JP2011246060A - 船外機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】変速機を備えると共に、後進時において船舶の推力が低下するのを防止するようにした船外機の制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関からの動力をプロペラに伝達する動力伝達軸に介挿されると共に、少なくとも1速、2速からなる変速段を有し、内燃機関の出力を変速段のうちの選択された変速段で変速してプロペラに伝達する変速機を備える船外機の制御装置において、変速機が後進位置にあるか否か判断し(S14)、変速機で2速が選択されていると共に、変速機が後進位置にあると判断されるとき、2速から1速に変速するように変速機の動作を制御する(S68)。
【選択図】図5

Description

この発明は船外機の制御装置に関し、より詳しくは変速機を備えた船外機の制御装置に関する。
近年、船外機において、搭載される内燃機関からの動力をプロペラに伝達する動力伝達軸に変速機を介挿すると共に、機関回転数とスロットルレバーの操作量に基づいて変速機の変速段(変速比)を1速、2速のうちから選択し、内燃機関の出力を選択された変速段で変速してプロペラに伝達するようにした技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1記載の技術にあっては、船外機が取り付けられる船舶が後進するときも1速、2速に変速可能に構成される。
特開2009−190672号公報(段落0055,0056、図12など)
ところで、船外機のプロペラは、船舶を前進させる方向に回転するときに推力を最も効率良く出力できるような形状に設計される。そのため、プロペラが後進方向に回転する場合(特に、変速機が2速に変速されてプロペラが高速回転する場合)、効率が悪化して船舶の推力が低下するという不具合が生じていた。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、変速機を備えると共に、後進時において船舶の推力が低下するのを防止するようにした船外機の制御装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1にあっては、内燃機関からの動力をプロペラに伝達する動力伝達軸に介挿されると共に、少なくとも1速、2速からなる変速段を有し、前記内燃機関の出力を前記変速段のうちの選択された変速段で変速して前記プロペラに伝達する変速機を備える船外機の制御装置において、前記変速機が後進位置にあるか否か判断する後進位置判断手段と、前記2速が選択されていると共に、前記変速機が後進位置にあると判断されるとき、前記2速から前記1速に変速するように前記変速機の動作を制御する変速制御手段とを備える如く構成した。
請求項2に係る船外機の制御装置にあっては、前記変速機が後進位置にあると判断されるとき、前記内燃機関の機関回転数を所定回転数以下に制御する機関回転数制御手段を備える如く構成した。
請求項1に係る船外機の制御装置にあっては、変速機が後進位置にあるか否か判断し、2速が選択されていると共に、変速機が後進位置にあると判断されるとき、2速から1速に変速するように変速機の動作を制御するように構成したので、後進時のプロペラの回転数を減少させてプロペラを効率良く(換言すれば、プロペラの効率を悪化させることなく)回転させることができ、よって船舶の推力が低下するのを防止することができる。さらに、推力の低下を防止することで、船舶を後進させて停止させるときの船舶の操作性(操船性)を向上させることもできる。
請求項2に係る船外機の制御装置にあっては、変速機が後進位置にあると判断されるとき、内燃機関の機関回転数を所定回転数以下に制御するように構成したので、上記した効果に加え、例えば所定回転数を内燃機関が高速回転とならないような値(具体的には中速回転を示す値)に設定して機関回転数をそれ以下に抑制することが可能となり、よって後進時のプロペラの回転数を効果的に減少できると共に、船舶の推力が低下するのを確実に防止することができる。
