JP2011518677A - 末端部の精密配置のためのマニピュレータロボットおよび関連する制御 - Google Patents

末端部の精密配置のためのマニピュレータロボットおよび関連する制御 Download PDF

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Abstract

本発明は、端部をN次元空間で移動させるために多関節アームを有するロボットに関し、少なくともN+1の電動関節と、この電動関節の移動を制御するコンピュータとを含む。このコンピュータは、多関節アームの末端部を事前配置する第1工程と、その精密配置のための第2工程とを制御する。

Description

本発明は、末端部が移動可能なマニピュレータロボットに関する。
マニピュレータロボットは、空間におけるオブジェクトまたはツールの移動および配置を行うために用いられる。その構造は、シリアル、パラレル、または、それほど多くはないが、ハイブリッドであることが可能である。シリアル構造の場合、ロボットを構成する様々な部品は互いに対し直列に連接されており、その相対運動は、運動の連鎖に沿って分配された作動器から得られる。パラレル構造の場合、幾つかの運動の連鎖は閉じており、そのような連鎖を構成する要素が必ずしもすべて作動する訳ではない。
シリアル、ハイブリッド、またはパラレルのマニピュレータロボットは、一定の度数のロボットフレキシビリティを有し、それによってオブジェクトが取扱われる自由度を得ることが可能となっている。
工業規模で販売されている大抵のシリアルロボットは、スカラ(SCARA)タイプおよび擬人化タイプのいずれかである。
−SCARAタイプでは、1つの平面内に2つの可動腕を有し、(おそらくは、後の方の軸周りの回転によって完成する)そのような平面に対し垂直な方向のロボットフレキシビリディによって、基面に平行な面に立体を配置し配向させることが可能となっている。
−擬人化タイプでは、本体、肩、および腕が手首を支持しており、最終的には、6度のロボットフレキシビリティが与えられる(位置に対して3、配向に対して3)。
ロボットは、ロボットフレキシビリティの度数(作動器の数に関連する)が取り扱われる立体について得られる自由度より大きい場合、冗長となり得る。一般的には、そのようなロボットは、制御が困難であるが、作業空間に位置する障害物を回避したり、近付くことがほぼ不可能な空間において作業したりすることが可能である。
ISO9283標準規格では、産業用ロボット、より詳細には、その配置の再現性および精度について考慮される性能基準が定められている。これまで、マニピュレータロボットの配置の再現性は、シリアルであるかパラレルであるか、冗長であるか否かを問わず、100分の1ミリメートル付近の値を越えていない。精度の性能に関しては、さらに低く、今日最高のロボットであっても、作業空間において0.03ミリメートル以内の正確な配置しか保証することができない。
時計修理のような分野において、軸を直径0.2ミリメートルの穴に挿入することが必要な場合、或いは光電子分野において、0.01ミリメートル未満の再現性、および0.01ミリメートル程度の配置精度が必須である。
幾つかの所謂特異形態について、ロボット末端部の自由度数は、局所的に厳密には、ロボットフレキシビリティの度数よりも低い。ジャコビアンマトリックスは、ロボットの幾何モデルの微分から結果的に生じるマトリックスであり;特異位置において、もはや逆転不能である。これにより、例えば、ロボットが逆転可能な微分モデルによって制御された時に、問題が生じる。更に、ロボットの末端部は、概して、根底にある制御問題に起因して、特異形態の近くの領域に配置されない。
特許文献1は、当該技術分野において周知であり、ミクロ運動のために、多関節ヘッド
を支持する多関節アームを含むロボットを開示している。多関節アームは、多関節ヘッドのおおざっぱな配置をもたらし、また正確な配置は、リニアベーニアによってもたらされ、ヘッドの関節を構成する。このようなロボットは、性質が異なる少なくとも6個の関節を必要とするという欠点を有する。
オブジェクトを3次元空間に精確に配置するために使用される所謂ミクロ/マクロ機器において、末端部の精密移動は、概して、運動連鎖の下流側に固定された独立する微調整機器によってもたらされ;アセンブリは、微調整機器の配置のために、支持構造の最低でも3個の関節を必要とし、また微調整機器自体は、3個の関節を含み、これは概して6個の関節を意味する。
米国特許第4523100号
本発明は、現状の欠点を軽減することを目的としており、とりわけ、冗長ロボットの末端部の正確な配置をもたらすことを目的とし、これにより、従来技術に対して、精度(再現性及び正確な配置)に関して改良された性能が結果的にもたらされる。加えて、本発明は、ロボット構造の基本又は特異形態に近接する領域で作用することを可能にする。マクロ/ミクロ機器に関して、本発明は、一体化構造をもたらすことにより、精密配置に用いられる関節数を実質的に減少させることを可能にする。
本発明は、所謂「関心領域」が存在する全体一体化および冗長ロボット構造に関し、ロボットの末端部の精密配置が獲得され得る。関心領域は、ロボットの末端部によって接近可能な作業空間全体に広がらないが、特許文献1に開示される解決策とは異なり、ロボットの末端部がいずれかの運動経路に沿って移動する好適な作動容積である。
本発明は、N次元空間において、末端部を移動させるための多関節アームを含むロボットに関し、少なくともN+1個の電動関節と、この電動関節の移動を制御するコンピュータとを含む。このコンピュータは、多関節アームの末端部を事前配置する第1工程と、精密配置する第2工程とを制御する。
前記第1工程は、多関節アームの末端部を、関心領域の最適配置領域の中心に可能な限り近くに引き込む工程からなり、中心は、N個の二次電動関節に応じて定められ、この二次関節の少なくとも1個は、回転軸である。
前記第2工程は、前記N個の二次電動関節を除く全ての関節を阻止する工程と、N個の二次関節の少なくとも1個の基本移動により、末端部の移動を制御する工程からなる。
特定の実施形態において:
−三次元空間への配置のための多関節アームは、少なくとも4個の電動関節を含み、その中の少なくとも2個は回転軸である。第1工程は、ロボットの末端部を関心領域にもたらす工程からなり、この関心領域は、作業空間のサブアセンブリである。また、第2工程は、3個の二次電動関節を除く全ての関節を阻止する工程と、その中の2個は回転軸であり、前記二次関節の少なくとも1個の基本移動を介して、最終配置を実行する工程とからなる;
