JP2011511586A - Drxモードにおける場合のueにおける新規セルの識別を制御するための適切なトリガ・メカニズム - Google Patents

Drxモードにおける場合のueにおける新規セルの識別を制御するための適切なトリガ・メカニズム Download PDF

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Abstract

セル識別方法が提供される。この方法は、無線デバイスにおける受信状態を判定することと、無線デバイスにおけるサブフレーム・パラメータを、受信サイクルと比較することとを含む。この方法は更に、前記比較のための予め定められた時間内に、後続の無線セルを識別することを含む。

Description

関連出願に対する相互参照
本特許出願は2008年2月4日に提出された” SUITABLE TRIGGER MECHANISM TO CONTROL NEW CELL IDENTIFICATION IN UE WHEN IN DRX MODE”と題された米国特許仮出願61/026,125号による利益を主張する。上記出願の全文は参照によって本明細書に組み込まれる。
以下に続く説明は、一般に無線通信システムに関する。特に、モバイル・デバイスにおける節電を容易にし、更に適切なセル識別動作を可能にするためにセル識別時間を調整するパラメータ及びプロトコルに関する。
無線通信システムは、音声、データといったような、多様な種類の通信コンテンツを供給するために幅広く開発されている。これらのシステムは使用可能なシステム・リソース(例えば、帯域幅及び送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信を支援する事が可能な多元接続システムでありうる。こういった多元接続システムの実例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、E−UTRAを含む3GPPロング・ターム・エボリューション・システム(LTE)及び直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
直交周波数分割多重化(OFDM)通信システムは、システム帯域幅全体を複数(N個)の副搬送波へ効率的に分割する。副搬送波は、周波数サブチャネル、トーン、あるいは周波数値域とも称されるOFDMシステムにおいては、送信されるデータ(すなわち情報ビット)は、まず特定の符号化スキームを用いて符号化され、符号化されたビットは更にマルチビット・シンボルへとグループ化される。その後、マルチビット信号は変調信号へマップされる。各変調信号は、データ送信のために使用される特定の変調スキーム(例えば、M−PSKあるいはM−QAM)によって定義された信号コンステレーションにおけるポイントに対応する。各周波数副搬送波の帯域幅に依存しうる各時間インターバルにおいて、変調信号はN個の副搬送波の各々で送信されうる。このように、OFDMは周波数選択性フェージングによって引き起こされるシンボル間干渉(ISI)に対処するために使用される。周波数選択性フェージングは、システム帯域幅にわたる異なる減衰量によって特徴付けられる。
一般に、無線多元接続通信システムは複数の無線端末への通信を同時に支援しうる。無線端末は、フォワード・リンク及びリバース・リンクによる送信によって1つ又は複数の基地局と通信する。フォワード・リンク(すなわちダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクを称し、リバース・リンク(すなわちアップリンク)は端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは単一入力単一出力システム、複数入力単一出力システム、及び複数入力複数出力(MIMO)システムによって確率される。
MIMOシステムはデータ送信の為に複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナを使用する。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは空間チャネルとも称されるNS個の独立チャネルへと分解されうる。ここでは、N≦min{N,N}である。一般に、各NS個の独立チャネルは1つのディメンションに対応している。複数の送信アンテナと受信アンテナによって作られた追加ディメンションが使用されると、MIMOシステムは向上された性能(例えば、より大きいスループット、および、又は、より高い信頼性)を提供しうる。MIMOシステムは時分割二重通信(TDD)システムと周波数分割二重通信(FDD)システムとを支援する。TDDシステムにおいて、フォワード・リンク送信とリバース・リンク送信は同じ周波数領域にあるため、相反原理によってリバース・リンク・チャネルからフォワード・リンク・チャネルを推定することが可能となる。これによって、複数のアンテナがアクセス・ポイントにおいて使用可能な場合、アクセス・ポイントはフォワード・リンクで送信ビームフォーミング利得を抽出できるようになる。
無線通信動作の1つの態様は、電力を節約するために周期的にスイッチをオフにすることを可能にする無線デバイスの機能を含む。非アクティブの期間あるいは状態は、間欠受信あるいはDRXと称される。理想的には、無線デバイスは、充電が必要になるまでの間の長いバッテリー寿命を増進するために、可能な限りこの期間を保持しうる。しかし、デバイスが長すぎる期間アイドル状態あるいはオフ状態に保たれていると、デバイスの移動期間中にエリア・セルとの望まれた通信を見落す可能性がある。
以下の記述は、本願の主題に関するいくつかの態様の基礎的な理解を提供するために、簡略化された概要を提示する。この概要は、広範囲にわたる要旨ではなく、重要/決定的な要素を明らかにすることも、本願の主題の範囲を示すことも意図されていない。この記述は、後に提示される更に詳細な説明の序文として、簡略化された形式でいくつかの概念を提示することを唯一の目的としている。
このシステム及び方法は、移動期間中のセル検知を容易にするため、及び電力節約のために妥当な時間を提供するために、無線受信機における新規セルの識別時間を調整するために提供される。受信機が近隣セルを識別するための時間量を増やすために、間欠受信(DRX)動作が受信機において動的に調整される。様々なネットワーク・パラメータが、調整を判定するために分析される。ここでは、これらパラメータは受信機におけるダウンリンクDRXアクティブ期間およびDRXサイクル時間と関連する。別のパラメータは、新規に検知可能なセルのための識別子であるシステム・フレーム・ナンバ(SFN)である。一般に、DRX時間は、望まれた期間内(例えば、予め定められた数のサブフレーム期間内)にSFNが復号されることを可能にするために調整される。この方式でDRX切換時間を調整することによって、受信機において節電されながら、特に移動速度がより高速な間、新規セルの検知が促進される。
前述された目的、及びそれに関連する目的の達成のために、特定の例示的な態様が、以下の説明及び添付された図面と関連付けて、本明細書において説明されるしかし、これらの態様は、本願の主題の原理が使用されている様々な手法のうちのいくつかを示しているに過ぎず、本願の主題は、このような態様及びそれらと同等のもの全てを含むよう意図されている。その他の利点及び新規の特徴は、図面と関連付けて解釈された場合に、以下の詳細な説明によって明確になりうる。
