JP2011504589A - 内部応力を測定するためのロゼット歪ゲージ - Google Patents

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Abstract

本発明は、穿孔法に従って工作物の内部応力を測定するためのロゼット歪ゲージであって、0°より大きく180°よりも小さい角度範囲内において、中心マーク2の周囲に半径方向に等間隔に、かつ相異なる方向に少なくとも3つの測定格子3、4、5を有するロゼット歪ゲージに関する。本発明は、これらの少なくとも3つの測定格子3、4、5の各々に、それぞれ同方向に整向された対向する同種の測定格子6、7、8が割り当てられていることを特徴とする。その際、各測定格子3、4、5、6、7、8、16、17から中心マーク2までの半径方向の間隔は等間隔である。さらに本発明では、歪方向の、これらの対向する測定格子3、8;4、7;5、6が、それらの測定値が平均化されるように互いに接続または結合されている。

Description

本発明は、請求項1および10の上位概念に記載の、穿孔法に従って工作物における内部応力を測定するためのロゼット歪ゲージに関する。
所定の工作物または構成部材において、内部応力が存在するかどうか、ならびに、内部応力がどのような大きさおよび方向を有するのかを確認することがしばしば必要とされる。ここでは、内部応力とは、外部からの機械荷重なしに有効であり、しかも、空間的に均質かつ時間的に一定の温度場にさらされる構成部材における応力を意味するものとする。
この種の内部応力を測定するために様々な試験方法が存在し、これらの方法を用いて表面および材料内部における内部応力の状態を求めることができる。深さが数ミリメートルまでの表面近傍領域では、穿孔法が用いられることが多い。この場合、内部応力を決定すべき、構成部材の所定箇所において穴が穿孔される。この穴の直径および穿孔深さは、試料厚さによって決まる。この穿孔によって、材料内に存在する内部応力の一部が解放され、これにより、孔縁部の近傍に測定可能な変形が生じる。
次に、穿孔領域におけるこの変形を測定することによって、作用する内部応力を推定することができる。そのためには、例えば、穿孔の周囲に集められた3つの歪みゲージを施着することによって、3つの相異なった方向のひずみを求めなければならない。しかし、この方法の場合、比較的小さな歪みゲージしか用いることができない。なぜなら、穿孔の直近の周囲でしか、歪み差分と誘発された内部応力成分との間に十分な類似性が成立しないからである。
この種の方法およびその方法に用いられるロゼット歪ゲージが、特許文献1によって公知である。この場合、ロゼット歪ゲージは支持フィルムから成り、この支持フィルム上において、3つの測定格子が、中央の中心点の周囲に0°、45°および90°の角度位置に配置されている。穿孔法に従って内部応力を測定する場合、困難な点は、工作物の穿孔を、貼着されたロゼットの中央部に精確に実施する必要があるということである。なぜなら、孔が中心に設けられていない場合、半径方向に相異なる間隔をおいて配置された歪み測定格子が、距離依存性の歪みを検出してしまい、これが測定誤差につながるからである。従って、ロゼット歪ゲージは、その中心点が精確に中心に配置されてプリント基板に貼着される。その際、プリント基板の中央にセンタリングブッシュがろう接されている。その際、センタリングブッシュには中心孔が設けられており、この孔にセンタリングピンが嵌め込まれる。次に、ロゼット歪ゲージは、試験されるべき工作物上に貼着される。
次に、孔を精確に設けるために、ドリルガイドを具備するU字形の金属ホルダから成る特殊な穿孔装置が、ロゼット歪ゲージの上方に配置されて、センタリングブッシュに挿入されるセンタリングピンによって精確にロゼット歪ゲージの中央に載置される。中心合わせした後、センタリングピンは穿孔装置から取り外され、穿孔機のシャフトが穿孔装置に挿入されることで、工作物において、貼着された測定格子間に非常に精確な中心孔を設けることができる。その際に穿孔工程中に誘発された歪みは、次に歪みゲージ格子によって電気信号に変換され、これらの信号から内部応力を算定することができる。穿孔の直近の周囲でしか、歪み差分と誘発された内部応力成分との間に十分な類似性が成立しないので、穿孔の周囲に集められた歪みゲージは、比較的小さなものでなければならない。従って、この種のロゼット歪ゲージは、直径がわずか約10〜15mmであることが多く、その結果、わずかな偏心が比較的大きな測定誤差を引き起こす恐れがある。従って、前述の非常に高コストの穿孔装置を用いても、必要とされる0.02mmという最大許容偏心を実現できないことが多い。
独国特許出願公開第2558768号明細書
従って、本発明の根底をなす課題は、穿孔法に従って工作物の内部応力を測定するための測定方法およびそれに用いられるロゼット歪ゲージを、非常に高い測定精度が達成可能であるように、かつ、これが可能な限りわずかな測定技術コストで実現可能であるように改善することである。
