JP2011233987A - 移動通信システム及びサーバ装置 - Google Patents

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克利 西田
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Abstract

【課題】「SRVCC」において、音声通信の一時的な遮断を回避する。
【解決手段】本発明に係る移動通信システムは、GERAN/UTRAN配下のセルに在圏する移動局UE#1とMSCサーバ/MGWとの間の区間におけるCSベアラ及びMSCサーバ/MGWと移動局UE#2との間の区間におけるPSベアラを用いて、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信を提供するように構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、移動通信システム及びサーバ装置に関する。
従来、2G/3G方式の無線アクセスシステム(GERAN:GSM EDGE Radio Access Network/UTRAN:Universal Terrestrial Radio Access Network)及びLTE(Long Term Evolution)方式の無線アクセスシステム(E-UTRAN:Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)を収容可能な移動通信システムが知られている。
かかる移動通信システムにおいて、CS(Cirsuit Switch、回線交換)ドメインで実施している音声通信を、PS(Packet Switch、パケット交換)ドメインで実施するように切り替えることによって(すなわち、IMS(IP Multimedia Subsystem)を用いたVoIP通信に切り替えることによって)音声通信を継続可能とする技術、すなわち、「SRVCC(Single Radio Voice Call Continuity)」が知られている(非特許文献1参照)。図12に、かかる移動通信システムの動作について示す。
3GPP TR23.885
しかしながら、かかる移動通信システムでは、移動局UEが無線通信を行うセルをCSドメイン内のセルからIMS通信が可能なPSドメイン内のセルに切り替えた後に、IMSを用いたVoIP通信用の音声信号を送受信するためのPSベアラが確保されるように構成されているため、音声通信が一時的に遮断されてしまうという問題点があった。
具体的には、図12に示すように、ステップ7aにおいて、移動局UEが無線通信を行うセルをCSドメイン内のセルからIMS通信が可能なPSドメイン内のセルに切り替えた後に、ステップ8乃至ステップ14において、IMSを用いたVoIP通信用の音声信号を送受信するためのPSベアラが確保されるため、ステップ8乃至ステップ14の間で、音声通信が一時的に遮断されてしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、「SRVCC」において、音声通信の一時的な遮断を回避することができる移動通信システム及びサーバ装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、回線交換通信をサポートしていない第1通信方式の無線アクセスシステムと、該第1通信方式の無線アクセスシステムを収容する移動伝達ネットワークと、回線交換通信をサポートしている第2通信方式の無線アクセスシステムと、該第2通信方式の無線アクセスシステムを収容する第2通信方式のコアネットワークとを具備する移動通信システムであって、前記第2通信方式の無線アクセスシステム配下のセルに在圏する第1移動局と前記コアネットワーク内のサーバ装置との間の区間における回線交換通信用ベアラ及び該サーバ装置と第2移動局との間の区間におけるパケット交換通信用ベアラを用いて、該第1移動局と該第2移動局との間の音声通信を提供するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、回線交換通信をサポートしていない第1通信方式の無線アクセスシステムと、該第1通信方式の無線アクセスシステムを収容する移動伝達ネットワークと、回線交換通信をサポートしている第2通信方式の無線アクセスシステムと、該第2通信方式の無線アクセスシステムを収容する第2通信方式のコアネットワークとを具備する移動通信システムにおいて、該コアネットワーク内に設けられているサーバ装置であって、前記第2通信方式の無線アクセスシステム配下のセルに在圏する第1移動局との間の区間における回線交換通信用ベアラ及び第2移動局との間の区間におけるパケット交換通信用ベアラを用いて、該第1移動局と該第2移動局との間の音声通信を提供するように構成されていることを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、「SRVCC」において、音声通信の一時的な遮断を回避することができる移動通信システム及びサーバ装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムにおける位置登録手順を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムにおける位置登録手順を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムにおける発信手順を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムにおける着信手順を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムにおけるハンドオーバ手順を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムにおけるハンドオーバ手順を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムにおける発信手順を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムにおけるハンドオーバ手順を示すシーケンス図である。 従来の移動通信システムにおける動作を示すシーケンス図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1乃至図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、E-UTRAN及び移動伝達ネットワークを含むEPS(Evolved Packet System)と、GERAN/UTRAN及び2G/3G方式のコアネットワークを含む2G/3G方式のシステムと、IMS(サービス制御ネットワーク)とを具備している。
