JP2011238015A - 非接触通信媒体、アンテナパターン配置媒体、通信装置及び通信方法 - Google Patents

非接触通信媒体、アンテナパターン配置媒体、通信装置及び通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】非接触通信媒体がリーダ・ライタと通信を行う際の通信不感帯をなくす。
【解決手段】導体を基材上に平面状に巻回させたアンテナコイル部120と、アンテナコイル部に接続されるコンデンサ112と、アンテナコイル部及びコンデンサに接続されて非接触通信の処理を行う通信処理部111とを備えたものに適用される。構成としては、アンテナコイル部120で囲まれる位置に、アンテナコイル部及びコンデンサとは電気的に接続されていない所定面積の金属パターン201,202,203を備えたものである。この金属パターンを設けたことで、リーダ・ライタとの最大通信距離を変化させずに、通信不感帯を無くすことが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、近接したリーダ・ライタとの間で非接触無線通信を行う非接触通信媒体、その非接触通信媒体が備えるアンテナパターン配置媒体、及びその非接触通信媒体を内蔵した通信装置、並びに非接触無線通信を行うものに適用される通信方法に関する。
近接したリーダ・ライタとの間で非接触無線通信を行う非接触通信媒体として、非接触型ICカードと称されるものが普及している。例えば、鉄道系における改札システムやコンビニエンスストアなどにおける料金支払いシステム、入退室システムなどに広く活用されている。この非接触型ICカードは、RFID(Radio Frequency Identification),無線ICタグなどとも称される。
このような非接触型ICカードは、内部にはICチップが埋め込まれているため、入退室や課金などの管理用として素早く反応・処理され、磁気カードなどに比べると非常に利便性が高いものである。
図11は、従来の非接触型ICカードの構成例を示した図である。図11(a)は、樹脂基材上に非接触通信用の回路が配置された状態を示したものであり、実際の製品としての非接触型ICカードは、表面に外装材としてのフィルムなどが配置されて、内部の回路は隠れている。
図11(a)に示した構成について説明すると、基材10の表面には、その基材10の外周寄りの箇所に、アンテナコイル部20が配置してある。アンテナコイル部20は、銅やアルミニュームなどの導体で構成される一定幅の導体パターンを、基材10の外周寄りの表面で複数回(この例では約4回)、巻回させて一定間隔で配置した構成としてある。
アンテナコイル部20の一端部21及び他端部22は、通信処理を行う集積回路部品であるICチップ11と接続してある。この場合、アンテナコイル部20の一端部21は、基材10の裏面側と導通させて、その裏面側の導体パターン14を介して、通信処理を行うICチップ11と接続してある。アンテナコイル部20の他端部22は、導体パターン13を介してICチップ11と接続してある。
また、アンテナコイル部20の一端部21及び他端部22は、コンデンサ12及び調整用コンデンサ30と接続してある。コンデンサ12及び調整用コンデンサ30についても、裏面側の導体パターン14を使用して接続してある。
コンデンサ12は、アンテナコイル部20で受信した搬送波により生じた電荷を蓄積して、ICチップ11を駆動させる電力を得るものであり、表面側の導電パターンで構成される第1電極部と、裏面側の導電パターンで構成される第2電極部とを備える。そして、基材10を介して対向した第1電極部と第2電極部とで、電荷を蓄積する。このコンデンサ12を構成する各電極部は、比較的大きな面積として、比較的大きな電荷を蓄積できるようにしてある。
調整用コンデンサ30は、共振周波数を変更するためのものであり、構成としては、アンテナコイル部20の他端部22に接続された表面側の第1導体パターン31と、導体パターン14に接続された裏面側の第2導体パターン32とを備える。表面側の第1導体パターン31は、櫛歯状に導体パターンが配置してあり、裏面側の第2導体パターン32は、その櫛歯状の部分と直交するように配置してあり、それぞれの直交部で電荷を蓄積する。調整用コンデンサ30は、コンデンサ12に比べて容量が小さなコンデンサである。この調整用コンデンサ30は、非接触型ICカードの製造工程での共振周波数の調整時に、櫛歯状の導体パターンの途中を切断させて、コンデンサの容量を減少させて、共振周波数を上げるものである。
