JP2011259642A - モータ - Google Patents

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JP2011259642A
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Akihisa Matsushita
晃久 松下
Naohisa Mimura
直久 三村
Tsunezo Yoshizawa
恒造 吉澤
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Abstract

【課題】モータ内部における機械抵抗を従来に比して低減可能とするモータを提供する。
【解決手段】突起形状を成し、コンミテータの各セグメントに各々摺接する複数のコンミテータ摺接部と、突起形状を成し、スリップリングと摺接して当該スリップリングから電力供給を受ける複数のスリップリング摺接部と、スリップリング摺接部および複数のコンミテータ摺接部を電気的に接続するターミナル部とを備え、コンミテータ摺接部、ターミナル部、およびスリップリング摺接部は、一体的に形成されており、スリップリング摺接部の数はコンミテータ摺接部の数未満であることを特徴とするブラシユニットを備えたモータ。
【選択図】図3

Description

本発明は、モータに関し、より特定的には、ブラシモータに関する。
従来、永久磁石を備えたロータ、複数のステータコイル、コンミテータ(整流子)、ブラシ、およびスリップリングを備える直流モータが知られている。一般的には、コンミテータには、ステータコイルの数に応じた数のセグメント(端子)が備えられており、ロータには当該セグメント数に応じた数のブラシが搭載されている。上記のようなモータの一例が、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示される直流モータにおいては、スリップリングから当該スリップリングと一端が摺接するブラシへ電力が供給される。次いで、ブラシの他端はコンミテータと摺接しており、ブラシへ供給された電力はコンミテータへ送電される。コンミテータへ送電された電力は、当該コンミテータに電気的に接続されたコイルへ供給される。このようにして、電力供給を受けたステータコイルが電磁力を発することにより、直流モータのロータが回転する。
特開2010−075016号公報
ところで、一般的に直流モータにおいて、回転量を精密に制御しようとする場合、モータの極数を大きくする必要がある。しかしながら、上述のような構成の直流モータにおいて極数を増加させた場合、当該極数に応じてブラシの数を増やす必要がある。ここで、ブラシの数が増加すると、スリップリングと各ブラシとの接点数や接触面積が増加するため、スリップリングと各ブラシとの間に生ずる機械抵抗が増加する。そして、このような機械抵抗が増加した場合、電力効率の低下や、騒音および振動の増加を招く虞がある。
本発明は上記の課題を鑑みて成されたものであり、モータ内部における機械抵抗を従来に比して低減可能とするモータを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本願は以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明は、円筒中空状のヨークハウジングと、ヨークハウジングの内周面に沿って配置された複数のステータコイルと、ステータコイルの内側において回転可能に配置され、永久磁石およびブラシユニットを備えたロータと、ヨークハウジングの内部においてブラシユニットの他端と摺接するように固設され、ブラシユニットへ電力を供給するスリップリングとヨークハウジング内部においてブラシユニットの一端と摺接するように固設され、各ステータコイルとそれぞれ電気的に接続された複数のセグメントを有するコンミテータとを備えるモータである。そして、ブラシユニットは、突起形状を成し、コンミテータの各セグメントに各々摺接する複数のコンミテータ摺接部と、突起形状を成し、スリップリングと摺接して当該スリップリングから電力供給を受ける複数のスリップリング摺接部と、スリップリング摺接部および複数のコンミテータ摺接部を電気的に接続するターミナル部とを備え、コンミテータ摺接部、ターミナル部、およびスリップリング摺接部は、一体的に形成されており、スリップリング摺接部の数はコンミテータ摺接部の数未満であることを特徴とする。
第1の発明によれば、モータ内部における機械抵抗を従来に比して低減可能である。具体的には、従来は個別に複数個搭載されていたブラシが一体的なブラシユニットとして構成されている。そのため、スリップリングから供給される電力は、スリップリング摺接部からブラシに流入し、ターミナル部を経由してコンミテータ摺接部の各突起へ分配される。そのため、ブラシユニットとスリップリングとの接点数は、モータの極数に関わらず任意に定めることができる。すなわち、ブラシユニットとスリップリングとの接点数をモータの極数より少なくすることができる。したがって、ブラシユニットとスリップリングとの摩擦による機械抵抗を従来に比して低減することができるのである。
モータ1の構成の一例を示す側断面図 ロータASSY4の構成の一例を示す側断面図 プラスブラシユニットの斜視図 プラスブラシユニット、およびマイナスブラシユニットをスリップリング側から見た側面図 プラスブラシユニット、およびマイナスブラシユニットをコンミテータ側から見た側面図 プラスブラシユニット、およびマイナスブラシユニットの側断面図
