JP2011247132A - ダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプ - Google Patents

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Abstract

【課題】ダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプの製造コストを低下させ、圧力変動を緩和させる効果を高める。
【解決手段】燃料デリバリパイプは、底壁11、天井壁12及びこの両壁の長手方向に沿った各側端縁部を一体的に連結する2つの側壁13,14よりなるとともに両側壁には底壁及び天井壁の両側端縁に連結される両側縁に沿って角アール部13a,13b,14a,14bを設けた一定断面形状の薄肉管材を所定長に切断したケース本体10、並びにこのケース本体の長手方向両端を液密に閉じる1対のキャップ部16a,16bにより構成される。天井壁の横断面形状は少なくとも1つの麓部12aと少なくとも1つの頂部12bとこの両部分を連結する少なくとも1つの凹んだ傾斜部12cよりなるものとして、麓部となる天井壁の一方の側端縁部は一方の側壁を介して底壁の一方の側端縁部に連結する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子制御燃料噴射式エンジンに燃料を供給するのに使用するダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプに関する。
この種の燃料デリバリパイプとしては、例えば本件特許出願人の出願に係る特願2009−290993号(特許文献1)がある。これは、プレス加工により成形された細長い上部ケースと下部ケースをろう付けにより一体的に接合して燃料デリバリパイプを形成し、下部ケースに燃料噴射弁が連結される複数個のソケットを所定の間隔で一体的に結合したものである。この燃料デリバリパイプは、下部ケースに設けた複数のソケットを、多気筒エンジンの各燃料噴射弁に液密に連結して使用され、燃料ポンプから燃料供給管を介して燃料デリバリパイプ内に供給された所定圧の燃料は、コントロールユニットにより各燃料噴射弁を開閉制御することにより、作動条件に応じた最適な量がエンジンに供給されるようになっている。このような燃料デリバリパイプを含む燃料配管系では、各燃料噴射弁の開閉に伴い燃料デリバリパイプの内部の燃料圧力が変動し、このため燃料噴射量のばらつきが生じて空燃比を目標範囲内に保つことができなくなるおそれがあるが、この問題は燃料デリバリパイプの各板部の厚さを薄くし、燃料圧力の変動に応じて各板部をその板厚方向に変位させ内部空間の容積を変動させて圧力変動を緩和させることにより解決することが可能である。この特許文献1では、上部ケースの天井壁の横断面は、幅方向一側の頂壁と、それより低い幅方向他側の中間壁と、この両壁をつなぐ傾斜壁よりなる緩い段状(特許文献1の図3参照)とし、あるいは幅方向中央の頂壁と、それより低い両側の中間壁と、この両壁をつなぐ傾斜壁よりなる緩い凸形状(特許文献1の図4参照)としている。このよう特許文献1の中間壁と傾斜面よりなる部分は、外側から見て凹んだ形であるので内部からの圧力により変形しやすくなるとともに、全体としても傾斜しているのでこの部分の横幅は燃料デリバリパイプの断面の縦横の寸法の割りに大きくなり、この横幅の増大により内部圧力に対するこの部分の板厚方向の撓みが増大するので、圧力変動を緩和させる効果を増大させることができる。
特願2009−290993号(平成21年12月22日出願)
