JP2011512046A - Ofdmaネットワークにおいて資源を配分するためのグラフベースの方法 - Google Patents

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Abstract

方法が、基地局(BS)のセットと、移動局のセットとを含む直交周波数分割多元接続ネットワークにおいてチャネル資源を配分する。BS毎に、MSのセットに関するダイバーシティセットを保持する。各BSは、該ダイバーシティセットに基づいて、起こり得る干渉を求める。マルチグラフを構築し、該マルチグラフ内のノードはMSのセットを表し、ノード対間の各エッジは、該ノード対によって表される前記移動局間のチャネル干渉を表す。エッジによって接続される2つのMS間のサブチャネルにおける干渉及び信号強度を反映する重みを各エッジに割り当てる。グラフに基づいてMSにチャネル資源を配分する。

Description

この発明は、包括的には無線資源を配分することに関し、より詳細には直交周波数分割多元接続(OFDMA)セルラネットワークにおいて無線資源を配分することに関する。
OFDMA
直交周波数分割多重(OFDM)は、多数の無線ネットワーク、たとえば既知のIEEE802.11a/g標準規格及びIEEE802.16/16e標準規格に従って設計されたネットワークの物理層(PHY)において使用される変調技法である。直交周波数分割多元接続(OFDMA)は、OFDMに基づく多元接続方式である。OFDMAでは、直交トーン(サブチャネル又は周波数)の別個のセット及びタイムスロットが、基地局によって複数の送受信機又は移動局(MS)に配分され、それによって複数の送受信機が同時に通信することができる。OFDMAは、無線資源配分におけるその効率性及び柔軟性に起因して、3GPPロングタームエボリューション(LTE)及びIEEE802.16mに基づいてネットワーク化されたネットワークのような多数の次世代セルラネットワークにおいて広範に採用されている。
OFDMA資源配分
無線スペクトルにおける時間及び周波数は、無線通信における乏しい資源であり、したがって、効率的な配分が必要とされている。無線用途及び加入者送受信機、すなわち移動局(MS)の急速な増加により、ネットワーク容量を増大させると共に、配備コストを低減することができる良好な無線資源管理(RRM)方式が必要とされている。その結果、OFDMAのための効果的な無線資源配分方式を開発することが無線通信にとって重大な関心事となっている。
基本的な課題は、広範な地理的エリアにおいて、多数の送受信機に対し、限られた利用可能なスペクトルを配分することである。通常、資源は基地局(BS)によって配分される。換言すれば、同じ周波数スペクトルが、複数の地理的エリア又はセル内で使用され得る。これによって、隣接するセル内の送受信機又は移動局(MS)が同じスペクトルを使用するとき、不可避的にセル間干渉(ICI)が生じる。実際、ICIは無線セルラネットワークに対する主要な性能制限要因であることがわかっている。
スペクトル効率を最大にするために、OFDMAセル配置において周波数再利用係数1が使用される。すなわち、同じスペクトルがあらゆるセルにおいて各BS及びMSによって再利用される。不都合なことに、この高スペクトル効率によってまた、不可避的にICIがもたらされる。したがって、良好なICI管理方式が必要とされる。
単一セルの場合、既存の配分方法のほとんどが、各MSがセル内干渉を回避するために異なるサブチャネル(複数可)を使用するという想定の下で電力又はスループットを最適化する。単一セル資源割当てにおける別の重要な想定は、BSが全てのサブチャネルに関する信号対雑音比(SNR)を有するということである。BSからMSへのダウンリンク(DL)チャネルにおいて、SNRは通常MSによって推定され、BSにフィードバックされる。MSからBSへのアップリンクチャネルにおいて、BSはMSから受信した信号に基づいてSNRを直接推定することができる。
マルチセルのシナリオにおいて、干渉は複数のセルからもたらされ得ると共に、資源配分前には知られていない、干渉物の距離、ロケーション、及び占有チャネル状態のような様々な要因に依拠するため、信号対干渉雑音比(SINR)は取得するのが難しい。これによって、結果としてICIが相互依存性となり、資源配分問題が複雑になる。したがって、SINRの大域的で完全な知識を必要としない実際的なマルチセル資源配分方法が望ましい。
セル間干渉調整(ICIC)
ICICは、BSから相対的に遠いセルの領域において効果的にICIを低減することができる技法である。ICICは、異なる複数のセルに関連付けられる、セルの境界付近のMSに、別個のチャネル資源を割り当てることによって達成される。境界MSは高ICIの傾向が非常に強いため、境界MS間のチャネル割当ての調整によって、ICI全体を大幅に低減することができる。より詳細には、ICICは、同じリソースを地理的に遠く離れたMSに割当てることによってICI干渉を低減し、それによって、干渉に起因する経路損失が低減される。
