JP2011259328A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷指示における操作性の向上を図る。
【解決手段】プリンタ内のHDDには、キーワード1(時期)、キーワード2(場所)及びキーワード3(目的)の組み合わせに対して、オブジェクトを示す情報として画像ファイルのファイル名が予め対応付けられたオブジェクト対応テーブル341が記憶されている。プリンタは、画像を配置する領域を示す領域情報及びキーワードを含む印刷データを受信し、オブジェクト対応テーブル341を参照して、印刷データに含まれるキーワードに対応する画像を取得し、当該取得された画像を領域情報が示す領域に配置して印刷用画像を生成し、印刷用画像を印刷する。領域情報が示す領域と画像のサイズとが一致しない場合には、画像を領域情報が示す領域に合わせて拡大又は縮小し、当該拡大又は縮小された画像を領域情報が示す領域に配置する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理装置及びプログラムに関する。
従来、旅行のパンフレット等を印刷する場合には、固定のフォーマットに対して時期や場所、目的により印刷物に含まれるオブジェクト(コンテンツ)を変更して印刷を行っている。ユーザは、パンフレット等を作成する際に、使用するオブジェクトを手動で検索し、ページ内の指定された位置に貼り付ける必要がある。
また、時期によって提供する情報の内容を変更するものとして、例えば、利用者に関する個人情報や、利用者が閲覧する季節、曜日、時刻等によって、利用者に提供するコンテンツに含めるリンク情報を変更するコンテンツ提供サーバーが提案されている(特許文献1参照)。また、予め格納されている各種の図形データの中から図形データを呼び出す際に、現在の計時情報に応じて現在の季節や月等に合った図形を呼び出す装置が提案されている(特許文献2参照)。
また、オブジェクトを差し替えながら印刷するバリアブル印刷技術を用いる方法もある。バリアブル印刷では、複数回繰り返して利用されるオブジェクト(再利用オブジェクト)をRIP(Raster Image Processer)してメモリに保存しておき、ページ毎にRIP済みのオブジェクトを合成して印刷を行う。バリアブル印刷を指示する際には、例えば、土台となるベース画像を選択し、ベース画像上でバリアブル画像を配置する領域を指定し、当該領域に配置すべき画像を選択する。
特開2003−30193号公報 特開平8−16586号公報
しかし、バリアブル印刷においても、ユーザは、オブジェクトが保存されている場所やファイル名を指定して印刷対象となる画像を選択しなければならず、煩雑な作業を強いられていた。
本発明は上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、印刷指示における操作性の向上を図ることを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像を配置する領域を示す領域情報及びキーワードを含む印刷データを受信する受信部と、キーワードと画像とが予め対応付けられて記憶されている記憶部から、前記受信された印刷データに含まれるキーワードに対応する画像を取得し、当該取得された画像を前記領域情報が示す領域に配置して印刷用画像を生成する制御部と、当該生成された印刷用画像を印刷部に送信する送信部と、を備える画像処理装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記キーワードは、複数のキーワードの組み合わせであり、前記記憶部には、当該複数のキーワードの組み合わせと画像とが予め対応付けられて記憶されている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像処理装置において、前記キーワードは、時期、場所又は目的を示すものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記制御部は、前記領域情報が示す領域と前記記憶部から取得された画像のサイズとが一致しない場合には、前記記憶部から取得された画像を前記領域情報が示す領域に合わせて拡大又は縮小し、当該拡大又は縮小された画像を前記領域情報が示す領域に配置する。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記制御部は、前記記憶部に、前記印刷データに含まれるキーワードに対応する画像が存在しない場合に、予め定められた画像を前記領域情報が示す領域に配置して前記印刷用画像を生成する。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記制御部は、前記記憶部に、前記印刷データに含まれるキーワードに対応する画像が複数存在する場合に、予め定められた画像を前記領域情報が示す領域に配置して前記印刷用画像を生成する。
請求項7に記載の発明は、コンピュータを、画像を配置する領域を示す領域情報及びキーワードを含む印刷データを受信する受信部、キーワードと画像とが予め対応付けられて記憶されている記憶部から、前記受信された印刷データに含まれるキーワードに対応する画像を取得し、当該取得された画像を前記領域情報が示す領域に配置して印刷用画像を生成する制御部、当該生成された印刷用画像を印刷部に送信する送信部、として機能させるためのプログラムである。
請求項8に記載の発明は、コンピュータを、画像を配置する領域を示す領域情報及びキーワードを入力するための操作部、前記入力された領域情報及びキーワードを含む印刷データを生成する制御部、当該生成された印刷データを外部装置に送信する送信部、として機能させるためのプログラムである。
