JP2011250240A - 情報処理装置、及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】動画データなどをより柔軟性のある取り扱いができるようにする。
【解決手段】記憶装置8(図1)には、複数の保存用ファイルが予め記憶してあり、情報処理装置1は、動画データを生成すると、動画ファイルを生成して、保存用ファイルに上書きしていくことにより、1つの動画データを複数の個別の動画ファイルに分割保存する。保護ファイルに上書き保存された動画ファイルの順序(ファイルチェイン)はファイルアロケーションテーブルによって管理され、当該順序で動画ファイルを再生することにより、複数の動画ファイルに分割された画像データをあたかも1つの動画データのように再生することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、及び情報処理プログラムに関し、例えば、動画や音声を記録するものに関する。
近年、パーソナルコンピュータ、携帯用の動画カメラ、カメラ機能を備えた携帯電話といった情報機器で容易に動画の撮影を行うことができる。
これらの情報機器は、カメラで撮影した動画を所定のフォーマットの動画データとしてハードディスクや半導体メモリなどの記憶媒体に記憶する。
このような動画データは、1つの連続したデータとなっており、このままでは編集が困難なため、次の特許文献1の「映像記録装置及び制御方法」では、動画データの記録開始から所定の時間ごとに分割して管理する方法が提案されている。
しかし、特許文献1記載の技術では、動画データを分割して管理するため、動画の記録中に記録済みの映像を編集操作できるなどの利点はあるが、1つの連続したデータであることには変わりなく、例えば、記憶媒体の容量やOS(Operating System)などによりデータサイズに限界がある、一部が破損すると全ての動画データが読めなくなる可能性がある、エンドレース(ループ)に書き込みができない、などの不都合な点があった。
例えば、特許文献1の技術では、動画データは分割してあるもののヘッダ部分が破損すると全部が再生できなくなる。
特開2007−109338号公報
本発明は、動画データなどをより柔軟性のある取り扱いができるようにすることを目的とする。
請求項1に記載の発明では、記憶対象となる信号を取得する信号取得手段と、前記取得した信号をコード化して所定のフォーマットのデータを生成するデータ生成手段と、前記生成したデータを予め用意した複数のファイルに別ファイルとして順次保存するデータ保存手段と、前記ファイルの保存順序を記憶する順序記憶手段と、を具備したことを特徴とする情報処理装置を提供する。
請求項2に記載の発明では、前記ファイルは、記憶媒体の連続領域に形成されており、前記データ保存手段は、前記連続領域に上書きすることにより前記データを前記ファイルに保存することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置を提供する。
請求項3に記載の発明では、前記予め用意した複数のファイルを全て使用した場合に、前記データ保存手段は、前記生成したデータを最も古いファイルに順次上書き保存することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の情報処理装置を提供する。
請求項4に記載の発明では、前記データを保存したファイルのうち、所定のファイルを上書き禁止に設定する上書き禁止設定手段を具備し、前記データ保存手段は、前記上書き禁止に設定されたファイルを除いて上書き保存することを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の情報処理装置を提供する。
請求項5に記載の発明では、前記複数のファイルの内、アクセス不能のファイルを識別し、当該アクセス不能のファイルを他のアクセス可能なファイルで代替する代替手段を具備したことを特徴とする請求項1から請求項4までのうちの何れか1の請求項に記載の情報処理装置を提供する。
請求項6に記載の発明では、前記順序記憶手段で記憶した順序に従って、前記ファイルに保存したデータを読み出して再生するデータ読出手段を具備したことを特徴とする請求項1から請求項5までのうちの何れか1の請求項に記載の情報処理装置を提供する。
請求項7に記載の発明では、前記信号は、音声信号、映像信号のうちの少なくとも一方であることを特徴とする請求項1から請求項6までのうちの何れか1の請求項に記載の情報処理装置を提供する。
請求項8に記載の発明では、記憶対象となる信号を取得する信号取得機能と、前記取得した信号をコード化して所定のフォーマットのデータを生成するデータ生成機能と、前記生成したデータを予め用意した複数のファイルに別ファイルとして順次保存するデータ保存機能と、前記ファイルの保存順序を記憶する順序記憶機能と、をコンピュータで実現する情報処理プログラムを提供する。
