JP2011223979A - 食肉用屠体の背割り機 - Google Patents
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Abstract
【課題】確実に食肉用屠体の背骨を縦割りにして肉部分を傷つけることがない食肉用屠体の背割り機を提供する。
【解決手段】頭部を切断した食肉用屠体Mを、後足を吊持し肩部を下向きにして吊下げた状態で、背骨を縦割りして胴長方向に二分する装置であって、背骨を切断する回転カッターおよび回転カッター4を上下動させる昇降シリンダ6と、縦割り中の屠体Mの後足部分を押える後足固定手段10と、縦割り中の屠体の背骨を押える背骨固定手段20に加え、縦割り中の屠体Mの肩部分を押える肩固定手段30を設けており、肩固定手段30は、屠体の肩を左右から拘束する縦バー36を有する一対の開閉バー32とその開閉シリンダ33を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】頭部を切断した食肉用屠体Mを、後足を吊持し肩部を下向きにして吊下げた状態で、背骨を縦割りして胴長方向に二分する装置であって、背骨を切断する回転カッターおよび回転カッター4を上下動させる昇降シリンダ6と、縦割り中の屠体Mの後足部分を押える後足固定手段10と、縦割り中の屠体の背骨を押える背骨固定手段20に加え、縦割り中の屠体Mの肩部分を押える肩固定手段30を設けており、肩固定手段30は、屠体の肩を左右から拘束する縦バー36を有する一対の開閉バー32とその開閉シリンダ33を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、食肉用屠体の背割り機に関する。さらに詳しくは、食肉用に屠殺した豚や牛、馬、猪などの動物を背骨を中心にして左右に切り分ける食肉用屠体の背割り機に関する。
食肉加工場では、豚等の家畜を屠殺し加工処理して食肉にしている。屠殺室に豚等の家畜を追い込み、電気ショックによる屠殺、屠体からの放血、腹抜き等の前処理を行い、その後、皮剥ぎ、背割り、粉砕骨の除去、水洗、冷却等の本処理を行っている。
特許文献1の従来技術では、本処理での背割りは、屠体を背骨を分断して枝肉とするための背割り機が用いられる。この背割り機は、屠体を背骨を分断するための回転カッターと回転カッターを駆動するモーターとを保持する昇降台と、昇降台を上下方向に移動させる油圧シリンダと、昇降台の上下移動を案内するガイドレールを備えている。
また、前記背割り機は、屠体を分断する際に屠体を固定する足押さえ具を有している。この足押さえ具は足固定部を有する油圧シリンダが伸縮することにより、屠体の固定と解除を行っている。
上記従来例で、背割り処理をするには、背割り機の回転カッターを設置した位置まで屠体を吊下げ状態で搬送し、回転カッターに対峙して設置された足押さえ具の油圧シリンダが伸びて足固定部が屠体を不動の状態にする。そして、屠体はモーターで駆動する回転カッターを保持する昇降台が油圧シリンダによって上下方向に移動することにより、縦方向に切断されて背割り処理が実行される。
しかるに、上記従来例では、背骨の縦割り時に屠体の足のみしか固定していないので、屠体が左右に揺れたり、背骨を中心に揺動することもあり、背骨の真中を切断することができないことがあった。
また、屠体である豚の胸部近辺から大きくなる棘突起を切断する箇所まで切り下ろすと、棘突起を切断した反動で屠体が上下左右に捻られ、その時に回転カッターが棘突起からずれて肉を切り下げることもあった。しかるに、豚の肩周辺は、商品価値の高いロース部分であるので、ここを傷つけることは、著しく商品価値を低下させることになるという問題があった。
また、屠体である豚の胸部近辺から大きくなる棘突起を切断する箇所まで切り下ろすと、棘突起を切断した反動で屠体が上下左右に捻られ、その時に回転カッターが棘突起からずれて肉を切り下げることもあった。しかるに、豚の肩周辺は、商品価値の高いロース部分であるので、ここを傷つけることは、著しく商品価値を低下させることになるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑み、確実に食肉用屠体の背骨を縦割りにして、棘突起の周囲の肉部分を傷つけることがない食肉用屠体の背割り機を提供することを目的とする。
第1発明の食肉用屠体の背割り機は、頭部を切断した食肉用屠体を、後足を吊持し肩部を下向きにして吊下げた状態で、背骨を縦割りして前記食肉用屠体を胴長方向に沿って二分する装置であって、背骨を縦割りする回転カッターと、該回転カッターを上下動させる昇降シリンダと、縦割り中の屠体の後足部分を押える後足固定具および該後足固定具を屠体に対して進退させる進退シリンダからなる後足固定手段と、縦割り中の屠体の背骨を押える背骨固定具および該背骨固定具を屠体に対して進退させる進退シリンダからなる背骨固定手段と、縦割り中の屠体の肩部分を押える肩固定具および肩固定具を屠体に対して進退させる進退シリンダからなる肩固定手段とを備えていることを特徴とする。