この発明の実施例に係る船外機の制御装置を船体も含めて全体的に示す概略図である。 図1に示す船外機の部分断面拡大側面図である。 図1に示す船外機の拡大側面図である。 図2に示す変速機構の油圧回路を模式的に示す油圧回路図である。 図1に示す電子制御ユニットの変速制御動作などを示すフロー・チャートである。 図5フロー・チャートの処理を説明するタイム・チャートである。
以下、添付図面に即してこの発明に係る船外機の制御装置を実施するための形態について説明する。
図1はこの発明の実施例に係る船外機の制御装置を船体も含めて全体的に示す概略図、図2は図1に示す船外機の部分断面拡大側面図、図3は船外機の拡大側面図である。
図1から図3において、符号1は船外機10が船体(艇体)12に搭載されてなる船舶を示す。船外機10は、図2に良く示すように、スイベルケース14、チルティングシャフト16およびスターンブラケット18を介して船体12の後尾(船尾)12aに取り付けられる。
スイベルケース14の付近には、スイベルケース14の内部に鉛直軸回りに回転自在に収容されるシャフト部20を駆動する転舵用電動モータ(アクチュエータ)22と、船外機10の船体12に対するチルト角またはトリム角をチルトアップ/ダウンまたはトリムアップ/ダウンによって調整可能なパワーチルトトリムユニット(アクチュエータ)24が配置される。転舵用電動モータ22の回転出力は減速ギヤ機構26、マウントフレーム28を介してシャフト部20に伝達され、よって船外機10はシャフト部20を転舵軸として左右に(鉛直軸回りに)転舵される。
パワーチルトトリムユニット24はチルト角調整用の油圧シリンダ24aとトリム角調整用の油圧シリンダ24bを一体的に備え、油圧シリンダ24a,24bを伸縮させることで、スイベルケース14がチルティングシャフト16を回転軸として回転させられ、船外機10はチルトアップ/ダウンあるいはトリムアップ/ダウンさせられる。尚、油圧シリンダ24a,24bは、船外機10に配置された図示しない油圧回路に接続されて作動油の供給を受けて伸縮させられる。
船外機10の上部には、内燃機関(以下「エンジン」という)30が搭載される。エンジン30は火花点火式の水冷ガソリンエンジンで、排気量2200ccを備える。エンジン30は水面上に位置し、エンジンカバー32によって覆われる。
エンジン30の吸気管34には、スロットルボディ36が接続される。スロットルボディ36はその内部にスロットルバルブ38を備えると共に、スロットルバルブ38を開閉駆動するスロットル用電動モータ(アクチュエータ。機関回転数制御手段)40が一体的に取り付けられる。
スロットル用電動モータ40の出力軸は減速ギヤ機構(図示せず)を介してスロットルバルブ38に接続され、スロットル用電動モータ40を動作させることでスロットルバルブ38が開閉され、エンジン30の吸気量が調量されてエンジン回転数(機関回転数)が調節される。
船外機10は、水平軸回りに回転自在に支持されると共に、その一端にプロペラ42が取り付けられ、エンジン30からの動力をプロペラ42に伝達するプロペラシャフト(動力伝達軸)44と、エンジン30とプロペラシャフト44の間に介挿されると共に、1速、2速、3速からなる複数の変速段を有する変速機(自動変速機)46を備える。
プロペラ42は、船舶1を前進させる方向に回転するとき、推力を最も効率良く出力できるような形状(例えばブレードの形状やピッチなど)に設計される。変速機46は、複数の変速段を切換自在な変速機構50と、シフト位置を前進位置(フォワード位置)、後進位置(リバース位置)およびニュートラル位置に切換自在なシフト機構52からなる。
図4は変速機構50の油圧回路を模式的に示す油圧回路図である。
図2および図4に示す如く、変速機構50は、エンジン30のクランクシャフト(図において見えず)に接続されるインプットシャフト54と、インプットシャフト54にギヤを介して接続されるカウンタシャフト56と、カウンタシャフト56に複数のギヤを介して接続されるアウトプットシャフト58とが平行に配置された平行軸式の有段式の変速機構からなる。
カウンタシャフト56には、後述する変速用の油圧クラッチや潤滑部に作動油(潤滑油。オイル)を圧送する油圧ポンプ(ギヤポンプ。図2,4にのみ示す)60が接続される。シャフト54,56,58や油圧ポンプ60などは、ケース(図2にのみ示す)62に収容される。ケース62の下部は作動油を受けるオイルパン62aを構成する。