−3次元空間への配置のための関節式アームは、少なくとも4個の電動関節を含み、その中の少なくとも1個は回転軸である。第1工程は、ロボットの末端部を関心領域にもた
らす工程からなり、この関心領域は、作業空間のサブアセンブリである。また、第2工程は、3個の二次電動関節を除く全ての関節を阻止する工程と、それらは回転軸であり、前記二次関節の基本移動を介して、最終配置を実行する工程とからなる;
−多関節構造は、少なくとも3個の電動関節を含み、その中の少なくとも2個は、所謂二次平行回転軸である。また、第1工程は、ロボットの末端部を関心領域にもたらす工程からなり;第2工程は、前記二次電動回転軸を除く全ての電動式関節を阻止する工程と、前記二次軸の少なくとも1個の回転による基本移動を介して、最終配置を実行する工程とからなる;
−空間平面への配置のための多関節アームは、少なくとも3個の電動
関節を含み、その中の少なくとも1個は回転軸である。第1工程は、ロボットの末端部を関心領域にもたらす工程からなり、この関心領域は、作業空間のサブアセンブリである。また、第2工程は、2個の二次電動関節を除く全ての関節を阻止する工程と、それらは回転軸であり、前記二次関節の少なくとも1個の基本移動を介して、最終配置を実行する工程とからなる;
−三次元空間への配置のための多関節アームは、少なくとも4個のシリアル電動関節を含み、その中の少なくとも3個は、所謂二次回転軸であり、第1工程は、ロボットの末端部を関心領域にもたらす工程からなり、この関心領域は、作業空間のサブアセンブリである。3個の二次回転軸に対するレバーアームは、長さが短い。また、第2工程は、前記二次電動回転軸を除く全ての関節を阻止する工程と、前記二次軸の少なくとも1個の回転による基本移動を介して、最終配置を開始する工程とからなる;
−多関節アームは、少なくとも3個のシリアル電動関節を含み、その中の少なくとも2個は、所謂二次平行回転軸である。また、第1工程は、ロボットの末端部を、関心領域、もっと強い理由から、最適配置領域にもたらす工程からなり、この最適配置領域は、円板であり、その中心は、操作アームの末端部を含むと共に二次回転軸と直交する平面に記される二等辺直角三角形の斜辺と対向させられる頂点であり、斜辺は、第1二次回転軸上の第1頂点と、第2二次回転軸上の第2頂点とを有する;この円板の直径は、2個の二次回転軸の間の距離とおおよそ等しい;第2工程は、前記二次電動回転軸を除く全ての電動関節を阻止する工程と、前記二次軸の少なくとも1個の回転による基本移動を介して、最終配置を実行する工程とからなる;
前記ロボットは、運動連鎖の上流側に配置される少なくとも1個の付加的な関節と、この付加的な1個の関節又は複数の関節の作用を介して、関心領域の画定を可能にする冒頭工程とからなる;
−精密配置は、調和点と呼ばれる特定の点から目標点までの運動経路の一部の再現を介して間接的に得られ、その結果、乾燥摩擦の問題が解決する。調和点は、目標点と連結させられる不感帯の外部に配置される点である;
−精密配置は、ロボットの末端部の位置および目標点の間の距離を減少させることを可能にすると共に、二次的軸の周りにおける基本回転を介して、ロボットの制御を可能にする位置外受容情報の処理によって得られる;
−両工程は、連続移動に対する制御法則を準備するために、実行に先立ち計算される;
−両工程は、移動の間の制御法則および定期的な再計算を準備するために、実行に先立ち算定される;
−精密配置のためのこのような冗長ロボットの構成は、各工程において、逆転可能な幾何モデルを有することを可能にする;
−精密配置のための冗長ロボットの制御は、事前配置段階の完了に際して、より良好な配置精度のために、局所補正方法を用いる;
−手首はロボットの端部に固定されており、オブジェクト又はツールの配向制御を可能にする。
他の実施形態において:
−二次軸は、目標点に対して最も小さいレバーアームを有するものとして選択される;
−両方の二次軸の間の距離は、第2及び第3軸の間の距離、ならびに第3軸及び末端点の間の距離よりも小さい;
−二次関節の角度位置センサは、他の関節のセンサの分解能よりも大きい分解能を有する;
−精密配置のための冗長ロボットの2工程構成は、運動連鎖における2個の連続的平行回転軸の冗長性に起因して、各工程において、逆転可能な幾何モデルを有することを可能にする。
−ロボット構造は、冗長形態に従うシリアル、ハイブリッド、又はパラレルモードの少なくとも3個の多関節セグメントからなり、固有受容センサは、運動連鎖の作動器に関する情報を得ることを可能にし、またコンピュータは、この運動連鎖を制御することを可能にする。
−ロボット構造を構成する2つのタイプの関節は、運動連鎖において定められる:配置及び配向用関節は、一次関節(回転、直動式、又は当該技術分野に属する者に周知のあらゆる型の関節)と呼ばれ、更にその中で、ロボットの末端部の精密配置に用いられる幾つかの回転関節は、所謂二次関節である。運動連鎖における二次回転関節の選択は、ロボット構造の形態に応じており、幾つかの回転関節は、所定の形態に対して二次関節として、また別の形態に対して一次関節としてのみ構成され得る。二次軸の選択は、二次回転軸およびロボット末端部の間における距離が、非二次回転軸およびロボット末端部の間の距離に対して小さいという原理に基づく。
代替実施形態において、幾つかの二次電動回転関節は、少なくとも1個の電動回転関節が二次関節の中に留まるならば、平面又は三次元空間への正確な配置を可能にするために、直動リンクによって置き換えられてよい;それ故、三次元空間への精密配置のために、二次関節は、図10に示されるように、2個の回転関節及び電動直動関節の組み合わせから、或いは回転関節及び2個の電動直動関節の組み合わせから結果的に生じる;平面への配置について、二次関節は、図8−eに示されるように、1個の電動回転関節および1個の電動直動関節の組み合わせから結果的に生じ得る。
関心領域は、ロボット構造の形態に本質的にもとづく作業空間の制限された領域であり、また、以下の特性が確認される:ロボットの末端部は関心領域に配置される;二次回転軸を制御することにより得られる位置の空間分解能は、残りの作業空間においてより精密である;基本回転によって誘発される二次回転軸周りにおける基本ベクトル移動は、空間におけるファミリー発生ベクトル、理想的には直交基線を形成する。
