JP2011509033A - 調整可能な形状のイヤホーン - Google Patents

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Abstract

【課題】
【解決手段】本開示は、イヤーバッドスタイルイヤホーンのような調整可能なイヤーインサートに関し、コンパクトな形状で耳の外耳道に挿入され得て、使用者によって拡張し、耳の外耳道にぴったり嵌まるように調整される。
【選択図】図1A

Description

優先権の主張
本願は、2007年12月31日に出願された、発明の名称が「調整可能なフィットイヤーパッド、布で覆われたコード及びコードクリップジッパー」である米国仮特許出願第61/009,690号に基づく優先権を主張し、その内容は引用を以て本願への記載加入とする。
発明の背景
本開示は、調整可能なイヤーインサートに略関し、特にポータブルオーディオ装置から再生されるようなオーディオ媒体用のイヤホーンに関する。
イヤホーンは通常は、使用者の耳の近くに保持する機構を具えた一対の小さなラウドスピーカと、それらをオーディオアンプ、ラジオ又はCD或いはMD3プレイヤのようなポータブルオーディオ装置のような1つの源に接続する手段である。
イヤーバッドは、外耳道の外側に直に配置される小さなサイズのイヤホーンである。外耳道外部(external-canal)イヤーパッドと呼ばれる幾つかのイヤバッドは、外耳道の外側に設置されるように構成される。これらは一般に安価であり、それらの携帯性と便利さから好まれる。
しかし、正常に音を隔離することが出来ない故に、それらが、所定の音量レベルで多くの標準サイズのヘッドホーン及び外耳道イヤーパッド(下記する)によって示される同じダイナミックレンジを伝えることができない。
その結果、それらは、使用者の環境からの雑音をかき消すためにより高い音量でしばしば使用される。時が経過すると、イヤーバッドはポータブルオーディオ装置でセット売りされる(bundled)イヤホンの普通形になった。
外耳道内部イヤーバッドは、外耳道に直接挿入されるイヤーバッドである。これらは、外耳道イヤーバッドに似た携帯性を呈示し、またさらに環境騒音を遮るために耳栓のように作用する。
外耳道内部イヤーバッドには、2つのメインタイプの外耳道内部イヤーバッドがあり、それはユニバーサルとカスタムである。ユニバーサルの外耳道内部イヤーバッドは、種々の外耳道に嵌まるべく、1又は2以上のストックスリーブサイズを有して、一般に雑音隔離の為に、シリコンゴム、エラストマー、又は発泡体で作られる。ユニバーサルの外耳道内部イヤーバッドは、一般的に日常的なリスナーに売られ、比較的安いが、非常に高いオーディオの質を発揮するものもある。
カスタムの外耳道内部イヤーバッドは、個人に適合する。外耳道の鋳型は通常は聴覚科学者によって作られる。製造業者は鋳型を用いて、更なる快適さと雑音隔離を提供するカスタム成形されたシリコンゴム又はエラストマープラグを作る。個人の労力が含まれるから、カスタムの外耳道内部イヤーバッドは、ユニバーサルの外耳道内部イヤーバッドに比して高価である。
従って、外耳道内部イヤーバッドの改善を求めるニーズがある。前記の記載は、単にその時点での発明の分野に於いて存在する幾つかの欠点を示すのみであることを意図し、請求の範囲を否認するものとして解釈すべきではない。
発明の要約
種々の実施例にて、本発明は、調整可能な形状のイヤホーンを含む。少なくとも1つの実施例に於いて、イヤホーンは(i) 第1側部と第2側部を有するハウジング(ii) ハウジングの第1側部に取り付けられて、コンパクトな形状と開口を有する弾力性クッション(iii) ハウジングの第1側部から突出し、少なくとも一部が弾力性クッションの開口内に位置する少なくとも1つの片持ちレバーアーム(iv) ハウジングに回転可能に取り付けられ、少なくとも一部がハウジングの第2側部から延び、ネジを含むダイアル、及び(v) 第1部分とネジを有する第2部分を具えたアクチュエータを具えている。
アクチュエータはハウジングにスライド可能に取り付けられて、ダイアルのネジに作動可能に螺合し、ダイアルの第1方向への回転は、剛体であるアクチュエータの第1部分を直進させて、片持ちレバーアームに接触させる。更に、アクチュエータの第1部分は、アクチュエータがアームに接するように、片持ちレバーアームを弾力性クッション内に曲げるように構成され、片持ちレバーアームは、片持ちレバーアームがクッション内に曲がる際に、開いた形状を有するように、弾力性クッションを押すように略構成されている。
他の実施例では、調整可能なイヤホーンは、(i) 第1側部と第2側部を有し、第1側部はクッションに取り付けられるように構成されたハウジング(ii) ハウジングの第1側部から突出し、クッションがハウジングに取り付けられたときに、少なくとも一部が弾力性クッションの開口内に位置するように構成された少なくとも1つの片持ちレバーアーム(iii) ハウジングに回転可能に取り付けられ、少なくとも一部がハウジングの第2側部から延び、ネジを含むダイアル、及び(iv) 第1部分と第2部分を具え、第2部分はネジを具えたアクチュエータを具える。アクチュエータはハウジングにスライド可能に取り付けられ、アクチュエータのネジはダイアルのネジに作動可能に係合して、ダイアルの第1方向への回転は、剛体であるアクチュエータの第1部分を直進させて、片持ちレバーアームに接触させる。更に、アクチュエータの第1部分は、アクチュエータがアームに接する際に、片持ちレバーアームを曲げるように構成される。
更に、他の実施例に於いて、調整可能なイヤホーンは、(i) ハウジング(ii) ハウジングに隣接し、第1の形状を有する外耳道部、及び(iii) ハウジングに作動可能に結合した調整アセンブリを具える。
調整アセンブリは、(i) 第1の位置と少なくとも第2の位置との間でハウジングに対して移動可能な移動可能部材(ii) 移動可能部材を受け入れるように構成された拡張アセンブリ(iii) 移動可能部材を動かすように構成された制御部材であって、制御部材の作動により、移動可能部材は第1の位置から少なくとも第2の位置へ移動する。
更に、移動可能部材は、移動可能部材が第2の位置に移動したときに、拡張アセンブリが少なくとも一方向に拡張するように構成される。続いて、拡張アセンブリは、拡張アセンブリが拡張したときに、少なくとも第2の形状を有するように外耳道部を押し込むように構成される。
更に他の実施例に於いて、調整可能なイヤホーンは、(i) 使用者の外耳道に設置されるように作動可能であって、形状を有する外耳道部(ii) 外耳道部が使用者の外耳道内に位置したとき、使用者が外耳道部の形状を調整するための手段を含む。
更に他の実施例に於いて、本発明は以下を含む調整可能なイヤインサートを提供する。(i) 使用者の外耳道に挿入されるように構成されて、第1の形状を有する外耳道部(ii) 外耳道部内に少なくとも一部が位置した調整アセンブリであって、該調整アセンブリは外耳道部が少なくとも第2の形状を有するように作動可能である。
更に他の実施例に於いて、調整可能なイヤインサートは、(i) イヤーチップを具え、使用者の外耳道内に設置されるように構成された内端部(ii) 制御機構を有し、外耳道の外側に残るように構成された外端部であって、制御機能はイヤーチップを広げ又は小型化するのに使用者がアクセス可能である外端部を具える。
これら及び他の種々の実施例に於いて、調整可能なイヤインサートは、使用者の外耳道内に挿入が可能であり、使用者によって調整されて、外耳道と調整可能なイヤインサートの外耳道部との間に、留まり嵌めを形成する。換言すれば、外耳道部は、使用者の外耳道に対して、外耳道部を略封止するように調整され得る。
調整可能なイヤインサートが、留まり止め又は封止が付与するようなイヤホーンであるところでは、とりわけ、イヤホーンによって精製されるノイズではなく、外部ノイズからのノイズ隔離が向上し、イヤホーンによって精製される音に対して音が向上する。調整可能なイヤインサートが、留まり止め又は封止が付与するようなイヤープラグであるところでは、とりわけ、外部ノイズからのノイズ隔離が向上する。更に外耳道部が耳内で調整可能であることは、別々の使用者に異なるサイズの外耳道部を必要としないイヤインサートを提供する。
種々の実施例の特徴は、添付の請求の範囲にて特に述べられる。しかし、種々の実施例は構成及び動作方法の両方について、以下の添付の図面を利用して、以下の記載に関する実施例によって最も良く理解されるだろう。