上記の如く構成された変速機構50においては、シャフト上に相対回転自在に配置されたギヤを変速クラッチでシャフト上に固定することで複数の変速段、詳しくは1速、2速、3速のうちのいずれかの変速段が選択(確立)され、エンジン30の出力は選択された変速段で変速され、シフト機構52、プロペラシャフト44を介してプロペラ42に伝達される。尚、各変速段の変速比は1速が最も大きく、2速、3速となるにつれて小さくなるように設定される。
変速機構50について具体的に説明すると、図4に良く示すように、インプットシャフト54には、インプットプライマリギヤ64が支持される。カウンタシャフト56には、インプットプライマリギヤ64に噛合するカウンタプライマリギヤ66、カウンタ1速ギヤ68、カウンタ2速ギヤ70、カウンタ3速ギヤ72が支持される。
また、アウトプットシャフト58には、カウンタ1速ギヤ68に噛合するアウトプット1速ギヤ74、カウンタ2速ギヤ70と噛合するアウトプット2速ギヤ76、カウンタ3速ギヤ72に噛合するアウトプット3速ギヤ78が支持される。
上記において、アウトプットシャフト58に相対回転自在に支持されたアウトプット1速ギヤ74を1速用クラッチC1でアウトプットシャフト58に結合すると、1速(ギヤ。変速段)が確立する。尚、1速用クラッチC1は、ワンウェイクラッチからなり、後述する2速または3速用油圧クラッチC2,C3に油圧が供給されて2速または3速が確立し、アウトプットシャフト58の回転数がアウトプット1速ギヤ74のそれより大きくなるとき、アウトプット1速ギヤ74を空転させるように構成される。
カウンタシャフト56に相対回転自在に支持されたカウンタ2速ギヤ70を2速用油圧クラッチC2でカウンタシャフト56に結合すると、2速(ギヤ。変速段)が確立する。また、カウンタシャフト56に相対回転自在に支持されたカウンタ3速ギヤ72を3速用油圧クラッチC3でカウンタシャフト56に結合すると、3速(ギヤ。変速段)が確立する。尚、油圧クラッチC2,C3は、油圧が供給されるとき各ギヤ70,72をカウンタシャフト56に結合する一方、油圧が供給されないとき各ギヤ70,72を空転させる。
このように、クラッチC1,C2,C3によるギヤとシャフトの結合は、油圧ポンプ60から油圧クラッチC2,C3に供給される油圧を制御することで行われる。
詳説すると、油圧ポンプ60がエンジン30により駆動されるとき、オイルパン62aの作動油は油路80a、ストレーナ82を介して汲み上げられて吐出口60aから油路80bを介して第1切換バルブ84aに、油路80c,80dを介して第1、第2電磁ソレノイドバルブ(リニアソレノイドバルブ)86a,86bに送られる。
第1切換バルブ84aには、油路80eを介して第2切換バルブ84bが接続される。第1、第2切換バルブ84a,84bの内部には移動自在なスプールがそれぞれ収容され、スプールは一端側(図で左端)でスプリングによって他端側に付勢される。その他端側には、前記した第1、第2電磁ソレノイドバルブ86a,86bが油路80f,80gを介して接続される。
従って、第1電磁ソレノイドバルブ86aが通電(オン)されると、その内部に収容されたスプールが変位させられ、油圧ポンプ60から油路80cを介して供給される油圧は第1切換バルブ84aのスプールの他端側に出力される。これにより、第1切換バルブ84aのスプールは一端側に変位させられ、よって油路80bの作動油が油路80eに送出される。
第2電磁ソレノイドバルブ86bも、第1電磁ソレノイドバルブ86aと同様、通電(オン)されるときにスプールが変位させられ、油圧ポンプ60から油路80dを介して供給される油圧は第2切換バルブ84bの他端側に出力される。これにより、第2切換バルブ84bはスプールが一端側に変位させられ、よって油路80eの作動油は油路80hを介して2速用油圧クラッチC2に供給される。一方、第2電磁ソレノイドバルブ86bが通電されず(オフされ)、第2切換バルブ84bの他端側に油圧が出力されないときは油路80eの作動油は油路80iを介して3速用油圧クラッチC3に供給される。
