JP2011500301A - テープタブを有する喉頭マスク - Google Patents

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Abstract

本発明は、患者における肺換気のための装置及び方法に関する。特に、中空マスク部分の内部に一端が開口する気道チューブを備え、前記マスク部分がバックプレートとカフとを有し、前記マスク部分が喉頭の背後に実在する空間及び潜在する空間に難なく適合及びフィットし、かつ喉頭内部に入り込まずに喉頭口の周辺を密封するように形作され、前記気道チューブが近位端から遠位端に伸長し、かつ前記近位端の近傍に配置されたタブを有し、前記カフが挿入された位置にある時、密封された気道通路が前記チューブの近位端から声門開口部に伸長する、患者における肺換気を容易にする喉頭マスク気道装置であって、前記タブは、使用時に前記患者の人中に向けてバイアス可能に構成されることを特徴とする装置が提供される。

Description

本発明は、喉頭マスク装置、特に装置の位置制御を容易にするために近位端の近くに配置されたタブを有する喉頭マスク気道装置に関し、より具体的には、使用時にタブが患者の人中に向けてバイアス可能に構成された、かかる装置に関する。
喉頭マスク気道装置は、意識不明の患者に気道を確立する、又は麻酔を投与及び観察するために周知かつ有用である。The Laryngeal Mask Company Ltd.は、1つの人気のある喉頭マスク気道装置を「Classic」として長年商業的に販売した。かかる装置は、例えば特許文献1に記載され、一般的に、マスク部分と完全に挿入された形態で、患者における気道を確立する気道チューブとを含む。説明の都合上、「完全に挿入された形態」という用語は、本明細書においては、患者に挿入され、かつ次の特徴を有する喉頭マスク気道装置を指すために使用される。(1)マスク部分の遠位端が患者の通常閉鎖される食道括約筋に押し付けられ、(2)カフが、患者の声門開口部の周囲にシールを形成し、かつ(3)気道チューブが、患者の口の外側に位置する近位端からマスク部分に結合される遠位部分に伸長し、装置がチューブの近位端から患者の肺へ伸長する、密封された気道を提供するように、チューブが、患者の口及び患者の天然の上気道を通って伸長する。
かかる装置は、有効に働いていたが、それらの使用中に問題に直面した。患者において有効な気道を作るために、喉頭口の周囲のシールが維持されねばならず、患者に対して医療処置が行われている間に、装置が安定して定位置にある状態を保つべきであることを必要とする。しかしながら、このことは、標準のLMA装置で達成するのは困難であることが分かった。麻酔中の患者の無意識の動作が、LMAの移動又は取り除きを引き起こすことがあり、その有効性を減少させる。
このことは、患者における気道の喪失をもたらすことがあり、生命に関わる可能性がある状況である。医療従事者は、気道を喪失したならば、気道を回復させるために装置を調整する必要性のために、麻酔をかけられた患者に対して実行している処置から気持ちがそれることがある。このことは、医療従事者にとって時間がかかり、気を散らせ、かつ複雑であり、かつ患者にとって危険である。それ故に、麻酔の間、安定して定位置にある状態を保つ改良されたLMA装置が必要である。
米国特許第4509514号
本発明の目的は、上述の不都合の1つ以上を軽減しようと努める装置及び方法を提供することである。
本発明の第1の特徴において、中空マスク部分の内部に一端が開口する気道チューブを備え、前記マスク部分がバックプレートとカフとを有し、前記マスク部分が喉頭の背後に実在する空間及び潜在する空間に難なく適合及びフィットし、かつ喉頭内部に入り込まずに喉頭口の周辺を密封するように形作され、前記気道チューブが近位端から遠位端に伸長し、かつ前記近位端の近傍に配置されたタブを有し、前記カフが挿入された位置にある時、密封された気道通路が前記チューブの近位端から声門開口部に伸長する、患者における肺換気を容易にする喉頭マスク気道装置であって、前記タブは、使用時に前記患者の人中に向けてバイアス可能に構成されることを特徴とする装置が提供される。この特徴で、利用者が、テープを患者の顔、又はその頭の周囲にしっかりと、かつ都合良く締められるようになり、その結果、マスク部分は、喉頭口に対して安定して推し進められる。
好ましくは、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段は、前記タブと一体的に形成される。単一部品の製造は、それに続く取り付けステップを有する2つの部品の製造よりも簡易なので、このことは、製造上の利点を提供する。