しかしながら、境界MSに関するリソース衝突を回避することにのみ基づくICICは、DL通信に関して限定された性能利得しか提供しない。これは、該ICICが、BSからセル中央のMSへの送信によって生じる干渉を考慮しないためである。
空間分割多元接続(SDMA)
空間分割多元接続(SDMA)は、プレコーディング及びマルチ送受信機スケジューリングを用いて多入力多出力(MIMO)技法を使用することによって、マルチ送受信機チャネル接続を提供する。SDMAはセル内のMSのロケーションの空間情報を利用する。SDMAによって、信号の放射パターンは、特定の方向において最も高い利得を得るようになっている。これは、ビーム形成又はビームステアリングと呼ばれることが多い。SDMAをサポートするBSは、同じ資源を使用して複数の移動局に向けられた信号を送信する。このように、SDMAはネットワーク容量を増加させることができる。
基地局連携(BSC)
基地局連携(BSC)によって、複数のBSが、同じ資源、すなわち時間及び周波数を共有しながら、複数のMSに同時に信号を送信することが可能になる。BSCは、BSがMSに信号を協調して送信するためにSDMA技法を利用し、特に、複数のBSの送信範囲内にある境界MSのために使用される。この場合、干渉信号が有用な信号の一部分となる。したがって、BSCは、空間ダイバーシティ及びICI低減の2つの利点を有する。
ダイバーシティセット
通常、各MSはアンカーBS又はサービングBSと呼ばれる1つのBSにおいて「登録」され、該BSと通信する。しかしながら、ハンドオーバのような幾つかのシナリオにおいて、複数のBSとの同時通信が発生し得る。ダイバーシティセットは、この目的に適うようにIEEE802.16e標準規格において定義されている。ダイバーシティセットは、MSの通信範囲内にあるアンカーBS及び近隣のBSを追跡する。ダイバーシティセット内の情報はMSにおいても維持及び更新される。
グラフベースのフレームワーク
従来の(非OFDMA)セルラネットワーク及びメッシュネットワークにおけるチャネル割当て問題は、グラフ彩色手法を使用して解決されてきた。従来の問題の定式化において、グラフ内の各ノードは、チャネルが配分されるネットワーク内のBS又はアクセスポイント(AP)に対応する。2つのノードを接続するエッジは起こり得る同一チャネル干渉を表す。これは通常、BSの地理的近接性に対応する。このため、干渉制約を守るチャネル割当て問題は、グラフ彩色問題となり、ここで干渉する2つの基地局を表すノードは同じ色を有してはならず、すなわち同じチャネルを使用してはならない。
従来のネットワークにおいて、2つの隣接する基地局が、同じスペクトルを使用して同じ時刻に送信する場合、それらの基地局はMSにおいて互いに干渉を引き起こす。このため、従来のグラフにおいて、必要とされているのは、基地局を表す隣接するノードが異なる色を有することのみである。しかしながら、この解決策は、周波数再利用係数が1であり、全てのBSが同じスペクトルを使用するOFDMAネットワークに適用可能でない。さらに、従来のグラフは、上記で説明したようなICIC及びBSCのような技術を考慮していない。
この発明の実施の形態は、マルチグラフベースの手法を使用して、直交周波数分割多元接続(OFDMA)セルラネットワークにおいて移動局(MS)にチャネルを配分するための方法を提供する。この明細書において定義されるように、マルチグラフは、ノード間の複数のエッジを許可する。
この方法は、資源配分問題をマルチグラフ彩色問題にマッピングする。このグラフベースの方法は、3つの態様において、従来技術と根本的に異なる。
第1に、従来技術は、干渉制約の下で使用されるサブチャネル数を最小にすることを目的とする。この発明は、固定で所定の数のサブチャネルを使用する。干渉を完全に回避することは物理的に可能でないため、適切で良好に管理された妥協策が検討される。
第2に、この発明によるグラフ内のノードは、移動局を指す。これは、OFDMAネットワークにおいて、チャネルはMSに配分されるためである。従来技術において、ノードは基地局を表す。さらに、MSのロケーション及び移動によって干渉ダイナミクスが変化し、その結果グラフが変化する。
第3に、この発明によるマルチグラフでは、ノード間に複数のエッジが存在し得る。従来技術の基地局のグラフは、任意の2つのノード間に単一のエッジしか有しない。
ノードがMSを表し、グラフ内のエッジが該エッジによって接続されるノード間の起こり得る干渉を表すマルチグラフを構築する。干渉情報及び瞬時チャネル状態情報(CSI)の双方を考慮して、ノードの任意の対に対して複数のエッジを構築することができる。干渉情報は、BSにおいて保持されている、MSに関するダイバーシティセットから取得される。ICIC、BSC、及びSDMA技法は全て組み込まれ、正確なSINR情報は一切必要とされない。