即ち、第1、第2電磁ソレノイドバルブ86a,86bが共にオフされるときは油圧クラッチC2,C3のいずれにも油圧が供給されないため、アウトプット1速ギヤ74とアウトプットシャフト58が1速用クラッチC1で結合されて1速が確立する。
また、第1、第2電磁ソレノイドバルブ86a,86bが共にオンされるときは2速用油圧クラッチC2に油圧が供給されるため、カウンタ2速ギヤ70とカウンタシャフト56が結合されて2速が確立する。さらに、第1電磁ソレノイドバルブ86aがオン、第2電磁ソレノイドバルブ86bがオフされるときは3速用油圧クラッチC3に油圧が供給されるため、カウンタ3速ギヤ72とカウンタシャフト56が結合されて3速が確立する。このように、第1、第2切換バルブ84a,84bのオン・オフを制御することで、変速機46の変速段が選択される(変速制御が行われる)。
尚、油圧ポンプ60からの作動油(潤滑油)は、油路80b,80j、レギュレータバルブ88やリリーフバルブ90を介して潤滑部(例えばシャフト54,56,58など)にも供給される。また、第1、第2切換バルブ84a,84bと第1、第2電磁ソレノイドバルブ86a,86bにはそれぞれ、圧抜き用の油路80kが適宜に接続される。
図2の説明に戻ると、シフト機構52は、変速機構50のシャフト58に接続されると共に、鉛直軸と平行に配置されて回転自在に支持されるドライブシャフト(バーチカルシャフト)52aと、シャフト52aに接続されて回転させられる前進ベベルギヤ52bと後進ベベルギヤ52cと、プロペラシャフト44を前進ベベルギヤ52bと後進ベベルギヤ52cのいずれかに係合自在とするクラッチ52dなどからなる。
エンジンカバー32の内部にはシフト機構52を駆動するシフト用電動モータ(アクチュエータ)92が配置され、その出力軸は、減速ギヤ機構94を介してシフト機構52のシフトロッド52eの上端に接続自在とされる。従って、シフト用電動モータ92を駆動することにより、シフトロッド52eとシフトスライダ52fが適宜に変位させられ、それによってクラッチ52dを動作させてシフト位置が前進位置、後進位置およびニュートラル位置の間で切り換えられる。
シフト位置が前進位置あるいは後進位置のとき、変速機構50のシャフト58の回転はシフト機構52を介してプロペラシャフト44に伝達され、よってプロペラ42は回転させられ、船体12を前進あるいは後進させる方向の推力(推進力)を生じる。尚、船外機10はエンジン30に取り付けられたバッテリなどの電源(図示せず)を備え、それから各電動モータ22,40,92などに動作電源が供給される。
図3に示す如く、スロットルバルブ38の付近にはスロットル開度センサ96が配置され、スロットルバルブ38の開度(スロットル開度)THを示す出力を生じる。また、シフト用電動モータ92付近にはシフト位置センサ(後進位置判断手段)100が配置され、変速機46のシフト位置に応じた信号を出力する。エンジン30のクランクシャフトの付近にはクランク角センサ102が取り付けられ、所定のクランク角度ごとにパルス信号を出力する。
上記した各センサやスイッチの出力は、船外機10に搭載された電子制御ユニット(Electronic Control Unit。以下「ECU」という)110に入力される。ECU110はCPUやROM,RAMなどを備えたマイクロ・コンピュータからなり、船外機10のエンジンカバー32の内部に配置される。
図1に示す如く、船体12の操縦席112の付近には、操船者(図示せず)によって回転操作自在なステアリングホイール114が配置される。ステアリングホイール114のシャフト(図示せず)には操舵角センサ116が取り付けられ、操船者によって入力されたステアリングホイール114の操舵角に応じた信号を出力する。
操縦席112付近にはリモートコントロールボックス120が配置され、そこには操船者の操作自在に配置されるシフト・スロットルレバー(スロットルレバー。以下、単に「レバー」という)122が設けられる。レバー122は、初期位置から前後方向に揺動操作自在とされ、初期位置付近にあるときニュートラルレンジ、初期位置より前方に位置(傾倒)されるとき前進レンジ、初期位置より後方に位置されるとき後進レンジとなるように設定される。
