JP2011244955A - 椅子 - Google Patents

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JP2011244955A JP2010119771A JP2010119771A JP2011244955A JP 2011244955 A JP2011244955 A JP 2011244955A JP 2010119771 A JP2010119771 A JP 2010119771A JP 2010119771 A JP2010119771 A JP 2010119771A JP 2011244955 A JP2011244955 A JP 2011244955A
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Abstract

【課題】製造に高い技術力や手間を必要とせずに、座り心地のよい椅子を提供する。
【解決手段】座板A3が、椅子本体A2に支持された周辺領域A5と、この周辺領域の内側に設けられ体重がかかったときに前記椅子本体に対して変位可能な内側領域A8と、前記周辺領域A5と内側領域A8とを接続すべく設けられそれら前記周辺領域A5及び内側領域A8よりも厚み寸法の小さな接続領域A7とを備え、前記内側領域A8に体重がかかったときに少なくとも前記接続領域A7が変形することによって周辺領域A5に対して内側領域A8が板厚方向に変位する。
【選択図】図1

Description

本発明は、学校用または事務用等として好適に使用される椅子に関する。
従来、この種の椅子では、比較的長時間着座されることが少なくないため、座り心地が重視され、種々の改善がなされてきた。近時、非常に座り心地のよい椅子として、枠材に張設したメッシュにより着座者の荷重を弾性的に受けるようにしたメッシュタイプの椅子が開発されている(例えば、特許文献1を参照)。
ところが、このようなメッシュタイプの椅子では、枠材にメッシュを適切な張力をもって張り設ける必要があり、その支持構造が複雑であるとともに、その張設作業に高い技術力が要求される。
特開2007-202591号公報
本発明は、以上のような事情に着目してなされたものであり、製造に高い技術力や手間を必要とせずに、座り心地のよい椅子を提供することを目的とする。
本発明は、以上のような課題を解決するために、次のような構成を採用したものである。すなわち、本発明に係る椅子は、椅子本体に樹脂により一体成形された座板を支持させてなるものであって、前記座板が、前記椅子本体に支持された周辺領域と、この周辺領域の内側に設けられ体重がかかったときに前記椅子本体に対して変位可能な内側領域と、前記周辺領域と内側領域とを接続すべく設けられそれら前記周辺領域及び内側領域よりも厚み寸法の小さな接続領域とを備え、前記内側領域に体重がかかったときに少なくとも前記接続領域が変形することによって周辺領域に対して内側領域が板厚方向に変位するように構成されていることを特徴とする。
このようなものであれば、板材により着座者の荷重を弾性的に受けるようにしているので、従来のような枠材にメッシュを張り設けたものに比べて製造に高い技術力や手間を必要とせずに、座り心地のよい椅子となる。すなわち、少なくとも接続領域が変形することによって内側領域が板厚方向に撓みながら着座者の荷重を受けるため、板材が着座者の荷重に応じて撓み変形し、座り心地のよいものとなる。
前記接続領域は、前記周辺領域と内側領域の対向する端部同士を接続するものであり、板厚方向に突出するように湾曲しているものが好ましい。
座板は、無負荷状態において前記周辺領域の上面と前記内側領域の上面とがほぼ面一になるように設定されたものであってもよいが、無負荷状態において前記周辺領域の上面と前記内側領域の上面との間に段差が形成されたものであってもよい。
前記周辺領域の所定箇所を椅子本体のフレームにより支持するようにしたものである場合の好適な一態様としては、前記接続領域の下面が、前記周辺領域の端部付近における下面及び前記内側領域の端部付近における下面のうち少なくとも一方よりも下方に突出する形状をなしているものが挙げられる。
また、前記周辺領域の所定箇所を椅子本体のフレームにより支持するようにしたものである場合の好適な他の態様としては、前記接続領域の上面が、前記周辺領域の端部付近における上面及び前記内側領域の端部付近における上面のうち少なくとも一方よりも上方に突出する形状をなしているものが挙げられる。
前記周辺領域の所定箇所を椅子本体のフレームにより支持するようにしたものである場合のさらに他の態様としては、前記接続領域が、前記周辺領域及び前記内側領域の端部付近における厚み内に収まる形状をなしているものが挙げられる。
前記接続領域は、平面視において前方に開口する略コ字状に前記内側領域を取り囲む形状をなしているものが好ましい。
また、変形のしにくい屈曲部分がある場合には、前記接続領域は、曲がっている部分に変形助長用の孔を設けていることが好ましい。
