JP2011502000A - ゴルフクラブグリップ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ゴルフクラブグリップ及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】
ゴルフクラブグリップは第1グリップ部材と第2グリップ部材を含む。第1グリップ部材は暗色と第1材料密度を有する。第2グリップ部材は明色と第1材料密度より大きい第2材料密度を有し、第1グリップ部材第2グリップ部材が縁と縁を接した状態で一体化して細長い管状構造を形成する。第1グリップ部材と第2グリップ部材が加熱されて互いに一体化するとき、第2グリップ部材の粒子が第1グリップ部材へ移動して所定量の明色を第1グリップ部材で形成すると同時に、第1グリップ部材で形成された明色が明色と暗色を金クラブグリップ上ではっきりと識別させることができるように適合させて暗色で上塗りされる。
【選択図】図1
【解決手段】
ゴルフクラブグリップは第1グリップ部材と第2グリップ部材を含む。第1グリップ部材は暗色と第1材料密度を有する。第2グリップ部材は明色と第1材料密度より大きい第2材料密度を有し、第1グリップ部材第2グリップ部材が縁と縁を接した状態で一体化して細長い管状構造を形成する。第1グリップ部材と第2グリップ部材が加熱されて互いに一体化するとき、第2グリップ部材の粒子が第1グリップ部材へ移動して所定量の明色を第1グリップ部材で形成すると同時に、第1グリップ部材で形成された明色が明色と暗色を金クラブグリップ上ではっきりと識別させることができるように適合させて暗色で上塗りされる。
【選択図】図1
Description
関連出願の相互参照
これは、出願番号11/604,129及び出願日2006年11月22日を有する非仮出願の一部継続出願であり、出願番号11/192,775及び出願日2005年7月29日を有する非仮出願の一部継続出願、及び出願番号10/771,710、出願日2004年2月3日及び特許番号7,008,582を有する非仮出願の一部継続出願であり、出願番号29/196,500、出願日2003年12月29日及び特許番号D,502,750を有する非仮出願の一部継続出願である。
本発明はゴルフアクセサリーに関し、及び更に詳しくは、少なくともふたつの異なる性質を持った一体部分を有しゴルフクラブのシャフトのつかみ端部に取り付けるための先細管状体を形成する、ゴルフクラブグリップに関する。
これは、出願番号11/604,129及び出願日2006年11月22日を有する非仮出願の一部継続出願であり、出願番号11/192,775及び出願日2005年7月29日を有する非仮出願の一部継続出願、及び出願番号10/771,710、出願日2004年2月3日及び特許番号7,008,582を有する非仮出願の一部継続出願であり、出願番号29/196,500、出願日2003年12月29日及び特許番号D,502,750を有する非仮出願の一部継続出願である。
本発明はゴルフアクセサリーに関し、及び更に詳しくは、少なくともふたつの異なる性質を持った一体部分を有しゴルフクラブのシャフトのつかみ端部に取り付けるための先細管状体を形成する、ゴルフクラブグリップに関する。
従来より、ゴルフは世界で最も人気のあるスポーツである。ハンデの低いゴルファーはすべて、ゴルフクラブを正確に握るかどうかが良いゴルフスイングをほぼ決める主な重要な点であると認めている。
ゴルファーがインターロッキンググリップ、ナチュラルグリップ又はオーバーラッピンググリップを使うとしても、適切なグリップが最も重要な基本のひとつである。ゴルファーが自分のゴルフクラブをきつく握り過ぎると、自分の腕が緊張しすぎてしまい、ゴルフスイングを通じてゴルフボールのインパクト時のクラブヘッド速度を最大化するために体ねじり力を放出することができない。その一方で、ゴルファーが自分のゴルフクラブをゆるく握り過ぎると、ゴルフスイングを通じてゴルフクラブが自分の手から滑り落ちてしまうかもしれない。また、ねじった体を元に戻すことによるパワーがゴルファーの手を通してゴルフクラブに伝わらなくなってしまう。ゴルフボールのストレート、ドロー又はフェードといった飛行弾道は、ゴルファーの握っている手により制御することもできる。
「グリップ」という言葉は強制的圧力の意味を含むので誤解されやすい。実際、より適切な方法はゴルファーの手を適切な位置へ「ぴったり合わせ」、そしてクラブヘッドを制御するよう手を協調させて適切な圧力量でつかむことである。右利きゴルファーにとって、自分の左手が上側つかみ手で自分の右手は下側制御手となる。左利きゴルファーにとって、右手が上側つかみ手で左手は下側制御手となる。
上側つかみ手Hの中指H1、薬指H2及び小指H3、すなわち右利きゴルファーの左手は、図5に示すようにゴルフクラブのグリップGの上端部をつかむのに使用される。この3本のつかみ指(H1、H2、H3)は、グリップGを通じてゴルフクラブを支えてつかむのに十分な適度な圧力をグリップGに加えるものとする。つまり、ゴルファーは、他方の手及びグリップGに接する親指と人差し指を使わずにゴルフクラブをグリップGの上端部でつかめるものとする。グリップに加えられた適度な圧力を持つこの3本のつかみ指(H1、H2、H3)により、ゴルファーの腕は自分の肩でゴルファーの体にちょうつがい状につながったゴルフクラブの延長となる。グリップGに加えられたこの3本のつかみ指(H1、H2、H3)の適度なつかみ圧力は、グリップGの性質はもちろんゴルフクラブの重量や長さにより変動する。最小つかみ圧力は、ゴルフスイングを通じてゴルフクラブが手から滑り落ちるのを防止するためにつかむのにちょうど十分なものとする。次に、上側つかみ手Hの人差し指と親指は図5に示す位置にグリップGに単に置くものとする。
次に、下側制御手H’を、薬指H2’、中指H3’と人差し指H4’をグリップGに置き上側つかみ手Hの中指H3と揃えるといった方法でグリップGの中央部分に単に置くと同時に、制御手H’の小指H1’をつかみ手Hの中指H3の上部に重ねてオーバーラッピンググリップとし、又は制御手H’の小指H1’をつかみ手Hの中指H3と連動させるインターロッキンググリップとする。また、制御手H’の手のひらの中心が目標に向いていと同時に、上側つかみ手Hの人差し指と親指は図5に示す位置にグリップに単に置くものとする。制御手H’のつかみ圧力は、グリップGを持った制御手H’の薬指H2’と中指H3’の中央指骨(H21’、H31’)の接点に加えられる。
実際、圧力点のいくつかを変化させることで、自分のショットをより良い形状にできる。例えば、フェードを打つために、ゴルファーはゴルフクラブをつかみ手Hの小指H1、薬指H2と中指H3で少しきつめに握ることができる。また、ゴルファーの制御手H’の親指と人差し指でより強い圧力が出されるときは、右から左への軌道となる。
加えて、ゴルファーは強いグリップ又は弱いグリップといった制御手H’のグリップ位置をつかみ手Hのグリップ位置に対して単に調節することで、ボールの飛行弾道をフックからスライス間で制御できる。制御手H’のグリップ圧力は、ゴルフクラブを触ったり制御するためであって、支えたりやつかんだりするためではない。したがって、制御手H’のグリップ圧力は単にクラブを制御するのに十分きついが、ゴルフクラブの重量をスイングの始めから終わりまで感じさせるのには依然として十分軽い。
