JP2011228877A - 地形表示システム、携帯端末および地形表示方法 - Google Patents

地形表示システム、携帯端末および地形表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末画面上に、目で認識できない地形を表示する。
【解決手段】地形表示システムを、ロケーション情報に対応付けられた地形データを格納するサーバと、ネットワークを介してサーバと通信する通信手段と、画像を撮像する撮像手段と、撮像手段の向いている方位、傾き、位置をロケーション情報として取得する手段と、使用者に映像を提示する表示手段と、撮像した画像と、画像の撮像時に取得した位置、方位、および傾きに基づき、サーバから該当位置の地形データを取得し、表示手段に表示する制御手段とを備える携帯端末とで構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーバから取得する情報に基づき画像描写を行う携帯端末及びサーバに関し、詳しくは、画面上に地形の表示を行なえる地形表示システムに関する。
近年の携帯端末では、GPS(Global Positioning System)等を使い現在位置を所定の程度の精度で特定することが可能である。また、地磁気センサや加速度センサなどを内在し、携帯端末の姿勢や撮像モジュールの向いている向きを検出可能である。
このような技術は、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されている携帯端末は、加速度センサ、地磁気センサ、カメラ、GPS受信部、通信部、中央処理装置等を備え、通信部を介してネットワーク上のサーバと接続する。サーバは、携帯端末の要求に応じて、ナビゲーション情報を携帯端末に対して提供する。当該システムでは、携帯端末側で、目的地の入力を行い、カメラの向いている方位、傾きおよび自端末の位置を取得して、カメラの撮像倍率に基づく表示部に表示する仮想的なスクリーン(描写する画角)を定義し、目的地の方向と前記スクリーンとの相対位置を計算して、目的地をスルー画像(撮像したリアルタイムの画像)画面上に投影するよう表示する。この処理の過程で、携帯端末は、サーバに対して目的地の位置情報を検索したり、演算処理を依頼するように動作する。
特開2005−241385号公報
ところで、現実社会では現在位置を正確に認識することが困難となる場所や時間帯が存在する。
例えば、地下ではGPSによる位置測定が使用できず、夜間など周囲が暗い状況ではスルー画像が役にたたなくなる。換言すれば、現在位置を正確に測定できない場合や、周囲が暗い場合には、上記システムは有効に使用できない。これでは、目標もしくは周囲の何れか識別できず、目的を達成することが困難となる。
本発明は、携帯端末内のGPS、カメラ、地磁気センサといった情報取得手段と、ネットワーク上のサーバに記録された地形データとを連携させることにより、周囲が暗いなどの状態でも位置を認識できるように、携帯端末の向いている方向の地形を画面上に表示する地形表示システムを提供することを目的とする。
本発明に係る地形表示システムは、ロケーション情報に対応付けられた地形データを格納するサーバと、ネットワークを介して前記サーバと通信する通信手段と、画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の向いている方位および傾きを取得する手段と、位置を取得する手段と、使用者に映像を提示する表示手段と、撮像した画像と、前記画像の撮像時に取得した位置、方位、および傾きに基づき、前記サーバから該当位置の地形データを取得し、前記表示部に表示する制御手段とを備える携帯端末とを有することを特徴とする。
本発明によれば、周囲が暗い状態などでも、被写体方向を正確に特定し、携帯端末の向いている方向の地形を画面上に表示することを可能にする地形表示システムを提供できる。
第1の実施形態に係る地形表示システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る地形表示システムの動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る地形表示システムでの情報処理を明示的に例示した説明図である。 第2の実施形態に係る地形表示システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る地形表示システムの動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る地形表示システムの構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る地形表示システムの動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る補正を明示的に例示した説明図である。 第4の実施形態に係る地形表示システムの構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る地形表示システムの動作を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る補正を明示的に例示した説明図である。 第5の実施形態に係る地形表示システムの構成を示すブロック図である。 第5の実施形態に係る地形表示システムの動作を示すフローチャートである。 実施例における携帯端末装置を示すブロック図である。 実施例における地形表示システムで表示される画面を明示的に例示した説明図である。 携帯端末の画像構築処理の説明に用いる日中の風景を示す図である。 携帯端末の画像構築処理の説明に用いる夜間の風景を示す図である。 携帯端末における画像構築処理の一例を説明する。 携帯端末における画像構築処理の一例を説明する。
