JP2011246375A - 美白剤、抗酸化剤、皮膚外用剤、及び機能性経口組成物 - Google Patents

美白剤、抗酸化剤、皮膚外用剤、及び機能性経口組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2011246375A
JP2011246375A JP2010120036A JP2010120036A JP2011246375A JP 2011246375 A JP2011246375 A JP 2011246375A JP 2010120036 A JP2010120036 A JP 2010120036A JP 2010120036 A JP2010120036 A JP 2010120036A JP 2011246375 A JP2011246375 A JP 2011246375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extract
antioxidant
rhizome
turmeric
bud
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010120036A
Other languages
English (en)
Inventor
Munehisa Tsukiyama
宗央 築山
Yukari Chimura
ゆかり 地村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noevir Co Ltd
Original Assignee
Noevir Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noevir Co Ltd filed Critical Noevir Co Ltd
Priority to JP2010120036A priority Critical patent/JP2011246375A/ja
Publication of JP2011246375A publication Critical patent/JP2011246375A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Abstract

【課題】 皮膚外用剤や機能性経口組成物などの分野に幅広く応用が可能な美白剤、抗酸化剤を提供する。
【解決手段】 ショウガ科ウコン属植物の地下茎の芽の抽出物を含有する美白剤、抗酸化剤、皮膚外用剤、及び機能性経口組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ショウガ科ウコン属(Curcuma属)植物の地下茎の芽またはその抽出物を含有する美白剤、抗酸化剤、皮膚外用剤、及び機能性経口組成物に関する。
加齢、疾患、ストレス、紫外線などによるシワ、シミ、皮膚の弾力低下といった皮膚症状の要因として、メラニン産生や色素沈着、細胞の酸化障害などが挙げられる。このような皮膚症状を防止・改善するために、様々な有効成分の検索、及び配合検討がなされてきた。特に天然由来成分は、様々な薬理作用や美容効果を有することが知られ、これまでにも数多くの植物や菌類などの抽出物の皮膚外用剤、経口組成物への応用が検討されてきた。
これまでにも、美白作用または抗酸化作用を有する成分として、ショウガ科ウコン属ウコンの地下茎抽出物(特許文献1、2参照)やウコンの葉抽出物(特許文献3参照)が有用であることは知られていたが、地下茎から発芽してきた芽から得られる成分についてはその効能は知られていなかった。
特開平6−24937号公報 特開2004−231602号公報 WO2005/084613号公報
このように、これまでに様々な天然由来成分が応用されている。しかし、天然由来成分の中には、未だその効果が知られていないものも数多く存在し、優れた美白作用、抗酸化作用を有する有効成分の開発が期待されていた。
ショウガ科ウコン属の地下茎が、美白効果、抗酸化効果に優れることは既に知られているが、本発明者らは、従来はその効果が知られていなかった、地下茎より発芽した芽から得られる成分が、地下茎よりも美白効果、抗酸化効果に優れていることを見出し、さらに検討を重ねて本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、ショウガ科ウコン属植物の地下茎の芽またはその抽出物を含有する美白剤、抗酸化剤、皮膚外用剤、及び機能性経口組成物に関する。
本発明によれば、ショウガ科ウコン属植物より選ばれる1種または2種の植物の地下茎の芽またはその抽出物を配合することにより、優れた効果を有する美白剤、抗酸化剤、皮膚外用剤、及び機能性経口組成物を提供することができる。
本発明で用いるウコン属植物は、ショウガ科に属する植物で、熱帯アジア、アフリカ、オーストラリアなどに広く分布する多年草であり、特にウコン(Curcuma Longa)がよく知られている。
本発明は、ウコン属植物であれば特に限定されないが、本発明の効果の点から、適当なものとしてウコンが挙げられる。
これらウコン属植物の地下茎の芽を使用する際は、地下茎を遮光下にて静置したのち、発芽してきた芽部位を採取し、用いる。
抽出の際は、植物を生のまま用いてもよいが、抽出効率を考えると、細切、乾燥、粉砕等の処理を行った後に抽出を行うことが好ましい。
抽出は、任意の抽出溶媒に所定時間浸漬して行うことができる。抽出溶媒は、必要に応じて加熱してもよい。あるいは、超臨界流体や亜臨界流体を用いた抽出方法でも行うことができる。抽出効率を上げるため、攪拌したり抽出溶媒中でホモジナイズしたりしてもよい。抽出温度としては、5℃程度から抽出溶媒の沸点以下の温度とするのが適切である。抽出時間は、抽出溶媒の種類や抽出温度によっても異なるが、1時間〜14日間程度とするのが適切である。
