JP2011250002A - 通信システム、通信装置、通信方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通信システムは、中継局装置と受信局装置とを具備する。受信局装置は、誤りを含む情報フレームを記憶している送受信局情報フレーム記憶部を備え、再送を要求された情報フレームを用いてネットワーク符号化された符号化情報フレームであって中継局装置が再送要求に応じて送信した符号化情報フレームと、該符号化情報フレームに含まれる情報フレームに対応するフレーム識別子とを受信し、受信したフレーム識別子に対応する復号用の情報フレームを用いて、受信した前記符号化情報フレームから情報フレームをネットワーク復号し、復号した情報フレームのフレーム識別子に対応する情報フレームを受信局情報フレーム記憶部から読み出して、復号した情報フレームと合成する。
【選択図】図5
Description
時刻T1において、ノードAが情報フレームAをノードRに送信する。ノードRは情報フレームAを受信する。
時刻T2において、ノードRが情報フレームAをノードBへと送信する。ノードRは情報フレームAを受信する。
時刻T3において、ノードBが情報フレームBをノードRへと送信する。ノードRは情報フレームBを受信する。
時刻T4において、ノードRが情報フレームBをノードBへと送信する。ノードRは情報フレームBを受信する。
一方、NCを用いた場合には、Alice&Bobトポロジにおけるマルチホップ無線通信は、以下のように行われる。
図10は、Alice&BobトポロジにおけるNC技術を用いたマルチホップ無線通信の一例を示す図である。
時刻T2において、ノードBが情報フレームBをノードBへと送信する。ノードRは情報フレームBを受信する。
時刻T3において、ノードRが情報フレームAと情報フレームBとに対してネットワーク符号化を行うことにより、ネットワーク符号化された情報フレームXを生成し、ノードA及びノードBに対して同報送信する。以下、NC符号化された情報フレームを符号化情報フレームという。また、符号化情報フレームと、NC符号化されていない情報フレームを明確に区別するために、NC符号化されていない情報フレームをネイティブ情報フレームという。
同様に、ノードBにおいても、自身が時刻T2において送信した情報フレームBと時刻T3において受信した情報フレームXとを用いてNC復号を行うことにより、情報フレームAを取得する。
上記の手順で情報フレームを伝達することにより、NC技術を用いる場合、ネイティブ情報フレームの伝送に必要となるタイムスロット数は、3となる。
同図に示すように、本実施形態における通信システムは、ネットワークコーディング(以下、「NC(Network Cording)」とも記載)技術を用いた2ホップ無線中継システムであり、一対の送受信局装置1と、中継局装置2とを具備している。本実施形態では、通信システムがAlice&Bobトポロジにおける2ホップ無線通信を行う場合について説明する。以下、一対の送受信局装置1を識別するために、それぞれを送受信局装置1a、送受信局装置1bと記載する。同図に示す通信システムにおいて、受信局と送信局とをかねた送受信局装置1a、1bは、中継局装置2を介して双方向通信を行う。また、本実施形態におけるNC符号化に、例えば、排他的論理和を用いるものとする。
送受信局装置1は、FEC(Forward Error Correction:前方誤り訂正)符号化回路101、情報フレームID(IDentifier:識別子)制御回路102、送信済バッファ回路103、無線送受信部104、判定制御部105、ビット毎尤度算出回路106、NC復号回路107、合成回路108、記憶回路109、FEC復号回路110、誤り検出回路111、及びACK(ACKnowledgement:肯定応答)生成回路112を備えている。
情報フレームID制御回路102は、上位層から入力されるネイティブ情報フレームを識別する情報フレームIDを算出し、算出した情報フレームIDが信頼性の高い方式で変調されるように無線送受信部104を制御する。また、情報フレームID制御回路102が算出する情報フレームIDは、無線送受信部104により、対応するネイティブ情報フレームと共に送信される。
