JP2011242584A - 電気泳動表示装置の駆動方法、並びに電気泳動表示装置及び電子機器 - Google Patents

電気泳動表示装置の駆動方法、並びに電気泳動表示装置及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】電気泳動表示装置において、DCバランス比を好適に調整する。
【解決手段】電気泳動表示装置の駆動方法は、互いに対向する画素電極(21)及び共通電極間(22)に、電気泳動粒子を含む電気泳動素子(23)が設けられた電気泳動表示装置の駆動方法であって、画素電極及び共通電極間に、第1の色に対応する第1電圧及び第2の色に対応する第2電圧を印加する表示工程と、表示工程において印加される第1電圧及び第2電圧を積算する積算工程と、積算工程において積算された第1電圧及び第2電圧の比が互いに同じになるように、所定期間毎に調整電圧を印加する調整工程とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、電気泳動表示装置の駆動方法、並びに電気泳動表示装置及び該電気泳動表示装置を備えた電子機器の技術分野に関する。
この種の電気泳動表示装置では、電気泳動粒子を含む電気泳動素子を挟持する一対の基板の各々に設けられた画素電極及び共通電極間に電位差を与えて、電気泳動粒子を移動させることで画像が表示される。電気泳動素子は、例えば黒色粒子及び白色粒子を含んでおり、これら2種類の粒子の各々が共通電極側に引き寄せられることによって、黒色又は白色の2つの階調が表示される。
上述した電気泳動表示装置の駆動を行う際には、DCバランス比(即ち、白及び黒表示の電圧印加時間の比)を崩さないようにすることが求められる。このため、例えば特許文献1では、画像遷移の後に、正味のDC電圧が実質的にゼロとなるように駆動するという技術が提案されている。
特開2007−512571号公報
しかしながら、特許文献1に係る駆動方法では、例えば白表示が行われていた場合、その後に必ず黒表示を行うことになるため、白黒の表示が短時間で交互に切り替えられる。このような短時間での画像の切り替えは、ちらつき等の原因となってしまい、装置のユーザーに不快感を与えてしまうおそれがある。このように、上述した技術には、仮にDCバランスを崩さないように駆動できたとしても、ちらつき等の表示上の不具合が発生してしまうという技術的問題点がある。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、DCバランス比を好適に調整することが可能な電気泳動表示装置の駆動方法、並びに電気泳動表示装置及び電子機器を提供することを課題とする。
本発明の電気泳動表示装置の駆動方法は上記課題を解決するために、互いに対向する画素電極及び共通電極間に、電気泳動粒子を含む電気泳動素子が設けられた電気泳動表示装置の駆動方法であって、前記画素電極及び前記共通電極間に、第1の色に対応する第1電圧及び第2の色に対応する第2電圧を印加する表示工程と、前記表示工程において印加される前記第1電圧及び前記第2電圧を積算する積算工程と、前記積算工程において積算された前記第1電圧及び前記第2電圧の比が互いに同じになるように、所定期間毎に調整電圧を印加する調整工程とを備える。
本発明の電気泳動表示装置の駆動方法によれば、例えば画素毎に画素電極が設けられた素子基板と、共通電極が設けられた対向基板との間に電気泳動素子が挟持されてなる電気泳動表示装置が駆動される。電気泳動素子は、例えば第1の色及び第2の色に対応する電気泳動粒子を含んでおり、各粒子が表示面側に位置する共通電極に引き寄せられることによって、それぞれの粒子に応じた色が表示可能とされている。
本発明では、先ず画素電極及び共通電極間に、第1の色に対応する第1電圧及び第2の色に対応する第2電圧が印加される。即ち、第1の色を表示すべき画素には第1電圧が印加され、第2の色を表示すべき画素には第2電圧が印加される。これにより、電気泳動表示装置の表示部には第1の色及び第2の色からなる画像が表示される。
本発明では、画素電極及び共通電極間に印加される第1電圧及び第2電圧が積算される。具体的には、第1電圧及び第2電圧が夫々どの位の期間印加されているかが記憶される。即ち、DCバランス比が検出される。
