JP2011504230A - 三角法を用いた物体の光学的測定方法 - Google Patents

三角法を用いた物体の光学的測定方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、三角法を用いて光学記録装置(1)によって物体を測定する方法に関する。第1のシャッター手段(3.1)によって第1のパターン(11.1)が生成され、記録対象物体(8)に第1の投影ビーム(7.1)として投影される。少なくとも1つの別のシャッター手段(3.1〜3.4)によって別のパターン(11.2〜11.4)が生成され、記録対象物体(8)に別の投影ビーム(7.2〜7.4)として投影される。第1のパターン(11.1)と別のパターン(11.2〜11.4)は物体(8)から観察ビーム(13.1〜13.4)として反射され、物体の3Dデータセット(21)を得るために少なくとも1つの記録手段(6、6.1、6.2)によって記録される。投影された第1のパts−ン(11.1)と別のパターン(11.2〜11.4)は少なくとも1回の三角法記録(20、53、54)で少なくとも1つの記録手段(6、6.1、6.2)を用いて同時に記録される。

Description

本発明は、物体の三次元形状を光学的に測定する方法に関し、特に歯科医療目的での測定プロセス中に、カメラと物体とが相対移動する場合の3D(三次元)測定の課題に取り組むものである。
患者の口腔内の1本又は複数本の歯の光学的3D測定によって、従来の歯科印象材を使用せずに義歯をコンピュータ制御で加工するためのディジタル構造データが得られる。
この測定には、三角法の原理に基づく測定方法が用いられることが多い。欧州特許第0 160 797号明細書から、記録ごとにそれぞれ互い違いに配置されたグリッドを有する複数の記録から3Dデータセットが得られる位相シフト三角法(位相シフト法)が公知である。
公知の三角法では、投影装置から個々の直線的な光跡が記録対象物体に投影され、投影された画像は観察装置内にある視差角でカメラによって記録されることで記録が得られる。
物体の表面構造によっては、光跡はもはや直線的には現れず、直線的な進路に対して歪んだり偏移したりする。光跡の位置と進路から記録対象物体の表面構造を推測することができる。
光跡が光跡の延びる方向と垂直な方向に移動することによって、記録対象物体全体を走査することができるので、記録がなされる。記録によって得られた記録対象物体の高さ情報はコンピュータのメモリ内の二次元グリッドに記録されることができ、この高さ情報は、基準面としての基面上の記録対象物体の表面の高さ情報に対応する。測定プロセス後、記録対象物体の三次元ディジタルデータモデルが得られ、これを例えばビデオ静止画像としてモニタに表示することができる。
国際公開第2004/085956 A2号パンフレットの文献から、記録Pi中に記録対象物体の表面構造が完全に測定されるように前述の測定方法を改良した、記録対象物体の三次元画像の作成方法が公知である。
光跡は例えば、記録期間中にレーザー光線が急速に移動することによって発生可能である。すなわち、光跡は本来、光点から構成されている。したがって、記録Pi中にレーザーの点状の光線が、光ストリップの少なくとも一部が互いにほぼ平行に、すなわち方向R1に進行する二次元の光ストリップパターンに沿って、記録対象物体を越えて誘導される。その際、光ストリップの間には空隙が設けられる。
記録中には基本的に、複数の離間した平行の光ストリップ片、又は光痕に沿った記録対象物体の高さ情報が収集される。
それによって記録後に既に、作成される3Dデータセットの二次元グリッドの離間した第1の群の複数の行内の記録対象物体の高さ情報が得られる。
WO第2004/085956 A2号パンフレットから公知であるような、それぞれの記録中に、記録ごとに1本の光痕、又は記録ごとに複数本の離間した光痕を有する準静止ストリップ投影の前記の両方の方法では、個々の記録で得られた別個の高さ情報は、取得された記録対象物体の3Dデータ全体を書き込み、又は格納する全フィールドにまとめられる。
三角法を用いた上記の測定方法には、個々の記録が時間的に連続する順序で記録され、次いで少なくとも2つの記録から全体の記録が合成されるため、個々の記録間の物体に対する記録装置のブレによって画像アーチファクトが生ずることがあるという欠点がある。したがって記録装置は記録セットの記録中に物体に対する位置を不変に保たなければならず、次のセットを記録するための次のステップで初めて位置を変えることができる。したがって、短期間に物体の複数の完全な記録が記録される物体の高速移動測定(オンザフライ測定)は不可能である。
国際公開第2004/085956 A2号パンフレット
したがって、そこから生ずる課題は、特に歯科医療の目的で三角法を用いてフライオーバー測定が可能な物体の光学的測定方法を提供することである。
この課題は、以下に記載する本発明の特徴によって解決される。
本発明により、光学記録装置を使用した三角法を用いて物体の三次元形状を光学的に測定する方法が提供される。記録装置は少なくとも1つの光源と、構造化されたパターンを生成するための少なくとも1つのシャッター手段と、少なくとも1つの記録手段とを含んでいる。第1のシャッター手段を使用して第1のパターンが生成され、記録対象物体に第1の投影ビームが投影され、少なくとも1つの別のシャッター手段を使用して別のパターンが生成され、記録対象物体に別の投影ビームとして投影され、物体の第1のパターンと第2のパターンとが観察ビームとして反射され、物体の3Dデータセットを取得するための少なくとも1つの記録手段によって記録される。少なくとも1回の三角法による記録で投影された第1のパターン、及び更に別のパターンは、少なくとも1つの記録手段を使用して同時に記録される。
本発明で用いられる三角法は以下の基本原理に基づくものである。
