JP2011518627A - バルーンカテーテル、およびバルーンカテーテルを備えるx線アプリケータ - Google Patents

バルーンカテーテル、およびバルーンカテーテルを備えるx線アプリケータ Download PDF

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Abstract

本発明は、X線アプリケータのためのバルーンカテーテル(300)に関するものであり、ならびに、そのようなバルーンカテーテル(300)とともに使用するためのX線アプリケータ(303)に関するものである。バルーンカテーテル(300)は媒体(305)で充填可能であり、容積に関して拡張可能なバルーン(304)と、X線アプリケータ(303)へ挿入するためのカテーテルシャフト(301)とを有している。バルーン(304)またはカテーテルシャフト(301)は、カテーテルシャフト(301)の延長部に剛直な内部の端部片(332)を含んでいる。

Description

本発明は、バルーンカテーテル、およびバルーンカテーテルを備えるX線アプリケータに関する。
放射線療法のためのバルーンカテーテルを備えるX線アプリケータは、米国特許第5,621,780A号に記載されている。
腫瘍の放射線治療のために、実質的に次の2通りの方法が適用される:
患者の外部にある放射源からの治療放射線による腫瘍の照射と、患者の体内に入れた放射源による照射である。
患者の体内に入れることができる放射源は、X線放射によって手術中に患者を治療することを可能にする。このような治療方法は術中放射線療法(IORT)と呼ばれる。
IORTでは、腫瘍または腫瘍床を内部から照射するために、さまざまな手法が知られている。1つの好ましい手法の要諦は、腫瘍の中心部へのアクセスを成立させ、もしくは腫瘍がすでに摘出されている場合には腫瘍床へのアクセスを成立させることにある。このようなアクセスは、特に腫瘍床を照射する場合にはスペーサの機能も果たすアプリケータを用いて行うことができる。すなわちこの場合、アプリケータは、形状安定的な腫瘍床を所定の形状にし、好ましくは球形にする役目を果たす。このようにして、アプリケータを取り囲む組織への均等な照射が保証される。このような手法の放射線治療には、特に点状の放射源が適している。Carl Zeiss社の放射線治療システムINTRABEAM(登録商標)は、そのような点状の放射源をX線放射のための放射源の形態で有している。この放射線治療システムは、長さ約10cm、厚さわずか3.2mmのプローブを含んでおり、これは、中で電子が加速されてターゲット材料で減速されるX線プローブである。それにより、X線プローブの遠位端では、球面状で等方性の放射特性を有するX線放射が生じる。INTRABEAM(登録商標)は、中にプローブを挿入することができ、遠位端でX線放射が生じるさまざまなアプリケータを含んでいる。
専門界では、アプリケータについてさまざまな実施形態をもつ放射線治療システムが知られている。硬質のアプリケータと柔軟なアプリケータとを区別することができる。すなわち硬質のアプリケータは、高い形状正確性と高い形状安定性という利点がある。このようなアプリケータでは、相応のX線プローブのための非常に正確な位置ストッパを簡単なやり方で構成することができる。このような硬質のアプリケータの1つの欠点は、傷口の快復や取扱性の理由により、長時間にわたって患者内にとどまれないことにある。したがってこのようなアプリケータの使用は、乳腺腫瘤摘出にすぐ引き続いて行われる照射だけに限定されている。その場合、相応のアプリケータを用いた照射のために、当初は腫瘍摘出のために設けられる外科的なアクセス部が利用される。
柔軟なアプリケータとしては、特にカテーテルが知られている。このようなカテーテルは、たとえば米国特許第5,621,780A号に記載されている。このようなアプリケータを用いた放射線療法の目的のために、腫瘍床に通じる生検通路が設けられる。特定の医療ケースの場合、生検通路を介してカテーテルにより腫瘍を直接除去することが可能である。カテーテルによってつくられる腫瘍組織へのアクセス部を介して、医療器具を一回あるいは複数回患者の体内へ挿入し、そのようにして外科手術にすぐ引き続いて、あるいはその後でも、腫瘍床を取り囲む組織を内側から照射することができる。治療の一環としてこのような照射が一回実施され、または数日間の期間にわたってそれ以上の回数実施される。カテーテルとしては、特にいわゆるバルーンカテーテルがそのために適している。バルーンカテーテルとは、構造の遠位端に形成された、膨張可能な1つまたは複数のバルーンを含むホース状の構造物である。
米国特許第5,621,780A号から知られているカテーテルは、たとえばこのようなバルーンカテーテルであり、腫瘍床への生検通路に通される。腫瘍床を充填するために、そこで適当な充填媒体を入れることによってカテーテルに形状が与えられる。しかしながら、そのようなバルーンカテーテルの形状と位置を腫瘍床で正確に調整するのは難しい。すなわち、X線放射源からの距離が遠くなるにつれて、放射の線量は著しく減少していく。したがって腫瘍床への均等な照射のためには、バルーンカテーテルにおける点状のX線放射源のアイソセンタが正確にバルーンカテーテルの中心に、かつそれと同時に腫瘍床の中心に位置しているのが望ましい。
バルーンカテーテルによって照射される場所は患者の体内にあるので、手術者にとってバルーンカテーテルは略不可視である。そのため、直接的な視認をしながらの簡単な位置決めは不可能である。
