JP2011227185A - 光通信モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】MTコネクタなどの他部材に連結可能な構成であり、且つ、接続用のピンにより光電素子及び導電板等の配置が制限されることのない光通信モジュールを提供する。
【解決手段】フォトダイオード20及びレーザダイオード25とこれらが接続される導電板30を透光性のベース10が保持し、コネクタ部品が挿入される挿入口41が設けられたハウジング40内にベース10を収容すると共に、ベース10に2つの接続ピン50を挿入口41へ向けて突出するように埋め込んで設ける。フォトダイオード20、レーザダイオード25及び導電板30は、接続ピン50が突出する接続面11とは反対側に設けたベース10の凹所12内に保持し、接続ピン50の突出端の反対端がフォトダイオード20、レーザダイオード25及び導電板30の保持位置より接続面11側となるように、接続ピン50をベース10内に埋め込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信を行うためのレーザダイオード及び/又はフォトダイオード等の光電素子を備え、光通信線のコネクタを装着できる光通信モジュールに関する。
従来、光ファイバなどを利用した光通信が広く普及している。光通信は、電気信号をレーザダイオードなどの光電素子にて光信号に変換し、光ファイバを介して光信号を送受信し、受信した光信号をフォトダイオードなどの光電素子が電気信号に変換することによって行われる。このため、レーザダイオード及び/又はフォトダイオード等の光電素子を、場合によっては光電素子を動作させるための周辺回路素子と共に、1つのパッケージとして構成した光通信モジュールが広く用いられている。この光通信モジュールは、OSA(Optical Sub-Assembly)と呼ばれている。近年では、光通信及び光通信モジュールに関する種々の発明がなされている。
例えば、特許文献1においては、光信号を送信又は受信する光電素子と、これを固定するためのステムと、光電素子をカバーするためのキャップと、光電素子に電気信号を印加又は光電素子からの電気信号を伝送する複数本のリードとを備え、ステム及びキャップにて構成されるパッケージ内に位置する所定のリードの一端に平面部を設け、この平面部に、一端が光電素子に接続され他端がリードに接続される電気回路部品を設けた構成とすることにより、高周波特性が優れ、小型化できる光−電気変換モジュールが提案されている。
また、光通信を行うための光ファイバは、光が通るコアと、その周囲を覆って光を閉じ込めるクラッドとで構成されている。光ファイバは、石英ガラスのコアを高強度プラスチックのクラッドで覆ったHPCF(Hard Polymer Clad Fiber)、コア及びクラッドを石英ガラスで構成したAGF(All silica Glass Fiber)等のように、コア及びクラッドの材質により種々のものがあり、通信速度及びコスト等を考慮して選択される。比較的に低速な光通信に用いられるHPCFはコアの直径が200μm程度であり、高速な光通信に用いられるAGFはコアの直径が数μm〜数十μm程度である。これに対してレーザダイオードの発光部分のサイズは数μm〜十数μm程度であり、フォトダイオードの受光部分のサイズは数十μm程度である。このため、コアの直径が小さいAGFは、レーザダイオードの発光部分又はフォトダイオードの受光部分に対して位置合わせ(調芯)を行う必要がある。
また、複数の光電素子を1つのパッケージとして光通信モジュールを構成することができる。例えば光信号の送信を行う発光素子と受信を行う受光素子とを1つのパッケージとした光通信モジュールを用いることによって、通信機器は1つの光通信モジュールを搭載するのみで、光信号の送受信を行うことが可能となる。
光ファイバのコネクタ部品として広く用いられているMT(Mechanically Transferable)コネクタは、束ねられた複数の光ファイバを接続するためのものであり、多数の光ファイバを容易に接続して光通信システムを構築することができる。光通信モジュールをMTコネクタに連結可能な形状とし、光ファイバの数に対応した複数の光電素子を光通信モジュールに搭載する構成とすることによって、MTコネクタに連結するのみで利用できる利便性の高い光通信モジュールを実現できる。
特開2005−167189号公報
MTコネクタは2本の接続用のピン(ガイドピン)を介して接続される構成であり、一又は複数の光ファイバの端部が2本のピンの間に設けられる。このため、MTコネクタに連結可能な光通信モジュールでは、MTコネクタの光ファイバと光信号の授受を行う一又は複数の光電素子を、2本のピンの間に搭載する必要がある。また光通信モジュールは、光電素子に対する電気信号の入出力を行うためのリードフレーム又はバスバー等の複数の導電板を備えており、これら複数の導電板を2本のピン間に適切に配する必要がある。しかし、2本のピン間の距離はコネクタの規格として定められており、2本のピン間のスペースは狭いため、光電素子及び導電板を2本のピン間の狭いスペース内に適切に配することは容易ではない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、MTコネクタなどの他部材に連結可能な構成であり、且つ、接続用のピンにより光電素子及び導電板等の配置が制限されることのない光通信モジュールを提供することにある。
