JP2011259332A - 画像処理装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】分割画面の境界付近に表示されている画素について、適切にノイズを低減して表示することができるようにする。
【解決手段】各IIRフィルタLSIおよび各メモリの組み合わせによって、それぞれ1つのIIRフィルタが構成される。ノイズ低減処理が施された分割画面1の画像の画素のデータはメモリ211−1に記憶され、分割画面2、3、4の画像の画素のデータはメモリ211−2乃至メモリ211−4に記憶される。加重平均を行う際に必要となる1フレーム前の画像における対応する画素の画素値のデータは、セレクタ213を介してメモリ211−1乃至メモリ211−4から読み出され、例えば、IIRフィルタLSI212−1が画素値を累積的に加重平均する際に、メモリ211−2に記憶されている画素値のデータを読み出すことが可能となる。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像処理装置および方法に関し、特に、分割画面の境界付近に表示されている画素について、適切にノイズを低減して表示することができるようにする画像処理装置および方法に関する。
動画の映像信号は、フレーム周期で類似の画像情報が繰り返される信号であり、フレーム間の相関が非常に強い。一方、映像信号は符号化歪やノイズ成分とは相関がないので、映像信号をフレーム単位で時間平均すると、信号成分はほとんど変化せず、歪やノイズ成分のみが小さくなるから、歪やノイズを低減することができる。このような映像信号の特性を利用してノイズを低減する装置として、動き検出フレーム巡回型ノイズ低減装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
従来のノイズ低減装置は、動きベクトルを検出し、動きベクトルに基づいて動き成分を求め、画像の動き成分に応じて巡回係数を変え、巡回係数に基づいて現フレームの画素と前フレームの対応画素を加重平均して出力映像信号を生成する構成とされている。従って、動き補償した対応画素を累積的に加重平均することとなり、残像の発生を防止しながらノイズを低減できるようになされている。
また、近年、デジタルシネマやホームシアターなどの分野や、次世代TVの動向などにより4K2Kやそれ以上の解像度をもつディスプレイなどが出現しているため、例えば、画面分割処理など、より高精細画像にも対応できるようなシステムが要求されている。このようなシステムを従来の動き検出フレーム巡回型ノイズ低減装置を用いて実現する場合、フィルタLSIとメモリで構成されることになる。
特開2004−88234号公報
しかしながら、従来の方式で画面分割処理を行った場合、例えば、パン画像を画面分割処理した場合には、所定の分割画面の処理結果が他の分割画面の表示に必要となる。従来のハードウェア構成では、所定の分割画面の処理結果が他の分割画面に伝えることができないために、画質劣化を起こすことがあった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、分割画面の境界付近に表示されている画素について、適切にノイズを低減して表示することができるようにするものである。
本発明の第1の側面は、ディスプレイの画面を、それぞれ同一の画素数を有するn個の領域に分割することにより得られるn個の分割画面にそれぞれ動画として表示される画像の画像信号の入力を受け付けるn個の入力受付手段と、前記n個の入力受付手段からそれぞれ入力された画像信号に対応する前記n個の分割画面の1フレーム分の画像のそれぞれにおいて、相対的に同じ位置となる画素を処理対象画素として前記処理対象画素を、前記フレーム毎に累積的に加重平均するn個の累積加重平均手段と、前記累積的に加重平均された前記n個の分割画面のそれぞれの画素を、1フレーム分記憶するn個のメモリと、前記n個の累積加重平均手段のいずれかが出力する制御信号に基づいて、前記n個の累積加重平均手段のそれぞれがアクセスするメモリを切り替えるアクセス切り替え手段とを備える画像処理装置である。
前記累積加重平均手段のそれぞれは、前記処理対象の画素を中心とする複数の画素で構成される処理対象ブロックを抽出し、前記処理対象画素が含まれるフレームの1フレーム前の画像において前記処理対象画素と同一の座標の画素を中心とした所定の範囲内の画素を、前記メモリのそれぞれから読み出し、前記メモリから読み出された画素に基づいて、前記処理対象画素のブロックと同一の数の画素で構成される複数の比較ブロックを抽出し、前記処理対象ブロックと、前記比較ブロックの類似度に基づいて、1フレーム前の画像において前記処理対象画素に対応する画素を特定し、前記処理対象画素の値と、前記1フレーム前の画像において前記処理対象画素に対応する画素の値とを、巡回係数に基づいて加重平均するようにすることができる。
前記累積加重平均手段の少なくともいずれか1つが、前記比較ブロックに用いられる画素として、前記処理対象画素の画像の分割画面とは別の分割画面の画像の画素を読み出す場合、前記別の分割画面の画素を記憶しているメモリを特定する制御信号を出力するようにすることができる。
前記処理対象の画素が、矩形として構成される前記分割画面の一辺に対応する境界線から所定の距離以内に位置する場合、前記比較ブロックに用いられる画素として、前記処理対象画素の画像の分割画面とは別の分割画面の画像の画素が読み出され、前記制御信号は、前記境界線に隣接する前記別の分割画面の位置を表す座標として出力されるようにすることができる。
前記境界線に隣接する分割画面が存在しない場合、アクセス切り替え手段は、前記累積加重平均手段にダミーデータを供給するようにすることができる。
前記累積加重平均手段は、LSIとして構成されるようにすることができる。
本発明の第1の側面は、n個の入力受付手段が、ディスプレイの画面を、それぞれ同一の画素数を有するn個の領域に分割することにより得られるn個の分割画面にそれぞれ動画として表示される画像の画像信号の入力を受け付け、n個の累積加重平均手段が、前記n個の入力受付手段からそれぞれ入力された画像信号に対応する前記n個の分割画面の1フレーム分の画像のそれぞれにおいて、相対的に同じ位置となる画素を処理対象画素として前記処理対象画素を、前記フレーム毎に累積的に加重平均し、n個のメモリが、前記累積的に加重平均された前記n個の分割画面のそれぞれの画素を、1フレーム分記憶するステップを含み、前記n個の累積加重平均手段のいずれかが出力する制御信号に基づいて、前記n個の累積加重平均手段のそれぞれがアクセスする前記メモリが切り替えられる画像処理方法である。