しかしながら、特許文献1の技術では、上部ケースを下部ケースに被せてろう付けにより液密に一体的に接合しており、この両ケースの各成形型は構造が複雑な絞り型となり、また両ケースの接合面の隙間を減少させるために高精度を必要とするので高価なものとなり、これに加え燃料デリバリパイプの平面形状の全周にわたりろう付けを必要としてその長さも大きくなるので、製造コストが増大するという問題がある。また上述した特許文献1の技術では、側壁の高さ方向の一部に両ケースが板厚方向に重なるろう付け部が生じ、このろう付け部は角アール部として曲げることはできないので、底壁と天井壁の中間壁との間の距離を短くすることができず、天井壁の頂壁と中間壁の間の高低差を大きくすることができない。従って周囲に配置される部品により燃料デリバリパイプの断面の縦横の寸法が制限された場合、中間壁と傾斜面よりなる傾斜した部分の両端部を結ぶ傾斜角を増大させてその部分の横幅を充分に増大させることはできないので、圧力変動を緩和させる効果を充分に増大させることができないという問題がある。本発明はこのような各問題を解決することを目的とする。
このために、本発明によるダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプは、燃料噴射弁が連結される複数のソケットが設けられた平坦で細長い底壁を含む複数の壁部により形成される閉じられた内部空間を備え、この内部空間に燃料ポンプから所定圧の燃料を供給し、燃料噴射弁をコントロールユニットにより開閉制御して燃料を噴射し、燃料噴射弁の開閉による内部空間内の燃料圧力の変動に応じて各壁部を撓ませて内部空間の容積を変動させることにより内部空間内の燃料圧力の変動を緩和させて燃料噴射量のばらつきを減少させるようにしたダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、底壁、この底壁と対向する天井壁、及びこの両壁の長手方向に沿った各側端縁部を一体的に連結する2つの側壁よりなるとともに、この両側壁には底壁及び天井壁の両側端縁に連結される両側縁に沿って曲げに必要な角アール部を設けた一定断面形状の薄肉管材を所定長に切断したケース本体、並びにこのケース本体の長手方向両端を液密に閉じる1対のキャップ部により構成され、天井壁の横断面形状は少なくとも1つの麓部と少なくとも1つの頂部とこれらの各麓部と頂部を連結する少なくとも1つの凹んだ傾斜部よりなるものとして、麓部となる天井壁の一方の側端縁部は一方の側壁を介して底壁の一方の側端縁部に連結したことを特徴とするものである。
前項に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、麓部となる天井壁の一方の側端縁部を底壁の一方の側端縁部に連結する一方の側壁は角アール部のみからなるものとすることが好ましい。
前2項に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、天井壁の横断面形状は、天井壁の一方の側端縁部となる1つの麓部と、天井壁の他方の側端縁部となる1つの頂部と、この麓部と頂部を連結する1つの凹んだ傾斜部よりなるものとし、麓部となる天井壁の一方の側端縁部は一方の側壁を介して底壁の一方の側端縁部に連結し、頂部となる天井壁の他方の側端縁部は他方の側壁を介して底壁の他方の側端縁部に連結することが好ましい。
請求項1または請求項2に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、天井壁の横断面形状は、天井壁の両側端縁部となる1対の麓部と、天井壁の中央部に位置する1つの頂部と、これらの1対の麓部と頂部を連結する1対の凹んだ傾斜部よりなるものとし、麓部となる天井壁の各側端縁部は両側壁の何れか一方を介して底壁の各側端縁部に連結することが好ましい。
請求項1または請求項2に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、天井壁の横断面形状は、天井壁の両側端縁部と中央部にそれぞれ位置する3つの麓部と、この3つの麓部の間に位置する2つの頂部と、互いに隣り合う3つの麓部と2つの頂部を連結する4つの凹んだ傾斜部よりなるものとし、麓部となる天井壁の各側端縁部は両側壁の何れか一方を介して底壁の各側端縁部に連結することが好ましい。