X線放射源を備えるバルーンカテーテルの位置を検出するために、さまざまな方法が知られている。すなわちカテーテルとX線源の位置は、画像生成法ならびにコンピュータトモグラフィ(CT)または超音波によって、表示器に視覚化することができる。しかしながら、このことは技術的に高いコストがかかる。相応のCTデータまたは超音波データの記録には、比較的長い時間も必要である。アプリケータをCTにより視覚化できるようにするためには、X線放射を吸収する材料を使用しなくてはならない。CT撮影が引き起こす、原理的に生じる健康な組織への放射能による負担を度外視するとしても、X線放射を吸収する材料からなるアプリケータは次のような望ましくない副次的現象を引き起こす。すなわち、このような材料は治療用のX線放射も治療中に吸収してしまう。この現象に対処するためには、X線源の出力を上げるか、または照射時間を長くするかのいずれかしかない。
放射線療法には、ベリリウムでできた先端部を有するX線プローブがしばしば用いられる。ベリリウムはX線放射に対して略透過性の材料である。したがって、このようなX線プローブはCT画像では見るのが難しい。
Carl Zeiss社の放射線治療システムINTRABEAM(登録商標)のX線プローブは、10cmの大きい長さと、わずか3.2mmの短い外径とに基づき、患者の腫瘍床へのアクセス部を最低限の侵襲で形成することを可能にする。このような幾何学構成のX線プローブでは、X線プローブが側方の力作用によって弾性的ないし可塑的に曲がるという代償を払わなくてはならない。
放射線治療システムINTRABEAM(登録商標)のX線プローブは、排気された電子ビーム管として構成されている。この電子ビーム管の中で、加速された電子からビームが生成される。電子ビームは金でできたターゲットに向けられる。そこで電子が急激に減速されて、X線制動放射が発生する。
放射線治療システムINTRABEAM(登録商標)の電子ビーム管は直径がわずか3.2mmと非常に細いので、機械的な負荷という面からX線プローブの高い感度が存在している。すなわちX線プローブが曲がったとき、特定の曲がり具合を超えると電子ビーム管の中で電子ビームがターゲットに当たらなくなる。その結果としてX線ビームが生成されなくなり、ないしは、定義されない状態でしか生成されなくなる。X線プローブの曲がり具合を一定の限度内で補償するために、放射線治療システムINTRABEAM(登録商標)における電子ビーム管には磁気的な偏向コイルが付属している。システムコントローラによってこの偏向コイルを適切に制御することで、電子ビームを金のターゲット上で+/−0.5mmのオーダーで動かすことが可能である。
放射線治療システムINTRABEAM(登録商標)には、X線プローブが曲がったために生成されるX線放射の強度が閾値を下回ると、X線放射源のスイッチが切れることを保証する安全機構が組み込まれている。そして、治療を続行するためにシステムがあらためて校正ないし検証されて、残りの線量を患者に設定して適用できるようにすることが意図されている。治療処置を施されている患者にとって、このことは麻酔時間の延長を必要とする場合がある。しかし、このことは相応のリスクを内包している。
したがって、放射線治療システムINTRABEAM(登録商標)を治療に利用する前ごとに、システムのX線プローブが曲がっていないかどうかチェックすることが必要である。
そして患者に適用するために、X線プローブが、そのために設けられているカテーテルの通路へ挿入される。患者の体内における生検通路の形状は、通常の場合、正確に直線状に構成することが容易ではないので、相応のX線プローブをカテーテルへ挿入するときにX線プローブが、これを容易に曲げる機械的な力を受けるという危険がある。しかし、このような種類の力は、相応のX線プローブをカテーテルへ挿入するときに生じる可能性があるばかりでなく、患者が受けている放射線治療中にも、たとえば患者の呼吸運動のせいで、相応のX線プローブが機械的に負荷を受ける可能性がある。
X線プローブの照射区域は、その空間的な放射特性によって規定される。IORTについては、X線放射源として等方性の点状発生源が望ましい。等方性の点状発生源は、相応の発生源の中心に対する等線量曲線の距離がどこでも等しいという特徴がある。したがってこのような放射源は、腫瘍照射のために格別に適している。照射の目標領域がIORTでは多くの場合球形だからである。バルーンカテーテルの中に配置されたX線プローブを用いての身体組織の照射によって、カテーテルのバルーンを取り囲む組織と放射源との等しい間隔を保証することができる。治療用の放射源としては、理想的な点状発生源ではない発生源が用いられるので、目標領域の所望の局所的な放射線量を照射計画によって調整することが必要である。
特定の用途または身体内の腫瘍位置の場合、組織およびたとえば皮膚や神経といった構造物を照射前に防護しておくことが必要である。照射計画によっては、こうした観点を部分的にしか考慮に入れることができない。したがって、人間の身体の特定の組織構造を放射線障害から守るために、治療用の放射源は、治療用放射に対する相応の遮蔽装置とともに作動する。放射源のためのバルーンカテーテルについては、たとえば鉛やタングステンのように放射を著しく吸収する材料を、バルーンカテーテルのバルーン壁部ないしバルーン層に設けることが知られている。さらに、バルーンカテーテルのバルーンを、たとえばBaSO4溶液のように治療用放射を吸収する液体の媒体で充填することが知られている。
鉛やタングステンがバルーンカテーテルのバルーンの壁部に設けられることによって、または、治療用放射を吸収する媒体でカテーテルのバルーンが充填されることによって、点状の放射源から出る放射を均等かつ等しい分布で減衰させることができる。一方、点状の放射源について、点対称ではない放射プロフィルが調整されるべきである場合には、放射を吸収する材料を含んだセグメントまたは充填室を備えるバルーンカテーテルを意図することができる。このような種類のバルーンカテーテルは専門界で知られているが、高い製造コストをかけなければ製造することができず、特定の組織構造について照射線量を細かく空間的に調整しようとするほど、製造コストはいっそう高くなる。