図1は、新規の無線セルを検知するため、及びユーザ機器における電力を軽減するために、セル識別復号器及びDRX制御を使用するシステムの高レベル・ブロック図である。 図2は、無線セル識別方法を例示したフロー図である。 図3は、セル識別パラメータ調整に関する様々な環境的考察を例示した図である。 図4は、セル識別パラメータ調整に関する様々な環境的考察を例示した図である。 図5は、セル識別パラメータ調整に関する様々な環境的考察を例示した図である。 図6は、セル識別パラメータ調整に関する様々な環境的考察を例示した図である。 図7は、セル識別パラメータ調整に関する様々な環境的考察を例示した図である。 図8は、セル識別のための実例的通信装置を例示している。 図9は、多元接続無線通信システムを例示している。 図10は、実例的通信システムを例示している。 図11は、実例的通信システムを例示している。 図12は、セル識別のための実例的論理モジュールを例示している。
システム及び方法は、新規無線セルの効率的な検知を支援し、無線デバイスにおける電力損失を軽減するために提供される。1つの態様において、セル識別方法が提供される。この方法は、無線デバイスにおいて受信状態を判定することと、無線デバイスにおいて受信サイクルをサブフレーム・パラメータと比較することを含む。この方法は、この比較のための予め定められた時間内に、後続の無線セルを識別することも含む。この予め定められた時間は、移動速度あるいはその他の環境的考察(例えば、雑音、ネットワークの混雑等)を考慮して動的に調整されうる。
図1に関して、システム100は、新規無線セルを検知するため、及びユーザ機器における電力を軽減するためにDRX制御を有するセル識別復号器102を使用する。システム100は、1あるいは複数の(evolved node BすなわちeNBというノードとも称される)基地局120を含む。これは、無線ネットワーク110を介して第2のデバイス130(あるいは複数のデバイス)と通信することが可能なエンティティでありうる。例えば、各デバイス130は、(端末、ユーザ機器、移動管理エンティティ(MME)、あるいはモバイル・デバイスとも称される)アクセス端末でありうる。基地局120は、ダウンリンク140(DL)を介してデバイス130と通信し、アップリンク150(UL)を介してデータを受信する。アップリンク及びダウンリンクのような名称は任意であるので、デバイス130はダウンリンクを介してデータを送信し、アップリンク・チャネルを介してデータを受信することもありうる。2つの構成要素120、130が示されているが、3つ以上の構成要素がネットワーク110上で使用されうるということが留意されるべきである。ここでは、このような追加の構成要素は本明細書で説明されるセル識別のために適合されうる。先へ進む前に、様々なアクロニムが簡潔化のために使用されているということが留意されるべきである。このアクロニムは、最初に定義されない場合は、本明細書の最後で定義される。
システム100によって、デバイスが、移動期間中のセル検知を容易にするため、及び電力節約のために妥当な時間を提供するために、新規セルの識別時間を調整することが可能になる。デバイスが、近隣セルを識別せねばならない時間量を増やすために、間欠受信(DRX)動作がデバイス130において動的に調整される。様々なネットワーク・パラメータ160が、調整を判定するために分析される。ここで、パラメータは、デバイス130におけるダウンリンクDRXアクティブ期間およびDRXサイクル時間と関連する。別のパラメータ160は、新規に検知可能なセルのための識別子であるシステム・フレーム・ナンバ(SFN)である。一般に、DRX時間は、望まれた期間内(例えば、予め定められた数のサブフレーム期間内)にSFNが102で復号されるように調整される。この方式でDRX切換時間を調整することによって、受信機において節電されながら、特に移動速度がより高速である間、新規セルの検知が促進される。
一般に、ネットワーク110を介する連続パケット接続(CPC)は、省電力を目的とした非アクティビティ期間中に、UE130が受信機をオフ(DRX)に切り換えうるという可能性を導入する。1つの仕様は、UE130が、モニタされているセットに属する新規の検知可能なセルのSFNを、時間Tidentify intra内に識別及び復号できることを必要とする。例えば、DL_DRX_Active=1のようなステータス信号の場合、例えば、移動及び性能に作用しうる連続パケット接続のパラメータ化によって、Tidentify intraが6秒までの値を有することがありうる。
動作及び電力の問題を解消するために、様々なパラメータが、下記で説明されるネットワーク・スタディに一部基づいて調整されうる。このように、ステータスがDL_DRX_Active=1の場合、UE130は、UE DRXサイクル<10サブフレームの場合に800ミリ秒(ms)(あるいはその他の期間)内、及びUE DRXサイクル>10サブフレームの場合に1.5秒(s)であるセル検知時間内に新規の検知可能なセルのSFNを識別及び復号する。その他の時間範囲(例えば、最短200ミリ秒まで及び最長4秒まで)が選択されうることが認識されるべきである。代替的に、復号時間は動的に設定されうる。ここで、UEは検知された条件あるいはその他の考察(例えば、これらの時間セッティングを利用するラッシュ・アワー中の、モバイル・デバイスにおける、例えばポリシー・セッティング)に基づいて、時間を調整する。以下の記述は無線ネットワークを介して使用されるその他のパラメータ化に関連する様々なニュアンスを説明する。
CELL_DCH状態の間、UE130は、識別されたイントラ周波数セルを測定し、新規のイントラ周波数セルを求めて、モニタリングしているセットをサーチする。ネットワーク110が、UE130に対して、検知されたセット・セルを報告するように要求する場合、UEは、イントラ周波数セルを求めて、モニタされているセット及びアクティブ・セット外もサーチしうる。アクティブ・セット内にもモニタされているセット内にも含まれず、UE130によって識別されるセルが、1つの仕様に従って、検知されたセットに属する。圧縮モードのパターン・シーケンスがアクティベートされた場合、イントラ周波数の測定はアクティブ・セット・セルからのデータ受信のための送信ギャップ間で同時に実行されうる。
DL_DRX_Active=1で、UEがDRXを実行している場合、イントラ周波数の測定が、受信機がアクティブな場合に、アクティブ・セット・セルからの受信データに対して実行されうる。
DL_DRX_Active=0の場合、UEは、モニタされているセットに属する新規の検知可能なセルのSFNを
Figure 2011511586
内に、識別及び復号しうる。
一般に、又、権利を主張されている主題によると、DL_DRX_Active=1で、かつUE DRXサイクル<10サブフレームの場合、(時間Aとも称される)Tidentify intra=800ms内にモニタされているセットに属する新規の検知可能なセルのSFNを、UEは識別及び復号しうる。DL_DRX_Active=1で、かつUE DRXサイクル≧10サブフレームの場合、(時間Bとも称される)Tidentify intra=1.5s内にモニタされているセットに属する新規の検知可能なセルのSFNを、UEは識別及び復号しうる。その他の値が時間A及び/あるいは時間Bについて、構成あるいは動的に設定されるということが認識されるべきである。