三次元空間への精密配置に対して、3個の二次関節が、運動連鎖から選択される。平面への精密配置に対して、2個の二次関節が、運動連鎖から選択される。直線への精密配置に対して、1個の二次関節が運動連鎖において選択される。しかしながら、このような様々な場合において、予め定められたよりも多くの二次関節を選択することが必要であるかもしれない。なぜならば、当該技術分野に属する者であれば、基本移動から結果的に生じる局所的冗長性を管理し得る制御を構成して、求められる移動のベクトル空間に連結されたベクトルファミリーを形成することができ、本発明の原理および効果は、有効なままである。
関心領域内において、最適配置領域が区別され得る。最適配置領域の中心は、二次軸から同じ距離に配置されるOPAの特定の点であり、また、基本回転によって二次回転軸回りに誘発される基本ベクトル移動は、空間内におけるベクトルの直交ベースを形成する。
全ての冗長ロボット構造が、必ずしも関心領域、もっと強い理由からOPAを有するわ
けではない。
特定のロボット構造について、関心領域及びOPAは、運動連鎖の形態に応じる。しかしながら、作業空間の一部のみが、関心領域となり得る。ロボット構造の設計者は、注意深くしなければならず、また、OPAが存在し得、十分な容積を有し、且つ所望される用途に応じた移動及び形態によって接近可能であり得るように、その形状寸法を定めなければならない。使用者については、可能な形態全てから選択しなければならず、それは使用者に、精密な配置が所望される領域、および関心領域、或いはもっと強い理由からOPAを一致させることを可能にする。理想的には、精密配置は、OPAの中心近くの領域で実行される。
最終配置がOPAの中心で実行された時に、精密配置の空間制御は、二次軸の制御に対して分離される。
関心領域に留まりつつ、OPAの中心から更に遠くに到達した時に、部分結合が現れ得る。
本発明は、2つの独立した工程に分解され得る精密配置制御に関連する:第1工程は、事前配置工程とも呼ばれ、操作アームの末端部を関心領域、もっと強い意味でOPAにもたらす工程からなり;第2工程は、1個又は幾つかの二次関節のみを使用して、操作アームの末端部を精密配置する工程からなる。
精密配置工程の間に、二次回転軸のみが作動させられる。本構成により、また、角度エンコーダの等しい分解能を伴い、これは、二次回転軸に対して見積もられる配置再現性の著しく且つ計算された改良を可能にする。他方では、OPAの中心において、直交座標空間及び二次関節空間の間における制御は分離される。配置における再現性のこの小さい値は、再現性「領域」に固有の非直線性を厳密に制限することにより、位置制御偏差を局所的に正すことを可能にする。例えば、「ジャンプ」楕円形制御が用いられ得る。
精密配置工程の間に、外受容位置センサ(機械式、デジタル式、光学式、又は他のマイクロメータ、顕微鏡、目視検査機器)からの情報は、制御システムに統合され得る。これらセンサからの情報は、所望される最終位置及び末端部によって到達される位置の間における相対的な制御偏差を得ることを可能にする。図1は、このような原理を図示する精密アセンブリテーブルに関する。本機器は、組立て板10、レーザビーム3と関連させられた北向レーザ走査マイクロメータ1及び南向レーザ操作マイクロメータ2から形成される第1アセンブリ、レーザビーム6と関連させられた東向レーザ操作マイクロメータ4及びに東向レーザ操作マイクロメータ5から形成される第2アセンブリを含む。2個の(東‐西、北‐南)レーザ操作マイクロメータは、軸8及びボア9の間の相対位置を得ることを可能にする。この制御偏差は、次に、所望される最終位置を得るために、制御システム内で使用され得る。
図2は、所望される位置201及び到達される位置の間における制御偏差を正すために実行され得る様々な方法を示す。乾燥摩擦に起因して、関節の位置における小さな制御偏差は、時として、正すことが困難である。サーバ制御に関して、比例制御は、本明細書では球体202によって示される不感体と呼ばれる領域において、乾燥摩擦の応力を克服するために、十分な応力(トルク又は力)を作用させることはなく、発生させられる移動は存在しない;システムの動特性と関連させられる通過現象を続いて誘発させる危険性を伴う移動を生じさせるのに十分な作用力を最終的に生じさせるサーボ制御の一体的訂正作用を待つ必要がある;これは、不感体に配置される点203から点204まで行くことを可能にする移動経路205の場合である。この通過は、安全及び操作安全性に関して、二次的な作用力を有し得る。最終配置207は、移動経路208の起点が不感体の外部であるならば、直接制御(例えば、逆転差動制御)によって得られる。到達された位置209が
不感体にあるならば、以下の工程を用いて、精密配置を得ることが可能である:調和点210が定められると共に、移動経路211によって得られる不感体の外側に配置される。原理は次に、最終設定点を、到達位置212及び目標202の間で測定される制御偏差に応じて調整することにより、このような調和点から始まる移動経路213を再現する工程からなる。次に移動経路214は、調和点210に戻るために用いられる。次に最終設定点が僅かに変更され、点212及び目標201の間における制御偏差を考慮にいれる。移動経路216は、調和点210から、目標210に最も近い点215に至る。本工程は、最終点が目標201に十分近くなるまで再開され得る。
事前配置工程の間に、ロボット構造によって到達される位置の精度は、従来からの操作ロボットの精度のままである。関心領域での精密配置工程の間に、局所補正方法を用いることにより、著しく改良され得る。このような手法は、例えば、関心領域の点において、外受容性キャプタで末端部の位置を正確に測定する工程と、二次軸のみに基づいて、精密配置工程の間に、幾何(又は微分)モデルからの計算により、末端部の位置における制御偏差を推論する工程からなる。他の方針もまた考慮され得る:幾つかのセンサが関心領域に分散させられると共に、関心領域における末端部の位置を最終的に推論する一方で、非二次関節位置センサおよび運動連鎖の一部における幾何モデルの誤りに関連する不確実性を減少させることを可能にする様々な形態と結合される。この局所補正は、二次軸に関連させられた幾何モデルにおける誤差の重要性を一桁まで低減させることを可能にする。
ロボット構造を関心領域の外側で定められるように作用させることが可能であり、次に、ロボット操作は、精密配置を必要とすることなく、従来からの冗長ロボットの操作である。
作動器による関節の制御は、従来では、この種のロボットで一般的に使用される位置センサ(例えばエンコーダ)からの固有受容情報を用いて、閉鎖ループで実行される。