マルチグラフは、重複しない複数のクラスタに分割され、それらのクラスタにチャネルが配分される。分割によって、干渉管理及びチャネル割当てタスクが同時に達成される。
分割問題に対する最適解は実現可能でない。したがって、準最適な発見的方法を説明する。
この発明の実施の形態による、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワークにおいてチャネル資源を配分するための方法のフローチャートである。 隣接するセルにおいて実施されるICICスペクトル配分、並びに2つのMS及び2つのBSを用いた例示的なICICシナリオの概略図である。 隣接するセルにおいて実施されるBSCスペクトル配分、並びに2つのMS及び2つのBSを用いた例示的なBSCシナリオの概略図である。 マルチセルネットワークの概略図である。 この発明の一実施の形態による、マルチセル、マルチ送受信機のシナリオに関して構築される干渉マルチグラフである。 この発明の一実施の形態によるダイバーシティセットの表である。 この発明の一実施の形態による、図4における干渉に関連するエッジ重みを求める方法のフローチャートである。 この発明の一実施の形態による、図6における方法に従って割り当てられる干渉に関連するエッジ重みを有する干渉グラフである。 この発明の一実施の形態による、干渉に関連し且つ信号に関連する割り当てられたエッジ重みを有する干渉グラフである。 この発明の一実施の形態による、チャネル割当てを解く方法のフローチャートである。 従来の配分方法及びこの発明による配分方法を比較するグラフである。
グラフベースのOFDMA資源配分
図1は、この発明の実施の形態による、マルチグラフベースの直交周波数分割多重(OFDM)資源配分方法を示している。OFDMAネットワークは、複数の基地局(BS)と、複数の移動局(MS)とを含む。
干渉マルチグラフ101を構築する(110)。グラフにおいて、ノード150はMSを表し、ノードを接続するエッジ151は、エッジによって接続されるノードによって表される移動局間の起こり得る干渉、及び移動局によって使用されるチャネルの品質を表す。
グラフは、OFDMAネットワーク内のBS及びMSによって保持されるダイバーシティセット102を使用して構築される。各BSはMSのセットに関するダイバーシティセットを保持することができ、BSによってサービス提供される全てのダイバーシティセットの知識を有する。BSは、全てのBSが全てのダイバーシティセットを有するように、ダイバーシティセットを交換することができ、MSは自身が関連付けられる基地局に関するダイバーシティセットを保持することができる。
MSにおける起こり得る干渉は、対応する確立されたダイバーシティセットに基づく。チャネル品質情報及びチャネル干渉情報103を適切な重み割当て104と共に使用して、干渉グラフ内のエッジを構築する。エッジは、MS(ノード)間の、チャネルに依存した干渉を表す。可能な重み105を、下記でより詳細に説明する。
干渉管理及びチャネル割当て120は、マルチグラフ101及びチャネル資源121を使用して実施される。発見的方法は、グラフを複数の別個のクラスタに分割すると共に、サブチャネルをクラスタに割り当てるようになっている。
スペクトル配分
図2A及び図2Bは、この発明の実施の形態において説明される、OFDMAマルチセルネットワークのためのスペクトル配分を示している。7つのセルが示されている。これは、より多くのセルに容易に一般化することができる。周波数再利用係数は1である。すなわち、各セルがネットワーク帯域幅全体を使用する。各セルは、セル中央領域及びセル境界領域に地理的に分割され、境界領域は3つのセクタにさらに分けられる。
図2A及び図2Bにおいて、A、B、及びCは、それぞれ境界領域内の3つのセクタを指し、Dはセル中央を指す。ただし、i=1,...,7である。図2A及び図2Bに示すセクタ分割(sectorization)は、地理的領域の観点からの資源配分の概念を説明するための役割しかなく、限定的ではないことに留意されたい。図において、同じ網掛けを有するセクタ内のチャネルは同じ資源、たとえば周波数サブチャネルを共有し、したがって、互いに干渉する可能性があり得る。
セル中央は隣接するセルからより遠くにあり、したがって、BSからセル中央MSへの送信が、隣接するセル内のMSに対して引き起こすICIは、より少ないことに留意されたい。対照的に、セル境界は隣接するセルにより近く、このため、BSから境界MSへの送信は、通常、隣接するセル内のMSに対して、より強い干渉を引き起こす(と共に、より強い干渉を受ける)。換言すれば、境界領域における資源配分は、ICIを緩和することができるように、より注意深く管理されるべきである。これは、境界の計画を、ICIC又はBSCのような干渉管理方式と組み合わせて実施することによって達成することができる。
ICICシナリオ
