JP2011247694A - 無機成分の溶出方法、無機成分の分析方法、無機成分の溶出装置、および無機成分の分析装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、無機物を含む物質と水とを耐圧密閉容器に装入する装入ステップと(ステップS101)、前記耐圧密閉容器を75℃〜370℃に加温して、収容される水を飽和蒸気圧以上の高温高圧水にする加温ステップと(ステップS103)、前記加温ステップで生成した前記高温高圧水と前記無機物を含有する物質との接触により前記物質中の無機成分を前記高温高圧水中に溶出させる溶出ステップと(ステップS104)、を含むことを特徴とする。
【選択図】図2
Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る無機成分の分析装置100の断面図である。分析装置100は、検体となる鉄鋼スラグ等の無機物を含有する物質と水とを収容する耐圧密閉容器1と、耐圧密閉容器1を加熱し、内部の水を高温高圧水にする加熱用ヒーター2と、高温高圧水での処理後、耐圧密閉容器1内の高温高圧水を排出する処理水排出ライン8と、処理水排出ライン8から排出された高温高圧水中の無機成分の溶出量を分析する元素分析装置6と、各部を制御する制御部7と、を備える。本実施の形態1では、鉄鋼スラグを検体とした場合について説明する。
(1)
τ=1−T[K]/Tc ・・・ (2)
上記式(1)および(2)において、A=−7.76451、B=1.45838、C=−2.7758、D=−1.23303、Tc=647.3K、Pc=22120kPA(使用範囲275K〜647.3K)である。
所定時間溶出させた後、制御部7は、圧力調整弁3を調整して耐圧密閉容器1から高温高圧水を貯留容器4に排出させる(ステップS105)。
本実施の形態2にかかる無機成分の分析方法および分析装置は、鉄鋼スラグ等の無機物を含有する物質と高温高圧水との接触処理を、高温高圧水を直接耐圧密閉容器に連続的に供給しながら、排出するフロー処理とする。本実施の形態2は、耐圧密閉容器1内への鉄鋼スラグ等の被検体の装入量を実施の形態1より大きくすることができ、また、高温高圧水の鉄鋼スラグ等の被検体に対する供給比を大きくすることが出来るので、高温高圧水中への無機成分の溶出量をより大きくすることができる。
耐圧密閉容器内に粒径を2mm以下に調整した鉄鋼スラグ2gと、スラグの3倍量の純水6mlを収容し、耐圧密閉容器を密閉した後、25〜300℃に調整したエアオーブン内で6時間保持した(耐圧密閉容器内は飽和蒸気圧以上)。所定時間後、耐圧密閉容器をエアオーブンから取り出し、放冷し、耐圧密閉容器内の水を5Bのろ紙にてろ過し、ろ液を25mlに希釈後、蛍光検出(B−クロムトロープ酸錯体)/高速液体クロマトグラフ法でホウ素を定量し、処理前の鉄鋼スラグ中のホウ素含有量に対する高温高圧水に溶出した割合を、溶出率として求めた。結果を表1に示す。
耐圧密閉容器内に粒径を2mm以下に調整した鉄鋼スラグ5gを収容する。スラグを収容した耐圧密閉容器を加熱用オーブン内で150〜290℃に加熱し、耐圧密閉容器を、高温高圧水を供給する高温高圧水供給ラインと高温高圧水を排出する排出ラインと接続する。ライン接続の後、高温高圧水供給ラインにより、耐圧密閉容器内に150〜290℃、18Mpaの高温高圧水を0.6ml/minで通液する。耐圧密閉容器の前後に設置した圧力調整弁で耐圧密閉容器内の圧力および温度を調整しながら、排出ラインから排出される高温高圧水をフラクションコレクターで10分毎に分取する。分取した検液について、無機成分の溶出量を元素分析装置により分析した。元素分析装置としてICP発光分析法を用いた場合には、検体を、ネブライザーを介して霧状としてから高温のプラズマ中に導入し、各元素固有の波長における発光強度を測定した。発光強度は、各元素の標準溶液を合成して作成した検量線を用いて、各元素量に換算した。結果を図9に示す。