本発明によれば、記憶するデータを順次個別のファイルに収納することにより動画データなどがより柔軟に取り扱えるようになる。
情報処理装置のハードウェア的な構成を説明するための図である。 保存用ファイルとファイルアロケーションテーブルの関係を説明するための図である。 保存用ファイルの使用例を説明するための図である。 録画動作を説明するためのフローチャートである。
(1)実施形態の概要
記憶装置8(図1)には、複数の保存用ファイルが予め記憶してあり、情報処理装置1は、動画データを生成すると、動画ファイルを生成して、保存用ファイルに上書きしていくことにより、1つの動画データを複数の個別の動画ファイルに分割保存する。
保護ファイルに上書き保存された動画ファイルの順序(ファイルチェイン)はファイルアロケーションテーブルによって管理され、当該順序で動画ファイルを再生することにより、複数の動画ファイルに分割された画像データをあたかも1つの動画データのように再生することができる。
個々の動画ファイルは、独立しているため、破損した動画ファイルがあったとしても、他の動画ファイルは、再生することができる。
また、録画しながら既に録画済みの動画ファイルを編集することも可能となる。
更に、ファイルチェインで最後に録画した保存用ファイルに最新の動画データを保存していくことによりエンドレス録画することもできる。
加えて、保存用ファイルを連続した物理的領域に形成し、これに動画ファイルを物理的に上書きすることにより動画ファイルの分断化を防止することができる。
(2)実施形態の詳細
図1は、本実施の形態に係る情報処理装置1のハードウェア的な構成を説明するための図である。
情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)2、RAM(Random Access Memory)3、ROM(Read Only Memory)4、カメラ5、マイク6、入出力I/F7、記憶装置8、などを有し、例えば、パーソナルコンピュータ、ハンディカム、カメラ付き携帯電話、など、動画を撮影する機能を有するコンピュータ装置によって構成されている。
CPU2は、中央処理装置であって、動画プログラムやその他のプログラムに従って動作し、動画の撮影、保存、再生、及び編集などの情報処理を行ったり、情報処理装置1の各部を制御したりする。
RAM3は、CPU2が動作する際のワーキングメモリを提供する読み書き可能なメモリである。
ROM4は、CPU2が動作するための基本的なプログラムやパラメータを記憶した読み出し専用のメモリである。
カメラ5は、レンズを用いた光学系により被写体の像を結像し、当該結像した像をCCD(Charge−Coupled Device)によって電気信号(映像信号)に変換する。
マイク6は、例えば、コンデンサ型マイクロフォンが用いられ、音声をダイヤフラムの振動によって電気信号(音声信号)に変換する。
入出力I/F7は、ユーザが情報処理装置1を操作するための入力装置と、ユーザが情報処理装置1の出力を確認するための出力装置を接続する入出力インターフェースである。
情報処理装置1がパーソナルコンピュータの場合は、キーボード、マウスなどの入力装置と、ディスプレイ、スピーカなどの出力装置が接続される。
また、外部の映像信号出力端子や音声出力端子と接続して、映像信号や音声信号を入力することもできる。
記憶装置8は、大容量の記憶媒体を有する記憶装置であり、例えば、ハードディスク(HDD)によって構成される。
なお、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などの半導体メモリを用いてもよい。
記憶装置8は、論理ドライブC、Dに論理的に区分されており、CPU2は、別のドライブとしてアクセスする。
ドライブCには、OS、動画データを生成、管理、編集、再生などする動画プログラム、動画ファイルを上書き保存するための保存用ファイル群、保存用ファイルに保存した動画ファイルの前後関係を管理するファイルアロケーションテーブルなどが記憶されている。
ドライブDには、保存用ファイル群やその他のデータなどが記憶されている。
なお、本実施の形態では、記憶装置8をドライブC、Dに区分したが、区分せずに全体をドライブCとして使用してもよい。
または、記憶装置を追加し、記憶装置8をドライブC、追加した記憶装置をドライブDとして、ドライブC、Dを物理的に別ドライブとしてもよい。
あるいは、記憶装置8に論理ドライブC、Dを形成し、追加した記憶装置をドライブEとしてもよい。
以上のように構成された情報処理装置1において、CPU2は、動画プログラムに従って、カメラ5で撮影した映像信号、マイク6で収集した音声信号から動画ファイルを生成して保存用ファイルに上書き保存する。
