JP2011252747A - 水中測位システム及び水中測位方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】水中に存在する複数の測位対象物を簡易な構成によって確実に識別する。
【解決手段】水中に存在する複数の測位対象物2A〜2Nに設けられた複数の超音波発信装置5から、それぞれ、所定のビット数の論理符号配列を有する符号列C1〜C24の識別情報を含む擬似雑音信号S3によって生成された超音波識別情報SA〜SNを送波して、中央測位装置6において受波した超音波識別信号SA〜SNと相互相関基準信号S13とを相互相関演算することによって一致検出信号S14R、S14Lを得るようにしたことにより、水中の複数の測位対象物2A〜2Nを、簡易な構成によって、確実に識別できる水中測位システム1を実現できる。
【選択図】図3

Description

本発明は水中測位システム及び水中測位方法に関し、特に水中に存在する複数の測位対象物を識別して測位できるようにしたものである。
従来、水中に存在する海洋生物や、漁具などの測位対象物の位置を、時間の経過に従って追跡したり確認したりする手段として、超音波を用いた音響波を水中に送波するピンガー(pinger)ソナーなどと呼ばれる超音波発信装置を用いた水中測位方法が提案されている(特許文献1、2及び3並びに非特許文献1参照)。
特願2008−128968公報 特開2008−232861公報 特許第4333475号公報
論文「SSBL方式とピンガー同期方式を組み合わせたバイオテレメトリー方式の開発」、朴柱三、古澤昌彦著、Nippon Suisan Gakkaishi、72(6)、1082−1092(2006)
ところが、複数の測位対象物を対象としてそれぞれの測位位置を1台の中央測位装置を用いて確認しようとする場合、各測位対象物のピンガーから送られて来る音響波の情報を、個別に識別して、抽出できるようにする必要がある。
これを実現する方法として、従来、複数の超音波発信装置に対して異なる周波数の音響波を割り当てたり、各測位対象物ごとにパルス間隔が異なるパルス列でなる音響波を各超音波発信装置から送波する手法のものが考えられている。
しかしながら従来のものは、中央測位装置によって短い測位時間の間に各超音波発信装置からの音響波がもつ測位情報を、簡易な構成によって識別できるようにすることが困難な問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、複数の超音波発信装置から送波される音響波を、短時間の間に、確実にかつ個別に識別できるようにした簡易な構成の水中測位システムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、水中に存在する複数の測位対象物2A〜2Nにそれぞれ設けられた複数の超音波発信装置5と、この複数の超音波発信装置5から水中にそれぞれ送波された超音波識別情報SA〜SNを受波して測位対象物2A〜2Nの位置を測定する中央測定装置6とを具備し、複数の超音波発信装置5は、それぞれ、所定ビット数(31ビット)の互いに異なる論理符号配列を有する符号別C1〜C24の識別符号データS2を記憶する識別情報発生部13と、識別情報発生部13から読み出した上記識別符号データS2によって送信信号発信部11から発生される基準信号S1を位相変調することにより識別情報を含む疑似雑音信号S3を送出する疑似雑音信号発生部12と、疑似雑音信号S3によって超音波識別情報SA〜SNを発生して水中に送波する超音波発生部15とを具え、中央測位装置6は、水中から送波された超音波識別情報SA〜SNを受波して受波信号S11R、S11Lを得る受波器31と複数の超音波発信装置5の識別情報発生部13にそれぞれ記憶されている複数の識別符号データS2と同じ符号列を有する相互相関基準信号S13を記憶する相互相関信号部35と、相互相関信号部35から読み出した相互相関基準信号S13と、受波器31から得られる受波信号S11R、S11Lとを相互相関演算することによって一致検出信号S14R、S14Lを得る相関部34R、34Lと、一致検出信号S14R、S14Lから複数の超音波発信装置5から送波された識別情報をそれぞれ得る情報判別部36とを設けるようにする。