これに限定されない1つの実施例に従った有線の調整可能なイヤホーンの斜視図である。 これに限定されない1つの実施例に従った無線の調整可能なイヤホーンの斜視図である。 種々の実施例に従った調整可能なイヤホーンの種々の外耳道部のコンパクトな及び拡張された形状を示す図である。 種々の実施例に従った調整可能なイヤホーンの種々の外耳道部のコンパクトな及び拡張された形状を示す図である。 種々の実施例に従って、種々の使用者制御及びアクチュエータ機構を用いて、調整可能なイヤホーンを提供する調整可能なイヤホーンの幾つかの平面図である。 種々の実施例に従って、種々の使用者制御及びアクチュエータ機構を用いて、調整可能なイヤホーンを提供する調整可能なイヤホーンの幾つかの平面図である。 種々の実施例に従って、種々の使用者制御及びアクチュエータ機構を用いて、調整可能なイヤホーンを提供する調整可能なイヤホーンの幾つかの平面図である。 種々の実施例に従って、種々の使用者制御及びアクチュエータ機構を用いて、調整可能なイヤホーンを提供する調整可能なイヤホーンの幾つかの平面図である。 調整可能なイヤホーンのこれに限定されない1つの実施例の側面断面図である。 図4の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図4の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図4の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図4の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図4の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図4の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図4の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図4の調整可能なイヤホーンの分解図である。 調整可能なイヤホーンのこれに限定されない1つの実施例の側面断面図である。 図7の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図7の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図7の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図7の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図7の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図7の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図7の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図7の調整可能なイヤホーンの分解図である。 調整可能なイヤホーンのこれに限定されない1つの実施例の平面断面図である。 図10の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図7の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図7の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図7の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図7の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図7の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図7の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図7の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図10の調整可能なイヤホーンの分解図である。 調整可能なイヤホーンのこれに限定されない1つの実施例の平面断面図である。 図13の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図13の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図13の調整可能なイヤホーンによって作られることが可能な種々の外耳道部の形状の幾つかを示す。 図13の調整可能なイヤホーンの分解図である。 使用者の外耳道に挿入され拡張された調整可能なイヤホーンのこれに限定されない1つの実施例の断面図である。 調整可能なイヤホーンのイヤーチップクッション及びベースハウジング要素のこれに限定されない実施例の斜視図である。 調整可能なイヤホーンのイヤーチップクッション及びベースハウジング要素のこれに限定されない実施例の斜視図である。 オーディオ装置の周りに巻き付けられるコードを含むイヤホーンアセンブリの斜視図である。 オーディオ装置の周りに一部だけ巻き付けられるイヤホーンアセンブリの一部の斜視図である。 図18A及び図18Bのイヤホーンアセンブリからの調整可能なイヤホーンの斜視図である。 図18A及び図18Bのイヤホーンアセンブリからのスプリングクリップの図である。 図18Aのイヤホーンアセンブリの巻き付けられたコードを所定位置に保持するのに用いられる図19Bのスプリングクリップの図である。 回転可能なダイアルを有する調整可能なイヤホーンのこれに限定されない一実施例の斜視図である。 図20の調整可能なイヤホーンの分解図である。 図21Aの調整可能なイヤホーンの外耳道クッション及びハウジングの一部の分解図である。 図21Aの調整可能なイヤホーンの正面図である。 図21Aの調整可能なイヤホーンの側面図である。 図21Aの調整可能なイヤホーンを、図22の線24−24で破断した斜視断面図である。 図21Aの調整可能なイヤホーンを、図22の線25−25で破断した平面断面図であり、外耳道部はコンパクトな第1の形状を有している。 図21Aの調整可能なイヤホーンを、図22の線26−26で破断した平面断面図であり、外耳道部は拡張した第2の形状を有している。 図21Aの調整可能なイヤホーンの側面断面図であり、使用者の外耳道部に挿入され拡張されている。 押しボタンを有する調整可能なイヤホーンのこれに限定されない1つの実施例の平面断面図である。
発明の詳細な記載
ここで開示される装置及び方法の構造原理、機能、製造及び使用を全体的に理解すべく、或る代表的な実施例が記載される。これらの実施例の1又は2以上の例が、添付の図面に示される。当業者ならば、ここに及び添付の図面に具体的に記載された装置及び方法は、これに限定されない代表的な実施例であり、本発明の種々の実施例の範囲は、請求の範囲によってのみ画定される。1つの代表的な実施例について示され又は記載された特徴は、他の実施例の特徴に結合される。そのような修正及び変更は、本発明の範囲内に含まれる。
以下の記載に於いて、幾つかの図面を通して、同様の符号は、同様又は対応する部分を示す。更に、以下の記載に於いて、「前方」「後方」「前」「後」「右」「左」「上へ」「下へ」等の単語は、便宜上の単語であって、言葉を限定する解釈すべきではない。以下の記載は、本発明の種々の実施例を記載する目的に対してであって、発明を限定することを意図していない。
ここで記載された種々の実施例は、オーディオ装置と共に使用可能なイヤホーンアセンブリにような外耳道内に設置されることを意図している。図18A及び図18Bについて、イヤホーンアセンブリ(5)は、コード(10)及び一対のイヤホーン(100)を含む。コード(10)は第1端部(11)、第2端部(12)及び第1端部(11)に位置する電気的コネクタ(13)を有する。
電気的コネクタ(13)は、イヤホーンアセンブリ(5)をオーディオ装置(1)に接続し、電気的信号はコード(10)を介して各イヤホーン(100)に伝えられ、電気的信号はトランスデューサによって聴覚可能な信号に変換される(例えば、図24及び図27参照)。当該分野で公知の如く、トランスデューサは一般に電気的、電子的、電気機械的、電磁気的、光学的又は光電的なデバイスであり、1つのタイプのエネルギ又は物理的な特性を、聴覚可能な音を生成することを含む種々の目的から他のタイプのエネルギ又は物理的な特性に変換する。トランスデューサの語は、オーディオラウドスピーカに言及するのに用いられ、音又はスピーチを表わす電気的な電圧変動を機械的なコーン振動に変換し、従って空気分子を振動させて音を生成する。