少なくとも1つのチャネル・タップについて、
・DL_DRX_Active=0であれば、CPICH Ec/Io > −20 dBである場合、あるいは、DL_DRX_Active=1であれば、CPICH Ec/Io ≧>−17dB である場合、
・DL_DRX_Active=0であれば、 SCH Ec/Io > −20 dBである場合、あるいは、DL_DRX_Active=1であれば、SCH Ec/Io ≧>−17dB
である場合に、セルは検知可能であると見なされ、SCH_Ec/Iorが、1次同期符号と2次同期符号とに分けられる。L3フィルタリングが使用される場合、追加の遅延が期待されうる。
コンフリクトが生じた場合、圧縮されたギャップ・シーケンスがアクティベートされると、UEはSFNの復号を優先させることを選択しうる。UEは、CPICH Ec/Io > −20 dB、SCH_Ec/Io > −17 dB、かつSCH_Ec/Iorが1次同期符号と2次同期符号とに分けられている場合、Tidentify detectedset=30s内に、モニタされているセットに属さない新規の検知可能なセルを識別できるものとする。L3フィルタリングが使用される場合、追加の遅延が期待されうる。
UEがIPDLの測定を支援している場合、及び1スロットの長さを持つアイドル期間がスケジュールされている場合、UE物理レイヤは、
identify,IPDL=Max{TMeaserement_Period Intra,TIPDL} ms
内に、新規セルを識別し、SFN−SFN観測時間差タイプ2測定値を報告しうる。
ここで、TMeasurement_Period Intra=イントラ周波数CPICH測定のための測定期間であり、TIPDLは、下記の表において与えられたUE位置測定OTDOA近隣セル情報で与えられるサーチ・ウィンドウ・サイズに依存しうる。
Figure 2011511586
CELL_DCH状態において、イントラ周波数測定のための測定期間は、例えば、200msである。何れの送信ギャップ・パターン・シーケンスもアクティベートされず、かつDL_DRX_Active=0の場合、UEは、8つの識別されたイントラ周波数セルからなるモニタされているセット及び/あるいはアクティブ・セットに対するCPICH測定を実行することが可能であり、UE物理レイヤは、200msの測定期間でより高位のレイヤに測定値を報告することが可能である。1あるいは複数の送信ギャップ・パターン・シーケンスがアクティベートされる場合、及び/あるいはDL_DRX_Active=1の場合、UEは、少なくともYmasesurement intra個のセルに対するCPICH測定を実行することが可能である。ここで、Ymasesurement intraは下記の方程式で定義される。
UEがYmasesurement intra個より多くのセルを識別した場合、UEは識別されたセルの測定を実行するものとするが、レイヤから高位のレイヤへの、セルのCPICH測定の報告率は低下する。
Figure 2011511586
ここで、
basic measurement FDD=8(個のセル)
Measurement_Period Intra=200ms。これは、イントラ周波数CPICH測定のための測定期間である。
Intra:これは、イントラ周波数測定のために、任意に選ばれたタイミングを伴う、測定期間中の利用可能な時間である。DL_DRX_Active=1である場合、及びUEがDRXを実行している場合、受信機がアクティブであること、及びアクティブ・セット・セルからの同時データ受信が保証されていると、イントラ周波数測定が実行されると仮定される。DL_DRX_Active=0である場合、Tbasic identify FDD,intra=800ms、あるいはDL_DRX_Active=1である場合、Tbasic identify FDD,intra=300msである。これは、UEが新規のFDDセルを識別するための許容時間が定義されるイントラ周波数方程式において使用される期間である。
UE130は、検知されたセットのうちの、少なくとも1つの検知されたイントラ周波数セルに対するCPICH測定を実行することが可能であり、UE物理レイヤは、例えば、10sの測定期間で、高位のレイヤに測定値を報告することが可能である。
システム100が、アクセス端末あるいはモバイル・デバイスを伴って使用されうるということと、システム100が、例えば、SDカード、ネットワーク・カード、無線ネットワーク・カード、(ラップトップ、デスクトップ、情報携帯端末(PDA)を含む)コンピュータ、モバイル電話、スマート電話、あるいはネットワークにアクセスするために活用されうるその他任意の適切な端末のようなモジュールでありうる、ということが留意される。端末は、アクセス構成要素(図示されず)を経由してネットワークにアクセスする。1つの実例において、端末とアクセス構成要素との間の接続は、事実上無線でありうる。ここで、アクセス構成要素は、基地局でありうるし、モバイル・デバイスは無線端末である。例えば、端末及び基地局は、時分割多元接続(TDMA)システム、符号分割多元接続(CDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多重方式(OFDM)、FLASH OFDM、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、あるいはその他任意の適切なプロトコルを含むが、これらに限定はされない任意の適切な無線プロトコルによる方式によって、通信しうる。
アクセス構成要素は、有線ネットワークあるいは無線ネットワークに関連付けられたアクセス・ノードでありうる。この目的を達成するために、アクセス構成要素は、例えば、ルータやスイッチ等でありうる。アクセス構成要素は、他のネットワーク・ノードと通信するために、1あるいは複数の、例えば通信モジュールのような、インタフェースを含みうる。加えて、アクセス構成要素は、セルラ・タイプ・ネットワークにおける基地局(あるいは無線アクセス・ポイント)でありうる。ここで、基地局(あるいは無線アクセス・ポイント)は、無線カバレッジ・エリアを複数の加入者に提供するために活用される。このような基地局(あるいは無線アクセス・ポイント)は、隣接するカバレッジ・エリアを1あるいは複数のセルラ電話及び/あるいはその他の無線端末に提供するように構成されうる。
図2に関して、無線通信方法体系が例示されている。説明の簡略化を目的として、この方法体系(及び本明細書で説明されるそのたの方法体系)が、動作の連続として示され説明されている一方で、方法体系はその動作の順序によって限定されないので、いくつかの動作が、1あるいは複数の実施形態に従って、本明細書において示され説明されるそのその他の実施形態とは異なる順序で、及び/あるいはそれらと同時に生じうるということが正しく理解される。例えば、相互関係を有する状態あるいはイベントの連続として、方法体系が状態図におけるように、代替的に表されるということを当業者は正しく理解するだろう。更に、本願の主題に従う方法体系を実施するために、例示される動作の全てが活用されるわけではない。