図11(b)は、図11(a)に示した非接触型ICカードの構成の等価回路を示したものである。
図11(b)に示したように、アンテナコイル部20に並列にICチップ11とコンデンサ12及び調整用コンデンサ30が接続された構成である。
調整用コンデンサ30で共振周波数を上げる調整を行う処理は、第1導体パターン31と第2導体パターン32の途中を切断させることで行われる。この処理は、例えば第1導体パターン31の切断箇所において、基材10ごと孔を開けて、第1導体パターン32や第2導体パターン32を抜き取ることが行われる。
この製造工程での共振周波数の調整処理は、図示しない調整装置を使って自動的に行われる。即ち、調整装置では、通信媒体の共振周波数を補正するための切断位置のデータを予め持っておき、実際に測定した共振周波数に基づいて、切断位置を判断して、その判断した位置の基材に孔を開けることで調整を行う。この調整を行うことで、適正な共振周波数を持った非接触型ICカードとすることができる。
図12は、図11の例とは別の中間タップありの構成例である。
図12(a)に示した構成について説明すると、基材10の表面には、その基材10の外周寄りの箇所に、導体パターンを複数回巻回させたアンテナコイル部20が配置してある。アンテナコイル部20の一端部21及び他端部22は、通信処理を行う集積回路部品であるICチップ11と接続してある。アンテナコイル部20の一端部21は、裏面側の導体パターン14を介して、通信処理を行うICチップ11と接続してある。
また、コンデンサ12は、裏面側ではアンテナコイル部20の一端部21と接続してあり、表面側では、アンテナコイル部20の他端部22からアンテナ延長部23を設けて、その延長部の端部24と接続させてある。
調整用コンデンサ30についても、裏面側の導体パターン14が裏面側の第2導体パターン32に接続してあり、表面側の端部24が第1導体パターン31に接続してある。
図12(b)は、図12(a)に示した非接触型ICカードの構成の等価回路を示したものである。
図12(b)に示したように、アンテナコイル部20にはICチップ11が接続してあり、コンデンサ12及び調整用コンデンサ30については、アンテナコイル部20及び延長部23を介して接続された構成である。アンテナコイル部20と延長部23との接続点である他端部22が、中間タップとなる。調整用コンデンサ30による調整処理については、図11の例と同様である。
この図12の構成の場合には、調整用コンデンサ30を使った調整を行うことで、ICチップ11に接続されるインダクタンス値を変更させることなく、全体のインダクタンス値を変更することが可能になる。
特許文献1には、RFIDタグについての記載があり、アンテナコイル配置位置の外側にダミーパターンを設ける構成が記載されている。
特開2007−102348号公報
ところで、電子マネー機能などを有する非接触型ICカードは、携帯電話端末に内蔵されたものも存在するが、電子マネー機能を有しない携帯電話端末や携帯型音楽プレーヤーなどが多数存在しており、これに電子マネー機能を追加してほしいとの要望も多い。このため、近年においては携帯電話端末に簡易的にICカード機能をもたせることを実現するために、端末の筐体に合わせたICカードを格納できるケースが販売されている。しかしながら、このようなケースでは、ICカードをそのまま携帯電話端末に密着させるだけであり、厚みや体積を要してユーザーの使用感を損ねる可能性が高い。また非接触型ICカード自体が自由空間(周辺に金属体等がない状態)を想定して設計、製造されているため、携帯電話端末などの内部が金属体を有する筺体が近くにあると通信距離が著しく劣化する可能性がある。
従来、電子機器の筺体に貼った状態においても通信特性を満足させるために、電子機器と非接触型ICカードとの間に磁性シートを設置することが考えられ、これにより通信距離を向上させることが可能となる。しかしながら、通信距離を向上させたとしても、リーダ・ライタおよび非接触型ICカード(非接触通信媒体)の組み合わせによっては、通信不可能な領域(以下、通信不感帯という)が存在する場合がある。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、非接触通信媒体がリーダ・ライタと通信を行う際の通信不感帯をなくすことを目的とする。
本発明は、絶縁材よりなる基材と、導体を基材上に平面状に巻回させたアンテナコイル部と、アンテナコイル部に接続されるコンデンサと、アンテナコイル部及びコンデンサに接続されて非接触通信の処理を行う通信処理部とを備えたものに適用される。