本発明に係る光通信モジュールは、受光部又は発光部を有し、光信号から電気信号へ又は電気信号から光信号への変換をそれぞれ行う一又は複数の光電素子と、該光電素子が接続されて電気信号の授受を行う一又は複数の導電板と、前記光電素子及び前記導電板を保持すると共に、前記光電素子への光信号又は前記光電素子からの光信号を通す透光性の保持体と、該保持体を収容すると共に、他部材が挿入される挿入口が設けられたハウジングと、前記保持体に一部が埋め込まれ、一端が前記ハウジングに収容された前記保持体の一側から前記挿入口へ向けて突出するように設けられた複数の棒体とを備え、前記光電素子及び前記導電板は、前記保持体の前記棒体が突出する前記一側の反対側に保持され、前記棒体の他端は、前記光電素子及び前記導電板の保持位置より前記一側に配されていることを特徴とする。
また、本発明に係る光通信モジュールは、前記保持体の前記一側及び反対側にそれぞれ一体的に設けられたレンズ部を更に備え、前記保持体に保持された前記光電素子は、前記一側及び反対側のレンズ部を通して光信号の授受を行うようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る光通信モジュールは、前記保持体の一側に設けられた前記レンズ部が、前記複数の棒体の間に設けてあることを特徴とする。
また、本発明に係る光通信モジュールは、前記ハウジングが、前記保持体を前記ハウジング内で固定する固定部を有し、前記棒体は、前記保持体の前記一側から少なくとも前記固定部による固定位置にまで埋め込まれていることを特徴とする。
また、本発明に係る光通信モジュールは、前記棒体が、前記保持部より高硬度の素材で形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る光通信モジュールは、前記導電板に接続された一又は複数の電気回路部品を備えることを特徴とする。
本発明においては、一又は複数の光電素子並びに一又は複数の導電板を透光性の保持体に保持させ、MTコネクタなどの他部材が挿入される挿入口が設けられたハウジング内に保持体を収容する。また保持体には、複数の棒体をその一端が挿入口へ向けて突出するように埋め込んで設ける。この複数の棒体は、他部材との接続を行うガイドピンなどとして用いることができる。
この構成において保持体は、光電素子及び導電板を複数の棒体が突出する一側の反対側に保持すると共に、棒体の他端が光電素子及び導電板の保持位置よりも一側となるように棒体が埋め込まれる。これにより、光電素子及び導電板の保持位置には棒体が存在せず、棒体が光電素子及び導電板の配置を制限することがない。
また、本発明においては、透光性の保持部には、複数の棒体が突出する一側と、光電素子及び導電板が保持される反対側とに、それぞれレンズ部を一体的に設ける。保持部に保持された光電素子は、透光性の保持部と一側及び反対側のレンズ部とを透して光信号の送受信を行うことができる。
これにより例えば、他部材から出射して一側のレンズ部へ入射した光を一側のレンズ部にて平行光に変換し、この平行光が透光性の保持部内を透過して反対側のレンズ部へ至り、反対側のレンズ部にて平行光を光電素子へ集光する構成とすることができる。また例えば、光電素子から出射して反対側のレンズ部へ入射した光を反対側のレンズ部にて平行光に変換し、この平行光が透光性の保持部内を透過して一側のレンズ部へ至り、一側のレンズ部にて平行光を他部材へ集光する構成とすることができる。透光性の保持部内を平行光が透過する構成とすることにより、保持部の一側及び反対側にそれぞれ設けられる2つのレンズ部の間隔を広げることができ、即ち保持部の幅を広げることができるため、光電素子及び導電板の保持位置を棒体が埋め込まれた位置から遠ざけることが容易となる。
また、本発明においては、保持体の一側のレンズ部は、保持体の一側に突出して設けられる複数の棒体の間に設ける。これにより、MTコネクタのように、2本のガイドピンが挿入される2つの穴が形成され、この2つの穴の間に複数の光ファイバの端部が並べられた構成の他部材に対して、本発明の光通信モジュールを連結した場合に、光ファイバの端部とレンズ部とを対向させることができる。
また、本発明においては、ハウジングには保持体を固定する固定部を設ける。この場合に、複数の棒体は、一端が突出する保持体の一側から、少なくともハウジングの固定部により保持体が固定される位置にまで、保持体内に埋め込んで設ける。これにより、保持体の固定部に固定されない部分を棒体で補強することができ、保持体の強度を高めることができる。
また、本発明においては、棒体を保持体より高硬度の素材で形成する。例えば保持体を透光性の合成樹脂で成型する場合に、棒体を金属製とする。これにより、棒体が埋め込まれた保持体の強度を高めることができる。