上記の如く構成されたレバー122は、操船者からの前進/後進指示と、エンジン30に対する加速/減速指示を含むエンジン回転数の調節指示(別言すれば、エンジン30の目標エンジン回転数NEd)とを入力する。尚、この目標エンジン回転数NEdは、レバー122の初期位置からの操作量に比例する。即ち、例えばレバー122の操作量が少ないとき、目標エンジン回転数NEdは比較的小さい値とされる一方、操作量が多くなるにつれて(換言すれば、レバー122が初期位置から離間するにつれて)大きい値とされる。また、リモートコントロールボックス120の内部にはレバー位置センサ124が取り付けられ、レバー122の位置に応じた信号を出力する。
さらに、操縦席112の付近には、エンジン30の燃費(燃料消費量)を低減させる燃費低減指示を入力するスイッチ130が操船者に手動操作自在に設けられる。スイッチ130は、操船者が燃費を重視して走行することを所望する際に操作され(押され)、操作されるとき燃費低減指示を示す信号(オン信号)を出力する。これら各センサ116,124およびスイッチ130の出力もECU110に入力される。
ECU110は、入力されたセンサ出力に基づいて転舵用電動モータ22の動作を制御すると共に、レバー位置センサ124の出力に応じてシフト用電動モータ92の動作を制御して変速機46のシフト位置を切り換える、詳しくは、レバー122が前進レンジにあるときは前進位置に、ニュートラルレンジにあるときはニュートラル位置に、後進レンジにあるときは後進位置となるようにシフト用電動モータ92の動作を制御して変速機46のシフト位置を切り換える。
また、ECU110は、入力されたセンサ出力に基づき、後述する変速機46の変速制御を行うと共に、パワーチルトトリムユニット24の動作を制御する。さらに、クランク角センサ102の出力パルスをカウントしてエンジン回転数NEを検出(算出)し、検出されたエンジン回転数NEおよびスロットル開度THに基づいてエンジン回転数NEが目標エンジン回転数NEd(詳しくは、レバー122の位置に応じて設定される目標エンジン回転数NEd)に一致するようにスロットル用電動モータ40の動作を制御する。
このように、この実施例に係る船外機の制御装置は、操作系(ステアリングホイール114やレバー122)と船外機10の機械的な接続が断たれたDBW(Drive By Wire)方式の装置である。
図5は、ECU110の変速制御動作とエンジン回転数制御動作を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは、ECU110によって所定の周期(例えば100msec)ごとに実行される。
以下説明すると、先ずS10においてスロットル開度センサ96の出力からスロットル開度THを検出(算出)し、S12に進んでクランク角センサ102の出力からエンジン回転数NEを検出する。
次いでS14に進み、変速機46のシフト位置が後進位置またはニュートラル位置にあるか否か判断する。この判断は、シフト位置センサ100の出力に基づいて行う。S14で否定されるとき、即ち、変速機46が前進位置にあるときはS16に進み、スロットル開度THの所定時間(例えば500msec)当たりの変化量(変動量)DTHを算出する。
次いでS18に進み、操船者からエンジン30に対して減速が指示されたか否か、換言すれば、エンジン30が船舶1を減速させる運転状態にあるか否か判定する。この判定は、スロットルバルブ38が閉弁方向に駆動されているか否か判断することで行う。具体的にはスロットル開度の変化量DTHが負値に設定された減速判定用の所定値DTHa(例えば−0.5deg)未満の場合、スロットルバルブ38が閉弁方向に駆動されている、即ち、減速が指示されたと判定する。
S18で否定されるときはS20に進み、加速終了後に3速に変速されたことを示す加速後3速変速済みフラグ(後述。以下「3速変速フラグ」という)のビットが0か否か判断する。3速変速フラグは初期値が0とされるため、最初のプログラムループにおいてS20の判断は通例肯定されてS22に進む。
S22においてはエンジン回転数NEの変化量(変動量)DNEを算出する。変化量DNEは、前回のプログラムループで検出されたエンジン回転数NEから今回検出されたそれを減算して求める。