本発明の第1の側面においては、ディスプレイの画面を、それぞれ同一の画素数を有するn個の領域に分割することにより得られるn個の分割画面にそれぞれ動画として表示される画像の画像信号の入力が受け付けられ、前記入力された画像信号に対応する前記n個の分割画面の1フレーム分の画像のそれぞれにおいて、相対的に同じ位置となる画素を処理対象画素として前記処理対象画素が、前記フレーム毎に累積的に加重平均され、前記累積的に加重平均された前記n個の分割画面のそれぞれの画素が、1フレーム分n個のメモリに記憶され、n個の累積加重平均手段のいずれかが出力する制御信号に基づいて、前記n個の累積加重平均手段のそれぞれがアクセスする前記メモリが切り替えられる。
本発明の第2の側面は、ディスプレイの画面を、それぞれ同一の画素数を有するn個の領域に分割することにより得られるn個の分割画面にそれぞれ動画として表示される画像の画像信号の入力を受け付けるn個の入力受付手段と、前記n個の入力受付手段からそれぞれ入力された画像信号に対応する前記n個の分割画面の1フレーム分の画像のそれぞれにおいて、相対的に同じ位置となる画素を処理対象画素として前記処理対象画素の特徴量を、前記フレーム毎に累積的に加算するn個の累積加算手段と、前記累積的に加算された前記n個の分割画面のそれぞれの画素の特徴量を、1フレーム分記憶するn個のメモリと、前記n個の累積加算手段のいずれかが出力する制御信号に基づいて、前記n個の累積加算手段のそれぞれがアクセスするメモリを切り替えるアクセス切り替え手段とを備える画像処理装置である。
本発明の第2の側面においては、ディスプレイの画面を、それぞれ同一の画素数を有するn個の領域に分割することにより得られるn個の分割画面にそれぞれ動画として表示される画像の画像信号の入力が受け付けられ、前記入力された画像信号に対応する前記n個の分割画面の1フレーム分の画像のそれぞれにおいて、相対的に同じ位置となる画素を処理対象画素として前記処理対象画素の特徴量が、前記フレーム毎に累積的に加算され、前記累積的に加算された前記n個の分割画面のそれぞれの画素の特徴量が、1フレーム分n個のメモリに記憶され、前記n個の累積加算手段のいずれかが出力する制御信号に基づいて、前記n個の累積加算手段のそれぞれがアクセスするメモリを切り替えられる。
本発明によれば、分割画面の境界付近に表示されている画素について、適切にノイズを低減して表示することができる。
IIRフィルタの構成例を示すブロック図である。 IIRフィルタをLSIとして構成する場合の構成例を示すブロック図である。 4K2Kの解像度の画像の画面が、分割画面1乃至分割画面4に分割される例を示す図である。 従来の並列型ノイズ低減処理装置の構成例を示すブロック図である。 ディスプレイの画面を4分割してノイズ低減処理を行う場合、問題となる例を説明する図である。 本発明の一実施の形態に係る並列型ノイズ低減処理装置の構成例を示すブロック図である。 図6のIIRフィルタLSIに共通して採用される構成例を示すブロック図である。 拡張アドレスの制御信号を説明する図である。 ノイズ低減処理を説明するフローチャートである。 4K2Kの解像度の画像の画面が、分割画面1乃至分割画面4に分割される別の例を示す図である。 4K2Kの解像度の画像の画面が、分割画面1乃至分割画面4に分割されるさらに別の例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
最初に、従来のフレーム巡回型ノイズ低減装置について説明する。例えば、動画の映像信号(画像信号)は、フレーム周期で類似の画像情報が繰り返される信号であり、フレーム間の相関が非常に強い。一方、映像信号は符号化歪やノイズ成分とは相関がないので、画像信号をフレーム単位で時間平均すると、信号成分はほとんど変化せず、歪やノイズ成分のみが小さくなるから、歪やノイズを低減することができる。このような画像信号の特性を利用してノイズを低減する装置が、フレーム巡回型ノイズ低減装置であり、IIR(Infinite impulse response)フィルタとも称される。
図1は、IIRフィルタの構成例を示すブロック図である。同図において、IIRフィルタ10は、乗算器21、加算器22、乗算器23、巡回係数制御部24、動きベクトル検出部25、フレームメモリ26を有する構成とされている。
このIIRフィルタ10は、入力された画像信号の各画素の画素値を累積的に加重平均することで、ノイズを低減するようになされている。
デジタル信号として、IIRフィルタ10に入力された画像信号は、画素毎のデータとして乗算器21に供給され、(1−K)により表わされる係数が乗じられるようになされている。ここで、Kは、巡回係数とされ、0≦K≦1とされる。巡回係数Kの値は、巡回係数制御部24により、後述するように決定される。
乗算器21の処理を経た画素値のデータは、加算器22に供給され、乗算器23の処理を経た画素値のデータと加算される。
乗算器23は、フレームメモリ26から出力される画素値のデータに巡回係数Kを乗じる演算を行うようになされている。
フレームメモリ26には、1フレーム前の画像信号に対して乗算器21と加算器22の処理を施して得られた各画素値のデータが記憶されている。すなわち、フレームメモリ26には、1フレーム前のIIRフィルタ10の出力データが記憶されているのである。
フレームメモリ26は、動きベクトル検出部25により検出された動きベクトルにより特定される座標の画素の画素値のデータを読み出して乗算器23に供給するようになされている。
動きベクトル検出部25は、例えば、入力された1フレーム分の画像信号における処理対象の画素とその周辺の複数の画素からなるブロックと、フレームメモリ26に記憶されている1フレーム前の画像信号における複数の画素からなるブロックとの差分絶対値和を演算する。すなわち、例えば、いわゆるブロックマッチング処理が行われるようになされている。
ブロックマッチング処理では、注目画素(処理対象の画素)を含むブロックと、1フレーム前の画像における複数の画素からなる複数のブロックのそれぞれとの差分絶対値和が演算され、最も小さい差分絶対値和が得られたブロックが最も類似度の高いブロックとされる。例えば、1フレーム前の画像の中で注目画素と同一の座標位置となる画素を中心とした所定の探索範囲が設定され、その探索範囲内に位置する画素を用いて、注目画素のブロックと同一の画素数からなるブロックが複数抽出される。
動きベクトル検出部25は、例えば、ブロックマッチング処理により処理対象の画素のブロックと最も類似度の高いブロックを特定することにより、処理対象の画素の動きベクトルを特定する。このように動きベクトルが特定されることにより、現在乗算器21が処理している画素(処理対象の画素)に対応する1フレーム前の画素の座標が特定される。