多関節アームの末端部に固定されるオブジェクト又はツールの配向は、従来では、運動連鎖上に分散させられる様々な関節から制御され得る。
代替実施形態において、末端部に固定されるオブジェクト又はツールの配向制御を可能にする手首を、自動化アームの末端部に配置することが考慮され得る。
本発明の他の特徴及び効果は、以下の説明を読む際に、また以下に簡潔に示される添付図面を参照すると明らかになる。
軸およびボアの間における相対位置を得ることを可能にする2個のレーザ走査マイクロメータを含む精密組立てテーブルに関する図。 所望位置及び到達された位置の間における偏差を訂正するための様々な移動経路を示す図。 三次元空間での精密配置のための一般的実施形態の運動連鎖を示す斜視図。 4‐aは、三次元空間での精密配置のための第1特定実施形態の運動連鎖を示す斜視図。図4‐bは、三次元空間での精密配置のための第1特定実施形態の運動連鎖を示す上面図。4‐cは、三次元空間での精密配置のための第1特定実施形態の運動連鎖を示す側面図。 5‐aは、三次元空間での精密配置のための第2特定実施形態の運動連鎖を示す側面図。5‐bは、三次元空間での精密配置のための第2特定実施形態の運動連鎖を示す上面図。 6‐aは、三次元空間での精密配置のための第3特定実施形態の運動連鎖を示す側面図。6‐bは、三次元空間での精密配置のための第3特定実施形態の運動連鎖を示す上面図。 1つの空間平面における末端部の正確な配置のための一般的実施形態の運動連鎖を示す図。 8‐aは、二次元空間での精密配置のための第1特定実施形態の運動連鎖を示す斜視図。8‐bは、二次元空間での精密配置のための第1特定実施形態の運動連鎖を示す上面図。8‐cは、局所補正方法による精度の改良を示す図。8‐dは、ロボットフレキシビリティの付加的な度数が2個の二次回転軸の間に挿入される代替図。8‐eは、直動関節が二次回転関節と置き換えられる代替実施形態を示す図。 二次元空間での精密配置のための第2特定実施形態の運動連鎖により、関心領域を画定すると共に、この領域に自動化アームの末端部への正確な配置を可能にすることを示す上面図。 1個の二次関節が直動である三次元空間への精密配置のための特定実施形態の運動連鎖を示す上面図。 平面への精密配置のためのハイブリッドロボット構造に対応する特定実施形態の運動連鎖を示す上面図。
図3を参照すると、三次元空間への精密配置のための一般的実施形態において、ロボット構造は、二次関節とも呼ばれる3個の回転関節302,304及び306からなり、一方では、運動連鎖301を介して、枠300と関連させられ、また他方では、運動連鎖303及び30を合わせて介して、また最終的には、最後の運動連鎖によって、末端部310と関連させられる。ロボット構造の全体的運動連鎖は、所謂一次関節に属すると共に、運動連鎖の末端部が、二次関節のみと関連させられる作業空間よりも大きい空間で移動することを可能にする少なくとも1個の付加的関節(すなわち、第4のロボットフレキシビリティ度)を有する。第4関節は、必要に応じて、運動連鎖301,303,305の一つ、或いは306及び310の間に挿入されてよく、またここでは、これは回転リンク308に関係する。
本発明によって関係付けられると共に、精密配置を可能にするロボット構造は、三次元空間において、3個の所謂二次軸302,304及び306に対する距離が小さいが零ではない点のアセンブリに対応する所謂関心領域を画定することを可能にし、また、基本回転によって誘発される回転軸302,304及び306周りにおける移動は、3個のしかし同一平面ではない方向に沿って実行される。この関心領域におけるロボット構造の特定形態について、最適配置領域(OPA)とも呼ばれるサブアセンブリが画定され、その中心は、以下のとおり定められる:これは、回転軸302,304及び306を含む3個の空間内平面311,312及び313の交点314である。点314及び回転軸302,304並びに306の間における距離は、実質的に同じ桁である;それらは零ではなく、また、310によって至り得る空間容積を画定する運動連鎖の他の特性値に対して小さい。ロボット末端部310が点314にある時に、基本回転によって回転軸302,304および306周りに誘発される移動は、空間内における3個の直角方向に沿って実行される。この特定形態について、OPAは、中心314を有する球体に対応し、且つ、その半径は、点314及び回転軸302,304及び306の間における最小距離の半分に略等しい。
構造制御方法は、第1のロボットフレキシビリティ度を用いて、OPAに末端部310を載置する工程と、次にOPA内において精密配置を得ることを可能にする二次回転関節302,304および306を除く全ての関節を阻止する工程からなる。点314において得られる空間分解能は、その結果、3個の二次作用によって発生させられる小さいレバーアームに起因して、残りの作業空間においてよりもかなり精密である。加えて、基本回転によって二次軸周りに誘発される移動は、空間内において、3個の直角方向に沿って実行され、且つ、二次関節空間および直交座標空間の間における制御が分離させられる。O
PAの中心から更に遠くに達した時に、分離は消滅する傾向にあるが、配置の精度に関する効果はOPA内に、またより一般的には、関心領域と呼ばれる領域にとどまる。
ロボット構造はまた、三次元空間での正確な配置を得る工程からなるモードで用いられ得、3個の二次軸は、上述されるように、314で交差する3個の直交平面に厳密には属さないが、本発明の前記原理が用いられる:一次及び二次軸、二次軸に関する小さいレバーアーム、非同一平面二次軸によって誘発される移動。
ロボット構造はまた、上述された二次軸の中から少なくとも2個の軸を使用して、空間平面内において、精確な配置を得る工程からなる別の実施形態で用いられてよい。
ロボット構造はまた、上述された二次軸の中から少なくとも1個の軸を使用して、空間内の直線上に精確な配置を得る工程からなる別の実施形態で用いられてよい、
