JP2011228236A - 自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置 - Google Patents

自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 栓刃の配置が特殊なプラグはいちいちプラグの向きを確認し調整してコンセントに差し込まなくてはならず、特に屋外のコンセントは下から差し込みにくく、プラグがコンセントから抜け落ちやすく、雨の使用時には感電の恐れがあり、意匠的に見栄えがせず、夜間や暗い場所で見えにくい等の問題を解消する自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置を提供する。
【解決手段】 プラグを所定姿勢でスライドホルダに嵌め込み、スライドホルダがガイドレールをスライドしてプラグを直接手に持たずにコンセントに差し込み、ストッパーとストッパー受けがコンセントプラグの接続状態を保持する。接続部分を覆うカバーの開閉に連動してコンセントの抜き差しができ、カバーが意匠性に優れる、安全で使いやすく見栄えがよい自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
【選択図】図11

Description

本発明は差し込みが容易で感電の恐れが少ない自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置に関する。
従来はプラグの栓刃をコンセントに差し込む際に、プラグを直接手に持ってその栓刃をコンセントに差し込んでいた。
従来はプラグの栓刃の形状と配列によりコンセントに差し込む向きが限定されるプラグは、コンセントに対してプラグの栓刃の向きが合う所定姿勢になるようにプラグの向きを調節してコンセントに差し込んでいた。
プラグをコンセントから引き抜く際にプラグのコードを引っ張ってコンセントから抜く事があった。
従来はプラグの栓刃をコンセントの刃受けバネが挟んでプラグとコンセントの接続状態を保った。
接続状態を保持するために鍵状の栓刃をコンセントの挿入口に差し込んだ後に、プラグを回転させてその鍵状の栓刃をコンセントの刃受けバネに引掛けて固定していた。
コンセントに付属する蓋を開けてコンセントにプラグの栓刃を差し込んで使用する物があった。
コンセントの挿入口に併設された照明を有するコンセントがあった。
コンセントは電気接続の機能しか無かった。
プラグの栓刃の形状と配列が同じでも、本体の外形形状が異なるプラグがあった。
コンセントとプラグの接続状態を維持する特許文献1、コンセントからの抜け落ちを防止する特許文献2のコンセントがあった。
特開2004−200083 実新開平7−16376のプラグ抜止装置
プラグの栓刃をコンセントに差し込む際に、プラグを直接手に持ってその栓刃をコンセントに差し込むものは、プラグ若しくはコンセントのどちらかに異常がある場合や、プラグ若しくはコンセントのどちらかが濡れている場合には感電する危険性があった。
プラグの栓刃の形状と配列によりコンセントに差し込む向きが限定されるプラグは、プラグの栓刃をコンセントに差し込む際に、コンセントに対してプラグの栓刃の向きが合う所定姿勢になるようにプラグの向きを調節しなければならず、プラグの向きに迷う事があった。
プラグをコンセントから引き抜く際にプラグのコードを引っ張ってコンセントから抜くと、プラグ内部のコード接続部分を痛めたり、プラグを真直ぐに引き抜けるとは限らないのでプラグの栓刃がコンセント内部の刃受けバネを痛めたり、コンセントの本体を損傷する事があった。
プラグの栓刃をコンセントの刃受けバネが挟んでプラグとコンセントの接続状態を保つ仕組みは、刃受けバネの挟む力が弱まると、プラグの栓刃がコンセントから抜けやすくなった。