DCバランス比が崩れると、表示上の様々な不都合が生じてしまう。この理由として、本願発明者は、電気泳動素子の溶媒中のイオンが、そのイオンと反対の極性を持つ電極の近くに偏在した状態で電流が流れることで、イオンが電気化学的な反応を起こし、電極や電気泳動素子等に劣化を生じさせ、電気泳動粒子の泳動に影響を与えていると推察している。
ここで本発明は特に、積算された第1電圧及び第2電圧の比(即ち、DCバランス比)が互いに同じになるように調整電圧が印加される。調整電圧は、例えば第1電圧の方が第2電圧より長い期間印加されていた場合には、第2電圧と同じ極性の電圧として印加される。他方、第2電圧の方が第1電圧より長い期間印加されていた場合には、第1電圧と同じ極性の電圧が調整電圧として印加される。これにより、DCバランス比が互いに同じになるように調整される。従って、DCバランス比が崩れることによる様々な不都合を防止することができる。
尚、ここでの「同じ」とは、DCバランス比が完全に同じになる(即ち、50:50)になる場合だけを指すものではなく、DCバランス比が互いに同じであるといえるまでに近い状態を意味している。即ち、DCバランス比が完全に同じにならなくても、互いに近づくような調整電圧が印加されれば、本発明の効果は相応に得られる。
本発明では更に、上述した調整電圧は所定期間毎にまとめて印加される。尚、ここでの「所定期間」とは、調整電圧を印加する頻度を決定するための期間であり、実験的、理論的或いは経験的に導き出され予め設定されている。
仮に、画像の書き換え毎に調整電圧が印加されると、階調の異なる画像が短時間で交互に表示されることになり、ちらつきが発生してしまう。これに対し、調整電圧を所定期間ごとにまとめて印加するようにすれば、画像の切り替え頻度を大幅に減らすことができる。よって、ちらつきを防止することができる。言い換えれば、本発明の所定期間は、ちらつきを防止できる程度に長い期間として設定される。但し、DCバランス比を崩さないという観点からすれば、所定期間は短い方が好ましい。本願発明者の研究によれば、例えば所定期間を60秒以上に設定することで、ちらつきを好適に防止しつつ、不具合を生じさせない程度にDCバランス比を保てることが判明している。
以上説明したように、本発明の電気泳動表示装置の駆動方法によれば、ちらつきの発生を抑制しつつ、DCバランス比を好適に調整することが可能である。
本発明の電気泳動表示装置の駆動方法の一態様では、前記調整工程では、前記調整電圧は所定電圧とされ、前記積算工程において積算された第1電圧及び前記第2電圧の比に応じた時間だけ印加される。
この態様によれば、調整電圧の印加時間が調整されることで、DCバランス比が保たれる。即ち、DCバランス比が大きく崩れている場合には、比較的長い時間調整電圧が印加され、DCバランスが大きく崩れていない場合には、比較的短い時間調整電圧が印加される。このようにすれば、極めて容易にDCバランス比を調整することが可能である。
本発明の電気泳動表示装置の駆動方法の他の態様では、前記調整工程では、前記調整電圧は、前記積算工程において積算された第1電圧及び前記第2電圧の比に応じた電圧とされ、所定時間だけ印加される。
この態様によれば、調整電圧の電圧値が調整されることで、DCバランス比が保たれる。即ち、DCバランス比が大きく崩れている場合には、比較的高い調整電圧が印加され、DCバランスが大きく崩れていない場合には、比較的低い調整電圧が印加される。このようにすれば、極めて容易にDCバランス比を調整することが可能である。
尚、本態様における電圧値による調整と、上述した印加時間による調整とを併用することによっても、DCバランス比を好適に調整することができる。
本発明の電気泳動表示装置の駆動方法の他の態様では、前記電気泳動素子の温度を検出する温度検出工程を備え、前記調整工程では、前記電気泳動素子の温度に基づいて前記調整電圧が印加される。
この態様によれば、電圧が印加されている際の電気泳動素子の温度が検出される。尚、電気泳動素子の温度は、電気泳動素子から直接検出されてもよいし、例えば画素電極や共通電極、或いはその他の部材等から間接的に検出されてもよい。