好ましくは、前記タブは、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段を受け止めるように構成される。その場合、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスするいかなるタイプの手段も、例えば特定の患者群の正しい寸法に基づき選択できる。
好ましくは、前記タブ上の単一の場所が、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段を受け止めるように構成される。このことは、製造中に一体的に、又は生産後に、前記タブをバイアスする手段を位置決めできる、特別に設計された位置を提供する。好ましくは、前記タブは、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段を受け止めるように構成された複数の場所を備えることができる。このことは、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段のタイプに更なる可撓性を提供し、例えば上記手段は前記タブの側面に都合良く取り付けられる。
好ましくは、前記タブは、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段を固定して受け止めるように構成される。バイアス手段は、前記タブに固定される時、それは、しっかりと締め付けられ、その結果、バイアス手段が、場所から滑るか、又は移動する危険がない。
好ましくは、前記タブは、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段を摺動自在に受け止めるように構成される。この特徴により、利用者が、バイアス手段を摺動させることができるようになり、そのことはバックル又は同様の締め具の位置が利用者にとって都合が良いことを保証することにおいて、特に役に立つ。
好ましくは、テープ手段は、使用時に前記患者の顔又は頭に締め付けられる。このことは、患者が医療処置中に何らかの無意識の動作をする場合に、テープ手段が患者から離れた物体に取り付けられる場合よりも、マスクが更に安定して定位置にある状態を保つことを保証している。
好ましくは、テープ手段は、タブに調整可能に取り付けられる。この特徴は、LMA装置が、種々の異なる寸法及び形状の患者に対して、しっかりと位置決めできることを保証している。
好ましくは、テープ手段は、連続した伸縮性を備える。この特徴は、LMA装置が、調整を必要とせずに種々の異なる寸法及び形状の患者に対して、しっかりとかつ都合良く位置決めできることを保証している。このことは、気道の迅速な確立が優先事項である場合に特に役立つ。
好ましくは、テープ手段は、テープの少なくとも一部分の端部を、患者の顔又は頭の周囲に互いに取り付けることによって使用中に締め付けられる。この特徴は、LMA装置が種々の異なる寸法及び形状の患者に対して、しっかりと位置決めできることを保証している。
好ましくは、テープ手段は、フック、バックル、ベルクロ又はノットを使用して、テープ端部を互いに取り付けることによって使用時に締め付けられる。
好ましくは、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段は、接着用テープを含む。この特徴は、締め付け方法の強度を改良することを支援できるか、又は単独で使用される場合、前記タブをバイアスする特に迅速な方法を提供でき、このことは、緊急の状況で有用であり得る。
好ましくは、前記タブは、使用時に、前記患者の顎先から前記患者の鼻に向けて伸びる方向に、前記気道チューブから外側に向けて伸長する。タブが人中に向かって推し進められる時、咽頭口上のマスク部分の気道シールが増大するので、タブの位置は、好適である。
好ましくは、前記タブは、前記患者の鼻から前記患者の顎先に向けて伸びる線に垂直な方向で患者の人中に向けて、組み込まれたテープ手段によって使用時にバイアスされる。このことは、咽頭口上のマスク部分の気道シールを増大させる。
好ましくは、前記タブは、前記気道チューブから少なくとも15ミリメートル伸長する。この長さは、人中に向かってタブをバイアスするために必要な適応のための理想的な表面を提供する。
好ましくは、前記タブは、実質的に剛性である。このことは、タブが可撓性である場合よりもしっかりとLMA装置を締め付けるために使用できることを保証している。後者の場合、タブの動きは、患者に対するタブの動きを引き起こし、声門開口部上のシールの有効性を減少させるであろう。