接続状態を保持するために鍵状の栓刃をコンセントの挿入口に差し込んだ後に、プラグを回転させてその鍵状の栓刃をコンセントの刃受けバネに引掛けて固定するコンセントは、差し込む動作に加えプラグを回転させて、その鍵状の栓刃をコンセントの刃受けバネに上手く引掛けるのにコツが必要だった。
コンセントに付属する蓋を開けてコンセントにプラグの栓刃を差し込んで使用する物は使用毎にカバーを開けなければならず面倒だった。
コンセントの挿入口に併設された照明を有するコンセントはその挿入口を照らさないので、夜間や暗い場所では挿入口が見えず、プラグの栓刃をコンセントに差し込みにくかった。
コンセントは電気接続の機能しか無く、本体に意匠性が無かった。
コンセントは電気接続の機能のみしか無かったので、デザイン性や意匠性に乏しく、訴求的効果が無かった。
プラグの栓刃の形状と配列が同じでも、本体の外形形状が異なるために請求項1のスライドホルダに嵌め込めないプラグがあった。
ベースと、このベースに付属するガイドレールと、前記ガイドレールをスライドし、プラグを所定姿勢に保持する絶縁材料からなるスライドホルダと、前記ベースに設けられ、前記スライドホルダが前記ベース側へスライドした状態で前記保持されたプラグの栓刃が差し込まれるコンセントと、を有してなる事を特長とする。
請求項1記載の発明で、スライドホルダに付属するストッパーと、コンセントとプラグが接続した状態で前記ストッパーに係り合う、ベースに付属するストッパー受けと、を有してなる事を特徴とする。
請求項1記載の発明で、ベースに回動可能に取り付けられた開閉柄と、前記開閉柄に設けられた長穴と、前記長穴に係合しライドする、スライドホルダに付属する軸と、を有してなる事を特長とする。
請求項1、請求項2内のいずれか一項記載の発明で、ベースに回動可能に取り付けられた、コンセントとスライドホルダを覆うカバーと、一端を前記カバーに取り付け、他端をスライドホルダに取り付けた、前記カバーの開閉に伴って前記スライドホルダをスライドさせる開閉枝と、を有してなる事を特長とする。
請求項4記載の発明で、カバーの内側に照明を有してなる事を特徴とする。
請求項1記載の発明で、プラグの外側面の形状に合致する内側面の形状を持ち、前記プラグに装着し、スライドホルダの内側面の形状に沿う外側の形状を持ち、前記スライドホルダに嵌め込むアタッチメントが、前期プラグを所定姿勢に保持する事を特徴とする。
以上説明したように、本発明の請求項1記載の発明により、ガイドレールをスライドする絶縁材料からなるスライドホルダがプラグを所定姿勢に保持し、スライドホルダがベース側へスライドして、プラグの栓刃を、ベースに保持されたコンセントに差し込む。これによりプラグを直接手で持たずにその栓刃をコンセントに差し込む事が出来るので、プラグ若しくはコンセントのどちらかに異常がある場合や、プラグ若しくはコンセントのどちらかが濡れている場合にも感電する危険性が少ない。
本発明の請求項1記載の発明により、スライドホルダがプラグを所定姿勢に保持し、スライドホルダがベース側へスライドして、プラグの栓刃を、ベースに保持されたコンセントに差し込む。これによりプラグの栓刃の形状と配列によりコンセントに差し込む向きが限定されるプラグでも、プラグの栓刃をコンセントに差し込む際にプラグの向きを調節しなくてよく、プラグの向きに迷う事が無い。
本発明の請求項1記載の発明により、ガイドレールをスライドする絶縁材料からなるスライドホルダがプラグを所定姿勢で保持し、スライドホルダがベース側と相対する側へスライドしてプラグの栓刃をコンセントから真直ぐに抜く。これによりプラグのコードを引っ張ってコンセントから抜く事が無く、内部のコード接続部分を痛めたり、プラグの栓刃がコンセント内部の刃受けバネを痛めたり、コンセントの本体を損傷することが無い。