請求項1、7に記載の発明によれば、印刷データに含まれるキーワードに対応する画像を取得するので、印刷指示における操作性の向上を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、複数のキーワードの組み合わせに対応する画像を取得することができる。
請求項3に記載の発明によれば、時期、場所又は目的を示すキーワードに対応する画像を取得することができる。
請求項4に記載の発明によれば、領域情報が示す領域に合わせて画像を拡大又は縮小することができる。
請求項5に記載の発明によれば、キーワードに対応する画像が存在しない場合であっても、予め定められた画像を領域情報が示す領域に配置して印刷用画像を生成することができる。
請求項6に記載の発明によれば、キーワードに対応する画像が複数存在する場合であっても、予め定められた画像を領域情報が示す領域に配置して印刷用画像を生成することができる。
請求項8に記載の発明によれば、キーワードを含む印刷データを生成するので、印刷指示における操作性の向上を図ることができる。
本発明の実施の形態における印刷システムのシステム構成図である。 クライアントPCの機能的構成を示すブロック図である。 プリンタの機能的構成を示すブロック図である。 オブジェクト対応テーブルの例である。 クライアントPCにおいて実行される印刷データ生成処理を示すフローチャートである。 クライアントPCにおいて実行される印刷データ生成処理を示すフローチャートである。 印刷設定画面制御処理を示すフローチャートである。 ベース画像が表示されたバリアブル印刷設定画面である。 ベース画像上でバリアブル画像領域が指定された状態のバリアブル印刷設定画面である。 バリアブル画像領域に対して、メニューが表示された状態のバリアブル印刷設定画面である。 バリアブル画像領域に対して、画像ファイル選択画面が表示された状態のバリアブル印刷設定画面である。 バリアブル画像領域に、選択された画像ファイルの画像が配置された状態のバリアブル印刷設定画面である。 ベース画像上でバリアブル画像領域が指定された状態のバリアブル印刷設定画面である。 バリアブル画像領域に対して、メニューが表示された状態のバリアブル印刷設定画面である。 キーワード入力処理を示すフローチャートである。 バリアブル画像領域に対して、キーワード入力画面が表示された状態のバリアブル印刷設定画面である。 バリアブル画像領域に対して、時期、場所、目的のキーワードが表示された状態のバリアブル印刷設定画面である。 (a)は、PDFファイルを構成する1番目の画像の例である。(b)は、PDFファイルを構成する2番目の画像の例である。 印刷データ生成処理で生成されるPPMLデータの例である。 プリンタにおいて実行される印刷処理を示すフローチャートである。 プリンタにおいて実行される印刷処理を示すフローチャートである。 「1月」、「富士」、「温泉」のキーワードに対応する画像の例である。 印刷処理の出力結果の例である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施の形態について説明する。
図1に、印刷システム100のシステム構成を示す。図1に示すように、印刷システム100は、クライアントPC(Personal Computer)10、プリンタ20を備えて構成されている。クライアントPC10とプリンタ20とは、通信ネットワークNを介してデータ通信可能に接続されている。
図2に、クライアントPC10の機能的構成を示す。図2に示すように、クライアントPC10は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、操作部15、表示部16、ネットワークIF(InterFace)部17等を備えて構成されている。
CPU11は、クライアントPC10の各部の処理動作を統括的に制御する。CPU11は、操作部15から入力される操作信号又はネットワークIF部17により受信した指示信号に応じて、ROM13又はHDD14に格納されている各種処理プログラムを読み出してRAM12に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を実行する。
RAM12は、CPU11により実行される各種処理プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
ROM13は、不揮発性の半導体メモリからなり、各種処理プログラムや各種処理に関するデータ等を記憶する。
HDD14は、各種データを記憶するための記憶装置である。例えば、HDD14には、印刷データ生成処理プログラム141、複数の画像ファイル142が記憶されている。
操作部15は、カーソルキー、文字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、ユーザによる操作入力を受け付ける。操作部15は、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号をCPU11に出力する。
表示部16は、LCD(Liquid Crystal Display)を備え、CPU11から入力される表示データに基づいて各種画面を表示する。
ネットワークIF部17は、通信ネットワークNを介して外部装置との間でデータの送受信を行う。例えば、ネットワークIF部17は、プリンタ20に印刷を指示するための印刷データを送信する。
CPU11は、印刷データ生成処理プログラム141との協働により、印刷データを生成し、ネットワークIF部17を介して印刷データをプリンタ20に送信する。
バリアブル印刷の印刷データは、業界標準のPPML(Personalized Print Markup Language)データ形式をとり、ページ毎のオブジェクトに関する情報(以下、オブジェクト情報という。)をXML(Extensible Markup Language)形式で記載したPPML部と、再利用オブジェクトとして使用する画像部(PDF、TIFF、JPEG)と、で構成されている。本実施の形態では、画像部としてPDFファイルを用いる場合について説明する。CPU11は、PPMLデータが記載されたXMLファイルとPDFファイルをZIP圧縮して、印刷データを生成する。