各イヤホーン(100)は、コードの第2端部(12)に位置する。コード(10)は更に、コード(10)の第1端部(11)に隣接する第1部分(16)、及びコード(10)の第2端部(12)に隣接する第2部分(17)を含む。第1部分(16)は1本のストランドを有し、第2部分(17)は2本のストランドを有して、2つのイヤホーン(100)が使用者の耳内に配置されて、使用者の頭の片側に、第2部分(17)の1本のストランドがある。
図1A及び図1Bに示すように、本開示の態様に従った有線(図1A)又は無線(図1B)のイヤーバッドスタイルのイヤホーン(夫々(100)(50))は、イヤーチップクッション(121)を有して、該イヤーチップクッションはコンパクトな形状又は第1の形状(128)で挿入され、一旦外耳道に入ると、拡張形状又は第2の形状(123)(図26参照)に拡張して、外耳道(例えば図27参照)の全ての側に対してぴったりと適合する。
生じたカスタム化された適合によって、外部音が使用者の鼓膜に達することを阻止することによってオーディオ隔離を改善し、同様に使用者がイヤーチップ又は外耳道の内側の外耳道部(120)によって及ぼされる圧力量を決定することが出来ることによって、心地よさを改善する。
更に、外耳道部(120)及び使用者の外耳道間に空気が略漏れないシールを形成することは、使用者の鼓膜に達する外部の環境雑音を縮小するだけでなく、使用者の鼓膜に1:1の音響カプラを具えたイヤホーン(120)の音響トランスデューサ(図24及び図27を参照)を付与して、使用者によって知覚される可聴音を増強する。イヤーチップクッション(121)は、発泡材から製造されてもよい。図1A又は図1Bのイヤホーンは一般に、使用者の耳から外される前に、コンパクトな形状又は第1の形状(122)に戻るが、イヤーチップ又は外耳道部(120)の圧縮可能な材料により、イヤーバッドは拡張形状のまま取り外されれてもよい。
未だ図1A及び図1Bに言及して、イヤーチップは、イヤーバッドの外面上の制御部(180)を捻り又は押すことによって拡張される。矢印A及び/又はB方向に長軸L周りに制御部(180)を捻ることにより拡張されるところでは、制御部(180)上に表示された製造者のロゴ(189)が機構(以下に示す)によって制御部に取り付けられ、ロゴ(189)がほぼ直立を保ち、制御部(180)の回転に係わらず、読み取り可能である。
種々の実施例に於いて、図20−図27を参照して、例えば調整可能なイヤホーン(100)のような調整可能なイヤホーンは、ハウジング(110)、外耳道部(120)及び調整アセンブリ(130)を含む。ハウジングは、第1側部(111)と第2側部(112)(図21A及び図24参照)を有する。ハウジングの第1側部(111)には、外耳道部(120)が隣接して第1側部に取り付けられる。外耳道部(120)は長軸L(図20参照)を略画定し、使用者の外耳道内に設置するように作動可能である(例えば、図27を参照)。外耳道部(120)は図20に示されて、使用者の外耳道内に外耳道部(120)の最初の設置を容易にするコンパクトな第1の形状(122)を含む形状とを有して、クッション(121)を含む(図21A及び図21Bを参照)。クッション(121)は、以下に更に詳細に記載するように拡張アセンブリ(160)の一部を受け入れる開口(125)を略有する。
更にクッション(121)は、ハウジング(110)の突出リング(118)を受け入れ又はリングに留まるように構成されたハウジング溝(127)(図24)を含み、クッション(121)はハウジング(110)に解除可能に取り付く。クッション(121)は伸張可能で、弾力性があり圧縮可能な材料で作られる。弾性材は、発泡材、メモリフォーム(memory foam)、クローズドセルフォーム(closed-cell foam)、オープンセルフォーム(open-cell foam)、エラストマー、エラストマー発泡材、シリコン及び/又はゴムを含む。クッション(121)を含む外耳道部(120)は、拡張した第2の形状(123)(図26参照)を有するように調整されることが可能である。更に、クッション(121)を含む外耳道部(120)は、中間形状又は少なくとも第3の形状(図示せず)を有するように調整されることが可能である。換言すれば、外耳道部(120)の形状は、あらゆる数の形状を有するように変えられ、該形状は第1の形状(122)と第2の形状(123)の間の形状の連続体を含む。外耳道部(120)の形状を調整する目的は、使用者の外耳道に挿入された後に、外耳道部(120)の形状を使用者が変えることができ、外耳道と外耳道部(120)の可成りの部分が留まり嵌めることにある。そのような留まり嵌めは、とりわけ、ノイズを隔離し(イヤホーン(100)によって生成されるノイズではなく、外部ノイズから)、音を増強する(イヤホーン(100)によって生成される音)。更に、外耳道部(120)が耳の中で調整できることは、別々の使用者に、別々のサイズの外耳道部(120)又はクッション(121)を要求しないイヤホーン(100)を提供する。換言すれば、調整可能なイヤホーン(100)は、外耳道部が調整可能であることにより、提供されるカスタム化された嵌まりにより、1つのサイズで全てのデバイスに嵌まることができる。
種々の実施例に於いて、再び図20−図27を参照して、調整可能なイヤホーン(100)は、外耳道部(120)が使用者の外耳道内に位置したときに、使用者によって外耳道部(120)の形状を調整する手段を含む。外耳道部(120)の形状を調整する手段は、少なくとも一実施例に於いて、調整アセンブリ(130)によって付与される。調整アセンブリ(130)は、ハウジング(110)及び/又は外耳道部(120)に作動可能に結合して、調整アセンブリ(130)が作動することにより、外耳道部(120)が少なくとも第2の形状(123)を有する。
一般に、種々のこれらに限定されない実施例に従って、調整アセンブリ(130)は、移動可能部材(140)、拡張アセンブリ(160)及び制御部材(180)を含み得る。移動可能部材(140)は、ハウジング(110)に対して、第1の位置(図25参照)と第2の位置(図26参照)の間を移動可能であり得る。拡張アセンブリ(160)は、移動可能部材(140)を受け入れるように構成され、制御部材(180)はハウジング(110)に対して移動可能部材(140)を移動させるように構成される。制御部材(180)の作動により、移動可能部材(140)は第1の位置(図25参照)から第2の位置(図26参照)に動く。移動可能部材は、移動可能部材が第2の位置に移動したときに、拡張アセンブリ(160)を少なくとも一方向に拡張させるように構成される。述べられたように、拡張アセンブリは、拡張アセンブリ(160)が拡張したときに、外耳道部(120)を少なくとも第2の形状(123)を有するように押すように構成される。逆に、拡張アセンブリ(160)は移動可能部材が第1の位置(図25)に移動したときに、少なくとも一方向に引き込むように構成され、拡張アセンブリ(160)が引き込んだときに、外耳道部は第1の形状(122)に戻る。
これに限定されない少なくとも1つの実施例に従って、更に詳しく述べると、移動可能部材(140)は、第1の部分(150)と第2の部分(142)を有して、両部分は以下で更に詳しく説明するように、ともにアクチュエータとして役立つ(図21A及び図24参照)。一般に、移動可能部材は長軸Lに沿って移動し(図20参照)、ハウジングに対して動き、その結果、移動した際に、移動可能部材(140)の第1の部分(150)が拡張可能部材(160)と係合するように構成される。そのような相対的な移動は、以下に記載するように、使用者が制御部材(180)を調整することにより移動可能部材上に及ぼされる力によって生じる。この力は任意の数の機械的機構によって付与されて、ここでは移動可能部材(140)はネジ部(143)にて(図21A及び図25参照)、制御部材(180)と移動可能部材(140)の第2の部分(142)の間の螺合からの移動力を受ける。
移動可能部材(140)のネジ部(143)は、ハウジング(110)に対して回転位置の静止が留まるように構成されて、制御部材(180)の回転は移動可能部材をハウジング(110)に対して直進するように押す。この回転的に静止していることは、移動可能部材(140)の第2の部分(142)上のガイド突起(146)(図21A)によって付与される。ガイド突起(146)がハウジング(110)の第1の側部(111)のガイド凹部(114)(図21B)内にスライド可能に受け入れられ、突起(146)と凹部(114)間の接続により、移動可能部材(140)の第2の部分(142)は、ハウジング(110)に対して直進するが、略回転しない。
