JP2011227624A - プリントサーバおよび印刷装置、ネットワーク印刷システムと印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明では印刷装置がクラウドプリントサーバ上のプリントデータをプルプリントする場合で、クラウドプリントサービスと印刷装置間にファイヤウォールが存在する場合でも、状況に応じて適切なキャンセル処理を行えるようにすることを課題とする。
【解決手段】印刷装置のクラウドプリントサービスからのキャンセル通知の受信手段は、印刷装置がプリントデータの受信を全て終了している場合は、印刷装置からクラウドプリントサービスにプリントデータのステータスを要望してキャンセル通知を受信するか、印刷処理中のプリントデータのファイル名を監視しキャンセルを示すファイル名に変更されたかを監視することによりキャンセル通知の受信を行う。
【選択図】図3
【解決手段】印刷装置のクラウドプリントサービスからのキャンセル通知の受信手段は、印刷装置がプリントデータの受信を全て終了している場合は、印刷装置からクラウドプリントサービスにプリントデータのステータスを要望してキャンセル通知を受信するか、印刷処理中のプリントデータのファイル名を監視しキャンセルを示すファイル名に変更されたかを監視することによりキャンセル通知の受信を行う。
【選択図】図3
Description
本発明は、プリントサーバおよび印刷装置、ネットワーク印刷システムと印刷方法に関し、特にクラウドプリントサービス等、遠隔サーバにより提供されるプリントサービスを用いた印刷に関し、特にそのキャンセル処理に関する。
ユーザ端末からの要望によりクラウドプリントサービスがプリントデータを生成し、そのプリントデータを印刷装置で受信して処理し、印刷を実行するシステムがある。クラウドプリントサービスと印刷装置とはインターネットを構成するパブリックな通信回線を通じて接続される。そのため、印刷装置が属するネットワークとインターネットとの間にはファイヤウォールが通常置かれており、印刷装置とクラウドプリントサービスとはファイヤウォールを介して通信する。ファイヤウォールは通常、印刷装置からクラウドプリントサービスへの情報の送信はできるが、クラウドプリントサービスから印刷装置への情報の送信は、印刷装置からの要求に対する応答として以外にはできないよう設定されている。すなわち、インターネット側の装置がイニシエータとなってファイヤウォールが設けられたローカルネットワークへアクセスすることは、通常できない。これは、不特定のコンピュータ等によるインターネットからローカルネットワークへのアクセスを制限するためである。
この制限により、クラウドプリントサービスではプルプリントと呼ぶ方式を用いる。プルプリントでは、クラウドプリントサーバ(以下単にサーバと呼ぶ)はプリントデータを生成し、クラウドプリントサービス上の(すなわち印刷装置から見てインターネット側の)特定のスプールに格納する。印刷装置はクラウドプリントサービス上のスプールを監視して新たなプリントデータが格納されたことを検知する。監視は、たとえば定期的なポーリングにより行われる。印刷装置は新たなプリントデータが格納されたことを検知すると、スプールに対してプリントデータを要求し、その応答としてプリントデータを受信し、プリントを行う。
このようにサーバ上のスプールに格納されたプリントデータを監視して印刷を開始する技術は特許文献1に示されている。
サーバと印刷装置との間にファイヤウォールがあるとサーバがイニシエータになって印刷装置へ情報を送信することができないので、ユーザ端末でプリントサービスのキャンセル操作が行われると、サーバにキャンセルを通知することはできる。しかし、サーバから印刷装置へキャンセルを通知することはできない。また、ユーザ端末が印刷装置と異なるネットワークに属している場合には、ユーザ端末から印刷装置へとキャンセルを通知することもできない。そのため、プリントサービスのキャンセルによりサーバがプリントデータの生成およびスプールへのプリントデータの送信を中止したとしても、スプールされたプリントデータは印刷装置に転送され、既にスプールされたプリントデータの印刷は、キャンセルされているにも関わらず行われてしまう。
サーバと印刷装置間にファイヤウォールが存在する場合のプリントサービスのキャンセルの実現方法については特許文献1にも開示が無い。
このようにクラウドプリントサービスと印刷装置間にファイヤウォールが存在すると、適切なキャンセル処理を行うことが出来なかった。
本発明は上記従来例に鑑みて成されたもので、上記課題を解決することを課題とする。すなわち、クラウドプリントシステムにおいおても、キャンセル指示に応じたキャンセル処理を適切に実行することで、無駄な印刷や処理を軽減したプリントサーバおよび印刷装置、ネットワーク印刷システムと印刷方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有する。
ネットワークに接続されたプリントサーバであって、
前記ネットワークを介して入力される印刷要求を受信すると、該印刷要求に応じてプリントデータを生成して格納手段に格納するデータ生成手段と、
前記印刷要求の受信の後、前記印刷要求に対するキャンセル指示を受信すると、前記印刷要求に応じたプリントデータの生成を中止し、前記印刷要求に対するキャンセルを指示するキャンセル命令を前記格納手段に格納するキャンセル命令の生成手段と、
前記ネットワークを介して受信したプリントデータの読み出し要求に応じて、前記格納手段に格納したプリントデータ、及び、前記キャンセル命令があれば該キャンセルコマンドを前記読み出し要求の要求元の装置に対して送信するデータ送信手段とを備える。
前記ネットワークを介して入力される印刷要求を受信すると、該印刷要求に応じてプリントデータを生成して格納手段に格納するデータ生成手段と、
前記印刷要求の受信の後、前記印刷要求に対するキャンセル指示を受信すると、前記印刷要求に応じたプリントデータの生成を中止し、前記印刷要求に対するキャンセルを指示するキャンセル命令を前記格納手段に格納するキャンセル命令の生成手段と、
前記ネットワークを介して受信したプリントデータの読み出し要求に応じて、前記格納手段に格納したプリントデータ、及び、前記キャンセル命令があれば該キャンセルコマンドを前記読み出し要求の要求元の装置に対して送信するデータ送信手段とを備える。
また他の観点によれば、以下の構成を有する。
プリントデータの読み出し要求に応じてプリントデータまたはキャンセル命令を送信するプリントサーバに接続された印刷装置であって、
プリントデータの読み出し要求を前記プリントサーバに送信し、前記読み出し要求に応じて送信されるプリントデータを受信するプリントデータの取得手段と、
前記取得手段により取得したプリントデータに、当該プリントデータの処理に対するキャンセル命令が含まれているか判定する判定手段と、
前記判定手段によりキャンセル命令が含まれていないと判定されたときには取得した前記プリントデータに対する印刷処理を行い、キャンセル命令が含まれていると判定された場合には、キャンセル命令の対象であるプリントデータに対する印刷処理を中止し、前記プリントサーバに対して、前記印刷処理を中止したことを通知する処理手段とを備える。 また他の観点によれば、以下の構成を有する。
プリントデータの読み出し要求を前記プリントサーバに送信し、前記読み出し要求に応じて送信されるプリントデータを受信するプリントデータの取得手段と、
前記取得手段により取得したプリントデータに、当該プリントデータの処理に対するキャンセル命令が含まれているか判定する判定手段と、
前記判定手段によりキャンセル命令が含まれていないと判定されたときには取得した前記プリントデータに対する印刷処理を行い、キャンセル命令が含まれていると判定された場合には、キャンセル命令の対象であるプリントデータに対する印刷処理を中止し、前記プリントサーバに対して、前記印刷処理を中止したことを通知する処理手段とを備える。 また他の観点によれば、以下の構成を有する。
上記記載のプリントサーバと印刷装置とを接続したネットワーク印刷システムであって、
前記印刷装置は、プリントデータの読み出し要求を前記プリントサーバに送信し、前記読み出し要求に応じて送信されるプリントデータを受信するプリントデータの取得手段と、
前記取得手段により取得したプリントデータに、当該プリントデータの処理に対するキャンセル命令が含まれているか判定する判定手段と、
前記判定手段によりキャンセル命令が含まれていないと判定されたときには取得した前記プリントデータに対する印刷処理を行い、キャンセル命令が含まれていると判定された場合には、キャンセル命令の対象であるプリントデータに対する印刷処理を中止し、前記プリントサーバに対して、前記印刷処理を中止したことを通知する処理手段とを備えが印刷装置とを備える。
前記印刷装置は、プリントデータの読み出し要求を前記プリントサーバに送信し、前記読み出し要求に応じて送信されるプリントデータを受信するプリントデータの取得手段と、
前記取得手段により取得したプリントデータに、当該プリントデータの処理に対するキャンセル命令が含まれているか判定する判定手段と、
