JP2001216309A - 対象物特定装置及びカメラ - Google Patents

対象物特定装置及びカメラ

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JP2001216309A
JP2001216309A JP2000023207A JP2000023207A JP2001216309A JP 2001216309 A JP2001216309 A JP 2001216309A JP 2000023207 A JP2000023207 A JP 2000023207A JP 2000023207 A JP2000023207 A JP 2000023207A JP 2001216309 A JP2001216309 A JP 2001216309A
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Masao Nakagawa
正雄 中川
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Keio University
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誰でも簡単に、利用者が知りたい対象物を特
定することができる対象物特定装置を提供する。 【解決手段】 例えば利用者が対象物に対して装置の指
示方向を向ける。これによって、方位情報取得部13は
対象物が存在する方向に関する情報を取得する。また、
位置情報取得部12によって、装置が存在している位置
に関する情報が取得される。制御部18は、少なくとも
位置及び方向に関する情報が取得されると、それらの情
報に従って対象物データベース11を検索し、対象物を
特定する。そして、例えば表示部17に対象物に関する
情報を表示する。例えば距離情報取得部14や仰角情報
取得部15により取得した距離や仰角に関する情報や、
操作部16で利用者が選択した対象物の種類などの情報
も検索条件として用いることによって、さらに精度よく
対象物を特定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばユーザが対
象物を指示した場合に、指示された対象物を特定する対
象物特定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】旅行など、移動中に周囲に存在する山や
川等の自然物や建物等の人工物について、それが何であ
るかを知りたい場合がある。従来は、例えば地図やガイ
ドブックなどを取り出し、自分の位置を探し出し、それ
から、知りたい対象物を特定するといった、面倒な作業
を行っていた。そのため、例えば見知らぬ場所で対象物
を特定することは、不慣れな人にとっては困難な作業で
あり、対象物をなかなか特定できなかった。このよう
に、周囲に存在する対象物を、誰でも気軽に特定するこ
とは、現状では困難な作業であった。
【0003】また、例えばカメラ(ビデオカメラやデジ
タルカメラなどを含む)によって被写体(対象物)を撮
影するときにも、上述と同様に、その被写体が何かを知
りたい場合が生じる。この場合も、上述のように対象物
を特定することは困難な場合がある。また、カメラによ
って被写体を撮影したとき、あとでその被写体が何であ
ったか分からなくなる場合もある。例えば被写体につい
て、別途、メモなどを残しておくことにより、被写体に
関する情報を残すことができる。しかし、通常は撮影者
がそのようなメモを残すことは少なく、撮影者の記憶だ
けが頼りであった。
【0004】一方、近年はGPSの小型化が進み、例え
ば携帯型の機器にも搭載されるようになってきている。
例えば携帯端末にGPSを搭載し、現在位置を地図上に
表示するといったことも行われている。しかし、現在位
置は分かっても、その位置から見える対象物が何かを特
定するのは装置の利用者であり、やはり対象物を特定す
ることは困難であった。また、表示されている地図の範
囲外に存在する対象物であることも考えられ、その場合
には表示だけから対象物を特定することはできなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、誰でも簡単に、知りたい対
象物を特定することができる対象物特定装置を提供する
ことを目的とするものである。また、その対象物特定装
置を利用した装置の例として、対象物特定装置を搭載し
たカメラを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、対象物特定装置において、現在位置を検出する位置
情報取得手段と、対象物が存在する方向を検出する方位
情報取得手段と、複数の対象物について位置情報を格納
した対象物データベースと、前記位置情報取得手段によ
り検出した現在位置及び前記方位情報取得手段で検出し
た方向に基づいて前記対象物データベースを検索して対
象物を特定する制御手段を有することを特徴とするもの
である。例えば利用者が本発明の対象物特定装置を、知
りたい対象物に向けることによって、現在位置と、その
位置から対象物が存在する方向を検出することができ
る。そして、検出した現在位置及び方向に基づいて、対