本発明の請求項2記載の発明により、プラグとコンセントの接続状態においてスライドホルダに付属するストッパーと、ストッパーに係り合う、ベースに付属するストッパー受けによりコンセントとプラグの間隔が保持されて接続状態を保つ。これにより受刃バネの挟む力が弱まってもプラグの栓刃がコンセントから抜けやすくなる事が無い。
本発明の請求項2記載の発明により、プラグとコンセントの接続状態においてスライドホルダに付属するストッパーと、ストッパーに係り合う、ベースに付属するストッパー受けによりコンセントとプラグの間隔が保持されて接続状態を保つ。これにより鍵状の栓刃をコンセントの刃受けバネに引掛けて接続状態を保つ必要が無いので接続にコツが不要になる。
本発明請求項3記載の発明により、ベースに回動可能に取り付けられた長穴を有す開閉柄が回動すると、スライドホルダに付属する軸が長穴をスライドし、ガイドレールをスライドホルダがスライドする。これによりスライドホルダに直接触れずにプラグをコンセントに差し込めるのでさらに感電する危険性が少なくなる。
本発明の請求項4記載の発明により、コンセントとスライドホルダを覆うカバーが、コンセントとプラグの接続中に、コンセントとプラグとスライドホルダを雨や埃から保護し、開閉枝がカバーの開閉に伴って、スライドホルダをスライドさせる。これによりカバーを開閉すると自動的に、スライドホルダに保持されたプラグをコンセントに差し込めるので手間が省ける。
さらにスライドホルダに直接触れずに、プラグをコンセントに差し込めるので感電する危険性が少なくなる。
本発明の請求項5の発明により、夜間や暗い場所でもカバーの内側に設けた照明の明かりで、スライドホルダ、プラグ、コンセントが照らされて、見やすくなり、プラグの栓刃をコンセントに差し込みやすくなる。
本発明の請求項5の発明により、カバーの内側に設けられた照明の光が透過性材料からなるカバーを透過しカバーが光って見える。これにより当該装置はデザイン性や意匠性に富み、夜間や暗い場所で当該装置を訴求させる事が出来る。
本発明の請求項6の発明により、プラグの栓刃の形状と配列が同じでも、プラグの外形形状が異なるために請求項1のスライドホルダに嵌め込めないプラグの場合は、プラグの外側面の形状に合致する内側面の形状を持ち、プラグに装着し、スライドホルダの内側面の形状に沿う外側の形状を持ち、スライドホルダに嵌め込むアタッチメントが、プラグを所定姿勢に保持する。これによりスライドホルダに本体の外形形状が異なるために請求項1のスライドホルダに嵌め込めないプラグでも、そのプラグにアタッチメントを装着し、スライドホルダにプラグを所定姿勢に保持出来るので請求項1の発明の装置を汎用できる。
本発明請求項1、請求項2の実施例のガイドレール1、スライドホルダ2、プラグ3、ベース5、コンセント6、ストッパー15、ストッパー受け16の関係を示す斜視図 本発明請求項1、請求項2の実施例のスライドホルダ2にプラグ3を嵌め込んだ準備状態の断面図 本発明請求項1、請求項2の実施例のプラグ突起13を有するプラグ3−1と突起受け14を有するスライドホルダ2−1の斜視図 本発明請求項1、請求項2の実施例の接続状態の側面図 本発明請求項1、請求項2の実施例の収納状態の側面図 本発明請求項1、請求項2の実施例のコンセント6の上部にカバー22を配した斜視図 本発明請求項1、請求項2の実施例のベース5−1に漏電遮断機17を併設した斜視図 本発明請求項1、請求項2の実施例のベース5−1にコンセント6−1を併設した斜視図 本発明請求項3の実施例の開閉柄19を取り付けた準備状態の側面図 本発明請求項3の実施例の開閉柄19を取り付けた接続状態の側面図 本発明請求項4の実施例のカバー22−1を取り付けた準備状態の斜視図 本発明請求項4の実施例のカバー22−1を取り付けた準備状態の断面図 本発明請求項4の実施例のカバー22−1を取り付けた接続状態の断面図 本発明請求項4の実施例の外殻にデザイン性を持たせた斜視図 本発明請求項4の実施例のデザイン性を持たせた外殻体に模様をあしらった図 本発明請求項5の実施例のカバー22−2の内側に照明35を設けた断面図 本発明請求項5の実施例の透過性の外殻を有し後部カバー24−1に照明36を設けた断面図 本発明請求項5の実施例のデザイン性を持った外殻に表示37を施した斜視図 本発明請求項6の実施例のアタッチメント39をプラグ38に装着した斜視図 本発明請求項6の実施例のアタッチメント39の絞めビス40をプラグ突起13−1部分に配してプラグ38に装着した斜視図