構成としては、アンテナコイル部で囲まれる位置に、アンテナコイル部及びコンデンサとは電気的に接続されていない所定面積の金属パターンを備えたものである。
アンテナコイル部及びコンデンサとは電気的に接続されていない所定面積の金属パターンを、アンテナコイル部で囲まれる位置に設けたことで、リーダ・ライタとの最大通信距離を変化させずに、通信不感帯を無くすことが可能になる。
本発明によると、アンテナコイル部で囲まれる位置に金属パターンを設けたことで、リーダ・ライタとの最大通信距離を変化させずに、通信不感帯を無くすことができる。従って、例えば電子機器の筺体に非接触通信媒体を貼り付けるような使用状態であっても、良好にリーダ・ライタとの非接触無線通信が行える。
本発明の一実施の形態による構成例を示す平面図(a)及び等価回路図(b)である。 本発明の一実施の形態による非接触通信媒体の表面と裏面を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態による非接触通信媒体の全体構成を分解して示す分解斜視図である。 本発明の一実施の形態による非接触通信媒体を端末装置と組み合わせた状態を分解して示す側面図である。 本発明の一実施の形態による通信距離特性例を示す特性図である。 本発明の一実施の形態による非接触通信媒体の他の例(変形例1:金属パターンを1つにした例)を示す平面図である。 本発明の一実施の形態による非接触通信媒体の他の例(変形例2:金属パターンの分割数を増やした例)を示す平面図である。 図7例の通信距離特性例を示す特性図である。 本発明の一実施の形態による非接触通信媒体の他の例(変形例3:金属パターンを2つの方向に分割させた例)を示す平面図である。 図9例の通信距離特性例を示す特性図である。 従来の非接触ICカードの一例を示す平面図(a)及び等価回路図(b)である。 従来の非接触ICカードの他の例(中間タップありの例)を示す平面図(a)及び等価回路図(b)である。
本発明の実施の形態を、以下の順序で説明する。
1.一実施の形態の媒体の構成例(図1,図2)
2.全体構成例(図3,図4)
3.一実施の形態の構成による特性の説明(図5)
4.変形例1(図6)
5.変形例2(図7,図8)
6.変形例3(図9,図10)
7.その他の変形例
[1.一実施の形態の媒体の構成例]
以下、図1及び図2を参照して、本実施の形態の非接触ICカードの構成について説明する。本実施の形態においては、樹脂シートで構成される基材に、これから説明する導体パターンを配置して、アンテナコイル配置媒体とした上で、さらにICチップなどの部品を取り付けて、非接触通信媒体110として構成させたものである。後述するように、非接触通信媒体110は、基材の前後に他のシートなどが配置されて、非接触ICカードとして完成する。
図1(a)は、非接触通信媒体110の表面側の平面図であり、図2はその非接触通信媒体110の表面110a及び裏面110bを示したものである。但し、図2に示した裏面110bは、表面との対応が判りやすいように、表面側から見た裏面としてあり、実際に裏面を見た場合には、図2の状態とは上下が逆になる。
図1及び図2に示したように、非接触通信媒体110は、各種カードなどと同様の長方形の基材で構成させてあり、非接触通信媒体110の表面には、その非接触通信媒体110の外周寄りの箇所に、アンテナコイル部120が配置してある。アンテナコイル部120は、銅やアルミニュームなどの導体で構成される一定幅の導体パターンを、非接触通信媒体110の外周寄りの表面で複数回(この例では約4回)、巻回させて配置した構成としてある。
アンテナコイル部120の一端部121及び他端部122は、通信処理を行う集積回路部品であるICチップ111と接続してある。この場合、アンテナコイル部120の一端部121は、基材の裏面側と導通させて、その裏面側の導体パターン113を介して、通信処理を行うICチップ111と接続してある。図2に示すように、裏面側の導体パターン113は、ICチップ接続箇所114で、基材の裏面から表面に導通させて、ICチップ111と接続してある。アンテナコイル部120の他端部122は、ICチップ111と直接接続してある。
また、アンテナコイル部120の一端部121及び他端部122は、コンデンサ112及び調整用コンデンサ130と接続してある。コンデンサ112は、基材の裏面側ではアンテナコイル部120の一端部121と導電パターン113を介して接続してあり、表面側では、アンテナコイル部120の他端部122からアンテナ延長部123を設けて、その延長部の端部124と接続させてある。