本発明の実施の形態を図1乃至図13に基づいて説明する。
図1は、第1の実施形態に係る地形表示システムの構成を示すブロック図である。
図1において、携帯端末110は、制御手段111、表示手段112、位置取得手段113、撮像手段114、方位・傾き取得手段115および光源出力手段116を具備し、通信網120を経由して地形データサーバ100に接続して、地形データ等の情報を通信する。
制御手段111は、携帯端末110の制御を司ると共に、撮像した画像と、画像の撮像時に取得した位置、方位、傾きなどに基づく、撮像した画像に対応する地形データをロケーション情報を送信することで取得して、表示手段112に表示する画面を構築するように動作する。また、制御手段111は、使用者の入力手段に対する操作入力や、撮像画像の明度、時間などの1つもしくは組み合わせから夜間を識別し、撮像した画像と、画像の撮像時に取得した各種情報に基づき取得した地形データを参照し、昼間同様の画面を構築して、表示手段112に表示するように動作する。尚、ここで夜間とは、周囲の風景の輪郭程度は分かるが、その内容までは判別できないような状態を指し、他方昼間は、周囲の風景の輪郭だけでなくその内容(色や標識など)もよく判別が可能な状態である。
表示手段112は、携帯端末110に設けられる表示画面に対して制御手段111から指示された画像を表示するように動作する。
位置取得手段113は、GPSや携帯電話システムからの電波に基づいて、携帯端末110現時位置を取得するように動作する。
撮像手段114は、制御手段111などからの指示に従って、撮像素子等から画像を取得するように動作する。尚、撮像手段114は、様々な撮像画素や感度などが調整されたモードを実行可能である。
方位・傾き取得手段115は、多軸加速度センサなどを用い、加速度や地磁気などを測定し、端末姿勢を取得するように動作する。
光源出力手段116は、可視光線や赤外線を出力可能であるランプであり、制御手段111等の指示に基づいて発光する。
地形データサーバ100は、地形データ保存部101を具備し、通信網120を介して携帯端末110と接続し、地形データ保存部101に保持されている地形データを、携帯端末110に送信する。
地形データ保存部101には、ロケーション情報に対応付けられた地形データが記録されている。地形データとは、携帯端末110において、使用者に対して画面越しに地形等を認知可能に表示するために用いられる情報(群)である。地形データを例示すれば、周囲が明るい状態のときに人間が認知できる有体物の輪郭部分を抽出したワイヤーフレームや、周囲の昼間の風景を撮影した画像などが挙げられる。また、地形データとして、横断歩道や標識に代表される社会ルールに基づく概念に関する情報や、時間変化と共に可動する構造物の夫々の形状、制御手段111が幾何学演算処理を行い表示に用いる情報を含めてもよい。
次に、地形表示システムの動作を説明する。
図2は、第1の実施形態に係る地形表示システムの動作を示すフローチャートである。図2に示すフローチャートでは、携帯端末110の使用者が、夜間に地形表示システムを動作させ、携帯端末110(撮像手段114)を向けた方向の地形を画面上に表示する説明を行なう。尚、当該システムは、日中でも同様に動作する。
携帯端末110の制御手段111は、利用者の設定、アプリケーションの起動、所定時間の到達、光源出力手段116の起動など、予め成されている設定に対応して、夜間(暗い状態)として識別して地形表示モードへと切り替わる。
地形表示モードでは、制御手段111は、撮像手段114を介して取得した画像を表示手段112に画像もしくはスルー画像として表示する状態から、所定タイミングの画像を取得する(ステップS101)。このとき、制御手段111は、画像の取得モード(撮影モード)を夜間モードや赤外線モードなどに自動的に設定することが望ましい。
制御手段111は、ステップS101と同時的に、各種手段から前記タイミング時の端末位置、方位、傾きなどをロケーション情報として取得する(ステップS102)。
制御手段111は、撮像した画像(又は画像の解析結果)と取得したロケーション情報に対応する地形データを、地形データサーバ100に要求する(ステップS103)。ここで解析結果とは、画像の鮮明度や、明度、取得モード(解像度やISOなど)である。尚、この時点で、暗いなどの状態を識別して昼間同様の画面を構築できる地形データを取得するようにすることも可能である。
地形データサーバ100は、地形データ保持部101から、要求を受けた地形データを携帯端末110に送信する(ステップS104)。
制御手段111は、地形データを取得し、その地形データのみ、又は地形データとS101で取得した画像との組み合わせで、昼間と同様に使用者が周囲の状態を認識できる画面を構築する(ステップS105)。
制御手段111は、構築した画像を、表示手段112に表示する(ステップS106)。
このように動作することによって、第1の実施形態の地形表示システムは、被写体方向を特定し、携帯端末の向いている方向の地形を画面上に表示することを可能にできる。また、上記したように、例え周囲が暗い状態でも、地形データを参照して画像を構築するので、携帯端末の使用者に対して明るい状態のときと同様に周囲を認知できる画像を提供できる。
ここで、携帯端末110の表示手段112に表示される表示結果の一例を示して、本発明を説明する。
図3(a)は、撮像手段114から取得した画像の一例である。当該画像は、辺りが暗く一部のモノしか認識できない画像であるとする。