好ましくは、前記タブは、第1部分と第2部分とを含み、前記タブの前記第1部分は、患者の顎先から患者の鼻に向かって伸びる方向で前記気道チューブから外側に伸長し、前記第2部分は、前記第1部分に対して角度を成して前記第1部分から伸長し、前記角度は、180度とは異なる。180度未満の角度は、人中に向かって前記タブをバイアスする手段が使用される時にバックルで留まる範囲を減少させる。
好ましくは、気道チューブは、コネクタ部分と第2部分とを含み、前記コネクタ部分は、近位部分と、遠位部分と、フランジとを含み、前記フランジは、前記タブを画定し、かつ前記近位部分及び前記遠位部分の間に配置され、前記遠位部分は、前記第2部分の近位端に挿入され、前記近位部分は、円筒形からなる。それ故に、前記タブは、前記患者の人中の近くに都合良く位置決めされるように、チューブから適切な位置で突き出る。前記タブが人中から更に遠くに位置決めされたならば、バイアス手段は、安全性が低くなり、声門開口部上のシールの有効性を減少させ得る。
好ましくは、タブは、前記気道チューブのコネクタ部分に摺動自在に取り付けられる。この特徴は、例えばLMA装置が完全に挿入された形態に一旦なったときに前記患者の人中が前記タブから遠い場合に、必要に応じて、タブの位置調整を可能にする。
好ましくは、前記タブは、前記気道チューブ又は前記コネクタ部分と接触する内径を有し、前記内径は、頂部と底部とを有し、前記頂部及び前記底部は、隆起部付き表面を有する。
好ましくは、前記タブが前記患者の人中に向けてバイアスされる時、隆起部は、コネクタ部分に圧入するように構成される。この特徴は、装置の遠位端を食道括約筋に対してバイアスする目的で前記タブが使用される時、位置をロックし、かつ気道チューブ又はコネクタ部分を上下に摺動しないことを保証する。
好ましくは、装置の遠位端は、テープ手段によって使用時に前記患者の食道括約筋に対してバイアスされる。このことは、喉頭口上のシールを安定して強化する。
好ましくは、タブはコネクタの一部である。任意に、コネクタは、取り外し可能である。
本発明の第2の特徴において、以上に記載された喉頭マスク気道装置を提供し、カフを患者の口を通して挿入場所に挿入し、かつタブを患者の人中に向けて患者にバイアスする、患者に換気を提供する方法が提供される。この方法は、医療処置が行われる間にLMA装置が動き回らず、気道としての有効性を減じないことを保証するために使用できる。医療従事者の利点は、気道への信頼及び利便性であり、その結果、必要な処置を自由に行うことができる。
好ましくは、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段は、前記患者の頭又は顔に、又はその周囲に取り付けられる。このことは、患者が医療処置中に何らかの無意識の動作を行う場合に、テープ手段が患者から離れた物体に付着させる場合よりも、マスクが更に安定して定位置にある状態を保つことを保証する。
好ましくは、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段は、弾性、接着性、調整可能な締め具、又は結ぶことができる自由端から構成される。使用される締め具のタイプは、患者の寸法及び形状、又は特殊な状況、例えば人工気道を確立する要求の緊急性に応じて選択できる。
好ましくは、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段は、口を通した挿入位置へのカフの挿入後に、利用者によって調整される。このことにより、利用者がタブを人中に向けて最大限にバイアスすることを保証する。
好ましくは、使用時に前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスすることにより、装置の遠位端が前記患者の食道括約筋に対してバイアスされる。このことにより、利用者が喉頭口上のシールの有効性を増大できるようにする。
好ましくは、前記気道チューブ上の前記タブの位置は、調整される。この特徴は、タブが人中に向けてバイアスするために適切な距離で位置決めされることを保証するために有用である。
本発明の実施態様は、添付図面を参照して非限定的な実施例によりこれから記載する。