さらに、遮蔽材料からなるカバーをバルーンカテーテルあるいは硬質のアプリケータの外面に載せることが知られている。このようなカバーは、たとえば事前に型押しされたフィルムであってよい。このようなフィルムは相応のアプリケータの上での簡単な、あるいは複雑な遮蔽部を可能にする。特定の具体的な治療上の用途については、このようなフィルムは手作業で断裁しなくてはならない。しかしこのような方策は、IORTの際にフィルムからなる遮蔽部が患者体内で滑ったり、あるいは、アプリケータを患者から摘出した後に患者の体内に残るというリスクをもたらす。
バルーンカテーテルにより生検通路を通じて治療用放射を適用するという利点をカテーテルが有しているという観点からも、遮蔽材料からなるカバーの使用は得策ではない。その場合、相応のバルーンカテーテルを生検通路へ挿入するときに、流体の媒体はバルーンの中にはない。むしろバルーンは、そのときに最小のパッケージングサイズで存在している。そのような場合、治療用放射を吸収する材料をフィルムの形態で用いることは不可能である。
IORTでは腫瘍照射のために、一種のスペーサとして機能するアプリケータが用いられる。そうしないと腫瘍床が崩れてしまうからである。腫瘍床は、残っている傷穴のできるだけ均等な照射を保証するために、アプリケータによって拡張される。アプリケータは、患者の体内の照射場所へのアクセスを可能にする。適切なアプリケータは、たとえば柔軟なバルーンカテーテルとして構成されていてよい。相応のアプリケータは照射中にその場所にあるので、X線が吸収ないし制御されると、患者に適用される照射線量に影響を及ぼす。このような影響は照射計画の中で考慮に入れなくてはならない。したがって、関連するアプリケータデータ、特に深さ・線量曲線は、照射計画のために通常コンピュータに保存される。
アプリケータが照射のために相応のシステムに接続ないし適合化されるとき、従来技術に相当するシステムでは、アプリケータの存在は認識されるものの、アプリケータに関する情報、たとえばその放射線学上のデータ、型式、サイズ、ロット番号ないしシリーズ番号などは検出されない。そのため実際問題として、選択されたアプリケータと照射計画とが一致しないというリスクがある。殺菌の有効期限がすでに経過したアプリケータが使用されることも往々にしてある。そのために、組織の過剰照射や過小照射につながったり、感染につながる可能性さえある。
新しいアプリケータが納品されたとき、そのデータは適当な記憶媒体で別個に保存されるのが好ましく、そのような記憶媒体は一緒に納入される、または、顧客コンピュータへダウンロードするためのファイルの形態でサーバに用意される。このことは、そうしたデータをコンピュータを利用して照射計画のために自動的に援用することを可能にする。
照射のために選択されたアプリケータについて、当該アプリケータの番号、型式、およびサイズが放射線療法システムに供給されなくてはならない。このことは、キーボードを通じての入力により手動式に行うことができる。しかし、そうした情報を外部スキャナを使って自動的に登録するほうが、誤りが起きにくい。その場合、識別はたとえば殺菌された包装またはアプリケータ自体にあるバーコードによって行われる。しかし、アプリケータの包装にあるバーコード、またはアプリケータ自体にあるバーコードは、実際に使用されるアプリケータが登録されたアプリケータであることを、あらゆる場合に保証するわけではない。すなわちアプリケータは、登録の後に取り換えることが原則として可能である。このことが致命的な結果を生む可能性がある。その場合、所望の線量の適用という面から満足のいく照射をコントロールしつつ行うことが不可能だからである。
米国特許第5,621,780A号 米国特許第5,621,780A号
本発明の課題は、前述した問題に対処することにある。この課題は、請求項1の構成要件を備えるバルーンカテーテルによって解決され、および、請求項8,13および14の構成要件を備えるX線アプリケータによって解決される。
バルーンカテーテルは、媒体で充填可能な、容積に関して拡張可能なバルーンと、X線アプリケータを挿入するためのカテーテルシャフトとを有している。バルーンまたはカテーテルシャフトは、カテーテルシャフトの延長部に、剛直な内部の端部片を有している。剛直な端部片は、プラスチックまたはX線放射に対して略透過性であるその他の材料でできていてよく、たとえば、X線ビームに対する透過性に関して水と等価である材料でできていてよい。
バルーン自体は、シリコンなどの弾性材料、または空気や液体に対して密封をする膨張可能な材料、たとえばウレタンやPETでできているのが好ましい。膨張した状態または液体で充填されて膨らんだ状態にあるバルーンの形状は形状安定的であり、円形であってよく、それにより、膨らんだバルーンは球形を有することになる。
カテーテルシャフトは、たとえばシリコンからなる、可撓で軟質のパイプを含んでいるのが好都合である。このことは、カテーテルが身体に挿入されたとき、患者にとっての良好な装着快適性を保証する。すなわちその場合、カテーテルを患者の身体にぴったり当てつけることができ、それにより、物体に衝突したり引っかかったりすることで、患者の身体に挿入されたカテーテルが機械的な負荷を受けて変位するというリスクが最低限に抑えられる。
カテーテルシャフトの端部片は円筒形であるのが好都合であり、カテーテルシャフトの軸と実質的に同軸に延びる円筒軸を有している。円筒軸に対して鉛直方向で見て、端部片は円形の断面を有しているのが好ましい。あるいは断面は星形であってもよい。端部片の断面はかご形に貫通されているのが好ましい。
端部片の内部には、機械的なストッパが構成されているのが好ましい。別案として、バルーンの内部に端部片がなくても、X線プローブに対する機械的なストッパが設けられていてよい。