抽出溶媒としては、水の他、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール等の低級アルコール;1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール;エチルエーテル、プロピルエーテル等のエーテル類;酢酸ブチル、酢酸エチル等のエステル類;アセトン、エチルメチルケトン等のケトン類などの溶媒を用いることができる。これらは、単独で用いられる他、任意の2種以上を組み合わせて用いてもよい。生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水等を用いてもよい。さらに、水や二酸化炭素、エチレン、プロピレン、エタノール、メタノール、アンモニアなどの1種または2種以上の超臨界液体や亜臨界液体を用いてもよい。
ウコン属植物の地下茎の芽の、上記溶媒による抽出物はそのままでも使用することができるが、一定期間そのまま静置して熟成させて用いてもよいし、濃縮、乾固した物を水や極性溶媒に再度溶解して使用することもできる。あるいは、これらの生理作用を損なわない範囲で、脱色、脱臭、脱塩等の精製処理や、カラムクロマトグラフィー等による分画処理を行った後に用いてもよい。ウコン属植物の地下茎の芽の前記抽出物やその処理物及び分画物は、各処理及び分画後に凍結乾燥し、用時に溶媒に溶解して用いることもできる。また、リポソーム等のベシクルやマイクロカプセル等に内包させて用いることもできる。
ウコン属植物の地下茎の芽またはその抽出物は、地下茎またはその抽出物よりもはるかに優れた美白作用、抗酸化作用を有し、美白剤、抗酸化剤、皮膚外用剤、及び機能性経口組成物として利用することができる。
ウコン属植物の地下茎の芽またはその抽出物を有効成分とする美白剤は、地下茎またはその抽出物よりもはるかに優れたメラニン産生抑制作用を有し、はるかに優れた美白効果を発揮する。
ウコン属植物の地下茎の芽またはその抽出物を有効成分とする抗酸化剤は、地下茎またはその抽出物よりもはるかに優れたDPPHラジカル消去作用を有し、はるかに優れた抗酸化効果を発揮する。
ウコン属植物の地下茎の芽またはその抽出物を含有する皮膚外用剤は、地下茎またはその抽出物よりもはるかに優れた美白作用、抗酸化作用などを発揮する。
ウコン属植物の地下茎の芽またはその抽出物を含有する機能性経口組成物は、地下茎またはその抽出物よりもはるかに優れた美白作用、抗酸化作用などを発揮する。
これらの各剤は、ウコン属植物の地下茎の芽またはその抽出物を有効成分として含む限り、その形態及びその他成分の配合の有無等については、なんら制限されない。形態については、液状、ペースト状、ゲル状、固体状、粉末状等の任意の形態を、その用途等に応じて選択でき、その形態とするために必要なビヒクル(賦形剤)、溶剤、その他の一般的な添加剤(酸化防止剤、着色剤、分散剤等)を任意に含むことができる。
ここで、皮膚外用剤とは、化粧料、医薬部外品、外用医薬品等の、皮膚または毛髪に外用される全ての外用組成物を意味している。機能性経口組成物についても、医薬品、食品、飲料等の種類を問わず、経口により摂取される全ての組成物を意味する。
皮膚外用剤の剤型は任意であり、例えば、ローションなどの可溶化系やカラミンローション等の分散系、クリームや乳液などの乳化系として提供することができる。さらに、噴射剤と共に充填するエアゾール形態、軟膏剤、パップ剤などの種々の剤型で提供することもできる。
具体的には、乳液、クリーム、ローション、化粧水、パック、美容液、洗浄料、メイクアップ化粧料等の各種化粧料;液剤、軟膏、粉末、顆粒、エアゾール剤、貼付剤、パップ剤等の様々な形態の化粧料、医薬部外品や外用医薬品などが例示できる。
機能性経口組成物の形態も任意であり、特に限定されることはない。具体的には、飲料を含む一般食品;錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤等の健康食品(サプリメント)または機能性食品;錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、シロップ剤、エキス等の経口医薬品などが例示できる。
皮膚外用剤または機能性経口組成物には、ウコン属植物の地下茎の芽またはその抽出物の他に、その用途と必要に応じて、医薬品、医薬部外品、皮膚化粧料、毛髪用化粧料、及び洗浄料等に通常配合される任意の成分、例えば水、油性成分、保湿剤、粉体、色素、乳化剤、可溶化剤、ゲル化剤、洗浄剤、紫外線吸収剤、抗炎症剤、増粘剤、pH調整剤、キレート剤、薬剤(薬効成分)、香料、樹脂、防菌防かび剤、抗酸化剤、アルコール類等を適宜配合することができる。さらに、本発明の効果を損なわない範囲において、他の保湿剤、抗老化剤、美白剤、抗酸化剤、及び痩身剤あるいはウコン属植物の地下茎の芽以外の植物またはその抽出物との併用も可能である。
飲食品等の経口組成物の場合も、経口用として通常用いられる各種成分との組み合わせにおいて、特に限定されるものはない。
ウコン属植物の地下茎の芽またはその抽出物の皮膚外用剤または機能性経口組成物への配合量は、種類や目的等によって調整することができるが、効果や安定性などの点から、全量に対して、固形分換算で、0.0001〜10.0質量%が好ましく、より好ましくは、0.001〜5.0質量%であり、さらに好ましくは0.01〜5質量%であり、一層好ましくは0.1〜5質量%である。
以下にウコン属植物の地下茎の芽について、抽出物の調製例、抗酸化効果、抗炎症効果、抗老化効果を評価するための試験方法、皮膚外用剤、機能性食品としての処方例についてさらに詳細に説明するが、本発明の技術的範囲はこれによってなんら限定されるものではない。