CPU11は、バリアブル印刷で使用されるオブジェクト(画像)がキーワードで指定される場合には、操作部15から入力された設定内容に基づいて、PPMLデータのオブジェクト情報に、キーワード、オブジェクトを配置する領域を示す領域情報等を記載する。本実施の形態では、キーワードとして、「時期」を示すキーワード、「場所」を示すキーワード、「目的」を示すキーワードの組み合わせを用いる。
CPU11は、バリアブル印刷で使用されるオブジェクトがHDD14に記憶されている画像ファイル142の中から選択される場合には、操作部15から入力された設定内容に基づいて、バリアブル印刷で使用されるオブジェクトのうち、HDD14から選択されたオブジェクトを全て含むPDFファイルを生成する。そして、CPU11は、PPMLデータの各オブジェクト情報に、生成したPDFファイルのファイル名、PDFファイル内のオブジェクトを示す情報(インデックス番号)、オブジェクトを配置する領域を示す領域情報等を記載する。インデックス番号は、PDFファイル内の複数の画像のうち、何番目の画像であるかを示す番号である。
図3に、プリンタ20の機能的構成を示す。図3に示すように、プリンタ20は、画像処理装置としてのプリンタコントローラ30、印刷部40等を備えて構成されており、プリンタコントローラ30と印刷部40とは専用インターフェース用バスを介して接続されている。
プリンタコントローラ30は、CPU31、RAM32、ROM33、HDD34、操作部35、表示部36、ネットワークIF部37、プリンタIF部38等を備える。
CPU31は、プリンタコントローラ30の各部の処理動作を統括的に制御する。CPU31は、操作部35から入力される操作信号又はネットワークIF部37により受信した指示信号に応じて、ROM33に格納されている各種処理プログラムを読み出してRAM32に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を実行する。
RAM32は、CPU31により実行される各種処理プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
ROM33は、不揮発性の半導体メモリからなり、各種処理プログラムや各種処理に関するデータ等を記憶する。例えば、ROM33には、印刷処理プログラム331が記憶されている。
HDD34は、各種データを記憶するための記憶装置である。例えば、HDD34には、オブジェクト対応テーブル341、複数の画像ファイル342が記憶されている。
図4に、オブジェクト対応テーブル341の例を示す。オブジェクト対応テーブル341は、キーワード1、キーワード2及びキーワード3の組み合わせに対して、オブジェクトを示す情報として画像ファイル342のファイル名が予め対応付けられたテーブルである。キーワード1は、季節、月、日付等、「時期」を示す文字列が含まれるものである。キーワード2は、地名、施設名等、「場所」を示す文字列が含まれるものである。キーワード3は、温泉、グルメ、スポーツ等、「目的」を示す文字列が含まれるものである。また、オブジェクト対応テーブル341には、共通のキーワードに対応するオブジェクトが予め定められている。
操作部35は、ハードキー、タッチパネル等を備えて構成され、ユーザによる操作入力を受け付ける。操作部35は、ハードキー又はタッチパネルから入力された操作信号をCPU31に出力する。
表示部36は、LCDを備え、CPU31からの指示に従って、各種操作画面や各種処理結果を表示する。
ネットワークIF部37は、通信ネットワークNを介して外部装置との間でデータの送受信を行う。例えば、ネットワークIF部37は、クライアントPC10から印刷データを受信する。
プリンタIF部38は、印刷部40との間でデータの送受信を行う。プリンタIF部38は、印刷部40に対してビットマップ形式の画像データを送信する。
CPU31は、印刷処理プログラム331との協働により、ネットワークIF部37を介して、クライアントPC10から印刷データを受信し、印刷データを解析して、ビットマップ形式の画像データに展開する。
具体的に、CPU31は、バリアブル印刷の印刷データを受信すると、印刷データ(ZIPファイル)内のPDFファイルに含まれる各画像をRIPし、RIP済みの画像データをRAM32に保存する。
CPU31は、印刷データに含まれるPPMLデータ(XMLファイル)のオブジェクト情報にキーワード(時期、場所、目的)が記載されている場合には、オブジェクト対応テーブル341からキーワードに対応するオブジェクト(画像ファイル342)を求め、当該求められたオブジェクトをHDD34から取得する。CPU31は、このオブジェクトを、オブジェクト情報に記載されている領域情報が示す領域に配置して印刷用画像を生成する。CPU31は、オブジェクト対応テーブル341に、指定されたキーワードに対応するオブジェクトが存在しない場合、又は、指定されたキーワードに対応するオブジェクトが複数存在する場合には、共通のキーワードに対応するオブジェクトをHDD34から取得して、領域情報が示す領域に配置して印刷用画像を生成する。
一方、CPU31は、PPMLデータのオブジェクト情報にPDFファイルのファイル名及びインデックス番号が記載されている場合には、これらの情報に基づいて、PDFファイルをRIPして得られたオブジェクトを取得し、オブジェクト情報に記載されている領域情報が示す領域に配置して印刷用画像を生成する。
CPU31は、各オブジェクトについて、領域情報が示す領域と、画像のサイズとが一致しない場合には、画像を領域情報が示す領域に合わせて拡大又は縮小し、当該拡大又は縮小された画像を領域情報が示す領域に配置する。