本態様では特に、検出された電気泳動素子の温度に基づいて調整電圧が印加される。即ち、電気泳動素子の温度に基づいて、調整電圧の印加時間又は電圧値が変更される。具体的には、電気泳動素子の温度が比較的低い場合には、調整電圧の印加時間が長く或いは電圧値が高くされる。一方で、電気泳動素子の温度が比較的高い場合には、調整電圧の印加時間が短く或いは電圧値が低くされる。このようにすれば、温度による電気泳動素子への影響を加味した上で調整電圧を印加できるため、極めて好適にDCバランス比を調整することができる。
本発明の電気泳動表示装置は上記課題を解決するために、互いに対向する画素電極及び共通電極と、前記画素電極及び前記共通電極間に設けられた電気泳動粒子を含む電気泳動素子と、前記画素電極及び前記共通電極間に、第1の色に対応する第1電圧及び第2の色に対応する第2電圧を印加する表示手段と、前記表示手段によって印加される前記第1電圧及び前記第2電圧を積算する積算手段と、前記積算手段によって積算された前記第1電圧及び前記第2電圧の比が互いに同じになるように、所定期間毎に調整電圧を印加する調整手段とを備える。
本発明の電気泳動表示装置は、例えば画素毎に画素電極が設けられた素子基板と、共通電極が設けられた対向基板との間に電気泳動素子が挟持されてなる。電気泳動素子は、例えば第1の色及び第2の色に対応する電気泳動粒子を含んでおり、各粒子が表示面側に位置する共通電極に引き寄せられることによって、それぞれの粒子に応じた色が表示可能とされている。
本発明では、上述した電気泳動表示装置の駆動方法と同様に、画素電極及び共通電極間に印加される第1電圧及び第2電圧が積算され、この積算結果に基づいて、所定期間毎に調整電圧が印加される。従って、ちらつきの発生を抑制しつつ、DCバランス比を好適に調整することが可能である。
尚、本発明の電気泳動表示装置は、上述した本発明の電気泳動表示装置の駆動方法における各種態様と同様の態様をとることができる。
本発明の電子機器は上記課題を解決するために、上述した本発明の電気泳動表示装置(但し、その各種態様も含む)を備える。
本発明の電子機器によれば、上述した本発明に係る電気光学装置を具備してなるので、表示品質及び信頼性の高い、例えば腕時計、電子ペーパー、電子ノート、携帯電話、携帯用オーディオ機器などの各種電子機器を実現できる。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する発明を実施するための形態から明らかにされる。
実施形態に係る電気泳動表示装置の全体構成を示す平面図である。 実施形態に係る電気泳動表示装置における画素の電気的な構成を示す等価回路図である。 実施形態に係る電気泳動表示装置の表示部の部分断面図である。 マイクロカプセルの構成を示す模式図である。 コントローラの具体的な構成を示すブロック図である。 実施形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法を示すフローチャートである。 DCバランス比が同じになる場合の駆動電圧を示すタイミングチャートである。 図7に示す駆動電圧によって表示される画像を示す平面図である。 DCバランス比が崩れる場合の駆動電圧を示すタイミングチャートである。 図9に示す駆動電圧によって表示される画像を示す平面図である。 DCバランス比が崩れた場合の電気泳動素子を概念的に示す断面図である。 駆動電圧及び調整電圧を示すタイミングチャートである。 図12に示す駆動電圧によって表示される画像を示す平面図である。 電気泳動素子の温度と調整電圧の印加時間との関係を示すグラフである。 電気泳動素子の温度と調整電圧の電圧値との関係を示すグラフである。 電子ペーパーの構成を示す斜視図である。 電子ノートの構成を示す斜視図である。
以下では、本発明の実施形態について図を参照しつつ説明する。
<電気泳動表示装置及びその駆動方法>
本実施形態に係る電気泳動表示装置及びその駆動方法について、図1から図15を参照して説明する。尚、以下の実施形態では、本発明の電気泳動表示装置の一例としてTFTアクティブマトリクス駆動方式の電気泳動表示装置を挙げて説明する。