フレームメモリ26は、このようにして、処理対象の画素に対応する1フレーム前の画素の画素値のデータを読み出して乗算器23に供給する。
そして、加算器22は、上述したように、処理対象の画素の画素値のデータに(1−K)を乗じた値と、1フレーム前の画素の画素値のデータにKを乗じた値を加算する。これにより、処理対象の画素の画素値が、1フレーム前の対応する画素の画素値と、巡回係数Kに基づいて加重平均されることになる。
巡回係数制御部24は、動きベクトルの精度に基づいて巡回係数Kを決定するようになされている。動きベクトル検出部25は、ブロックマッチング処理におけるブロックの最小差分絶対値和を残差成分として出力するようになされており、残差成分が小さいほど、動きベクトルの精度が高いと言える。
動きベクトルの精度が高い場合(残差成分が小さい場合)、1フレーム前の対応する画素を正確に特定できていると考えられるので、巡回係数制御部24は、巡回係数Kの値を大きくする。これにより、1フレーム前の対応する画素の画素値の重みが増して加重平均されることになる。
動きベクトルの精度が低い場合(残差成分が大きい場合)、1フレーム前の対応する画素を正確に特定できていない可能性があるので、巡回係数制御部24は、巡回係数Kの値を小さくする。これにより、処理対象の画素の画素値の重みが増して加重平均されることになる。
このように、IIRフィルタによるノイズ低減処理においては、入力された画像信号の各画素の画素値が累積的に加重平均されていくのである。つまり、処理対象の画素の画像のフレームより、1フレーム前の画像の画素の画素値を用いて、処理対象の画素の画素値が加重平均され、その加重平均された画素の画素値がフレームメモリ26に記憶される。そして、次のフレームの画像信号が入力されたとき、そのフレームの処理対象の画素に対応する画素の画素値としてフレームメモリ26に記憶された画素値が読み出される。このように、フレーム毎に画素値が累積的に加重平均されるのである。
なお、この例では、動きベクトル検出部25により動きベクトルが特定されることにより動き補償が行われて、各画素の画素値が累積的に加重平均される例について説明したが、動き補償は行われないようにしてもよい。すなわち、画像の動きに係らず、処理対象画素の画素と同じ座標の画素が、常に、1フレーム前の対応する画素として特定されるようにしてもよい。
図1に示されるIIRフィルタは、LSIとして構成することも可能である。図2は、IIRフィルタをLSIとして構成する場合の構成例を示すブロック図である。この例では、IIRフィルタ50がLSI51とメモリ52により構成されている。IIRフィルタ50の端子INから画像信号が入力され、端子OUTからノイズ低減処理が施された画像信号が出力される。
図2のメモリ52は、図1のフレームメモリ26に対応する。すなわち、一般的に回路をLSI化する場合、メモリをLSIの一部として構成することは困難であるため、LSI51から独立したメモリ52が設けられている。
また、LSI51から独立したメモリ52が設けられたことに伴い、LSI51には、メモリI/F(インタフェース)73が設けられている。図2の例では、端子INがメモリI/F73に接続されている。また、メモリI/F73は、内部にバッファを有する構成とされ、例えば、動きベクトル検出部71のブロックマッチング処理に用いられる画素の画素値のデータをバッファに保持することが可能である。
また、図2の動きベクトル検出部71は、図1の動きベクトル検出部25に対応し、演算部72は、図1の乗算器21乃至巡回係数制御部24に対応する処理を実行する機能ブロックとされる。図2の例では、端子OUTが演算部72に接続されている。
ところで、近年、デジタルシネマやホームシアターなどの分野において4K2K(またはそれ以上)の解像度をもつディスプレイが開発されている。ここで、4K2Kの解像度は、画面の水平方向の画素数が4K(4096)、垂直方向の画素数が2K(2048)であることを表している。
このようなディスプレイにおいても、やはりノイズの低減が必要であり、図1を参照して上述したようなIIRフィルタによるノイズの低減が考えられる。しかし、IIRフィルタは、一般的にLSI化されて提供される場合が多く、そのようなIIRフィルタの処理能力を考慮すると、2K1K(水平方向2K、垂直方向1Kの画素数)程度の解像度の画像に対してノイズを低減させることが限界である。
また、仮に、4K2Kの解像度の画像を処理できるIIRフィルタを新たに開発しようとすると、極めて高価なものとなってしまう。4K2Kの解像度の場合、1フレームあたりの処理対象の画素数が約4倍となるため、非常に高いクロックレートで動作可能な回路基板やLSIを構成する必要があるからである。
そこで、4K2Kの解像度の画像に対するノイズ低減処理を行う場合、例えば、図3に示されるように画面を4分割してノイズ低減処理を行うことが従来より提案されている。図3の例では、4K2Kの解像度の画像の画面が、分割画面1乃至分割画面4に分割されている。
図3における分割画面1乃至分割画面4のそれぞれは、2K1Kの解像度の画像と同じ画素数の画像となるので、LSI化された一般的なIIRフィルタを用いてノイズを低減することが可能となる。すなわち、1つの画面を4つの領域に分割して各領域について、それぞれ独立したノイズ低減処理を並列的に施すのである。
図4は、例えば、図3に示されるように4分割された分割画面のそれぞれを並列的に処理する従来の並列型ノイズ低減処理装置100の構成例を示すブロック図である。
同図の例では、端子IN1に図3の分割画面1の画像信号が入力され、画素毎に画素値が累積的に加重平均されてノイズ低減処理が施されるようになされている。そして、ノイズ低減処理が施された分割画面1の画像信号が端子OUT1から出力されて4K2Kの解像度の画像を表示可能なディスプレイの分割画面1の画像として表示される。
また、端子IN2に図3の分割画面2の画像信号が入力され、分割画面1における画素位置が相対的に同じ位置となる画素毎に画素値が累積的に加重平均されてノイズ低減処理が施されるようになされている。そして、ノイズ低減処理が施された分割画面2の画像信号が、分割画面1の画像信号と同期して端子OUT2から出力されて4K2Kの解像度の画像を表示可能なディスプレイの分割画面2の画像として表示される。
同様に、端子IN3、端子IN4には、それぞれ図3の分割画面3、分割画面4の画像信号が入力され、分割画面1における画素位置が相対的に同じ位置となる画素毎に画素値が累積的に加重平均されてノイズ低減処理が施されるようになされている。そして、ノイズ低減処理が施された分割画面3、4の画像信号が、分割画面1の画像信号と同期して端子OUT3、端子OUT4から出力されて4K2Kの解像度の画像を表示可能なディスプレイの分割画面3、分割画面4の画像として表示される。