コンデンサ112は、アンテナコイル部120で受信した搬送波により生じた電荷を蓄積して、ICチップ111を駆動させる電力を得るものである。図2に示すように、表面側の導電パターンで構成される第1電極部112aと、裏面側の導電パターンで構成される第2電極部112bとを備えて、基材を介して対向した第1電極部112aと第2電極部112bとで、電荷を蓄積する。このコンデンサ112を構成する各電極部112a,112bは、比較的大きな面積として、比較的大きな電荷を蓄積できるようにしてある。
調整用コンデンサ130は、共振周波数を変更するためのものであり、図2に示すように、アンテナコイル部120の他端部122に接続された表面側の第1導体パターン131と、第2電極部112bに接続された裏面側の第2導体パターン132とを備える。表面側の第1導体パターン131は、櫛歯状に導体パターンが複数配置してあり、裏面側の第2導体パターン132は、その櫛歯状の部分と直交するように配置してあり、それぞれの直交部で電荷を蓄積する。調整用コンデンサ130は、コンデンサ112に比べて容量が小さなコンデンサである。この調整用コンデンサ130は、非接触型ICカードの製造工程での共振周波数の調整時に、櫛歯状の導体パターンの途中を切断させて、コンデンサの容量を減少させて、共振周波数を上げるものである。
ここまでは、図12に示した従来例の非接触型ICカードと同じ構成である。
そして本実施の形態の例においては、非接触通信媒体110を構成する基材の上に、金属パターン201,202,203を配置したものである。この金属パターン201,202,203は、図1,図2の例では、アンテナコイル部120を構成する導体が配置された面と同じ面に配置してあり、アンテナコイル部120の内側の基材上に配置してある。
各金属パターン201,202,203は、銅やアルミニューム箔などの金属製の導電材料で構成され、アンテナコイル部120やコンデンサ112などの他の回路部とは電気的に接続されていない状態で配置してある。例えば、各金属パターン201,202,203は、アンテナコイル部120を構成する導電パターンと同一の金属素材として、アンテナコイル部120をエッチングなどで形成させる際に、同時に金属パターン201,202,203を形成させる。
図1,図2の例では、3つの金属パターン201,202,203は、カード状の非接触通信媒体110を横長としたときに、上下方向(縦)に3つ並ぶ配置としてあり、それぞれの金属パターン201,202,203は同じ大きさとしてある。3つの金属パターン201,202,203の間の隙間は、1mm前後の比較的狭い隙間としてあり、直線状に隙間を配置してある。
各金属パターン201,202,203の配置状態は、アンテナコイル部120の最内周の内側の基材表面の内で、ICチップ111とコンデンサ112と調整用コンデンサ130とが配置された箇所以外の部分を使って、極力大きな面積となるようにしてある。
即ち、本実施の形態の例では、図1に示すように、アンテナコイル部120を構成するパターンが配置された内側の、左隅の領域に、ICチップ111とコンデンサ112と調整用コンデンサ130をまとめて配置してある。そして、アンテナコイル部120を構成するパターンが配置された内側の、ほぼ中央から右側の比較的大きな領域に、3つの金属パターン201,202,203を配置してある。
この3つの金属パターン201,202,203を配置したことで、非接触型ICカードをリーダ・ライタに近接させた場合、リーダ・ライタ側のアンテナが、金属パターン201〜203の配置位置と大部分で重なるようになる。即ち、リーダ・ライタ側のアンテナは、一般にはICカード側アンテナよりも小さなアンテナであり、近接非接触通信時には、その小さなアンテナのかなりの部分が、金属パターン201〜203と重なるようになる。
図1に仮想線で示したリーダ・ライタ側アンテナ位置300は、本例の非接触型ICカードを、リーダ・ライタのほぼ中心に近接させた場合の位置関係であり、このようにリーダ・ライタ側のアンテナと重なる位置に金属パターンが位置するようになる。
図1(b)は、図1(a)及び図2に示した非接触通信媒体110の回路の等価回路を示したものである。この等価回路は、図12(b)に示した等価回路と基本的に同じである。
図1(b)に示したように、アンテナコイル部120にはICチップ111が接続してあり、コンデンサ112及び調整用コンデンサ130は、アンテナコイル部120及び延長部123を介して接続された構成である。アンテナコイル部120と延長部123との接続点である他端部122が、中間タップとなる。
[2.全体構成例]