210に進むと、DRXステータスが、無線デバイスによってモニタされる。前述したように、このようなステータスは、ダウンリンク・チャネルでモニタされ、デバイスのアクティブ状態を示しうる。220において、DRXサイクル・パラメータが、所定の数のサブフレーム(例えば、10サブフレーム)と比較される。230において、DRXサイクル・パラメータが所定のしきい値(例えば、10サブフレーム)未満である場合、処理は240へ進む。240において、SFNが予め定められた時間A内に識別され復号される。前述したように、時間Aに対する1つの実例的な時間は800msである。230において、DRXサイクル・パラメータが予め定められたサブフレーム数以上である場合、処理は250へと進む。250において、SFNが予め定められた時間B内に識別され復号される。前述したように、時間Bに対する1つの実例的な時間は1.5sである。このようなしきい値は、マニュアルで、あるいは動的に変化しうる。例えば、250において、時間Bは3秒あるいはその他の値に調整されうる。複数の異なるしきい値が設定されうる。一般に、処理200は、以下の方程式によって導かれうる。
(210において)DL_DRX_Active=1であり、(230において)デバイスDRXサイクル<10サブフレームである場合、デバイスは、例えばTidentify intra=800ms内に、モニタされているセットに属する新規の検知可能なセルのSFNを識別および復号するべきである。(210において)DL_DRX_Active=1であり、(230において)デバイスDRXサイクル≧10サブフレームである場合、デバイスは、例えばTidentify intra=1.5s内に、モニタされているセットに属する新規の検知可能なセルのSFNを識別および復号するべきである。
本明細書において説明される技術は、様々な手段によって実施されうる。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ソフトウェア、あるいはそれらの組合せにおいて実施されうる。ハードウェアにおける実施では、1あるいは複数のアプリケーション特有集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその他の電子ユニット、あるいはそれらの組合せ内で、処理ユニットが実現されうる。ソフトウェアでは、実施は、本明細書で説明された機能を実行する(例えば、手順、機能などのような)モジュールによってなされる。ソフトウェア・コードはメモリ・ユニットに格納され、プロセッサによって実行されうる。
図3乃至図7は、セル識別パラメータ調整に関連する様々な環境考察を例示した図であり、本明細書においてまとめて説明される。DRX能力を伴うUEのための新規セルの識別時間の選択は、移動環境におけるバッテリー寿命と性能との間の興味深い妥協点をもたらす。一般に、DRXがアクティブな場合、異なる(上記でTidentify intraと称された)Tbasic identifyが使用され、これによって、追加の電力節約の機会がいくつか可能となる。1つの態様では、実際の識別時間が、実際の受信機アクティビティ要素あるいはシグナルされたいくつかのアクティビティ要素のどちらかによって更にスケールされることがない。これは、任意の周波数間の測定値ギャップのためにスケールされるべきである。実行されたフィールド・スタディから、DRXがアクティブな場合に適切なTbasic indentifyは、妥当な移動性能を提供しながらも電力節約の機会をいくらか可能にするために、3秒のオーダとなりうる。強化されたUE DRXのためのCPC−Sintraのような、しきい値が追加されうる。しかし、少なくとも、サービス提供しており、かつアクティブ・セットにあるセルは、劣化していないことを確認するために、かなり頻繁に測定される必要があるので、そのようなスキームによる利益が更に理解されるべきである。
図3乃至図7において表される以下のデータは、図3の300において示されたような、固定環境と移動環境との組合せを表している。図3の310において、新規セルの検知からアクティブ・セットの更新まで要される時間のpdf及びcdfが、測定データから(イベント1Aあるいはイベント1Cの何れかによって)例示されている。図4は400で、図3と同様の、しかし異なる街(イギリス、ロンドン)からの統計値を例示している。このCDFも同様の傾向を示している。しかし、この2つのCDFの間の10パーセンタイル・ポイントとそれ以下における違いと同様に、メジアン(6秒対25秒)における差分に注意したい。特に、以下を観察されたい。
・セルの検知からアクティブ・セット更新(ASU)までの時間が、0.5sと1sとの間である確率は、12.5%に等しい。
・セルの検知からASUまでの時間が1sと1.5sとの間である確率は、9%に等しい。
さらに、図5の500及び図510において、検知からASUまでの時間が<3s及び<1.5sである場合の、ASUより前のアクティブ・セット・サイズの配分が図表でそれぞれ表されている。
図5の510において、CSボイス・オーバHSすなわちHSモードのVoIPのようなリアル・タイム・サービスが使用されうる。新規セルが検知されてからそのセルがアクティブ・セットに加えられる時、すなわち、時間においてフェアなパーセンテージ(14%)時、アクティブ・セット・サイズは1に等しい。HSモードにおいては、DLにソフト・ハンドオフは通常存在しない。さらに、アクティブ・セット・サイズが1に等しい場合、新規セルが時間内に検知されない限り、サービス提供中のセルの信号が微弱になった場合に、このサービス提供中のセルの変化に対するスコープは一般に存在しない。
図6の600、及び図7の700と710において、以下の項目が例示されている。
・検知からアクティブ・セット更新までの時間<1.5秒、かつアクティブ・セット・サイズ=1の場合の、アクティブ・セット更新(ASU)より前のサービス提供中のセルのEc/Noのpdf/cdf。
・検知からアクティブ・セット更新までの時間<1.5秒、かつアクティブ・セット・サイズ=1の場合の、新規セルがアクティブ・セットに加えられる前の新規セルのEc/Noのpdf/cdf。
・検知からアクティブ・セット更新の時間<1.5秒、かつアクティブ・セット・サイズ=1の場合の、アクティブ・セット更新(ASU)の前のサービス提供中のセルと新規セル(サービス提供中/新規)との間のEc/Noの差分のpdf/cdf。ASETは、アクティブ・セット・サイズのためのアクロニムである。
図6及び図7より、検知からASUまでの時間<1.5sである場合の、アクティブ・セット更新時にアクティブ・セット・サイズ=1である場合を観察されたい。
・近隣セルがサービス提供中のセル(0dB)に相当する可能性は10%であり、近隣セルがサービス提供中のセルの3dB内である可能性は20%である。
・ASU時の新規セルのEc/No>−15dBである可能性=〜65%である。
これは、新規セルの識別において更なる遅延が許容されると、アクティブ・セット=1である場合、リンクは新規セルによって生じる干渉に対して脆弱である。これは、CS over HS及びVoIPのようなサービスにおける高いコール・ドロップ率をまねきうる。
図8は、例えば、無線端末のような無線通信装置でありうる通信装置800を例示している。追加的に、あるいは代替的に、通信装置800は有線ネットワークに属しうる。通信装置800は、無線通信端末内で信号分析を実行するための命令群を保持しうるメモリ802を含みうる。追加的に、通信装置800は、メモリ802内の命令群及び/あるいは、その他のネットワーク・デバイスから受信された命令群を実行しうるプロセッサ804を含みうる。ここでは、命令群は、通信装置800あるいは関連通信装置を構成するあるいは動作させることに関連しうる。