象物データベースを検索すれば、利用者が知りたい対象
物を特定することができる。
【0007】このとき、例えば請求項2に記載の発明の
ように距離に関する情報を取得する距離情報取得手段を
設けたり、請求項3に記載の発明のように仰角に関する
情報を取得する仰角情報取得手段を設け、現在位置及び
方向とともに距離に関する情報や仰角に関する情報も用
いて対象物を特定することができる。また、請求項4に
記載の発明のように、対象物の種類を選択する選択手段
を設け、選択された対象物の種類に従って対象物を特定
することもできる。これらの構成によって、同じ方向に
多くの対象物の候補が検索される場合でも、対象物を特
定する精度を向上させることができる。
【0008】また、請求項5に記載の発明は、対象物特
定装置において、現在位置を検出する位置情報取得手段
と、対象物が存在する方向を検出する方位情報取得手段
と、通信手段と、少なくとも位置及び方向の情報から対
象物を検索して返信する機能を有する検索センターに対
して前記位置情報取得手段により検出した現在位置及び
前記方位情報取得手段で検出した方向の情報を前記通信
手段により送信して返信されてくる対象物の情報を前記
通信手段を介して受信し対象物を特定する制御手段を有
することを特徴とするものである。上述の請求項1に記
載の発明と同様に、例えば利用者が本発明の対象物特定
装置を、知りたい対象物に向けることによって、現在位
置と、その位置から対象物が存在する方向を検出するこ
とができる。そして、検出した現在位置及び方向の情報
を、検索センターにに問い合わせることによって、利用
者が知りたい対象物を特定することができる。
【0009】この構成においても、例えば請求項6に記
載の発明のように距離に関する情報を取得する距離情報
取得手段を設けたり、請求項7に記載の発明のように仰
角に関する情報を取得する仰角情報取得手段を設け、現
在位置及び方向とともに距離に関する情報や仰角に関す
る情報も検索センターに送信することができる。これに
よって、検索センターにおいて対象物を絞り込むことが
できる。あるいは、検索センターから受信した複数の対
象物の中から対象物を絞り込むことができる。また、請
求項8に記載の発明のように、対象物の種類を選択する
選択手段を設け、選択された対象物の種類を用いても同
様に対象物を絞り込むことができる。これらにより、同
じ方向に多くの対象物の候補が存在する場合でも、対象
物を特定する精度を向上させることができる。
【0010】これらの構成において、例えば請求項9に
記載の発明のように、制御手段で特定した対象物に関す
る情報を表示する表示手段を設けることができる。表示
手段には、対象物に関する情報として、例えば請求項1
0に記載の発明のように、対象物の名称を表示させた
り、あるいは請求項11に記載の発明のように、対象物
の説明を表示させることができる。これによって、利用
者は対象物の名称やその説明を目視することができる。
【0011】このような対象物特定装置は、種々の装置
に組み込んで利用することができる。例えばカメラに組
み込み、レンズの向いている方向を方位情報取得手段で
検出するように構成することができる。これによって、
カメラを対象物に向けることによって、対象物を特定す
ることができる。例えばカメラの表示手段に対象物に関
する情報(名称や説明など)を表示すれば、利用者はカ
メラを向けた対象物について、名称などを知ることがで
きる。さらに、カメラの場合には、対象物の含まれてい
る画像をフィルムやメモリなどに記録するが、このと
き、対象物に関する情報も記録することができる。これ
によって、撮影された対象物が何であるかを後で知るこ
とも可能になる。さらには、現在位置に関する情報も記
録しておくこともできる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の対象物特定装置
の第1の実施の形態を示すブロック図である。図中、1
1は対象物データベース、12は位置情報取得部、13
は方位情報取得部、14は距離情報取得部、15は仰角
情報取得部、16は操作部、17は表示部、18は制御
部である。対象物データベース11は、多くの対象物に
ついて位置情報とともに検索可能に格納されている。ま
た、対象物に関する情報として、例えば対象物の名称や
ガイド情報などを対象物に対応付けておくとよい。この
対象物データベース11は、例えば地図データベースな
どにより構成することが可能である。対象物データベー
ス11は、予め組み込まれている構成の他、例えばリム
ーバブルの記憶媒体で供給されたり、あるいは装置に通
信機能を設け、外部より通信機能を利用してデータを受
信することも可能である。
【0013】位置情報取得部12は、現在位置を検出す
る。位置情報取得部12としては、例えばGPS等によ
って実現することができる。また、他の方法、例えば地
図上で利用者が現在位置を指し示すなどといった方法を
実現する構成などでもかまわない。
【0014】方位情報取得部13は、対象物が存在する
方向を検出する。この方位情報取得部13は、通常用い
られている方位センサ等で構成することができる。例え
ば利用者が装置を向けた方位を計測すればよい。あるい
は、利用者が手動により方位を指示する構成でもよい。
