JP2011239244A - コンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法および出力装置 - Google Patents

コンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法および出力装置 Download PDF

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Abstract

【課題】異なる出力装置間でのコンテンツの続き再生処理を利便良く実現することが可能なコンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法および出力装置を提供する。
【解決手段】TV装置1において再生されたコンテンツが出力されているときに、TV装置1において所定のユーザがいなくなったと判断された場合、そのユーザについてのコンテンツの再生履歴情報71がTV装置1内へ記憶される。その後、TV装置2においてこのユーザが出現したと判断されると、そのユーザについての再生履歴情報71が、各装置間の接続方式情報61を考慮した手法を用いてTV装置1から取得される。そして、再生履歴情報71と接続方式情報61とを用いて、再生されてTV装置1へ出力されていたコンテンツが、引き続き再生されて接続方式情報61を考慮した手法によってTV装置2へ出力されるように、HDDレコーダ4に対して再生命令が行われる。
【選択図】図5

Description

本発明は、コンテンツの再生装置および出力装置を用いてコンテンツの再生・出力を行うコンテンツ再生システムおよびコンテンツ再生方法、ならびにそのようなコンテンツ再生システムに適用される出力装置に関する。
従来、例えばある部屋内に設置された電子機器を用いてユーザがコンテンツを視聴した場合、その後にユーザが他の部屋に移動したときには、コンテンツの選択や再生位置のサーチ等の設定を最初から改めて行う必要があり、ユーザにとって非常に使いづらいものであった。
そこで、このようにユーザが部屋を移動した場合に、移動先の部屋においてコンテンツの継続視聴を可能にする手法(続き再生処理)が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。この手法を用いることにより、ユーザは部屋を移動しても同じコンテンツの再生を続きから楽しむことができ、ユーザの利便性を高めることが可能となる。
特許第4059214号公報 特許第3658896号公報
ところが、これらの特許文献1,2等で提案されている従来の手法では、続き再生処理を行うためには、ユーザは専用の操作機器(リモコン等)を常に持ち運ぶ必要があったため、その点では非常に面倒であった。また、そのような操作機器を持ち運ぶことから、例えば風呂やトイレ等では利用できない(利用しにくい)という問題もあった。
更に、従来の手法では、例えば再生装置と同じ部屋内において電子機器によりコンテンツを視聴する場合においても、ネットワーク接続経由にて再生する必要がある等、常に同じサーバ接続型のサービスでしか対応できなかった。このため、例えば同じ部屋内において再生装置と電子機器との間がローカル接続されている場合には、再生時にユーザに不便を強いることになり、利用の際の自由度が低いという問題もあった。
このように、従来の続き再生処理では、異なる電子機器(出力装置)間でのコンテンツの続き再生処理を利便良く実現することが困難であったため、実現する手法の提案が望まれていた。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、異なる出力装置間でのコンテンツの続き再生処理を利便良く実現することが可能なコンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法および出力装置を提供することにある。
本発明のコンテンツ再生システムは、互いにデータの送受信がなされるように接続された、1または複数の再生装置と、複数の出力装置とを備えたものである。この再生装置は、コンテンツを再生する再生部を有している。上記複数の出力装置のうちの一の出力装置は、再生部により再生されたコンテンツをユーザへ出力するための第1の出力部と、ユーザの在否を検出する第1のユーザ検出部と、第1のユーザ検出部による検出結果に基づいて所定のユーザがいなくなったと判断された場合に、そのユーザについての再生装置におけるコンテンツの再生履歴情報を、自身の装置内または再生装置内へ記憶させる記憶制御部とを有している。また、上記複数の出力装置のうちの他の一の出力装置は、再生部により再生されたコンテンツをユーザへ出力するための第2の出力部と、ユーザの在否を検出する第2のユーザ検出部と、第2のユーザ検出部による検出結果に基づいて上記所定のユーザが出現したと判断された場合に、そのユーザについての再生履歴情報を、各装置間の接続方式情報を考慮した手法を用いて上記一の出力装置または再生装置から取得する再生情報取得部と、再生情報取得部により取得された再生履歴情報と接続方式情報とを用いて、再生部により再生されて第1の出力部へ出力されていたコンテンツが、再生部により引き続き再生されて接続方式情報を考慮した手法によって第2の出力部へ出力されるように、再生部に対して再生命令を行う再生制御部とを有している。
本発明のコンテンツ再生方法は、互いにデータの送受信がなされるように接続された1または複数の再生装置と複数の出力装置とのうちの再生装置において、コンテンツを再生し、上記複数の出力装置のうちの一の出力装置において、再生装置において再生されたコンテンツをユーザへ出力すると共にユーザの在否を検出し、このユーザの在否の検出結果に基づいて所定のユーザがいなくなったと判断された場合に、そのユーザについての再生装置におけるコンテンツの再生履歴情報を、自身の装置内または再生装置内へ記憶させ、上記複数の出力装置のうちの他の一の出力装置において、ユーザの在否を検出し、このユーザの在否の検出結果に基づいて上記所定のユーザが出現したと判断された場合に、そのユーザについての再生履歴情報を、各装置間の接続方式情報を考慮した手法を用いて上記一の出力装置または再生装置から取得し、取得した再生履歴情報と接続方式情報とを用いて、再生装置において再生されて上記一の出力装置へ出力されていたコンテンツが、再生装置において引き続き再生されて接続方式情報を考慮した手法によって上記他の一の出力装置へ出力されるように、再生装置に対して再生命令を行うようにしたものである。
本発明のコンテンツ再生システムおよびコンテンツ再生方法では、再生装置においてコンテンツが再生され、出力装置において、その再生されたコンテンツがユーザへ出力される。ここで、一の出力装置において再生されたコンテンツが出力されているときに、ユーザの在否の検出結果に基づいて所定のユーザがいなくなったと判断された場合には、そのユーザについてのコンテンツの再生履歴情報が、一の出力装置の装置内または再生装置内へ記憶される。その後、他の一の出力装置において、ユーザの在否の検出結果に基づいて上記所定のユーザが出現したと判断されると、そのユーザについての再生履歴情報が、各装置間の接続方式情報を考慮した手法を用いて、上記一の出力装置または再生装置から取得される。そして、取得された再生履歴情報と接続方式情報とを用いて、再生されて上記一の出力装置へ出力されていたコンテンツが、引き続き再生されて接続方式情報を考慮した手法によって上記他の一の出力装置へ出力されるように、再生装置に対して再生命令が行われる。このようにして、従来のように専用の操作機器(リモコン等)を用いることなく、各装置間の接続方式を考慮した手法により、異なる出力装置間でのコンテンツの続き再生処理がなされる。
本発明の出力装置は、互いにデータの送受信がなされるように接続された1または複数の再生装置と複数の出力装置とのうちの再生装置において再生されたコンテンツをユーザへ出力するための出力部と、ユーザの在否を検出するユーザ検出部と、このユーザ検出部による検出結果に基づいて所定のユーザが出現したと判断された場合に、そのユーザについての再生装置におけるコンテンツの再生履歴情報を、各装置間の接続方式情報を考慮した手法を用いて、上記複数の出力装置のうちの一の出力装置または再生装置から取得する再生情報取得部と、この再生情報取得部により取得された再生履歴情報と接続方式情報とを用いて、再生装置において再生されて上記一の出力装置へ出力されていたコンテンツが、再生装置において引き続き再生されて接続方式情報を考慮した手法によって出力部へ出力されるように、再生装置に対して再生命令を行う再生制御部とを備えたものである。
本発明の出力装置では、出力部において、再生装置において再生されたコンテンツがユーザへ出力される。ここで、ユーザの在否の検出結果に基づいて所定のユーザが出現したと判断されると、そのユーザについての再生履歴情報が、各装置間の接続方式情報を考慮した手法を用いて、複数の出力装置のうちの一の出力装置または再生装置から取得される。そして、取得された再生履歴情報と接続方式情報とを用いて、再生されて上記一の出力装置へ出力されていたコンテンツが、引き続き再生されて接続方式情報を考慮した手法によって出力部へ出力されるように、再生装置に対して再生命令が行われる。このようにして、従来のように専用の操作機器(リモコン等)を用いることなく、各装置間の接続方式を考慮した手法により、異なる出力装置間でのコンテンツの続き再生処理がなされる。