本発明のLMA装置の側面図を示す。 コネクタ部分の側面図を示す。 バイアス手段の「折れ曲がり」又は「もつれ」を示す、完全に挿入された形態での本発明により構成されないLMA装置の側面図を示す。 完全に挿入された形態での本発明の喉頭マスク気道装置を示す。 人中に向かってタブをバイアスする手段を受け止めるように構成されたタブの平面図を示す。 内部に一体的に形成されたバイアス手段を有するタブの平面図を示す。 バイアス手段がタブ内のスリットを通して摺動自在に取り付けられたタブを示す。 固定して取り付けられたバイアス手段の2つの長さ部分を有するタブの平面図を示す。 バイアス手段の単一の連続した長さ部分がタブに固定して取り付けられた本発明の実施態様を示す。 内径上の隆起部を示すタブの斜視図である。 装置の気道チューブ上のタブの斜視図である。 使用時にタブが患者の人中に向けてバイアスする時の、気道チューブ上の隆起部のグリップを示すタブの側面図である。
図1Aは、患者の人中に向けてバイアス可能に構成されたタブ460を含むことにより、先行技術の装置の使用中に遭遇する問題に取り組む、本発明により作られた装置400を示す。装置400は、気道チューブ410と、マスク部分430とを含む。マスク部分は、平板415と、カフ434とを含む。マスク部分430は、近位端420から遠位端438へ伸長する。マスク部分430は、気道チューブ410の遠位部分412に取り付けられる。カフ434は、任意に膨張可能であっても良く、かつカフが膨張可能である場合、装置400は、カフ434を選択的に膨張及び収縮する際に使用する膨張線490とチェックバルブ492とを有する。位置タブ460は、患者の人中に向けてバイアス可能であるように構成され、かつ気道チューブ410の近位端の近くに配置される。
図1Bは、近位部分412と、遠位部分415と、近位及び遠位部分412、420の間に位置するフランジ430とを含むコネクタ部分420を示す。タブ460は、フランジ430の一体部分として形成される。近位部分412は、円筒形であり、かつ標準的医療換気、又は麻酔装置に結合されるように形成される。遠位部分420は、楕円形であり、かつ一体的チューブ及びバックプレート部分450の近位端452に伸縮自在に挿入されるように形成される。気道チューブ410は、図1Aに示すようにフランジ430が近位端452に接触するまで、遠位部分420をインテグラルチューブ及びバックプレート部分450の近位端452に伸縮自在に挿入することによって組み立てられる。コネクタ部分420は、硬質プラスチック又はポリカーボネート材料で作られる。コネクタ部分420は、例えば射出成形によって作ることができる。コネクタ部分420は、近位部分412と、遠位部分420と、フランジ430と、タブ460とを特徴付ける単一のモノリシック部品であることが好ましい。フランジ430及びタブ460は、剛性であることが好ましく、またコネクタ部分420の他の部分に対して堅く固定されることが好ましい。インテグラルチューブ及びバックプレート部分450は、PVCのようなプラスチック材料で同様に作られ、かつコネクタ部分420よりも柔らかい。インテグラルチューブ及びバックプレート部分450は、硬度のショアAスケールに関して約90のデュロメータを特徴とする。インテグラルチューブ及びバックプレート部分450は、射出成形によって作ることもでき、また単一のモノリシック部品であることが好ましい。
図1Bを参照すると、タブ460は、角度シータ(θ)でフランジ430から伸長する。角度シータの1つの選択としては、喉頭口との最大の密封係合を保証する点で好適であると認められた、15度である。タブ460は、高さHだけフランジ430から伸長する。タブ460の高さHの1つの選択としては、約15ミリメートルである。フランジ430は、線Lに実質的に垂直な方向に、気道チューブの近位部分から伸長する。特に、フランジ430は、距離Dに対して線Lに実質的に垂直な方向に気道チューブの近位部分から伸長し、かつ次にタブ460を特徴付けるために角度シータだけ逸れて曲げられる。距離Dの1つの選択としては、喉頭口との最大の密封係合を保証する点で好適であると認められた、5ミリメートルである。
使用時にバイアス手段のバックリング又は折れ曲がりを回避するために、タブの角度は、同様に重要である。例えば、図1Cに示すように、タブ460が、患者の顎先から患者の鼻に及ぶ方向に、使用時に気道チューブから180度の角度で上方に伸長している場合、バイアス手段500は、それを顔の特定の場所で、又は後頭部の周囲に固定することが必要ならば、「折れ曲がる」か、又は「もつれる」ことがある。患者において安全な気道を保証するために非常に重要であるバイアス手段の「折れ曲がり」又は「もつれ」417は、ある種の「緩み」を導入することにより、気道の有効性を減じることがある。換言すれば、バイアス手段の折れ曲がりは、患者が動く時「真っ直ぐに」なり得る。このことは、気道装置が患者内でシフトする可能性を増大させ、喉頭口上のシールを減少させる。この問題点に取り組む1つの方法は、バイアス手段が、平坦な、折れ曲がっていない状態で患者の顔又は頭に取り付けられるようにタブの角度を設計し、最大限に安全な気道を維持することである。