[抽出物1]
ウコン(部位:地下茎、芽)を乾燥させて粉砕し、サンプル質量の20倍量の50容量%エタノール水溶液を加えて室温にて攪拌しながら3時間抽出した後、濾過により不溶物を取り除いた。減圧濃縮後、凍結乾燥を行って抽出物を得た。
[抽出物2]
ウコン(部位:地下茎、芽)を乾燥させて粉砕し、サンプル質量の20倍量の精製水を加えてオートクレーブにて20分間、120度に加温して抽出した。温度の高い状態を保って吸引濾過により不溶物を取り除いた後、凍結乾燥を行って抽出物を得た。
上記抽出物を用いて、ウコンの地下茎及び地下茎の芽について美白効果・抗酸化効果の比較評価を行った。
<美白効果(メラニン産生抑制作用)>
ウコンの地下茎及び地下茎の芽について各抽出物のメラニン産生抑制作用の比較評価を、以下に示す方法により行った。試料として抽出物1を用いた。
B16マウスメラノーマ細胞(B16F0細胞)を1ディッシュ当り18000個となるように90mmディッシュに播種した。播種培地には5質量%のウシ胎児血清(FBS)を添加したダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)を用いた。24時間後、5質量%FBS添加DMEM培地にて表1に示す各濃度に調整したサンプル培養液に交換し、さらに5日間培養した。培養終了後、トリプシン処理にて細胞をはがし、1.5mLマイクロチューブに移して遠心操作して細胞沈殿物を得た。得られた沈殿物は下記判定表を基にその黒化状況を肉眼判定した。評価ではポジティブコントロールに50mM乳酸ナトリウム、ネガティブコントロールに5質量%FBS添加DMEM培地を含有する5質量%FBS添加DMEM培地を用いた。これらの目視判定結果は判定5及び判定1とし、サンプル判定の指標とした。目視判定は表2に示す通り、5段階評価した。また同時に、沈殿物に組織溶解剤(商品名Solvable)を添加して煮沸し、室温に戻して分光光度計(HITACHI製分光光度計U−3010)により500nmの吸光度を測定し、総メラニン量を求めた。結果を表1に示す。なお各評価結果に記載した**は、t検定における有意確率P値に対し、有意確率1%未満(P<0.01)を表したものである。
Figure 2011246375
Figure 2011246375
表1より明らかなように、ウコンの地下茎の芽の抽出物には、地下茎の抽出物よりもはるかに優れたメラニン産生抑制作用が認められることから、より優れた美白効果を発揮する。
<抗酸化効果(DPPHラジカル消去作用)>
ウコンの地下茎及び地下茎の芽について各抽出物のDPPHラジカル消去作用の比較評価を、以下に示す方法により行った。
各抽出物を50質量%エタノールにて表3及び4に示す各濃度に調製したサンプル溶液100μLに、0.2mMの1,1−ジフェニル−2−ピクリルヒドラジル(DPPH)エタノール溶液100μLを添加し、よく混合した後、室温、暗所にて24時間or10分静置し、DPPHラジカルに由来する516nmの吸光度を測定した。試料無添加時の吸光度を(A)、試料添加時の吸光度を(B)とした時、DPPHラジカル消去率は次式に定義される。
消去率={1−(B)/(A)}×100
抽出物1を用いた結果を表3に、抽出物2を用いた結果を表4に示す。
Figure 2011246375
Figure 2011246375
表3及び表4より明らかなように、ウコンの地下茎の芽の抽出物には地下茎の抽出物よりもはるかに優れたDPPHラジカルの消去作用が認められることから、より優れた抗酸化効果を発揮する。
続いて、上記各調製方法で得られたウコンの地下茎の芽の抽出物を配合した皮膚外用剤、及び機能性経口組成物の処方例を示す。
[実施例1]乳液
(1)スクワラン 10.0(質量%)
(2)メチルフェニルポリシロキサン 4.0
(3)水素添加パーム核油 0.5
(4)水素添加大豆リン脂質 0.1
(5)モノステアリン酸ポリオキシエチレン
ソルビタン(20E.O.) 1.3
(6)モノステアリン酸ソルビタン 1.0
(7)グリセリン 4.0
(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(9)カルボキシビニルポリマー 0.15
(10)精製水 100とする残部
(11)アルギニン(1質量%水溶液) 20.0
(12)抽出物1(芽) 5.0
製法:(1)〜(6)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(7)〜(10)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を攪拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。冷却後40℃にて、(11)と(12)を順次加え、均一に混合する。
[実施例2]化粧水
(1)エタノール 15.0(質量%)
(2)ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油 0.3
(3)香料 0.1
(4)精製水 100とする残部
(5)クエン酸 0.02
(6)クエン酸ナトリウム 0.1
(7)グリセリン 1.0
(8)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(9)抽出物2(芽) 1.0
製法:(1)に(2)及び(3)を溶解する。さらに(4)〜(8)を順次添加した後、十分に攪拌し、(9)を加え、均一に混合する。
[実施例3]クリーム
(1)スクワラン 10.0(質量%)
(2)ステアリン酸 2.0
(3)水素添加パーム核油 0.5
(4)水素添加大豆リン脂質 0.1
(5)セタノール 3.6