以下本発明の実施形態について、当該装置を鉛直の面に設置した場合、装置の設置面側を後方、設置面側と反対側を前方とし、装置の下側を下方、上側を上方として当該装置の構成を説明する
図1に示すようベース5にガイドレール1が取り付けられ、ガイドレール1をスライドする絶縁性材料からなるスライドホルダ2が付属する。スライドホルダ2はプラグ3の外形の形状に沿う内側面の形状を持ち、プラグ3を嵌め込んで所定姿勢に保持するホルダ部4−1とガイドレールをスライドするキャスター部4からなる。
コンセント6は、プラグ3の栓刃7の形状と配列に合致した刃受けバネと挿入口8を有し、ベース5に取り付けられている。プラグ3の栓刃7をベース5方向に向けてプラグ3をスライドホルダ2に所定姿勢で嵌め込んで、スライドホルダ2が後方へスライドすると、プラグ3の栓刃7がその通過線上にある挿入口8に差し込まれる位置にコンセント6がある。
図2に示すようにスライドホルダ2のコンセント6側には、プラグ3を嵌め込んだ状態で、プラグ3の栓刃7に干渉しない高さの立ち上がり9があり、スライドホルダ2の立ち上がり9に相対する側には、プラグコード11に干渉しない高さの立ち上がり10がある。これによりプラグ3はスライドホルダ2に前後方向の動きを固定される。
図2に示すように、スライドホルダ2にプラグ3を嵌め込んだときに、コード受け12がプラグコード11の付け根付近でプラグコード11を支える。これによりスライドホルダ2はプラグ3を安定して所定姿勢に保持できる。
図1に示すスライドホルダ2を、ガイドレール1をスライドするキャスター部4と、プラグ3を所定姿勢で保持する絶縁材料からなるプラグホルダ部4−1とを着脱可能に構成すると、使用するプラグの形状に合わせてプラグホルダ部4−1を取替えることが出来る。
本発明のコンセント6をベース5と着脱可能に取り付けると、使用するプラグの形状や栓刃の形状に合わせてコンセントを取替えることが出来る。
図1に示すようにガイドレール1はその前端からプラグ3がコンセント6に接続された状態でプラグコード11に干渉しない位置まで抉りこまれている。
スライドホルダ2の底部には水抜き用の穴を設けると雨水などがスライドホルダ2に溜まらないで適時に排水できてよい。
図3に示すようにプラグ3−1の下側にはプラグ突起13があり、スライドホルダ2−1のプラグホルダ部4−1底部にはプラグ突起13を嵌め込む形状の突起受け14が欠き込まれている。プラグ3−1をスライドホルダ2−1に嵌め込むとプラグ突起13が突起受け14に嵌まる。これによりプラグ3−1はスライドホルダ2−1に前後方向の動きを固定されるので、スライドホルダ2の立ち上がり9若しくは立ち上がり10を省略する事もできる。
以下、本発明の使用の説明を行う。図2に示すようにスライドホルダ2がコンセント6から離れ、プラグ3の栓刃7をベース5方向に向けて、プラグ3をスライドホルダ2に所定姿勢で嵌め込んだ状態を準備状態とする。
準備状態からスライドホルダ2が後方へスライドし、スライドホルダ2に嵌め込まれたブラグ3の栓刃7がコンセント6に差し込まれた図4の状態を接続状態とする。
先ず、プラグ3の栓刃7をベース5方向に向けて、プラグ3をスライドホルダ2に嵌め込んで図2に示す準備状態にする。このときスライドホルダ2はコンセント6の挿入口8の向きにプラグ3の栓刃7の配列が合う所定姿勢でプラグ3をコンセント6に対峙させる。