先ず、本実施形態に係る電気泳動表示装置の全体構成について、図1及び図2を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る電気泳動表示装置の全体構成を示すブロック図である。
図1において、本実施形態に係る電気泳動表示装置1は、表示部3と、コントローラ10と、走査線駆動回路60と、データ線駆動回路70と、共通電位供給回路220とを備えている。
表示部3には、m行×n列分の画素20がマトリクス状(二次元平面的)に配列されている。また、表示部3には、m本の走査線40(即ち、走査線Y1、Y2、…、Ym)と、n本のデータ線50(即ち、データ線X1、X2、…、Xn)とが互いに交差するように設けられている。具体的には、m本の走査線40は、行方向(即ち、X方向)に延在し、n本のデータ線50は、列方向(即ち、Y方向)に延在している。このm本の走査線40とn本のデータ線50との交差に対応して画素20が配置されている。
コントローラ10は、走査線駆動回路60、データ線駆動回路70及び共通電位供給回路220の動作を制御する。コントローラ10は、例えば、クロック信号、スタートパルス等のタイミング信号を各回路に供給する。
走査線駆動回路60は、コントローラ10から供給されるタイミング信号に基づいて、走査線Y1、Y2、…、Ymの各々に走査信号をパルス的に順次供給する。
データ線駆動回路70は、コントローラ10から供給されるタイミング信号に基づいて、データ線X1、X2、…、Xnに画像信号を供給する。画像信号は、高電位VH(例えば15V)又は低電位VL(例えば0V)の2値的な電位をとる。
共通電位供給回路220は、共通電位線93に共通電位Vcomを供給する。尚、共通電位Vcomは一定の電位であってもよいし、例えば書き込む階調に応じて変化してもよい。
本実施形態では、後述するように、画素20に共通電位Vcomと同一の電位が供給される。これは、例えば共通電位供給回路220から出力される共通電位Vcomが高電位VH又は低電位VLと同一の電位とされることで実現されてもよいし、データ線駆動回路70から高電位VH及び低電位VLに加えて、共通電位Vcomと同一である他の電位が供給されることで実現されてもよい。
尚、コントローラ10、走査線駆動回路60、データ線駆動回路70及び共通電位供給回路220には、各種の信号が入出力されるが、本実施形態と特に関係のないものについては説明を省略する。
図2は、画素の電気的な構成を示す等価回路図である。
図2において、画素20はトランジスタ24と、画素電極21と、共通電極22と、電気泳動素子23と、保持容量27とを備えて構成されている。
トランジスタ24は、例えばN型トランジスタで構成されている。トランジスタ24は、そのゲートが走査線40に電気的に接続されており、そのソースがデータ線50に電気的に接続されており、そのドレインが画素電極21及び保持容量27に電気的に接続されている。トランジスタ24は、データ線駆動回路70(図1参照)からデータ線50を介して供給される画像信号を、走査線駆動回路60(図1参照)から走査線40を介してパルス的に供給される走査信号に応じたタイミングで出力する。
画素電極21には、データ線駆動回路70からデータ線50、トランジスタ24を介して、画像信号が供給される。画素電極21は、電気泳動素子23を介して共通電極22と互いに対向するように配置されている。
共通電極22は、共通電位Vcomが供給される共通電位線93に電気的に接続されている。
電気泳動素子23は、電気泳動粒子をそれぞれ含んでなる複数のマイクロカプセルから構成されている。
保持容量27は、誘電体膜を介して対向配置された一対の電極からなり、一方の電極が、トランジスタ24及び画素電極21に電気的に接続され、他方の電極が共通電位線93に電気的に接続されている。保持容量27によれば、画像信号を一定期間だけ維持することができる。
次に、本実施形態に係る電気泳動表示装置の表示部の具体的な構成について、図3及び図4を参照して説明する。
図3は、本実施形態に係る電気泳動表示装置の表示部の部分断面図である。
図3において、表示部3は、素子基板28と対向基板29との間に電気泳動素子23が挟持される構成となっている。尚、本実施形態では、対向基板29側に画像を表示することを前提として説明する。