図4−a、4−b及び4−cを参照すると、三次元空間への末端部の極めて精度の高い配置を可能にする特定実施形態において、ロボット構造は、2個の平行な回転軸402および404と、回転軸402および404と直角な2個の平行な回転軸406および408からなる。平面413は軸406を含むと共に、軸402に対して直角である。点410は、平面413の軸402との交点である。点411は、平面413の軸404との交点である。軸404および406の間における距離は、軸402および406の間の距離に0.2の割合を掛けたものと等しい。軸406および408の間における距離は、末端部310および軸408の間の距離と等しく、その0.7倍から、軸402および404の間の距離が推定され、その結果、両方の距離は、同じ桁内にとどまる。アーム407の長さ/アーム403の長さの比率を探し求めており、これは可能な限り大きくなければならない。このロボットアームの工業的用途に従い、また、ロボットアームが使用される作業空間の特性に従い、当該技術分野に属する者は、上記比率を最適化する必要がある。当該技術分野に属する者は、アーム407の長さを恣意的に選択すると共に、アーム403の長さを得るために、そのアーム407の長さを10で割る。ロボットの基部400への軸402の距離は、必ずしも基準でなくてもよく、且つ、作業空間内における制約に応じて決定される。402は、いかなる中間アーム401を有することなく、基部400に直接的に固定されてよい。
このような構造の制御方法は、末端部310を軸402,404及び406に近接した関心領域に配置するために、回転軸402,406および408を駆動させる工程を含む。理想的には、当該技術分野に属する者であれば、末端部310をOPAの中心412に近接して配置してみようとするであろう。OPAの中心は、平面413の二等辺直角三角形の頂点412であり、その斜辺は、点410および点411を接続させるセグメントである。412および回転軸406の間の距離は、412および410の間の距離と等しい。一次関節の形態に応じて、点412は、空間内に様々な位置を有してよい。所定の形態について、OPAは球体に対応しており、その中心412および半径は、410および412の間の距離の半分に実質的に等しい。OPAへの末端部の配置は、末端部310に対して回転軸402,404および406と関連付けられたレバーアームの全長を最小減にすることを目的としているが、操作アームの端部が、二次軸の三次元空間内で制御され得るように、これらを無効にすることはない。310がOPA内に配置されると、軸408は阻止される。次に、軸402,404および406は、空間での精密配置を得るように駆動させられる。点412に関しては、軸402,404および406の回転によって誘発される基本移動は、3つの直角方向で実行される。加えて、二次軸の角度センサでの等しい制御および分解能を伴い、二次軸の基本回転から結果的に生じる位置増分量は、3つの直角方向で同一である。末端部がOPAにとどまりつつ、更に点412から離れるならば、基本移動はもはや必ずしも直交しないが、直線方向に独立したままであり、また、角度センサにおいて等しい制御および分解能を伴い、位置増分量は実質的に変化し得る。しかしながら、配置の精度における改良に関する利点は影響されない。
空間分解能は、デジタル制御分解能と関連しており、作動器制御システムの性能は、とりわけ、分散行列および固有受容センサ分解能によって、また、ロボットアームの空間形態に特徴付けられる。現代のシステムでは、デジタル制御の分解能は、コンピュータによる二重精密加工のおかげで、準連続として考慮され得る。図示されるロボット構造は、軸402,404および406を制御することにより、OPA内において、残りの作業空間においてよりも、一層精密な空間分解能および一層良好な再現性を得ることができる。
軸402および404は平行であるので、ロボット構造の冗長性は、事前配置および精密配置の両段階の間に、機構の制御について、特定の問題を生じさせない。実際のところ、冗長ロボットの駆動は、制御工程において付加的な基準を組込む(例えば、エネルギ基準を最適化する)必要があるので、常に困難である。次に、事前配置段階の間に、軸402,406および408は、末端部をOPAにもたらすという目的のみを伴い、もっぱら駆動させられ得る:この段階の間に、ロボット構造は、従来からの逆転可能な幾何モデルを有する。精密配置段階の間に、軸402,404および406のみが駆動させられ、且つ、幾何モデルは未だ、通常どおり局所的に逆転可能である。
図5−aおよび5−bを参照すると、特定の実施形態において、三次元空間でのロボットの末端部の正確な配置のためのロボット構造は、3つの平行な軸502,506および508と、502,506および508と直角な1つの軸504の基準形態からなる。基準形態を除き、軸506および508は常に平行であるが、軸502とはもはや必ずしも平行でない。
本構造の寸法に関して、当該技術分野に属する者であれば、作業空間における制約を考慮しつつ、アーム507の長さ/アーム505の長さの比率を可能な限り大きく得ようとする。アーム507および509の長さは、互いに10パーセント以内で実質的に等しい。アーム507の全長は、制約がないので、軸504および506の間の距離よりも少なくとも10倍長い。
この構造の制御は、全ての点において、前述の構造と同一であり、回転軸504,506および508の作用を介して、関心領域への末端部310の配置で始まる。次に、端部310が配置されると、軸508が阻止され、且つ、502,504および506の同時作用のおかげで、正確な配置が生じる。
図6−aおよび6−bを参照すると、特定の実施形態において、三次元空間へのロボットの末端部の正確な配置のためのロボット構造は、3つの平行な軸604,606および608と、604,606および608と直角な1つの軸602からなる。
本構造を一定の大きさに作るために、当該技術分野に属する者であれば、作業空間での制約を考慮しつつ、アーム607の長さ/アーム605の長さの比率を可能な限り大きく得ようとする。アーム607および609の長さは、実質的に10パーセント以内である。アーム607の長さは、制約がないので、アーム605の長さよりも少なくとも10倍長い。
この構造の制御は、全ての点において、前述の構造と同一であり、回転軸602,606および608(又は回転軸602,604および608)の作用を介して、関心領域へのアームの末端部310の配置で始まる。また、末端部310が配置されると、軸608が阻止され、且つ、602,604および606の結合作動のおかげで、正確な配置が生じる。