動画データのフォーマットとしては、例えば、AVI(Audio Video Interleave)、MPEG(Moving Picture Experts Group)などがある。
これらのフォーマットにより、映像と音声が1つの動画データにコード化される。
なお、本実施の形態では、動画データを保存するが、音声データなど、他の形式のデータであってもよい。
図2は、保存用ファイルとファイルアロケーションテーブルの関係を説明するための図である。
一例として、ドライブCには、予め動画ファイルを上書き保存するための保存用ファイル(0000.dat〜0049.dat)が記憶してあり、ドライブDにも保存用ファイル(0000.dat〜0049.dat)が記憶してある。これら保存用ファイルは、初期状態では空きファイルとなっている。
なお、本実施の形態では、保存用ファイルの拡張子を「dat」とする。
本実施の形態では、これら保存用ファイルを一定サイズ(例えば、200MB)とするが、HDDの容量によってサイズを設定したり、あるいは、取り込む映像のサイズ、取り込み時間等を考慮してサイズを設定するように構成することもできる。
または、各保存用ファイルに1秒間あるいは2秒間といった比較的短時間の動画データを書き込むようにし、この時間を取り込む動画データにより最適値に調整するように構成してもよい。
保存用ファイルは、それぞれ、HDDの記憶面の物理的に連続する領域に確保されており、CPU2は、これら連続する領域に動画ファイルを論理的な上書きではなく、物理的に上書きすることにより、動画ファイルをこれら保存用ファイルに保存する。
このため、ファイル書き込み、削除を繰り返してもファイルの分断化(フラグメンテーション)が発生せず、分断化によるアクセススピードの低下を防止することができる。
なお、動画ファイルは保存用ファイルに物理的に上書きするため、動画ファイルのサイズは保存用ファイルのサイズ以下であればよい。
なお、これは一例であって、分断化を許容するのであれば、論理的に上書きしてもよいし、あるいは、保存用ファイルを予め用意せず、動画データを生成するに従って複数の動画ファイルを生成してもよい。
ファイルアロケーションテーブルは、保存用ファイルの関連づけを記憶するテーブルである。
1つの動画データは、例えば、0000.dat、0001.dat、・・・、0038.dat、というように順次保存用ファイルに小分けして複数の動画ファイルとして保存されるが、ファイルアロケーションテーブルは、これら動画ファイルが上書きされた保存用ファイルの前後関係を記憶するテーブルである。
ファイルアロケーションテーブルは、「番号」、「ドライブ」、「ファイル名」、「使用/未使用」、「リンク先」、「リンク元」などの項目から構成されている。
「番号」には、保存用ファイルに付与されたシリアル番号が記憶されている。
「ドライブ」には、保存用ファイルが記憶されるドライブが記憶されている。
「ファイル名」には、保存用ファイルのファイル名が記憶されている。なお、拡張子「dat」は省略してある。項目「リンク先」、「リンク元」も同様である。
「使用/未使用」には、保存用ファイルが動画データの保存に使用中であるか否かを表すフラグ情報が記憶されている。このフラグ情報は、使用中の場合は「1」に、未使用の場合は「0」に設定される。
「リンク先」には、当該保存用ファイルに上書き保存された動画ファイルの次の動画ファイルが上書き保存された保存用ファイルのファイル名が記憶されている。リンク先がない場合、即ち、当該保存用ファイルが最後のものである場合「−1」が記憶される。
「リンク元」には、当該保存用ファイルに上書き保存された動画ファイルの前の動画ファイルが上書き保存された保存用ファイルのファイル名が記憶されている。リンク元がない場合、即ち、当該保存用ファイルが最初のものである場合「−1」が記憶される。
このように構成された「リンク先」と「リンク元」を辿ることによって、分割された動画ファイルがリンクされ、1つの動画データとしてアクセスすることが可能となる。このように一連の保存用ファイルのリンク関係をファイルチェインと呼ぶことにする。
図の例では、0000.dat→0001.dat→0002.datというようにファイルチェインが設定されている。
なお、この例のように、保存用ファイルのファイル名順にファイルチェインを設定してもよいが、例えば、0015.dat→0002.dat→0035.dat→・・・などと任意の順番でファイルチェインを設定することもできる。
また、ファイルチェインは、例えば、ドライブCの0049.dat→ドライブDの0001.datなどと、ドライブCとドライブDに渡って設定することも可能であり、このため、複数のドライブに渡って長時間の1続きの動画データを記録することも可能である。