前記変形助長用の孔の一例としては、スリットが挙げられる。また、前記曲がっている部分に複数のスリットを並設しているものが好ましい。
種々の変形特性を持たせた板材にするためには、前記接続領域が、横断面形状が異なる部位を備えているようにすればよい。
板材の場所によって変形特性を変えた前記接続領域の具体的な一例としては、平面視において前方に開口する略コ字状に前記内側領域を取り囲む形状をなしており、前記コ字状の開口部分よりも当該コ字状の中間部分の突出量が相対的に大きくなるように設定しているものが挙げられる。
本発明は、以上のような構成であるから、製造に高い技術力や手間を必要とせずに、座り心地のよい椅子を提供することができる。
本発明の第1実施形態を示す全体斜視図。 同実施形態の背面側を示す全体斜視図。 同実施形態の座板を示す平面図。 同実施形態の座板を示す斜視図。 図3のX-X線における断面形状を模式的に示す断面図。 本発明の第2実施形態を示す全体斜視図。 同実施形態の背面側を示す全体斜視図。 同実施形態の側断面図。 本発明の第3実施形態の要部を示す分解斜視図。 同実施形態の椅子を模式的に示す側面図。 本発明の第4実施形態を示す全体斜視図。 同実施形態の椅子の使用態様を模式的に示す側面図。 同実施形態の椅子の使用態様を模式的に示す側面図。 本発明の接続領域における断面形状の変形例を模式的に示す断面図。 本発明の接続領域における断面形状の変形例を模式的に示す断面図。 本発明の接続領域における断面形状の変形例を模式的に示す断面図。 本発明の接続領域における断面形状の変形例を模式的に示す断面図。 本発明の接続領域における断面形状の変形例を模式的に示す断面図。 本発明の接続領域における断面形状の変形例を模式的に示す断面図。 本発明の接続領域における断面形状の変形例を模式的に示す断面図。 本発明の取付体の変形例を模式的に示す説明図。
以下、本発明の第1実施形態について図1ないし図5を参照して説明する。
この実施形態は、本発明を上下方向にスタッキング可能な椅子A1に適用したものである。この椅子A1は、椅子本体A2に座板A3及び背板A4を支持させてなるものである。
椅子本体A2は、図1及び図2に示すように、接地体A211を介して床上に載置される左右のベースA21と、これら各ベースA21の前端から上方に延出する左右の前脚A22と、前記各ベースA21の後端から上方に延出する左右の後脚A23と、これら後脚A23の上端間に架設された後フレームA24と、この後フレームA24の両端近傍部と前記前脚A22の上端とを繋ぐ左右の側フレームA25と、これら側フレームA25の前端近傍部間に架設された前フレームA26と、前記後脚A23の上端から上方に延出する左右の背フレームA27とを備えてなる。前記ベースA21、前脚A22、後脚A23、側フレームA25、及び、背フレームA27は、共通の金属線材を折曲げることにより一体に構成されたもので、前記座板A3及び背板A4に作用する荷重を受けることが可能な強度を備えている。そして、前記左右の側フレームA25に前記座板A3を支持させている。また、本実施形態においては、前記椅子本体A2に前記座板A3を取り付けた状態で、前記前フレームA26と前記座板A3との間に当該座板A3の下方への撓みを許容できるだけの隙間が形成されるように設定してある。
座板A3は、図1ないし図4に示すように、板材A31と、この板材A31の下面に突設した取付体A32とを備えたもので、この実施形態においては、樹脂により一体に成形されている。
板材A31は、図1ないし図5に示すように、椅子本体A2の左右の側フレームA25に支持される周縁部A5と、この周縁部A5の内側に位置する中間部A6とを有し樹脂で一体に成形されたものであり、本発明にかかる周辺領域A5が前記周縁部A5に相当し(以下、周縁部A5を「周辺領域A5」と呼ぶ。)、本発明にかかる接続領域A7及び内側領域A8が前記中間部A6に相当する。
前記周辺領域A5は、図1ないし図5に示すように、中間部A6の左右両側に位置する側縁部分A51と、中間部A6の後側に位置する後縁部分A52と、中間部A6の前側に位置する前縁部分A53とを備えたものである。前記側縁部分A51は、前記側フレームA25を包み込むように下方に湾曲している。前記後縁部分A52は、後上方に向けて湾曲している。前記前縁部分A53は、前下方に向けて湾曲している。