(6)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(7)グリセリン 10.0
(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(9)アルギニン(20質量%水溶液) 15.0
(10)精製水 100とする残部
(11)カルボキシビニルポリマー(1質量%水溶液) 15.0
(12)抽出物1(芽) 5.0
製法:(1)〜(6)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(7)〜(10)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を攪拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。(11)を添加して攪拌後、冷却し40℃にて(12)を加え、均一に混合する。
[実施例4]美容液
(1)精製水 100とする残部(質量%)
(2)グリセリン 10.0
(3)ショ糖脂肪酸エステル 1.3
(4)カルボキシビニルポリマー(1質量%水溶液) 17.5
(5)アルギン酸ナトリウム(1質量%水溶液) 15.0
(6)モノラウリン酸ポリグリセリル 1.0
(7)マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル 3.0
(8)N−ラウロイル−L−グルタミン酸
ジ(フィトステリル−2−オクチルドデシル) 2.0
(9)硬化パーム油 2.0
(10)スクワラン(オリーブ由来) 1.0
(11)ベヘニルアルコール 0.75
(12)ミツロウ 1.0
(13)ホホバ油 1.0
(14)1,3−ブチレングリコール 10.0
(15)L−アルギニン(10質量%水溶液) 2.0
(16)抽出物2(芽) 3.0
製法:(1)〜(6)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(7)〜(14)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。次いで、上記水相成分に油相成分を添加して予備乳化を行った後、ホモミキサーにて均一に乳化する。冷却後50℃にて(15)を、40℃にて(16)を加え、均一に混合する。
[実施例5]水性ジェル
(1)カルボキシビニルポリマー 0.5(質量%)
(2)精製水 100とする残部
(3)水酸化ナトリウム(10質量%水溶液) 0.5
(4)エタノール 10.0
(5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(6)香料 0.1
(7)抽出物2(芽) 0.5
(8)ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 1.0
製法:(1)を(2)に加え、均一に攪拌した後、(3)を加える。均一に攪拌した後、(4)に予め溶解した(5)を加える。均一に攪拌した後、予め混合しておいた(6)〜(8)を加え、均一に攪拌混合する。
[実施例6]クレンジング料
(1)スクワラン 81.0(質量%)
(2)イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 15.0
(3)抽出物1(芽) 4.0
製法:(1)と(2)を均一に溶解する。これに、(3)を加え、均一に混合する。
[実施例7]洗顔フォーム
(1)ステアリン酸 16.0(質量%)
(2)ミリスチン酸 16.0
(3)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(4)グリセリン 25.0
(5)水酸化ナトリウム 7.5
(6)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 1.0
(7)精製水 100とする残部
(8)抽出物2(芽) 0.1
製法:(1)〜(4)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(5)〜(7)の水相成分を80℃にて加熱溶解し、油相成分と均一に混合攪拌する。冷却後40℃にて(8)を加え、均一に混合する。
[実施例8]メイクアップベースクリーム
(1)スクワラン 10.2(質量%)
(2)セタノール 2.0
(3)グリセリントリ−2−エチルヘキサン酸エステル 2.5
(4)親油型モノステアリン酸グリセリル 1.0
(5)プロピレングリコール 11.0
(6)ショ糖脂肪酸エステル 1.3
(7)精製水 100とする残部
(8)酸化チタン 1.0
(9)ベンガラ 0.1
(10)黄酸化鉄 0.4
(11)香料 0.1
(12)抽出物1(芽) 3.0
製法:(1)〜(4)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(5)〜(7)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解し、これに(8)〜(10)の顔料を加え、ホモミキサーにて均一に分散させる。この水相成分に前記油相成分を加え、ホモミキサーにて乳化する。冷却後40℃にて(11)と(12)の成分を加え、均一に混合する。
[実施例9]乳液状ファンデーション
(1)メチルポリシロキサン 2.0(質量%)
(2)スクワラン 5.0
(3)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.0
(4)セタノール 1.0
(5)ポリオキシエチレン(20E.O.)
ソルビタンモノステアリン酸エステル 1.3
(6)モノステアリン酸ソルビタン 0.7