ICICは、異なるセルに属する境界MSに別個のチャネル資源を配分することによって達成される。これは、図2Aにおいて異なる複数の網掛けパターンによって示されている。ここで、隣接するBセクタ及びBセクタ内にそれぞれ位置するMS1及びMS2に、重複しないスペクトルが配分される。したがって、ダウンリンク信号によって互いに引き起こされる、起こり得る干渉を回避することができる。通常、ICICは、干渉を低減するために、隣接する境界領域(すなわち、A,A,及びA; B,B,及びB; C,C,及びC)内のチャネルに別個のスペクトルを配分することを提案する。
BSCシナリオ
BSCは、隣接する境界領域内のMSに重複するスペクトルを配分することによって達成される。図2Bに示されているように、隣接するBセクタ及びBセクタ内にそれぞれ位置するMS1及びMS2に、重複するスペクトルが配分される。次に、BS1及びBS2は、MS1及びMS2の双方に、同じ周波数帯域内で共同で信号を送信する。このため、ダウンリンク信号によって互いに引き起こされる、起こり得る干渉が、有用な信号(実線によって示される)に置き換えられる。通常、BSCは、図2Bに示すような協調を可能にするために、隣接する境界領域(すなわち、A,A,及びA; B,B,及びB; C,C,及びC)に、重複するスペクトルを配分することを提案する。これは従来のネットワークでは決して可能でない。
BSCをセル内SDMAと統合することができ、これによって、BSは、自身がサービス提供する複数のMSに、同じOFDMA資源を使用して送信することができる。たとえば、図2Bは、BS2がSDMAを使用してMS2及びMS3と通信している場合、MS1,MS2、及びMS3が3−MS、2−BSのBSCシナリオに加わることができることを示している。
以下において、OFDMAベースのマルチセルネットワークのためのこの発明のマルチグラフベースの資源配分方法を説明する。この方法は、ICIC管理方式及びBSC管理方式の双方を同時に使用することを可能にすることに留意されたい。
干渉マルチグラフ
図3は、BS及びMSの構成例を示している。この発明では、MSの地理的ロケーション、及びチャネル品質を示す瞬時チャネル状態情報(CSI)から、干渉の強度を求めることを所望する。この情報を使用して、図4においてさらに詳細に示されるような対応する干渉マルチグラフ101を構築する。
図4において、各ノードI(ただし、I=1,...,5)は、1つのMSを表す。ネットワーク内にN個のOFDMA資源、たとえばサブチャネルが存在すると想定する場合、全てのノード対はN個の並列のエッジによって接続される。N個の並列のエッジのそれぞれは、所与のサブチャネルにおける2つのMS間の起こり得る干渉及び該チャネルに関するチャネル品質を表す、関連付けられる「コスト」又は重みwを有する。たとえば、サブチャネルnにおけるノードa及びノードb(ただし、a<b)の間の重みは、図4のwab,nによって表される。
重みwab,nは、2つの要素、すなわち干渉wab、及び信号強度fab,nとして測定することができる瞬時チャネル品質によって影響を受ける。
ab,n=wab ab,n (1)
重みwabは、MSa及びMSbの双方が同じOFDMA資源を配分される場合にMSaとMSbとの間に起こり得る干渉を表す。信号強度fab,nはサブチャネルn内のMSa及びMSbの瞬時CSIを表し、周波数選択性フェージングの効果を含む。重みwab,nの値が大きいほど、MSa及びMSbの双方が同じOFDMA資源を使用する場合にMSaとMSbとの間に起こり得る干渉が大きくなる。信号強度fab,nの値が大きいほど、MSa及びMSbのためのサブチャネルnにおける瞬時チャネル品質が悪くなる。したがって、重みに対し、チャネル品質寄与は反比例する。
一般的なグラフ理論における既知の最大k切断問題及びその双対最小k分割問題と、干渉管理を考慮に入れるOFDMAネットワークにおけるチャネル配分問題との間の密接な関係が見て取れる。グラフ理論において、切断は、グラフの頂点を複数のセット又はクラスタに分割することである。切断のサイズは切断部を横切るエッジの総数である。この発明の重み付けグラフにおいて、切断のサイズは、切断部を横切るエッジの重みの合計である。
切断は、切断のサイズがいかなる他の切断のサイズよりも小さくない場合、最も効果的(max)である。切断をk個の切断に一般化することによって、最大k切断問題は、サイズがいかなる他のk個の切断よりも小さくないk個の切断から成るセットを見つけることとなる。対照的に、その双対最小k分割問題は、クラスタ内エッジ重みの合計が最小であるクラスタリングを達成するk個の切断から成るセットを見つけることである。それらは共に、多数のノードを有するグラフに関するNP完全問題である。結果として、この発明では、適切な解を効率的に生成することができる発見的方法を使用する。このため、N個のサブチャネルとM個のMSを所与とすると、チャネル配分問題に対する良好な解は、最小k分割問題によって解かれる。