図3(b),(c)は、地形データ保持部101に保持されている図3(a)地点に対応した地形データの例である。(b)はワイヤーフレームであり、(c)は、幾何学処理に用いる情報である。
図3(d),(e),(f)は、表示手段112に表示された表示画面例である。
このように、携帯端末110の制御部111は、撮像した画像と、当該画像に対応する地形データとから、所望の地形を表示した画像を構築し、使用者に提示できる。このとき、自動的又は使用者の操作に応じて、必要に応じた画像加工を行えばよい。また、複数の作成した画像を切りかえれるようにしてもよい。
尚、位置取得手段113において、GPSや携帯電話システムからの電波を受けられずに、携帯端末110現時位置を取得できない場合は、取得できた位置からの携帯端末110の移動を加速度センサなどによって取得し、代替してもよい。また、携帯端末のレジストレーション(位置登録)情報から、おおよその現在位置を抽出してもよい。
また、GPS等が使用できない環境でも、カメラ撮影した周囲の景色を元に抽出した輪郭の情報と、サーバ内の地形データとを突き合わせることにより、位置の特定を行なってもよい。
次に、第2の実施形態を説明する。
第2の実施形態の地形表示システムでは、第1の実施形態のように携帯端末から地形データサーバに対して所定の地形データを送信させる要求を送ることに変えて、携帯端末で取得した画像(内容)とロケーション情報を送り、地形データサーバ側で該当する地形データを選定して携帯端末に送るように動作する。また、地形データを順次又はまとめて送信するようにしたことで、時間変化に追随して携帯端末の移動や方向転換を行なっても、地形データを反映した画面を表示し続けることが可能なように動作する。
図4は、第2の実施形態に係る地形表示システムの構成を示すブロック図である。尚、第1の実施形態と同様な部分には同一の番号を付し説明を省略する。
制御手段211は、携帯端末210の制御を司ると共に、利用者の行動などと共に変化する撮像した画像と取得したロケーション情報を、地形データサーバ200に対して順次送信する。また、制御手段211は、地形データサーバ200から取得した地形データを用いて、表示手段112に表示する画面を構築するように動作する。尚、地形データサーバ200に送信する画像は、初回のみでも構わない。この場合は、ロケーション情報の変化に対応して地形データを送信すればよい。
地形データサーバ200は、地形データ保存部101に加え、視点推定手段202を具備する。
視点推定手段202は、携帯端末210から送信されてきた画像(内容)とロケーション情報とから、携帯端末210(撮像手段)の周囲の状態を推定し、どの地点データを送信するか選択すると共に、地形データ保持部101から選定した地形データを取得し、携帯端末210に送信する。また、本実施形態では、時間変化に追随して順次画像を構築するので、それらに用いる地形データを順次又はまとめて送信する。
図5は、第2の実施形態に係る地形表示システムの動作を示すフローチャートである。尚、第1の実施形態に係る地形表示システムの動作と同様な部分に関しては記載を簡略化又は省力する。
携帯端末210の制御手段211は、撮像手段114を介して取得した画像を表示手段112に画像もしくはスルー画像として表示する状態から、順次画像を取得する(ステップS201)。
制御手段211は、ステップS201と同時的に、ロケーション情報を順次取得する(ステップS202)。
制御手段211は、撮像した画像と取得したロケーション情報を、地形データサーバ200に送信する(ステップS203)。尚、送信する画像に変えて、画像を解析した結果や特徴量などを送信することとしてもよい。
地形データサーバ200の視点推定手段202は、携帯端末210から順次送信されてくる情報から、携帯端末210の視点を推定する(ステップS204)。尚、この時点で、送られてきた画像などの情報を解析し、暗いなどの状態を識別するようにしてもよい。
視点推定手段202は、推定した視点に基づき、送信すべき地点データを地点データ保持部101から取得し、時間変化に追随可能なように地形データを順次又はまとめて送信する(ステップS205)。
制御手段211は、地形データを取得し、その地形データのみ、又は地形データとS201で取得した画像との組み合わせで、昼間と同様に使用者が周囲の状態を認識できる画面を構築する(ステップS206)。
制御手段211は、構築した画像を、表示手段112に表示する(ステップS207)。
このように動作することによって、第2の実施形態の地形表示システムは、被写体方向を特定し、携帯端末の向いている方向の地形を画面上に表示することを可能にできる。また、上記したように、地形データサーバ側で該当する地形データを選定して携帯端末に送信する為、情報処理をサーバ側に受持たすことが可能となる。また、携帯端末の画面上に、時間変化に追随するように変化する地形を表示できる。
次に、第3の実施形態を説明する。
第3の実施形態の地形表示システムでは、携帯端末で取得されたロケーション情報を、地形データサーバ内で、撮像手段からの取得データに基づき補正するように構成する。尚、当該処理を携帯端末内で行うことも可能である。
図6は、第3の実施形態に係る地形表示システムの構成を示すブロック図である。尚、他の実施形態と同様な部分には同一の番号を付し説明を省略する。
地形データサーバ300に設けられる視点推定手段302は、送信されてくるロケーション情報を補正するロケーション情報補正手段303を有する。
