JP2011250934A - 椅子型マッサージ機 - Google Patents

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Teruo Mihara
輝男 三原
Koichi Numata
康一 沼田
Shinsaku Shimizu
新策 清水
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Abstract

【課題】背もたれ部に配備する背部マッサージ機構を、使用者の肩位置へ届くほど高い位置へ設けることができない場合でも、この背部マッサージ機構によって使用者の肩をマッサージすることができるようにする。
【解決手段】本発明の椅子型マッサージ機1は、座部2と、この座部2の後部に設けられて且つ背部マッサージ機構4が配備された背もたれ部3とを有しており、座部2の後端部が背もたれ部3の下部に近接又は当接する「後部位置」と、「後部位置」の前方側に設定された「前部位置」との間で、座部2が前後動自在に設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、座椅子やソファ等の背もたれ部が低い椅子を対象として、好適に適用できる椅子型マッサージ機に関する。
座部が低い位置(床面の近く)にあるような「座椅子」の形を備えると共に、使用者の背部等をマッサージ可能とする椅子型マッサージ機としては、例えば、特許文献1や特許文献2などに開示された装置が既に開発されている。
特開平11−332929号公報 特開2001−29421号公報
ところが、特許文献1、特許文献2に開示された椅子型マッサージ機は、座椅子タイプとは言いながら、背もたれ部が嵩高であり、見栄えが悪いばかりか座椅子としての安定性が低下する虞があるものである。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、背もたれ部の高さを低くすることで、見栄えが良い椅子型マッサージ機であって、さらに、背もたれ部の高さが低いが故に、背もたれ部内の背部マッサージ機構を使用者の肩位置へ届くほど高い位置へ設けることができない場合でも、この背部マッサージ機構によって使用者の肩を効果的にマッサージ可能とする機構を備えた椅子型マッサージ機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
本発明に係る椅子型マッサージ機は、座部と、この座部の後部に設けられて且つ背部マッサージ機構が配備された背もたれ部とを有しており、前記座部の後端部が背もたれ部の下部に近接又は当接する「後部位置」と、「後部位置」の前方側に設定された「前部位置」との間で、前記座部が前後動自在に設けられていることを特徴とする。
好ましくは、「後部位置」にある座部に着座する使用者が背もたれ部にもたれ掛かった際に、前記背部マッサージ機構は使用者の肩位置より低い高さに位置すると共に、「前部位置」にある座部に着座する使用者が背もたれ部にもたれ掛かった際に、前記背部マッサージ機構は使用者の肩位置に対応する高さに位置するように、前記背部マッサージ機構が、背もたれ部内に配設されているとよい。
以上の構成であると、座部を前方移動させることで、座部上に着座した使用者の臀部を前方へずらし、これによって使用者の肩位置を低くさせることができる。そのため、背もたれ部に配備する背部マッサージ機構を、使用者の肩位置へ届くほど高い位置へ設けることができない場合でも、この背部マッサージ機構によって使用者の肩をマッサージすることができるようになる。
前記座部は、スライド機構によって支持されており、前記スライド機構は、座部の下面に固定されたスライド基枠と、該スライド基枠を前後動自在に支持する固定基枠と、前記スライド基枠の前後動の範囲を制限し且つ座部を「前部位置」又は「後部位置」で保持可能とする規制機構と、を有する構成を採用することは、非常に好ましい。
前記座部は、着座した使用者が下肢を前方斜め下方へ伸ばして前方の床面へ着床可能な姿勢を保持可能な座面高さに設定されているとよい。
本発明に係る椅子型マッサージ機では、背もたれ部に配備する背部マッサージ機構を、使用者の肩位置へ届くほど高い位置へ設けることができない場合でも、この背部マッサージ機構によって使用者の肩をマッサージすることができる。