最小k分割問題の目的は、図4に示す干渉マルチグラフを、クラスタ内エッジ重みが最小になるように複数のクラスタ410に分割することである。各クラスタ410は、資源、たとえばサブチャネルをさらに配分される。同じクラスタ内のノード、すなわちMSは、同じサブチャネルを配分される。クラスタ内エッジ重みを最小にするために、その結果は、強力な干渉物(高い重みに関連付けられる)を異なる複数のクラスタ内に配置すると共に、より良好なサブチャネル(低い重みに関連付けられる)を1つのクラスタに割り当てる傾向がある。これによって、この発明による、効率的な干渉管理を用いた最適チャネル割当てが達成される。
以下において、図4におけるチャネルに依存した重みを求めるための方法を説明する。チャネルに依存した重みは、2つの部分、
1)干渉に関連する部分の重み、及び
2)干渉に関連する重み及び信号に関連する重みが結合された重み
を含む。
干渉マルチグラフのための干渉に関連する重みの構築
チャネル割当ての前に関連するSINR測定値を取得するのは、仮に実現可能であるにしても実際には困難であるため、この発明の実施の形態は、干渉に関連する部分の重みwabを、正確なSINR測定値なしで構築する方法を提供する。基本的な着想は、基地局(BS)において保持されるMSa及びMSbに関するダイバーシティセット情報102に基づいて、エッジ(a,b)に関連付けられる重みを求めることである。
図5は、図3に示す例に関するダイバーシティセットを示している。図5において、各行501は、BSにおいて対応するMSに関して保持されるダイバーシティセットを示している。各MSはアンカーBS511を有し、MSがセル境界の近くに位置する場合、幾つかの隣接するBS512を有する可能性がある。ダイバーシティセットは、MS間の干渉に関する有用な地理的情報を含む。地理的情報は、ネットワークのトポロジ又は「構造」を表す。したがって、この構造はマルチグラフ内に反映される。
さらに、下記で説明するように、ダイバーシティセットからの任意の2つのMS間の起こり得る干渉を求めることができる。したがってマルチグラフにおいて、エッジによって、チャネル品質と共に、起こり得る干渉も表される。
MS2及びMS4は同じセル内にあり、同じアンカーBSを有する。したがって、MS2及びMS4が同じOFDMA資源(たとえばサブチャネル)を配分される場合、MS2及びMS4がSDMAを実施しない限り、互いにセル内干渉を引き起こす。
MS1のアンカーBSは、MS4の隣接するBSのセット内にある。同様に、MS4のアンカーBSは、MS1の隣接するBSのセット内にある。これは、MS1及びMS4が、同じOFDMA資源(たとえばサブチャネル)を配分される場合、互いに干渉を引き起こす可能性があることを意味している。同じ理由で、MS1及びMS4はBSCを実施することができる。このため、MS1及びMS4は、BSCを実施しない限り、互いにICIを有すると結論付けることができる。
MS4のアンカーBSは、MS3の隣接するBSのセット内にある。このため、MS4及びMS3は、同じOFDMA資源(たとえばサブチャネル)を使用する場合、互いに干渉を引き起こす。しかしながら、MS3のアンカーBSは、MS4の隣接するBSのセット内にないため、MS3及びMS4はBSCを実施することができない。MS1及びMS3は、いずれのMSのアンカーBSも他方のMSの隣接するBSのセット内にないため、互いに干渉しない。
上記の分析は、全てのノード対に関して実施され、その後に重み割当てが続く。一実施の形態では、任意の2つのノード間のエッジに関して選択することができる7つの可能な重み値105、
,w,w,w,w,w,w
が存在する。ここで、重みwはBSCに関連付けられる重みに対応し、wはSDMAに関連付けられる重みに対応し、wは非干渉に関連付けられる重みに対応し、wはセル内干渉に関連付けられる重みに対応し、w、w、及びwは、2つのMSの地理的ロケーションに依拠する様々な干渉レベルにおけるICI重みである。
すなわち、2つの異なるセル内に位置する2つのMS間の相互ICIは、各MSが自身のセルの中央にある場合、最も低く(wによって表される)、一方のMSが一方のセルの境界にあり、他方が他方のセルの中央にある場合、中程度であり(wによって表される)、双方のMSが自身のセルの境界にある場合、最も強力である(wによって表される)。
全体的に、7つの重み値は以下のようにランク付けすることができる。
≒w<<w<w<w<w<<w
及びwは、MSが同じサブチャネルを使用することを必要とするため、最も小さく、wは、セル内干渉を完全に回避しようとするため、最も大きいことに留意されたい。
干渉を意識したエッジ重みを求める完全な方法は、図6のフローチャートによって要約されている。
第1に、MSaのアンカーBS及びMSbのアンカーBSをチェックする(610)。それらが同じである場合、重み決定を直接行うことができる。SDMAを使用するか否かを判断し(611)、それに従って、wabをw612又はw613として割り当てる。