本発明のコンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法および出力装置によれば、ユーザの在否の検出結果に基づいて所定のユーザが出現したと判断された場合に、そのユーザについての再生履歴情報を、各装置間の接続方式情報を考慮した手法を用いて取得すると共に、取得した再生履歴情報と接続方式情報とを用いて、再生されて一の出力装置へ出力されていたコンテンツが、引き続き再生されて接続方式情報を考慮した手法によって他の一の出力装置(出力部)へ出力されるように、再生命令を行うようにしたので、従来のように専用の操作機器を用いることなく、各装置間の接続方式を考慮した手法により、異なる出力装置間でのコンテンツの続き再生処理を行うことができる。よって、異なる出力装置間でのコンテンツの続き再生処理を利便良く実現することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツ再生システムの構成を表すブロック図である。 ユーザ情報の初期登録処理の一例を表す流れ図である。 装置情報の初期収集処理の一例を表す流れ図である。 装置情報の一例を表す模式図である。 第1の実施の形態に係るコンテンツの続き再生処理の一例を表す流れ図である。 図5におけるTV装置1側の処理の詳細を説明するための流れ図である。 互いに対応付けて保持されるユーザ情報および再生履歴情報の一例を表す模式図である。 図5におけるTV装置2側の処理の詳細を説明するための流れ図である。 図8における一部の処理の一例を抜き出して表わす流れ図である。 第2の実施の形態に係るコンテンツの続き再生処理の一例を表す流れ図である。 第3の実施の形態に係るコンテンツの続き再生処理の一例を表す流れ図である。 続き再生処理を行うか否かを選択するための表示画面の一例を表す模式図である。 複数の再生履歴情報のうちの1つを選択して続き再生処理を行うための表示画面の一例を表す模式図である。 図13に続いて表示される表示画面の一例を表す模式図である。 図14に続いて表示される表示画面の一例を表す模式図である。 第4の実施の形態に係るコンテンツ再生システムの構成を表すブロック図である。 第4の実施の形態に係るコンテンツの続き再生処理の一例を表す流れ図である。 図17におけるTV装置2側の処理の詳細例に対応する図8における一部の処理の他の例を抜き出して表わす流れ図である。 変形例1に係るコンテンツの続き再生処理の一例を表す流れ図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。

1.第1の実施の形態(ユーザが1人の場合の続き再生処理の例)
2.第2の実施の形態(2人のユーザが別々の部屋へ移動して続き再生処理を行う例)
3.第3の実施の形態(表示画面上で選択して続き再生処理を開始させる例)
4.第4の実施の形態(複数種類の接続方式を用いて再生装置・出力装置間が接続されている例)
5.変形例
変形例1(再生装置内にユーザ情報および再生履歴情報を記憶させる例)
変形例2(出力装置内にユーザ情報、再生装置内に再生履歴情報を記憶させる例)
変形例3(再生履歴情報の記憶時から所定時間遡って続き再生が開始される例)
<第1の実施の形態>
[コンテンツ再生システム5の構成]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツ再生システム(コンテンツ再生システム5)のブロック構成を表すものである。このコンテンツ再生システム5は、コンテンツ(映像、音声またはそれらの組み合わせにより構成されるデータの内容)の再生およびユーザへの出力(例えば、映像の表示や音声の出力等)を行うものである。コンテンツ再生システム5は、リビングルーム(居間)10内に設置されたTV(television)装置1およびHDD(Hard Disk Drive)レコーダ4と、書斎20内に設置されたTV装置2と、寝室30内に設置されたTV装置3とを備えている。
これらのTV装置1,2,3およびHDDレコーダ4の間はそれぞれ、互いにデータの送受信が可能となるように接続されており、ここでは一例として、互いにネットワーク接続されている。ここで、TV装置1,2,3が本発明における「出力装置」(コンテンツの出力装置)の一具体例に対応し、HDDレコーダ4が本発明における「再生装置」(コンテンツの再生装置)の一具体例に対応する。
(TV装置1,2,3の詳細構成)
TV装置1,2,3はそれぞれ、ユーザ検出部11、メモリ12、画像処理部13、表示部14、制御部15、ネットワーク端子16およびHDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子17を有している。なお、TV機能を実現するためのチューナ等については、ここでは図示を省略している(後述する他の実施の形態および変形例についても同様)。
ここで、表示部14が、本発明における「第1の出力部」、「第2の出力部」または「出力部」の一具体例に対応する。また、メモリ12が、本発明における「再生情報記憶部」および「装置情報記憶部」の一具体例に対応する。制御部15が、本発明における「記憶制御部」、「再生情報取得部」、「再生制御部」および「中断制御部」の一具体例に対応する。
ユーザ検出部11は、TV装置1、TV装置2またはTV装置3を用いてコンテンツの視聴が可能な環境にいるユーザの在否(近傍にいるか否か)を検出するものであり、カメラ111、認証部112および制御部113を有している。カメラ111は、ユーザを撮像してその撮像データを取得するためのものであり、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を用いて構成されている。認証部112は、カメラ111により得られた撮像データに基づいてユーザの認証(例えば顔認証等)を行うものであり、その認証結果(ユーザの検出結果)は制御部15へ出力されるようになっている。制御部113は、カメラ111の撮像動作および認証部112の認証動作をそれぞれ制御するものである。なお、ここでは、カメラを用いてユーザの検出(認証)を行っているが、他の手法(指紋認証、声紋認証、静脈認証もしくは脳波等の各種の生体信号を使用した認証、またはRFTAG等の個体識別信号を用いた個人識別)を用いるようにしてもよい。
メモリ12は、後述するユーザ情報(ユーザ情報72)、コンテンツの再生履歴情報(再生履歴情報71)および各装置(TV装置1,2,3およびHDDレコーダ4)の装置情報(装置情報6)、ならびにその他の種々のデータやプログラムを保持しておくための記憶部(保持部)である。このメモリ12における記憶手段としては、固定ディスクでもリムーバブルディスクでもよく、また、その種類としても、磁気ディスクや光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等の種々のものを用いることができる。
画像処理部13は、映像信号に対して所定の画像処理(例えば、ガンマ補正処理、コントラスト改善処理、シャープネス処理など)を施して表示部14へと出力するものである。
表示部14は、画像処理部13から出力される映像信号に基づいて映像表示を行うことにより、ユーザに対し、HDDレコーダ4において再生されたコンテンツの出力動作を行うものである。この表示部14は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等により構成されている。
制御部15は、TV装置1全体の制御を行うものである。具体的には、認証部112、制御部113、メモリ12、画像処理部13、ネットワーク端子16およびHDMI端子17における各動作の制御を行うと共に、それらとの間でデータの受け渡し(入出力)を行うようになっている。この制御部15はまた、後述するコンテンツの続き再生処理の際に各種の処理を行うようになっている。なお、制御部15におけるそのような各種の処理の詳細については後述する。
ネットワーク端子16は、TV装置1,2,3およびHDDレコーダ4の間を互いにネットワーク接続してデータの送受信を行うための端子である。このようにして送受信されるデータは、ネットワーク端子16を介して画像処理部13および制御部15との間で入出力されるようになっている。なお、上記したネットワーク接続としては、例えば、DLNA(Digital Living Network Alliance)方式による接続や、LAN(Local Area Network)方式による接続(Ethernet(登録商標)、無線LAN、MoCA(Multimedia over Coax Alliance)、ファイバ、PLC(Power Line Communication)など)等が挙げられる。
HDMI端子17は、TV装置1,2,3およびHDDレコーダ4の間を互いにローカル接続してデータの送受信を行うための端子である。このようにして送受信されるデータは、HDMI端子17を介して画像処理部13および制御部15との間で入出力されるようになっている。なお、このようなHDMI方式によるローカル接続の代わりに(あるいはこれに加えて)、例えばUSB(Universal Serial Bus)等の他のローカル接続を用いてもよい。
(HDDレコーダ4の詳細構成)
HDDレコーダ4は、メモリ42、画像処理部43、HDD44、制御部45、ネットワーク端子46およびHDMI端子47を有している。ここで、HDD44、画像処理部43および制御部45が、本発明における「再生部」の一具体例に対応する。
メモリ42は、各種のデータやプログラムを保持しておくための記憶部(保持部)である。このメモリ12における記憶手段としては、上記したメモリ12と同様に種々のものを用いることができる。
画像処理部43は、HDD44に対して記録または再生する映像信号に対し、上記した画像処理部13と同様の所定の画像処理を施すものである。
HDD44は、コンテンツのデータの他、各種のデータやプログラム等を保持しておくための記憶部(保持部)である。
制御部45は、HDDレコーダ4全体の制御を行うものである。具体的には、メモリ42、画像処理部43、HDD44、ネットワーク端子46およびHDMI端子47における各動作の制御を行うと共に、それらとの間でデータの受け渡し(入出力)を行う。これにより、HDDレコーダ4においてコンテンツ等の再生動作を行うことが可能となっている。