ロケーション情報補正手段303は、携帯端末210から送信されてきた画像(内容)とロケーション情報を取得し、画像に含まれる情報から真の撮像手段114の撮像位置(真のロケーション情報)を取得する。これは、携帯端末210から送信されてきたロケーション情報には、位置取得手段113及び方位・傾き取得手段115の測定精度及び誤差、各種センサと撮像手段114との物理的位置差などが含まれるので、これらのズレを画像内容と地形データ保持部101に保持されている地形データとを突き合わせることで解消する。
視点推定手段302は、携帯端末210(撮像手段)の周囲の状態をロケーション情報を補正ししつつ推定し、どの地点データを送信するか選択すると共に、地形データ保持部101から選定した地形データを取得し、携帯端末210に送信する。
図7は、第3の実施形態に係る地形表示システムの動作を示すフローチャートである。尚、第2の実施形態に係る地形表示システムの動作と同様な部分に関しては記載を簡略化又は省力する。
携帯端末210の制御手段211は、撮像手段114を介して取得した画像を表示手段112に画像もしくはスルー画像として表示する状態から、順次画像を取得する(ステップS301)。制御手段211は、ステップS301と同時的に、ロケーション情報を順次取得する(ステップS302)。制御手段211は、撮像した画像と取得したロケーション情報を、地形データサーバ300に送信する(ステップS303)。尚、送信する画像に変えて、画像を解析した結果や特徴量などを送信することとしてもよい。
地形データサーバ300の視点推定手段302は、携帯端末210から順次送信されてくる情報から、ロケーション情報を補正する(ステップS304)。
視点推定手段302は、補正したロケーション情報などから、携帯端末210の視点を推定する(ステップS305)。
視点推定手段302は、推定した視点に基づき、送信すべき地点データを地形データ保持部101から取得し、時間変化に追随可能なように地形データを順次又はまとめて送信する(ステップS306)。
制御手段211は、地形データを取得し、その地形データのみ、又は地形データとS301で取得した画像との組み合わせで、昼間と同様に使用者が周囲の状態を認識できる画面を構築する(ステップS307)。制御手段211は、構築した画像を、表示手段112に表示する(ステップS308)。
このように動作することによって、第3の実施形態の地形表示システムは、被写体方向を特定し、携帯端末の向いている方向の地形を画面上に表示することを可能にできる。加えて、携帯端末における位置等の取得時に発生する誤差等を修正できる。尚、上記ロケーション情報の補正は、携帯端末の制御手段において行なってもよい。この場合は、補正に用いる地形データを、地形表示に先んじて取得して行なってもよいし、日中などに予め補正値を取得してもよい。
図8は、本実施形態に係る補正の例を明示的に示した説明図である。
図8(a)は、撮像手段114から取得した画像の一例である。当該画像は、辺りが暗く一部のモノしかよく認識できない画像であるとする。
図8(b)は、地形データ保持部101に保持されている図8(a)を撮像した地点で取得されたロケーション情報に対応した地形データの例である。図示されているように、撮像した地点で取得されたロケーション情報は、右下方向にずれいている。従って、当該地形データをそのまま携帯端末による画像構築に使用すると、不一致点が生じる。そこで、図8(c)に示すように、ロケーション情報補正手段によって、ロケーション情報を、撮像手段から撮像した画像(図8(a))に合わせるように補正する。
このように、携帯端末が取得したロケーション情報を補正することによって、図8(d)に例示するように、撮像した画像と当該画像に真に対応する地形データとから、所望の地形を表示した画像を構築できる。
次に、第4の実施形態を説明する。
第4の実施形態の地形表示システムでは、地形データ保持部101に保持されている地形データを、地形データサーバ内で、撮像手段からの取得データに基づき補正するように構成する。尚、当該処理を携帯端末内で行うことも可能である。
図9は、第4の実施形態に係る地形表示システムの構成を示すブロック図である。尚、他の実施形態と同様な部分には同一の番号を付し説明を省略する。
地形データサーバ400に設けられる視点推定手段402は、送信されてくるロケーション情報を補正するロケーション情報補正手段303と、地形データ補正手段404とを有する。ロケーション情報補正手段303は、携帯端末210から送信されてきた画像(内容)とロケーション情報を取得し、画像に含まれる情報から真の撮像手段114の撮像位置(真のロケーション情報)を取得する。
地形データ補正手段404は、携帯端末210から送信されてきた画像(内容)と携帯端末210に対して送信する地形データとを取得し、地形データに含まれる情報を画像に沿うように補正する。即ち、携帯端末210から送られてきた画像と地形データとのズレを、画像を主として地形データを修整や補完したりする。これによって、例えば、携帯端末の撮像手段に含まれるレンズの特性や、視点高さなどを解消できる。
視点推定手段402は、携帯端末210(撮像手段)の周囲の状態をロケーション情報を補正ししつつ推定し、どの地点データを送信するか選択すると共に、地形データ保持部101から選定した地形データを取得つつ補正しながら携帯端末210に送信する。尚、ロケーション情報補正手段303を有さずに、地形データ補正手段404のみを設ける構成としてもよい。この場合は、地形データ補正手段404で、ロケーション情報で指定された地形データの近傍を含めて補正を行えばよい。
図10は、第4の実施形態に係る地形表示システムの動作を示すフローチャートである。尚、第3の実施形態に係る地形表示システムの動作と同様な部分に関しては記載を簡略化又は省力する。