物体の特定の測定点は投影ビームの方向から照明され、別の方向からの観察ビームとしてセンサによって記録される。
その際、光源とセンサとを結ぶ基底長さと、投影ビーム及び観察ビームとの間の両方の角度が得られる。基底長さを知ることで、光源とセンサとを含む記録装置の座標系に対する測定点の座標を特定することができる。
本発明は、好ましくはストリップ投影法を用い、平行のストリップからなるパターンが物体に投影され、それによって複数の測定点を同時に測定することができる。
測定点の座標を特定するには、測定点にセンサ上の画像座標を割り当てる投影座標が判明していなければならない。したがって、測定点をそれぞれのストリップに割り当てられなければならない。
この割り当ては、センサ上の一連の輝度値を評価することによってストリップの数を計数して、それぞれのストリップ数を特定することによって行うことができる。
この割り当ては、各ストリップがストリップの数を表す輝度値の2進数列を含むことで、2進コード法(例えばグレイコード)によっても行うことができる。この2進コードを評価する際に、それぞれのストリップ数を特定することができる。
投影座標を割り当てる際のより高い精度は、いわゆる位相シフト法(フェーズシフト法)によって達成可能であり、位相シフト法の場合、物体の3Dデータは互いに位相シフトされた少なくとも4つの個別記録を評価することによって作成可能である。個々のストリップの輝度値は、位相が個々の三角法記録のパターン内で異なる正弦波形状を有している。したがって、各測定点には個々の三角法記録からの少なくとも4つの輝度値が生じ、そこから数学的方法によってこの測定点の位相状態を計算することができ、次いでこの位相状態からストリップに対して垂直な座標軸上の測定点の位置を特定することができる。
したがって、計数及び2進コード法による割り当ての利点は、パターンによって照射される測定領域の3Dデータを各々の個々の三角法記録の後に即座に作成できることにある。
位相シフト法の利点は、計数法又は2進コード法とは異なり、測定点が特定のストリップに、ひいては離散座標に割り当てられるのではなく、2つのストリップ間にあってもよい測定点の非離散座標が特定されることにある。したがって、それによってより高い測定精度が達成される。
パターンは個々のストリップから、又は平行な複数のストリップから構成できる。
光学的記録装置は歯科用カメラ又はその他の光学的な構造の装置でよい。
記録装置は、従来の照明手段、カラーLED、ホワイトLED又はレーザーであってよい少なくとも1つの光源を含むことができる。三角法向けには、単色光も多色光も適している。個々のパターン用の光源は、共通の三角法記録で互いに分離できるように波長が異なっているものでよい。
記録装置は、構造化されたパターンを生成するための複数のシャッター手段を含むことができ、各々のシャッター手段が1つのパターンを生成可能である。シャッター手段は、構造化されたスリットを備える光グリッドであってよい。構造化されたスリットは互いに平行なストリップであってよい。
記録対象の物体は任意の三次元物体であってよく、本発明の方法は特に歯の記録に適している。
光源の光はシャッター手段を照射し、その結果、投影ビームとして物体に投影される構造化されたパターンが生成される。投影されるパターンの光は次いで物体から観察ビームとして反射され、少なくとも1つの記録手段によって少なくとも一回の三角法記録で別のパターンと同時に記録される。記録手段は光センサ、特にCCDセンサであってよい。投影されるパターンは様々な観察方向から複数回の三角法記録で記録可能である。
三角法記録から得られる様々なパターンは互いに別個に分析され、パターンから得られた3Dデータが作成され、次いでパターンの個々の3Dデータから物体の3Dデータセットが構成される。
本発明の利点は、物体に投影された個々のパターンを同時に記録できることにある。従来の方法では、個々のパターンは個別の記録で時間順に順次記録される。そのため、記録装置は記録毎にぶれ、ひいては物体に対する記録装置の位置が変化することがある。その場合、このぶれ誤差は引き続き高価なコンピュータ援用方法によって補正可能である。しかし、本発明の方法では、パターンを同時に記録するためぶれの危険は生じない。
本発明の方法の更なる利点は、高速移動測定(オンザフライ測定)が可能になることにある。従来の方法では、パターンをずらした時間的に前後する一セットの三角法記録で特定の領域を走査可能であり、その際に一セットの記録中の物体に対する記録装置の位置が変化しないように保たなければならない。次のステップで初めて、新たな一セットの三角法記録で新たな測定領域を記録することができる。これに対して本発明の方法では、一セットのパターンが同時に記録され、したがって測定領域が同時に測定される。次のステップで、記録装置が物体に対して移動され、所定の時間間隔を置いて隣接する測定領域が同時に記録される。このようにして、一連の三角法記録がオンザフライ測定で実行され、コンピュータ援用方法を用いてこの三角法記録を物体全体の3D画像に合成することができる。
有利には、第1のパターンと更に別のパターンとを共通の投影方向で投影ビームとして物体に投影することができる。
パターンは複数のシャッター手段によって生成可能であり、投影ビームは、パターンが共通の投影方向に沿って物体に投影されるように偏光される。それによって、記録装置をよりコンパクトに構成することができ、物体の測定領域を共通の作用方向から隙間なく捉えることができる。
有利には、パターンの観察ビームを少なくとも2つの観察方向から記録することができ、第1の観察方向は別の観察方向に対してある角度だけ変位される。
それによって、投影されたパターンを複数の観察方向から同時に捉えることができる。観察方向の間の角度は有利には20°から90°である。三角法記録の機能にとって、パターンのストリップは、投影方向と観察方向との間に拡がる三角法測定平面に対して少なくとも10°の角度を有する必要があることに留意されたい。