また、本発明においては、光電素子と共にその他のIC(Integrated Circuit)などの電気回路部品を導電板に接続して光通信モジュールに搭載する。これにより光通信モジュールには、光電素子及び電気回路部品が導電板及び接続線で接続された電気回路を搭載することができるため、光通信モジュールの利便性を向上できる。またこの光通信モジュールを搭載する通信装置は、回路基板に搭載する電気回路部品が削減できるため、装置の小型化に貢献できる。
本発明による場合は、光電素子、導電板及び棒体等を保持する透光性の保持体を他部材が挿入される挿入口が設けられたハウジング内に収容し、棒体の一端が保持体の一側から突出し、他端が光電素子及び導電板の保持位置より一側となるように、保持体内に複数の棒体を埋め込むと共に、光電素子及び導電板を一側の反対側に保持する構成とすることにより、光通信モジュールはハウジングの挿入口から挿入された他部材と連結することができる。また光電素子及び導電板の保持位置には棒体が存在しないため、棒体が光電素子及び導電板の配置を制限することがなく、光通信モジュールにおける光電素子及び導電板並びに他の部品等の配置を容易化できる。
本発明に係る光通信モジュールの構成を示す模式的断面図である。 光通信モジュールと他部材との連結を説明するための模式図である。 光通信モジュールと他部材との連結を説明するための模式図である。 光通信モジュールが備える光電素子の構成を示す模式図である。 光通信モジュールが備える導電板の構成を示す模式的平面図である。 光通信モジュールの構成を示す分解斜視図である。 本発明の変形例1に係る光通信モジュールの構成を示す模式的平面図である。 本発明の変形例2に係る光通信モジュールの構成を示す模式的平面図である。 本発明の変形例3に係る光通信モジュールの構成を説明するための模式図である。 本発明の変形例3に係る光通信モジュールの構成を説明するための模式図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1は、本発明に係る光通信モジュールの構成を示す模式的断面図である。図2及び図3は、光通信モジュールと他部材との連結を説明するための模式図である。図4は、光通信モジュールが備える光電素子の構成を示す模式図である。図5は、光通信モジュールが備える導電板の構成を示す模式的平面図である。図6は、光通信モジュールの構成を示す分解斜視図である。
図において1は、フォトダイオード20及びレーザダイオード25の2つの光電素子を備える光通信モジュールであり、光信号の送信及び受信を行うことができる。光通信モジュール1は2つの光ファイバ91を有するコネクタ部品9が連結可能な構成であり、この光通信モジュール1を搭載した通信機器は、コネクタ部品9の光ファイバ91を介して他の装置との間で光信号の送受信を行うことができる。
光通信モジュール1は、フォトダイオード20及びレーザダイオード25と、これらが接続される導電板30と、コネクタ部品9との接続を行うための2本の接続ピン50とを保持する合成樹脂製のベース(保持体)10を備えており、ベース10がハウジング40内に収容された構成をなしている。ベース10は、略直方体形をなし、透光性の合成樹脂で成型されている。ベース10の一側(図1において左側)には、2本の接続ピン50が突出する接続面11が設けられ、反対側(図1において右側)には、フォトダイオード20及びレーザダイオード25等を収容する凹所12が形成されている。
光通信モジュール1に搭載されるフォトダイオード20及びレーザダイオード25の2つの光電素子は、図4に示すように様々な構成とすることができる。なお、図4においては、フォトダイオード20の平面視の構成を図4A〜図4Cに3種類示してある。またフォトダイオード20及びレーザダイオード25は略同じ構成であるため、レーザダイオード25については図4に括弧書きで符号を付してある。フォトダイオード20(レーザダイオード25)は、平面視が略正方形をなす板状であり、略正方形の一の面には、略中央に光を検知して電気信号に変換する受光部22(電気信号に応じて光を発する発光部27)が設けられ、受光部22(発光部27)の周囲に一又は複数の接続端子部21(26)が設けられている。接続端子部21(26)は、フォトダイオード20(レーザダイオード25)の電気信号を入出力するための端子であり、且つ、半田又は導電性接着剤等を介して導電板30への接続を行うためのものである。
例えば、接続端子部21(26)は、受光部22(発光部27)を囲む環状とすることができる(図4A参照)。この例では、フォトダイオード20(レーザダイオード25)の一の面には接続端子部21(26)を1つしか設けることができないが、フォトダイオード20(レーザダイオード25)は入出力の端子を2つ必要とするため、反対面などに接続端子部を設ける必要がある。本実施の形態においては、フォトダイオード20(レーザダイオード25)の反対面に別の接続端子部(図示は省略する)を設ける構成とし、この接続端子部と導電板30とを金属製のワイヤ35(図5参照)にて電気的に接続する構成とする。