(7)1,3−ブチレングリコール 8.0
(8)キサンタンガム 0.1
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)精製水 100とする残部
(11)酸化チタン 9.0
(12)タルク 7.4
(13)ベンガラ 0.5
(14)黄酸化鉄 1.1
(15)黒酸化鉄 0.1
(16)香料 0.1
(17)抽出物2(芽) 0.5
製法:(1)〜(6)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(7)〜(10)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解し、これに(11)〜(15)の顔料を加え、ホモミキサーにて均一に分散する。油相成分を加え、乳化を行う。冷却後40℃にて(16)と(17)の成分を順次加え、均一に混合する。
[実施例10]油中水型エモリエントクリーム
(1)流動パラフィン 34.0(質量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 2.0
(3)ワセリン 5.0
(4)ジグリセリンオレイン酸エステル 5.0
(5)塩化ナトリウム 1.3
(6)塩化カリウム 0.1
(7)プロピレングリコール 3.0
(8)1,3−ブチレングリコール 5.0
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)抽出物1(芽) 3.0
(11)精製水 100とする残部
(12)香料 0.1
製法:(5)と(6)を(11)の一部に溶解して50℃とし、50℃に加熱した(4)に攪拌しながら徐々に加える。これを混合した後、70℃にて加熱溶解した(1)〜(3)に均一に分散する。これに(7)〜(10)を(11)の残部に70℃にて加熱溶解したものを攪拌しながら加え、ホモミキサーにて乳化する。冷却後40℃にて(12)を加え、均一に混合する。
[実施例11]パック
(1)精製水 100とする残部(質量%)
(2)ポリビニルアルコール 12.0
(3)エタノール 17.0
(4)グリセリン 9.0
(5)ポリエチレングリコール(平均分子量1000) 2.0
(6)抽出物2(芽) 1.0
(7)香料 0.1
製法:(2)と(3)を混合し、80℃に加温した後、80℃に加温した(1)に溶解する。均一に溶解した後、(4)と(5)を加え、攪拌しながら冷却する。40℃にて(6)と(7)を加え、均一に混合する。
[実施例12]入浴剤
(1)香料 0.3(質量%)
(2)抽出物1(芽) 3.0
(3)炭酸水素ナトリウム 50.0
(4)硫酸ナトリウム 46.7
製法:(1)〜(4)を均一に混合する。
[実施例13]ヘアーワックス
(1)ステアリン酸 3.0(質量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 2.0
(3)セチルアルコール 3.0
(4)高重合メチルポリシロキサン 2.0
(5)メチルポリシロキサン 5.0
(6)ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)
メチルポリシロキサン共重合体 1.0
(7)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(8)1,3−ブチレングリコール 7.5
(9)アルギニン 0.7
(10)精製水 100とする残部
(11)抽出物2(芽) 2.0
(12)香料 0.1
製法:(1)〜(6)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解後する。一方、(7)〜(10)の水相成分を75℃にて加熱溶解し、前記油相成分を加え、ホモミキサーにて乳化する。冷却後40℃にて(11)と(12)の成分を加え、均一に混合する。
[実施例14]ヘアートニック
(1)エタノール 50.0(質量%)
(2)精製水 100とする残部
(3)抽出物1(芽) 3.0
(4)香料 0.1
製法:(1)〜(4)の成分を混合、均一化する。
[実施例15]錠剤
(1)コーンスターチ 44.0(質量%)
(2)結晶セルロース 100とする残部
(3)カルボキシメチルセルロースカルシウム 5.0
(4)無水ケイ酸 0.5
(5)ステアリン酸マグネシウム 0.5
(6)抽出物1(芽) 5.0
製法:(1)〜(6)を均一に混合し、打錠機にて圧縮成型して、1錠200mgの錠剤を得る。
[実施例16]散剤
(1)ケイ酸アルミン酸マグネシウム 95.3(質量%)
(2)カルボキシメチルセルロースカルシウム 100とする残部
(3)抽出物2(芽) 4.0
製法:(1)〜(3)の粉体を混合後、粉砕機にて粉砕し、均一に分散する。
[実施例17]キャンデー
(1)白糖 60.0(質量%)
(2)水飴 100とする残部
(3)抽出物1(芽) 5.0
(4)香料 適量
製法:(1)と(2)を加熱混合・均一化した後冷却し、70℃にて成分(3)と(4)を添加し、混合均一化した後成型する。
[実施例18]ドリンク剤
(1)アミノエチルスルホン酸 1000mg
(2)硝酸チアミン 10mg
(3)リン酸リボフラビンナトリウム 5mg
(4)塩酸ピリドキシン 10mg
(5)無水カフェイン 50mg
(6)クエン酸 250mg
(7)D−ソルビトール液 8mg
(8)抽出物2(芽) 1000mg
(9)香料 微量
(10)精製水 100mLとする残部
製法:(1)〜(9)を順次(10)に添加し、均一化する。
実施例1〜実施例14に示した皮膚外用剤は、美白作用、抗酸化作用を有する組成物であった。また実施例15〜実施例18に示した機能性経口組成物は美白作用、抗酸化作用を有する組成物であった。