[コンテンツ再生システム5の作用・効果]
続いて、本実施の形態のコンテンツ再生システム5の作用および効果について説明する。
(1.ユーザ情報の初期登録処理)
まず、図2を参照して、後述するコンテンツの続き再生処理の際に用いられるユーザ情報(後述するユーザ情報72)の初期登録処理について説明する。図2は、このユーザ情報の初期登録処理の一例を流れ図で表わしたものである。具体的には、ここでは、ユーザ、TV装置1内のユーザ検出部11、および他のユーザ検出部11(TV装置2,3内のユーザ検出部11)の間で行われる各処理を、時系列で示している。なお、このユーザ情報の内容としては、詳細は後述するが、名前(ユーザ名)の他、例えば生体情報や個人識別情報等が挙げられる。
まず、TV装置1の近傍にユーザが出現すると(ステップS11)、このTV装置1内のユーザ検出部が、そのユーザを検出する(ステップS12)。次いで、このユーザが、TV装置1内でユーザ情報が登録されていないユーザであると判断されると、TV装置1内の制御部15は、TV装置2,3内のユーザ検出部11(および制御部15)に対してそれぞれ、ユーザ情報の問い合わせを行う(ステップS13)。
そして、TV装置2,3からユーザ情報の問い合わせに対する回答が得られると(ステップS14)、TV装置1は表示部14上に、ユーザ情報の入力・選択画面を表示させる(ステップS15)。すなわち、TV装置2,3においても該当するユーザ情報が登録されていない旨の回答が得られた場合には、その新規のユーザのユーザ情報を表示画面上でユーザに入力させるための画面を表示させる。一方、TV装置2,3において該当するユーザ情報が登録されている旨の回答が得られた場合には、その登録済みのユーザ情報を表示画面上でユーザに選択させるための画面を表示させる。
次に、ユーザによって、表示部14上のこの入力・選択画面においてユーザ情報が入力または選択されると(ステップS16)、TV装置1の制御部15は、ユーザ情報を更新してメモリ12に記憶させる(ステップS17)。以上により、ユーザ情報の初期登録処理が終了となる。
(2.装置情報の初期収集処理)
続いて、図3を参照して、後述するコンテンツの続き再生処理の際に用いられる、TV装置1,2,3における装置情報(後述する装置情報6)の初期収集処理について説明する。図3は、この装置情報の初期収集処理の一例を流れ図で表わしたものである。
この装置情報は、装置名の他、各装置間の接続関係を示す情報や、接続方式情報(後述する接続方式情報61)を含んだものとなっている。このうち、各装置間の接続関係を示す情報としては、例えば、UUID(Universally Unique Identifier;汎用一意識別子)、MACアドレス(Media Access Control address)、URL(Uniform Resource Locator)等が挙げられる。ここで、UUIDは、ソフトの実装上、異なったインターフェース(I/F)に対しても、同じUUIDが確実に返されるように実装しておくようにする。また、MACアドレスについても、Wi−Fi,Ethernet,HEC(HDMI 1.4において規定されているHDMIのEther接続)等、物理インターフェースが異なると、その内容が異なることがある。したがって、各インターフェースを通じて他のインターフェースに割り振られている全てのMACアドレスの情報を収集するためのプロトコルを実装し、装置の同一性の認証に用いるようにする。なお、HDMIのCEC(Consumer Electronics Control)では、装置のMACアドレスやUUID等は標準命令では実装されていないため、venderspecific命令として実装する必要がある。
この装置情報の初期収集処理では、TV装置1,2,3(TV装置1等)の制御部15は、ネットワーク接続されている他の装置(HDDレコーダ4を含む)に対して、接続関係を示す情報および接続方式情報の送信を要求し、どのような装置が接続されているのかを確認する。また、例えばHDMI接続等のローカル接続についても、CEC等を介してそれらの情報を取得する。なお、これらの情報は装置の電源投入時にまず確認され、その後も新たなインターフェースが接続されたことが確認される度に更新される。
具体的には、まず、TV装置1等は、対象となる装置のI/Fを選択する(ステップS201)。そして、そのI/FがHDMI接続である場合には(ステップS202:Y)、以下のステップS206〜S211の処理を行う。一方、そのI/FがHDMI接続ではない(例えば、DLNA等のネットワーク接続)場合(ステップS202:N)、以下のステップS203,S204の処理を行う。
ここで、本実施の形態のように、TV装置1等が互いネットワーク接続されている場合(ステップS202:N)、TV装置1等はまず、例えば、DLNAに対応している装置をネットワーク上で検索する(ステップS203)。続いて、TV装置1等は、検索された装置のUUID等の装置情報をメモリ12へ記録・保持しておくようにする(ステップS204)。そして、次のI/Fがあるか否かを判断し(ステップS205)、まだ次のI/Fがある場合には(ステップS205:Y)、ステップS201へと戻る。一方、次のI/Fがない場合には(ステップS205:N)、TV装置1等は、すでに保持されているUUIDを確認し、同じUUIDがある場合には統合(マージ)するようにする(ステップS212)。以上により、装置情報の収集処理が終了となる。
一方、例えば後述する第4の実施の形態のように、あるI/FがHDMIの場合(ステップS202:Y)、TV装置1等はまず、(次の)ポートを選択する(ステップS206)。次いで、TV装置1等は、そのポートがHECに対応しているか否か(HDMI 1.4であるか、あるいはHDMI 1.3以下であるか)を判断する(ステップS207)。ここで、HECに対応していない場合には(ステップS207:N)、TV装置1等は、CEC経由にてUUID等の装置情報を取得し、メモリ12へ保持する(ステップS208)。なお、この際、MACアドレスを問い合わせるか、あるいはUUIDを直接ポートとひも付けしておくようにしてもよい。そして、後述するステップS211へと進む。一方、HECに対応していない場合には(ステップS207:Y)、まず、TV装置1等は、繋がっているMACアドレスを確認する(ステップS209)。したがって、HECを用いる場合には、対象とする装置のMACアドレスを事前に全て収集しておく必要がある。次に、TV装置1等は、そのMACアドレスに対してUUIDおよび他のMACアドレスを問い合わせて取得し、ポート名と共にメモリ12へ保持する(ステップS210)。そして、TV装置1等は、次のポートがあるか否かを判断し(ステップS211)、次のポートがまだある場合には(ステップS211:Y)、ステップS206へと戻る一方、次のポートがない場合には(ステップS211:N)、前述したステップS205へと進む。
以上のようにして、TV装置1等は、他の装置から、例えば図4(A)に示したような装置情報の問い合わせ結果の情報を取得する。すなわち、ここでは、装置名、UUIDおよびMACアドレス(ここではMACアドレス1〜3)からなる情報を取得する。そして、TV装置1等は、例えば図4(B)に示したような、接続方式情報61を含む装置情報6をメモリ12へと保持する。具体的には、ここでは、装置名、UUID、MACアドレス(ここではMACアドレス1〜3)および接続方式情報61(例えば、ネットワーク接続であるのか、ローカル接続(例えばHDMI接続)であるのかを示す情報)からなる装置情報6を保持する。なお、ここではUUIDおよびMACアドレスを装置情報6に含めるようにしているが、例えばMACアドレスは含めずにUUIDのみを含めるようにしてもよい。
(3.第1の実施の形態のコンテンツの続き再生処理)
次に、図5〜図9を参照して、本実施の形態の特徴的部分の1つである、コンテンツ再生システム5におけるコンテンツの続き再生処理について、詳細に説明する。
図5は、本実施の形態のコンテンツの続き再処理の概要を流れ図で表わしたものである。ここでは一例として、図中の矢印P1で示したように、1人のあるユーザが、リビングルーム10内のTV装置1を用いてあるコンテンツの視聴を行っていた後に書斎20内へ移動し、この書斎20内のTV装置2を用いてそのコンテンツの続き再生を行い視聴する場合について説明する。したがって、図5では、ユーザ、TV装置1内のユーザ検出部11、TV装置1、HDDレコーダ4、TV装置2、TV装置2内のユーザ検出部11の間で行われる各処理を、時系列で示している。なお、図中のユーザ、各装置またはブロックの時系列線上に示した太線は、ユーザがその部屋内に存在する期間、ユーザが存在することが検出されている期間、またはコンテンツの再生期間を示しており、以下同様である。
(3−1.リビングルーム10側での各処理)
まず、TV装置1の近傍にユーザが出現すると(ステップS301)、このTV装置1のユーザ検出部11が、そのユーザを検出し(ステップS302)、ユーザを特定する。
次に、TV装置1は、他のTV装置であるTV装置2(ここでは便宜上、TV装置2についてのみ代表して説明する)に対して、そのユーザについてのHDDレコーダ4におけるコンテンツの再生履歴情報を問い合わせる(ステップS303)。そしてTV装置1は、TV装置2からこの再生履歴情報の問い合わせに対する回答を取得する(ステップS304)。なお、ここでは、この時点ではそのユーザの再生履歴がないものとして説明する。