この課題は、請求項1および10に記載の本発明によって解決される。本発明の別形態と有利な実施例とは、従属請求項に記載されている。
本発明が有する利点は、共通の測定方向の、半径方向に対向して配置された測定格子によって、わずかな偏心による測定誤差を大幅に補償できるという点である。このためには、対向する測定格子ペアの測定信号を得るだけでよく、これにより、穿孔の偏心による測定誤差が、有利には、最大20倍改善される。
本発明がさらに有する利点は、測定方向の、2つの対向する測定格子を具備するこの種のロゼットの場合、その平均値を、簡単な直列回路または並列回路あるいは簡単な演算手段を用いて求めることができ、これにより、そのための測定技術上または設備上のコストは言うに値するほど大きくはならないという点である。
本発明が有するまた別の利点は、同種のロゼット歪ゲージ上において測定格子を2倍にしさえすれば、容易に測定精度を何倍も改善でき、しかもその際、孔を中心に設けるためのコストを増大させる必要はないという点である。この場合、同種のロゼット構成において測定格子を倍化するための追加コストは、測定格子が、その数が倍化される点を除いて同様である支持フィルム上において共通のエッチング工程によって完全自動で製造されるので、比較的わずかで済む。従って、このように低コストで製造されたロゼット歪ゲージを用いても、有利には、測定精度を向上させることができ、しかも、センタリング精度に関するコストは低減される。
本発明について、図面に示された実施例を参照しながらさらに詳細に説明する。
6個型測定格子ロゼット型穿孔体(Sechs−Messgitter−Bohrlochrosette)を示す。 6個型測定格子ロゼット型穿孔体用の結線フィルムを示す。 8個型測定格子ロゼット型穿孔体を示す。
図1には、ロゼット型穿孔体であるロゼット歪ゲージ1が示されており、このロゼットでは、穿孔中心2の周囲において、半径方向に等間隔に3つの同種の測定格子3、4、5が45°の角距離で配置されている。これらの測定格子には、それぞれ割り当てられた同種の測定格子6、7、8が、穿孔中心2に対して対称に対向する。
その際、ロゼット歪ゲージ1はプラスチック支持層9から成り、このプラスチック支持層に6つの従来の蛇行状の測定格子3、4、5、6、7、8が施着されている。この場合、全ての測定格子3、4、5、6、7、8は、中央の穿孔マーク2の周囲に同軸状に配置されている。その際、左側の3つの測定格子3、4、5または右側の3つの測定格子6、7、8は、通常の3個型格子ロゼット型穿孔体と同じように穿孔マーク2の周囲に備えられており、各測定格子3、4、5、6、7、8から穿孔マーク2までの半径方向の各間隔は等しい。その際、左側の3つの測定格子3、4、5は、0°から90°までの間で3つの相異なる方向に整向されている。測定格子3、4、5の間には、それぞれ45°という等角度が設けられており、これにより、左側の3つの測定格子3、4、5は90°の角度範囲をカバーする。
工作物または構成部材の内部応力は、工作物に作用する内力または外力によって生じる可能性がある。これらの力によって引き起こされた変形は、長手方向および横方向の変位を特徴とする。工作物の内力に相当するのは、単位面積当たりの3つの応力である。応力状態は、単軸、2軸または3軸の可能性があり、その際、変形状態は常に3軸である。従って、主歪み方向が未知である限り、変形状態を検出できるように、相異なる方向に整向された3つの測定格子3、4、5を備える必要がある。検出された歪み変化から演算によって内部応力を推定することができるので、基本的に、測定格子3、4、5のそれぞれの向きは重要ではなく、従って、0°、90°および135°、または0°、60°および120°という配置も存在する。ただし、3つの測定格子3、4、5は、常に相異なる方向に整向されていなければならず、従って、これまで、ロゼットの2つの測定格子3、4、5間に180°という角度のずれが見られることはなかった。
例えば、1つの主応力方向の内部応力が分かっているというような特殊な場合には、例外的に、穿孔の周囲に相異なる方向に整向されたただ2つの測定格子を用いることでも内部応力測定を実施することができるであろう。しかし、現実的にはこういったことは重要ではないので、従来のロゼット型穿孔体は少なくとも3つの測定格子を有し、測定格子の角距離は常に<180°である。従って、図示した6個型測定格子ロゼット型穿孔体1を用いて、0°、45°および90°という3つの主歪み方向について歪みが検出される。この検出は、左側の3つの測定格子3、4、5によっても、また、鏡面対称に対向していて、従って穿孔中心点と、割り当てられた対向する測定格子とに対して等距離を有する右側の3つの測定格子6、7、8によっても同様に行われる。6つの全ての測定格子3、4、5、6、7、8は同じように構成されているので、それぞれ180°で対向する測定格子ペア3、8;4、7;5、6は、同じ主歪み方向に整向されているために、穿孔工程中、基本的に同じ歪みを検出するはずである。