CPU31は、プリンタIF部38を介して、印刷用画像(ビットマップ形式の画像データ)を印刷部40に送信する。
印刷部40は、ビットマップ形式の画像データに基づいて印刷処理を行う。例えば、印刷部40は、電子写真方式の画像形成を行うものであり、感光ドラム、感光ドラムの帯電を行う帯電部、画像データに基づいて感光ドラム表面を露光走査する露光部、感光ドラムにトナーを付着させる現像部、感光ドラム上に形成されたトナー像を印刷用紙に転写する転写部、印刷用紙上に形成されたトナー像を定着させる定着部等から構成される。
次に、クライアントPC10における動作について説明する。
図5及び図6は、クライアントPC10において実行される印刷データ生成処理を示すフローチャートである。印刷データ生成処理は、CPU11と、HDD14に記憶されている印刷データ生成処理プログラム141との協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、CPU11により、印刷設定画面制御処理が行われる(ステップS1)。
図7を参照して、印刷設定画面制御処理について説明する。
CPU11により、HDD14に記憶されている複数の画像ファイル142のファイル名が表示部16に表示され、ユーザの操作部15からの操作により、複数の画像ファイル142の中からベース画像のファイルが選択される(ステップS21)。ベース画像とは、バリアブル印刷を行う際に、土台となる部分の画像である。
次に、CPU11により、選択されたファイルが読み出され、ベース画像が表示部16に表示される(ステップS22)。ベース画像として選択された画像ファイル142のファイル名、ベース画像の領域を示す領域情報(以下、ベース画像の領域情報という。)は、CPU11により、RAM12に保存される。図8に、ベース画像B1が表示されたバリアブル印刷設定画面161の例を示す。
ここで、CPU11により、ページ番号hが1に設定される(ステップS23)。
次に、ユーザの操作部15からの操作により、表示部16に表示されているベース画像上でバリアブル画像を配置する領域が指定される(ステップS24)。バリアブル画像とは、バリアブル印刷を行う際に、ページ毎に差し替えられる部分の画像である。例えば、ユーザが操作部15のマウスを操作することにより、表示部16に表示されているベース画像上でバリアブル画像を配置すべき矩形領域の開始位置(左上の座標)と終了位置(右下の座標)が指定される。バリアブル画像を配置する領域を示す領域情報(以下、バリアブル画像の領域情報という。)は、CPU11により、RAM12に保存される。図9に、ベース画像B1上でバリアブル画像領域A1が指定された状態のバリアブル印刷設定画面162の例を示す。
次に、ユーザが操作部15のマウスを操作して、表示部16に表示されているバリアブル画像領域上にマウスポインタを移動させ、マウスの右ボタンをクリックすると、CPU11により、バリアブル画像領域に対して、画像をファイルから選択するか、又は、キーワードを入力するか、を選択するためのメニューが表示され(ステップS25)、メニューの選択待ち状態になる(ステップS26)。図10に、バリアブル画像領域A1に対して、メニュー50が表示された状態のバリアブル印刷設定画面163の例を示す。ユーザは、操作部15からの操作により、メニュー50の中から、「ファイルから選択」又は「キーワード入力」を選択する。
ユーザの操作部15からの操作により、バリアブル画像領域に対して「ファイルから選択」が選択された場合には(ステップS27;YES)、CPU11により、HDD14に記憶されている複数の画像ファイル142のファイル名が表示部16に表示され、ユーザの操作部15からの操作により、複数の画像ファイル142の中からバリアブル画像のファイルが選択される(ステップS28)。図11に、バリアブル画像領域A1に対して、画像ファイル選択画面51が表示された状態のバリアブル印刷設定画面164の例を示す。ユーザは、画像ファイル選択画面51において、複数の画像ファイル142の中から、バリアブル画像のファイルを選択する。
次に、CPU11により、選択されたファイルが読み出され、表示部16に表示されているベース画像中のステップS24で指定されたバリアブル画像領域に、バリアブル画像が表示される(ステップS29)。バリアブル画像として選択された画像ファイル142のファイル名、画像サイズは、CPU11により、RAM12に保存される。図12に、ベース画像B1のバリアブル画像領域A1に、ステップS28で選択された画像ファイル142の画像が配置された状態のバリアブル印刷設定画面165の例を示す。
ステップS26のメニューの選択待ち状態において、バリアブル画像領域に対して「ファイルから選択」、「キーワード入力」のいずれも選択されない場合には(ステップS27;NO,ステップS30;NO)、ステップS26に戻る。
ステップS26のメニューの選択待ち状態において、ユーザの操作部15からの操作により、バリアブル画像領域に対して「キーワード入力」が選択された場合には(ステップS27;NO,ステップS30;YES)、CPU11により、キーワード入力処理が行われる(ステップS31)。
例えば、図13に示すバリアブル印刷設定画面166において、ベース画像B1上でバリアブル画像領域A2が指定され(ステップS24)、図14に示すバリアブル印刷設定画面167において、バリアブル画像領域A2に対するメニュー52が表示され(ステップS25)、メニュー52の中から「キーワード入力」が選択された場合に(ステップS27;NO,ステップS30;YES)、キーワード入力処理が実行される。
ここで、図15を参照して、キーワード入力処理について説明する。
