JP2011502324A - メモリセルプログラミング - Google Patents

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Abstract

1つ以上の実施形態は、第1のセルを第1の個数の状態のうちの1つの状態に、第2のセルを第2の個数の状態のうちの1つの状態に、並列にプログラミングするステップを含む。このような実施形態は、第1の個数の状態のうちの1つの状態に少なくとも部分的に基づいて第1のセルを第3の個数の状態のうちの1つの状態に、第2の個数の状態のうちの1つの状態に少なくとも部分的に基づいて第2のセルを第4の個数の状態のうちの1つの状態に、別々にプログラミングするステップを含む。

Description

本開示は、一般に、半導体メモリ装置に係わり、特に、1つ以上の実施形態では、不揮発性マルチレベルメモリセルを有するメモリ装置に関する。
メモリ装置は、典型的に、コンピュータまたは他の電子装置の中に内部半導体集積回路として設けられる。数ある中で、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、リード・オンリ・メモリ(ROM)、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)、同期ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(SDRAM)、および、フラッシュメモリを含む多数の異なるタイプのメモリが存在する。
フラッシュメモリ装置は広範囲の電子用途のための不揮発性メモリとして利用される。フラッシュメモリ装置は、典型的に、高記憶密度、高信頼性、および、低電力消費を可能にする1トランジスタメモリセルを使用する。
フラッシュメモリの使用は、パーソナルコンピュータ、個人情報端末(PDA)、デジタルカメラ、および、携帯電話機のためのメモリを含む。基本入出力システム(BIOS)のようなプログラムコードおよびシステムデータは、典型的に、フラッシュメモリ装置に記憶される。この情報は、数ある中でもパーソナルコンピュータシステムにおいて使用されてもよい。
2つの一般的なタイプのフラッシュメモリアレイのアーキテクチャは、「NAND」および「NOR」アーキテクチャであり、それぞれのタイプの基本的なメモリセル構成が配置されている論理形式のためそのように呼ばれている。NORアレイアーキテクチャでは、メモリアレイの浮遊ゲートメモリセルは典型的にマトリックス状に配置されている。
アレイマトリックスの各浮遊ゲートメモリセルのゲートは、典型的に、行によって行選択線に結合され、それらのドレインは列センス線に結合される。NORアーキテクチャの浮遊ゲートメモリアレイは、浮遊ゲートメモリセルのゲートに結合された行選択線を選択することにより浮遊ゲートメモリセルの行を作動させる行デコーダによってアクセスされる。選択されたメモリセルの行は、次に、特定のセルがプログラムされた状態であるかまたは消去された状態であるかに応じて異なる電流を流すことによりそれらのデータ値を列センス線に設定する。
NANDアレイアーキテクチャは、アレイの各浮遊ゲートメモリセルのゲートが行選択線へ行によって結合されるように、マトリックス状の浮遊ゲートメモリセルのアレイを配置する。しかし、各メモリセルは、そのドレインによって行センス線へ直接的に結合されない。その代わりに、アレイのメモリセルは、ソース線と列センス線との間に一体的にソース・ドレイン直列接続される。
NANDアレイアーキテクチャの中のメモリセルは所望の状態へプログラムしてもよい。即ち、電荷は、セルをある程度の個数の記憶状態に入れるためメモリセルの浮遊ゲートに置くこと、または、浮遊ゲートから取り除くことが可能である。例えば、シングルレベルセル(SLC)は、2つのバイナリ状態、例えば、1または0を表現可能である。フラッシュメモリセルは、同様に、3つ以上のバイナリ状態、例えば、1111、0111、0011、1011、1001、0001、0101、1101、1100、0100、0000、1000、1010、0010、0110、および、1110を記憶可能である。このようなセルは、マルチステートメモリセル、マルチビットセル、または、マルチレベルセル(MLC)と呼ばれることがある。MLCは、各セルが2ビット以上、例えば、2個以上のバイナリビットを記憶できるので、メモリセルの個数を増加させることなく、より高密度のメモリの生産を可能にする。MLCは、2つ以上のプログラムされた状態を保有できる。例えば、4ビットを記憶することができるセルは16個の異なるプログラム状態を保有できる。
NANDフラッシュメモリがスケーリングされるとき、隣接メモリセルの浮遊ゲート間の寄生容量結合が問題になる。浮遊ゲート対浮遊ゲート(FG−FG)干渉は、分布が密でなければならないときに、より広範囲の閾値電圧(Vt)分布を引き起こす可能性がある。より広範囲の分布は、プログラミング性能の劣化を、他の問題と共にもたらす可能性がある。
シングルレベルセル(SLC)NANDアレイに対するこれらの問題は、マルチレベルセル(MLC)NANDアレイにおいてより重大である。MLCメモリは、記憶される状態毎に異なる閾値レベルを使用することにより各セルに複数のビットを記憶する。隣接した閾値電圧分布の間の差は、SLCメモリ装置の場合と比べると非常に小さいことがある。したがって、MLC装置における浮遊ゲート対浮遊ゲート結合の影響は、隣接セルの浮遊ゲートの間の物理的間隔が減少するにつれて、著しく増大される。
本開示の実施形態と共に使用できる不揮発性メモリアレイの一部の概略図である。 本開示の実施形態による行選択線と結合された、異なる記憶可能な桁数を有する、ある程度の個数のセルを示す図である。 図2Aに示す実施形態による異なる記憶可能な桁数を有するセルと関連付けられた閾値電圧(Vt)分布を示す図である。 浮遊ゲート対浮遊ゲート干渉を低減する従来のプログラミング方法を示す図である。 本開示の実施形態による異なる記憶可能な桁数を有するメモリセルプログラミングと関連付けられた2パスプログラミング方法を示す図である。 図4Aに示す実施形態による異なる記憶可能な桁数を有するメモリセルプログラミングのためのプログラミング動作実施形態を示す表である。 本開示の実施形態による少なくとも1つのメモリ装置を有する電子メモリシステムの機能ブロック図である。 本開示の実施形態による少なくとも1つのメモリ装置を有するメモリモジュールの機能ブロック図である。
本開示の1つ以上の実施形態は、不揮発性マルチレベルメモリセルを作動する方法、装置、および、システムを提供する。1つの方法の実施形態は、第1のセルを第1の個数の状態のうちの1つの状態に、第2のセルを第2の個数の状態のうちの1つの状態に、並列にプログラミングするステップを含む。この方法は、第1の個数の状態のうちの1つの状態に少なくとも部分的に基づいて第1のセルを第3の個数の状態のうちの1つの状態に、第2の個数の状態のうちの1つの状態に少なくとも部分的に基づいて第2のセルを第4の個数の状態のうちの1つの状態に、別々にプログラミングするステップを含む。
1つ以上の実施形態では、第1のセルを第3の個数の状態のうちの1つの状態にプログラミングするステップが、第1のセルが第1の非整数型の桁数を表現するように第1のセルをプログラミングするステップを含み、第2のセルを第4の個数の状態のうちの1つの状態にプログラミングするステップが、第2のセルが第2の非整数型の桁数を表現するように第2のセルをプログラミングするステップを含む。このような実施形態では、第2の非整数型の桁数が第1の非整数型の桁数と異なる可能性がある。
1つ以上の実施形態は、第1のセルを第3の個数の状態のうちの1つの状態にプログラミングするステップの前、かつ、第2のセルを第4の個数の状態のうちの1つの状態にプログラミングするステップの前に、第1のセルおよび第2のセルに隣接し、第1のセルと第2のセルとの間にある第3のセルを第5の個数の状態のうちの1つの状態にプログラミングするステップを含んでもよい。このような実施形態では、この方法は、第2のセルを第4の個数の状態のうちの1つの状態にプログラミングするステップの前、かつ、第1のセルを第3の個数の状態のうちの1つの状態にプログラミングするステップの後に、第5の個数の状態のうちの1つの状態に少なくとも部分的に基づいて、第3のセルを第6の個数の状態のうちの1つの状態にプログラミングするステップを含んでもよい。
本開示についての以下の詳細な説明では、本開示の一部を形成し、一例として、開示の様々な実施形態がどのように実施されるかを示す添付図面を参照する。これらの実施形態は、当業者が本開示の実施形態を実施することを可能にするため十分詳細に記載され、他の実施形態が利用されることがあり、プロセス変更、電気的変更、または、機械的変更が本開示の範囲から逸脱することなく行われることがあることを理解されたい。
図1は、本開示の1つ以上の実施形態と共に使用されてもよい不揮発性メモリアレイ100の一部の概略図である。図1の実施形態は、NANDアーキテクチャの不揮発性メモリを示している。しかし、本明細書に記載された実施形態は本例に限定されない。図1に示されているように、メモリアレイ100は、行選択線105−1、...、105−Nと、交差する列センス線107−1、...、107−Mとを含む。当業者には分かるように、行選択線105−1、...、105−Nはワード線と呼んでもよく、列センス線107−1、...、107−Mはビット線と呼んでもよい。行選択線105−1、...、105−Nは本明細書においては「選択線」と呼ばれることがあり、列センス線107−1、...、107−Mは本明細書においては「センス線」と呼ばれることがある。デジタル環境におけるアドレッシングを簡単にするため、選択線105−1、...、105−Nの個数およびセンス線107−1、...、107−Mの個数はそれぞれが2の累乗であり、例えば、256本の選択線と4096本のセンスラインである。
メモリアレイ100は、NANDストリング109−1、...、109−Mを含む。各NANDストリングは、それぞれが選択線105−1、...、105−Nと局所センス線107−1、...、107−Mとの交点に位置している不揮発性メモリセル111−1、...、111−Nを含む。各NANDストリング109−1、...、109−Mの不揮発性メモリセル111−1、...、111−Nは、ソース選択ゲート(SGS)、例えば、電界効果トランジスタ(FET)113と、ドレイン選択ゲート(SGD)、例えば、FET119との間にソース・ドレイン直列接続されている。ソース選択ゲート113は局所センス線107−1とソース選択線117との交点に位置し、ドレイン選択ゲート119は局所センス線107−1とドレイン選択線115との交点に位置している。
図1に示す実施形態において示されているように、ソース選択ゲート113のソースは共通ソース線123に接続されている。ソース選択ゲート113のドレインは対応するNANDストリング109−1のメモリセル111−1のソースに接続されている。ドレイン選択ゲート119のドレインはドレイン接点121−1で対応するNANDストリング109−1のための局所センス線107−1に接続されている。ドレイン選択ゲート119のソースは、対応するNANDストリング109−1の最後のメモリセル111−N、例えば、浮遊ゲートトランジスタのドレインに接続されている。
様々な実施形態において、不揮発性メモリセル111−1、...、111−Nの構造は、ソースと、ドレインと、浮遊ゲートまたは他の電荷蓄積層と、制御ゲートとを含む。不揮発性メモリセル111−1、...、111−Nは、選択線105−1、...、105−Nにそれぞれ結合された自身の制御ゲートを有する。不揮発性メモリセル111−1、...、111−Nの列は、所定の局所センス線、例えば、107−1、...、107−Mにそれぞれ結合された、NANDストリング、例えば、109−1、...、109−Mを構築する。不揮発性メモリセル行は所定の選択線、例えば、105−1、...、105−Nに共通に結合されている。ANDアレイアーキテクチャは、メモリセルのストリングが選択ゲートの間に並列に結合される点を除いて、同様にレイアウトされる。
