JP2011248774A - タッチパネル用入力ペン - Google Patents

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Abstract

【課題】 より操作上の高い自由度を確保することができるタッチパネル用入力ペンを提供すること。
【解決手段】 本発明によるタッチパネル用入力ペン1は、適用対象となるタッチパネルに接触可能な二のペン先2a、3aと、二のペン先2a、3aの相互間の離隔距離を接触の有無及び力に係わらずに調節する調節手段2、3、4を含むことを特徴とすることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、家庭用、業務用等の様々な電子装置において、入力装置として使用されるタッチパネルの入力操作に適用されて好適なタッチパネル用入力ペンに関する。
携帯電話や携帯端末等に代表される電子装置に対してユーザが入力操作を行う入力装置として、現在ではタッチパネルが広く用いられている。タッチパネルはディスプレイの表面側に設けられて、ディスプレイにより表示された画面上の操作ボタン等をユーザが選択する場合に、画面上の操作ボタンの直上のタッチパネルに対応する検出領域を設けておくことにより、ユーザの操作ボタンの押圧による選択を検出して、入力操作に伴う信号を電子装置に入力することができる。
このようなタッチパネルとしてはユーザの指の腹の静電容量を検出する静電容量式を採用したものと、ユーザの指、爪、あるいは、入力操作専用の入力ペンのいずれでも入力操作が可能な抵抗膜式を採用したものとがある。
近年においては、入力操作が上述した単純な選択操作のみならず、ディスプレイにより表示された画面上の複数の領域を選択する、又は、画面上に表示された図形、写真等を拡大縮小、回転する等の比較的複雑な操作を含む傾向があり、この傾向に対応させたものとして、後者の抵抗膜式がより広く用いられるようになってきており、さらに、後者の抵抗膜式においては同時多点入力が可能なタッチパネルが提案されている。
このような同時多点入力のタッチパネルに対応した入力ペンの具体的な形態としては、例えば特許文献1に記載されたようなものがある。特許文献1に記載の入力ペンにおいては、一方側の端部が二股状に形成されて、タッチパネルの文字入力枠内の二点を押下することが提案されており、この入力ペンを用いたタッチパネルにおいては、二点の座標情報を検出してこの座標情報に対応する文字を抽出して表示することが提案されている。
特開2005−151688号公報 特開2009−99031号公報
ところが、このような入力ペンにおいては、一方側の端部を二股状に形成して、タッチパネルに対する接触点を二点とするにあたって、接触点を構成するペン先の相互間の距離を固定とする構成としているため、上述した複数の領域を同時に選択すること及び画面上の図形、写真を回転させることが可能であるものの、対象とする複数の領域がペン先の相互間の距離に基づいて固定されるため、操作上の自由度が低いという問題が生じる。
特には、特許文献1に記載の入力ペンにおいては、画面上に表示された図形、写真等を拡大、縮小するにあたっての比率を、ペン先の相互間の距離に基づいてユーザに選択させることが困難となり、これも操作上の自由度が低いという問題が生じる。
なお、ペン先の相互間の距離をユーザの筆圧すなわちタッチパネルへの接触の有無又は力に基づいて可変とする構成として、特許文献2に記載されたようなペン先を本体に対して弾性を有する棒状体で連結した筆圧検知用の入力ペンも提案されている。
ところが、特許文献2に記載の入力ペンは、入力ペンをタッチパネルに接触させることの有無、又は接触の力に基づいて距離を変化させる構成であるため、ペン先の相互間の距離を筆圧の変化によってのみしか選択することができず、依然として、操作上の自由度が低いという問題が生じる。
本発明は、上記問題に鑑み、操作上の高い自由度を確保することができるタッチパネル用入力ペンを提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、本発明に係るタッチパネル用入力ペンは、
適用対象となるタッチパネルに接触可能な二のペン先と、前記二のペン先の相互間の離隔距離を前記接触の有無及び力に係わらずに調節する調節手段を含むことを特徴とする。