【0015】距離情報取得部14は、距離に関する情報
を取得する。距離情報取得部14としては、例えばレー
ザ測距装置など各種の測距機構を用いることができる。
後述するカメラに搭載した場合などでは、フォーカスな
どによって測距することも可能である。もちろん、利用
者が手動で概略の距離を入力することも可能である。こ
の距離情報取得部14は、不要であれば設けなくてもよ
い。
【0016】仰角情報取得部15は、仰角に関する情報
を取得する。仰角情報取得部15としては、例えば通常
用いられている傾斜計などを利用したり、方位情報取得
部13とともにジャイロを用い、仰角に関する情報につ
いても取得するように構成してもよい。もちろん、利用
者が手動で概略の仰角を入力することも可能である。こ
の仰角情報取得部15は、不要であれば設けなくてもよ
い。
【0017】操作部16は、利用者による各種の入力を
受け付ける。例えば、対象物の特定処理の開始を指示し
たり、多数の対象物が検索された場合に、その中から所
望の対象物を探し出す操作などを行うことができる。ま
た、例えば山、川、海、谷、橋、神社、寺院、ビルディ
ングなどといった、対象物の種類を選択する選択手段と
しても機能させることができる。さらに、上述の位置情
報取得部12,方位情報取得部13,距離情報取得部1
4,仰角情報取得部15などにおいて利用者が手動で各
種の情報を指示する場合には、この操作部16を用いる
ことができる。利用者が操作部16から入力を行う場合
には、表示部17とともに用いて行うことができる。こ
の操作部16についても、不要であれば設けなくてもよ
い。
【0018】表示部17は、制御部18で特定された対
象物に関する情報を表示することができる。対象物に関
する情報としては、例えば対象物の名称や、対象物の説
明などとすることができる。これらの情報は対象物デー
タベース11に格納しておけばよい。もちろん、この表
示部17は、操作部16における利用者の操作に必要な
情報を表示したり、利用者に対する各種の情報の提示に
用いてもよい。また、例えば対象物に関する情報を表示
せずに他の処理手段や外部機器に出力するのであれば、
この表示部17を設けずに構成することも可能である。
【0019】制御部18は、位置情報取得部12により
検出した現在位置と方位情報取得手段で検出した方向に
基づいて対象物データベース11を検索し、対象物を特
定する。このとき、例えば現在位置や方向について、あ
る程度の誤差を考慮した上で、対象物の検索を行うとよ
い。また、同じ方向に複数の対象物が検索される場合が
ある。そのような場合の対象物の特定精度を向上させる
ため、距離情報取得部14で取得した現在位置から対象
物までの距離に関する情報を用いたり、仰角情報取得部
15で取得した仰角に関する情報を用いて、対象物の検
索を行い、あるいは検索された対象物を絞り込むことが
できる。仰角に関する情報は、例えば高い対象物や、高
度の高い場所から対象物を見下ろす際に、対象物の特定
精度を向上させることができる。これらの距離や仰角に
ついても、ある程度の誤差を見込むことができる。もち
ろん、例えば距離の場合、値が設定されていなくても視
認できる距離範囲に限定して検索を行うなど、検索条件
については種々の工夫を行うとよい。さらに、操作部1
6において対象物の種類が選択される場合には、選択さ
れた対象物の種類によって、対象物を絞り込むことがで
きる。絞り込んだ対象物が複数存在する場合には、例え
ば利用者からの指示に従い、候補となる対象物に関する
情報を表示部17に順次表示させたり、一覧表示させる
などの制御を行うことができる。特定した対象物に関す
る情報は、表示部17に表示させる。あるいは、図示し
ない記憶手段に記憶させたり、他の処理手段あるいは外
部機器に出力することもできる。
【0020】このような構成の対象物特定装置を使用す
る際には、まず装置が存在している位置に関する情報が
位置情報取得部12により取得される。また、例えば利
用者が対象物に対して装置の指示方向を向ける。これに
よって、方位情報取得部13は対象物が存在する方向に
関する情報を取得する。これらのいずれかあるいは両方
について、利用者が手動操作によって指示してもよい。
さらに、距離情報取得部14により、対象物までの距離
に関する情報を取得したり、仰角情報取得部15により
対象物の存在する位置の仰角に関する情報を取得する場
合もある。さらには、利用者によって対象物選択部16
から対象物の種類が選択される場合もある。
【0021】少なくとも位置及び方向に関する情報が取
得されると、制御部18は、それらの情報に従って対象
物データベース11を検索する。もちろん、距離や仰角
に関する情報や、対象物の種類についても検索条件とし
て用いてもよい。
【0022】そして、検索により特定した対象物の名称
や説明などを表示部17に表示する。検索された対象物
が複数存在する場合、例えば一覧表示させたり、あるい
は操作部16からの指示に従って順番に表示してゆくこ
とができる。このようにして、利用者は対象物が何であ
るか、どのようなものであるかなどを知ることができ
る。例えば旅先で遠くに見える山について知りたい場合
や、建物が何であるかを知りたい場合などでは、本発明