次に、ユーザがHDDレコーダ4に対し、コンテンツの再生動作を行うための再生操作を行うと(ステップS305)、TV装置1は、HDDレコーダから対応するコンテンツのデータ(コンテンツデータ)を取得する。このとき、例えばTV装置1とHDDレコーダ4とがDLNA接続されている場合には、図5中に示したように、コンテンツの再生命令は、TV装置1側からHDDレコーダ4へと行う(ステップS306)。具体的には、再生するストリームの再生時間(再生位置(ポジション)の意味)をTV装置1側から指定し、HDDレコーダ4がコンテンツデータ等の出力を行う(ステップS307)。これにより、TV装置1側では、コンテンツデータの出力に必要な情報(例えば、タイトル、時間、使用している装置等の情報、再生中であるか否かを示す再生状態情報等)を取得し、認識することができる。そして、TV装置1の表示部14においてコンテンツの出力がなされ、ユーザはそのコンテンツの視聴を行う(ステップS308)。この際、TV装置1では、このコンテンツの再生履歴情報を、ユーザ情報と共にメモリ12へと記憶しておくようにする。
その後、ユーザがリビングルーム10から退出して書斎20へと移動すると(ステップS309)、TV装置1のユーザ検出部11は、そのユーザが検出されなくなった旨の検出結果を出力する(ステップS310)。そして、TV装置1は、このようにこれまでコンテンツの視聴を行っていたユーザがいなくなったと判断された場合、そのユーザに対応するコンテンツの再生が自動的に中断されるように、HDDレコーダ4に対して中断命令を行う(ステップS311)。そして、TV装置1は、そのユーザについてのHDDレコーダ4におけるコンテンツの再生履歴情報を、ここでは自身の装置内(メモリ12)へ記憶させる(保持しておく)(ステップS312)。
ここで、このようなリビングルーム10内での各処理は、具体的には以下のようにして行われる。図6は、図5におけるTV装置1側の処理の詳細例を流れ図で表わしたものである。
最初に、TV装置1のユーザ検出部11は、カメラ111により得られた撮像データに基づいて、以下のステップS401〜S403の判断を行う。すなわち、まず、ユーザの顔が見えないか否かを判断し(ステップS401)、見えると判断された場合には(ステップS401:N)、ユーザがTV装置1の近傍にいると判断し、所定のカウンタによるカウントを終了させて(ステップS404)、再びステップS401へと戻る。一方、ユーザの顔が見えないと判断された場合(ステップS401:Y)には、次に、顔に繋がっている体が移動しているか否かを判断する(ステップS402)。ここで、体は移動していないと判断された場合には(ステップS402:N)、単にユーザが横を向いている等であってユーザはTV装置1の近傍にいると判断し、上記したステップS404へと進む。一方、体が移動していると判断された場合には(ステップS402:Y)、次に、検出されていたユーザが1人の場合、かつ、例えば図示しない人感センサによる反応がないか否かを判断する(ステップS403)。検出されていたユーザが1人であるのに、人感センサによる反応がある場合には(ステップS403:N)、TV装置1の近傍にまだユーザがいると判断し、上記したステップS404へと進む。一方、検出されていたユーザが1人であり、かつ、人感センサによる反応がないと判断された場合には(ステップS403:Y)、TV装置1の近傍にはユーザがいないと最終的に判断し、次に以下説明するステップ405へと進む。また、ユーザが複数人の場合には人感センサが反応してしまうため、ステップ403はパスしてステップ405へと進む。
次に、TV装置1は、所定のタイマ(ユーザが連続して視聴していないと判断されている時間をカウントするためのもの)がカウント中か否かを判断し(ステップS405)、タイマがカウント中である場合には(ステップS405:Y)、後述するステップS411へと進む。一方、タイマがカウント中ではない場合には(ステップS405:N)、次にTV装置1は、HDDレコーダ4から、このHDDレコーダがコンテンツの再生中であるか否かを示す再生状態情報を問い合わせて取得する(ステップS407)。この際、具体的には例えば、UPnPAVの命令である「Get TransportInfo」を用いて取得する。
次に、TV装置1は、取得した再生状態情報を用いて、HDDレコーダ4がコンテンツの再生中であるか否かを判断する(ステップS408)。再生中であると判断した場合には(ステップS408:Y)、例えば上記した「Get TransportInfo」の命令を用いてコンテンツの再生履歴情報を取得し(ステップS409)、再びステップS401へと戻る。一方、再生中ではないとは判断した場合には(ステップS410:N)、再生中断時に取得したコマンド(例えば、上記した「Get TransportInfo」)を利用してコンテンツの再生履歴情報し(ステップS410)、再びステップS401へと戻る。この際、再生履歴情報としては、例えば、その時点で再生もしくは直前に再生していたコンテンツのタイトル,トラック番号,長さ(時間)、そのコンテンツのURL等のXML(eXtensible Markup Language)情報、コンテンツの再生時間(再生位置;コンテンツの最初からの時間およびそのトラック内での時間)、そのトラックのメタデータ、その時点での時刻や、その他XML(eXtensible Markup Language)で記述される情報等を含めるようにする。
ここで、前述したステップS405において、タイマがカウント中であると判断された場合(ステップS405:Y)、次にTV装置1は、タイマによるカウント時間が所定の規定時間に達したか否かを判断する(ステップS411)。規定時間に達していないと判断した場合には(ステップS411:N)、タイマをカウントアップし(ステップS412)、再びステップS401へと戻る。一方、規定時間に達したと判断した場合には(ステップS411:Y)、次にTV装置1は、前述したカウンタによるカウントを終了させる(また、コンテンツの再生中の場合、その再生も中断させる)と共に、取得した各情報(再生状態情報、再生履歴情報等)をメモリ12内に保持する(ステップS413)。以上により、図6に示した処理が終了となる。
ここで、図7は、このようにして取得される、ユーザ情報72と対応付けられてなる再生履歴情報71の一例を模式的に表したものである。この例では、コンテンツのタイトル、URL、再生装置名、UUID、MACアドレス、情報更新日時、再生時間(再生位置)および再生状態を示す情報からなる再生履歴情報71が、ユーザ名を含むユーザ情報と対応付けられて保持されるようになっている。
(3−2.書斎20側での各処理)
次に、図5に戻り、書斎20側での各処理について説明する。
まず、この書斎20内のTV装置2の近傍にユーザが移動してきて出現すると(ステップS313)、TV装置2のユーザ検出部11は、そのユーザを検出し(ステップS314)、ユーザを特定する。次に、TV装置2は、他のTV装置であるTV装置1(ここでは便宜上、TV装置1についてのみ代表して説明する)に対して、そのユーザについてのHDDレコーダ4におけるコンテンツの再生履歴情報71を問い合わせる(ステップS315)。そしてTV装置2は、TV装置1からこの再生履歴情報71の問い合わせに対する回答を取得する(ステップS316)。なお、ここでは、この時点でそのユーザの再生履歴はあることになる。この際、TV装置2は、後述するように、各装置間の接続方式情報61(例えば、ネットワーク接続であるか、ローカル接続であるかなど)を考慮した手法を用いて、再生履歴情報71を取得する。
次に、本実施の形態では、TV装置2が自動的に、HDDレコーダ4に対して、そのコンテンツの再生命令(続き再生処理を行うための命令)を行う(ステップS317)。具体的には、TV装置2は、取得した再生履歴情報71(およびそれに対応付けられたユーザ情報72)と、接続方式情報61とを用いて、HDDレコーダ4に対してコンテンツの続き再生処理の命令を行う。すなわち、HDDレコーダ4において再生されてTV装置1へ出力されていたコンテンツが、HDDレコーダ4において引き続き再生されて接続方式情報61を考慮した手法によってTV装置2へ出力されるように、続き再生処理の命令を行う。これにより、HDDレコーダ4からTV装置2に対して、対応するコンテンツデータ(続き再生位置からのコンテンツデータ)が出力され(ステップS318)、ユーザはTV装置2においてそのコンテンツの視聴(コンテンツの続き再生の視聴)を行う(ステップS319)。以上により、書斎20側での各処理が終了すると共に、図5に示したコンテンツ再生システム5におけるコンテンツの続き再生処理の全体も終了となる。
ここで、このような書斎20内での各処理は、具体的には以下のようにして行われる。図8および図9は、図5におけるTV装置2側の処理の詳細例を流れ図で表わしたものである。
まず、TV装置2はユーザの検出を行い(ステップS501)、次に他の装置(ここではTV装置1)に対して、検出されたユーザについての再生状態情報を問い合わせて取得する(ステップS502)。そして、TV装置2は取得した再生状態情報を用いて、そのユーザによる最後(直近)の再生状態を確認する(ステップS503)。
ここで、最後に再生したコンテンツが再生中であると判断した場合には(ステップS503:Y)、自動的に後述するステップS506以降(続き再生処理)へと進む一方、再生中ではないと判断した場合には(ステップS503:N)、ステップS505へと進む。このステップS505では、続き再生処理の開始を行うか否かの選択を、表示部14の画面上で行う(後述する第3の実施の形態に対応)。そして、続き再生処理を行うとの選択がなされた場合には(ステップS505:Y)、後述するステップS506以降(続き再生処理)へと進む一方、続き再生処理を行わないとの選択がなされた場合には(ステップS505:N)、図8,図9に示した処理が終了となる。