なおここで、前記二のペン先の相互間の離隔距離を前記接触の有無及び力に係わらずに調節するとは、前記タッチパネルに接触しているか否か、接触力が大きいか小さいかにより、調節後の前記離隔距離が影響されることなく、ユーザの意図した値に調節可能であることを示す。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、前記二のペン先の前記離隔距離を調節可能なものとすることによって、前記タッチパネルにおける入力の操作上の自由度を高くすることができる。
これとともに、前記タッチパネルに対する前記二のペン先が接触しているか否かに係わらずに、前記離隔距離を一義的に定めることができ、さらに、前記二のペン先が前記タッチパネルに対して接触する力、つまり、前記タッチパネル用入力ペンの延在方向への力の大小に係わらずに、前記離隔距離を一義的に定めることができる。
このことにより、ユーザは前記タッチパネル用入力ペンの前記タッチパネルに対する押圧操作と、前記離隔距離を調節する操作を別個に行うことができるので、より高い操作上の自由度を確保することができる。
また、前記タッチパネルとの接触点を構成する前記ペン先の相互間の前記離隔距離を可変とすることができるため、前記タッチパネル上の複数の領域を同時に選択することを可能にするととともに、前記ペン先の接触する対象となる複数の領域を前記ペン先の相互間の前記離隔距離に基づいて可変とすることができるため、操作上の自由度を高めることができる。
特に、前記タッチパネルの裏面側に位置するディスプレイの画面上に表示された図形、写真等を拡大、縮小するにあたっての比率を、前記ペン先の相互間の前記離隔距離に基づいてユーザに選択させることを可能とすることができるので、これも操作上の自由度を高めることができる。また、当該図形、写真を回転するにあたって、前記タッチパネル用入力ペンの前記二のペン先の一方を中心として、前記二のペン先の他方を前記タッチパネル上で旋回させるにあたっての旋回半径をユーザの好みに対応させた値とすることを可能なものとして、これによっても操作上の自由度を高めることができる。
ここで、前記タッチパネル用入力ペンは第一の形態として、
前記調節手段が、前記二のペン先をそれぞれ保持する二の保持部を含み、前記二のペン先を相互に離隔する方向に付勢する付勢手段を含むことを特徴とすることができる。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、前述した操作上の自由度が高い前記タッチパネル用入力ペンを比較的簡易に構成することができる。なお、前記二の保持部は、例えばヒンジを介して又は介さないで相互に連結されていてもよい。この場合には、前記付勢手段は例えば通常のスプリングにより構成される。
また、前記二の保持部は、一の帯状の板状部材を中間で折り曲げて、折り曲げ部から視て一方端側を一方の保持部とし、他方端側を他方の保持部とすることもでき、この場合には、当該折り曲げ部に可撓性を付与することにより、当該折り曲げ部により前記付勢手段を構成することができる。
また、前記タッチパネル用入力ペンにおいて、
前記調節手段が、前記二の保持部を前記二のペン先を相互に接近又は接触させる方向に拘束する拘束手段を含むことが好ましい。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、前記拘束手段が、前記付勢手段により発生された力により前記二の保持部を相互に離隔させる変位を拘束するので、例えば、前記拘束手段を前記タッチパネル用入力ペンのキャップとして用いることにより、前記タッチパネル用入力ペンに当該キャップを装着した場合においては、前記二のペン先が相互に最も接近又は接触した状態を選択し、キャップを外した場合においては、前記二のペン先が相互に最も離隔した状態を選択することができる。
さらに、前記タッチパネル用入力ペンにおいて、
前記拘束手段が前記二の保持部の延在方向における第一の位置と第二の位置との間で摺動可能であって、前記拘束手段は前記第一の位置に位置する場合に前記拘束を行うこととしてもよい。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、前記拘束手段を例えば、前記延在方向に摺動可能な円筒状のカバーにより構成して、当該カバーを前記第一の位置に位置させた場合においては、前記二のペン先が相互に最も接近又は接触した状態を選択し、当該カバーを前記第二の位置に位置させた場合においては、前記二のペン先が相互に最も離隔した状態を選択することができる。
加えて、前記タッチパネル用入力ペンにおいて、