情報フレームID制御回路102における情報フレームIDの算出方法として、各送受信局装置1で共通のハッシュ関数を用いて算出するようにしてもよい。あるいは、各情報フレームのシーケンス番号を用いてもよい。
無線送受信部104は、無線信号の送受信と、無線信号の復調と、送信する情報フレームID及び情報フレームの変調とを行う。
NC復号回路107は、送信済バッファ回路103に記憶されているネイティブ情報フレームを用いて、ビット毎尤度算出回路106が算出した符号化情報フレームのビット毎尤度系列に対してNC復号を行う。
また、NC復号回路107がNC復号した結果のネイティブ情報フレームが、再送の要求に対応するネイティブ情報フレームでない場合合成回路108は、ネイティブ情報フレームの合成を行わない。
FEC復号回路110は、合成回路108が出力するネイティブ情報フレームのビット毎尤度系列に対して誤り訂正復号を行う。
すなわち、送受信局装置1は、受信した無線信号に含まれるネイティブ情報フレームに誤りが検出された場合、受信した無線信号に対する応答をしないことにより再送を要求する。
中継局装置2は、無線送受信部201、判定制御部202、ビット毎尤度算出回路203、合成回路204、記憶回路205、FEC復号回路206、誤り検出回路207、バッファ回路208、NC符号化回路209、FEC符号化回路210、情報フレームID制御回路211、及びACK生成回路212を備えている。
判定制御部202は、無線送受信部201が受信した情報フレームの送信元を示す情報及び転送先を示す情報と、再送された情報フレームか否かを判定した結果とを記憶する。また、判定制御部202は、NC符号化をして送信するネイティブ情報フレームを選択して、バッファ回路208、及びNC符号化回路209を制御して、NC符号化した情報フレームを生成させる制御を行う。
ビット毎尤度算出回路203は、無線送受信部201が復調した無線信号から、ネイティブ情報フレームのビット毎尤度系列を算出する。ここで、ビット毎尤度算出回路203からFEC復号回路206までの間における情報フレームに対する処理は、ビット毎尤度系列を用いて行われる。
また、合成回路204は、無線送受信部201により受信された無線信号に含まれるネイティブ情報フレームが再送されたネイティブ情報フレームでない場合、ビット毎尤度算出回路203から入力されるネイティブ情報フレームのビット毎尤度系列をFEC復号回路206、及び記憶回路205に出力する。
FEC復号回路206は、合成回路204から出力されるネイティブ情報フレームのビット毎尤度系列に対して誤り訂正復号を行う。
また、誤り検出回路207は、ネイティブ情報フレームに誤りが検出されなかった場合、FEC復号回路206が誤り訂正復号したネイティブ情報フレームをバッファ回路208に出力する。また、誤り検出回路207は、検出結果をACK生成回路212に出力する。
NC符号化回路209は、判定制御部202からの制御に応じて、バッファ回路208に記憶されているネイティブ情報フレームに対してNC符号化を行う。
FEC符号化回路210は、NC符号化回路209がNC符号化した符号化情報フレームを誤り訂正符号化する。
図4は、本実施形態における送受信局装置1(1a、1b)の送信時における動作を示すフローチャートである。
送受信局装置1において、無線送受信部104は、送信機会が得られると、再送する無線信号(再送パケット)があるか否かを判定する(ステップS101)。
再送する無線信号がある場合(ステップS101:有)、無線送受信部104は、再送パケットを送信し(ステップS105)、後述するステップS106以降の動作を行う。
一方、再送する無線信号がない場合(ステップS101:無)、FEC符号化回路101と、情報フレームID制御回路102とには、上位層から送信するネイティブ情報フレームが入力される(ステップS102)。
このとき、情報フレームID制御回路102は、入力されたネイティブ情報フレームに対して当該ネイティブ情報フレームを識別する情報フレームIDを生成して無線送受信部104に出力する。また、情報フレームID制御回路102は、生成した情報フレームIDを送信済バッファ回路103に出力する(ステップS103)。