ここで、続き再生処理ではまず、TV装置2は、最後に再生を行った再生装置(ここではHDDレコーダ4)のUUIDを確認する(図9のステップS506)。次いで、装置情報6を用いて、該当するUUIDの情報を抽出する(ステップS507)と共に、装置情報6のうちの接続方式情報61を用いて、HDDレコーダ4との間の接続方式を確認する(ステップS508)。そして、TV装置2は、この接続方式がHDMIであるか否かを判断する(ステップS509)。
ここで、例えば本実施の形態のように、接続方式がHDMIではない場合(例えば、DLNAの場合)には(ステップS509:N)、まず、TV装置2は、接続されているネットワークから、そのUUIDを有する再生装置を検索する(ステップS510)。次いで、TV装置2は、検索された再生装置(ここではHDDレコーダ4)に対して、コンテンツの続き再生処理の開始を指示する(ステップS511)。続いて、TV装置2は、続き再生処理を行うためのURLや、コンテンツのメタデータを取得するためのURL等を指定する(図8のステップS512)。具体的には、例えばUPnPAVの命令である「setAVtransportURI」を用いて指定を行う。次に、TV装置2は、コンテンツのバイト単位アドレス(コンテンツを指定の位置から再生するためのもの)を認識しているか否かを判断する(ステップS513)。そして、認識していると判断した場合には(ステップS513:Y)、続き再生対象のコンテンツのデータを取得して続き再生処理を行い(ステップS514)、処理が終了となる。このとき、コンテンツのデータの取得の際には、例えばDLNA(UPnP)の命令である「Play(HTTP−GET)」を用いて行う。一方、認識していないと判断した場合には(ステップS513:N)、例えばDLNAの命令である「TimeSeekRange.dlna.org」を用いて、バイト単位アドレスを検索し取得する(ステップS515)。そして、上記と同様に続き再生処理を行い(ステップS514)、処理が終了となる。
一方、後述する第4の実施の形態のように、接続方式がHDMIである場合には(図9のステップS509:Y)、TV装置2はまず、HDMIのポートを装置情報6から読み出す(ステップS516)。次に、TV装置2は、そのポートのHDMIに対して、続き再生処理の開始を指示する(ステップS517)。そして、CEC経由にてコンテンツの再生番組や再生時間等を設定し、続き再生処理を開始させ(図8のステップS518)、処理が終了となる。
このようにして本実施の形態のコンテンツ再生システム5では、HDDレコーダ4においてコンテンツが再生され、TV装置1,2,3において、その再生されたコンテンツがユーザへ出力される。この際、TV装置1において再生されたコンテンツが出力されているときに、TV装置1におけるユーザの在否の検出結果に基づいて所定のユーザがいなくなったと判断された場合には、そのユーザについてのコンテンツの再生履歴情報71が、TV装置1内へ記憶される。その後、TV装置2において、ユーザの在否の検出結果に基づいて上記所定のユーザが出現したと判断されると、そのユーザについての再生履歴情報71が、各装置間の接続方式情報61を考慮した手法を用いて、TV装置1から取得される。そして、取得された再生履歴情報71と接続方式情報61とを用いて、再生されてTV装置1へ出力されていたコンテンツが、引き続き再生されて接続方式情報61を考慮した手法によってTV装置2へ出力されるように、HDDレコーダ4に対して再生命令が行われる。このようにして、従来のように専用の操作機器(リモコン等)を用いることなく、各装置間の接続方式を考慮した手法により、異なる出力装置(ここではTV装置)間でのコンテンツの続き再生処理がなされる。
以上のように本実施の形態では、ユーザの在否の検出結果に基づいて所定のユーザが出現したと判断された場合に、そのユーザについての再生履歴情報71を、各装置間の接続方式情報61を考慮した手法を用いて取得すると共に、取得した再生履歴情報71と接続方式情報61とを用いて、再生されて一のTV装置へ出力されていたコンテンツが、引き続き再生されて接続方式情報61を考慮した手法によって他のTV装置へ出力されるように再生命令を行うようにしたので、従来のように専用の操作機器を用いることなく、各装置間の接続方式を考慮した手法により、異なる出力装置(TV装置)間でのコンテンツの続き再生処理を行うことができる。よって、異なる出力装置間でのコンテンツの続き再生処理を利便良く実現することが可能となる。
続いて、本発明の他の実施の形態(第2〜第4の実施の形態)について説明する。なお、以下では、第1の実施の形態と同一の構成要素については同一符号を付してその説明を適宜省略する。
<第2の実施の形態>
図10は、第2の実施の形態に係るコンテンツの続き再処理の概要を流れ図で表わしたものである。上記第1の実施の形態では、1人のユーザが移動(リビングルーム10から書斎20へ移動)する際の続き再生処理を例に挙げて説明したが、本実施の形態では、複数人(ここでは2人)のユーザが別々の部屋へ移動する際の続き再生処理について説明する。
ここでは一例として、2人のユーザ(ユーザA,B)が、リビングルーム10内のTV装置1を用いてあるコンテンツの視聴を行っていた後に、ユーザA,Bが別々の部屋に移動してそのコンテンツの続き再生処理を個別に行う場合について説明する。具体的には、ユーザAは、図中の矢印P21で示したように、リビングルーム10から書斎20内へ移動し、この書斎20内のTV装置2を用いてそのコンテンツの続き再生を行うものとする。一方、ユーザBは、図中の矢印P22で示したように、リビングルーム10から寝室30内へ移動し、この寝室30内のTV装置3を用いてそのコンテンツの続き再生を行うものとする。したがって、図10では、ユーザA,B、TV装置1,2,3内のユーザ検出部11、TV装置1,2,3、HDDレコーダ4の間で行われる各処理を、時系列で示している。
ここで、図中のユーザA、各装置またはブロックの時系列線上に示した実線の太線は、ユーザAがその部屋内に存在する期間、ユーザAが存在することが検出されている期間、またはユーザAに対するコンテンツの再生期間を示しており、以下同様である。また、図中のユーザB、各装置またはブロックの時系列線上に示した実線の太線は、ユーザBがその部屋内に存在する期間、ユーザBが存在することが検出されている期間、またはユーザBに対するコンテンツの再生期間を示しており、以下同様である。
なお、本実施の形態におけるコンテンツ再生システムの構成および基本的な動作はそれぞれ、第1の実施の形態と同様であるため、それらの説明を省略する。
[第2の実施の形態のコンテンツの続き再生処理]
(リビングルーム10での処理)
まず、TV装置1の近傍に2人のユーザA,Bが出現すると(ステップS601)、このTV装置1のユーザ検出部11が、それらのユーザA,Bを検出し(ステップS602)、ユーザを特定する。この際、ユーザ検出部11は、ユーザA,Bをそれぞれ区別して識別しておくようにする。
次に、TV装置1は、他のTV装置であるTV装置2,3に対してそれぞれ、ユーザA,BについてのHDDレコーダ4におけるコンテンツの再生履歴情報71を問い合わせる(ステップS603)。そしてTV装置1は、TV装置2,3からそれぞれ、この再生履歴情報71の問い合わせに対する回答を取得する(ステップS604)。なお、ここでは、この時点では、TV装置2,3とも、ユーザA,Bの再生履歴がいずれもないものとして説明する。
次に、あるユーザ(ここではユーザB)がHDDレコーダ4に対し、コンテンツの再生動作を行うための再生操作を行うと(ステップS605)、TV装置1は、HDDレコーダから対応するコンテンツデータを取得する。このとき、例えばTV装置1とHDDレコーダ4とがDLNA接続されている場合には、図10中に示したように、コンテンツの再生命令は、TV装置1側からHDDレコーダ4へと行う(ステップS606)。そして、HDDレコーダ4は、コンテンツデータ等の出力を行う(ステップS607)。これにより、TV装置1側では、コンテンツデータの出力に必要な情報を取得し、認識することができる。そして、TV装置1の表示部14においてコンテンツの出力がなされ、ユーザA,Bがそれぞれ、そのコンテンツの視聴を行う(ステップS608)。この際、TV装置1では、このコンテンツの再生履歴情報71を、ユーザ情報と共にメモリ12へと記憶しておくようにする。また、ここでは2人のユーザA,Bが存在するため、ユーザA,Bのそれぞれについてのユーザ情報に対して、同一のコンテンツの再生履歴情報71を個別に対応付けて記憶するようにする。
その後、ユーザAのみがリビングルーム10から退出して書斎20へと移動すると(ステップS609)、TV装置1のユーザ検出部11は、ユーザAが検出されなくなった旨の検出結果を出力する(ステップS610)。ここで、このようにユーザA,BのうちのユーザAのみがリビングルーム10から退出した場合、ユーザ検出部11において検出される人数が減る(2人から1人に減る)。これにより、検出されるユーザ数が減ったことだけでなく、検出されなくなったユーザが誰であるのかも特定することができる。次に、TV装置1は、このように、これまでコンテンツの視聴を行っていたユーザAがいなくなったと判断された場合、そのユーザAについてのコンテンツの再生履歴情報71を、メモリ12へ記憶させる(ステップS611)。
更にその後、ユーザBもリビングルーム10から退出し、上記したユーザAとは異なり寝室30へと移動すると(ステップS619)、TV装置1のユーザ検出部11は、ユーザBも検出されなくなった旨の検出結果を出力する(ステップS620)。すなわち、ユーザ検出部11は、TV装置1の近傍にはユーザが誰もいなくなったことを認識する。したがって、ここではTV装置1は、コンテンツの再生が自動的に中断されるように、HDDレコーダ4に対して中断命令を行う(ステップS621)。そして、TV装置1は、ユーザBについてのコンテンツの再生履歴情報71を、メモリ12へ記憶させる(ステップS622)。以上により、リビングルーム10での処理が終了する