第2発明の食肉用屠体の背割り機は、第1発明において、前記肩固定具は、横向きに延びた2本の横バーと、前記各横バーの先端からそれぞれ下向きに延びた縦バーとからなる一対の開閉バーで構成されており、該開閉バーは開閉シリンダで開いた状態と閉じた状態との間で開閉自在であることを特徴とする。
第3発明の食肉用屠体の背割り機は、第1または第2発明において、前記後足固定手段、前記背骨固定手段および前記肩固定手段によって前記回転カッター側に押し付けられた屠体を受止める受止め具と、前記受止め具を前記各固定手段による押し付け力に対し定位置に保持する保持シリンダとが設けられていることを特徴とする。
第4発明の食肉用屠体の背割り機は、第1、第2または第3発明において、前記昇降シリンダは、昇降速度制御回路で昇降制御されるようになっており、該昇降速度制御回路は、前記昇降シリンダを屠体の後部から肩部付近までは高速で、肩部付近から前部までは低速で下降させることを特徴とする。
第5発明の食肉用屠体の背割り機は、第4発明において、前記昇降速度制御回路が、前記昇降シリンダのロッド側油室に接続された第1油路と、該昇降シリンダのピストン側油室に接続された第2油路と、前記第1油路および前記第2油路に介装され、油圧源とタンクとに接続切換えを行う方向制御弁と、前記第1油路に介装され、前記第2油路の昇圧時に開弁して排出を許容する第1パイロット逆止弁と、前記第2油路に介装され、前記第1油路の昇圧時に開弁して排出を許容する第2パイロット逆止弁と、前記第2油路に介装された流量絞り弁機構とからなることを特徴とする。
第6発明の食肉用屠体の背割り機は、第5発明において、前記流量絞り弁機構が、開閉弁と逆止弁付絞り弁の組合せであることを特徴とする。
第7発明の食肉用屠体の背割り機は、第5発明において、前記流量絞り弁機構が、開位置と絞り位置を有する切換弁で構成されていることを特徴とする。
第2発明の食肉用屠体の背割り機は、第1発明において、前記肩固定具は、横向きに延びた2本の横バーと、前記各横バーの先端からそれぞれ下向きに延びた縦バーとからなる一対の開閉バーで構成されており、該開閉バーは開閉シリンダで開いた状態と閉じた状態との間で開閉自在であることを特徴とする。
第3発明の食肉用屠体の背割り機は、第1または第2発明において、前記後足固定手段、前記背骨固定手段および前記肩固定手段によって前記回転カッター側に押し付けられた屠体を受止める受止め具と、前記受止め具を前記各固定手段による押し付け力に対し定位置に保持する保持シリンダとが設けられていることを特徴とする。
第4発明の食肉用屠体の背割り機は、第1、第2または第3発明において、前記昇降シリンダは、昇降速度制御回路で昇降制御されるようになっており、該昇降速度制御回路は、前記昇降シリンダを屠体の後部から肩部付近までは高速で、肩部付近から前部までは低速で下降させることを特徴とする。
第5発明の食肉用屠体の背割り機は、第4発明において、前記昇降速度制御回路が、前記昇降シリンダのロッド側油室に接続された第1油路と、該昇降シリンダのピストン側油室に接続された第2油路と、前記第1油路および前記第2油路に介装され、油圧源とタンクとに接続切換えを行う方向制御弁と、前記第1油路に介装され、前記第2油路の昇圧時に開弁して排出を許容する第1パイロット逆止弁と、前記第2油路に介装され、前記第1油路の昇圧時に開弁して排出を許容する第2パイロット逆止弁と、前記第2油路に介装された流量絞り弁機構とからなることを特徴とする。
第6発明の食肉用屠体の背割り機は、第5発明において、前記流量絞り弁機構が、開閉弁と逆止弁付絞り弁の組合せであることを特徴とする。
第7発明の食肉用屠体の背割り機は、第5発明において、前記流量絞り弁機構が、開位置と絞り位置を有する切換弁で構成されていることを特徴とする。
第1発明によれば、縦割り中の屠体の後足部分を押える後足固定具と、屠体の背骨を押える背骨固定具に加え、屠体の肩部分を押える肩固定具によって、屠体を上から下まで不測に動かないように拘束できる。このため、回転カッターで屠体を切り下げるとき大きな棘突起を切断したときの反動で屠体が揺れ動こうとしても、その揺れは拘束されるので、肩周辺の肉を切ることなく屠体の背骨を確実に縦割りすることができる。
第2発明によれば、肩固定具は、縦バーによって縦長い範囲で屠体の揺動を防止できるので、屠体の長さの大小に拘わらず、屠体の揺れを止め、肩周辺の肉を切ることなく確実に背骨での縦割りを実現できる。