本発明によれば、水中に存在する複数の測位対象物に設けられた複数の超音波発信装置から、それぞれ、所定のビット数の論理符号配列を有する符号列の識別情報を含む擬似雑音信号によって生成された超音波識別情報を送波して、中央測位装置において受波した超音波識別信号と相互相関基準信号とを相互相関演算することによって一致検出信号を得るようにしたことにより、水中の複数の測位対象物を、簡易な構成によって、確実に識別できる水中測位システムを実現できる。
本発明の一実施の形態による水中測位システムを示す略線図である。 図1の超音波発信装置5の詳細構成を示すブロック図である。 超音波識別情報に含まれる擬似雑音信号S3の構成を示す図表である。 擬似雑音信号S3の符号C1〜C24と相互相関基準信号との相互相関値を示す図表である。 超音波発信装置5のピンガー構造を示す縦断面図である。 図1の中央測位装置6の詳細構成を示すブロック図である。 (A)及び(B)は、中央測位装置6の受波器の構成を示す略線図及び当該受波器から得られる識別信号に基づく一致検出信号を示す信号波形図である。 擬似雑音系列の生成処理手順を示すフローチャートである。 相互相関性のない符号列の生成処理手順を示すフローチャートである。 水中測位システムを魚群探知機に適用した他の実施の形態を示す略線図である。 図10における魚探送信信号と超音波識別情報とのタイミングの説明に供する信号波形図である。 魚群探知機の映像を示す略線図である。 (A)及び(B)は、水中測位システムをソナーに適用した場合の他の実施の形態における平面及び縦断面構成を示す略線図である。 ソナーの映像を示す略線図である。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)水中測位システム
図1において、1は全体として水中測位システムを示し、複数例えば24匹の魚2A、2B……2Nの生態行動を海面3上を航行する観測船4によって観測するための超音波テレメトリに適用したもので、測位対象である24匹の魚2A、2B……2Nには、水中に超音波識別情報SA、SB……SNを送波できるピンガーとして、小型の超音波発信装置5が埋め込まれている。
測位対象物である魚2A、2B……2Nから水中に送波される超音波識別情報SA、SB……SNは、各魚2A、2B……2Nにそれぞれ割り当てられた識別符号データを含み、当該識別符号データを含む複数の音響波を観測船4に設けられた中央測位装置6によって受波するようになされている。
(2)超音波発信装置
24匹の魚にそれぞれ埋め込まれた超音波発信装置5は、図2に示すように、4[MHz]の水晶発信機を含む送波信号発振部11において31[kHz]の基準周波数の正弦波でなる基準信号S1を擬似雑音信号発生部12に供給する。
擬似雑音信号発生部12には、識別情報発生部13において発生される識別符号データS2として、図3に示すように、31ビットの論理「1」又は「0」符号配列をもつ論理情報を、擬似雑音信号発生部12に供給する。
24匹の魚2A、2B……2Nの超音波発信装置5には、それぞれ互いに異なる論理符号配列を有する符号番号C1、C2……CNが割り当てられ、当該割り当てられた符号番号C1、C2……CNを構成する符号列の識別符号データを符号データメモリ構成の識別情報発生部13にそれぞれ記憶しておき、超音波識別情報SA、SB……SNを水中に送波するタイミングで(例えば20[sec]間隔で)符号データメモリから読み出すようになされている。
擬似雑音信号発生部12は識別情報発生部13から供給される識別符号データS2の論理レベル「1」又は「0」によって、基準信号S1の位相を反転制御することにより、当該識別符号データS2を含む擬似雑音信号S3を発生する。
この実施の形態の場合、擬似雑音信号S3は、31ビットのうち16ビットが論理「1」レベルであるのに対して、ほぼ同数の15ビットの区間において位相を反転した論理「0」の区間があることにより、全符号区間の信号レベルは実質上ゼロレベルに近い(すなわち雑音レベルに近い)エネルギーを呈するのに対して、24種類の符号C1〜C24間において、図4に示すように、論理「1」及び「0」の配列の仕方について相互相関基準信号との間の相関値が小さくなるように31ビットの論理レベルの配列の仕方が選定されている。
