JP2011259480A - 無線通信装置、無線通信端末および無線通信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前記無線パケットを送信するための信号を生成する信号生成手段を備え、前記無線パケットは、前記無線受信装置における第1の自動利得制御(AGC:Auto Gain Control)のための第1プリアンブルと、前記無線受信装置における周波数同期のための第2プリアンブルと、前記第1のAGCのあとに行われる、前記無線受信装置における第2のAGCのための第3プリアンブルと、前記無線送信装置と前記無線受信装置との間のチャネル推定を行うための第4プリアンブルと、データを搬送するためのデータフィールドとを含むことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
ショートプリアンブル列101の先頭の受信に応答して、受信装置はAGCを開始する(ステップS1)。
次に、制御の開始であるカウンタ(i)にゼロを代入する(ステップS2)。
次に、カウンタの値を参照して、制御の最初であるか途中であるかを判定する(ステップS3)。ここでは、カウンタの値はゼロであるため、YESと判定されステップS4に進む。
次に、プリアンブル105を受信中か否かの判定を行う(ステップS4)。この場合は無線パケットの先頭であるショートプリアンブル列101を受信しているためNOと判定され、ステップS5に進む。ステップS5では予め決められた初期値を設定する。
次に、与えられた初期値がステップS6において反映され、可変利得増幅器の増幅率が変更される。次に、現在のショートプリアンブル列の受信レベルの測定を行う(ステップS7)。ここで受信レベルがA/D変換器によって適切なレベル(ターゲットレベル)に設定されていなければNOと判定され、ステップS9に進む。
ステップS9では、カウンタの値を増加してステップS3へ進む。ステップS3では、カウンタの値が1であるため、ステップS10に進む。ステップS10では、ステップS7で測定されたレベルを用いて利得の計算を行う。
102…第1ロングプリアンブル列
103…第1シグナルフィールド
104…第2シグナルフィールド
105A〜105D…AGC用プリアンブル
106A〜109A,106B〜109B,106C〜109C,106D〜109D…第2ロングプリアンブル列
110A〜110D…データ
202…メモリ
203…ディジタル変調部
204A〜204D…送信部
205A〜205D…送信アンテナ
301A…301D…受信アンテナ
302,302A〜302D…受信部
303A〜303D…伝送路推定部
304…ディジタル復調部
401…ダウンコンバータ
402,402A〜402D…可変利得増幅器
403…A/D変換器
404…利得制御部
405…メモリ部
501A〜501D…推定ユニット
502A〜502D…データメモリ
503A〜503D…係数メモリ
504A〜504D…乗算器
505…加算器
Claims (31)
- 第1無線パケットを用いて第1無線通信装置と通信を行うための無線通信装置において、
前記第1無線パケットを送信するための信号を生成する第1信号生成器を備え、
前記第1無線パケットは、
前記第1無線通信装置における第1の自動利得制御(AGC:Auto Gain Control)のためのショートプリアンブルと、
前記無線通信装置と前記第1無線通信装置との間の第1伝送路応答を推定するための第1ロングプリアンブルと、
前記ショートプリアンブル及び前記第1ロングプリアンブルよりも後ろのフィールドであって、前記第1無線パケットに関する情報を含むシグナルフィールドと、
前記シグナルフィールドよりも後ろのプリアンブルであって、前記第1のAGCのあとに行われる、前記第1無線通信装置における第2のAGCのためのAGCプリアンブルと、
前記無線通信装置と前記第1無線通信装置との間の第2伝送路応答を推定するための第2ロングプリアンブルと、
データを搬送するためのデータフィールドとを含み、
前記AGCプリアンブルは、少なくとも第1アンテナ及び第2アンテナを介して送信されるためのものであり、
前記第1アンテナを介して送信される前記AGCプリアンブルの信号は、第1サブキャリアを介して送信されるためのものであり、
前記第2アンテナを介して送信される前記AGCプリアンブルの信号は、第2サブキャリアを介して送信されるためのものであり、
前記第1サブキャリア及び前記第2サブキャリアは同一であり、
時間領域での巡回シフトが前記AGCプリアンブルの信号に適用されることを特徴とする無線通信装置。 - 前記データフィールドの信号は、少なくとも前記第1アンテナ及び前記第2アンテナを介して送信されるためのものであることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