携帯端末210の制御手段211は、撮像手段114を介して取得した画像を表示手段112に画像もしくはスルー画像として表示する状態から、順次画像を取得する(ステップS401)。制御手段211は、ステップS401と同時的に、ロケーション情報を順次取得する(ステップS402)。制御手段211は、撮像した画像と取得したロケーション情報を、地形データサーバ400に送信する(ステップS403)。尚、送信する画像に変えて、画像を解析した結果や特徴量などを送信することとしてもよい。
地形データサーバ400の視点推定手段402は、携帯端末210から順次送信されてくる情報から、ロケーション情報を補正する(ステップS404)。
視点推定手段402は、補正したロケーション情報などから、携帯端末210の視点を推定する(ステップS405)。
視点推定手段402は、推定した視点に基づき、送信すべき地点データを地点データ保持部101から取得し、取得した地点データを携帯端末210から受信した画像に合うように地形データを補正する(ステップS406)。
視点推定手段402は、時間変化に追随可能なように補正した地形データを順次又はまとめて送信する(ステップS407)。
制御手段211は、地形データを取得し、その地形データのみ、又は地形データとS201で取得した画像との組み合わせで、昼間と同様に使用者が周囲の状態を認識できる画面を構築する(ステップS408)。制御手段211は、構築した画像を、表示手段112に表示する(ステップS409)。
このように動作することによって、第4の実施形態の地形表示システムは、被写体方向を特定し、携帯端末の向いている方向の地形を画面上に表示することを可能にできる。加えて、地形データと撮像した画像間のズレ等を修正できる。尚、上記地形データ(群)の補正は、携帯端末の制御手段において行なってもよい。この場合は、地形データサーバは第1ないし第3の実施形態と同様の構成でよく、携帯端末が表示手段に表示する画像を構築する前に、地形データサーバから送られてきた地形データを補正すればよい。また、本実施形態で説明した地形データの補正に先立って、第3の実施形態で説明したロケーション情報を補正することによって、効果的に撮像した画像に合致した地形データが得られるが、本実施形態で説明した地形データの補正のみを行うようにしてもよい。
図11は、本実施形態に係る補正を明示的に示した説明図である。
図11(a)は、撮像手段114から取得した画像の一例である。当該画像は、辺りが暗く一部のモノしかよく認識できない画像であるとする。
図11(b)は、地形データ保持部101に保持されていることとする地形データの例である。
図示されているように、携帯端末に送信する地形データは、山を示す地形データと撮像した画像に含まれる山の高さが異なる。従って、当該地形データをそのまま携帯端末による画像構築に使用すると、不一致点が生じる。そこで、図11(c)に示すように、地形データ補正手段によって、送信する地形データを、撮像手段から撮像した画像(図11(a))に合わせるように補正する。
このように、地形データ保持部に保持されている地形データを補正することによって、図11(d)のように、撮像した画像と当該画像に対応させた地形データとから、所望の地形を表示した画像を構築できる。
次に、第5の実施形態を説明する。
第5の実施形態の地形表示システムでは、地形データ保持部101に保持される地形データを、地形データサーバ内で、撮像手段からの取得データに基づき生成する構成を提供する。尚、地形表示システムとしては、第1ないし4の実施形態との差分のみを説明する。
図12は、第5の実施形態に係る地形表示システムの構成を示すブロック図である。尚、他の実施形態と同様な部分には同一の番号を付し説明を省略する。
地形データサーバ500に設けられる視点推定手段502は、地形データを、撮像手段114から取得した画像から生成する地形データ生成手段505を有する。
視点推定手段502は、例えば日中などに、携帯端末210(撮像手段)の周囲の状態をロケーション情報と共に受け取り、その画像内容が示している地点等を推定し、順次その指し示す先の地点データを生成、修正、補完する。
地形データ生成手段505おしては、携帯端末210から送信されてきた画像(内容)の指し示す地点として、その画像(内容)を画像認識処理し、有体物の形状や有体物の色、色彩や形状に対応付けられた社会ルールに基づく概念などを抽出する。また、撮像手段から立体データを取得可能な電気機器や携帯端末からは、その立体データとロケーション情報とから、蓄積する地形データのフォーマットを整合させて取得するようにしてもよい。また、このとき、地形データを取得した時間に対応付けて、時間経過に対応して変化する構造物の夫々の形状を取得してもよい。また、地形データは、仮想空間から取得するようにしてもよい。これは例えば時計や可動橋などの表示に有効に機能する。
尚、地形データとする有体物の形状や色彩などは、画像が鮮明な方が有効に取得できる。また、夜間などでは昼間同様の画像を構築できる地形データは取得しにくい。よって、日中に使用されることが多いAR(Augmented Reality:拡張現実)を提供するサービスと共に、当該データを取得すると有効に地形データが収集できる。
図13は、第5の実施形態に係る地形表示システムの動作を示すフローチャートである。
携帯端末510の制御手段511は、撮像手段114を介して取得した画像を表示手段112に画像もしくはスルー画像として表示する状態から、画像とロケーション情報を取得して、地形データサーバ500に送信する(ステップS501〜S503)。
地形データサーバ500は、携帯端末210から送信されてくる情報から、地形データを抽出し、地形データを生成、修正、補完して地形データ保持部101に保存する(ステップS504)。