図9には、多元接続無線通信システム900が例示されている。多元接続無線通信システム900は、セル902、904、906を含む複数のセルを含む。態様において、システム900、すなわちセル902、904、906は、複数のセクタを含むノードBを含みうる。これら複数のセクタは、セルの一部におけるUEとの通信に各々関わっているアンテナを伴うアンテナのグループによって形成されうる。例えば、セル902において、アンテナ・グループ912、914、916は、異なるセクタに各々対応しうる。セル904において、アンテナ・グループ918、920、922は、異なるセクタに各々対応しうる。セル906において、アンテナ・グループ924、926、928は、異なるセクタに各々対応する。セル902、904、906は、例えば、各セル902、904、906からなる1あるいは複数のセクタと通信中であるユーザ機器、すなわちUE、のようないくつかの無線通信デバイスを含みうる。例えば、UE930、932は、ノードB 942を通信中でありうるし、UE934、936は、ノードB 944と通信中でありうるし、UE938、940は、ノードB 946と通信中でありうる。
図10では、1つの態様に従う多元接続無線通信システムが例示されている。アクセス・ポイント1000(AP)は、複数のアンテナ・グループを含んでおり、そのうち1つは1004と1006を含み、別ものは1008と1010を含み、更に別のものは1012と1014を含む。図10において、各アンテナ・グループとして2つだけのアンテナが示されているが、より多くのあるいは少ないアンテナが各アンテナ・グループとして活用されうる。アクセス端末1016(AT)は、アンテナ1012、1014と通信している。ここでは、アンテナ1012、1014は、フォワード・リンク1020を介して情報をアクセス端末1016へ送信し、リバース・リンク1018を介してアクセス端末から情報を受信する。アクセス端末1022は、アンテナ1006、1008と通信している。ここでは、アンテナ1006、1008は、フォワード・リンク1026を介して情報をアクセス端末へ送信し、リバース・リンク1024を介してアクセス端末1022から情報を受信する。FDDシステムにおいて、通信リンク1018、1020、1024、1026は、通信のために異なる周波数を使用できる。例えば、フォワード・リンク1020は、リバース・リンク1018によって使用されたものとは異なる周波数を使用できる。
アンテナの各グループ、及び/あるいはアンテナが通信するために設計されているエリアは、しばしばアクセス・ポイントのセクタと称される。アンテナ・グループは、アクセス・ポイント1000によってカバーされたエリアのセクタ内のアクセス端末と通信するように各々設計されている。フォワード・リンク1020、1026を介した通信において、アクセス・ポイント1000の送信アンテナは、異なるアクセス端末1016、1024のためのフォワード・リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを活用する。更に、カバレッジに渡ってランダムに散在しているアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを使用するアクセス・ポイントは、単一アンテナによって全てのアクセス端末へ送信するアクセス・ポイントよりも、近隣セル内のアクセス端末に、少ない干渉しかもたらさない。アクセス・ポイントは、端末を通信するために使用される固定局でありうるし、アクセス・ポイント、ノードB、あるいはその他いくつかの用語によっても称されうる。アクセス端末は、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末、あるいはその他いくつかの用語によっても呼称されうる。
図11を参照すると、システム1100は、MIMOシステム1100における、(アクセス・ポイントとしても知られる)送信機システム210、及び(アクセス端末としても知られる)受信機システム1150を例示している。送信機システム1110において、複数のデータ・ストリームのためのトラフィック・データが、データ・ソース1112から、送信(TX)データ・プロセッサ1114へ提供される。各データ・ストリームは、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ1114は、符号化されたデータを提供するために、データ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて、各データ・ストリームのためのトラフィック・データを、フォーマットし、符号化し、インターリーブする。
各データ・ストリームのための符号化データは、OFDM技術を使用するパイロット・データを用いて多重化されうる。このパイロット・データは一般に、周知の方式で処理される周知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。各データ・ストリームのための多重化されたパイロット・データ及び符号化データは、その後、そのデータ・ストリームのために選択された(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、あるいはM−QAMのような)特定の変調スキームに基づいて変調(すなわちシンボル・マップ)され、変調シンボルを提供する。各データ・ストリームのためのデータ・レート、符号化、変調は、プロセッサ1130によって実行される命令群によって判定されうる。
全てのデータ・ストリームのための変調シンボルは、その後、TX MIMOプロセッサ1120に提供される。このプロセッサは、(例えば、OFDMのための)変調シンボルを更に処理しうる。TX MIMOプロセッサ1120は、その後、NT個の変調シンボル・ストリームを、NT個の送信機(TMTR)1122a乃至1122tに提供しうる。特定の実施形態において、TX MIMOプロセッサ1120は、データ・ストリームのシンボルとそのシンボルが送信されてくるアンテナとに、ビームフォーミング重みを適用する。
各送信機1122は、それぞれのシンボル・ストリームを受信及び処理して、1あるいは複数のアナログ信号を提供し、更にアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、及びアップコンバート)して、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供する。送信機1122a乃至送信機1122tからのNT個の変調信号は、その後、NT個のアンテナ1124a乃至1124tからそれぞれ送信される。
受信機システム1150において、送信された変調信号は、NR個のアンテナ1152a乃至1152rによって受信され、各アンテナ1152によって受信された信号は、それぞれの受信機(RCVR)1154a乃至1154rに提供される。各受信機1154は、それぞれの受信された信号を調整(例えば、フィルタ、調整、ダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、更にこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ1160は、その後、特定の受信機処理技術に基づいて、NR個の受信機1154からのNR個の受信されたシンボル・ストリームを受信及び処理し、NT個の「検知された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ1160は、その後、各検知されたシンボル・ストリームを変調、逆インターリーブ、及び復号し、データ・ストリームのためのトラフィック・データを回復させる。RXデータ・プロセッサ1160による処理は、送信機システム1110のTX MIMOプロセッサ1120及びTX データ・プロセッサ1114によって実行される処理に対する相補的な処理である。