- 前記データフィールドは、少なくとも第1アンテナ及び第2アンテナを介して送信されるためのものであり、
前記ショートプリアンブル、前記第1ロングプリアンブル、前記シグナルフィールドは、前記第1アンテナ及び前記第2アンテナのうちの少なくとも1つを介して送信されるためのものであることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記データフィールドは、少なくとも第1アンテナ及び第2アンテナを介して送信されるためのものであり、
前記ショートプリアンブル、前記第1ロングプリアンブル、前記シグナルフィールドは、第1通信規格及び第2通信規格の両方に準拠し、
前記AGCプリアンブル及び前記データフィールドは、前記第2通信規格に準拠することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記第2通信規格は前記第1通信規格と後方互換性があることを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
- 前記第2通信規格は、前記第1通信規格と相互運用性があることを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
- 前記第1通信規格はIEEE 802.11nではなく、前記第2通信規格はIEEE 802.11nであることを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
- 前記第1通信規格は、IEEE 802.11n以外の第1規格に含まれ、前記第2通信規格はIEEE 802.11nに含まれ、IEEE 802.11nは前記第1規格と後方互換性があることを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
- ガードインターバルは前記ショートプリアンブルの信号と前記第1ロングプリアンブルの信号との間に挿入され、
ガードインターバルは前記AGCプリアンブルの信号と前記第2ロングプリアンブルの信号との間に挿入されることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記シグナルフィールドは、第1シグナルフィールドと第2シグナルフィールドとを含み、前記第2シグナルフィールドは前記第1シグナルフィールドより後ろにあり、前記第1シグナルフィールドはレガシーシグナルフィールド(legacy signal field)であり、前記第2シグナルフィールドは前記第1無線パケットがIEEE 802.11nに準拠しているかどうかを確認するために使用されるためのものであることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
- 前記第1シグナルフィールドは、長さフィールド(Length field)を含み、該長さフィールドの値は第1無線パケットの長さに関連することを特徴とする請求項10に記載の無線通信装置。
- 前記第1シグナルフィールドは第1通信規格に準拠し、
前記第2シグナルフィールドは第2通信規格に準拠し、
前記第1通信規格はIEEE 802.11n以外の第1規格に含まれ、前記第2通信規格は、IEEE 802.11nに含まれ、IEEE 802.11nは前記第1規格と後方互換性があることを特徴とする請求項10に記載の無線通信装置。 - 前記第2ロングプリアンブルの信号は、少なくとも第1及び第2のアンテナを介して送信されるためのものであり、
前記第1アンテナを介して送信される前記第2ロングプリアンブルの信号と、前記第2アンテナを介して送信される前記第2ロングプリアンブルの信号とは直交化されることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記第2ロングプリアンブルの信号は、少なくとも前記第1アンテナ及び前記第2アンテナを介して送信されるためのものであり、
前記第1アンテナを介して送信される前記第2ロングプリアンブルの信号と、前記第2アンテナを介して送信される前記第2ロングプリアンブルの信号とは、ウォルシュ系列を使用して直交化されることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記第1無線パケットに含まれるプリアンブルの信号を生成するための情報を格納するメモリをさらに具備し、
前記第1信号生成器は、前記メモリでの前記プリアンブルの信号を生成するための情報を使用して前記AGCプリアンブルの信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記第1無線パケットは、第2通信規格に基づいて少なくとも前記第1アンテナ及び前記第2アンテナを介して送信され、
