JP2011223446A - 映像情報表示装置及びチャプタスキップ制御方法 - Google Patents

映像情報表示装置及びチャプタスキップ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】映像情報表示装置に記録された番組の再生において、チャプタをスキップする際にチャプタの状態を容易に確認でき、スキップ操作の操作性を向上させた映像情報表示装置及びチャプタスキップ制御方法を提供する。
【解決手段】映像情報表示装置は、記録媒体に記録された番組に含まれるチャプタ情報を検出するチャプタ検出部と、前記番組を再生する際前記チャプタ検出部によって前記チャプタ情報が検出されたとき画面に前記チャプタ情報を含むチャプタ情報バーを表示する制御部とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、番組鑑賞中にオンスクリーン表示することが可能な映像情報表示装置及びチャプタスキップ制御方法に関する。
近年、HDD(Hard Disk Drive)やODD(Optical Disc Drive)に映像音声情報をデジタル記録することが可能な映像情報表示装置の普及が目覚しい。このような映像情報表示装置は、映像音声情報をデジタル記録し、記録した映像音声情報をチャプタと呼ばれる単位で分割編集することができる。チャプタによって見たいシーンの頭出しをしたり、好きなチャプタだけを集めて新しいタイトルを作ることができる。
例えば、ユーザは、映像情報表示装置により番組データを通常に再生しながら分割したいタイミングでチャプタ分割ボタンを押下してチャプタ分割ポイントを設定できる。また、映像情報表示装置によっては、番組データのシーンチェンジ点を検出して自動でチャプタ分割する機能を有しているものもある。
ユーザがチャプタをスキップさせるスキップ操作において、表示装置の画面にチャプタのある場所を示すタイムバーを表示させてからスキップ操作することが一般に行われている。例えば、タイムバー上でカーソルを移動することで、目的のチャプタへスキップさせることができる(例えば特許文献1参照。)。
特開2006−332856号公報
映像情報表示装置において、自動チャプタ装置がシーンチェンジ点を誤認識したり、音声データの境界ポイントを誤認識した場合に、チャプタの打ち損じが発生する場合がある。例えば、自動チャプタ装置にてCM(Commercial Message)から番組本編に移り変わる部分のチャプタの打ち損じがあった場合に、番組鑑賞中にCM等の部分のチャプタをスキップさせた際に、遥か先のチャプタまでスキップしてしまう場合がある。
本実施形態は上記したような事情に鑑み成されたものであって、チャプタをスキップする際にチャプタの状態を容易に確認でき、スキップ操作の操作性を向上させた映像情報表示装置及びチャプタスキップ制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、実施形態の映像情報表示装置は、記録媒体に記録された番組に含まれるチャプタ情報を検出するチャプタ検出部と、前記番組を再生する際前記チャプタ検出部によって前記チャプタ情報が検出されたとき画面に前記チャプタ情報を含むチャプタ情報バーを表示する制御部とを有することを特徴とする。
実施形態の映像情報表示装置の構成を示したブロック図。 リモコンの概観を示した図。 チャプタ情報バーの表示の例を示した図。 初期設定ウィンドウの表示の例を示した図。 チャプタ情報バーにおいてチャプタの打ち損じがある状態の例を示した図。 チャプタ情報バー表示処理の動作手順を示したフローチャート。 第2の実施形態におけるチャプタ情報バーの表示の例を示した図。
以下実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態の映像情報表示装置1の構成を示したブロック図である。アンテナ2は、放送局27から送信された放送電波を受信するための地上デジタル放送あるいは衛星デジタル放送用のアンテナである。
チューナ3は、地上デジタル放送あるいは衛星デジタル放送の放送信号の中から所望のチャンネルの放送信号を選局する。チューナ3は、複数のチューナユニットから構成されており、同時に複数の放送を受信することができる。