すなわち、図4に示すように、符号C1〜C24の論理符号配列の識別符号データをもつ超音波識別情報SA〜SNに対して、同じ論理符号配列をもつ相互相関基準信号S13(図6)を用意し、超音波識別情報SA〜SNと相互相関基準信号S13との相互相関を演算したとき、相互相関基準信号S13の符号番号C1〜C24と同じ符号番号C1〜C24をもつ超音波識別情報SA〜SNの相互相関値が「1」になるようにする。
これに対して相互相関基準信号S13の符号番号C1〜C24とは異なる符号番号C1〜C24をもつ超音波識別情報SA〜SNとの相互相関値は、所定のしきい値(例えば0.7)より小さい相互相関値になるようにする。
かくして擬似雑音信号発生部12において発生された擬似雑音信号S3は結合部14を介して超音波発生部15に供給されることにより、超音波発生部15から符号番号C1〜C24の31ビットの論理符号配列でなる超音波パルスが、所定の周期(すなわち20[sec])で、超音波識別情報SA〜SNとして水中に送波される。
この結果、測位対象物である24匹の魚2A、2B……2Nの超音波発信装置5から送波される音響波は、互いに、相互相関が小さい論理配列をもった擬似雑音信号として中央測位装置6によって受波され、これにより各超音波識別情報SA、SB……SNと相互相関が大きい(一致する)符号番号の超音波識別情報を特定することにより、各測位対象物ごとに個別の超音波識別情報を特定できるようになされている。
測位対象物としての24匹の魚2A、2B……2Nには、図5に示す構造のピンガーが超音波発信装置5として、その躯体内に埋め込まれている。
超音波発信装置5を構成するピンガーは、アクリル材料でなる円筒状の筐体21を有し、その先端側内部における中心線L1上に積層電歪素子22が超音波発生部材として設けられている。
積層電歪素子22は、多数の板状の電歪素子を中心線L1上に積み重なるように積層された構成を有し、当該多数の電歪素子の電歪の合計値に相当する振動を中心線L1に沿った方向に発生する。
積層電歪素子22の両側には剛性を有するアクリル材料でなる一対の共振棒材23A及び23Bが設けられ、かくして後方側の共振棒材23Bに接する境界板24と、前方側の共振棒材23Aの先端面までの長さを共振長LXとして共振動作をするようになされている。
この実施の形態の場合、積層電歪素子22は基本周波数31[kHz]で駆動されるのに対して、共振長LXを30[mm]に選定することにより、強い超音波振動を得ることができた。
積層電歪素子22はその周囲の油材25によって筐体21内に保持されている。
筐体21の後端側端部には、図2の超音波発信装置5のうち、送波信号発振部11、擬似雑音信号発生部12、識別情報発生部13及び結合部14でなる電気信号処理部26と、電気信号駆動源としてのバッテリ27とが、アクリル材料でなる封止材28によって封止されている。
かくしてこの実施の形態の超音波発信装置5は、全体として直径10[mm]で、共振長LX=30[mm]を含んで全長が55[mm]程度の小型のピンガーを実現しており、これにより測位対象物として従来では適用できなかった小型な魚2A、2B……2Nに適用できる結果を得ている。
(3)中央測位装置
中央測位装置6は、図6に示すように、測位対象物である24匹の魚2A、2B……2Nから送波されて来る超音波識別情報SA、SB……SNを受波器31において受波して受波信号を受信装置32に供給する。
この実施の形態の場合、受波器31は、図7に示すように、観測船4の右舷及び左舷側に設けた右側受波器31R及び左側受波器31Lによって測位対象物である24匹の魚2A、2B……2Nからの超音波識別情報SA、SB……SNをそれぞれ受波して右側受波信号S11R及び左側受波信号S11Lとして受信装置32に供給する。
右側受波器31R及び左側受波器31Lの受波信号S11R及びS11Lはそれぞれ右側バンドパスフィルタ33R及び左側バンドパスフィルタ33Lをそれぞれ介して右側識別信号S12R及び左側識別信号S12Lとして右側相関部34R及び左側相関部34Lに入力する。