ほとんどのゴルファーが、つかみ手にグローブをはめてグリップとの摩擦接触を高めるが制御手は素手のままにしてスイング制御のフィーリングを確保するのはこのためである。
ゴルファーがゴルフクラブをいくぶんしっかりあるいはソフトに握っても、本当に重要なのは自分のグリップ圧力のレベルをスイングの始めから終わりまで一定に保つことである。したがって、グリップの性質及び表面状態は、適切なグリップ圧力加えるのにゴルファーへ実質的に影響を与えうる。ゴルフクラブグリップのなかには、ゴルファーの手とより良い摩擦接触を持たせるためにグリップ表面に滑り止めデザインを設けているものがあり、これが実質的に滑るのを防止する助けになりつかみ手に対してスイングの始めから終わりまで一定のグリップ圧力を提供するが、制御手の制御と感覚に悪影響を与えるかもしれない。ゴルフクラブグリップのなかには、より良いコントロールのために滑らかでソフトなグリップ表面を設けているものがあるが、これはまた滑りぬけを防止するためにつかみ手によりきつく握らせることになる。しかし、手による過剰なグリップ圧力はまた、腕や肩の筋肉を緊張させて予期せずにゴルフスイングに影響を与えてしまうる。ゴルファーのつかみ手と制御手の異なる要求に合ったグリップを生み出す方法は、よりよいクラブを開発する際の問題となる。
本発明は、ゴルフクラブのシャフトのつかみ端部に取り付けるための先細管状体を形成するための、異なる性質を持った少なくともふたつの一体部分を有するゴルフクラブグリップを提供することを主な目的とする。したがって、ゴルファーはゴルフクラブグリップの第1と第2部材の布繊維、色、硬度及び粘度を選ぶことにより、ゴルフクラブグリップを個人の好みや要求に応じて目的に合わせて作ることができる。
本発明の他の目的は、ゴルフクラブグリップを提供することであり、装飾及びゴルファーのつかみ手と制御手による適正なグリップのためにふたつの部分を識別する目的でゴルフグリップのふたつの部分が異なる色のゴムで作られる。
本発明の他の目的は、ゴルフクラブグリップを提供することであり、ゴルファーのつかみ手と制御手による適正なグリップのためにふたつの部分を識別する目的でゴルフグリップのふたつの部分が異なる硬度のゴムで作られる。
本発明の他の目的は、ゴルフクラブグリップを提供することであり、ゴルファーのつかみ手と制御手による適正なグリップのためにふたつの部分を識別する目的でゴルフグリップのふたつの部分が異なる組成のゴムで作られる。
本発明の他の目的は、ゴルフクラブグリップを提供することであり、ゴルファーのつかみ手と制御手による適正なグリップのためにふたつの部分を識別する目的でゴルフグリップのふたつの部分が異なる粘度のゴムで作られる。
本発明の他の目的は、上側滑り止め機構を形成する第1部分及び下側制御機構を形成する第2部分を備えるゴルフクラブグリップを提供することであり、上側滑り止め機構が下側制御機構と同軸的に接続されて、ゴルフクラブのシャフトのつかみ端部に取り付けるための管状体を形成する。この滑り止め機構は、ゴルファーのグローブをはめたつかみ手の3本のつかみ指(すなわち中指、薬指及び小指)に適度な圧力によるゴルフクラブをより良くつかむことを可能とする摩擦面を提供し、制御機構は露出したゴルファーの制御手により良い感触及び制御を保証する滑らかな面を提供する。
本発明の他の目的は、ゴルフクラブグリップを提供することであり、滑り止め機構は、ゴルファーのグローブをはめたつかみ手とのより良い摩擦接触のための粗面を提供する木綿糸強化表面層及び適度な圧力による滑りを止めるグリップを保証する、制御機構より固い表面構造を更に備えると同時に、制御機構が露出したゴルファーの制御手の制御グリップによりソフトで滑らかな感触を依然として提供する。
本発明の他の目的は、ゴルフクラブグリップを提供することであり、グリップの滑り止め機構はゴルファーの上側つかみ手の3本のつかみ指(中指、薬指及び小指)及び人差し指が完全にそれを正常に握るのに十分な長さを有すると同時に人差し指が単に滑り止め機構の下側端に置かれるので、制御手の薬指、中指そして人差し指をグリップの制御機構に自然に置いてつかみ手の人差し指と即座に揃えることができる。
本発明の他の目的は、ゴルフクラブグリップを提供することであり、装飾及びゴルファーのつかみ手と制御手による適正なグリップのためのふたつの部分を識別する目的でグリップ上側部分の滑り止め機構とグリップ下側部分の制御機構が異なる色のゴムで作られる。
本発明の他の目的は、ゴルフクラブグリップを提供することであり、制御機構の底面上側部分には下側制御手の薬指、中指そして人差し指の中央指骨が接触することを保証するためのサイズが決められて形作られた滑り止め表面構造が設けられていて、あるゴルファーにはより良い摩擦接触を提供する。
本発明の他の目的は、ふたつの一体部分を持つゴルフクラブグリップを経済的に制作する方法を提供することであり、ゴルファーのつかみ手と制御手間での快適なインターロッキング、ナチュラル又はオーバーラッピンググリップを保証するように、製造工程が容易で単純でゴルファーがゴルフクラブグリップを個人のニーズに合うようにより低いコストで目的に合わせて作ることができる。
本発明の他の目的は、滑り止め及び制御機構を持ったゴルフクラブグリップを経済的に制作する方法を提供することであり、ゴルファーのつかみ手と制御手間での快適なインターロッキング、ナチュラル又はオーバーラッピンググリップを保証するように、木綿糸表面強化滑り止め機構を制御機構と一体化させて、滑り止め機構の下側端と制御機構の上側端との合流点で均一な厚さを持った構成体を形成する。
それゆえ、上記目的を達成するために、本発明はシャフトとシャフトの下側端に装着されたクラブヘッドを含んだゴルフクラブ用のゴルフクラブグリップを提供し、ゴルフクラブグリップは、下側端、上側端及び上側端と下側端間を規定するグリップ面を有するゴム製管である少なくとも第2部材と、ゴム製で第2部材と一体化した外部周辺面を有しゴルフクラブのシャフト上端部に取り付けるための細長い構成体を形成する少なくとも第1部材、を備え、第1と第2部材は異なる性質を有しゴルフクラブグリップの対応する数の異なる物理特性を提供する。
本発明のこれら及び他の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な記載、添付図面及び添付の請求項により明らかになろう。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1から図4及び図6を参照すると、本発明の好適実施形態によるゴルフクラブ1Aのゴルフクラブグリップ1が例示され、ゴルフクラブグリップ1は第1部材20と第2部材10を備える。
ゴム製管である第2部材20は、下側端201、上側端202及び上側端202と下側端201間を規定するグリップ面21を有する。
ゴム製管である第1部材10は、上側端102及び第2部材20の上側端202と同軸的に一体化した下側端101を有して、ゴルフクラブ1Aのシャフト上端部に取り付けるための細長い一体管状体を形成し、第1部材10は第2部材20のグリップ面21から一体的に伸長した外周面11を有する。第1と第2部材(20、10)は異なる性質を有してふたつの異なる性質を提供する。
