空気とを熱交換させる熱交換器、4はファ
ン5を回転させるファンモータ、6は吹出口6aを形成
するベルマウス、7は熱交換器3に流入する熱交換器1
次側空気、8は吹出口6aを通って吹き出される熱交換
器2次側空気、9は室外機1の周囲空気、10は室外機
1の外郭側面に固定された異種の熱電半導体を組み合わ
せた発電用熱電素子である。
【0020】図2において、T3はP形半導体、T4は
N形半導体であり、T2はそれらを直列接続する金属電
極、T1はこれらを上部と下部から保持するセラミック
絶縁板、T5は電気的負荷である。ここで用いた熱電素
子モジュールは図2に示すように、セラミック絶縁板T
1の上に金属電極T2を介してP形半導体T3とN形半
導体T4を交互に複数直列接続した上に金属電極T2を
介して更にセラミック絶縁板T1で覆う構造となってい
る。
【0021】この種類の異なる二つの素子、P形半導体
T3とN形半導体T4を順次金属電極T2を介して接続
し、一方の接合部を加熱して高温に保ち、他方の接合部
を冷却放熱して低温を保つことにより、前記素子の両接
合部間に温度差を生じると、その温度差に応じた電圧が
発生する。このように熱を電気に変換する現象はゼーベ
ック効果と呼ばれており、前記金属電極の両極を端子と
して電気的負荷をつなぐ回路を形成すると直流電流が流
れて、電気出力を取り出すことができる。
【0022】空気調和機が冷房運転時には圧縮機2にて
圧縮された高温高圧の冷媒は熱交換器3にて凝縮され、
熱交換器1次側空気7と熱交換される。熱交換された空
気は高温(例えば熱交換器1次側空気7の温度に対して
+15℃)となり、ファンモータ4にて回転しているフ
ァン5の送風により、吹出口6aのベルマウス6を通っ
て熱交換器2次側空気8となって吹き出される。
【0023】発電用熱電素子10は室外機1を構成する
外郭部品に固定されており、その一方の接合部に熱交換
器3にて熱交換された高温空気が接し、他方の接合部は
室外機1の周囲空気9(温度としては熱交換器1次側空
気7と同一)と直接または間接的に接している。このと
き発電用熱電素子10の内部では約15℃の温度差によ
る発電が行われている。
【0024】発電用熱電素子10の発電に使用する熱エ
ネルギーを熱交換器2次側空気8から奪うことにより、
吹き出される空気は若干温度が低下している。
【0025】空気調和機が暖房運転の場合には、前記冷
房運転の場合とは逆に熱交換器3にて熱交換された空気
は低温(たとえば熱交換器1次側空気7の温度に対して
−10℃)となるが、発電用熱電素子10では室外機周
囲空気9(温度としては熱交換器1次側空気7と同一)
との温度差が生じて発電が行われる。
【0026】上述の実施の形態によれば、室外機1の熱
交換器3の排熱を発電へ利用し、圧縮機2やファンモー
タ4の電源を補助することで、空気調和機に使用される
消費電力を低減させ、また室外機1が発生する熱エネル
ギーを電力へ変換するため屋外に放出される熱エネルギ
ーを低減することができる。また発電用熱電素子10を
強固な外郭部品である構造体へ設置できるので、振動等
による強度対策が不要である。
【0027】実施の形態2.図3、4は実施の形態2を
示す図で、図3は空気調和機の室外機の斜視図、図4は
図3における吹出口部拡大断面図である。図において、
1は室外機、4はファン5を回転させるファンモータ、
6はベルマウス、8は熱交換器2次側空気、10は室外
機1の前面に固定された異種の熱電半導体を組み合わせ
た発電用熱電素子、11は風の流れる風路である。
【0028】空気調和機が冷房運転時において、熱交換
器(図示なし)にて熱交換された空気はファンモータ4
により駆動されるファン5の送風により、吹出口のベル
マウス6を通って熱交換器2次側空気8となって吹き出
される。このとき熱交換器2次側空気8はファンモータ
4の発熱によって更に高温になっている。
【0029】発電用熱電素子10は室外機1を構成する
ベルマウス6近傍の前面部品すなわち風路形状の一部を
構成しており、風路11の前面側に配置されるため熱交
換器2次側空気8を発電用熱電素子10の一方の接合部
全面で受けることになる。その接合部にはファンモータ
4を通った高温の空気が当たるため周囲空気9との温度
差を大きく取れて発電量が増加する。
【0030】上述の実施の形態によれば、発電用熱電素
子10でベルマウス6近傍の前面部品すなわち風路形状
の一部を形成したので風路を構成する部品を簡略化でき
る。また発電用熱電素子10の一方の接合部は、熱交換
器で熱交換され更にファンモータ4の熱で暖められた高
温の空気があたるため、発電量が増加する。
【0031】実施の形態3.図5、6は実施の形態3を
示す図で、図5は空気調和機の室外機の斜視図、図6は
図5における吹出口部拡大断面図である。図において、
1は室外機、5はファン、6はベルマウス、10は室外
機1の前面に固定された異種の熱電半導体を組み合わせ
た発電用熱電素子、11は風の流れる風路である。
【0032】熱交換器(図示なし)にて熱交換された空
気はファン5の送風により、吹出口のベルマウス6を通