(書斎20での処理)
まず、この書斎20内のTV装置2の近傍にユーザAが移動してきて出現すると(ステップS612)、TV装置2のユーザ検出部11は、ユーザAを検出し(ステップS613)、ユーザAを特定する。次に、TV装置2は、他のTV装置であるTV装置1,3に対してそれぞれ、ユーザAについてのコンテンツの再生履歴情報71を問い合わせる(ステップS614)。そしてTV装置2は、TV装置1,3からそれぞれ、この再生履歴情報71の問い合わせに対する回答を取得する(ステップS615)。なお、ここでは、この時点で、TV装置1ではユーザAの再生履歴はある一方、TV装置3ではユーザAの再生履歴はないことになる。この際、TV装置2は、第1の実施の形態で説明したように、各装置間の接続方式情報61を考慮した手法を用いて、再生履歴情報71を取得する。
次に、TV装置2は自動的に、HDDレコーダ4に対して、ユーザAについてのコンテンツの再生命令(続き再生処理を行うための命令)を行う(ステップS616)。具体的には、TV装置2は、取得した再生履歴情報71(およびそれに対応付けられたユーザAについてのユーザ情報72)と、接続方式情報61とを用いて、HDDレコーダ4に対して、ユーザAについてのコンテンツの続き再生処理の命令を行う。これにより、HDDレコーダ4からTV装置2に対して、対応するコンテンツデータ(ユーザAに対応する続き再生位置からのコンテンツデータ)が出力される(ステップS617)。そして、ユーザAはTV装置2において、そのコンテンツの視聴(コンテンツの続き再生の視聴)を行う(ステップS618)。以上により、書斎20での処理が終了する。なお、この時点では、ここでは上記したように、リビングルーム10内のTV装置1においてユーザBが引き続きコンテンツの視聴を行っており、それとは再生位置が異なった部分を、ユーザAが書斎20内のTV装置2において視聴していることになる。
(寝室30での処理)
まず、この寝室30内のTV装置3の近傍にユーザBが移動してきて出現すると(ステップS623)、TV装置3のユーザ検出部11は、ユーザBを検出し(ステップS624)、ユーザBを特定する。次に、TV装置3は、他のTV装置であるTV装置1,2に対してそれぞれ、ユーザBについてのコンテンツの再生履歴情報71を問い合わせる(ステップS625)。そしてTV装置3は、TV装置1,2からそれぞれ、この再生履歴情報71の問い合わせに対する回答を取得する(ステップS626)。なお、ここでは、この時点で、TV装置1ではユーザBの再生履歴はある一方、TV装置3ではユーザBの再生履歴はないことになる。この際、TV装置3は、第1の実施の形態で説明したように、各装置間の接続方式情報61を考慮した手法を用いて、再生履歴情報71を取得する。
次に、TV装置3は自動的に、HDDレコーダ4に対して、ユーザBについてのコンテンツの再生命令(続き再生処理を行うための命令)を行う(ステップS627)。具体的には、TV装置3は、取得した再生履歴情報71(およびそれに対応付けられたユーザBについてのユーザ情報72)と、接続方式情報61とを用いて、HDDレコーダ4に対して、ユーザBについてのコンテンツの続き再生処理の命令を行う。これにより、HDDレコーダ4からTV装置3に対して、対応するコンテンツデータ(ユーザBに対応する続き再生位置からのコンテンツデータ)が出力される(ステップS628)。そして、ユーザBはTV装置3において、そのコンテンツの視聴(コンテンツの続き再生の視聴)を行う(ステップS629)。以上により、寝室30での処理が終了すると共に、図10に示した本実施の形態のコンテンツの続き再生処理の全体も終了となる。なお、この時点では、ここでは上記したように、書斎20内のTV装置2においてユーザAがコンテンツの続き再生の視聴を行っており、それとは再生位置が異なった部分を、ユーザBが寝室30内のTV装置3において別の続き再生を視聴していることになる。
以上のように本実施の形態では、複数のユーザが同じコンテンツを視聴していた場合に、各ユーザについての再生履歴情報をユーザ情報と対応付けて個別に記憶しておくようにしたので、各ユーザに応じた個別の続き再生処理を行うことが可能となる。例えば、上記したように、各ユーザが別々の部屋で個別に続き再生の視聴を行うことや、ユーザが視聴しなかった部分を、各々が別の機会に続き再生して視聴することなどが可能となる。
<第3の実施の形態>
図11は、第3の実施の形態に係るコンテンツの続き再処理の概要を流れ図で表わしたものである。ここで、上記第1および第2の実施の形態では、TV装置において自動的に続き再生処理を開始させる例に挙げて説明した。これに対し、本実施の形態では、TV装置の表示部14において、コンテンツの続き再生処理を行うか否かを選択するための画面を表示することにより、ユーザ自身の操作によって続き再生処理を開始させる例について説明する。
なお、本実施の形態におけるコンテンツ再生システムの構成および基本的な動作はそれぞれ上記第2の実施の形態と同様であるため、第2の実施の形態と同一の構成要素(処理)については同一符号を付してそれらの説明を省略する。
図11に示した本実施の形態の続き再生処理では、図10に示した第2の実施の形態の続き再生処理において、ステップS615,S616の間に、以下説明するステップS631,S632を追加している。また、それと共に、ステップS626,S627の間に、以下説明するステップS633を追加している。
まず、ユーザBが、移動先の部屋において自動的に続き再生処理が開始されることを望まない場合、ユーザBはリビングルーム10から退出する(ステップS619)前に、TV装置1に対してコンテンツ再生の中断操作を行う(ステップS631)。これにより、TV装置1からHDDレコーダ4へと中断命令がなされ(ステップS632)、手動によって、ユーザBが視聴していたコンテンツの再生動作が中断される。
次に、ユーザBが寝室30へ移動した後に、第2の実施の形態で説明したように、TV装置1からTV装置3に対して再生履歴情報71の問い合わせの回答(再生履歴あり)がなされると(ステップS626)、本実施の形態では以下のステップS633の処理を行う。すなわち、TV装置3の表示部14は、ユーザBに対応するコンテンツの続き再生処理を行うか否かを選択するための画面を表示し、ユーザBは、自身の操作によって再生履歴情報71の選択を行い、続き再生処理を開始させる(ステップS633)。なお、異なる出力装置(ここではTV装置)において同一のコンテンツが再生されていた場合、そのコンテンツについては最新の再生履歴情報のみを表示するようにする。
具体的には、例えば図12に示したように、表示部14は、「×××さん、このコンテンツの続き再生を行いますか?」といった、続き再生処理の開始を確認するメッセージを、そのユーザ(ここではユーザB)の再生履歴情報71と共に表示する。具体的には、この例では、再生履歴情報71として、コンテンツのタイトル、コンテンツの保存場所(ここではHDDレコーダ4)、および前回のコンテンツの再生日時を示す各情報が表示されるようになっている。そして、ユーザBが、画面上の「YES」,「NO」のうちの「YES」が選択されるように操作することにより、そのコンテンツの続き再生処理が手動で開始されることになる。
また、例えば図13〜図15に示したように、特定のユーザ(ここではユーザB)についての複数の再生履歴情報71のうちの1つに対応するコンテンツの続き再生処理を行うか否かを選択するための画面を、表示部14上に表示するようにしてもよい。これは、例えば、特定のユーザについての最新(直近)の再生履歴情報71だけでなく、過去の再生履歴情報71も併せて表示部14上に表示するようにし、それらの複数の再生履歴情報のうちの1つをユーザに選択させて続き再生処理を開始させるというものである。
この場合、まず、例えば図13中の符号P31〜P33に示したように、表示部14は、ユーザBについての複数(ここでは3つ)のコンテンツの再生履歴情報71を、個別に表示する。また、それと共に、表示部14は、「×××さん、どのコンテンツの続き再生を行いますか?」といった、続き再生処理の対象となるコンテンツの選択を促すメッセージを表示する。次いで、例えば図14中の太枠および符号P31で示したように、ユーザBが、タイトルが「△△△」であるコンテンツについての続き再生処理を選択すると、次に例えば図15に示したように、表示部14は以下のメッセージを表示する。すなわち、「このコンテンツの続き再生を行います」といった確認のメッセージと共に、選択したコンテンツに対応する再生履歴情報71のみを選択的に表示し、また「OK」,「Cancel」の操作ボタンを表示する。これにより、ユーザBが「OK」が選択されるように操作を行うと、タイトルが「△△△」であるコンテンツについての続き再生処理が手動で開始されることになる。
以上のように本実施の形態では、TV装置の表示部14において、コンテンツの続き再生処理を行うか否かを選択するための画面を表示するようにしたので、これまで説明したような自動開始ではなく、ユーザ自身の操作(手動)によって続き再生処理を開始させることが可能となる。
<第4の実施の形態>
図16は、第4の実施の形態に係るコンテンツ再生システム(コンテンツ再生システム5A)のブロック構成を表すものである。本実施の形態のコンテンツ再生システム5Aは、図1に示した第1〜第3の実施の形態に共通のコンテンツ再生システム5において、TV装置1とHDDレコーダ4との間を、ネットワーク接続に加えてローカル接続(ここではHDMI接続)をするようにしたものである。すなわち、再生装置であるHDDレコーダ4と、出力装置であるTV装置1との間が、複数種類の接続方式で個別に接続されている場合に対応している。