素子基板28は、例えばガラスやプラスチック等からなる基板である。素子基板28上には、ここでは図示を省略するが、図2を参照して上述したトランジスタ24、保持容量27、遮走査線40、データ線50、共通電位線93等が作り込まれた積層構造が形成されている。この積層構造の上層側に複数の画素電極21がマトリクス状に設けられている。
対向基板29は、例えばガラスやプラスチック等からなる透明な基板である。対向基板29における素子基板28との対向面上には、共通電極22が複数の画素電極9aと対向してベタ状に形成されている。共通電極22は、例えばマグネシウム銀(MgAg)、インジウム・スズ酸化物(ITO)、インジウム・亜鉛酸化物(IZO)等の透明導電材料から形成されている。
電気泳動素子23は、電気泳動粒子をそれぞれ含んでなる複数のマイクロカプセル80から構成されており、例えば樹脂等からなるバインダー30及び接着層31によって素子基板28及び対向基板29間で固定されている。尚、本実施形態に係る電気泳動表示装置1は、製造プロセスにおいて、電気泳動素子23が予め対向基板29側にバインダー30によって固定されてなる電気泳動シートが、別途製造された、画素電極21等が形成された素子基板28側に接着層31によって接着されて構成されている。
マイクロカプセル80は、画素電極21及び共通電極22間に挟持され、1つの画素20内に(言い換えれば、1つの画素電極21に対して)1つ又は複数配置されている。
図4は、マイクロカプセルの構成を示す模式図である。尚、図4では、マイクロカプセルの断面を模式的に示している。
図4において、マイクロカプセル80は、被膜85の内部に分散媒81と、複数の白色粒子82と、複数の黒色粒子83とが封入されてなる。マイクロカプセル80は、例えば、50um程度の粒径を有する球状に形成されている。
被膜85は、マイクロカプセル80の外殻として機能し、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル等のアクリル樹脂、ユリア樹脂、アラビアガム、ゼラチン等の透光性を有する高分子樹脂から形成されている。
分散媒81は、白色粒子82及び黒色粒子83をマイクロカプセル80内(言い換えれば、被膜85内)に分散させる媒質である。分散媒81としては、水や、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、オクタノール、メチルセルソルブ等のアルコール系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチル等の各種エステル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、ペンタン、ヘキサン、オクタン等の脂肪族炭化水素、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂環式炭化水素、ベンゼン、トルエンや、キシレン、ヘキシルベンゼン、へブチルベンゼン、オクチルベンゼン、ノニルベンゼン、デシルベンゼン、ウンデシルベンゼン、ドデシルベンゼン、トリデシルベンゼン、テトラデシルベンゼン等の長鎖アルキル基を有するベンゼン類等の芳香族炭化水素、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、1、2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素、カルボン酸塩やその他の油類を単独で又は混合して用いることができる。また、分散媒81には、界面活性剤が配合されてもよい。
白色粒子82は、例えば、二酸化チタン、亜鉛華(酸化亜鉛)、三酸化アンチモン等の白色顔料からなる粒子(高分子或いはコロイド)であり、例えば負に帯電されている。
黒色粒子83は、例えば、アニリンブラック、カーボンブラック等の黒色顔料からなる粒子(高分子或いはコロイド)であり、例えば正に帯電されている。
このため、白色粒子82及び黒色粒子83は、画素電極21と共通電極22との間の電位差によって発生する電場によって、分散媒81中を移動することができる。