次に、ここまで説明した非接触通信媒体110を備えた非接触型ICカードの全体構成例について説明する。
図3は、非接触型ICカード全体を分解して示した図である。非接触型ICカードは、非接触通信媒体110の表面に、外装材160を配置してある。この外装材160は、比較的厚さがある樹脂材で構成してあるが、薄型の樹脂シートで構成してもよい。
非接触通信媒体110の裏面には、磁性シート180と粘着シート170とを順に配置し、それぞれを一体化させて、非接触型ICカードとして組み立てられる。
磁性シート180は、磁性材で構成されるシートであり、例えば、高透磁率の磁性粉をポリマー材料などの樹脂材料に混入させて形成させたシートである。
このように粘着シート170を裏面側に設けたことで、非接触型ICカードは、他の電子機器に取り付けて、通信装置として組み立てることが簡単にできるようになる。即ち、例えば図4に示したように、携帯電話端末,スマートフォン,情報端末,AV再生機器などの端末装置200の背面に、本実施の形態の非接触型ICカードを貼り付けて、非接触通信機能付き通信装置として構成させることができる。この場合、磁性シート180を設けてあるために、非接触型ICカードを図示しないリーダ・ライタと近接させて非接触通信を行う際に、端末装置200内の回路に邪魔されずに、良好に非接触通信が行える。
具体的には、磁性シート180がコイルアンテナ部120に近接して配置されることで、非接触無線通信を行う際には、リーダ・ライタからの磁束が磁性シートに集中し、その磁性シートに隣接したコイルアンテナ部120での送受信状態が改善される。特に、図4に示したように別体の端末装置200に貼り付けた状態では、その端末装置200の筐体そのものや内部部品として、比較的大型の金属部品があると、その金属部品の影響でコイルアンテナ部120で送受信できる性能が落ちる可能性が高い。ここで、磁性シート180が、コイルアンテナ部120と端末装置200の間にあることで、磁性シート180に磁束が集中して、端末装置200の影響による無線通信感度の低下を阻止できる。
さらに本実施の形態の場合には、図1,図2に示したように、アンテナコイル部120の内側となる位置に、金属パターン201,202,203を配置したことで、さらに無線通信特性を向上させることができる。
[3.一実施の形態の構成による特性の説明]
次に、本実施の形態の例の非接触型ICカードで、無線通信特性が改善される例について説明する。
図5は、本実施の形態の例(金属パターン201〜203あり)の非接触型ICカードの特性(図5の右側の特性)と、金属パターンなし(図12例)の非接触型ICカードの特性(図5の左側の特性)を比較したものである。
図5の縦軸は、リーダ・ライタから非接触型ICカードまでの距離Dを[mm]で示してあり、通信正答率が100%となる範囲を、通信可能範囲としてある。
図5に示すように、いずれの例の場合でも、距離Dが50mmを越えた範囲まで通信が可能であるが、金属パターンなしの場合には、距離Dが数mmのときに、通信正答率が100%未満となる通信不感帯が発生している。
これに対して、金属パターンありの本実施の形態の構成の場合には、通信正答率が100%となる範囲内で、通信不感帯が発生することがなく、リーダ・ライタと非接触型ICカードとの距離が、0mmから50mm程度までどの距離であっても確実に通信できる。従って、本実施の形態の構成によると、従来よりも無線通信性能を改善することができる。
このような効果は、図1にリーダ・ライタ側アンテナ位置300を示したように、リーダ・ライタ側のアンテナが比較的小さなアンテナであり、そのリーダ・ライタ側アンテナと金属パターンとが重なることが寄与している。
なお、図5に示した効果は、図3に示した磁性シート180がある場合と、ない場合のいずれの構成の場合でも効果が得られる。
[4.変形例1]
図6は、本実施の形態の変形例1を示したものである。図6において、図1及び図2に対応する部分には同一符号を付す。
この図6の例では、アンテナコイル部120が配置された基材上に配置する金属パターン211として、1つの大面積の金属パターンとしたものである。
即ち、アンテナコイル部120の最内周の内側の基材表面の内で、ICチップ111とコンデンサ112と調整用コンデンサ130とが配置された箇所以外の部分を使って、極力大きな面積となる、1つの金属パターン211を配置したものである。
図6の例では、1つの金属パターン211の面積は、図1例の3つの金属パターン201〜203を合計した面積とほぼ等しくなるようにしてある。
この図6例とした場合の無線通信特性は示さないが、ほぼ図5に示した金属パターンありの特性と同じである。