CPU11により、キーワード入力画面が表示部16に表示され(ステップS41)、操作部15からのキーの入力待ち状態になる(ステップS42)。図16に、バリアブル画像領域A2に対して、キーワード入力画面53が表示された状態のバリアブル印刷設定画面168の例を示す。キーワード入力画面53には、「時期」「場所」「目的」を示すキーワードを入力するための領域が設けられている。
ステップS42のキーの入力待ち状態において、ユーザの操作部15からの操作により、「時期」が入力された場合には(ステップS43;YES)、CPU11により、表示部16に表示されているバリアブル画像領域に、時期のキーワードが表示され(ステップS44)、ステップS42に戻る。
ステップS42のキーの入力待ち状態において、ユーザの操作部15からの操作により、「場所」が入力された場合には(ステップS43;NO,ステップS45;YES)、CPU11により、表示部16に表示されているバリアブル画像領域に、場所のキーワードが表示され(ステップS46)、ステップS42に戻る。
ステップS42のキーの入力待ち状態において、ユーザの操作部15からの操作により、「目的」が入力された場合には(ステップS43;NO,ステップS45;NO,ステップS47;YES)、CPU11により、表示部16に表示されているバリアブル画像領域に、目的のキーワードが表示され(ステップS48)、ステップS42に戻る。図17に、バリアブル画像領域A2に対して、時期、場所、目的のキーワードが表示された状態のバリアブル印刷設定画面169の例を示す。
ステップS42のキーの入力待ち状態において、ユーザの操作部15からの操作により、OKボタンが選択された場合には(ステップS43;NO,ステップS45;NO,ステップS47;NO,ステップS49;YES)、CPU11により、これまでに入力されたキーワードがRAM12に保存され、キーワード入力画面が閉じられ(ステップS50)、キーワード入力処理が終了する。
ステップS42のキーの入力待ち状態において、いずれのキー入力も行われない場合には(ステップS43;NO,ステップS45;NO,ステップS47;NO,ステップS49;NO,ステップS51;NO)、ステップS42に戻る。
ステップS42のキーの入力待ち状態において、ユーザの操作部15からの操作により、キャンセルボタンが選択された場合には(ステップS43;NO,ステップS45;NO,ステップS47;NO,ステップS49;NO,ステップS51;YES)、CPU11により、これまでに入力されたデータが破棄され、キーワード入力画面が閉じられ(ステップS52)、キーワード入力処理が終了する。
図7に戻り、ステップS29又はステップS31の後、CPU11により、ページ内の印刷設定が終了したか否かが判断される(ステップS32)。ページ内の印刷設定が終了していない場合には(ステップS32;NO)、ステップS24に戻り、処理が繰り返される。
ステップS32において、ページ内の印刷設定が終了した場合には(ステップS32;YES)、CPU11により、全ページ分の処理が終了したか否かが判断される(ステップS33)。次のページの印刷設定が行われる場合には(ステップS33;NO)、CPU11により、ページ番号hに1が加算され(ステップS34)、ステップS24に戻り、処理が繰り返される。
ステップS33において、全ページ分の処理が終了した場合には(ステップS33;YES)、印刷設定画面制御処理が終了し、図5に戻る。
次に、CPU11により、印刷設定画面制御処理において使用された全ての画像がHDD14から取得される(ステップS2)。次に、CPU11により、取得された全画像が一つのPDFファイルに変換され(ステップS3)、当該PDFファイルがRAM12に保存される(ステップS4)。図18(a)に、PDFファイルを構成する1番目の画像(インデックス番号1)の例を示す。この画像は、印刷設定画面制御処理において、ベース画像として選択された画像である。図18(b)に、PDFファイルを構成する2番目の画像(インデックス番号2)の例を示す。この画像は、印刷設定画面制御処理において、1番目のバリアブル画像として選択された画像である。
次に、CPU11により、RAM12に保存されているベース画像のファイル名に基づいて、HDD14が参照され、ベース画像の画像サイズが取得される(ステップS5)。そして、CPU11により、PPMLデータの<JOB>の欄に、ベース画像の画像サイズ、ベース画像が含まれるPDFファイルのファイル名、PDFファイル内のベース画像を示すインデックス番号、ベース画像の領域情報が記載される(ステップS6)。
図19に、本処理で生成されるPPMLデータの例を示す。PPMLデータには、ベース画像を指定するための情報として、ベース画像の画像サイズ60、ベース画像が含まれるPDFファイルのファイル名61、PDFファイル内のベース画像を示すインデックス番号62、ベース画像の領域情報63が記載される。ベース画像の画像サイズ60は、画像の横方向・縦方向のサイズを示している。ベース画像の領域情報63は、ベース画像が配置される矩形領域の左上の座標(横方向の座標位置、縦方向の座標位置)と右下の座標(横方向の座標位置、縦方向の座標位置)を示している。図19に示す例では、ベース画像が、ファイル名「Test.pdf」のファイルに含まれるインデックス番号「1」の画像であることが示されている。
次に、図6に移り、CPU11により、ページ番号kが1に設定される(ステップS7)。
次に、CPU11により、印刷設定画面制御処理における設定内容に基づいて、kページ目で使用されるバリアブルデータが取得される(ステップS8)。バリアブルデータは、各バリアブル画像について設定された内容を示す情報である。バリアブル画像がキーワードで指定された場合には、バリアブルデータには、RAM12に保存されているバリアブル画像の領域情報及びキーワードが含まれる。バリアブル画像が画像ファイル142から選択された場合には、バリアブルデータには、RAM12に保存されているバリアブル画像の領域情報及び画像サイズ、ステップS4でRAM12に保存されたPDFファイルのファイル名、バリアブル画像に対応するPDFファイル内のインデックス番号が含まれる。