前記第1信号生成器または第2信号生成器は、前記第2通信規格とは異なる第3通信規格に基づいて少なくとも前記第1アンテナを介して第2無線パケットを送信するための信号を生成し、
前記第1アンテナは、前記第1無線パケット及び前記第2無線パケットの送信によって共有されることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 請求項1に記載の無線通信装置と、
前記第1アンテナと、
前記第2アンテナと、を具備する無線通信端末であって、
前記無線通信端末は、少なくとも前記第1アンテナ及び前記第2アンテナを使用して前記第1信号生成器によって生成される信号を送信することを特徴とする無線通信端末。 - 前記第1無線パケットは、少なくとも前記第1アンテナ及び前記第2アンテナを使用して第2通信規格に基づいて送信され、
前記第1信号生成器または第2信号生成器は、少なくとも前記第1アンテナを使用して前記第2通信規格とは異なる第3通信規格に基づいて第2無線パケットを送信する信号を生成し、
前記第1アンテナは、前記第1無線パケット及び前記第2無線パケットの送信によって共有されることを特徴とする請求項17に記載の無線通信端末。 - 第1無線パケットで第1無線通信装置と通信する無線通信装置であって、
前記第1無線パケットを受信する受信部を備え、
前記第1無線パケットは、
前記無線通信装置における第1の自動利得制御(AGC:Auto Gain Control)のためのショートプリアンブルと、
前記無線通信装置と前記第1無線通信装置との間の第1伝送路応答を推定するための第1ロングプリアンブルと、
前記ショートプリアンブル及び前記第1ロングプリアンブルより後ろのフィールドであって、第1無線パケットに関する情報を含むシグナルフィールドと、
前記シグナルフィールドより後ろのプリアンブルであって、前記無線通信装置における前記第1のAGCのあとに行われる、第2のAGCに使用されるAGCプリアンブルと、
前記無線通信装置と前記第1無線通信装置との間の第2伝送路応答を推定するための第2ロングプリアンブルと、
データを搬送するためのデータフィールドと、を含み、
前記無線通信装置は、前記AGCプリアンブルを用いて前記第1無線パケットの第1利得を制御する利得制御部をさらに具備し、
前記AGCプリアンブル及び前記データフィールドは、少なくとも第1アンテナ及び第2アンテナを介して送信されるためのものであり、
前記第1アンテナを介して送信される前記AGCプリアンブルの信号は、第1サブキャリアを介して送信されるためのものであり、
前記第2アンテナを介して送信される前記AGCプリアンブルの信号は、第2サブキャリアを介して送信されるためのものであり、
前記第1サブキャリア及び前記第2サブキャリアは同一であり、
前記第1アンテナを介して送信される前記AGCプリアンブルの信号と、前記第2アンテナを介して送信される前記AGCプリアンブルの信号とは、時間領域での巡回シフトの関係にあることを特徴とする無線通信装置。 - 前記利得制御部によって制御される前記第1利得にしたがって、前記第1無線パケットの信号を増幅する可変利得増幅器をさらに具備する請求項19に記載の無線通信装置。
- 前記可変利得増幅器から出力される信号をディジタル信号に変換するA/D変換器をさらに具備する請求項20に記載の無線通信装置。
- 前記A/D変換器から出力されるディジタル信号に含まれる前記第1ロングプリアンブル及び前記第2ロングプリアンブルを使用して、前記第1伝送路応答及び前記第2伝送路応答を推定する伝送路応答推定部と、
少なくとも前記推定された第2伝送路応答にしたがって、前記A/D変換器から出力されるディジタル信号を復調する復調部と、をさらに具備することを特徴とする請求項11に記載の無線通信装置。 - 前記シグナルフィールドは第1シグナルフィールドと第2シグナルフィールドを含み、該第2シグナルフィールドは該第1シグナルフィールドより後ろであり、
前記第2シグナルフィールドは、前記第1無線パケットがIEEE802.11nに準拠しているかどうかを確認するために使用されるためのものであることを特徴とする請求項19に記載の無線通信装置。 - 前記第1シグナルフィールドは、長さフィールド(Length field)を含み、該長さフィールドの値は第1無線パケットの長さに関連することを特徴とする請求項23に記載の無線通信装置。
- 前記第1シグナルフィールドは第1通信規格に準拠し、
前記第2シグナルフィールドは第2通信規格に準拠し、
前記第1通信規格はIEEE 802.11n以外の第1規格に含まれ、前記第2通信規格は、IEEE 802.11nに含まれ、IEEE 802.11nは前記第1規格と後方互換性があることを特徴とする請求項23に記載の無線通信装置。 - 前記第2ロングプリアンブルの信号は、少なくとも前記第1アンテナ及び前記第2アンテナを介して送信されるためのものであり、