そこで、本発明ではこの事実を利用することで、穿孔配置が偏心することによる不可避の穿孔公差および従ってまた測定精度を修正することができる。なぜなら、現在求められている測定精度の場合、一部では、0.02mmという最大許容偏心しか容認されておらず、この最大許容偏心は、従来の穿孔センタリング法では、大きな測定技術コストをかけることでしか実現できない。また、センターポンチ作業などの機械式の穿孔センタリングも、検出されるべき内部応力に影響を及ぼすので許容されておらず、その結果、実際には大抵の場合、>0.02mmの偏心しか実現できない。
従って、本発明は、少なくとも、検出されるべき各々の主歪み方向について、180°で対向する2つの同種の測定格子3、8;4、7;5、6をロゼット歪ゲージ上に設けて、穿孔の偏心によるその偏差を平均値形成によって大幅に補償できることを提案する。しかしその際、これによって引き起こされる誤差を最小限にするために、主歪み方向の、収集された歪み測定値を平均化することが必要である。これは、確かに完全に成功するわけではない。なぜなら、算定可能な内部応力は、穿孔までの間隔に比例しては走らず、従って、残留誤差が残るからである。しかし、実際の試験では、例えば最大可能な偏心精度が0.02mmの場合、測定精度が20倍改善されることが明らかになった。コストを削減して、簡単な穿孔センタリング法を用いた場合、例えば0.1mmという偏心がまだ実現可能であった。このような偏心では、本発明に係るロゼット型穿孔体1の場合、3つの同等の測定格子しか有していない簡単なロゼット型穿孔体の可能最大許容偏心に比べて、測定精度が8倍改善されることが明らかにされた。
180°で対向して配置された2つの測定格子のペア3、8;4、7;5、6について適宜平均値を形成するために、本発明は、3つの異なる方法を提案する。平均値形成は、それぞれ対向し、かつ割り当てられた2つの測定格子3、8;4、7;5、6を直列接続することによって実現できるのが好ましい。図2には、この種の個別の結線フィルム18が示されている。この場合、結線フィルム18は、ロゼット歪ゲージの、接続点11に至るまで導出された接続導電路10を具備し、これらの接続導電路は、例えば銅線12を介して互いに接続される。その際、結線フィルム18は、既に固定的に配線された導電路ブリッジ13を含み、これらの導電路ブリッジによって、主歪み方向の、180°で対向して配置された測定格子ペア3、8;4、7;5、6が直列に接続される。このとき、出力側には、3つの測定格子を具備する従来のロゼット型穿孔体の場合と同じように、6つの測定導電点14しか存在しない。
しかしまた、6つの測定格子3、4、5、6、7、8は、従来の方式で6個型測定格子ロゼット型穿孔体1の12個の接続点11を用いて直列に接続することもでき、これにより、出力信号としてそれぞれ歪み方向の平均値を得ることができる。
しかし、この種の固定的な結線は、直接、ロゼット型穿孔体1の支持フィルム9上に設けることもできるであろう。だが、この場合、導電路10が交差することになるので、この方式は、ロゼット型穿孔体1を積層構成にすることによってのみ可能である。
また、中間値形成を、歪み方向の、180°で対向して配置されて割り当てられた測定格子ペア3、8;4、7;5、6を並列接続することによっても実現することができるであろう。各測定格子3、4、5、6、7、8の測定信号は、しばしば増幅後にアナログデジタル変換器に供給されるので、中間値は、後に、簡単な演算回路を用いて計算によって得ることもできる。このとき、偏心がかなり大きい場合には、さらに補正係数を準備することも可能であり、この補正係数によって穿孔偏差に関する非線形性が補償される。
図3には、ロゼット歪ゲージのまた別の実施態様が、8個型測定格子ロゼット型穿孔体として示されている。この実施態様が6個型測定格子ロゼット型穿孔体1と異なっているのは、同種の測定格子16、17のペアが増えている点のみであり、この測定格子を用いることで、検出可能な工作物の歪み方向が増加する。その際、この追加的な測定格子16、17は、隣接する測定格子ペアに対して45°という角距離で配置されている。これにより、6個型測定格子ロゼット型穿孔体1の場合なら格子のない方向に生じたはずの偏心が存在する際に精度が改善されるのが好ましい。さらに、特に、主歪み方向が、測定格子をこれまで備えていなかった方向に延びている場合、単に評価可能な測定信号を増大することによっても測定精度は向上する。さらにまた、穿孔近傍に密に測定格子を配置することを支持層9上のスペース事情が許す限り、これよりも多くの測定格子ペアを具備するロゼット型穿孔体を実現することも可能である。なぜなら、上述の実施例の場合、両ロゼット型穿孔体1、15が有する直径あるいはエッジ長さは、好ましくは12mmであるにすぎないからである。従って、測定格子数が8個超に増やされるのは、穿孔直径がさらに大きい場合のみであるのが好ましい。なぜなら、穿孔法の場合、穿孔直径およびその穿孔深さは、まず第1に分析深さによって決まり、従って、穿孔直径は、必ずしも小さければ十分というわけではないからである。

