JP2011233322A - 温度調節計及びこれを用いたヒータの温度調節方法 - Google Patents

温度調節計及びこれを用いたヒータの温度調節方法 Download PDF

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Abstract

【課題】速断ヒューズの溶断を防止できる温度調節計及びこれを用いたヒータの温度調節方法を提供する。
【解決手段】ヒータ130を駆動するサイリスタ120であって電流制限機能を有さないサイリスタに温度調節のための操作指令信号を送ると共に、ヒータとサイリスタとをつなぐ1次側電気回路に備わった変流器の2次側電気回路に流れる電流がカレントトランスを介して温度調節計にフィードバック入力されるようになっており、1次側電気回路に流れる電流がサイリスタに備わった速断ヒューズを溶断する程度の電流となった際に、この電流に対応する変流器の2次側電気回路に流れる電流をカレントトランス160を介して温度調節計にフィードバックすることで、サイリスタに送る温度調節のための操作指令信号を、1次側電気回路に流れる電流が速断ヒューズを溶断しない程度の電流となるように変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば化学プラントに備わる加熱炉や食品製造プラントに備わる熱処理設備の加熱温度を制御するのに使用する温度調節計及びこれを用いたヒータの温度調節方法に関する。
従来から、例えば化学プラントに備わる加熱炉や食品製造プラントに備わる熱処理設備の加熱温度を制御するにあたって温度調節計が用いられている(例えば特許文献1参照)。
図3は、係る従来型の温度調節計210の使用形態を、これを用いてヒータを加熱して温度制御する加熱炉と共に概略的に示す図である。以下、図3に示す構成について説明する。同図においては、加熱炉内にこの炉を加熱するためのヒータ230を備えると共に、ヒータ駆動用電流を流す電流制限機能付きサイリスタ220が電線291を介してヒータ230に接続されている。また、温度調節計210とサイリスタ220が信号線292を介して接続され、オペレータが温度調節計210にプログラムした加熱炉の加熱パターンを4mA(ミリアンペア)〜20mAの操作信号を、信号線292を介して電流制限機能付きサイリスタ220に送ることで、このサイリスタ220を制御し、予めプログラミングした加熱パターンに応じてヒータ230に流す電流を変更するようになっている。
特開2006−24537号公報
図3に示すようなサイリスタ220には一般的に速断ヒューズが備わっている。この速断ヒューズは、ヒータ230に急激に大電流を流すことによりヒータ230が劣化したり破損したりするのを防止する役目を果たしている。しかしながら、温度調節計210によるプログラミングの仕方によって、例えば炉内の加熱開始時において炉内温度を急激に上昇させるような場合、サイリスタ220に大電流を流し、速断ヒューズを溶断させてしまうことがある。
サイリスタ220の速断ヒューズは一旦溶断してしまうと、メンテナンス等の必要上、加熱システムの復旧にかなりの時間を要してしまう。そのため、サイリスタ220の速断ヒューズの溶断を防止する観点から、図3に示すように、電流制限機能を備えたサイリスタ220を用いる対策がとられていることが多い。
しかしながら、電流制限機能を備えたサイリスタ220を加熱システムに用いると、このサイリスタ自体の価格が高価なため、加熱システム全体のコスト高を招いてしまう。
また、加熱システム全体の価格を抑えるために、電流制限機能を有していない速断ヒューズのみを備えたサイリスタ120(図1参照)を用いた加熱炉を一旦製造してしまうと、加熱システム全体の信頼性を高めるために既存のサイリスタ120を電流制限機能付きのサイリスタ220にその後に交換しようとしても、部品費用が嵩むと共に交換作業が面倒なものとなり、交換費用も高くついてしまう。