更に、図21A、図24、図25及び図27について、第2の部分(142)はトランスデューサ(190)を支持するように構成された空洞(141)を含み、コード(10)の一部は、トランスデューサ(190)及び移動可能部材(140)の第1の部分(150)に電気的に結合される(図27参照)。第2の部分(142)はまた、コード(10)を空洞(141)内へ通すスロット(149)を含む。更に、第2の部分(142)はロック溝(147)及びトランスデューサの支持体(148)を含む。
移動可能部材(140)の第1の部分(150)は、第2の部分(142)のロック溝(147)内に挿入され捻れるように構成されたロック突起(152)を含み、トランスデューサ(190)は移動可能部材の第1の部分(150)と第2の部分(142)の間の所定位置に保持され又は挟まれる。第1の部分(150)、トランスデューサ(190)、及び第2の部分(142)の支持体(148)間の摩擦は、第2の部分(142)のロック溝(147)から第1の部分(150)の突起(152)が自由に分離することを防ぐのに十分な力を付与する。
従って、第1及び第2の部分(150)(142)を含む移動可能部材(140)は、ハウジング(110)に対して1つの剛体として動くように構成される。このように、第1及び第2の部分(150)(142)は少なくとも一実施例では2つの別個の要素として示されるが、第1及び第2の部分(150)(142)はまた、単一又は一体の要素であり得る。
移動可能部材(140)の第1の部分(150)は、少なくとも1つのこれに限定されない実施例に於いて、拡張アセンブリ(160)を作動させるように構成されて、第1の部分(150)が第1の位置(図25)から少なくとも第2の位置(図26)に動かされる。このように、第1の部分(150)は、作動面(155)(例えば図24を参照)を含み、該作動面は以下に詳細に説明するように、拡張アセンブリ(160)と作動可能に係合するように形作られ位置する。移動可能部材(140)の第1の部分(150)はまた、長軸Lに沿って向いた音の通路(151)(図21A)を含む。音の通路(151)は通路を付与し、該通路に沿ってトランスデューサ(190)によって生成される音はイヤホーン(100)の内側端部(101)(図20)に向かって自由に移動し、クッション(121)の開口(125)(図21A―図26)内に移動する。また、第1の部分(150)は、弾性のOリング(154)を保持するように構成されたOリング溝(153)を含む。Oリング(154)はハウジング(110)の第1側部(111)及び/又は拡張アセンブリ(160)に対向して移動可能部材を封止する(図25−図26参照)。従って、トランスデューサ(190)によって生成される可聴音波は、イヤホーン(100)の内側端部(101)へ、その後、移動可能部材(140)の音の通路(151)を介して使用者の鼓膜へ移動することのみ可能である。
少なくとも1つのこれに限定されない実施例に従って、図21A−図21B及び図25−図26を参照して、拡張アセンブリ(160)は、移動可能部材(140)によって作動されたときに、少なくとも一方向に膨らむように構成される。拡張アセンブリ(160)は、長軸Lを略横断する方向に膨らむように構成される。ここで、これは一組の片持ちレバーアーム(161)を用いることによって達成される。片持ちレバーアーム(161)は、ハウジングの第1側部(111)から突出し、弾性のあるクッション(121)がハウジングに取り付けられたとき、少なくとも一部がクッション(121)の開口(125)内に位置する。クッション(121)に形成されたアーム凹部(126)(図21B)は片持ちレバーアーム(161)を受け入れて、クッション(121)
はその上で自由に回転しない。片持ちレバーアーム(161)は、長軸Lの周りに均一に離れて、移動可能部材の第1の部分(150)を受け入れるように構成された開口(164)を形成する。各片持ちレバーアーム(161)は、内面(163)と外面(162)を含む。内面(163)は少なくとも一部が長軸Lに向かって曲がり、内面(163)の少なくとも一部は、移動可能部材(140)がイヤホーン(100)の内側端部(101)に向かって前進したときに、移動可能部材の作動面(155)に接する。移動可能部材(140)の作動面(155)は、対応して湾曲し、各片持ちレバーアーム(161)の内面(163)に合う。移動可能部材(140)がイヤホーン(100)の内側端部(101)へ動くと、移動可能部材(140)の第1の部分(150)の作動面(155)は、内面(163)にて1又は2以上の片持ちレバーアーム(161)と接する。更に、移動可能部材(140)が同じ方向に動くと、内面(163)を押し、このようにして、片持ちレバーアーム(161)を長軸Lから離れるように強いて曲げる(図26参照)。
片持ちレバーアーム(161)が弾性のあるクッション(121)の開口(125)に挿入されるように受け入れられるから、移動可能部材(140)が片持ちレバーアーム(161)に接し押すと、片持ちレバーアーム(161)はクッション(121)内に曲がる。従って、片持ちレバーアームが頻繁に長軸Lから離れるように曲がると、クッション(121)は拡張した第2の形状(123)を有するように押される(図26参照)。このようにして、外耳道部(120)は使用者の外耳道に挿入された後に拡張され、使用者の外耳道に対してクッション(121)を略封止して、留まり嵌めを形成する。
複数の片持ちレバーアーム(161)が拡張することが出来る拡張アセンブリ(160)を提供するものとして記載されたが、1を含むあらゆる数の片持ちレバーアームが、同じ又は同様の機能を実行することができると考えられるに注目されたい。
これに限定されない少なくとも一実施例に従って、制御部材(180)は移動可能部材(140)を作動させて、移動可能部材(140)が拡張アセンブリ(160)を少なくとも一方向に膨らませるように構成される。制御部材(180)はこれをあらゆる数の形式で達成する。例えば、制御部材(180)は押しボタン、回転可能なダイアル又は圧迫可能な部材の形式であり得るが、これらに限定されない。
図20−図27に於いて、例えば、制御部材(180)はハウジング(110)に回転可能に取り付けられたダイアル(182)である。ダイアル(182)は回転するが、ハウジング(110)に対して直進しない。ダイアル(182)はそのような方法で動く、何故ならダイアルはハウジング(110)の溝(117)にスライド可能に係合する突出リング(184)(図21A及び図25)を周縁に含むからである。溝(117)は第2側部(112)のリップ(113)、第1側部(111)及びハウジング(110)のコードガイド(115)(図25参照)間に形成される。このようにして、ダイアル(182)は長軸Lの周りを回転可能である。更にダイアルの少なくとも一部は、ハウジング(110)の第2側部(112)から延び、外耳道部(120)が使用者の外耳道に挿入されている間は、使用者にとってアクセス可能である(図27参照)。グリップ(185)(図21A)又はダイアル(182)の他のざらつきのある表面は、使用者が指でダイアルを回すと、より一層のユーザインターフェイスを付与する。
図21A及び図25について、ダイアル(182)は移動可能部材の第2の部分(142)を挿入可能に受け入れる空洞(181)を含む。更に、ダイアルはダイアルの内側に形成されて、空洞(181)に対向するネジ(183)を有する。ネジ(183)は、移動可能部材(140)の第2の部分(142)の表面に形成されたネジ(143)と作動可能に係合する。このようにして、ダイアル(182)の回転は、ダイアルのネジ(183)を回転させ、移動可能部材のネジ(143)を介して、移動可能部材(140)に直進力が加えられる結果となる。
直進力により、移動可能部材は、ダイアル(182)が回転される方向に基づいて、イヤホーン(100)の内端部(101)に向かって前進するか、外端部(102)に向かって後退する。このようにして、アクチュエータ又は移動可能なネジ(143)がダイアルのネジ(183)に作動可能に係合し、ダイアル(182)の第1の方向への回転は、剛体のアクチュエータを直進させて、各片持ちレバーアーム(181)に当接させ、又は更に当接させる(図25−図26参照)。