E-UTRANには、eNodeB(無線基地局)が配置されており、GERAN/UTRANには、NodeB/BSS(無線基地局)(不図示)及びRNC(無線回線制御局)が配置されている。
移動伝達ネットワークには、MME(Mobility Management Entity、移動管理ノード)と、SGW(Serving-Gateway、サービングゲートウェイ装置)と、PGW(PDN-Gateway)と、HSS(Home Subscriber Server)/HLR(Home Location Register)(不図示)とが配置されている。
ここで、MMEやSGWは、移動局UE#1の在圏ネットワークに配置されており、PGW及びHSS/HLRは、移動局UE#1のホームネットワークに配置されている。
2G/3G方式のコアネットワークには、MSC(Mobile-service Switching Center、回線交換機)やSGSN(Serving GPRS Support Node、パケット交換機)やMSCサーバ/MGW(Media Gateway for SRVCC、サーバ装置)が配置されている。ここで、MSC、SGSN及びMSCサーバ/MGWは、移動局UE#1の在圏ネットワークに配置されている。
なお、MSCサーバ/MGWは、制御信号を処理するMSCサーバと、VoIP通信用音声信号と回線交換通信用音声信号との変換等を実施するMGWとに分離されていてもよい。
IMSには、CSCF(Call Session Control Function)や、SCC AS(Service Centralization and Continuity Application Server)等が配置されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムは、GERAN/UTRAN配下のセルに在圏する移動局UE#1とMSCサーバ/MGWとの間の区間におけるCSベアラ(回線交換通信用ベアラ)#11/#12及びMSCサーバ/MGWと移動局UE#2との間の区間におけるPSベアラ(パケット交換通信用ベアラ)#11/#12/#13を用いて、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信を提供することができるように構成されている。
具体的には、本実施形態に係る移動通信システムは、移動局UE#1の位置登録手順において、後述する所定条件を満たすと判定された場合にのみ、上述のCSベアラ#11/#12及びPSベアラ#11/#12/#13を用いて、GERAN/UTRAN配下のセルに在圏する移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信(rSRVCC(reverse Single Radio Voice Call Continuity)を用いた音声通信)を提供するように構成されていてもよい。
一方、本実施形態に係る移動通信システムは、移動局UE#1の位置登録手順において、後述する所定条件を満たさないと判定された場合には、移動局UE#1と移動局UE#2との間の区間におけるCSベアラを用いて、GERAN/UTRAN配下のセルに在圏する移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信(通常の音声通信)を提供するように構成されていてもよい。
また、本実施形態に係る移動通信システムは、移動局UE#1が、GERAN/UTRAN配下のセルからE-UTRAN配下のセルへのハンドオーバを行う際に、移動局UE#1とMSCサーバ/MGWとの間の区間におけるCSベアラ#11/#12及びMSCサーバ/MGWとSGWとの間の区間におけるPSベアラ#11の代わりに、移動局UE#1とSGWとの間の区間におけるPSベアラ#21/#22を用いて、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信(VoIP通信)を提供するように切り替えてもよい。
以下、図2乃至図6を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの具体的な動作について説明する。
第1に、図2を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおける移動局UE#1のE-UTRANへの位置登録手順(Attach手順を含む)について説明する。
図2に示すように、ステップ2において、移動局UE#1は、eNodeBに対して、「rSRVCC Capability Indication」を含む「TAU Request」を送信する。
ここで、「rSRVCC Capability Indication」は、移動局UEがrSRVCCを用いた音声通信に対応可能であるか否かについて示す情報である。
ステップ3において、eNodeBは、T-MME(位置登録先のMME)に対して、「rSRVCC Capability Indication」を含む「TAU Request」を送信する。
その後、ステップ12において、T-MMEは、HSSに対して、「rSRVCC Capability Indication」を含む「Update Location」を送信する。
ここで、HSSは、受信した「Update Location」に含まれる「rSRVCC Capability Indication」及び移動局UE#1の加入者情報等に基づいて、所定条件を満たすか否かについて、すなわち、移動局UE#1に対してrSRVCCを用いた音声通信を提供可能であるか否かについて判定する。