前記第1アンテナを介して送信される前記第2ロングプリアンブルの信号と、前記第2アンテナを介して送信される前記第2ロングプリアンブルの信号とは直交の関係にあることを特徴とする請求項19に記載の無線通信装置。 - 前記第2ロングプリアンブルの信号は、少なくとも前記第1アンテナ及び前記第2アンテナを介して送信されるためのものであり、
前記第1アンテナを介して送信された前記第2ロングプリアンブルの信号と、前記第2アンテナを介して送信された前記第2ロングプリアンブルの信号とは、ウォルシュ系列を使用して直交化されることを特徴とする請求項19に記載の無線通信装置。 - 前記第1無線パケットの利得を格納するメモリをさらに具備し、
前記利得制御部は、前記ショートプリアンブルを用いて、前記第1無線パケットの第2利得を制御し、
前記第2利得は前記メモリに格納され、
前記利得制御部は、前記AGCプリアンブルと、前記メモリに格納した前記第2利得とを使用して、前記第1利得を制御することを特徴とする請求項19に記載の無線通信装置。 - 請求項19に記載の無線通信装置と、
少なくとも1つの受信アンテナと、を具備する無線通信端末であって、
前記無線通信端末は、前記少なくとも1つの受信アンテナを使用して前記第1無線パケットの信号を受信することを特徴とする無線通信端末。 - 第1無線パケットを用いて第1無線通信装置と通信を行うための無線通信装置を使用する無線通信方法において、
前記第1無線パケットを送信するための信号を生成することを備え、
前記第1無線パケットは、
前記第1無線通信装置における第1の自動利得制御(AGC:Auto Gain Control)のためのショートプリアンブルと、
前記無線通信装置と前記第1無線通信装置との間の第1伝送路応答を推定するための第1ロングプリアンブルと、
前記ショートプリアンブル及び前記第1ロングプリアンブルよりも後ろのフィールドであって、前記第1無線パケットに関する情報を含むシグナルフィールドと、
前記シグナルフィールドより後ろのプリアンブルであって、前記第1のAGCのあとに行われる、前記第1無線通信装置における第2のAGCに使用されるAGCプリアンブルと、
前記無線通信装置と前記第1無線通信装置との間の第2伝送路応答を推定するための第2ロングプリアンブルと、
データを搬送するためのデータフィールドとを含み、
前記AGCプリアンブルは、少なくとも第1アンテナ及び第2アンテナを介して送信されるためのものであり、
前記第1アンテナを介して送信される前記AGCプリアンブルの信号は、第1サブキャリアを介して送信されるためのものであり、
前記第2アンテナを介して送信される前記AGCプリアンブルの信号は、第2サブキャリアを介して送信されるためのものであり、
前記第1サブキャリア及び前記第2サブキャリアは同一であり、
時間領域での巡回シフトは前記AGCプリアンブルの信号に適用されることを特徴とする無線通信方法。 - 第1無線パケットで第1無線通信装置と通信する無線通信装置を使用するための無線通信方法であって、
前記第1無線パケットを受信するものであって、
前記第1無線パケットは、
前記無線通信装置における第1の自動利得制御(AGC:Auto Gain Control)のためのショートプリアンブルと、
前記無線通信装置と前記第1無線通信装置との間の第1伝送路応答を推定するための第1ロングプリアンブルと、
前記ショートプリアンブル及び前記第1ロングプリアンブルよりも後ろのフィールドであって、前記第1無線パケットに関する情報を含むシグナルフィールドと、
前記シグナルフィールドより後ろのAGCプリアンブルであって、前記無線通信装置における前記第1のAGCのあとに行われる、第2のAGCに使用されるAGCプリアンブルと、
前記無線通信装置と前記第1無線通信装置との間の第2伝送路応答を推定するための第2ロングプリアンブルと、
データを搬送するためのデータフィールドと、を含み、
前記無線通信装置は、前記AGCプリアンブルを用いて前記第1無線パケットの第1利得を制御する利得制御部をさらに具備し、
前記AGCプリアンブル及び前記データフィールドは、少なくとも第1アンテナ及び第2アンテナを介して送信されるためのものであり、
前記第1アンテナを介して送信される前記AGCプリアンブルの信号は、第1サブキャリアを介して送信されるためのものであり、
前記第2アンテナを介して送信される前記AGCプリアンブルの信号は、第2サブキャリアを介して送信されるためのものであり、
前記第1サブキャリア及び前記第2サブキャリアは同一であり、
前記第1アンテナを介して送信される前記AGCプリアンブルの信号と、前記第2アンテナを介して送信される前記AGCプリアンブルの信号とは、時間領域での巡回シフトの関係にあることを特徴とする無線通信方法。
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