当業者には分かるように、選択された選択線、例えば、105−1、...、105−Nに結合されたセルのサブセットは、集団として一緒にプログラムおよび/または読み出しされてもよい。プログラミング動作、例えば、書き込み動作は、選択セルの閾値電圧(Vt)を所望のプログラム状態に対応した所望のプログラム電圧レベルまで増加させるため、ある程度の個数のプログラムパルス、例えば、16V〜20Vを選択された行選択線に印加するステップを含んでもよい。詠み出しまたはプログラムベリファイ動作のようなセンシング動作は、選択セルの状態を判定するため、選択セルに結合されたセンス線の電圧および/または電流変化をセンスするステップを含んでもよい。読み出しおよび/またはプログラムベリファイ動作は、ストリングの非選択セルを、非選択セルの閾値電圧に関係なく導通状態に入れるために十分な電圧、例えば、5.5Vでストリングの非選択セルにバイアスをかけながら、読み出し電圧、例えば、0V〜5Vを選択された行選択線に印加するステップを含んでもよい。読み出し/ベリファイされている選択セルに対応するセンス線は、選択セルが選択された行選択線に印加された特定の読み出し電圧に応答して導通するかどうかを判定するため、センスされてもよい。
様々な場合に、センス線107−1、...、107−Mは、図2Aに示すように、偶数番号が付けられたセンス線、例えば、BL0、BL2、BL4などと、奇数番号が付けられたセンス線、例えば、BL1、BL3、BL5などに分離されてもよい。このような場合、図2A、2B、4Aおよび4Bに関連してさらに後述するように、選択された行選択線および偶数番号のセンス線に対応するセルは、一体的にプログラムされ、データの偶数論理ページと呼ばれてもよい。同様に、選択された行選択線および奇数番号のセンス線に対応するセルは、一体的にプログラムされ、データの奇数論理ページと呼ばれてもよい。交番する偶数番号および奇数番号のセンス線に結合されたセル、例えば、偶数ページおよび奇数ページは、異なる時点にプログラムおよび/または読み出しされてもよい。例えば、選択された行選択線と関連付けられた偶数ページは、選択された行選択線と関連付けられた奇数ページの前にプログラムおよび/または読み出しされてもよい。
当業者には分かるように、選択線105−1、...、105−N、例えば、物理的な行を、別々の時点にプログラムおよび/または読み出しされるある程度の個数の論理ページに分割することは、読み出しおよび/またはプログラムベリファイ動作と関連付けられたセンス線結合を低減することを可能にするシールドを隣接したセンス線、例えば、隣接した偶数線と奇数線との間に設けてもよい。隣接したセンス線結合は、不正確な読み出しおよび/またはベリファイ動作をもたらす可能性がある電圧雑音をセンス線上に生じる可能性がある。
しかし、異なる時点で隣接メモリセルをプログラミングすることは、FG−FG干渉効果のために望ましくないVtシフトをもたらす可能性がある。例えば、先にプログラムされたセル、例えば、偶数センス線に結合されたセルのVtレベルは、後にプログラムされた隣接セル、例えば、奇数センス線に結合されたセルのVt増加に起因して、それらの所望のプログラムされたレベルからシフトされる可能性がある。FG−FG干渉に起因したプログラムされたセルのVtレベルシフトは誤ったデータ読み出しをもたらす可能性がある。望ましくないFG−FG干渉はメモリ装置スケーリングに起因して増加する。即ち、FG−FG干渉効果は、隣接セル、例えば、隣接浮遊ゲートの物理的近接性が減少すると共に増加する。
図2、4Aおよび4Bと関連して説明されるように、本開示の様々な実施形態は、偶数番号および奇数番号のセンス線に結合されたセルによって記憶された桁数、例えば、ビット数を変更することにより、異なる論理ページ、例えば、偶数論理ページおよび奇数論理ページに対応する交互にプログラムおよび/または読み出しされたセルと関連付けられたFG−FG干渉効果を補償してもよい。1つ以上の実施形態では、セルによって記憶可能である桁数、例えば、データビット数は、セルがプログラムされてもよい状態の数、例えば、所定のセルがプログラムされてもよい異なるVtレベルの数と対応する。いくつかの実施形態では、ビット割り当て、例えば、セルによって記憶可能な桁数は非整数である。即ち、特定のセルに、非整数型のビット数、例えば、1.5ビット、2.5ビット、3.5ビット、4.5ビットなどを表現するビット値が割り当てられてもよい。
記憶可能な桁数が変化する、例えば、セルによって記憶されるべきビット数が変化する様々な実施形態では、セルは、下位ページおよび上位ページのプログラミングプロセスを使用することによってプログラムされてもよい。すなわち、様々な実施形態では、2パスプログラミングプロセスが消去状態からある程度の個数のプログラム状態のうちの所望のプログラム状態へセルをプログラムするため、例えば、セルのVtを消去Vtレベルからある程度の個数のプログラムVtレベルのうちの1つに変化させるため使用されてもよい。2パスプログラミングプロセスを図3、4Aおよび4Bに関連してさらに詳しく後述する。
図2Aは、本開示の実施形態による行選択線に結合された、異なる記憶可能な桁数を有するいくつかのセルを示している。図2Aに示す実施形態は、選択線(WL)205に結合されたある程度の個数のセル202/203/206を示している。図2Aに示す実施形態では、センス線232−1は第1の偶数(e−1)番号が付けられたセンス線(BL0)であり、センス線233−1は第1の奇数(o−1)番号が付けられたセンス線であり、センス線236−1は第2の偶数(e−2)番号が付けられたセンス線(BL2)であり、センス線233−2は第2の奇数(o−2)番号が付けられたセンス線(BL3)であり、センス線232−2は第3の偶数(e−3)番号が付けられたセンス線(BL4)であり、センス線233−3は第3の奇数(o−3)番号が付けられたセンス線であり、センス線236−2は第4の偶数(e−4)番号が付けられたセンス線(BL6)であり、センス線233−4は第4の奇数(o−4)番号が付けられたセンス線(BL7)であり、センス線232−3は第5の偶数(e−5)番号が付けられたセンス線(BL−8)である。
図2Aに示すように、セル202および206は、偶数番号のセンス線、例えば、BL0、BL2、BL4、BL6、BL8などに結合され、セル203は偶数番号のセンス線、例えば、BL1、BL3、BL5、BL7などに結合されている。交互の偶数センス線に基づいて、セル202は偶数センス線の第1のサブセットに結合され、セル206は偶数ビット線の第2のサブセットに結合され、例えば、セル202は、偶数番号のセンス線232−1(BL0)、232−2(BL4)、および、232−3(BL8)に結合され、一方、セル206は、偶数番号のセンス線236−1(BL2)および236−2(BL6)に結合されている。選択線205に結合されたセル202/203/206のパターンは、センス線単位で、隣接セル202と隣接セル206との間に結合されたセル203を継続する。即ち、本実施形態では、奇数センス線セル203は、選択線205に沿って、隣接した交互の偶数センス線セル202と206との間に混ぜ合わされる。
読者には分かるように、センス線は、動作中にセル202/203/206のVtレベルを判定するため使用されてもよいセンシング回路(図示せず)に結合されてもよい。1本の選択線205のみが図2Aの実施形態に示されているが、実施形態は、何本の選択線でも、例えば、図1に示されている選択線105−1から105−Nを組み込んでもよい。選択線205に結合されたセルは図4Bに示されているプログラミング動作の実施形態に従ってプログラムされてもよい。
図2Aの実施形態では、偶数センス線の第1のサブセット、例えば、232−1、232−2および232−3に結合されたセル202と、偶数センス線の第2のサブセット、例えば、236−1および236−2に結合されたセル206と、奇数センス線、例えば、233−1、233−2および233−3に結合されたセル203とは、異なる時点にプログラムされてもよい。図4Aおよび4Bに関連してさらに後述するように、いくつかの実施形態では、セル202と関連付けられた下位ページはセル206と関連付けられた下位ページと同時にプログラムされてもよい。このような実施形態では、セル202および206と関連付けられた上位ページは別々にプログラムされてもよい。
図2Bは、図2Aに示す実施形態による異なる記憶可能な桁数を有するセルと関連付けられた閾値電圧(Vt)分布を示している。図2Bの実施形態は、図2Aのそれぞれの偶数センス線232−1、232−2、および、232−3に結合されたセル202に対応するある程度の個数のVt分布234−1、234−2、および、234−3を示している。Vt分布238−1および238−2は、それぞれの偶数センス線236−1および236−2に結合されたセル306に対応する。Vt分布235−1、235−2、235−3、および、235−4は、それぞれの奇数センス線233−1、233−2、233−3、および、233−4に結合されたセル203に対応する。偶数センス線Vt分布234−1、234−2、および、234−3は、図示されているように、3個のプログラム状態、例えば、Vt分布L0、L1、および、L2を有するセル202に対応する。偶数センス線Vt分布238−1および238−2は、図示されているように、6個のプログラム状態、例えば、Vt分布L0、L1、L2、L3、L4、および、L5を有するセル206に対応する。奇数センス線Vt分布235−1、235−2、235−3、および、235−4は、図示されているように、4個のプログラム状態、例えば、Vt分布L0、L1、L2、および、L3を有する奇数センス線セル203に対応する。
即ち、図2Aおよび2Bに示す実施形態では、偶数センス線セル202は、セル202のVtが3個のVt分布、例えば、分布234−1、234−2、および、234−4と関連付けられたプログラム状態L0、L1、および、L2のうちの1つの範囲内であるようにプログラムされてもよい。同様に、偶数センス線セル206は、セル206のVtが分布238−1および238−2と関連付けられた6個のVt分布L0、L1、L2、L3、L4、および、L5のうちの1つの範囲内であるようにプログラムされてもよい。奇数センス線セル203は、セル203のVtが分布235−1、235−2、235−3、および、235−4と関連付けられた4個のVt分布L0、L1、L2、および、L3のうちの1つの範囲内であるようにプログラムされてもよい。読者には分かるように、L0状態は、消去状態または最低プログラム状態と呼ばれてもよい。動作中に、メモリセル202、203、および、206は、書き込み動作によってそれぞれのプログラム状態のうちの1つにプログラムされる前に、L0消去状態に置かれてもよい。
さらに後述するように、様々な実施形態では、選択された選択線205に結合されたセル202/203/206は、偶数番号のセンス線の第1のサブセット、例えば、232−1、232−2、および、232−3に結合されたセル202と関連付けられた下位ページと、偶数番号のセンスラインの第2のサブセット、例えば、236−1および236−2に結合されたセル206と関連付けられた下位ページとを並列にプログラミングするステップを含むプログラミング動作に従って書き込まれる。このような実施形態では、プログラミング動作は、セル202と関連付けられた上位ページと、セル206と関連付けられた上位ページとを別々にプログラミングするステップを含んでもよい。
図2Bに示すように、Vt分布234−1、234−2、および、234−3は1.5ビット/セルを表現する偶数センス線セル202に対応し、Vt分布238−1および238−2は2.5ビット/セルを表現する偶数センス線セル206に対応し、Vt分布235−1、235−2、235−3、および、235−4は2ビット/セルを表現する奇数センス線セル203に対応する。即ち、所定のメモリセル202/203/206がプログラムされてもよい状態の個数は、所定のセルによって記憶可能である特定のバイナリビット数に対応する。図2Aおよび2Bに示す実施形態では、偶数センス線セル202および206は、1セル当たりに非整数型のビット数、例えば、1.5ビット/セルおよび2.5ビット/セルをそれぞれに記憶し、一方、奇数センス線セル203は整数型のビット数、例えば、2ビット/セルを記憶する。