次いでS24に進み、加速後2速変速済みフラグ(以下「2速変速フラグ」という)のビットが0か否か判断する。このフラグのビットは、後述する如く、加速終了後に1速から2速に変速されるとき1にセットされる一方、それ以外のとき0にリセットされる。
2速変速フラグも初期値が0とされるため、最初のプログラムループにおいてS24の判断は通例肯定されてS26に進み、エンジン回転数NEが2速変速用の既定回転数NEa以上か否か判断する。この既定回転数NEaについては後に説明する。
エンジン始動直後のプログラムループにおいては通例、エンジン回転数NEは既定回転数NEa未満であるため、S26の判断は否定されてS28に進む。S28では、加速中判定フラグ(後述。図で「加速中フラグ」と示す)のビットが0か否か判断する。加速中判定フラグも初期値が0とされるため、最初のプログラムループにおいてここでの判断は肯定されてS30に進む。
S30では、操船者からエンジン30に対して加速(正確には急加速)が指示されたか否か、換言すれば、エンジン30が船舶1を加速(正確には急加速)させる運転状態にあるか否か判定する。この判定は、具体的にはスロットルバルブ38が開弁方向に急速に駆動されているか否か判断することで行う。
詳しくは、S16で検出されたスロットル開度の変化量DTHと加速判定用の所定値DTHbとを比較し、変化量DTHが所定値DTHb以上のとき、スロットルバルブ38が開弁方向に急速に駆動されている、即ち、加速が指示されたと判定する。従って、所定値DTHbは、減速判定用の所定値DTHaに比して大きい値(正値)で、加速の指示がなされたと判定できるような値、例えば0.5degに設定される。
S30で否定、即ち、エンジン30に対して加速または減速の指示がないときはS32に進み、第1、第2電磁ソレノイドバルブ86a,86b(図で「第1SOL」「第2SOL」と示す)を共にオンして変速機46において2速の変速段を選択し、次いでS34に進み、加速中判定フラグのビットを0にリセットする。
他方、S30で肯定されるときはS36に進み、第1、第2電磁ソレノイドバルブ86a,86bを共にオフして変速機46の変速段を2速から1速に変速(シフトダウン)する。これにより、エンジン30の出力トルクは1速にシフトダウンさせられた変速機46(正確には、変速機構50)によって増幅させられてプロペラシャフト44を介してプロペラ42に伝達され、よって加速性が上昇する。
次いでS38に進み、加速中判定フラグのビットを1にセットする。即ち、このフラグは、スロットル開度の変化量DTHが加速判定用の所定値DTHb以上で、変速段が2速から1速に変速されるとき1にセットされる一方、それ以外のときは0にリセットされる。尚、このフラグのビットが1にセットされると、次回以降のプログラム実行時はS28で否定されてS30の処理をスキップする。
このように、変速機46のシフト位置が前進位置にあってエンジン30が始動させられてから加速が指示されるまでの通常運転時は、変速段を2速にするように構成したため、急加速以外での船外機10の使い勝手を、変速機を備えない船外機と同等とすることができる。
変速機46の変速段を1速に変速した後、エンジン回転数NEが徐々に上昇し、そして1速でのトルク増幅を利用した加速が終了すると(加速領域が飽和すると)、エンジン回転数NEは2速変速用の既定回転数NEaになり(到達し)、よってS26の判断で肯定されてS40以降の処理に進む。従って、既定回転数NEaは、比較的高い値に設定され、詳しくは1速での加速が終了したと判断できる値(例えば6000rpm)とされる。
S40では、エンジン回転数NEが安定しているか否か判断、換言すれば、エンジン30が安定した運転状態であるか否か判断する。この判断は、エンジン回転数の変化量DNEの絶対値を第1の既定値DNE1と比較することで行われ、変化量DNEの絶対値が第1の既定値DNE1未満の場合にエンジン回転数NEが安定していると判断する。従って、既定値DNE1はエンジン回転数NEが安定して、変化量DNEが比較的少ないと判定できるような値、例えば500rpmに設定される。