また、従来の温度調節計は、加熱炉の長時間の使用に伴うヒータの劣化にも適切に対応することができない。具体的には、ヒータの劣化により、ヒータに流れる電流が4mA〜20mAの操作指令信号に対応した電流値とならず、この電流値よりも低下する。その結果、温度調節計で設定したプログラムに対応して4mA〜20mAの指令信号をサイリスタに送っても炉内温度がこの指令信号に応じた温度まで十分に上昇しない。従来の温度調節計においては、高価な電流制限機能を備えたサイリスタを使用していても、このような炉内温度が目標温度に対して低くなる不具合については解決できない。
本発明の目的は、電流制限機能を有さない速断ヒューズのみを備えた安価なサイリスタのみを用いた加熱システムに好適に利用可能な温度調節計であって、速断ヒューズの溶断を防止できる温度調節計及びこれを用いたヒータの温度調節方法を提供することにある。
上記課題を達成するために、本発明の請求項1に係る温度調節計は、
ヒータに流す電流を制御する温度調節計において、
前記温度調節計は、前記ヒータを駆動するサイリスタであって電流制限機能を有さないサイリスタに温度調節のための操作指令信号を送ると共に、前記ヒータとサイリスタとをつなぐ1次側電気回路に備わった変流器の2次側電気回路に流れる電流をカレントトランスを介して当該温度調節計にフィードバックされるようになっており、
前記1次側電気回路に流れる電流が前記サイリスタに備わった速断ヒューズを溶断する程度の電流となった際に、この電流に対応する変流器の2次側電気回路に流れる電流がカレントトランスを介して当該温度調節計にフィードバック入力することで、前記サイリスタに送る温度調節のための操作指令信号を、前記1次側電気回路に流れる電流が前記速断ヒューズを溶断しない程度の電流となるように変更することを特徴としている。
また、本発明の請求項2に係る温度調節計を用いたヒータの温度調節方法は、
ヒータに流す電流を制御する温度調節計を用いたヒータの温度調節方法において、
前記温度調節計は、前記ヒータを駆動するサイリスタであって電流制限機能を有さないサイリスタに温度調節のための操作指令信号を送ると共に、前記ヒータとサイリスタとをつなぐ1次側電気回路に備わった変流器の2次側電気回路に流れる電流がカレントトランスを介して当該温度調節計にフィードバックされるようになっており、
前記1次側電気回路に流れる電流を変流器及びカレントトランスを介して前記温度調節計にフィードバックする第1のステップと、
前記第1のステップで測定した1次側電気回路に流れる電流が前記サイリスタに備わった速断ヒューズを溶断する程度の電流となったことを検出する第2のステップと、
前記第2のステップにおいて前記1次側電気回路に流れる電流が前記速断ヒューズを溶断する程度の電流であると判断したときに、前記サイリスタに送る温度調節のための操作指令信号を、前記1次側電気回路に流れる電流が前記速断ヒューズを溶断しない程度の電流となるように変更することを特徴としている。
本発明によると、ヒータの駆動にあたって高価な電流制限機能付きのサイリスタを用いる必要がないので、加熱炉等の温度制御を行うにあたってコストを抑えた温度調節計とすることができる。
また、加熱炉の長時間の使用に伴うヒータの劣化にも適切に対応することができる。具体的には、このようなヒータの劣化により、ヒータに流れる電流が4mA〜20mAの操作指令信号に対応した電流値とならず、この電流値よりも低下する傾向にある。その結果、温度調節計で設定したプログラムに対応して4mA〜20mAの指令信号をサイリスタに送っても炉内温度がこの指令信号に応じた温度まで十分に上昇しない。従来の温度調節計においては、電流制限機能を備えたサイリスタを使用していたが、このような炉内温度が目標温度に対して低くなる不具合については解決できなかった。しかしながら、本発明によると、サイリスタとヒータを流れる電流を変流器及びカレントトランスを介して正しく測定し、これを温度調節計にフィードバックしている。その結果、ヒータの劣化によるヒータ抵抗値の下降に伴うヒータに流れる電流値をリアルタイムで監視することができ、これを温度調節計において予め設定されたプログラム内容による4mA〜20mAの指令信号に補正値として重畳させることで、ヒータ劣化の有無に関わらず炉内温度が所望の温度となる電流をヒータに流すことが可能となる。