スライドホルダ2を後方にスライドさせてベース5側に押し付けるとプラグ3の栓刃7がコンセント6に真直ぐに差し込まれ図4に示す接続状態となる。
このようにプラグ3とコンセント6との接続に際して絶縁材料からなるスライドホルダ2がプラグ3を所定姿勢で保持するので、プラグ3を直接手に持つ事が無い。これによりプラグ若しくはコンセントのどちらかに異常がある場合や、プラグ若しくはコンセントのどちらかが濡れている場合にも感電する危険性が少なくなる。
接続状態のプラグ3をコンセント6から抜くにはスライドホルダ2を前方にスライドさせればよい。
この場合もプラグ3の栓刃7はコンセント6から真直ぐに抜けるので、栓刃7が刃受けバネやコンセント6本体に負担をかける事が少ない。またプラグ3を直接手に持たずにコンセント6から引き抜ける。これによりプラグ若しくはコンセントのどちらかに異常がある場合や、プラグ若しくはコンセントのどちらかが濡れている場合にも感電の危険性が少なくなる。
以上の説明のとおり、請求項1の発明によりプラグ3の栓刃7をコンセント6に差し込む際に挿入口8に合わせてプラグ3の向きを調整する煩わしさが無く、プラグ3をスライドホルダ2に嵌め込んで、スライドホルダ2を後方にスライドさせるだけで、プラグの向きに迷うことなくプラグ3の栓刃7をコンセント6に差し込む事が出来る。
特に従来の下方からプラグを差し込むコンセントで低い位置に設置された物は、コンセントの挿入口が見えずに感に頼ってコンセントにプラグの栓刃を差し込んでいた。これに比べ、プラグ3をスライドホルダ2に嵌め込んで、スライドホルダ2を後方にスライドさせるだけで、栓刃7をコンセント6に差し込めるので簡単である。
図1に示すように弾性を持つ請求項2のストッパー15はスライドホルダ2に付属し、ストッパー受け16はベース5に付属する。スライドホルダ2が後方へスライドすると、ストッパー15の外側面とストッパー受け16の内側面が接し合う位置となる。ストッパー15はそのベース5に近い部分の外側面に爪状部分15−1を有し、ストッパー受け16は端部に爪状部15−1が咬み込む掛けバー16−1を有す。図2の準備状態ではストッパー15とストッパー受け16は離れている。図4の接続状態では爪状部分15−1は掛けバー16−1に咬み込み、ストッパー15とストッパー受け16は係合する。
係合を解放するには、ストッパー15の爪状部分15−1のスライドホルダ2側部分を内側方向に押して爪状部分15−1と掛けバー16−1の咬み込みを外す。
ストッパー15がベース5に付属し、ストッパー受け16がスライドホルダ2に付属していても同様の効果が得られる。ストッパー15とストッパー受け16は係合と解除が簡単に出来るような機構であれば他の接合方法でもよい。
接続状態においてストッパー15がストッパー受け16と係合し、スライドホルダ2はベース5に一定の間隔で保持され、図4に示すようにコンセント6とプラグ3の接続状態が保たれる。これにより栓刃7が刃受けバネやコンセント6本体に負担をかける事が少なく、刃受けバネの挟む力が弱まってもプラグ3の栓刃7がコンセント6から抜けやすくなる事が無い。
また接続状態を保持するために鍵状の栓刃をコンセントの挿入口に差し込んだ後に、プラグを回転させてその鍵状の栓刃をコンセントの刃受けバネに引掛けて固定する必要が無い。
コンセント6からプラグ3を抜くときは前述の方法でストッパー15をストッパー受け16から解放し、スライドホルダ2を前方にスライドさせると、コンセント6とプラグ3の接続が解かれ図2の準備状態となる。
準備状態のスライドホルダ2からプラグ3を外し、スライドホルダ2を後方にスライドさせてスライドホルダ2をコンセント6に近付けると、ストッパー15の爪状部15−1がストッパー受け16の掛けバー16−1に咬み込む。これでスライドホルダ2がベース5に固定され図5に示す収納状態となる。