Claims (4)

  1. ショウガ科ウコン属(Curcuma属)植物の地下茎の芽の抽出物を有効成分とする美白剤。
  2. ショウガ科ウコン属(Curcuma属)植物の地下茎の芽の抽出物を有効成分とする抗酸化剤。
  3. ショウガ科ウコン属(Curcuma属)植物の地下茎の芽の抽出物を有効成分とする皮膚外用剤。
  4. ショウガ科ウコン属(Curcuma属)植物の地下茎の芽の抽出物を有効成分とする機能性経口組成物。
JP2010120036A 2010-05-26 2010-05-26 美白剤、抗酸化剤、皮膚外用剤、及び機能性経口組成物 Pending JP2011246375A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010120036A JP2011246375A (ja) 2010-05-26 2010-05-26 美白剤、抗酸化剤、皮膚外用剤、及び機能性経口組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010120036A JP2011246375A (ja) 2010-05-26 2010-05-26 美白剤、抗酸化剤、皮膚外用剤、及び機能性経口組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011246375A true JP2011246375A (ja) 2011-12-08

Family

ID=45412118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010120036A Pending JP2011246375A (ja) 2010-05-26 2010-05-26 美白剤、抗酸化剤、皮膚外用剤、及び機能性経口組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011246375A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017171584A (ja) * 2016-03-18 2017-09-28 日油株式会社 脱脂米ぬか抽出物を含有する組成物
RU2650642C1 (ru) * 2016-11-21 2018-04-16 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Самарский государственный медицинский университет" Министерства здравоохранения Российской Федерации Антиоксидантное средство "куркумы экстракт густой"