前記中間部A6は、図1ないし図5に示すように、前記周辺領域A5の内側に設けられ体重がかかったときに前記椅子本体A2に対して変位可能な内側領域A8と、前記周辺領域A5と内側領域A8とを接続すべく設けられそれら前記周辺領域A5及び内側領域A8よりも厚み寸法の小さな接続領域A7とを備えてなる。すなわち、前記板材A31は、前記内側領域A8に体重がかかったときに少なくとも前記接続領域A7が変形することによって周辺領域A5に対して内側領域A8が板厚方向に変位するように構成されている。内側領域A8は、周辺領域A5の前縁部分A53と一体に成形され、周辺領域A5とほぼ同一の厚み寸法を有している。そして、内側領域A8の上面A81は、無負荷状態において前記周辺領域A5の上面A55とほぼ面一になるように設定されている。接続領域A7は、前記周辺領域A5と内側領域A8の対向する端部A54、A84同士を接続するものであり、板厚方向に突出するように湾曲している。図5では、説明の都合上、周辺領域A5及び内側領域A8に対して異なったハッチングを施しているが、この実施形態においては、前記接続領域A7は、前記周辺領域A5及び内側領域A8と同一の樹脂を用いて一体に成形されている。前記接続領域A7は、平面視において前方に開口する略コ字状に前記内側領域A8を取り囲む形状をなしている。また、前記接続領域A7は、各部において同一の横断面形状を備えており、前記接続領域A7の下面A72が、前記周辺領域A5の端部A54付近における下面A53及び前記内側領域A8の端部A84付近における下面A82のうち少なくとも一方よりも下方に突出する形状をなしている。具体的には、この実施態においては、前記接続領域A7の下面A72が、前記周辺領域A5の下面A56及び内側領域A8の下面A82よりも下方に突出する断面U字形状をなしている。
取付体A32は、図1及び図2に示すように、前記周辺領域A5の側縁部分A51の下面に一体に設けられている。この取付体A32は、横断面C字形をなす溝A321を有したもので、その溝A321を横断面円形の輪郭をなす側フレームA25に係わり合わせることにより、前記座板A3を前記椅子本体A2に取り付けている。
背板A4は、図1及び図2に示すように、両側縁に下方に開口する取付孔A41を備えたもので、その取付孔A41を前記背フレームA27に嵌め合わせることによって、この背板A4を椅子本体A2に支持させている。
以上に述べたように、第1実施形態に係る椅子A1は、椅子本体A2に座板A3及び背板A4を支持させてなる椅子A1であって、前記座板A3が、前記椅子本体A2に支持された周辺領域A5と、この周辺領域A5の内側に設けられ体重がかかったときに前記椅子本体A2に対して変位可能な内側領域A8と、前記周辺領域A5と内側領域A8とを接続すべく設けられそれら前記周辺領域A5及び内側領域A8よりも厚み寸法の小さな接続領域A7とを備えている。そのため、前記座板A3の全部または主要部を樹脂による一体成形により製造することができ、枠材にメッシュを張り設ける場合のような高い技術力や手間を必要としない。しかも、座板A3の内側領域A8に体重がかかったときに、主に前記接続領域A7が変形することによって周辺領域A5に対して内側領域A8が板厚方向に変位して、板材A31により着座者の荷重を弾性的に受けることができるため、座り心地のよい椅子A1となる。
すなわち、前記周辺領域A5に対して片持ち的に一体化されている内側領域A8が、後側を沈み込ませるように厚み方向に弾性的に変位するとともに、前記接続領域A7が、断面U字形から断面J字形に撓み、着座者の荷重を受ける。接続領域A7の位置や断面形状等を適宜設定することにより、種々の特性を有した座り心地のよい座板A3を作ることができる。したがって、荷重に応じた適切な弾性を有する座板A3を容易に設計することが可能になる。
特に前記実施形態においては、前記周辺領域A5と接続領域A7と内側領域A8とを有した板材A31と、取付体A32とを樹脂により一体に成形しているので、部品点数が少なくて済み、また、枠材にメッシュを張り設ける場合に比べて、組立に要する工数を大幅に削減することが可能になる。さらにこの板材A31は樹脂で一体成形されたものであるため、メッシュタイプに較べて強度が高く、破れたり、切れたり、摺り減るおそれが少ない。すなわち、メッシュタイプのものは、細い糸を編んだり織ったりしているので、全体がほつれる可能性があるが、本実施形態の板材A31は、上記のように板材A31が一部破損しても、メッシュタイプのように破損が全体に広がることを抑制できる。
前記中間部A6の特定箇所、本実施形態では着座者の臀部及び大腿部を受ける部分が、前述した内側領域A8と接続領域A5とを備えた構造をなしているので、座板A3の周辺領域A5はフレームでしっかり支持されるが、内側領域A8はソフトな座り心地を得ることができる。
また、前記周辺領域A5及び内側領域A8が、ほぼ同一平面内に配置されているので、板材A31の厚み方向の極端な突出がなく、フラットな座り心地が得られる。
さらに、周縁部A5は、上述したように湾曲しているため座板A3として必要な高い剛性を有することとなる。
次に、本発明の第2実施形態について図6ないし図8を参照して説明する。
この実施形態は、本発明を前後方向にネスティング可能な椅子B1に適用したものである。この椅子B1は、椅子本体B2に座板B3及び背板B4を支持させてなるものである。