いくつかの実施形態では、交互の偶数センス線セルのための記憶可能なビット数の合計は、奇数センス線セルのため記憶可能なビット数の2倍である記憶可能なビット数に達する。即ち、いくつかの実施形態では、第1の偶数(e−1)のセンス線、例えば、232−1(BL0)に結合されたセル202のためのビット割り当てと、第2の偶数(e−2)センス線、例えば、236−1(BL2)に結合されたセル206のためのビット割り当てとの合計は、奇数センス線、例えば、233−1(BL1)に結合されたセル203のためのビット割り当ての2倍であるビット割り当てに達する。例えば、図2Aおよび2Bに示す実施形態では、偶数センス線セル202のためのビット割り当て、例えば、1.5ビット/セルと、偶数センス線セル206のためのビット割り当て、例えば、2.5ビット/セルとの合計は、奇数センス線セル203のためのビット割り当て、例えば、2ビット/セルの2倍である4ビット/セルに達する。実施形態は図2Aおよび2Bに示す例に限定されない。
例えば、セル202/203/206は図2Aおよび2Bに示すビット割り当てに限定されない。一例として、いくつかの実施形態では、セル202は2.5ビット/セルを記憶するように構成され、セル203は3ビット/セルを記憶するように構成され、セル206は3.5ビット/セルを記憶するように構成されている。いくつかの実施形態では、セル202は2ビット/セルを記憶するように構成され、セル203は3ビット/セルを記憶するように構成され、セル206は4ビット/セルを記憶するように構成されている。
様々な従来のプログラミング動作では、偶数ビット線に結合されたセルは並列にプログラムされ、奇数ビット線に結合されたセルは並列にプログラムされ、例えば、すべての奇数センス線のセルが集団として一体的にプログラムされ、すべての偶数センス線のセルが集団として一体的にプログラムされる。このような従来のアプローチでは、偶数センス線のセルは奇数センス線のセルと同数のプログラム状態を割り当てられ、例えば、偶数センス線のセルおよび奇数センス線のセルは1セル当たりに同数の記憶可能なビット数が割り当てられている。これに対して、本開示の様々な実施形態では、ある数の偶数センス線および/または奇数センス線はある程度の個数のサブセットに分割されてもよい。図2Aおよび2Bの実施形態に示すように、ある数の偶数センス線BL0、BL2、BL4などは、第1のサブセット、例えば、1.5ビット/セルを記憶するように構成されたセル202に結合された232−1、232−2、および、232−3と、第2のサブセット、例えば、2.5ビット/セルを記憶するように構成されたセル206に結合された236−1および236−2に分割される。ある数の奇数センス線BL1、BL3、BL5など、例えば、233−1、233−2、233−3、および、233−4は、2ビット/セルを記憶するように構成されたセル203に結合されている。実施形態はある数のセンス線が分割されているサブセットの特有の数に限定されない。例えば、いくつかの実施形態では、偶数センス線および/または奇数センス線は3つ以上のサブセットに分割されてもよい。
本開示の様々な実施形態では、隣接した偶数センス線セル203によって記憶されるデータは集団として一体的に読み出され、例えば、セル203に結合されたセンス線は並列にセンスされ、所定の選択線205と関連付けられたデータの論理ページ、例えば、データの奇数論理ページに対応してもよい。このような実施形態では、偶数センス線セル202の第1のサブセットと、偶数センス線セル206の第2のサブセットとが、集団として一体的に読み出されてもよく、所定の選択線205と関連付けられたデータの論理ページ、例えば、データの偶数論理ページに対応してもよい。偶数センス線セル202の第1のサブセットおよび偶数センス線セル206の第2のサブセットが一体的に読み出される実施形態では、隣接した偶数センス線セル、例えば、偶数センス線232−1に結合されたセル202、および、偶数センス線236−1に結合されたセル206によって記憶されたデータは、不揮発性メモリセルのアレイと関連付けられたプロセッサまたは外部ホストから受信されたデータ検索要求に応答して組み合わされてもよい。
例えば、図2Aおよび2Bに示す実施形態では、組み合わされた隣接する偶数センス線セル202および206が4ビットの総論理ビット、例えば、1.5+2.5ビットまたは2ビット/セルを表現するように、1.5ビット/セルのビット割り当てを有する偶数センス線セル202によって記憶されたデータが2.5ビット/セルのビット割り当てを有する隣接する偶数センス線セル206によって記憶されたデータと組み合わされてもよい。即ち、図2Aおよび2Bにおける実施形態では、それぞれが非整数型の数のビットを記憶するセル202および206から読み出されたデータは、組み合わされ、整数型のバイナリデータビット数、例えば、本例では、4バイナリデータビットにマップされる。
図2Aおよび2Bに示す実施形態は、偶数センス線の第1のサブセット、例えば、232−1、232−2および232−3に結合されたセル202と関連付けられた読み出しマージンと、偶数センス線の第2のサブセット、例えば、236−1および236−2に結合されたセル206と関連付けられた読み出しマージンと、奇数センス線、例えば、233−1、233−2、233−3および233−4に結合されたセル203と関連付けられた読み出しマージンとを含む。Vt分布234−1、234−2および234−3に示されているように、偶数センス線の第1のサブセットは、隣接したプログラム状態L1とL2との間で読み出しマージンRDe−1が関連付けられているセル202に結合されている。Vt分布238−1および238−2に示されているように、偶数センス線の第2のサブセットは、隣接したプログラム状態L1とL2との間で読み出しマージンRDe−2が関連付けられているセル206に結合されている。Vt分布235−1、235−2、235−3および235−4に示されているように、奇数センス線は、隣接したプログラム状態L1とL2との間に読み出しマージンRDoが関連付けられているセル203に結合されている。
図2Aおよび2Bに示す実施形態では、偶数センス線の第1のサブセットは、セル206に結合された偶数センス線の第2のサブセットおよびセル203に結合された奇数センス線より少ない記憶可能なビット数、例えば、より少ないプログラム状態が割り当てられたセル202に結合されているので、読み出しマージンRDe−1は読み出しマージンRDe−2およびRDoより大きい。同様に、奇数センス線セル203は偶数センス線セル206の第2のサブセットより少ない記憶可能なビット数が割り当てられているので、読み出しマージンRDoは読み出しマージンRDe−2より大きい。
当業者には分かるように、プログラミングウィンドウは有限であるので、例えば、セルのVtレベルが調整可能である電圧範囲は有限であるので、隣接したプログラム状態の間のマージン、例えば、電圧差は、割り当てられた状態の個数が増加するのにつれて減少する。隣接したプログラム状態の間の読み出しマージン、例えば、電圧差が減少するとき、目標セルの状態を正確に読み出す能力は低下する可能性がある。即ち、隣接したプログラム状態、例えば、プログラム電圧レベルの間の電圧差が減少するとき、セルがどのプログラム状態にプログラムされているかを識別することがより困難になる。この問題は、所望の状態にプログラムされている目標セルの後に続いてプログラムされた隣接セルによって引き起こされたFG−FG干渉影響に起因した、プログラムされた目標セルへのVtシフトによって悪化される可能性がある。
不揮発性メモリセルのアレイと関連付けられた浮遊ゲート対浮遊ゲート(FG−FG)干渉は、図2Aおよび2Bの実施形態に示されているように所定の選択線に沿ってセンス線のサブセットに結合されたセルと関連付けられた記憶可能なビット数を変更することにより軽減される可能性がある。FG−FG干渉は、図4Aおよび4Bに関連して後述するような実施形態に従ってサブセットに結合されたページの下位ページおよび上位ページをプログラミングすることによっても軽減される可能性がある。
図3は浮遊ゲート対浮遊ゲート干渉を軽減する従来のプログラミング方法を示している。当業者には分かるように、マルチレベルメモリセルは複数のプログラミングパスでプログラムされてもよい。複数のプログラミングパスを実行することは、特定のプログラム状態へのセルのプログラミングと関連付けられたVtレベルシフトの大きさを低減可能であり、このことは先にプログラムされた隣接セルの望ましくないVtレベルシフトを低減可能である。
図3では、グラフ301は、第1のプログラミングパスの後、例えば、下位ページのプログラミングプロセスの後のセルに対するVt分布340−0および340−1を示し、グラフ303は、第2のプログラミングパスの後、例えば、上位ページのプログラミングプロセスの後のVt分布342−0、342−1、342−1および342−3を示している。図3に示す方法は、セルが消去条件、例えば、消去状態に対応する初期Vtレベルから、図3に示すようにある程度の異なるプログラムレベル、例えば、プログラム状態L1、L2、L3およびL4のうちの所望のプログラムレベルに対応するVtレベルにプログラムされる2パスプログラミング方法である。
図3に示す方法は、1セル当たりに2ビットのデータを記憶する不揮発性マルチレベルメモリセルのための方法である。したがって、セルは、下位ページおよび上位ページの両方のプログラミングプロセスが実行された後、4個のデータ状態のうちの1つの状態、例えば、図示されているようにL1、L2、L3またはL4にプログラムされる。しかし、本開示の実施形態は1セル当たりに2ビットを記憶するMLCに限定されることはなく、例えば、いくつかの実施形態では、MLCは1セル当たりに2ビット以外のビットを記憶することがあり、1セル当たりに非整数型の数のビットを記憶することがある。
図3に示す方法では、セルの下位ページのプログラミング、例えば、第1のプログラミングパスは、消去状態に対応するVtレベルからVt分布340−0および340−1のうちの1つの範囲内にあるVtレベルへセルをプログラミングすることを含む。Vt分布340−0および340−1は、下位ページプログラミングプロセスの間にセルが消去状態からプログラムされてもよい第1の個数の状態を表現している。セルの上位ページのプログラミング、例えば、引き続き実行される第2のプログラミングパスは、分布340−0および340−1のうちの1つの範囲内にあるVtレベルからVt分布342−0(L0)、342−1(L1)、342−3(L3)および342−4(L4)のうちの1つの範囲内にあるVtレベルへセルをプログラミングすることを含む。即ち、Vt分布342−0(L0)、342−1(L1)、342−3(L3)および342−4(L4)は、上位ページのプログラミングプロセスの間に、セルが第1の個数の状態、例えば、分布340−1および340−2のうちの1つからプログラムされてもよい第2の個数の状態を表現している。
図3に示すように、状態L0にプログラムされるべきセルおよび状態L1にプログラムされるべきセルは下位ページのプログラミングの間に分布340−0にプログラムされ、状態L2およびL3にプログラムされるセルは下位ページのプログラミングの間に分布340−1にプログラムされる。即ち、セルが下位ページのプログラミングの間にプログラムされる第1の個数の状態、例えば、340−0および340−1のうちの特定の1つの状態は、セルが上位ページのプログラミングプロセスの間にプログラムされるべき第2の個数の状態、例えば、プログラム状態L0、L1、L2およびL3のうちの特定の1つの状態に基づいている。図3のプログラミング方法は、分布340−0から分布342−0(L0)または342−1(L1)へのセルのプログラミングと関連付けられたVtシフト量345−1という結果となり、分布340−1から分布342−2(L2)または342−3(L3)へのセルのプログラミングと関連付けられたVtシフト量345−2という結果となる。