これらの顔料には、必要に応じ、電解質、界面活性剤、金属石鹸、樹脂、ゴム、油、ワニス、コンパウンド等の粒子からなる荷電制御剤、チタン系カップリング剤、アルミニウム系カップリング剤、シラン系カップリング剤等の分散剤、潤滑剤、安定化剤等を添加することができる。
尚、白色粒子82、黒色粒子83に用いる顔料を、例えば赤色、緑色、青色等の顔料に代えることによって、赤色、緑色、青色等を表示することができる。
次に、本実施形態に係る電気泳動表示装置のより具体的な構成について、図5を参照して説明する。
図5は、コントローラの具体的な構成を示すブロック図である。
図5において、本実施形態に係る電気光学装置のコントローラ10(図1参照)は、温度検出部310と、駆動電圧供給部320と、積算部330と、調整電圧決定部340と、調整電圧供給部350とを備えて構成されている。
温度検出部310は、例えば表示部3の周辺に設けられた温度センサ等と電気的に接続されており、電気泳動素子23の温度を検出可能に構成されている。
駆動電圧供給部320は、表示すべき画像に応じた駆動電圧を表示部3(より具体的には、画素電極21及び共通電極22間)に印加する。
積算部330は、駆動電圧供給部320と電気的に接続されており、表示部3に印加された駆動電圧を積算可能に構成されている。具体的には、どの画素に、どの程度の電圧値で、どの程度の時間、駆動電圧が印加されていたかを積算していく。
調整電圧決定部340は、積算部330において積算された駆動電圧に基づいて、調整電圧の電圧値又は印加時間を算出する。調整電圧については、後に詳述する。
調整電圧供給部350は、調整電圧決定部340によって決定された条件で、表示部3に調整電圧を印加する。
尚、コントローラ10には、上述した温度検出部310、駆動電圧供給部320、積算部330、調整電圧決定部340及び調整電圧供給部350以外の回路が備えられていてもよい。
次に、本実施形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法について、図6から図15を参照して説明する。
図6は、本実施形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法を示すフローチャートである。
図6において、本実施形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法では、先ず電気泳動素子23の温度を、温度検出部310が検出する(ステップS01)。電気泳動素子23の温度は、電気泳動素子23から直接検出されてもよいし、例えば画素電極21や共通電極22、或いはその他の部材等から間接的に検出されてもよい。
続いて、画像を表示するための駆動電圧を、駆動電圧供給部320が印加する(ステップS02)。即ち、画素電極21及び共通電極22間に画像信号に応じた電圧が印加され、各画素20において白又は黒が表示される。よって、表示部3には、画像信号に応じた画像が表示される。
図7は、DCバランス比が同じになる場合の駆動電圧を示すタイミングチャートであり、図8は、図7に示す駆動電圧によって表示される画像を示す平面図である。
図7及び図8において、例えば駆動電圧供給部320は、対向電極、画素電極A及び画素電極Bに対して、図7に示すようなパルスで駆動電圧を印加する。この場合、a−1からa−4までの各期間では、図8に示すような画像が表示部3にそれぞれ表示される。
図6に戻り、駆動電圧が印加されると、積算部330が印加された駆動電圧を積算する(ステップS03)。即ち、どの画素にどのような電圧が印加されたかが記憶され、電圧値や印加時間に応じて積算が行われる。これにより、各画素に印加されるDCバランス比を知ることができる。
続いて、調整電圧決定部340が、駆動電圧が印加され始めてから所定期間が経過しているか否かを判定する(ステップS04)。所定期間が経過していない場合(ステップS04:NO)、ステップS02に戻り、再び駆動電圧が印加される。一方、所定期間が経過している場合(ステップS04:YES)、温度検出部310において検出された電気泳動素子の温度と、その時点での積算部330における積算結果とに基づいて、調整電圧を算出する(ステップS05)。