図1から図4に示すように、第1部材10は滑り止め機構を形成し、第2部材20は下側制御機構を形成して、ふたつの異なる性質を提供する。
それゆえ、第2部材20の外周グリップ面21は、それを握るゴルファーの制御手H’に対する接触感覚を高めるために適合した軟度を有する。
第1部材10の滑り止め機構は第2部材20の上側端202と同軸的に一体化して、ゴルフクラブのシャフト1Aの上端部に取り付けるための細長い一体管状体を形成する。第1部材10の滑り止め機構は外周表面11上に外周滑り止め面を形成し、それを握るゴルファーのつかみ手Hに所定の握り摩擦を提供する。
ゴルフクラブグリップ1の第1部材10の上側端102は、さらに上側端102を覆うためのゴム製端片30を一体的に提供する。ゴルフクラブグリップ1の細長い一体管状体は、ドライバー、フェアウェイウッド、アイアン又はパターとなりうるゴルフクラブのシャフト1A1の上端部に同軸的に取り付けるために適合させる。第2部材10の滑り止め面11は、通常はそれを握るためにゴルフグローブをはめるつかみ手Hに所定の握り摩擦を提供するよう構成される。
図1及び図4を参照すると、第1部材10の滑り止め機構は、ゴルファーのつかみ手Hの少なくとも中指H3、薬指H2及び小指H1が完全にそれを握る十分な所定長さL1を有し、ゴルファーの制御手H’の薬指H2’、中指H3’と人差し指H4’が制御機構20に自然に置くことができる。もちろん、ゴルフクラブグリップ1は、それぞれの異なる手のサイズにより男性サイズ、女性サイズ、十代サイズ、及び子供サイズに分類できる。したがって、第1部材10の滑り止め機構の長さL1は、上述の要件による異なる年齢の男性、女性、十代又は子供のつかみ手の異なるサイズにより変化するものとする。
第1部材10の滑り止め機構及び第2部材20の下側制御機構を形成する本発明のゴルフクラブグリップ1の新規構造をより良く理解するために、発明の好適実施形態によるゴルフクラブグリップ1の製造方法が図3に図解されて以下に記載され、この方法は以下のステップを備える。
(a)図3(A)に示すように、木綿糸12等の布繊維を第1生ゴム層11’の外面に重ねてゴムラテックス110’を木綿糸12に塗装し木綿糸12を第1生ゴム層11’の外面に装着して、木綿糸12と重ね合わせた薄い強化ゴム層111’を形成する。
(b)図3(B)に示すように、形作られてサイズが決められた第2生ゴム層210’を用意して少なくとも一対の制御部材21’を形成する。
(c)図3(A)及び図3(C)に示すように、木綿糸を重ねたゴム層111’で被覆された第1生ゴム層110’を形成して少なくとも一対の滑り止め部材13’を形成する。
(d)一対の滑り止め部材13’と一対の制御部材21’を端と端を接した状態で熱枠Mのふたつの半枠内で各々揃える。
(e)一対の滑り止め部材13’と一対の制御部材21’を熱枠で加硫して、管状滑り止め機構10及び第1部材10の滑り止め機構の下側端から同軸的に伸長した制御機構20を含むゴルフクラブグリップ1を形成し、一対の滑り止め部材13’の生ゴムを加硫及び一体化させて第1部材10の管状滑り止め機構を形成すると同時に木綿糸強化ゴム層111’もまた加硫して第1部材10の滑り止め機構の外周面11に一体的に被覆し、一対の制御部材21’の生ゴムは第1部材10の滑り止め機構の下側端101と加硫されてそこから伸長し、図1及び図2に示すように、第1部材10の滑り止め機構と同軸的に一体化した第2部材20の管状制御機構を形成する。
つまり、第1部材10のみが布繊維を含んでおり、通常はゴルフグローブをはめてそれを握るつかみ手Hに第1部材の滑り止め面11上の握り摩擦を提供する。第2部材20のグリップ面21には、それを握るゴルファーの制御手H’の接触感覚を高めるために布繊維は提供されない。
ここで、第1及び第2生ゴム層(11’、210’)は異なる組成を有してよく、加硫工程の後、滑り止め部材13’を制御部材21’より硬くできる。種々の添加物を第1及び第2生ゴム層(11’、21’)に加えてその硬度及び軟度を制御してよい。例えば、硫黄を使って生ゴムを硬化し、常温で可撓性を維持することができる。好ましくは、第2部材20の下側制御機構は第1部材10の上側滑り止め機構よりもソフトである。所定の材料(1904硬化剤)を第1部材10に加えて、第1部材10で発生するトルクを防ぐためにその硬度を高めることは言及に値する。ゴルファーがゴルフクラブをスイングする間、ゴルファーはゴルフクラブのシャフト上側部分にトルクを加えて第1部材10でねじる。ゴルフクラブのシャフト上側部分は第1部材10で受けるので、トルクが第1部材10に発生するとクラブフェースの角度が気づかずに変わってしまう。
ステップ(a)において、加硫ステップ(e)中、薄い強化ゴム層111’のゴムラテックス110’が加硫されて1生ゴム層11’と一体化して第1部材10の滑り止め機構を形成するように、第1生ゴム層11’の外面に重ねられた木綿糸12はゴムラテックス110’により外面又は第1生ゴム層11’に接着される。第1生ゴム層11'の外面に塗装されるゴムラテックス110’の量により、木綿糸12の各綿糸の直径よりわずかに薄いゴムラテックス110’の薄い層を形成することになる。つまり、木綿糸12は完全にゴムラテックス110’に覆われず、滑り止め面11としての荒い外面を生み出すように、少なくとも木綿糸12の一部は加硫後第1部材10の滑り止め機構の周りに均一にそして感覚を開けて外に露出するものであるので、ゴルファーのつかみ手Hはこのような木綿糸12の露出部分と実質的に接触することができる。それゆえ、滑り止め面11はゴルファーのつかみ手Hとの摩擦接触を提供するのみならず、ゴルファーのつかみ手Hのより良いつかみ感触のためにゴム材料の弾性を制限及び制御して強化硬面を生み出す。つまり、木綿糸12は第1部材10にのみ形成されて、第2部材20に対して異なる性質を提供する。
より良いグリップ効果を提供するために、ほとんどのゴルフクラブグリップ1はテーパ形状、すなわちその外径を下側端から上側端へ徐々に増やすように作られている。特に、第1部材10の滑り止め機構の上側端102におけるテーパ角度はより良いつかみ効果のために一般に増加するので、図2に示すように上側端102の厚さは下側端101よりもずっと厚い。加えて、滑り止め部材13’の下側端と制御部材21’の上側端の生ゴム材料の均一で滑らかな一体化を保証するために、ゴルフクラブグリップ1の細長い構成体を形成する。
各滑り止め部材13’は異なる生ゴム重量を有するふたつ以上の縦部を有し、先細体を形成して、第1部材10と第2部材間の合流点が均一に一体化してそこで均一な厚さを提供することを保証する。そうするために、図3(D)に示すように、下側端から上側端までの全生ゴムの重量を徐々に増やすようテーパ形状の追加の生ゴム片130’が各滑り止め部材13’の内面に装着される。
滑り止め部材13’と制御部材21’はいずれも質を保証するために重みが加えられるものとする。好ましくは、各滑り止め部材13’の重量は約18.8gで各制御部材21’の重量は約11.8gである。
図3(B)及び図3(C)に示すように、滑り止め部材13’と制御部材21’はいずれもゴルフクラブグリップ1の上側部分と下側部分の指定のサイズ及び形状に対応した半管形状部材を形成するよう適合させた所定のテーパ形状に切断される。