イヤホーン(100)の他の要素について着目すると、ハウジング(110)はトランスデューサ(190)を含む多数の要素を受け入れるように構成されている。また、コード(10)(図18B及び図27)は、コードガイド(115)(図24参照)のコード通路(116)を通ってハウジング(110)に受け入れられる。コードガイド(115)はまた、使用者が何れの耳をイヤホーン(100)内に置くかを示す、例えば右(図21Aに示すようにR)、又は左(L、図示せず)であるマーキング(119)を含む。コード(10)は電気的コネクタ(13)とトランスデューサ(190)の間に電気的な通路を付与し、コード(10)の一部は電気的にトランスデューサ(190)に接続され、例えばコード(10)の内側ワイヤはトランスデューサ(190)に半田付けされる(図27参照)。トランスデューサ(190)は、コード(10)を介して電気的コネクタ(13)からトランスデューサ(190)によって受信される電気的信号に応じて、聴覚信号又は音を生成することができる。不要な応力がトランスデューサに伝わるのを防ぐべく、コード(10)はコードの第2端部(12)(図18B)にて、結び目(図27)を形成するように結ばれる。この結び目は、移動可能部材(140)の第2の部分(142)の空洞(141)内に受け入れられ、スロット(149)(図24)の幅よりも大きいサイズである。
従って、使用者がコード(10)を引くと、結び目はスロット(149)にて第2の部分(142)に押され、結び目はそのような引っ張りによって生成される応力を緩和し、それによってトランスデューサを不要な応力及び/又は緊張から遮蔽する。
更に、移動可能部材(140)の第2の部分(142)は、イヤホーン(100)の外端部(102)の近傍に位置する製造者のロゴ片(189)を有する(図1A、図20、図21A及び図25を参照)。ロゴ片(189)は第2の部分(142)に押し嵌めされ、外端部(102)にてダイアル(182)を通して見ることができる。ロゴ片(189)はコード(10)が例えば図27に示す向きと同様に、使用者の耳から下向きに吊されたとき、所望の位置、例えば略水平に保たれる。ロゴ片(189)はそのような位置に保たれる、何故ならロゴ片(189)は第2の位置(142)にて回転しない移動可能部材(140)に取り付けられるからである。ロゴ片(189)は移動可能部材(140)とともに直進するが、ダイアル(182)とともに回転しない、従って、ロゴ片は回転が防止され、看てる者はダイアル(182)の回転位置に係わらず、製造者のロゴを容易に読むことができる。
以前の記載は、使用者の外耳道に挿入されている間に、イヤホーンのイヤーチップ、又は外耳道部を調整する少なくとも1つの実施例に着目した。しかし、同じ又は同様のゴールを達成する種々の実施例が可能である。図2A−図2Eに示すように、イヤーチップ(220)の拡張は、幾つかの方法で達成される。
第1の実施例に於いて(図2A参照)、イヤーチップ(220)は、変更されない状態では、コンパクトな形状(222)であり、イヤーチップの内側部(227)と外側部(228)は一緒にイヤーチップ(220)の素材を圧縮し、拡張形状(223)に拡張させる。
第2の実施例に於いて(図2B参照)、イヤーチップ(220)は、変更されない状態では、拡張した形状(323)であり、イヤーチップ(320)の内側部(327)と外側部(328)は互いに離れるように引かれて、イヤーチップの素材を引き延ばし、コンパクトな形状(322)に変える。
第3の実施例に於いて(図2C参照)、イヤーチップ(420)は、変更されない状態では、コンパクトな形状(422)であり、イヤーチップの外側部(428)が圧縮されると、イヤーチップの素材をイヤーチップ(420)の残りの部分に移動させ、該残りの部分を拡張形状(423)に拡張させる。
第4の実施例に於いて(図2D参照)、イヤーチップは、変更されない状態では、コンパクトな形状(522)であり、イヤーチップの内側に位置するイヤーバッドの1又は2以上の要素(例えば、上記の如く、且つ図21A−図21B及び図24−図27に示されるように、片持ちレバーアーム(161))が、イヤーチップ上にて外側に押されると拡張形状(523)に拡張する。
第5の実施例に於いて(図2E参照)、イヤーチップ(620)は、変更されない状態では、拡張した形状(623)であり、イヤーチップ(620)の内側に位置するイヤーバッドの1又は2以上の要素が、イヤーチップ(620)の内側に引かれると、コンパクトな形状(622)に変える。
図3A−図3Dに示すように、種々の使用者の制御部及びアクチュエータ機構は、本開示のこれに限定されない種々の態様に従って、イヤーバッド又はイヤホーンを提供するのに用いられる。例えば、図3Aについて、イヤホーン(1400)は、押圧可能ボタンの形式で制御部材(1480)を含む調整アセンブリ(1430)を含む。制御部材(1480)は、イヤホーン(1400)のハウジング(1410)から突出した指グリップ(1417)で作動可能であり、使用者はイヤホーン(1400)を使用者の外耳道内へ過度に押すことなく、指グリップ(1417)を握り、ボタン又は制御部材(1480)を押すことができる。
ボタン又は制御部材(1480)を押圧すると、ハウジング(1410)から延びた外耳道部(1420)を第1の形状(1422)から第2の形状(1423)に変化させる。或いは、図3Dについて、イヤホーン(1600)はまた、押圧可能なボタンの形状である制御部材(1680)を含む調整アセンブリ(1630)を含む。しかし、図3Dのイヤホーン(1600)に於いて、図3Aに示す指グリップは省略する。ボタン又は制御部材(1680)を押すと、ハウジング(1610)から延びた外耳道部(1620)を第1の形状(1622)から第2の形状(1623)に変化させる。
更に詳細に記載すると、制御部材(1780)として押圧可能なボタンを具えたイヤホーン(1700)は図28に示される。制御部材(1780)は、移動可能部材(1740)と拡張アセンブリ(1760)を含む調整アセンブリ(1730)の一部である。
使用者はイヤホーン(1700)及び外耳道部(1720)を使用者の外耳道内へ過度に押すことなく、指グリップを握り、ボタン又は制御部材(1780)を押すことができるように、ハウジング(1710)から突出した指グリップ(1717)を有する点で、イヤホーン(1700)はイヤホーン(1400)に近似している。ボタン又は制御部材(1780)を押圧すると、移動可能部材(1740)を移動させ、拡張アセンブリ(1760)を作動させる。このようにして、ボタン又は制御部材(1780)を押圧すると、ハウジング(1710)から延びた外耳道部(1720)を第1の形状(1722)から第2の形状(1723)に変化させる。移動可能部材(1740)、拡張アセンブリ(1760)及び外耳道部(1720)は、例えば上記し、図25−図26に示す移動可能部材(140)及び拡張アセンブリ(160)に近似している。制御部材(1780)は出没(protract-retract)アセンブリ(1783)を含み、該アセンブリは、ボタン又は制御部材(1780)が最初に押される前に移動可能部材(1740)を図28に示す第1の位置に保持し、ボタンが押された後は該移動可能部材を第2の位置(図示せず)に保持するように作動可能であり、これは拡張アセンブリ(1760)の拡張及び第1の形状(1722)から第2の形状(1723)への変化に関連がある。
出没アセンブリ(1783)は、バネとカム構成を具えた従来からの引き込み可能なボールペンに用いられるものに近似しており、それは例えば発明の名称が「引き込み可能なペン」であるSchltzの米国特許第3,819,282号に記載されており、その全体は引用を以て本願への記載加入とする。
更に図3Bについて上記したように、イヤホーン(100)は、回転可能なダイアルの形式である制御部材(180)を含む調整アセンブリ(130)を含む。ダイアル又は制御部材(180)を回転させると、ハウジング(110)から延びた外耳道部(120)が第1の形状(122)から第2の形状(123)に変化する。
使用者の制御部及びアクチュエータ機構のこれに限定されない例は、図3Cについて提供される。イヤホーン(1500)は、圧縮可能な制御部材(1580)を含む調整アセンブリ(1530)を含み、制御部材(1580)は移動可能部材(1540)を回転させるように作動可能であり、拡張アセンブリ(1560)はハウジングから延びる外耳道部(1520)上を外向きに押す。制御部材(1580)を圧縮すると、外耳道部(1520)は第1の形状(1522)から第2の形状(1523)に変化する。