また例えば、フォトダイオード20(レーザダイオード25)の一の面に2つの接続端子部21a及び21b(26a及び26b)を設ける構成としてもよい(図4B参照)。この場合、各接続端子部21a及び21b(26a及び26b)は、略長方形とし、受光部22(発光部27)を間にして配設することができる。また例えば、電気信号を入出力するための2つの接続端子部21a及び21b(26a及び26b)の他に、電気信号の入出力を行わず半田又は導電性接着剤等による接続を行うためのみのダミーの接続端子部21c及び21d(26c及び26d)を設ける構成としてもよい(図4C参照)。この場合、4つの接続端子部21a〜21d(26a〜26d)は、フォトダイオード20(レーザダイオード25)の一の面の四隅にそれぞれ配設することができる。
なお、以降の説明及び図面においては、図4Aに示したフォトダイオード20及びレーザダイオード25を光通信モジュール1が備えるものとする。
光通信モジュール1のベース10には金属製の導電板30が、その一面が凹所12内に露出するように埋め込まれて保持されている。導電板30は、凹所12内における露出部分に、フォトダイオード20及びレーザダイオード25の接続端子部21、26が半田又は導電性接着剤等を用いて接続されるものであり、フォトダイオード20及びレーザダイオード25と外部との間で電気信号の授受を行うためのものである。換言すれば、導電板30は、フォトダイオード20及びレーザダイオード25を用いた通信回路において、回路の構成要素を接続する配線に相当するものである。
光通信モジュール1の導電板30は、実際には図5に示すように種々の形状の複数の導電板で構成されている。図5に示す例では、光通信モジュール1は、4つの導電板30a〜30dを備えている。第1の導電板30aは、中央に略円形の開口31が形成された平面視が略正方形の部分と、この部分からベース10の外側へ延出する略長方形の部分とを有している。第1の導電板30aの略正方形の部分には、開口31の中心と発光部27の中心とが略一致するようにレーザダイオード25が接続固定される。レーザダイオード25は、第1の導電板30aの開口31の周縁部分に半田又は導電性接着剤等を介して、その接続端子部26が接続される。第1の導電板30aの開口31は、その直径がレーザダイオード25の一辺の長さより小さく、且つ、レーザダイオード25の発光部27より大きく形成されており、レーザダイオード15が開口31を通して光信号の送信を行うことができるようにしてある。
第2の導電板30bは、平面視が略長方形をなし、一端が第1の導電板30aの略正方形の部分に隣接し、他端がベース10の外部へ延出するように、第1の導電板30aの略長方形の部分と略平行に配されている。レーザダイオード25は、接続端子部26及ぶ受光部27が設けられた面の反対面に端子が設けられており、第2の導電板30bはこの端子とワイヤ35を介して接続される。
第3の導電板30cは、略円形の開口31が形成されて、第1の導電板30aの略正方形の部分と並べて配される幅広の略長方形の部分と、この部分からベース10の外部へ延出するように、且つ、第1の導電板30aの略長方形の部分と略平行に配される幅狭の略長方形の部分とを有している。第3の導電板30cの幅広の部分には、開口31の中心と受光部22の中心とが略一致するようにフォトダイオード20が接続固定される。フォトダイオード20は、第3の導電板30cの開口31の周縁部分に半田又は導電性接着剤等を介して、その接続端子部21が接続される。第3の導電板30cの開口31は、その直径がフォトダイオード20の一辺の長さより小さく、且つ、フォトダイオード20の受光部22より大きく形成されており、フォトダイオード20が開口31を通して光信号の受信を行うことができるようにしてある。
第4の導電板30dは、平面視が略長方形をなし、第3の導電板30cの幅広の部分、第1の導電板30aの略正方形の部分及び第2の導電板20bと並べて配され、端部がベース10の外部へ延出している。フォトダイオード20は、接続端子部21及び受光部22が設けられた面の反対面に端子が設けられており、第4の導電板30dはこの端子とワイヤ35を介して接続される。
また、光通信モジュール1のベース10には、凹所12の底面に、導電板30の2つの開口31に連なるように、略円形の2つの凹部が形成されている。各凹部の底部分はそれぞれ凸状に形成され、第1レンズ面14及び第3レンズ面16としてある。フォトダイオード20の受光部22の中心及び第3の導電板30cの開口31の中心が第1レンズ面14の中心と略一致し、レーザダイオード25の発光部27の中心及び第1の導電板30aの開口31の中心が第3レンズ面16の中心と略一致するように、フォトダイオード20及びレーザダイオード25の搭載位置、並びに導電板30の埋設位置等が決定される。
2本の接続ピン50が突出するベース10の接続面11には、2本の接続ピン50の間に、平面視が略長方形又は略長円形の凹部が形成されている。この凹部の底面には凸状の第2レンズ面15及び第4レンズ面17が形成されている。第2レンズ面15は、第1レンズ面14と中心が略一致するように(光軸が略一致するように)形成され、同様に第4レンズ面17は、第3レンズ面16と中心が略一致するように形成されている。