前記調節手段が、前記二のペン先の相互間の離隔距離の最大値を制限する制限手段を含むことが好ましい。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、前記二のペン先の相互間の離隔距離の最大値を、予め設定される値に制限することができる。
また、前記タッチパネル用入力ペンにおいて、
前記二のペン先の前記タッチパネルに接触させた場合の摩擦係数を、前記二のペン先の相互間において一方を他方よりも大きくする摩擦係数調整部を含むことが好ましい。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、前記タッチパネル上において、前記二のペン先の内、摩擦係数の大きい方の一方を中心として、摩擦係数の小さい方の他方を旋回させることができ、前記タッチパネル上の旋回を伴う操作をより容易なものとすることができる。
加えて、前記タッチパネル用入力ペンにおいて、
前記二のペン先を最も接近させた場合の前記離隔距離の最小値が、前記適用対象となるタッチパネルの分解能以下であることが好ましい。なお、前記分解能とは前記タッチパネルの有する複数の導電領域の単位長さを示す。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、前記二のペン先を最も接近又は接触させるように、前記保持部相互を接近させた場合において、前記二のペン先の前記タッチパネルに対する二の接触点を、前記タッチパネルの入力操作上においては、一の接触点として処理させることができる。すなわち、前記二のペン先をあたかも一のペン先として扱うことを可能とすることができる。
また、前記タッチパネル用入力ペンにおいて、
前記二のペン先をそれぞれ含む先端部の接近方向外側の外輪郭形状が曲面形状で、接近方向内側の外輪郭形状が相互に密着可能な平面形状であることが好ましい。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、前記二のペン先を最も接近又は接触させるように、前記保持部相互を接近させた場合において、前記二のペン先の形態を通常の接触点が一つの半球状ペン先の形態により高精度に近似させることができる。加えて、前記二のペン先の各々の形状もなるべく鋭利でない形状とすることができる。
前述した形態とは逆に、前記タッチパネル用入力ペンにおいて、
前記二のペン先を最も接近させた場合の前記離隔距離の最小値が、前記適用対象となるタッチパネルの分解能より大きいこととすることもできる。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、用途を上述した複数の領域の同時操作、図形の回転、図形の拡大縮小の操作に絞り込んだ上での、最適な形態を提示することができる。
ここで、前記タッチパネル用入力ペンにおいて、
前記最小値を前記分解能より大きくするように、前記二の保持部の接近する方向の変位を規制する規制手段を含むことが好ましい。なお、当該規制手段は、例えば、前記保持部の相互に対向する面上において突出する突部により構成することができる。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、前記離隔距離の最小値を前記分解能より大きくすることを、比較的簡易な構造により実現することができる。
また、前記タッチパネル用入力ペンにおいて、
前記タッチパネル用入力ペンの延在方向において前記二のペン先に対して反対側に位置する反対側端部がサブペン先を含むことが好ましい。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、前記二のペン先を配置しない側の前記反対側端部をより有効に活用することができる。特には、前記二のペン先の前記離隔距離の最小値を前記分解能より大きくすると、前記二のペン先を一の接触点となる通常ペン先として扱うことができなくなる場合において、当該サブペン先を有することにより、この不都合を解消することができる。
加えて、前記タッチパネル用入力ペンにおいて、
前記反対側端部が前記タッチパネルを清掃可能な清掃手段を含むことが好ましい。なお、当該清掃手段は、例えば綿棒やブラシであって、前記サブペン先に脱着可能に設けられる部品であっても、前記サブペン先と置換可能に設けられる部品であっても、あるいは、前記サブペン先とは別個の部品であってもよい。前記タッチパネル用入力ペンによれば、例えば、前記タッチパネル上又は隅部において清掃が必要となった場合に、指先や爪、別個の部品を用いることなく清掃を行うことができる。