上述のように、端子IN1乃至端子IN4のそれぞれから入力された画像信号は、全て同数の画素(2K1Kの解像度の画素数)で構成されるので、各画素に対する処理が同期して行われるようになされている。その結果、分割画面1乃至分割画面4により構成される4K2Kの解像度の画面は、所定のフレームレートを有する1つの画面としてディスプレイに表示される。
端子IN1乃至端子IN4から入力された画像信号のそれぞれは、IIRフィルタLSI112−1およびメモリ111−1乃至IIRフィルタLSI112−4およびメモリ111−4を用いて処理されるようになされている。
IIRフィルタLSI112−1およびメモリ111−1乃至IIRフィルタLSI112−4およびメモリ111−4のそれぞれは、図2を参照して上述した構成と同様の構成とされる。すなわち、IIRフィルタLSI112−1乃至IIRフィルタLSI112−4のそれぞれは、図2のLSI51と同様に構成され、メモリ111−1乃至メモリ111−4のそれぞれは、図2のメモリ52と同様に構成される。従って、実質的には、各IIRフィルタLSIおよび各メモリの組み合わせによって、それぞれ1つのIIRフィルタが構成されていることになる。
このように、並列型ノイズ低減処理装置100は、1つの画面を4つの領域に分割して各領域について、それぞれ独立したノイズ低減処理を並列的に施すのである。これにより、4K2Kの解像度の画像であっても、非常に高いクロックレートで動作可能な回路基板やLSIを構成する必要なく、ノイズ低減処理を施すことが可能となる。
しかしながら、図4に示されるような並列型ノイズ低減処理装置100を用いる場合、図5を参照して後述する例のような問題がある。
図5は、ディスプレイの画面を4分割してノイズ低減処理を行う場合、問題となる例を説明する図である。図5においては、図3と同様に、4K2Kの解像度の画像の画面が、分割画面1乃至分割画面4に分割されている。
図5の分割画面2には、丸型のオブジェクトが表示されている。このオブジェクトは、時間の経過に伴って、画面の図中左から右に向かって移動するオブジェクトとされ、最初にオブジェクト151−1として表示される。その後時間の経過に伴って、オブジェクト151−2乃至オブジェクト151−6としてそれぞれ表示されていく。そして、さらに時間が経過すると、このオブジェクトは、分割画面1の表示領域まで移動して、オブジェクト151−7として表示される。
このとき、分割画面2に表示されていたオブジェクト151−6と分割画面1に表示されたオブジェクト151−7は、本来同一のオブジェクトであるが、別々にノイズ低減処理が施されることになる。つまり、IIRフィルタを用いたノイズ低減処理では、画素毎に画素値を累積的に加重平均する必要があるが、オブジェクト151−7に対応する画素は、分割画面2に表示されていたオブジェクト151−6の画素となり、画素値を累積的に加重平均することができない。
例えば、図4に示されるような並列型ノイズ低減処理装置100を用いた場合、IIRフィルタLSI112−1の動きベクトル検出部71によるブロックマッチング処理における探索範囲に、分割画面2の画素を含めることはできない。累積的に加重平均されて得られたオブジェクト151−6の画素の画素値は、メモリ111−2に記憶されているからである。つまり、分割画面1のオブジェクト151−7の画素にノイズ低減処理を施すIIRフィルタLSI112−1は、メモリ111−2にアクセスできないので、オブジェクト151−7の画素の画素値を累積的に加重平均することができないのである。
従って、図4に示されるような並列型ノイズ低減処理装置100を用いて図5に示されるような画面にノイズ低減処理を施す場合、オブジェクト151−1乃至オブジェクト151−6はノイズが低減されて表示されるものの、オブジェクト151−7はノイズが低減されずに表示されてしまう。
すなわち、従来の並列型ノイズ低減処理装置は、分割画面の境界付近の画素については、適切にノイズを低減させて表示させることができず、その結果、表示された画像が違和感のあるものとなってしまう。特に、図5に示されるような画面の場合、画面中央に4つの分割画面の境界が位置するので、ディスプレイを見ているユーザが画面において最も注目する部分の画像に違和感を覚えてしまうことになる。
そこで、本発明では、分割画面の境界付近の画素についても、適切にノイズを低減させて表示できるような並列型ノイズ低減処理装置を実現する。
図6は、本発明の一実施の形態に係る並列型ノイズ低減処理装置200の構成例を示すブロック図である。同図の並列型ノイズ低減処理装置200は、図4と同様に、4分割された分割画面のそれぞれを並列的に処理するものとされる。
すなわち、端子IN1に図3の分割画面1の画像信号が入力され、画素毎に画素値が累積的に加重平均されてノイズ低減処理が施されるようになされている。そして、ノイズ低減処理が施された分割画面1の画像信号が端子OUT1から出力されて4K2Kの解像度の画像を表示可能なディスプレイの分割画面1の画像として表示される。
また、端子IN2に図3の分割画面2の画像信号が入力され、分割画面1における画素位置が相対的に同じ位置となる画素毎に画素値が累積的に加重平均されてノイズ低減処理が施されるようになされている。そして、ノイズ低減処理が施された分割画面2の画像信号が、分割画面1の画像信号と同期して端子OUT2から出力されて4K2Kの解像度の画像を表示可能なディスプレイの分割画面2の画像として表示される。
同様に、端子IN3、端子IN4には、それぞれ図3の分割画面3、分割画面4の画像信号が入力され、分割画面1における画素位置が相対的に同じ位置となる画素毎に画素値が累積的に加重平均されてノイズ低減処理が施されるようになされている。そして、ノイズ低減処理が施された分割画面3、4の画像信号が、分割画面1の画像信号と同期して端子OUT3、端子OUT4から出力されて4K2Kの解像度の画像を表示可能なディスプレイの分割画面3、分割画面4の画像として表示される。
上述のように、端子IN1乃至端子IN4のそれぞれから入力された画像信号は、全て同数の画素(2K1Kの解像度の画素数)で構成されるので、各画素に対する処理が同期して行われるようになされている。その結果、分割画面1乃至分割画面4により構成される4K2Kの解像度の画面は、所定のフレームレートを有する1つの画面としてディスプレイに表示される。