第2レンズ面15は、外部(コネクタ部材9の光ファイバ91の端面)から入射した光を略平行な光に変換してベース10内を透過させるように形状が定められている。第2レンズ面15にて変換された平行光はベース10内を通って第1レンズ面14へ至り、第1レンズ面14はこの平行光を導電板30の開口31を通してフォトダイオード20の受光部22へ集光するようにしてある。
同様に、第3レンズ面16は、レーザダイオード25の発光部27が発した光が導電板30の開口31を通して入射し、入射した光を略平行な光に変換してベース10内を透過させるように形状が定められている。第3レンズ面16にて変換された平行光はベース10内を通って第4レンズ面17へ至り、第4レンズ面17はこの平行光を所定位置(コネクタ部材9が連結された場合の光ファイバ91の端面の位置)へ集光するようにしてある。
また、ベース10の側面(接続面11に対して略垂直に設けられた面)には、略直方体形をなす2つの凸部13が設けられている。2つの凸部13は、ベース10の一の側面と、この反対側の側面とにそれぞれ設けられている。2つの凸部13は、ベース10を収容するハウジング40内に設けられた固定部42の凹部に係合し、これによりベース10をハウジング40内にて固定するためのものである。
また、ベース10の接続面11から突出する2本の接続ピン50は、丸棒状をなす金属製の棒体である。接続ピン50は、接続面11に対して略垂直に、且つ、2つの接続ピン50が略平行となるように、軸方向の略半分以上がベース10内に埋め込まれる態様で、ベース10に保持されている。接続ピン50の一端はベース10から突出し、他端はベース10内に埋め込まれているが、接続ピン50の他端は、ベース10の接続面11から凸部13が設けられた位置(即ち、ハウジング40によるベース10の固定位置)まで達するように埋め込まれている。
光通信モジュール1のベース10、凸部13及び第1レンズ面14〜第4レンズ面17等は、透光性の合成樹脂により一体成型されている。例えば、予め所望の形状に加工された導電板30及び2つの接続ピン50を金型内に配置し、液状の透明樹脂を流し込んで硬化させる方法、いわゆる射出成型によって一体成型を行うことができる。ベース10を透光性の合成樹脂で成形することによって、導電板30に接続されたフォトダイオード20は、第2レンズ面15、透光性のベース10、第1レンズ面15及び導電板30の開口31を通して外部の光を受光することができ、レーザダイオード25は、導電板30の開口31、第3レンズ面16、透光性のベース10及び第4レンズ面17を通して外部へ光を発することができる。またベース10などを構成する透光性の合成樹脂は、フォトダイオード20及びレーザダイオード25の耐熱性能などに関係なく選択することができるため、成形精度が高く、温度変化などの周辺環境による変形などが発生し難い合成樹脂を選択することができる。
ベース10を収容するハウジング40は、非透光性の合成樹脂製で略直方体形をなし、一の面にコネクタ部材9が挿入される略矩形の挿入口41が形成されている。ハウジング40内には、対向する2つの内面に、固定部42がそれぞれ設けられている。固定部42は、ハウジング40の内面に突設された略直方体形の凸部の突出端面に凹部を形成した態様であり、この凹部にベース10の凸部13が係合することによって、ベース10がハウジング40内に固定される。
またハウジング40は、挿入口41が構成された面に垂直な一の側面を蓋部分40bとして、それ以外の本体部分40aと別に製造され、本体部分40aにベース10を固定した後で蓋部分40bを本体部分40aに溶接又は接着等の方法で固定する構成である。ベース10は、接続ピン50の突設方向に対して略垂直な方向にスライドさせて、2つの凸部13をハウジング40の本体部分40aに設けられた2つの固定部42の凹部に係合させることにより、ハウジング40への収容を行うことができる。
ベース10がハウジング40内に収容されて固定された状態においては、ベース10は接続面11が挿入口41を向くように配され、2つの接続ピン50は接続面11からハウジング40の挿入口41へ向けて突出するように設けられる。ただし、接続ピン50の突出端は、ハウジング40の外部へは突出しない。またハウジング40の挿入口41が設けられた側の反対側には、図示しない回路基板などが配され、ベース10から延出する導電板30を介して、フォトダイオード20及びレーザダイオード25と回路基板との電気的接続が行われる。
本実施の形態に係る光通信モジュール1に連結されるコネクタ部品9は、例えば2本の光ファイバ91が束ねられたケーブルの先端部分に設けられ、2本の光ファイバ91を保持する保持部92と、この保持部92を収容するハウジング94とを備えて構成される。保持部92は略直方体形をなし、一の面(接続面)92aに2つの接続穴93が並べて形成されていると共に、2つの接続穴93の間に2つの光ファイバ91の端部が露出している。