図17は、本実施の形態に係るコンテンツの続き再処理の概要を流れ図で表わしたものである。なお、本実施の形態の基本的な動作は上記第1の実施の形態と同様であるため、第1の実施の形態と同一の構成要素(処理)については同一符号を付してそれらの説明を省略する。
本実施の形態では、TV装置1等は、HDDレコーダ4と自身との間が複数種類の接続方式で個別に接続されている場合に、そのうちの1つの接続方式を選択するようになっている。そして、TV装置1等は、HDDレコーダ4において再生されたコンテンツがその選択された接続方式によって自身へ出力されるように制御する。具体的には、本実施の形態では、TV装置1等は、HDDレコーダ4と自身との間の接続距離を考慮して、複数種類の接続方式としてのネットワーク方式およびHDMI方式のうちの一方を選択するようになっている。
より具体的には、図17中に示したように、TV装置1からHDDレコーダ4に対してコンテンツ再生の中断命令がなされると(ステップS311)、本実施の形態では次に、HDDレコーダ4がTV装置1に対し、再生履歴情報71の問い合わせを行う(ステップS321)。次いで、TV装置1は、HDDレコーダ4に対して、この再生履歴情報4の問い合わせに対する回答を行う(ステップS322)。そして、その後TV装置1は、再生履歴情報の保存(記録)を行う(ステップS312)。
このように、TV装置1等が、HDDレコーダ4と自身との間の接続距離を考慮して、ネットワーク方式およびHDMI方式のうちの一方を選択してコンテンツの出力が行われるようにしているのは、以下の理由によるものである。すなわち、まず、これまでの説明では、TV装置1等とHDDレコーダ4とがネットワーク接続のみで接続されていたため、ユーザが部屋を移動した際の続き再生処理では、常にネットワーク経由でコンテンツの出力がなされていた。これに対し、本実施の形態のように、TV装置1とHDDレコーダ4との間が複数種類の接続方式(ここではネットワーク方式およびHDMI方式)で個別に接続されている場合について考えると、以下のことが言える。
まず、例えばHDDレコーダ4が設置されている部屋(リビングルーム10)と同じ部屋内においてTV装置1によりコンテンツを視聴する場合においても、ネットワーク接続経由にて再生すると、ユーザにとっての利便性が低下してしまう場合が生じ得る。具体的には、同じ部屋内の場合、再生時のコマンドに対する反応時間、早送りのバリエーション等のトリックプレイの多彩さ、EPG(Electronic Program Guide)等のGUI(Graphical User Interface)の充実度、画像のきれいさ等の理由により、DLNA等のネットワーク接続経由の再生ではなく、HDMI等のローカル接続による再生を行うのが望ましい。したがって、上記のように、同じ部屋内においてネットワーク接続経由にて再生した場合、再生時にユーザに不便を強いることになり、利用の際の自由度が低くなってしまう。
そこで、本実施の形態では、ユーザが移動する前(リビングルーム10にいるとき)には、HDDレコーダ4とTV装置1との間の接続距離を考慮して、HDMI方式を用いてコンテンツの出力が行われるようにする。また、ユーザが移動した後(書斎20にいるとき)には、HDDレコーダ4とTV装置1との間の接続距離を考慮して、HDMI方式を用いてコンテンツの出力が行われるようにする。その場合、HDMI経由にて行うときには、最初の再生指示をCEC,IRで行うか否かに関わらず、TV装置1が、CEC経由にて現在の再生履歴情報71HDDレコーダ4に対して問い合わせ、その問い合わせに対する回答により得られた再生履歴情報71を保存するようにする。
また、その後、ユーザが移動した部屋(書斎20)において続き再生処理を行う際には、まず、TV装置2は、最新の再生履歴情報71を取得し、どの装置からどのコンテンツのどの部分を再生するかを決定する。そして、次にTV装置2は、装置情報6における接続方式情報61を用いて、この場合、HDDレコーダ4からネットワーク経由にて、TV装置2に対してコンテンツの出力がなされるようにすることを決定する。なお、現状のCECでは、再生中のコンテンツについての番組名や再生時間等の情報を取得できるようになっていないため、その場合、例えば「VenderSpecific命令」として実装する必要がある。
ここで、HDMI経由にてMACアドレスおよびUUIDを取得しようとした場合には、コマンドをベンダ独自の拡張命令として実装しなければならず、互換性に問題を生じるおそれがある。このとき、HECを利用してそれらの情報を取得する際には、取得したUUIDがDLNA再生時(Ethernet(登録商標)接続時)のUUIDと同一であれば、同一装置であると判断することができる。また、そのとき、そのUUIDをもつMACアドレスがどのポートに存在しているのかは、HDMI 1.4の規格上、装置側で把握しているため、装置情報6が記載されたテーブルを用いて判別することができる。すなわち、コンテンツの再生に必要な情報はHEC経由で取得し、ポートを判別した上で該当するポートに対してCECコマンドで再生を指示することにより、特殊な命令を定義しなくても必要な動作を実現することができる。
以上のことから、本実施の形態では、具体的には、第1の実施の形態で説明した図3中のステップS206〜S211、および図8,図9中に示したステップS516〜S518の各処理を行うことにより、続き再生処理を実現する。
あるいは、この図9中に示したステップS516,S517の代わりに、例えば図18中に示したステップS521〜526の各処理を行うようにしてもよい。
すなわち、まず、前述したように接続方式がHDMIであると判断された場合(ステップS509:Y)、次にTV装置2は、このHDMIがHECに対応しているか否かを判断する(ステップS521)。そして、HECに対応していると判断した場合(ステップS521:Y)、TV装置2はまず、装置情報6に記載されているMACアドレスを抽出する(ステップS522)。次いで、TV装置2は、そのMACアドレスに対応するポートを検索し(ステップS523)、検索されたポートに対して続き再生処理を指示する(ステップS524)。
一方、HECに対応していないと判断した場合(ステップS521:N)、TV装置2はまず、各ポートに対し、CEC経由にてUUIDを問い合わせる(ステップS525)。そして、TV装置2は、UUIDが一致したポートに対して、続き再生処理を指示する(ステップS526)。
以上のように本実施の形態では、TV装置1等が、HDDレコーダ4と自身との間の接続距離を考慮して、ネットワーク方式およびHDMI方式のうちの一方を選択してコンテンツの出力が行われるようにしたので、続き再生処理の利用の際の自由度を向上させ、ユーザの利便性を高めることが可能となる。
<変形例>
次に、上記第1〜第4の実施の形態に共通の変形例(変形例1〜3)について説明する。なお、以下では、第1〜第4の実施の形態と同一の構成要素については同一符号を付してその説明を適宜省略する。
[変形例1]
図19は、変形例1に係るコンテンツの続き再処理の概要を流れ図で表わしたものである。なお、本変形例の基本的な動作は上記第1の実施の形態と同様であるため、第1の実施の形態と同一の構成要素(処理)については同一符号を付してそれらの説明を省略する。
本変形例では、これまで説明した場合とは異なり、ユーザ情報72と対応付けられてなる再生履歴情報71と、接続方式情報61を含む装置情報6とをそれぞれ、TV装置1等ではなく、HDDレコーダ4内のメモリ42へ保持するようになっている。したがって、本変形例ではメモリ42が、本発明における「再生情報記憶部」および「装置情報記憶部」の一具体例に対応する。
具体的には、ステップS302において、TV装置1のユーザ検出部11がユーザを検出すると、本変形例では、次にTV装置1は、そのユーザのユーザ情報72を、HDDレコーダ4へ出力する(ステップS331)。そして、このユーザ情報72は、HDDレコーダ4内のメモリ42に記録・保持される。また、その後、ユーザがリビングルーム10から退出して(ステップS309)、TV装置1からHDDレコーダ4へコンテンツ再生の中断命令がなされると(ステップS311)、本変形例では、HDDレコーダ4がメモリ42へ再生履歴情報を保持する(ステップS332)。
更に、その後、ユーザが書斎20へ移動し、TV装置2のユーザ検出部11がそのユーザを検出すると(ステップS314)、本変形例では、TV装置1ではなくHDDレコーダ4に対して、そのユーザの再生履歴情報71の問い合わせを行う(ステップS333)。そして、HDDレコーダ4が、この再生履歴情報71の問い合わせに対する回答をTV装置2に対して行うことになる(ステップS334)。
このようにして本変形例では、ユーザ情報72と対応付けられてなる再生履歴情報71と、接続方式情報61を含む装置情報6とをそれぞれ、HDDレコーダ4内へ保持するようにしたので、HDMI接続等のローカル接続の際に、TV装置において再生履歴情報71等の情報を取得する機能を有していない場合(装置)であっても、これらの情報をローカル(再生装置内)に保持することにより、これまでの説明と同様の続き再生処理を実現することが可能となる。
[変形例2]
また、上記変形例とは更に異なり、本変形例(変形例2)のように、出力装置(ここではTV装置1,2,3)側において各ユーザのユーザ情報72を記憶(保持)すると共に、再生装置(ここではHDDレコーダ4)側において再生履歴情報71を記憶(保持)するようにしてもよい。
そのように構成した場合、ユーザ情報72(個人情報)を、出力装置(TV装置)から外部(再生装置)へ出力することがなくなるため、個人情報の外部流出に関する安全性を高めることが可能となる。
[変形例3]