前記判定手段によりキャンセル命令が含まれていないと判定されたときには取得した前記プリントデータに対する印刷処理を行い、キャンセル命令が含まれていると判定された場合には、キャンセル命令の対象であるプリントデータに対する印刷処理を中止し、前記プリントサーバに対して、前記印刷処理を中止したことを通知する処理手段とを備えが印刷装置とを備える。
また他の観点によれば、以下の構成を有する。
ネットワーク介してプリントサーバと印刷装置とを接続したネットワーク印刷システムにおいて、
前記プリントサーバが、前記ネットワークを介して入力される印刷要求を受信すると、該印刷要求に応じてプリントデータを生成して格納手段に格納するデータ生成工程と、
前記プリントサーバが、前記印刷要求の受信の後、前記印刷要求に対するキャンセル指示を受信すると、前記印刷要求に応じたプリントデータの生成を中止し、前記印刷要求に対するキャンセルを指示するキャンセル命令を前記格納手段に格納するキャンセル命令の生成工程と、
前記印刷装置が、プリントデータの読み出し要求を前記プリントサーバに送信する工程と、
前記プリントサーバが、前記ネットワークを介して受信したプリントデータの読み出し要求に応じて、前記格納手段に格納したプリントデータ、及び、前記キャンセル命令があれば該キャンセルコマンドを前記読み出し要求の要求元の装置に対して送信するデータ送信工程と、
前記印刷装置が、前記読み出し要求に応じて送信されるプリントデータを受信するプリントデータの取得工程と、
前記印刷装置が、前記取得工程により取得したプリントデータに、当該プリントデータの処理に対するキャンセル命令が含まれているか判定する判定工程と、
前記印刷装置が、前記判定工程によりキャンセル命令が含まれていないと判定されたときには取得した前記プリントデータに対する印刷処理を行い、キャンセル命令が含まれていると判定された場合には、キャンセル命令の対象であるプリントデータに対する印刷処理を中止し、前記プリントサーバに対して、前記印刷処理を中止したことを通知する処理工程と含む印刷方法。
前記プリントサーバが、前記ネットワークを介して入力される印刷要求を受信すると、該印刷要求に応じてプリントデータを生成して格納手段に格納するデータ生成工程と、
前記プリントサーバが、前記印刷要求の受信の後、前記印刷要求に対するキャンセル指示を受信すると、前記印刷要求に応じたプリントデータの生成を中止し、前記印刷要求に対するキャンセルを指示するキャンセル命令を前記格納手段に格納するキャンセル命令の生成工程と、
前記印刷装置が、プリントデータの読み出し要求を前記プリントサーバに送信する工程と、
前記プリントサーバが、前記ネットワークを介して受信したプリントデータの読み出し要求に応じて、前記格納手段に格納したプリントデータ、及び、前記キャンセル命令があれば該キャンセルコマンドを前記読み出し要求の要求元の装置に対して送信するデータ送信工程と、
前記印刷装置が、前記読み出し要求に応じて送信されるプリントデータを受信するプリントデータの取得工程と、
前記印刷装置が、前記取得工程により取得したプリントデータに、当該プリントデータの処理に対するキャンセル命令が含まれているか判定する判定工程と、
前記印刷装置が、前記判定工程によりキャンセル命令が含まれていないと判定されたときには取得した前記プリントデータに対する印刷処理を行い、キャンセル命令が含まれていると判定された場合には、キャンセル命令の対象であるプリントデータに対する印刷処理を中止し、前記プリントサーバに対して、前記印刷処理を中止したことを通知する処理工程と含む印刷方法。
本発明によれば、印刷装置がプリントサーバが持つプリントデータをプルプリントする場合に、プリントサーバと印刷装置との間にファイヤウォールが存在する場合でも、指示に応じて適時キャンセル処理を実行し、無駄な印刷や無駄な課金を発生させないという効果を奏する。
<ネットワーク印刷システムの機能構成>
図を参照して実施形態のネットワーク印刷システム似ついて説明する。図1は本発明の機能モジュール構成を示している。ユーザはユーザ端末108を用いて公衆回線119を介してクラウドプリントサービス101へアクセスする。クラウドプリントサービス101は、複数のサーバで構成される場合もあるし、単独のサーバで構成される場合もある。本実施形態では、クラウドプリントサービスのことを単にプリントサーバと呼ぶこともある。ユーザ端末108とクラウドプリントサービス101の間にはファイヤウォール107が介在する。ファイヤウォール107は、ユーザ端末108からクラウドプリントサービス101へアクセスでき、クラウドプリントサービス101からユーザ端末108へのアクセスは出来ないよう設定されている。なお制限されるアクセスは自発的なアクセスであり、アクセスに対する応答は可能である。
図を参照して実施形態のネットワーク印刷システム似ついて説明する。図1は本発明の機能モジュール構成を示している。ユーザはユーザ端末108を用いて公衆回線119を介してクラウドプリントサービス101へアクセスする。クラウドプリントサービス101は、複数のサーバで構成される場合もあるし、単独のサーバで構成される場合もある。本実施形態では、クラウドプリントサービスのことを単にプリントサーバと呼ぶこともある。ユーザ端末108とクラウドプリントサービス101の間にはファイヤウォール107が介在する。ファイヤウォール107は、ユーザ端末108からクラウドプリントサービス101へアクセスでき、クラウドプリントサービス101からユーザ端末108へのアクセスは出来ないよう設定されている。なお制限されるアクセスは自発的なアクセスであり、アクセスに対する応答は可能である。
ユーザがユーザ端末108からクラウドプリントサービス101へアクセスすると、クラウドプリントサービス101に含まれるネットワーク処理部106を介してUI処理部102にUI画面生成の指示が送信される。当該指示に応じてUI処理部102が生成したUI画面はユーザ端末108に返されて表示される。ユーザはユーザ端末108に表示されたUI画面に従ってクラウドプリントサービス101に原稿データを入稿し、印刷装置(画像形成装置)110で印刷指示を行う。ユーザがUI画面で原稿データを入稿すると、UI処理部102からプリント情報管理部103へプリントデータ生成指示すなわち印刷要求と原稿データとが送られる。プリント情報管理部103は原稿データをプリントデータ生成部104に渡し、印刷装置110が解釈可能なプリントデータへの変換を開始させる。これを単にプリントデータのデータ生成とも呼ぶ。それとともに、印刷装置110でプリントデータの全てのページの印刷が終了するまでの管理を行う。プリントデータ生成部104はプリント情報管理部103から受け取った原稿データを印刷装置110が解釈可能なプリントデータに変換して、当該プリントデータを格納手段であるプリントデータスプール105へ格納する。
本実施形態のクラウドプリントサービス101と印刷装置110との間にはファイヤウォール109が存在する。ファイヤウォール109は、印刷装置110からクラウドプリントサービス101へアクセスでき、クラウドプリントサービス101から印刷装置110へのアクセスは出来ないよう設定されている。そのため、クラウドプリントサービス101は自発的に印刷装置110へアクセスして印刷を指示できない。そこで印刷装置110が、クラウドプリントサービス101内のプリントデータスプール105を定期的に参照するか、あるいはプリント情報管理部103に対して印刷開始すべきデータがあるか定期的に問い合わせる。これらをプリントデータの監視、あるいは問い合わせと呼ぶ。
具体的には、印刷装置110に含まれるプリント処理管理部117は、印刷装置110のネットワーク処理部111を介して、印刷すべきプリントデータの有無を定期的にクラウドプリントサービス101へ問い合わせる。プリント処理管理部117は、その問い合わせに応じて、印刷すべきプリントデータが存在する場合は、印刷装置110のネットワーク処理部111に対するプリントデータの取得を指示する。なお、この指示は、単に印刷装置110にプリントデータがある旨を示す応答でもよい。これに応じて印刷装置110のネットワーク処理部111は、クラウドプリントサービス101のプリントデータスプール105からプリントデータを取得し、制御コマンド解析処理部112へプリントデータを渡す。この際印刷装置110は、クラウドプリントサービス101に対して読み出し要求を送信し、その要求に対する応答としてプリントデータがクラウドプリントサービス101から送信される。すなわち印刷装置110が読み出し要求の要求元あるいは送信元となる。プリントデータには、実際の画像形成に必要な描画コマンドと、ページ開始やキャンセルなどを指示する制御コマンドとが含まれており、制御コマンド解析処理部112は制御コマンドを対象として解釈を行う。制御コマンド解析処理部112はプリントデータを解釈して、その中に制御コマンドととしてキャンセルコマンド(キャンセル命令)が含まれていれば、プリント処理管理部117へ処理中のプリントジョブをキャンセルするように指示する。なおプリントジョブのキャンセルは、プリントジョブを発生させた印刷要求のキャンセルと言うこともできる。プリント処理管理部117は印刷装置110に含まれる各処理部に対してキャンセルを行うように指示する。このキャンセル指示に応じてすべての処理部で行われている処理のキャンセルが終了した後に、クラウドプリントサービス101にキャンセルが終了したことを通知する。なおここでは処理中のジョブをキャンセルするとしたが、個別のプリントジョブに対してキャンセルが行われた場合には、該当するプリントジョブに関する処理に限って中断される。