図3(F)及び図3(G)に示すように、鉄製の加硫枠Mのベース枠M1と上枠M2のひとつの半円枠ソケット(M11又はM12)に滑り止め部材13’と制御部材21’を端と端を接した状態で揃える。半円枠ソケット(M11とM12)を揃えてベース枠M1及び上枠M2が一緒に接続された後に複数の管状枠ソケットを形成すし、複数のコアシャフトが各々管状枠ソケット内に同軸的に置かれて加硫後のゴルフクラブグリップ1の管形状を保証する。加硫中、加硫枠M内の温度は100℃又はそれ以上に加熱されるものとする。
端片30は第2部材の上側端102のベース枠M1に配置されて、第2部材の上側端102で一体的に装着することは言及に値する。加えて、端片30の色は同一の外見を提供するために第2部材の色と同じにでき、又はゴルフクラブグリップの外見を高めるために第2部材とは異ならせることができる。あるいは、第1部材を第2部材と一体的に連結した後で、ステップ(e)において端片30を第2部材の上側端102に装着することができる。
好適実施形態によれば、図3(E)に示すように、この方法はステップ(e)の前にアルミニウム枠M’内の予備形成ステップを更に備えてよく、滑り止め部材13’の半分及び制御部材21’の半分がアルミニウム枠M’の半円枠ソケットM1’において端と端を揃えて加硫の前に半管状体を形成する。
本発明のゴルフクラブグリップ1によれば、図4に示すように、第1部材10の上側滑り止め機構は第2部材20の下側制御機構と同軸的に一体化し、第1部材10の滑り止め機構はグローブをはめたゴルファーのつかみ手Hの3本のつかみ指(H1、H2、H3)(すなわち中指、薬指及び小指)に適度な圧力によるゴルフクラブ1Aをより良くつかむことを可能とする摩擦面を提供し、第2部材20の制御機構はゴルファーの露出した制御手H’により良い感触及び制御を保証する滑らかな面を提供する。
第1部材10の滑り止め機構は、ゴルファーのグローブをはめたつかみ手Hとのより良い摩擦接触のための滑り止め表面11としての木綿糸強化粗面及び第2部材20の制御機構より固い表面構造を更に備え、適度な圧力の滑りを止めるグリップを保証すると同時に、第2部材20の制御機構が依然としてゴルファーの露出した制御手H’の制御グリップによりソフトで滑らかな感触を提供する。
上述のように、図1及び図4に示すように、ゴルフクラブグリップ1の第1部材10の滑り止め機構は、上側ゴルファーのつかみ手Hの3本のつかみ指(H1、H2、H3)(中指、薬指及び小指)及び人差し指H4が完全にそれを正常に握る十分な長さL1を有すると同時に、人差し指H4は滑り止め機構10の下側端101に単に置かれているだけなので、制御手H’の薬指、中指そして人差し指(H2’、H3’、H4’)をゴルフクラブグリップ1の第2部材20の制御機構に自然に置いて、つかみ手Hの人差し指H4と即座に揃えることができる。また第2部材20の制御機構は完全に及び快適にそれを握るために一般に制御手H’のサイズより長い長さL2を有するものとする。
本発明の好適実施形態によれば、図1及び図4に示すように、ゴルフクラブをより高い圧力をもって自分の下側制御手H’でつかむ必要があるかもしれないあるゴルファーにとって、第2部材20の制御機構の底面上側部分をサイズが決められて形作られた追加の滑り止め部分22を提供するように作ることができ、下側制御手H’の薬指、中指そして人差し指(H2’、H3’、H4’)の中央指骨がそれに接触してそのゴルファーに対して良い摩擦接触を提供することを保証する。このような追加の滑り止め部分22を作るために、ゴルフクラブグリップ1の製造方法のステップ(b)において、ステップ(a)で教えられるような木綿糸12’を第1生ゴム層11’に接着する方法のように、ゴムラテックスを木綿糸22’の一片上に塗装することにより木綿糸22’の一片が一対の制御部材21’のひとつの外面上端部分に装着される。
第1部材10の木綿糸表面強化滑り止め機構が第2部材20の制御機構と一体化して、ゴルファーのつかみ手Hと制御手H’間の快適なインターロッキング、ナチュラル又はオーバーラッピンググリップを保証するように、第1部材10の滑り止め機構の下側端101を第2部材20の制御機構の上側端202と溶解させた構成体を形成する。
第1部材10の滑り止め機構の木綿糸12は第2部材20の制御機構よりも低い弾性を表し、強化硬面を提供すると同時に第2部材20の制御機構がゴルファーの制御手H’に対する接触感覚を向上させるための、第1部材10の滑り止め機構よりソフトな軟度を有することは言及に値する。したがってゴルファーは、制御機構20のグリップ面01の制御手H’をつかむことによりゴルフクラブ1Aを感覚的に制御すると同時に、グローブをはめたつかみ手Hで滑り止め表面11を確実につかむことでゴルフクラブ1Aをスイングすることができる。滑り止め機構10は、滑り止め機構10が圧力に対して歪みが小さいという意味合いで制御機構20より硬くすることができる。
図1から図4は、異なる性質を有する第1と第2部材(10、20)がそれぞれ滑り止め機構と制御機構を形成することと、またその製造方法を例示する。図6は第1と第2部材(10、20)が異なる性質で形成して異なる性質を提供することを図解している。
それゆえ、第1と第2部材(10、20)は異なる弾性を有する。本発明のひとつの利点は、第1部材10と第2部材20は種々の弾性を有するので、より大きい摩擦力が第1部材10とつかみ手Hのゴルフグローブ間で作成されと同時により小さい摩擦力が第2部材20とゴルファーの素手の間に作成される。ゴルファーの素手、すなわち制御手H’は直接第2部材20と接触するので、素手の指はゴルフクラブ1Aの制御を高めるようにより良い接触感覚を快適に有する。加えて、スイング中のゴルフクラブ1Aの振動は、スイング制御又はゴルフクラブ1Aをさらに高めるように第2部材20により吸収されることもある。したがって、ゴルファーは制御手H’で第1部材20をつかんだりつかみ手Hで第1部材10をつかむ時、快適であると感じる。この機構により素手が傷つく危険性が低下し、またグローブをはめた手でゴルフクラブ1に直接スイング力を加えられるようになる。
あるいは、第1と第2部材(10、20)が異なる粘度を有してゴルファーの制御手H’及びつかみ手Hの異なる粘着性を提供するように、第1と第2部材(10、20)それぞれの粘度は第1と第2部材の生ゴム内に所定の添加物を加えることにより選択的に調節される。それゆえ、第1部材10の粘度は、ゴルファーがゴルフクラブグリップを正しい位置でつかむことができるように第2部材20の粘度とは異なる。つまり、第1と第2部材(10、20)それぞれの粘度はゴルファーの手とゴルフクラブグリップ1の外周面の間で所定の粘着性を提供する。それゆえ、第1部材10は、ゴルファーのつかみ手Hが第1部材10でより良い感触を有するように、第2部材20よりはるかに粘着性がある。同じく、第1部材10はゴルファーの要求に合うよう第2部材20よりも粘着性が弱い。
第1と第2部材(10、20)で異なる粘度を提供するゴルフクラブグリップ1の製造方法は、滑り止め部材13’が第1粘度部材となり制御部材21’が第2粘度部材となる以外は図3に示す上述の方法と同じである。つまり、第1生ゴム層110’の粘度は第2生ゴム層210’の粘度とは異なる。それゆえ、添加物は第1及び第2生ゴム層(110’、210’)のひとつに加えることができ、第1と第2部材(10、20)のふたつの異なる粘度を提供するように、第1及び第2生ゴム層(110’、210’)が同じ材料で作られるときその粘度を変更する。