請求項1に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプの発明によれば、燃料デリバリパイプは、底壁、この底壁と対向する天井壁、及びこの両壁の長手方向に沿った各側端縁部を一体的に連結する2つの側壁よりなるとともに、この両側壁には底壁及び天井壁の両側端縁に連結される両側縁に沿って曲げに必要な角アール部を設けた一定断面形状の薄肉管材を所定長に切断したケース本体、並びにこのケース本体の長手方向両端を液密に閉じる1対のキャップ部により構成され、天井壁の横断面形状は少なくとも1つの麓部と少なくとも1つの頂部とこれらの各麓部と頂部を連結する少なくとも1つの凹んだ傾斜部よりなるものとして、麓部となる天井壁の一方の側端縁部は一方の側壁を介して底壁の一方の側端縁部に連結したので、底壁、天井壁及び2つの側壁よりなる一定断面形状の薄肉管材を所定長に切断したケース本体は、構造が簡単な引抜き型あるいは曲げ型により引き抜きあるいは曲げ成形したものを必要な長さに切断すればよく、キャップ部はケース本体の両端を閉じればよいので小形で軽量のものとなり、ろう付けを必要とするケース本体の両端と各キャップ部の間の接合長も短くなるので、ダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプの製造コストを低下させることができる。
また前述のように特許文献1の技術では、側壁の高さ方向の一部に両ケースが板厚方向に重なるろう付け部が生じ、このろう付け部は角アール部として曲げることはできないので、燃料デリバリパイプの全高に制約がある場合には天井壁の頂壁と中間壁の間の高低差を充分に増大させることができず、従って燃料デリバリパイプの内部圧力により変形しやすい天井壁の凹んだ傾斜部の両端部を結ぶ傾斜角を増大させてその横幅を充分に増大させることはできないので、この傾斜部の横幅を増大させて圧力変動を緩和させるという効果が充分に得られないという問題があるが、請求項1の発明によれば、天井壁の麓部側となる一方の側壁の両側縁の角アール部を加工に必要な限度内において小さい値とするとともにこの両角アール部の間の部分を短くして底壁と天井壁の麓部との間の距離を大きく減少させることができ、これにより燃料デリバリパイプの全高に制約がある場合でも天井壁の頂部と麓部の間の高低差を大きくし、燃料デリバリパイプの内部圧力により変形しやすい天井壁の凹んだ傾斜部の両端部を結ぶ傾斜角を増大させその横幅を増大させて圧力変動を緩和させる効果を増大させることができる。
麓部となる天井壁の一方の側端縁部を底壁の一方の側端縁部に連結する一方の側壁は角アール部のみからなるものとした請求項2の発明によれば、底壁と天井壁の麓部との間の距離を最も減少させることができるので、天井壁の頂部と麓部の間の高低差を最も増大させることができる。これにより燃料デリバリパイプの内部圧力により変形しやすい天井壁の凹んだ傾斜部の両端部を結ぶ傾斜角を最も大きくしその横幅を大きくして、圧力変動を緩和させる効果を最大にすることができる。
天井壁の横断面形状は、天井壁の一方の側端縁部となる1つの麓部と、天井壁の他方の側端縁部となる1つの頂部と、この麓部と頂部を連結する1つの凹んだ傾斜部よりなるものとし、麓部となる天井壁の一方の側端縁部は一方の側壁を介して底壁の一方の側端縁部に連結し、頂部となる天井壁の他方の側端縁部は他方の側壁を介して底壁の他方の側端縁部に連結するようにした請求項3の発明によれば、請求項1及び請求項2と同様、天井壁の麓部側となる一方の側壁の両側縁の角アール部を加工に必要な限度内において小さい値とするとともにこの両角アール部の間の部分を短くしあるいは角アール部のみからなるものとすることにより、燃料デリバリパイプの全高に制約がある場合でも天井壁の頂部と麓部の間の高低差を大きくし、燃料デリバリパイプの内部圧力により変形しやすい天井壁の凹んだ傾斜部の両端部を結ぶ傾斜角を増大させその横幅を増大させて圧力変動を緩和させる効果を増大させることができる。また、天井壁の頂部と麓部と傾斜部はそれぞれ1個であり、構造が最も簡単であるので実施が容易なものが得られる。