図3は、セルが分布340−0、例えば、消去状態から最高のプログラム状態L3、例えば、343−3へプログラムされる異なる方法に従ってプログラムされた場合に、セルの最大Vtシフト量に対応しているVtシフト量345−3をさらに示している。セルのプログラミングと関連付けられたVtシフト量を削減することは、望ましくないFG−FG干渉効果、例えば、先にプログラムされた隣接セル、例えば、L1、L2、L3またはL4のような最終的なプログラム状態へ先にプログラムされた隣接セルが被るVtレベルシフトを減少させる可能性がある。最終的なプログラム状態にプログラムされたメモリセルは、下位ページおよび上位ページのプログラミングプロセスを受けたセル、例えば、さらなるプログラミングパルスを受けることがないセルを指す。
図4Aは本開示の実施形態による異なる記憶可能な桁数を有するメモリセルのプログラミングと関連付けられた2パスプログラミング方法を示す。図4Aに示す実施形態は、第1の偶数(e−1)番号のセンス線432−1(BL)に結合されたセルと、第1の奇数(o−1)番号のセンス線433−1(BL1)に結合されたセルと、第2の偶数(e−2)番号のセンス線436−1(BL2)に結合されたセルと、第2の奇数(o−2)番号のセンス線433−2(BL3)に結合されたセルと関連付けられたVt分布を含む。図4Aに示す4本のセンス線BL0、BL1、BL2およびBL3と関連付けられたVt分布は、第5のセンス線に結合されたセルと関連付けられたVt分布が第1の偶数番号のセンス線432−1(BL0)と関連付けられたVt分布と一致し、第6のセンス線に結合されたセルと関連付けられたVt分布が第1の奇数番号のセンス線433−1(BL1)と関連付けられたVt分布と一致し、第7のセンス線に結合されたセルと関連付けられたVt分布が第2の偶数番号のセンス線436−1(BL2)と関連付けられたVt分布と一致し、第8のセンス線に結合されたセルと関連付けられたVt分布が第2の奇数番号のセンス線433−2(BL3)と関連付けられたVt分布と一致する、等、センス線方向に続いてもよい。
図4Aは、第1の下位ページ(LP)プログラミングプロセスの後、および、上位ページ(UP)プログラミングプロセスの後にセンス線432−1、433−1、436−1および433−2に結合されたメモリセルのVt分布を示す。即ち、メモリセルは2パスプログラミング方法、例えば、セルが第1の個数の状態のうちの1つの状態にプログラムされる第1のパスと、セルが第2の個数の状態のうちの1つの状態にプログラムされる後続のパスとに従ってプログラムされる。
図4Aに示す実施形態では、センス線432−1に結合されたセルは、3個のプログラム状態L0、L1およびL3に対応する1.5ビット/セルを記憶するように構成され、センス線433−1および433−2に結合されたセルは、4個のプログラム状態L0、L1、L2およびL3に対応する2ビット/セルを記憶するように構成され、センス線436−1に結合されたセルは、6個のプログラム状態L0、L1、L2、L3、L4およびL5に対応する2.5ビット/セルを記憶するように構成されている。しかし、実施形態は、特定の記憶可能な桁数、例えば、記憶可能なビット数、および/または、特定のセンス線に結合されたメモリセルのプログラム状態の個数に限定されない。
第1の偶数センス線432−1と関連付けられた下位ページのプログラミングプロセスLPe−1において、第1の偶数センス線432−1および選択された行選択線に結合されたセルは下位ページVt分布450−0および450−1のうちの1つにプログラムされる。矢印によって示されているように、上位ページVt分布452−0(L0)に引き続きプログラムされるべき第1の偶数センス線432−1のセルは下位ページVt分布450−0にプログラムされる。上位ページVt分布452−1(L1)または452−2(L2)に引き続きプログラムされるべき第1の偶数センス線432−1のセルは下位ページVt分布450−1にプログラムされる。
第1の奇数センス線433−1と関連付けられた下位ページのプログラミングプロセスLPo−1において、第1の奇数センス線433−1および選択された行選択線に結合されたセルは下位ページVt分布453−0および453−1のうちの1つにプログラムされる。矢印によって示されているように、上位ページVt分布455−0(L0)または455−1(L1)に引き続きプログラムされるべき第1の奇数センス線433−1のセルは下位ページVt分布453−0にプログラムされる。上位ページVt分布455−2(L2)または455−3(L3)に引き続きプログラムされるべき第1の奇数センス線433−1のセルは下位ページVt分布453−1にプログラムされる。
第2の偶数センス線436−1と関連付けられた下位ページのプログラミングプロセスLPe−2において、第2の偶数センス線436−1および選択された行選択線に結合されたセルは下位ページVt分布456−0および456−1のうちの1つにプログラムされる。矢印によって示されているように、上位ページVt分布458−0(L0)または458−1(L1)に引き続きプログラムされるべき第2の偶数センス線436−1のセルは下位ページVt分布456−0にプログラムされる。上位ページVt分布458−2(L2)、458−3(L3)、458−4(L4)または458−5(L5)に引き続きプログラムされるべき第2の偶数センス線436−1のセルは下位ページVt分布456−1にプログラムされる。波線矢印によって示されているように、いくつかの実施形態では、上位ページVt分布458−2(L2)に引き続きプログラムされるべき第2の偶数センス線436−1のセルは下位ページVt分布456−0にプログラムされてもよく、例えば、上位ページプログラミングの間に458−2(L2)にプログラムされるべきセルは下位ページプログラミングの間に下位ページVt分布456−0または456−1のいずれかにプログラムされてもよい。
第2の奇数センス線432−2と関連付けられた下位ページのプログラミングプロセスLPo−2において、第2の奇数センス線432−2および選択された行選択線に結合されたセルは下位ページVt分布457−0および457−1のうちの1つにプログラムされる。矢印によって示されているように、上位ページVt分布459−0(L0)または459−1(L1)に引き続きプログラムされるべき第2の奇数センス線433−2のセルは下位ページVt分布457−0にプログラムされる。上位ページVt分布459−2(L2)または459−3(L3)に引き続きプログラムされるべき第2の奇数センス線433−2のセルは下位ページVt分布457−1にプログラムされる。
様々な実施形態において、かつ、図4Aに示されているように、下位ページベリファイ電圧(LPv)レベル461は、異なる記憶可能なビット数を有し、異なるセンス線に結合されたセルによって共有される。即ち、下位ページVt分布450−1、453−1、456−1および457−1に対応するプログラムベリファイ電圧レベル、例えば、LPvレベル461は揃えられてもよい。例えば、下位ページVt分布450−1、453−1、456−1および457−1と関連付けられたベリファイ電圧レベル461は、それぞれのセンス線432−1、433−1、436−1および433−2に結合され、選択された選択線、例えば、図2Aに示す選択線205に結合されたセルによって共有される。
第1の偶数センス線432−1と関連付けられた上位ページのプログラミングプロセスUPe−1において、第1の偶数センス線432−1および選択された行選択線に結合されたセルは上位ページVt分布452−0、452−1および452−2のうちの1つにプログラムされる。第1の奇数センス線433−1と関連付けられた上位ページのプログラミングプロセスUPo−1において、第1の奇数センス線433−1および選択された行選択線に結合されたセルは上位ページVt分布455−0、455−1、455−2および455−3のうちの1つにプログラムされる。第2の偶数センス線436−1と関連付けられた上位ページのプログラミングプロセスUPe−2において、第2の偶数センス線436−1および選択された行選択線に結合されたセルは上位ページVt分布458−0、458−1、458−2、458−3、458−4および458−5のうちの1つにプログラムされる。第2の奇数センス線432−2と関連付けられた上位ページのプログラミングプロセスUPo−2において、第2の奇数センス線432−2および選択された行選択線に結合されたセルは上位ページVt分布459−0、459−1、459−2および459−3のうちの1つにプログラムされる。
図4Bは図4Aに示す実施形態による異なる記憶可能な桁数を有するメモリセルをプログラミングするプログラミング動作の実施形態を示す表である。図4Aと関連して説明したように、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたセルは、第1の記憶可能なビット数、例えば、本実施形態では、1.5ビット/セルを記憶するように構成されている。第1の奇数センス線433−1(BL1)に結合されたセルは、第2の記憶可能なビット数、例えば、本実施形態では、2ビット/セルを記憶するように構成されている。第2の偶数センス線436−1(BL2)に結合されたセルは、第3の記憶可能なビット数、例えば、本実施形態では、2.5ビット/セルを記憶するように構成されている。第2の奇数センス線433−2(BL3)に結合されたセルは、第1の奇数センス線433−1(BL1)と同じ記憶可能なビット数、例えば、本実施形態では、2ビット/セルを記憶するように構成されている。
上述の通り、図4Aおよび4Bに示すセンス線、例えば、センス線432−1、433−1、436−1および432−2と関連づけられた記憶可能な桁数は、センス線方向に後続のセンス線に対し繰り返されてもよい。例えば、図2Aおよび2Bの実施形態において示されているように、次の4本のセンス線、例えば、図2Aに示すBL4、BL5、BL6およびBL7は、それぞれ、センス線BL0、BL1、BL2およびBL3と類似した記憶可能な桁数を有する。
図2Aおよび2Bと関連して上述したように、様々な実施形態では、第1の偶数番号のセンス線432−1(BL0)は、偶数センス線の第1のサブセット、例えば、1.5ビット/セルを記憶するセルに結合された偶数センス線のサブセットを表現し、第2の偶数番号のセンス線436−1(BL2)は、偶数センス線の第2のサブセット、例えば、2.5ビット/セルを記憶するセルに結合された偶数センス線のサブセットを表現している。このような実施形態において、かつ、図4Bに示されているように、偶数番号のセンス線の第1のサブセット、例えば、432−1と、偶数番号のセンス線の第2のサブセット、例えば、436−1とは、1つおきの偶数センス線毎に交互にされてもよい。即ち、次の偶数番号のセンス線、例えば、BL4(図示せず)に結合されたセルは、BL0に結合されたセルと同じ記憶可能な桁数、例えば、本例では、1.5ビット/セルを有し、一方、次の後続の偶数番号のセンス線、例えば、BL6(図示せず)に結合されたセルは、BL2に結合されたセルと同じ記憶可能な桁数、例えば、本例では、2.5ビット/セルを有することになる。
図4Bの実施形態では、プログラムされるべき不揮発性マルチレベルメモリセルのそれぞれは、関連付けられた下位ページ(図示されているようにLP)および関連付けられた上位ページ(図示されているようにUP)を有する。即ち、特定の選択線、例えば、図示されているようにWL0、WL1、WL2、WL3、WL4およびWL5に結合され、特定のセンス線、例えば、432−1、433−1、436−1および433−2に結合された各セルは、図4Aに示すプログラミングプロセスのような下位ページ/上位ページのプログラミングプロセスを用いてプログラムされる。本明細書で使用されているように、(複数の)セルの下位ページをプログラミングするとは、(複数の)セルに対し下位ページプログラミングプロセスを実行することを表し、(複数の)セルの上位ページをプログラミングするとは、(複数の)セルに対し上位ページプログラミングを実行することを表している。表400において、三角形452は、第1の偶数番号のセンス線、例えば、432−1(BL0)に結合されたセルの上位ページを表現し、菱形456は、第2の偶数番号のセンス線、例えば、436−1(BL2)に結合されたセルの上位ページを表現し、円形453は、奇数番号のセンス線、例えば、433−1(BL1)および433−2(BL3)に結合されたセルを表現している。