椅子本体B2は、図6ないし図8に示すように、下端にキャスタB211を有した左右の前脚B21と、下端にキャスタB221を有した左右の後脚B22と、これら後脚B22の上端と前記前脚B21の上端とをそれぞれ繋ぐ左右の側フレームB24と、これら側フレームB24の前端近傍部間に架設された前フレームB25と、これら側フレームB24の後端近傍部間に架設された後フレームB23と、この後フレームB23に基端部B28を回転可能に支持させた左右の支持フレームB26と、前記後脚B22の上端から上方に延出する左右の背フレームB27とを備えてなる。前記前脚B21と側フレームB24とは、共通の金属パイプ材を折曲げることにより一体に構成されたもので、側フレームB24の後端は後脚B22の上端に溶接等により剛結されている。前記前脚B21、後脚B22、側フレームB24、前フレームB25、後フレームB23、支持フレームB26、及び背フレームB27は、前記座板B3及び背板B4に作用する荷重を受けることが可能な強度を備えている。そして、前記支持フレームB26の前端部及び後端部に前記座板B3を支持させており、座板B3が略水平になる使用位置(U)と座板B3が背板B4と略平行になる図示しない跳ね上げ位置との間で回動し得るようになっている。支持フレームB26の中間部B29には凹陥部B291が形成されており、前記使用位置(U)においてこの凹陥部B291が前フレームB25に係わり合うようになっている。なお、前記左右の前脚B21間の距離は、前記左右の後脚B22間の距離よりも小さく設定されており、座板B3を跳ね上げた状態で同一の構造をなす他の椅子とネスティング可能になっている。
座板B3は、図6ないし図8に示すように、板材B31と、この板材B31の下面に突設した前後の取付体B32、B33とを備えたもので、この実施形態においては、樹脂により一体に成形されている。
板材B31は、図6ないし図8に示すように、椅子本体B2の左右の支持フレームB26に支持される周縁部B5と、この周縁部B5の内側に位置する中間部B6とを有し樹脂で一体に成形されたものであり、本発明にかかる周辺領域B5が前記周縁部B5に相当し(以下、周縁部B5を「周辺領域B5」と呼ぶ。)、本発明にかかる接続領域及び内側領域が前記中間部B6に相当する。
前記周辺領域B5は、図6ないし図8に示すように、中間部B6の左右両側に位置する側縁部分B51と、中間部B6の後側に位置する後縁部分B52と、中間部B6の前側に位置する前縁部分B53とを備えたものである。
前記中間部B6は、本発明の接続領域及び内側領域に相当するもので、前記第1実施形態と同じ構造をなしており、図6ないし図8では、詳しい形態を省略して、中間部B6を網掛けで示している。
取付体B32、B33は、図7及び図8に示すように、前記前縁部分B53及び後縁部分B52の下面に一体に設けられている。前の取付体B32は、前記周辺領域B5の前縁部分B53に設けられ、後の取付体B33は、前記周辺領域B5の後縁部分B52に設けられている。前の取付体B32に支持フレームB26の前端部を前後方向にスライド可能に取り付けるとともに、後の取付体B33に支持フレームB26の後端部を離脱不能に取り付けている。そして、前記前後の取付体B32、B33間は、前記支持フレームB26と前記座板B3の中間部B6とが隙間B34を介して離間しており、その隙間B34によって前記中間部B6の厚み方向の弾性変形を許容している。
背板B4は、図6ないし図8に示すように、両側縁に下方に開口する取付孔B41を備えたもので、その取付孔B41を前記背フレームB27に嵌め合わせることによって、この背板B4を椅子本体B2に支持させている。
このような構成のものであれば、従来のネスティング可能な椅子と同様に使用することができる上に、座板に関しては前述した第1実施形態に準じた効果が得られる
次に、本発明の第3実施形態について図9及び図10を参照して説明する。
この実施形態は、本発明を背板C4と座板C3とが一定の比率で同期して傾動するシンクロロッキング可能な椅子C1に適用したものである。この椅子C1は、椅子本体C2に座板C3及び背板C4を支持させてなるものである。
椅子本体C2は、図9及び図10に示すように、キャスタC211を有する脚C21と、この脚C21の上端に支持される支持基部C22と、この支持基部C22に傾動可能に支持される背支桿C23と、この背支桿C23及び前記支持基部C22の上方に配された座受C24と、この座受C24を前記支持基部C22及び背支桿C23に支持させる支持機構C25とを備えてなる。前記座受C24は、環状をなす座フレームC26と、この座フレームC26の四隅に設けられた取付板C27と、前記支持機構C25と連結するための前連結部C28及び後連結部C29とを備えてなる。そして、前記座フレームC26に座板C3を載置し、前記取付板C27に挿通させた図示しないボルト等の止着具により前記座フレームC26に前記座板C3を固定した状態で支持させている。前記支持機構C25は、例えば、図10に模式的に示すように、座フレームC26の前連結部C28を支持基部C22の前端部に連結する自由端構造をなす前リンク要素C251と、背支桿C23の中間部に設けられ前記座フレームC26の後連結部C29を回動可能に支持する座取付部C252とを具備してなる。