HSSは、所定条件を満たすと判定した場合、すなわち、移動局UE#1に対してrSRVCCを用いた音声通信を提供可能であると判定した場合に、ステップ17において、T-MMEに対して、その旨を示す「rSRVCC Allowed Indication」を含む「Update Location Ack」を送信する。
一方、HSSは、所定条件を満たさないと判定した場合、すなわち、移動局UE#1に対してrSRVCCを用いた音声通信を提供可能でないと判定した場合に、ステップ17において、T-MMEに対して、「rSRVCC Allowed Indication」を含まない、或いは、rSRVCCを用いた音声通信を提供可能でない旨を示す「Update Location Ack」を送信する。
T-MMEは、「Update Location Ack」内に「rSRVCC Allowed Indication」が含まれている場合に、ステップ20において、移動局UE#1に対して、rSRVCCを用いた音声通信を提供可能である旨を示す「TAU Accept」を送信する。
一方、T-MMEは、「Update Location Ack」内に「rSRVCC Allowed Indication」が含まれていない場合、或いは、rSRVCCを用いた音声通信を提供可能でない旨を示す場合に、ステップ20において、移動局UE#1に対して、rSRVCCを用いた音声通信を提供可能でない旨を示す「TAU Accept」、或いは、既存の「TAU Accept」を送信する。
移動局UE#1は、受信した「TAU Accept」に基づいて、かかる移動通信システムにおいて、rSRVCCを用いた音声通信を行うことができるか否かについて管理する。
第2に、図3を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおける移動局UE#1のGERAN/UTRANへの位置登録手順(Attach手順を含む)について説明する。
図3に示すように、ステップ1において、移動局UE#1は、T-SGSN(位置登録先のSGSN)に対して、「rSRVCC Capability Indication」を含む「Routing Area Update Request」を送信する。
その後、ステップ7において、T-SGSNは、HLRに対して、「rSRVCC Capability Indication」を含む「Update Location」を送信する。
ここで、HLRは、受信した「Update Location」に含まれる「rSRVCC Capability Indication」及び移動局UE#1の加入者情報等に基づいて、所定条件を満たすか否かについて、すなわち、移動局UE#1に対してrSRVCCを用いた音声通信を提供可能であるか否かについて判定する。
HLRは、所定条件を満たすと判定した場合、すなわち、移動局UE#1に対してrSRVCCを用いた音声通信を提供可能であると判定した場合に、ステップ9において、T-SGSNに対して、その旨を示す「rSRVCC Allowed Indication」を含む「Insert Subscriber Data」を送信する。
一方、HLRは、所定条件を満たさないと判定した場合、すなわち、移動局UE#1に対してrSRVCCを用いた音声通信を提供可能でないと判定した場合に、ステップ17において、T-SGSNに対して、「rSRVCC Allowed Indication」を含まない、或いは、rSRVCCを用いた音声通信を提供可能でない旨を示す「Insert Subscriber Data」を送信する。
T-SGSNは、「Insert Subscriber Data」内に「rSRVCC Allowed Indication」が含まれている場合に、ステップ11において、移動局UE#1に対して、rSRVCCを用いた音声通信を提供可能である旨を示す「Routing Area Update Accept」を送信する。
一方、T-SGSNは、「Insert Subscriber Data」内に「rSRVCC Allowed Indication」が含まれていない場合に、ステップ20において、移動局UE#1に対して、rSRVCCを用いた音声通信を提供可能でない旨を示す「Routing Area Update Accept」、或いは、既存の「Routing Area Update Accept」を送信する。
移動局UE#1は、受信した「Routing Area Update Accept」に基づいて、かかる移動通信システムにおいて、rSRVCCを用いた音声通信を行うことができるか否かについて管理する。
第3に、図4を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおける移動局UE#1の発信手順について説明する。
図4に示すように、ステップ1において、移動局UE#1は、IMS内のSCC ASに対して、rSRVCCを実施することを示す「rSRVCC flag」を含むSIP信号「INVITE」を送信する。
SCC ASは、受信したSIP信号「INVITE」に含まれる「rSRVCC flag」に応じて、rSRVCCを実施することを認識し、後述のステップ7で送信される「PS session information」の到着を待ちつつ、移動局UE#2に対して、かかるSIP信号「INVITE」を送信する。
ステップ2において、SCC ASは、移動局UE#2によって送信された「183 Session Progress」を、移動局UE#1に対して送信する。
ステップ3において、移動局UE#1は、MSCに対して、MSCサーバ/MGWを識別するための「SRVCC MSC#」を含む「Setup」を送信し、ステップ4において、MSCは、MSCサーバ/MGWに対して、MSCサーバ/MGWに到達することを目的に「SRVCC MSC#」を着信番号(Called#)として含む「IAM」を送信する。
なお、移動局UE#1は、「SRVCC MSC#」の代わりに、rSRVCCの起動を示す情報要素を設定してもよい。かかる場合、MSCは、所定動作に基づいて、MSCサーバ/MGWを選択するように構成されていてもよい。
ここで、MSC及びMSCサーバ/MGWは、別々の装置であってもよいし、併合された1つの装置であってもよい。