端部片の内部には、X線放射を吸収するフィルタが配置されているのが好ましい。このことは特に、端部片の材料が、バルーンが充填される材料に比べて、X線放射に対して低い吸収性を有している場合に有意義である。別案として、端部片は目打ちされた状態で構成することもでき、開口部を備えていてよく、それにより、バルーンを拡張させるために充填されるべき媒体を端部片の内部へ入れることができ、または、機械的なストッパを形成する部分へ入れることができる。
バルーンカテーテルは、端部片の領域に、またはバルーンの内部に、互いに同軸かつ回転可能に配置された、X線放射に対して吸収性の材料からなる2つの部分円筒シェルを有しているのが好ましい。部分円筒シェルを互いに相対的に回転させることで、X線放射がバルーンカテーテルから周囲の組織へ出ていくことができる立体角を変えることができる。
さらに本発明は、上に説明した1つまたは複数の特性を有するバルーンカテーテルとともに使用するためのX線アプリケータを対象としている。
X線アプリケータは、排気されたパイプと、その中に配置されたターゲットおよび電子源と、電子加速器とを備えるX線プローブを追加的に含むことができる。
さらにX線アプリケータは、X線プローブを挿入するための安定したパイプを含み、カテーテルシャフトの可撓部分とインターフェースを介して連結可能なプローブ保護装置を有することができる。プローブ保護装置はX線アプリケータにより分離可能で、かつX線アプリケータと連結可能である。このようにして、バルーンカテーテルとアプリケータを連結することにより、照射時間にわたってバルーンカテーテルの剛性を高めることが可能である。
プローブ保護装置は、インターフェースの領域に、X線アプリケータの他の部分にあるセンサと協働するコーディングを有することができる。コーディングは、たとえばバーコードを含むことができる。
本発明は、
a)電子源と、電子加速器と、排気されたパイプと、ターゲットに当たる電子によってX線放射を生成するために排気されたパイプの遠位端に配置されたターゲットとを備える本体器具と、
b)本体器具の排気されたパイプを中へ挿入可能なパイプを有する、本体器具に収容可能かつ本体器具から分離可能なプローブ保護装置と、
c)近位の柔軟なホースと、遠位の剛直な端部片と、容積に関して拡張可能なバルーンとを有するバルーンカテーテルとを有する、モジュール形式で構成されたX線アプリケータを有する構造も対象としている。
本発明は、
a)電子源と、電子加速器と、排気されたパイプと、ターゲットに当たる電子によってX線放射を生成するために排気されたパイプの遠位端に配置されたターゲットとを備える本体器具と、
b)本体器具の排気されたパイプを中へ挿入可能なパイプを有する、本体器具に収容可能かつ本体器具から分離可能なプローブ保護装置であって、保護装置は本体器具とのインターフェースの領域にコーディングを有しているものとを含む、モジュール形式で構成されたX線アプリケータを有する構造も対象としている。
次に、図面に示されている実施例を参照しながら、本発明の詳細について詳しく説明する。
X線アプリケータを備えるバルーンカテーテルの第1の実施例を示す断面図である。 バルーンカテーテルおよびその中に挿入されたX線プローブの第2の実施例を示す部分断面図である。 第1の実施形態のプローブ保護部が付属しているX線アプリケータを備えるバルーンカテーテルの第3の実施例である。 バルーンカテーテルを備えるX線アプリケータを示す断面図である。 別案の第2の実施形態のプローブ保護装置を備えるX線アプリケータである。 図5の平面VIにおける断面図である。 X線アプリケータのX線プローブの一区域と、別案の第3の実施形態のプローブ保護装置の一区域である。 X線アプリケータとプローブ保護部の連結についての第1の実施形態である。 X線アプリケータとプローブ保護部の連結についての第2の実施形態である。
図1は、X線アプリケータ103のX線プローブ102が中に挿入された、カテーテルシャフト101を備えるバルーンカテーテル100を示している。バルーンカテーテルは、液体の媒体105で充填されたバルーン104を含んでいる。カテーテルシャフト101は柔軟なプラスチック材料でできている。カテーテルシャフト101の中には管腔106が形成されている。バルーン104の中では、バルーン104の中にある内部の端部片120に、機械的なストッパ107が設けられている。ストッパ107は、バルーンカテーテルの中でのX線プローブ102の簡単で迅速な位置決めを可能にする。X線プローブ102は、カテーテルシャフト101によってバルーン104へ挿入することができる。バルーン104は硬質プラスチックで製作されており、たとえばPETで製作されている。それに対してカテーテルシャフト101は軟質で弾性的なプラスチックでできており、たとえばシリコンでできている。
バルーンカテーテル100には接続部108が構成されている。接続部108は、流体配管109を介して、バルーンカテーテル100のバルーン104と接続されている。バルーン104は、接続部108を介して、流体の媒体105で充填することができる。流体の媒体105としては、特に殺菌された等張性の食塩水が適している。殺菌された等張性の食塩水は、高い患者安全性を保証する。しかしバルーンカテーテルでバルーン104を充填するために、気体も原則として使用することもできる。
バルーンカテーテル100の中で作動させるために、カテーテルシャフト101の内部の管腔106の中にX線プローブがある。X線プローブはそこでストッパ107と直接的に接触する。それにより、X線プローブ102のアイソセンタ、すなわちX線放射を発する起点となる領域の中心を、バルーンカテーテル100のバルーン104の中心110に配置することができる。これに加えて、バルーンカテーテルの中でX線プローブが正しく配置されているかどうか判断するためのCTのような画像生成法に基づく患者の健康な組織への不要な放射線曝露を、そのようにして回避することができる。