第3発明によれば、回転カッターには、後足固定手段、背骨固定手段および肩固定手段の押し付けによって回転カッター側に押し付けられた屠体を受止める受止め具が設けられているので、回転カッターで切り下げている部分部分で屠体の回転カッター側への押され過ぎを防止でき、かつ受止め具と各固定手段で屠体の揺動を防止できる。しかも、受止め具は、定圧制御手段で一定の保持圧に維持された保持シリンダによって一定圧で各固定手段に対向して屠体を保持するので、屠体の揺動をより一層不動に保持できる。このため、背骨の縦割りを正確に行える。
第4発明によれば、回転カッターは、屠体の尻部から胸部付近までは高速で切り下げて作業能率を高くすることができる。また、胸部付近から肩部までは低速で降下させることにより、肉を切り下げる不都合を回避できる。すなわち、低速で切り下げることで棘突起が大きくなる箇所に回転カッターが当たる時の反動を小さくでき、屠体が上下左右に捻られることを抑えることができる。
第5発明によれば、方向制御弁によって作動油供給方向を第1油路と第2油路との間で切り換えることで昇降シリンダの伸長と降下を制御でき、この間に第1、第2パイロット逆止弁によって昇降シリンダの落下も生じない。そして、第2油路の通過油量を流量絞り弁機構で大小に制御することにより、昇降シリンダの上昇時の速度も下降時の速度も任意に高低に制御することができる。
第6発明によれば、開閉弁の開位置で大流量を流せるので、昇降シリンダの昇降速度を大きくでき、開閉弁の閉位置で流量を絞っている逆止弁付絞り弁を通過させることで昇降シリンダの昇降速度を小さくすることができる。
第7発明によれば、開閉弁の開位置で大流量を流せるので、昇降シリンダの昇降速度を大きくでき、開閉弁の絞り位置で絞り位置を通過する流量を絞ることで昇降シリンダの昇降速度を小さくすることができる。
第2発明によれば、肩固定具は、縦バーによって縦長い範囲で屠体の揺動を防止できるので、屠体の長さの大小に拘わらず、屠体の揺れを止め、肩周辺の肉を切ることなく確実に背骨での縦割りを実現できる。
第3発明によれば、回転カッターには、後足固定手段、背骨固定手段および肩固定手段の押し付けによって回転カッター側に押し付けられた屠体を受止める受止め具が設けられているので、回転カッターで切り下げている部分部分で屠体の回転カッター側への押され過ぎを防止でき、かつ受止め具と各固定手段で屠体の揺動を防止できる。しかも、受止め具は、定圧制御手段で一定の保持圧に維持された保持シリンダによって一定圧で各固定手段に対向して屠体を保持するので、屠体の揺動をより一層不動に保持できる。このため、背骨の縦割りを正確に行える。
第4発明によれば、回転カッターは、屠体の尻部から胸部付近までは高速で切り下げて作業能率を高くすることができる。また、胸部付近から肩部までは低速で降下させることにより、肉を切り下げる不都合を回避できる。すなわち、低速で切り下げることで棘突起が大きくなる箇所に回転カッターが当たる時の反動を小さくでき、屠体が上下左右に捻られることを抑えることができる。
第5発明によれば、方向制御弁によって作動油供給方向を第1油路と第2油路との間で切り換えることで昇降シリンダの伸長と降下を制御でき、この間に第1、第2パイロット逆止弁によって昇降シリンダの落下も生じない。そして、第2油路の通過油量を流量絞り弁機構で大小に制御することにより、昇降シリンダの上昇時の速度も下降時の速度も任意に高低に制御することができる。
第6発明によれば、開閉弁の開位置で大流量を流せるので、昇降シリンダの昇降速度を大きくでき、開閉弁の閉位置で流量を絞っている逆止弁付絞り弁を通過させることで昇降シリンダの昇降速度を小さくすることができる。
第7発明によれば、開閉弁の開位置で大流量を流せるので、昇降シリンダの昇降速度を大きくでき、開閉弁の絞り位置で絞り位置を通過する流量を絞ることで昇降シリンダの昇降速度を小さくすることができる。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
本実施形態の背割り機Aは、頭部を切断した食肉用屠体Mを、後足を吊持し肩部を下向きにして吊下げた状態で、背骨を縦割りして胴長方向に二分する装置である。
図1において、屠体M(代表的には頭を切除された豚)は後足が吊下金具を介してフック1に吊下げられ、工場内のレール2に沿って前工程から背割り機Aに送られてくる。
背割り機Aは機枠3を有し、この機枠3の中央部は屠体Mの通り道となっており、左側に屠体の切断機構が配置され、右側に屠体の固定機構が配置されている。
本実施形態の背割り機Aは、頭部を切断した食肉用屠体Mを、後足を吊持し肩部を下向きにして吊下げた状態で、背骨を縦割りして胴長方向に二分する装置である。
図1において、屠体M(代表的には頭を切除された豚)は後足が吊下金具を介してフック1に吊下げられ、工場内のレール2に沿って前工程から背割り機Aに送られてくる。