更に、これまで説明した例では、コンテンツの再生を中断した時点(再生履歴情報71の記憶時点)から、そのコンテンツの続き再生処理が行われる場合について説明したが、以下のようにしてもよい。すなわち、本変形例(変形例3)のように、再生履歴情報71の記憶時から所定時間遡って続き再生が開始されるように、TV装置1等がHDDレコーダ4に対して再生命令を行うようにしてもよい。
具体的には、例えば、ある一定時間のユーザ不在確認後、再生履歴情報71を取得して再生を中断した時間としては、ユーザ不在を確認するために使用した(一定)時間を差し引いて(遡って)、再生中断時間としてもよい。また、例えば、続き再生処理を開始したときの内容の繋がりがスムーズになされるように、再生履歴情報71の記憶時から所定時間遡って続き再生が開始されるようにしてもよい。
ここで、続き再生時の再生再開位置の選択方法としては、例えば、以下の(1)〜(3)の3つの手法が考えられる。
(1)再生中断位置から予め定められた一定時間遡って続き再生を行う
(2)再生中断位置の1つ前のチャプタから続き再生を行う
(3)画像や音声の解析を行い、再生中断前の盛り上がっているポイント(例えば、サッカーや野球の場合における得点シーン等)から続き再生を行う
(その他の変形例)
以上、いくつかの実施の形態および変形例を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態で説明した各情報(装置情報、ユーザ情報、再生履歴情報など)の内容や種類はそれぞれ、上記実施の形態で説明したものには限られず、他の内容や種類のものを用いるようにしてもよい。
また、上記実施の形態等で説明したTV装置およびHDDレコーダの各ブロック構成は、上記実施の形態等で示したものには限られず、他のブロック構成のものを用いるようにしてもよい。更に、各装置間の接続方式や接続の仕方については、上記実施の形態等で説明したものには限られず、他の接続方式や接続の仕方を用いるようにしてもよい。
加えて、上記実施の形態では、本発明における「再生装置」の一例としてHDDレコーダを挙げて説明すると共に、「出力装置」の一例としてTV装置を挙げて説明したが、本発明が適用されるのはこの場合には限られない。具体的には、「再生装置」として、例えばHDDプレーヤやDVD(Digital Versatile Disc)レコーダ、DVDプレーヤ等を用いるようにしてもよい。また、「出力装置」としては、例えば、TV装置以外の映像の表示装置(例えばPC(Personal Computer)のモニタ等)や、音声の出力装置(例えばスピーカ等)を用いるようにしてもよい。これらの場合においても、上記実施の形態等と同様の効果を得ることが可能である。
本発明のコンテンツ再生システム(再生装置および出力装置)における各処理は、ハードウェア(回路)により実現してもよく、あるいはソフトウェア(プログラム)により実現してもよい。後者の場合、そのソフトウェアは、各処理の機能を各装置におけるコンピュータにより実行させるためのプログラム群で構成される。各プログラムは、例えば、専用のハードウェアに予め組み込まれて用いられてもよいし、汎用のパーソナルコンピュータなどにネットワークや記録媒体からインストールして用いられてもよい。
1,2,3…TV装置、4…HDDレコーダ、5,5A…コンテンツ再生システム、10…リビングルーム、20…書斎、30…寝室、11…ユーザ検出部、12,42…メモリ、13,43…画像処理部、14…表示部、44…HDD、15,45…制御部、16,46…ネットワーク端子、17,47…HDMI端子、6…装置情報、61…接続方式情報、71…再生履歴情報、72…ユーザ情報。

Claims (12)

  1. 互いにデータの送受信がなされるように接続された、1または複数の再生装置と、複数の出力装置とを備え、
    前記再生装置が、コンテンツを再生する再生部を有し、
    前記複数の出力装置のうちの一の出力装置が、
    前記再生部により再生されたコンテンツをユーザへ出力するための第1の出力部と、
    ユーザの在否を検出する第1のユーザ検出部と、
    前記第1のユーザ検出部による検出結果に基づいて所定のユーザがいなくなったと判断された場合に、そのユーザについての前記再生装置におけるコンテンツの再生履歴情報を、自身の装置内または前記再生装置内へ記憶させる記憶制御部と
    を有し、
    前記複数の出力装置のうちの他の一の出力装置が、
    前記再生部により再生されたコンテンツをユーザへ出力するための第2の出力部と、
    ユーザの在否を検出する第2のユーザ検出部と、
    前記第2のユーザ検出部による検出結果に基づいて前記所定のユーザが出現したと判断された場合に、そのユーザについての前記再生履歴情報を、各装置間の接続方式情報を考慮した手法を用いて前記一の出力装置または前記再生装置から取得する再生情報取得部と、
    前記再生情報取得部により取得された再生履歴情報と、前記接続方式情報とを用いて、前記再生部により再生されて前記第1の出力部へ出力されていたコンテンツが、前記再生部により引き続き再生されて前記接続方式情報を考慮した手法によって前記第2の出力部へ出力されるように、前記再生部に対して再生命令を行う再生制御部と
    を有する
    コンテンツ再生システム。
  2. 前記再生制御部は、前記再生履歴情報の記憶時から所定時間遡って続き再生が開始されるように、前記再生命令を行う
    請求項1に記載のコンテンツ再生システム。
  3. 各出力装置は、
    前記再生装置と各出力装置との間が複数種類の接続方式で個別に接続されている場合に、そのうちの一の接続方式を選択すると共に、
    前記再生装置において再生されたコンテンツがその選択された接続方式によって各出力装置へ出力されるように制御する
    請求項1または請求項2に記載のコンテンツ再生システム。
  4. 各出力装置は、前記再生装置と自身との間の接続距離を考慮して、前記複数種類の接続方式としてのネットワーク方式およびHDMI方式のうちの一方を選択する
    請求項3に記載のコンテンツ再生システム。
  5. 前記一の出力装置は、
    前記所定のユーザがいなくなったと判断された場合に、そのユーザに対応するコンテンツの再生が中断されるように前記再生部に対して中断命令を行う中断制御部を有する
    請求項1または請求項2に記載のコンテンツ再生システム。
  6. 前記他の一の出力装置は、
    コンテンツの続き再生を行うか否かを選択するための画面を表示する表示部を有する
    請求項5に記載のコンテンツ再生システム。
  7. 前記表示部は、前記所定のユーザについての複数の再生履歴情報のうちの1つに対応するコンテンツの続き再生を行うか否かを選択するための画面を表示する
    請求項6に記載のコンテンツ再生システム。
  8. 前記一の出力装置は、
    前記再生履歴情報を、各ユーザのユーザ情報と対応付けて記憶する再生情報記憶部を有し、
    前記他の一の出力装置は、
    前記接続方式情報を含む装置情報を記憶する装置情報記憶部を有する
    請求項1または請求項2に記載のコンテンツ再生システム。
  9. 前記再生装置は、前記再生履歴情報を、各ユーザのユーザ情報と対応付けて記憶する再生情報記憶部を有する
    請求項1または請求項2に記載のコンテンツ再生システム。
  10. 前記一の出力装置は、各ユーザのユーザ情報を記憶し、
    前記再生装置は、前記再生履歴情報を記憶する
    請求項1または請求項2に記載のコンテンツ再生システム。
  11. 互いにデータの送受信がなされるように接続された1または複数の再生装置と複数の出力装置とのうちの前記再生装置において、コンテンツを再生し、
    前記複数の出力装置のうちの一の出力装置において、
    前記再生装置において再生されたコンテンツをユーザへ出力すると共に、ユーザの在否を検出し、
    ユーザの在否の検出結果に基づいて所定のユーザがいなくなったと判断された場合に、そのユーザについての前記再生装置におけるコンテンツの再生履歴情報を、自身の装置内または前記再生装置内へ記憶させ、
    前記複数の出力装置のうちの他の一の出力装置において、
    ユーザの在否を検出し、
    ユーザの在否の検出結果に基づいて前記所定のユーザが出現したと判断された場合に、そのユーザについての前記再生履歴情報を、各装置間の接続方式情報を考慮した手法を用いて前記一の出力装置または前記再生装置から取得し、
    取得した再生履歴情報と前記接続方式情報とを用いて、前記再生装置において再生されて前記一の出力装置へ出力されていたコンテンツが、前記再生装置において引き続き再生されて前記接続方式情報を考慮した手法によって前記他の一の出力装置へ出力されるように、前記再生装置に対して再生命令を行う
    コンテンツ再生方法。
  12. 互いにデータの送受信がなされるように接続された1または複数の再生装置と複数の出力装置とのうちの前記再生装置において再生されたコンテンツをユーザへ出力するための出力部と、
    ユーザの在否を検出するユーザ検出部と、
    前記ユーザ検出部による検出結果に基づいて所定のユーザが出現したと判断された場合に、そのユーザについての前記再生装置におけるコンテンツの再生履歴情報を、各装置間の接続方式情報を考慮した手法を用いて、前記複数の出力装置のうちの一の出力装置または前記再生装置から取得する再生情報取得部と、
    前記再生情報取得部により取得された再生履歴情報と、前記接続方式情報とを用いて、前記再生装置において再生されて前記一の出力装置へ出力されていたコンテンツが、前記再生装置において引き続き再生されて前記接続方式情報を考慮した手法によって前記出力部へ出力されるように、前記再生装置に対して再生命令を行う再生制御部と
    を備えた出力装置。
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