有利には、パターンの観察ビームを、複数の個々の三角法記録で複数の記録手段を用いて異なる観察方向から記録することができる。
したがって、同時に投影されるパターンは、互いに離れた少なくとも2つの記録手段によって少なくとも2回の三角法記録で捉えることができる。異なる観察方向からのこれらの三角法記録を合成することによって、より高い測定精度を達成でき、特に物体の凹面と凸面に測定領域を完全に捉えることができる。
有利には、パターンの投影ビームは少なくとも2つの異なる投影方向から物体に投影されることができる。その際、パターンの投影ビームは単一の観察方向から記録され、第1の投影方向は別の投影方向に対して角度をなして変位されている。
それによって、パターンは異なる投影方向から同時に物体に投影されるので、物体のパターンは異なる方向から捉えられ、したがって物体の完全な画像が生成される。その上、異なるパターンの投影ビームを共通の投影方向に偏光させなくてもよい。
有利には、個々のパターンを互いに区別し、識別するために少なくとも1回の三角法記録でコード化することができる。
それによって、1つの観察方向からの記録手段、又は異なる観察方向からの複数の記録手段による三角法記録での個々のパターンを識別することができ、互いに別個に分析することができる。
有利には、第1のパターンが第1の波長を有し、別のパターンがそれとは異なる波長を有することで個々のパターンをカラーコード化することができ、記録手段として、その測定領域がパターンの波長をカバーする少なくとも1つのカラーセンサが存在し、カラーが異なるパターンを別個に分析することが可能になる。
それによって、異なるパターンを少なくとも1つのカラーセンサで同時に記録することができ、その波長を用いて別個に分析するために互いに区別することができる。パターンの光は波長が異なる光源から照射することができる。その際、パターンの光は異なる波長を有する単色光と、異なるスペクトルを有する多色光であることができる。
有利には、個々のパターンは2進グレイコードを備えることができ、このグレイコードを用いて少なくとも1回の三角法記録の個々のパターンを識別することができる。
それによって、共通の三角法記録で異なるパターンを識別し、互いに別個に分析することができる。2進グレイコードは2進輝度値を含み、そらからパターン数をデコードすることができる。
有利には、パターンの投影ビームを少なくとも2つの投影方向から物体に投影することができ、パターンの観察ビームを少なくとも2つの異なる観察方向から記録することができる。
それによって、複数の投影方向からのパターンが物体に投影され、物体の測定領域は複数の観察方向から記録される。それによって、様々な観察方向から複数の三角法記録が作成され、完全な3Dモデルを得るために重複されることができる。
有利には、第1のパターンの第1の投影方向は別のパターンの別の投影方向に対して10°以上の角度をなすことができる。
それによって、投影方向は少なくとも10°異なるので、パターンを生成するために光源とシャッター手段とを並置することができる。
有利には、第1の観察方向は別の観察方向に対して10°以上の角度を有することができる。
それによって、CCDセンサなどの記録手段を観察方向で並置することができる。
少なくとも1回の三角法記録の評価は、おそらくは三角法に基づくストリップ投影法によって行うことができる。
ストリップ投影法では、パターンは平行な複数のストリップから形成され、ストリップは好ましくは三角法の測定平面に対した垂直に向いている。測定点の座標は上記の方法を用いてストリップの計数、2進コード法、又は位相シフト法によって確定することができる。
有利には、三角法を補足して、物体の写真測定法の原理に基づいて異なる観察方向から別の補助記録を記録し、三角法記録の評価時に考慮に入れることができる。
写真測定法とは、異なる方向からの物体の写真撮影からその空間位置とその三次元形状とを特定するための一群の測定方法のことである。通常は、写真撮影用の高解像度のディジタルカメラが使用される。写真測定法はコンピュータを援用した方法であり、個々の写真撮影からパターン認識によって、又、中心投影によって物点の3D座標が確定される。したがって補助記録は、異なる方向から記録され、写真測定法を用いて補足的な物体の写真測定法による3Dデータセットが作成される。写真測定法による3Dデータセットは、測定精度を高めるために、三角法により作成された第1の3Dデータセットと重複される。
有利には、ストリップ投影の原理による三角法記録の評価も、写真測定の原理による評価も評価ユニットによって行うことができる。
ストリップ投影の原理による三角法記録の評価、並びに写真測定の原理による補助記録はコンピュータなどの評価手段によって行うことができる。
有利には、記録手段はCCDセンサであってよい。
有利には、評価ユニットはここの三角法記録でそれぞれ捉えられた物体領域の3Dデータを作成し、この3Dデータを物体全体の3Dデータセットに合成することができる。
評価ユニットはコンピュータであってよい。光学的記録装置の測定構造が知られており、特に投影方向及び観察方向、並びに記録手段と光源との間の空間的な基底長さが判明しているので、三角法を用いてパターンの投影から得られる3Dデータを評価ユニットを用いて算出することができる。個々のパターンの投影方向と観察方向との間の角度を利用して、3Dデータを共通の3Dデータセットに合成することができる。
有利には、物体全体の3Dデータセットを3Dモデルとして図形表示する表示ユニットを備えることができる。
表示ユニットは、3Dデータセット全体を三次元モデルとして表示できるコンピュータモニタであってよい。
有利には、ストリップ投影法を用いると複数の平行なストリップから個々のパターンを形成することができる。
有利には、異なる観察方向からの少なくとも2つの三角法記録を分析することができ、一致する領域を利用して三角法記録が重複される。一致する領域を発見するための分析方法として、ICP法又はトポロジー適合法が用いられる。