背割り機Aは機枠3を有し、この機枠3の中央部は屠体Mの通り道となっており、左側に屠体の切断機構が配置され、右側に屠体の固定機構が配置されている。
図1に示すように、切断機構として、屠体Mの背骨を切断する回転カッター4とこの回転カッター4を上下動させる油圧シリンダで構成された昇降シリンダ6が備えられている。
回転カッター4は、その外周に刃の付いた丸のこである。この回転カッター4には後述する電動モータが連結されていて、回転するようになっている。
また、回転カッター4は、昇降シリンダ6のシリンダチューブ6aに取付けられている。そして、昇降シリンダ6のピストンロッド6bは機枠3の底部に固定されているので、昇降シリンダ6を伸縮させるとシリンダチューブ6aが昇降し、回転カッター4を昇降させることができる。昇降シリンダ6を伸縮させるための油圧回路は後述する。
回転カッター4は、その外周に刃の付いた丸のこである。この回転カッター4には後述する電動モータが連結されていて、回転するようになっている。
また、回転カッター4は、昇降シリンダ6のシリンダチューブ6aに取付けられている。そして、昇降シリンダ6のピストンロッド6bは機枠3の底部に固定されているので、昇降シリンダ6を伸縮させるとシリンダチューブ6aが昇降し、回転カッター4を昇降させることができる。昇降シリンダ6を伸縮させるための油圧回路は後述する。
図1に示すように、機枠3の右側には、屠体の固定機構を構成する3つの固定手段が配置されている。上段が後足固定手段10、中段が背骨固定手段20、下段が肩固定手段30である。
後足固定手段10は、図1および図2に示すように、縦割り中の屠体Mの後足部分を押える固定具11と、この後足固定具11を屠体Mに対して進退させる進退シリンダ12からなる。
後足固定具11は、左右一対の押し具13とからなり、押し具13は2本の後足を拘束しやすいように二又状に形成された部材である。進退シリンダ12は油圧シリンダで構成されており、この進退シリンダ12のピストンロッドに適宜の取付け部材14を介して前記押し具13が固定されている。このため、進退シリンダ12を収縮させると押し具13は引き込み、進退シリンダ12を伸長させると押し具13は進出し、屠体Mの2本の後足を拘束できるようになっている。
後足固定具11は、左右一対の押し具13とからなり、押し具13は2本の後足を拘束しやすいように二又状に形成された部材である。進退シリンダ12は油圧シリンダで構成されており、この進退シリンダ12のピストンロッドに適宜の取付け部材14を介して前記押し具13が固定されている。このため、進退シリンダ12を収縮させると押し具13は引き込み、進退シリンダ12を伸長させると押し具13は進出し、屠体Mの2本の後足を拘束できるようになっている。
背骨固定手段20は、図1および図3に示すように、縦割り中の屠体Mの背骨を押える固定具21と、この背骨固定具21を屠体Mに対して進退させる進退シリンダ22からなる。
背骨固定具21は、2本の棒24と、その先端に取付けられた2個の押圧部25からなる。2個の押圧部25の間隔は、屠体の背骨bを左右から挟み押し付けることができるように選択されている。進退シリンダ22は油圧シリンダで構成され、そのピストンロッドに適宜の取付部材26と背骨固定具21が固定されている。
背骨固定具21は、2本の棒24と、その先端に取付けられた2個の押圧部25からなる。2個の押圧部25の間隔は、屠体の背骨bを左右から挟み押し付けることができるように選択されている。進退シリンダ22は油圧シリンダで構成され、そのピストンロッドに適宜の取付部材26と背骨固定具21が固定されている。
図3において符号Mは屠体を示しており、bは屠体の背骨である。背骨bには多数の棘突起が付いている。図示の屠体Mは横断面で示されたもので、前処理工程において、屠体Mの腹部は縦に切開され、内臓が除去された状態である。このような形状の屠体Mに対し、進退シリンダ21を伸長させると押し具24が屠体Mの切開された部分から中へ入り背骨bを押し付けることができる。また、進退シリンダ21を収縮させると押し具24は引き込められる。
肩固定手段30は、図1および図4に示すように、縦割り中の屠体Mの肩部分を押える肩固定具31と、その肩固定具31を屠体Mに対して進退させる進退シリンダ32と肩固定具31を開閉する開閉シリンダ33からなる。
図5に基づき詳細を説明する。肩固定具31は、横向きに延びた2本の横バー35と、各横バー35の先端からそれぞれ下向きに延びた縦バー36とからなる一対の開閉バーで構成されている。進退シリンダ32と開閉シリンダ33は、油圧シリンダで構成されている。
図5に基づき詳細を説明する。肩固定具31は、横向きに延びた2本の横バー35と、各横バー35の先端からそれぞれ下向きに延びた縦バー36とからなる一対の開閉バーで構成されている。進退シリンダ32と開閉シリンダ33は、油圧シリンダで構成されている。