本発明に係る椅子型マッサージ機の実施形態を示した斜視図である(座部は前部位置にある)。 本発明に係る椅子型マッサージ機の実施形態を示した側面図である(座部は前部位置にある)。 本発明に係る椅子型マッサージ機の実施形態を示した側面図である(座部は後部位置にある)。 座部が前部位置とされた際のスライド機構を示した平面図である。 座部が後部位置とされた際のスライド機構を示した平面図である。 図5のA−A線断面図である。
以下、本発明の実施形態を、図を基に説明する。
図1〜図6は、本発明に係る椅子型マッサージ機1の実施形態を示している。
図1〜図3に示すように、この椅子型マッサージ機1は、使用者Mの臀部を下方から支持する座部2と、この座部2の後部に設けられて座部2に着座した使用者Mの背中を支持する背もたれ部3とを有しており、背もたれ部3の内部に、使用者Mの背中をマッサージするための背部マッサージ機構4が設けられたものである。
なお、以下の説明では、図2や図3の紙面貫通方向を左右方向又は幅方向と呼び、図2や図3の右左方向を前後方向と呼ぶ。また図2や図3の上下方向を上下方向と呼ぶ。これらの各方向は、座部2に着座した使用者Mからこの椅子型マッサージ機1を見た方向に一致する。
本発明に係る椅子型マッサージ機1において、座部2は、この椅子型マッサージ機1を床面へ設置するための台座部や脚部などの支持体6に対して、前後方向のスライド動作を可能にさせるスライド機構7を介して設けられている。そのため、この座部2は、その後端部を背もたれ部3の下部に近接又は当接させた状態を後部位置(図3の状態)として、この後部位置よりも前方側に設定された前部位置(図2の状態)との間で前後動自在となっている。
なお、この椅子型マッサージ機1は、いわゆる「座椅子」として構成されたものであって、座部2は、この上に着座した使用者Mが脚を前方斜め下方へ伸ばして、前方の床面へ着床可能にさせるような座面高さに設けられている。但し、この座面高さは具体的な数値範囲によって限定されるものではない。また、椅子型マッサージ機1において座部2の左右両側には、座部2に着座した使用者Mの肘を支持する肘掛け部8が設けられたものとしてある。この肘掛け部8についても省略可能である。
以下、各部について詳説する。
まず、座部2及びスライド機構7について説明する。
座部2は、使用者Mの支持状態で変形などを生じない程度に高剛性に形成された基部材に対し、その上部にクッション材などを設けて更に全体をカバー材で覆った構造とされている。クッション材やカバー材についてもその素材は限定されず、クッション材についてはウレタンやスポンジ等製とすればよいし、カバー材についてはレザーシートや樹脂シート、布等製とすればよい。
図4〜図6に示すように、スライド機構7は、スライド基枠10と、このスライド基枠10を前後動自在に支持する固定基枠11とを有している。スライド基枠10及び固定基枠11は、いずれも板状に形成されたものとしてあり、スライド基枠10が上で、固定基枠11が下になる配置で、互いに重ねられるようになっている。
スライド基枠10の上面に座部2が取り付けられ、固定基枠11が支持体6上に固定される。従って、椅子型マッサージ機1を床面に設置した状態において、固定基枠11が不動の状態に保持され、この固定基枠11に対してスライド基枠10と共に座部2が前後動するようになっている。
固定基枠11の左右両側には、互いに対向する向きで断面コ字状のガイドレール12,12が形成されており、これら両ガイドレール12,12におけるコ字状の溝内で、スライド基枠10がその左右両側方から摺動自在な状況下で挟持されるようになっている。
これにより、スライド基枠10は上下方向や左右方向でガタツキを生じることなく、円滑に前後移動するようになっている。なお、ガイドレール12,12は、スライド基枠10に対して設けるようにし、固定基枠11の左右両側を挟持させる構造としてもよい。
スライド基枠10と固定基枠11との間には、ストローク制限部15と、スライド基枠10の移動方向に沿った向きのバネ16とが設けられ、また固定基枠11には、規制機構20が設けられている。
ストローク制限部15は、固定基枠11に対するスライド基枠10の前後動ストロークを制限するためのものである。このストローク制限部15は、固定基枠11の左右方向中央部に対し、長手方向を前後方向に向けて設けられたスライド溝21と、スライド基枠10の左右方向中央部に対し、下向きに突出する状態に設けられて固定基枠11のスライド溝21に突き刺し状にされたスライドピン22とを有している。