物体から投影されたパターンは、異なる観察方向からCCDセンサなどの離間した記録手段で記録される。記録手段の相互の、及びその観察方向との相対位置は判明しているので、そこから三角法記録間の位置関係が計算され、これらの三角法記録を物体全体の3Dデータセットに合成することができる。
その代替として、様々な三角法記録でパターンの一致領域を特定し、この一致領域に基づいて三角法記録を重複させることができる。分析方法としてICP法又はトポロジー適合法がある。
いわゆるICP法(反復最近傍点)が3Dデータを少なくとも部分領域で類似する形状と位置合わせするために用いられる。
トポロジー適合法は、様々なトポロジーを比較するためにMRG(多重解像度レーブグラフ)が使用される画像処理方法である。MRGは、類似した3Dデータセット用の探索基準として特に適している。この方法によれば位置の変化及び回転を算定しなくてもよいので、類似性の算定が迅速かつ効率的に行われる。
有利には、3Dデータはもっぱらそれぞれの三角法記録のパターン分析によって作成することができ、その際、個々のストリップはストリップの計数によって、又は2進コード法によって識別される。
ストリップ投影法では、三角法記録での測定点の座標が特定されなければならない。そのため、測定点にはこの測定点を捉えたそれぞれのストリップが割り当てられる。この割り当ては、一連の輝度値がセンサで評価され、それによってそれぞれのストリップの数が特定されることにより、上記のストリップの計数によって行うことができる。
この割り当ては、各ストリップがストリップ数を表す輝度値の2進数列を含むことにより、上記の2進コード法(例えばグレイコード)によっても行うことができる。この2進コードを評価する際に、次いでそれぞれのストリップ数を特定することができる。
有利には、個々の三角法記録の3Dデータを少なくとも1回の三角法記録で位相が異なる少なくとも4つのパターンの分析によって作成することができ、その際に、測定点の座標を確定するために位相シフト法が用いられる。
上記の位相シフト法(Phase−Shift−Verfahren)は、投影座標を割り当てる際に高い精度を達成する。位相シフト法では、物体の3Dデータは、位相シフトされた個々のパターンの少なくとも4つの個々の記録を評価した後で初めて作成される。位相シフトされたパターンは同時に物体に投影され、少なくとも1回の三角法記録で記録される。引き続き、個々のパターンが別個に分析される。評価ユニットによって測定点の
位相状態が、次いでその座標が特定される。
有利には、物体に投影される少なくとも2つのパターンを同時に投影するための投影手段を利用できる。
この投影手段は、パターンを生成するためのシャッター手段、及び投影方向を変更するための偏光手段であってよい。
有利には、第1のステップで少なくとも1回の三角法記録で少なくとも1つの記録手段を使用して第1群のパターンを同時に記録し、次のステップで所定の時間間隔の後、少なくとも1回の別の三角法記録で別の記録手段を使用して別のパターン群を同時に記録することができ、その際、前記時間間隔の間に記録装置の位置が記録対象物体に対して変更される。
したがって、高速移動測定(オンザフライ測定)が実施される。第1群のパターンは第1の三角法記録で同時に記録され、記録装置は物体に対して移動され、別の群のパターンが別の三角法記録で同時に記録される。したがって、所定の時間間隔を置いた時間順の三角法記録が異なる方向から記録される。
有利には、第1のパターン群から第1の三角法記録で物体の第1の3Dデータセットを得ることができ、別のパターン群から別の三角法記録で物体の別の3Dデータセットを得ることができる。引き続き、第1の3Dデータセットと別の3Dデータセットとが物体の共通の3D画像として合成される。
本発明の実施例を図面で説明する。
投影装置と観察装置を有する測定用記録装置としての歯科口腔内カメラを含む本発明の方法を示す図である。 2つのパターンの共通の投影装置と観察装置とを有する図1の記録装置の概略側面図である。 2つのパターンの共通の投影装置と観察装置とを有する図1の記録装置の概略平面図である。 異なる2つの投影装置と観察装置とを有する概略平面図である。 投影装置と異なる2つの観察装置とを有する概略平面図である。 2つの投影装置と2つの観察装置とを有する概略平面図である。 一致する領域を利用して三角法記録の重複を示すための、異なる2つの観察装置を使用した場合の物体に投影されたパターンの概略図である。 異なる方向から見た三角法記録によるオンザフライ測定を示す図である。
図1は本発明の方法を示している。記録装置1として、4つの光源2.1、2.2、2.3、2.4と、4つのシャッター手段3.1、3.2、3.3、3.4と、4つの偏光手段4.1、4.2、4.3、4.4と、ミラー5と、記録手段としてのCCDセンサ6とを備える口腔内歯科カメラが使用される。光源2.1、2.2、2.3、2.4は投影ビーム7.1、7.2、7.3、7.4を放射し、これらの投影ビームはグリッド3.1、3.2、3.3、3.4として形成されたシャッター手段を通過して照射し、偏光手段4.1、4.2、4.3、4.4でミラー5へと偏光され、ミラー5から記録対象物体8、すなわち歯の表面に偏光される。その際、偏光手段4.2、4.3、4.4は投影ビーム7.2、7.3、7.4を完全に偏光し、その際、偏光手段4.1は半透明であり、投影ビーム7.1を透過し、偏光された投影ビーム7.2、7.3、7.4を部分的にミラー5に偏光する。光グリッド3.1、3.2、3.3、3.4として形成されたシャッター手段は三角法測定面9に対して垂直に配置されたスリット10.1、10.2、10.3、10.4を具備しているので、グリッド3.1、3.2、3.3、3.4を通過する際に構造化されたパターン11.1、11.2、11.3、11.4が生成され、物体8に投影される。