右側相関部34R及び左側相関部34Lは、それぞれ図3について上述したように、符号番号C1〜C24に対応する31ビットの論理符号配列を有する符号列の識別符号データでなる相互相関基準信号S13を内蔵した相互相関信号部35から、順次当該符号番号C1〜C24に対応する相互相関基準信号S13を読み出して、到来した右側識別信号S12R及び左側識別信号S12Lについて、31ビットの基準の論理符号配列と順次相互相関演算をすることにより、図4について上述した相互相関値が「1」の符号配列を超音波信号SA〜SNの符号番号C1〜C24から抽出する。
かくして右側相関部34R及び左側相関部34Lにおいて相互相関がとれた(一致がとれた)符号番号C1〜C24の論理符号配列でなる一致検出信号S14R及びS14Lが、マイクロコンピュータ構成の情報判別部36に与えられることにより、当該情報判別部36が相互相関が取れた符号番号C1〜C24に対応する超音波識別情報SA、SB……SNに含まれるパルス情報に基づいて、測位対象物である魚2A、2B……2Nごとに、観測船4を基準にした方位、対応する識別番号(ID)及び当該測位対象物の深度を演算して、表示部37において表示する。
この実施の形態の場合、表示部37は、情報判別部36から得られる判別信号S15を表示処理部37Aに受けて、方位表示部37Bに観測船4の方位を基準とした測位対象物の方位を図形表示すると共に、識別番号・深度表示部37Cに測位対象物である魚2A、2B……2Nの識別番号と深度とを数字表示する。
また、右側バンドパスフィルタ33Rの右側識別信号S12R及び左側バンドパスフィルタ33Lの左側識別信号S12LはAD変換部41を介して生データ記憶部42に供給され、これにより受波器31が受波した生データを一時間連続データとして記憶することにより、複数の魚の生態行動を見落とすことなく検討できるようになされている。
(4)実施の形態の動作及び作用効果
以上の構成において、測位対象物としての24匹の魚2A、2B……2Nの超音波発信装置5は、それぞれ、20[S]間隔の所定の周期で図3の符号番号C1、C2……C24の論理符号配列を含む擬似雑音信号S3を有する超音波識別情報SA、SB……SNを水中に送波する。
この水中に送波された超音波識別情報SA、SB……SNは観測船4の中央測位装置6の受波器31において受波され、その右側受波器31R及び左側受波器31Lにおいて右側及び左側受波信号S11R及びS11Lに変換されて右側バンドパスフィルタ33R及び左側バンドパスフィルタ33Lを介して右側相関部34R及び左側相関部34Lと、AD変換部41とに供給される。
右側相関部34R及び左側相関部34Lは、超音波識別情報SA〜SNに含まれている符号番号C1〜C24の識別符号データを含む擬似雑音信号S3(図3)と、相互相関信号部35において発生される相互相関基準信号S13とによって相互相関演算を行なうことにより一致検出信号S14R及びS14Lを情報判別部36に与える。
相互相関信号部35は、図3について上述した擬似雑音信号S3の符号番号C1〜C24の論理符号配列と同じ論理符号配列の識別符号データでなる相互相関基準信号S13を順次読み出して右側相関部34R及び左側相関部34Lに与えることにより、現在受波器31によって受波している超音波識別情報SA〜SNの擬似雑音信号S3の論理符号配列と一致する相互相関信号S13があるか否かを相互相関演算をする。
かくして現在受波している超音波識別情報SA〜SNと一致した相互相関基準信号S13が得られたとき、当該右側識別信号S12R及び左側識別信号S12Lを一致検出信号S14R及びS14Lとして情報判別部36に与えることにより、当該受波した超音波識別情報SA〜SNがもっている情報が判別される。
ここで右側識別信号S12R及び左側識別信号S12Lの論理符号配列が相互相関信号S13の論理符号配列とが一致したとき、右側相関部34R及び左側相関部34Lは図4について上述したように全ビットの一致を表す相互相関値が1になることにより一致検出信号S14R及びS14Lを出力する。
これに対して相互相関が取れなかった場合には、格段的に小さい相互相関値の検出信号しか得られないために、右側相関部34R及び左側相関部34Lは一致検出信号S14R及びS14Lを送出できない。
かくして情報判別部36は、測位対象物である24匹の魚2A、2B……2Nから送波されて来る超音波識別情報SA、SB……SNのうち、その1つが受波器31に到達したとき、当該到達した超音波識別情報だけがその論理符号配列に基づいて一致検出信号S14R及びS14Lを得られることにより、当該一致検出信号S14R及びS14Lに含まれている測位情報を判別することができ、当該判別信号S15を表示部37に与える。