図7を参照すると、空間内の1つの平面(P)への末端部310およびロボット構造の配置を可能にする一般的実施形態において、構造は、3個の運動連鎖701,703および705と、平面(P)と直角な2つの回転軸702,704からなる。運動連鎖701は、回転リンク702を支持体700と連結させる;運動連鎖703は、2個の回転接合部702および704を連結させる;運動連鎖705は、回転リンク704を末端部310と連結させる。平面内での付加的なロボットフレキシビリティ度は、次に、運動連鎖701,703又は705の少なくとも1つに一体化される。このロボットフレキシビリティ度は、関節702および704に基づくスカラタイプのロボット構造によって到達され得る空間に対して、末端部310によって到達され得る空間を著しく拡張することを目的とする。
点706は、平面(P)および軸702の間の交点である。点708は、平面(P)および軸704の間の交点である。平面(P)の正方形は、その対角線が点706および708を接続しており、2個の新しい頂点707および709を画定している。この一般的な場合において、また、いわゆる二次回転軸702および704の所定形態について、複数のOPA(OPA1およびOPA2によって指示される)が存在し、それらの中心は、点707および709である。OPAは、707および709上に中心が置かれた円板であり、その半径は、706および709の間の距離の半分と等しい。
この構造の制御は、以下のとおりである:−運動連鎖の全てのロボットフレキシビリティ度を含む一次関節を作動させることにより、末端部310をOPAに載置する工程;−軸702および704に沿って、二次回転体を除く全てのロボットフレキシビリティ度を阻止する工程;−軸702および704を作動させることにより、精密配置を実行する工程。次に、末端部310が、例えば、709にあるならば、軸702および704の回転により誘発される基本移動は、平面(P)内において、709から706へ、また709から708へ、2つの直角方向に沿って実行される。加えて、軸702および704の角度センサでの等しい制御および分解能を伴い、位置増分量は、両方の直角方向で同一である。末端部310がOPA1内にとどまりつつ、点709から更に離れて移動するならば、基本移動はもはや、互いに必ずしも直角でないが、直線方向に独立した状態にとどまり、また、角度センサでの等しい分解能を伴い、誘発される位置増分量は実質的に変化し得る。しかしながら、配置精度における改良に関する効果は、影響されないままである。
関心領域(ZI1およびZI2)と呼ばれるOPAよりも広い領域において、軸702および704の短い距離は、精密配置の間に、OPAに関して実際は低下させられた性能を伴う特定の効果を得ることを可能にするが、残りの作業空間においてよりも関心をひくことが多い。
特定の用途でないかぎり、点310は、端部706および708を有するセグメントの中心に配置されるべきではない。なぜならば、二次軸702および704の基本回転によって誘発される基本移動は、次に、点707および709をつなぐ方向に沿って、直線方向に独立している(局所特異性)からである。
OPAは、ロボット構造の形態に応じ、且つ、アームの端部、および必要に応じて加工される部品に対して支持されるツールの配置および移動方法にも応じる。前述の工程において、いくらかの一次ロボットフレキシビリティ度に作用することにより、作業空間において、幾らかの自由度を伴い、OPAの中心の位置を選択することが可能である。
平行関節軸702に沿った電動直動関節は、運動連鎖705の端部に付加され得、三次元空間での精密配置を可能にし、この原理は、図10の特定実施形態によって示される。
図8−aおよび8−bを参照すると、ロボット構造の末端部を平面空間に配置すること
を可能にする特定実施形態において、構造は、平面811と直角であり、ひいては互いに平行な3個の回転リンク802,804および806からなる。回転接合部802は、一方では、1個のアーム801によって、空間800と一体的な支持体に固定され、また他方では、1個のアーム803によって、回転体804に関連させられている。アーム805は、回転リンク804および806を支持する。回転リンク806は、アーム807を制御する。配置される末端部310は、アーム807と一体化している。マース(mars)805および807の長さは、アーム803の長さのおおよそ半分の許容誤差を伴い、互いに実質的に等しい。当該技術分野に属する者であれば、作業空間における制約を考慮しつつ、可能な限り大きい805の長さ/803の長さの比率を得ようとする。制約がなければ、当該技術分野に属する者であれば、アーム805よりも少なくとも10分の1小さいアーム803の長さを考慮するであろう。アーム805の長さは、所望される作業空間の寸法に応じて選択される。
平面811は点310を含むと共に、回転軸802,804および806と直角である。この場合、OPAの中心は、平面811内に記される二等辺直角三角形の頂点810であり、その斜辺の端部は、軸802との平面811の交点808、および頂点804との平面811の交点809である。軸802および804の形態に応じて、点810は空間内において、様々な位置を占める。所定の形態について、関心領域は、円板に対応しており、その中心810および半径は、810および808の間の距離の半分に実質的に等しい。
この構造の制御は、以下のとおり作動させられる:−回転軸802を阻止する工程;−804および806を作動させることにより、端部310を関心領域に載置する工程;−806を阻止する工程;−802および804を作動させることにより、精密配置を実行する工程。次に、末端部310が点810にあるならば、軸802および804の回転によって誘発される基本移動は、平面811内において、2つの直角方向に沿って(810から808へ、また810から809へ)実行される。加えて、軸802および804の角度センサにおける等しい制御および分解能を伴い、位置増分量は、これら2つの直角方向において同一である。前述の工程において、軸802を作動させることにより、OPAの中心の位置を選択することが可能である。末端部310がOPA内にとどまりつつ、点810から更に離れるならば、基本移動はもはや必ずしも直交していないが、直線方向に独立したままであり、また角度センサの等しい分解能を伴い、誘発される位置増分量は実質的に変化し得る。しかしながら、配置の改良および精度に関する効果は、影響されないままである。