ストッパ107を形成する材料は、バルーン104の充填媒体105として適している等張性の食塩水と類似する放射物理学上の特性を有している。それにより、X線プローブにより生成される等方性の放射区域が、バルーンカテーテルによって持続的に影響を受けることがなくなる。そのような影響は、バルーンカテーテルでX線放射についての散乱特性が充填媒体とストッパ材料とで相違している場合には生じることになる。バルーンカテーテル100のバルーン104におけるストッパ107の位置は、次のようにしてX線プローブ102の幾何学形状に合わせて適合化されている。すなわち、この構造が作動するとき、X線プローブ102のアイソセンタは、すなわちX線放射が発せられる起点となる領域の中心点は、バルーンカテーテル100の中心点110にある。さらにこの方策は、X線プローブがバルーンカテーテル100の中で患者体内へ挿入されたとき、X線アプリケータ103のX線プローブ102の位置を視覚化するために、患者が過度の放射線の負担を受けることがないことを保証する。
バルーンカテーテル100のストッパ107について、X線ビームに対する散乱特性が、バルーンカテーテル100のバルーン104の充填のために用いられる流体媒体105の散乱特性とは相違している材料を意図することも可能である。X線放射を強力に吸収ないし散乱させる材料でストッパ107ができている場合、ストッパ107の適切な幾何学形状によって、X線プローブ102の放射特性をわずかしか損なわないようにすることができる。たとえば星形、中空円筒形、またはかご形の幾何学形状を備えるようにストッパが構成されていれば、X線放射が妨げられることなく通過できる開口部がストッパにできる。
X線プローブ102が生成するX線放射の等方性の放射区域を調整するために、バルーンカテーテル100は適当な個所で、X線放射を散乱する材料によりドーピングすることができる。その別案または追加として、バルーンカテーテル100にシールドやフィルタを設けることが可能である。
図2は、図1のバルーンカテーテル100と比べて改変された、X線プローブ202を備えるバルーンカテーテル200の部分断面図を示している。バルーンカテーテルの区域200のモジュールが、図1のバルーンカテーテル100が有するモジュールに相当している場合、そのようなモジュールは、図2では、図1に比べて数字100を足した数字の形態の符号が付してある。
図2のバルーンカテーテルでは、X線プローブ202を収容するカテーテルシャフト201の中には、端部片として作用するバルーン204の区域220にX線プローブ202に対するストッパ221が構成されている。このストッパ221は、バルーン204について意図される充填媒体205よりもX線ビームをあまり減衰ないし散乱させない材料でできている。
X線プローブ202のほうを向くストッパ221の端面222には、フィルタ223がある。このフィルタ223はアルミニウムでできている。アルミニウムはX線ビームを比較的強力に吸収する。フィルタ223は、図2に示す部分断面図の切断平面で、半月形の断面を有している。このようなフィルタ223の幾何学形状により、軸2204の方向でX線プローブ202から出ていくX線放射は、軸224に対して角度225をなしてX線プローブ202から放出されるX線放射よりも強力に減衰されることになる。
付言しておくと、フィルタ223の材料についてはアルミニウムに代えて、たとえばタングステンやバリウムのような、これ以外の物質も利用することができる。X線ビームを吸収する材料を含むようにストッパ221自体を施工することも可能であり、たとえば、X線ビームを強力に吸収ないし散乱する物質でドーピングされたプラスチックで施工することも可能である。
図3は、X線アプリケータ303を備えるさらに別のバルーンカテーテル300を断面図で示している。バルーンカテーテル300は、図1のバルーンカテーテル100および図2のバルーンカテーテル200と比べて改変されている。バルーンカテーテル300とX線アプリケータ303が、図1のバルーンカテーテル100とX線アプリケータ103でも設けられているモジュールを有している場合、そのようなモジュールは、図3では、図1に比べて数字200を足した数字の形態の符号が付してある。
バルーンカテーテル300は、X線アプリケータ303のX線プローブ302を収容するための管腔306を備えるカテーテルシャフト301を有している。バルーンカテーテル300は、カテーテルシャフト301の前面区域331に配置されたバルーン304を含んでいる。バルーンカテーテル300の中には、接続部308に通じる流体配管309が構成されている。接続部308を介して、バルーン304を流体の媒体305で充填することができる。バルーンカテーテル300の前面区域331には、管状の安定化部材332の形態の端部片が配置されている。管状の安定化部材332はプラスチックでできている。この管状の安定化部材332は、二重の機能を有している。すなわち第1に、安定化部材は前面区域で軸333の方向にバルーンカテーテル300の剛性を高める。第2に安定化部材は、プローブ保護装置335のスリーブ状のアタッチメント334に対するストッパとしての役目をする。スリーブ状のアタッチメント339は剛性の高いプラスチックでできている。しかしながら、スリーブ状のアタッチメント339を特殊鋼で施工することも可能である。スリーブ状のアタッチメント339は管状に構成されており、X線プローブ302を安定化する。プローブ保護装置335は第1のインターフェース336により、X線アプリケータ303と、すなわちX線アプリケータ303のハウジング337と、固定的に連結されている。