MSaのアンカーBS及びMSbのアンカーBSが同じでない場合、さらなる手順が必要となる。具体的には、MSaのアンカーBSが、MSbの隣接するBSのダイバーシティセット内にあるか否かをチェックし(630)、それに従って、一時的な重み(w,w,w)631又はw632を割り当てる。同様に、MSbのアンカーBSが、MSaの隣接するBSのダイバーシティセット内にあるか否かをチェックし(650)、それに従って、一時的な重み(w,w,w)651又はw652を割り当てる。双方のアンカーBSが互いの隣接するBSのセット内にある場合、BSCを適格とし、BSCを使用するか否かを判断する(670)。BSCを使用する場合、w671を割り当て、そうでない場合、max(w(1),w(2))672を割り当てる。
図3に関する、結果としての干渉に関連する重みが、ノード1〜5に関して図7に示されている。ここで、幾つかのエッジ151は、MSの実際の構成に依拠して複数の可能な重みを含む。たとえば、MS1及びMS4は、ICIC(重みw)又はBSC(重みw)を実施することができる。MS2及びMS4(又はMS3及びMS5)は、SDMAを採用する(重みw)か又は採用しない(重みw)ことができる。ICIを有する他のノード対に関して、ICICを使用する。BSC及びSDMAは、物理的に実現可能な場合に組み込むことができるオプションの機能であることに留意されたい。
一実施の形態について、干渉に関連するエッジ重みは、
(w,w,w,w,w,w,w)=(−10,−10+50,0,50,100,200,10)
である。
重みにおける小さな変化は結果を変化させない。上記に記載するグラフエッジ重みと異なるグラフエッジ重みも使用することができることに留意されたい。
干渉マルチグラフに関する、干渉に関連する重み及び信号に関連する重みが結合された重み
この発明の実施の形態は、干渉に関連する重み及び信号に関連する重みが結合された重みwab,nを構築する方法を提供する。目的は、予め確立された干渉に関連する重みに、信号に関連する重みを適切に組み込むことである。信号に関連する部分fab,nは、最低でも、MSa及びMSbのためのサブチャネルnにおける瞬時CSIが悪いほど信号強度fab,nの値が高くなるという規則に従う。
ab∈{w,w,w,w,w}について、wab,nを以下のように定義し、
Figure 2011512046
ab∈{w,w}について、wab,nを以下のように定義する。
Figure 2011512046
ただし、hanはMSaのためのサブチャネルnにおける瞬時チャネル利得であり、hbnはMSbのためのサブチャネルnにおける瞬時チャネル利得であり、han及びhbnは非負値である。信号強度fab,nは、han又はhbnのいずれかが小さく、チャネルの瞬時品質が悪いことを意味するとき、wab,nの重み値が相対的に大きくなるように、wabの値の符号に従って調整されることに留意されたい。したがって、重みはチャネル品質に反比例する。
図8は、干渉に関連する重み及び信号に関連する重みが結合された重みを有する、結果としてのマルチグラフを示している。
マルチグラフ彩色問題を解くための方法
最小k分割問題に対する最適解は、大きなグラフ、すなわち多数のMSの場合に計算量が非常に多い。このため、この問題を解く準最適発見的方法を使用する。
図9は発見的方法を示している。N個のサブチャネル及びM個のMSを所与とすると、ここでのこの発明の目的は、干渉マルチグラフを、クラスタ間エッジ重みが最小になるように、N個のクラスタに分割する分割を見つけると共に、各クラスタにサブチャネルを関連付けることである。
この方法は、M>Nであるか否かをチェックする(910)ことから開始する。M≦Nの場合、クラスタリング問題は取るに足りないものとなり、残りのタスクは、M個のノードをM個のクラスタに割り当て(911)、その後チャネル割当てを行うことである。M>Nの場合、この方法は、最初に、N個のクラスタに、各クラスタに1つずつ、N個の任意に選択されたノードを割り当てる(912)。
次に、クラスタ(M≦Nの場合M個のクラスタ、又はM>Nの場合N個のクラスタ)を、1度に1つずつ、任意の順序で検査する(913)。個々のクラスタ毎に、該クラスタにサブチャネルを割り当てる(914)。割り当てられるサブチャネルは、このクラスタに関し、該サブチャネルを使用することによる容量が最大となるサブチャネルである。
割当ての後、既に配分されたサブチャネルを利用可能な資源プールから取り除き、サブチャネルプールを更新する(915)。そして、全てのクラスタにサブチャネルを割り当てる(916)まで、同じ手順を次のクラスタに適用する。
M>Nであるか否かを再びチェックする(920)。M≦Nである場合、これまでに、干渉管理及びチャネル割当てプロセス全体が完了している(924)。