無線送受信部104は、無線信号を送信した後に、予め定められた期間内に当該無線信号に対応するAck信号を送信先から受信した場合、Ack信号を受信したことを示す情報を判定制御部105に出力する。一方、無線送受信部104は、予め定められた期間内に当該無線信号に対応するAck信号を送信先から受信しなかった場合、Ack信号を受信しなかったことを示す情報を判定制御部105に出力する。そして、判定制御部105は、無線送受信部104がAck信号を受信したか否かにより、送信した無線信号の再送が必要か否かを判定する(ステップS106)。
一方、Ack信号を受信した場合(ステップS106:無)、判定制御部105は、再送が不要であると判定し、送信済バッファ回路103に対して、送信済みのネイティブ情報フレームを記憶させる制御を行う。具体的には、判定制御部105は、FEC符号化回路101が誤り訂正符号化したネイティブ情報フレームと、情報フレームID制御回路102が当該ネイティブ情報フレームに基づいて生成した情報フレームIDとを対応付けて送信済バッファ回路103に記憶させる(ステップS107)。これにより、送受信局装置1における送信時の処理が終了する。
送受信局装置1において、無線送受信部104は、受信した無線信号を復調し、復調した無線信号を判定制御部105、及びビット毎尤度算出回路106に出力する(ステップS121)。
判定制御部105は、無線送受信部104が復調した無線信号から、当該無線信号に含まれている情報フレームIDを検出し、検出した情報フレームIDに対応するネイティブ情報フレームをNC復号回路107に出力させる制御を送信済バッファ回路103に対して行う(ステップS123)。
このとき、判定制御部105は、無線信号に含まれている情報フレームIDに基づいて、NC復号回路107が符号化情報フレームを復号して得られるネイティブ情報フレームが、再送された情報フレームであるか否かを判定する。具体的には、判定制御部105は、記憶回路109に記憶されている情報フレームIDのうち、無線信号に含まれている情報フレームIDに一致する情報フレームIDが存在する場合、再送であると判定し、一致する情報フレームIDが存在しない場合、初回の送信であると判定する(ステップS125)。
一方、NC復号されたネイティブ情報フレームが再送されたネイティブ情報フレームでない場合(ステップS125:初回)、合成回路108は、NC復号された結果のネイティブ情報フレームのビット毎尤度系列をFEC復号回路110に出力する。
誤り検出回路111は、FEC復号回路110が誤り訂正復号したネイティブ情報フレームに対して誤り検出を行う(ステップS128)。
このとき、ACK生成回路112は、Ack信号を生成しないことにより、送信元に対して再送要求をする(ステップS131)。これにより、送受信局装置1における受信時の処理が終了する。
中継局装置2において、判定制御部202は、バッファ回路208にNC符号化可能な2つのネイティブ情報フレームを選択し、選択した2つのネイティブ情報フレームに対応する情報フレームIDをNC符号化回路209に出力するとともに、NC符号化回路209に符号化情報フレームを生成させる制御をする。ここで、NC符号化可能なネイティブ情報フレームとは、送信元が異なるネイティブ情報フレームであり、本実施形態においては、送受信局装置1aから受信したネイティブ情報フレームと、送受信局装置1bから受信したネイティブ情報フレームとの組み合わせである。
NC符号化回路209は、判定制御部202が選択した2つネイティブ情報フレームをバッファ回路208から読み出し、読み出したネイティブ情報フレームをNC符号化して符号化情報フレームを生成する(ステップS201)。
このとき、情報フレームID制御回路211は、NC符号化回路209がNC符号化したネイティブ情報フレームに対応する情報フレームIDをバッファ回路208から読み出し、無線送受信部201に出力する(ステップS202)。
判定制御部202は、送受信局装置1に備えられている判定制御部105が行う再送の要否の判定と同様に、再送の要否判定を行う。すなわち、判定制御部202は、無線信号を送信した後に、無線送受信部201が、予め定められた期間内に当該無線信号に対応するAck信号を送信先の送受信局装置1(1a、1b)から受信したか否かに基づいて、再送の有無を判定する(ステップS204)。
中継局装置2において、無線送受信部201は、自装置宛に送信された無線信号を受信し、受信した無線信号を復調して、判定制御部202、及びビット毎尤度算出回路203に出力する(ステップS221)。