プローブ保護装置335は、スリーブ状のアタッチメント339の中に、端面区域340を有している。この端面区域340は、環状の安定化部材332を有する収容区域341への係合のために構成されている。プローブ保護装置335のスリーブ状のアタッチメント339の端面区域340と、環状の安定化部材332の収容区域341とは、そのようにして、摩擦接合式の結合部として作用する第2の端面区域342を形成する。
バルーンカテーテル300は、プローブ保護装置335のスリーブ状のアタッチメント339とともに、X線プローブ302を収容するために設計されている。
このとき、インターフェース336および342を備えるプローブ保護装置335の幾何学形状は、バルーンが液体の媒体305で膨らむように充填されたときに、X線プローブ302から出るX線ビーム343の放出中心点がそれ自体としてバルーン304の中心にくるように、X線アプリケータ303の幾何学形状に合わせてバルーンカテーテル300の周りで適合化されている。
X線ビーム343を生成するために、金でできたターゲット344がX線プローブ302の中に配置されている。このターゲット344に向けて、加速段347に印加される高圧により、電子源346に由来する電子345が加速される。X線アプリケータ303は磁気的な偏向コイル348を含んでいる。磁気的な偏向コイル348により、ターゲット344に向かって加速される電子345を偏向させるために磁界を調整することができる。このことは、加速された電子345がターゲットに当たる場所349を調整することを可能にする。それにより、X線プローブ302から放出されるX線放射343の空間的な放射プロフィルを調整することができ、X線プローブ302が曲がることによる空間的な放射プロフィルの変化を、一定の限度内で補償することが可能である。
プローブ保護装置335のスリーブ状のアタッチメント339は、X線プローブ302のための機械的なスタビライザとして作用し、X線プローブ302が軸333に関して曲がるのを防止する。この方策は、バルーンカテーテル300のバルーン304によって、およびプローブ保護装置335のスリーブ状のアタッチメント339によって、X線アプリケータ303の中で機械的な力を導入することを可能にし、その際に、そのことがX線プローブ302の過剰な機械的負荷につながることがなく、磁気的な偏向コイル348の適切な制御によってはもはや補償することができない、X線プローブから放出されるX線放射の放射プロフィルに対して、X線プローブはこのような形で作用する。
このように、X線アプリケータ303と、バルーンカテーテル300と、プローブ保護装置335とからなる図3に示す構造は、特に、構造へ導入される力に基づいて自動的に位置調節されて追従制御され、そのようにしてIORTなどで患者の呼吸運動の補償をする、位置調節可能な架台装置で適用するのに適している
このような位置調節可能な架台装置は、たとえば、X線アプリケータ303と、バルーンカテーテル300と、プローブ保護装置335とからなる構造へ導入される力に基づいて、適当なアクチュエータにより架台の軸が位置調節されるサーバ装置として構成されていてよい。しかしながら、X線アプリケータ303と、バルーンカテーテル300と、プローブ保護装置335とからなる構造により受けとめられる力が相応の架台で発生する摩擦力と慣性力を克服する、平衡式の架台軸を備える架台装置を架台装置として設けることも可能である。
図4は、図3のプローブ保護装置335とX線アプリケータ303とを備えるバルーンカテーテル300を、IV−IV線に沿った断面図として示している。図4が図3にも見られるモジュールを示している場合、それらは図3と同じ符号によって表示されている。
バルーンカテーテルのバルーン304におけるX線プローブ302の意図される動作位置の領域に、プローブ保護装置の管状の安定化部材332の壁部401は貫通部402を有しており、これらの貫通部を通ってX線放射が減衰されることなくバルーン304を介して患者の組織へと入ることができる。
付言しておくと、図1、図2、図3、および図4で説明したバルーンカテーテルおよびX線アプリケータの構造の別案として、X線プローブのための相応のストッパなしでバルーンカテーテルを構成し、ないしは、バルーンカテーテルの中でのX線プローブの自由な位置決めを可能にするプローブ保護装置を設けることが意図されていてもよい。その場合、バルーンカテーテルの中でのX線アプリケータの運動のために、機械式または電気式の駆動装置を設けるのが好都合である。
図5は、図1、図2、図3、および図4を参照して説明したようなバルーンカテーテルを用いるIORTに適する、プローブ保護装置535を備えたX線アプリケータ503を示している。図3のX線アプリケータ303のモジュールに対応するモジュールをX線アプリケータ503が有している場合、そのようなモジュールには、図3に比べて数字100を足した数字を符号として表示している。
X線アプリケータ503はX線プローブ502を含んでいる。X線プローブ502はプローブ保護装置535の中にある。プローブ保護装置535は、第1のスリーブ状のアタッチメント551と、第2のスリーブ状のアタッチメント552とを含んでいる。第1のスリーブ状のアタッチメント551の遠位端には、第1の半球状の閉止部553が構成されている。第2のスリーブ状のアタッチメント552は、半球状の閉止部554を有している。半球状の閉止部553,554は部分円筒シェルの形態を有している。
第1の半球状の閉止部553と第2の半球状の閉止部554は特殊鋼でできている。特殊鋼はX線ビームを強力に吸収する材料である。
第2の半球状のアタッチメント552は、第1のスリーブ状のアタッチメント551で、軸555を中心として回転させることができる。