この実施の形態の場合、情報判別部36は、測位対象物である24匹の魚2A、2B……2Nの超音波識別情報SA、SB……SNのうち、受波器31において受波した超音波識別情報に基づいて、当該測位対象物の方位、識別番号(ID)及び深度を求めて判別信号S15として出力する。
この実施の形態の場合、受信装置32は、観測船4の右舷及び左舷に設けられた右側受波器31R及び左側受波器31L(図7)から得られる右側受波信号S11R及び左側受波信号S11Lに基づいて次式
によって方位θを得ることができるようになされている。
(1)式において、cは送波された超音波の音速、dは右側受波器31R及び左側受波器31L間の間隔、Δtは図7(B)に示すように、右側受波器31R及び左側受波器31Lにおいて超音波識別情報SA〜SBが受波された時点間の時間差である。
表示部37は、表示処理部37Aにおいて判別信号S15を受けて、方位表示部36Bにおいて当該方位対象物が観測船4の方位に対して右舷又は左舷方向に45度の範囲にいるか否かの表示を図形表示をする。
また表示部37は、識別番号(ID)・深度表示部37Cにおいて、識別番号及びこれに対応する深度を一覧表示する。
この実施の形態の場合、各測位対象物から送波される超音波識別情報SA、SB……SNは、それぞれ割り当てられた符号番号C1、C2……C24を有する第1及び第2の一対のパルス並びに第3及び第4の一対のパルスを所定の周期(すなわち20[S]間隔)で送波することにより、予め割り当てられたID番号の測位対象物から送波された識別情報であること、並びに当該識別番号の測位対象物から送波された第3及び第4のパルスの時間遅れから深度を判別できるようになされている。
以上の構成によれば、複数の測位対象物である24匹の魚2A、2B……2Nが入り乱れるように自由に遊泳しているとしても、各測位対象物に割り当てられた擬似雑音信号S3を含む超音波識別情報を送波するようにしたことにより、超音波識別情報SA、SB……SNが擬似雑音信号として拡散されたスペクトラムを有し、これにより当該超音波識別情報が一段と広い水中領域に少ない減衰で送波でき、その結果、複数の測位対象物の追尾観測を高い精度で実現できる。
このような効果を得るにつき、複数の識別符号データとして、符号相互間の相互相関値を所定のしきい値より大きくならないような論理符号配列を選定したことにより、31ビット程度の少ないビット数の符号列を用いても、複数の識別情報相互間を確実に識別でき、かくして、ビット数が少ない分、簡易な構成の中央測位装置6によって、識別処理時間が一段と短い、水中測位システムを実現できる。
(5)擬似雑音符号の生成
図3について上述した擬似雑音信号S3の各符号番号C1〜C24の識別符号データは、ビット数としては比較的短い31ビットでありながら、符号相互間の相互相関値は0.7以下に選定されている。
かくして符号番号C1〜C24の論理符号配列をもつ超音波識別情報SA〜SNは、確実に、相互に識別することができる。
かかる擬似雑音信号S3の符号番号C1〜C24の符号別の識別符号データは、図8に示す「擬似雑音系列の生成処理手順」RT1を、例えばパーソナルコンピュータ構成の演算装置によって演算することにより、求めることができる。
「擬似雑音系列の生成処理手順」RT1に入ると、演算装置はまずステップSP1において31ビットの論理符号配列を乱数発生手段によって発生させ、続くステップSP2において発生させた乱数論理符号配列のうち所定の条件設定を満足するものを抽出する。
この処理ステップSP2における抽出条件は、(a)論理「1」と「0」の数の差が1つ以内の乱数配列であること、(b)論理「1」又は「0」が6つ以上連続するものを除くこと、である。
かくして演算装置は、続くステップSP3において設定条件を満足する符号列が希望の個数(上述の実施の形態の場合24個以上の個数)になったか否かを確認し、希望の個数になるまで上述のステップSP1−SP2−SP3のループの演算を繰り返す。