復調器4は、各々のデジタル放送の変調方式に対応して復調する。地上デジタル放送の信号は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調で、衛星デジタル放送の信号は、PSK(Phase Shift Keying)復調で、MPEG(Moving Picture Experts Group)−TS(Transport Stream)に復調され、デコード処理部5に出力される。
デコード処理部5は、MPEGデコーダ、映像音声デコーダ等の機能を有する。デコード処理部5は、復調器4から送信されたMPEG−TSデータをセクション化して、番組情報のデータをデコードする。映像PES(Packetized Elementary Stream)に対しては映像ES(Elementary Stream)化、音声PESに対しては音声ES化を行って映像データ及び音声データをデコードする。また、デコード処理部5は、記録装置18からの再生データをデコードする。
重畳処理部6は、デコード処理部5からの映像データと、バス12を介して転送されるデータ放送やOSDデータ生成部26によるウィンドウ描画をプレーン管理して、映像データとの重ね合わせを行い、映像処理部7に送る。
映像処理部7は、表示装置8で表示可能なフォーマット(画素数、フレーム周波数、走査方式)に変換したり、表示色を任意に調整したりして、表示装置8に出力して映像を画面9に表示させる。
音声処理部10は、デコード処理部5から伝送されたデジタルの音声データを、スピーカ11で再生可能なアナログ音声信号に変換した後、スピーカ11に出力して音声を再生させる。なお、表示装置8やスピーカ11は映像情報表示装置1の外部にあってもよい。また映像情報表示装置1と別の筐体であってもよい。
映像情報表示装置1は、上記した受信動作を含むその全ての動作を制御部13によって統括的に制御されている。制御部13はMPU(Micro Processing Unit)14が搭載されており、バス12を介して接続された各構成要素を制御する。
RAM(Random Access Memory)15は、制御部14のデータ処理に必要な各種データを格納するリード/ライトメモリであり、映像データ等を格納するバッファメモリとして動作する。ROM(Read Only Memory)16は読出し専用メモリであり、MPU14が実行する制御のプログラムなどを格納している。
フラッシュメモリ17は、書き換え可能であり、電源を切ってもデータが消えない不揮発性の半導体メモリである。フラッシュメモリ19は、録画番組情報、録画予約情報等を記憶する機能を有する。
記録装置18は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)或いはODD(Optical Disc Drive)等を含む記録装置である。記録装置18には記録装置に情報を記録再生するためのエンコーダとデコーダが搭載されており、該エンコーダとデコーダを介してMPEG−TSデータが変調されHDD、SSD或いはODDに記録し、また再生する。再生データは、デコード処理部5でデコードされる。
外部インターフェース19は、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronic Engineers 1394)、あるいはeSATA(external Serial ATA(AT Attachment))、SD(Secure Digital)(登録商標)メモリカード等のインターフェースであり、USBメモリやUSB外部機器、SDメモリカード、HDD、SSD、CD−R/RW、DVDライター等のドライブ類を含む外部記憶装置20が接続される。外部インターフェース19を介して外部記憶装置20に放送番組を記録することができる。番組を記録装置18または外部記憶装置20のどちらに記録するかをユーザが選択できる。
操作受信部21は、操作機器22から送信される操作信号を受信し、制御部13に転送する。操作機器22は、例えば、赤外線あるいはBluetooth等による無線通信を利用したリモコン(リモートコントローラ、remote controller)、有線式あるいは無線式キーボード等であり、操作信号を送出する。操作受信部21は、そのリモコン、キーボード等から操作信号を受信する。