制御コマンド解析処理部112は制御コマンドを切り離して描画コマンドのみとなったプリントデータを印刷装置110のプリントデータスプール113へ格納する。プリント処理管理部117は、プリントデータスプール113へのプリントデータの格納が完了すると、画像データ生成部114に画像データの生成を指示する。画像データ生成部114はプリントデータスプール113からプリントデータを取得し、画像データに変換して画像データスプール115に格納する。画像データ生成部114は1ページ分の画像データ生成が終了するとプリント処理管理部117に1ページ分の画像データ生成が終了したことを通知する。プリント処理管理部117は印刷処理部116に対して実際の用紙の印刷出力を指示する。印刷処理部116は画像データスプール113から画像データを取得し、実際の用紙上に画像を形成し印刷を実行する。これを画像データの印刷が完了するまで繰り返す。画像データ生成部114は1つのプリントデータに含まれるすべてのページの画像データを生成し終えると、プリント処理管理部117へその情報を伝達して終了を通知する。プリント処理管理部117は、画像データスプール113に格納された画像データの全てが、印刷処理部116によって用紙上に画像形成されたことを判定する。プリント処理管理部117は、画像データ全てが画像形成されたなら、クラウドプリントサービス101へプリントデータの印刷処理が完了したことを通知する。クラウドプリントサービス101へ通知されたプリントデータの印刷処理の完了は、プリント情報管理部103に送られる。
プリント情報管理部103は、印刷処理の完了が通知されると、クラウドプリントサービス101のプリントデータスプール105のプリントデータを削除し、UI処理部102へユーザの入稿に対する印刷処理が終了したことを通知する。UI処理部102はユーザの入稿に対する印刷処理が終了したことを示すUI画面を作成し、ユーザ端末108へ送信する。ユーザは、ユーザ端末108に表示されたUI画面を見ることにより、印刷装置110での印刷が終わったことを確認する。ユーザは、原稿データの入稿後は、クラウドプリントサービス101のUI処理部102が生成して端末108に表示されたUI画面を操作することにより、印刷要求をキャンセルすることが出来る。また、印刷装置110に設けられたUI処理部118の生成したUI画面を操作することによってもキャンセルすることが出来る。
<ハードウエア構成>
図2を用いて本発明のクラウドプリントサービス101と印刷装置110のハードウェア構成を説明する。クラウドプリントサービス101はユーザ端末108や印刷装置110からのアクセスポイントになるサーバ201とプリントデータ生成を分散処理するサーバ群222とで構成される。アクセスポイントとなるサーバ201は、サーバ群222とネットワーク221によって接続される。図1のUI処理部102およびプリント情報管理部103はサーバ201上で動作する。UI処理部102およびプリント情報管理部103のプログラムはサーバ201上のHDD205に格納されており、RAM204に展開されCPU203によって実行される。プリント情報管理部103が時刻を知りたい場合は、サーバ201に含まれるRTC202から時刻情報を取得する。図1のクラウドプリントサービス101のネットワーク処理部106はサーバ201とサーバ群222の全てのサーバ上に設けられて動作している。クラウドプリントサービス101のネットワーク処理部106のプログラムは、それぞれHDD205(HDD210)からRAM204(209)に展開され、CPU203(208)によって実行される。
図2を用いて本発明のクラウドプリントサービス101と印刷装置110のハードウェア構成を説明する。クラウドプリントサービス101はユーザ端末108や印刷装置110からのアクセスポイントになるサーバ201とプリントデータ生成を分散処理するサーバ群222とで構成される。アクセスポイントとなるサーバ201は、サーバ群222とネットワーク221によって接続される。図1のUI処理部102およびプリント情報管理部103はサーバ201上で動作する。UI処理部102およびプリント情報管理部103のプログラムはサーバ201上のHDD205に格納されており、RAM204に展開されCPU203によって実行される。プリント情報管理部103が時刻を知りたい場合は、サーバ201に含まれるRTC202から時刻情報を取得する。図1のクラウドプリントサービス101のネットワーク処理部106はサーバ201とサーバ群222の全てのサーバ上に設けられて動作している。クラウドプリントサービス101のネットワーク処理部106のプログラムは、それぞれHDD205(HDD210)からRAM204(209)に展開され、CPU203(208)によって実行される。
クラウドプリントサービス101のネットワーク処理部106はネットワークI/F 206(211)を介して、ユーザ端末108や印刷装置110や各サーバ間での通信を行う。プリントデータ生成部104はサーバ群222の各サーバ上で動作する。各サーバはサーバ207に示すハードウェア構成を持つ。プリントデータ生成部104のプログラムはサーバ群222の各サーバ207に設けられたHDD210に格納されており、RAM209に展開されCPU208によって実行される。プリントデータ生成部104によって生成されたプリントデータは、各サーバ207それぞれのRAM209またはHDD210に一時保存されるが、その後サーバ201のRAM204またはHDD205に送信され1つのプリントデータとして結合される。
図1の印刷装置110のネットワーク処理部111、制御コマンド解析処理部112、画像データ生成部114、印刷処理部116、プリント処理管理部117、UI処理部118の各プログラムは、印刷装置110内のROM215またはHDD216に格納されている。それらのプログラムは印刷装置110の電源投入時にROM215またはHDD216からRAM214に展開され、CPU217によって実行される。プリントデータスプール113と画像データスプール115はRAM214またはHDD216内の領域である。印刷装置110のネットワーク処理部111は印刷装置110に含まれるネットワークI/F 213を利用してクラウドプリントサービス101と通信する。プリント処理管理部117は時刻を知る必要がある場合RTC219から時刻情報を取得する。印刷装置110のUI処理部118はUI装置218にUI画面を表示したり、ユーザからの入力を受け付ける。印刷処理部116は印刷エンジン220を使って、実際の用紙上への画像形成を実行する。
<クラウドプリントサービスによるキャンセル処理>
図3を用いて、ユーザからキャンセルを受け付ける場合の、クラウドプリントサービス101での処理の流れを説明する。ユーザがユーザ端末108から送信したキャンセル情報(キャンセル指示)は、ネットワークI/F206を介してネットワーク処理部106が受信し、UI処理部102に渡される。UI処理部102はキャンセル情報をプリント情報管理部103に渡し、キャンセル処理を開始させる。プリント情報管理部103はキャンセルの対象となる印刷要求あるいはプリントジョブの実行中であるか、すなわちプリントデータの生成中であるか判断する(S301)。キャンセル対象のプリントデータ生成中であった場合、後述するプリントデータ生成中のキャンセル処理を実行する(S302)。続いて、プリント情報管理部103はプリントデータの印刷装置110への転送が既に開始されているか判断し(S303)、開始されていれば、プリントデータが全て印刷装置110へ転送済みか判断する(S304)。
図3を用いて、ユーザからキャンセルを受け付ける場合の、クラウドプリントサービス101での処理の流れを説明する。ユーザがユーザ端末108から送信したキャンセル情報(キャンセル指示)は、ネットワークI/F206を介してネットワーク処理部106が受信し、UI処理部102に渡される。UI処理部102はキャンセル情報をプリント情報管理部103に渡し、キャンセル処理を開始させる。プリント情報管理部103はキャンセルの対象となる印刷要求あるいはプリントジョブの実行中であるか、すなわちプリントデータの生成中であるか判断する(S301)。キャンセル対象のプリントデータ生成中であった場合、後述するプリントデータ生成中のキャンセル処理を実行する(S302)。続いて、プリント情報管理部103はプリントデータの印刷装置110への転送が既に開始されているか判断し(S303)、開始されていれば、プリントデータが全て印刷装置110へ転送済みか判断する(S304)。