ステップ5において、MSCサーバ/MGWは、MSCに対して、「ANS」を送信し、ステップ6において、MSCは、移動局UE#1に対して、「Connect」を送信する。
また、ステップ7において、SCC ASに対して、MSCサーバ/MGWのIPアドレスを示す「MGW IP address」及び移動局UE#1の識別情報を示す「Public User Identity」を含む「PS session information」を送信する。
この結果、移動局UE#1とMSCとの間でCSベアラ#11が設定され、MSCとMSCサーバ/MGWとの間でCSベアラ#12が設定される。
なお、ステップ1及び2からなる処理A及びステップ3乃至7からなる処理Bは、順番に行われてもよいし、並行して行われてもよい。
ステップ8において、SCC ASは、PCRF(Policy Charge & Rule Function)に対して、「SDP related information」と「MGW IP address」と「Public User Identity」とを含む「Application level request」を送信する。
ここで、「SDP related information」は、例えば、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信(VoIP通信)で用いられるコーデック情報や、かかるVoIP通信で用いる移動局UE#2側のIPアドレスやポート番号等を含む情報である。
ステップ9において、PCRFは、PGWに対して、「SDP related information」と「MGW IP address」と「Public User Identity」とを含む「IP CAN Session Request」を送信する。
ステップ10において、PGWは、SGWに対して、「SDP related information」と「MGW IP address」と「Public User Identity」とを含む「Create Bearer Request」を送信する。
なお、PGWとSGWとの間の区間においてPMIPプロトコルが適用される場合、SGWは、PCRFから、「SDP related information」と「MGW IP address」と「Public User Identity」とを含む「Gateway Control and QoS Rules Provision」を受信する。
ここで、SGWは、受信した「MGW IP address」及び「Public User Identity」等に基づいて、rSRVCCを実施することを判断し、SGWのIPアドレス及びTEID(Tunnel Endpoint Identifier)を割り当てる。
なお、TEIDは、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信における上り方向の音声信号を送信するためのトンネルに対して割り当てられたSGW側のTEIDである。
ステップ11において、SGWは、SGSNに対して、「SDP related information」と「MGW IP address」と「Public User Identity」と「SGW IP address」と「TEID for VoIP media」とを含む「Create Bearer Request」を送信する。
ここで、「SGW IP address」は、上述のSGWのIPアドレスを示し、「TEID for VoIP media」は、上述のTEIDを示す。
なお、SGSNは、受信した「MGW IP address」及び「Public User Identity」等に基づいて、rSRVCCを実施することを判断する。
ステップ12において、SGSNは、MSCサーバ/MGWに対して、「SDP related information」と「Public User Identity」と「SGW IP address」と「TEID for VoIP media」とを含む「Create CS Session Request」を送信する。
なお、MSCサーバ/MGWは、かかる「Public User Identity」を用いて、CSベアラ#11/#12とPSベアラ#11/#12/#13との間のマッピングを行う。
また、MSCサーバ/MGWは、「SDP related information」内にあるVoIP通信に用いられるコーデック情報より、必要に応じて、CSベアラ#11/#12とPSベアラ#11/#12/#13との間のマッピングに必要なトランスコーダーを挿入する。
ステップ13において、MSCサーバ/MGWは、SGSNに対して、「MGW IP address」と「TEID for VoIP media」とを含む「Create CS Session Response」を送信する。
ここで、「TEID for VoIP media」は、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信における下り方向の音声信号を送信するためのトンネルに対して割り当てられたMSCサーバ/MGW側のTEIDである。
ステップ14において、SGSNは、SGWに対して、「MGW IP address」と「TEID for VoIP media」とを含む「Create CS Session Response」を送信する。
ステップ15において、SGWは、PGWに対して、「MGW IP address」と「TEID for VoIP media」とを含む「Create CS Session Response」を送信する。
この結果、MSCサーバ/MGWとSGWとの間でPSベアラ#11が設定され、SGWとPGWとの間でCSベアラ#12が設定される。
ステップ16において、PGWは、PCRFに対して、「Ack」を送信し、ステップ17において、PCRFは、SCC ASに対して、「Ack」を送信し、ステップ18において、SCC ASは、移動局UE#2に対して、「UPDATE」を送信し、ステップ19において、移動局UE#2は、SCC ASに対して、「200 OK」を送信する。
この結果、PGWと移動局UE#2との間でPSベアラ#13が設定される。