の対象物特定装置を山や建物などの対象物に向けること
によって、その山や建物の名称や説明を得ることができ
る。
【0023】このような動作は、装置の電源が入ってい
る間あるいは対象物の特定の指示が行われている間は、
自動的に繰り返すことができる。これによって、例えば
装置を移動しながら使用すると、装置の移動によって変
化する対象物を、順次特定して例えば表示することがで
きる。あるいは、操作部16から対象物の特定指示が行
われるたびに実行することができる。これによって、対
象物の特定が必要な場合にのみ、例えば対象物に関する
情報を表示させることができる。もちろん、これらの動
作形態を切り替え可能に構成してもよい。
【0024】図2は、本発明の対象物特定装置の第2の
実施の形態を示すブロック図である。図中、図1と同様
の部分には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
1は対象物特定装置、2は検索センター、19,23は
通信部、21は対象物データベース、22は検索部であ
る。この第2の実施の形態では、外部の検索センター2
に対して問い合わせを行うことによって対象物を特定す
る装置を示している。
【0025】対象物特定装置1は、対象物データベース
11を有しておらず、その代わりに通信部19を有し、
検索センター2との通信が可能に構成されている。制御
部18は、少なくとも位置情報取得部12により検出し
た現在位置と方位情報取得部13で検出した方向を通信
部19から検索センター2に送り、対象物の検索を依頼
する。このとき、検索精度を向上させるため、距離情報
取得部14で取得した現在位置から対象物までの距離に
関する情報や、仰角情報取得部15で取得した仰角に関
する情報、さらには操作部16において選択された対象
物の種類なども検索条件として送信してもよい。そし
て、検索センター2から送られてくる対象物に関する情
報を通信部19を介して受け取り、例えば表示部17に
表示させたり、あるいは、図示しない記憶手段に記憶さ
せたり、他の処理手段あるいは外部機器に出力する。
【0026】検索センター2は、対象物データベース2
1、検索部22、通信部23などを有している。対象物
データベース21は、上述の第1の実施の形態における
対象物データベース11と同様のものである。しかし対
象物特定装置1と分離された検索センター2に設置され
るので、大きさや重量などの制約を緩和することがで
き、例えば対象物に関する情報を大量に保持可能なよう
に構成することができる。
【0027】検索部22は、通信部23を介して受け取
った対象物の検索要求に基づいて対象物データベース2
1を検索する。検索の際には、例えば現在位置や方向、
距離、仰角などの値について、ある程度の誤差を考慮し
た上で、対象物の検索を行うとよい。また、逆に、例え
ば視認できる距離範囲に限定して検索を行うなど、検索
条件については種々の工夫を行ってもよい。複数の候補
が検索された場合には、そのすべてを問い合わせ元の対
象物特定装置1に返信するほか、1ないし複数の候補ご
とに分割して返信するように構成してもよい。分割して
返信する場合、検索結果は通信が終了するまで保持して
おき、対象物特定装置1からの要求に応じて対象物の候
補を返信するように構成するとよい。
【0028】なお、通信部19及び通信部23は、互い
に直接あるいは間接的に通信を行うことができればどの
ような構成でもよい。例えば公衆回線や専用線などの回
線を介して検索センターに接続したり、あるいはインタ
ーネットを介し、検索センターとなる対象物の検索が可
能なサイトに接続してもよい。その場合、一端あるいは
両端において無線回線が用いられてもよい。また、無線
(電波や光、赤外線などを含む)や、ケーブルによって
直結される構成であってもよい。例えばカーナビゲーシ
ョンシステムを検索センター2として利用し、有線ある
いは無線で接続してもよい。
【0029】このような第2の実施の形態として示す構
成の対象物特定装置を使用する際には、まず装置が存在
している位置に関する情報が位置情報取得部12により
取得される。また、例えば利用者が対象物に対して装置
の指示方向を向ける。これによって、方位情報取得部1
3は対象物が存在する方向に関する情報を取得する。こ
れらのいずれかあるいは両方について、利用者が手動操
作によって指示してもよい。さらに、距離情報取得部1
4により、対象物までの距離に関する情報を取得した
り、仰角情報取得部15により対象物の存在する位置の
仰角に関する情報を取得する場合もある。さらには、利
用者によって操作部16から対象物の種類が選択される
場合もある。少なくとも位置及び方向に関する情報が取
得されると、制御部18は、それらの情報を通信部19
を介して検索センター2に送り、対象物の検索を依頼す
る。
【0030】検索センター2では、通信部23を介して
対象物特定装置1から対象物の検索要求を受けると、検
索部22は、位置及び方向に関する情報、さらには距
離、仰角、対象物の種類など様々な条件をもとに対象物
データベース11を検索する。条件に適合する対象物が
検索されると、その対象物に関する情報を通信部23を
介して要求元の対象物特定装置1に対して返信する。
【0031】対象物特定装置1では、検索センター2か