また、従来のコストを抑えた加熱炉等の温度制御にも適用可能である。具体的には、例えばコストを抑えた加熱炉にするために、加熱炉の設置時にヒータと、このヒータを駆動するサイリスタであって電流制限機能を有さず速断防止のヒューズのみ備えたサイリスタを有する加熱システムにおいて、この速断ヒューズの溶断が問題となっている場合に本発明を適用するとこの問題を解決することができる。
本発明によれば、電流制限機能を有さない速断ヒューズのみを備えた安価なサイリスタのみを用いた加熱システムに好適に利用可能な温度調節計であって、速断ヒューズの溶断を防止できる温度調節計及びこれを用いたヒータの温度調節方法を提供することができる。
本発明の温度調節計の使用形態を、これを用いて温度制御する加熱炉のヒータやサイリスタと共に概略的に示す図である。 本発明に係る温度調節計を用いたヒーターの温度調整方法を実現するルーチンの一例である。 従来型の温度調節計の使用形態を、これを用いて温度制御する加熱炉のヒータやサイリスタと共に概略的に示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る温度調節計を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る温度調節計110の使用形態を、これを用いてヒータ130を加熱して温度制御する加熱炉と共に概略的に示す図である。なお、本実施形態に係る温度調節計110は、例えば化学プラントに備わる加熱炉や食品製造プラントに備わる熱処理設備の加熱温度を制御するのに適用可能である。
以下、図1に示す構成について説明する。同図においては、加熱炉内にこの炉を加熱するためのヒータ130を備えると共に、ヒータ駆動用電流を流す安価なサイリスタ120が電線192を介してヒータ130に接続されている。また、温度調節計110とサイリスタ120が信号線191を介して接続され、オペレータが温度調節計110にプログラムした加熱炉の加熱パターンを4mA(ミリアンペア)〜20mAの操作信号としてサイリスタ120に送ってこのサイリスタ120を制御し、予めプログラミングした加熱パターンに応じてヒータ130に流す電流を変更するようになっている。この4mA〜20mAの操作信号を送って被制御対象物を制御する構成については、例えば特開平5−224758号公報、特開平5−2432号公報、特開2008−298816号公報において既に知られている。
なお、本実施形態に係るサイリスタ120としては、従来技術の温度調節計に用いる高価な電流制限機能付きサイリスタ220ではなく、速断ヒューズを備えた一般的な安価なサイリスタ120が用いられている。
そして、ヒータ130とサイリスタ120の間を接続する電線192の一部が変流器140に通されている。この変流器140は、ヒータ130とサイリスタ120の間を流れる大電流をこれに対応した電流に一対一の対応関係で変換する役目を果たしている。具体的には、例えばヒータ130とサイリスタ120の間の電線を流れる400A(アンペア)の電流をこの変流器140を介して5Aに変換し、ヒータ130とサイリスタ120の間の電線を流れる320Aの電流をこの変流器140を介して4Aに変換するようになっている。
変流器140の2次側回路193には例えば抵抗からなる負荷150が接続されると共に、この負荷150により変流器140の2次側回路193に流れる電流値をいわゆるカレントトランス(CT)160を介して測定し、この電流値のデータを温度調節計110に帰還回路194を介してフィードバックするようになっている。
なお、変流器140の2次側回路の電流を温度調節計110に直接フィードバックしない理由は、温度調節計自体をノイズ等から保護すると共に、汎用品の温度調節計を本発明に適用可能とする観点による。
続いて、本発明の一実施形態に係る温度調節計を用いたヒータの温度調節方法について説明する。
本方法を実施するにあたって、本実施形態に係る加熱炉のヒータ130に流す電流を制御する温度調節計110を準備する。そして、この温度調節計110を、上述したサイリスタ120とヒータ130とを備えた加熱炉に設置する。