天井壁の横断面形状は、天井壁の両側端縁部となる1対の麓部と、天井壁の中央部に位置する1つの頂部と、これらの1対の麓部と頂部を連結する1対の凹んだ傾斜部よりなるものとし、麓部となる天井壁の各側端縁部は両側壁の何れか一方を介して底壁の各側端縁部に連結するようにした請求項4の発明によれば、請求項3の発明と同様、天井壁の麓部側となる両方の側壁の両側縁の角アール部を加工に必要な限度内において小さい値とするとともにこの両角アール部の間の部分を短くしあるいは角アール部のみからなるものとすることにより、燃料デリバリパイプの全高に制約がある場合でも天井壁の頂部と麓部の間の高低差を大きくし、燃料デリバリパイプの内部圧力により変形しやすい天井壁の凹んだ傾斜部の両端部を結ぶ傾斜角を増大させその横幅を増大させて圧力変動を緩和させる効果を増大させることができる。この請求項4の発明の各傾斜部の横幅は、請求項1の発明の傾斜部の半分程度となり、その分だけ1つの傾斜部による圧力変動を緩和させる効果は減少するが、傾斜部の数は2倍となるので、その効果の減少はある程度は補われる。
天井壁の横断面形状は、天井壁の両側端縁部と中央部にそれぞれ位置する3つの麓部と、この3つの麓部の間に位置する2つの頂部と、互いに隣り合う3つの麓部と2つの頂部を連結する4つの凹んだ傾斜部よりなるものとし、麓部となる天井壁の各側端縁部は両側壁の何れか一方を介して底壁の各側端縁部に連結するようにした請求項5の発明でも、請求項4の発明と同様、天井壁の麓部側となる両方の側壁の両側縁の角アール部を加工に必要な限度内において小さい値とするとともにこの両角アール部の間の部分を短くしあるいは角アール部のみからなるものとすることにより、燃料デリバリパイプの全高に制約がある場合でも天井壁の頂部と麓部の間の高低差を大きくし、燃料デリバリパイプの内部圧力により変形しやすい天井壁の凹んだ傾斜部の両端部を結ぶ傾斜角を増大させその横幅を増大させて圧力変動を緩和させる効果を増大させることができる。この請求項5の発明の各傾斜部の横幅は、請求項1の発明の傾斜部の4分の1程度となり、その分だけ1つの傾斜部による圧力変動を緩和させる効果は請求項4の場合よりさらに減少するが、傾斜部の数は4倍となるので、その効果の減少はある程度は補われる。
本発明によるダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプの第1実施形態の全体構造を示す正面図である。 図1に示す第1実施形態の全体構造を示す底面図である。 図1に示す第1実施形態の左側面図である。 図1の4−4線に沿った拡大断面図である。 本発明によるダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプの第2実施形態の図4に相当する断面図である。 本発明によるダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプの第3実施形態の図4に相当する断面図である。
先ず、図1〜図4により、本発明によるダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプの第1実施形態の説明をする。この第1実施形態の燃料デリバリパイプは、一定断面形状の薄肉管材を所定長に切断したケース本体10と、このケース本体10の長手方向両端を液密に閉じる1対のキャップ部16a,16bにより構成されている。ケース本体10には3個のソケット15と2個の取付ブラケット21a,21bが設けられ、一方のキャップ部16aには連結管20が設けられている。各部材10〜16a,16b,20,21は鋼材よりなり、防錆のために予めニッケルメッキがされている。
ケース本体10は、主として図1、図2及び図4に示すように、上下に対向して配置された細長い底壁11及び天井壁12と、この両壁11,12の長手方向に沿った各側端縁部を一体的に連結する2つの側壁13,14よりなる細長い薄肉の筒状である。平坦な底壁11には、ソケット15を位置決め固着するための3個の丸い取付穴11aが、長手方向に同一の間隔をおいて形成されている。天井壁12の断面形状は、図4において最も低い部分である右側端縁となる麓部12aと、最も高い部分である左側端縁となる頂部12bと、この麓部12aと頂部12bを連結する全体として凹んだ傾斜部12cよりなるものである。この第1実施形態では、傾斜部12cは局部的に円弧状に突出した頂部12b側の一部を除き全体としてく字状に凹んだ形状とし、麓部12a側となる一部は底壁11と平行となる直線状とし、天井壁12側となる一部も傾斜した直線状としている。しかし本発明はこれに限られるものではなく、傾斜部12cの全体を曲率半径の大きい凹円弧よりなるものとして各直線状部分をなくすようにしてもよい。