図6に示すようにコンセント6とプラグ3とスライドホルダ2を覆うカバー22をベース5のコンセント6よりも上の部分に取り付ける。これによりコンセント6とプラグ3とスライドホルダ2に雨がかかりにくくなる。
図7に示すようにベース5−1に漏電遮断機17を併設して、コンセント6に電源を供給すると漏電の波及が防げる。また漏電遮断機17を切りの状態でプラグ3の栓刃7をコンセント6に差し込み、接続を確認した後に漏電遮断機17を入りの状態にすると、感電の危険性がさらに減少する。加えてメンテナンスの際には、離れた箇所に設置された漏電遮断機を行き来して入り切り操作をするよりも便利である。
図8に示すように、ベース5−1にコンセント6と異なる仕様のコンセント6−1を併設する事ができる。これにより例えば100Vと200Vの異なったコンセントを併設することも可能で、使用できる機器の種類の巾が広がり便利である。
当該装置のベース5−1にタイマーを設置してコンセント6に電源を供給する事ができる。これにより料金の安い深夜時間帯に充電時間を設定できるので電気料金の面で経済的である。
本発明の請求項3の開閉柄を操作してスライドホルダ2をスライドさせて、プラグ2をコンセント6に差し込む方法を以下に述べる。
図9に示すように長穴18を有する開閉柄19の一端をベース5にヒンジ20を介して回動可能に取り付け、スライドホルダ2には、長穴18に係合し、長穴18をスライドする回転軸21を設ける。
スライドホルダ2にプラグ3を嵌め込んだ準備状態から開閉柄の操作部19−1を後方に押すと、回転軸21が長穴18をスライドしながらスライドホルダ2を後方に押してスライドさせる。スライドホルダ2に嵌め込まれたプラグ3の栓刃7がコンセント6に挿入されて図10に示す接続状態となる。
接続状態から開閉柄の操作部19−1を前方に引くと、回転軸21が長穴18をスライドしながらスライドホルダ2を前方に押してスライドさせる。スライドホルダ2に嵌め込まれたプラグ3の栓刃7はコンセント6から抜かれて、図9に示す準備状態となる。
本発明の請求項4の発明をで、コンセント6とプラグ3とスライドホルダ2を十分に覆うに足りる大きさのカバー22−1が、降雨や埃からコンセント6とプラグ3とスライドホルダ2を保護し、カバー22−1の開閉に伴ってスライドホルダ2がスライドして、スライドホルダ2に嵌め込まれたプラグ3が、コンセント6に差し込まれる仕組みを説明する。
図11に示す通り、カバー22−1はベース5にヒンジ23を介して前後方向に回動可能に取り付けられている。
カバー22−1の投影形状と同型の形状を有する後面カバー24がベース5に取り付けられている。後面カバー24はその外縁に水返し25を有している。
図12に示すように、カバー22−1に回転軸26を介して取り付けられた弧状の開閉枝27は長穴28を有し、スライドホルダ2前側に位置する回転軸29はスライド可能に長穴28に係合している。
スライドホルダ2にプラグ3を嵌め込んだ準備状態から、カバー22−1を後方へ回動させると開閉枝27も後方へ回動する。開閉枝27が回動し、長穴28が回転軸29をスライドして、長穴28の前側端30がスライドホルダ2の回転軸29に達すると、前側端30はスライドホルダ2の回転軸29を後方へ押す。
スライドホルダ2が後方へスライドして、スライドホルダ2に嵌め込まれたプラグ3の栓刃7がコンセント6に押し込まれると、図13に示す接続状態となる。
カバー22−1の縁が後面カバー24の水返し25の外側に位置すると、コンセント6とプラグ3とスライドホルダ2はカバー22−1に覆われて降雨や埃から保護される。
接続態から、カバー22−1を前方へ回動させると開閉枝27も前方へ回動する。開閉枝27が回動し、長穴28が回転軸29をスライドして、長穴28の後側端31がスライドホルダ2の回転軸29に達すると、後側端31はスライドホルダ2の回転軸29を前方へ押す。