また、上述のように、第2部材20の色は第1部材10の色とは異なり、2色を組み合わせたクラブグリップを形成する。第1と第2部材(10、20)が識別及び種々の弾性の目的で異なる色や硬度のゴムでできている。それゆえ、異なる弾性のゴムは異なる色に染められる。このように、第1部材10と第2部材20は、ゴルファーにこのふたつの部分を識別させるように異なる色で見える。その結果、ゴルファーは自分の手を正確な部分に容易に置くことができる。その上、この異なる色は美的役目を果たしクラブをより魅力的に見せる。この種々の色に加え、これら部分は摩擦接触を増やすことや装飾の目的で、塗料で様々に模様をつけたり装飾してよい。例えば、色の縞模様が各々第1部材10と第2部材20の端や接合部分に提供される。縞模様はそれを表示するために第1と第2部材(10、20)の色と異なるどんな色にしてよい。
ゴルファーは、ゴルフクラブグリップの各第1と第2部材(10、20)の布繊維、色、硬度および粘度を選ぶことにより、ゴルフクラブグリップを個人の好みや要求に応じて目的に合わせて作ることができるということは言及に値する。加えて、第3部材と第4部材は第1と第2部材から一体的及び同軸的に伸長させることができ、図7に示すように本発明のゴルフクラブグリップ1の細長い一体管状体を形成する。つまり、ゴルフグリップ1は異なる性質を有する3つ以上の管状部分を含むことができ、ゴルファーがゴルフクラブを使うのに異なる布繊維、色、硬度および粘度を提供する。例えば、第3部材40は下側端401及び上側端402を有し、第3部材40の上側端402は第2部材20の下側端201と同軸的に一体化し、第3部材40の外周面41が第2部材20のグリップ面21から一体的に伸長している。したがって、第2部材20が第1及び第3部材(10、40)間で端と端を接して一体的に伸長し、ゴルフクラブのシャフト1A上端部に取り付けるための細長い一体管状体を形成する。第1、第2及び第3部材(10、20、40)は異なる布繊維、色、硬度および粘度を有する。つまり、第1部材10は第2及び第3部材(20、40)とは異なる布繊維、色、硬度及び粘度の組み合わせを有してよい。
図8から図9を参照すると、本発明の第2の好適実施形態によるゴルフクラブグリップが図解され、金クラブグリップは少なくともひとつの第2部材20”及び少なくともひとつの第1部材10”を備える。本発明のゴルフクラブグリップは、シャフト1A及びシャフト1Aの下側端に装着されたクラブヘッドを含むゴルフクラブ用のものである。
ゴム製管である第2部材20”は、下側端201’、上側端202”及び上側端202”と下側端201”の間を規定するグリップ面21”を有する。
ゴム製で外部周辺面11”を有する第1部材10”は第2部材20”と一体化されてゴルフクラブのシャフト1Aの上端部に取り付けるための細長い一体管状体を形成し、第1と第2部材(10”、20”)は異なる性質を有してゴルフクラブグリップの対応する数の異なる物理特性を提供する。
ゴム製で外部周辺面11”を有する第1部材10”は第2部材20”と一体化されてゴルフクラブのシャフト1Aの上端部に取り付けるための細長い一体管状体を形成し、第1と第2部材(10”、20”)は異なる性質を有してゴルフクラブグリップの対応する数の異なる物理特性を提供する。
本発明の第2の好適実施形態によれば、第2部材20”はグリップ面21”に沿って形成された少なくともひとつのロゴ用スルースロット23”をさらに有し、このロゴ用スロット23”はゴルフクラブグリップに表示される所定のロゴに類似した所定サイズと形状を有する。それゆえ、第1部材10”は第2部材20”上に形成されるロゴ用スロット23”の形状及びサイズに対応して形作られサイズが決められるので、第1部材10”の外部周辺表面11”は、本発明のゴルフクラブグリップを形成するために第2部材を第1部材10”と継ぎ目なく一体化させるように、ロゴ用スロット23”の周囲の側壁と適合させて一体化する。
第1部材10”と第2部材20”は、ゴルフクラブグリップ上に表示される所定のロゴをはっきりと視覚化するために、好ましくは各々ふたつの異なる色等のふたつの異なる物理的及び視覚的性質を表すというのは言及に値する。ロゴは特定ブランドの商標又は好適な美しい模様とすることができる。第1部材10”を第2部材20”と一体化させるために、両者は加硫のために、第1部材10”の周辺表面11”を第2部材20”のロゴ用スロット23”の周囲の側壁と一体化させるように、熱処理器に入れられる。
図10を参照すると、本発明の第2の好適実施形態によるゴルフクラブグリップの製造方法が図解され、この方法は以下のステップを備える。
(a”)成形チャネルを有する第2所定枠における少なくともひとつの第2部材20”を形成するステップであって、第2部材は少なくともひとつの周辺周囲側壁及び第2の物理的性質を有する。
(b”)第1の所定型90”における少なくともひとつの第1部材10”を形成するステップであって、第1部材10”は第2部材20”の周囲側壁と一体化するために適合させた周辺表面11”及び第1物理的性質を有する。
(c”)第1部材10”を第2部材20”と一体化させてふたつの異なる物理的性質を有するゴルフクラブグリップ形成するように、第1部材10”の周辺表面11”を第2部材20”の周囲側壁と一体化するステップ。
本発明の好適実施形態によれば、ステップ(a”)において、第2枠は成形チャネル底面から一体的に突出した少なくともひとつの突起をさらに有し、この突起は第2部材20”のロゴ用スロット23”に対応する所定サイズと形状を有するので、第2部材20”が成形チャネルに形成されるとき、突起が第2部材20”上にロゴ用スロット23”を形成し、ロゴ用スロット23”は第1部材10”と一体化するための周囲側壁を有する。
このように、ステップ(a”)は成形チャネル及び成形チャネルから一体的に突出した少なくともひとつの突起を有する第2の所定型に、この突起が第2部材20”のロゴ用スロット23”を形成するといった方法で第2部材10”を成型するステップ(a.1”)を備える。
ステップ(b”)において第1部材10”は第2部材20”のロゴ用スロット23”の形とサイズに対応するように形作られてサイズが決められるので、第1部材10”はロゴ用スロット23”内に配設されるよう適合させる。上述のように、第1部材10”は第2部材20”のロゴ細溝23”の周囲側壁と一体化するための周辺表面11”を有する。
ステップ(c”)は以下のステップを備える。
(c.1”)第1部材10”を第2部材20”のロゴ用スロット23”の中に置くステップであって、ロゴ用スロット23”の周囲側壁が第1部材10”の周辺表面11”とぴったりと揃う。
(c.1”)第1部材10”を第2部材20”のロゴ用スロット23”の中に置くステップであって、ロゴ用スロット23”の周囲側壁が第1部材10”の周辺表面11”とぴったりと揃う。
(c.2”)ロゴ用スロット23”の周囲側壁を第1部材10”の周辺表面11”と一体化させるために第1部材10”と第2部材20”を加硫して、ふたつの物理的性質を有するゴルフクラブグリップを形成するステップ。