以下、本発明の実施形態に係るモータ1について説明する。先ず、図1を参照してモータ1の構成について説明する。なお、図1は、モータ1の構成の一例を示す側断面図である。図1に示すように、モータ1は、大別して、ヨークハウジング2、ステータコイル3、ロータASSY4、スリップリング5、およびコンミテータ6を備える。
ヨークハウジング2は内部に円筒状の空間を有する円筒中空状の筐体部品である。ヨークハウジング2の内部には、ステータコイル3、ロータASSY4、スリップリング5、およびコンミテータ6が配置される。
ステータコイル3は、例えば、合成樹脂等で成形されたステータコアに銅線等の導電性のワイヤを巻設して成るコイル部材である。ステータコイル3は、ヨークハウジング2の内周側面に沿って等間隔に複数固定配置される。例えば、モータ1が8極のモータである場合、
ヨークハウジング2の内周側面に沿って8個のステータコイルが、ヨークハウジング2の内周底面から見て40度毎に配置される。
ロータASSY4は、ステータコイル3が配置されたヨークハウジング2のさらに内部に回転可能に配置された部材である。図2は、ロータASSY4の構成の一例を示す側断面図である。ロータASSY4は、シャフト41、ロータコア42、永久磁石43、プラスブラシユニット44、およびマイナスブラシユニット45を備える。ロータコア42は、例えば、電磁鋼板や樹脂等の素材で形成され、円筒形状を成す。シャフト41は、ロータコア42の一方底面から他方底面へ貫通するようにして組み付けられる。そして、シャフト41を中心としてモータの極数に応じた数の永久磁石43が、ロータコア42の外周側面に取り付けられる。プラスブラシユニット44、およびマイナスブラシユニット45は、金属やカーボン等の導電性を有する材質で形成されたブラシであり、ロータコアのロータコア42の一方底面から他方底面へ貫通するように搭載される。なお、プラスブラシユニット44、およびマイナスブラシユニット45の形状の詳細な説明は後述する。また、以下では、プラスブラシユニット44、およびマイナスブラシユニット45を総称してブラシユニットと呼称する。このように構成されたロータASSY4は、シャフト41の両端がヨークハウジング2に設けられた軸受け21、22に支持されることによってヨークハウジング2の内部において回転自在に配置される。
スリップリング5は、外部から供給される電力をプラスブラシユニット44、およびマイナスブラシユニット45へ送電する部材である。スリップリング5は、外部電源と接続されるターミナル23と、ピッグテール24を介して接続されている。スリップリング5は、ヨークハウジング2の内部において、スプリング25に付勢されロータコア42の一方底部側を他方底部側へ向けて押圧するよう配置される。この際、スリップリング5は、プラスブラシユニット44、およびマイナスブラシユニット45の一方端(スリップリング摺接部441、451)と各々摺動可能に圧接する。このように配置されることによって、プラスブラシユニット44、およびマイナスブラシユニット45は、各々が回転している間においても、スリップリング5からの電力供給を受けることができる。なお、プラスブラシユニット44には、プラスの駆動電流が、マイナスブラシユニット45には、マイナスの駆動電流が各々供給される。
コンミテータ6は、プラスブラシユニット44、およびマイナスブラシユニット45から供給された電力を各ステータコイル3へ送電する部材である。コンミテータ6には、モータの極数、すなわち、ステータコイル3の数に応じた数のセグメント61が搭載されている。セグメント61は、各々対応するステータコイル3と電気的に接続されており、各セグメント61に電力が供給されることにより、対応するステータコイル3に電力が供給される。コンミテータ6は、ヨークハウジング2の内部においてロータコア42の他方底部側に配置されており、スプリング25の付勢力によりスリップリング5とともに付勢されたロータASSY4と圧接する。この際、プラスブラシユニット44、およびマイナスブラシユニット45の他方端(コンミテータ摺接部443、453)と対応する各セグメント61が当接することによって、各ブラシユニットからの電力が各セグメント61に供給される。なお、本実施形態においては、8極のモータを想定し、8つのセグメント61がコンミテータ6に備えられているものとする。
次いで、プラスブラシユニット44、およびマイナスブラシユニット45の形状について、図3から図6を参照して説明する。図3は、プラスブラシユニット44の斜視図である。図4は、プラスブラシユニット44、およびマイナスブラシユニット45をスリップリング5側(図3における矢印A方向)から見た側面図である。図5は、プラスブラシユニット44、およびマイナスブラシユニット45をコンミテータ6側(図3における矢印B方向)から見た側面図である。図6は、プラスブラシユニット44、およびマイナスブラシユニット45の側断面図である。なお、図6は、図4および5におけるα−α断面を示す側断面図である。
図3から6に示すように、プラスブラシユニット44は、スリップリング摺接部441、ターミナル部442、およびコンミテータ摺接部443とを備える。スリップリング摺接部441、ターミナル部442、およびコンミテータ摺接部443は、何れも導電性の材質で一体的に形成されているものとする。