制御部13は、チャプタ検出部23、チャプタ情報バー表示制御部24、チャプタ情報バー初期設定部25、OSDデータ生成部26の機能を有する。これらの機能は、制御部13のMPU14が実行するアプリケーションであり、通常はROM16に格納されており、使用時にはMPU14によって読み出され実行される。
チャプタ検出部23は、記録装置18からの再生データのチャプタを検出する。記録装置18からの再生データがデコード処理部5でデコードされた後の画像データにおいて検出する。
チャプタ情報バー表示制御部24は、記録装置18に記録された番組データに含まれるチャプタ情報とチャプタ検出部23から伝送されるチャプタ検出情報に基づいて、チャプタ情報バー45(図3参照)のデータを生成する。生成されたチャプタ情報バー45のデータはOSDデータ生成部26に送られる。
チャプタ情報バー初期設定部25は、チャプタ検出部23によってチャプタ情報が検出されたときに、表示装置8の画面9におけるチャプタ情報バー45の表示可否と表示時間をユーザの指示に基づいて設定する機能を有する。
OSDデータ生成部26は、OSD(On Screen Display)データを生成し、生成されたOSDデータはバス12を介して重畳処理部6へ送信される。重畳処理部6に送付されたOSDデータは、映像データに重畳処理されたり、或いはOSD単独画面として処理され、映像処理部7へ伝送され画面9に表示される。
図2は、リモコン30の実施例を示した概観図である。リモコン30は赤外線あるいはBluetooth等による無線通信を利用して、映像情報表示装置1の操作受信部21へ操作信号を送る。電源ボタン31は、映像情報表示装置1の電源をオンまたはオフする。詳細には映像情報表示装置1を待機状態から動作状態、または動作状態から待機状態にするボタンである。
選局ボタン32は、チャンネル番号を直接選択する1から12までの番号が振られたボタンである。チャネル送りボタン33は、チャネル番号を順送りまたは逆送りで選局するボタンであり、選局ボタン32と同様にチャネルを選局するときに用いられる。音量調整ボタン34は、番組を視聴するときの音量を調整するボタンである。
カーソルボタン35は表示装置8の画面9に表示されたOSD画面の各種の情報ウィンドウ内のカーソルの移動や各種項目の選択ボタンの移動を行うためのボタンである。左方向カーソルボタン35aはカーソルを左方向に移動させるときに用いるボタンである。右方向カーソルボタン35b、上方向カーソルボタン35c、下方向カーソルボタン35dはそれぞれカーソルを右方向、上方向、下方向に移動させるときに用いる。決定ボタン36は、カーソルボタンで移動した先の位置または画面上のボタンを実行するときに用いられる。
再生ボタン37は、記録装置18に記録された番組の再生を開始するときに操作するボタンである。一時停止ボタン38は、再生を一時的に止めて静止画像を表示するときに操作するボタンである。停止ボタン39は、再生を止めるときに操作するボタンである。停止位置を一時的にRAM13に記録する。
スキップボタン40は、ひとつ先のチャプタへスキップするときに操作するボタンである。押す度に先のチャプタへ移動する。戻りスキップボタン41は、現在のチャプタの先頭へ戻るときに操作するボタンである。続けて2回押すと一つ前のチャプタの先頭に戻ってから再生する。
図3は、チャプタ情報バー45の表示の例を示した図である。チャプタ情報バー45は、画面9の一部に横に伸びた棒グラフに似た形状をしている。横方向の長さTが1番組全体の長さを表す。チャプタ分割線46は、番組の中のチャプタの位置を示している。従って、チャプタ分割線46は複数存在する。
カーソル47は、チャプタ検出部23が検出したチャプタの先頭を示している。ユーザが何も操作しなければ、映像が再生され続け、所定時間(第1の設定時間)が経過するとチャプタ情報バー45は画面から消滅する。ユーザが、リモコン30のスキップボタン40を押下すると、カーソル47は一つ先の(図3においては一つ右側の)チャプタへ移動し、移動したチャプタの先頭から再生を開始する。その後チャプタ情報バー45は、所定時間(第2の設定時間)が経過すると消滅する。