なお、前記タッチパネル用入力ペンは第一の形態として、
前記調節手段が、前記二のペン先をそれぞれ保持する二の保持部を含み、前記保持部のそれぞれがユーザの指先が挿入可能な挿入部を含むことを特徴とすることも可能である。すなわち、前記二の保持部及び当該保持部が含む挿入部は、ユーザの例えば親指と人差し指をそれぞれ挿入する開口を有する袋状の指サックと同様の形態をなす。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、前述した操作上の自由度が高い前記タッチパネル用入力ペンを比較的簡易に構成することができる。
ここで、前記タッチパネル用入力ペンにおいても、
前記二のペン先の前記タッチパネルに接触させた場合の摩擦係数を、前記二のペン先の相互間において一方を他方よりも大きくする摩擦係数調整部を含むことが好ましい。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、所謂指サック形態においても、前記タッチパネル上において、前記二のペン先の内摩擦係数の大きい方の一方を中心として、摩擦係数の小さい方の他方を旋回させることができ、前記タッチパネル上の旋回を伴う操作をより容易なものとすることができる。
さらに、前記タッチパネル用入力ペンにおいて、
前記二のペン先を最も接近させた場合の前記離隔距離の最小値が、前記適用対象となるタッチパネルの分解能以下であることが好ましい。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、所謂指サック形態においても、前記二のペン先を最も接近又は接触させるように、前記保持部相互を接近させた場合において、前記二のペン先の前記タッチパネルに対する二の接触点を、前記タッチパネルの入力操作上においては、一の接触点として処理させることができる。つまりここでも、前記二のペン先をあたかも一のペン先として扱うことを可能とすることができる。
加えて、前記タッチパネル用入力ペンにおいて、
前記二のペン先の接近方向外側の外輪郭形状が曲面形状で、接近方向内側の外輪郭形状が相互に密着可能な平面形状であることが好ましい。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、所謂指サック形態においても、前記二のペン先を最も接近又は接触させるように、前記保持部相互を接近させた場合において、前記二のペン先の形態を通常の接触点が一つの半球状ペン先の形態により高精度に近似させることができる。加えて、前記二のペン先の各々の形状もなるべく鋭利でない形状とすることができる。
さらに、前記タッチパネル用入力ペンにおいて、
前記二のペン先を最も接近させた場合の前記離隔距離の最小値が、前記適用対象となるタッチパネルの分解能より大きいこととしてもよい。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、所謂指サック形態においても、用途を上述した複数の領域の同時操作、図形の回転、図形の拡大縮小の操作に絞り込んだ上での、最適な形態を提示することができる。
また、前記タッチパネル用入力ペンにおいて、
前記最小値を前記分解能より大きくするように、前記二の保持部の接近する方向の変位を規制する規制手段を含むこととしてもよい。
前記タッチパネル用入力ペンによれば、前記離隔距離の最小値を前記分解能より大きくすることを、比較的簡易な構造により実現することができる。
本発明によれば、より操作上の高い自由度を確保することができるタッチパネル用入力ペンを提供することができる。
本発明に係るタッチパネル用入力ペンの一実施形態を示す模式斜視図である。 本発明に係るタッチパネル用入力ペンの一実施形態の一部を示す模式斜視図である。 本発明に係るタッチパネル用入力ペンの一実施形態を示す模式斜視図である。 本発明に係るタッチパネル用入力ペンの一実施形態を示す模式図である。 本発明に係るタッチパネル用入力ペンの一実施形態を示す模式図である。 本発明に係るタッチパネル用入力ペンの一実施形態を示す模式図である。 本発明に係るタッチパネル用入力ペンの一実施形態の一部を示す模式図である。 本発明に係るタッチパネル用入力ペンの一実施形態の一部を示す模式断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1(a)(b)は、本実施例1のタッチパネル用入力ペン1の一実施形態を示す模式図である。