判定制御部202は、復調された無線信号に含まれる情報フレームIDを検出し(ステップS222)、検出した情報フレームIDに基づいて、当該無線信号が再送の要求に応じて送信された無線信号であるか否かを判定する(ステップS223)。
一方、受信した無線信号が再送された無線信号である場合(ステップS223:再送)、判定制御部202は、ビット毎尤度算出回路203が算出したネイティブ情報フレームのビット毎尤度系列と、記憶回路205に記憶されているネイティブ情報フレームのビット毎尤度系列とを合成する処理を合成回路204にさせて、合成したネイティブ情報フレームを記憶回路205及びFEC復号回路206に出力させる。(ステップS225、S226)。
誤り検出回路207は、FEC復号回路206が誤り訂正復号したネイティブ情報フレームに対して誤り検出を行う(ステップS228)。
このとき、ACK生成回路212は、Ack信号を生成し、無線送受信部201を通じて、生成したAck信号を送信元に送信する(ステップS230)。これにより、中継局装置2における受信時の処理が終了する。
このとき、ACK生成回路212は、Ack信号を生成しないことにより、送信元に対して再送要求をする(ステップS232)。これにより、送受信局装置1における受信時の処理が終了する。
なお、送受信局装置1aが備える送受信局装置1の各部には符号に「a」を付加して記載し、送受信局装置1bが備える送受信局装置1の各部には符号に「b」を付加して記載する。例えば、送受信局装置1aの備える送信済バッファ回路103は、「送信済バッファ回路103a」と記載し、送受信局装置1bの備える送信済バッファ回路103は、「送信済バッファ回路103b」と記載する。
ここでは、送受信局装置1a、1bに備えられている記憶回路109と、中継局装置2に備えられている記憶回路205及びバッファ回路208とには、情報フレームが記憶されていない場合について説明する。
中継局装置2は、送受信局装置1aが送信した情報フレームA1を受信し、受信した情報フレームA1の情報フレームIDを検出し(図7:ステップS221〜S222)、検出した情報フレームIDが記憶回路205に記憶されていないので、合成を行わずに誤り訂正復号する(図7:ステップS223、S224、S227)。
送受信局装置1aは、中継局装置2からAck信号を受信すると、送信した情報フレームA1と、情報フレームA1の情報フレームIDとを対応付けて送信済バッファ回路103aに記憶させる(ステップS314、図4:ステップS104、S106)。
中継局装置2は、送受信局装置1bが送信した情報フレームB1を受信し、受信した情報フレームB1の情報フレームIDを検出し(図7:ステップS221〜S222)、検出した情報フレームIDが記憶回路205に記憶されていないので、合成を行わずに誤り訂正復号する(図7:ステップS223、S224、S227)。
送受信局装置1bは、中継局装置2からAck信号を受信すると、送信した情報フレームB1と、情報フレームB1の情報フレームIDとを対応付けて送信済バッファ回路103bに記憶させる(ステップS324、図4:ステップS104、S106)。
中継局装置2が送信機会を得ると、判定制御部202は、情報フレームA1、B1を選択して、NC符号化回路209に符号化情報フレームを生成させ、生成した符号化情報フレームを送受信局装置1a、1bに送信する(ステップS331、図7:ステップS201〜S203)。
中継局装置2は、送受信局装置1aが送信した情報フレームA2を受信し、受信した情報フレームA2の情報フレームIDを検出し(図7:ステップS221〜S222)、検出した情報フレームIDが記憶回路205に記憶されていないので、合成を行わずに復号する(図7:ステップS223、S224、S227)。
送受信局装置1aは、中継局装置2からAck信号を受信すると、送信した情報フレームA2と、情報フレームA2の情報フレームIDとを対応付けて送信済バッファ回路103aに記憶させる(ステップS344、図4:ステップS104、S106)。
中継局装置2が送信機会を得ると、判定制御部202は、情報フレームA2、B1を選択して、NC符号化回路209に符号化情報フレームを生成させ、生成した符号化情報フレームを送受信局装置1a、1bに送信する(ステップS351、図7:ステップS201〜S203)。
