JP2011225131A - パーキングロックスリーブ及びその製造方法 - Google Patents

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智康 孝忠
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Abstract

【課題】パーキングロックスリーブをより簡単に製造できるようにすることにより、その製造コストの削減を図ること。
【解決手段】パーキングロック機構に使用されるパーキングロックスリーブは、金属板材を曲げ加工して略半円筒形状に形成される。このパーキングロックスリーブは、金属板材をプレス機により曲げ加工(予備曲げ、成形絞り曲げ)し、その後、プレス機により仕上げ加工(肩部削ぎため成形、表面加工)することにより成形される。
【選択図】 図11

Description

この発明は、ハイブリッドカー等の自動車のパーキングロック機構に用いられるパーキングロックスリーブ及びその製造方法に関する。
従来、ハイブリッドカー等のモータを駆動源として備えた自動車は、AT車やCVT車と同様にドライブシャフト(タイヤ軸)に対し一定の減速比で回転する複数の回転軸を備える。これら回転軸の何れかには自動車の動きを止めるためのパーキングロック機構が設けられる。ここで、例えば、ハイブリッドカーは、モータのロータシャフトがドライブシャフトに対し一定の減速比で回転するようになっている。そして、ロータシャフトに設けられたパーキングロック機構は、パーキングギアとストッパーとが互いに噛み合うことで、ロータシャフトの回転を止め、ハイブリッドカーの動きを止めるようになっている。
この種の技術として、例えば、下記の特許文献1には、パーキングロック機構の一例が記載されている。このパーキングロック機構は、パーキングロッドと、そのロッドの先端に設けられたパーキングロックカムと、そのロックカムを案内するパーキングロックスリーブと、そのスリーブを支持するケーシングと、パーキングロックカムと係合可能に設けられたパーキングロックポールと、そのロックポールと噛み合い可能に設けられたパーキングギアとを備える。
ここで、パーキングロック機構の構成部品の一つであるパーキングロックスリーブは、例えば、アルミニウム等の金属材料を用いて略円筒形状に製造される。特に、パーキングロックスリーブは、内周面の形状が複雑であることから、従来は、例えば、「粉末冶金法」を用いて製造されていた。「粉末冶金法」は、金属粉末を用いて金属製品を製造する方法である。
図14に、粉末冶金法の手順をフローチャートにより示す。第1の工程では、材料である金属粉末を準備する。第2の工程では、材料をプレス機により所定形状に成形する。第3の工程では、成形されたワークを焼結炉に入れて焼結する。第4の工程では、焼結されたワークをマシニングセンターにより切削する。これらの工程を経て最終製品を得ることができる。
特開2009−208568号公報 特開2003−276580号公報 特開2003−276581号公報 特開2007−083843号公報
ところが、特許文献1に記載のパーキングロックスリーブは、粉末冶金法を用いて製造されていたことから、金属材料が高価となるばかりでなく、多くの設備と工程が必要になっていた。従って、その分、パーキングロックスリーブがコスト高になる傾向があった。
ここで、パーキングロック機構やそれを備えた自動車のコストダウンを図るためには、それを構成する個々の部品の製造コストを確実に削減する必要がある。その意味で、パーキングロック機構の構成部品の一つであるパーキングロックスリーブについても、製造コストを削減することが望まれている。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、より簡単に製造できるようにすることで製造コストの削減を図ることを可能としたパーキングロックスリーブ及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明のパーキングロックスリーブは、金属板材を曲げ加工して形成されたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、金属板材を曲げ加工して形成されたパーキングロックスリーブであることから、従来の金属粉末から形成したものに比べて、使用材料が安価となり、製造の設備と工程が少なくなる。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、パーキングロックスリーブの製造方法であって、金属板材をプレス機により曲げ加工し、その後、プレス機により仕上げ加工することを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、金属板材の曲げ加工と仕上げ加工をプレス機で行うことによりパーキングロックスリーブが製造されるので、従来の粉末冶金法に比べて、使用材料が安価となり、設備と工程が少なくなる。