このように動作することによって、第5の実施形態の地形表示システムは、携帯端末の向いている方向の地形を画面上に表示することに加え、被写体とした有体物などを地形データとして生成できる。これは、予め準備する地形データの作成や現実の変化に追随する補完などを容易に行なえる。
尚、上記地形データの生成は、携帯端末の制御手段において行なってもよい。この場合は、携帯端末で撮像した画像とロケーション情報とから地形データを生成して、地形データサーバから現在の地形データを取得して異なっていれば上書するようにすればよい。
次に、実施例を示して本発明を説明する。
図14は、実施例における携帯端末装置1000を示すブロック図である。図14に例示した携帯端末装置1000は、例えばスマートフォンである。
携帯端末装置1000は、各種情報処理を行う制御部(CPU)を始め、ROM、RAM(記憶部1100)、入力部、表示部、通信部を備える。また、GPS部、地磁気センサ部、カメラ部、ライト部を備える。
携帯端末装置1000の記憶部1100には、オペレーティングシステムを始め、各種機能・手段を実現させるアプリケーションプログラムなど、様々なプログラムが格納されており、必要に応じてRAMに展開されて実行される。記憶部1100は、フラッシュメモリやRAMの空き記憶領域を利用してもよいし、他の記憶媒体でもよい。
尚、本実施例では、記憶部1100に記録されている地形表示プログラム1101および地形データアッププログラム1102がOSと共にRAMに展開され、制御部を制御手段などとして機能させ、カメラ部によって撮像された画像等から、地形データサーバと協働して、表示部に撮像した画像方向と同等の描写した画像を出力する。当該プログラムは、1つのアプリケーションプログラムとして構成してもよい。また、ARサービスを受けるプログラムと組み合わせてもよい。
また、地形表示プログラム1101および地形データアッププログラム1102には、上記各実施形態で説明した補正手段が組み込まれており、端末側で各種補正を行う。
地形表示プログラム1101は、制御部を動作させ、カメラ部およびライト部により周囲の地形を撮影し、次にGPS部を使いGPS衛星からの電波を受信することにより現在の位置を特定し、撮影時に地磁気センサ部により携帯端末のカメラ部の向いている方角等を自動的に測定する。
地形表示プログラム1101は、制御部を動作させ、GPS部により取得された現在位置、および地磁気センサ部により取得されたカメラ部の向いている方角等の情報を元に、地形データサーバに補正に用いる地形データを要求する。その後、制御部は、地形データを受けて、ロケーション情報を、撮像手段から撮像した画像に合わせるように補正する。
地形データサーバは、携帯端末1000から送信されてきた補正されたロケーション情報を含む要求を受け、地形データ保存部より必要な情報を取得し、携帯端末1100に送信する。
携帯端末1100は、地形データサーバより受信した地形データを、カメラ部で取得した画像に対応するように補正し、補正後の地形データを用いて構築した画像を、表示部に表示する。
地形データの収集は、明るい時間帯に、地形データアッププログラム1102が、ARサービスなどと共に、適時実空間の有体物の形状や色彩、横断歩道や標識などの社会ルールに基づく概念を示す形状及び色調、時計の位置などを含む画像、又はそれらの情報を取得し、地形データ保持サーバに送信する。
このとき、地形データ保持サーバは、画像解析等を実施し、順次地形データを補充してゆく。
このようにして、携帯端末1100は、図15に示すように、ロケーション情報に対応付けられた地形データを格納する地形データサーバと通信しながら、撮像した画像と、画像の撮像時に取得した位置、方位、および傾きなどに基づき、ロケーション情報に対応付けられた地形データを格納するサーバから該当位置の地形データを取得し、表示手段に表示することで、地形表示システムとして、周囲が暗い状態などでも、被写体方向を正確に特定し、携帯端末の向いている方向の地形を画面上に表示する。また、地形表示と共に、図示するようにARサービスを提供することも可能である。
次に、図16ないし19に、携帯端末における画像構築の処理例を説明する。
図16は、日中の風景である。図17は、夜間の同一風景である。夜間の風景は、光量不足に起因して例えば木や建物、横断歩道の一部がカメラで捉えられていない。このような状態で、地形表示システムを動作させ、地形データ保持サーバから必要な地形データを取得する。
携帯端末の制御手段は、図18に示すように、カメラによって取得した画像をスルー画像として表示し、取得した地形データをオーバレイして表示する。
このとき、携帯端末は、スルー画像に表れるはずの有体物等を地形データから取得し、それらの部分に点線と色彩などで、スルー画像上に表示する。
また、別の方法として、図19に示すように、スルー画像と取得した地形データに基づく画像とを、カメラから取得した画像の明るさ(カメラの感度)に対応付けて、透過度を調整して表示してもよい。
また、補正や表示位置調整に用いる画像は、複数の撮影モードで連続的に撮影して、輪郭を取得しやすい画像を用いるようにしてもよい。スルー画像は、コントラスト比を高めにすると全体的に明るくなり、地形データとの合成に好適となる。
以上説明したように、本発明に係る地形表示システムによれば、周囲が暗い状態などでも、被写体方向を正確に特定し、携帯端末の向いている方向の地形を画面上に表示することを可能にできる。尚、明るい状態であっても、同様に動作するので、視力の補助具などとして使用できる。