本発明の第2の好適実施形態によれば、第1部材10”の厚さは、ゴルフクラブグリップのわずかなくぼみを生み出すように第2部材20”のロゴ用スロット23”の高さよりわずかにより薄いということは言及に値する。このわずかなくぼみは、本発明が利用される状況によって多くの目的を果たす。例えば、このわずかなくぼみはゴルフクラブグリップの特殊な美的効果を生み出してよい。あるいは、このわずかなくぼみは特定のユーザの指を配置するべき好適位置を示すことによるユーザの手の位置のガイドとしての役目を果たして良い。商業的には、このわずかなくぼみをゴルフクラブグリップの特定ブランドの商標を強調するものとして使ってよい。
美的又はブランドの模様をより多くを形成するためにより多くの第1部材10”があってもよい、と指摘することは重要である。それゆえ第2部材20”は、増えた第1部材10”に適応するためのより多くのロゴ用スロット23”を有してよい。例えば、「GOLF」という言葉を第2部材20”上に入れたければ、各々「GOLF」という言葉に対応した形を有する4つのロゴ用スロット23”を有する必要がある。次に、各々4つのロゴ用スロット23”の対応する形を有する4つの第1部材10”がある。
図11から図12を参照すると、本発明の第3の好適実施形態によるゴルフクラブグリップが図解され、ゴルフクラブグリップが第1グリップ部材10Cと第2グリップ部材20Cを備える。本発明のゴルフクラブグリップは、シャフト及びシャフトの下側端に装着されたクラブヘッドを備えるゴルフクラブの上に搭載するためのものである。
第1グリップ部材10Cは暗色と第1材料密度を有し、第1内部層11C、第1外側層12C、及び第1取り付け縁13cを規定する。
その一方で、第2グリップ部材20Cは明色と第1材料密度より大きい第2材料密度を有し、第2内部層21C、第2外側層22C及び第2取り付け縁23Cを規定し、第1取り付け縁13Cは縁と縁を接した状態で第2取り付け縁23Cと一体化してゴルフクラブのシャフトをぴったりと埋め込むための明色と暗色の細長い管状構造を形成し、第1グリップ部材10Cと第2グリップ部材20Cが加熱されて第1取り付け縁13Cと第2取り付け縁23Cで互いに一体化するとき、第2内部層21Cでの第2グリップ部材20Cの粒子は第1内部層11Cでの第1グリップ部材10Cへ移動して第1グリップ部材10Cで所定量の明色を形成すると同時に、金クラブグリップの外部表面の第1取り付け縁13Cと第2取り付け縁23C間の交差点で明色と暗色をはっきりと識別可能にするように、第1グリップ部材10Cの第1内部層11Cで形成された明色が同じ暗色で上塗りされるように適合させる。
本発明の第3の好適実施形態によれば、第1グリップ部材10Cは第2グリップ部材20Cのより明るい色(例えば赤色)と比較してより暗い色(例えば黒色)を有するゴム材料でできており、第1グリップ部材10Cが所定温度で加熱されると、第1グリップ部材10Cは第2グリップ部材20Cなどの材料と一体化するために溶解する。その上、第1グリップ部材10Cは、シャフトの直径と実質的に同じ直径を有する管状構造を有するものとして好適に実施されるので、第1グリップ部材10Cはゴルフクラブのユーザ用のグリップとしてシャフトに載せることができる。
同様に、第2グリップ部材20Cが所定温度へ加熱されると、第2グリップ部材20Cは第1グリップ部材10Cなどの材料と一体化するために溶解するよう、第2グリップ部材20Cもまたゴム材料でできている。
第1グリップ部材10Cと第2グリップ部材20C間の粒子移動が起こるには、第1と第2材料密度は、第1と第2グリップ部材(10C、20C)が加熱処理されて第1取り付け縁13Cと第2取り付け縁23C間の交差点互いに一体化すると、第2グリップ部材20Cの粒子は、自身の重い材料密度により、第1グリップ部材10Cへ移動し、第2グリップ部材20Cの粒子が第1グリップ部材10Cへ移動したとき、第1グリップ部材10Cのもとは暗色であったものが第2グリップ部材20Cの粒子の存在により明るくなるというものでなければならない。より暗い第1グリップ部材10Cを同じ暗色で上塗りする必要があるのはこのためである。しかし、第1グリップ部材10Cに形成されたより明るい色が第1グリップ部材10Cの同じ元のより暗い色で容易に上塗りされるので、本発明のゴルフクラブグリップの最終製品は互いにはっきりと識別できるふたつの色を有するということを断言しなければならない。
本発明の第3の好適実施形態によれば、第2グリップ部材20Cの材料密度に対する第1グリップ部材10Cの材料密度の比率は2:3である。例えば、全体のゴルフクラブグリップの重量が50gであると、第1グリップ部材10Cと第2グリップ部材20Cの重量は各々20g及び30gとなる。この比率により、第1と第2グリップ部材(10C、20C)が熱処理を受けるときに粒子の移動が確実に起こる。
それゆえ、本発明のゴルフクラブグリップは、第1と第2グリップ部材(10C、20C)が熱処理を受けるとき第2グリップ部材20Cから移動する明るい色の粒子を覆うための第1グリップ部材10Cの外側層12Cに上塗りされた第1グリップ部材10Cと同じ色を有するタッチアップ層30Cを更に備える。タッチアップ層30Cは従来のコーティングや塗装といった従来の着色法により第1グリップ部材10Cの外側層12Cに加えることができるのは言及に値する。
その上、熱処理が実施されるときに第1外側層12Cでの第2グリップ部材20Cから第1グリップ部材10Cへの粒子の不要な移動を避けるために、遮断リブ41Cが本発明のゴルフクラブグリップを形成するための型に形成される。それに応じて、ゴルフクラブグリップは第1取り付け縁13Cに隣接した位置で第1グリップ部材10C上にくぼんで形成されたくぼみ溝14Cをさらに有し、くぼみ溝14Cは、第2グリップ部材20Cからの不要な移動を遮断するための熱処理ステージで遮断リブ41を押すことにより形成される。
第1と第2グリップ部材(10C、20C)はそれぞれロゴ片の周辺縁として形成される取り付け縁(13C、23C)を有するロゴ片として形成することができるので、第1と第2グリップ部材(10C、20C)が熱処理下で互いに結びつけられるとき、得られるゴルフクラブグリップは、第1グリップ部材10C上に形成されたロゴとしての第2グリップ部材20Cを有する優位な第1グリップ部材10Cを有し、またはその逆もあるというのもまた言及に値する。
図13を参照すると、本発明の第3の好適実施形態によるゴルフクラブグリップの製造方法が図解され、この方法は以下のステップを備える。
(a)少なくともひとつの第1グリップ部材10Cを形成するステップであって、第1グリップ部材10Cは暗色と第1材料密度を有し、第1内部層11C、第1外側層12C、及び第1取り付け縁13Cを規定する。
(b)少なくともひとつの第2グリップ部材20Cを形成するステップであって、第2グリップ部材20Cは明色と第1材料密度より大きい第2材料密度を有し、第2内部層21C、第2外側層22C、及び第2取り付け縁23Cを規定する。