コネクタ部品9のハウジング94は、略直方体形をなし、一の面に光通信モジュール1のベース10が挿入される挿入口95が形成されている。保持部92は、接続面92aが挿入口95を向くように、ハウジング94内に収容され固定されている。この状態において保持部92は、接続面92aが挿入口95から外部へ突出することがなく、接続面92aが挿入口95よりハウジング94の奥方に位置するように、収容され固定されている。
コネクタ部品9のハウジング94は、その挿入口95が光通信モジュール1の挿入口41と向かい合った状態から、光通信モジュール1のハウジング40に設けられた挿入口41を通してハウジング40の内部へ挿入することができ(図2参照)、光通信モジュール1のハウジング40に内嵌させることができる。またコネクタ部品9が挿入口41から光通信モジュール1のハウジング40内に挿入された場合、光通信モジュール1のベース10が挿入口95からハウジング94の内部へ挿入され、光通信モジュール1の接続ピン50がコネクタ部品9の接続穴93に挿入されると共に、光通信モジュール1のベース10の接続面11と、コネクタ部品9の保持部92の接続面92aとが当接する(図3参照)。この状態においては、光通信モジュール1の接続ピン50とコネクタ部品9の接続穴93との嵌合によって、光通信モジュール1のベース10とコネクタ部品9の保持部92との位置が精度よく定まり、ベース10の第2レンズ面15及び第4レンズ面17と、保持部92に保持された2つの光ファイバ91とがそれぞれ対向し、その中心が精度よく一致する。
光通信モジュール1とコネクタ部品9とが連結された状態では、コネクタ部品9の光ファイバ92から出射した光は、光通信モジュール1の第2レンズ面15へ至り、第2レンズ面15にて平行光に変換されてベース10内を透過して第1レンズ面14へ至り、第1レンズ面14にてフォトダイオード20の受光部22へ集光される。またレーザダイオード25の発光部27から出射した光は、第3レンズ面16へ至り、第3レンズ面16にて平行光に変換されてベース10内を透過して第4レンズ面17へ至り、第4レンズ面にてコネクタ部品9の光ファイバ92の端部へ集光される。これにより、光通信モジュール1を搭載した通信機器は、コネクタ部品9が設けられた通信ケーブルを介して、他の通信機器との間で光信号の送受信を行うことができる。
以上の構成の光通信モジュール1は、フォトダイオード20及びレーザダイオード25とこれらが接続される導電板30を透光性のベース10が保持し、コネクタ部品9が挿入される挿入口41が設けられたハウジング40内にベース10を収容すると共に、ベース10に2つの接続ピン50を挿入口41へ向けて突出するように埋め込んで設ける構成とすることにより、接続ピン50とコネクタ部品9の接続穴93との嵌合により、光通信モジュール1及びコネクタ部品9の連結を精度よく行うことができ、光通信を精度よく行うことができる。
またこの構成において、フォトダイオード20、レーザダイオード25及び導電板30は、接続ピン50が突出する接続面11とは反対側に設けたベース10の凹所12内に保持し、接続ピン50の突出端の反対端がフォトダイオード20、レーザダイオード25及び導電板30の保持位置より接続面11側となるように、即ち接続ピン50の反対端が凹所12に達しないように、接続ピン50をベース10内に埋め込む。これにより、接続ピン50の反対端が凹所12内に突出する構成と比較して、接続ピン50を迂回して導電板30を設けるなどの配慮を行う必要がないため、凹所12内におけるフォトダイオード20、レーザダイオード25及び導電板30等の配置が接続ピン50によって制限されず、配置の自由度を高めることができる。
また、透光性のベース10に第1レンズ面14〜第4レンズ面17を一体成型し、一側のレンズ面から入射した光を平行光としてベース10内を透過させ、他側のレンズ面にて集光する構成とすることにより、ベース10の接続面11と凹所12との間隔を広げることができる。これにより、接続ピン50をベース10内に埋め込む構成とした場合であっても、その端部を凹所12内に突出させることなく接続ピン50をベース10内に埋め込むことができ、凹所12内におけるフォトダイオード20、レーザダイオード25及び導電板30等の配置を接続ピン50が制限しない構成とすることが容易である。
また、ベース10には、2つの接続ピン50の間に第2レンズ面15及び第4レンズ面17を並べて設ける構成とすることにより、2つの接続ピン50と嵌合する2つの接続穴93が設けられ、2つの接続穴93の間に2つの光ファイバ92の端部が配された構成のコネクタ部材9(MTコネクタと略同じ構成である)に対して、光通信モジュール1を連結した場合に光ファイバ92とレンズ面とを精度よく対向させて光信号の送受信を行うことができる。
また、光通信モジュール1のハウジング40に固定部42を設け、凸部13との係合によりベース10をハウジング40内に固定すると共に、接続ピン50を接続面11から少なくとも凸部13が設けられた位置(固定部42にて固定される位置)にまでベース10に埋め込んで設ける構成とすることにより、ベース10におけるハウジング40の固定部42にて固定されない部分を補強することができる。また合成樹脂製のベース10に金属製の接続ピン50を埋め込む構成とすることにより、合成樹脂より高硬度の接続ピン50によってベース10を補強することができる。これにより、光通信モジュール1の強度を高めることができ、信頼性を高めることができる。