請求項1に記載の発明によれば、より簡単に製造できるようにすることで製造コストの削減を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、パーキングロックスリーブをより簡単に製造することができ、これによってその製造コストの削減を図ることができる。
一実施形態に係り、パーキングロックスリーブを使用したパーキングロック機構を示す斜視図。 同実施形態に係り、パーキングロック機構を示す分解斜視図。 同実施形態に係り、パーキングロック機構を示す平面図。 同実施形態に係り、パーキングロック機構を示す正面図。 同実施形態に係り、パーキングロックレバーを示す斜視図。 同実施形態に係り、パーキングロックレバーにパーキングロッドを取り付けた状態を示す斜視図。 同実施形態に係り、パーキングロックレバーにパーキングロッドを取り付けた状態を示す平面図。 同実施形態に係り、リテーナスプリングを示す斜視図。 同実施形態に係り、パーキングロックスリーブを示す正面図。 同実施形態に係り、(a)〜(c)は、各部品が関係する一連の作用を示す一部断面図。 同実施形態に係り、パーキングロックスリーブの製造方法を示すフローチャート。 同実施形態に係り、(1)〜(6)は、各製造過程に対応したワーク等の状態を示す正面図と平面図。 別の実施形態に係り、パーキングロックスリーブを示す正面図。 従来例に係り、パーキングロックスリーブの製造方法を示すフローチャート。
以下、本発明のパーキングロックスリーブ及びその製造方法を具体化した一実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図1に、この実施形態のパーキングロックスリーブ5を使用したパーキングロック機構1を斜視図により示す。図2に、パーキングロック機構2を分解斜視図により示す。図3に、パーキングロック機構1を平面図により示す。図4に、パーキングロック機構1を正面図により示す。
図1,2に示すように、パーキングロック機構1は、アクチュエータ2と、そのアクチュエータ2に対して直接又は間接に駆動連結されるパーキングロックレバー3、パーキングロッド4、パーキングロックスリーブ5、ディテントスプリング6、パーキングロックポール7及びトーションスプリング8と、それらの部品3〜8を支持する支持フレーム9とを備える。支持フレーム9は、それぞれ平板なメインフレーム11とサブフレーム12とにより断面L形に形成される。
図2に示すように、メインフレーム11は、上下に貫通するスリーブ取付孔11a、ポール取付孔11b、第1のスプリング取付孔11c及び第2のスプリング取付孔11dを備える。スリーブ取付孔11aには、パーキングロックスリーブ5が取り付けられる。ポール取付孔11bには、パーキングロックポール7が取り付けられる。パーキングロックポール7は、支軸16を介してポール取付孔11bに回動可能に取り付けられる。第1のスプリング取付孔11cには、トーションスプリング8が、支軸17を介して固定される。第2のスプリング取付孔11dには、ディテントスプリング6が、ボルト18を介して固定される。
サブフレーム12は、図2に示すように、複数のアクチュエータ取付孔12aと、レバー取付孔12bとを備える。アクチュエータ取付孔12aには、アクチュエータ2が取り付けられる。レバー取付孔12bには、パーキングロックレバー3が取り付けられる。
図1〜4に示すように、アクチュエータ2は、モータ(図示略)を内蔵したケース2aを備え、そのケース2aの一側には、複数の脚部2bが形成される。これら脚部2bの間には、軸受部2cが形成される。アクチュエータ2は、複数の脚部2bによりサブフレーム12のアクチュエータ取付孔12aにボルトを介して固定される。軸受部2cには、伝達軸21が設けられる。ケース2aには、外部配線が接続されるコネクタ2dが形成される。
図5に、パーキングロックレバー3を斜視図により示す。図2,5に示すように、パーキングロックレバー3は、その基端部にボス部3aと、そのボス部3aの先端に形成された軸部3bと、ブラケット3cとを有する。パーキングロックレバー3は、その先端部に、所定形状のカム面3dを有する。パーキングロックレバー3は、ボス部3aを介してサブフレーム12のレバー取付孔12bに回動可能に取り付けられる。
図6に、パーキングロックレバー3にパーキングロッド4を取り付けた状態を斜視図により示す。図7に、パーキングロックレバー3にパーキングロッド4を取り付けた状態を平面図により示す。図8に、リテーナスプリング22を斜視図により示す。図6に示すように、パーキングロッド4は、屈曲した基端部がパーキングロックレバー3のブラケット3cに固定され、通直な先端部側が同レバー3と平行に上方へ起立するように設けられる。パーキングロッド4の先端部には、略円錐形をなすパーキングロックカム23が取り付けられる。このパーキングロックカム23を挟んで、カラー24とスプリング25が、パーキングロッド4上に設けられる。