図4は、初期設定ウィンドウ50の表示の例を示した図である。初期設定ウィンドウ50は、ユーザがチャプタ情報バーの表示の可否と表示時間を設定するためのOSD画面である。チャプタ情報バー初期設定部25は、OSDデータ生成部26に初期設定ウィンドウ50のOSD画面を生成させて、重畳処理部6を介して画面9に初期設定ウィンドウ50を表示させる。初期設定ウィンドウ50は、ユーザが映像情報表示装置1を購入して最初に電源を投入した場合、画面9に表示される。或いは、初期設定ウィンドウ50を表示させる場面の設定によって、電源投入毎に画面9に表示させるようにすることもできる。
チャプタ情報バー初期設定部25は、チャプタ検出部23によってチャプタ情報が検出されたときに、画面9におけるチャプタ情報バー45を表示させるかまたは表示させないかをユーザの指示に基づいて設定する。ユーザは初期設定ウィンドウ50の「する」ボタン51、「しない」ボタン52をリモコン30のカーソルボタン35を押下して選択する。
次に「する」ボタン51が選択された場合には、表示時間(第1の設定時間)を設定する。第1の設定時間は、例えば、表示時間増減ボタン53のように1秒単位で矢印の上下で増減させるようなOSD画面で表示させる。ユーザは表示時間増減ボタン53の矢印ボタンを選択して、表示時間を指定する。
チャプタ検出時のチャプタ情報バー45の表示時間は、最大12秒とする。これは例えばCM等の標準時間が15秒なのでそれより少し短い時間が良いためである。15秒またはそれ以上にしてしまうとCMを1本見てしまう時間となり、チャプタを飛ばす意味が薄れるからである。ユーザは、1秒から12秒の間で表示時間を指定できる。工場出荷時には、12秒に設定するようにしてもよい。
チャプタ情報バー初期設定部25は、ユーザがチャプタをスキップした後で、画面9にチャプタ情報バー45を表示させるかまたは表示させないかをユーザの指示に基づいて設定する。ユーザは初期設定ウィンドウ50の「する」ボタン54、「しない」ボタン55をリモコン30のカーソルボタン35を押下して選択する。
次に「する」ボタン54が選択された場合には、表示時間(第2の設定時間)を設定する。第2の設定時間は、例えば、表示時間増減ボタン56のように1秒単位で矢印の上下で増減させるようなOSD画面で表示させる。ユーザは表示時間増減ボタン56の矢印ボタンを選択して、表示時間を指定する。
スキップ後のチャプタ情報バー45の表示時間は最大5秒とする。これは例えばCMスキップ後のためチャプタが正常に打ち込まれていれば通常は番組開始となる。従ってチャプタ情報バー45の長い表示は必要ない。スキップ後の位置が希望の箇所に飛んだか確認できれば良い。逆に情報バーの表示が長過ぎると番組の視聴の妨げになってしまうためである。ユーザは、1秒から5秒の間で表示時間を指定できる。工場出荷時には、5秒に設定するようにしてもよい。
チャプタ情報バー初期設定部25は、設定されたデータをフラッシュメモリ17に記憶させる。
図5は、チャプタ情報バー45においてチャプタの打ち損じがある状態の例を示した図である。番組本編開始のチャプタを打ち損じていると予想されるような長いチャプタが2個連続している例を示す。破線で示したチャプタ分割線60bが本来なら存在するところが打ち損じのために無い状態となっている。60aのチャプタが例えばCMのチャプタであり、スキップすると、60cのチャプタへ飛んでしまう。60bに相当する部分の番組本編を飛ばしてしまうことになる。
60aのチャプタに達した後で、チャプタをスキップしなければ、そのまま再生が継続される。ユーザはチャプタ情報バー45を見て、スキップするか否かを判断できる。別の機能として30秒スキップ等が備えられていれば、それを使用してCM等をスキップすることも可能である。
図6は、チャプタ情報バー表示処理の動作手順を示したフローチャートである。S11において、チャプタ情報バー初期設定部25は、画面9に初期設定ウィンドウ50を表示させる。電源投入毎に画面9に表示されるように設定にされた場合には、電源投入の度に初期設定ウィンドウ50を表示させる。ユーザが映像情報表示装置1を購入して最初に電源を投入したときに初期設定し、電源を投入する度に初期設定しない場合には、初期設定ウィンドウ50は、電源を投入する度に表示されない。そのような設定となっている場合にはS13から開始される。