進退シリンダ32のピストンロッドにはスライドベース35が結合されており、このスライドベース35はスライドガイド36で直線方向(図5では左右方向)の往復動がガイドされている。
前記スライドベース35上には、開閉シリンダ33が取付けられており、この開閉シリンダ33のピストンロッドにはリンク37を介して開閉バーからなる肩固定具31が連結されている。このような構成により、開閉シリンダ33を伸長させると一対の開閉バーからなる肩固定具31,31は開き、開閉シリンダ33を収縮させると肩固定具31,31は閉じる。そして、閉じたとき、縦に長い縦バー36が屠体Mの肩部分を左右両側から挟み付けて、これを不動に拘束することができる。また、この効果は縦バー30が下に向かって延びていることから、屠体Mの胴長の長短に拘らず、同様の効果を奏することができる。
前記スライドベース35上には、開閉シリンダ33が取付けられており、この開閉シリンダ33のピストンロッドにはリンク37を介して開閉バーからなる肩固定具31が連結されている。このような構成により、開閉シリンダ33を伸長させると一対の開閉バーからなる肩固定具31,31は開き、開閉シリンダ33を収縮させると肩固定具31,31は閉じる。そして、閉じたとき、縦に長い縦バー36が屠体Mの肩部分を左右両側から挟み付けて、これを不動に拘束することができる。また、この効果は縦バー30が下に向かって延びていることから、屠体Mの胴長の長短に拘らず、同様の効果を奏することができる。
つぎに、図6および図7に基づき、昇降シリンダ6と回転カッター4の詳細を説明する。昇降シリンダ6のピストンロッド6bは、機枠の底板3aにブラケット3cを介して取付けられている。このため昇降シリンダ6が伸縮するときは、シリンダチューブ6aが昇降することになる。そして、回転カッター4は後述するようにシリンダチューブ6aに連結されている。
図7に示すように、昇降シリンダ6のシリンダチューブ6aには昇降台5が連結されている。昇降台5のブラケット5aは2枚の板材からなり、シリンダチューブ6aに突設したトラニオン6cで結合されている。また、昇降台5の取付台5bには、電動機7が台座7bを介して支持され、電動機7の主軸7aが軸受5dで支持されている。電動機7と主軸7aの間には減速器7cが介装され、主軸7aの自由端には回転カッター4が取付けられている。
昇降台5はスライドガイド8により昇降が案内されている。スライドガイド8はレール8aとスライダ8bからなり、レール8aは機枠3の一部として立設されたコ形鋼3dに取付けられ、スライダ8bは取付台5bの裏側に固定されている。このスライダ8bがレール8a上を滑動することで昇降台5が上下に昇降するようになっている。なお、昇降台5のブラケット5aも機枠3に形成したガイド板3eの内側に沿って摺動するようになっている。
図7に示すように、回転カッター4は、平面視で長方形のカバー9で覆われている。このカバー9は図8に示すように側面視で半円形である。
そして、このカバー9の下端には、受止め具40が取り付けられている。この受止め具40は、後足固定手段10、背骨固定手段20および肩固定手段30によって回転カッター4側に押し付けられた屠体Mを受止めるものである。
そして、このカバー9の下端には、受止め具40が取り付けられている。この受止め具40は、後足固定手段10、背骨固定手段20および肩固定手段30によって回転カッター4側に押し付けられた屠体Mを受止めるものである。
受止め具40は、平面視で湾曲した板状部材であり、この受止め具40を押圧力に対し定位置に保持する保持手段として保持シリンダ41が設けられており、この保持シリンダ41の保持圧力を一定に維持する定圧制御回路が備えられている。なお、42は受止め具40の進退を円滑に案内するガイドである。
図9に示すように、定圧制御回路としてのエアー回路は、コンプレッサーからエアシリンダで構成した保持シリンダ41に圧縮空気を供給する回路にレギュレータ42を組み込んだものである。レギュレータ42は保持シリンダ41側の空気圧が基準値より低圧のときは空気の供給を継続し、基準値を越えたときは閉弁して、保持シリンダ41内の空気圧を一定に保持するよう機能する。なお、43はエアフィルタである。
この保持シリンダ41の働きにより、屠体Mは回転カッター4側に押されすぎることはない。このため、回転カッター4との摩擦が大きくなる等の不具合が生じず、屠体Mは回転カッター4の刃で軽快に切断されていく。
この保持シリンダ41の働きにより、屠体Mは回転カッター4側に押されすぎることはない。このため、回転カッター4との摩擦が大きくなる等の不具合が生じず、屠体Mは回転カッター4の刃で軽快に切断されていく。
つぎに、回転カッター4の昇降制御を説明する。