印刷装置110へのプリントデータの転送が開始される前であれば、プリント情報管理部103はプリントデータスプール105中のプリントデータを削除する(S310)。印刷装置110へのプリントデータの転送は開始済みだが、全てのプリントデータの転送が済んでいない場合は、後述するデータ転送中のキャンセル処理(S305)を実行する。そしてプリント情報管理部103は印刷装置110からのキャンセル処理終了通知がくるのを待つ(S306)。印刷装置110がクラウドプリントサービス101へ通知したキャンセル処理終了通知は、ネットワークI/F 207を介してネットワーク処理部106が受信し、プリント情報管理部103に通知する。プリント情報管理部103は印刷装置110からのキャンセル処理終了通知がきたらプリントデータスプール105中のキャンセル対象のプリントデータを削除し(S310)、キャンセル処理の終了をUI処理部102へ通知する。UI処理部102はキャンセルを終了したことを示すUI画面を生成し、RAM204に格納する(S311)。ユーザは、ユーザ端末108に表示されるクラウドプリントサービス101から取得した上記UI画面を見てキャンセルの終了を知ることが出来る。ステップS304において、プリント情報管理部103はプリントデータが全て印刷装置110に転送済みだった場合、後述するプリントデータ転送終了後のキャンセル処理を実行する(S307)。プリント情報処理部103は印刷装置110からのキャンセル処理通知を待ち(S308)、キャンセル処理が通知されるとキャンセルデータの削除を行う(S309)。ここでキャンセルデータを削除するのは、プリントデータ転送終了後のキャンセルのみキャンセルデータをプリントデータとは別に生成するからである。
<プリントデータファイル>
図4を用いてクラウドプリントサービス101上のプリントデータスプール105に格納されるデータについて説明する。図4に示すようにファイルの拡張子に「.prn」を持つファイル402は印刷装置110に印刷指示するファイルで、プリントデータ生成部104によって生成される。ファイルの拡張子に「.cancel」が指定されたファイル403は、印刷装置110にキャンセルを指示するためのファイル(キャンセルファイル)である。キャンセルファイルは、ユーザからのキャンセルが発生し、プリントデータにキャンセルコマンドを埋め込むといったクラウドプリントサービス101から印刷装置110への通知手段が無い場合に利用する。印刷装置110がクラウドプリントサービス101上のプリントデータスプール105を定期的に監視することにより、プリントデータの取得が全て終わった後もキャンセルを検知することが出来る。ファイルに拡張子に「.secure」を持つファイル404は印刷を指示するプリントデータのファイルであるが、印刷装置110はそれを受信しても自動的に印刷を実行しない。ユーザは印刷装置110上のUI装置218で印刷開始の操作をすることによって当該プリントデータの印刷を実行できる。
図4を用いてクラウドプリントサービス101上のプリントデータスプール105に格納されるデータについて説明する。図4に示すようにファイルの拡張子に「.prn」を持つファイル402は印刷装置110に印刷指示するファイルで、プリントデータ生成部104によって生成される。ファイルの拡張子に「.cancel」が指定されたファイル403は、印刷装置110にキャンセルを指示するためのファイル(キャンセルファイル)である。キャンセルファイルは、ユーザからのキャンセルが発生し、プリントデータにキャンセルコマンドを埋め込むといったクラウドプリントサービス101から印刷装置110への通知手段が無い場合に利用する。印刷装置110がクラウドプリントサービス101上のプリントデータスプール105を定期的に監視することにより、プリントデータの取得が全て終わった後もキャンセルを検知することが出来る。ファイルに拡張子に「.secure」を持つファイル404は印刷を指示するプリントデータのファイルであるが、印刷装置110はそれを受信しても自動的に印刷を実行しない。ユーザは印刷装置110上のUI装置218で印刷開始の操作をすることによって当該プリントデータの印刷を実行できる。
<プリントデータ生成中のキャンセル処理(S302)>
図5を用いて、図3のステップS302のプリントデータ生成中のキャンセル処理の流れについて説明する。キャンセル指示を受信したプリント情報管理部103は、プリントデータ生成部104にプリントデータ生成中止を指示する(S501)。プリントデータ生成部104は現在処理中のコマンドの最後までプリントデータを生成した後に(S502)、生成済みのプリントデータの末尾にキャンセルコマンドを付加する(S503)。プリントデータ生成部104はサーバ群222のいずれかのサーバ上で動作しているため、キャンセルコマンドを挿入したプリントデータはRAM209かHDD210上に一旦格納される。その後、プリントデータ生成部104はネットワーク221を介して、サーバ201上のRAM204かHDD205に格納する。その後、プリントデータ生成部104はプリントサービス101でのキャンセル処理の終了をプリント情報管理部103へ通知する(S504)。プリント情報管理部103はサーバ201上で動作し、プリントデータ生成部104はサーバ群222のいずれかのサーバ上で動作している。そのため、この間のプリント情報管理部103とプリントデータ生成部104との指示のやり取りはネットワーク221を介して行われる。こうしてプリントデータに埋め込まれたキャンセルコマンドは印刷装置110により解釈実行されて、印刷装置110におけるキャンセル処理が行われ、その完了に応じてキャンセル終了通知がプリントサービス101に対して送信される。また、次に生成されるはずのコマンドをキャンセルコマンドに代えるため、無駄な送信や処理を極力減らすことができる。
図5を用いて、図3のステップS302のプリントデータ生成中のキャンセル処理の流れについて説明する。キャンセル指示を受信したプリント情報管理部103は、プリントデータ生成部104にプリントデータ生成中止を指示する(S501)。プリントデータ生成部104は現在処理中のコマンドの最後までプリントデータを生成した後に(S502)、生成済みのプリントデータの末尾にキャンセルコマンドを付加する(S503)。プリントデータ生成部104はサーバ群222のいずれかのサーバ上で動作しているため、キャンセルコマンドを挿入したプリントデータはRAM209かHDD210上に一旦格納される。その後、プリントデータ生成部104はネットワーク221を介して、サーバ201上のRAM204かHDD205に格納する。その後、プリントデータ生成部104はプリントサービス101でのキャンセル処理の終了をプリント情報管理部103へ通知する(S504)。プリント情報管理部103はサーバ201上で動作し、プリントデータ生成部104はサーバ群222のいずれかのサーバ上で動作している。そのため、この間のプリント情報管理部103とプリントデータ生成部104との指示のやり取りはネットワーク221を介して行われる。こうしてプリントデータに埋め込まれたキャンセルコマンドは印刷装置110により解釈実行されて、印刷装置110におけるキャンセル処理が行われ、その完了に応じてキャンセル終了通知がプリントサービス101に対して送信される。また、次に生成されるはずのコマンドをキャンセルコマンドに代えるため、無駄な送信や処理を極力減らすことができる。
<プリントデータ転送中のキャンセル処理(S305)>
図6を用いて図3のS305のプリントデータ転送中のキャンセル処理の流れについて説明する。プリント情報管理部103は、プリントデータ作成中のキャンセル処理(S302)が実施済みである場合は何もせずに終了するように判断する(S601)。そうでない場合、プリント情報管理部103はプリントデータの印刷装置110へのプリントデータの送信を停止するようにネットワーク処理部106に指示する(S602)。プリント情報管理部103はネットワーク処理部106に転送済みのプリントデータサイズを取得する(S603)。プリント情報管理部103はクラウドプリントサービス101のプリントデータスプール105に格納されているプリントデータを取得する。そしてS603で取得した転送済みデータサイズを基に、未送信のプリントデータのうち先頭のコマンドすなわち次に印刷装置110に転送されるコマンドを特定する(S604)。プリント情報管理部103は特定したコマンドをキャンセルコマンドに書き替えてクラウドプリントサービス101のプリントデータスプール105に上書きする(S605)。プリント情報管理部103はネットワーク処理部106に印刷装置110へのプリントデータ送信再開を指示する。こうしてプリントデータに埋め込まれたキャンセルコマンドは印刷装置110により解釈実行されて、印刷装置110におけるキャンセル処理が行われ、その完了に応じてキャンセル終了通知がプリントサービス101に対して送信される。また、次に送信されるはずのコマンドをキャンセルコマンドに置換するため、無駄な送信や処理を極力減らすことができる。