図1に示すように、本実施例1のタッチパネル用入力ペン1は、ここでは図示しない適用対象となるタッチパネルに対して接触可能な二のペン先2a、3aと、二のペン先2a、3aをそれぞれ保持する二の保持部2、3を含み、二のペン先2a、3aを相互に離隔する方向に付勢する付勢手段としてのスプリング4を含む。なお、ペン先2a、3aは例えばポリアセタール等の比較的硬度の低い材質により、ここでは保持部2、3の一部として構成され、タッチパネルの表面を保護する機能を高めている。
保持部2、3は例えばペン先2a、3aと反対側に延びる延長部を有しており、この延長部が例えば中空状のホルダ5に挿入嵌合されて、保持部2、3はホルダ5を介して相互に連結される。保持部2、3の相互に対向する面の間にはスプリング4の両端がそれぞれ係止され、保持部2、3とスプリング4は、二のペン先2a、3aの相互間の離隔距離Dを、タッチパネルに対する接触の有無及び力に係わらずに調節する調節手段を構成する。
また、本実施例1においては、図1(a)に示される二のペン先2a、3aを最も接近させた場合の離隔距離Dの最小値が、適用対象となるタッチパネルの分解能以下であることとしている。なお、分解能とは例えばタッチパネルの有する複数の導電領域の単位長さつまりセグメント距離を示す。加えて、本実施例1においては、図1(a)(b)に示すように、二のペン先2a、3aをそれぞれ含む先端部の接近方向外側の外輪郭形状が曲面形状で、接近方向内側の外輪郭形状が相互に密着可能な平面形状としている。
すなわち、図1に示すタッチパネル用入力ペン1においては、ユーザの手に保持された状態で、保持部2、3が相互に接近する方向にユーザが把持する力HFが作用した場合に、図1(a)に示すように、ペン先2a、3aが最も近接し接触した状態が選択され、逆にユーザが把持する力HFを緩めた場合に、ペン先2a、3aが相互に離隔する方向に変位されて、ユーザが把持する力HFをさらに緩めた場合に、図1(b)に示すように、ペン先2a、3aが最も離隔する状態が選択される。
つまり、ペン先2a、3a相互間の図1に示す離隔距離Dをユーザの意図に基づいて自由に選択する選択操作を行った上で、タッチパネルに対する複数点の入力操作や、タッチパネルの裏面側に位置するディスプレイ上の画像や図形の回転を行うことができ、さらに、タッチパネルにペン先2a、3aを接触させた後、ペン先2a、3aの相互間の離隔距離Dを拡大又は縮小する操作により、画像や図形の拡大縮小する操作を高い自由度でユーザに実行させることができる。
このように、本実施例1のタッチパネル用入力ペン1によれば、操作上の自由度が高いタッチパネル用入力ペン1を比較的簡易に構成することができる。また、本実施例1においては、図1(a)に示すように二のペン先2a、3aを最も接近又は接触させるように、保持部2、3相互間を接近させた場合において、二のペン先2a、3aのタッチパネルに対する二の接触点を、タッチパネルの入力操作上においては、一の接触点として処理させることができ、二のペン先2a、3aを入力操作処理上においてあたかも一のペン先として扱うことができる。
さらに、本実施例1においては、二のペン先2a、3aを最も接近又は接触させるように、保持部2、3相互を接近させた場合において、二のペン先2a、3aの形態を通常の接触点が一つの半球状ペン先の形態とほぼ同等の形態とすることができるとともに、二のペン先2a、3aの各々の形状もなるべく鋭利でない形状とすることができる。これにより、タッチパネルの表面を保護するにあたってより有利な形態とすることができる。
本実施例1においては、図1に示す離隔距離Dをユーザの把持力HFに基づいて調節する構成を示したが、別途の部品を用いて調節することもできる。以下それについての実施例2について述べる。
図2(a)(b)は、本実施例2のタッチパネル用入力ペン11の一実施形態を示す模式図である。本実施例2のタッチパネル用入力ペン11における、実施例1に示したタッチパネル用入力ペン1に対して同一の構成要素については同一の符号を付し、重複する説明は割愛する。
図2に示すように、本実施例2のタッチパネル用入力ペン11においては、実施例1に示した構成に加えて、二の保持部2、3を二のペン先2a、3aを相互に接近又は接触させる方向に拘束する拘束手段としての円筒状のカバー6がホルダ5又は保持部2、3の外周面上に、二の保持部2、3の延在方向における図2(a)に示す第一の位置と図2(b)に示す第二の位置との間で摺動可能に設けられる。カバー6は、図2(a)で示す第一の位置に位置する場合に、前述した拘束を行うこととしている。