端子IN1乃至端子IN4から入力された画像信号のそれぞれは、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4に供給されるようになされている。
ここで、図7を参照して、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4の詳細な構成例について説明する。
図7は、図6のIIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4に共通して採用される構成例を示すブロック図である。同図においては、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4がまとめてIIRフィルタLSI212として表現されている。IIRフィルタLSI212の端子INから画像信号が入力され、端子OUTからノイズ低減処理が施された画像信号が出力される。
図7の例では、IIRフィルタLSI212に、動きベクトル検出部271、演算部272、およびメモリI/F(インタフェース)273が設けられている。
図7の動きベクトル検出部271は、図1の動きベクトル検出部25に対応し、演算部272は、図1の乗算器21乃至巡回係数制御部24に対応する処理を実行する機能ブロックとされる。図7の例では、端子OUTが演算部272に接続されている。すなわち、図7の動きベクトル検出部271と演算部272は、それぞれ図2の動きベクトル検出部71と演算部72と同様に構成することができる。
図7の例では、図2のメモリI/F73の場合と同様に、メモリI/F273に端子INが接続されている。また、メモリI/F273には、端子MEMORY、拡張アドレス用の端子、および端子LATENCYが接続されている。端子MEMORY、拡張アドレス用の端子、および端子LATENCYはまた、図6のセレクタ213に接続されるようになされている。
端子MEMORYは、通常のメモリ接続のためのインタフェース端子とされ、例えば、メモリのアドレスを特定する信号、メモリに書き込み・読み出しするデータの信号などの入出力の端子とされる。端子MEMORYは、例えば、図2におけるメモリI/F73とメモリ53との接続部分と同様の信号線などにより構成される。
拡張アドレス用の端子は、端子MEMORYを介して出力される読み出しデータのアドレスが、拡張アドレスであるか否かを表す制御信号を出力する端子とされる。ここで、拡張アドレスは、別の分割画面の画素を読み出すためのアドレスとされる。拡張アドレスの詳細については後述する。
端子LATENCYは、図6のセレクタ213の処理に要する遅延時間を調整するための制御信号が入力される端子とされる。IIRフィルタLSI212が、図6のセレクタ213の処理に要する遅延時間を考慮されて設計されている場合、端子LATENCYは、設けられないようにしてもよい。
また、メモリI/F273は、内部にバッファを有する構成とされ、例えば、動きベクトル検出部271のブロックマッチング処理に用いられる画素の画素値のデータをバッファに保持することが可能である。
このように、図6のIIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4が構成されている。図6において、実質的には、各IIRフィルタLSIおよび各メモリの組み合わせによって、それぞれ1つのIIRフィルタが構成されていることになる。
上述したように、メモリI/F273の端子MEMORYは、セレクタ213に接続される。従って、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4のそれぞれが出力する画像信号の画素値のデータは、セレクタ213を介してメモリ211−1乃至メモリ211−4にそれぞれ書き込まれる(記憶される)。
なお、ノイズ低減処理が施された分割画面1の画像の画素の画素値のデータはメモリ211−1に記憶され、ノイズ低減処理が施された分割画面2の画像の画素の画素値のデータはメモリ211−2に記憶される。また、ノイズ低減処理が施された分割画面3の画像の画素の画素値のデータはメモリ211−3に記憶され、ノイズ低減処理が施された分割画面4の画像の画素の画素値のデータはメモリ211−4に記憶される。
また、動きベクトル検出部271においてブロックマッチング処理を行う際に必要となる1フレーム前の画像における画素の画素値のデータは、やはりセレクタ213を介してメモリ211−1乃至メモリ211−4から読み出される。
つまり、図6に示される並列型ノイズ低減処理装置200においては、各IIRフィルタLSIは、必ずセレクタを介して各メモリにアクセスするように構成されている。このように構成することにより、例えば、IIRフィルタLSI212−1が画素値を累積的に加重平均する際に、メモリ211−2に記憶されている画素値のデータを読み出すことが可能となる。
例えば、IIRフィルタLSI212−1がメモリ211−2にアクセスする場合、図7の拡張アドレス用の端子から出力される制御信号が用いられる。この制御信号は、例えば、2次元のベクトル(kx,ky)を表す信号とされ、セレクタ213に、アクセスするメモリを切り替えることを通知するとともに、どのメモリに切り替えるべきかを通知する。
例えば、画面の水平(X軸)方向の画面分割数Xn及び垂直(Y軸)方向の画面分割数Ynとした場合、拡張アドレス用の端子から出力される制御信号(Kx,Ky)はそれぞれ-(Xn-1)≦kx≦(Xn-1), -(Yn-1)≦ky≦(Yn-1)の範囲になる。いまの場合、水平方向の画面分割数が2で、垂直方向の画面分割数が2なので、-1≦kx≦1, -1≦ky≦1の範囲になる。
つまり、例えば、IIRフィルタLSI212−1がメモリ211−1にアクセスする場合、拡張アドレス用の端子から出力される制御信号(Kx,Ky)は、(0,0)とされる。一方、IIRフィルタLSI212−1がメモリ211−2にアクセスする場合、拡張アドレス用の端子から出力される制御信号(Kx,Ky)は、(1,0)とされる。
また、例えば、IIRフィルタLSI212−1がメモリ211−3にアクセスする場合、拡張アドレス用の端子から出力される制御信号(Kx,Ky)は、(0,1)とされる。IIRフィルタLSI212−1がメモリ211−4にアクセスする場合、拡張アドレス用の端子から出力される制御信号(Kx,Ky)は、(1,1)とされる。
さらに、例えば、IIRフィルタLSI212−4がメモリ211−3にアクセスする場合、拡張アドレス用の端子から出力される制御信号(Kx,Ky)は、(−1,0)とされ、IIRフィルタLSI212−4がメモリ211−2にアクセスする場合、拡張アドレス用の端子から出力される制御信号(Kx,Ky)は、(0,−1)とされる。