座板C3は、図9及び図10に示すように、樹脂製の板材C31と、この板材C31の下面側に設けられた図示しない埋設ナットとを備えたもので、前記取付板C27に挿通させた止着具が前記埋設ナットに螺着されるようになっている。
板材C31は、図9及び図10に示すように、椅子本体C2の座フレームC26に支持される周縁部C5と、この周縁部C5の内側に位置する中間部C6とを有し樹脂で一体に成形されたものであり、本発明にかかる周辺領域C5が前記周縁部C5に相当し(以下、周縁部C5を「周辺領域C5」と呼ぶ。)、本発明にかかる接続領域及び内側領域が前記中間部C6に相当する。
前記周辺領域C5は、図9及び図10に示すように、中間部C6の左右両側に位置する側縁部分C51と、中間部C6の後側に位置する後縁部分C52と、中間部C6の前側に位置する前縁部分C53とを備えたものである。前記側縁部分C51は、前記座フレームC26を包み込むように下方に湾曲している。前記後縁部分C52は、後上方に向けて湾曲している。前記前縁部分C53は、前下方に向けて湾曲している。
前記中間部C6は、本発明の接続領域及び内側領域に相当するもので、前記第1実施形態と同じ構造をなしており、図9では、詳しい形態を省略して、中間部C6を網掛けで示している。
背板C4は、図10に示すように、前記背支桿C23の上端部に取り付けられることで、この背板C4を椅子本体C2に支持させており、前記背支桿C23と一体的に後傾動作を行うようになっている。
このような構成のものであれば、従来のシンクロロッキング可能な椅子と同様に使用することができる上に、座板に関しては前述した第1実施形態に準じた効果が得られる。特に、この実施形態では、図9に示すように、座枠C24の前連結部C28及び後連結部C29が、座板C3の撓む範囲下で座フレームC26の左右を連結する構造ではないため、座板C3の下方への撓み変形を阻害するものが存在しない。したがって、座板C3の変形し得る範囲を大きく設定することも可能である。
次に、本発明の第4実施形態について図11ないし図13を参照して説明する。
この実施形態は、本発明を上下方向にスタッキングすることも前後方向にネスティングすることも可能な椅子D1に適用したものである。この椅子D1は、椅子本体D2に座板D3及び背板D4を支持させてなるものである。
椅子本体D2は、図11に示すように、接地体D211を介して床上に載置される左右のベースD21と、これら各ベースD21の前端から上方に延出する左右の前脚D22と、前記各ベースD21の後端から上方に延出する左右の後脚D23と、これら後脚D23の上端間に架設された後フレームD24と、この後フレームD24の両端近傍部と前記前脚D22の上端とを繋ぐ左右の側フレームD25と、これら側フレームD25の前端近傍部間に架設された前フレームD26と、前記後脚D23の上端から上方に延出する左右の背フレームD27とを備えてなる。前記ベースD21、前脚D22、後脚D23、側フレームD25、及び、背フレームD27は、共通の金属線材を折曲げることにより一体に構成されたもので、前記座板D3及び背板D4に作用する荷重を受けることが可能な強度を備えている。そして、座板D3は、左右の側フレームD25と前フレームD26に載置されるとともに、前記後フレームD24に回動可能に支持されており、図11及び図12に示すように座板D3が略水平になる使用位置(U)と、図13に示すように座板D3が背板D4と略平行になる跳ね上げ位置(L)との間で回動し得るようになっている。
なお、第1実施形態と同様に、左右のベースD21同士の離間距離は、前記左右の側フレームD25の離間距離よりも大きく設定してあり、図11に示すように、同一の構造をなす他の椅子D1と上下方向にスタッキング可能になっている。特に、図12に示すような上下方向にスタッキングする際には、上下方向に隣接する上の椅子D1の設置体D211の下面が、下の椅子D1のベースD21の上面に載るかたちとなり、上下の椅子D1の座板D3同士が直接接触しないように設定されている。そのため、上下方向にスタッキングした際に、上の椅子D1の座板D3は、跳ね上げ方向に浮き上がらないようになっている。
また、前記左右の前脚D21間の距離は、前記左右の後脚D22間の距離よりも小さく設定されており、図13に示すように、座板D3を跳ね上げた状態で同一の構造をなす他の椅子とネスティング可能になっている。すなわち、前記左右の側フレームD25同士の離間距離、及び左右のベースD21同士の離間距離は、それぞれ前方に向かって漸次小さくなるように設定されている。
座板D3は、図11に示すように、板材D31と、この板材D31の下面に突設した取付体D32とを備えたもので、この実施形態においては、樹脂により一体に成形されている。