本実施例2のタッチパネル用入力ペン11によれば、カバー6を延在方向すなわち図2中の上下方向に移動させて、図2(a)に示す第一の位置に位置させることにより、二のペン先2a、3aの相互間の離隔距離Dを最小値とし、図2(b)に示す第二の位置に位置させることにより、離隔距離Dを最大とする調節又は選択操作を実行することができる。なお、本実施例2に示したカバー6に換えて、保持部2、3及びホルダ5に対して脱着可能なキャップを拘束手段として用いることもできる。
実施例1及び本実施例2においては、図1に示す離隔距離Dを把持力HF又はカバー6の移動に基づいて調節する構成を示したが、離隔距離Dの最大値について制限する構成を加えることもできる。以下それについての実施例3について述べる。
図3(a)(b)は、本実施例3のタッチパネル用入力ペン21の一実施形態を示す模式図である。本実施例3のタッチパネル用入力ペン21における、実施例1に示したタッチパネル用入力ペン1に対して同一の構成要素については同一の符号を付し、重複する説明は割愛する。
図3に示すように、本実施例3のタッチパネル用入力ペン21においては、実施例1に示した構成に加えて、二のペン先2a、3aの相互間の離隔距離Dの最大値を制限する制限手段としてリンク機構7を含むこととしている。
本実施例3のタッチパネル用入力ペン21によれば、二のペン先2a、3aの相互間の離隔距離Dの最大値を、適用されるタッチパネルや対象とするユーザに基づいて予め設定される値に制限することができる。
実施例1〜3においては、二のペン先2a、3aのタッチパネルに対する摩擦係数について相互に差違を設けていないが、一方の摩擦係数を他方よりも大きくすることもできる。以下それについての実施例4について述べる。
図4は、本実施例4のタッチパネル用入力ペン31の一実施形態を示す模式図である。本実施例4のタッチパネル用入力ペン31における、実施例2に示したタッチパネル用入力ペン11に対して同一の構成要素については同一の符号を付し、重複する説明は割愛する。
本実施例4のタッチパネル用入力ペン31は、二のペン先2a、3aのタッチパネルに接触させた場合の摩擦係数を、二のペン先2aの相互間において一方であるペン先3aを他方のペン先2aよりも大きくする摩擦係数調整部として、ゴムキャップ8を含み、ゴムキャップ8は、ペン先3aを外包する形態を有する。
本実施例4のタッチパネル用入力ペン31によれば、タッチパネル上において、二のペン先2a、3aの内、摩擦係数の大きい方のペン先3aを中心として、摩擦係数の小さい方のペン先2aを旋回させることができる。この旋回操作に伴って、タッチパネルにおけるディスプレイにより表示された画像や図形の回転操作、及び、タッチパネル上における円の描画操作における半径の選択、円の描画操作を伴う画面上の選択範囲の設定等の操作をより容易なものとすることができる。
実施例1〜4においては、二のペン先2a、3aの相互間の離隔距離Dの最小値について制限を設けていないが、この離隔距離Dの最小値についても制限することもできる以下それについての実施例5について述べる。
図5は、本実施例5のタッチパネル用入力ペン41の一実施形態を示す模式図であり、図6は、本実施例5のタッチパネル用入力ペン41の一実施形態を適用されるタッチパネルのセグメント距離とともに示す模式図である。
本実施例5のタッチパネル用入力ペン41は、実施例1に示したタッチパネル用入力ペン1を基本として、ペン先2a、3aの形態をそれぞれが半球面状の形態に変更し、保持部2、3の相互に対向する面上に突部2b、3bを設けたものである。
この突部2b、3bは、二の保持部2、3を相互に近接方向に変位させてある距離以下まで相互に接近した場合に当接し、二の保持部2、3が相互に接近する方向の変位を規制する規制手段を構成し、これにより、本実施例5においては、図6に示すように、ペン先2a、3a相互間の離隔距離Dの最小値を、図6に格子状で示すタッチパネルの分解能すなわちセグメント距離DSより大きくしている。
本実施例5のタッチパネル用入力ペン41によれば、離隔距離Dの最小値をタッチパネルの分解能より大きくすることを、二の保持部2、3に設けた比較的簡易な構成である突部2b、3bにより実現することができる。これにより、タッチパネル用入力ペン41の用途を、タッチパネル上の複数の領域の同時操作、図形の回転、図形の拡大縮小の操作に絞り込んだ上で、最適な形態を提示することができる。