また、例えば、IIRフィルタLSI212−3がメモリ211−2にアクセスする場合、拡張アドレス用の端子から出力される制御信号(Kx,Ky)は、(−1,−1)とされる。
なお、処理対象の画素が含まれる画像と同一の分割画面の画像の画素値のデータを読み出す場合は、拡張アドレス用の端子から制御信号(Kx,Ky)が出力されないようにしてもよい。例えば、制御信号として(0,0)は、出力されず、処理対象の画素が含まれる画像とは別の分割画面の画像の画素を読み出す場合のみ、(−1,−1)、(−1,0)、・・・などの制御信号が出力されるようにしてもよい。
上述したように、図7の動きベクトル検出部271は、図1の動きベクトル検出部25に対応し、演算部272は、図1の乗算器21乃至巡回係数制御部24に対応する処理を実行する機能ブロックとされる。そして、図1の動きベクトル検出部25は、例えば、入力された1フレーム分の画像信号における処理対象の画素の周辺の複数の画素からなるブロックと、フレームメモリ26に記憶されている1フレーム前の画像信号における複数の画素からなるブロックとの差分絶対値和を演算する。すなわち、いわゆるブロックマッチング処理が行われる。
動きベクトル検出部271がブロックマッチング処理を行う際、1フレーム分の画像信号における処理対象の画素の周辺の複数の画素の画素値のデータを、メモリ211−1乃至メモリ211−4のいずれかから取得する必要がある。例えば、分割画面の境界付近の画素が処理対象の画素とされた場合、上述のブロックマッチング処理において必要となる画素値のデータを、別の分割画面の画素値のデータが記憶されたメモリから読み出さなければならない。このため、本発明では、メモリI/F273が、端子MEMORYから画面内の所定の座標の画素値のデータを読み出すためのアドレス信号を出力するとともに、上述のように拡張アドレス用の端子から出力される制御信号をさらに出力するのである。
このように、本発明の並列型ノイズ低減処理装置200においては、各IIRフィルタLSIが、本来アクセス可能なメモリのアドレスの範囲を超えてアドレスを指定することができるようになされている。このような拡張的なアドレス(拡張アドレス)の制御を可能とするための制御信号が、上述したように、拡張アドレス用の端子から出力されるのである。
なお、図7に示されるように、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4の拡張アドレス用の端子のうち、IIRフィルタLSI212−1の拡張アドレス用の端子のみがセレクタ213に接続されている。上述したように、各画素に対する処理は同期して行われるので、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4のいずれかが出力する拡張アドレスの制御信号に基づいてアクセス先のメモリを切り替えればよいからである。
勿論、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4の拡張アドレス用の端子をセレクタ213に接続するようにしてもよいが、図7に示されるように構成した方が、セレクタのピン数を削減でき、回路の配線を単純化することができる。
例えば、図8に示されるように、IIRフィルタLSI212−1が分割画面1の右側境界付近の画素251−1を処理対象画素としている場合、分割画面2の1フレーム前の画像の領域252−2に含まれる画素を用いたブロックマッチング処理を行う必要がある。すなわち、ブロックマッチング処理における注目画素が、分割画面の境界付近に位置している場合、隣接する画面の画素もブロックマッチングの探索範囲に含まれてしまうのである。
この場合、拡張アドレス用の端子から制御信号(1,0)が出力されることになる。これにより、セレクタ213により、アクセス先のメモリが切り替えられ、メモリ211−2に記憶されている領域252−2に含まれる画素の画素値のデータが読み出されてIIRフィルタLSI212−1に供給されるようにすることができる。
また、このとき、IIRフィルタLSI212−2は分割画面2の右側境界付近の画素251−2を処理対象画素としていることになる。上述したように、各画素に対する処理が同期して行われるからである。
IIRフィルタLSI212−2が分割画面2の右側境界付近の画素251−2を処理対象画素としている場合、分割画面2の右側に存在する仮想的な分割画面における1フレーム前の画像の領域252−5に含まれる画素を用いたブロックマッチング処理が行われる。拡張アドレス用の端子から制御信号(1,0)が出力されているからである。なお、実際には分割画面2の右側に分割画面は存在しないので、例えば、領域252−5に含まれる画素の画素値のデータとしてダミーデータが供給される。
また、このとき、IIRフィルタLSI212−3は分割画面3の右側境界付近の画素251−3を処理対象画素としていることになる。
例えば、IIRフィルタLSI212−3が分割画面3の右側境界付近の画素251−3を処理対象画素としている場合、分割画面4の1フレーム前の画像の領域252−4に含まれる画素を用いたブロックマッチング処理を行う必要がある。いまの場合、拡張アドレス用の端子から制御信号(1,0)が出力されているので、セレクタ213により、アクセス先のメモリが切り替えられ、メモリ211−4に記憶されている領域252−4に含まれる画素の画素値のデータが読み出されてIIRフィルタLSI212−3に供給されるようにすることができる。
また、このとき、IIRフィルタLSI212−4は分割画面4の右側境界付近の画素251−4を処理対象画素としていることになる。
IIRフィルタLSI212−4が分割画面4の右側境界付近の画素251−4を処理対象画素としている場合、分割画面4の右側に存在する仮想的な分割画面における1フレーム前の画像の領域252−6に含まれる画素を用いたブロックマッチング処理が行われる。拡張アドレス用の端子から制御信号(1,0)が出力されているからである。なお、実際には分割画面4の右側に分割画面は存在しないので、例えば、領域252−6に含まれる画素の画素値のデータとしてダミーデータが供給される。
このように、セレクタ213により、アクセス先のメモリを一律に切り替えるようにすることで、複数のIIRフィルタが同時に同じメモリにアクセスすることを回避できる。そして、分割画面の境界付近の画素を処理対象の画素としたとき、隣接する分割画面の画素をも探索範囲としてブロックマッチング処理を行って、動きベクトルを特定し、ノイズ低減処理を施すことができる。