各側壁13,14には、底壁11及び天井壁12の各側端縁に連結される両側縁に沿って、曲げに必要な角アール部13a,13b,14a,14bが、円周方向で90度の範囲にわたり形成されており、この実施形態では麓部12a側となる一方の側壁13は両側縁の角アール部13a,13bのみからなる幅狭のものとし、頂部12b側となる他方の側壁14は両側縁の角アール部14a,14bの間に平面部を設けた幅広のものとしている。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、麓部12a側の幅狭となる一方の側壁13にも両角アール部13aの間に多少幅の平面部を設けることも可能である。このケース本体10は、円形の薄肉綱管を素材として構造が簡単な引抜き型あるいは曲げ型による引き抜きあるいは曲げ加工により、各壁11〜14よりなる一定断面形状の薄肉管材を形成し、所定長に切断して、底壁11に3個の取付穴11aを形成したものである。また素材とする円形の薄肉綱管は、つなぎ目なし鋼管、薄鋼板を丸め両端縁を突き合わせて抵抗溶接またはTIG溶接により結合した鋼管あるいは薄鋼板を丸め両端縁を重ね合わせてシーム溶接により結合した鋼管の何れでもよい。なお薄鋼板を丸めて両端縁を結合した鋼管の場合は、引き抜きあるいは曲げ加工の際に、溶接された結合部が底壁11あるいは天井壁12の頂部12b側となる他方の側壁14となるように加工するのがよい。
キャップ部16a,16bは、図1〜図3に示すように、ケース本体10の断面の外形と同一形状の平板の外周に短い一定幅のフランジ部を折曲形成したものであり、抜き絞りにより成形される。このキャップ部16a,16bは、フランジ部の内面をケース本体10の各端部の外周(あるいは内周でもよい)に嵌合して液密にろう付け固着されている。図1及び図2において左側となる一方のキャップ部16aには、ケース本体10の側壁14側となる幅広部(図3参照)に、連結管20を取り付けるためのバーリング孔16cが設けられている。
ソケット15は、図4に示すように、有底筒状の本体部15aと、その底面から外向きに突出する本体部15aよりも小径の筒状部15bからなる一体成形品である。3個のソケット15は、それぞれの筒状部15bをケース本体10の底壁11の各取付穴11aに下側から挿入し、本体部15aの底面を底壁11の下面に当接して液密にろう付け固着されている。このように固着された各ソケット15の本体部15aの内部は、筒状部15bの内面により形成される開口を介して、ケース本体10の内部空間Dと連通されている。
図1〜図3に示すように、連結管20は、多少細径に絞られた一端部20aが一方のキャップ部16aのバーリング孔16cに嵌合してろう付け固着され、連結管20の長手方向中間部には燃料供給管を抜け止め保持するための2本の環状突条20bが形成されている。燃料ポンプ(図示省略)からの所定圧の燃料は、この燃料供給管及び連結管20を介してケース本体10の内部空間Dに供給される。また底壁11の下面には、一方のキャップ部16aに近い端部と他方のキャップ部16b側に位置する2つのソケット15の間となる位置に、く字状に折曲された帯板よりなり取付穴21cを有する取付ブラケット21a,21bがろう付け固着されている。なお連結管20は、一方のキャップ部16aに取り付ける代わりに、ケース本体10に直接取り付けて燃料を供給するようにしてもよい。