スリップリング摺接部441は、スリップリング5と各々摺接するべく設けられた部位である。スリップリング摺接部441の形状は任意として良いが、本実施形態においては、スリップリング摺接部441が2本の棒状突起である例を示す。
コンミテータ摺接部443は、コンミテータと各々摺接するべく設けられた棒状突起である。コンミテータ摺接部443は、モータの極数に応じた数だけ設けられる。本実施形態においては、8極のモータを想定し、プラスブラシユニット44がコンミテータ摺接部443を4つ備える例を示す。
ターミナル部442は、上記複数のスリップリング摺接部441およびコンミテータ摺接部443を連結する円環状の部位である。各コンミテータ摺接部443がターミナル部442によって相互に電気的に接続されているため、スリップリング摺接部441から給電された電力は、ターミナル部442を介してコンミテータ摺接部443へ分配される。
マイナスブラシユニット45もプラスブラシユニット44と同様に、スリップリング摺接部451、ターミナル部452、およびコンミテータ摺接部453とを備える。但し、マイナスブラシユニット45が備えるターミナル部452の直径は、プラスブラシユニット44が備えるターミナル部442の直径と異なるものとする。なお、本実施形態においては、ターミナル部452の直径が、ターミナル部442の直径より大きなものである場合を例示する。
従来のモータにおいては、スリップリング摺接部451とコンミテータ摺接部453とが一本のブラシとして形成されており、極数に応じた本数のブラシが搭載されていた。
その点、本発明に係るモータ1においては、上記のように構成されたブラシユニットを搭載しているため、スリップリング摺接部441、451の本数、さらに言えば形状を、モータの極数に関わらず任意に定めることができる。具体的には、従来であればプラスの電流を4つのセグメント61に同時に供給するためにはスリップリング摺接部441が4本必要であったところを、本実施形態においては、スリップリング摺接部441を2本で構成可能である。したがって、本発明に係るモータ1は、スリップリング5とブラシ(ブラシユニット)との接点数をモータの極数より少なくして、ブラシユニットとスリップリング5との摩擦による機械抵抗を従来に比して低減することができる。故に、モータの極数の増加に伴う電力効率の低下や、騒音および振動の増加を抑制することができる。
なお、上記では、スリップリング摺接部441、ターミナル部442、およびコンミテータ摺接部443が一体形成されている例について示したが、スリップリング摺接部441、ターミナル部442、およびコンミテータ摺接部443が各々、予め個別形成され、相互に組みつけられることによって一体のプラスブラシユニット44を構成するものとしても良い。マイナスブラシユニット45についても同様である。
また、上記では、プラスブラシユニット44、およびマイナスブラシユニット45の2つのブラシユニットがモータ1に搭載される例について説明したが、本発明に係るモータ1は上記のような構成のブラシユニットを1つ搭載する構成としても構わない。なお、モータ1をこのような構成とする場合は、1つのブラシユニットに供給する電力極性(プラス/マイナス)を交互に変更するよう電源を制御する。
本発明に係るモータは、モータ内部における機械抵抗を従来に比して低減可能とするモータなどとして有用である。
1 モータ
2 ヨークハウジング
21、22 軸受け
23 ターミナル
24 ピッグテール
25 スプリング
3 ステータコイル
4 ロータASSY
41 シャフト
42 ロータコア
43 永久磁石
44 プラスブラシユニット
441 スリップリング摺接部
442 ターミナル部
443 コンミテータ摺接部
45 マイナスブラシユニット
451 スリップリング摺接部
452 ターミナル部
453 コンミテータ摺接部
5 スリップリング
6 コンミテータ
61 セグメント

Claims (1)

  1. 円筒中空状のヨークハウジングと、
    前記ヨークハウジングの内周面に沿って配置された複数のステータコイルと、
    前記ステータコイルの内側において回転可能に配置され、永久磁石およびブラシユニットを備えたロータと、
    前記ヨークハウジングの内部において前記ブラシユニットの他端と摺接するように固設され、前記ブラシユニットへ電力を供給するスリップリングと
    前記ヨークハウジング内部において前記ブラシユニットの一端と摺接するように固設され、前記各ステータコイルとそれぞれ電気的に接続された複数のセグメントを有するコンミテータとを備えるモータであって、
    前記ブラシユニットは、
    突起形状を成し、前記コンミテータの各セグメントに各々摺接する複数のコンミテータ摺接部と、
    突起形状を成し、前記スリップリングと摺接して当該スリップリングから電力供給を受ける複数のスリップリング摺接部と、
    前記スリップリング摺接部および前記複数のコンミテータ摺接部を電気的に接続するターミナル部とを備え、
    前記コンミテータ摺接部、前記ターミナル部、および前記スリップリング摺接部は、一体的に形成されており、
    前記スリップリング摺接部の数は前記コンミテータ摺接部の数未満であることを特徴とする、モータ。
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