気道チューブに対してタブ460の配向を記載する、もう1つの方法は、タブが、チューブの内部気道通路を特徴付けるチューブの壁から、外側に、又は内部通路から離れて伸長することである。装置400が完全に挿入された形態にある時、タブは、チューブ壁から患者の鼻に向かって外側に伸長する。更に一般的には、上下方向が、患者の鼻及び患者の顎先の間に伸長する線に沿っているとして定義されるならば、装置が完全に挿入された形態にある時、タブ460は、上下方向に一般的に伸長する。
装置400を完全に挿入された形態に安定して保持することを容易にすることに加えて、タブ460は、患者への装置400の挿入も容易にし、かつ装置の一般的な操作も容易にする。喉頭マスク気道装置が患者に挿入されるにつれ、気道チューブの近位端は、一般的に保持及び操作される。マスク部分を患者の天然の気道に通すことを容易にするために、潤滑剤が一般的に塗布される。しかしながら、潤滑剤はまた、気道チューブの近位端を滑りやすくし、かつ扱いにくくする。気道チューブの近位端から外側に伸長するタブ460は、装置の挿入及び操作中に都合良く保持できる追加の表面を提供する。したがって、タブ460は、一般的に装置400の挿入及び操作を容易にする。
以上に論じたように、装置400は、装置が完全に挿入された形態にある時、患者の人中に沿って一般的に突き出る単一のタブ460を有する。この形態が便利である1つの理由は、患者の上唇及び頬が、患者の頭の他の部分に対して一般的に動かないことである。対照的に患者の下唇及び顎は、頭に対して容易に動かされ、かつ従って装置400を固定するために安定性の低いプラットフォームを提供する。しかしながら、上唇に沿って突き出る単一のタブは、便利な形態であるが、タブの他の形態が使用できることが認識されるであろう。例えば、本発明により構成された装置は、下方の患者の下唇に沿って下方に、又は何らかの他の方向に突き出るタブを代わりに含むことができる。あるいは、本発明により構成された装置は、装置が完全に挿入された形態にある時、一方が上唇に沿って突き出て、かつ他方が下唇に沿って突き出る2つのタブを含むことができ、かつバイアス手段は、一体的に形成できるか、又はタブのいずれか又は両方に取り付けられ、かつ患者の頬又は患者の頭の他の部分に締め付けられる。
使用時に、マスク部分430は患者の口を通り、患者の咽頭に挿入される(図2)。装置は、マスク部分430の遠位端438が、患者の通常閉鎖される食道に支えられるように、かつマスク部分430の端部438が患者の気管の通路(すなわち、患者の声門開口部)と位置合わせされるように、位置決めされることが好ましい。マスク部分がそのように位置決めされた後、カフは、患者の声門開口部450の周囲にシールを形成し、かつそれ故に気道チューブ410の近位端Fから患者の気管Dに伸長する密封された気道を確立する。気道装置400が完全に挿入された位置にある時、位置タブ460は、患者の人中の近くに配置される。
気道チューブ410は、タブ460から装置の遠位端への力を伝達する。組み込まれたテープ手段600によって加えられる力は、一般的に装置400を患者に引き入れ、特に、(a)患者の口に向かってタブを、また(b)喉頭口との更に密封する係合に向かって装置の遠位端を、同時にバイアスするために作用する。矢印Dの方向に装置の遠位端をバイアスすることは、好適にはカフ434の遠位端438が患者の通常閉鎖される食道括約筋と一般的にしっかりと接触した状態を保つことを確実にする。装置300の遠位端が患者の食道括約筋としっかりと接触した状態を保つことを保証することは、好適には、麻酔中に逆流した物質が患者の肺に吸引される可能性を減少させる。装置は、テープのような別個の手段を使用して定位置に固定される先行技術の装置よりも速く、便利でかつ安全に、タブに予め取り付けられたバイアス手段を使用して固定される。
装置400をバイアスし、かつ喉頭口との密封した係合を増大させるために、タブ460は、使用時に、患者の人中に向けてバイアスされるように構成できる。例えば、タブ460は、患者の人中をバイアスする手段を受け止めるように構成できる。換言すると、タブは、バイアス手段500がタブに取り付けられるように、少なくとも1つの孔、スリット、フック、他の取り付ける手段465、又はその組み合わせを有することができる(図3A)。あるいは、バイアス手段500は、例えば成形による製造中に、タブ460との一体形として一体的に形成される(図3B)。