第4に、図5を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおける移動局UE#1の着信手順について説明する。
図5に示すように、ステップ1において、移動局UE#2は、IMS内のSCC ASに対して、SIP信号「INVITE」を送信し、SCC ASは、移動局UE#1に対して、SIP信号「INVITE」を送信する。
ステップ2において、移動局UE#1は、SCC ASに対して、rSRVCCを実施することを示す「rSRVCC flag」を含む「183 Session Progress」を送信する。
SCC ASは、受信した「183 Session Progress」に含まれる「rSRVCC flag」に応じて、rSRVCCを実施することを認識し、後述のステップ7で送信される「PS session information」の到着を待ちつつ、移動局UE#2に対して、かかる「183 Session Progress」を送信する。
以下、ステップ3乃至ステップ19の動作は、上述の図4に示す動作と同一である。
第5に、図6を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおける移動局UE#1のGERAN/UTRAN配下のセルからE-UTRAN配下のセルへのハンドオーバ手順について説明する。
図6に示すように、移動局UE#1は、E-UTRANに対して、指定された周辺セルの測定結果を含む「Measurement Report」を送信する。
ステップ1において、RNCは、移動局UE#1のGERAN/UTRAN配下のセルからE-UTRAN配下のセルへのハンドオーバを行うことを決定すると、SGSNに対して、「Handover Required」を送信する。
ステップ2において、SGSNは、MMEに対して、音声通信用のPSベアラに関するEPSベアラコンテキストを含む「Forward Relocation Request」を送信する。
また、音声通信用のPSベアラに関するEPSベアラコンテキストは、PSベアラ#11/#12/#13に係るコンテキスト情報を示す。
ステップ3において、MMEは、eNodeBに対して、「Handover Request」を送信する。
ここで、MMEは、eNodeBに対して、「Handover Request」によって、SGWとの間のPSベアラ#21及び移動局UE#1との間のPSベアラ#22用のリソースを確保するように要求する。
ステップ4において、eNodeBは、MMEに対して、「Handover Request Ack」を送信し、ステップ5において、MMEは、SGSNに対して、「Forward Relocation Response」を送信する。
ステップ6において、SGSNは、SGWに対して、「Create Indirect Data Forwarding Tunnel Request」を送信する。
ここで、SGSNは、SGWに対して、「Create Indirect Data Forwarding Tunnel Request」によって、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信で用いられるPSベアラを設定するように要求しない。
ステップ7において、SGWは、SGSNに対して、「Create Indirect Data Forwarding Tunnel Response」を送信する。
ステップ8において、SGSNは、RNCに対して、「Relocation Command」を送信し、ステップ9において、RNCは、移動局UE#1に対して、「HO command」を送信する。
ここで、移動局UE#1は、E-UTRAN配下のセルに移動し、ステップ11において、eNodeBに対して、「HO to E-UTRAN complete」を送信する。この結果、移動局UE#1とeNodeBとの間でPSベアラ#22が設定される。
一方、ステップ10において、SGSNは、MSCサーバ/MGWに対して、「eNB IP address」及び「TEID」を含む「Redirection request」を送信する。
ここで、「eNB IP address」は、eNodeBのIPアドレスを示し、「TEID」は、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信における下り方向の音声信号を送信するためのトンネルに対して割り当てられたeNodeB側のTEIDを示す。
この結果、移動局UE#1とeNodeBとの間でPSベアラ#22が設定される。
この後、MSCサーバ/MGWは、PSベアラ#11を介して受信した音声信号(パケット)のeNodeBに対する転送を開始する。なお、MSCサーバ/MGWは、PSベアラ#11を介して受信した音声信号(パケット)を、eNodeB及びMSCの両者に転送してもよい。
MSCサーバ/MGWは、ステップ10の信号を受信後、MSC向けの音声通信が終了したと判断すると、MSCに向けてCSベアラ#11/#12の解放処理を開始する。
なお、MSC向けの音声通信が終了したか否かについての判断は、ステップ10の信号の受信直後、又は、一定のタイマー値満了後等に行われる。或いは、移動局UE#1がGERAN/UTRANより離脱したことを検出したMSCが、MSCサーバ/MGWに対して、CSベアラ#11/#12の解放処理を実施してもよい。
ステップ12において、eNodeBは、MMEに対して、「HO notify」を送信し、ステップ13において、MMEは、SGSNに対して、「Forward Relocation Complete Notification」を送信し、SGSNは、MMEに対して、「Forward Relocation Complete Ack」を送信する。
ステップ15において、MMEは、SGWに対して、「eNB IP address」及び「TEID」を含む「Modify Bearer Request」を送信する。
ここで、「eNB IP address」は、eNodeBのIPアドレスを示し、「TEID」は、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信における下り方向の音声信号を送信するためのトンネルに対して割り当てられたeNodeB側のTEIDを示す。