S12において、チャプタ情報バー初期設定部25は、チャプタ検出部23によってチャプタ情報が検出されたときに、画面9におけるチャプタ情報バー45を表示させるかまたは表示させないか、また表示時間をユーザの指示に基づいて設定する。
S13において、制御部13は、ユーザから再生指示が発行されたら記録された番組を再生する。S14において、制御部13は、番組が終了したかを検査し、終了していないならば、S15へ移行する。番組が終了したならば、終了する。
S15において、チャプタ検出部23は、番組を再生している途中でチャプタが検出されたかを検査し、検出されたならばS16へ移行する。検出されなければ、S14へ戻る。
S16において、チャプタ情報バー表示制御部24は、初期設定画面でチャプタ検出時に表示する設定になっているかを検査し、表示する設定になっていれば、S17へ移行し、表示しない設定になっていれば、S14へ戻る。
S17において、チャプタ情報バー表示制御部24は、記録装置18に記録された番組データに含まれるチャプタ情報とチャプタ検出部23から伝送されるチャプタ検出情報に基づいて、チャプタ情報バー45のデータを生成する。生成されたチャプタ情報バー45のデータは、OSDデータ生成部26でOSDデータ化され映像処理部7を介して画面9に表示される。表示されたチャプタ情報バー45は、ユーザが何も操作しなければ、第1の設定時間画面9に表示される。
S18において、制御部13は、ユーザから次のチャプタへスキップする指示があったかを検査し、スキップ指示があったならばS19へ移行し、スキップ指示がなければ、そのまま再生し、S14へ移行する。S19において、制御部13は、次のチャプタにスキップして、そのチャプタの先頭から再生する。
S20において、チャプタ情報バー表示制御部24は、チャプタをスキップした後で、チャプタ情報バー45表示する設定になっているかを検査し、表示する設定になっていれば、S21へ移行し、表示しない設定になっていれば、S22へ以降する。
S21において、チャプタ情報バー表示制御部24は、第2の設定時間画面9にチャプタ情報バー45を表示させる。一方S22においては、チャプタ情報バー表示制御部24は、チャプタ情報バー45を表示しないで、S14に移る。番組が終了すると終了する。
以上のように、チャプタ検出部23によって番組を再生している途中でチャプタが検出されたならば、チャプタ情報バー表示制御部24によって、画面9にチャプタ情報バー45が自動的に表示される。チャプタ情報バー45には検出されたチャプタの先頭箇所にカーソルが表示されているため、そのチャプタの位置と長さをユーザは容易に認識することができる。
次のチャプタまでスキップする前に画面上にチャプタ情報バー45を自動的に表示させることでチャプタの打ち損じや打ち過ぎを確認でき、スキップを実行するかしないかを判断することによりチャプタ抜けの発見や次のチャプタに飛ぶとどの場所へ移動するかの確認ができる。従って、チャプタをスキップする際にチャプタの状態を容易に確認でき、スキップ操作の操作性を向上させることができる。
(実施形態2)
実施形態2について、映像情報表示装置の構成は、図1に示す実施形態1の映像情報表示装置1の各部と同一である。この実施形態2が実施形態1と異なる点は、実施形態1では、チャプタ検出部23が番組を再生している途中でチャプタを検出したならば、チャプタ情報バー表示制御部24が画面9にチャプタ情報バー45を表示する構成となっていたが、実施形態2では、チャプタ検出部23がチャプタを検出し、検出したチャプタの再生時間とその次のチャプタの再生時間の時間差を検出して、時間差が所定時間よりも大きい場合に表示することである。
図7は、実施形態2におけるチャプタ情報バー45の表示の例を示した図である。チャプタ分割線61aは、チャプタ検出部23が検出したチャプタBのチャプタ分割線である。チャプタ分割線61bは次のチャプタCのチャプタ分割線であり、チャプタ分割線61cはその次のチャプタ分割線である。チャプタ分割線61aからチャプタ分割線61bまでの時間、つまりチャプタBの再生時間をb、チャプタ分割線61bからチャプタ分割線61cまでの時間、つまりチャプタCの再生時間をcで表し、その時間差をa=c−bとする。
例えば、チャプタBがCM、チャプタCが番組とすると、番組の時間に比べてCMの時間は遥かに短いので時間差aは長い時間となる。従って時間差aが比較的長い時間であれば、チャプタBはCM、チャプタCは番組と仮定することができる。時間差aが短い時間であれば、CMの連続または番組の連続と仮定できる。