バイアス手段を受け止めるための手段を介して、又はタブと一体的に形成されたバイアス手段を介して、使用時にタブが人中に向けてバイアスされることを可能にするタブの適応は、先行技術に対して多数の利点を有する。臨床医は、テープの長さ、位置タブ及び患者の不便な調整を心配する必要がない。従って臨床医は、速くかつ都合良く、喉頭マスク気道装置をその完全に挿入された形態に固定できる。臨床医は、タブへ、かつ次には患者の顔へテープを固定する厄介なプロセスの代わりに、意識不明の患者に集中できるので、このことは、命を救う利点になる可能性がある。バイアス手段の調整可能な性質は、タブが、いかなる寸法又は形状の頭を有する患者にも必要とされるような気道装置をバイアスするために使用できることを保証する。更なる利点は、バイアス手段がとりわけ適した場所に取り付けられるか、又はタブと一体的に形成されるので、テープが滑り、かつその安全な挿入位置からそれを放出する可能性がないことである。
患者の頭を回せない場合、後頭部の周囲に結ぶことによってテープを固定することは困難であろう。テープがタブに固定して取り付けてあれば、テープを使用して気道装置を固定することにおいて問題を生じてしまう。図4Aは、テープがタブ460上で取り付ける手段465を通って摺動することを可能にする形で、バイアス手段500の長さ部分がタブ460に取り付けられた、タブ460の平面図を示す。従って、テープの端部は、患者の頭又は耳の周囲のいかなる場所でも都合良く結ぶか、締め付けることができる。図4Bは、タブが、患者の頭又は耳の周囲に結ぶことができるタブ460に固定して取り付けられた2つの部分からなるバイアス手段500を組み込んだ、代替的な実施態様を示す。テープの長さは、ノット又は締め具を患者の頭又は耳の周囲のいかなる場所にも作ることができるように十分に長い。この実施態様に関する可能な変形例は、テープの中間点がタブに取り付けられた特定の長さのテープを用いることである。図4Cは、使用時に患者の耳又は頭の周囲で伸縮できる、連続する伸縮性のあるバイアス手段500を有するタブ460を示す。伸縮性のあるテープの使用は、テープがいかなる患者にもフィットするために都合良く伸縮可能であることを保証し、かつバイアス手段の2つの端部を締め付け、固着又は結ぶのに不十分な時間のときなど、臨床医が非常に速く行動せねばならない場合に、特に有用であろう。バイアス手段は、調整可能な締め具によっても固定できる。使用時に、バイアス手段は、患者の頭又は耳の周囲に固定でき、かつ頭のいかなる寸法又は形状を有する患者に対して安全なフィットを保証するために、締め具を使用して調整できる。
上記実施態様のいずれかに関する可能な変形例は、テープ手段が患者の顔又は頭に直接的に取り付けることができるように、追加で又は二者択一的に接着テープを用いることである。接着用テープを使用してテープを患者の顔又は頭に締め付けることによって、バックル、フック、結び合わせ又は他の手段を使用してテープを締め付ける必要性は、回避される。本発明のこの実施態様は、患者の耳又は頭の周囲にテープを締め付けるために必要とされる頭の動きが、臨床的に不適切である状況において非常に有用である。このことは、結び合わせのような上述の固定方法、又は調整可能な締め具が使用される時、麻酔処置中に気道装置が定位置に保たれる強度を向上させるためにも使用できる。
患者の顔の形状の何らかの変動、特に人中がどの位、窪んでいるか、又は隆起しているかが観察される。このことは、気道装置を定位置に安定して固定するために人中に向けて、タブがバイアスされる時に、問題を引き起こすことがある。例えば、タブが、人中に十分にバイアスされないならば、タブから患者の顔に到達するために必要なバイアス手段の長さが更に長くなることがあり、装置がシフトする更なる可能性を作る。従って、タブは、気道チューブに調整可能に位置決めでき、その結果、一旦装置が完全に挿入された形態になると、患者の人中に向けて、又は離すように摺動させることができる。図5に示すように、気道チューブ410と接触し得る、タブ460の一実施態様の内径475は、隆起部470を有し得る。本発明の代替的実施態様が使用される場合、タブ460の内径475は、以上に記載したようにコネクタ部分420と接触し得る。タブ460が、患者の人中に向かって推し進められない時、タブ460は緩んでおり、かつ図6に示すように気道チューブ410を上下に摺動できる。換言すると、隆起部470は、気道チューブ410の外径又はコネクタ部分420と接触しない。しかしながら、タブ460が患者の人中に向けてバイアスされる時、これらの隆起部470は、図7及び8に示すように、気道チューブ410又はコネクタ部分420に食い込む。隆起部470が気道チューブ410又はコネクタ部分420に食い込む時、タブが気道チューブ410又はコネクタ部分420に沿って上下に摺動することを妨げる、「把持する」行為が作られる。タブ460は、気道チューブ410のコネクタ部分420上に位置決めできる。かかる場合において、コネクタ部分420は、タブ460が摺動することを妨げるために隆起部470がなおも更なる強度により把持できる、柔らかい材料で作られた「咬合阻止器」を有し得る。