図8−cを参照すると、配置精度は、事前配置段階後に、局所補正法を用いることにより、関心領域において著しく改良され得る。2個の外受容性センサ812および813、例えばデジタルマイクロメータは、関心領域において、末端部310の位置を精確に知ることができる。精密配置工程の間に、関節806が阻止された状態で、移動は軸802および804からのみ実行される。平面内において、二次軸の角度移動を直交座標移動と連結させる二次幾何モデルは、804および310の間で評価される距離から再構築され得る。局所基準システムにおける新しい基準から始まり、この補正作用のおかげで、補正の間に、310の位置より移動経路814での移動は、二次幾何モデルによって積算される。二次軸に対して短いレバーアームの長さに起因して、二次軸上に載置されるセンサの分解能は概して、非二次軸上においてよりも良好なので、二次軸802および804の間における短い距離に起因して、補正作用のおかげで、関心領域内における配置精度に関する性能は、全ての一次関節を考慮して、位置評価が幾何モデルから計算された時よりも、非常に良好である。
図8−dを参照すると、空間平面へのロボット構造の末端部の配置を可能にする特定実
施形態において、構造は3個の回転接合部802,804および806からなり、802および806は、二次回転軸であり、また804のみが一次回転軸である。OPAの中心810は、二次軸802および806に関して上述されたように定められる。制御方法は、事前配置段階が完了したときに804を阻止する工程と、精密配置段階の間のみに、二次軸802および806を作動させる工程とからなる。前の場合と異なり、軸804に対して与えられる角度設定値に応じて、軸802および806の間における距離に作用することにより、二次回転軸に対するOPAの中心810の位置を変更することが可能である。これにより、精密配置段階の間に、両方の直角方向に沿った移動の感度を減少させ、或いは改良することが可能となる。別の利点としては、本機器は、既存のスカラロボットと一体化させられ得、末端部品は、軸806への十分な分解能を有するスカラロボットの端部に取り付けられるツールとみなされ得るアーム807および310からなる。欠点としては、軸804に対して与えられる角度設定値の特定の値についてのみ、OPAの中心に載置され得ないことである。
前記構造の代替解決策において、回転軸802,804および806は、必ずしも厳密に平行でなくてよいが、二次軸の作動による精密配置段階の間における末端部の移動は、同一平面上にとどまり、また、精度における性能に関する構造の効果は、前の場合と同様に定められ得るOPA内にとどまる。
図8−eを参照すると、ロボット構造の末端部を空間平面内に配置することを可能にする特定実施形態において、二次関節は、垂直回転リンク802および水平直動リンク816である;精密配置の調整は、ある方向に沿って最適な分解能を与える関節802の小さいレバーアームによって、且つ、直角方向での直動関節816によってもたらされる。三次元空間での精密配置をもたらすために、付加的な垂直方向直動接合部を加えることも、考慮され得る。
図9を参照すると、空間平面(P)へのロボット構造の末端部の配置を可能にする特定実施形態において、OPAのより広い画定の可能性を伴い、本構造は、全てが互いに平行な5個の回転接合部902,904,802,804,806からなる。
本構造において、運動連鎖902−903−904−905は、スカラタイプのロボット構造に対応する一方、運動連鎖802−804−805−806−807−310は、平面内への精密配置のための前述された構造から構成され得る。
このような構造の制御は、回転接合部902および904のおかげで、平面空間内にOPAを画定する工程から始まる。それ故、OPAの中心810は、当該技術分野に属する者によって、運動連鎖902−903−904−905からなるスカラロボットの作業空間の恣意的な領域に配置され得る。
次に、当該技術分野に属する者は、902および904のおかげで、OPAの中心を選択した後に、前述された方法に従い、正確な配置を進め得る。当該技術分野に属する者によって所望される全ての関心領域が、運動連鎖902−903−904−905に対応してスカラロボットによって到達され得る空間に属するように、寸法の選択がなされなければならない。903および905の間における全長の分布は、当該技術分野に属する者によって積算される。制約がなければ、両方のアームは同一の長さを有する。
本構造は、有利には、OPAの中心を所望される目標の可能な限り近くに配置するように、必要に応じて、OPAの中心を配置し、ロボットアームの末端部の事前配置および精密配置を実行する工程を再生することにより、より広い作業空間領域において、精密配置を実行することを可能にする。
図10を参照すると、三次元空間でのロボット構造の末端部の配置を可能にする一実施形態において、本構造は、3個の回転接合部802,804,806からなり、これらは全て共に平行であると共に、同様に平行な軸に沿って直動接合部850を有し、精密配置は、二次関節802,804および850の基本移動によって得られ、関節806は事前配置段階の後に阻止される。
図11を参照すると、平面での末端部の配置を可能にするハイブリッドロボット構造に関連する一実施形態において、本構造は、3個の電動回転接合部802,804および806と、3個の受動回転接合部825,826および827からなる。電動回転関節802は、セグメント822の角度位置を制御し、且つ、回転関節804は、セグメント824の角度位置を制御する。セグメント822,823,824および関節826および827の間におけるセグメント805の部分は、台形、理想的には菱形を形成する。OPAの中心810は、セグメント805において、関節827に対する関節826の対称位置に配置される。制御方法は、事前配置段階後に806を阻止する工程と、次に、精密配置段階のみにおいて、二次軸802および804を作動させる工程からなる。三次元空間内において、末端部310を精密に配置するように、セグメント807の端部において、802に平行な軸に沿って、電動直動接合部を付加することが考慮され得る。

Claims (15)

  1. N次元空間における末端部の移動のために多関節アームを含むロボットであって、少なくともN+1個の電動関節と、該電動関節の移動を制御するコンピュータとを含み、前記コンピュータは、前記多関節アームの前記末端部を事前配置する第1工程と、精密配置する第2工程とを制御し、
    前記第1工程は、前記多関節アームの末端部を関心領域の最適配置領域の中心に可能な限り近くに引き込む工程からなり、該中心は、N個の二次電動関節に応じて定められ、該関節の少なくとも1個は回転軸であり、
    前記第2工程は、前記N個の二次電動関節を除く全ての関節を阻止する工程と、前記N個の二次電動関節の少なくとも1個の基本移動を介して、前記末端部の移動を制御する工程とからなる