スライドピン22には、スライド溝21を突き抜けた部分に抜止具23が設けられており、この抜止具23により、スライド溝21に対するスライドピン22の脱出が防止されている。
このストローク制限部15において、スライド溝21内でスライドピン22が前後動を許容される範囲が、固定基枠11に対するスライド基枠10の前後動ストロークであり、ひいては、座部2の前後動範囲になる。すなわち、スライド溝21の前後方向長さによって座部2の前後動範囲(座部2を後部で停止させる「後部位置」と前部で停止させる「前部位置」)を設定することができるものである。
バネ16は、スライド基枠10を前方へ移動させたときに、このスライド基枠10を後方、即ち、固定基枠11の真上に重なる状態に復帰させるように後方へ引き戻すためのものである。このバネ16は、左右方向に所定間隔をおいて2本、設けられている。各バネ16は、スライド基枠10の前部寄りに設けられた前部バネ掛け26と、固定基枠11の後端部に設けられた後部バネ掛け27との間に架け渡されている。固定基枠11上にスライド基枠10が重なった配置となっているとき(図5の状態)で、バネ16に引張力が作用している状態としておき、スライド基枠10が前方へ移動すればするほど、バネ16が引っ張られるように(引き戻し作用が強まるように)しておくのが好ましい。
規制機構20は、固定基枠11に対してスライド基枠10がスライドするとき、スライド基枠10の前後動範囲を制限して、前後の各位置で停止保持させるためのである。更に言えば、この規制機構20は、座部2が前後動する範囲において、その前部位置で座部2を停止保持させたり、後部位置で停止保持させたりする。
この規制機構20は、固定基枠11における左右方向の一方側(図4〜図6の各左側)とした)に設けられた揺動レバー30と、この揺動レバー30によって上下揺動するフック部31とを有したものとされている。
揺動レバー30とフック部31とは、固定基枠11の側面(ガイドレール12の起立壁外面)に設けられたヒンジ部32に回動自在に保持された揺動軸33に対して、それぞれ一体又は別部材の結合構造として一体回動自在に設けられている。揺動レバー30は、揺動軸33から左右方向の外方(図4〜図6の各左側)へ突出するように設けられ、フック部31は、揺動軸33から左右方向の内方(図4〜図6の各右側)へ突出するように設けられている。
揺動レバー30は、その突出端部がほぼ水平となる状態を待機位置としてあり、フック部31についても、その突出端部がほぼ水平となる状態を待機位置としてある。従って、揺動レバー30をその突出端部が上方へ傾斜するように揺動させると、フック部31は、その突出端部が下方へ傾斜するように揺動し、その後、揺動レバー30を前記と逆方向へ戻すように(下向きに)揺動させると、フック部31は、その突出端部がほぼ水平となる元の状態に復帰するように(上向きに)揺動する。
なお、揺動軸33には、径方向に突出する2本のバネ脚35a,35bを有したコイルバネ35が挿通されている。このコイルバネ35は、一方のバネ脚35aを揺動レバー30に係合させると共に、他方のバネ脚35bを固定基枠11のガイドレール12に係合させて、両バネ脚35a,35b間に生じる周方向のバネ力で、揺動レバー30及びフック
部31がそれらの待機位置を保持する向きの付勢力を発生させるようになっている。
揺動レバー30の突出端部には、図1に示すように、座部2の側部から肘掛け部8の内面に沿って上方へ引き出されるようにした引き紐(ベルトによる輪部材)36が連結されている。また、フック部31の突出端部は、前記した待機位置となっているとき(ほぼ水平になっているとき)に、スライド基枠10へ向けて突出するようになっている。
なお、図6に示すように、固定基枠11には、フック部31が上下揺動するのを邪魔しないようにするために、上下方向に貫通する切欠40が形成されている。またスライド基枠10には、このスライド基枠10が固定基枠11の上方に重なった配置とされているときにフック部31と係合する第1切欠41(図5参照)と、スライド基枠10が前方へ移動したときにフック部31と係合する第2切欠42(図4参照)とが設けられている。本第1実施形態では、スライド基枠10に対し、第1切欠41と第2切欠42との間に、これらの相互間隔を等分に分割する複数箇所(図例では3箇所とした)に、更に中間切欠43を設けている。