なお、上記実施例1〜4に示した形態においては、二のペン先2a、3aの相互間の離隔距離Dの最小値を、タッチパネルの分解能以下とすることよって、最も近接させた場合の二のペン先2a、3aの二の接触点を一の接触点として処理することが可能となるが、二のペン先2a、3aと反対側に別個の分割不能の通常ペン先を設けることとして、離隔距離Dの最小値についての分解能による束縛を解消することができる。以下それについての実施例6について述べる。
図7は、本実施例6のタッチパネル用入力ペン51の一実施形態を示す模式図である。
本実施例6のタッチパネル用入力ペン51は、実施例2に示したタッチパネル用入力ペン11を基本として、ホルダ5のペン先2a、3aに対して反対側端部の形態を半球面状の形態に変更したサブペン先5aを含むこととしている。
本実施例6のタッチパネル用入力ペン51によれば、二のペン先2a、3aを配置しない側の反対側端部を有効活用して、二のペン先2a、3aの離隔距離Dの最小値をタッチパネルの分解能より大きくした場合に、二のペン先2a、3aを一の接触点となる通常ペン先として扱うことができなくなる場合においても、サブペン先5aによる一の接触点による入力操作を行うことができる。
なお、サブペン先5aは、半球状の表面を有するブラシ9に置換することができる。これによれば、例えば、タッチパネル上又は隅部において清掃が必要となった場合に、指先や爪、別個の部品を用いることなく清掃を行うことができる。これにより、特にはタッチパネル上の清潔度を高めることができる。
実施例1〜6においては、二のペン先2a、3aの相互間の離隔距離Dを調整する調整手段として、保持部2、3とスプリング4を備える構成を示したが、以下に示すような指サック形態とすることもできる。以下それについての実施例7について述べる。
図8は、本実施例7のタッチパネル用入力ペン61の一実施形態を示す模式図である。
本実施例7のタッチパネル用入力ペン61は、調整手段として、二のペン先22a、23aをそれぞれ保持する二の保持部22、23を含み、保持部22、23のそれぞれがユーザの指先が挿入可能な挿入部22b、23bを含む。ここで二の保持部22、23及び保持部22、23が含む挿入部22b、23bは、ユーザの親指と人差し指をそれぞれ挿入する開口を有する袋状の指サックをなす。
本実施例7のタッチパネル用入力ペン61によれば、操作上の自由度が高いタッチパネル用入力ペンを比較的簡易に構成することができる。
なお、本実施例7のタッチパネル用入力ペン61においても、二のペン先22a、23aのタッチパネルに接触させた場合の摩擦係数を、二のペン先の相互間において一方を他方よりも大きくする図示しない摩擦係数調整部を含んでもよい。さらに、二のペン先22a、23aを最も接近させた場合の離隔距離の最小値が、適用対象となるタッチパネルの分解能以下であることとしてもよい。加えて、二のペン先22a、23aの接近方向外側の外輪郭形状が曲面形状で、接近方向内側の外輪郭形状が相互に密着可能な平面形状であることとしてもよい。
また、二のペン先22a、23aを最も接近させた場合の離隔距離の最小値が、適用対象となるタッチパネルの分解能より大きいこととし、最小値を分解能より大きくするように、二の保持部22a、23aの接近する方向の変位を規制する規制手段を含むこととしてもよい。
以上本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明は上述した実施例に制限されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形および置換を加えることができる。
本発明は、タッチパネル用入力ペンに関するものであり、操作上の高い自由度を確保することができるタッチパネル用入力ペンを提供することができるので、家庭用、オフィス用、産業上の電子機器に適用して有益なものである。
1 タッチパネル用入力ペン
2 保持部
2a ペン先
2b 突部(規制手段)
3 保持部
3a ペン先
3b 突部(規制手段)
4 スプリング(付勢手段)
5 ホルダ
6 カバー
7 リンク機構(制限手段)
8 ゴムキャップ(摩擦係数調整部)
9 ブラシ(清掃手段)
11 タッチパネル用入力ペン
21 タッチパネル用入力ペン
31 タッチパネル用入力ペン
41 タッチパネル用入力ペン
51 タッチパネル用入力ペン