    ことを特徴とするロボット。
  2. 三次元空間での配置のための前記多関節アームは、少なくとも4個の電動関節を含み、その中の少なくとも3個は、二次回転軸であり、前記第1工程は、前記ロボットの末端部を関心領域にもたらす工程からなり、該関心領域は、作業空間のサブアセンブリであり、且つ、前記第2工程は、前記二次電動回転軸を除く全ての関節を阻止する工程と、前記二次回転軸の少なくとも1個の回転による基本移動を介して最終配置を実行する工程とからなることを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  3. 前記三次元空間での配置のための多関節アームは、少なくとも4個の電動関節を含み、その中の少なくとも2個は回転軸であり、前記第1工程は、前記ロボットの末端部を前記関心領域にもたらす工程からなり、該関心領域は、作業空間のサブアセンブリであり、且つ、前記第2工程は、3個の二次電動関節を除く全ての関節を阻止する工程と、その中の2個は回転軸であり、前記二次関節の少なくとも1個の基本移動を介して、精密配置を実行する工程とからなることを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  4. 前記三次元空間への配置のための多関節アームは、少なくとも4個の電動関節を含み、その中の少なくとも1個は回転軸であり、前記第1工程は、前記ロボットの前記末端部を前記関心領域にもたらす工程を含み、該関心領域は、作業空間のサブアセンブリであり、且つ、前記第2工程は、3個の二次電動関節を除く全ての関節を阻止する工程と、それらは回転軸であり、前記二次関節の少なくとも1個の基本移動を介して、最終配置を実行する工程とを含むことを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  5. 前記多関節アームは少なくとも3個の電動関節を含み、その中の少なくとも2個は所謂二次平行回転軸であり、且つ、前記第1工程は、前記ロボットの末端部を前記関心領域にもたらす工程を含み、該関心領域は円板であり、該関心領域の中心は、前記多関節アームの前記末端部を含むと共に前記二次回転軸と直角な平面に含まれる二等辺直角三角形の斜辺と対向させられる頂点であり、該斜辺は、前記第1二次回転軸上の第1頂点と、前記第2二次回転軸上の第2頂点とを有し;前記円板の直径は、2個の二次回転軸の間の距離と略等しく、前記第2工程は、前記第2電動回転軸を除く全ての電動関節を阻止する工程と、前記二次軸の少なくとも1個の回転による基本移動を介して、最終配置を実行する工程とからなることを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  6. 前記多関節構造は、少なくとも3個の電動関節を含み、その中の少なくとも2個は、所謂二次平行回転軸であり、且つ、前記第1工程は、前記ロボットの前記末端部を前記関心領域にもたらす工程を含み、前記第2工程は、前記二次電動回転軸を除く全ての関節を阻止する工程と、該二次軸の少なくとも1個の回転による基本移動を介して、最終配置を実行する工程とからなることを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  7. 前記空間平面での配置のための多関節アームは、少なくとも3個の電動関節を含み、その中の少なくとも1個は回転軸であり、前記第1工程は、前記ロボットの前記末端部を前記関心領域にもたらす工程からなり、該関心領域は、作業空間のサブアセンブリであり、且つ、前記第2工程は、2個の二次電動関節を除く全ての関節を阻止する工程と、それらは回転軸であり、前記二次関節の少なくとも1個の基本移動を介して、精密配置を実行する工程とからなることを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  8. 運動連鎖の上流側に配置される少なくとも1個の付加的な関節を含み、一冒頭工程は、該付加的な関節又は複数の関節の作用を介して、関心領域を画定することを可能にすることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のロボット。
  9. 前記精密配置は、調和点と呼ばれる特定の点から目標点までの移動経路の一部の再生を介して間接的に得られ、その結果、乾燥摩擦の問題を解消し、該調和点は、該目標点に関して不感体の外に配置される点であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のロボット。
  10. 前記精密配置は、前記ロボットの前記末端部の位置及び前記目標点の間の距離を減少させ、且つ前記二次関節の基本移動により、前記ロボットを制御することを可能にする外受容情報を処理することにより得られることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載のロボット。
  11. 前記二工程は、連続移動のための制御法則を準備するために、実行に先立ち計算されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載のロボット。
  12. 前記両工程は、移動過程における制御法則および定期的な再計算を準備するために、実行に先立ち計算されることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載のロボット。
  13. 前記精密配置のための冗長ロボットの構成は、各工程が逆転可能な幾何モデルを使用することを可能にすることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載のロボット。
  14. 前記精密配置のための冗長ロボットの制御は、前記事前配置段階の完了に際して、より良好な配置精度のために、局所補正工程を用いることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載のロボット。
  15. 手首が前記ロボットの端部に固定されて、オブジェクト又はツールの配向制御を可能にすることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載のロボット。
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