これにより、例えば、図5のオブジェクト151−7の画素を処理対象の画素としてノイズ低減処理を施す際に、1フレーム前の分割画面2に表示されたオブジェクト151−6の画素の画素値のデータを用いた加重平均を行うことが可能となる。
次に、図9のフローチャートを参照して、図6に示される並列型ノイズ低減処理装置200によるノイズ低減処理について説明する。
ステップS20において、並列型ノイズ低減処理装置200は、分割画面1乃至分割画面4のそれぞれの画像に対応する画像信号の入力を受け付ける。
ステップS21において、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4は、入力された画像信号における処理対象の画素を特定する。
ステップS22において、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4は、動きベクトル検出のためのブロックマッチングに用いる画素を特定する。
ステップS23において、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4は、ステップS22の処理で特定された画素が別の分割画面の画素であるか否かを判定する。ステップS23において、ステップS22の処理で特定された画素が別の分割画面の画素であると判定された場合、処理は、ステップS24に進む。
ステップS24において、IIRフィルタLSI212−1は、拡張アドレスの制御信号を変更する。これにより、セレクタ213がIIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4のアクセス先のメモリを切り替える。
一方、ステップS23において、ステップS22の処理で特定された画素が別の分割画面の画素ではないと判定された場合、ステップS24の処理はスキップされる。
ステップS25において、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4は、ステップS22の処理で特定された画素の画素値のデータを読み出す。なお、例えば、ステップS22の処理で特定された画素が図8の領域252−5、領域252−6に含まれる画素である場合、実際にはデータを読み出すことができないので、例えば、セレクタ213によりダミーデータが供給されるようになされている。また、このとき読み出された画素値のデータは、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4のメモリI/F273のバッファにそれぞれ保持されるようになされている。
ステップS26において、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4は、動きベクトルを特定する。このとき、例えば、ステップS25の処理で読み出された画素値のデータに基づいてブロックマッチング処理が行われて動きベクトルが特定される。
ステップS27において、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4は、巡回係数Kを特定する。このとき、例えば、ステップS26の処理でのブロックマッチング処理で得られた残差成分に基づいて、巡回係数Kの値が特定される。
ステップS28において、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4は、それぞれ処理対象の画素の画素値と、1フレーム前の画像における対応する画素の画素値とを加重平均する。
このとき、例えば、ステップS26の処理で得られた動きベクトルに基づいて1フレーム前の画像における対応する画素が特定され、その画素の画素値のデータがIIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4のメモリI/F273のバッファからそれぞれ読み出される。なお、1フレーム前の画像における対応する画素の画素値のデータは、ステップS25の処理で、ブロックマッチング処理に用いるためにメモリ211−1乃至メモリ211−4から読み出されてIIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4のメモリI/F273のバッファに記憶されている。
そして、ステップS21の処理で特定された処理対象の画素の画素値に(1−K)を乗じるとともに、メモリI/F273のバッファから読み出された画素値のデータにKを乗じ、両者を加算する。これにより、ステップS27の処理で得られた巡回係数Kに基づいて、処理対象の画素の画素値と、1フレーム前の画像における対応する画素の画素値とが加重平均される。
ステップS29において、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4は、それぞれステップS28の処理結果を出力する。これにより、入力された画像信号のノイズが低減されて画像信号が端子OUT1乃至端子OUT4から出力されることになる。また、このとき出力される処理結果のデータは、セレクタ213を介してメモリ211−1乃至メモリ211−4に書き込まれる(記憶される)。
ステップS30において、IIRフィルタLSI212−1乃至IIRフィルタLSI212−4は、処理対象とするべき次の画素があるか否かを判定する。ステップS30において、次の画素があると判定された場合、処理は、ステップS21に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
ステップS30において、次の画素がないと判定された場合、処理は終了する。
このようにして、ノイズ低減処理が実行される。
このようにすることで、例えば、図5に示される分割画面の境界付近に表示されているオブジェクト151−7の画素の画素値を累積的に加重平均することができる。従って、分割画面の境界の画素についても、適切にノイズを低減させて表示できる。
なお、以上においては、4K2Kの解像度の画面が水平方向に2分割、垂直方向に2分割される場合の例について説明したが、それ以外の方式で分割されるようにしてもよい。
図10は、4K2Kの解像度の画面が分割される場合の別の例を示す図である。
同図の例では、4K2Kの解像度の画面が水平方向に4分割されている。これにより、同図の分割画面1乃至分割画面4はそれぞれ、1K2K(水平方向1K、垂直方向2K)の解像度を有する画面となり、図3の分割画面1乃至4のそれぞれと同等の画素数を有する画像となる。よって、図10の分割画面1乃至分割画面4のそれぞれを、1つのIIRフィルタLSI212によって処理することが可能となる。
図11は、4K2Kの解像度の画面が分割される場合のさらに別の例を示す図である。