Claims (33)

  1. 中空マスク部分の内部に一端が開口する気道チューブを備え、前記マスク部分がバックプレートとカフとを有し、前記マスク部分が喉頭の背後に実在する空間及び潜在する空間に難なく適合及びフィットし、かつ喉頭内部に入り込まずに喉頭口の周辺を密封するように形成され、前記気道チューブが近位端から遠位端に伸長し、かつ前記近位端の近傍に配置されたタブを有し、前記カフが挿入された位置にある時、密封された気道通路が前記チューブの近位端から声門開口部に伸長する、患者における肺換気を容易にする喉頭マスク気道装置であって、
    前記タブは、使用時に前記患者の人中に向けてバイアス可能に構成されることを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、
    前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段は、前記タブと一体的に形成されることを特徴とする装置。
  3. 請求項1に記載の装置であって、
    前記タブは、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段を受けるように構成されることを特徴とする装置。
  4. 請求項3に記載の装置であって、
    前記タブは、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段を受けるように構成される単一の場所を備えていることを特徴とする装置。
  5. 請求項3に記載の装置であって、
    前記タブは、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段を受けるように構成された複数の場所を備えていることを特徴とする装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の装置であって、
    前記タブは、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段を固定して受けるように構成されることを特徴とする装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の装置であって、
    前記タブは、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段を摺動自在に受けるように構成される装置。
  8. 先行する請求項のいずれかに記載の装置であって、
    前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段は、使用時に前記患者の顔又は頭を締め付けることを特徴とする装置。
  9. 先行する請求項のいずれかに記載の装置であって、
    前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段は調整可能であることを特徴とする装置。
  10. 先行する請求項のいずれかに記載の装置であって、
    前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段は、連続した伸縮性を備えていることを特徴とする装置。
  11. 先行する請求項のいずれかに記載の装置であって、
    前記患者の人中に向かって前記タブをバイアスする手段は、使用時に前記患者の頭の周囲で伸長するテープの少なくとも一部分であり、前記テープの少なくとも一部分の自由端が互いに取り付けられることを特徴とする装置。
  12. 請求項11に記載の装置であって、
    前記テープの少なくとも一部分の前記自由端は、フック、バックル、ベルクロ又はノットを使用して互いに取り付けられることを特徴とする装置。
  13. 先行する請求項のいずれかに記載の装置であって、
    前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段は、伸縮性を有することを特徴とする装置。