図6を用いて図3のS305のプリントデータ転送中のキャンセル処理の流れについて説明する。プリント情報管理部103は、プリントデータ作成中のキャンセル処理(S302)が実施済みである場合は何もせずに終了するように判断する(S601)。そうでない場合、プリント情報管理部103はプリントデータの印刷装置110へのプリントデータの送信を停止するようにネットワーク処理部106に指示する(S602)。プリント情報管理部103はネットワーク処理部106に転送済みのプリントデータサイズを取得する(S603)。プリント情報管理部103はクラウドプリントサービス101のプリントデータスプール105に格納されているプリントデータを取得する。そしてS603で取得した転送済みデータサイズを基に、未送信のプリントデータのうち先頭のコマンドすなわち次に印刷装置110に転送されるコマンドを特定する(S604)。プリント情報管理部103は特定したコマンドをキャンセルコマンドに書き替えてクラウドプリントサービス101のプリントデータスプール105に上書きする(S605)。プリント情報管理部103はネットワーク処理部106に印刷装置110へのプリントデータ送信再開を指示する。こうしてプリントデータに埋め込まれたキャンセルコマンドは印刷装置110により解釈実行されて、印刷装置110におけるキャンセル処理が行われ、その完了に応じてキャンセル終了通知がプリントサービス101に対して送信される。また、次に送信されるはずのコマンドをキャンセルコマンドに置換するため、無駄な送信や処理を極力減らすことができる。
ここでネットワーク処理部106での印刷装置110への送信を停止出来なかったり、停止することにより印刷装置110側がタイムアウトしてしまい印刷が失敗してしまう可能性がある。そこで図7に示すようにプリントデータを複数のデータファイルで構成するようにしておくと、ネットワーク処理部106の処理を止めることなくキャンセルコマンドの挿入をすることが出来る。ファイル701には一定ページ数ごとに分けたプリントデータの部分データ702、703、794、705のリンク情報が書かれている。印刷装置110はファイル701に記載されたリンク情報に基づき順次プリントデータを取得していく。プリント情報管理部103はキャンセルコマンドのみを含むプリントデータを用意しておく。現在印刷装置110に送信しているプリントデータが例えば部分データ703に含まれるプリントデータであれば、プリント情報管理部103は、部分データ704のプリントデータを、キャンセルコマンドのみ含むプリントデータ706に置き換える。こうすることで、送信を中断することがない。ただしこの場合には、印刷装置110が、部分データの受信を完了する都度、次のプリントデータの要求をプリントサービス101に対して送信する必要がある。
なお、送信中の部分データがプリントデータの最後を構成する部分データであれば、その次に送信すべき部分データはない。そこでその場合には、ステップS304でプリントデータの転送は完了しているものと判定される。
<プリントデータ転送完了後のキャンセル処理(S307)>
図8は図3のS307のプリントデータ転送終了後のキャンセル処理である。この場合クラウドプリントサービス101から印刷装置110へ、プリントデータにキャンセルコマンドを埋め込むことでキャンセルを通知出来ない。そのためプリント情報管理部103は印刷装置110からのプリントデータのステータス問い合わせが来た場合にユーザからのキャンセル状態であったことを通知するように準備する(S801)。さらにプリント情報管理部103はクラウドプリントサービス101のプリントデータスプール105にキャンセルを示すファイル403を置く。印刷装置110はプリント情報管理部103からプリントデータのステータスを取得するか、クラウドプリントサービス101のプリントデータスプール105に置かれたキャンセルを示すファイル名を取得することによってキャンセルを検知する。このようにプリントデータの送信が完了している場合には、プリントデータとは独立したデータとしてキャンセル指示を示すキャンセルコマンドをスプールに格納する。換言すれば、次に送信されるであろうデータファイルの内容としてキャンセルコマンドを書き込みプリントデータスプール等に格納する。
図8は図3のS307のプリントデータ転送終了後のキャンセル処理である。この場合クラウドプリントサービス101から印刷装置110へ、プリントデータにキャンセルコマンドを埋め込むことでキャンセルを通知出来ない。そのためプリント情報管理部103は印刷装置110からのプリントデータのステータス問い合わせが来た場合にユーザからのキャンセル状態であったことを通知するように準備する(S801)。さらにプリント情報管理部103はクラウドプリントサービス101のプリントデータスプール105にキャンセルを示すファイル403を置く。印刷装置110はプリント情報管理部103からプリントデータのステータスを取得するか、クラウドプリントサービス101のプリントデータスプール105に置かれたキャンセルを示すファイル名を取得することによってキャンセルを検知する。このようにプリントデータの送信が完了している場合には、プリントデータとは独立したデータとしてキャンセル指示を示すキャンセルコマンドをスプールに格納する。換言すれば、次に送信されるであろうデータファイルの内容としてキャンセルコマンドを書き込みプリントデータスプール等に格納する。
<印刷装置によるプリントデータ受信及びキャンセル指示の監視動作>
図9を用いて印刷装置110のネットワーク処理部111と制御コマンド解析処理部112の動作を説明する。印刷装置110のネットワーク処理部111は電源投入後、クラウドプリントサービス101のプリントデータスプール105の監視を開始し、当該印刷装置により印刷すべきプリントデータファイルが置かれることを監視する(S901)。監視はポーリングにより実現できる。その場合には印刷装置110は、クラウドプリントサービス101に対して当該印刷装置で印刷すべき新たなプリントデータの有無を定期的に問い合わせる。クラウドプリントサービス101はその問い合わせに対して、該当するプリントデータの有無を応答する。あるいはプリントデータスプール105に格納されたプリントデータに関する情報(印刷すべき印刷装置を示す情報を含む)を応答しても良い。その場合には、当該情報を受信した印刷装置がその情報を分析し、当該印刷装置により印刷すべきプリントデータが含まれているか否か判定する。
図9を用いて印刷装置110のネットワーク処理部111と制御コマンド解析処理部112の動作を説明する。印刷装置110のネットワーク処理部111は電源投入後、クラウドプリントサービス101のプリントデータスプール105の監視を開始し、当該印刷装置により印刷すべきプリントデータファイルが置かれることを監視する(S901)。監視はポーリングにより実現できる。その場合には印刷装置110は、クラウドプリントサービス101に対して当該印刷装置で印刷すべき新たなプリントデータの有無を定期的に問い合わせる。クラウドプリントサービス101はその問い合わせに対して、該当するプリントデータの有無を応答する。あるいはプリントデータスプール105に格納されたプリントデータに関する情報(印刷すべき印刷装置を示す情報を含む)を応答しても良い。その場合には、当該情報を受信した印刷装置がその情報を分析し、当該印刷装置により印刷すべきプリントデータが含まれているか否か判定する。
印刷装置110のネットワーク処理部111は、クラウドプリントサービス101からの応答を受けて、印刷すべきプリントデータがあれば、印刷開始を印刷装置110のプリント処理管理部117に通知する。印刷装置110のネットワーク処理部111は該当するプリントデータの読み出し要求をクラウドプリントサービス101に対して送信し、その応答としてプリントデータを受信する。受信したプリントデータは、制御コマンド解析処理部112に順次渡される(S904)。
制御コマンド解析処理部112はプリントデータを解析し、キャンセルコマンドであるか判断する(S905)。制御コマンド解析処理部112は、キャンセルコマンドでない場合は、プリントデータを印刷装置110のプリントデータスプール113に格納していく。制御コマンド解析処理部112がキャンセルコマンドを検知した場合、プリント処理管理部117にキャンセル指示を発行する(S912)。印刷装置110のネットワーク処理部111と制御コマンド解析処理部112は、プリント処理管理部117からキャンセル処理の終了の通知を受信するまで待機する(S913)。キャンセル処理の終了の通知を受信すると、再びプリントデータの監視に戻る。
一方印刷装置110のネットワーク処理部111は、キャンセルコマンドが含まれていなければプリントデータを全て受信し終えたか判定する(S906)。受信し終えていなければ、たとえば図7のように部分データに分割されている場合には、部分データごとに読み出し要求を送信し、1つのプリントジョブに関するプリントデータを受信し終えるまで受信を繰り返す。
次に印刷装置110のネットワーク処理部111はクラウドプリントサービス101からプリントデータスプール105に存在するファイル名を要求し、その応答としてファイル名を受信する(S907、S908)。ファイル名を取得出来たら印刷装置110のネットワーク処理部111はプリント処理管理部117にプリントデータステータスの更新指示を通知する(S909)。プリント処理管理部117は、RTC219から現在時刻を取得してプリントデータのステータス更新時刻として記録する。プリントデータステータスとしては、少なくとも、クラウドプリントサービス101と成功裡に通信ができたこととその時刻とを示す。ステップS907で取得したファイル名に、拡張子が「.cancel」のファイルが存在するか判定する(S910)。存在する場合、印刷装置110のネットワーク処理部111は、そのファイル名から拡張子を除いた部分が、現在処理中のプリントデータのファイル名(拡張子を除く)と同一か判断する(S910)。同一であれば、当該プリントデータの処理のキャンセルをプリント処理管理部117に指示する(S912)。