って熱交換器2次側空気8となって吹き出される。ベル
マウス6から吹き出される熱交換器2次側空気8は風路
11内の空気が集約されていて風速は最も速く、この熱
交換器2次側空気8に引っぱられるように室外機周囲空
気9の風の流れが生じる。
【0033】ベルマウス6のは発電用熱電素子10で構
成されており、その一方の接合部はベルマウス6から吹
き出される風速の速い熱交換器2次側空気8と、その他
方の接合部は室外機周囲空気9と直接または間接的に接
触している。発電用熱電素子10の両面とも空気の流れ
が生じて熱のこもり等がなく、常に温度差を確保できる
ことから効率よい発電をしている。
【0034】上述の実施の形態によれば、発電用熱電素
子10で室外機吹出口のベルマウス6を構成することで
ファン5からの排熱と室外機周囲空気9の境部に熱電素
子を配置することができ、ベルマウス6から吹き出され
る風により発電用熱電素子10は常に温度差を確保でき
ることから効率よい発電ができる。
【0035】
【発明の効果】この発明に係る空気調和機は、外郭部品
に異種の熱電半導体を組み合わせた発電用熱電素子を設
置し、発電用熱電素子の一方の接合部が熱交換器を通過
した風に接し、他方の接合部が室外機周囲空気に接する
ように構成したことにより、室外機の送風機の排熱を発
電へ利用し、送風機や圧縮機の電源を補助することで、
空気調和機に使用される消費電力を低減させ、また室外
機が発生する熱エネルギーを電力へ変換するため屋外に
放出される熱エネルギーを低減することができる。さら
に発電用熱電素子を強固な構造体へ設置できるので、振
動等による強度対策が不要である。
【0036】また、この発明に係る空気調和機は、室外
機の背面に空気吸込口に対向して熱交換器を設け、熱交
換器の風下側に送風機を設け、室外機の前面に空気吹出
口となるベルマウスを設け、発電用熱電素子を送風機に
よる風の流れが生じる風路となる室外機の側面に設置し
たことにより、発電用熱電素子の強度対策が不要で、空
気調和機の消費電力を低減させ、屋外に放出される熱エ
ネルギーを低減することができる。
【0037】また、この発明に係る空気調和機は、室外
機の背面に空気吸込口に対向して熱交換器を設け、熱交
換器の風下側に送風機を設け、室外機の前面に空気吹出
口となるベルマウスを設け、発電用熱電素子を室外機前
面の風路形状の一部を構成するようにしたことにより、
風路を構成する部品を簡略化できる。
【0038】また、この発明に係る空気調和機は、室外
機の背面に空気吸込口に対向して熱交換器を設け、熱交
換器の風下側に送風機を設け、室外機の前面に空気吹出
口となるベルマウスを設け、ベルマウスを発電用熱電素
子で構成したことにより、ベルマウスから吹き出される
風により発電用熱電素子は常に温度差を確保できること
から効率よい発電ができる。
【0039】また、この発明に係る空気調和機は、冷房
運転時、凝縮器となる熱交換器にて空気吸込口から吸い
込まれた空気は暖められて高温となり、発電用熱電素子
の一方の接合部は加熱されて高温となり、発電用熱電素
子の他方の接合部は室外機周囲空気に接して低温とな
り、その温度差により発電用熱電素子の発電が行われる
ことにより、空気調和機の消費電力を低減させ、屋外に
放出される熱エネルギーを低減することができる。
【0040】また、この発明に係る空気調和機は、冷房
運転時、発電用熱電素子には、熱交換器及び送風機のフ
ァンモータを通過した高温の空気が当たることにより、
発電量が増加する。
【0041】また、この発明に係る空気調和機は、暖房
運転時、蒸発器となる熱交換器にて空気吸込口から吸い
込まれた空気は冷やされて低温となり、発電用熱電素子
の一方の接合部は冷却されて低温となり、発電用熱電素
子の他方の接合部は室外機周囲空気に接して高温とな
り、その温度差により発電用熱電素子の発電が行われる
ことにより、空気調和機の消費電力を低減させ、屋外に
放出される熱エネルギーを低減することができる。
【0042】また、この発明に係る空気調和機は、発電
用熱電素子を、P形半導体及びN形半導体を交互に並べ
て配置し、両端部において金属電極により直列接続し、
これらを絶縁板で上部と下部から保持する構成としたこ
とにより、ゼーベック効果により電気出力を取り出すこ
とができる。
【0043】また、この発明に係る空気調和機は、発電
用熱電素子の電力を、送風機や冷媒を圧縮する圧縮機等
の補助電力して使用することにより、空気調和機の消費
電力を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示す図で、空気調和機の室外
機の上面断面図である。
【図2】 実施の形態1を示す図で、熱電素子モジュー
ルの構造図である。
【図3】 実施の形態2を示す図で、空気調和機の室外
機の斜視図である。
【図4】 実施の形態2を示す図で、図3における吹出
口部拡大断面図である。
【図5】 実施の形態3を示す図で、空気調和機の室外
機の斜視図である。
【図6】 実施の形態3を示す図で、図5における吹出
口部拡大断面図である。