回転カッター4の昇降シリンダ6は、昇降速度制御回路で昇降制御されるようになっており、昇降速度制御回路は、屠体の後部から肩部付近までは高速で、下降しながら切断し肩部付近から前部までは低速で下降しながら切断するよう制御する。
回転カッター4の昇降シリンダ6は、昇降速度制御回路で昇降制御されるようになっており、昇降速度制御回路は、屠体の後部から肩部付近までは高速で、下降しながら切断し肩部付近から前部までは低速で下降しながら切断するよう制御する。
図10において、昇降シリンダ6はピストンロッド6bの下端が固定されているので、上下動作するのはシリンダチューブ6aである。シリンダチューブ6aの内部はピストンによって、ピストン側油室6pとロッド側油室6rに区画されている。
ロッド側油室6rには第1油路61が接続され、ピストン側油室6pには第2油路62が接続されており、この2本の油路61,62には方向制御弁65が介装されている。方向制御弁65は4ポート3位置の電磁切換弁であり、油路を切り換えるI位置およびII位置と、中立位置となるIII位置を有している。そして、ポンプ側油路63には油圧ポンプ66が介装され、タンク側油路64にはタンク67が接続されている。このため方向制御弁65により、第1油路61と第2油路62は、油圧源とタンクに任意に接続を切り換えられる。
ロッド側油室6rには第1油路61が接続され、ピストン側油室6pには第2油路62が接続されており、この2本の油路61,62には方向制御弁65が介装されている。方向制御弁65は4ポート3位置の電磁切換弁であり、油路を切り換えるI位置およびII位置と、中立位置となるIII位置を有している。そして、ポンプ側油路63には油圧ポンプ66が介装され、タンク側油路64にはタンク67が接続されている。このため方向制御弁65により、第1油路61と第2油路62は、油圧源とタンクに任意に接続を切り換えられる。
前記第1油路61には、逆止弁付き絞り71と第1パイロット逆止弁73が直列に介装されている。逆止弁付き絞り71は絞りの流路断面を変えることにより速度調整するための弁である。第1パイロット逆止弁73は第2油路62の昇圧によって開弁する弁であり、昇降シリンダ6の落下防止のために用いられている。
前記第2油路62には、逆止弁付き絞り72と第2パイロット逆止弁74が直列に介装されている。逆弁付き絞り72は絞りの流路断面を変えることにより速度調整するための弁である。第2パイロット逆止弁74は第1油路61の昇圧によって開弁する弁であり、昇降シリンダ6の落下防止のために用いられている。
前記第2油路62には、逆止弁付き絞り72と第2パイロット逆止弁74が直列に介装されている。逆弁付き絞り72は絞りの流路断面を変えることにより速度調整するための弁である。第2パイロット逆止弁74は第1油路61の昇圧によって開弁する弁であり、昇降シリンダ6の落下防止のために用いられている。
さらに、第2油路62には、流量絞り弁機構となる開閉弁75と逆止弁付き76が並列に接続されている。
開閉弁75は、2位置方向制御弁で閉位置Iと開位置IIのポジションを有し、ソレノイドで開閉制御される弁である。逆止弁付き絞り76は、逆止弁が第2油路62において排出を阻止し供給を許容する方向に設けられ、絞りは流路断面積を手動で変更できる可変絞りとなっている。
開閉弁75は、2位置方向制御弁で閉位置Iと開位置IIのポジションを有し、ソレノイドで開閉制御される弁である。逆止弁付き絞り76は、逆止弁が第2油路62において排出を阻止し供給を許容する方向に設けられ、絞りは流路断面積を手動で変更できる可変絞りとなっている。
つぎに、上記昇降速度制御回路を用いた屠体Mの切断作用を説明する。
(高速下降)
回転カッター4が屠体Mを切り下げていくとき、屠体Mの上端から中間位までは、高速で下げていく。このとき、図10に示すように、方向制御弁65はI位置であり、開閉弁75は開位置IIとされる。この場合、作動油は第1油路61から昇降シリンダ6のピストン側油室6rに供給され、ピストン側油室6pの作動油は排出される。そして、開閉弁75からの作動油排出量は多いので、昇降シリンダ6のロッド側油室6rへの多量の作動油供給が可能となり、昇降シリンダ6は早く降下する。このため、屠体Mを高速で切り下げるので作業能率が高くなる。
なお、第1油路61における作動油の供給は、逆止弁付き絞り71と第1パイロット逆止弁73の逆止弁は順方向であり、第2油路62における作動油の排出は、逆止弁付き絞り72では作動油の排出は絞りを通り、第2パイロット逆止弁74は第1油路61の昇圧によって開弁しているので可能である。
(高速下降)
回転カッター4が屠体Mを切り下げていくとき、屠体Mの上端から中間位までは、高速で下げていく。このとき、図10に示すように、方向制御弁65はI位置であり、開閉弁75は開位置IIとされる。この場合、作動油は第1油路61から昇降シリンダ6のピストン側油室6rに供給され、ピストン側油室6pの作動油は排出される。そして、開閉弁75からの作動油排出量は多いので、昇降シリンダ6のロッド側油室6rへの多量の作動油供給が可能となり、昇降シリンダ6は早く降下する。このため、屠体Mを高速で切り下げるので作業能率が高くなる。