2、15 加熱用ヒーター
3、12 圧力調整弁
4 貯留容器
5 電磁弁
6 元素分析装置
7、27、37 制御部
8、28 処理水排出ライン
9、16 温度センサー
10 貯水槽
11 送液ポンプ
13 コイル
14 高温高圧水供給ライン
17 フラクションコレクター
24 温水供給ライン
100、200、300、400 分析装置
Claims (13)
- 無機物を含有する物質からの無機成分の溶出方法であって、
前記無機物を含有する物質と水とを耐圧密閉容器に装入する装入ステップと、
前記耐圧密閉容器を75℃〜370℃に加温して、収容される水を飽和蒸気圧以上の高温高圧水にする加温ステップと、
前記加温ステップで生成した前記高温高圧水と前記無機物を含有する物質との接触により前記無機物を含有する物質中の無機成分を前記高温高圧水中に溶出させる溶出ステップと、
を含むことを特徴とする無機成分の溶出方法。 - 無機物を含有する物質からの無機成分の溶出方法であって、
前記無機物を含有する物質を耐圧密閉容器に装入する装入ステップと、
高温高圧水供給手段により、前記耐圧密閉容器に75〜370℃、かつ飽和蒸気圧以上の高温高圧水を供給する供給ステップと、
前記供給ステップにより、前記耐圧密閉容器に75℃〜370℃に調整した飽和蒸気圧以上の高温高圧水を所定量供給した後、前記耐圧密閉容器内の高温高圧状態を保持しながら、前記高温高圧水を前記耐圧密閉容器内に連続的に供給し、かつ排出させて前記無機物を含有する物質中の無機成分を前記高温高圧水中に溶出させる溶出ステップと、
を含むことを特徴とする無機成分の溶出方法。 - 無機物を含有する物質から高温高圧水に溶出した無機成分の分析方法であって、
前記無機物を含有する物質と水とを耐圧密閉容器に装入する装入ステップと、
前記耐圧密閉容器を75℃〜370℃に加温して、収容される水を飽和蒸気圧以上の高温高圧水にする加温ステップと、
前記加温ステップで生成した前記高温高圧水と前記無機物を含有する物質との接触により無機物を含有する物質中の無機成分を前記高温高圧水中に溶出させる溶出ステップと、
前記耐圧密閉容器から前記高温高圧水を貯留手段に排出し、排出した高温高圧水を分取して、該高温高圧水中に溶出した無機成分の溶出量を分析する分析ステップと、
を含むことを特徴とする無機成分の分析方法。 - 無機物を含有する物質から高温高圧水に溶出した無機成分の分析方法であって、
前記無機物を含有する物質を耐圧密閉容器に装入する装入ステップと、
高温高圧水供給手段により、前記耐圧密閉容器に75〜370℃、かつ飽和蒸気圧以上の高温高圧水を供給する供給ステップと、
前記供給ステップにより、前記耐圧密閉容器に75℃〜370℃に調整した飽和蒸気圧以上の高温高圧水を所定量供給した後、前記耐圧密閉容器内の高温高圧状態を保持しながら、前記高温高圧水を前記耐圧密閉容器内に連続的に供給し、かつ排出させて前記無機物を含有する物質中の無機成分を前記高温高圧水中に溶出させる溶出ステップと、
前記耐圧密閉容器から前記高温高圧水を貯留手段に排出し、排出した高温高圧水を分取して、該高温高圧水中に溶出した無機成分の溶出量を分析する分析ステップと、
を含むことを特徴とする無機成分の分析方法。 - 無機物を含有する物質からの高温高圧水に溶出した無機成分の分析方法であって、
前記無機物を含有する物質を耐圧密閉容器に装入する装入ステップと、
高温高圧水供給手段により、前記耐圧密閉容器に75〜370℃、かつ飽和蒸気圧以上の高温高圧水を供給する供給ステップと、