やがてステップSP3において希望の個数になったことを確認すると、演算装置は図3について上述した符号C1〜C24の乱数論理符号配列でなるテーブルを作成した後、ステップSP5において当該「擬似雑音系列の生成処理手順」RT1を終了する。
その後演算装置は、当該符号番号C1〜C24について作成されたテーブルについて、図9に示す「相互相関性のない符号の生成処理手順」RT2の処理に入り、まずステップSP11において1番目の符号C1に対するその他の符号C2〜C24との間の相互相関を求める。
同様にして次のステップSP12において2番目の符号C2に対するその他の符号C1〜C24との相互相関を求める。
以下同様にしてステップSP13においてi番目の符号Ci(i=3〜23)に対するその他の符号C1〜C24との相互相関を求めた後、ステップSP14において24番目の符号その他の符号C1〜C23との相互相関を求める。
かくして図8の擬似雑音系列の生成処理手順RT1のテーブルの作成処理手順SP4において生成されたテーブルに含まれる符号番号C1〜C24の論理符号配列の相互相関についての全ての相関値が得られたことにより、演算装置はステップSP15において図4に示す相互相関値のテーブルを作成する。
この相互相関値のテーブルについて演算装置は、続くステップSP16において相互相関値がしきい値となる値、例えば相関値0.7を越す相関値をもつような符号について、当該符号を排除する。
続いて演算装置は、SP17において排除した符号の代わりの符号を、ステップSP4において作成したテーブルから取り込んで、再度相互相関を行なってしきい値0.7以下の符号と差替える。
かくして演算装置は、全ての符号について相互相関値が0.7以下になったので、ステップSP18において当該「相互相関性のない符号列の生成処理手順」RT2を終了する。
図8及び図9の演算処理によって、相互相関値が0.7以下(図4)の符号番号C1〜C24の論理符号配列を有する識別符号データを含む擬似雑音信号S3(図3)として用意することができる。
この符号番号C1〜C24の識別符号データは、測位対象物である24匹の魚2A、2B……2N(図1)のピンガーとなる超音波発信装置5(図2)の識別情報発生部13を構成する符号データメモリに1つずつ分配され、これにより各超音波発信装置5から送波された超音波識別情報SA、SB……SNとして相互相関のない識別符号データでなる擬似雑音信号S3を含んだ超音識別情報を送波することができる。
(6)識別情報の衝突について
測位対象物である魚2A、2B……2Nから送波された超音波識別情報SA、SB……SNが中央測位装置6の受波器31に同時に到達したとき(これを識別情報の衝突と呼ぶ)には、受信装置32(図6)の右側相関部34R及び左側相関部43Lにおいて相互相関処理をなし得ない状態になる。
しかしながらこの実施の形態の場合、図6について上述したように、各超音波識別情報SA、SB……SNに対してそれぞれ割り当てられたパルス間隔を有する第1及び第2の識別番号判別用の一対のパルスと、深度検出用の第3及び第4の一対のパルスそれぞれ個別に送波するようになされているので、衝突する確率を低くすることができると共に、たとえ衝突が生じても、次のパルス波の送波時には衝突が生じないような条件に変わることにより、実用上問題なく各識別情報SA、SB……SNを受信装置32に受信させることができる。
(7)他の実施の形態
(7−1)魚群探知機への適用例
図10は他の実施の形態を示すもので、図1との対応部分に同一符号を付して示すように、海面2上に浮かんでいる漁船51上に中央測位装置6が設けられており、水中に存在するトランスポンダ付超音波発信装置5から送波される超音波識別情報SYA及びSYBを中央測位装置6によって受波するようになされている。
この実施の形態の場合、漁船51には2人の釣り人52A及び52Bが釣り糸53A及び53Bを水中に垂らした状態にあり、その先端に取り付けられた釣り針54A及び54Bの近傍に複数のトランスポンダ付超音波発信装置5がそれぞれ取り付けられている。
トランスポンダ付超音波発信装置5は、図5について上述したピンガーの構造に加えて、漁船51に設置されている魚群探知機55からの魚探送信信号SXに応答するトランスポンダ5AX及び5BXが搭載されている。