なお、本実施の形態においては、光通信モジュール1がフォトダイオード20及びレーザダイオード25の2つの光電素子を備える構成としたが、これに限るものではなく、3つ以上の光電素子を備える構成としてもよい。また光通信モジュール1がフォトダイオード20のみを複数備える構成であってもよく、レーザダイオード25のみを複数備える構成であってもよい。また光通信モジュール1が2つの接続ピン3を備える構成としたが、これに限るものではなく、光通信モジュール1が接続ピン3を備えずに、他部材の接続ピンが挿入される穴又は凹部をベース10に形成する構成であってもよい。また図5に示した導電板30の構成は一例であって、これに限るものではない。またベース10の凹所12は、フォトダイオード20及びレーザダイオード25を収容した後で、蓋体などで覆うことにより封止する構成としてもよい。
(変形例1)
図7は、本発明の変形例1に係る光通信モジュール1の構成を示す模式的平面図であり、変形例1に係る光通信モジュール1の凹所12内の構成を図示してある。変形例1に係る光通信モジュール1は、5つの導電板30a〜30fを備えている。第1の導電板30a〜第3の導電板cは、図5に示したものと略同じ構成である。
第5の導電板30eは、第3の導電板30cの幅広の部分と並べて配される幅広の略長方形の部分と、この部分からベース10の外部へ延出するように、且つ、第3の導電板30cの幅狭の部分と略平行に配される幅狭の略長方形の部分とを有している。第5の導電板30eの幅広の部分には、アンプIC(Integrated Circuit)39が接続固定されている。また第4の導電板30dは、略長方形をなし、第5の導電板30eの幅広の部分、第3の導電板30cの幅広の部分、第1の導電板30aの略正方形の部分及び第2の導電板20bと並べて配され、端部がベース10の外部へ延出している。
アンプIC39は、その上面に4つの端子が設けられている。アンプIC39の第1の端子は、フォトダイオード20の上面に設けられた端子とワイヤ35を介して接続されている。アンプIC60の第2の端子は第3の導電板30cと、第3の端子は第4の導電板30dと、第4の端子は第5の導電板30eと、それぞれワイヤ35を介して接続されている。
このように、光通信モジュール1の凹所12内には、フォトダイオード20及びレーザダイオード25のみでなく、アンプIC60のようなその他の電気回路部品を搭載することができる。これにより、光通信モジュール1の利便性を向上することができると共に、この光通信モジュール1を搭載する通信装置の小型化などに貢献することができる。なお、光通信モジュール1に搭載する電気回路部品は、アンプIC60に限らず、例えば抵抗器又はコンデンサなどの他の電気回路部品であってもよい。また光通信モジュール1には、2つ以上の電気回路部品を搭載してもよい。
(変形例2)
図8は、本発明の変形例2に係る光通信モジュール1の構成を示す模式的平面図であり、変形例2に係る光通信モジュール1のベース10の接続面11側の構成を図示してある。変形例2に係る光通信モジュール1は、接続面11から突出するように2つの接続ピン50がベース10に埋め込まれて保持されると共に、2つの補強棒51がベース10に埋め込まれて保持されている。
補強棒51は、接続ピン50と同様の金属製であり、その一端が接続面11から僅かに露出し、他端が接続ピン50と同様の位置に達するように、ベース10に埋め込まれている。また2つの補強棒51は、接続面11の平面視において、第2レンズ面15及び第4レンズ面17が設けられた凹部を間にして設けられている。これにより第2レンズ面15及び第4レンズ面17が設けられた凹部は、2つの接続ピン50と2つの補強棒51に囲まれている。
このように、光通信モジュール1のベース10に補強棒51を埋め込むことによって、合成樹脂製のベース10の強度を更に向上することができ、光通信モジュール1の信頼性を更に高めることができる。
(変形例3)
図9及び図10は、本発明の変形例3に係る光通信モジュール1の構成を説明するための模式図である。変形例3に係る光通信モジュール1は、接続ピン50を用いずにコネクタ部品9との連結を行う構成である。このため、変形例3に係る光通信モジュール1と連結されるコネクタ部品9は、保持部92に接続穴93が形成されていない。また図示の例では、コネクタ部品9の保持部92は、1つの光ファイバ91を保持している。
変形例3に係る光通信モジュール1のベース10には、コネクタ部品9の保持部92が挿入される凹部が形成されており、この凹部と保持部92との嵌合によって、光通信モジュール1とコネクタ部品9との連結を行うことができる。このベース10の凹部の底面(内奥面)は接続面11としてあり、凹部内に挿入された保持部92の接続面92aに当接する。またベース10の接続面11には、更に凹部が形成されており、この凹部の底面に第2レンズ面15が形成されている。よって、光通信モジュール1とコネクタ部品9とが連結された場合、光通信モジュール1の第2レンズ面15とコネクタ部品9の光ファイバ91とが対向し、その中心が略一致する。