従って、フック部31が、これら第1切欠41、第2切欠42、或いは中間切欠43のいずれかと係合した状態として、スライド基枠10は、固定基枠11に対してスライド不能状態に保持されることになる。
このように、この規制機構20では、座部2に着座した使用者Mが肘掛け部8の内面に沿って突出した引き紐36(図1参照)を引き上げることで、揺動レバー30が上方揺動し(図6中の二点鎖線参照)、これに伴ってフック部31が下向きに揺動することになる。そのため、このフック部31がスライド基枠10の第1切欠41、第2切欠42、或いは中間切欠43のいずれとも係合しない状態となる。従って、スライド基枠10は、固定基枠11に対してスライド自在な状態となる。すなわち、スライド基枠10と共に、使用者Mの着座している座部2自体が、前後動自在な状態となる。
使用者Mが引き紐36の引き上げを解除すれば、揺動レバー30及びフック部31はコイルバネ35のバネ力により、それぞれ待機位置(ほぼ水平状態)に戻るので、フック部31は第1切欠41、第2切欠42、或いは中間切欠43のいずれかと係合するようになる。従って、これによりスライド基枠10は、第1切欠41に対応した後部位置、第2切欠42に対応した前部位置、或いは中間切欠43に対応した中間位置のうち、いずれかにおいて、固定基枠11に対するスライド不能状態に保持されることになる。すなわち、スライド基枠10と共に、使用者Mの着座している座部2自体が、前後動しない状態として固定される。
次に、背もたれ部3及び背部マッサージ機構4について説明する。
背もたれ部3は、その下端部が、支持体6(椅子型マッサージ機1を床面へ設置するための台座部や脚部など)に対し、左右方向に軸心を向けた枢軸部によって枢支されている。すなわち、背もたれ部3はその上端部を前後方向へ揺動自在になっている。また、この枢軸部まわりにおいて、背もたれ部3のリクライニング角度(傾斜角度)を適宜設定し、保持させるための角度設定機構が配備されていてもよい。
なお、本実施形態の椅子型マッサージ機1は、前記したように座椅子を構成したものであり、それ故に背もたれ部3は、あまり高背なものとはされていない。
背部マッサージ機構4は、背もたれ部3にもたれ掛かった使用者Mの背部〜腰部を揉み、叩き、又はバイブレーションなどによってマッサージするためのものである。本実施形態において、背部マッサージ機構4は、左右一対のマッサージ部材50と、これら左右のマッサージ部材50に適宜マッサージ動作を行わせる駆動部51とを有したものとしてある。なお、駆動部51を背もたれ部3内で上下方向に移動可能にする上下移動機構をも装備させるようにしてもよい。
マッサージ部材50は、上方及び下方の斜め前方へ先端部を突出させたブーメラン形の支持アーム53と、この支持アーム53の上下両端部に設けられた施療子54とを有している。各施療子54は、例えば樹脂や硬質ゴムなどによって肉厚な円盤型や球形などに形成されている。
駆動部51は、左右のマッサージ部材50に対して相互近接離反の動作や、交互の叩き
動作、或いは振動を行わせたりする。これにより、座部2に座って背もたれ部3に背中を押しつけた使用者Mは、背中から腰部にわたる範囲で施療子54を介して快適なマッサージを受けられるものとなっている。
なお、この背部マッサージ機構4は、背もたれ部3が高背ではないことに起因して、図3に示すように、座部2に着座する使用者Mが背もたれ部3にもたれ掛かっているときに、この使用者Mの肩位置(図3中に示すH寸法を参照)より低い高さを上限として、施療子54が設けられていることになる。すなわち、使用者Mの肩位置に対して背部マッサージ機構4の施療子54が届かないので、このままでは、使用者Mは、肩に対するマッサージを受けることができない。
このような事情に対し、本発明に係る椅子型マッサージ機1では、前記したように座部2がスライド機構7によって前後動自在に保持されているので、図2に示すように、座部2を前部位置へスライドさせれば、使用者Mの着座位置を前方へずらしてその肩位置を下げることができるのである。
次に、本発明の椅子型マッサージ機1の使用状況を説明する。
座部2が後部位置に配置されている場合にあって、この座部2に着座した使用者Mが、背もたれ部3に背中を押しつけるようにしてもたれ掛かると、使用者Mの肩位置より低い高さに背部マッサージ機構4の施療子54が当接する状態となる(図3参照)。