調整電圧決定部340において決定された調整電圧は、調整電圧供給部350によって表示部3に印加される。
図9は、DCバランス比が崩れる場合の駆動電圧を示すタイミングチャートであり、図10は、図9に示す駆動電圧によって表示される画像を示す平面図である。
図9及び図10において、例えば駆動電圧供給部320によって、対向電極、画素電極A及び画素電極Bに対して、図9に示すようなパルスで駆動電圧が印加されたとする。この場合、b−1及びb−2の各期間では、図10に示すような画像が表示部3にそれぞれ表示される。この図9及び図10で示すような場合には、画素電極A及び画素電極BでDCバランス比が崩れてしまう。即ち、図7及び図8で示したような場合のように、DCバランス比は50:50にならない。
図11は、DCバランス比が崩れた場合の電気泳動素子を概念的に示す断面図である。
図11において、本願発明者は、DCバランス比が崩れると以下に示すような状況になると推察している。即ち、DCバランス比が崩れると、先ず電気泳動素子23の溶媒81中のイオンが、そのイオンと反対の極性を持つ電極の近くに偏在した状態となる。すると、互いに隣り合う画素電極21間にリーク電流が流れ、イオンが電気化学的な反応を起こす。この結果として、電極や電気泳動素子等に劣化が生じ、電気泳動粒子の泳動に影響を与えてしまう。
本実施形態に係る電気光学装置の駆動方法では、上述したようなDCバランス比が崩れた場合に発生する不具合を防止するために、所定期間ごとに調整電圧を印加する。
図12は、駆動電圧及び調整電圧を示すタイミングチャートであり、図13は、図12に示す駆動電圧によって表示される画像を示す平面図である。
図12及び図13において、調整電圧は、例えば図12に示すような電圧として印加される。具体的には、期間c−1及びc−2において電圧がハイレベルにされなかった画素電極Aに対して、期間c−3にハイレベルの調整電圧を印加する。図13に示すように、表示部3には、調整電圧が印加される期間c−3において、期間c−2に表示されていた画像の反転画像が表示される。このようにすれば、画素間でのDCバランス比の崩れを調整することができる。従って、DCバランス比が崩れることによる様々な不都合を防止することができる。
本実施形態では更に、上述した調整電圧は所定期間毎にまとめて印加される。仮に、画像の書き換え毎に調整電圧が印加されると、階調の異なる画像が短時間で交互に表示されることになり、ちらつきが発生してしまう。これに対し、調整電圧を所定期間ごとにまとめて印加するようにすれば、画像の切り替え頻度を大幅に減らすことができる。よって、ちらつきを防止することができる。言い換えれば、本実施形態に係る所定期間は、ちらつきを防止できる程度に長い期間として設定される。但し、DCバランス比を崩さないという観点からすれば、所定期間は短い方が好ましい。本願発明者の研究によれば、例えば所定期間を60秒以上に設定することで、ちらつきを好適に防止しつつ、不具合を生じさせない程度にDCバランス比を保てることが判明している。
図14は、電気泳動素子の温度と調整電圧の印加時間との関係を示すグラフである。
図14において、調整電圧は、例えばその印加時間が調整されることで、好適にDCバランス比の崩れを調整するものとなる。具体的には、図からも分かるように、低温下であるほど印加時間が短くされるとよい。
図15は、電気泳動素子の温度と調整電圧の電圧値との関係を示すグラフである。
図15において、調整電圧は、その電圧値が調整されてもよい。具体的には、低温下であるほど電圧値が高くされるとよい。尚、印加時間及び電圧値の両方をそれぞれ調整することも可能である。
以上説明したように、本実施形態に係る電気光学装置の駆動方法によれば、所定期間ごとに調整電圧を印加することで、DCバランス比を好適に調整することが可能である。
<電子機器>
次に、上述した電気泳動表示装置を適用した電子機器について、図16及び図17を参照して説明する。以下では、上述した電気泳動表示装置を電子ペーパー及び電子ノートに適用した場合を例にとる。
図16は、電子ペーパー1400の構成を示す斜視図である。
図16に示すように、電子ペーパー1400は、上述した実施形態に係る電気泳動表示装置を表示部1401として備えている。電子ペーパー1400は可撓性を有し、従来の紙と同様の質感及び柔軟性を有する書き換え可能なシートからなる本体1402を備えて構成されている。