ステップS911では現在プリントデータの処理が継続中か判定する。継続中であれば、当該プリントデータの処理に対するキャンセル指示を監視するために、ステップS907からの繰り返す。一方、プリントデータの処理が完了したなら、再びクラウドプリントサービス101のプリントデータスプール105を監視する(S911)。
なおクラウドプリントサービス101のプリント情報管理部103からプリントデータのステータスを取得可能であれば、ファイル名に代えて、ステップS907においてはステータスを要求し取得してもよい。本実施形態では、印刷装置110がプリントデータを全て取得した後から、クラウドプリントサービス101に対してキャンセル指示の監視を開始するが、プリントデータの取得開始と共に開始しても良い。その場合、プリントデータに含まれるキャンセルコマンドを印刷装置110が処理する前に、キャンセル指示があったことを知ることができる可能性がある。そのため、印刷すべきデータ量が多い場合に無駄な印刷を省くことが出来る。
<印刷装置によるプリント動作>
図10を用いて印刷装置110のプリント処理管理部117と画像データ生成部114の動作を説明する。プリント処理管理部117はネットワーク処理部111から印刷開始の指示を待ち(S1001)、S903によるネットワーク処理部111からの印刷開始指示に応じて印刷処理を開始する。プリント処理管理部117は、S912によるキャンセル指示が来たかを判定し(S1002)、ネットワーク処理部111からプリント処理管理部117にキャンセルが指示された場合、継続している画像データの生成処理をキャンセルする。そのためまず画像データの生成がページの途中であるか判定する(S1012)。ページを生成中である場合は画像データ生成部114に処理の中止を指示し、画像データ生成部114による処理の中止を確認後、生成中の画像データを画像データスプール115から削除する(S1013)。その後、プリント処理管理部117は、キャンセル処理が終了したことをネットワーク処理部111、制御コマンド解析処理部112に通知すると共に、ネットワーク処理部111を通してクラウドプリントサービス101にキャンセル終了を通知する(S1014)。
図10を用いて印刷装置110のプリント処理管理部117と画像データ生成部114の動作を説明する。プリント処理管理部117はネットワーク処理部111から印刷開始の指示を待ち(S1001)、S903によるネットワーク処理部111からの印刷開始指示に応じて印刷処理を開始する。プリント処理管理部117は、S912によるキャンセル指示が来たかを判定し(S1002)、ネットワーク処理部111からプリント処理管理部117にキャンセルが指示された場合、継続している画像データの生成処理をキャンセルする。そのためまず画像データの生成がページの途中であるか判定する(S1012)。ページを生成中である場合は画像データ生成部114に処理の中止を指示し、画像データ生成部114による処理の中止を確認後、生成中の画像データを画像データスプール115から削除する(S1013)。その後、プリント処理管理部117は、キャンセル処理が終了したことをネットワーク処理部111、制御コマンド解析処理部112に通知すると共に、ネットワーク処理部111を通してクラウドプリントサービス101にキャンセル終了を通知する(S1014)。
一方ステップS1002でキャンセル指示が来ていないと判定した場合、プリント処理管理部117は、プリントデータのステータスが一定時間更新されていないかをチェックする(S1003)。一定時間更新されていない場合、すなわち最後の更新から一定時間以上経過している場合は、通信に障害が生じた可能性があるため、プリント処理管理部117は、後述する速度低下または一時停止処理を実行する(S1004)。最後の更新から一定時間経過していなければ、速度低下も一時停止処理も不要であり、プリント処理管理部117は画像データ生成部114にプリントデータの取得を指示する。それに応じて画像データ生成部114がプリントデータスプール113からプリントデータを取得する(S1005)。ここで画像データ生成部114が取得するプリントデータのデータサイズは固定サイズであり、プリントデータ全てや1ページ分すべてを取得するものではない。画像データ生成部114は取得したプリントデータを画像データに変換し(S1006)、画像データスプール115に格納する(S1007)。1ページ分の画像データの生成が終わって無い場合、画像データ生成部114はそのことをプリント処理管理部117に通知し、ステップS1002からS1007の処理を再度実行する(S1008)。
1ページ分の画像データの生成が終了すると、画像データ生成部114からプリント処理管理部117に1ページの画像データ生成が終了したことが通知され、用紙上への画像形成後、印刷済みの画像データの削除が行われる(S1009)。用紙上への画像形成は、プリント処理管理部117から印刷処理部116に対して印刷指示が通知されることで開始される。印刷処理部116は、画像データスプール115から画像データを取得して印刷エンジン220を用いて用紙上に画像形成を行う。印刷処理部116は用紙上への画像形成が終了したことをプリント処理管理部117に通知し、プリント処理管理部117はプリントデータに含まれる全ページの印刷処理が終了するまでS1002からS1009の処理を繰り返す(S1010)。プリント処理管理部117はプリントデータに含まれる全てのページの印刷処理が終了したら、ネットワーク処理部111を通して、クラウドプリントサービス101にプリントデータの印刷処理が終了したことを通知し(S1011)、プリントデータスプール113からプリントデータを削除する(S1012)。 <速度低下または一時停止処理>
図11を用いて図10のS1004でプリント処理管理部117によって行われる、クラウドプリントサービス101と印刷装置110との間で通信障害が長期に渡って発生している場合の速度低下または一時停止処理について説明する。クラウドプリントサービス101と印刷装置110との間で長期にわたり通信障害が発生していると、印刷要求がキャンセルされたことを示す情報(キャンセル指示)が取得できない。そのためユーザがクラウドプリントサービス101にキャンセルを指示してからも多くのページ数の印刷が行われてしまう。これは、ユーザが印刷ページ数によって課金を支払う契約となっている場合、無駄な課金を発生させる。図11の処理はユーザに与える無駄な課金を軽減するための手段である。
図11を用いて図10のS1004でプリント処理管理部117によって行われる、クラウドプリントサービス101と印刷装置110との間で通信障害が長期に渡って発生している場合の速度低下または一時停止処理について説明する。クラウドプリントサービス101と印刷装置110との間で長期にわたり通信障害が発生していると、印刷要求がキャンセルされたことを示す情報(キャンセル指示)が取得できない。そのためユーザがクラウドプリントサービス101にキャンセルを指示してからも多くのページ数の印刷が行われてしまう。これは、ユーザが印刷ページ数によって課金を支払う契約となっている場合、無駄な課金を発生させる。図11の処理はユーザに与える無駄な課金を軽減するための手段である。
プリント処理管理部117は、ユーザがUI表示装置218から既に印刷継続指示(強制継続)が入力されているか判定し、既に印刷継続指示が入力済みであれば印刷を継続する(S1101)。プリント処理管理部117はプリントデータのステータスが最後に更新された時刻と現在の時刻との時間差が比較的短い内は速度低下と判断し(S1102)、処理を停止し、一定時間経過の後で印刷処理を再開する(S1106)。「比較的短い」とは、所定の閾値と比較した上で判定される。プリント処理管理部117は、ステップS1102で速度低下ではないと判定されると、すなわちプリントデータのステータスが最後に更新された時刻と現在の時刻との時間差が長くなるとそのステータスが更新されるまで停止する(S1103)。ただし、UI装置218からユーザが操作パネルから印刷継続を指示した場合は、プリントデータのステータス更新が無くても、プリント処理管理部117は印刷処理を再開する(S1104)。UI装置218からユーザが印刷継続を指示した場合は、プリント処理管理部117は処理中のプリントデータは強制的に継続するものと判断し、以後プリントデータのステータスが更新されなくても印刷処理を継続する(S1105)。上述したように通信障害が発生した可能性がある場合、ユーザがクラウドプリントサービス101へキャンセルを指示した時刻と印刷装置で実際のキャンセルが行われる時刻に差がでる。そこで図11の手順で通信障害が発生した可能性があるなら印刷処理を一時停止する。もしもキャンセル指示があっても、障害から復旧してキャンセル指示を取得するまでの間の印刷処理の進行を遅らせることができる。