【図7】 従来の冷凍冷蔵庫の冷媒回路と熱電素子を示
す構成図である。
【図8】 従来の空調機の冷媒回路と熱電素子を示す構
成図である。
【符号の説明】
1 室外機、2 圧縮機、3 熱交換器、4 ファンモ
ータ、5 ファン、6ベルマウス、6a 吹出口、7
熱交換器1次側空気、8 熱交換器2次側空気、9 室
外機周囲空気、10 発電用熱電素子、11 風路、T
1 セラミック絶縁板、T2 金属電極、T3 P形半
導体熱電素子、T4 N形半導体熱電素子、T5 電気
的負荷。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外郭部品内に、熱交換器と、送風機とを
    有する室外機と、 前記外郭部品に設置され、異種の熱電半導体を組み合わ
    せた発電用熱電素子と、を備え、前記発電用熱電素子の
    一方の接合部が前記熱交換器を通過した風に接し、他方
    の接合部が室外機周囲空気に接するように構成したこと
    を特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記室外機の背面に空気吸込口に対向し
    て前記熱交換器を設け、前記熱交換器の風下側に前記送
    風機を設け、前記室外機の前面に空気吹出口となるベル
    マウスを設け、前記発電用熱電素子を前記送風機による
    風の流れが生じる風路となる前記室外機の側面に設置し
    たことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記室外機の背面に空気吸込口に対向し
    て前記熱交換器を設け、前記熱交換器の風下側に前記送
    風機を設け、前記室外機の前面に空気吹出口となるベル
    マウスを設け、前記発電用熱電素子を前記室外機前面の
    風路形状の一部を構成するようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記室外機の背面に空気吸込口に対向し
    て前記熱交換器を設け、前記熱交換器の風下側に前記送
    風機を設け、前記室外機の前面に空気吹出口となるベル
    マウスを設け、前記ベルマウスを前記発電用熱電素子で
    構成したことを特徴とする請求項1に記載の空気調和
    機。
  5. 【請求項5】 冷房運転時、凝縮器となる前記熱交換器
    にて前記空気吸込口から吸い込まれた空気は暖められて
    高温となり、前記発電用熱電素子の一方の接合部は加熱
    されて高温となり、前記発電用熱電素子の他方の接合部
    は室外機周囲空気に接して低温となり、その温度差によ
    り前記発電用熱電素子の発電が行われることを特徴とす
    る請求項2乃至4の何れかに記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 冷房運転時、前記発電用熱電素子には、
    前記熱交換器及び前記送風機のファンモータを通過した
    高温の空気が当たることを特徴とする請求項3又は請求
    項4に記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 暖房運転時、蒸発器となる前記熱交換器
    にて前記空気吸込口から吸い込まれた空気は冷やされて
    低温となり、前記発電用熱電素子の一方の接合部は冷却
    されて低温となり、前記発電用熱電素子の他方の接合部
    は室外機周囲空気に接して高温となり、その温度差によ
    り前記発電用熱電素子の発電が行われることを特徴とす
    る請求項2乃至4の何れかに記載の空気調和機。
  8. 【請求項8】 前記発電用熱電素子は、P形半導体及び
    N形半導体を交互に並べて配置し、両端部において金属
    電極により直列接続し、これらを絶縁板で上部と下部か
    ら保持する構成としたことを特徴とする請求項1乃至7
    の何れかに記載の空気調和機。
  9. 【請求項9】 前記発電用熱電素子の電力を、前記送風
    機や冷媒を圧縮する圧縮機等の補助電力して使用するこ
    とを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の空気調
    和機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011524970A (ja) * 2008-06-18 2011-09-08 エノーシャン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 暖房、換気及び空調システム
KR101435709B1 (ko) 2012-01-25 2014-09-01 김상훈 폐열을 이용한 온도차 발전기
JP2022043973A (ja) * 2020-09-04 2022-03-16 台達電子工業股▲ふん▼有限公司 電気自動車の充電モジュール

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