プロセッサ1170は、どの事前符号化行列を使用するか(下記で説明される)を定期的に判定する。プロセッサ1170は、行列インデックス部及びランク値部を備えるリバース・リンク・メッセージを公式化する。このリバース・リンク・メッセージは、様々な種類の通信リンクに関連する情報及び/あるいは受信されたデータ・ストリームを備えうる。リバース・リンク・メッセージは、その後、TXデータ・プロセッサ1138によって処理される。このプロセッサは、データ・ソース1136からの複数のデータ・ストリームのためのトラフィック・データを受信する。このトラフィック・データは、変調器1180によって変調され、送信機1154a乃至1154rによって調整され、送信機システム1110によって送り返される。
送信機システム1110において、受信機システム1150からの変調された信号は、アンテナ1124によって受信され、受信機1122によって調整され、復号器1140によって復号され、RXデータ・プロセッサ1142によって処理されて、受信機システム1150によって送信されたリバース・リンク・メッセージが抽出される。その後、プロセッサ1130は、どの事前符号化行列がビームフォーミング重みを判定するために使用されるかを判定し、その後、抽出されたメッセージを処理する。
図12を参照すると、無線信号処理に関するシステムが提供されている。このシステムは、相互関係を有する機能ブロックの連続として表されている。これは、プロセッサ、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の適切な組合せによって実施される機能を表している。
無線通信システム1200が提供される。このシステム1200は、DRX制御からのステータスをモニタする論理モジュール1202と、DRX制御からのDRXサイクル・パラメータをサブフレームの数と比較する論理モジュール1204を含む。システム1200は、更に、DRX制御に部分的に基づいてシステム・フレーム・ナンバを復号する論理モジュール1206を含む。
態様において、論理チャネルは制御チャネルおよびトラフィック・チャネルに分類される。論理制御チャネルは以下を備える。システム制御情報をブロードキャストするためのDLチャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)。ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)。1つあるいはいくつかのMTCHのための制御情報と、マルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(MBMS)スケジューリングを送信するために使用されるポイント・ツー・マルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(MCCH)。一般的に、RRC接続の確率後は、このチャネルはMBMS(注:旧MCCH+MSCH)を受信するUEによってのみ使用される。専用制御チャネル(DCCH)は専用制御情報を送信するポイント・ツー・ポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。論理トラフィック・チャネルはユーザ情報の転送のための、1つのUEのために設けられた、ポイント・ツー・ポイント双方向チャネルである専用トラフィック・チャネル(DTCH)を備える。更に、トラフィック・データを送信するためのポイント・ツー・マルチポイントDLチャネルのためのマルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)。
伝送チャネルはDLおよびULに分類される。DL伝送チャネルはブロードキャスト・チャネル(BCH)、ダウンリンク共有データ・チャネル(DL−SDCH)、およびページング・チャネル(PCH)を備える。UE節電の支援のためのPCH(DRXサイクルはネットワークによってUEに示される)は、全セルを通してブロードキャストされ、他の制御/トラヒック・チャネルのために使用されうるPHYリソースにマップされる。UL伝送チャネルはランダム・アクセス・チャネル(RACH)、リクエスト・チャネル(REQCH)、アップリンク共有データ・チャネル(UL−SDCH)及び複数のPHYチャネルを備える。PHYチャネルはDLチャネルとULチャネルのセットを備える。
DL PHYチャネルは、例えば、共通パイロット・チャネル(CPICH)同期チャネル(SCH)共通制御チャネル(CCCH)共有DL制御チャネル(SDCCH)マルチキャスト制御チャネル(MCCH)共有UL割当チャネル(SUACH)アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)DL物理共有データ・チャネル(DL−PSDCH)UL電力制御チャネル(UPCCH)ページング・インジケータ・チャネル(PICH)負荷インジケータ・チャネル(LICH)を備える。
UL PHYチャネルは、例えば、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)チャネル品質インジケータ・チャネル(CQICH)アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)アンテナ・サブセット・インジケータ・チャネル(ASICH)共有リクエスト・チャネル(SREQCH)UL物理共有データ・チャネル(UL−PSDCH)ブロードバンド・パイロット・チャネル(BPICH)を備える。
その他の用語/構成要素は、3G 第3世代携帯電話、3GPP 第3世代パートナシップ・プロジェクト、ACLR 隣接チャネル漏洩電力比、ACPR 隣接チャネル電力比、ACS 隣接チャネル選択性、ADS アドバンスト設計システム、AMC 適応変調符号化、A−MPR 追加最大電力低減、ARQ 自動再送要求、BCCH ブロードキャスト制御チャネル、BTS ベース・トランシーバ局、CDD サイクリック遅延ダイバーシティ、CCDF 相補累積分布関数、CDMA 符号分割多元接続、CFI 制御フォーマット・インジケータ、Co−MIMO 連携MIMO、CP サイクリック・プレフィックス、CPICH 共通パイロット・チャネル、CPRI 共通公共無線インタフェース、CQI チャネル品質インジケータ、CRC サイクリック冗長性チェック、DCI ダウンリンク制御インジケータ、DFT 離散フーリエ変換、DFT−SOFDM 離散フーリエ変換拡散OFDM、DL ダウンリンク(基地局から加入者への送信)、DL−SCH ダウンリンク共有チャネル、D−PHY 500Mbps 物理レイヤ、DSP デジタル信号処理、DT デベロップメント・ツールセット、DVSA デジタル・ベクトル信号分析、EDA コンピュータによる設計の自動化、E−DCH 強化専用チャネル、E−UTRAN Evoleved UMTS地上無線アクセス・ネットワーク、eMBMS Evolved マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス、eNB EvolvedノードB、EPC Evolvedパケット・コア、EPRE リソース要素毎のエネルギー、ETSI 欧州通信規格協会、E−UTRA Evolved UTRA、E−UTRAN Evolved UTRAN、EVM エラー・ベクトル・マグニチュード、FDD 周波数分割二重通信、を含む。
