JP2011506177A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 航空機内で４列に配置可能で、座席モード及びベッドモード間で変形する航空機用座席からなり、前記４列のうち２列が中央仕切板に接し、他の２列が機内壁に接する前記航空機用座席の機内における配置方法において、
   前記各航空機用座席は、可動する座席クッションと、使用時に前記中央仕切板又は一方の前記機内壁に対して固定される足載せ台と、可動する背もたれと、前記背もたれの中央から前記座席クッションの中央にかけて延びている座席軸により規定された座席方向と、前記座席クッションの幅の半分が前記座席軸の両側に配置され、前記座席クッションの幅で延長して規定される座席外挿部とを備え、
   前記座席クッション及び前記背もたれが、前記座席モードから前記足載せ台を有する前記ベッドモードに変形可能であり、
   前記各航空機用座席は、回転台を備え、縦列における前記座席方向を変更するための前記回転台上に配置され
   前記各回転台は、１つの回動軸を有し、
   前記各縦列の前記航空機用座席の前記回動軸は、縦列軸を規定し、
   前記各縦列軸は、航空機の中心軸に対して角度をなし、
   前記各回転台は、前記各航空機用座席に対して、前記座席モードの斜め方向及びベッドモードの斜め方向の２方向のみ回動できるように制限し、
   前記座席モードの斜め方向は、前記航空機用座席が前記縦列の前席に対して少なくとも部分的に面し、前記座席外挿部が前記前席と重なり、前記座席軸が前記航空機の中心軸に対して、地上走行時、離陸時及び着陸時におけるシートベルト着用が許可されるような角度に向き、前記縦列における前から２番目以降の前記航空機用座席の方向であり、
   前記ベッドモードの斜め方向は、前記座席モードの方向よりも更に斜めに向き、前記座席外挿部が前記前席と重ならないが前記足載せ台と重なる状態で、前記航空機用座席が前記前席の一側に面し、前記航空機用座席を展開して前記ベッドモードにおける脚部が前記前席の横に位置することにより、前記座席軸が、前記航空機の中心軸に対して前記座席モードより大きな角度をなし、且つ前記中央仕切板又は一方の前記機内壁の方向に対して前記座席モードよりより大きな角度をなす方向である
   ことを特徴とする航空機用座席の機内における配置方法。
2. 前記縦列軸は、前記航空機の中心軸に対して並行である
   ことを特徴とする請求項１記載の航空機用座席の機内における配置方法。
3. 前記座席モードの斜め方向は、前記航空機の中心軸に対してほぼ17.5度である
   ことを特徴とする請求項１又は２記載の航空機用座席の機内における配置方法。
4. 一方向及び他方向間で回動する角度範囲は、ほぼ６度である
   ことを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の航空機用座席の機内における配置方法。
5. 前記各航空機用座席は、前記航空機用座席を前方に伸長させて前記ベッドモードに変形する伸縮機構を備え、前記航空機用座席から離れた固定支持部により前記伸縮機構の末端部が脚載せ台を係合する
   ことを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の航空機用座席の機内における配置方法。