スライドホルダ2が前方へスライドして、スライドホルダ2に嵌め込まれたプラグ3の栓刃7がコンセント6から抜けて図12に示す準備状態となる。
このようにカバー22−1の開閉に伴ってスライドホルダ2がスライドしてプラグ3とコンセント6を接続、分離するので操作の手間が省ける。
ストッパー32はカバー22−1に取り付けられ、ストッパー受け33は後面カバー24に付属する。
後面カバー24にガイドレール1、コンセント6、カバー22−1をそれぞれ取り付けて、後面カバー24にベース5と同様の機能を持たせると後面カバー24とベース5は兼用できる。
従来の屋外で使用するコンセントは防雨カバー下部のコンセントの挿入口を下方から覗き込んでプラグを差し込んでいた。これに比べて当該装置は覗き込むこと無く、接続作業が出来るので、使いやすい屋外で使用するコンセントを提供出来る。
図14のようにガイドレール1を覆う下部カバー34を、後面カバー24−1に取り付けて、カバー22−2と下部カバー34と後面カバー24−1からなる外殻体を、意匠デザイン性を持った形状にすると、魅力ある外殻体とすることが出来る。このように好みや目的に合わせて外殻体のデザインを選定する事も可能である。
図15に示すようにカバー22−2、下部カバー34、後面カバー24−1からなる外殻体の表面に、模様をあしらったり木目や石目のシートを貼ったり印刷を施して素材感を出すと、デザインの幅が広がる。あるいは表面に凹凸を付けたりすると、当該装置をその設置場所のイメージに合わせる事が出来る。
請求項5の仕組みは、図16に示すように照明35をカバー22−2の内側に設け、準備状態のスライドホルダ2を照射する。これにより夜間や暗い場所で使用する時にスライドホルダ2、プラグ3、コンセント6が見えるので便利である。
カバー22−2の内側は白系若しくは鏡面の仕上げの反射板にすると、反射光により手元まで明るくなり、操作がしやすい。
カバー22−2が開くと点灯し、閉じると消灯する点滅回路を設けると便利である。また別にスイッチを設けて点滅させてもよい。
照明35の光源は省エネ、省スペースに鑑みてLED光源が好ましく、さらにLED光源を透過性材料で覆うと視界に光源が入らず、防眩と埃や汚れ保護ができる。
図17に示すようにカバー22−2、下部カバー34からなる外殻体若しくは外殻体の一部を透過性材料で形成し、後面カバー24−1に取り付けた照明36で透過性材料の内側から外殻を照らす。これにより外殻体を光らせる事が出来て、夜間や暗い場所でも遠くからその存在がわかり易い。
またカラーの透過性材料若しくはカラーの光源を使用すると、意匠性が上がり訴求に効果的である。この照明36はスライドホルダ2とコンセント6まで照らせる場合は、照明35の機能を兼ねる事ができる。
さらに図18に示すようにカバー22−2、下部カバー34からなる外殻体若しくは外殻体の一部を透過性材料で形成し、後面カバー24−1に取り付けた照明36で透過性材料の内側から外殻を照らし、外殻体の表面に名称やロゴ等の表示37を施すと、サインの役割を果たす多機能なカバーとなる。点滅はタイマーやセンサーによるがこの場合も光源は省エネ、省スペースを鑑みてLED光源が望ましい。
コンセントに相応した栓刃の形状や配列のプラグでも、プラグの外側の形状が異なるために、当該装置のスライドホルダ2に嵌め込めないプラグ38がある。その場合にはプラグ38を図19に示すアタッチメント39で巻き包んで当該装置のスライドホルダ2に嵌め込む。
アタッチメント39は内側面がプラグ38の外形状に沿う形状で、アタッチメント39の外側面はスライドホルダ2の内側面の形状に沿う外側の形状で、スライドホルダ2に嵌め込める。
栓刃7形状と配列が同じプラグ38は本体の形状が異なっても当該装置のスライドホルダ2にアタッチメント39を装着すると、プラグ38を所定姿勢でコンセント6に向くように嵌め込むことが可能になる。これにより請求項1の発明の仕組みに汎用性をもたせ、いろいろな外形状のプラグが使用可能になる。