(c)成形チャネル及び成形チャネル内で伸長した遮断リブ41Cを有する第3所定型で、第1と第2グリップ部材(10C、20C)を熱で一体化するステップで、遮断リブ41Cは第2グリップ部材20Cの第2外側層22Cを第1取り付け縁13Cと第2取り付け縁23Cの交差点で押すために設けられて、第1グリップ部材10Cと第2グリップ部材20Cが加熱されて第1取り付け縁13Cと第2取り付け縁23Cで互いに一体化するとき、第2外側層22Cでの第2グリップ部材20Cの粒子が遮断リブ41Cにより遮断されて第1グリップ部材10Cに移動すると同時に、第2内部層21Cでの第2グリップ部材20Cの粒子は第1内部層11Cでの第1グリップ部材10Cへ移動して第1グリップ部材10Cで所定量の明色を形成する。
(d)第1グリップ部材10Cと第2グリップ部材20Cの交差点に暗色を上塗りして、金クラブグリップの外部表面の第1取り付け縁13Cと第2取り付け縁23C間の交差点で明色と暗色をはっきりと識別可能にするように、第1グリップ部材10Cの第1外部表面12Cにタッチアップ層30Cを形成するステップ。
本発明の第3の好適実施形態によれば、ステップ(a)は第1グリップ部材10Cとしての所定サイズのゴム材料の第1片を切断するステップを備え、ゴム材料は暗色と第1材料密度を有する。同様に、ステップ(b)は第2グリップ部材20Cとしての所定サイズのゴム材料の第2片を切断するステップを備え、ゴム材料は明色と第2材料密度を有する。
ステップ(c)は次のステップを備える。
(c.1)第1と第2グリップ部材(10C、20C)を第2取り付け縁23Cと隣り合って配置されている第1取り付け縁13Cに縁と縁を接して位置決めするといった方法で、第1と第2グリップ部材(10C、20C)を第3所定型の成形チャネルに入れるステップで、第1グリップ部材10Cから第2グリップ部材20Cへの粒子の移動を防ぐために、遮断リブ41Cを設けて第1取り付け縁13Cと第2取り付け縁23Cの交差点で第2グリップ部材20Cの第2外側層22Cを押す。
(c.1)第1と第2グリップ部材(10C、20C)を第2取り付け縁23Cと隣り合って配置されている第1取り付け縁13Cに縁と縁を接して位置決めするといった方法で、第1と第2グリップ部材(10C、20C)を第3所定型の成形チャネルに入れるステップで、第1グリップ部材10Cから第2グリップ部材20Cへの粒子の移動を防ぐために、遮断リブ41Cを設けて第1取り付け縁13Cと第2取り付け縁23Cの交差点で第2グリップ部材20Cの第2外側層22Cを押す。
(c.2)第1取り付け縁13Cを第2取り付け縁23Cと一体化し、第2内部層22Cと第1内部層12Cでの第2グリップ部材20Cから第1グリップ部材10Cへの粒子を移動させるために、第3所定型内の第1グリップ部材10Cと第2グリップ部材20Cを第1グリップ部材10Cと第2グリップ部材20Cが成形チャネル内でわずかに溶解するまで加熱するステップ。
(c.3)第3所定型の第1と第2グリップ部材(10C、20C)を冷却して所定量の明色が第1グリップ部材10Cへ移動した半完成グリップ製品を形成するステップ。
(c.3)第3所定型の第1と第2グリップ部材(10C、20C)を冷却して所定量の明色が第1グリップ部材10Cへ移動した半完成グリップ製品を形成するステップ。
半完成グリップ製品が冷却されるとき、第1と第2グリップ部材(10C、20C)が成形チャネルの中で熱処理されるときに第1グリップ部材10Cを押している遮断リブ41Cのゆえにくぼみ溝14Cが第1グリップ部材10Cの外側層11C上に形成されるということは言及に値する。
それゆえ、ステップ(d)は、明色と暗色を持ったゴルフクラブグリップを第1グリップ部材10Cと第2グリップ部材20C間の交差点ではっきりと識別可能にするように、タッチアップ層30Cを形成するために明色を第1グリップ部材10Cにタッチアップするステップを備える。
図面に示しまた上記の本発明の実施形態及びはほんの例示的なものであって、限定的に意図したものではないことを当業者は理解するであろう。
よって、本発明の目的が十分に効果的に達成されことがわかるであろう。実施形態を本発明の機能的及び構造的原則を図解する目的で表示及び記載してきたが、このような原則を逸脱することなく変更の可能性がある。したがって、この発明には、以下の請求項の精神と範囲に含まれる全ての変更が含まれている。
よって、本発明の目的が十分に効果的に達成されことがわかるであろう。実施形態を本発明の機能的及び構造的原則を図解する目的で表示及び記載してきたが、このような原則を逸脱することなく変更の可能性がある。したがって、この発明には、以下の請求項の精神と範囲に含まれる全ての変更が含まれている。
Claims (22)
- シャフト及び前記シャフトの下側端に装着されたクラブヘッドを備えるゴルフクラブ用ゴルフクラブグリップであって、
暗色と第1材料密度を有する、第1内部層、第1外側層及び第1取り付け縁を規定する、第1グリップ部材と、
明色及び前記第1材料密度より大きい第2材料密度を有する、第2内部層、第2外側層及び第2取り付け縁を規定する、第2グリップ部材とを備え、
前記第1取り付け縁は縁と縁を接した状態で前記第2取り付け縁と一体化して前記シャフトを埋め込むための前記明色と暗色の細長い管状構造を形成し、前記第1グリップ部材と前記第2グリップ部材が加熱されて前記第1取り付け縁と前記第2取り付け縁で互いに一体化するとき、前記第1グリップ部材の前記内部層で形成された前記明色を適合させて前記暗色に上塗りすると同時に前記明色と前記暗色を、前記金クラブグリップの外部表面の前記第1取り付け縁と前記第2取り付け縁間の交差点ではっきりと識別可能にさせるように、前記第2内部層での前記第2グリップ部材の粒子が前記第1内部層での前記第1グリップ部材へ移動して前記第1グリップ部材で所定量の明色を形成するゴルフクラブグリップ。 - 請求項1に記載のゴルフクラブグリップであって、
前記第1グリップ部材の前記材料密度の前記第2グリップ部材の前記材料密度に対する比率は2:3であるゴルフクラブグリップ。 - 請求項1に記載のゴルフクラブグリップであって、
前記第1と前記第2グリップ部材が加熱されて互いに一体化するときに、前記第2グリップ部材から移動する前記第2グリップ部材の前記明るい色の粒子を覆うための前記第1グリップ部材の前記外側層に上塗りされた前記第1グリップ部材と同じ色を有するタッチアップ層を更に備えるゴルフクラブグリップ。 - 請求項2に記載のゴルフクラブグリップであって、
前記第1と前記第2グリップ部材が加熱されて互いに一体化するときに、前記第2グリップ部材から移動する前記第2グリップ部材の前記明るい色の粒子を覆うための前記第1グリップ部材の前記外側層に上塗りされた前記第1グリップ部材と同じ色を有するタッチアップ層を更に備えるゴルフクラブグリップ。 - 請求項3に記載のゴルフクラブグリップであって、
前記第1取り付け縁に隣接する位置で前記第1グリップ部材にくぼんで形成されたくぼみ溝を更に有するゴルフクラブグリップ。 - 請求項4に記載のゴルフクラブグリップであって、
前記第1取り付け縁に隣接する位置で前記第1グリップ部材にくぼんで形成されたくぼみ溝を更に有するゴルフクラブグリップ。 - 請求項5に記載のゴルフクラブグリップであって、
前記第1グリップ部材と前記第2グリップ部材の各々は、前記シャフトの直径に対応する部分と実質的に同じ直径を有する管状構造を有するので、前記第1グリップ部材と前記第2グリップ部材は前記ゴルフクラブ用グリップとして前記シャフト上にぴったりと取り付けることができるゴルフクラブグリップ。 - 請求項6に記載のゴルフクラブグリップであって、