CPU2は、ファイルアロケーションテーブルの「使用/未使用」、「リンク先」、「リンク元」の各項目を設定しながら動画データを順次保存用ファイルに保存していく。
一方、動画データを削除する場合は、削除に係る保存用ファイルの項目「使用/未使用」を0に設定すればよい。また、項目「リンク先」と「リンク元」は、消去してもよいし、消去せずに上書きして使用してもよい。
または、項目「使用/未使用」を設けずに、項目「リンク先」と「リンク元」が空欄のものが空きファイルとして管理することも可能である。この場合は、動画データを削除する場合は、当該動画データを保存した保存用ファイルの項目「リンク先」と「リンク元」を空欄にする。
図3の各図は、保存用ファイルの使用例を説明するための図である。
図3(a)は、通常の録画モードで動画を撮影した場合である。通常の撮影モードでは、空いた保存用ファイルがなくなった場合に撮影が終了する。
ここでは、ユーザが誕生日パーティーでタイトル「誕生日」なる動画を撮影したものとする。
動画「誕生日」は、0000.dat(先頭)→0001.dat→・・・→0047.dat(終了)(何れもドライブCとする)なるファイルチェインで記録されている。
なお、タイトルは、例えば、ファイルアロケーションテーブルに項目「タイトル」を設け、先頭の保存用ファイルの項目「タイトル」に記憶する。
動画「誕生日」を再生する場合は、ファイルチェインに従って0000.dat→0001.dat→・・・→0047.datと再生すればよい。
動画「誕生日」は、複数の保存用ファイルに分割されているが、ファイルアロケーションテーブルを用いて保存用ファイルを管理することにより、ユーザからはあたかも1つのファイルのように、記録、再生、編集することができる。
また、動画データは個別の動画ファイルに分割されているため、0046.datに動画を上書き録画しながら、あるいは、0046.datを再生しながら、0002.datを編集するといったように、1続きの動画を録画・再生しつつ編集することも可能となる。
また、個々の動画ファイルは、ヘッダを備えた1式のファイルであるため、例え、破損した動画ファイルがあったとしても、他の動画ファイルは再生可能である。
即ち、ファイルの一部が破損したことにより全ての動画データを再生できなくなるという事態を回避することができる。
図3(b)は、エンドレスの録画モードで動画を撮影する場合である。
このモードは、例えば、監視カメラなどで継続的に動画を記録する場合に適しており、記憶装置8の限られた記憶領域で延々と動画を録画することができる。
ここでは、ドライブCの0000.dat〜0049.datを用いて店内を監視するタイトル「店内監視」なる動画を撮影したものとする。
情報処理装置1は、0000.datから動画の録画を開始し、0049.datまで録画して空きファイルがなくなると、リンクの先頭に戻って、0000.datから録画を継続する。この際、次の動画が撮影される保存用ファイルは、最新の動画ファイルで上書きされる。また、情報処理装置1は、これに伴ってファイルアロケーションテーブルの更新も行っていく。
例えば、図示したように、0001.datが上書き中の場合、0002.datが先頭の保存用ファイルとなる。
図3(c)は、上書きプロテクトを設定する場合である。
保存用ファイルに上書き保存した動画ファイルを消去・上書きしたくない場合がある。この場合は、ユーザがプロテクトを設定することができる。
プロテクトは、例えば、ファイルアロケーションテーブルに項目「プロテクト」を設定し、プロテクトする保存用ファイルには1をプロテクトしない保存用ファイルには0をフラグ情報として設定することにより実現することができる。
情報処理装置1は、動画データを上書き保存する場合、ファイルアロケーションテーブルの項目「プロテクト」を確認し、プロテクトされた保存用ファイルを除いて(スキップして)上書き保存や削除を行う。
図の例では、情報処理装置1は、0045.datまで録画した後、プロテクトされた0046.dat、0047.datをスキップして0048.datに録画している。
図3(d)は、破損した保存用ファイルに対応する場合である。
情報処理装置1は、保存用ファイルが破損してアクセスエラーが発生した場合、当該保存用ファイルを他の空いた保存用ファイルと入れ替える。
これは、ファイルアロケーションテーブルの破損したファイル名を入れ替える保存用ファイルのファイル名に書き換えることにより行うことができる。
図の例では、0002.datが破損したため、これを0050.datで置き換えている。
図4は、情報処理装置1が行う録画動作を説明するためのフローチャートである。
以下の情報処理は、CPU2(図1)が動画プログラムに従って行うものである。
ユーザが情報処理装置1に対して録画スタートの操作をするとCPU2は、録画動作を開始する。