何れにしても、調製可能なイヤホーン、使用者の制御部又は制御部材の種々のこれらに限定されない実施例は、イヤホーンのイヤーチップ又は外耳道部が使用者の外耳道内に位置している間に使用者によって操作されることができる。制御部材のそのような操作に応じて、外耳道部は形状を変えるように構成され、外耳道部は外耳道にぴったりと嵌まる。
ここに他に示されなければ、本開示の態様に従ったイヤーバッド、又はイヤホーンは、使用者の外耳道内に置かれるイヤーチップ又は外耳道部を具える内端部、及び外耳道の外に残って、イヤーチップ又は外耳道部を拡張し又はコンパクトにすべく使用者によってアクセスされる制御構成又は制御部材を具える外端部を有する。
種々の実施例に於いて、図4−図6について、調製可能なイヤホーン(800)は、外耳道部(820)が使用者の外耳道内に位置しているときに、使用者によって、第1の形状(822)(図4、図5C、及び図5E)を有する外耳道部(820)の形状を調整する他の手段を含む。
外耳道部(820)の形状を調整する手段は、調整アセンブリ(830)によって少なくとも一実施例に提供される。調整アセンブリ(830)は、ハウジング(810)及び/又は外耳道部(820)に作動可能に結合され、調整アセンブリ(830)が作動すると、外耳道部(820)は第2の形状(823)(図5D及び図5G)を有し、外耳道部(820)はまた少なくとも中間形状である第3の形状(824)(図5F)を有する。
少なくとも図4及び/又は図6に見られるように、調整アセンブリ(830)は、移動可能部材(840)、拡張アセンブリ(860)及び制御部材(880)を含む。制御部材(880)は回転可能な調製ダイアル(882)を含む。更に外耳道部(820)はクッション(821)を含む。ハウジング(810)内には、トランスデューサ(890)及び製造者のロゴ片(889)の少なくとも一部が位置する。コードがトランスデューサ(890)に結合されて(図4参照)、電気信号がトランスデューサ(890)を通り、そこから聴覚可能な音を生成する。
このようにして、図4−図6は本開示の態様に従った、イヤホーン又はイヤーバッド(800)を示し、内部ネジ(883)を有しイヤーバッド(800)の外端部(802)に位置する調整ダイアル(882)の回転により、外耳道部に結合された移動可能部材又はアクチュエータ(840)、又はイヤーバッド(800)の内端部(801)にあるイヤーチップ(820)を引っ張り、その結果、イヤーチップ(820)はイヤーバッド(800)の外端部(802)から内端部(801)に延びる軸Lに沿って圧縮され、軸Lから半径方向に離れるように膨らむ。
種々の実施例に於いて、図7−図9について、調製可能なイヤホーン(900)は、外耳道部(920)が使用者の外耳道内に位置しているときに、使用者によって、第1の形状(922)(図7及び図8A)、形状(922a)(図8D)、又は形状(922b)(図8F)を有する外耳道部(820)の形状を調整する他の手段を含む。
外耳道部(920)の形状を調整する手段は、調整アセンブリ(930)によって少なくとも一実施例に提供される。調整アセンブリ(930)は、ハウジング(910)及び/又は外耳道部(920)に作動可能に結合され、調整アセンブリ(930)が作動すると、外耳道部(920)は第2の形状(923)(図8A)、形状(923a)(図8E)又は形状(923b)(図8G)を有する。
図7−図8Gに示す第1及び第2の形状(922、922a及び922b、及び923、923a及び923b)は、関係するサイズ、形状及びイヤホーン(900)の種々の要素の設置については独立しており、種々の要素は拡張アセンブリ(960)、移動可能部材(940)、及び外耳道部(920)を含むが、これらに限定されない。
少なくとも図7及び/又は図9に見られるように、調整アセンブリ(930)は移動可能部材(940)、拡張アセンブリ(960)、及び外耳道部(920)を含む。制御部材(980)は回転可能な調整ダイアル(982)を含む。更に、外耳道部(920)はクッション(921)を含む。ハウジング(910)内には、トランスデューサ(990)及び製造者のロゴ片(989)の少なくとも一部が位置する。コードがトランスデューサ(990)に結合されて(図7参照)、電気信号がトランスデューサ(990)を通り、そこから聴覚可能な音を生成する。
このようにして、図7−図9は本開示の態様に従った、他のイヤーバッド(900)を示し、内部ネジ(983)を有し、イヤーバッド(900)の外端部(901)に位置する調整ダイアル(982)の回転により、調整アセンブリの移動可能部材又は第1の要素(940)、又はアクチュエータアセンブリ(930)をイヤーバッド(900)の外端部(902)に向けて引っ張る。第1の要素(940)はその長手方向に沿ってテーパ付けられ、狭小部(956)と広大部(955)を有する。
アクチュエータアセンブリ(930)の拡張アセンブリ又は第2の要素(960)は、第1の要素(940)とイヤーチップ(920)の間に位置する。
第2の要素(960)は、上記の片持ちレバーアーム(161)を含む拡張アセンブリ(160)に近似している(例えば図21A−図21B及び図24−図26参照)。第2の要素(960)は、第2の要素(960)の外端部から内端部に延びる複数の部分(961)を有する。コンパクトな形状に於いて、第2の要素(960)の複数の部分(961)の内面(963)は、第1の要素(940)の狭小部(956)に接する。第1の要素(940)がイヤーバッド(900)の外端部(902)に向けて動くと、第1の要素(940)の広大部(955)は引かれて、第2の要素(960)の複数の部分(961)の内面(963)に接し、第2の要素(960)の複数の部分(961)を外向きに押してイヤーチップ(920)を拡張させる。
種々の実施例に於いて、図10−図12について、調製可能なイヤホーン(1000)は、外耳道部が使用者の外耳道内に位置しているときに、使用者によって、第1の形状(1022)(図10、図11A−図11B、及び図11Eを参照)を有する外耳道部(1020)の形状を調整する他の手段を含む。
外耳道部の形状を調整する手段は、調整アセンブリ(1030)によって少なくとも一実施例に提供される。調整アセンブリ(1030)は、ハウジング(1010)及び/又は外耳道部(1020)に作動可能に結合され、調整アセンブリ(1030)が作動すると、外耳道部(1020)は少なくとも第2の形状(1023)(図11A−図11B、及び図11F)を有する。
少なくとも図10及び/又は図12に見られるように、調整アセンブリ(1030)は、移動可能部材(1040)、拡張アセンブリ(1060)及び制御部材(1080)を含み、それらは単一で一体の要素として形成される。更に、外耳道部(1020)はクッション(1021)を含む。ハウジング(1010)内には、トランスデューサ(1090)及び製造者のロゴ片(1089)の少なくとも一部が位置する。コード(図示せず)がトランスデューサ(1090)に結合されて、電気信号がトランスデューサ(1090)を通り、そこから聴覚可能な音を生成する。
このように、図10−図12は尚、本開示の態様に従った、他のイヤーバッド(1000)を示し、該イヤーバッドは内側に複数の半径方向内向きに延びたロブ(1026)を有する外耳道部又はイヤーチップ(1020)、対応した半径方向外向きに延び、拡張アセンブリ(1060)の少なくとも一部を形成するロブ(1055)を具えた移動可能部材又はアクチュエータ(1040)を有する。アクチュエータ(1040)の外端部は、使用者によって回転される制御部材(1080)を形成する。
コンパクトな形状では、アクチュエータ(1040)のロブ(1055)は、ロブ(1026)とイヤーチップ(1020)間のギャップ(1028)内に位置する。使用者が制御部材(1080)を介して、アクチュエータ(1040)を回転させると、アクチュエータ(1040)の外向きに延びたロブ(1055)は、内向きに延びたロブ(1026)を押し、イヤーチップ(1020)の内面を外向きに押し、イヤーチップ(1020)を拡張させる。アクチュエータ及び/又は拡張アセンブリの外向きに延びたロブの数は変えることができ、拡張アセンブリ(1060)の例えば4つのロブ(1055)は少なくとも図11Cに示されるのに対し、拡張アセンブリ(1060a)の2つのロブ(1055a)は少なくとも図11Dに示される。イヤーチップ(1020)のクッションは、各拡張アセンブリのロブの数に対応して形成され、クッション(121)(図11C)及びクッション(1021a)(図11D)が、拡張アセンブリ(1060)及び拡張アセンブリ(1060a)の夫々について形成されている。図10及び図11A−図11Hに示すイヤーチップ(1020)の第1及び第2の形状は、イヤホーン(1000)の種々の要素のサイズ、形状及び配置に依存する。上記の如く、ロブの数を調整することはまた、外耳道部(1020)の別の第1及び第2の形状(夫々(1022)(1022a)(1023)(1023a))を提供する。