FEC復号回路110aが、合成された情報フレームB1のビット毎尤度系列に対して誤り訂正復号し、誤り検出回路111aが、誤り訂正復号された情報フレームB1に対して誤りがないことを検出し、情報フレームB1を上位層に出力する。また、ACK生成回路112aがAck信号を生成して中継局装置2に送信する(ステップS354、図7:ステップS127〜S129)。
そして、本実施形態における通信システムでは、中継局装置2が、再送によるNC符号化効率の劣化を抑制しつつ、送受信局装置1が、タイバーシチ合成を用いたハイブリッドARQを適用することができる。その結果、中継局装置2からの再送中継効率を劣化させることなく、送受信局装置1は、時間ダイバーシチ効果を得て、NC復号したネイティブ情報フレームに対する誤り訂正能力を向上させることができるハイブリッドARQを実現することができる。
また、通信システム内における再送回数を削減することができ、システムスループットを向上させることができる。
これにより、再送のタイミングに関わらず、再送された情報フレームのビット毎尤度系列に対してダイバーシチ合成を行うことができ、再送された情報フレームに対する誤り率を低下させることができ、復調精度を向上させることができる。
ここで「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。更に「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、更に前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
2…中継局装置
101,210…FEC符号化回路
102,211…情報フレームID制御回路
103,103a,103b…送信済バッファ回路 (復号情報フレームバッファ部)
104,201…無線送受信部
105,105a,105b,202…判定制御部
106,203…ビット毎尤度算出回路
107,107a,107b…NC復号回路
108,108a,108b,204…合成回路
109,109a…記憶回路 (受信局情報フレーム記憶部)
110,110a,110b,206…FEC復号回路
111,111a,111b,207…誤り検出回路
112,112a,112b,212…ACK生成回路
205…記憶回路 (中継局情報フレーム記憶部)
208…バッファ回路
209…NC符号化回路
Claims (7)
- 一対の受信局装置と、該一対の受信局装置それぞれから受信した情報フレームに対してネットワーク符号化をした符号化情報フレームを該一対の受信局装置に送信して該情報フレームを中継する中継局装置とを具備する通信システムであって、
前記中継局装置は、
前記受信局装置から再送要求を検出すると、該再送要求に対応する符号化情報フレームに含まれていた情報フレームのうち、検出した再送要求に対応する情報フレームを用いて、ネットワーク符号化をして符号化情報フレームを生成するネットワーク符号化部と、
前記ネットワーク符号化部が符号化情報フレームを生成する際に用いた情報フレームを識別するフレーム識別子を前記符号化情報フレームに付加する情報フレーム識別子制御部と、
前記ネットワーク符号化部が符号化した符号化情報フレーム、及び前記情報フレーム識別子制御部が付加したフレーム識別子を送信する中継局無線部とを備え、
前記受信局装置は、
ネットワーク復号に用いる復号用の情報フレームと、該情報フレームのフレーム識別子とを対応付けて予め記憶している復号情報フレームバッファ部と、
ネットワーク復号により得られた情報フレームであって誤りが含まれている情報フレームと、該情報フレームのフレーム識別子とを対応付けて記憶している受信局情報フレーム記憶部と、
前記中継局装置が再送要求に応じて送信した前記符号化情報フレームと、前記再送符号化情報フレームに含まれる情報フレームに対応するフレーム識別子とを受信する受信局無線部と、
受信した前記フレーム識別子に対応する復号用の情報フレームを前記復号情報フレームバッファ部から読み出し、読み出した復号用の情報フレームを用いて、受信した前記符号化情報フレームから情報フレームを復号するネットワーク復号部と、