まず、CPU2は、記憶装置8のファイルアロケーションテーブルにアクセスし、項目「使用/未使用」が0となっている保存用ファイルを検索することにより保存用ファイルの空きファイルがあるか否かを確認する(ステップ5)。
空きファイルがない場合(ステップ5;N)、CPU2は、録画モードがエンドレス録画モードに設定されているか否かを判断する(ステップ10)。
エンドレス録画モードでない場合(ステップ10;N)、CPU2は、録画処理を終了し、例えば、「空きファイルがありません」などのアラームと共に録画動作を終了する。
一方、エンドレス録画モードに設定されている場合(ステップ10;Y)、CPU2は、ファイルアロケーションテーブルの項目「リンク先」、「リンク元」を辿ってファイルチェインを特定し、ファイルチェインの先頭の保存用ファイルの項目「使用/未使用」を0に設定して空きファイル化する(ステップ15)。
ステップ15で先頭の保存用ファイルを空きファイル化した後、または、ステップ5で空きファイルがあった場合(ステップ5;Y)。
CPU2は、カメラ5から映像データを取得すると共にマイク6から音声データを取得して、これらを所定のアルゴリズムに従ってコード化して動画データを生成し(ステップ20)、RAM3に一時記憶する。
そして、CPU2は、1つの保存用ファイル分の動画データができたか否か確認し(ステップ25)、できていない場合は(ステップ25;N)、ステップ20に戻る。
ここで、1つの保存用ファイル分のデータサイズは、予めデフォルト値で設定されているものとするが、CPU2が動画データを保存する保存用ファイルのファイルサイズを都度確認して取得するように構成してもよい。この場合は、保存用ファイルのサイズを個別に設定することができる。
一方、1つの保存用ファイル分の動画データができた場合は(ステップ25;Y)、ヘッダ情報などの付随的な情報を生成し、当該付随的な情報とRAM3に記憶した動画データから動画ファイルを作成して保存用ファイルの空きファイルに物理的に上書き保存する(ステップ30)。このようにして、当該動画データが格納された動画ファイルが保存用ファイルの領域に作成される。
CPU2は、動画データを保存用ファイルに保存した後、ファイルアロケーションテーブルにて、当該保存用ファイルの項目「リンク元」にファイルチェインの最後尾の保存用ファイルのファイル名を記憶すると共に、当該最後尾の保存用ファイルの項目「リンク先」に、今動画データを保存した保存用ファイルのファイル名を記憶することにより、ファイルアロケーションテーブルのファイルチェインを更新する(ステップ35)。
CPU2は、ファイルアロケーションテーブルを更新した後、ユーザの録画終了操作があったか否かを確認することにより録画終了か否かを判断する(ステップ40)。
録画終了でない場合(ステップ40;N)、CPU2は、ステップ5に戻り、録画終了である場合(ステップ40;Y)、CPU2は、録画動作を終了する。
以上に説明した本実施の形態により次のような効果を得ることができる。
(1)1つの動画を複数の保存用ファイルに分割して保存するため、HDDやOSなどによる書き込みデータサイズの制限を受けない。
(2)個々の保存用ファイルが独立した個別の動画ファイルであるため、一部分が破損してアクセス不能となっても、残りの動画データは再生・編集することができる。
(3)個々の保存用ファイルが独立した個別の動画ファイルであるため、ファイルチェインで最も古い保存用ファイルに動画データを上書きすることによりエンドレス書き込みができる。
(4)記憶装置8の連続領域に予め形成した保存用ファイルに動画データを物理的に上書きするため削除を繰り返してもフラグメンテーションを抑止することができる。
以上に説明した実施の形態により、次のような構成を得ることができる。
情報処理装置1は、カメラ5から映像信号を取得し、マイク6から音声信号を取得するため、記憶対象となる信号を取得する信号取得手段を備えている。
なお、本実施の形態では、カメラ5とマイク6から信号を取得したが、入出力I/F7からビデオ信号や音声信号を取得したり、あるいは、1つの動画データをデコードしてこれを保存用ファイル用に小分けしてエンコードするためにデコードしたデータを信号として取得してもよい。
また、情報処理装置1は、カメラ5やマイク6から取得した信号をコード化して、例えば、AVIなどの所定のフォーマットの動画データを生成するため、前記取得した信号をコード化して所定のフォーマットのデータを生成するデータ生成手段を備えている。
更に、情報処理装置1は、記憶装置8に保存用ファイルを予め記憶しておき、これに動画データを動画ファイルにて保存するため、前記生成したデータを予め用意した複数のファイルに別ファイルとして順次保存するデータ保存手段を備えている。
加えて、情報処理装置1は、ファイルアロケーションテーブルによって、動画データを記憶した保存用ファイルの順序を記憶・管理するため、前記ファイルの保存順序を記憶する順序記憶手段を備えている。