ら返信されてくる対象物に関する情報を通信部19を介
して受信し、制御部18はその情報を例えば表示部17
に表示する。このようにして、上述の第1の実施の形態
と同様、利用者は対象物が何であるか、どのようなもの
であるかなどを知ることができる。
【0032】なお、検索センター2において複数の対象
物について検索されている場合に、その一部ごとに対象
物特定装置1に送る場合には、利用者からの次候補の表
示指示などに応じて検索センター2との通信を行うこと
になる。また、例えば対象物の名称を表示した後、利用
者からその対象物の説明を表示させる要求を受けた場合
などにおいても、検索センター2との通信を行って、対
象物に関する情報を取得することができる。
【0033】この第2の実施の形態では、検索センター
2に対象物データベース21を設置しているため、対象
物特定装置1を小型化及び軽量化することが可能であ
る。また、検索センター2には大容量の記憶装置を設置
可能なため、より多くの対象物の登録が可能であるし、
また対象物に関する情報についても多くの情報を蓄積し
ておくことが可能である。例えば地図データを対象物デ
ータベース21の一部として用いる場合でも、詳細な地
図を蓄積可能であるし、ある場合には3次元的なデータ
を保持し、問い合わせ位置における視覚的な状況(例え
ば見通しの良否など)をも加味して検索するなど、対象
物の検索についてもより精度の高い検索を高速に行うこ
とが可能である。
【0034】上述の第1の実施の形態と、この第2の実
施の形態を組み合わせて用いることも可能である。例え
ば特定の地域内は内蔵の対象物データベース11を利用
し、それ以外は検索センター2に問い合わせるといった
ことが可能である。あるいは、概略の検索は内蔵の対象
物データベース11を用い、詳細な検索は検索センター
2に問い合わせるといった利用も可能である。
【0035】なお、上述の第1及び第2の実施の形態で
は、対象物の特定を行うための情報として、少なくとも
現在位置と方向を用い、さらに精度を高めるために距離
や仰角に関する情報、さらには対象物の種類に関する情
報も用いて対象物を特定した。本発明において対象物を
特定する際に用いる情報は、これらに限られるものでは
なく、さらに種々の情報も利用して、より精度よく対象
物を特定するように構成することができる。
【0036】図3は、本発明の対象物特定装置の第1の
応用例の説明図である。図中、31はカメラ、32はG
PSアンテナ、33は方位センサ、34はレンズ、35
は通信アンテナ、36は携帯電話機である。この第1の
応用例では、本発明の対象物特定装置をカメラ31に組
み込んだ例を示している。カメラ31としては、以前か
ら用いられているフィルムに像を形成する一般的なカメ
ラのほか、デジタルカメラなどでもよく、さらにこのよ
うな静止画を撮影するスチルカメラの他、動画を撮影す
るビデオカメラなどであってもよい。ここではカメラ3
1はこれらの総称とする。
【0037】図3に示すカメラ31には、位置情報取得
部12の一部を構成するGPSアンテナ32や、方位情
報取得部13の一部を構成する方位センサ33などが設
けられている。方位センサ33は、カメラ31のレンズ
34が向けられた方向を検知すればよい。また、レンズ
34のフォーカスによって、ある程度の距離を知ること
ができ、距離情報取得部14の一部として利用すること
ができる。オートフォーカス機能を有していれば、その
オートフォーカス用の距離計を距離情報取得部14とし
て利用可能である。また、カメラ31には、通常、ファ
インダが設けられており、表示部17として利用可能で
ある。特にデジタルカメラやビデオカメラでは表示装置
が設けられた構成も多く、表示部17として利用可能で
ある。
【0038】図3(A)に示す例では、図1に示す本発
明の対象物特定装置の第1の実施の形態で示したよう
に、内部に対象物データベース11を有している構成を
示しており、カメラ31単体で対象物の特定が可能であ
る。図3(B)に示す例では、図2に示す本発明の対象
物特定装置の第2の実施の形態で示したように、検索セ
ンター2に対して無線通信により問い合わせを行う構成
を示しており、通信アンテナ35を有している。あるい
は、図3(C)に示すように、携帯電話機36と接続
し、図2における通信部19の機能を携帯電話機36な
どによって実現することも可能である。もちろん、図3
(B),(C)に示した構成においても、対象物データ
ベース11を内蔵していてもよい。
【0039】例えば携帯電話機36などを利用して通信
を行うと、通信コストがかかる。例えば自動車内あるい
はその近傍において利用する場合には、カーナビゲーシ
ョンシステムに搭載されている地図情報などを利用する
ことによって、通信コストをかけずに高精度の検索を行
うことが可能である。このような場合、通信アンテナ3
5を用いた電波による無線通信の他、赤外線などによる
無線通信や、ケーブルでカーナビゲーションと直結する
など、通信形態は種々の態様でよい。
【0040】図4は、本発明の対象物特定装置の第1の
応用例における利用例の説明図である。図3(A)に示
すようなカメラを利用する場合、まず、カメラ31を撮
影対象に向ける。例えば図4では山へカメラ31のレン