前記ネットワーク復号部が復号した情報フレームのフレーム識別子に対応する情報フレームを前記受信局情報フレーム記憶部から読み出し、読み出した情報フレームと、前記ネットワーク復号部が復号した情報フレームとを合成する受信局合成部とを備える
ことを特徴とする通信システム。 - 前記中継局装置は、更に、
前記受信局装置から受信した情報フレームであって誤りが含まれている情報フレームと、該情報フレームのフレーム識別子とを対応付けて記憶している中継局情報フレーム記憶部と、
前記受信局装置から再送された情報フレームのフレーム識別子に対応する情報フレームを前記中継局情報フレーム記憶部から読み出し、前記受信局装置から再送された情報フレームと、読み出した情報フレームとを合成する中継局合成部と
備えることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記受信局装置は、更に、
前記受信局合成部が合成した情報フレームに対して誤り検出し、誤りを検出すると、該情報フレームを前記受信局情報フレーム記憶部に記憶させる誤り検出部と
を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の通信システム。 - 一対の通信装置と、該一対の通信装置それぞれから受信した情報フレームに対してネットワーク符号化をしたネットワーク符号化情報フレームを該一対の通信装置に送信して該情報フレームを中継する中継局装置とを具備する通信システムにおける通信装置であって、
ネットワーク復号に用いる復号用の情報フレームと、該情報フレームを識別するフレーム識別子とを対応付けて予め記憶している復号情報フレームバッファ部と、
ネットワーク復号により得られた情報フレームであって誤りが含まれている情報フレームと、該情報フレームのフレーム識別子とを対応付けて記憶している通信局情報フレーム記憶部と、
再送を要求された情報フレームを用いてネットワーク符号化された符号化情報フレームであって前記中継局装置が再送要求に応じて送信した符号化情報フレームと、該符号化情報フレームに含まれる情報フレームに対応するフレーム識別子とを受信する無線部と、
受信したフレーム識別子に対応する復号用の情報フレームを前記復号情報フレームバッファ部から読み出し、読み出した情報フレームを用いて、受信した前記符号化情報フレームから情報フレームを復号するネットワーク復号部と、
前記ネットワーク復号部が復号した情報フレームのフレーム識別子に対応する情報フレームを前記通信局情報フレーム記憶部から読み出し、読み出した情報フレームと、前記ネットワーク復号部が復号した情報フレームとを合成する受信局合成部とを備える
ことを特徴とする通信装置。 - ネットワーク復号に用いる復号用の情報フレームと、該情報フレームを識別するフレーム識別子とを対応付けて予め記憶している復号情報フレームバッファ部と、ネットワーク復号により得られた情報フレームであって誤りが含まれている情報フレームと、該情報フレームのフレーム識別子とを対応付けて記憶している受信局情報フレーム記憶部とを備えている一対の受信局装置と、該一対の受信局装置それぞれから受信した情報フレームに対してネットワーク符号化をしたネットワーク符号化情報フレームを該一対の受信局装置に送信して該情報フレームを中継する中継局装置とを具備する通信システムにおける通信方法であって、
前記中継局装置が、前記受信局装置から再送要求を検出すると、該再送要求に対応する符号化情報フレームに含まれていた情報フレームのうち、検出した再送要求に対応する情報フレームを用いて、ネットワーク符号化をして符号化情報フレームを生成するネットワーク符号化過程と、
前記中継局装置が、前記ネットワーク符号化過程において符号化情報フレームを生成する際に用いた情報フレームのフレーム識別子を前記符号化情報フレームに付加する情報フレーム識別子制御過程と、
前記中継局装置が、前記ネットワーク符号化過程において符号化された符号化情報フレーム、及び前記情報フレーム識別子制御過程において付加されたフレーム識別子を送信する中継局送信過程と、
前記受信局装置が、前記中継局装置が再送要求に応じて送信した前記符号化情報フレームと、前記符号化情報フレームに含まれる情報フレームに対応するフレーム識別子とを受信する受信過程と、