第1のスリーブ状のアタッチメント551を回転させるために、プローブ保護装置535は電気駆動装置556を有している。第2のスリーブ状のアタッチメント552は、電気駆動装置557により軸555を中心として動かすことができる。第1のスリーブ状のアタッチメント551と第2のスリーブ状のアタッチメント552を位置調節することで、半球状の閉止部553,554を相互に同軸に回転させることができる。
図6は、図5に符号VIで表示する切断平面と、同図に示す視線方向とで、プローブ保護装置535を備えるX線アプリケータ503の断面図を示している。同じモジュールには、図5と図6で同一の符号が付されている。
半球状の閉止部553,554を軸555を中心として互いに相対的に位置調節することで、相応のバルーンカテーテルでX線プローブ502からIORT用のX線ビーム557を患者の組織へ放出することができる開口角556を調整することができる。
このように可動の半球状の閉止部553,554は、放射線治療用途のための構造の定義されたコンフィギュレーションを可能にする。付言しておくと、半球状の閉止部553,554を位置調節するための2つの電気駆動装置556,557に代えて、機械式の駆動装置を設けることもできる。さらには、ただ1つの駆動装置を設け、両方のスリーブ状のアタッチメントを伝動装置により相互に連結して、これらを相互に調整しながら動かせるようにすることが可能である。
図7は、バルーンカテーテルで使用するのに適したプローブ保護装置を備えるX線アプリケータの、改変されたさらに別の実施形態の一区域を示している。X線アプリケータ703は、アイソセンタ放射特性をもつX線ビーム772を前面区域771で提供するX線プローブ702を有している。プローブ保護装置は、特殊鋼からなり、したがってX線ビームを強力に吸収する、位置調節可能なスリーブ状区域773を備えるように施工されている。二重矢印774に示すように、前面区域の領域でスリーブ状区域773を動かすことで、バルーンカテーテルでX線放射が患者の組織に放射される立体角範囲「β」を変えることができる。さらに別の改変された実施形態の枠内では、図5と図6を参照して説明したX線アプリケータにおけるプローブ保護装置の調整原理と、図7を参照して説明したX線アプリケータにおけるプローブ保護装置の調整原理とを組み合わせることが可能である。すなわち、図5と図6のX線アプリケータにおける可動の半球状の閉止部と、図7のX線アプリケータに相当する直線運動可能なスリーブとを設けることによって、相応のX線プローブにより生起される放射区域をいっそう厳密に調整することができる。
付言しておくと、相応のX線アプリケータでは半球状の閉止部を設けることができるだけではない。むしろ、相応の閉止部を直線状、斜面状、楕円状に施工することも可能である。このことは、X線放射のための開口窓を2つの方向へ互いに独立して調整することを可能にする。特に、そのようにしてX線放射がX線プローブから放射される立体角セグメントを、定義されたとおりに調整することができる。
図8は、プローブ保護装置835が付属する、さらに別のX線アプリケータ803の一区域を示している。
治療用X線放射を放出するシステムは、誤作動が起こると環境、操作者、および患者に損害を与える可能性がある。高い動作安全性を保証するために、X線アプリケータ803とプローブ保護装置835からなる図8に示す構造は、インタロックシステム880を含んでいる。インタロックシステム880は閉止区域810を有しており、この閉止区域によって、詳しくは図示しない架台装置に取り付けることができる。インタロックシステム880はプローブ保護装置835と固定的に連結されている。インタロックシステム880は、インタロックのための第1のユニット881と、これに対応する第2のユニット882とを含んでいる。第1のユニット881は、第1の光学信号を生起する送信機883を有しており、この第1の光学信号はインタロックシステム880の鏡面884,885を介して受信機ユニット887に供給される。
第2のユニット882は、鏡面889,890を介して受信機ユニット891へ達することができる、相応のパルス光学信号を生起する送信機888を有している。第1のユニット881および第2のユニット882の光学信号のパルス周波数は、それぞれ異なっている。
インタロックシステム880は、詳しくは図示しないX線アプリケータの制御ユニットと接続されている。プローブ保護装置835がX線アプリケータ803に接続されているときにだけ、X線アプリケータ803がX線放射を放出するようになっている。
図9は、プローブ保護装置935を備えるさらに別のX線アプリケータ903を示している。この構造は、閉止区域990を有するインタロックシステム980を含んでいる。この閉止区域990により、X線アプリケータ903と保護装置935を詳しくは図示しない架台装置で同じく受けることができる。
インタロックシステム980は第1のユニット991として、暗号化されたデータの読み取りのために設計されたバーコードリーダ993を含んでいる。バーコードリーダ993により、閉止区域990のコーディングとしてのバーコード994を読み取ることができる。第2のユニット992として、このインタロックシステムでは、図8のインタロックシステム880における第1のユニットに相当するユニットが設けられている。この第2のユニット992のモジュールは、図8のものに比べて数字100だけ増やした数字を符号として表示している。
このデータはシステムへ送られ、そのようにして相応の照射計画を可能にする。そのようにして、何らかの枠組み条件、たとえばサイズ、型式、有効期限などが満たされていない場合には、システムは照射を妨げることができる。そのような場合、実際に計画されているアプリケータが照射に使用されることが、100%保証される。同様に、バーコードが1つのファクターまたは機能だけを含んでいることも可能であり、それにより、当該アプリケータ型式についてシステムに存在している標準ファイルが、実際に適用されるアプリケータに合わせて適合化される。