トランスポンダ5AX及び5BXは、図11に示すように、魚群探知機55から魚探送信信号SXを受けたとき、これに応答して超音波発信装置5を起動することにより、超音波識別情報SYA及びSYBをそれぞれ水中に送波する。
この超音波識別情報SYA及びSYBは、図1について上述したと同様に、測位対象物としての釣り針54A及び54Bにそれぞれ割り当てられた特有の符号列(図3、図4)を有し、これにより中央測位装置6は図6について上述したと同様に超音波識別情報SYA及びSYBに対して割り当てられた符号列についての相互相関演算をすることにより、トランスポンダ付超音波発信装置5(従って釣り針54A及び54B)の方位、識別番号及び深度を判別するようになされている。
このようにして受信装置32において判別されたトランスポンダ付超音波発信装置5についての情報は、図12に示すように、魚群探知機の映像61上に、これと重ね合わせるように超音波発信装置5の映像5AY及び5BYとして表示する。
かくして魚群探知機の映像61上には、魚群探知機が探知した魚群の映像62X、62Y及び62Zに対して、トランスポンダ付超音波発信装置5の映像5AY及び5BYの位置関係が明確に表示されることにより、釣り人52A及び52Bが自分の釣り針54A及び54Bが魚群に対してどのような位置関係にあるのかを知ることができ、これにより釣り作業を一段と効率化することができる。
(7−2)巻き網への適用例
図13はさらに他の実施の形態を示すもので、図1との対応部分に同一符号を付して示すように、海面72に浮かぶ漁船72によって海に広げられた巻き網73の状態を漁船72に設置されたソナー74によって図14に示すようなソナーの映像75を得るソナーシステムについて、水中測位システム1を適用する。
この場合の水中測位システム1は、巻き網73のほぼ全体に分散する複数の網部分76A、76B……76Fを測位対象物として、当該測位対象物にピンガーを構成する複数の超音波発信装置5を取り付ける。
測位対象物である網部分76A、76B……76Fの超音波発信装置5から水中に送波された超音波識別情報SAX、SBX……SFXは漁船72に設置された中央測位装置6において受波されて、各超音波発信装置5の方位、識別番号及び深度が判別される。
かくして測位対象物である巻き網73の網部分76A、76B……76Fの方位及び深度は、図14に示すように、ソナーの映像75上に表示され、これによりソナーの映像75として得られた巻き網73の海中における平面的な広がり方や、深度方向の立体的な広がり方をソナーの映像75上に鮮明に表示することができる。
図13及び図14の構成によれば、ソナー74によってソナーの映像75として得られた巻き網73の映像上に、巻き網73の複数の網部分76A、76B……76Fの位置を表す映像を重ねて表示することにより、巻き網73の形状の詳細をソナーの映像75として表示することができることにより、潮の流れや障害物による網の絡まりや、形状の変化をはっきりと表示することが出できる。
従って、漁船72による漁獲作業を一段と巻き網73の変化に対応するものとして知ることができる。
因みに従来のソナー74のみによる場合、超音波受信装置の方位誤差が大きいために、実質上水中深度しか知ることができなかった問題を、水中測位システムを適用することにより解決することができる。
(7−3)上述の実施の形態においては、超音波発信装置5から超音波識別情報のパルスを20[S]間隔で送波するようにしたが、送波間隔はこれに限らず、1[S]、5[S]、10[S]など種々の時間に選定できる。
(7−4)上述の実施の形態においては、超音波識別情報の論理符号配列として、31ビットのビット長によって24種の符号番号C1〜C2の符号列を選定するようにしたが、ビット長及び符号番号の種類はこれに限らず、必要に応じて変更しても、上述の場合と同様の効果を得ることができる。
本発明は水中に存在する複数の測位対象物の位置を測位する場合に利用できる。