前記受信局装置が、受信した前記フレーム識別子に対応する復号用の情報フレームを前記復号情報フレームバッファ部から読み出し、読み出した復号用の情報フレームを用いて、受信した前記符号化情報フレームから情報フレームを復号するネットワーク復号過程と、
前記受信局装置が、前記ネットワーク復号過程において復号した情報フレームのフレーム識別子に対応する情報フレームを前記受信局情報フレーム記憶部から読み出し、読み出した情報フレームと、前記ネットワーク復号過程において復号した情報フレームとを合成する受信局合成過程と
を有することを特徴とする通信方法。 - ネットワーク復号に用いる復号用の情報フレームと、該情報フレームを識別するフレーム識別子とを対応付けて予め記憶している復号情報フレームバッファ部と、ネットワーク復号により得られた情報フレームであって誤りが含まれている情報フレームと、該情報フレームのフレーム識別子とを対応付けて記憶している通信局情報フレーム記憶部とを備えている一対の通信装置と、該一対の通信装置それぞれから受信した情報フレームに対してネットワーク符号化をしたネットワーク符号化情報フレームを該一対の通信装置に送信して該情報フレームを中継する中継局装置とを具備する通信システムにおける通信装置の通信方法であって、
前記通信装置が、再送を要求された情報フレームを用いてネットワーク符号化された符号化情報フレームであって前記中継局装置が再送要求に応じて送信した符号化情報フレームと、該符号化情報フレームに含まれる情報フレームに対応するフレーム識別子とを受信する受信過程と、
前記通信装置が、受信したフレーム識別子に対応する復号用の情報フレームを前記復号情報フレームバッファ部から読み出し、読み出した情報フレームを用いて、受信した前記符号化情報フレームから情報フレームを復号するネットワーク復号過程と、
前記通信装置が、前記ネットワーク復号過程において復号した情報フレームのフレーム識別子に対応する情報フレームを前記通信局情報フレーム記憶部から読み出し、読み出した情報フレームと、前記ネットワーク復号過程において復号した情報フレームとを合成する通信局合成過程と
を有することを特徴とする通信方法。 - 一対の通信装置と、該一対の通信装置それぞれから受信した情報フレームに対してネットワーク符号化をしたネットワーク符号化情報フレームを該一対の通信装置に送信して該情報フレームを中継する中継局装置とを具備する通信システムにおける通信装置が有するコンピュータを
ネットワーク復号に用いる復号用の情報フレームと、該情報フレームを識別するフレーム識別子とを対応付けて予め記憶している復号情報フレームバッファ手段、
ネットワーク復号により得られた情報フレームであって誤りが含まれている情報フレームと、該情報フレームのフレーム識別子とを対応付けて記憶している通信局情報フレーム記憶手段、
再送を要求された情報フレームを用いてネットワーク符号化された符号化情報フレームであって前記中継局装置が再送要求に応じて送信した符号化情報フレームと、該符号化情報フレームに含まれる情報フレームに対応するフレーム識別子とを受信する受信手段、
受信したフレーム識別子に対応する復号用の情報フレームを前記復号情報フレームバッファ手段から読み出し、読み出した情報フレームを用いて、受信した前記符号化情報フレームから情報フレームを復号するネットワーク復号手段、
前記ネットワーク復号手段が復号した情報フレームのフレーム識別子に対応する情報フレームを前記通信局情報フレーム記憶手段から読み出し、読み出した情報フレームと、前記ネットワーク復号手段が復号した情報フレームとを合成する通信局合成手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2008167141A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Nec Corp | データ伝送方法および装置、それを用いた通信システム |
WO2010056067A2 (en) * | 2008-11-14 | 2010-05-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for harq operation with network coding |
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