板材D31は、図11に示すように、椅子本体D2の左右の側フレームD25及び前フレームD26及び後フレームD24に支持される周縁部D5と、この周縁部D5の内側に位置する中間部D6とを有し樹脂で一体に成形されたものであり、前記中間部D6の特定箇所、この実施形態では、中間部D6の全域が、前記帯状部材及び接続片を備えた構造をなしている。
前記周縁部D5は、図11に示すように、中間部D6の左右両側に位置する側縁部分D51と、中間部D6の後側に位置する後縁部分D52と、中間部D6の前側に位置する前縁部分D53とを備えたものである。前記側縁部分D51は、前記側フレームD25を包み込むように下方に湾曲している。前記後縁部分D52は、後上方に向けて湾曲している。前記前縁部分D53は、前下方に向けて湾曲している。
前記中間部D6は、前記第1実施形態と同じ構造をなしており、図11では、詳しい形態を省略して、中間部D6を網掛けで示している。
取付体D32は、図11に示すように、前記後縁部分D52の下面に一体に設けられている。この取付体D32は、横断面C字形をなす溝D321を有したもので、その溝D321を前記後フレームD25に回動可能に係わり合わせることにより、前記座板D3を前記椅子本体D2に取り付けている。
背板D4は、図11に示すように、両側縁に下方に開口する取付孔D41を備えたもので、その取付孔D41を前記背フレームD27に嵌め合わせることによって、この背板D4を椅子本体D2に支持させている。
このような構成のものであれば、図12に示すように上下方向にスタッキングすることも、図13に示すように前後方向にネスティングすることも可能になる上に、座板に関しては前述した第1実施形態に準じた効果が得られる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
板体は、座板を構成するものに限らず、背板を構成するものであってもよい。
接続領域は、図示実施形態においては、前記周辺領域及び内側領域と同一の樹脂を用いて一体に成形されている場合について説明したが、周辺領域及び内側領域と異なった材料を用いて作られたものであってもよい。このようなものであれば、接続領域に、種々の変形特性を持たせることが容易になる。
座板が、図示実施形態においては、無負荷状態において前記周辺領域の上面と前記内側領域の上面とをほぼ面一になるように設定している場合について説明したが、無負荷状態において前記周辺領域の上面と前記内側領域の上面との間に段差が形成されたものであってもよい。
接続領域の断面形状は、種々変形が可能であるが、前記実施形態のものに限られず、無負荷状態において前記周辺領域の上面と前記内側領域の上面とをほぼ面一になるように設定している場合には、例えば、図14ないし図16に模式的に示すようなものが考えられる。また、無負荷状態において前記周辺領域の上面と前記内側領域の上面との間に段差が形成される場合には、例えば、図17ないし図20に模式的に示すようなものが考えられる。
すなわち、図14に示す接続領域E7は、前記周辺領域E5と内側領域E8の対向する端部E54、E84同士を接続するものであり、無負荷状態において前記周辺領域E5の上面E55と前記内側領域E8の上面E81とをほぼ面一になるように設定している。そして、前記接続領域E7の上面E71が、前記周辺領域E5の端部E54付近における上面E55及び前記内側領域E8の端部E84付近における上面E81よりも上方に突出する形状をなしている。具体的には、この接続領域E7は、断面逆U字形状をなしている。このようなものであれば、板材E31の上面にクッションを載置する場合等に、前記接続領域E7の突出する部分が位置決め部材としても機能する。
図15に示す接続領域F7は、前記周辺領域F5と内側領域F8の対向する端部F54、F84同士を接続するものであり、無負荷状態において前記周辺領域F5の上面F55と前記内側領域F8の上面F81とをほぼ面一になるように設定している。そして、前記接続領域F7の上面F71が、前記周辺領域F5の端部F54付近における上面F55及び前記内側領域F8の端部F84付近における上面F81よりも上方に突出するとともに、前記周辺領域F5の端部F54付近における下面F56及び前記内側領域F8の端部F84付近における下面F82よりも下方に突出する形状をなしている。具体的には、この接続領域F7は、断面S字形状をなしている。このようなものであれば、板材F31の上面にクッションを載置する場合等に、前記接続領域F7の突出する部分が位置決め部材としても機能する。
図16に示す接続領域G7は、前記周辺領域G5と内側領域G8の対向する端部G54、G84同士を接続するものであり、無負荷状態において前記周辺領域G5の上面G55と前記内側領域G8の上面G81とをほぼ面一になるように設定している。そして、前記接続領域G7が、前記周辺領域G5及び前記内側領域G8の端部G54、G84付近における厚み内に収まる形状をなしている。具体的には、この接続領域G7は、断面曲線形状をなしている。