なお、第1油路61における作動油の供給は、逆止弁付き絞り71と第1パイロット逆止弁73の逆止弁は順方向であり、第2油路62における作動油の排出は、逆止弁付き絞り72では作動油の排出は絞りを通り、第2パイロット逆止弁74は第1油路61の昇圧によって開弁しているので可能である。
(低速下降)
屠体Mの切り下げが中間位までくると、図11に示すように、開閉弁75を閉位置Iに切り換える。他の弁は図10と同位置である。すると、作動油は逆止弁付き絞り76を通るので、流量は少なくなって油圧シリンダ6の降下速度は低下する。このため、回転カッター4の切り下げ速度は遅くなる。したがって、仮に背骨bの横の腱を切断して屠体Mがショックで上下動したとしても、切り下げ速度が遅いので、背骨bの周辺の肉(すなわち、商品価値の高いロース肉等)を切ることは少なくなる。
屠体Mの切り下げが中間位までくると、図11に示すように、開閉弁75を閉位置Iに切り換える。他の弁は図10と同位置である。すると、作動油は逆止弁付き絞り76を通るので、流量は少なくなって油圧シリンダ6の降下速度は低下する。このため、回転カッター4の切り下げ速度は遅くなる。したがって、仮に背骨bの横の腱を切断して屠体Mがショックで上下動したとしても、切り下げ速度が遅いので、背骨bの周辺の肉(すなわち、商品価値の高いロース肉等)を切ることは少なくなる。
(高速上昇)
屠体Mを切断し終わった後は、回転カッター4は再び上昇させる。このときは高速でよいので、図12に示すように、方向制御弁65をII位置に切り換え、開閉弁75をII位置の開弁状態に切り換える。この場合、作動油は第2油路62の第2パイロット逆止弁74と逆止弁付き絞り72を経由して開閉弁75を通って昇降シリンダ6のピストン側油室6pに供給される。また、ロッド側油室6rの作動油は第1油路61の逆止弁付き絞り71と第1パイロット逆止弁73を経由して排出される。第2油路62の第2パイロット逆止弁74と逆止弁付き絞り72の各逆止弁は順方向であり、開閉弁75は開位置であって多量の作動油供給が可能であり、第1油路61の逆止弁付き絞り71では絞りを通過でき、第1パイロット逆止弁73は第2油路62の昇圧により開弁しているので多量の排出が可能である。このため、昇降シリンダ6は高速で伸長するので作業能率が高くなる。
屠体Mを切断し終わった後は、回転カッター4は再び上昇させる。このときは高速でよいので、図12に示すように、方向制御弁65をII位置に切り換え、開閉弁75をII位置の開弁状態に切り換える。この場合、作動油は第2油路62の第2パイロット逆止弁74と逆止弁付き絞り72を経由して開閉弁75を通って昇降シリンダ6のピストン側油室6pに供給される。また、ロッド側油室6rの作動油は第1油路61の逆止弁付き絞り71と第1パイロット逆止弁73を経由して排出される。第2油路62の第2パイロット逆止弁74と逆止弁付き絞り72の各逆止弁は順方向であり、開閉弁75は開位置であって多量の作動油供給が可能であり、第1油路61の逆止弁付き絞り71では絞りを通過でき、第1パイロット逆止弁73は第2油路62の昇圧により開弁しているので多量の排出が可能である。このため、昇降シリンダ6は高速で伸長するので作業能率が高くなる。
上記昇降速度制御回路において、各種制御弁の作動方式は任意である。したがって、手動でもよく、任意のシーケンス回路を用いて自動動作させてもよい。
たとえば、開閉弁75の切り替えは、タイマーやリミットスイッチなどで行える。
たとえば、開閉弁75の切り替えは、タイマーやリミットスイッチなどで行える。
つぎに、本発明の他の実施形態を説明する。
図13は流量絞り弁機構の他の例を示している。81は3位置型の開閉弁であり、閉位置Iと絞り位置IIIと開位置IIを有している。絞り位置IIIでは流路面積が絞られており、開位置IIでは流路面積が絞られていない。流路面積の変更は、スプールの摺動量で絞り量を調整できるものが好ましい。
この実施形態では、開閉弁81をI〜III位置の間で切換え制御することで昇降シリンダ6の昇降速度を高低に切り換えることができる。
図13は流量絞り弁機構の他の例を示している。81は3位置型の開閉弁であり、閉位置Iと絞り位置IIIと開位置IIを有している。絞り位置IIIでは流路面積が絞られており、開位置IIでは流路面積が絞られていない。流路面積の変更は、スプールの摺動量で絞り量を調整できるものが好ましい。
この実施形態では、開閉弁81をI〜III位置の間で切換え制御することで昇降シリンダ6の昇降速度を高低に切り換えることができる。
本発明が適用される背割り機は、豚だけでなく、牛や馬などの家畜の背割りにも適用することができる。