チャプタ検出部23がチャプタを検出し、そのチャプタがCMで次のチャプタが番組であるような場合に限って、チャプタ情報バー表示制御部24が画面9にチャプタ情報バー45を表示する構成とすれば、ユーザはCMであることを容易に確認して、スキップすることができる。初期設定ウィンドウ50の中に時間差aの長さを設定できる項目を設けて、時間差aが所定時間より長い場合のみ、チャプタ情報バー45を表示するように設定することができる。例えばaを10分と設定すれば、チャプタBとチャプタCの時間差が10分以上であれば、チャプタBが検出されたときにチャプタ情報バー45を表示する。
以上のようにしてもチャプタをスキップする際にチャプタの状態を容易に確認でき、スキップ操作の操作性を向上させることができる。
また、再生時間b、再生時間cを測定し、例えば両方とも5分以下であった場合はCMと仮定して連続スキップ動作をするとしても良い。
なお、本実施形態は上記した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 映像情報表示装置
2 アンテナ
3 チューナ
4 復調器
5 デコード処理部
6 重畳処理部
7 映像処理部
8 表示装置画面
9 画面
10 音声処理部
11 スピーカ
12 バス
13 制御部
14 MPU
15 RAM
16 ROM記憶部
17 フラッシュメモリ
18 記録装置
19 外部インターフェース
20 外部記憶装置
21 操作受信部
22 操作機器
23 チャプタ検出部
24 チャプタ情報バー表示制御部
25 チャプタ情報バー初期設定部
26 OSDデータ生成部
27 放送局
30 リモコン
35a、35b、35c、35d カーソルボタン
36 決定ボタン
37 再生ボタン
40 スキップボタン
41 スキップボタン
45 チャプタ情報バー
50 初期設定ウィンドウ

Claims (9)

  1. 記録媒体に記録された番組に含まれるチャプタ情報を検出するチャプタ検出部と、
    前記番組を再生する際前記チャプタ検出部によって前記チャプタ情報が検出されたとき画面に前記チャプタ情報を含むチャプタ情報バーを表示する制御部と
    を有することを特徴とする映像情報表示装置。
  2. 前記制御部は、前記チャプタ情報バーの表示可否と表示時間をユーザの指示に基づいて設定することを特徴とする請求項1記載の映像情報表示装置。
  3. 前記制御部は、前記チャプタ情報が検出されたとき前記チャプタ情報バーを第1の設定時間表示させることを特徴とする請求項2記載の映像情報表示装置。
  4. 前記制御部は、スキップ後前記チャプタ情報バーを第2の設定時間表示させることを特徴とする請求項2記載の映像情報表示装置。
  5. 記録媒体に記録された番組に含まれるチャプタ情報を検出するチャプタ検出部と、
    前記番組を再生する際前記チャプタ検出部によって前記チャプタ情報が検出されたとき検出した前記チャプタの再生時間とその次のチャプタの再生時間の時間差を検出して前記時間差が所定時間よりも大きい場合に画面に前記チャプタ情報を含むチャプタ情報バーを表示する制御部と
    を有することを特徴とする映像情報表示装置。
  6. 記録媒体に記録された番組に含まれるチャプタ情報を検出するチャプタ検出ステップと
    前記番組を再生する際前記チャプタ情報が検出されたとき画面に前記チャプタ情報を含むチャプタ情報バーを表示する制御ステップと
    を有することを特徴とするチャプタスキップ制御方法。
  7. 前記制御ステップにおいて、前記チャプタ情報バーの表示可否と表示時間をユーザの指示に基づいて設定することを特徴とする請求項6記載のチャプタスキップ制御方法。
  8. 前記制御ステップにおいて、前記チャプタ情報が検出されたとき前記チャプタ情報バーを第1の設定時間表示させることを特徴とする請求項6記載のチャプタスキップ制御方法。
  9. 前記制御ステップにおいて、スキップ後前記チャプタ情報バーを第2の設定時間表示させることを特徴とする請求項7記載のチャプタスキップ制御方法。
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