[5.変形例2]
図7は、本実施の形態の変形例2を示したものである。図7において、図1及び図2に対応する部分には同一符号を付す。
この図7の例では、アンテナコイル部120が配置された基材上に配置する金属パターン221〜227として、上下方向に7分割した金属パターンとしたものである。
即ち、アンテナコイル部120の最内周の内側の基材表面の内で、ICチップ111とコンデンサ112と調整用コンデンサ130とが配置された箇所以外の部分を使って、カードを横長とした場合に上下方向に7分割した金属パターン221,222,223,・・・,227を配置したものである。
図7の例では、7つの金属パターン221〜227を合計した面積は、図1例の3つの金属パターン201〜203を合計した面積とほぼ等しくなるようにしてある。
図7例の構成とした場合の無線通信特性を、図8に示す。
図8(a)は、リーダ・ライタ側のアンテナの中心に非接触型ICカードを配置した場合の特性であり、縦軸は、リーダ・ライタから非接触型ICカードまでの距離Dを[mm]で示してあり、通信正答率が100%となる範囲を、通信可能範囲としてある。
図8(a)に示されるように、無線通信可能な距離は、図5の特性とほぼ同じ距離で無線通信可能であり、不感帯も発生していない。
図8(b)は、リーダ・ライタ側のアンテナの中心からX方向及びY方向にシフトさせた場合の特性を示したものである。X方向とY方向は、直交する方向である。
図8(b)において、XY0として示した位置が、リーダ・ライタの中心に配置した例である。そして、その位置からX方向に+10mmと−10mmずらした状態(X+10及びX−10)、及びY方向に+10mmと−10mmずらした状態(Y+10及びY−10)を示している。
シフトさせても、ほぼ特性に変化はなく、Y方向に−10mmずらした場合にだけ、リーダ・ライタとの距離が数mmの範囲で、若干の不感帯が発生している。
従って、図7例の構成の場合にも、良好な無線通信特性が得られる。
[6.変形例3]
図9は、本実施の形態の変形例3を示したものである。図9において、図1及び図2に対応する部分には同一符号を付す。
この図9の例は、アンテナコイル部120が配置された基材上に配置する金属パターン231〜238として、上下方向に4分割した金属パターン231〜234を配置すると共に、左右方向に4分割した金属パターン235〜238を組み合わせたものである。
即ち、アンテナコイル部120の最内周の内側の基材表面の内で、ICチップ111とコンデンサ112と調整用コンデンサ130とが配置された箇所以外の部分を使って、カードを横長とした場合に上下方向に4分割した金属パターン231,232,233,234を配置する。ここで、金属パターン232と金属パターン233との間は、離しておく。そして、その2つの金属パターンを離した位置に、分割方向が直交する方向である横方向に4分割した金属パターン235,236,237,238を配置したものである。
この場合、横方向に4分割した金属パターン235,236,237,238は、右端の金属パターン235を大きな面積とし、他の3つの金属パターン236,237,238を、それより小さな同じ面積としてある。上下方向に分割した金属パターン231,232,233,234は、それぞれ同じ面積としてある。
図9例の構成とした場合の無線通信特性を、図10に示す。
図10(a)は、リーダ・ライタ側のアンテナの中心に非接触型ICカードを配置した場合の特性であり、縦軸は、リーダ・ライタから非接触型ICカードまでの距離Dを[mm]で示してあり、通信正答率が100%となる範囲を、通信可能範囲としてある。
図10(a)に示されるように、無線通信可能な距離は、図5の特性とほぼ同じ距離で無線通信可能であり、不感帯も発生していない。
図10(b)は、リーダ・ライタ側のアンテナの中心からX方向及びY方向にシフトさせた場合の特性を示したものである。X方向とY方向は、直交する方向である。
図10(b)において、XY0として示した位置が、リーダ・ライタの中心に配置した例である。そして、その位置からX方向に+10mmと−10mmずらした状態(X+10及びX−10)、及びY方向に+10mmと−10mmずらした状態(Y+10及びY−10)を示している。
図10から判るように、この図9例の構成の場合には、シフトさせても、全く不感帯が発生していない。
従って、図9例の構成の場合にも、良好な無線通信特性が得られる。特に、リーダ・ライタの中心からある程度シフトさせても、それなりに特性が確保される効果を有する。
[7.その他の変形例]