前記供給ステップにより、前記耐圧密閉容器に75℃〜370℃に調整した飽和蒸気圧以上の高温高圧水を所定量供給した後、前記耐圧密閉容器内の高温高圧状態を保持しながら、前記高温高圧水を前記耐圧密閉容器内に連続的に供給し、かつ排出させて前記無機物を含有する物質中の無機成分を前記高温高圧水中に溶出させる溶出ステップと、
前記耐圧密閉容器から貯留手段に排出される前記高温高圧水を所定間隔で分取する分取ステップと、
前記分取ステップで分取した検液中の無機成分の溶出量を分析する分析ステップと、
を含むことを特徴とする無機成分の分析方法。 - 前記無機物を含有する物質は、鉄鋼スラグであることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の無機成分の分析方法。
- 前記無機物を含有する物質は、土壌であることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の無機成分の分析方法。
- 無機物を含有する物質を収容する耐圧密閉容器と、
前記耐圧密閉容器に、75〜370℃、かつ飽和蒸気圧以上の高温高圧水を供給する供給手段と、
前記耐圧密閉容器を加温して、前記耐圧密閉容器内に供給された高温高圧水を所定の高温高圧状態に保持する加熱手段と、
前記耐圧密閉容器内の高温高圧水を排出する排出手段と、
前記耐圧密閉容器内に前記供給手段から前記高温高圧水を所定量供給した後、前記耐圧密閉容器内の高温高圧状態を保持しながら、前記供給手段と前記排出手段とにより前記高温高圧水を前記耐圧密閉容器内に連続的に供給し、かつ、排出させることにより前記無機物を含有する物質中の無機成分を前記高温高圧水中に溶出するよう制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする無機成分の溶出装置。 - 無機物を含有する物質と水とを収容する耐圧密閉容器と、
前記耐圧密閉容器を加温して前記耐圧密閉容器内の水を75〜370℃、かつ飽和蒸気圧以上の高温高圧水にする加熱手段と、
前記耐圧密閉容器内の高温高圧水を貯留手段に排出する排出手段と、
前記排出手段により前記貯留手段に排出された高温高圧水中の無機成分の溶出量を分析する元素分析手段と、
を備えることを特徴とする無機成分の分析装置。 - 無機物を含有する物質を収容する耐圧密閉容器と、
前記耐圧密閉容器に、75〜370℃、かつ飽和蒸気圧以上の高温高圧水を供給する供給手段と、
前記耐圧密閉容器を加温して、前記耐圧密閉容器内に供給された高温高圧水を所定の高温高圧状態に保持する加熱手段と、
前記耐圧密閉容器内の高温高圧水を貯留手段に排出する排出手段と、
前記耐圧密閉容器内に前記供給手段から前記高温高圧水を所定量供給した後、前記耐圧密閉容器内の高温高圧状態を保持しながら、前記供給手段と前記排出手段とにより前記高温高圧水を前記耐圧密閉容器内に連続的に供給し、かつ、排出させることにより前記無機物を含有する物質中の無機成分を前記高温高圧水中に溶出させるよう制御する制御手段と、
前記貯留手段に排出された高温高圧水中の無機成分の溶出量を分析する元素分析手段と、
を備えることを特徴とする無機成分の分析装置。 - 前記貯留手段に排出される高温高圧水を所定間隔で分取する検液分取手段を備え、
前記元素分析手段は、前記検液分取手段が分取した高温高圧水を分析することを特徴とする請求項10に記載の無機成分の分析装置。 - 前記無機物を含有する物質は、鉄鋼スラグであることを特徴とする請求項9〜11のいずれか一つに記載の無機成分の分析装置。
- 前記無機物を含有する物質は、土壌であることを特徴とする請求項9〜11のいずれか一つに記載の無機成分の分析装置。
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