M>Nである場合、各ステップにおいて、残りのM−N個のノードを、クラスタ間重みの増加が最小となるクラスタに反復的に割り当てる(921)。ここで各クラスタはサブチャネルに関連付けられているため、クラスタ間重みは、チャネル依存である。新たな割当てが完了すると、クラスタのクラスタ内重みを更新する(922)。アルゴリズムは、全てのノードをクラスタに割り当てる(923)まで、次のノードに対して継続し、全てのノードをクラスタに割り当てるとこの方法は終了する(924)。
性能評価
図10は、従来のICIを意識しない配分をこの発明による提案される方法と比較している。この方法は、干渉管理メカニズム(ICIC又はICIC+BSC)において異なる。すなわち、BSC方式は、実現可能なときはいつでも、BSC重みwを干渉マルチグラフ内に組み込み、一方でICI方式は組み込まない。グラフは、3つのテスト方式に関して累積分布関数(CDF)対SINRを示している。この発明による方法は、従来のICIを意識しない方法と比較して、SINR性能に対する顕著な改善を有する。これによって、提案される干渉管理及びチャネル割当て方法の効率性が実証される。
この発明の方法及びネットワークは、多種の分野に適用可能である。

Claims (20)

  1. 基地局のセットと、該基地局毎の移動局のセットとを含む直交周波数分割多元接続ネットワークにおいてチャネル資源を配分するための方法であって、
    マルチグラフを構築するステップであって、該マルチグラフ内のノードは直交周波数分割多元接続ネットワーク内の前記移動局を表し、ノード対間の各エッジは、該ノード対によって表される前記移動局によって使用されるチャネルに関する起こり得る干渉及びチャネル品質を表すものと、
    前記マルチグラフの構造、前記起こり得る干渉、及び前記チャネル品質に基づいて、前記移動局に前記チャネル資源を配分するステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記移動局毎にダイバーシティセットを保持するステップであって、該ダイバーシティセットは、該移動局のためのアンカー基地局及び任意の隣接する基地局を示し、前記マルチグラフの前記構造及び前記起こり得る干渉は、前記ダイバーシティセットに基づくものをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 重みを各前記エッジに割り当てるステップであって、前記重みは前記起こり得る干渉に比例し、且つ前記チャネルの前記チャネル品質に反比例するものをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記直交周波数分割多元接続ネットワークの周波数再利用係数は1である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記チャネル資源はセル間干渉調整に従って配分され、該配分されるチャネル資源は別個である、請求項1に記載の方法。
  6. 前記チャネル資源は基地局協調に従って配分され、該配分されるチャネル資源は共有される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記基地局協調は空間分割多元接続を使用する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記直交周波数分割多元接続ネットワーク内にM個の移動局とN個の利用可能な資源が存在し、且つMがNより大きいならば、前記マルチグラフ内のM個のノードからN個を任意に選択すると共に各該ノードをクラスタに割り当てること、
    N個のクラスタを1度に1つずつ任意の順序で検査することによって、前記クラスタ内の前記ノードによって表される移動局の結果としての容量が最大になるように、N個の利用可能な資源からのサブチャネルを前記クラスタに配分すること、
    前記配分に従って前記資源を更新すると共に、前記クラスタ内の前記ノードによって表される全ての移動局がサブチャネルを配分されるまで、該配分を継続すること、
    残りのM−N個のノードを、前記クラスタに追加される全てのノードについて、もたらされる追加のクラスタ内重みが最小になるように前記クラスタに割り当てること、及び
    全てのノードがクラスタに割り当てられると前記配分を終了すること、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. ノードaとノードbとの間のエッジにおける重みwab,nは、
    ab,n=wab ab,n
    であり、ただし、wabは起こり得る干渉であり、fab,nは瞬時信号強度fab,nに依拠し、該信号強度は前記チャネル品質に反比例する、請求項3に記載の方法。
  10. 各前記クラスタ内の前記エッジの重みの総計が最小になるように、前記グラフ内の前記ノードを複数のクラスタに分割することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記分割は、最小k分割プロセスを使用する、請求項10に記載の方法。