Claims (10)

  1. 穿孔法に従って工作物の内部応力を測定するためのロゼット歪ゲージであって、0°より大きく180°よりも小さい角度範囲内において、中心マーク2の周囲に半径方向に等間隔に、かつ相異なる方向に少なくとも3つの測定格子3、4、5を有するロゼット歪ゲージにおいて、
    これらの少なくとも3つの測定格子3、4、5の各々に、それぞれ同方向に整向された対向する同種の測定格子6、7、8が割り当てられており、この測定格子から中心マーク2までの半径方向の間隔が、対向する測定格子の場合と同じ間隔であって、その際、歪み方向の、これらの対向する測定格子3、8;4、7;5、6が、それらの測定値が平均化されるように互いに接続または結合されていることを特徴とするロゼット歪ゲージ。
  2. 前記ロゼット歪ゲージが、6個型測定格子ロゼット型穿孔体1として構成されており、そこでは3つの同種の測定格子3、4、5が、中心マークである穿孔マーク2の周囲に45°の間隔で半径方向に配置されており、これらの測定格子に、さらに3つの同種の測定格子6、7、8がそれぞれ180°で対向して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のロゼット歪ゲージ。
  3. 前記ロゼット歪ゲージが、8個型測定格子ロゼット型穿孔体1として構成されており、そこでは4つの同種の測定格子3、4、5、16が、中心マークである穿孔マーク2の周囲に45°の間隔で半径方向に配置されており、これらの測定格子に、さらに4つの同種の測定格子6、7、8、17がそれぞれ180°で対向して共通の支持フィルム9上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のロゼット歪ゲージ。
  4. 前記測定格子3、4、5、6、7、8、16、17が、共通の円形または角形の支持フィルム9上に設けられており、各測定格子が、2つの導出された接続点11またはろう接点を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のロゼット歪ゲージ。
  5. 前記測定格子3、4、5、6、7、8、16、17が、少なくとも12本の接続導電路10によって、支持フィルム9の長手側の少なくとも12個の接続点11に至るまで導出されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のロゼット歪ゲージ。
  6. ペアとして対向する前記測定格子3、8;4、7;5、6;16、17が平均値形成のために直列または並列に接続されるように、前記接続導電路10が、結線フィルム18としての共通の、または個別の支持フィルム9上において、導通または結線されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のロゼット歪ゲージ。
  7. 前記測定格子3、4、5、6、7、8、16、17の結線が、導電路ブリッジ13によって、または交差するように積層された導電路によって施されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のロゼット歪ゲージ。
  8. 請求項1〜7のいずれか一つに記載のロゼット歪ゲージ1、15を用いて穿孔法に従って工作物内の内部応力を測定するための測定機構において、
    前記ロゼット歪ゲージ1、15が、備えられた演算回路に接続されており、この演算回路が、それぞれ180°で対向する測定格子ペア3、8;4、7;5、6;16、17の歪み測定値から、その平均値を算定することを特徴とする測定機構。
  9. ロゼット歪ゲージ1、15を用いて内部応力を測定するために、このロゼット歪ゲージの接続点11が個別の結線フィルム18に接続されており、その際、この結線フィルム18が導電路10を有していて、これらの導電路が、前記対向する測定格子ペア3、8;4、7;5、6;16、17を直列接続または並列接続するための導電路ブリッジ13を具備すること、および、これらの導電路が、6個または8個の測定導電点14に至るまで導出されていることを特徴とする請求項8に記載の測定機構。
  10. 請求項1〜7に記載のロゼット歪ゲージのいずれか一つを用いて穿孔法に従って工作物の内部応力を測定するための方法であって、このロゼット歪ゲージの測定導電点14または接続点11が、評価装置の電子演算回路に接続されており、この電子演算回路が、中心穿孔マーク2における工作物の穿孔後、その際収集された歪み測定値から、公知の演算アルゴリズムに従って内部応力を算定する方法において、
    事前に、前記対向する測定格子3、8;4、7;5、6;16、17の測定値からその平均値が算定され、この平均値が内部応力を算出するための歪み測定値として用いられることを特徴とする方法。
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