アタッチメント39にプラグ38を差し込む方法でもよいが、図19に示すようにビス40を用いてプラグ38を締め付けると確実である。またビスを締める勘合部分は図20に示すようにプラグ突起13−1部分を兼ねてもよい。
1 ガイドレール
2 スライドホルダ
2−1 スライドホルダ
3 プラグ
4 キャスター部
4−1 プラグホルダ部
5 ベース
5−1 ベース
6 コンセント
6−1 コンセント
7 栓刃
8 挿入口
9 立ち上り
10 立ち上り
11 プラグコード
12 コード受け
13 プラグ突起
13−1 プラグ突起
14 突起受け
15 ストッパー
15−1 爪状部分
16 ストッパー受け
16−1 掛けバー
17 漏電遮断機
18 長穴
19 開閉柄
19−1 操作部
20 ヒンジ
21 回転軸
22 カバー
22−1 カバー
22−2 カバー
23 ヒンジ
24 後面カバー
25 水返し
26 回転軸
27 開閉枝
28 長穴
29 回転軸
30 前側端
31 後側端
32 ストッパー
33 ストッパー受け
34 下部カバー
35 照明
36 照明
37 表示
38 プラグ
39 アタッチメント
40 ビス

Claims (6)

  1. ベースと、このベースに付属するガイドレールと、前記ガイドレールをスライドし、プラグを所定姿勢に保持する絶縁材料からなるスライドホルダと、前記ベースに設けられ、前記スライドホルダが前記ベース側へスライドした状態で前記保持されたプラグの栓刃が差し込まれるコンセントと、を有してなる事を特長とする自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
  2. 請求項1記載の発明で、スライドホルダに付属するストッパーと、コンセントとプラグが接続した状態で前記ストッパーに係り合う、ベースに付属するストッパー受けと、を有してなる事を特徴とする自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
  3. 請求項1記載の発明で、ベースに回動可能に取り付けられた開閉柄と、前記開閉柄に設けられた長穴と、前記長穴に係合しスライドする、スライドホルダに付属する軸と、を有してなる事を特長とする自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
  4. 請求項1、請求項2内のいずれか一項記載の発明で、ベースに回動可能に取り付けられた、コンセントとスライドホルダを覆うカバーと、一端を前記カバーに取り付け、他端をスライドホルダに取り付けた、前記カバーの開閉に伴って前記スライドホルダをスライドさせる開閉枝と、を有してなる事を特長とする自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
  5. 請求項4記載の発明で、カバーの内側に照明を有してなる事を特徴とする自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
  6. 請求項1記載の発明で、プラグの外側面の形状に合致する内側面の形状を持ち、前記プラグに装着し、スライドホルダの内側面の形状に沿う外側の形状を持ち、前記スライドホルダに嵌め込むアタッチメントが、前期プラグを所定姿勢に保持する事を特徴とする自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108281849A (zh) * 2018-03-23 2018-07-13 四川汉舟电气股份有限公司 一种即插即用的热插拔系统
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