この状態で背部マッサージ機構4を作動させることにより、使用者Mは、背中から腰部にわたる範囲で施療子54を介して揉みマッサージや叩きマッサージ、或いはバイブレーションによる快適なマッサージを受けることができる。
この状態から、使用者Mが、肘掛け部8の内面に沿って突出した引き紐36(図1参照)を引き上げることで、規制機構20が解除され、スライド機構7のスライド基枠10と共に座部2が前後動自在な状態となる。そこで、使用者Mが臀部を前方へずらすようにすることで座部2が前方移動し、これによって背もたれ部3にもたれかかった使用者Mの肩位置が下がるようになる(図2参照)。
使用者Mが引き紐36の引き上げを解除すれば、規制機構20は第2切欠42又は中間切欠43のいずれかによって規制される停止位置で、スライド基枠11を停止させ、その結果として座部2は前後動しない状態に保持される。このとき、使用者Mの肩位置は背部マッサージ機構4の施療子54に当接するようになっているので、以後、使用者Mは、肩に対し施療子54を介して揉みマッサージや叩きマッサージ、或いはバイブレーションによる快適なマッサージを受けることができる。
なお、言うまでもなく、規制機構20において第2切欠42による停止位置を選択するか、又は中間切欠43による停止位置を選択するかは、使用者Mの体型(身長)やマッサージ位置の好みなどに応じて、使用者Mが任意に決めればよいものである。また、肩に対するマッサージを終えた後は、使用者Mが再び、引き紐36を引き上げるようにすることで、規制機構20が解除され、スライド機構7のスライド基枠10がバネ16の作用で固定基枠11上へ引き戻されるのに伴い、座部2も後方移動して初期の状態(図3参照)に戻るようになる。
このように、背もたれ部3に配備する背部マッサージ機構4を、使用者Mの肩位置へ届くほど高い位置へ設けることができない場合でも、この背部マッサージ機構4によって使用者Mの肩をマッサージすることができるようになる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は前記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、本発明は、座椅子やソファに適用することが限定されるものではなく、その他の椅子(脚部等によって座部2が高い位置に支持されるタイプ)にも適用することができる。
1 椅子型マッサージ機
2 座部
3 背もたれ部
4 背部マッサージ機構
7 スライド機構
10 スライド基枠
11 固定基枠
15 ストローク制限部
20 規制機構
36 引き紐
50 マッサージ部材
54 施療子
M 使用者

Claims (4)

  1. 座部と、この座部の後部に設けられて且つ背部マッサージ機構が配備された背もたれ部とを有しており、
    前記座部の後端部が背もたれ部の下部に近接又は当接する「後部位置」と、「後部位置」の前方側に設定された「前部位置」との間で、前記座部が前後動自在に設けられている
    ことを特徴とする椅子型マッサージ機。
  2. 「後部位置」にある座部に着座する使用者が背もたれ部にもたれ掛かった際に、前記背部マッサージ機構は使用者の肩位置より低い高さに位置すると共に、「前部位置」にある座部に着座する使用者が背もたれ部にもたれ掛かった際に、前記背部マッサージ機構は使用者の肩位置に対応する高さに位置するように、前記背部マッサージ機構が、背もたれ部内に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の椅子型マッサージ機。
  3. 前記座部は、スライド機構によって支持されており、
    前記スライド機構は、座部の下面に固定されたスライド基枠と、該スライド基枠を前後動自在に支持する固定基枠と、前記スライド基枠の前後動の範囲を制限し且つ座部を「前部位置」又は「後部位置」で保持可能とする規制機構と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の椅子型マッサージ機。
  4. 前記座部は、着座した使用者が下肢を前方斜め下方へ伸ばして前方の床面へ着床可能な姿勢を保持可能な座面高さに設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の椅子型マッサージ機。
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