その他の用語は、FFT 高速フーリエ変換、FRC 固定基準チャネル、FS1 フレーム・ストラクチャ・タイプ1、FS2 フレーム・ストラクチャ・タイプ2、GSM モバイル通信用グローバル・システム、HARQ ハイブリッド自動再送要求、HDL ハードウェア記述言語、HI HARQインジケータ、HSDPA 高速ダウンリンク・パケット・アクセス、HSPA 高速パケット・アクセスHSUPA 高速アップリンク・パケット・アクセス、IFFT 逆FFT、IOT 相互運用性テスト、IP インターネット・プロトコル、LO ローカル発振器、LTE ロング・ターム・エボリューション、MAC 媒体アクセス制御、MBMS マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス、MBSFN 単一周波数ネットワークを介したマルチキャスト/ブロードキャスト、MCH マルチキャスト・チャネル、MIMO 複数入力複数出力、MISO 複数入力単一出力、MME 移動管理エンティティ、MOP 最大出力電力、MPR 最大電力低減、MU−MISO 複数ユーザMIMO、NAS 非アクセス層、OBSAI オープン基地局アーキテクチャ・インタフェース、OFDM 直交周波数分割多重方式、OFDMA 直交周波数分割多元接続、PAPR ピーク対平均電力比、PAR ピーク対平均比、PBCH 物理ブロードキャスト・チャネル、P−CCPCH プライマリ共通制御物理チャネル、PCFICH 物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル、PCH ページング・チャネル、PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル、PDCH パケット・データ収束プロトコル、PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル、PHICH 物理ハイブリッドARQインジケータ・チャネル、PHY 物理レイヤ、PRACH 物理ランダム・アクセス・チャネル、PMCH 物理マルチキャスト・チャネル、PMI 事前符号化行列インジケータ、P−SCH プライマリ同期信号、PUCCH 物理アップリンク制御チャネル、PUSCH 物理アップリンク共有チャネルをも含む。
その他の用語は、QAM 直交角位相振幅変調、QPSK 位相シフトキーイング、RACH ランダム・アクセス・チャネル、RAT 無線接続技術、RB リソース・ブロック、RF 無線周波数、RFDE RF設計環境、RLC 無線リンク制御、RMC 基準測定チャネル、RNC 無線ネットワーク・コントローラ、RRC 無線リソース制御、RRM 無線リソース管理、RS 基準信号、RSCP 受信信号符号電力、RSRP 基準信号受信電力RSRQ 基準信号受信品質、RSSI 受信信号強度インジケータ、SAE システム・アーキテクチャ・エボリューション、SAP サービス・アクセス・ポイント、SC−FDMA 単一キャリア周波数分割多元接続、SFBC 空間周波数ブロック符号化、S−GW サービス提供ゲートウェイ、SIMO 単一入力複数出力、SISO 単一入力単一出力、SNR 信号対雑音比、SRS サウンド基準信号、S−SCH 二次同期信号、SU−MIMO 単一ユーザMIMO、TDD 時分割二重通信、TDMA 時分割多元接続、TR 技術的レポート、TrCH 伝送チャネル、TS 技術的仕様、TTA 電気通信技術協会、TTI 伝送時間インターバル、UCI アップリンク制御インジケータ、UE ユーザ機器、UL アップリンク(加入者から基地局への送信)、UL−SCH アップリンク共有チャネル、UMB ウルトラモバイル・ブロードバンド、UMTS 世界モバイル電気通信システムUTRA 世界地上無線接続、UTRAN 世界地上無線接続ネットワーク、VSA ベクトル信号分析器、W−CDMA 広帯域符号分割多元接続を含む。
様々な態様が、端末に関して本明細書において説明されているということが留意される。端末は、例えば、システム、ユーザ・デバイス、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル・デバイス、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、あるいはユーザ機器、とも称されうる。ユーザ・デバイスは、セルラ電話や、コードレス電話や、セッション初期化プロトコル電話(SIP)や、無線ローカル・ループ(WLL)局や、PDAや、無線通信機能を有するハンドヘルド・デバイスや、端末内のモジュールや、(例えば、PCMCIAカードのような)ホスト・デバイスに付与されうる、あるいはホスト・デバイス内に統合されうるカードや、無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。
更に、権利主張された主題の態様は、権利主張された主題の様々な態様を実施するように、コンピュータ又はコンピューティング構成要素を制御するソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、あるいはこれらの任意の組合せを生成するために、標準的なプログラミング技術及び/あるいはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、あるいは製造物品として実現されうる。本明細書で使用される「製造物品」という用語は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、あるいは媒体からアクセス可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)・ディスク、磁気ストリップなどのような)磁気ストレージ・デバイス、(例えば、コンパクト・ディスク(CD)やデジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)などのような)光学ディスク、スマート・カード、(例えば、カード、スティック、キー・ドライブのような)フラッシュ・メモリ・デバイスを含みうるが、それらに限定されない。加えて、音声メールを送信及び受信する際、あるいはセルラ・ネットワークのようなネットワークに接続する際に使用されるようなコンピュータ読取可能電子データを搬送するために、搬送波が使用されうるということが認識されるべきである。もちろん、本明細書で説明された内容の範囲あるいは精神から逸脱することなく、この構成に対する多くの変形例がなされうるということを、当業者は認識するだろう。