61 タッチパネル用入力ペン
22 保持部
22a ペン先
22b 挿入部
23 保持部
23a ペン先
23b 挿入部

Claims (18)

  1. 適用対象となるタッチパネルに接触可能な二のペン先と、前記二のペン先の相互間の離隔距離を前記接触の有無及び力に係わらずに調節する調節手段を含むことを特徴とするタッチパネル用入力ペン。
  2. 前記調節手段が、前記二のペン先をそれぞれ保持する二の保持部を含み、前記二のペン先を相互に離隔する方向に付勢する付勢手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル用入力ペン。
  3. 前記調節手段が、前記二の保持部を前記二のペン先を相互に接近又は接触させる方向に拘束する拘束手段を含むことを特徴とする請求項2に記載のタッチパネル用入力ペン。
  4. 前記拘束手段が前記二の保持部の延在方向における第一の位置と第二の位置との間で摺動可能であって、前記拘束手段は前記第一の位置に位置する場合に前記拘束を行うことを特徴とする請求項3に記載のタッチパネル用入力ペン。
  5. 前記調節手段が、前記二のペン先の相互間の離隔距離の最大値を制限する制限手段を含むことを特徴とする請求項4に記載のタッチパネル用入力ペン。
  6. 前記二のペン先の前記タッチパネルに接触させた場合の摩擦係数を、前記二のペン先の相互間において一方を他方よりも大きくする摩擦係数調整部を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のタッチパネル用入力ペン。
  7. 前記二のペン先を最も接近させた場合の前記離隔距離の最小値が、前記適用対象となるタッチパネルの分解能以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のタッチパネル用入力ペン。
  8. 前記二のペン先をそれぞれ含む先端部の接近方向外側の外輪郭形状が曲面形状で、接近方向内側の外輪郭形状が相互に密着可能な平面形状であることを特徴とする請求項7に記載のタッチパネル用入力ペン。
  9. 前記二のペン先を最も接近させた場合の前記離隔距離の最小値が、前記適用対象となるタッチパネルの分解能より大きいことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のタッチパネル用入力ペン。
  10. 前記最小値を前記分解能より大きくするように、前記二の保持部の接近する方向の変位を規制する規制手段を含むことを特徴とする請求項9に記載のタッチパネル用入力ペン。
  11. 前記タッチパネル用入力ペンの延在方向において前記二のペン先に対して反対側に位置する反対側端部がサブペン先を含むことを特徴とする請求項1〜10に記載のタッチパネル用入力ペン。
  12. 前記反対側端部が前記タッチパネルを清掃可能な清掃手段を含むことを特徴とする請求項11に記載のタッチパネル用入力ペン。
  13. 前記調節手段が、前記二のペン先をそれぞれ保持する二の保持部を含み、前記保持部のそれぞれがユーザの指先が挿入可能な挿入部を含むことを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル用入力ペン。
  14. 前記二のペン先の前記タッチパネルに接触させた場合の摩擦係数を、前記二のペン先の相互間において一方を他方よりも大きくする摩擦係数調整部を含むことを特徴とする請求項13に記載のタッチパネル用入力ペン。
  15. 前記二のペン先を最も接近させた場合の前記離隔距離の最小値が、前記適用対象となるタッチパネルの分解能以下であることを特徴とする請求項13又は14に記載のタッチパネル用入力ペン。
  16. 前記二のペン先の接近方向外側の外輪郭形状が曲面形状で、接近方向内側の外輪郭形状が相互に密着可能な平面形状であることを特徴とする請求項13〜15のいずれか一項に記載のタッチパネル用入力ペン。
  17. 前記二のペン先を最も接近させた場合の前記離隔距離の最小値が、前記適用対象となるタッチパネルの分解能より大きいことを特徴とする請求項13又は14に記載のタッチパネル用入力ペン。
  18. 前記最小値を前記分解能より大きくするように、前記二の保持部の接近する方向の変位を規制する規制手段を含むことを特徴とする請求項17に記載のタッチパネル用入力ペン。
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