図4Bに示す実施形態では、プログラミングの順序は「0」から始まる増加数列に従う。同一の数値識別子は並列プログラミング、例えば、実質的に同時に現れるプログラミングを指定する。例えば、表400では、識別子「1」は、WL0およびセンス線433−1に結合されたメモリセルの下位ページ(LP)と、WL0およびセンス線433−2に結合された下位ページ(LP)とが並列に、例えば、同時にプログラムされることを指定する。
様々な実施形態では、プログラミングは、不揮発性メモリセルの特定のブロックのソース線に隣接している選択線を使ってアレイの底から開始される。図4Bに示す実施形態では、プログラミングは、アレイ、例えば、図1に示すアレイ100のソース線に隣接してもよい選択線WL0から開始される。
図4Bに示す表400は、プログラムされるべきメモリセルと関連付けられた下位ページ(LP)および上位ページ(UP)のプログラミング順序を示す。図4Bのプログラミング動作の実施形態に示され、かつ、「0」によって指定されているように、プログラミング動作は、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL0セルと関連付けられた下位ページと、第2の偶数センス線436−1(BL2)に結合されたWL0セルと関連付けられた下位ページとを並列にプログラミングすることから始まる。様々な実施形態において、かつ、図4Aに示されているように、偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL0セルは、偶数センス線436−1(BL2)に結合されたWL0セルが記憶するように構成されているビット/セルの数、例えば、2.5ビット/セルより少ないビット/セルの数、例えば、1.5ビット/セルを記憶するように構成されている。
プログラミング動作は、例えば、「1」によって指定されているように、第1の奇数センス線433−1(BL1)に結合されたWL0セルと関連付けられた下位ページと、第2の奇数センス線433−2(BL3)に結合されたWL0セルと関連付けられた下位ページとを並列にプログラミングし続ける。様々な実施形態において、かつ、図4Bに示されているように、奇数センス線433−1(BL1)および433−2(BL3)に結合されたWL0セルは、偶数センス線436−1(BL2)に結合されたWL0セルが記憶するように構成されているビット/セルの数、例えば、2.5ビット/セルより少ないビット/セルの数、例えば、2ビット/セルを記憶するように構成されている。このような実施形態において、かつ、図4Bに示されているように、奇数センス線433−1(BL1)および433−2(BL3)に結合されたWL0セルは、偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL0セルが記憶するように構成されているビット/セルの数、例えば、1.5ビット/セルより多いビット/セルの数、例えば、2ビット/セルを記憶するように構成されている。
プログラミング動作は、例えば、「2」によって指定されているように、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL1セルと関連付けられた下位ページと、第2の偶数センス線436−1(BL2)に結合されたWL1セルと関連付けられた下位ページとを並列にプログラミングし続ける。プログラミング動作は、例えば、「3」によって指定されているように、第1の奇数センス線433−1(BL1)に結合されたWL1セルと関連付けられた下位ページと、第2の奇数センス線433−2(BL3)に結合されたWL1セルと関連付けられた下位ページとを並列にプログラミングし続ける。
プログラミング動作は、例えば、「4」によって指定されているように、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL0セルの上位ページ452をプログラミングし続ける。「5」によって指定されているように、動作は、第1の奇数センス線433−1(BL1)および第2の奇数センス線433−2(BL3)に結合されたWL0セルの上位ページ453を並列にプログラミングし続ける。「6」によって指定されているように、動作は、第2の偶数センス線436−1(BL2)に結合されたWL0セルの上位ページ456をプログラミングし続ける。即ち、図4Bの実施形態では、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL0セルの上位ページ452と、第2の偶数センス線436−1に結合されたWL0セルの上位ページ456とは別々にプログラムされ、例えば、上位ページ452が上位ページ456より前にプログラムされる。交互の偶数番号のセンス線432−1および436−1に結合されたセルの上位ページ452および456を別々にプログラミングし、センス線432−1および436−1に結合されたセルの下位ページを並列にプログラミングすることは、隣接セル、例えば、隣接した奇数番号のセンス線433−1および433−2に結合されたセルおよび/または隣接した選択線に結合された隣接セルと関連付けられたFG−FG干渉を軽減する可能性がある。
「7」によって指定されているように、プログラミング動作は、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL2セルと関連付けられた下位ページと、第2の偶数センス線436−1(BL2)に結合されたWL2セルと関連付けられた下位ページとを並列にプログラミングし続ける。プログラミング動作は、例えば、「8」によって指定されているように、第1の奇数センス線433−1(BL1)に結合されたWL2セルと関連付けられた下位ページと、第2の奇数センス線433−2(BL3)に結合されたWL2セルと関連付けられた下位ページとを並列にプログラミングし続ける。
プログラミング動作は、例えば、「9」によって指定されているように、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL1セルの上位ページ452をプログラミングし続ける。「10」によって指定されているように、動作は、第1の奇数センス線433−1(BL1)および第2の奇数センス線433−2(BL3)に結合されたWL1セルの上位ページ453を並列にプログラミングし続ける。「11」によって指定されているように、動作は、第2の偶数センス線436−1(BL2)に結合されたWL1セルの上位ページ456をプログラミングし続ける。即ち、図4Bの実施形態では、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL1セルの上位ページ452と、第2の偶数センス線436−1に結合されたWL1セルの上位ページ456とは別々にプログラムされ、例えば、上位ページ452が上位ページ456より前にプログラムされる。
「12」によって指定されているように、プログラミング動作は、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL3セルと関連付けられた下位ページと、第2の偶数センス線436−1(BL2)に結合されたWL3セルと関連付けられた下位ページとを並列にプログラミングし続ける。プログラミング動作は、例えば、「13」によって指定されているように、第1の奇数センス線433−1(BL1)に結合されたWL3セルと関連付けられた下位ページと、第2の奇数センス線433−2(BL3)に結合されたWL3セルと関連付けられた下位ページとを並列にプログラミングし続ける。
プログラミング動作は、例えば、「14」によって指定されているように、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL2セルの上位ページ452をプログラミングし続ける。「15」によって指定されているように、動作は、第1の奇数センス線433−1(BL1)および第2の奇数センス線433−2(BL3)に結合されたWL2セルの上位ページ453を並列にプログラミングし続ける。「16」によって指定されているように、動作は、第2の偶数センス線436−1(BL2)に結合されたWL2セルの上位ページ456をプログラミングし続ける。即ち、図4Bの実施形態では、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL2セルの上位ページ452と、第2の偶数センス線436−1に結合されたWL2セルの上位ページ456とは別々にプログラムされ、例えば、上位ページ452が上位ページ456より前にプログラムされる。
「17」によって指定されているように、プログラミング動作は、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL4セルと関連付けられた下位ページと、第2の偶数センス線436−1(BL2)に結合されたWL4セルと関連付けられた下位ページとを並列にプログラミングし続ける。プログラミング動作は、例えば、「18」によって指定されているように、第1の奇数センス線433−1(BL1)に結合されたWL4セルと関連付けられた下位ページと、第2の奇数センス線433−2(BL3)に結合されたWL4セルと関連付けられた下位ページとを並列にプログラミングし続ける。
プログラミング動作は、例えば、「19」によって指定されているように、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL3セルの上位ページ452をプログラミングし続ける。「20」によって指定されているように、動作は、第1の奇数センス線433−1(BL1)および第2の奇数センス線433−2(BL3)に結合されたWL3セルの上位ページ453を並列にプログラミングし続ける。「21」によって指定されているように、動作は、第2の偶数センス線436−1(BL2)に結合されたWL3セルの上位ページ456をプログラミングし続ける。即ち、図4Bの実施形態では、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL3セルの上位ページ452と、第2の偶数センス線436−1に結合されたWL3セルの上位ページ456とは別々にプログラムされ、例えば、上位ページ452が上位ページ456より前にプログラムされる。
「22」によって指定されているように、プログラミング動作は、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL5セルと関連付けられた下位ページと、第2の偶数センス線436−1(BL2)に結合されたWL5セルと関連付けられた下位ページとを並列にプログラミングし続ける。プログラミング動作は、例えば、「23」によって指定されているように、第1の奇数センス線433−1(BL1)に結合されたWL5セルと関連付けられた下位ページと、第2の奇数センス線433−2(BL3)に結合されたWL5セルと関連付けられた下位ページとを並列にプログラミングし続ける。
プログラミング動作は、例えば、「24」によって指定されているように、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL4セルの上位ページ452をプログラミングし続ける。「25」によって指定されているように、動作は、第1の奇数センス線433−1(BL1)および第2の奇数センス線433−2(BL3)に結合されたWL4セルの上位ページ453を並列にプログラミングし続ける。「26」によって指定されているように、動作は、第2の偶数センス線436−1(BL2)に結合されたWL4セルの上位ページ456をプログラミングし続ける。即ち、図4Bの実施形態では、第1の偶数センス線432−1(BL0)に結合されたWL4セルの上位ページ452と、第2の偶数センス線436−1に結合されたWL4セルの上位ページ456とは別々にプログラムされ、例えば、上位ページ452が上位ページ456より前にプログラムされる。