パターン11.1、11.2、11.3、11.4は互いに平行に配置されたストリップ12.1、12.2、12.3、12.4から構成される。明解にするため、第1のパターン11.1の平行なストリップ12.1は細線なしで示され、第2のパターン11.2の平行なストリップ12.2は単純な細線を付して示され、第3のパターン11.3の平行なストリップ12.3は交差する細線を付して示され、第4のパターン11.4の平行なストリップ12.4は点を付して示されている。構造化された4つのパターン11.1、11.2、11.3、11.4は概略的に示され、そのため記録対象物体8への光ストリップ12.1、12.2、12.3、12.4のリアルな投影ではなく、単にパターン11.1、11.2、11.3、11.4の相互の配置と、投影方向のみを示している。投影ビーム7.1、7.2、7.3、7.4は記録対象物体8の表面から反射され、観察ビーム13.1、13.2、13.3、13.4としては共通のビーム経路内に反射され、CCDセンサ6の方向に迂回され、このセンサによって検知される。三角法測定面9は投影ビーム7.1、7.2、7.3、7.4と観察ビーム13.1、13.2、13.3、13.4との間に広がっている。投影ビーム7.1、7.2、7.3、7.4は反射した観察ビーム13.1、13.2、13.3、13.4に対していわゆる三角法角度14をなしている。CCDセンサ6によって記録された画像データは、表示ユニット16としてのモニタと、キーボードと、操作ユニット17としてのコンピュータマウスとを備える評価ユニット15としてのコンピュータに転送される。
本発明の方法では、ミラー5は調整不能であり、パターン11.1、11.2、11.3、11.4は同時に物体8に投影され、その際、個々のパターン11.1、11.2、11.3、11.4はストリップ幅だけ互いにずらされ、正方形の測定領域19の内部の測定対象物体8の表面が隙間なく捉えられる。個々のパターン11.1、11.2、11.3、11・4の観察ビーム13.1、13.2、13.3、13.4はCCDセンサによって第1の共通の三角法記録20内に同時に記録される。個々のパターン11.1、11.2、11.3、11.4は区別するために、第1のパターン11.1は第1の波長を、第2のパターン1.2は第2の波長を、第3のパターン11.3は第3の波長を、第4のパターン11.4は第4の波長を有することで互いにコード化されている。その際、CCDセンサは、その測定領域がパターン11.1、11.2、11.3、11.4の波長をカバーし、別個の分析が可能になるように配置されている。第1の三角法記録20の画像データは評価ユニット15に転送され、そこで個々のパターン11.1、11.2、11.3、11.4の投影が互いに別個に分析され、捉えられた領域の3Dデータが三角法によって計算される。三角法による3Dデータの計算では、記録装置の座標系に対する測定点の座標が既知の基底長さと、基底長さに対する投影ビームの既知の角度、及び基底長さに対する観察ビームの既知の角度から計算され、基底長さとは投影ビームと観察ビームとが直線的に進行する場合の光源2.1、2.2、2.3、2.4とCCDセンサ6との間の接続区間である。
評価ユニット15によって確定された個々のパターン11.1、11.2、11.3、11.4の3Dデータは、3Dデータセット全体に合成され、これが測定領域19内で記録される物体8の表面の3Dモデル21として表示装置16に表示される。
従来の三角測定法では、異なるパターンの投影は時間的に前後して複数の記録で記録される。そのため、記録ごとに記録装置がぶれるとアーチファクトが生ずる。しかし、本発明の方法では、パターン11.1、11.2、11.3、11.4は共通の三角法記録で同時に記録されるので、このようなアーチファクトはなくなる。それによって、高速移動測定(オンザフライ測定)が可能になり、第1の三角法記録20の後、記録装置1は第2の位置1.1へと方向22に移動され、方向22に移動された測定領域19.1内の物体8の表面の近傍領域が第2の三角法記録20.1で記録される。第1の三角法記録から第1の3Dデータセットが作成され、第2の三角法記録10.1から第2の3Dデータセットが作成される。第2の3Dデータセットも表示装置16によって点線で示した3Dモデル21.1として記録装置に表示される。
第1の3Dデータ21は第2の3Dデータセット21.1と共に共通の3D画像23に合成され、表示装置16によって表示される。オンザフライ測定では、所定の時間間隔を置いて記録対象の物体8の全体が隙間なく捉えられるまで三角法記録が実行される。
図2Aは図1と同様の記録装置1の概略図であり、パターン11.1及び11.2の投影ビーム7.1、7.2は共通の投影装置30に沿って物体に投影され、観察ビーム13.1及び13.2は共通の観察装置31内でCCDセンサ6によって記録される。パターン11.1、11.2はシャッター手段10.1及び10.2によって生成され、偏光手段4.1、4.2によって、パターンが共通の投影装置30に沿って物体8に投影されるように偏光される。それには、捕捉装置1をよりコンパクトに形成し、測定領域19を隙間なくパターン11.1、11.2から共通の投影装置によって捉えることができるという利点がある。図を簡略化するため、2つのパターンのみを示しているが、パターンの数は所望の解像度に応じて任意に増加することができる。
図2Bは図2Aの概略的構造の平面図である。パターン11.1、11.2は物体8に投影され、互いに平行なストリップ12.1、12.2の形態の投影を形成する。次いで、パターンは図1の共通の三角法記録20でCCDセンサ6によって共通の観察方向31で記録される。