4 回転カッター
5 昇降台
6 昇降シリンダ
M 屠体
10 後足固定手段
20 背骨固定手段
30 肩固定手段
31 肩固定具
33 開閉シリンダ
35 横バー
36 縦バー
40 受止め具
41 保持シリンダ
5 昇降台
6 昇降シリンダ
M 屠体
10 後足固定手段
20 背骨固定手段
30 肩固定手段
31 肩固定具
33 開閉シリンダ
35 横バー
36 縦バー
40 受止め具
41 保持シリンダ
Claims (7)
- 頭部を切断した食肉用屠体を、後足を吊持し肩部を下向きにして吊下げた状態で、背骨を縦割りして前記食肉用屠体を胴長方向に沿って二分する装置であって、
背骨を縦割りする回転カッターと、
該回転カッターを上下動させる昇降シリンダと、
縦割り中の屠体の後足部分を押える後足固定具および該後足固定具を屠体に対して進退させる進退シリンダからなる後足固定手段と、
縦割り中の屠体の背骨を押える背骨固定具および該背骨固定具を屠体に対して進退させる進退シリンダからなる背骨固定手段と、
縦割り中の屠体の肩部分を押える肩固定具および肩固定具を屠体に対して進退させる進退シリンダからなる肩固定手段とを備えている
ことを特徴とする食肉用屠体の背割り機。 - 前記肩固定具は、横向きに延びた2本の横バーと、前記各横バーの先端からそれぞれ下向きに延びた縦バーとからなる一対の開閉バーで構成されており、
該開閉バーは開閉シリンダで開いた状態と閉じた状態との間で開閉自在である
ことを特徴とする請求項1記載の食肉用屠体の背割り機。 - 前記後足固定手段、前記背骨固定手段および前記肩固定手段によって前記回転カッター側に押し付けられた屠体を受止める受止め具と、
前記受止め具を前記各固定手段による押し付け力に対し定位置に保持する保持シリンダとが設けられている
ことを特徴とする請求項1または2記載の食肉用屠体の背割り機。 - 前記昇降シリンダは、昇降速度制御回路で昇降制御されるようになっており、
該昇降速度制御回路は、前記昇降シリンダを屠体の後部から肩部付近までは高速で、肩部付近から前部までは低速で下降させる
ことを特徴とする請求項1,2または3記載の食肉用屠体の背割り機。 - 前記昇降速度制御回路が、
前記昇降シリンダのロッド側油室に接続された第1油路と、
該昇降シリンダのピストン側油室に接続された第2油路と、
前記第1油路および前記第2油路に介装され、油圧源とタンクとに接続切換えを行う方向制御弁と、
前記第1油路に介装され、前記第2油路の昇圧時に開弁して排出を許容する第1パイロット逆止弁と、
前記第2油路に介装され、前記第1油路の昇圧時に開弁して排出を許容する第2パイロット逆止弁と、
前記第2油路に介装された流量絞り弁機構とからなる
ことを特徴とする請求項4記載の食肉用屠体の背割り機。 - 前記流量絞り弁機構が、開閉弁と逆止弁付絞り弁の組合せである
ことを特徴とする請求項5記載の食肉用屠体の背割り機。 - 前記流量絞り弁機構が、開位置と絞り位置を有する切換弁で構成されている
ことを特徴とする請求項5記載の食肉用屠体の背割り機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010258573A JP2011223979A (ja) | 2010-04-02 | 2010-11-19 | 食肉用屠体の背割り機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010086185 | 2010-04-02 | ||
JP2010086185 | 2010-04-02 | ||
JP2010258573A JP2011223979A (ja) | 2010-04-02 | 2010-11-19 | 食肉用屠体の背割り機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011223979A true JP2011223979A (ja) | 2011-11-10 |
Family
ID=45040158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010258573A Pending JP2011223979A (ja) | 2010-04-02 | 2010-11-19 | 食肉用屠体の背割り機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011223979A (ja) |
-
2010
- 2010-11-19 JP JP2010258573A patent/JP2011223979A/ja active Pending
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