図4Bの表400によって示されるプログラミング動作の実施形態は、後続の選択線、例えば、WL6、WL7、WL8など(図示せず)を通して続けられる。したがって、図4Bの実施形態のプログラミング動作は、プログラムされているメモリブロック全体に対し繰り返されてもよい。不揮発性メモリセルのアレイと関連付けられた浮遊ゲート対浮遊ゲート(FG−FG)干渉は、所定の選択線に沿ってセンス線のサブセットに結合されたセルと関連付けられた割り当て済みの記憶可能なビット数を変更し、本開示の1つ以上の実施形態に従ってセルをプログラミングすることにより軽減され得る。
図5は本開示の実施形態による少なくとも1つのメモリ装置520を有する電子メモリシステム500の機能ブロック図である。メモリシステム500は、マルチレベル不揮発性セルからなるメモリアレイ530を含む不揮発性メモリ装置520に結合されたプロセッサ510を含む。メモリシステム500は別個の集積回路を含んでもよく、または、プロセッサ510およびメモリ装置520の両方が同じ集積回路に搭載されてもよい。プロセッサ510は、マイクロプロセッサ、または、特定用途向け集積回路(ASIC)のような他のタイプの制御回路でもよい。
明確にするため、電子メモリシステム500は、本開示に特に関係のある特徴に重点を置くように簡略化されている。メモリ装置520は、NANDアーキテクチャをもつ浮遊ゲートフラッシュメモリセルでもよい不揮発性メモリセルのアレイ530を含む。メモリセルの各行の制御ゲートは選択線と結合されているが、メモリセルのドレイン領域はセンス線に結合されている。同様のことが図1に示されているように、メモリセルのソース領域はソース線に結合されている。当業者には分かるように、センス線およびソース線へのメモリセルの接続の様態は、アレイがNANDアーキテクチャであるか、NORアーキテクチャであるか、ANDアーキテクチャであるか、または、いくつかの他のメモリアレイアーキテクチャでるかに依存する。
図5の実施形態は、I/O回路560を介してI/O接続部562によって供給されたアドレス信号をラッチするためにアドレス回路540を含む。アドレス信号は、メモリアレイ530にアクセスするため、行デコーダ544および列デコーダ546によって受信され、復号化される。本開示を考慮して、アドレス入力接続部の数はメモリアレイ530の密度およびアーキテクチャに依存すること、ならびに、アドレスの数は、メモリセルの数の増加と、メモリブロックおよびアレイの数の増加と共に増加することが当業者には分かるであろう。
不揮発性セルのメモリアレイ530は、本明細書に記載された実施形態により個数の変化する割当済みのプログラム状態と変化するビット割り当てとを有する不揮発性マルチレベルメモリセルを含んでもよい。メモリ装置520は、本実施形態では読み出し/ラッチ回路550でもよいセンス/バッファ回路を使用してメモリアレイの列の電圧および/または電流の変化をセンスすることによりメモリアレイ530の中のデータを読み出す。読み出し/ラッチ回路550はメモリアレイ530からデータのページまたは行を読み出し、ラッチしてもよい。I/O回路560は、I/O接続部562を亘るプロセッサ510との双方向データ通信のため含まれている。書き込み回路555はデータをメモリアレイ530に書き込むため含まれている。
制御回路570は、プロセッサ510から制御接続部572によって供給された信号を復号化する。これらの信号は、データ読み出し動作、データ書き込み動作、および、データ消去動作を含むメモリアレイ530の動作を制御するため使用されるチップ信号と、書き込み許可信号と、アドレスラッチ信号とを含んでもよい。様々な実施形態では、制御回路570は、本開示の作動およびプログラミングの実施形態を実施するためプロセッサ510からの命令を実行する責任がある。制御回路570は状態機械、シーケンサ、または、他のタイプのコントローラでもよい。付加的な回路および制御信号を設けてもよいことと、図5のメモリ装置の詳細は図示の簡単化を実現しやすくするため削減されていることとが当業者には分かるであろう。
図6は本開示の実施形態による少なくとも1つのメモリ装置を有するメモリモジュールの機能ブロック図である。メモリモジュール600はメモリカードとして図示されているが、メモリモジュール600を参照して説明する概念は、他のタイプの着脱式または携帯型のメモリ(例えば、USBフラッシュドライブ)にも適用可能であり、本明細書で使用される「メモリモジュール」の範囲に含まれることが意図されている。さらに、1つの例示的な形状因子が図6に示されているが、これらの概念は他の形状因子にも同様に適用可能である。
いくつかの実施形態では、メモリモジュール600は、1つ以上のメモリ装置610を収容するために(図示されているように)筐体605を含むが、このような筐体はすべての装置または装置用途に不可欠ではない。少なくとも1つのメモリ装置610は、本明細書に記載された実施形態によってプログラムおよび/または読み出しが可能である不揮発性マルチレベルメモリセルのアレイを含む。存在する場合、筐体605は、ホスト装置との通信のための1つ以上の接点615を含む。ホスト装置の例としては、デジタルカメラ、デジタル記録・再生装置、PDA、パーソナルコンピュータ、メモリカードリーダ、インターフェイスハブなどが挙げられる。いくつかの実施形態に対し、接点615は標準化されたインターフェイスの形をしている。例えば、USBフラッシュドライブの場合、接点615は、USB Aタイプのオス型コネクタの形であるかもしれない。いくつかの実施形態では、接点615は、サンディスク社によってライセンス供与されているコンパクトフラッシュ(商標)メモリカード、ソニー株式会社によってライセンス供与されているメモリスティック(商標)メモリカード、株式会社東芝によってライセンス供与されているSDセキュアデジタル(商標)メモリカードなどで見られるかもしれないインターフェイスのような半独占的なインターフェイスの形をしている。しかし、一般に、接点615は、メモリモジュール600と接点615のための互換性のある収容部を有するホストとの間で、制御信号、アドレス信号、および/または、データ信号を受け渡すためのインターフェイスを提供する。
メモリモジュール600は、場合により、1つ以上の集積回路および/または別個のコンポーネントであることがある付加回路620を含むことがある。いくつかの実施形態では、付加回路620は、複数のメモリ装置610に亘るアクセスを制御し、および/または、外部ホストとメモリ装置610との間に変換層を提供するメモリコントローラのような制御回路を含むことがある。例えば、接点615の個数と1台以上のメモリ装置610への610接続部の個数との間に1対1の対応関係が存在しないことがある。よって、メモリコントローラは、適切な時機に適切なI/O接続部で適切な信号を受信するため、または、適切な時機に適切な接点615に適切な信号を供給するため、メモリ装置610のI/O接続部(図6に示されていない)を選択的に結合する。同様に、ホストとメモリ装置600との間の通信プロトコルは、メモリ装置610のアクセスのため必要とされるプロトコルとは異なることがある。メモリコントローラは、この場合、メモリ装置610への所望のアクセスを実現するために、ホストから受信されたコマンドシーケンスを適切なコマンドシーケンスに翻訳可能である。このような翻訳は、コマンドシーケンスに加えて信号電圧レベルの変化をさらに含むことがある。
付加回路620は、ASICによって実行されるかもしれない論理関数のようなメモリ装置610の制御に関係しない機能をさらに含むことがある。さらに、付加回路620は、パスワード保護、バイオメトリクスなどのような、メモリモジュール600への読み出しまたは書き込みアクセスを制限する回路を含むことがある。付加回路620はメモリモジュール600の状態を示す回路を含むことがある。例えば、付加回路620は、電力がメモリモジュール600に供給されているかどうか、および、メモリモジュール600が現在アクセス中であるかどうかを判定し、給電中の定常光とアクセス中の点滅光のように、メモリモジュールの状態の指標を表示する機能を含むことがある。付加回路620は、メモリモジュール600の内部の電力要求を調節するのを助けるデカップリングキャパシタのような受動装置をさらに含むことがある。
まとめ
不揮発性メモリセルを作動する方法、装置、モジュール、および、システムが明らかにされている。1つの方法の実施形態は、第1のセンス線に結合された第1のセルによって記憶されるべき第1のビット数を割り当てるステップと、第1のセンス線に隣接した第2のセンス線に結合された第2のセルによって記憶されるべき第2のビット数を割り当てるステップと、第2のセンス線に隣接した第3のセンス線に結合された第3のセルによって記憶されるべき第3のビット数を割り当てるステップとを含む。第1のセルに割り当てられたビット数は第2のセルに割り当てられたビット数未満であり、第2のセルに割り当てられたビット数は第3のセルに割り当てられたビット数未満である。この方法は、第1のセルと関連付けられた下位ページと第3のセルと関連付けられた下位ページとを並列にプログラミングするステップと、第1のセルと関連付けられた上位ページと第3のセルと関連付けられた上位ページとを別々にプログラミングするステップとを含む。
特定の実施形態を本明細書において示し説明したが、当業者には、同じ結果を実現することが予想される仕組みが、示されている特定の実施形態と置き換えられ得ることが分かるであろう。本開示は本開示の様々な実施形態の適応または変形を、網羅するように意図されている。以上の説明は限定的な形式ではなく、例示的な形式で行われていることが理解されるべきである。上記の実施形態の組み合わせ、および、本明細書に特に記載されていない他の実施形態は、上記の説明を読めば当業者には明らかであろう。本開示の様々な実施形態の範囲は上記の構造および方法が使用される他の用途を含む。したがって、本開示の種々の実施形態の範囲は、添付の特許請求の範囲を、このような特許請求の範囲の権利を有する均等物の全範囲と共に参照して決定されるべきである。
以上の詳細な説明において、様々な特徴が開示を簡略化する目的のため単一の実施形態の中に集められている。この開示の手法は、本開示の開示された実施形態が各請求項に明白に記載された特徴以外の特徴を使用する必要があるという意図を反映するものとして解釈されるべきでない。それどころか、特許請求の範囲が示しているように、発明の主題は、単一の開示された実施形態の全ての特徴より少ない特徴にある。これによって、特許請求の範囲は、各請求項が別個の実施形態として独立している状態で、詳細な説明に組み込まれている。

Claims (25)

  1. メモリセルのアレイ(100)を作動する方法であって、
    第1のセル(202)を第1の個数の状態(450−0,450−1)のうちの1つの状態に、第2のセル(206)を第2の個数の状態(456−0,456−1)のうちの1つの状態に、並列にプログラミングするステップと、
    前記第1の個数の状態(450−0,450−1)のうちの前記1つの状態に少なくとも部分的に基づいて前記第1のセル(202)を第3の個数の状態(234−1,234−2,234−3,452−0,452−1,452−2)のうちの1つの状態に、前記第2の個数の状態(456−0,456−1)のうちの前記1つの状態に少なくとも部分的に基づいて前記第2のセル(206)を第4の個数の状態(238−1,238−2,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)のうちの1つの状態に、別々にプログラミングするステップと、
    を備える方法。
  2. 前記第1の状態(450−0,450−1)の個数が前記第2の状態(456−0,456−1)の個数と同じであり、前記第3の状態(234−1,234−2,234−3,452−0,452−1,452−2)の個数が前記第4の状態(238−1,238−2,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)の個数と異なる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のセル(202)を前記第3の個数の状態(234−1,234−2,234−3,452−0,452−1,452−2)のうちの前記1つの状態にプログラミングするステップの前、および、前記第2のセル(206)を前記第4の個数の状態(238−1,238−2,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)のうちの1つの状態にプログラミングするステップの前に、第3のセル(203)を第5の個数の状態(453−0,453−1,457−0,457−1)のうちの1つの状態にプログラミングするステップを含み、