図3は概略的な構造の平面図である。パターン11.1、11.2は投影ビーム7.1及び7.2に沿って異なる投影方向40と41とに沿って、測定領域19内の物体8に平行なストリップ12.1及び12.2として投影される。投影された平行なストリップ12.1及び12.2の観察ビーム13.1及び13.2は共通の観察方向31に沿ってCCDセンサ6によって記録される。第1の投影方向40は第2の投影方向41に対して角度42をなしている。それによって、物体8は異なる投影方向40と41とから同時に捉えられ、したがって物体のより完全な画像が生成される。したがって、図1、図2及び図2Bのように高価なコストをかけて投影ビーム7.1、7.2を共通の投影方向30に偏光させなくてもよい。
図4は別の実施形態の概略平面図であり、パターン11.1、11.2の投影ビーム7.1、7.2は共通の投影方向30に沿って測定領域19内の物体8に平行なストリップ12.1、12.2として投影され、次いで第1のCCDセンサ6.1によって第1の観察方向50で、又、第2のCCDセンサ6.2によって第2の観察方向51で記録される。第1の観察方向50は第2の観察方向51に対して角度52をなしている。CCDセンサ6.1と6.2とを並置することができるように、角度52は10°以上であってよい。この実施形態の利点は、平行なストリップ12.1及び12.2を異なる2つの観察方向50と51とから同時に記録でき、特に物体8の表面が平坦でない場合、第1のCCDセンサ6.1によって記録された三角法記録53と、第2のCCDセンサ6.2によって記録された三角法記録54とを重複させることによって、平行なストリップ12.1及び12.2を生成できることにある。
三角法記録53と54を補足して、2つの観察方向55、56から、写真測定法に基づく別の補助記録57と58とが記録される。その際、三角法記録用のストリップパターンの他に、物体8の写真記録をも登録できる同じCCDセンサ6.1と6.2とが使用される。CCDセンサ6.1及び6.2の解像度は写真記録に適したものでなければならない。2つの観察方向55、56からの物体の写真補助記録57、58は図1の評価ユニット15によってパターン識別及び中心投影等のコンピュータ援用方法を用いて評価され、物体8の写真3Dデータセットが確定される。補助記録57及び58から作成された写真測定による3Dデータセットは三角法によって作成された3Dデータセットに重複され、それによって測定精度が高まる。
図5は別の実施形態の概略的な構成の概略図であり、パターン11.1、11.2の投影ビーム7.1、7.2は異なる投影方向に40、41に沿って測定領域19内の物体8に投影され、次いで、投影された平行なストリップ12.1及び12.2が第1の観察方向50と第2の観察方向51とに沿ってCCDセンサ6.1及び6.2によって記録される。第1の投影方向40は第2の投影方向41に対して角度42をなし、第1の観察方向50は第2の観察方向51に対して角度52をなしている。
図1、図2A、図2B及び図4の実施形態では、投影ビーム7.1、7.2は共通の投影方向に沿って物体8に投影される。これに対して、図3及び図5の実施形態では、投影ビーム7.1、7.2は異なる投影方向40、41に沿って物体8に投影されるので、物体8の表面と記録装置1との、ひいてはシャッター手段3.1、3.2との間隔は平行なストリップ12.1及び12.2の構成に影響を及ぼす。シャッター手段3.1、3.2並びに記録装置1のその他の光学的構造は、記録用に決められた記録装置と物体8の表面との所定の間隔で、ストリップ12.1、12.2が重複するのではなく、測定領域19内の物体8の表面を図示のように隙間なく走査するように構成されなければならない。単一の投影方向30を有する図1、図2A、図2B及び図4の実施形態では、平行なストリップ12.2に対する平行なストリップ12.1の相対位置が記録装置1と物体8の表面との間隔に依存して変化することがないので、上記の技術的問題はない。
両方の三角法記録53及び54を補足して写真補助記録57、58が記録され、それらから図4のように写真測定法による3Dデータセットが作成され、測定精度を高めるために図1の第1の3Dデータセット21に重複される。
図6は、測定領域19内の物体8の平坦ではない表面に投影されたパターン11.1、11.2を図示している。明解にするため、第1のパターンの平行なストリップ12.1だけが示されている。第1のパターン11.1のストリップ12.1は、図4及び図5の実施形態と同様に第1の観察方向50から第1のCCDセンサ6.1によって、又、第2の観察方向51から第2のCCDセンサ6.2によって記録される。センサ6.1の画像データから第1の三角法記録53が、又、第2のCCDセンサ6.2の画像データから第2の三角法記録54が生成される。図1の評価ユニット15によって両方の三角法記録53と54とが重複され、図1の共通の3D画像23に合成される。第2の三角法記録54に対する第1の三角法記録53の位置関係は、記録手段6.1、6.2の相互の、及びそれらの観察方向50、51相対位置によって計算される。
代替として、三角法記録53と54とを投影されたパターン11.1及び11.2の一致する領域を用いて重複させることもできる。第1の観察方向50では、位置60と61との間の平行なストリップ12.1の領域は、物体8の形状表面のために目視できない。第2の観察方向51では、位置62と63との間の平行なストリップ12.1の領域は目視できない。したがって、物体8の表面の完全な画像を得るには、両方の三角法記録53と54とを重複させ、合成しなければならない。第1の三角法記録53と第2の三角法記録54とは、細線で示された一致する領域64を有している。この一致領域54は三角法記録53及び54でコンピュータ援用の分析方法によって確定することができ、この一致領域64を用いて三角法記録53と54とを重複させることができる。コンピュータ援助分析方法として、いわゆるIPC法、又はトポロジー適合法が可能である。