次に、CPU11により、取得されたバリアブルデータにおいて、キーワードが指定されているか否かが判断される(ステップS9)。
バリアブルデータにおいて、キーワードが指定されていない場合には(ステップS9;NO)、CPU11により、PPMLデータの<PAGE>の欄に、バリアブル画像の画像サイズ、バリアブル画像が含まれるPDFファイルのファイル名、PDFファイル内のバリアブル画像を示すインデックス番号、バリアブル画像の領域情報が記載される(ステップS10)。
例えば、図19に示すように、1ページ目の1番目のバリアブル画像を指定するための情報として、バリアブル画像の画像サイズ64、バリアブル画像が含まれるPDFファイルのファイル名65、PDFファイル内の当該バリアブル画像を示すインデックス番号66、バリアブル画像の領域情報67が記載される。バリアブル画像の画像サイズ64は、画像の横方向・縦方向のサイズを示している。バリアブル画像の領域情報67は、バリアブル画像が配置される矩形領域の左上の座標(横方向の座標位置、縦方向の座標位置)と右下の座標(横方向の座標位置、縦方向の座標位置)を示している。図19に示す例では、1ページ目の1番目のバリアブル画像が、ファイル名「Test.pdf」のファイルに含まれるインデックス番号「2」の画像であることが示されている。
ステップS9において、バリアブルデータにおいて、キーワードが指定されている場合には(ステップS9;YES)、CPU11により、PPMLデータの<PAGE>の欄に、キーワード(時期、場所、目的)、バリアブル画像の領域情報が記載される(ステップS11)。
例えば、図19に示すように、1ページ目の2番目のバリアブル画像を指定するための情報として、キーワード68、バリアブル画像の領域情報69が記載される。図19に示す例では、1ページ目の2番目のバリアブル画像に対する時期のキーワードとして「1月」、場所のキーワードとして「富士」、目的のキーワードとして「温泉」が記載されている。
ステップS10又はステップS11の後、CPU11により、ページ内の全バリアブルデータの記載が終了したか否かが判断される(ステップS12)。ページ内のバリアブルデータのうち、記載されていないものが存在する場合には(ステップS12;NO)、ステップS8に戻り、他のバリアブルデータについて、同様の処理が繰り返される。
ステップS12において、ページ内の全バリアブルデータの記載が終了した場合には(ステップS12;YES)、CPU11により、PPMLデータに</PAGE>が記載され、1ページ分のデータの生成が完了する(ステップS13)。
次に、CPU11により、全ページ分の処理が終了したか否かが判断される(ステップS14)。処理が終了していないページが存在する場合には(ステップS14;NO)、CPU11により、ページ番号kに1が加算され(ステップS15)、ステップS8に戻り、処理が繰り返される。
ステップS14において、全ページ分の処理が終了した場合には(ステップS14;YES)、CPU11により、PPMLデータに</JOB>が記載され、1ジョブ分のデータ(XMLファイル)の生成が完了する(ステップS16)。
次に、CPU11により、XMLファイルと、RAM12に保存されているPDFファイルとが、一つのZIPファイルに圧縮される(ステップS17)。例えば、XMLファイル「Test.ppml」と、PDFファイル「Test.pdf」とにより、ZIPファイル「Test.zip」が生成される。そして、CPU11により、ネットワークIF部17を介して、ZIPファイル(印刷データ)がプリンタ20に送信される(ステップS18)。
以上で、印刷データ生成処理が終了する。
次に、プリンタ20における動作について説明する。
図20及び図21は、プリンタ20において実行される印刷処理を示すフローチャートである。印刷処理は、CPU31と、ROM33に記憶されている印刷処理プログラム331との協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、CPU31により、ネットワークIF部37を介して、クライアントPC10から印刷データが受信され(ステップS61)、受信したデータがRAM32に保存される(ステップS62)。
次に、CPU31により、印刷データが指示する印刷がバリアブル印刷であるか否かが判断される(ステップS63)。具体的には、XML形式のデータ内にPPMLデータの記載がある場合に、バリアブル印刷であると判断される。印刷データが指示する印刷がバリアブル印刷でない場合には(ステップS63;NO)、CPU31により、通常印刷処理に遷移され(ステップS64)、処理が終了する。
ステップS63において、印刷データが指示する印刷がバリアブル印刷である場合には(ステップS63;YES)、CPU31により、オブジェクト番号mが1に設定される(ステップS65)。
次に、CPU31により、受信したデータの中からm番目のオブジェクトのソースが取得される(ステップS66)。具体的には、CPU31により、受信したデータのPPMLデータ内のm番目の「<SOURCE」から「</SOURCE>」までのデータが取得される。
次に、CPU31により、m番目のオブジェクトのソースにおいて、キーワードが指定されているか否かが判断される(ステップS67)。m番目のオブジェクトのソースにおいて、キーワードが指定されていない場合には(ステップS67;NO)、CPU31により、m番目のオブジェクトのソースに記載されているファイル名及びインデックス番号に対応する画像がPDFファイルから取得され、RIPされる(ステップS68)。RIP済みのデータは、CPU31により、インデックス番号と対応付けられて、RAM32に保存される(ステップS69)。なお、m番目のオブジェクトのソースに記載されているファイル名及びインデックス番号に対応する画像が既にRIPされている場合には、ステップS68及びステップS69の処理は行われない。