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06227960A (ja) * 1993-02-01 1994-08-16 Yakult Honsha Co Ltd メラニン生成抑制剤および皮膚化粧料
JP2003111581A (ja) * 2001-10-02 2003-04-15 Saburo Toyoda 健康飲料

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06227960A (ja) * 1993-02-01 1994-08-16 Yakult Honsha Co Ltd メラニン生成抑制剤および皮膚化粧料
JP2003111581A (ja) * 2001-10-02 2003-04-15 Saburo Toyoda 健康飲料

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017171584A (ja) * 2016-03-18 2017-09-28 日油株式会社 脱脂米ぬか抽出物を含有する組成物
RU2650642C1 (ru) * 2016-11-21 2018-04-16 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Самарский государственный медицинский университет" Министерства здравоохранения Российской Федерации Антиоксидантное средство "куркумы экстракт густой"

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5557414B2 (ja) 保湿剤、細胞賦活剤、及び美白剤
JP5465037B2 (ja) 抗老化剤、抗酸化剤、美白剤、免疫賦活剤、皮膚外用剤および機能性経口組成物
JP2011246375A (ja) 美白剤、抗酸化剤、皮膚外用剤、及び機能性経口組成物
JP5062980B2 (ja) 保湿剤、コラーゲン産生促進剤、美白剤、抗酸化剤、及び血管内皮細胞増殖因子産生促進剤
JP4748962B2 (ja) 保湿剤、細胞賦活剤、美白剤、及び抗酸化剤
JP4515423B2 (ja) 保湿剤、細胞賦活剤、及び抗酸化剤
JP4994684B2 (ja) 保湿剤、細胞賦活剤、及び抗酸化剤
JP4970442B2 (ja) 美白剤
JP5455634B2 (ja) 皮膚外用剤及び保湿剤
JP4931452B2 (ja) 保湿剤、細胞賦活剤、美白剤、及び抗酸化剤
JP5550929B2 (ja) 保湿剤、抗老化剤、抗酸化剤、美白剤、抗炎症剤、皮膚外用剤及び機能性経口組成物
JP4050727B2 (ja) 保湿剤、細胞賦活剤、美白剤、抗酸化剤、及び皮膚外用剤
JP2011225477A (ja) 抗老化剤、抗酸化剤、皮膚外用剤および機能性経口組成物
JP5610806B2 (ja) 抗酸化剤及び皮膚外用剤
JP4291647B2 (ja) 細胞賦活剤、美白剤、コラーゲン産生促進剤、抗酸化剤、及び皮膚外用剤
JP5202180B2 (ja) 保湿剤、免疫賦活剤、抗老化剤、美白剤、抗酸化剤、痩身剤、皮膚外用剤及び機能性経口組成物
JP2011168559A (ja) 抗酸化剤、抗炎症剤、抗老化剤、皮膚外用剤、及び機能性経口組成物
JP5383384B2 (ja) 抗老化剤、抗酸化剤、美白剤、及び免疫賦活剤
JP4916150B2 (ja) 保湿剤、細胞賦活剤、抗酸化剤、及び皮膚外用剤、
JP5388555B2 (ja) 保湿剤、抗老化剤、抗酸化剤、痩身剤、美白剤、抗炎症剤、免疫賦活剤、皮膚外用剤、機能性経口組成物
JP5610846B2 (ja) 抗老化剤、抗酸化剤、抗炎症剤、美白剤、保湿剤、皮膚外用剤および機能性経口組成物
JP4869638B2 (ja) 細胞賦活剤、美白剤、抗酸化剤、アミラーゼ阻害剤、及び保湿剤
JP5313003B2 (ja) 保湿剤
WO2008035691A1 (fr) Agent hydratant, agent activateur de cellules, agent de blanchiment de la peau et agent antioxidant
JP2011148708A (ja) 保湿剤、抗老化剤、抗酸化剤、痩身剤、美白剤、抗炎症剤、免疫賦活剤、皮膚外用剤及び機能性経口組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140114

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140317

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150107

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150115

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20150206