<課金軽減処理>
図11を用いて、その時刻間に印刷されるページ数の軽減方法について説明したが、その時刻間に印刷されたページ数に関しては課金の減額または控除を実現する方法について図12を用いて説明する。クラウドプリントサービス101へユーザの入稿が行われ、プリントデータ生成部104はプリントデータの生成を行い(S1201)、プリントデータスプール105にプリントデータを格納する(S1202)。プリントデータ生成部104はプリントデータに含まれるページ数(あるいはプリントデータ量)をプリント情報管理部103に通知し、プリント情報管理部103は課金情報にページ数を保存する(S1203)。
図11を用いて、その時刻間に印刷されるページ数の軽減方法について説明したが、その時刻間に印刷されたページ数に関しては課金の減額または控除を実現する方法について図12を用いて説明する。クラウドプリントサービス101へユーザの入稿が行われ、プリントデータ生成部104はプリントデータの生成を行い(S1201)、プリントデータスプール105にプリントデータを格納する(S1202)。プリントデータ生成部104はプリントデータに含まれるページ数(あるいはプリントデータ量)をプリント情報管理部103に通知し、プリント情報管理部103は課金情報にページ数を保存する(S1203)。
印刷装置110は電源投入後、クラウドプリントサービス101のプリントデータスプール105の監視を開始する(S1220)。ステップS1203でクラウドプリントサービス101のプリントデータスプール105にプリントデータが格納されるので、印刷装置110はプリントデータの取得を開始する(S1221)。それとともに印刷装置110のプリント処理管理部117はRTC224で取得した現在時刻を取得してクラウドプリントサービス101に通知する(S1222)。また印刷装置110のプリント処理管理部117は、1ページ印刷する(S1223)ごとに印刷した時間をRTC224から取得してRAM219に保存しておく(S1224)。
ステップS1222で印刷装置110からクラウドプリントサービス101へ印刷装置110の現在時刻が通知されると、プリント情報管理部103はクラウドプリントサービス101のRTC202から現在時刻を読み取り、その時間差を記憶しておく(S1204)。この後印刷装置に対して時刻情報を渡す場合には、記憶した時間差により印刷装置の時刻にあわせてから行う。つまりS1204の処理は時刻合わせのための処理である。
クラウドプリントサービス101はキャンセル指示の入力をチェックし(S1205)、ユーザからのキャンセル指示を受けると、プリント情報管理部103はそのときの時刻すなわちキャンセル時刻を格納する(S1206)。キャンセル時刻はキャンセルコマンドと関連づけて格納される。ここで登録されるキャンセル時刻は、RTCから読み取った時刻にS1204で保存した時間差を加味し、印刷装置110の時刻に合わせた時刻である。その後クラウドプリントサービス101は、上述したように、キャンセル処理をプリントデータの処理の進捗に応じて実行し(S1207)、印刷装置110からの印刷終了かキャンセル終了の通知を待つ(S1208)。
印刷装置110では、キャンセル命令を検知すると(S1225,S1226)、プリント処理管理部117はクラウドプリントサービス101から、S1207で保存されたキャンセル時刻を取得する(S1228)。S1224で記録しておいた各ページの印刷時刻に、S1228で取得したキャンセル時刻より後のものがあれば、プリント処理管理部117は該当するページの数をクラウドプリントサービス101に通知する(S1229)。すなわちキャンセル時刻以降に印刷されたページ数を通知する。なお本例では印刷装置でカウントされる課金の基礎となる情報はページ数であるためページ数を数えている。しかし課金の基礎となる情報のうち、プリントサービスで管理しきれず、印刷装置が管理可能な情報(例えばサイズ別や色別、両片面別のページ数など)があれば、その情報をページ数に代えて或いはページ数に加えて送信する。この情報をここでは一般的に単にデータ量あるいは課金調整情報と呼ぶことにする。
ステップS1229で印刷装置110から通知されたページ数はクラウドプリントサービス101のプリント情報管理部117に渡され、プリント情報管理部117によって保存される。印刷装置110はプリントデータに含まれる全てのページを処理し終えるか、キャンセル処理が終了すると、クラウドプリントサービス101へ印刷終了またはキャンセル終了を通知する(S1230)。クラウドプリントサービス101は印刷装置110から印刷終了またはキャンセル終了を通知されると(S1208)、プリント情報管理部117はプリントデータスプール105からプリントデータの削除を行う(S1210)。その後プリント情報管理部117はキャンセルが発生していたか判断する(S1211)。キャンセルが発生していた場合は印刷装置110からS1229によって通知されたページ数および当該プリントジョブで印刷されたページ数に基づき、課金計算を行って課金情報を変更する。例えばプリント情報管理部117はキャンセル以降に印刷されたページ数を半額にする、または無効にするなどの処理を行う。
<課金情報のリカバリ処理>
図13、図14は、印刷装置(ここでは多機能機MFP)110が電源オフされてS1229の印刷されたページ数情報がクラウドプリントサービス101に通知出来ない場合のリカバリ手段である。印刷装置は、たとえば、クラウドプリントサービス101と印刷装置110との間に通信障害が発生し、リカバリのために電源オフされることがありえる。
図13、図14は、印刷装置(ここでは多機能機MFP)110が電源オフされてS1229の印刷されたページ数情報がクラウドプリントサービス101に通知出来ない場合のリカバリ手段である。印刷装置は、たとえば、クラウドプリントサービス101と印刷装置110との間に通信障害が発生し、リカバリのために電源オフされることがありえる。
図13はS1229の詳細を示す。印刷装置110のプリント処理管理部117は課金調整情報(図12のS1229で送信している情報)をクラウドプリントサービス101に対して送信することを試みる(S1301)。しかし、送信が正常に終了しなかった場合(S1302−はい)、不揮発性メモリ(図2のROM220かHDD221)に課金調整情報を保存する(S1303)。その後電源オフが行われるようにする。
次の電源オン時(あるいは通信復旧時でもよい)には印刷装置110のプリント処理管理部117は、不揮発性メモリに課金調整情報が保存されているか判定し(S1401)、保存されている場合はクラウドプリントサービス101へ送信する。送信が正常に終えたなら送信された課金調整情報は削除される。一方、印刷装置110のプリント処理管理部117からクラウドプリントサービス101への課金調整情報の送信が正常に行われない場合(S1403−いいえ)、UI装置に警告を表示し(S1404)、通信が復帰するか、ユーザがUI装置223の操作で警告を解除するまで待機する(S1405)。
警告が解除された場合には処理は終了する。通信が復旧した場合にはS1402で課金調整情報の再送が試みられる。クラウドプリントサービス101はここで取得した、キャンセル後に印刷されたページ数等の課金調整情報を、利用者に対する課金に反映させて課金情報を作成する。
なお印刷装置110とクラウドプリントサービス101間の通信障害が長い時間復帰しない場合などには、ユーザは課金調整情報を印刷装置110から取得してユーザ端末108からクラウドプリントサービス101へ通知できる。ユーザが印刷装置110から課金調整情報を取得する方法としては、ユーザ端末108が印刷装置110にネットワークでアクセスするか、印刷装置110にフラッシュROM等の記憶媒体を指して、課金調整情報ファイルとして取得する。取得した課金調整情報ファイルは図15に示すUI画面上での操作によってユーザ端末108からクラウドプリントサービス101へ通知される。
図15の各UI画面はクラウドプリントサービス101上のUI画面生成102によって生成され、ユーザ端末108に表示される。UI画面1501においてプリント3は印刷終了もキャンセル終了も印刷装置110からクラウドプリントサービス101に通知されていない状態なので、アップロードボタン1502が表示されている。ユーザがアップロードボタン1502を押すことによりUI画面1503が表示される。ユーザは入力枠1504に印刷装置110から取得した課金調整情報ファイルのファイル名を入れて実行ボタン1505を押す。課金調整情報ファイルがクラウドプリントサービス101に通知され課金情報が更新されるとUI画面1506が表示され、プリント3の状態が状態1507のように更新される。ユーザから送られてきた課金調整情報によって課金情報が変更された場合は、表示ウインドウ1508のように変更情報を示したUI画面を表示する。