  12. 特定のクラスタ内の前記ノードによって表される全ての移動局に同じチャネル資源が割り当てられる、請求項1に記載の方法。
  13. 前記重みは、
    ,w,w,w,w,w,w
    から選択され、ここで、重みwは基地局協調に関連付けられる重みに対応し、wは空間分割多元接続に関連付けられる重みに対応し、wは非干渉に関連付けられる重みに対応し、wはセル内干渉に関連付けられる重みに対応し、w,w,及びwは、前記ノードによって表される前記移動局の地理的ロケーションに依拠する様々な干渉レベルにおけるチャネル間干渉重みである、請求項3に記載の方法。
  14. 前記重みは、
    ≒w<<w<w<w<w<<w
    のようにランク付けされる、請求項13に記載の方法。
  15. 前記重みは、
    ,w,w,w,w,w,w
    から選択され、
    ab∈{w,w,w,w,w}について、wab,nを以下のように定義し、
    Figure 2011512046
    ab∈{w,w}について、wab,nを以下のように定義し、
    Figure 2011512046
    ただし、hanはノードaのためのサブチャネルnにおける瞬時チャネル利得であり、hbnはノードbのためのサブチャネルnにおける瞬時チャネル利得である、請求項14に記載の方法。
  16. 前記直交周波数分割多元接続ネットワークにおいて全ての隣接する基地局間で前記ダイバーシティセットを交換することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  17. 各前記基地局において、前記ダイバーシティセットに基づいて、該基地局によってサービス提供される移動局のセットが、空間分割多元接続を実施することができるか否かを判断すること、
    各前記基地局において、前記ダイバーシティセットに基づいて、該基地局によってサービス提供される前記移動局のセットが、基地局協調を実施することができるか否かを判断すること、
    各前記基地局において、前記ダイバーシティセット情報に基づいて、該基地局によってサービス提供される前記移動局のセットが、前記隣接する基地局によってサービス提供される前記移動局のセットにおいてセル間干渉を引き起こすか否かを判断すること、及び
    各前記基地局において、該基地局によってサービス提供される前記移動局が、該基地局によってサービス提供される前記移動局のセット内でセル内干渉を引き起こすか否かを判断すること、
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  18. セル内干渉によって引き起こされる干渉に関して前記マルチグラフ内の全てのサブチャネルに関連付けられる固有のエッジ重みを割り当てること、
    セル間干渉によって引き起こされる干渉に関して前記マルチグラフ内の全てのサブチャネルに関連付けられる固有のエッジ重みを割り当てること、
    空間分割多元接続によって引き起こされる干渉に関して前記マルチグラフ内の全てのサブチャネルに関連付けられる固有のエッジ重みを割り当てること、及び
    基地局協調によって引き起こされる干渉に関して前記マルチグラフ内の全てのサブチャネルに関連付けられる固有のエッジ重みを割り当てること、
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 基地局のセットと、該基地局毎の移動局のセットとを含む直交周波数分割多元接続ネットワークにおいてチャネル資源を配分するための方法であって、
    マルチグラフを構築するステップであって、該マルチグラフ内のノードは前記移動局を表し、ノード対間の各エッジは、該ノード対によって表される前記移動局によって使用されるチャネルに関する起こり得る干渉及びチャネル品質を表すものと、
    前記起こり得る干渉及び前記チャネル品質に基づいて、各前記エッジに重みを割り当てるステップと、
    前記重みに基づいて、前記移動局にサブチャネルを配分するステップと、
    を含む、方法。
  20. 直交周波数分割多元接続ネットワークであって、
    基地局のセットと、
    前記基地局毎の移動局のセットと、
    前記移動局のセットに関するダイバーシティセットを保持する手段と、
    前記ダイバーシティセットを使用してマルチグラフを構築する手段であって、前記マルチグラフ内のノードは前記移動局を表し、ノード対間の各エッジは、起こり得る干渉と、前記ノード対によって表される前記移動局によって使用されるチャネルに関するチャネル品質とを表し、該起こり得る干渉及び該チャネル品質に基づいて、各前記エッジに重みが割り当てられるものと、
    前記重みに基づいて、前記移動局にサブチャネルを配分する手段と、
    を備える、直交周波数分割多元接続ネットワーク。
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