図7に示すように、パーキングロックレバー3の軸部3bの外周には、係止溝3eが形成される。軸部3b及びボス部3aが、サブフレーム12のレバー取付孔12bに挿入された状態で、軸部3bの係止溝3eには、リテーナスプリング22がその一部を係合させて設けられる。リテーナスプリング22の一部は、サブフレーム12に係合するように設けられる。一方、ボス部3aの内側には、スプライン(図示略)が設けられる。このボス部3bには、伝達軸21の一端部が連結される。伝達軸21の両端部には、スプライン21aが形成される。伝達軸21は、スプライン21aを介してアクチュエータ2とパーキングロックレバー3に連結される。従って、アクチュエータ2で発生する回転力が、伝達軸21を介してパーキングロックレバー3に伝達されることにより、パーキングロッド4とパーキングロックレバー3がボス部3aを中心に一体的に回動する。
図9に、パーキングロックスリーブ5を正面図により示す。この実施形態で、パーキングロックスリーブ5は、金属板材をプレスにより曲げ加工することで形成されたものである。図1〜5に示すように、パーキングロックスリーブ5は、略半円筒形状をなし、上部の小径部5aと、下部の大径部5bと、小径部5aと大径部5bとの境目にある肩部5cとを含む。また、パーキングロックスリーブ5は、内側に所定のカム面5dを有する。このカム面5dには、パーキングロッド4のパーキングロックカム23が係合可能に設けられる。パーキングロッド4とパーキングロックスリーブ5とのカム構造は、周知な技術であることから、ここでは説明を省略する。
図1〜4に示すように、ディテントスプリング6は、その先端部にカムフォロア6aを有し、基端部が第2のスプリング取付孔11dにボルト18を介して固定される。カムフォロア6aは、パーキングロックレバー3のカム面3dに係合する。
図1〜4に示すように、パーキングロックポール7は、その一端部にパーキングギア(図示略)に係合可能な爪部7aが形成され、その他端部にパーキングロックカム23に当接するカム部7bが形成される。パーキングロックポール7は、そのカム部7bがパーキングロックカム23に常に係合する方向へトーションスプリング8によって付勢される。
図10(a)〜(c)に、パーキングロックスリーブ5と、パーキングロッド4及びパーキングロックカム23と、パーキングロックポール7とが関係する一連の作用を一部断面図により示す。上記したパーキングロック機構1は自動車のトランスアクスルケース(図示略)に取り付けられる。この取り付け状態において、パーキングロックポール7の爪部7aが、自動車の駆動軸上に設けられたパーキングギアに係合可能に配置される。この状態では、図10(a)に示すように、パーキングロックスリーブ5、パーキングロックカム23及びパーキングロックポール7のカム部7bが互いに離れている。その後、自走車のシフトレバーがパーキング位置に操作されることにより、アクチュエータ2の出力軸が回転し、その回転力が伝達軸21を介してパーキングロックレバー3に伝達され、同レバー3がボス部3aを中心にパーキングロッド4と共に回動する。この回動により、図10(b)に示すように、パーキングロッド4と共にパーキングロックカム23がパーキングロックスリーブ5によりガイドされながら上方へ移動して、パーキングロックポール7のカム部7bがパーキングロックカム23により押圧される。次いで、図10(c)に示すように、パーキングロックカム23がパーキングロックスリーブ5のカム面5dに当接することにより、パーキングロックポール7のカム部7bがパーキングロックカム23により更に押圧される。この押圧により、パーキングロックポール7が支軸16を中心に回動し、爪部7aがパーキングギアに係合して、パーキングギアがロックされる。
上記状態においてシフトレバーがパーキング位置から解除されることにより、アクチュエータ7の出力軸が逆回転し、伝達軸21を介してパーキングロックレバー3が逆方向へ回動する。これにより、上記とは逆の作用により、パーキングロックポール7の爪部7aがパーキングギアから離間して、パーキングギアのロックが解除される。
次に、上記したパーキングロック機構1を構成するパーキングロックスリーブ5の製造方法について説明する。図11に、パーキングロックスリーブ5の製造方法(製造過程(1)〜(6))をフローチャートにより示す。図12に、各製造過程(1)〜(6)に対応したワーク32等の状態を正面図(F1)〜(F6)と平面図(P1)〜(P6)により示す。
図11に示すように、この実施形態の製造方法は、プレス機によるプレス工程と、切断機によるカットオフ工程とに大別される。
先ず、プレス機によるプレス工程において、第1の過程では、図11の(1)に示す「材料セッティング」を行う。この過程では、図12(1)に示すように、予め所定の輪郭に形成された平板な金属板材31(例えば「6mm」程度の板厚を有する。)をプレス機にセッティングする。金属板材31の上部及び下部には、その金属板材31をプレス機に固定するためのブラケット31aが一体に形成される。このブラケット31aは、製造上の便宜のために設けられたものであり、最終的には除去される。
次に、プレス工程における第2の過程では、図11の(2)に示す「予備曲げ」を行う。この過程では、平板な金属板材31が、図12(2)に示すように、予備的に曲げられて略半円筒形状のワーク32に成形される。この過程では、パーキングロックスリーブ5の小径部5aの形状がほぼ確定する。