この第1実施形態によれば、ケース本体10は、底壁11、天井壁12及び2つの側壁13,14よりなる一定断面形状の薄肉管材を所定長に切断したものであり、円形の薄肉綱管を素材として構造が簡単な引抜き型あるいは曲げ型による引き抜きあるいは曲げ加工により成形したものを必要な長さに切断すればよく、素材とする円形の薄肉綱管は、電縫鋼管等のつなぎ目なし鋼管あるいは薄鋼板を丸めてシーム溶接したものを使用できるので入手は容易である。またキャップ部16a,16bはケース本体10の両端を閉じればよいので小形で軽量のものとなり、ろう付けを必要とするケース本体10の両端と各キャップ部16a,16bの間の接合長も短くなるので、ダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプの製造コストを低下させることができる。
前述のように、プレス加工により成形された細長い上部ケースと下部ケースをろう付けにより一体的に接合する特許文献1の技術では、側壁の高さ方向の一部に両ケースが板厚方向に重なるろう付け部が生じ、このろう付け部は曲げることはできないので、燃料デリバリパイプの全高に制約がある場合には天井壁の頂壁と中間壁の間の高低差を充分に増大させることができず、従って天井壁の圧力を受ける凹んだ傾斜部の横幅を増大させて圧力変動を緩和させるという効果が充分に得られないという問題がある。しかしながらこの第1実施形態によれば、天井壁12の麓部12a側となる一方の側壁13の両側縁の角アール部13a,13bを加工に必要な限度内において小さい値とするとともにこの両角アール部13a,13bの間の部分を短くして底壁11と天井壁12の麓部12aとの間の距離Gを大きく減少させることができる。これにより周囲に配置される部品により燃料デリバリパイプのケース本体10の全高H及び全幅Wに制約がある場合でも、天井壁12の麓部12aと頂部12bの間の高低差Iを大きくし、燃料デリバリパイプの内部圧力により変形しやすい部分である天井壁12の凹んだ傾斜部12cの両端部すなわち麓部12aと頂部12bを結ぶ傾斜角を増大させその横幅を増大させることができる。材料力学によれば均等な分布荷重を受ける梁の撓みは梁の全長の4乗に比例することが知られており、流体圧を受ける平板の撓みも外周の拘束条件が同じであれば同様に平板の横幅のほゞ4乗に比例すると考えられ、全体として凹んだ曲面板でも同様な曲面板同士では同様な関係が成り立つものと考えられる。第1実施形態によれば、このように燃料デリバリパイプの内部圧力により変形しやすい部分である天井壁12の凹んだ傾斜部12cの横幅を増大することができ、内圧による傾斜部12cの撓み量すなわち容積変化量はこの増大した横幅のほゞ4乗に比例すると考えられるので、圧力変動を緩和させる効果を増大させることができる。
また上述した第1実施形態では、天井壁12の横断面形状は、天井壁12の一方の側端縁部を麓部12aとし、他側端部を頂部12bとし、この両側端部を1つの凹んだ傾斜部12cにより連結しており、構造が最も簡単であるので実施容易なダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプが得られる。
図1〜図4に示す第1実施形態の燃料デリバリパイプ10で、ケース本体10の全幅W、全高H、距離G、全長及び板厚がそれぞれ34mm、14mm、8mm、294mm、1.2mmで、各角アール部13a,13b,14a,14bの外面の半径が4mmとしたものに、1MPaの燃料圧力を加えた場合における、内容積、容積変化量及び容積変化率(=容積変化量/内容積)のシミュレーションによる計算結果を次に示す。なお比較例として、ケース本体の断面形状が四隅に角アール部を設けた長方形で、全幅、全高、全長及び板厚を第1実施形態と同一寸法としたものの、同じく内容積、容積変化量及び容積変化率のシミュレーションによる計算結果を示す。
第1実施形態 比較例
内容積(cm3) 55.8 85.0
容積変化量(cm3/MPa) 0.97 0.90
容積変化率(%) 1.74 1.06