変形例3に係る光通信モジュール1は、1つの光電素子(フォトダイオード20)が凹所12内に保持された構成である。コネクタ部品9の光ファイバ91から出射された光は、第2レンズ面15にて平行光に変換されてベース10内を透過して第1レンズ面14へ至り、第1レンズ面14にてフォトダイオード20の受光部22へ集光される。
また変形例3に係る光通信モジュール1のベース10には、2つの補強棒51が埋め込まれて保持されている。補強棒51は、金属製の棒体であり、コネクタ部品9の保持部92が挿入される凹部を囲むようにベース10内に埋め込まれている。補強棒51は、一端がベース10から挿入口41へ向けて突出するように僅かに露出し、且つ、反対端が凹所12に達することなく、少なくとも凸部13が設けられた位置に達するように、ベース10内に埋め込まれている。
このように、接続ピン50を用いずにコネクタ部品9との連結を行う光通信モジュール1であっても、接続ピン50に代えて補強棒51をベース10に埋め込むことにより、ベース10の強度を高めることができ、光通信モジュール1の信頼性を高めることができる。補強棒51は、凹所12に達しないようにベース10内に埋め込まれる構成であるため、凹所12内における光電素子及び導電板30等の配置の自由度を高めることができる。また補強棒51は、少なくとも凸部13が設けられた位置(即ちベース10の固定部42による固定位置)にまでベース10に埋め込んで設ける構成とすることにより、合成樹脂製のベース10を金属製の補強棒51にて補強することができ、光通信モジュール1の信頼性を高めることができる。
なお、変形例3においては、光通信モジュール1がフォトダイオード20のみを搭載する構成としたが、これに限るものではなく、レーザダイオード25のみを搭載する構成としてもよく、フォトダイオード20及びレーザダイオード25等の複数の光電素子を搭載する構成としてもよい。また、ベース10に埋め込む補強棒51は、1つ又は3つ以上であってもよい。
1 光通信モジュール
9 コネクタ部品(他部材)
10 ベース(保持体)
11 接続面
12 凹所
13 凸部
14 第1レンズ面(レンズ部)
15 第2レンズ面(レンズ部)
16 第3レンズ面(レンズ部)
17 第4レンズ面(レンズ部)
20 フォトダイオード(光電素子)
21 接続端子部
22 受光部
25 レーザダイオード(光電素子)
26 接続端子部
27 発光部
30、30a〜30e 導電板
31 開口
35 ワイヤ
39 アンプIC(電気回路部品)
40 ハウジング
41 挿入口
42 固定部
50 接続ピン(棒体)
51 補強棒(棒体)
91 光ファイバ
92 保持体
92a 接続面
93 接続穴
94 ハウジング
95 挿入口

Claims (6)

  1. 受光部又は発光部を有し、光信号から電気信号へ又は電気信号から光信号への変換をそれぞれ行う一又は複数の光電素子と、
    該光電素子が接続されて電気信号の授受を行う一又は複数の導電板と、
    前記光電素子及び前記導電板を保持すると共に、前記光電素子への光信号又は前記光電素子からの光信号を通す透光性の保持体と、
    該保持体を収容すると共に、他部材が挿入される挿入口が設けられたハウジングと、
    前記保持体に一部が埋め込まれ、一端が前記ハウジングに収容された前記保持体の一側から前記挿入口へ向けて突出するように設けられた複数の棒体と
    を備え、
    前記光電素子及び前記導電板は、前記保持体の前記棒体が突出する前記一側の反対側に保持され、
    前記棒体の他端は、前記光電素子及び前記導電板の保持位置より前記一側に配されていること
    を特徴とする光通信モジュール。
  2. 前記保持体の前記一側及び反対側にそれぞれ一体的に設けられたレンズ部を更に備え、
    前記保持体に保持された前記光電素子は、前記一側及び反対側のレンズ部を通して光信号の授受を行うようにしてあること
    を特徴とする請求項1に記載の光通信モジュール。
  3. 前記保持体の一側に設けられた前記レンズ部は、前記複数の棒体の間に設けてあること
    を特徴とする請求項2に記載の光通信モジュール。
  4. 前記ハウジングは、前記保持体を前記ハウジング内で固定する固定部を有し、
    前記棒体は、前記保持体の前記一側から少なくとも前記固定部による固定位置にまで埋め込まれていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の光通信モジュール。
  5. 前記棒体は、前記保持部より高硬度の素材で形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の光通信モジュール。
  6. 前記導電板に接続された一又は複数の電気回路部品を備えること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の光通信モジュール。
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