次に、プレス工程における第3の過程では、図11の(3)に示す「成形絞り曲げ」を行う。この過程では、湾曲したワーク32が、図12(3)に示すように、更に曲げられる。この過程では、パーキングロックスリーブ5の大径部5bとカム面5dの形状がほぼ確定する。
次に、プレス工程における第4の過程では、図11の(4)に示す「肩部削ぎため成形」を行う。この過程では、図12(4)に示すように、小径部5aと大径部5bとの境目が削がれる。この過程では、パーキングロックスリーブ5の肩部5cの形状が確定する。
次に、プレス工程における第5の過程では、図11の(5)に示す「表面加工」を行う。この過程では、図12(5)に示すように、ワーク32の表面が切削により仕上げられる。
上記した(1)〜(5)の過程は、全て一台のプレス機を使用して行われる一連の工程である。その後、切断機によるカットオフ工程では、図11の(6)に示す「カットオフ」を行う。この過程では、ワーク32の上部及び下部のブラケット31aを、図12(6)に示すように除去する。これにより、図9に示す製品としてのパーキングロックスリーブ5が得られる。
すなわち、この実施形態の製造方法では、金属板材31をプレス機により曲げ加工(予備曲げ、成形絞り曲げ、肩部削ぎため成形)し、その後、プレス機により仕上げ加工(表面加工)し、その後、切断機により余分なブラケット31aをカットオフすることにより、パーキングロックスリーブ5を製造するようにしている。
以上説明したように、この実施形態のパーキングロックスリーブ5によれば、金属板材31を曲げ加工して形成されたものであることから、従来の金属粉末を用いて形成したものに比べて、使用材料が安価となり、製造の設備と工程が少なくなる。このため、パーキングロックスリーブ5をより簡単に製造することができ、これによってその製造コストの削減を図ることができる。
この実施形態のパーキングロックスリーブ5によれば、略半円筒形状に形成されるので、略円筒形状に形成した従来品と比べて使用材料を少なくすることができる。このパーキングロックスリーブ5は、略半円筒形状ではあるが、従来品と同等の機能を確保することができる。
また、この実施形態の製造方法によれば、金属板材31の曲げ加工と仕上げ加工をプレス機で行うことによりパーキングロックスリーブ5が製造されるので、従来の粉末冶金法に比べて、使用材料が安価となり、設備と工程が少なくなる。このため、パーキングロックスリーブ5をより簡単に製造することができ、これによってその製造コストの削減を図ることができる。
具体的には、従来例のパーキングロックスリーブの製造コストが、一例として「500円/個」程度であった。これに対し、この実施形態では、パーキングロックスリーブ5の製造コストを、一例として「300円/個」程度に削減することができた。
工程削減については、図14に示すように、従来の粉末冶金法によれば、最初の金属粉末の準備工程(第1工程)と、最後の切削工程(第4工程)を除き、プレス機による成形工程(第2工程)に加えて、焼結炉による焼結工程(第3工程)が必要になった。これに対し、この実施形態では、切断機によるカットオフの過程を除き、一台のプレス機により金属板材31を曲げ加工と仕上げ加工するだけなので、実質的には、プレス機によるプレス工程だけで対応することができる。
なお、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜に変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、図9に示すように、パーキングロックスリーブ5を略半円筒形状としたが、パーキングロックスリーブの一部を非半円筒形状にすることもできる。例えば、図13に正面図により示すように、パーキングロックスリーブ5の大径部5bを、水平断面で略C形をなすように曲げ加工してもよい。
(2)前記実施形態では、製造方法につき、プレス機によるプレス工程において、図11の(5)に示す「表面加工」を設けたが、この過程を省略することもできる。
(3)前記実施形態では、製造方法につき、プレス機によるプレス工程において、図11の(2)〜(4)に示す一連の「予備曲げ」、「成形絞り曲げ」及び「肩部削ぎため成形」を設けたが、これら一連の過程を一つ又は二つの曲げ過程で行うようにしてもよい。
この発明は、ハイブリッドカー等の自動車のパーキングロック機構の製造に利用できる。
5 パーキングロックスリーブ
31 金属板材

Claims (2)

  1. 金属板材を曲げ加工して形成されたことを特徴とするパーキングロックスリーブ。
  2. パーキングロックスリーブの製造方法であって、
    金属板材をプレス機により曲げ加工し、その後、プレス機により仕上げ加工することを特徴とするパーキングロックスリーブの製造方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5539850A (en) * 1978-09-13 1980-03-21 Nissan Motor Co Ltd Parking device for automatic transmission
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