また、本発明は、携帯端末が取得する撮像データとサーバに保存されている地形データに加え、AR(Augmented Reality:拡張現実)に記録されている情報とのズレを合わせて補正できる。
尚、地形データは、仮想現実と連動させるようにしてもよい。例えば、建物の入り口ゲートの状態や、店舗の営業時間と関連させて、携帯端末の画面上に表示する地形に関する部分を変更したり、時計の位置には、時間を表示したりしてもよい。
また、本発明の具体的な構成は前述の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があってもこの発明に含まれる。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下のようにも記載されうる。尚、以下の付記は本発明をなんら限定するものではない。
[付記1]
ロケーション情報に対応付けられた地形データを格納するサーバと、
ネットワークを介して前記サーバと通信する通信手段と、
画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段の向いている方位、傾き、位置をロケーション情報として取得する手段と、
使用者に映像を提示する表示手段と、
撮像した画像と、前記画像の撮像時の位置、方位、および傾きに基づく、前記サーバから該当位置の地形データを取得し、前記表示手段に表示する制御手段と
を備える携帯端末と
で構成されることを特徴とする地形表示システム。
[付記2]
前記制御手段は、前記撮像手段から取得できる暗い状態の画像を、昼間同様の画像に構築して、前記表示手段に表示することを特徴とする上記付記記載の地形表示システム。
[付記3]
前記制御手段は、前記撮像手段から取得した情報と前記サーバから取得した前記地形データに基づき、昼間同様の画面を構築することを特徴とする上記付記記載の地形表示システム。
[付記4]
前記サーバは、
前記撮像手段からの取得データに基づき、取得したロケーション情報を、前記撮像手段から撮像した画像に合わせるように補正する補正手段を有する
ことを特徴とする上記付記記載の地形表示システム。
[付記5]
前記サーバは、
前記撮像手段からの取得データに基づき、表示に用いる前記地形データを、前記撮像手段から撮像した画像に合わせるように補正する補正手段を有する
ことを特徴とする上記付記記載の地形表示システム。
[付記6]
前記携帯端末は、
前記撮像手段からの取得データに基づき、取得したロケーション情報を、前記撮像手段から撮像した画像に合わせるように補正する補正手段を有する
ことを特徴とする上記付記記載の地形表示システム。
[付記7]
前記携帯端末は、
前記撮像手段からの取得データに基づき、表示に用いる前記地形データを、前記撮像手段から撮像した画像に合わせるように補正する補正手段を有する
ことを特徴とする上記付記記載の地形表示システム。
[付記8]
前記サーバは、
前記地形データを、前記撮像手段から取得した画像から生成する地形データ生成手段を有する
ことを特徴とする上記付記記載の地形表示システム。
[付記9]
前記携帯端末は、
前記地形データを、前記撮像手段から取得した画像から生成する地形データ生成手段を有する
ことを特徴とする上記付記記載の地形表示システム。
[付記10]
前記地形データには、前記携帯端末が表示に用いる有体物の形状と共に、社会ルールに基づく概念に関する情報が含まれる
ことを特徴とする上記付記記載の地形表示システム。
[付記11]
前記地形データには、仮想空間と連動して前記携帯端末に送信する地形データを変更する
ことを特徴とする上記付記記載の地形表示システム。
[付記12]
前記携帯端末は、画像の取得時に点灯する赤外線ライトを備えることを特徴とする上記付記記載の地形表示システム。
[付記13]
前記地形データには、時間変化と共に可動する構造物の夫々の形状が含まれる
ことを特徴とする上記付記記載の地形表示システム。
[付記14]
前記地形データには、前記携帯端末が表示に用いる幾何学演算処理に伴い使用される情報が含まれる
ことを特徴とする上記付記記載の地形表示システム。
[付記15]
前記地形データには、前記携帯端末が表示に用いるワイヤーフレーム情報が含まれる
ことを特徴とする上記付記記載の地形表示システム。
[付記16]
前記ロケーション情報として、GPSによって位置情報を取得できない場合、撮像した画像認識、携帯電話システムによる測位、もしくは、レジストレーション情報に基づく位置予測のいずれか又は組み合わせによって、現在位置を推定する
ことを特徴とする上記付記記載の地形表示システム。
[付記17]
ネットワークを介して、ロケーション情報に対応付けられた地形データを格納するサーバと通信する通信手段と、
画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段の向いている方位、傾き、位置をロケーション情報として取得する手段と、
使用者に映像を提示する表示手段と、
撮像した画像と、前記画像の撮像時に取得した位置、方位、および傾きに基づき、前記サーバから該当位置の地形データを取得し、前記表示手段に表示する制御手段と
を備えることを特徴とする携帯端末。
[付記18]
撮像手段を介して画像を撮像し、
当該撮像時の前記撮像手段の向いている方位、傾き、位置をロケーション情報として取得し、
前記撮像した画像と取得したロケーション情報とから、ネットワークを介して地形データを格納するサーバから、該当位置の地形データを取得し、
前記撮像した画像と前記画像の撮像時に取得した位置、方位、および傾きに基づき、使用者に映像を提示する表示手段に表示する画像を構築して表示する
ことを特徴とする携帯端末における地形表示方法。