1……水中測位システム、2A〜2N……24匹の魚、3……海面、4……観測船、5……超音波発信装置、6……中央測位装置、11……送波信号発振部、12……擬似雑音信号発生部、13……識別情報発生部、14……結合部、15……超音波発生部、21……筐体、22……積層電歪素子、23A、23B……共振棒材、24……境界板、25……油材、26……電気信号処理部、27……バッテリ、28……封止材、31……受波器、31R、31L……右側、左側受波器、33R、33L……右側、左側バンドパスフィルタ、34R、34L……右側、左側相関部、35……相互相関信号部、36……情報判別部、37……表示部、37A……表示処理部、37B……方位表示部、37C……識別番号・深度表示部、32……受信装置、41……AD変換部、42……生データ記憶部、51……漁船、52A、52B……釣り人、53A、53B……釣り糸、54A、54B……釣り針、55……魚群探知機、61……魚群探知機の映像、62X、62Y、62Z……魚群の映像、72……漁船、73……巻き網、74……ソナー、76A〜76F……網部分、75……ソナーの映像。

Claims (5)

  1. 水中に存在する複数の測位対象物にそれぞれ設けられた複数の超音波発信装置と、
    上記複数の超音波発信装置から水中にそれぞれ送波された超音波識別情報を受波して上記測測位対象物の位置を測定する中央測定装置と
    を具備し、
    上記複数の超音波発信装置は、それぞれ、
    所定ビット数の互いに異なる論理符号配列を有する符号別の識別符号データを記憶する識別情報発生部と、
    上記識別情報発生部から読み出した上記識別符号データによって送信信号発信部から発生される基準信号を位相変調することにより識別情報を含む疑似雑音信号を送出する疑似雑音信号発生部と、
    上記疑似雑音信号によって超音波識別情報を発生して水中に送波する超音波発生部と
    を具え、上記中央測位装置は、
    水中から上記送波された超音波識別情報を受波して受波信号を得る受波器と、
    上記複数の超音波発信装置の上記識別情報発生部にそれぞれ記憶されている複数の上記識別符号データと同じ符号列を有する相互相関基準信号を記憶する相互相関信号部と、
    上記相互相関信号部から読み出した上記相互相関基準信号と、上記受波器から得られる上記受波信号とを相互相関演算することによって一致検出信号を得る相関部と、
    上記一致検出信号から上記複数の超音波発信装置から送波された上記識別情報をそれぞれ得る情報判別部と
    を具える
    水中測位システム。
  2. 上記複数の超音波発信装置の識別符号データは、それぞれ、互いに所定のしきい値以下の相互相関値をもつ論理符号配列に選定されている
    請求項1に記載の水中測位システム。
  3. 上記しきい値は、相互相関値が0.7である
    請求項2に記載の水中測位システム。
  4. 上記複数の超音波発信装置の識別符号データは、上記所定のビット数の乱数発生処理により多数の論理符号配列を発生させると共に、
    (a)論理「1」ビットと論理「0」ビットの数の差が1つ以内で、
    (b)論理「1」ビット又は論理「0」ビットが6つ以上連続するものを除く
    ことにより選定されたものである
    請求項1に記載の水中測位システム。
  5. 水中に存在する複数の測位対象物にそれぞれ設けられた複数の超音波発信装置から水中にそれぞれ送波された超音波識別情報を中央測定装置によって受波して上記測測位対象物の位置を測定する水中測位方法であって、
    上記複数の超音波発信装置は、それぞれ、
    所定ビット数の互いに異なる論理符号配列を有する符号別の識別符号データを記憶する識別情報発生部から読み出した上記識別符号データによって送信信号発信部から発生される基準信号を位相変調することにより識別情報を含む疑似雑音信号を疑似雑音信号発生部から送出し、
    超音波発生部において上記疑似雑音信号によって超音波識別情報を発生して水中に送波し、
    受波器において水中から上記送波された超音波識別情報を受波して受波信号を得、
    相関部において、上記複数の超音波発信装置の上記識別情報発生部にそれぞれ記憶されている複数の上記識別符号データと同じ符号列を有する相互相関基準信号を相互相関信号部から読み出して上記受波器から得られる上記受波信号とを相互相関演算することによって一致検出信号を得、
    情報判別部において、上記一致検出信号から上記複数の超音波発信装置から送波された上記識別情報をそれぞれ得る
    水中測位方法。
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