なお、温度調節計110は、上述したようにヒータ130を駆動するサイリスタ120であって電流制限機能を有さないサイリスタ120に温度調節のための操作指令信号を送ると共に、ヒータ130とサイリスタ120とをつなぐ1次側電気回路192に備わった変流器140の2次側電気回路193に流れる電流をカレントトランス160を介して温度調節計110にフィードバックするようになっている。
本方法では、1次側電気回路192に流れる電流を変流器140及びカレントトランス160を介して温度調節計110にフィードバックする(第1のステップ)。
次いで、第1のステップで測定した1次側電気回路192に流れる電流がサイリスタ120に備わった速断ヒューズを溶断する程度の電流となったことを検出する(第2のステップ)。
第2のステップにおいて1次側電気回路192に流れる電流が速断ヒューズを溶断する程度の電流であると判断した場合は、サイリスタ120に送る温度調節のための操作指令信号を、1次側電気回路192に流れる電流を速断ヒューズを溶断しない程度の大きさに変更する(第3のステップ)。
以上の第1のステップ乃至第3のステップを温度調節計がヒータ130の加熱温度を制御しての間中繰り返し、サイリスタ120の速断ヒューズが溶断しないように常に監視する。
以下、上述した第1のステップ乃至第3のステップを一例として実現するルーチンを図2に基づいて説明する。なお、このルーチンは、あくまで本発明の作用を発揮するルーチンの一例であり、本発明の作用を発揮する範囲内であれば、他の様々なルーチンも考えられることは言うまでもない。
図2において本ルーチンを開始すると、温度調節計の温度調節プログラムを実行する(ステップS11)。次いで、サイリスタに流れる電流に対応した信号をカレントトランスから温度調節計にフィードバックする(ステップS12)。次いで、サイリスタに流れる電流がサイリスタの速断ヒューズを溶断する電流以上であるかを判断する(ステップS13)。
ステップS13で、サイリスタに流れる電流がサイリスタの速断ヒューズを溶断する電流以上であると判断した場合は、温度調節計からサイリスタに送る操作量信号を変更してサイリスタに流れる電流値を一定量だけ強制的に低下させるように温度調節計のプログラムを変更する(ステップS14)。この際、温度調節計のプログラムの変更に伴い、一例として設定されたプログラム内容による4mA〜20mAの指令信号に上記電流を一定量低下させる一定の補正値を重畳させる。そして、ステップS11に戻る。
一方、ステップS13で、サイリスタに流れる電流がサイリスタの速断ヒューズを溶断する電流より小さいと判断した場合は、温度調節計の温度調節プログラムが終了したかを判断する(ステップS15)。ステップS15で、温度調節プログラムが終了していない場合は、ステップS11に戻り、ステップS11乃至ステップS13を繰り返す。一方、ステップS15で、温度調節プログラム終了していると判断した場合は、本ルーチンを終了する。
上述の説明に加えて、本発明は、ヒータ130の長期間の使用による劣化にも対処することができる。具体的には、本発明によると、サイリスタとヒータを流れる電流を変流器及びカレントトランスを介して正しく測定し、これを温度調節計にフィードバックしている。その結果、ヒータの劣化によるヒータ抵抗値の下降に伴うヒータに流れる電流値をリアルタイムで監視することができ、これを温度調節計において予め設定されたプログラム内容による4mA〜20mAの指令信号に補正値として重畳させることで、ヒータ劣化の有無に関わらず炉内温度が所望の温度となる電流をヒータに流すことが可能となる。
本実施形態に係る温度調節計を用いたヒータの温度調節方法によると、ヒータの駆動にあたって高価な電流制限機能付きのサイリスタを用いる必要がないので、加熱炉等の温度制御を行うにあたってコストを抑えた温度調節計とすることが可能となる。
また、加熱炉の長時間の使用に伴うヒータの劣化にも適切に対応することができる。具体的には、このようなヒータの劣化により、ヒータに流れる電流が4mA〜20mAの操作指令信号に対応せず、これよりも低下する傾向にある。従来の温度調節計においては、電流制限機能を備えたサイリスタを使用していたが、このような炉内温度が目標温度に対して低くなる不具合については以下のオペレータの人為的な解決方法に頼っていた。