図17は、電子ノート1500の構成を示す斜視図である。
図17に示すように、電子ノート1500は、図16で示した電子ペーパー1400が複数枚束ねられ、カバー1501に挟まれているものである。カバー1501は、例えば外部の装置から送られる表示データを入力するための表示データ入力手段(図示せず)を備える。これにより、その表示データに応じて、電子ペーパーが束ねられた状態のまま、表示内容の変更や更新を行うことができる。
上述した電子ペーパー1400及び電子ノート1500は、上述した実施形態に係る電気泳動表示装置を備えるので、信頼性が高く、高品質な画像表示を行うことが可能である。
尚、これらの他に、腕時計、携帯電話、携帯用オーディオ機器などの電子機器の表示部に、上述した本実施形態に係る電気泳動表示装置を適用することができる。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電気泳動表示装置の駆動方法、並びに電気泳動表示装置及び電子機器もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
3…表示部、10…コントローラ、20…画素、21画素電極、22…共通電極、23…電気泳動素子、24…トランジスタ、27…保持容量、28…素子基板、29…対向基板、40…走査線、50…データ線、60…走査線駆動回路、70…データ線駆動回路、80…マイクロカプセル、82…白色粒子、83…黒色粒子、93…共通電位線、220…共通電位供給回路、310…温度検出部、320…駆動電圧供給部、330…積算部、340…調整電圧決定部、350…調整電圧供給部

Claims (6)

  1. 互いに対向する画素電極及び共通電極間に、電気泳動粒子を含む電気泳動素子が設けられた電気泳動表示装置の駆動方法であって、
    前記画素電極及び前記共通電極間に、第1の色に対応する第1電圧及び第2の色に対応する第2電圧を印加する表示工程と、
    前記表示工程において印加される前記第1電圧及び前記第2電圧を積算する積算工程と、
    前記積算工程において積算された前記第1電圧及び前記第2電圧の比が互いに同じになるように、所定期間毎に調整電圧を印加する調整工程と
    を備えることを特徴とする電気泳動表示装置の駆動方法。
  2. 前記調整工程では、前記調整電圧は所定電圧とされ、前記積算工程において積算された第1電圧及び前記第2電圧の比に応じた時間だけ印加されることを特徴とする請求項1に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。
  3. 前記調整工程では、前記調整電圧は、前記積算工程において積算された第1電圧及び前記第2電圧の比に応じた電圧とされ、所定時間だけ印加されることを特徴とする請求項1に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。
  4. 前記電気泳動素子の温度を検出する温度検出工程を備え、
    前記調整工程では、前記電気泳動素子の温度に基づいて前記調整電圧が印加される
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。
  5. 互いに対向する画素電極及び共通電極と、
    前記画素電極及び前記共通電極間に設けられた電気泳動粒子を含む電気泳動素子と、
    前記画素電極及び前記共通電極間に、第1の色に対応する第1電圧及び第2の色に対応する第2電圧を印加する表示手段と、
    前記表示手段によって印加される前記第1電圧及び前記第2電圧を積算する積算手段と、
    前記積算手段によって積算された前記第1電圧及び前記第2電圧の比が互いに同じになるように、所定期間毎に調整電圧を印加する調整手段と
    を備えることを特徴とする電気泳動表示装置。
  6. 請求項5に記載の電気泳動表示装置を具備してなることを特徴とする電子機器。
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