前記第1グリップ部材と前記第2グリップ部材の各々は、前記シャフトの直径に対応する部分と実質的に同じ直径を有する管状構造を有するので、前記第1グリップ部材と前記第2グリップ部材は前記ゴルフクラブ用グリップとして前記シャフト上にぴったりと取り付けることができるゴルフクラブグリップ。 - 請求項5に記載のゴルフクラブグリップであって、
前記第1と前記第2グリップ部材のひとつはロゴ片として形成され、前記ロゴ片の周辺縁として形成された前記対応する取り付け縁を有するゴルフクラブグリップ。 - 請求項6に記載のゴルフクラブグリップであって、
前記第1と前記第2グリップ部材のひとつはロゴ片として形成され、前記ロゴ片の周辺縁として形成された前記対応する取り付け縁を有するゴルフクラブグリップ。 - 請求項1に記載のゴルフクラブグリップであって、
(a)少なくともひとつの第1グリップ部材を形成するステップで、前記第1グリップ部材は暗色と第1材料密度を有し、第1内部層、第1外側層及び第1取り付け縁の規定するステップと、
(b)少なくともひとつの第2グリップ部材形成するステップで、前記第2グリップ部材は明色と前記第1材料密度より大きい第2材料密度有し、第2内部層、第2外側層及び第2取り付け縁の規定するステップと、
(c)前記第1と前記第2グリップ部材を成形チャネル及び前記成形チャネル内で伸長した遮断リブを有する第3所定型において熱で一体化させるステップであって、前記遮断リブが前記第2グリップ部材の前記第2外側層を前記第1取り付け縁と前記第2取り付け縁の交差点で押すために設けられ、前記第1グリップ部材と前記第2グリップ部材が加熱されて前記第1取り付け縁と前記第2取り付け縁で互いに一体化するとき、前記第2外側層での前記第2グリップ部材の粒子が前記遮断リブにより遮断されて前記第1グリップ部材へ移動すると同時に、前記第2内部層での前記第2グリップ部材の粒子が前記第1内部層での前記第1グリップ部材へ移動し所定量の明色を前記第1グリップ部材で形成するステップと、
(d)前記明色と前記暗色を、前記金クラブグリップの外部表面の前記第1取り付け縁と前記第2取り付け縁間の交差点ではっきりと識別可能にするように、前記第1グリップ部材の前記第1外部表面上の前記第1グリップ部材と前記第2グリップ部材の前記交差点に前記暗色を上塗りするステップとを備える方法で製造されるゴルフクラブグリップ。 - ゴルフクラブグリップの製造方法であって、
(a)少なくともひとつの第1グリップ部材を形成するステップで、前記第1グリップ部材は暗色と第1材料密度を有し、第1内部層、第1外側層及び第1取り付け縁の規定するステップと、
(b)少なくともひとつの第2グリップ部材形成するステップで、前記第2グリップ部材は明色と前記第1材料密度より大きい第2材料密度有し、第2内部層、第2外側層及び第2取り付け縁の規定するステップと、
(c)前記第1と前記第2グリップ部材を成形チャネル及び前記成形チャネル内で伸長した遮断リブを有する第3所定型において熱で一体化させるステップであって、前記遮断リブが前記第2グリップ部材の前記第2外側層を前記第1取り付け縁と前記第2取り付け縁の交差点で押すために設けられ、前記第1グリップ部材と前記第2グリップ部材が加熱されて前記第1取り付け縁と前記第2取り付け縁で互いに一体化するとき、前記第2外側層での前記第2グリップ部材の粒子が前記遮断リブにより遮断されて前記第1グリップ部材へ移動すると同時に、前記第2内部層での前記第2グリップ部材の粒子が前記第1内部層での前記第1グリップ部材へ移動し所定量の明色を前記第1グリップ部材で形成するステップと、
(d)前記明色と前記暗色を、前記金クラブグリップの外部表面の前記第1取り付け縁と前記第2取り付け縁間の交差点ではっきりと識別可能にするように、前記第1グリップ部材の前記第1外部表面上の前記第1グリップ部材と前記第2グリップ部材の前記交差点に前記暗色を上塗りするステップとを備えるゴルフクラブグリップの製造方法。 - 請求項12に記載の方法であって、前記ステップ(c)は、
(c.1)前記第1と前記第2グリップ部材を、前記第2取り付け縁と隣り合って配置された前記第1取り付け縁と、縁と縁を接して位置決めするといった方法で、前記第1と前記第2グリップ部材を前記第3所定型の前記成形チャネルに入れるステップで、前記第1グリップ部材から前記第2グリップ部材への粒子の移動防ぐために、前記遮断リブを設けて前記第1取り付け縁と前記第2取り付け縁の交差点で前記第2グリップ部材の前記第2外側層を押すステップと、
(c.2)前記第1取り付け縁を前記第2取り付け縁と一体化し、前記第2内部層及び前記第1内部層での前記第2グリップ部材から前記第1グリップ部材への粒子を移動させるために、前記第3所定型内の前記第1グリップ部材と前記第2グリップ部材を前記第1グリップ部材と前記第2グリップ部材が前記成形チャネル内でわずかに溶解するまで加熱するステップと、
(c.3)前記第3所定型の前記第1と前記第2グリップ部材を冷却して、所定量の明色が前記第1グリップ部材へ移動した半完成グリップ製品を形成するステップとを備える方法。 - 請求項12に記載の方法であって、
前記ステップ(d)は前記明色と前記暗色を有する前記ゴルフクラブグリップを前記第1グリップ部材と前記第2グリップ部材間の前記交差点ではっきりと識別可能にさせるように、前記第1グリップ部材上の前記明色をタッチアップするステップを備える方法。 - 請求項13に記載の方法であって、
前記ステップ(d)は前記明色と前記暗色を有する前記ゴルフクラブグリップを前記第1グリップ部材と前記第2グリップ部材間の前記交差点ではっきりと識別可能にさせるように、前記第1グリップ部材上の前記明色をタッチアップするステップを備える方法。 - 請求項12に記載の方法であって、
前記第1グリップ部材の前記材料密度の前記第2グリップ部材の前記材料密度に対する比率は2:3である方法。 - 請求項14に記載の方法であって、
前記第1グリップ部材の前記材料密度の前記第2グリップ部材の前記材料密度に対する比率は2:3である方法。 - 請求項15に記載の方法であって、
前記第1グリップ部材の前記材料密度の前記第2グリップ部材の前記材料密度に対する比率は2:3である方法。 - 請求項17に記載の方法であって、
前記ステップ(a)は前記第1グリップ部材としての所定サイズのゴム材料の第1片を切断するステップを備え、前記ゴム材料の前記第1片は前記暗色及び前記第1材料密度を有する方法。 - 請求項18に記載の方法であって、
前記ステップ(a)は前記第1グリップ部材としての所定サイズのゴム材料の第1片を切断するステップを備え、前記ゴム材料の前記第1片は前記暗色及び前記第1材料密度を有する方法。 - 請求項19に記載の方法であって、
前記ステップ(b)は前記第2グリップ部材としての所定サイズのゴム材料の第2片を切断するステップを備え、前記ゴム材料の前記第2片は前記明色及び前記第2材料密度を有する方法。 - 請求項20に記載の方法であって、
前記ステップ(b)は前記第2グリップ部材としての所定サイズのゴム材料の第2片を切断するステップを備え、前記ゴム材料の前記第2片は前記明色及び前記第2材料密度を有する方法。
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