図7は高速移動測定(オンザフライ測定)を説明するための概略図である。図示したような場合は、測定対象の物体8は3本の歯からなる歯列であり、第1の三角法記録20は第1の投影方向30から記録され、記録装置1は方向22で図1に示す第2の位置1.1に旋回され、その際、方向22はアーチ状の進路を有し、所定の時間間隔を置いて、記録装置の第2の位置1.1から第2の投影方向30.1から第2の三角法記録20.1が記録され、記録装置が第3の位置1.2に旋回され、第3の投影方向30.2で第3の三角法記録20.2が記録され、記録装置が方向22.2に第4の位置1.3へと旋回され、第4の三角法記録20.3が物体8からの第4の投影方向30.3で記録され、最後に、記録装置が第5の位置1.4に旋回され、第5の三角法記録20.4が物体8からの第5の投影方向30.4で記録される。図1に関連して前述したように、三角法記録20、20.1、20.2、20.3、20.4から作成された3Dデータセットは、記録対象の物体8の全体を隙間なく含む共通の3D画像23に合成される。オンザフライ測定は、記録対象の物体8の全体が隙間なく捉えられるまで継続される。
三角法記録20、20.1、20.2、20.3、20.4は一致する領域に基づきコンピュータ援助分析法を用いて合成される。分析方法として、上記のICP法及びトポロジー適合法を用いることができる。
1 記録装置
1.1〜1.3 位置
2.1〜2.4 光源
3.1〜3.4 シャッター手段
4.1〜4.4 偏光手段
5 ミラー
6 CCDセンサ
6.1 CCDセンサ
6.2 CCDセンサ
7.1〜7.4 投影ビーム
8 物体
9 三角法測定面
10.1〜10.4 スリット
11.1〜11.4 パターン
12.1〜12.4 ストリップ
13.1〜13.4 観察ビーム
14 三角法角度
15 評価ユニット
16 表示装置
17 操作装置
19 測定領域
20 三角法記録
20.1〜20.4 三角法記録
21 3Dモデル、3Dデータセット
21.1 3Dモデル、3Dデータセット
22 方向
22.2 方向
23 共通の3D画像
30 投影方向
30.1〜30.4 投影方向
31 観察方向
40 投影方向
41 投影方向
42 投影方向間の角度
50 観察方向
51 観察方向
52 観察方向間の角度
53 三角法記録
54 三角法記録
60 ストリップの位置
61 ストリップの位置
62 ストリップの位置
63 ストリップの位置

Claims (24)

  1. 少なくとも1つの光源(2.1〜2.4)と、構造化されたパターン(11.1〜11.4)を生成するための少なくとも1つのシャッター手段(3.1〜3.4)と、少なくとも1つの記録手段(3.1)とを含み、前記第1のシャッター手段(3.1)によって第1のパターン(11.1)が生成され。記録対象の物体(8)に第1の投影ビーム(7.1)として投影され、少なくとも1つの別のシャッター手段(3.1〜3.4)によって別のパターン(11.2〜11.4)が生成され、前記記録対象の物体(8)に別の投影ビーム(7.2〜7.4)として投影され、前記第1のパターン(11.1)と前記別のパターン(11.2〜11.4)が前記物体(8)から観察ビーム(13.1〜13.4)として反射され、前記物体の3Dデータセット(21)を得るために少なくとも1つの記録手段(6、6.1、6.2)によって記録される構成の、三角法を用いて光学記録装置(1)によって前記物体の三次元形状を光学的に測定する方法であって、前記投影された第1のパターン(11.1)と前記別のパターン(11.2〜11.4)が少なくとも1回の三角法記録(20、53、54)で少なくとも1つの前記記録手段(6、6.1、6.2)を用いて同時に記録されることを特徴とする方法。
  2. 前記第1のパターン(11.1)と前記別のパターン(11.2〜11.4)とが共通の投影方向(30)で投影ビーム(7.1〜7.4)として前記物体(8)に投影されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記パターン(11.1〜11.4)の前記観察ビーム(13.1〜13.4)が少なくとも2つの観察方向(50、51)から記録され、前記第1の観察方向(50)は前記別の観察方向(51)に対して角度(52)だけ変位されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記パターン(11.1〜11.4)の前記観察ビーム(50、51)が、複数の記録手段(6.1、6.2)によって異なる観察方向(50、51)から複数回の単一の三角法記録(53、54)で記録されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記パターン(11.1〜11.4)の前記投影ビーム(7.1〜7.4)が、少なくとも2つの異なる投影方向(41、42)から前記物体(8)に投影され、前記パターン(11.1〜11.4)の前記観察ビーム(13.1〜13.4)が単一の観察方向(31)から記録され、前記第1の観察方向(41)は前記別の投影方向(42)に対して角度(42)だけ変位されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記個々のパターン(11.1〜11.4)は互いに区別するために、且つ識別するための前記少なくとも1回の三角法記録(20、53、54)でコード化されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記個々のパターン(11.1〜11.4)は、前記第1のパターン(11.1)が第1の波長を有し、前記第2のパターン(11.2〜11.4)がそれとは異なる波長を有することによってカラーコード化され、少なくとも1つのカラーセンサ(6、6.1、6.2)が記録手段として備えられ、その測定領域は前記パターン(11.1〜11.4)の波長をカバーし、前記カラーが異なるターン(11.1〜11.4)の別個の分析を可能にすることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記個々のパターン(11.1〜11.4)が2進グレイコードを備え、このグレイコードを用いて前記個々のパターン(11.1〜11.4)が前記少なくとも1回の三角法記録(20、53、54)で識別されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  9. 