ステップS67において、m番目のオブジェクトのソースにおいて、キーワードが指定されている場合(ステップS67;YES)、又は、ステップS69の後、CPU31により、全オブジェクトのソースの取得が完了したか否かが判断される(ステップS70)。取得されていないオブジェクトのソースが存在する場合には(ステップS70;NO)、オブジェクト番号mに1が加算され(ステップS71)、ステップS66に戻り、処理が繰り返される。
ステップS70において、全オブジェクトのソースの取得が完了した場合には(ステップS70;YES)、CPU31により、ページ番号nが1に設定される(ステップS72)。
次に、図21に示すように、CPU31により、受信したPPMLデータからnページ目のデータが取得される(ステップS73)。nページ目のデータには、「<OBJECT」から「</OBJECT>」までのデータ(ベース画像に関する情報)、及び、nページ目の「<PAGE>」から「</PAGE>」までのデータ(各ページに含まれる一又は複数のバリアブル画像に関する情報)が含まれる。
次に、CPU31により、nページ目に含まれるオブジェクト情報が取得される(ステップS74)。オブジェクト情報は、ベース画像に関する情報である場合もあるし、バリアブル画像に関する情報である場合もある。次に、CPU31により、オブジェクト情報において、キーワードが指定されているか否かが判断される(ステップS75)。
オブジェクト情報において、キーワードが指定されていない場合には(ステップS75;NO)、CPU31により、ソースに記載されているファイル名及びインデックス番号に基づいて、RAM32に保存されている再利用オブジェクト(RIP済みのデータ)のうち、当該インデックス番号に対応する画像が取得される(ステップS76)。
オブジェクト情報において、キーワードが指定されている場合には(ステップS75;YES)、CPU31により、ソースに記載されているキーワードに基づいて、オブジェクト対応テーブル341が検索され(ステップS77)、キーワードに対応するオブジェクトが存在するか否かが判断される(ステップS78)。キーワードに対応するオブジェクトが存在する場合には(ステップS78;YES)、CPU31により、キーワードに対応するオブジェクトが複数存在するか否かが判断される(ステップS79)。キーワードに対応するオブジェクトが一つの場合には(ステップS79;NO)、CPU31により、HDD34からキーワードに対応するオブジェクト(画像ファイル342)が取得される(ステップS80)。図22に、「1月」、「富士」、「温泉」のキーワードに対応する画像の例を示す。
ステップS78において、キーワードに対応するオブジェクトが存在しない場合(ステップS78;NO)、又は、ステップS79において、キーワードに対応するオブジェクトが複数存在する場合には(ステップS79;YES)、CPU31により、オブジェクト対応テーブル341に登録されている共通のキーワードからオブジェクト(画像ファイル342)が取得される(ステップS81)。
ステップS76、ステップS80、ステップS81の後、CPU31により、PPMLデータに記載されているオブジェクトの領域情報(座標位置)が示す領域に、オブジェクトが配置され、画像が合成される(ステップS82)。このようにして、印刷用画像が生成される。
この際、領域情報が示す領域と画像(オブジェクト)のサイズとが一致しない場合には、CPU31により、画像が、領域情報が示す領域に合わせて拡大又は縮小され、当該拡大又は縮小された画像が、領域情報が示す領域に配置される。画像と、領域情報が示す領域とで、横方向・縦方向の比が異なる場合には、画像が、領域情報が示す領域に含まれる最大の大きさに拡大又は縮小される。
次に、CPU31により、1ページ分の合成が完了したか否かが判断される(ステップS83)。1ページ分の合成が完了していない場合には(ステップS83;NO)、ステップS74に戻り、処理が繰り返される。
ステップS83において、1ページ分の合成が完了した場合には(ステップS83;YES)、CPU31により、プリンタIF部38を介して、合成された印刷用画像のビットマップデータが印刷部40に送信され、印刷部40により、1ページ分の印刷が行われる(ステップS84)。
次に、全ページの印刷が完了したか否かが判断される(ステップS85)。印刷が完了していないページが存在する場合には(ステップS85;NO)、ページ番号nに1が加算され(ステップS86)、ステップS73に戻り、処理が繰り返される。
ステップS85において、全ページの印刷が完了した場合には(ステップS85;YES)、印刷処理が終了する。
図23に、印刷処理の出力結果を示す。ベース画像として、PDFファイル内の1番目の画像(図18(a)参照)が使用され、1番目のバリアブル画像として、PDFファイル内の2番目の画像(図18(b)参照)が使用されている。また、2番目のバリアブル画像として、HDD34から取得された、「1月」、「富士」、「温泉」のキーワードに対応する画像(図22参照)が使用されている。
以上説明したように、クライアントPC10においてキーワードを指定することで、プリンタ20において出力される画像を選択することができる。このように、クライアントPC10によれば、キーワードを含む印刷データを生成するので、ファイル名やファイルの格納場所を示すリンク情報等で画像を指定する必要がなく、印刷指示における操作性の向上を図ることができる。