図17に示す接続領域H7は、前記周辺領域H5と内側領域H8の対向する端部H54、H84同士を接続するものであり、無負荷状態において前記周辺領域H5の上面H55と前記内側領域H8の上面H81との間に段差が形成されたものである。そして、前記接続領域H7の下面H72が、前記周辺領域H5の端部H54付近における下面H56及び前記内側領域H8の端部H84付近における下面H82よりも下方に突出する形状をなしている。具体的には、この接続領域H7は、断面J字形状をなしている。
図18に示す接続領域I7は、前記周辺領域I5と内側領域I8の対向する端部I54、I84同士を接続するものであり、無負荷状態において前記周辺領域I5の上面I55と前記内側領域I8の上面I81との間に段差が形成されたものである。そして、前記接続領域I7の上面I71が、前記周辺領域I5の端部I54付近における上面I55及び前記内側領域I8の端部I84付近における上面I81よりも上方に突出する形状をなしている。具体的には、この接続領域I7は、断面逆J字形状をなしている。このようなものであれば、板材I31の上面にクッションを載置する場合等に、前記接続領域I7の突出する部分が位置決め部材としても機能する。
図19に示す接続領域J7は、前記周辺領域J5と内側領域J8の対向する端部J54、J84同士を接続するものであり、無負荷状態において前記周辺領域J5の上面J55と前記内側領域J8の下面J82との間に段差が形成されたものである。そして、前記接続領域J7の上面J71が、前記周辺領域J5の端部J54付近における上面J55及び前記内側領域J8の端部J84付近における上面J81よりも上方に突出するとともに、前記周辺領域J5の端部J54付近における下面J56及び前記内側領域J8の端部J84付近における下面J82よりも下方に突出する形状をなしている。具体的には、この接続領域J7は、断面S字形状をなしている。このようなものであれば、板材J31の上面にクッションを載置する場合等に、前記接続領域J7の突出する部分が位置決め部材としても機能する。
図20に示す接続領域K7のものは、前記周辺領域K5と内側領域K8の対向する端部K54、K84同士を接続するものであり、無負荷状態において前記周辺領域K5の上面K55と前記内側領域K8の上面K81との間に段差が形成されたものである。そして、前記接続領域K7が、前記周辺領域K5及び前記内側領域K8の端部K54、K84付近における厚み内に収まる形状をなしている。具体的には、この接続領域K7は、断面曲線形状をなしている。
また、接続領域は、曲がっている部分に変形助長用の孔を設けてなるものであってもよい。すなわち、屈曲部分を有した接続領域は、その屈曲部分において変形しにくい特性を有する場合がある。その場合には、変形しにくい部分に変形助長用の孔を設けておくのが望ましい。なお、前記孔は、一つであっても、複数であってもよい。孔は、円形のものであっても、スリット状のものであってもよい。スリット状の孔を複数設ける場合には、部分円弧状または部分放射線状に並設することが考えられる。
前記実施形態では、接続領域が各横断面位置において同一の場合について説明したが、横断面形状が他の部位と異なる部位を備えているものであってもよい。このようにすれば、接続領域の変形特性をより多様化することができる。異なる部位を備える際の具体的な一例としては、連続的に漸次異ならせるものや、段階的に漸次異ならせるものや、一部分のみを他の部分と異ならせるもの等が考えられる。
平面視において前方に開口する略コ字状に前記内側領域を取り囲む形状をなしている接続領域において、良好な座り心地を実現するには、例えば、前記コ字状の開口部分よりも当該コ字状の中間部分の突出量が相対的に大きくなるように設定しておくのが好ましい。この場合の突出量の設定は、連続的に漸次異ならせるものや、段階的に漸次異ならせるもの、また、座板の後端部のみ他の部分と異ならせるものであってもよい。
接続領域の平面視形状もコ字形に限られず、ロ字形や、直線や曲線を連続させずに一定の場所に配置したもの等であってもよい。
座板が、板材の上面を張り地で覆い設けたものや、さらに、その張り地と板材との間にクッションを介在させたものであってもよい。
前記座板の取付体は、図示実施例のものに限られないのはもちろんであり、板材に一体に設けられるものの他、別体の取付体を板材に取り付けるようにしたものであってもよい。また、取付体の形状についても種々変更可能であり、例えば、前記第1実施形態における取付体A32に代えて、図21に模式的に示すようなものが考えられる。この取付体L7は、前記周縁部L5の側縁部分L51の下面に一体に設けられ下方に突出する突起状のものであり、その先端部分L71が外側方に向かって湾曲している。すなわち、この取付体L7と下方に湾曲する周縁部L5の側縁部分L51における端縁L511とにより、横断面C字形をなす溝L72を構成したもので、その溝L72を前記側フレームL25に係わり合わせることにより、前記座板L3を前記椅子本体L2に取り付けるものである。この溝L72は、前記側フレームL25を包み込むような形状をなしており、前記溝L72の開口端L73と前記側フレームL25の下端部が略一致している。