    前記第3のセル(203)が前記第1のセル(202)および前記第2のセル(206)の両方に隣接し両方の間にある、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のセル(206)を前記第4の個数の状態(238−1,238−2,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)のうちの1つの状態にプログラミングするステップの前、および、前記第1のセル(202)を前記第3の個数の状態(234−1,234−2,234−3,452−0,452−1,452−2)のうちの前記1つの状態にプログラミングするステップの後に、前記第5の個数の状態(453−0,453−1,457−0,457−1)のうちの前記1つの状態に少なくとも部分的に基づいて前記第3のセル(203)を第6の個数の状態(235−1,235−2,235−3,235−4,455−0,455−1,455−2,455−3,459−0,459−1,459−2,459−3)のうちの1つの状態にプログラミングするステップを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第6の状態(235−1,235−2,235−3,235−4,455−0,455−1,455−2,455−3,459−0,459−1,459−2,459−3)の個数が前記第3の状態(234−1,234−2,234−3,452−0,452−1,452−2)の個数より多く、前記第4の状態(238−1,238−2,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)の個数より少ない、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第3のセル(203)を前記第6の個数の状態(235−1,235−2,235−3,235−4,455−0,455−1,455−2,455−3,459−0,459−1,459−2,459−3)のうちの1つの状態に、第4のセル(203)を前記第6の個数の状態(235−1,235−2,235−3,235−4,455−0,455−1,455−2,455−3,459−0,459−1,459−2,459−3)のうちの1つの状態に、並列にプログラミングするステップを含み、
    前記第4のセル(203)が前記第2のセル(206)に隣接している、
    請求項4に記載の方法。
  7. メモリセルのアレイ(100)を作動する方法であって、
    第1のセル(202)を第1の個数の状態(450−0,450−1)のうちの1つの状態に、第2のセル(206)を第2の個数の状態(456−0,456−1)のうちの1つの状態に、並列にプログラミングするステップと、
    前記第1の個数の状態(450−0,450−1)のうちの前記1つの状態に少なくとも部分的に基づいて前記第1のセル(202)を第3の個数の状態(234−1,234−2,234−3,452−0,452−1,452−2)のうちの1つの状態に、前記第2の個数の状態(456−0,456−1)のうちの前記1つの状態に少なくとも部分的に基づいて前記第2のセル(206)を第4の個数の状態(238−1,238−2,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)のうちの1つの状態に、別々にプログラミングするステップと、
    を備え、
    前記第1のセル(202)が、第1の非整数型の桁数を表現するように、第3の個数の状態(234−1,234−2,234−3,452−0,452−1,452−2)のうちの前記1つの状態にプログラムされ、
    前記第2のセル(206)が、前記第1の非整数型の桁数とは異なる第2の非整数型の桁数を表現するように、前記第4の個数の状態(238−1,238−2,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)のうちの前記1つの状態にプログラムされる、
    方法。
  8. メモリセルのアレイ(100)を作動する方法であって、
    選択された行選択線(205)および第1の個数のセンス線(232−1,232−2,232−3,236−1,236−2,432−1,436−1)に結合され、前記第1の個数のセンス線の第1のサブセット(232−1,232−2,232−3,432−1)に結合されたセル(202)が前記第1の個数のセンス線の第2のサブセット(236−1,236−2,436−1)に結合されたセル(206)より少ない1セル当たりの桁数を記憶するように構成されている、セル(202,206)を第1の個数の状態(450−0,450−1,456−0,456−1)のうちの1つの状態に並列にプログラミングするステップと、
    前記選択された行選択線(205)および第2の個数のセンス線(233−1,233−2,233−3,233−4,433−1,433−2)に結合され、前記第2の個数のセンス線(233−1,233−2,233−3,233−4,433−1,433−2)に結合されたセル(203)が前記第2のサブセット(236−1,236−2,436−1)に結合されたセル(206)より少ない1セル当たりの桁数を記憶するように構成されている、セル(203)を第2の個数の状態(453−0,453−1,457−0,457−1)のうちの1つの状態に並列に引き続きプログラミングするステップと、
    前記第1のサブセット(232−1,232−2,232−3,432−1)および前記選択された行選択線(205)に結合されたセル(202)を、前記第1の個数の状態(450−0,450−1)のうちの前記1つの状態に少なくとも部分的に基づいて、第3の個数の状態(234−1,234−2,234−3,452−0,452−1,452−2)のうちの1つの状態に引き続きプログラミングするステップと、
    前記第2のサブセット(236−1,236−2,436−1)および前記選択された行選択線(205)に結合されたセル(206)を、前記第1の個数の状態(450−0,450−1)のうちの前記1つの状態に少なくとも部分的に基づいて、第3の状態(234−1,234−2,234−3,452−0,452−1,452−2)の個数および第4の状態(235−1,235−2,235−3,235−4,455−0,455−1,455−2,455−3,459−0,459−1,459−2,459−3)の個数より多い第5の個数の状態(238−1,238−2,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)のうちの1つの状態にプログラミングするステップの前に、前記第2の個数のセンス線(233−1,233−2,233−3,233−4,433−1,433−2)および前記選択された行選択線(205)に結合されたセル(203)を、前記第2の個数の状態(453−0,453−1,457−0,457−1)のうちの前記1つの状態に少なくとも部分的に基づいて、第4の個数の状態(235−1,235−2,235−3,235−4,455−0,455−1,455−2,455−3,459−0,459−1,459−2,459−3)のうちの1つの状態に引き続きプログラミングするステップと、
    を備える方法。
  9. 前記第1のサブセット(232−1,232−2,232−3,432−1)および前記選択された行選択線(205)に結合されたセル(202)を前記第3の個数の状態(234−1,234−2,234−3,452−0,452−1,452−2)のうちの1つの状態にプログラミングするステップが、第1の下位ページの閾値電圧(Vt)分布(450−0,450−1)から選択されたセルを、第1の記憶可能な桁数に対応する前記第3の個数の状態(234−1,234−2,234−3,452−0,452−1,452−2)のうちの前記1つの状態にプログラミングするステップを含み、
    前記第2の個数のセンス線(233−1,233−2,233−3,233−4,433−1,433−2)および前記選択された行選択線(205)に結合されたセル(203)を前記第4の個数の状態(235−1,235−2,235−3,235−4,455−0,455−1,455−2,455−3,459−0,459−1,459−2,459−3)のうちの1つの状態にプログラミングするステップが、第2の下位ページのVt分布(453−0,453−1,457−0,457−1)から選択されたセルを、第2の記憶可能な桁数に対応する前記第4の個数の状態(235−1,235−2,235−3,235−4,455−0,455−1,455−2,455−3,459−0,459−1,459−2,459−3)のうちの前記1つの状態にプログラミングするステップを含み、
    前記第2のサブセット(236−1,236−2,436−1)および前記選択された行選択線(205)に結合されたセル(206)を前記第5の個数の状態(238−1,238−2,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)のうちの1つの状態にプログラミングするステップが、第3の下位ページのVt分布(456−0,456−1)から選択されたセルを、第3の記憶可能な桁数に対応する前記第5の個数の状態(238−1,238−2,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)のうちの前記1つの状態にプログラミングするステップを含む、
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1の個数のセンス線(232−1,232−2,232−3,236−1,236−2,432−1,436−1)に結合されたセル(202,206)を前記第1の個数の状態(450−0,450−1,456−0,456−1)のうちの前記1つの状態にプログラミングするステップ、および、前記第2の個数のセンス線(233−1,233−2,233−3,233−4,433−1,433−2)に結合されたセル(203)を前記第2の個数のプログラム状態(453−0,453−1,457−0,457−1)のうちの前記1つの状態にプログラミングするステップが、選択されたセルを、前記第1の下位ページのVt分布(450−0,450−1)と前記第2の下位ページのVt分布(453−0,453−1,457−0,457−1)と前記第3の下位ページのVt分布(456−0,456−1)と関連付けられている共通のプログラムベリファイ電圧レベル(461)にプログラミングするステップを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 1セル当たりに第1の非整数型の桁数を前記第1のサブセット(232−1,232−2,232−3,432−1)に結合されたセル(202)に記憶するステップと、
    1セル当たりに第2の非整数型の桁数を前記第2のサブセット(236−1,236−2,436−1)に結合されたセル(206)に記憶するステップと、
    を含む、請求項8に記載の方法。
  12. 前記第1のサブセット(232−1,232−2,232−3,432−1)のセル(202)によって記憶されたデータと、前記第2のサブセット(236−1,236−2,436−1)のセル(206)によって記憶されたデータとを並列にセンスするステップと、
    前記第1のサブセット(232−1,232−2,232−3,432−1)の前記セル(202)から読み出されたデータを前記第2のサブセット(236−1,236−2,436−1)の前記セル(206)から読み出されたデータと組み合わせるステップと、