S40で否定されるときは1速のままプログラムを終了する一方、肯定されるときはS42に進んで第1、第2電磁ソレノイドバルブ86a,86bを共にオンして変速機46の変速段を1速から2速に変速(シフトアップ)する。これにより、ドライブシャフト52aおよびプロペラシャフト44の回転数が上昇し、結果として船速が(エンジン性能上の)最高速度に到達し、速度性が向上する。
次いでS44に進んで2速変速フラグのビットを1にセットし、S46に進んで3速変速フラグのビットを0にリセットする。S44で2速変速フラグのビットが1にセットされると、次回以降のプログラム実行時はS24で否定されてS48に進む。このように、S48以降の処理は、2速変速フラグのビットが1にセットされるとき、換言すれば、1速での加速が終了した後に2速に変速される場合に実行される。
S48では、スイッチ130がオン信号を出力しているか否か、即ち、操作者によってエンジン30の燃費低減が指示されているか否か判断する。S48で否定されるときは前述したS42からS46の処理に進む一方、肯定されるときはS50に進み、エンジン回転数NEが3速変速用の既定回転数NEb以上か否か判断する。既定回転数NEbは、2速変速用の既定回転数NEaに比して僅かに低い値であって、後述する如く3速に変速可能と判断できるような値、例えば5000rpmに設定される。
S50で肯定されるときはS52に進み、S40と同様、エンジン回転数NEが安定しているか否か判断する。即ち、エンジン回転数の変化量DNEの絶対値を第2の既定値DNE2と比較し、既定値DNE2未満の場合にエンジン回転数NEが安定していると判断する。従って、第2の既定値DNE2は、変化量DNEが比較的少なくエンジン回転数NEが安定していると判定できるような値、例えば500rpmとされる。
S52で否定、またはS50で否定されるときはS42に進む一方、S52で肯定されるときはS54に進み、第1電磁ソレノイドバルブ86aをオン、第2電磁ソレノイドバルブ86bをオフして変速機46の変速段を2速から3速に変速(シフトアップ)する。これにより、エンジン回転数NEが低下するため、エンジン30の燃料消費量を低減、換言すれば、燃費が向上する。
次いでS56に進み、2速変速フラグのビットを0にリセットし、S58に進んで3速変速フラグのビットを1にセットする。このように、3速変速フラグは、加速終了後に2速から3速に変速されるとき1にセットされる一方、それ以外のとき0にリセットされる。尚、3速変速フラグのビットが1にセットされた後のプログラム実行時は、S20で否定されて、S54からS58の処理を実行して3速のままプログラムを終了する。
また、S18で肯定されるとき、即ち、スロットル開度の変化量DTHが減速判定用の所定値DTHa未満のときはS60に進み、第1、第2電磁ソレノイドバルブ86a,86bを共にオンして変速機46の変速段を2速に変速する。その後、S62,S64,S66に進んで2速変速フラグ、3速変速フラグおよび加速中判定フラグのビットを全て0にリセットする。
レバー122が操船者によって後進レンジまたはニュートラルレンジとなるように操作され、変速機46のシフト位置が後進位置またはニュートラル位置に切り換えられると、S14で肯定されてS68に進み、第1、第2電磁ソレノイドバルブ86a,86bをオフして変速機46の変速段を2速から1速に変速する。これにより、変速機46が後進位置にある場合、プロペラ42の回転数は減少させられることとなる。
次いでS70に進み、エンジン回転数NEを所定回転数NEd1以下に抑制するエンジン回転数抑制制御を実行する。エンジン回転数抑制制御では、具体的には目標エンジン回転数NEdの上限値を所定回転数NEd1に制限することで、エンジン回転数NEを抑制する。この所定回転数NEd1は、エンジン30が高速回転とならないような値(具体的には、高速回転に比して低い中速回転を示す値、例えば3500rpm)に設定される。
これにより、例えばレバー122の初期位置から後方に向けての操作量が多く、リモートコントロールボックス120の後端まで傾倒される場合であっても、エンジン回転数NEは所定回転数NEd1以下となるように制御される、正確には、スロットル用電動モータ40の動作が制御されてスロットル開度THが調整されることとなる。このように、後進時においてエンジン回転数NEは所定回転数NEd1より大きくなることはない、即ち、エンジン30が高速回転となることはない。