このようなものであれば、第1実施形態と比べて、座板L3を側フレームL25により接近させることができるので、スタックピッチをより小さくすることができ、スタッキング効率を上げることが可能となる。
上記第3実施形態の支持機構は、座フレームの前端側を前リンク要素を介して支持基部に支持させるとともに、座フレームの後端側を背支桿の座取付部に枢支させたものであるが、このようなものに限られるものでなく、背板と座板とが一定の比率で同期して傾動するシンクロロッキング可能なものであれば、適宜なものを使用できる。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
A1、B1、C1、D1…椅子
A2、B2、C2、D2…椅子本体
A3、B3、C3、D3…座板
A31〜L31…板材
A5〜L5…周辺領域
A54、E54〜K54…端部(周辺領域)
A55、E55〜K55…上面(周辺領域)
A56、E56〜K56…下面(周辺領域)
A6、B6、C6、D6…中間部
A7、E7〜K7…接続領域
A71、E71〜K71…上面(接続領域)
A72、E72〜K72…下面(接続領域)
A8、E8〜K8…内側領域
A81、E81〜K81…上面(内側領域)
A82、E82〜K82…下面(内側領域)
A84、E84〜K84…端部(内側領域)

Claims (12)

  1. 椅子本体に樹脂により一体成形された座板を支持させてなる椅子であって、
    前記座板が、前記椅子本体に支持された周辺領域と、この周辺領域の内側に設けられ体重がかかったときに前記椅子本体に対して変位可能な内側領域と、前記周辺領域と内側領域とを接続すべく設けられそれら前記周辺領域及び内側領域よりも厚み寸法の小さな接続領域とを備え、前記内側領域に体重がかかったときに少なくとも前記接続領域が変形することによって周辺領域に対して内側領域が板厚方向に変位するように構成されていることを特徴とする椅子。
  2. 前記接続領域が、前記周辺領域と内側領域の対向する端部同士を接続するものであり、板厚方向に突出するように湾曲している請求項1記載の椅子。
  3. 座板が、無負荷状態において前記周辺領域の上面と前記内側領域の上面とがほぼ面一になるように設定されたものである請求項1または2記載の椅子。
  4. 座板が、無負荷状態において前記周辺領域の上面と前記内側領域の上面との間に段差が形成されたものである請求項1または2記載の椅子。
  5. 前記周辺領域の所定箇所を椅子本体のフレームにより支持するようにしたものであって、
    前記接続領域の下面が、前記周辺領域の端部付近における下面及び前記内側領域の端部付近における下面のうち少なくとも一方よりも下方に突出する形状をなしている請求項1、2、3または4記載の椅子。
  6. 前記周辺領域の所定箇所を椅子本体のフレームにより支持するようにしたものであって、
    前記接続領域の上面が、前記周辺領域の端部付近における上面及び前記内側領域の端部付近における上面のうち少なくとも一方よりも上方に突出する形状をなしている請求項1、2、3、4または5記載の椅子。
  7. 前記周辺領域の所定箇所を椅子本体のフレームにより支持するようにしたものであって、
    前記接続領域が、前記周辺領域及び前記内側領域の端部付近における厚み内に収まる形状をなしている請求項1、2、3または4記載の椅子。
  8. 前記接続領域が、平面視において前方に開口する略コ字状に前記内側領域を取り囲む形状をなしている請求項1、2、3、4、5、6または7記載の椅子。
  9. 前記接続領域が、曲がっている部分に変形助長用の孔を設けている請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の椅子。
  10. 前記変形助長用の孔が、スリットであり、前記曲がっている部分に複数のスリットを並設している請求項9記載の椅子。
  11. 前記接続領域が、横断面形状が異なる部位を備えている請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10記載の椅子。
  12. 前記接続領域が、平面視において前方に開口する略コ字状に前記内側領域を取り囲む形状をなしており、前記コ字状の開口部分よりも当該コ字状の中間部分の突出量が相対的に大きくなるように設定している請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または11記載の椅子。
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