    を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1のサブセット(232−1,232−2,232−3,432−1)の前記セル(202)から読み出され、前記第2のサブセット(236−1,236−2,436−1)から読み出された前記組み合わされたデータを整数型のバイナリデータビットにマップするステップを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記選択された行選択線(205)および前記センス線の第1のサブセット(232−1,232−2,232−3,432−1)に結合されたセル(202)を前記第3の個数の状態(234−1,234−2,234−3,452−0,452−1,452−2)のうちの前記1つの状態にプログラミングするステップと、
    前記選択された行選択線(205)および前記第2の個数のセンス線(233−1,233−2,233−3,233−4,433−1,433−2)に結合されたセル(203)を前記第4の個数の状態(235−1,235−2,235−3,235−4,455−0,455−1,455−2,455−3,459−0,459−1,459−2,459−3)のうちの前記1つの状態にプログラミングするステップと、
    前記選択された行選択線(205)および前記センス線の第2のサブセット(236−1,236−2,436−1)に結合されたセル(206)を前記第5の個数の状態(238−1,238−2,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)のうちの前記1つの状態にプログラミングするステップとの前に、
    次の隣接した選択された行選択線および前記第1の個数のセンス線(232−1,232−2,232−3,236−1,236−2,432−1,436−1)に結合されたセルを前記第1の個数の状態(450−0,450−1,456−0,456−1)のうちの1つの状態に並列にプログラミングするステップを含む、
    請求項8に記載の方法。
  15. 前記第1のサブセット(232−1,232−2,232−3,432−1)および前記次の隣接した選択された行選択線に結合されたセルを前記第3の個数の状態(234−1,234−2,234−3,452−0,452−1,452−2)のうちの前記1つの状態にプログラミングするステップと、
    前記第2のサブセット(236−1,236−2,436−1)および前記次の隣接した選択された行選択線に結合されたセルを前記第5の個数の状態(238−1,238−2,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)のうちの1つの状態にプログラミングする前に、前記第2の個数のセンス線(233−1,233−2,233−3,233−4,433−1,433−2)に結合され、前記次の隣接した選択された行選択線に結合されたセルを前記第4の個数の状態(235−1,235−2,235−3,235−4,455−0,455−1,455−2,455−3,459−0,459−1,459−2,459−3)のうちの1つの状態に引き続きプログラミングするステップと、
    を含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記センス線の第1のサブセット(232−1,232−2,232−3,432−1)と前記センス線の第2のサブセット(236−1,236−2,436−1)とが交互の偶数番号を付けられたセンス線であり、前記第2の個数のセンス線(233−1,233−2,233−3,233−4,433−1,433−2)が奇数番号をつけられたセンス線であり、
    複数の選択された行選択線(105−1,...,105−N,205)に下位ページのプログラミングプロセスおよび上位ページのプログラミングプロセスを実行するステップを含む、
    請求項8に記載の方法。
  17. メモリセルのアレイ(100,530)と、
    選択された行選択線(205)に結合されたセルをプログラムするため前記アレイ(100,530)に結合され、
    第1のセンス線(232−1,432−1)に結合され、第1の記憶可能な桁数を有する第1のセル(202)を第1の個数の状態(450−0,450−1)のうちの1つの状態にプログラムし、
    前記第1のセンス線(232−1,432−1)に隣接した第2のセンス線(233−1,433−1)に結合され、前記第1の記憶可能な桁数より大きい第2の記憶可能な桁数を有する第2のセル(203)を第2の個数の状態(453−0,453−1)のうちの1つの状態にプログラミングし、
    前記第1のセル(202)を前記第1の個数の状態(450−0,450−1)のうちの前記1つの状態に、前記第2のセンス線(233−1,433−1)に隣接した第3のセンス線(236−1,436−1)に結合され、前記第2の記憶可能な桁数より大きい第3の記憶可能な桁数を有する第3のセル(206)を第3の個数の状態(456−0,456−1)のうちの1つの状態に、並列にプログラムし、
    前記第1のセル(202)を前記第1の個数の状態(450−0,450−1)のうちの前記1つの状態から第4の個数の状態(234−1,452−0,452−1,452−2)のうちの1つの状態に、前記第3のセル(206)を前記第3の個数の状態(456−0,456−1)のうちの前記1つの状態から第5の個数の状態(238−1,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)のうちの1つの状態に、別々にプログラムするように構成されている、制御回路(560)と、
    を備えるメモリ装置(520)。
  18. 前記第1の状態(450−0,450−1)の個数と前記第2の状態(453−0,453−1)の個数と前記第3の状態(456−0,456−1)の個数とが同じであり、前記第4の状態(234−1,452−0,452−1,452−2)の個数と前記第5の状態(238−1,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)の個数とが前記第1の状態(450−0,450−1)の個数と前記第2の状態(453−0,453−1)の個数と前記第3の状態(456−0,456−1)の個数とより多く、前記第5の状態(238−1,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)の個数が前記第4の状態(234−1,452−0,452−1,452−2)の個数より多い、請求項17に記載の装置。
  19. 前記制御回路(560)が、前記第2のセル(203)を前記第2の個数の状態(453−0,453−1)のうちの前記1つの状態にプログラミングするのと並列に、前記第3のセンス線(236−1,436−1)に隣接した第4のセンス線(233−2,433−2)に結合された第4のセル(203)を第6の個数の状態(457−0,457−1)のうちの1つの状態にプログラミングするように構成されている、請求項17に記載の装置。
  20. 前記第6の状態(457−0,457−1)の個数が前記第2の状態(453−0,453−1)の個数と同じであり、前記第4のセル(203)が前記第2の記憶可能な桁数を有する、請求項19に記載の装置。
  21. 前記制御回路(560)が、前記第1のセル(202)を前記第4の個数の状態(234−1,452−0,452−1,452−2)のうちの前記1つの状態にプログラミングした後で、前記第3のセル(206)を前記第5の個数の状態(238−1,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)のうちの前記1つの状態にプログラミングする前に、前記第2のセル(203)を前記第2の個数の状態(453−0,453−1)のうちの前記1つの状態から第7の個数の状態(235−1,455−0,455−1,455−2,455−3)のうちの1つの状態にプログラミングするように構成されている、請求項17に記載の装置。
  22. 前記第1の記憶可能な桁数が非整数型であり、前記第3の記憶可能な桁数が非整数型である、請求項17に記載の方法。
  23. 行選択線(105−1,...,105−N,205)に結合された行とセンス線(107−1,107−2,107−3,...,107−M,232−1,232−2,232−3,233−1,233−2,233−3,233−4,236−1,236−2,432−1,433−1,436−1,433−2)に結合された列とに配置されたメモリセルのNANDアレイ(100,530)と、
    選択された行選択線(205)に結合されたセルをプログラムするため前記アレイ(100,530)に結合され、
    第1の個数のセンス線(232−1,232−2,232−3,236−1,236−2,432−1,436−1)に結合され、前記第1の個数のセンス線の第1のサブセット(232−1,232−2,232−3,432−1)に結合されたセル(202)が前記第1の個数のセンス線の第2のサブセット(236−1,236−2,436−1)に結合されたセル(206)より少ない1セル当たりの桁数を記憶するように構成されている、セル(202,206)を第1の個数の状態(450−0,450−1,456−0,456−1)のうちの1つの状態に並列にプログラミングし、
    第2の個数のセンス線(233−1,233−2,233−3,233−4,433−1,433−2)に結合され、前記第2のサブセット(236−1,236−2,436−1)に結合されたセルより少ない1セル当たりの桁数を記憶するように構成されているセル(203)を第2の個数の状態(453−0,453−1,457−0,457−1)のうちの1つの状態に並列に引き続きプログラミングし、
    前記第2のサブセット(236−1,236−2,436−1)に結合されたセル(206)を前記第1の個数の状態(456−0,456−1)のうちの前記1つの状態から第4の個数の状態(238−1,238−2,458−0,458−1,458−2,458−3,458−4,458−5)のうちの1つの状態にプログラミングする前で、前記第1のサブセット(232−1,232−2,232−3,432−1)に結合されたセル(202)を前記第1の個数の状態(450−1,450−1)のうちの前記1つの状態から第5の個数の状態(234−1,234−2,234−3,452−0,452−1,452−2)のうちの1つの状態にプログラミングした後に、前記第2の個数のセンス線(233−1,233−2,233−3,233−4,433−1,433−2)に結合されたセル(203)を前記第2の個数の状態(453−0,453−1,457−0,457−1)のうちの前記1つの状態から第3の個数の状態(235−1,235−2,235−3,235−4,455−0,455−1,455−2,455−3,459−0,459−1,459−2,459−3)のうちの1つの状態に引き続きプログラミングするように構成されている、制御回路(560)と、
    を備えるメモリ装置(520)。
  24. 前記第1の個数の状態(450−0,450−1,456−0,456−1
    および前記第2の個数の状態(453−0,453−1,457−0,457−1)に対応するプログラムベリファイ電圧レベル(461)が、前記第1の個数のセンス線の前記第1のサブセット(232−1,232−2,232−3,432−1)に結合されたセル(202)と、前記第1の個数のセンス線の前記第2のサブセット(236−1,236−2,436−1)に結合されたセル(206)と、前記第2の個数のセンス線(233−1,233−2,233−3,233−4,433−1,433−2)に結合されたセル(203)とによって共有される、請求項23に記載の装置。
  25. 前記第1の個数のセンス線(232−1,232−2,232−3,236−1,236−2,432−1,436−1)と前記第2の個数のセンス線(233−1,233−2,233−3,233−4,433−1,433−2)とが交互のセンス線に基づいて隣接している、請求項23に記載の装置。
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