上記で説明された内容は、1あるいは複数の実施形態の実例を含む。もちろん、前述された実施形態を説明するために、構成要素あるいは方法体系の考えうる組合せの全てをそれぞれ説明することは不可能であるが、様々な実施形態における多くの更なる組合せ及び入れ替えが可能であるということを当業者は認識しうる。従って、説明された実施形態は、このような添付された請求項の精神及び範囲内に入る代替例、変形例、及びバリエーションの全てを包含するよう意図されている。更に、用語「含む」が、詳細説明及び請求項の何れかで使用されている場合、この用語は、用語「備える」が請求項において遷移語として使用されている場合に解釈されるものと同様に、包括的であることが意図される。

Claims (34)

  1. 無線デバイスにおける受信状態を判定することと、
    前記無線デバイスにおけるパラメータと受信サイクルを比較することと、
    前記比較のための予め定められた時間内に後続の無線セルを識別することと
    を備えるセル識別方法。
  2. 前記予め定められた時間が、移動速度あるいは環境考察を考慮して動的に調整される請求項1に記載の方法。
  3. システム・フレーム・ナンバ(SFN)のパラメータの検知に部分的に基づいて、後続の無線セルを識別することを更に備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記受信状態が、間欠受信状態(DRX)である請求項1に記載の方法。
  5. 前記DRXが、ダウンリンク(DL)アクティブ状態と関連付けられている請求項4に記載の方法。
  6. 前記予め定められた時間が、約800ミリ秒から約3秒までの範囲を有するTidentify intraパラメータに関連付けられている請求項5に記載の方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、
    A及びXが正の整数であり、DL_DRX_Active=1、かつデバイスDRXサイクル<Xサブフレームの場合、前記デバイスは、Tidentify intra=時間Aしきい値内でモニタされているセットに属する新規の検知可能なセルのシステム・フレーム・ナンバ(SFN)のパラメータを識別及び復号するプロセスを処理することを更に備える方法。
  8. DL_DRX_Active=1、かつデバイスDRXサイクル≧Xサブフレームの場合、前記デバイスは、Tidentify intra=時間B値内でモニタされているセットに属する新規の検知可能なセルのシステム・フレーム・ナンバ(SFN)のパラメータを識別及び復号するプロセスを処理することを更に備える請求項6に記載の方法。
  9. スピード・パラメータ、検知からの時間パラメータ、更新パラメータ、あるいは雑音パラメータを分析して、前記予め定められた時間を判定することを更に備える請求項1に記載の方法。
  10. アクティブ・セットのパラメータを分析して、前記予め定められた時間を判定することを更に備える請求項9に記載の方法。
  11. 共通パイロット・チャネル(CPICH)のパラメータに部分的に基づいて、セルを検知することを更に備える請求項1に記載の方法。
  12. 少なくとも1つの同期符号を処理して、前記検知を判定することを更に備える請求項11に記載の方法。
  13. 前記受信サイクルが、セル関連のパラメータである請求項1に記載の方法。
  14. 前記受信サイクルが、間欠受信(DRX)に関連する請求項1に記載の方法。
  15. 前記受信サイクルが、DRX受信サイクルである請求項14に記載の方法。
  16. 前記比較のパラメータが、サブフレーム内にある請求項1に記載の方法。
  17. 前記比較は、予め定められた数のサブフレームとDRXサイクルを比較することを更に備える請求項16に記載の方法。
  18. DRXステータスをモニタし、サブフレームの数とパラメータを比較し、前記比較の後に時間パラメータを調整するための命令群を保持するメモリと、
    前記命令群を実行するプロセッサと
    を備える通信装置。
  19. 前記時間パラメータが、移動速度あるいは環境考察を考慮して動的に調整される請求項18に記載の装置。
  20. システム・フレーム・ナンバ(SFN)のパラメータの検知に部分的に基づいて、後続の無線セルを識別する構成要素を更に備える請求項18に記載の装置。
  21. 前記受信ステータスが間欠受信状態(DRX)である請求項18に記載の装置。
  22. 前記予め定められた時間が、約800ミリ秒から約3秒までの範囲を有するTidentify intraパラメータに関連付けられている請求項18に記載の装置。
  23. A及びXは正の整数であり、DL_DRX_Active=1かつデバイスDRXサイクル<Xサブフレームの場合、前記デバイスは、Tidentify intra=時間Aしきい値内でモニタされているセットに属する新規の検知可能なセルのシステム・フレーム・ナンバ(SFN)のパラメータを識別及び復号するというプロセスを処理する構成要素を更に備える請求項22に記載の装置。
  24. DL_DRX_Active=1かつデバイスDRXサイクル≧Xサブフレームの場合、前記デバイスは、Tidentify intra=時間B値内でモニタされているセットに属する新規の検知可能なセルのシステム・フレーム・ナンバ(SFN)のパラメータを識別及び復号するプロセスを処理する構成要素を更に備える請求項23に記載の装置。
  25. セル関連のパラメータである受信サイクルを更に備える請求項18に記載の装置。
  26. 前記受信サイクルが、間欠受信(DRX)に関連する請求項25に記載の装置。
  27. 前記受信サイクルが、DRXサイクルである請求項25に記載の装置。
  28. 前記パラメータが、サブフレーム内にある請求項18に記載の装置。
  29. 予め定められた数のサブフレームとDRXサイクルを比較することを含む比較を更に備える請求項28に記載の装置。
  30. DRX制御からのステータスをモニタする手段と、
    前記DRX制御からのDRXサイクル・パラメータを、サブフレームの数と比較する手段と、
    前記DRX制御に部分的に基づいて、システム・フレーム・ナンバを復号する手段と
    を備える通信装置。
  31. DRXステータスがアクティブな場合に、DRXサイクル・チェックを開始することと、
    DRXサイクル・パラメータがしきい値を下回る場合、時間値を時間A値に設定することと、
    DRXサイクル・パラメータが前記しきい値を上回る場合、前記時間値を時間B値に設定することと、
    新規セル検知シーケンスを導くために前記時間値を使用することと
    を備えるコンピュータ読取可能媒体。
  32. 前記検知シーケンスが、システム・フレーム・ナンバのパラメータに部分的に基づく請求項21に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  33. 前記時間値が、ユーザによって動的に調整及び設定される請求項21に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  34. DRXサイクル・パラメータを処理し、
    前記DRXサイクル・パラメータがしきい値を下回る場合、時間値を時間A値に設定し、
    前記DRXサイクル・パラメータが前記しきい値を上回る場合、前記時間値を時間B値に設定し、
    システム・フレーム・ナンバ(SFN)のパラメータからトリガされる新規セルの検知を開始するために前記時間値を使用する
    ための命令群を実行するプロセッサ。
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