  14. 先行する請求項のいずれかに記載の装置であって、
    前記患者の顔又は頭への使用時に、前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段は、接着用テープを含むことを特徴とする装置。
  15. 先行する請求項のいずれかに記載の装置であって、
    前記タブは、使用時に、前記患者の顎先から前記患者の鼻に向けて伸びる方向に前記気道チューブから外側に向けて伸長することを特徴とする装置。
  16. 先行する請求項のいずれかに記載の装置であって、
    前記タブは前記気道チューブから少なくとも15ミリメートル伸長することを特徴とする装置。
  17. 先行する請求項のいずれかに記載の装置であって、
    前記タブは、実質的に剛性であることを特徴とする装置。
  18. 先行する請求項のいずれかに記載の装置であって、
    前記タブは、第1部分と第2部分とを有し、前記タブの前記第1部分は、前記患者の顎先から前記患者の鼻に向けて伸びる方向に前記気道チューブから外側に向けて伸長し、前記第2部分は、前記第1部分に対して角度を成して前記第1部分から伸長し、前記角度は180度とは異なることを特徴とする装置。
  19. 先行する請求項のいずれかに記載の装置であって、
    前記気道チューブは、コネクタ部分と第2部分とを有し、前記コネクタ部分は、近位部分と、遠位部分と、フランジとを有し、前記フランジは、前記タブを画定し、かつ前記近位部分及び前記遠位部分の間に配置され、前記遠位部分は、前記第2部分の近位端に挿入され、前記近位部分は、円筒形からなることを特徴とする装置。
  20. 先行する請求項のいずれかに記載の装置であって、
    前記タブは、前記気道チューブの前記コネクタ部分に摺動自在に取り付けられることを特徴とする装置。
  21. 先行する請求項のいずれかに記載の装置であって、
    前記タブは、前記気道チューブと接触する内径を有し、前記内径は、頂部と底部とを有し、前記頂部及び底部は、隆起部付き表面を有することを特徴とする装置。
  22. 請求項21に記載の装置であって、
    前記タブが前記患者の人中に向けてバイアスされる時、前記隆起部は、前記コネクタ部分に圧入されるように構成されることを特徴とする装置。
  23. 先行する請求項のいずれかに記載の装置であって、
    前記タブを使用時に前記患者の人中に向けてバイアスすることにより、装置の遠位端が、前記患者の食道括約筋に対してバイアスされることを特徴とする装置。
  24. 先行する請求項のいずれかに記載の装置であって、
    前記タブは、コネクタの一部であることを特徴とする装置。
  25. 請求項24に記載の装置であって、
    前記コネクタは、取り外し可能であることを特徴とする装置。
  26. A.先行する請求項のいずれかに記載の喉頭マスク気道装置を提供し、
    B.カフを患者の口を通して挿入位置に挿入し、かつ
    C.タブを患者の人中に向かって患者にバイアスすることを含む、
    ことを特徴とする、患者に換気を提供する方法。
  27. 請求項26に記載の方法であって、
    前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段は、前記患者の頭又は顔に、又はその周囲に取り付けられることを特徴とする方法。
  28. 請求項27に記載の方法であって、
    前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段は、弾性、接着性、調整可能な締め具、又は結ぶことができる自由端から構成されることを特徴とする方法。
  29. 請求項27に記載の方法であって、
    前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスする手段は、口を通した挿入位置への前記カフの挿入後に、利用者によって調整されることを特徴とする方法。
  30. 請求項27に記載の方法であって、
    使用時に前記患者の人中に向けて前記タブをバイアスすることにより、装置の遠位端が前記患者の食道括約筋に対してバイアスされることを特徴とする方法。
  31. 請求項27に記載の方法であって、
    前記気道チューブ上の前記タブの位置は調整されることを特徴とする方法。
  32. 実質的にここで記載された喉頭マスク気道装置。
  33. 実質的にここで記載された患者に換気を提供する方法。
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