また、保存用ファイルは、それぞれ、記憶装置8の記憶領域の物理的に連続した領域に形成されており、情報処理装置1は、これに動画データを物理的に上書きするため、情報処理装置1は、前記ファイルは、記憶媒体の連続領域に形成されており、前記データ保存手段は、前記連続領域に上書きすることにより前記データを前記ファイルに保存している。
また、情報処理装置1は、エンドレス録画モードでは、ファイルチェインの最も古い保存用ファイルに動画データを上書きするため、前記予め用意した複数のファイルを全て使用した場合に、前記データ保存手段は、前記生成したデータを最も古いファイルに順次上書き保存することができる。
また、情報処理装置1は、保存用ファイルにプロテクトを設定して上書き禁止に設定できるため、前記データを保存したファイルのうち、所定のファイルを上書き禁止に設定する上書き禁止設定手段を具備し、前記データ保存手段は、前記上書き禁止に設定されたファイルを除いて上書き保存することができる。
また、情報処理装置1は、破損などしてアクセス不能の保存用ファイルを検出し、ファイルアロケーションテーブルを書き換えることにより、当該保存用ファイルを他の正常な保存用ファイルと取り替えるため、前記複数のファイルのうち、アクセス不能のファイルを識別し、当該アクセス不能のファイルを他のアクセス可能なファイルで代替する代替手段を備えている。
また、情報処理装置1は、ファイルアロケーションテーブルで規定されたファイルチェインに従って、保存用ファイルの動画データを再生することができ、前記順序記憶手段で記憶した順序に従って、前記ファイルに保存したデータを読み出して再生するデータ読出手段を備えている。
また、情報処理装置1は、映像信号と音声信号を用いて動画データを生成するが、映像信号のみ、あるいは、音声信号のみコード化してもよく、前記信号は、音声信号、映像信号のうちの少なくとも一方とすることができる。
1 情報処理装置
2 CPU
3 RAM
4 ROM
5 カメラ
6 マイク
7 入出力I/F
8 記憶装置

Claims (8)

  1. 記憶対象となる信号を取得する信号取得手段と、
    前記取得した信号をコード化して所定のフォーマットのデータを生成するデータ生成手段と、
    前記生成したデータを予め用意した複数のファイルに別ファイルとして順次保存するデータ保存手段と、
    前記ファイルの保存順序を記憶する順序記憶手段と、
    を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記ファイルは、記憶媒体の連続領域に形成されており、前記データ保存手段は、前記連続領域に上書きすることにより前記データを前記ファイルに保存することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記予め用意した複数のファイルを全て使用した場合に、前記データ保存手段は、前記生成したデータを最も古いファイルに順次上書き保存することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記データを保存したファイルのうち、所定のファイルを上書き禁止に設定する上書き禁止設定手段を具備し、
    前記データ保存手段は、前記上書き禁止に設定されたファイルを除いて上書き保存することを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記複数のファイルの内、アクセス不能のファイルを識別し、当該アクセス不能のファイルを他のアクセス可能なファイルで代替する代替手段を具備したことを特徴とする請求項1から請求項4までのうちの何れか1の請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記順序記憶手段で記憶した順序に従って、前記ファイルに保存したデータを読み出して再生するデータ読出手段を具備したことを特徴とする請求項1から請求項5までのうちの何れか1の請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記信号は、音声信号、映像信号のうちの少なくとも一方であることを特徴とする請求項1から請求項6までのうちの何れか1の請求項に記載の情報処理装置。
  8. 記憶対象となる信号を取得する信号取得機能と、
    前記取得した信号をコード化して所定のフォーマットのデータを生成するデータ生成機能と、
    前記生成したデータを予め用意した複数のファイルに別ファイルとして順次保存するデータ保存機能と、
    前記ファイルの保存順序を記憶する順序記憶機能と、
    をコンピュータで実現する情報処理プログラム。
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