同図の例では、4K2Kの解像度の画面が垂直方向に4分割されている。これにより、同図の分割画面1乃至分割画面4はそれぞれ、4K0.5K(水平方向4K、垂直方向0.5K)の解像度を有する画面となり、図3の分割画面1乃至4のそれぞれと同等の画素数を有する画像となる。よって、図11の分割画面1乃至分割画面4のそれぞれを、1つのIIRフィルタLSI212によって処理することが可能となる。
また、以上においては、高解像度の画面を、4つの低解像度の画面に分割する場合の例について説明したが、例えば、高解像度の画面が、8つの低解像度の画面、16の低解像度の画面に分割されるようにしても構わない。
さらに、以上においては、分割画面の画像の画素値を累積的に加重平均する構成に本願発明を適用する例について説明したが、必ずしも、画素値を累積的に加重平均するものでなくてもよい。
例えば、分割画面の画像の中の注目画素と、1フレーム前の画像における対応する画素との相関が連続している回数をカウントし、カウント値に基づいて画素単位の動き推定を推定する構成において、本発明が適用されるようにしてもよい。すなわち、画素毎の特徴量を累積的に加算する構成のものであれば、本発明を適用することができる。
なお、本明細書において上述した一連の処理は、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
10 IIRフィルタ, 21 乗算器, 22 加算器, 23 乗算器, 24 巡回係数制御部, 25 動きベクトル検出部, 26 フレームメモリ, 200 並列型ノイズ低減処理装置, 212−1乃至212−4 IIRフィルタLSI, 211−1乃至211−4 メモリ, 271 動きベクトル検出部, 272 演算部, 273 メモリI/F

Claims (8)

  1. ディスプレイの画面を、それぞれ同一の画素数を有するn個の領域に分割することにより得られるn個の分割画面にそれぞれ動画として表示される画像の画像信号の入力を受け付けるn個の入力受付手段と、
    前記n個の入力受付手段からそれぞれ入力された画像信号に対応する前記n個の分割画面の1フレーム分の画像のそれぞれにおいて、相対的に同じ位置となる画素を処理対象画素として前記処理対象画素を、前記フレーム毎に累積的に加重平均するn個の累積加重平均手段と、
    前記累積的に加重平均された前記n個の分割画面のそれぞれの画素を、1フレーム分記憶するn個のメモリと、
    前記n個の累積加重平均手段のいずれかが出力する制御信号に基づいて、前記n個の累積加重平均手段のそれぞれがアクセスするメモリを切り替えるアクセス切り替え手段と
    を備える画像処理装置。
  2. 前記累積加重平均手段のそれぞれは、
    前記処理対象の画素を中心とする複数の画素で構成される処理対象ブロックを抽出し、
    前記処理対象画素が含まれるフレームの1フレーム前の画像において前記処理対象画素と同一の座標の画素を中心とした所定の範囲内の画素を、前記メモリのそれぞれから読み出し、
    前記メモリから読み出された画素に基づいて、前記処理対象画素のブロックと同一の数の画素で構成される複数の比較ブロックを抽出し、
    前記処理対象ブロックと、前記比較ブロックの類似度に基づいて、1フレーム前の画像において前記処理対象画素に対応する画素を特定し、
    前記処理対象画素の値と、前記1フレーム前の画像において前記処理対象画素に対応する画素の値とを、巡回係数に基づいて加重平均する
    請求項1に記載の画像処理装置
  3. 前記累積加重平均手段の少なくともいずれか1つが、
    前記比較ブロックに用いられる画素として、前記処理対象画素の画像の分割画面とは別の分割画面の画像の画素を読み出す場合、前記別の分割画面の画素を記憶しているメモリを特定する制御信号を出力する
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記処理対象の画素が、矩形として構成される前記分割画面の一辺に対応する境界線から所定の距離以内に位置する場合、前記比較ブロックに用いられる画素として、前記処理対象画素の画像の分割画面とは別の分割画面の画像の画素が読み出され、
    前記制御信号は、前記境界線に隣接する前記別の分割画面の位置を表す座標として出力される
    請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記境界線に隣接する分割画面が存在しない場合、
    アクセス切り替え手段は、前記累積加重平均手段にダミーデータを供給する
    請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記累積加重平均手段は、LSIとして構成される
    請求項1に記載の画像処理装置。
  7. n個の入力受付手段が、ディスプレイの画面を、それぞれ同一の画素数を有するn個の領域に分割することにより得られるn個の分割画面にそれぞれ動画として表示される画像の画像信号の入力を受け付け、
    n個の累積加重平均手段が、前記n個の入力受付手段からそれぞれ入力された画像信号に対応する前記n個の分割画面の1フレーム分の画像のそれぞれにおいて、相対的に同じ位置となる画素を処理対象画素として前記処理対象画素を、前記フレーム毎に累積的に加重平均し、
    n個のメモリが、前記累積的に加重平均された前記n個の分割画面のそれぞれの画素を、1フレーム分記憶するステップを含み、
    前記n個の累積加重平均手段のいずれかが出力する制御信号に基づいて、前記n個の累積加重平均手段のそれぞれがアクセスする前記メモリが切り替えられる
    画像処理方法。
  8. ディスプレイの画面を、それぞれ同一の画素数を有するn個の領域に分割することにより得られるn個の分割画面にそれぞれ動画として表示される画像の画像信号の入力を受け付けるn個の入力受付手段と、
    前記n個の入力受付手段からそれぞれ入力された画像信号に対応する前記n個の分割画面の1フレーム分の画像のそれぞれにおいて、相対的に同じ位置となる画素を処理対象画素として前記処理対象画素の特徴量を、前記フレーム毎に累積的に加算するn個の累積加算手段と、
    前記累積的に加算された前記n個の分割画面のそれぞれの画素の特徴量を、1フレーム分記憶するn個のメモリと、
    前記n個の累積加算手段のいずれかが出力する制御信号に基づいて、前記n個の累積加算手段のそれぞれがアクセスするメモリを切り替えるアクセス切り替え手段と
    を備える画像処理装置。
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