種々の実施例に於いて、図13−図15について、調整可能なイヤホーン(1100)は、外耳道部(1120)が使用者の外耳道内に位置しているときに、使用者によって、第1の形状(1122)(図14A)を有する外耳道部(1120)の形状を調整する他の手段を含む。
外耳道部(1120)の形状を調整する手段は、調整アセンブリ(1130)によって少なくとも一実施例に提供される。調整アセンブリ(1130)は、ハウジング(1110)及び/又は外耳道部(1120)に作動可能に結合され、調整アセンブリ(1130)が作動すると、外耳道部(1120)は少なくとも第2の形状(1123)(図41A)を有する。
少なくとも図13及び/又は図15に見られるように、調整アセンブリ(1130)は、固定要素(1140)、拡張アセンブリ(1160)及び制御部材(1180)を含む。更に、外耳道部(1120)はクッション(1121)を含む。ハウジング(1110)内には、トランスデューサ(1190)及び製造者のロゴ片(1019)の少なくとも一部が位置する。コード(図示せず)がトランスデューサ(1190)に結合されて、電気信号がトランスデューサ(1190)を通り、そこから聴覚可能な音を生成する。
このように、図13−図15は、本開示の態様に従った、他のイヤーバッド(100)を示す。イヤーチップ(1120)内の調整アセンブリ又はアクチュエータアセンブリ(1130)は、拡張アセンブリ、固定要素(1140)の外面の周りに巻き付けられ、内端部で固定要素(1140)に取り付けられるコイル要素(1160)を含む。回転する制御部材(1180)は、コイル要素(1160)の外端部に取り付けられる。コンパクトな形状では(図14B参照)、コイル要素(1160)は固定要素(1140)の隣に位置して、第1の方向への回転は不可能である、何故なら第1の方向へ回転すればコイル要素(1160)を固定要素に一層緊密に巻き付くからである。しかし、反対方向の回転は、コイル要素(1160)の直径の拡張を生じ、イヤーチップ(1120)を拡張させる(図14C参照)。
図16は、本開示の態様に従った代表的なイヤーバッド(1200)を示し、制御部(1280)を回転させるのではなく、押すことによって調整される。調整アセンブリ又はアクチュエータアセンブリは、イヤーチップ(1220)内で外端部(1202)から内端部(1201)に延びる複数の堅い指(1261)を有し、イヤーバッドの外端部(1202)にてボタン(1282)に結合される。指(1261)は、大きな半径を有する部分にテーパ付けられた小さな半径を有する部分を具えた外形(1262)を形成する。
イヤーバッド(1200)はまた、指(1261)の周りのリング(1240)を含み、該リング(1240)はイヤーバッド(1200)の外端部(1202)から内向きの一定距離の箇所に位置する。ボタン(1282)が内向きに押され、又は外向きに引っ張られると、テーパ付けられた指(1261)の外形(1262)は、リング(1240)内をスライドし、指(1261)の外端部は半径方向に拡張し又は収縮し、イヤーチップ(1220)は拡張し又は収縮する。
図16のイヤーバッド(1200)及び本開示の態様に従った他のイヤバッド又はイヤホーンは、イヤーチップの外面を拡張させるだけでなく、イヤーチップの内部空洞を拡張させる。拡張された空洞は、共振するイヤホーンから最大量の音を供給し、イヤホーンからの低周波数応答を改善する。
図17に於いて、イヤーチップ要素(1321)をイヤバッド(1300)のベース要素(1311)に取り付けるように作動するスナップリング(1327)が示される。スナップリング(1327)は、イヤーチップ要素(1321)の第1端部内に位置する。イヤバッド(1300)のベース要素(1311)は、テーパ部を有し、該テーパ部の周りにスナップリング(1327)のサイズに対応する溝(318)を具えている。イヤーチップ(1320)の第1端部はベース要素上に押されて、スナップリング(1327)は溝(1318)に達するまで、ベース要素(1311)のテーパ部の周りに弾性的に拡張し、溝(1318)に達すると直ぐに元の直径に収縮する。元の直径に戻すことを企てるスナップリング(1327)の弾性力は、スナップリング(1327)を溝(1318)内に保持し、イヤーチップ(1320)がイヤバッド(1300)を滑ることを防ぎ、イヤーチップ(1320)をベース要素(1311)に対して封止する。イヤーチップ要素(1321)及びベース要素(1311)は、上記され図21Aに示すように調整可能なイヤホーン(100)の第1の側部(111)のような、イヤホーンのハウジングの一部を形成する。
図18A及び図18Bはまた、本開示の他の態様に従ったコード(11)を記載し、上記したイヤバッドのようなイヤホーン又は他のタイプのイヤホーンについて用いられる。コードは布、発泡材又は他の軟材料にて覆われる。コードは第1の端部(11)に電気的コネクタ(13)を有し、第2の端部(12)に1又は2以上のイヤホーン(100)を有する。第1の端部(11)のコネクタ(13)は、オーディオ装置(1)に接続される。オーディオ装置(1)が使用されていないときは、コードはオーディオ装置(1)の周りに巻き付けられて、クッション(図18A)を形成し、手提げカバン、背負い袋又は他の搬送体に余裕を持って(loose)配置されたときは、損傷からオーディオ装置(1)を保護する。コードの第2の端部のイヤホーン(100)は、コードの他の部分の下に差し込まれて、コードがオーディオ装置(1)の周りからほどける(unwrap)のを防いでいる。
図18A、図18B、図19B及び図19Cは、本開示の他の態様に従ったコードクリップ(15)を示す。イヤホーンコード(11)は、コード(11)の第1の端部(11)の隣に位置する第1の部分(16)を有し、コード(11)は1本のストランドとして形成される。コード(11)の第1の部分(16)と、コードの第2の端部(12)に於ける一対のイヤホーン(100)の間には、コード(11)の第2の部分(17)があり、イヤホーンが耳の中に挿入されたときは、第2の部分は頭の両側に沿って位置する2本のストランドとして構成される。第2の部分(17)の2本のストランドは、図18A、図18B、図19B及び図19Cに示すように、コードクリップ(15)の2つの対応する開口を通る。
イヤホーン(100)が使用中は、コードクリップ(15)はコード(11)の第1の部分(16)に向かって滑り、イヤホーンが分離されて、使用者の耳内に配置されることを許す。
イヤホーン(100)が使用されていないときは、コードクリップ(15)はコード(11)の第2の端部(12)に向かって滑り、イヤホーン(100)を一緒に保持し、イヤホーン(100)が離れたまま放置された状態よりもコード(11)を取り扱いやすくする。コードクリップ(15)は更に、コードがオーディオ装置(1)に巻き付けられるときに用いられ得るバネクリップ(14)を含み、コード(11)の第2の端部(12)をコードの第1の端部(11)に近いコードの部分に挟み、コードがオーディオ装置(1)の周りからほどけるのを防ぐことを手助けする。
種々の実施例がここに記載されてきたが、これらの実施例に対する多くの修正と変更が実施され得る。例えば、調整可能なイヤホーンは調整可能なイヤプラグ又は他の調整可能なイヤインサートに変更され得る。上記のイヤホーンを調整可能なイヤプラグに変更することは、電気的要素を取り外し、音が通る通路を除去することによって達成され、それによって、使用者の外耳道内に配備されたときに、イヤープラグは調整可能な形状となる。
更に、上記の調整可能なイヤホーンの一般的な要素はプラスチック(少なくともコードの部分、イヤーチップクッション、及びトランスデューサを除き)で作られるが、金属又は他の材料が所望ならば用いられ得る。上記の記載及び以下の請求の範囲は、そのような修正及び変更を伝え包含することを意図している。
全体又は一部を引用を以てここへの記載加入とするあらゆる特許、刊行物又は他の開示材料は、記載加入された材料が既存の定義、陳述又はこの開示で述べられた他の開示材料と抵触しない範囲でのみここに記載加入される。従って、必要な範囲まで、ここに明白に示した開示内容は、引用を以て記載加入された、あらゆる抵触材料に取って代わる。