バーコードリーダは光学式のインタロックに統合することができ、または、別個のバーコードリーダとして取り付けられていてよい。
バーコードは、反射性の面またはアプリケータのシャフトに直接塗布されていてよく、および/またはX線プローブ保護部の反射性の面に塗布されていてよい。
300 バルーンカテーテル; 301 カテーテルシャフト;
302 X線プローブ302; 303 X線アプリケータ;
304 拡張可能なバルーン; 305 媒体; 332 端部片。

Claims (16)

  1. 特にX線アプリケータ(103,303,503,803,903)のためのバルーンカテーテル(100;200,300)において、媒体(105,205,305)で充填可能な、容積に関して拡張可能なバルーン(104,204,304)と、前記X線アプリケータ(103,303,503,803,903)を挿入するためのカテーテルシャフト(101,201,301)とを有しており、前記バルーン(104,204,304)または前記カテーテルシャフト(101,201,301)は前記カテーテルシャフト(101,201,301)の延長部に剛直な内部の端部片(120,220,332)を有しているバルーンカテーテル。
  2. 前記カテーテルシャフト(101,201,301)は可撓で軟質のパイプを有している、請求項1に記載のバルーンカテーテル。
  3. 前記端部片(220,332)は円筒状であり、前記カテーテルシャフト(201,301)の軸と実質的に同軸に延びる円筒軸(224,333)を有している、請求項1または2に記載のバルーンカテーテル。
  4. 前記端部片(220)は前記円筒軸(224)に対して鉛直方向で見て、好ましくはかご形に貫通部のある円形または星形の断面を有している、請求項3に記載のバルーンカテーテル。
  5. 前記端部片(120,220)の内部には機械式のストッパ(107,221)がある、特に請求項1から4までのいずれか1項に記載のバルーンカテーテル。
  6. 前記端部片(220)の内部にはフィルタ(223)が配置されている、請求項1から15までのいずれか1項に記載のバルーンカテーテル。
  7. X線放射を吸収する材料からなる2つの部分円筒シェルが互いに同軸かつ回転可能に設けられている、特に請求項3から6までのいずれか1項に記載のバルーンカテーテル。
  8. 請求項1から7までのいずれか1項に記載のバルーンカテーテル(100,200,300)とともに使用するためのX線アプリケータ(103,303,503,803,903)。
  9. 請求項1から7までのいずれか1項に記載のバルーンカテーテル(100,200,300)を備えているX線アプリケータ(103,303,503,803,903)。
  10. ターゲット(334)と電子源(346)と電子加速器(347)とが中に配置された排気されたパイプを備えるX線プローブ(102,202,302,502,702)が追加的に設けられている、請求項8または9に記載のX線アプリケータ。
  11. 前記X線プローブを挿入するための安定したパイプ(339)を有し、インターフェース(341)によって前記バルーンカテーテル(100,200,300)の剛直な部分(340)と連結可能であるプローブ保護装置(335,535,735,835,935)が追加的に設けられている、請求項10に記載のX線アプリケータ。
  12. 前記プローブ保護装置(335,535,735,835,935)は前記X線アプリケータ(103,303,503,803,903)から分離可能かつこれと連結可能である、請求項に記載のX線アプリケータ。
  13. 前記プローブ保護装置(535)は、X線放射を吸収する材料からなり、互いに同軸に回転可能なように配置された2つの部分円筒シェル(553,554)を含んでいる、請求項11または12に記載のX線アプリケータ。
  14. 前記プローブ保護装置(935)は前記インターフェースの領域にコーディング(994)を有している、請求項11に記載のX線アプリケータ。
  15. モジュール形式で構成されたX線アプリケータを有する構造において、
    電子源(346)と、電子加速器(347)と、排気されたパイプと、ターゲット(334)に当たる電子(345)によってX線放射(343)を生成するために排気された前記パイプの遠位端に配置されたターゲット(334)とを備える本体器具と、
    前記本体器具の排気された前記パイプを中へ挿入可能なパイプ(339)を有する、前記本体器具に収容可能かつ前記本体器具から分離可能なプローブ保護装置(339)と、
    近位の柔軟なホースと、遠位の剛直な端部片と、容積に関して拡張可能なバルーン(304)とを有するバルーンカテーテル(300)とを含んでいる構造。
  16. モジュール形式で構成されたX線アプリケータを有する構造において、
    電子源(346)と、電子加速器(347)と、排気されたパイプと、ターゲット(334)に当たる電子(345)によってX線放射(343)を生成するために排気された前記パイプの遠位端に配置されたターゲット(334)とを備える本体器具と、
    前記本体器具の排気された前記パイプを中へ挿入可能なパイプ(339)を有する、前記本体器具に収容可能かつ前記本体器具から分離可能なプローブ保護装置(335)とを含んでおり、
    前記プローブ保護装置(335)は前記本体器具とのインターフェース(336)の領域にコーディング(994)を有している構造。
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