図1などに示した実施の形態の例では、いわゆる中間タップありの回路構成(図12の構成)において、金属パターンを設けた例とした。これに対して、中間タップなしの図11の構成においても、アンテナコイル部の内側に、金属パターンを設けるようにしてもよい。
また、金属パターンは、アンテナコイル部を配置した面と同一面に配置した例としたが、アンテナコイル部を基材の表面側とし、金属パターンを基材の裏面側としてもよい。
さらに、ICカードとして組み立てられた状態で平面的に見た場合(即ち図1(a)などで示した状態)で、アンテナコイル部の内側に配置される構成であれば、金属パターンを、アンテナコイル部を配置した基材とは別のシートに配置してもよい。但し、図3の例で説明すると、非接触通信媒体110を構成する基材と磁性シート180との間、又は、非接触通信媒体110を構成する基材と外装材160との間に、金属パターン付きシートを配置するのが好ましい。磁性シート180の外側(図3での下側)では、通信性能の向上の効果が期待できない。
10…基材、11…ICチップ、12…コンデンサ、13,14…導体パターン、20…アンテナコイル部、21…一端部、22…他端部、23…アンテナ延長部、24…延長部の端部、30…調整用コンデンサ、31…第1電極部、32…第2電極部、110…非接触通信媒体、110a…媒体の表面側、110b…媒体の裏面側、111…ICチップ、112…コンデンサ、113…導体パターン、114…ICチップ接続箇所、120…アンテナコイル部、121…一端部、122…他端部、123…アンテナ延長部、124…延長部の端部、130…調整用コンデンサ、131…第1電極部、132…第2電極部、160…外装材、170…粘着シート、180…磁性シート、181,182,183…透孔、200…端末装置、201,202,203,211,221,222,223,224,225,226,227,231,232,233,234,235,236,237,238…金属パターン、300…リーダ・ライタ側アンテナ位置

Claims (8)

  1. 絶縁材よりなる基材と、
    導体を前記基材上に平面状に巻回させたアンテナコイル部と、
    前記アンテナコイル部に接続されるコンデンサと、
    前記アンテナコイル部及び前記コンデンサに接続されて非接触通信の処理を行う通信処理部と、
    前記アンテナコイル部で囲まれる位置に配置され、前記アンテナコイル部及び前記コンデンサとは電気的に接続されていない所定面積の金属パターンとを備えた
    非接触通信媒体。
  2. 少なくとも前記基材と同じサイズで、前記基材に重ねて配置される磁性シートを備えた
    請求項1記載の非接触通信媒体。
  3. 前記金属パターンは、前記アンテナコイル部で囲まれる位置に、第1の方向に複数並べて配置した
    請求項2記載の非接触通信媒体。
  4. 前記金属パターンは、さらに、前記第1の方向と直交する第2の方向に複数並べた
    請求項3記載の非接触通信媒体。
  5. 前記通信処理部は、前記アンテナコイル部で受信して前記コンデンサに蓄積された電力で作動する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の非接触通信媒体。
  6. 絶縁材よりなる基材と、
    導体を前記基材上に平面状に巻回させたアンテナコイル部と、
    前記アンテナコイル部で囲まれる位置に配置され、前記アンテナコイル部とは電気的に接続されていない所定面積の金属パターンとを備えた
    アンテナコイル配置媒体。
  7. 絶縁材よりなる基材と、
    導体を前記基材上に平面状に巻回させたアンテナコイル部と、
    前記アンテナコイル部に接続されるコンデンサと、
    前記アンテナコイル部及び前記コンデンサに接続されて非接触通信の処理を行う通信処理部と、
    前記アンテナコイル部で囲まれる位置に配置され、前記アンテナコイル部及び前記コンデンサとは電気的に接続されていない所定面積の金属パターンとを備えた
    通信装置。
  8. 絶縁材よりなる基材上に、導体を平面状に巻回させてアンテナコイル部を配置し、その配置したアンテナコイル部で囲まれる位置に、前記アンテナコイル部に接続されたコンデンサと、前記アンテナコイル部及び前記コンデンサとは電気的に接続されていない所定面積の金属パターンとを配置し、
    前記アンテナコイル部及び前記コンデンサに接続された通信処理部で非接触通信の処理を行う
    通信方法。
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