具体的には、加熱炉内の温度が温まり難くなると、加熱炉の管理者が、ヒータが劣化した可能性ありと判断し、トランスの電圧変化比を手動でタップ切替えしていた。このようなやり方では、炉管理者の勘や経験に頼らざるを得ず、ヒータ劣化に適切に対応することができなかった。
しかしながら、本発明によると、サイリスタとヒータを流れる電流を変流器及びカレントトランスを介して正しく測定し、これを温度調節計にフィードバックしている。その結果、ヒータの劣化によるヒータ抵抗値の下降に伴うヒータに流れる電流値をリアルタイムで監視することができ、これを温度調節計において予め設定されたプログラム内容よりも優先させた即断ヒューズ防止のための電流値低下プログラムを実行することで、適切な電流値に調節することができる。そのため、炉管理者の熟練度合いに頼ることなく、ヒータ劣化に適切に対応することができる。
また、本発明は、従来のコストを抑えた加熱炉等の温度制御にも適用可能である。具体的には、例えばコストを抑えた加熱炉にするために、加熱炉の設置時にヒータと、このヒータを駆動するサイリスタであって電流制限機能を有さず速断防止のヒューズのみ備えたサイリスタを有する加熱システムにおいて、このヒューズの溶断が問題となっている場合に本発明を適用するとこの問題を解決することができる。
なお、本発明による温度調節計及びこれを用いたヒータの温度調節方法を適用することで、従来の電流制限機能付きのサイリスタを用いる必要がなくなるため、或る加熱システムでは、2万円〜3万円のコストダウンを図ることができた。
110 温度調節計
120 サイリスタ
130 ヒータ
140 変流器
150 負荷
160 カレントトランス(CT)
191 信号線
192 1次側電気回路(電線)
193 2次側回路
194 帰還回路
210 温度調節計
220 サイリスタ
230 ヒータ
291 電線
292 信号線

Claims (2)

  1. ヒータに流す電流を制御する温度調節計において、
    前記温度調節計は、前記ヒータを駆動するサイリスタであって電流制限機能を有さないサイリスタに温度調節のための操作指令信号を送ると共に、前記ヒータとサイリスタとをつなぐ1次側電気回路に備わった変流器の2次側電気回路に流れる電流がカレントトランスを介して当該温度調節計にフィードバック入力されるようになっており、前記1次側電気回路に流れる電流が前記サイリスタに備わった速断ヒューズを溶断する程度の電流となった際に、この電流に対応する変流器の2次側電気回路に流れる電流をカレントトランスを介して当該温度調節計にフィードバックすることで、前記サイリスタに送る温度調節のための操作指令信号を、前記1次側電気回路に流れる電流が前記速断ヒューズを溶断しない程度の電流となるように変更することを特徴とする温度調節計。
  2. ヒータに流す電流を制御する温度調節計を用いたヒータの温度調節方法において、
    前記温度調節計は、前記ヒータを駆動するサイリスタであって電流制限機能を有さないサイリスタに温度調節のための操作指令信号を送ると共に、前記ヒータとサイリスタとをつなぐ1次側電気回路に備わった変流器の2次側電気回路に流れる電流がカレントトランスを介して当該温度調節計にフィードバック入力されるようになっており、
    前記1次側電気回路に流れる電流を変流器及びカレントトランスを介して前記温度調節計にフィードバックする第1のステップと、
    前記第1のステップで測定した1次側電気回路に流れる電流が前記サイリスタに備わった速断ヒューズを溶断する程度の電流となったことを検出する第2のステップと、
    前記第2のステップにおいて前記1次側電気回路に流れる電流が前記速断ヒューズを溶断する程度の電流であると判断したときに、前記サイリスタに送る温度調節のための操作指令信号を、前記1次側電気回路に流れる電流が前記速断ヒューズを溶断しない程度の電流となるように変更することを特徴とする温度調節計を用いたヒータの温度調節方法。
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