以上の構成および手順により、本実施形態の発明によれば、印刷装置がプリントサーバが持つプリントデータをプルプリントする場合に、プリントサーバと印刷装置との間にファイヤウォールが存在する場合でも、指示に応じて適時キャンセル処理を、プリントサーバにおいてのみならず印刷装置においても実行する。このため無駄な印刷や無駄な課金を発生させない。さらに、キャンセル指示後に、キャンセルの遅延により印刷されたページがあってもそれに対する課金を減額或いは免除することもできる。
[その他の実施例]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (14)
- ネットワークに接続されたプリントサーバであって、
前記ネットワークを介して入力される印刷要求を受信すると、該印刷要求に応じてプリントデータを生成して格納手段に格納するデータ生成手段と、
前記印刷要求の受信の後、前記印刷要求に対するキャンセル指示を受信すると、前記印刷要求に応じたプリントデータの生成を中止し、前記印刷要求に対するキャンセルを指示するキャンセル命令を前記格納手段に格納するキャンセル命令の生成手段と、
前記ネットワークを介して受信したプリントデータの読み出し要求に応じて、前記格納手段に格納したプリントデータ、及び、前記キャンセル命令があれば該キャンセル命令を前記読み出し要求の要求元の装置に対して送信するデータ送信手段と
を備えることを特徴とするプリントサーバ。 - 前記キャンセル命令の生成手段は、キャンセル指示された印刷要求に応じてプリントデータを生成中であれば、該プリントデータの生成を中止して生成済みのプリントデータの末尾に前記キャンセル命令を埋め込んで前記格納手段に格納し、キャンセル指示された印刷要求に応じたプリントデータを送信中であれば、該プリントデータの未送信の部分に前記キャンセル命令を埋め込んで前記格納手段に格納することを特徴とする請求項1に記載のプリントサーバ。
- 前記キャンセル命令の生成手段は、キャンセル指示された印刷要求に応じたプリントデータの送信が完了している場合には、前記要求元の装置に対して送信する独立したデータとして、前記キャンセル命令を前記格納手段に格納することを特徴とする請求項1または2に記載のプリントサーバ。
- 前記データ生成手段は、生成したプリントデータを複数のデータファイルに分割して格納し、
前記キャンセル命令の生成手段は、キャンセル指示された印刷要求に応じたプリントデータを送信中であれば、次に送信されるデータファイルの内容を前記キャンセル命令に書き換えて前記格納手段に格納することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプリントサーバ。 - 前記データ送信手段により送信したプリントデータ量に応じて前記印刷要求の要求元に対する課金計算を行う課金計算の手段と、
前記前記キャンセル命令とともに記録された時刻以降に印刷したプリントデータの量を前記読み出し要求の要求元の装置から受信する手段とを更に備え、
前記生成手段は、前記キャンセル指示を受信した時刻を、前記キャンセル命令とともに格納し、
前記課金計算の手段は、前記読み出し要求に応じて前記要求元の装置に送信したプリントデータの量から、前記キャンセル指示を受信した時刻以降に印刷したプリントデータの量を差し引いたプリントデータの量を対象として課金計算を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプリントサーバ。 - プリントデータの読み出し要求に応じてプリントデータまたはキャンセル命令を送信するプリントサーバに接続された印刷装置であって、
プリントデータの読み出し要求を前記プリントサーバに送信し、前記読み出し要求に応じて送信されるプリントデータを受信するプリントデータの取得手段と、
前記取得手段により取得したプリントデータに、当該プリントデータの処理に対するキャンセル命令が含まれているか判定する判定手段と、
前記判定手段によりキャンセル命令が含まれていないと判定されたときには取得した前記プリントデータに対する印刷処理を行い、キャンセル命令が含まれていると判定された場合には、キャンセル命令の対象であるプリントデータに対する印刷処理を中止し、前記プリントサーバに対して、前記印刷処理を中止したことを通知する処理手段と
を備えることを特徴とする印刷装置。 - 前記プリントサーバに対して処理中のプリントデータに対するキャンセル指示の有無を問い合わせる手段を更に備え、
前記処理手段は、前記問い合わせに対してキャンセル指示がある旨の応答を受信すると、前記プリントデータに対する印刷処理を中止し、前記プリントサーバに対して、前記印刷処理を中止したことを通知することを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。 - 前記プリントサーバとの通信に障害が生じた可能性を判定する手段を更に備え、
前記可能性があると判定された場合には、前記処理手段は印刷処理を中断することを特徴とする請求項6または7に記載の印刷装置。 - 前記可能性を判定する手段は更に、通信に生じた可能性のある障害が、速度低下か停止かを判定し、速度低下であれば一定時間にわたり印刷処理を中断し、停止であれば、プリントサーバからデータを受信するまで印刷処理を中断することを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
- 前記処理手段は、印刷処理がキャンセル命令に応じて中止された場合、前記キャンセル命令とともにプリントデータに記録された時刻以降に印刷されたプリントデータのデータ量を前記プリントサーバに更に通知することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプリントサーバと印刷装置とを接続したネットワーク印刷システムであって、
前記印刷装置は、プリントデータの読み出し要求を前記プリントサーバに送信し、前記読み出し要求に応じて送信されるプリントデータを受信するプリントデータの取得手段と、
前記取得手段により取得したプリントデータに、当該プリントデータの処理に対するキャンセル命令が含まれているか判定する判定手段と、
前記判定手段によりキャンセル命令が含まれていないと判定されたときには取得した前記プリントデータに対する印刷処理を行い、キャンセル命令が含まれていると判定された場合には、キャンセル命令の対象であるプリントデータに対する印刷処理を中止し、前記プリントサーバに対して、前記印刷処理を中止したことを通知する処理手段とを備えが印刷装置と
を備えることを特徴とするネットワーク印刷システム。 - 前記印刷装置は、前記プリントサーバからの自発的なアクセスを制限するファイヤウォールを介して前記プリントサーバと接続されていることを特徴とする請求項11に記載のネットワーク印刷システム。
- ネットワークに接続されたコンピュータを、
前記ネットワークを介して入力される印刷要求を受信すると、該印刷要求に応じてプリントデータを生成して格納手段に格納するデータ生成手段と、
前記印刷要求の受信の後、前記印刷要求に対するキャンセル指示を受信すると、前記印刷要求に応じたプリントデータの生成を中止し、前記印刷要求に対するキャンセルを指示するキャンセル命令を前記格納手段に格納するキャンセル命令の生成手段と、
前記ネットワークを介して受信したプリントデータの読み出し要求に応じて、前記格納手段に格納したプリントデータ、及び、前記キャンセル命令があれば該キャンセル命令を前記読み出し要求の要求元の装置に対して送信するデータ送信手段と
して機能させるためのプログラム。 - ネットワークを介してプリントサーバと印刷装置とを接続したネットワーク印刷システムにおいて、
前記プリントサーバが、前記ネットワークを介して入力される印刷要求を受信すると、該印刷要求に応じてプリントデータを生成して格納手段に格納するデータ生成工程と、
前記プリントサーバが、前記印刷要求の受信の後、前記印刷要求に対するキャンセル指示を受信すると、前記印刷要求に応じたプリントデータの生成を中止し、前記印刷要求に対するキャンセルを指示するキャンセル命令を前記格納手段に格納するキャンセル命令の生成工程と、
前記印刷装置が、プリントデータの読み出し要求を前記プリントサーバに送信する工程と、
前記プリントサーバが、前記ネットワークを介して受信したプリントデータの読み出し要求に応じて、前記格納手段に格納したプリントデータ、及び、前記キャンセル命令があれば該キャンセル命令を前記読み出し要求の要求元の装置に対して送信するデータ送信工程と、
前記印刷装置が、前記読み出し要求に応じて送信されるプリントデータを受信するプリントデータの取得工程と、
前記印刷装置が、前記取得工程により取得したプリントデータに、当該プリントデータの処理に対するキャンセル命令が含まれているか判定する判定工程と、
前記印刷装置が、前記判定工程によりキャンセル命令が含まれていないと判定されたときには取得した前記プリントデータに対する印刷処理を行い、キャンセル命令が含まれていると判定された場合には、キャンセル命令の対象であるプリントデータに対する印刷処理を中止し、前記プリントサーバに対して、前記印刷処理を中止したことを通知する処理工程と
含むことを特徴とするネットワーク印刷システムにおける印刷方法。
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