前記パターン(11.1〜11.4)の前記投影ビーム(7.1〜7.4)が少なくとも2つの異なる投影方向(40、41)から前記物体(8)に投影され、前記パターン(11.1〜11.4)野前記観察ビーム(13.1〜13.4)が少なくとも2つの異なる投影方向(50、51)から記録されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記第1のパターン(11.1)の前記第1の投影方向(40)が前記別のパターン(11.2〜11.4)の前記別の投影方向(41)に対して10°以上の角度をなすことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第1の観察方向(50)が前記別の観察方向(51)に対して10°以上の角度をなすことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記少なくとも1回の三角法記録(20、53、54)の評価が、前記三角法に基づくストリップ投影法によって行われることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記三角法記録(20、53、54)を補足して、前記物体(8)の写真測定法の原理に基づいて異なる観察方向(56、57)から別の補助記録(57、58)が記録され、前記三角法記録(53、54)の評価の際に考慮されることを特徴とする請求項3から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記ストリップ投影の原理による前記三角法記録(53、54)の評価も、前記写真測定法の原理に拠る前記補助記録(57、58)の評価も評価ユニット(15)によって行われることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記記録手段(6、6.1、6.2)がCCDセンサであることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記評価ユニット(15)が、個々の三角法記録(53、54)から前記物体(8)の捉えられた個々の領域のそれぞれの3Dデータを作成し、該3Dデータを前記物体(8)の前記3Dデータセット(21)に合成することを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記物体の前記3Dデータセット(21)を図形3Dモデル(21)として図形表示する評価ユニット(16)を備えることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 前記ストリップ投影法を用いる場合は、個々のパターン(11.1〜11.4)が複数の平行なストリップ(12.1〜12.4)から構成されることを特徴とする請求項12から17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 異なる方向(50、51)からの前記少なくとも2回の三角法記録(53、54)が分析され、その際、一致する領域(64)を用いて前記三角法記録(53、54)が重複され、前記一致する領域(64)を探索するために分析方法として前記ICP法又は前記トポロジー適合法が用いられることを特徴とする請求項3から18のいずれか一項に記載の装置。
  20. 前記3Dデータが前記それぞれの三角法記録(20、53、54)の前記パターン(11.1〜11.4)の分析によってのみ作成され、前記個々のストリップ(12.1〜12.4)が前記ストリップ(12.1〜12.4)の計数によって、又は2進コード法によって識別されることを特徴とする請求項12から19のいずれか一項に記載の装置。
  21. 個々の三角法記録(20、53、54)の前記3Dデータが、少なくとも1回の三角法記録(20、53、54)で位相の異なる少なくとも4つのパターン(12.1〜12.4)の分析によって作成され、測定点の座標を確定するために位相シフト法が用いられることを特徴とする請求項12から20のいずれか一項に記載の装置。
  22. 前記物体(8)に投影される少なくとも2つのパターン(11.1〜11.4)を同時に投影するための投影手段(4.1〜4.4、5)が備えられる請求項1から21のいずれか一項に記載の装置。
  23. 第1のステップで第1のパターン群(11.1〜11.4)が少なくとも1回の第1の三角法記録(20、53、54)で少なくとも1つの記録手段(6、6.1、6.2)を用いて記録され、別のステップで所定の時間間隔を置いて少なくとも1回の別の三角法記録(20.1〜20.4)で別のパターン群(11.1〜11.4)が同時に記録され、前記時間間隔中の前記記録装置(1)の位置が前記記録対象物体(8)に対して変更されることを特徴とする請求項1から22のいずれか一項に記載の装置。
  24. 前記第1の三角法記録(20、53、54)での前記第1のパターン群(11.1〜11.4)から前記物体の第1の3Dデータセット(21)が得られ、別の三角法記録(20.1〜20.4)での前記別のパターン群(11.1〜11.4)から前記物体の別の3Dデータセット(21.1)が得られ、次いで前記第1の3Dデータセット(21)と前記別の3Dデータセット(21.1)とが前記物体の共通の3D画像(23)に合成されることを特徴とする請求項23に記載の装置。
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