ここで、SGWは、受信した「Modify Bearer Request」に応じて、MSCサーバ/MGWとの間におけるPSベアラ#11を、eNodeBとの間におけるPSベアラ#21に切り替える。
ステップ16において、SGWは、MMEに対して、「Modify Bearer Response」を送信する。
ステップ17において、SGSNは、SGWに対して、「Delete Indirect Data Forwarding Tunnel Request」を送信し、ステップ18において、SGWは、SGSNに対して、「Delete Indirect Data Forwarding Tunnel Response」を送信する。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、CSドメインで音声通信を開始する際に、SGWをアンカーポイントとして設定することで、実施している音声通信をPSドメインで実施するように切り替える際に、Inter-RATハンドオーバの技術を用いることができ、音声通信の一時的な遮断を回避することができる。
(本発明の第2の実施形態に係る移動通信システム)
図7及び図8を参照して、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。以下、本の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図7に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、移動局UE#1が、GERAN/UTRAN配下のセルからE-UTRAN配下のセルへのハンドオーバを行う際に、移動局UE#1とMSCサーバ/MGWとの間の区間におけるCSベアラ#11/#12の代わりに、移動局UE#1とMSCサーバ/MGWとの間の区間におけるPSベアラ#21/#22を用いて、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信を提供するように切り替える。
以下、図8を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおける移動局UE#1のGERAN/UTRAN配下のセルからE-UTRAN配下のセルへのハンドオーバ手順について説明する。
図8に示すように、基本的に、ステップ1乃至ステップ18の動作は、図6に示すステップ1乃至ステップ18の動作と同一である。
ここで、SGWは、「Modify Bearer Request」を受信した場合であっても、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信における下り方向の音声信号については、eNodeBに転送せずに、MSCサーバ/MGWに転送する。
なお、図8において、SGSNは、ステップ2及びステップ3において、eNodeBに対して、MSCサーバ/MGWのIPアドレス及びTEIDを送信し、ステップ11において、PSベアラ#22を確立したことにより、MSCサーバ/MGWに対して、上り方向のパケット信号を送信してもよい。
かかる場合、MSCサーバ/MGWのIPアドレス及びTEIDは、図4におけるステップ12及びステップ13において、事前にSGSNへ通知されていてもよい。
また、ステップ15において、音声通信用ベアラを設定しない。すなわち、SGWは、ハンドオーバ手順の前と同様に、音声通信用のパケット信号のMSCサーバ/MGWに対する転送を継続する。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信を行うドメインを、CSドメインとPSドメインとの間で頻繁に切り替える場合の処理を簡素化することができる。
(本発明の第3の実施形態に係る移動通信システム)
図9乃至図11を参照して、本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。以下、本の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図9に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、移動局UE#1が、GERAN/UTRAN配下のセルからE-UTRAN配下のセルへのハンドオーバを行う際に、移動局UE#1とMSCサーバ/MGWとの間の区間におけるCSベアラ#11/#12及びMSCサーバ/MGWとPGWとの間の区間におけるPSベアラ#11/#12の代わりに、移動局UE#1とPGWとの間の区間におけるPSベアラ#21/#22を用いて、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信を提供するように切り替える。
第1に、図10を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおける移動局UE#1の発信手順について説明する。
図10に示すように、ステップ1乃至ステップ9の動作は、図4に示すステップ1乃至ステップ9の動作と同一である。
ステップ10において、PGWは、SGWに対して、「SDP related information」と「MGW IP address」と「Public User Identity」と「P-GW IP address」と「TEID」とを含む「Create Bearer Request」を送信する。
ここで、「P-GW IP address」は、PGWのIPアドレスを示し、「TEID」は、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信における上り方向の音声信号を送信するためのトンネルに対して割り当てられたPGW側のTEIDを示す。
なお、SGWは、受信した「MGW IP address」及び「Public User Identity」等に基づいて、rSRVCCを実施することを判断する。
ステップ11において、SGWは、SGSNに対して、「SDP related information」と「MGW IP address」と「Public User Identity」と「P-GW IP address」と「TEID」とを含む「Create Bearer Request」を送信する。