[付記19]
携帯端末装置の制御部を、
撮像手段を介して撮像した画像と、ロケーション情報として取得した前記撮像手段の向いている方位、傾き、位置とから、ネットワークを介して地形データを格納するサーバから、該当位置の地形データを取得し、
前記撮像した画像と前記画像の撮像時に取得した位置、方位、および傾きに基づき、使用者に映像を提示する表示手段に表示する画像を構築して表示する
ように動作させることを特徴とするプログラム。
[付記20]
前記制御部を、前記撮像手段から取得できる暗い状態の画像を識別し、昼間同様の画像に構築して、前記表示手段に表示するように動作させることを特徴とする上記付記記載のプログラム。
[付記21]
前記制御部を、前記撮像手段から取得した情報と前記サーバから取得した前記地形データに基づき、昼間同様の画面を構築するように動作させることを特徴とする上記付記記載のプログラム。
[付記22]
前記制御部を、前記撮像手段からの取得データに基づき、取得したロケーション情報を、前記撮像手段から撮像した画像に合わせる補正を行なうように動作させることを特徴とする上記付記記載のプログラム。
[付記23]
前記制御部を、前記撮像手段からの取得データに基づき、表示に用いる前記地形データを、前記撮像手段から撮像した画像に合わせる補正を行なうように動作させることを特徴とする上記付記記載のプログラム。
100 地形データサーバ
110 携帯端末
111 制御手段
112 表示手段
113 位置取得手段
114 撮像手段
115 方位・傾き取得手段
116 光源出力手段
120 通信網
200 地形データサーバ
202 視点推定手段
210 携帯端末
211 制御手段
300 地形データサーバ
302 視点推定手段
303 ロケーション情報補正手段
400 地形データサーバ
402 視点推定手段
404 地形データ補正手段
500 地形データサーバ
502 視点推定手段
505 地形データ生成手段
1000 携帯端末装置
1100 記憶部
1101 地形表示プログラム
1102 地形データアッププログラム

Claims (10)

  1. ロケーション情報に対応付けられた地形データを格納するサーバと、
    ネットワークを介して前記サーバと通信する通信手段と、
    画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段の向いている方位、傾き、位置をロケーション情報として取得する手段と、
    使用者に映像を提示する表示手段と、
    撮像した画像と、前記画像の撮像時の位置、方位、および傾きに基づく、前記サーバから該当位置の地形データを取得し、前記表示手段に表示する制御手段と
    を備える携帯端末と
    で構成されることを特徴とする地形表示システム。
  2. 前記制御手段は、前記撮像手段から取得できる暗い状態の画像を、昼間同様の画像に構築して、前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1記載の地形表示システム。
  3. 前記制御手段は、前記撮像手段から取得した情報と前記サーバから取得した前記地形データに基づき、昼間同様の画面を構築することを特徴とする請求項1記載の地形表示システム。
  4. 前記サーバ又は携帯端末は、
    前記撮像手段からの取得データに基づき、取得したロケーション情報もしくは表示に用いる前記地形データを、前記撮像手段から撮像した画像に合わせるように補正する補正手段を有する
    ことを特徴とする請求項3記載の地形表示システム。
  5. 前記サーバ又は携帯端末は、
    前記地形データを、前記撮像手段から取得した画像から生成する地形データ生成手段を有する
    ことを特徴とする請求項4記載の地形表示システム。
  6. 前記地形データには、前記携帯端末が表示に用いる有体物の形状と共に、社会ルールに基づく概念に関する情報が含まれる
    ことを特徴とする請求項5記載の地形表示システム。
  7. 前記地形データには、仮想空間と連動して前記携帯端末に送信する地形データを変更する
    ことを特徴とする請求項6記載の地形表示システム。
  8. 前記携帯端末は、画像の取得時に点灯する赤外線ライトを備えることを特徴とする請求項7記載の地形表示システム。
  9. ネットワークを介して、ロケーション情報に対応付けられた地形データを格納するサーバと通信する通信手段と、
    画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段の向いている方位、傾き、位置をロケーション情報として取得する手段と、
    使用者に映像を提示する表示手段と、
    撮像した画像と、前記画像の撮像時に取得した位置、方位、および傾きに基づき、前記サーバから該当位置の地形データを取得し、前記表示手段に表示する制御手段と
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  10. 撮像手段を介して画像を撮像し、
    当該撮像時の前記撮像手段の向いている方位、傾き、位置をロケーション情報として取得し、
    前記撮像した画像と取得したロケーション情報とから、ネットワークを介して地形データを格納するサーバから、該当位置の地形データを取得し、
    前記撮像した画像と前記画像の撮像時に取得した位置、方位、および傾きに基づき、使用者に映像を提示する表示手段に表示する画像を構築して表示する
    ことを特徴とする携帯端末における地形表示方法。
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