また、プリンタコントローラ30によれば、印刷データに含まれるキーワードに対応する画像をHDD34から取得するので、直接画像が指定されていなくても画像を選択することができ、印刷指示における操作性の向上を図ることができる。また、クライアントPC10が複数存在する場合にも、印刷データ内で同じキーワードが指定されていれば、同じ印刷結果を得ることができる。
また、印刷データにおいて、キーワードが指定されている場合には、当該キーワードに係る画像をクライアントPC10からプリンタ20へ送信しないので、転送時間及びRIP時間を短縮することができる。
また、図4に示すオブジェクト対応テーブル341のように、複数のキーワード(時期、場所、目的)とオブジェクトとが対応付けられている場合には、複数のキーワードの組み合わせに対応する画像を取得することができる。
また、プリンタコントローラ30によれば、領域情報が示す領域と画像のサイズとが一致しない場合であっても、領域情報が示す領域に合わせて画像を拡大又は縮小することができる。
また、プリンタコントローラ30によれば、キーワードに対応する画像が存在しない場合や、キーワードに対応する画像が複数存在する場合であっても、予め定められた画像を領域情報が示す領域に配置して印刷用画像を生成することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る画像処理装置及びプログラムの例であり、これに限定されるものではない。装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、プリンタコントローラ30のHDD34に、オブジェクト対応テーブル341及び画像ファイル342が記憶されている場合について説明したが、これらのデータはプリンタコントローラ30がデータ通信可能な外部装置に保存されていてもよい。
また、上記実施の形態では、キーワードとして、時期、場所、目的を示すキーワードを用いる場合について説明したが、他のキーワードを用いることとしてもよい。
以上の説明では、各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体としてROMやHDDを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)を適用することとしてもよい。
10 クライアントPC
11 CPU
12 RAM
13 ROM
14 HDD
15 操作部
16 表示部
17 ネットワークIF部
20 プリンタ
30 プリンタコントローラ
31 CPU
32 RAM
33 ROM
34 HDD
35 操作部
36 表示部
37 ネットワークIF部
38 プリンタIF部
40 印刷部
100 印刷システム
141 印刷データ生成処理プログラム
142 画像ファイル
331 印刷処理プログラム
341 オブジェクト対応テーブル
342 画像ファイル
N 通信ネットワーク

Claims (8)

  1. 画像を配置する領域を示す領域情報及びキーワードを含む印刷データを受信する受信部と、
    キーワードと画像とが予め対応付けられて記憶されている記憶部から、前記受信された印刷データに含まれるキーワードに対応する画像を取得し、当該取得された画像を前記領域情報が示す領域に配置して印刷用画像を生成する制御部と、
    当該生成された印刷用画像を印刷部に送信する送信部と、
    を備える画像処理装置。
  2. 前記キーワードは、複数のキーワードの組み合わせであり、
    前記記憶部には、当該複数のキーワードの組み合わせと画像とが予め対応付けられて記憶されている、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記キーワードは、時期、場所又は目的を示すものである、
    請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は、前記領域情報が示す領域と前記記憶部から取得された画像のサイズとが一致しない場合には、前記記憶部から取得された画像を前記領域情報が示す領域に合わせて拡大又は縮小し、当該拡大又は縮小された画像を前記領域情報が示す領域に配置する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御部は、前記記憶部に、前記印刷データに含まれるキーワードに対応する画像が存在しない場合に、予め定められた画像を前記領域情報が示す領域に配置して前記印刷用画像を生成する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御部は、前記記憶部に、前記印刷データに含まれるキーワードに対応する画像が複数存在する場合に、予め定められた画像を前記領域情報が示す領域に配置して前記印刷用画像を生成する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. コンピュータを、
    画像を配置する領域を示す領域情報及びキーワードを含む印刷データを受信する受信部、
    キーワードと画像とが予め対応付けられて記憶されている記憶部から、前記受信された印刷データに含まれるキーワードに対応する画像を取得し、当該取得された画像を前記領域情報が示す領域に配置して印刷用画像を生成する制御部、
    当該生成された印刷用画像を印刷部に送信する送信部、
    として機能させるためのプログラム。
  8. コンピュータを、
    画像を配置する領域を示す領域情報及びキーワードを入力するための操作部、
    前記入力された領域情報及びキーワードを含む印刷データを生成する制御部、
    当該生成された印刷データを外部装置に送信する送信部、
    として機能させるためのプログラム。
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