ズ34を向けている。これによって、撮影対象(対象
物)の方向を方位センサ33で検出できる。また、GP
Sアンテナ32を利用してカメラ31の位置が測定され
ている。さらに、例えばオートフォーカスであれば、撮
影対象(対象物)までの距離(この場合は無限遠)を測
定し、フォーカシングとともに距離に関する情報を取得
する。あるいは、利用者が手動によってレンズ34のフ
ォーカス調整を行う構成では、その調整値を距離に関す
る情報として取得してもよい。また、利用者が撮影対象
の種類を選択する構成を有していれば、その選択結果も
取得できる。
【0041】このような情報を取得した後、内部の対象
物データベースを検索し、対象物を特定する。そして、
特定した対象物に関する情報を、カメラ31に付属の表
示装置やファインダ内の表示可能域に表示することがで
きる。
【0042】このような対象物に関する情報の表示は、
カメラ31を利用している間、常時行ったり、あるい
は、所定の操作に従って行うことができる。例えばフォ
ーカスロック(シャッターボタンの半押し状態)で表示
したり、別途設けた対象物表示ボタンの操作によって行
うことができる。また、ビデオカメラなどでは撮影を行
っている間においても、撮影中の画像とともに撮影対象
(対象物)に関する情報を表示することができる。
【0043】また、カメラ31において撮像したとき、
撮像した画像とともに撮影対象(対象物)に関する情報
を撮像した画像とともに保存することができる。例えば
記録媒体として記憶素子を用いている場合には、撮影対
象(対象物)に関する情報をデータとして保存しておく
ことができる。あるいは、撮影対象(対象物)に関する
情報を撮像した画像中にイメージとして合成してもよ
い。また、例えば記録媒体としてフィルムを用いる場合
でも、日付などと同様に、フィルムに撮影対象(対象
物)に関する情報を感光させればよい。
【0044】さらに、本発明の対象物特定装置では、現
在位置を示す情報も位置情報取得部12で取得してい
る。これを用い、位置に関する情報を撮影場所の情報と
して記録媒体に保存させることが可能である。
【0045】図4ではカメラ31として、図3(A)に
示すように内蔵した対象物データベース11を検索する
構成の対象物特定装置を含むものとして説明した。例え
ば図3(B),(C)に示すように、外部の検索センタ
ー2に対して対象物の問い合わせを行う場合についても
利用者の操作は同様である。対象物の特定が指示された
段階で、検索センター2に対して位置や方位に関する情
報、さらには距離に関する情報、対象物の種類などの情
報を送信して対象物の検索を要求する。そして、検索セ
ンター2から返信された対象物に関する情報を表示装置
やファインダ内に表示したり、撮像した画像中あるいは
撮像した画像に対応付けて保存すればよい。
【0046】さらに、特定した対象物に関する情報を出
力可能に構成し、例えば電子ブックビューアなどと接続
して利用することも可能である。旅行ガイドブックの情
報を電子ブックビューアに格納しておき、旅行先でカメ
ラ31を対象物に向けることによって、その対象物に関
するガイドを電子ブックビューアに表示させることがで
きる。
【0047】カメラと同様に、例えば双眼鏡などに本発
明の対象物特定装置を搭載することもできる。この場
合、双眼鏡を覗いて見ている対象物について、その方向
を特定するとともに、双眼鏡の存在する位置を特定し、
少なくとも位置及び方向から対象物を特定すればよい。
そして、特定した対象物に関する情報を、双眼鏡の視野
中、あるいは別の表示装置に表示させればよい。
【0048】図5は、本発明の対象物特定装置の第2の
応用例の説明図である。図中、41は指示具、42は表
示部、43はアンテナである。本発明の対象物特定装置
は、例えば図5に示すように、指示具41として構成し
た例を示している。利用者が対象物が何であるかを知り
たいときには、例えば指示具41の指形状部を対象物に
向ければよい。これによって、指示具41の存在する位
置及び利用者が指示具41を向けた方向を、アンテナ4
3を用いて検索センターに無線で送る。そして、検索セ
ンターから返信される対象物に関する情報を例えば表示
部42に表示させる。これによって、利用者は指示具4
1を向けた対象物が何であるかを知ることができる。
【0049】ここでは検索センターに問い合わせる例に
ついて説明したが、対象物データベース11を内蔵する
構成であってもよいし、両方を利用する構成であっても
よい。また、カメラの場合と同様に、カーナビゲーショ
ンシステムなどを利用することも可能である。その場
合、GPSや表示部はカーナビゲーションシステムに設
けられているので、それらを利用することで指示部分を
小型化および軽量化することも可能である。さらに、カ
メラの場合と同様に、電子ブックビューアなどとの接続
も可能である。
【0050】もちろん、この図5に示した指示具41に
距離の計測機構あるいは距離の入力機構を設けたり、対
象物の種類を選択する機構を設けることもできる。これ
によって、対象物の特定精度を向上させることができ
る。
【0051】なお、上述の図4や図5では、対象物とし
て山を示しているが、もちろん、対象物は任意である。
例えば川、海、谷といった自然物でもよいし、神社仏