ここで、SGSNは、受信した「MGW IP address」及び「Public User Identity」等に基づいて、rSRVCCを実施することを判断する。
ステップ12において、SGSNは、MSCサーバ/MGWに対して、「SDP related information」と「Public User Identity」と「P-GW IP address」と「TEID」とを含む「Create CS Session Request」を送信する。
なお、MSCサーバ/MGWは、かかる「Public User Identity」を用いて、CSベアラ#11/#12とPSベアラ#11/#12との間のマッピングを行う。
また、MSCサーバ/MGWは、「SDP related information」内にあるVoIP通信に用いられるコーデック情報より、必要に応じて、CSベアラ#11/#12とPSベアラ#11/#12/#13との間のマッピングに必要なトランスコーダーを挿入する。
ステップ13において、MSCサーバ/MGWは、SGSNに対して、「MGW IP address」と「TEID」とを含む「Create CS Session Response」を送信する。
ここで、「TEID」は、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信における下り方向の音声信号を送信するためのトンネルに対して割り当てられたMSCサーバ/MGW側のTEIDである。
ステップ14において、SGSNは、SGWに対して、「MGW IP address」と「TEID」とを含む「Create CS Session Response」を送信する。
ステップ15において、SGWは、PGWに対して、「MGW IP address」と「TEID」とを含む「Create CS Session Response」を送信する。
この結果、MSCサーバ/MGWとPGWとの間でPSベアラ#11が設定される。
ステップ16において、PGWは、PCRFに対して、「Ack」を送信し、ステップ17において、PCRFは、SCC ASに対して、「Ack」を送信し、ステップ18において、SCC ASは、移動局UE#2に対して、「UPDATE」を送信し、ステップ19において、移動局UE#2は、SCC ASに対して、「200 OK」を送信する。
この結果、PGWと移動局UE#2との間でCSベアラ#12が設定される。
第2に、図11を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおける移動局UE#1のGERAN/UTRAN配下のセルからE-UTRAN配下のセルへのハンドオーバ手順について説明する。
図11に示すように、ステップ1乃至ステップ14の動作は、図6に示すステップ1乃至ステップ14の動作と同一である。
ステップ15において、MMEは、SGWに対して、「Modify Bearer Request」を送信し、ステップ16において、SGWは、PGWに対して、「Modify Bearer Request」を送信し、ステップ17において、PGWは、SGWに対して、「Modify Bearer Response」を送信し、ステップ18において、SGWは、MMEに対して、「Modify Bearer Response」を送信する。
この結果、PGWとSGWとの間でPSベアラ#21Aが設定され、SGWとeNodeBとの間でPSベアラ#21Bが設定される。
ここで、PGWは、MSCサーバ/MGWとの間におけるPSベアラ#11を、PSベアラ#21A/#21Bに切り替える。
ステップ19において、SGSNは、SGWに対して、「Delete Indirect Data Forwarding Tunnel Request」を送信し、ステップ20において、SGWは、SGSNに対して、「Delete Indirect Data Forwarding Tunnel Response」を送信する。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、回線交換通信をサポートしていないLTE方式(第1通信方式)の無線アクセスシステム(E-UTRAN)と、E-UTRANを収容する移動伝達ネットワークと、回線交換通信をサポートしている2G/3G方式(第2通信方式)の無線アクセスシステム(GERAN/UTRAN)と、GERAN/UTRANを収容する2G/3G方式のコアネットワークとを具備する移動通信システムであって、GERAN/UTRAN配下のセルに在圏する移動局UE#1(第1移動局)とMSCサーバ/MGW(コアネットワーク内のサーバ装置)との間の区間におけるCSベアラ(回線交換通信用ベアラ)及びMSCサーバ/MGWと移動局UE#2(第2移動局)との間の区間におけるPSベアラ(パケット交換通信用ベアラ)を用いて、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信を提供するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第1の特徴において、移動局UE#1が、GERAN/UTRAN配下のセルからE-UTRAN配下のセルへのハンドオーバを行う際に、移動局UE#1とMSCサーバ/MGWとの間の区間におけるCSベアラ及びMSCサーバ/MGWとSGW/PGW(移動伝達ネットワーク内のゲートウェイ装置)との間の区間におけるPSベアラの代わりに、移動局UE#1とSGW/PGWとの間の区間におけるPSベアラを用いて、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信を提供するように切り替えてもよい。
本実施形態の第1の特徴において、移動局UE#1が、GERAN/UTRAN配下のセルからE-UTRAN配下のセルへのハンドオーバを行う際に、移動局UE#1とMSCサーバ/MGWとの間の区間におけるCSベアラの代わりに、移動局UE#1とMSCサーバ/MGWとの間の区間におけるPSベアラを用いて、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信を提供するように切り替えてもよい。