ここへ引用を以て記載加入されたが、既存の定義、陳述又はこの開示で述べられた他の開示材料と抵触するあらゆる材料又はその一部は、記載加入された材料と既存の開示材料との間で抵触を生じない範囲でのみ記載加入される。

Claims (28)

  1. 調整可能なイヤホーンであって、
    第1側部と第2側部を有するハウジングと、
    ハウジングの第1側部に取り付けられて、コンパクトな形状と開口を有する弾力性クッションと、
    ハウジングの第1側部から突出し、少なくとも一部が弾力性クッションの開口内に位置する少なくとも1つの片持ちレバーアームと、
    ハウジングに回転可能に取り付けられ、少なくとも一部がハウジングの第2側部から延び、ネジを含むダイアルと、
    第1部分と第2部分を具えたアクチュエータであって、第2部分はネジを具え、アクチュエータはハウジングにスライド可能に取り付けられて、ダイアルのネジに作動可能に螺合し、ダイアルの第1方向への回転は、剛体であるアクチュエータの第1部分を直進させて、片持ちレバーアームに接触させ、
    アクチュエータの第1部分は、アクチュエータがアームに接するように、片持ちレバーアームを弾力性クッション内に曲げるように構成され、
    片持ちレバーアームは、片持ちレバーアームがクッション内に曲がる際に、開いた形状を有するように、弾力性クッションを押すように構成された調整可能なイヤホーン。
  2. 調整可能なイヤホーンであって、
    第1側部と第2側部を有し、第1側部はクッションに取り付けられるように構成されたハウジングと、
    ハウジングの第1側部から突出し、クッションがハウジングに取り付けられたときに、少なくとも一部が弾力性クッションの開口内に位置するように構成された少なくとも1つの片持ちレバーアームと、
    ハウジングに回転可能に取り付けられ、少なくとも一部がハウジングの第2側部から延び、ネジを含むダイアルと、
    第1部分と第2部分を具えたアクチュエータであって、第2部分はネジを具え、アクチュエータはハウジングにスライド可能に取り付けられて、ダイアルのネジに作動可能に螺合し、ダイアルの第1方向への回転は、剛体であるアクチュエータの第1部分を直進させて、片持ちレバーアームに接触させ、
    アクチュエータの第1部分は、アクチュエータがアームに接するように、片持ちレバーアームを曲げるように構成された調整可能なイヤホーン。
  3. 調整可能なイヤホーンであって、
    ハウジングと、
    ハウジングに隣接し、第1の形状を有する外耳道部と、
    ハウジングに作動可能に結合された調整アセンブリであって、該調整アセンブリは、
    第1の位置と少なくとも第2の位置との間でハウジングに対して移動可能な移動可能部材と、
    移動可能部材を受け入れるように構成された拡張アセンブリと、
    移動可能部材を動かすように構成された制御部材であって、制御部材の作動により、移動可能部材は第1の位置から少なくとも第2の位置へ移動し、
    移動可能部材は、移動可能部材が第2の位置に移動したときに、拡張アセンブリが少なくとも一方向に拡張するように構成され、拡張アセンブリは、拡張アセンブリが拡張したときに、少なくとも第2の形状を有するように外耳道部を押し込むように構成される調整可能なイヤホーン。
  4. 拡張アセンブリは、移動可能部材が第1の位置に動いたときに、少なくとも一方向に引き込むように構成され、外耳道部は拡張アセンブリが引き込まれるときに、第1の形状を有するように構成される、請求項3に記載の調整可能なイヤホーン。
  5. 外耳道部は弾性材から構成される、請求項3に記載の調整可能なイヤホーン。
  6. 制御部材は、回転可能なダイアルを具える、請求項3に記載の調整可能なイヤホーン。
  7. 制御部材は、押圧可能なボタンを具える、請求項3に記載の調整可能なイヤホーン。
  8. 制御部材は、圧搾可能部材を具える、請求項3に記載の調整可能なイヤホーン。
  9. 調整可能なイヤホーンであって、
    ハウジングと、
    ハウジングに隣接し、第1の形状を有する外耳道部と、
    ハウジングに作動可能に結合されて、作動すると外耳道部が少なくとも第2の形状を有するようになる調整アセンブリを具える、調整可能なイヤホーン。
  10. 調整アセンブリは、使用者にアクセス可能な制御部材と、該制御部材に作動可能に結合された拡張アセンブリを具え、制御部材は、拡張アセンブリが作動されたときに、外耳道部が少なくとも第2の形状を有するように、拡張アセンブリを作動させるように構成されている、請求項9に記載の調整可能なイヤホーン。
  11. 更に、内端部と外端部を具え、外耳道部は内端部に隣接し、制御部材は外端部に隣接し、拡張アセンブリは内端部の近傍の外耳道部に結合されたアクチュエータを具える、請求項10に記載の調整可能なイヤホーン。
  12. 拡張アセンブリは、少なくとも1つの折曲可能なアームを具える、請求項10に記載の調整可能なイヤホーン。
  13. 拡張アセンブリは、ロブを有する回転可能なアクチュエータを具える、請求項10に記載の調整可能なイヤホーン。
  14. 拡張アセンブリは、コイル状要素を具える、請求項10に記載の調整可能なイヤホーン。
  15. 調整アセンブリは、ハウジングに作動可能に結合されて、調整アセンブリの作動により、外耳道部が少なくとも第3の形状を有する、請求項9に記載の調整可能なイヤホーン。
  16. 更に、第1端部、第2端部、及び第1端部に位置する電気的コネクタを有するコードを具え、ハウジングはコードの第2端部に位置して、コードは少なくとも一部は軟材料で被覆されている、請求項9に記載の調整可能なイヤホーン。
  17. 軟材料は、布を含む、請求項16に記載の調整可能なイヤホーン。
  18. 更にコードクリップを具え、コードは更にコードの第1端部に隣接した第1部分と、コードの第2端部に隣接した第2部分を具え、第1部分は1つの紐を具え、第2部分は2つの紐を具え、コードクリップは第2部分の2つの紐にスライド可能に連結される、請求項16に記載の調整可能なイヤホーン。
  19. コードクリップは更に、2つの開口を具え、各開口はコードの第2部分の2つの紐の1つを挿入可能に受け入れるように構成されている、請求項18に記載の調整可能なイヤホーン。
  20. コードクリップは更に、コードを挟むように構成されているバネクリップを具える、請求項18に記載の調整可能なイヤホーン。
  21. 調整可能なイヤホーンであって、
    使用者の外耳道に設置されるように作動可能であって、形状を有する外耳道部と、
    外耳道部が使用者の外耳道内に位置したとき、使用者によって外耳道部の形状を調整するための手段を具えている、調整可能なイヤホーン。
  22. 調整可能なイヤーインサートであって、
    使用者の外耳道に挿入されるように構成されて、第1の形状を有する外耳道部と、
    外耳道部内に少なくとも一部が位置した調整アセンブリであって、該調整アセンブリは外耳道部が少なくとも第2の形状を有するように作動可能である、調整可能なイヤーインサート。
  23. 調整アセンブリは、使用者にアクセス可能な制御部材と、該制御部材に作動可能に結合された拡張アセンブリを具え、制御部材は、拡張アセンブリが作動されたときに、外耳道部が少なくとも第2の形状を有するように、拡張アセンブリを作動させるように構成されている、請求項22に記載の調整可能なイヤーインサート。
  24. 更に、第1端部と第2端部を具え、第1端部と第2端部の間にトランスデューサが位置する、請求項22に記載の調整可能なイヤーインサート。
  25. 外耳道部は、調整可能なイヤーインサートが使用者の外耳道に挿入されたときに、可聴音が使用者の鼓膜に達するのを防ぐように構成された、請求項22に記載の調整可能なイヤーインサート。
  26. 調整可能なイヤーインサートであって、
    イヤーチップを具え、使用者の外耳道内に設置されるように構成された内端部と、
    制御機構を有し、外耳道の外側に残るように構成された外端部を具え、制御機能はイヤーチップを広げ又は小型化するのに使用者がアクセス可能である調整可能なイヤーインサート。
  27. 更に、第1端部と第2端部の間に位置するトランスデューサを具えている、請求項26に記載の調整可能なイヤーインサート。
  28. 外耳道部は、調整可能なイヤーインサートが使用者の外耳道に挿入されたときに、可聴音が使用者の鼓膜に達するのを防ぐように構成された、請求項26に記載の調整可能なイヤーインサート。
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