閣、ビルディング、モニュメントなどの人工物でもよ
い。さらには、例えば日時を取得可能な時計とともに用
い、星や星座を対象物とすることも可能である。
【0052】図6は、本発明の対象物特定装置の第3の
応用例の説明図である。図中、図2と同様の部分には同
じ符号を付して説明を省略する。24はカメラ、25は
認識部、51は双眼鏡、52はGPSアンテナ、53は
方位センサ、54は通信アンテナである。上述の各例で
は、対象物が移動しない場合を想定している。この第3
の応用例では、対象物の位置が変化する場合を想定した
例を示している。例えば図6に示すようなサッカーのス
タジアムなど、スポーツを行う場面や、芸能を演じるス
テージなどのように、閉じた空間において特定の人が移
動する場合には、その人の位置の特定が比較的容易であ
る。図6に示す例では、カメラ24によってグラウンド
を撮像し、撮像した画像から認識部25で各選手を特定
して、対象物データベース21を更新してゆく。もちろ
ん、カメラ24を用いた画像認識による方法に限らず、
選手などの対象物の位置を認識できるあらゆる技術を利
用することが可能である。
【0053】観客にとっては、広いスタジアムで選手な
どを特定したり、大きな劇場で演じている人を特定する
ことが困難な場合も多い。そのような場合、例えば双眼
鏡などを利用して選手や出演者を確認する観客も多い。
上述のように双眼鏡にも本発明の対象物特定装置を組み
込むことができる。図6に示す例では、双眼鏡51に、
位置情報取得部12の一部となるGPSアンテナ52
や、方位情報取得部13の一部となる方位センサ53,
通信部19の一部となる通信アンテナ54などが設けら
れている。観客が双眼鏡51により観客席から特定の選
手を観覧すると、利用者の位置と指示した方向が少なく
とも検索センター2に送られ、時々刻々と更新される対
象物データベース21を検索部22が検索し、指示され
た選手名などを返信する。双眼鏡51は、検索センター
2からの返信を受けると、観客が見ている選手名などを
その視野中に表示する。このようにして、観客は選手名
などを知ることができる。もちろん、双眼鏡51に設け
られた操作部16の操作によって、見ている選手の成績
など、各種の情報を入手できるように構成してもよい。
【0054】図6では、双眼鏡51を用いて選手を観覧
する例を示しているが、例えば図3,図4に示すような
カメラや、図5に示すような指示具などのように対象物
特定装置を組み込んだ種々の機器において同様に利用す
ることができる。また、劇場やコンサートホールなど、
利用者が移動しない場所では、座席にコネクタを設け、
無線の代わりに有線により検索センターと接続してもよ
い。
【0055】さらに、上述のようなスポーツや芸能以外
にも、例えば動物園や水族館などでも利用可能である。
例えば動物園において、1頭の動物に装置を向けると、
その動物の種類や愛称などを表示することができる。ま
た、水族館において多数の魚が泳いでいる回遊水槽内の
1匹の魚に装置を向けると、その魚の種類が表示される
ように構成することができる。
【0056】なお、上述した各応用例や例示は、ほんの
一例に過ぎず、本発明の対象物特定装置は種々の用途に
利用が可能である。また、その実現形態も上述の例に限
られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
任意に変形し、実現することができる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、装置が存在する位置と、利用者が知りたい対
象物が存在する方向とから対象物を特定するので、誰で
も簡単に、知りたい対象物を特定することができるとい
う効果がある。また、このような本発明の対象物特定装
置は各種の装置に適用することができる。例えばカメラ
に本発明の対象物特定装置を適用することによって、撮
像した画像とともに、その被写体に関する情報を対応付
けておくことができる。そのため、撮影後でも被写体が
何であったかを知ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対象物特定装置の第1の実施の形態を
示すブロック図である。
【図2】本発明の対象物特定装置の第2の実施の形態を
示すブロック図である。
【図3】本発明の対象物特定装置の第1の応用例の説明
図である。
【図4】本発明の対象物特定装置の第1の応用例におけ
る利用例の説明図である。
【図5】本発明の対象物特定装置の第2の応用例の説明
図である。
【図6】本発明の対象物特定装置の第3の応用例の説明
図である。
【符号の説明】
1…対象物特定装置、2…検索センター、11…対象物
データベース、12…位置情報取得部、13…方位情報
取得部、14…距離情報取得部、15…仰角情報取得
部、16…操作部、17…表示部、18…制御部、1
9,23…通信部、21…対象物データベース、22…
検索部、24…カメラ、25…認識部、31…カメラ、
32…GPSアンテナ、33…方位センサ、34…レン
ズ、35…通信アンテナ、36…携帯電話機、41…指
示具、42…表示部、43…アンテナ、51…双眼鏡、
52…GPSアンテナ、53…方位センサ、54…通信