本実施形態の第1の特徴において、移動局UE#1の位置登録手順において、所定条件を満たすと判定された場合にのみ、上述のCSベアラ及びPSベアラを用いて、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信を提供するように構成されていてもよい。
本実施形態の第2の特徴は、E-UTRANと、E-UTRANを収容する移動伝達ネットワークと、GERAN/UTRANと、GERAN/UTRANを収容する2G/3G方式のコアネットワークとを具備する移動通信システムにおいて、2G/3G方式のコアネットワーク内に設けられているMSCサーバ/MGWであって、GERAN/UTRAN配下のセルに在圏する移動局UE#1との間の区間におけるCSベアラ及び移動局UE#2との間の区間におけるPSベアラを用いて、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信を提供するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第2の特徴において、移動局UE#1が、GERAN/UTRAN配下のセルからE-UTRAN配下のセルへのハンドオーバを行う際に、移動局UE#1との間の区間におけるCSベアラの代わりに、移動局UE#1との間の区間におけるPSベアラを用いて、移動局UE#1と移動局UE#2との間の音声通信を提供するように切り替えてもよい。
なお、上述のMSCサーバ/MGW、MME、SGW、PGW、CSCF、SCC AS、PCRF、SGSN、MSC、eNodeB、RNC、移動局UEの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、MSCサーバ/MGW、MME、SGW、PGW、CSCF、SCC AS、PCRF、SGSN、MSC、eNodeB、RNC、移動局UE内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとしてMSCサーバ/MGW、MME、SGW、PGW、CSCF、SCC AS、PCRF、SGSN、MSC、eNodeB、RNC、移動局UE内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
UE#1、UE#2…移動局
eNodeB、RNC、BSS…無線アクセスネットワーク装置
MSC…回線交換機
SGSN…パケット交換機
SGW、PGW…ゲートウェイ装置
MME…移動管理ノード

Claims (6)

  1. 回線交換通信をサポートしていない第1通信方式の無線アクセスシステムと、該第1通信方式の無線アクセスシステムを収容する移動伝達ネットワークと、回線交換通信をサポートしている第2通信方式の無線アクセスシステムと、該第2通信方式の無線アクセスシステムを収容する第2通信方式のコアネットワークとを具備する移動通信システムであって、
    前記第2通信方式の無線アクセスシステム配下のセルに在圏する第1移動局と前記コアネットワーク内のサーバ装置との間の区間における回線交換通信用ベアラ及び該サーバ装置と第2移動局との間の区間におけるパケット交換通信用ベアラを用いて、該第1移動局と該第2移動局との間の音声通信を提供するように構成されていることを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記第1移動局が、前記第2通信方式の無線アクセスシステム配下のセルから前記第1通信方式の無線アクセスシステム配下のセルへのハンドオーバを行う際に、前記第1移動局と前記サーバ装置との間の区間における回線交換通信用ベアラ及び該サーバ装置と前記移動伝達ネットワーク内のゲートウェイ装置との間の区間におけるパケット交換通信用ベアラの代わりに、該第1移動局と該ゲートウェイ装置との間の区間におけるパケット交換通信用ベアラを用いて、前記音声通信を提供するように切り替えることを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 前記第1移動局が、前記第2通信方式の無線アクセスシステム配下のセルから前記第1通信方式の無線アクセスシステム配下のセルへのハンドオーバを行う際に、前記第1移動局と前記サーバ装置との間の区間における回線交換通信用ベアラの代わりに、該第1移動局と該サーバ装置との間の区間におけるパケット交換通信用ベアラを用いて、前記音声通信を提供するように切り替えることを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  4. 前記第1移動局の位置登録手順において、所定条件を満たすと判定された場合にのみ、前記回線交換通信用ベアラ及び前記パケット交換通信用ベアラを用いて、前記音声通信を提供するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の移動通信システム。
  5. 回線交換通信をサポートしていない第1通信方式の無線アクセスシステムと、該第1通信方式の無線アクセスシステムを収容する移動伝達ネットワークと、回線交換通信をサポートしている第2通信方式の無線アクセスシステムと、該第2通信方式の無線アクセスシステムを収容する第2通信方式のコアネットワークとを具備する移動通信システムにおいて、該コアネットワーク内に設けられているサーバ装置であって、
    前記第2通信方式の無線アクセスシステム配下のセルに在圏する第1移動局との間の区間における回線交換通信用ベアラ及び第2移動局との間の区間におけるパケット交換通信用ベアラを用いて、該第1移動局と該第2移動局との間の音声通信を提供するように構成されていることを特徴とするサーバ装置。
  6. 前記第1移動局が、前記第2通信方式の無線アクセスシステム配下のセルから前記第1通信方式の無線アクセスシステム配下のセルへのハンドオーバを行う際に、前記第1移動局との間の区間における回線交換通信用ベアラの代わりに、該第1移動局との間の区間におけるパケット交換通信用ベアラを用いて、前記音声通信を提供するように切り替えることを特徴とする請求項5に記載のサーバ装置。
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