次に図5に示す第2実施形態の説明をする。この第2実施形態は、第1実施形態に比してケース本体10Aの天井壁12Aと両側の側壁13,14の形状が相違しているだけであるので、この相違点についてのみ説明する。図5に示すように、天井壁12Aの横断面形状は、天井壁12Aの両側端縁部となる1対の麓部12aと、天井壁12Aの中央部に位置する1つの小さい円弧状の頂部12bと、これらの1対の麓部12aと頂部12bを連結する1対の全体として凹んだ傾斜部12cよりなるものであり、それぞれ麓部12aとなる天井壁12Aの各側端縁部は両側壁13,14の何れか一方を介して底壁11の各側端縁部に連結されている。この第2実施形態の傾斜部12cは、局部的に円弧状に突出した頂部12b側の一部を除く全体を曲率半径の大きい凹円弧よりなるものとしたが、第1実施形態のように、頂部12b側の局部的突出部を除き全体としてく字状に凹んだ形状としてもよい。各側壁13,14は互いに同一形状で、第1実施形態の側壁13と同様、それぞれ両側縁の角アール部13a,13b及び14a,14bのみからなる幅狭のものであるが、底壁11側となる角アール部13a,14aは外面の半径が4mmであるのに対し、天井壁12側となる角アール部13b,14bは外面の半径は3mmである。この第2実施形態のケース本体10Aの全幅W、全高H、全長及び板厚は第1実施形態と同じ34mm、14mm及び294mmであり、ケース本体10Aの板厚も第1実施形態と同じ1.2mmであるが、底壁11と天井壁12の麓部12aとの間の距離Gは7mmである。
この第2実施形態でも、第1実施形態と同様にして、天井壁12の頂部12bと麓部12aの間の高低差を大きくし、燃料デリバリパイプの内部圧力により変形しやすい天井壁12の凹んだ各傾斜部12cの両端部を結ぶ傾斜角を増大させその横幅を増大させて圧力変動を緩和させる効果を増大させることができる。この第2実施形態の各傾斜部12cの横幅は、第1実施形態の傾斜部12cの半分程度となり、その分だけ1つの傾斜部12cによる圧力変動を緩和させる効果は第1実施形態より減少するが、傾斜部12cの数は第1実施形態の2倍となるので、その効果の減少はある程度は補われる。
図6に示す第3実施形態は、第2実施形態に比してケース本体10Bの天井壁12Bの形状が相違しているだけであるので、この相違点についてのみ説明する。図6に示すように、天井壁12Bの横断面形状は、天井壁12の両側端縁部と中央部にそれぞれ位置する3つの麓部12aと、この3つの麓部12aの間に位置する2つの小さい円弧状の頂部12bと、互いに隣り合う3つの麓部12aと2つの頂部12bを連結する4つの凹んだ傾斜部12cよりなるものであり、それぞれ麓部12aとなる天井壁12Aの各側端縁部は両側壁13,14の何れか一方を介して底壁11の各側端縁部に連結されている。各側壁13,14は、天井壁12側となる角アール部13b,14bの範囲が約55度である点を除き第2実施形態のものと同じである。この第3実施形態のケース本体10Aの全幅W、全高H、全長及び板厚は、第1及び第2実施形態と同じ34mm、14mm、194mm及び1.2mmであるが、底壁11と天井壁12の麓部12aとの間の距離Gは角アール部13b,14bの範囲が約55度となっている分だけ第2実施形態より短くなっている。
この第3実施形態でも、第1実施形態と同様にして、天井壁12の頂部12bと麓部12aの間の高低差を大きくし、燃料デリバリパイプの内部圧力により変形しやすい天井壁12の凹んだ各傾斜部12cの両端部を結ぶ傾斜角を増大させその横幅を増大させて圧力変動を緩和させる効果を増大させることができる。この第2実施形態の各傾斜部12cの横幅は、第2実施形態の傾斜部12cの半分程度となり、その分だけ1つの傾斜部12cによる圧力変動を緩和させる効果は第2実施形態より減少するが、傾斜部12cの数は第2実施形態の2倍となるので、その効果の減少はある程度は補われる。
次にこの第2及び第3実施形態によるケース本体10A,10Bに1MPaの燃料圧力を加えた場合における、内容積、容積変化量及び容積変化率のシミュレーションによる計算結果を次に示す。
第2実施形態 第3実施形態
内容積(cm3) 49.4 58.1
容積変化量(cm3/MPa) 0.58 0.70
容積変化率(%) 1.17 1.20
10,10A,10B…ケース本体、11…底壁、12,12A,12B…天井壁、12a…麓部、12b…頂部、12c…傾斜部、13…側壁(一方の側壁)、13a,13b…角アール部、14…側壁(他方の側壁)、14a,14b…角アール部、15…ソケット、16a,16b…キャップ部、D…内部空間。