図6は上記した処理の一部を説明するタイム・チャートである。
図6に示すように、先ず時刻t0からt1において変速機46のシフト位置が前進位置であって、急加速以外の通常運転時にあるときは変速段を2速にする(S32)。そして時刻t1において、操船者のレバー122の操作によって変速機46が前進位置から後進位置に切り換えられると(S14で肯定)、変速機46を2速から1速に変速する(S68)。尚、変速機46が後進位置にあるときのエンジン回転数NEは所定回転数NEd1以下に制御(抑制)される(S70)。
以上の如く、この発明の実施例にあっては、内燃機関(エンジン)30からの動力をプロペラ42に伝達する動力伝達軸(プロペラシャフト)44に介挿されると共に、少なくとも1速、2速からなる変速段を有し、前記内燃機関の出力を前記変速段のうちの選択された変速段で変速して前記プロペラに伝達する変速機46を備える船外機の制御装置において、前記変速機が後進位置にあるか否か判断する後進位置判断手段と(シフト位置センサ100、ECU110。S14)、前記2速が選択されていると共に、前記変速機46が後進位置にあると判断されるとき、前記2速から前記1速に変速するように前記変速機46の動作を制御する変速制御手段と(ECU110。S68)を備える如く構成した。
これにより、後進時のプロペラ42の回転数を減少させてプロペラ42を効率良く(換言すれば、プロペラ42の効率を悪化させることなく)回転させることができ、よって船舶1の推力が低下するのを防止することができる。さらに、推力の低下を防止することで、船舶1を後進させて停止させるときの船舶1の操作性(操船性)を向上させることもできる。
また、前記変速機が後進位置にあると判断されるとき、前記内燃機関の機関回転数(エンジン回転数)NEを所定回転数NEd1以下に制御する機関回転数制御手段(スロットル用電動モータ40、ECU110。S70)を備える如く構成したので、例えば所定回転数NEd1をエンジン30が高速回転とならないような値(具体的には中速回転を示す値、例えば3500rpm)に設定してエンジン回転数NEをそれ以下に抑制することが可能となり、よって後進時のプロペラ42の回転数を効果的に減少できると共に、船舶1の推力が低下するのを確実に防止することができる。
尚、上記においては、船外機を例にとって説明したが、変速機を備えた船内外機についても本発明を適用することができる。
また、エンジン回転数NEを所定回転数NEd1以下に制御するため、スロットル開度THを調整するようにしたが、それに限られるものではなく、例えば点火カットや燃料カットなどを行うように構成しても良い。
また、減速/加速判定用の所定値DTHa,DTHb、所定回転数NEd1やエンジン30の排気量などを具体的な値で示したが、それらは例示であって限定されるものではない。
10 船外機、30 エンジン(内燃機関)、40 スロットル用電動モータ(機関回転数制御手段)、42 プロペラ、44 プロペラシャフト(動力伝達軸)、46 変速機、100 シフト位置センサ(後進位置判断手段)、110 ECU(電子制御ユニット)

Claims (2)

  1. 内燃機関からの動力をプロペラに伝達する動力伝達軸に介挿されると共に、少なくとも1速、2速からなる変速段を有し、前記内燃機関の出力を前記変速段のうちの選択された変速段で変速して前記プロペラに伝達する変速機を備える船外機の制御装置において、
    a.前記変速機が後進位置にあるか否か判断する後進位置判断手段と、
    b.前記2速が選択されていると共に、前記変速機が後進位置にあると判断されるとき、前記2速から前記1速に変速するように前記変速機の動作を制御する変速制御手段と、
    を備えることを特徴とする船外機の制御装置。
  2. c.前記変速機が後進位置にあると判断されるとき、前記内燃機関の機関回転数を所定回転数以下に制御する機関回転数制御手段、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の船外機の制御装置。
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