アンテナ。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在位置を検出する位置情報取得手段
    と、対象物が存在する方向を検出する方位情報取得手段
    と、複数の対象物について位置情報を格納した対象物デ
    ータベースと、前記位置情報取得手段により検出した現
    在位置及び前記方位情報取得手段で検出した方向に基づ
    いて前記対象物データベースを検索して対象物を特定す
    る制御手段を有することを特徴とする対象物特定装置。
  2. 【請求項2】 さらに、距離に関する情報を取得する距
    離情報取得手段を有し、前記制御手段は、現在位置及び
    方向とともに前記距離情報取得手段で取得した距離に関
    する情報も用いて対象物を特定することを特徴とする請
    求項1に記載の対象物特定装置。
  3. 【請求項3】 さらに、仰角に関する情報を取得する仰
    角情報取得手段を有し、前記制御手段は、現在位置及び
    方向とともに前記仰角情報取得手段で取得した仰角に関
    する情報も用いて対象物を特定することを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の対象物特定装置。
  4. 【請求項4】 さらに、対象物の種類を選択する選択手
    段を有し、前記制御手段は、前記選択手段で選択された
    対象物の種類に従って対象物を特定することを特徴とす
    る請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の対象
    物特定装置。
  5. 【請求項5】 現在位置を検出する位置情報取得手段
    と、対象物が存在する方向を検出する方位情報取得手段
    と、通信手段と、少なくとも位置及び方向の情報から対
    象物を検索して返信する機能を有する検索センターに対
    して前記位置情報取得手段により検出した現在位置及び
    前記方位情報取得手段で検出した方向の情報を前記通信
    手段により送信して返信されてくる対象物の情報を前記
    通信手段を介して受信し対象物を特定する制御手段を有
    することを特徴とする対象物特定装置。
  6. 【請求項6】 さらに、距離に関する情報を取得する距
    離情報取得手段を有し、前記制御手段は、現在位置及び
    方向とともに前記距離情報取得手段で取得した距離に関
    する情報も前記検索センターに対して送信して対象物を
    特定し、あるいは受信した対象物の中から前記距離に関
    する情報に従って選択的に対象物を特定することを特徴
    とする請求項5に記載の対象物特定装置。
  7. 【請求項7】 さらに、仰角に関する情報を取得する仰
    角情報取得手段を有し、前記制御手段は、現在位置及び
    方向とともに前記仰角情報取得手段で取得した仰角に関
    する情報も前記検索センターに対して送信して対象物を
    特定し、あるいは受信した対象物の中から前記仰角に関
    する情報に従って選択的に対象物を特定することを特徴
    とする請求項5または請求項6に記載の対象物特定装
    置。
  8. 【請求項8】 さらに、対象物の種類を選択する選択手
    段を有し、前記制御手段は、前記選択手段で選択された
    対象物の種類も前記検索センターに対して送信して対象
    物を特定し、あるいは受信した対象物の中から前記選択
    手段で選択された対象物の種類に従って対象物を特定す
    ることを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか
    1項に記載の対象物特定装置。
  9. 【請求項9】 さらに、前記制御手段で特定した対象物
    に関する情報を表示する表示手段を有していることを特
    徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載
    の対象物特定装置。
  10. 【請求項10】 前記表示手段には、前記対象物に関す
    る情報として、対象物の名称が表示されることを特徴と
    する請求項9に記載の対象物特定装置。
  11. 【請求項11】 前記表示手段には、前記対象物に関す
    る情報として、対象物の説明が表示されることを特徴と
    する請求項9または請求項10に記載の対象物特定装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし請求項11のいずれか
    1項に記載の対象物特定装置を有し、レンズの向いてい
    る方向を前記方位情報取得手段で検出することを特徴と
    するカメラ。
  13. 【請求項13】 前記制御手段で特定した対象物に関す
    る情報を記録媒体に記録することを特徴とする請求項1
    2に記載のカメラ。
  14. 【請求項14】 前記位置情報取得手段で検出した現在
    位置に関する情報を記録媒体に記録することを特徴とす
    る請求項12または請求項13に記載のカメラ。
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