Claims (5)

  1. 燃料噴射弁が連結される複数のソケットが設けられた平坦で細長い底壁を含む複数の壁部により形成される閉じられた内部空間を備え、この内部空間に燃料ポンプから所定圧の燃料を供給し、前記燃料噴射弁をコントロールユニットにより開閉制御して燃料を噴射し、前記燃料噴射弁の開閉による前記内部空間内の燃料圧力の変動に応じて前記各壁部を撓ませて前記内部空間の容積を変動させることにより前記内部空間内の燃料圧力の変動を緩和させて燃料噴射量のばらつきを減少させるようにしたダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、
    前記底壁、この底壁と対向する天井壁、及び前記両壁の長手方向に沿った各側端縁部を一体的に連結する2つの側壁よりなるとともに、前記両側壁には前記底壁及び天井壁の両側端縁に連結される両側縁に沿って曲げに必要な角アール部を設けた一定断面形状の薄肉管材を所定長に切断したケース本体、並びにこのケース本体の長手方向両端を液密に閉じる1対のキャップ部により構成され、
    前記天井壁の横断面形状は少なくとも1つの麓部と少なくとも1つの頂部とこれらの各麓部と頂部を連結する少なくとも1つの凹んだ傾斜部よりなるものとして、前記麓部となる前記天井壁の一方の側端縁部は一方の前記側壁を介して前記底壁の一方の側端縁部に連結した
    ことを特徴とするダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプ。
  2. 請求項1に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、前記麓部となる前記天井壁の一方の側端縁部を前記底壁の一方の側端縁部に連結する一方の前記側壁は前記角アール部のみからなることを特徴とするダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、
    前記天井壁の横断面形状は、前記天井壁の一方の側端縁部となる1つの前記麓部と、前記天井壁の他方の側端縁部となる1つの前記頂部と、前記麓部と頂部を連結する1つの凹んだ前記傾斜部よりなるものとし、
    前記麓部となる前記天井壁の一方の側端縁部は一方の前記側壁を介して前記底壁の一方の側端縁部に連結し、前記頂部となる前記天井壁の他方の側端縁部は他方の前記側壁を介して前記底壁の他方の側端縁部に連結した
    ことを特徴とするダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプ。
  4. 請求項1または請求項2に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、
    前記天井壁の横断面形状は、前記天井壁の両側端縁部となる1対の前記麓部と、前記天井壁の中央部に位置する1つの前記頂部と、前記1対の麓部と前記頂部を連結する1対の凹んだ前記傾斜部よりなるものとし、
    前記麓部となる前記天井壁の各側端縁部は前記両側壁の何れか一方を介して前記底壁の各側端縁部に連結した
    ことを特徴とするダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプ。
  5. 請求項1または請求項2に記載のダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプにおいて、
    前記天井壁の横断面形状は、前記天井壁の両側端縁部と中央部にそれぞれ位置する3つの前記麓部と、この3つの前記麓部の間に位置する2つの前記頂部と、互いに隣り合う前記3つの前記麓部と前記2つの前記頂部を連結する4つの凹んだ前記傾斜部よりなるものとし、
    前記麓部となる前記天井壁の各側端縁部は前記両側壁の何れか一方を介して前記底壁の各側端縁部に連結した
    ことを特徴とするダンパー機能を備えた燃料デリバリパイプ。
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